JP2017010708A - コネクタユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】スライダを用いることで、コネクタを相手側コネククタに嵌合させるコネクタユニットにおいて、コネクタに対するスライダの位置決めを確実にする。
【解決手段】スライダガイド部9が形成されており端子11が設けられているハウジング7を備え、相手側コネクタ13が嵌合されるコネクタ3と、相手側コネクタ13に係合しつつ、スライダガイド部9でガイドされ移動することで、相手側コネクタ13をコネクタ3に嵌合させるスライダ5と、スライダ5に設けられた第1の被当接部31、第2の被当接部33と、コネクタ3に設けられ、第1の被当接部31に当接することで、スライダ5の位置決めをする第1の当接部35と、第2の被当接部33に当接することで、第1の被当接部31の第1の当接部35への当接を補助する第2の当接部37とを有するコネクタユニット1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタユニットに係り、特に、相手側コネクタに嵌合するためのスライダが設けられているものに関する。
従来、図11で示すようなレバー式コネクタ301が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
レバー式コネクタ301は、コンタクト収容孔を有するハウジング303と、ハウジング303内に収容され、ハウジング303内を移動させることが可能なスライダ305と、嵌合開始位置と嵌合完了位置との間で回転させることが可能なレバー(図示せず)とを備えている。
レバー式コネクタ301では、レバーを嵌合完了位置に配置させることによって、スライダ305が嵌合位置に配置されて、相手コネクタとの嵌合が完了する。レバー式コネクタ301では、ハウジング303の前面に、スライダ305が嵌合位置に配置されているときにのみカム溝307と連通する検査孔309が設けられている。
そして、ハウジング303内におけるスライダ305の位置ずれを検知することが可能なようになっている。
特開2009―245610号公報
ところで、レバー式コネクタ301では、スライダ305の位置出しに、ハウジング303に検査孔309を設けて工具の検知ピン311を検査孔309に挿入しているので、別途工具が必要になってしまう。
そこで、ハウジング351に突起353を設け、この突起353にスライダ355の所定の部位357を当接させることで、ハウジング351に対するスライダ355の位置決めをする構成が考えられる(図10参照)。
しかし、上記構成では、ハウジング351の小型化に伴う薄肉化等によってハウジング351の剛性が低下し、スライダ355の位置決めをするときに突起353が設けられている部位が撓んでしまい(2点鎖線参照)、上記当接がなされず、ハウジング351に対するスライダ355の位置決め(位置の検出)が確実にできない場合があるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、スライダを用いることで、コネクタを相手側コネククタに嵌合させるコネクタユニットにおいて、コネクタに対するスライダの位置決めを確実にすることができるコネクタユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、スライダガイド部が形成されており端子が設けられているハウジングを備え、相手側コネクタが嵌合されるコネクタと、前記相手側コネクタに係合しつつ、前記スライダガイド部でガイドされ移動することで、前記相手側コネクタを前記コネクタに嵌合させるスライダと、前記スライダに設けられた第1の被当接部と、前記スライダに設けられた第2の被当接部と、前記コネクタに設けられ、第1の被当接部に当接することで、前記スライダの位置決めをする第1の当接部と、前記コネクタに設けられ、第2の被当接部に当接することで、前記第1の被当接部の前記第1の当接部への当接を補助する第2の当接部とを有するコネクタユニットである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタユニットにおいて、前記ハウジングは、ハウジング本体部と、薄い平板状に形成され前記ハウジング本体部との間に間隔が形成されるようにして前記ハウジング本体部に設けられているスライダガイド部形成部とを備えて構成されており、前記スライダガイド部は、前記ハウジング本体部と前記スライダガイド部形成部との間の空間に形成されており、前記第1の当接部は、前記スライダガイド部形成部に設けられており、前記第2の当接部は、前記ハウジング本体部に設けられており、前記第2の被当接部が前記第2の当接部に当接することで、前記スライダが前記スライダガイド部形成部側に押され、前記第1の被当接部の前記第1の当接部への当接を補助するように構成されているコネクタユニットである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコネクタユニットにおいて、前記第1の被当接部は、前記スライダの厚さ方向の一方の面に形成されていて長手方向の一方の端部が開口し長手方向の他方の端部が止まっている細長い凹部で構成されており、前記第2の被当接部は、前記スライダの厚さ方向の他の面の、前記細長い凹部の反対側に位置する部位で構成されており、前記第1の当接部は、前記細長い凹部に入り込み前記細長い凹部の他方の端部に当接する突起で構成されており、前記第2の当接部は、前記スライダの厚さ方向の他の面の、前記細長い凹部の反対側に位置する部位に当接する突起で構成されているコネクタユニットである。
本発明によれば、スライダを用いることで、コネクタを相手側コネククタに嵌合させるコネクタユニットにおいて、コネクタに対するスライダの位置決めを確実にすることができるものを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るコネクタユニットとこのコネクタユニットのメス端子に嵌合されるオスコネクタとの概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタユニットとこのコネクタユニットのメス端子に嵌合されるオスコネクタとの概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るコネクタユニットの平面図である。 本発明の実施形態に係るコネクタユニットのスライダの斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタユニットのスライダの正面図(a)と側面図(b)である。 本発明の実施形態に係るコネクタユニットのメスコネクタの断面図である。 本発明の実施形態に係るコネクタユニットの斜視図であって、被当接部と当接部とを明らかに示すために、スタイダの一部を断面とした図である。 メスコネクタに設けられている当接部の拡大図である。 図7におけるIX部の拡大図である。 図9において、第2の当接部を除去した参考例を示す図である。 従来のレバー式コネクタを示す図である。
本発明の実施形態に係るコネクタユニット(たとえば、メスコネクタユニット)1は、図1〜図3等で示すように、コネクタ(たとえばメスコネクタ)3とスライダ5とを備えて構成されている。
メスコネクタ3は、ハウジング(メスコネクタハウジング)7を備えており、ハウジング7には、スライダガイド部9が形成されているとともに端子(たとえばメス端子)11が設けられている。また、メスコネクタ3には、相手側コネクタ(たとえばオスコネクタ)13が嵌合される(接続される)ようになっている。
メスコネクタハウジング7は、合成樹脂等の絶縁体で構成されており、ハウジング本体部15とスライダガイド部形成部17とを備えて一体成形されている。ハウジング本体部15は、たとえば直方体状に形成されている中央部19と、この中央部19が内側に入るように囲んでいる外側部21とを備えて構成されており、メス端子11は中央部19に設けられている。なお、ハウジング本体部15の外形は、たとえば、直方体状になっている。
スライダガイド部形成部17は、たとえば矩形な板状に形成されており、ハウジング本体部15の外側でハウジング本体部15の側壁からたとえば僅かな間隔をあけてハウジング本体部15に一体で設けられており、ハウジング本体部15の側壁に対向している。
これにより、ハウジング本体部15とスライダガイド部形成部17との間には、たとえば矩形な平板状の間隙が形成されており、この平板状の間隙がスライダガイド部9を形成している。
オスコネクタ13もハウジング(オスコネクタハウジング)23とこのハウジング23に設けられたオス端子25とを備えている。オスコネクタ13のハウジング23も、合成樹脂等の絶縁体で構成されている。また、オスコネクタ13のハウジング23は、たとえば矩形な筒状部(フード部)27と平板状の底板部29とを備えて矩形な枡状に一体成形されている。オス端子25は底板部29に設けられている。
そして、メスコネクタ3がオスコネクタ13に嵌合されるとき、オスコネクタ13のハウジング23の筒状部27にメスコネクタ3の中央部19が入り込むようにして嵌合がなされ、メス端子11とオス端子25とがお互いに接続されて導通するようになっている。
スライダ5は、オスコネクタ13に係合しつつ、スライダガイド部9内に入ることでスライダガイド部9に係合してスライダガイド部9でガイドされメスコネクタ3に対して所定の方向に直線的に移動するようになっている。この移動をすることで、オスコネクタ13をコネクタ3に嵌合させるようになっている。
スライダ5を使用することで、オスコネクタ13とメスコネクタ3との嵌合に要する力を小さくすることができるようになっている。
スライダ5には、図4、図5等で示すように、第1の被当接部31と第2の被当接部33とが設けられている。なお、スライダ5も合成樹脂等の絶縁体で構成され一体成形されている。
コネクタ3(たとえばスライダガイド部9)には、第1の当接部35と第2の当接部37とが設けられている。
第1の当接部35がスライダ5の第1の被当接部31に当接することで、スライダガイド部9でガイドされているスライダ5の位置決め(メスコネクタ3に対する位置決め)がなされるようになっている。
また、第1の被当接部31が第1の当接部35に当接するときに、第2の当接部37がスライダ5の第2の被当接部33に当接することで、第1の被当接部31を第1の当接部35側へ付勢して僅かに移動させ、第1の被当接部31の第1の当接部35への当接を補助するようになっている(図9参照)。
スライダガイド部9でガイドされているスライダ5が所定の一方の方向に移動することで、第1の被当接部31が第1の当接部35に当接し、メスコネクタ3に対するスライダ5の上記位置決めがされるようになっている。この位置決めがされている状態で、メスコネクタ3とオスコネクタ13とが嵌合準備状態になる(図2参照)。すなわち、オスコネクタ13がスライダ5に係合可能な状態になる。
嵌合準備状態において、スライダガイド部9でガイドされオスコネクタ13に係合しているスライダ5が所定の他方の方向(第1の被当接部31が第1の当接部35から離れる方向)に移動することで、スライダ5を介してオスコネクタ13がメスコネクタ3に嵌合されるようになっている。すなわち、スライダ5をメスコネクタ3に対して相対的に移動することで、スライダ5に係合しているオスコネクタ13がメスコネクタ3に対して相対的に接近する方向に移動し、オスコネクタ13がメスコネクタ3に嵌合されるようになっている。
メスコネクタハウジング7は、前述したように、ハウジング本体部15とスライダガイド部形成部17とを備えて構成されている。スライダガイド部形成部17は、薄い平板状に形成されており、ハウジング本体部15との間に僅かな間隔が形成されるようにしてハウジング本体部15に設けられている。
また、スライダガイド部9は、ハウジング本体部15とスライダガイド部形成部17との間の空間(平板状の間隙)で形成されている。
ハウジング本体部15とスライダガイド部形成部17とはこれらの端部に設けられた連結部39(図6等参照)によってお互いがつながっている。平板状のスライダガイド部形成部17の厚さ方向の両面と、平板状のスライダガイド部形成部17に面しているハウジング本体部15の平面状の側面とはお互いが平行になっている。なお、当然のことであるが、スライダ5をガイドする平板状のスライダガイド部9の厚さ方向の一方の面は、平板状のスライダガイド部形成部17の厚さ方向の一方の面(ハウジング本体部15側の面)で構成されており、スライダ5をガイドする平板状のスライダガイド部9の厚さ方向の他方の面は、平板状のスライダガイド部形成部17に面しているハウジング本体部15の平面状の側面で構成されている。
第1の当接部35は、図7、図8等で示すように、スライダガイド部形成部17のスライダガイド部9側の部位に設けられており、第2の当接部37は、ハウジング本体部15のスライダガイド部9側の部位に設けられている。
そして、第2の被当接部33が第2の当接部37に当接することで、スライダ5がスライダガイド部形成部17側に押され、第1の被当接部31の第1の当接部35への当接を補助するように構成されている(図9参照)。
スライダ5は、厚さが平板状のスライダガイド部9の厚さとほぼ等しい平板状に形成されており、平板状のスライダ5は、平板状のスライダガイド部9に入り込んで、ガイドされるようになっている。
第1の被当接部31は、図4等で示すように、スライダ5の厚さ方向の一方の面に形成されており、スライダガイド部9でガイドされているスライダ5の移動方向に伸び長手方向の一方の端部が開口し長手方向の他方の端部43が止まっている細長い凹部41(他方の端部43)で構成されている。
第2の被当接部33は、スライダ5の厚さ方向の他の面の、細長い凹部41の反対側に位置する部位45で構成されている。
第1の当接部35は、図8、図9等で示すように、スライダガイド部形成部17に一体で設けられていて細長い凹部41に入り込み細長い凹部41の他方の端部43に当接する突起(凸部)47で構成されている。
第2の当接部37は、ハウジング本体部15に一体で設けられていてスライダ5の厚さ方向の他の面の、細長い凹部41の反対側に位置する部位45に当接する突起49で構成されている。
ここで、コネクタユニット1やオスコネクタ13についてさらに詳しく説明する。
説明の便宜のために、所定の一方向を縦方向とし、この縦方向に対して直交する所定の一方向を横方向とし、縦方向と横方向とに対して直交する方向を高さ方向とする。
オスコネクタ13のオスコネクタハウジング23のフード部27は、図1等で示すように、矩形な筒状に形成されており、一方の開口部が平板状の底板部29でふさがれている。オス端子25は、縦方向および横方向で所定の間隔をあけて底板部29に複数設けられている。
オスコネクタハウジング23のフード部27には、背の低い円柱状の突起51が設けられている。突起51は、フード部27の横方向の一方の面に2つ他方の面に2つの計4つ設けられている。各突起51は、フード部27の横方向の両面から突出している。フード部27の横方向の一方の面に設けられている2つの突起51は、縦方向の中間部で、縦方向で所定の間隔をあけて設けられている。
また、フード部27の横方向の一方の面に設けられている2つの突起51は、高さ方向の中間部でお互いが同じところに位置している。フード部27の横方向の他方の面に設けられている2つの突起51は、フード部27の横方向の一方の面に設けられている2つの突起51と同様に設けられている。詳しくは後述するが、これらの突起51によって、オスコネクタ13がスライダ5に係合するようになっている。
メスコネクタ3のメスコネクタハウジング7は、ハウジング本体部15とスライダガイド部形成部17とを備えて構成されており、ハウジング本体部15は直方体状の中央部19と、中央部19を囲む矩形な筒状の外側部21とを備えて構成されている。メス端子11は、縦方向および横方向で所定の間隔をあけて中央部19に複数設けられている。
そして、メスコネクタ3にオスコネクタ13が嵌合されたときに、フード部27がメスコネクタ3の中央部19と外側部21との間に入り込み、メス端子11のそれぞれとオス端子25のそれぞれとが、お互いに接続されるようになっている。
外側部21には、この下端から高さ方向の上方の向かって延びている切り欠き(図示せず)が形成されており、メスコネクタ3にオスコネクタ13を嵌合するとき、オスコネクタ13のオスコネクタハウジング23に設けられている突起51が、上記切り欠きを貫通してスライダガイド部9内に突出するようになっている。
また、スライダガイド部形成部17は、連結部39によってハウジング本体部15に一体的に設けられているが、連結部39は、ハウジング本体部15の下端部で縦方向のほぼ全長にわたって設けられているとともに、ハウジング本体部15の上端部で縦方向の一端部に設けられている。
第1の当接部35は、図8等で示すように、底面が1つの角が直角である三角形状に形成された背の低い三角柱状の突起47で形成されている。なお、上記1つの角は、必ずしも90°である必要はなく、直角に近い鋭角(たとえば75°の角)〜直角に近い鈍角(たとえば120°の角)の間の角度(ほぼ直角)であればよい。
突起47は、縦方向ではスライダガイド部形成部17の中間部に位置しており、高さ方向では、スライダガイド部形成部17の上端部に設けられている。
また、第1の当接部35は、直角の一方の側に位置している側面がスライダガイド部形成部17の平面に接するようにして、スライダガイド部形成部17から突出しており、スライダ5の第1の被当接部31が、第1の当接部35に当接したときには、直角の他方の側に位置している側面が、スライダ5の第1の被当接部31の細長い凹部41の端部43に当接するようになっている(図9参照)。
第2の当接部37は、図8等で示すように、底面が1つの角が鈍角である二等辺三角形状に形成された背の低い三角柱状の突起49で形成されている。
突起49は、突起47と同様にして、縦方向では、メスコネクタハウジング7のハウジング本体部15(外側部21)の中間部に位置しており、高さ方向では、メスコネクタハウジング7のハウジング本体部15の上端部に設けられている。横方向から見ると、突起47の少なくとも一部と突起49の少なくとも一部とがお互いに重なっている。
また、第2の当接部37は、鈍角と対向している側面がメスコネクタハウジング7のハウジング本体部15の平面に接するようにして、ハウジング本体部15から突出している。
なお、テーパ部が形成されていることでスライダ5をハウジング本体部15側に確実に押し付けることができるのであれば、突起49を他の形状にしてもよい。たとえば、突起49を、底面が二等辺三角形以外の三角形状(たとえば、直角形状)に形成された背の低い三角柱状に形成してもよいし、さらに、突起49を、底面が弓形に形成された背の低い弓柱状に形成してもよい。
突起49を底面が直角形状に形成された背の低い三角柱状に形成した場合、直角三角形の斜辺が、スライダガイド部形成部17の平面に接することが望ましい。また、突起49を、底面が弓形に形成された背の低い弓柱状に形成した場合、弓形の弦が、スライダガイド部形成部17の平面に接することが望ましい。
スライダ5は、図4、図5等で示すように、矩形な平板状のスライダ本体部53と持ち手部55とを備えて構成されている。なお、持ち手部55は、スライダ本体部53の縦方向の中間部でスライダ本体部53の上端から突出している。また、持ち手部55の厚さ(横方向の寸法)とスライダ本体部53の厚さ(横方向の寸法)とはお互いが等しくなっている。
スライダ本体部53には、ガイド溝57が形成されている。ガイド溝57は、高さ方向ではスライダ本体部53の上方で、縦方向ではスライダ本体部53の全長にわたって設けられている。さらに、ガイド溝57は、スライダ本体部53厚さ方向の両面に設けられている。
スライダ5がスライダガイド部9に挿入されたとき、メスコネクタハウジング7に設けられている突起58(図1参照)が、ガイド溝57に入り込むようにして、スライダ5がスライダガイド部9に係合し、スライダ5がメスコネクタ3に対して縦方向にのみ移動するようになっている。
凹部41は持ち手部55の基端部に設けられている。また、凹部41は縦方向に延びており、縦方向の一端が開口しており、縦方向の他端部43が止まっている。また、凹部41は、持ち手部55の厚さ方向の一方の面にのみ設けられているが、凹部41が持ち手部55の厚さ方向の両面に設けられていてもよい。この場合、凹部41の周辺近傍の部位が、第2の被当接部33を構成し、第2の当接部37(突起49)は、凹部41の周辺近傍の部位に当接するようになっている。
また、スライダ本体部53には、オスコネクタ13の突起51が入り込む斜め方向に延びた2つのガイド溝(切り欠き)59が形成されている。ガイド溝(カム溝)59とオスコネクタ13の突起51とによって、オスコネクタ13がスライダ5に係合するようになっている。
また、メスコネクタ3では、横方向の両端部のそれぞれに、スライダガイド部形成部17が設けられていることで、一対のスライダガイド部9が形成されており、この一対のスライダガイド部9のそれぞれに、一対のスライダ5のそれぞれが入り込み、1つのメスコネクタ3および1つのオスコネクタ13に、2つのスライダ5が係合するようになっている。
さらに説明すると、メスコネクタ3の横方向の一方の側に形成されているスライダガイド部9に1つのスライダ5が入り込んで係合し、このスライダ5の2つのガイド溝59のそれぞれに、オスコネクタ13の横方向の一方の側で突出している2つの突起51のそれぞれが入り込み、また、メスコネクタ3の横方向の他方の側に形成されているスライダガイド部9に他の1つのスライダ5が入り込んで係合し、このスライダ5の2つのガイド溝59のそれぞれに、オスコネクタ13の横方向の他方の側で突出している2つの突起51のそれぞれが入り込むようになっている。
次に、メスコネクタ3へのオスコネクタ13の嵌合(接続)について説明する。
初期状態として、メスコネクタ3、スライダ5、オスコネクタ13は、図1で示すように、お互いが離れているものとする。
上記初期状態から、メスコネクタ3に2つのスライダ5を設置する。この設置は、スライダガイド部9にスライダ5を挿入し、スライダ5をメスコネクタ3に対して縦方向の他端側から一端側に移動することでなされる。上記移動は、第1の被当接部31(凹部41の端部43)が、第1の当接部35(突起47)に当接するまでなされる。
なお、第1の被当接部31が第1の当接部35に当接する直前の状態(凹部41に突起47が入り込んだときの状態もしくは凹部41に突起47が入り込んだときの直後の状態)から第1の被当接部31が第1の当接部35に当接するまでの間で、第2の被当接部33(持ち手部55の部位45)が第2の当接部37(突起49)に当接し、スライダ5が、コネクタ3の横方向外側(スライダガイド部形成部17)側に押される(図9参照)。これにより、第1の被当接部31の第1の当接部35への当接が補助され、剛性の小さい平板状のスライダガイド部形成部17が図10に二点鎖線で示すように外側に撓んでも、第1の被当接部31を第1の当接部35に当接させることができる。
続いて、第1の被当接部31が第1の当接部35に当接している状態では、図2で示すように、スライダ5の斜めに形成されている2つのガイド溝59それぞれの開口部の真下に、オスコネクタ13の2つの突起51のそれぞれが位置した嵌合準備状態になる。図2に示す状態で、オスコネクタ13を上方に移動すると、スライダ5の斜めに形成されている2つのガイド溝59それぞれの開口部のところに、オスコネクタ13の2つの突起51のそれぞれが入る。
続いて、スライダ5を、縦方向で一端側から他端側に向かう方向(第1の被当接部31が第1の当接部35から離れる方向;図2では右側)に移動することで、オスコネクタ13の突起51がスライダ5のガイド溝59によって上方に移動し、オスコネクタ13がメスコネクタ3に嵌合される。
なお、スライダ5の移動は、指もしくはレバー(図示せず)を動かすことでなされるように構成されている。レバーは、第1の部材とこの第1の部材に係合している第2の部材とで構成されており、第1の部材がコネクタ3に係合し第2の部材がスライダ5に係合するようになっている。そして、コネクタ3とスライダ5とレバー(第1の部材、第2の部材)とで、四節連鎖の限定連鎖が形成され、たとえば、第1の部材をコネクタ3に対して回動させることで、スライダ5が直線移動するようになっている。
また、メスコネクタ3からのオスコネクタ13の離脱は、上述した操作と逆の操作をすることでなされる。また、メスコネクタユニット1において、第1の当接部35を凹部で構成し、第1の被当接部31を突起で構成し、第2の当接部を凹部で構成し、第2の被当接部を突起で構成してもよい。
メスコネクタユニット1によれば、第1の被当接部31が第1の当接部35に当接するときに、第2の当接部37が第2の被当接部33に当接することで、第1の被当接部31を第1の当接部35側へ付勢して僅かに移動させ、第1の被当接部31の第1の当接部35への当接を補助するように構成されているので、メスコネクタハウジング7のスライダガイド部9等の剛性が低くても、スライダ5の位置の検出精度が向上し第1の被当接部31を第1の当接部35に確実に当接させることができ、メスコネクタ3に対するスライダ5の位置決めを確実にすることができる。
また、メスコネクタユニット1によれば、スライダガイド部9が、ハウジング本体部15と薄い板状のスライダガイド部形成部17との間の平板状の間隙によって形成されており、第1の当接部35がスライダガイド部形成部17に設けられており、第2の当接部37がハウジング本体部15に設けられており、第2の被当接部33が第2の当接部37に当接することで、スライダ5がスライダガイド部形成部17側に押され、第1の被当接部31の第1の当接部35への当接を補助するように構成されているので、メスコネクタ3を小型化すべくスライダガイド部形成部17を薄い板状に形成したことでスライダガイド部形成部17の剛性が低くなりスライダガイド部9を構成する間隙の幅(厚さ)が広がってしまっても、第1の被当接部31を第1の当接部35に確実に当接させることができる。
また、メスコネクタユニット1によれば、第1の被当接部31が長手方向の一方の端部が開口し長手方向の他方の端部が止まっていてスライダ5の厚さ方向の一方の面に形成されている細長い凹部41の他方の端部で構成されており、第2の被当接部33がスライダ5の厚さ方向の他の面の、細長い凹部41の反対側に位置する部位45で構成されており、第1の当接部35がスライダガイド部形成部17に設けられた突起47で構成されており、第2の当接部37が、ハウジング本体部15に設けられた突起49で構成されているので、簡素な構成で第1の被当接部31を第1の当接部35に確実に当接させることができる。
なお、持ち手部55の部位45と突起49とを逆に設けた構成であってもよい。すなわち、持ち手部55の部位45のところに突起49を設け、突起49のところを部位45に相当する部位としてもよい。
また、凹部41と突起47とを逆に設けた構成であってもよい。すなわち、凹部41のところに突起47を設け、突起47(スライダガイド部形成部17)のところに凹部41を設けた構成であってもよい。
また、部位45と凹部41、突起49と突起47をそれぞれ逆に設けた構成であってもよい。
さらに、上記説明では、図8や図9で示すように、縦方向で突起47と突起49とがお互いに同じところに位置しているが、スダイダ5が移動して凹部41が突起47に当接すまでの間に、部位45が突起49に当接する位置関係となるのであれば、突起47の位置と突起49の位置とがお互いに一致していなくてずれていてもよい。
1 コネクタユニット
3 コネクタ
5 スライダ
7 ハウジング
9 スライダガイド部
11 端子
13 相手側コネクタ
15 ハウジング本体部
17 スライダガイド部形成部
31 第1の被当接部
33 第2の被当接部
35 第1の当接部
37 第2の当接部
41凹部
43 端部
47、49 突起

Claims (3)

  1. スライダガイド部が形成されており端子が設けられているハウジングを備え、相手側コネクタが嵌合されるコネクタと、
    前記相手側コネクタに係合しつつ、前記スライダガイド部でガイドされ移動することで、前記相手側コネクタを前記コネクタに嵌合させるスライダと、
    前記スライダに設けられた第1の被当接部と、
    前記スライダに設けられた第2の被当接部と、
    前記コネクタに設けられ、第1の被当接部に当接することで、前記スライダの位置決めをする第1の当接部と、
    前記コネクタに設けられ、第2の被当接部に当接することで、前記第1の被当接部の前記第1の当接部への当接を補助する第2の当接部と、
    を有することを特徴とするコネクタユニット。
  2. 請求項1に記載のコネクタユニットにおいて、
    前記ハウジングは、ハウジング本体部と、薄い平板状に形成され前記ハウジング本体部との間に間隔が形成されるようにして前記ハウジング本体部に設けられているスライダガイド部形成部とを備えて構成されており、
    前記スライダガイド部は、前記ハウジング本体部と前記スライダガイド部形成部との間の空間に形成されており、
    前記第1の当接部は、前記スライダガイド部形成部に設けられており、
    前記第2の当接部は、前記ハウジング本体部に設けられており、
    前記第2の被当接部が前記第2の当接部に当接することで、前記スライダが前記スライダガイド部形成部側に押され、前記第1の被当接部の前記第1の当接部への当接を補助するように構成されていることを特徴とするコネクタユニット。
  3. 請求項2に記載のコネクタユニットにおいて、
    前記第1の被当接部は、前記スライダの厚さ方向の一方の面に形成されていて長手方向の一方の端部が開口し長手方向の他方の端部が止まっている細長い凹部で構成されており、
    前記第2の被当接部は、前記スライダの厚さ方向の他の面の、前記細長い凹部の反対側に位置する部位で構成されており、
    前記第1の当接部は、前記細長い凹部に入り込み前記細長い凹部の他方の端部に当接する突起で構成されており、
    前記第2の当接部は、前記スライダの厚さ方向の他の面の、前記細長い凹部の反対側に位置する部位に当接する突起で構成されていることを特徴とするコネクタユニット。
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