JP2017011006A - Semiconductor unit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、IGBT(Insulated gate bipolar transistor)等の半導体モジュールを有する半導体ユニットに関する。 The present invention relates to a semiconductor unit having a semiconductor module such as an insulated gate bipolar transistor (IGBT).
従来、ハイブリッド電気自動車用モータ等、大出力モータを制御するインバータには、IGBT等の半導体モジュールが使用されることが知られている。これらの半導体モジュールは発熱量が大きいため、半導体モジュールの冷却には、冷却効率の高い水冷方式が用いられるのが一般的である。また、水冷方式に用いられる半導体モジュールには、冷却用のフィン(突起)を有するものが知られている(例えば、特許文献1)。 Conventionally, it is known that a semiconductor module such as an IGBT is used for an inverter that controls a high output motor such as a motor for a hybrid electric vehicle. Since these semiconductor modules generate a large amount of heat, a cooling system with high cooling efficiency is generally used for cooling the semiconductor modules. Moreover, what has the fin (projection) for cooling is known in the semiconductor module used for a water cooling system (for example, patent document 1).
しかしながら、例えば、空冷方式を用いて、これらの冷却用の突起を有する半導体モジュールを冷却する場合には、さらに冷却効率を向上させなければならないという問題が生じる。 However, for example, when cooling a semiconductor module having these cooling protrusions using an air cooling method, there arises a problem that the cooling efficiency must be further improved.
そこで、本発明は、冷却用の突起を有する半導体モジュールの冷却効率を向上させることができる半導体ユニットを提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a semiconductor unit capable of improving the cooling efficiency of a semiconductor module having a cooling protrusion.
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、冷却用の複数の突起を有する半導体モジュールと、半導体モジュールで生じた熱を逃がすための冷却モジュールと、半導体モジュールと冷却モジュールを連結する連結面を有する連結モジュールと、連結モジュールの連結面に設けられた放熱部と、を備えた半導体ユニットであって、連結モジュールを介して、半導体モジュールに冷却モジュール取り付けることにより達成される。 In order to solve the above problems, for example, the configuration described in the claims is adopted. The present application includes a plurality of means for solving the above problems. To give an example, a semiconductor module having a plurality of cooling projections, a cooling module for releasing heat generated in the semiconductor module, and a semiconductor A semiconductor unit comprising a connection module having a connection surface for connecting the module and the cooling module, and a heat radiating portion provided on the connection surface of the connection module, wherein the cooling module is attached to the semiconductor module via the connection module Is achieved.
本発明の半導体ユニットによれば、冷却用の突起を有する半導体モジュールの冷却効率を向上させることができる。 According to the semiconductor unit of the present invention, it is possible to improve the cooling efficiency of the semiconductor module having the cooling protrusion.
以下、本発明の実施形態に係る半導体ユニットの一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。 Hereinafter, an example of a semiconductor unit according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, this invention is not limited to the following examples.
[半導体ユニットの構成]
図1に、本発明の実施形態に係る半導体ユニット1の基本構造を示す断面模式図である。図1に示すように、本実施形態の半導体ユニット1は、半導体モジュール10と、連結モジュール20と、冷却ユニット30とからなる。
[Configuration of semiconductor unit]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a basic structure of a semiconductor unit 1 according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the semiconductor unit 1 of this embodiment includes a
図2は、本発明の実施形態に係る半導体モジュール10の上面斜視図である。
半導体モジュール10は、図2に示すように、回路パターン等が形成されたIGBT等のパワー半導体素子からなる矩形状のチップ部11と、チップ部11の平面11aに設けられたパワー半導体素子に生じる熱を逃がすための複数の突起12とからなる。本実施の形態では、複数の突起12は、半導体モジュール10の一の平面であるチップ部11の表面11a及び半導体モジュール10の他の平面であるチップ部11の裏面11bの両面に設けられているが、チップ部11の片面にだけ突起12を設けるようにしてもよい。
FIG. 2 is a top perspective view of the
As shown in FIG. 2, the
図3Aは、本発明の実施形態に係る連結モジュール20の上面斜視図であり、図3Bは、その断面模式図である。
連結モジュール20は、図3Aに示すように、長方形状の本体受け部21と、本体受け部21の短手方向の端部に沿って設けられた四角柱状の連結受け部22とで構成されている。連結受け部22は、本体受け部21上で対向するように配置され、連結受け部22の間に凹部21cを形成している。本体受け部21の中央部には、半導体モジュール10の突起12を貫通させるための複数の貫通孔23が形成されている。図3Bに示すように、貫通孔23は、本体受け部21を貫通するように形成されている。連結受け部22が設けられている側の本体受け部21の平面21aには、半導体モジュール10側の放熱部24が設けられている。なお、この平面21aを連結面として、半導体モジュール10に連結モジュール20を取り付ける。
FIG. 3A is a top perspective view of the
As shown in FIG. 3A, the
放熱部24は、図4に示すように、長方形状の放熱シート25で構成されている。放熱シート25の大きさは、本体受け部21の平面21aの面積と同じ大きさに構成されている。また、放熱シート25の中央部には、半導体モジュール10に形成されている突起12と同じ間隔で形成された複数の貫通孔26が設けられている。
As shown in FIG. 4, the
放熱シート25は、熱伝導性に優れたシリコンやアクリルで構成された熱伝導シートであり、半導体モジュール10で発生した熱を連結モジュール20に伝導する。また、放熱シート25は、可撓性を有する軟らかい素材で構成されており、連結モジュール20を半導体モジュール10に取り付けた際に、半導体モジュール10と連結モジュール20との間に生じる隙間を埋める役割を果たす。なお、隙間は、半導体モジュール10及び連結モジュール20の表面に存在する微小な凹凸により生じる。本実施の形態では、放熱シート25を用いることにより、空気が隙間に存在することがなくなり、半導体モジュール10から連結モジュール20への熱伝導が低下することを防ぐことができる。
The
本体受け部21の連結受け部22が設けられている側の平面21aと反対側の平面21bには、冷却モジュール30側の放熱部27が設けられている。なお、この平面21bを連結面として、冷却モジュール30が連結モジュール20に取り付けられる。
A
放熱部27は、図5に示すように、長方形状の放熱シート28で構成されている。放熱シート28の大きさは、連結モジュール20の平面21bの面積と同じ大きさで構成されている。放熱シート28は、熱伝導性に優れたシリコンやアクリルで構成された熱伝導シートであり、半導体モジュール10から連結モジュール20に伝導した熱を冷却ユニット30に伝導する。また、放熱シート28は、可撓性を有する軟らかい素材で構成されており、冷却モジュール30を連結モジュール20に取り付けた際に、冷却モジュール30と連結モジュール20との間に生じる隙間を埋める役割を果たす。なお、連結モジュール20から冷却モジュール30への熱伝導率の低下を防ぐために、放熱シート28には、放熱シート25に形成されているような貫通孔は設けられていない。
As shown in FIG. 5, the
なお、本実施の形態では、放熱部24,27をシート状の部材で構成しているが、例えば、グリース等を塗布することにより放熱部を構成してもよい。
In the present embodiment, the
図6は、本発明の実施形態に係る冷却モジュール30の上面斜視図である。
冷却モジュール30は、図6に示すように、矩形状に形成された本体部31と、本体部31の周囲に沿って等間隔で設けられた複数の連結部32と、からなる。本体部31は、半導体モジュール10で発生した熱を逃がすための複数のフィン(図示せず)を有している。連結部32は、一対の冷却モジュール30を連結固定するためのものであり、一方の冷却モジュール30の連結部32は貫通孔で構成されており、他の冷却モジュール30の連結部32は、ねじ切りが設けられた穴で構成されている。
FIG. 6 is a top perspective view of the
As shown in FIG. 6, the
図1に示すように、半導体ユニット1は、突起12を有する半導体モジュール10の上下方向に、連結モジュール20がそれぞれ取り付けられている。2つの連結モジュール20は、それぞれの連結受け部22を合致させた状態で、半導体モジュール10を挟み込むように取り付けられている。このように、連結受け部22を合致させた状態で連結モジュール20を取り付けることにより、半導体モジュール10に取り付ける際に、連結モジュール20にかかる余分な力を連結受け部22で吸収することができる。これにより、半導体モジュール10に余計な力がかかることを防ぎ、半導体素子の回路パターンや突起12が破損することを防止できる。
As shown in FIG. 1, in the semiconductor unit 1,
また、上述したように、半導体モジュール10と連結モジュール20との間には、放熱シート25が設けられている。これにより、半導体モジュール10と連結モジュール20と間の微小な隙間を埋め、半導体モジュール10と連結モジュール20との間の熱伝導率の低下を抑えることができる。
Further, as described above, the
連結モジュール20の半導体モジュール10が取り付けられている面21aと反対側の面21bには、冷却モジュール30が取り付けられている。冷却モジュール30は、それぞれのモジュールに形成された連結部32を対向させた状態で、半導体モジュール10及び連結モジュール20を挟むようにして取り付けられている。
The
連結部32が貫通孔である冷却モジュール側からボルト状の連結具33が挿入されており、連結具33の先端部分が一方の冷却モジュールの連結部32に形成されたねじ切り穴で固定されている。このように、固定部としての連結部32及び連結具33によって、2つの冷却モジュール30が半導体モジュール10を挟んだ状態で連結固定されている。
A bolt-shaped connecting
連結モジュール20と冷却モジュール30の間には、放熱シート28が設けられている。これにより、連結モジュール20と冷却モジュール30との間の微小な隙間を埋め、連結モジュール20と冷却モジュール30との間の熱伝導率の低下を抑えることができる。
A
このように、本実施形態の半導体ユニット1は、半導体モジュール10に連結モジュール20を介して冷却モジュール30を取り付けている。また、半導体モジュール10と連結モジュール20との間、及び連結モジュール20と冷却モジュール30との間には、放熱シート25,28を設けている。このため、半導体モジュール10と連結モジュール20との間、及び連結モジュール20と冷却モジュール30との間の熱伝導率の低下を抑え、半導体モジュール10の冷却効率を向上させることができる。
Thus, in the semiconductor unit 1 of the present embodiment, the
このように、本実施形態の半導体ユニット1によれば、冷却用の突起を有する半導体モジュール10の冷却効率を向上させることにより、例えば、水冷方式に用いられている半導体モジュールを空冷方式に転用させることができる。
Thus, according to the semiconductor unit 1 of the present embodiment, by improving the cooling efficiency of the
なお、本実施の形態では、両面に冷却用の突起12を有する半導体モジュール10を用いた半導体ユニット1について説明したが、片面にのみ冷却用の突起を有する半導体モジュールに適用することもできる。
In the present embodiment, the semiconductor unit 1 using the
次に、半導体ユニット1の製造工程について説明する。 Next, the manufacturing process of the semiconductor unit 1 will be described.
[連結モジュール20の製造装置]
図7は、本実施形態の半導体ユニット1の連結モジュール20に放熱シート25,28を取り付けるための実装治具40の全体斜視図であり、図8は、その実装治具40の分解斜視図である。
[Manufacturing apparatus for connecting module 20]
FIG. 7 is an overall perspective view of a mounting
図7に示すように、連結モジュール20に放熱シート25,28を取り付けるための実装治具40は、箱状の実装治具本体41と、実装治具本体41の上部に置かれた蓋部を兼ねる第1加圧治具42と、実装治具本体41内に収納されている第2加圧治具50と、を備えている。第1加圧治具42は、放熱シート28を連結モジュール20に取り付ける際に使用される。また、第2加圧治具50は、放熱シート25を連結モジュール20に取り付ける際に使用される。
As shown in FIG. 7, the mounting
第1加圧治具42は、実装治具本体41の上面に形成された開口部41aの形状と合致する平板状の加圧治具本体43を備えている。加圧治具本体43には、開口部41aを通じて、第1加圧治具42を出し入れする際に使用する把持部43aが設けられている。
The
図8は、実装治具40の分解斜視図である。図8に示すように、実装治具本体41は、角筒状の収納治具44と、収納治具44の下方に固定螺子45によって固定される連結モジュール保持治具46と、で構成される。収納治具44の中央部分には、連結モジュール20を収納するための矩形状の空間部44aが形成されている。なお、空間部44aの上下には、開口部41aが形成される。収納治具44の外周面の下部には、固定螺子45を着脱可能に挿入するための挿入穴44bが形成されている。挿入穴44bは、収納治具44の外周面の一側面とその側面に対向する側面に形成されており、1つの側面に二個ずつ設けられている。
FIG. 8 is an exploded perspective view of the mounting
連結モジュール保持治具46は、長方形状の保持治具本体47と、保持治具本体47の上面に立設された複数の保持部材48とで構成される。保持治具本体47は、開口部41aと合致する形状で形成されている。保持治具本体47の側面部には、固定螺子45の先端が挿入される挿入穴47aが形成されている。挿入穴47aは、保持治具本体47の一側面とその側面に対向する側面に形成されており、1つの側面に二個ずつ設けられている。保持治具本体47は、固定螺子45で収納治具44に固定されることによって、下側の開口部41aを塞ぎ、実装治具本体41の底部を構成する。また、保持治具本体47の保持部材48が設けられている側と反対側の面には、凹部が形成されており、その凹部には把持部49(図示せず)が設けられている。
The connection
保持治具本体47に設けられた保持部材48は、棒状に形成されたピン部材であり、ピン部材の先端にはテーパが形成されている。複数の支持部材48の配置は、連結モジュール20の本体受け部21に形成された貫通孔23の配置と同じにされている。また、保持部材48の長さは、少なくとも連結モジュール20の本体受け部21の厚さよりも長くなるように設定されている。
The holding
第2加圧治具50は、矩形状の加圧治具本体51と、加圧治具本体51の短手方向の端部に沿って設けられた四角柱状の凸部52と、矩形状の加圧面部53と、で構成されている。凸部52は、加圧治具本体51上で対向するように配置されている。加圧治具本体51の形状は、開口部41aと合致するように形成されている。また、凸部52が設けられている側の加圧治具本体51の面には、把持部54が設けられている。加圧面部53は、加圧治具本体51の把持部54が設けられている側と反対側の面に取り付けられている。加圧面部53の形状は、連結モジュール20の凹部21cと嵌合するように形成されている。また、加圧面部53には、連結モジュール保持治具46の保持部材48の先端を挿入するための挿入穴55(図示せず)が形成されている。
The
[連結モジュール20の製造手順]
次に、実装治具40を使った連結モジュール20の製造手順について、図9〜図15を用いて説明する。
[Manufacturing Procedure of Connecting Module 20]
Next, the manufacturing procedure of the
先ず、実装治具40から第1加圧治具42を取り外して、実装治具本体41に収納されている第2加圧治具50を取り出す。第2加圧治具50を取り出した後に、図9に示すように、本体受け部21の平面21bを下向きにした状態で、連結モジュール20を空間部44aに挿入する。連結モジュール20の本体受け部21と開口部41aとの形状は合致しているので、連結モジュール20は、収納治具44の内周壁44cにガイドされながら、実装治具本体41の下方に移動する。
First, the
連結モジュール20が下方に移動すると、連結モジュール20の本体受け部21の貫通孔23に連結モジュール保持治具46の保持部材48が挿入されて、図10に示すように、連結モジュール20が実装治具本体41にセットされる。このとき、連結モジュール20は、保持部材48の先端が連結モジュール20の貫通孔23から突出した状態で、セットされる。なお、保持部材48の先端にはテーパが形成されているので、連結モジュール20の貫通孔23を容易に挿入することができる。
When the connecting
次に、放熱シート25を空間部44aに挿入する。挿入した放熱シート25の貫通孔26と保持部材48の先端とを合わせるようにして、放熱シート25を実装治具本体41にセットする。放熱シート25は、可撓性を有する薄い部材で構成されているため、図11に示すように、連結モジュール20から突出した保護部材48の途中で係止された状態で保持される。
Next, the
次に、第2加圧治具50の加圧面部53を下向きにした状態で、空間部44aに挿入する。第2加圧治具50の治具本体51と開口部41aとの形状は合致しているので、第2加圧治具50の治具本体51は、内周壁44cにガイドされながら、実装治具本体41の下方へ移動する。下方へ移動した第2加圧治具50の挿入穴55が保持部材48の先端に挿入され、さらに、第2加圧治具50を下方へ移動させると、加圧面部53が保持部材48の途中で係止されている保護シート25に接触し、押圧する。さらに第2加圧治具50を下方へ移動させると、図12に示すように、加圧面部53が連結モジュール20の凹部21cと嵌合して、保護シート25が連結モジュール20の平面21aに取り付けられる。このように、本実施の形態の実装治具40によれば、連結モジュール20に保護シート25を簡単に取り付けることができる。また、第2加圧治具50の加圧面部53で保護シート25を均等な押圧力で押圧するので、人手で保護シートを取り付ける場合と比べて、保護シート25を破損するおそれがない。
Next, the second
次に、実装治具40の上下を反転させる。実装治具40の上下を反転させると、連結モジュール20及び第2加圧治具50の自重によって、図13に示すように、連結モジュール20及び第2加圧治具50と連結モジュール保持治具46の保持部材48との係合が解除され、第2加圧治具50の上に連結モジュール20が載置された状態となる。この状態で、実装治具本体41から固定螺子45を取り外し、連結モジュール保持治具46の把持部49を持って、連結モジュール保持治具46を実装治具本体41から取り外す。
Next, the mounting
次に、放熱シート28を空間部44aに挿入する。放熱シート28は、連結モジュール20の面21bと同じ大きさに形成されており、連結モジュール20の面21bの上に載置される。次に、第1加圧治具42の把持部43aを持って、空間部44aに挿入する。第1加圧治具42と開口部41aとの形状は合致しているので、第1加圧治具42は、収納治具44の内周壁44cにガイドされて、図14に示すように、放熱シート28の上に載置される。次に、第1加圧治具42で放熱シート28を加圧することにより、放熱シート28を連結モジュール20の平面21bに取り付ける。このように、本実施の形態の実装治具40によれば、保護シート28を連結モジュール20に簡単に取り付けることができる。また、第1加圧治具42で保護シート28を均等な押圧力で押圧するので、人手で保護シートを取り付ける場合に比べて、保護シート25を破損するおそれがない。
Next, the
次に、把持部43aを持って、第1加圧治具42を上方向に移動させて、実装治具本体41から引き抜いた後、収納治具44を上方向に移動させると、図15に示すように、第2加圧治具50の上に載置された状態の連結モジュール20を取り出すことができる。最後に、第2加圧治具50から連結モジュール20を取り外すことにより、図3Bに示すような両面に放熱シート25,28が取り付けられた連結モジュール20を得ることができる。
Next, holding the holding
以上説明したように、本実施形態の実装治具40を用いることにより、両面に放熱シート25,28が取り付けられた連結モジュール20を容易に製造することができる。
As described above, by using the mounting
[半導体ユニット1の製造装置]
図16は、本実施形態の連結モジュール20に半導体モジュール10及び冷却モジュール30を取り付けるための半導体ユニット実装治具60の全体斜視図であり、図17は、半導体ユニット実装治具60の上面図である。
図16に示すように、半導体ユニット実装治具60は、半導体モジュール10に連結モジュール20を取り付ける際に使用する第1実装治具70と、連結モジュール20に冷却モジュール30を取り付ける際に使用する第2実装治具80とからなる。
[Semiconductor unit 1 manufacturing apparatus]
FIG. 16 is an overall perspective view of a semiconductor
As shown in FIG. 16, the semiconductor
第1実装治具70は、矩形状の平板からなる実装治具本体71からなる。実装治具本体71の上面には、半導体モジュール10を載置するための凹部72と、半導体モジュール10を連結支持するセット部材65を取り付けるための凹部73が形成されている。凹部72の形状は、矩形状であって、載置される半導体モジュール10の形状に合わせて形成される。本実施の形態では、2つの凹部72が設けられており、2つの凹部72は、実装治具本体71の長手方向に沿って、所定の距離を隔てて設けられている。なお、本実施の形態では、凹部72の数を2つとしたが、凹部の数は、セット部材65に連結された半導体モジュール10の数に合わせて、1つであってもよいし、3つ以上設けてもよい。凹部73は、実装治具本体71の長手方向に沿って形成された溝であり、セット部材65の支持体64が嵌合される溝部である。
The first mounting
第2実装治具80は、矩形状の平板からなる実装治具本体81からなる。実装治具本体81の上面には、冷却モジュール30を載置するための凹部82と、半導体モジュール10を連結支持するセット部材65を取り付けるための凹部83が形成されている。凹部83は、実装治具本体81の長手方向に沿って形成された溝であり、第1実装治具70と第2実装治具80とを合体させた際に、セット部材65の支持体64が嵌合される溝部である。
The second mounting
[半導体ユニット1の製造手順]
図17は、半導体ユニット実装治具60の上面図であり、並置した第1実装治具70と第2実装治具80を複数の蝶番61で連結して構成される。また、第1実装治具70の外側には取手74が、第2実装治具80の外側には84が設けられている。
[Manufacturing Procedure of Semiconductor Unit 1]
FIG. 17 is a top view of the semiconductor
図18は、実装治具本体71に載置された半導体モジュール10に、連結モジュール20を取り付ける際に使用する連結モジュールガイド90の概略構成図である。
図18に示すように、連結モジュールガイド90は、連結モジュール20をガイドするコの字状に形成されたガイド本体91と、ガイド本体91の角部の下部に設けられた脚部92と、で構成される。ガイド本体91の大きさは、連結モジュール20の大きさに合わせて形成されている。脚部92は、実装治具本体71の上面に設けられた係合孔(図示せず)に挿入されて、連結モジュールガイド90の実装治具本体71上の位置を決めるものである。なお、本実施の形態では、冷却モジュール30をガイドする冷却モジュールガイドも使用するが、冷却モジュールガイドの構成は、ガイド本体のコの字部分の大きさが連希有モジュールガイド90と異なるだけなので、ここでは説明を省略する。
FIG. 18 is a schematic configuration diagram of a
As shown in FIG. 18, the
まず、図19に示すような長い平板状の支持体64に連結部63を介して2つの半導体モジュール10が連結固定されたセット部材65を準備する。次に、このセット部材65の支持体64を第1実装治具70の実装治具本体71の凹部73に嵌合させて、セット部材65を第1実装治具70に取り付けると同時に、セット部材65に連結された半導体モジュール10を実装治具本体71の凹部72上に載置する。
First, a
次に凹部72上に載置された半導体モジュール10の位置にあわせて、連結モジュールガイド90を実装治具本体71に取り付ける。次に、連結モジュール20を、連結モジュールガイド90でガイドさせながら、凹部72上に載置された半導体モジュール10に取り付ける。連結モジュール20を半導体モジュール10に取り付けた後、連結モジュールガイド90を実装治具本体71から取り外す。本実施の形態では、連結モジュールガイド90を使用するので、連結モジュール20を半導体モジュール10に取り付ける際に、連結モジュール20の位置がずれることがないので、連結モジュール20を半導体モジュールに正確に取り付けることができる。
Next, the
つぎに、第2実装治具80の実装治具本体81に冷却モジュールガイドを取り付けた後、冷却モジュール30を、冷却モジュールガイドでガイドさせながら、実装治具本体81の凹部82に載置する。冷却モジュール30を凹部82に載置した後、冷却モジュールガイドを実装治具本体82から取り外す。冷却モジュールを使用することにより、冷却モジュール30を、実装治具本体81上に正確に載置することができる。
Next, after attaching a cooling module guide to the mounting
つぎに、第2実装治具80の取手84を把持し、蝶番61を中心に第2実装治具80を第1実装治具70方向に回動させて、第1実装治具70と第2実装治具80とを合体させる。これにより、第2実装治具80内の冷却モジュール30が第1実装治具70内の連結モジュール20に取り付けられる。
Next, the
つぎに、第1実装治具70と第2実装治具80とを合体させた状態で、上下方向を反転させる。反転させた後、第1実装治具70の取手74を把持し、第1実装治具70を回動させて合体を解除し、第2実装治具80と並置している最初の状態に戻す。このとき、第2実装治具80の実装治具本体81上には、冷却モジュール30が取り付けられていない面を上方に向けた半導体モジュール10が載置されている。
Next, in the state where the first mounting
次に、実装治具本体81上に載置された半導体モジュール10の位置にあわせて、連結モジュールガイド90を実装治具本体81に取り付け、連結モジュール20を、連結モジュールガイド90でガイドさせながら、実装治具本体81上に載置された半導体モジュール10に取り付ける。連結モジュール20を半導体モジュール10に取り付けた後、連結モジュールガイド90を実装治具本体81から取り外し、実装治具本体81に冷却モジュールガイドを取り付ける。次に、冷却モジュール30を、冷却モジュールガイドでガイドさせながら、連結モジュール20に取り付けた後、冷却モジュールガイドを実装治具本体82から取り外す。
Next, in accordance with the position of the
つぎに、実装治具本体81から、連結モジュール20及び冷却モジュール30が取り付けられた半導体モジュール10を取り出す。最後に、冷却モジュール30に形成されている連結部32をボルト状の連結具33で固定して、図1に示すような半導体ユニット1を得ることができる。
Next, the
なお、本実施の形態では、第2実装治具80を用いて、冷却モジュール30を第1実装治具70上の連結モジュール20に取り付けているが、第2実装治具80を用いずに、第1実装治具70上の連結モジュール20に、直接冷却モジュール30を取り付けるようにしてもよい。
In the present embodiment, the
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。例えば、上述した実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成について他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。 As described above, the present invention has been described based on the embodiment. However, the present invention is not limited to the configuration described in the above-described embodiment, and the configuration can be appropriately changed without departing from the gist thereof. Is. For example, the above-described exemplary embodiments have been described in detail for easy understanding of the present invention, and are not necessarily limited to those having all the configurations described. Further, a part of the configuration of an embodiment can be replaced with the configuration of another embodiment, and the configuration of another embodiment can be added to the configuration of an embodiment. In addition, it is possible to add, delete, and replace other configurations for a part of the configuration of each embodiment.
1…半導体ユニット、10…半導体モジュール、11…チップ部、20…連結モジュール、21…本体受け部、24…放熱部、25…放熱シート、27…放熱部、28…放熱シート、30…冷却モジュール、32…連結部、33…連結具、40…実装治具、41…実装治具本体、42…第1加圧治具、43…加圧治具本体、44…収納治具、44a…空間部、45…固定螺子、46…連結モジュール保持治具、47…保持治具本体、48…保持部材、50…第2加圧治具、53…加圧面部、60…半導体ユニット実装治具、70…第1実装治具、80…第2実装治具
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Semiconductor unit, 10 ... Semiconductor module, 11 ... Chip part, 20 ... Connection module, 21 ... Main body receiving part, 24 ... Radiation part, 25 ... Radiation sheet, 27 ... Radiation part, 28 ... Radiation sheet, 30 ... Cooling module , 32 ... connecting portion, 33 ... connecting tool, 40 ... mounting jig, 41 ... mounting jig main body, 42 ... first pressurizing jig, 43 ... pressurizing jig main body, 44 ... storage jig, 44a ...
Claims (4)
前記半導体モジュールで生じた熱を逃がすための冷却モジュールと、
前記半導体モジュールと前記冷却モジュールを連結する連結面を有する連結モジュールと、
前記連結モジュールの連結面に設けられた放熱部と、を備え、
前記連結モジュールを介して、前記半導体モジュールに前記冷却モジュールが取り付けられている
半導体ユニット。 A semiconductor module having a plurality of cooling protrusions;
A cooling module for releasing heat generated in the semiconductor module;
A connection module having a connection surface for connecting the semiconductor module and the cooling module;
A heat dissipating part provided on the connection surface of the connection module,
A semiconductor unit in which the cooling module is attached to the semiconductor module via the connection module.
請求項1に記載の半導体ユニット。 The said heat radiating part is a sheet | seat member which has flexibility, Comprising: The some hole for engaging with the some protrusion which the said semiconductor module has is formed in the said sheet member. Semiconductor unit.
前記連結モジュールを介して、前記半導体モジュールの一の平面及び他の平面に前記冷却モジュールが取り付けられている
請求項1又は2に記載の半導体ユニット。 The semiconductor module has one plane on which the plurality of cooling projections are formed, and another plane on which the plurality of cooling projections are formed on the opposite side of the one plane,
The semiconductor unit according to claim 1, wherein the cooling module is attached to one plane and the other plane of the semiconductor module via the connection module.
請求項3に記載の半導体ユニット。 The semiconductor unit according to claim 3, further comprising: a fixing portion that connects and fixes the cooling module attached to one plane of the semiconductor module and the cooling module attached to the other plane of the semiconductor module.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015122566A JP2017011006A (en) | 2015-06-18 | 2015-06-18 | Semiconductor unit |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015122566A JP2017011006A (en) | 2015-06-18 | 2015-06-18 | Semiconductor unit |
Publications (1)
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JP2017011006A true JP2017011006A (en) | 2017-01-12 |
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ID=57764201
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2017011006A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024080270A1 (en) * | 2022-10-14 | 2024-04-18 | 株式会社村田製作所 | Electronic device |
-
2015
- 2015-06-18 JP JP2015122566A patent/JP2017011006A/en active Pending
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WO2024080270A1 (en) * | 2022-10-14 | 2024-04-18 | 株式会社村田製作所 | Electronic device |
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