JP2017009720A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射型表示素子を用いた小型の映像表示装置を提供する。
【解決手段】眼鏡に支持された光源11と、光源11からの光を所定方向に反射させる第1ホログラフィック光学素子12と、第1ホログラフィック光学素子12で反射された光をその映像表示面で受光し、所定方向に反射する反射型表示素子13と、反射型表示素子13からの反射光を所定方向に反射させて眼鏡を装着した人の瞳孔中心71に入射させる第2ホログラフィック光学素子14を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、眼鏡のレンズ部分に映像を表示する映像表示装置に関する。
近年、情報端末はウェアラブル(身体に装着可能)にすることを目的として開発される場合がある。例えば映像を表示可能な眼鏡型端末の開発が進められている。このような眼鏡型端末においては、明るい映像を得るために、ホログラフィック光学素子(Holographic Optical Element、以下HOEとも表記する)が利用される場合がある。HOEを利用した眼鏡型端末の例として例えば、特許文献1の映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイがある。特許文献1の映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイは、映像表示素子からの映像光を接眼プリズムを含む接眼光学系に入射させ、接眼プリズム内に入射された映像光を全反射させることにより導光して、接眼プリズムに貼り付けられたHOEに導く。HOEにおいて反射屈折された映像光は、ユーザの観察瞳に入射する(例えば、同文献の図12参照)。
特開2012−13908号公報
従来よりも高輝度でクリアな映像を得るために、上述のような映像表示装置、ヘッドマウントディスプレイに反射型表示素子(反射型ディスプレイ)を用いることが検討されている。反射型表示素子(反射型ディスプレイ)を用いて映像を生成する場合、反射型表示素子を照明する光源が別途必要となる。光源は所定の角度で反射型表示素子を照射する必要があるため、ヘッドマウントディスプレイの、例えばテンプルなどの形状に沿った方向に光源を設置できず、光源を収容するためのケースなどが嵩張り、装置全体が大きくなってしまう場合がある。光源をヘッドマウントディスプレイの例えばテンプルなどの形状に沿った方向に設置しようとすれば、光源からの光を反射屈折させる光学系、例えばプリズムなどを設ける必要があるが、光学系が嵩張ってしまったり、光学系をヘッドマウントディスプレイの形状に沿った方向に配置できなかったりすることにより、上述と同様の問題が生じる場合がある。そこで、本発明では、反射型表示素子を用いた小型の映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の映像表示装置は、眼鏡に支持された光源と、光源からの光を所定方向に反射させる第1ホログラフィック光学素子と、第1ホログラフィック光学素子で反射された光をその映像表示面で受光し、所定方向に反射する反射型表示素子と、反射型表示素子からの反射光を所定方向に反射させて眼鏡を装着した人の瞳孔に入射させる第2ホログラフィック光学素子を含む。
本発明では、反射型表示素子を用いた小型の映像表示装置を実現できる。
プリズムを用いた映像表示装置の構成を示す平面図。 実施例1の映像表示装置の構成を示す平面図。 実施例1の映像表示装置の制御部の動作を示すフローチャート。 実施例1の映像表示装置において光の制御が不十分な場合を例示する図。 実施例2の映像表示装置の構成を示す平面図。 実施例3の映像表示装置の構成を示す平面図。 実施例3の映像表示装置の第2ホログラフィック光学素子を通じて観察される虚像について説明する図。 実施例3の映像表示装置の第2ホログラフィック光学素子を通じて観察される虚像について説明する図であって第2ホログラフィック光学素子が図7の例よりも小さい場合について説明する図。 実施例4の映像表示装置の構成を示す平面図。
以下、図1を参照してプリズムを用いて構成された映像表示装置の例およびその問題点について説明する。図1は、プリズムを用いた映像表示装置8の構成を示す平面図である。映像表示装置8は、眼鏡に支持、固定される。以下、眼鏡の各部名称および番号を、モダン91、テンプル92、リム93、レンズ94、ノーズパッド95、ブリッジ96と呼称する。映像表示装置8は、光源11と、光源11からの光を所定方向に反射させるプリズム82と、プリズム82で反射された光をその映像表示面で受光し、所定方向に反射する反射型表示素子13と、反射型表示素子13からの反射光を所定方向に反射させて眼鏡を装着した人の瞳孔中心71に入射させるホログラフィック光学素子14と、光源11と反射型表示素子13を制御する制御部15を含む。光源11、プリズム82、反射型表示素子13、制御部15はいずれも、眼鏡のテンプル92に支持されているものとし、これらの部品をテンプル92に支持、固定するために用いるジグ(取付具)の図示は省略した。ホログラフィック光学素子14は眼鏡のレンズ94に貼り付けられている。
反射型表示素子13は、反射型ディスプレイと呼んでもよい。反射型表示素子13(反射型ディスプレイ13)として、例えば反射型液晶、DMD(Digital Micromirror Device)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラースキャンディスプレイ等を用いることができる。これに限らず反射型表示素子13は、他の光源からの光を利用して、映像を生成する方式であれば、どんなものであってもよい。
プリズム82は、反射型表示素子13に決められた角度で光線を入射させる必要があるため、その位置や角度を自由に変更することができない。プリズム82のサイズは、反射型表示素子13の大きさに依存する。プリズム82は反射型表示素子13全体を照明するように導光しなければならないため、反射型表示素子13が大きくなればプリズムも大きくする必要がある。図1から明らかなように、プリズム82は眼鏡装着の妨げとなる場合がある。眼鏡装着の妨げとならないように、光源11、プリズム82、反射型表示素子13を眼鏡の外側方向に移動させれば、眼鏡を含む全体のサイズが大型化してしまう。
以下の実施例では、上述の問題点を克服して、装置の小型化を実現した映像表示装置を開示する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
以下、図2を参照して実施例1の映像表示装置の構成を説明する。図2は、本実施例の映像表示装置1の構成を示す平面図である。図2に示すように本実施例の映像表示装置1は、光源11と、光源11からの光を所定方向に反射させる第1ホログラフィック光学素子(HOE)12と、第1ホログラフィック光学素子12で反射された光をその映像表示面で受光し、所定方向に反射する反射型表示素子13と、反射型表示素子13からの反射光を所定方向に反射させて眼鏡を装着した人の瞳孔中心71に入射させる第2ホログラフィック光学素子14と、光源11と反射型表示素子13を制御する制御部15を含む。光源11、反射型表示素子13、第2ホログラフィック光学素子14、制御部15は図1の映像表示装置8において同一番号を付した各構成要件と同じ機能を備える。なお、本実施例においてプリズム82に代わって第1ホログラフィック光学素子12が加えられたことにより、図1におけるホログラフィック光学素子14を、第2ホログラフィック光学素子14とし、便宜上その名称を変更したが、その役割、性質、機能は同じである。
光源11、第1ホログラフィック光学素子12、反射型表示素子13、制御部15はいずれも、眼鏡のテンプル92に支持されているものとし、これらの部品をテンプル92に支持、固定するために用いるジグ(取付具)の図示は省略した。なお、光源11、第1ホログラフィック光学素子12、反射型表示素子13、制御部15はテンプル92以外の、眼鏡の任意の箇所に支持されていてもよい。第2ホログラフィック光学素子14は、上述同様、眼鏡のレンズ94に貼り付けられている。
図3を参照して、制御部15の動作について説明する。図3は、本実施例の映像表示装置1の制御部15の動作を示すフローチャートである。図3に示すように、制御部15は、光源11を制御し(S15−1)、反射型表示素子13を制御する(S15−2)。
例えば反射型表示素子13をDMD(MEMSミラーアレイディスプレイ)とした場合、制御部15は、光源11を制御して、RGB(赤・緑・青)光を順番に一色ずつ、高速で切り替えながら出力する(S15−1)。制御部15は、反射型表示素子13が備える超小型ミラーの傾きを制御して、光源11から出力された各色の光を所定の角度に反射する(S15−2)。光源11には、例えばLEDを用いてもよい。光源11を白色LEDと高速回転するRGBカラーホイールの組み合わせとしてもよい。この場合、制御部15は、ステップS15−1においてRGBカラーホイールを制御する。また光源11には、第1ホログラフィック光学素子12に入射する光を平行光とするレンズなどが含まれる。
なお、図2の映像表示装置1は映像を右目のみに表示するように構成されているが、これに限らず、映像表示装置1は映像を左目のみに表示するように構成されていてもよいし、映像を両目に表示できるように、光源11、第1ホログラフィック光学素子12、反射型表示素子13、第2ホログラフィック光学素子14、制御部15を左右に一つずつ設けてもよい(制御部15は一つでも実現できる)。
レンズ94には、液晶シャッタを設けてもよい。映像を表示する際この液晶シャッタを閉じる制御を行えば、対比効果により映像をより明るくすることができ、映像の視認性を向上することができる。また、映像表示装置1には、映像に表示されたオブジェクトなどを操作するためのリモコンが接続されていてもよい。映像表示装置1にリモコンを接続することにより、映像に表示されたオブジェクトを操作可能となり、映像表示装置1を情報端末として使用することが可能となる。
ホログラフィック光学素子はその性質上、光線の入射角と反射角とを異ならせることができる。この性質は、プリズムなど他の光学系には見られない性質である。この性質を利用し、第1ホログラフィック光学素子12は、光源11からの光線の入射角に依存しない方向に光線を反射させて、反射型表示素子13に導光することができる。これにより、光源11、第1ホログラフィック光学素子12の面の双方を眼鏡の形状に沿う方向に配置することができるため、装置の小型化に寄与する。また、ホログラフィック光学素子は所定の入射角の光線を反射する反面、他の角度で入射した光線を透過する性質を有する。このため、狭小な領域に第1ホログラフィック光学素子12、反射型表示素子13を配置しなければならないなどの理由で、反射型表示素子13から反射された光が再度、第1ホログラフィック光学素子12に入射するような場合であっても、これを透過して良好に第2ホログラフィック光学素子14に導くことができる。光線をその入射角により選択的に反射/透過させる性質は、プリズムにも認められるが、プリズムを用いる場合、図1のプリズム82の例のように、サイズが大きくなりすぎることが問題となる。ホログラフィック光学素子であれば薄い形状でプリズムと同様の機能を備えるため、装置の小型化に寄与する。
このように、本実施例の映像表示装置1によれば、第1ホログラフィック光学素子12を用いて、光源11からの光を反射型表示素子13に導光したため、映像生成に必要な部品を眼鏡の形状に沿った配置とすることが可能となるため、装置を小型化することができる。
図4は、実施例1の映像表示装置1において光の制御が不十分な場合を例示する図である。図4の例では、反射型表示素子13を反射した光がノーズパッド95の方まで拡散され、第2ホログラフィック光学素子14上に良好に導くことができていない。実施例2の映像表示装置は、図4に示したような第2ホログラフィック光学素子14への導光制御が不十分な場合にこれを改善することを目的としている。
以下、図5を参照して実施例2の映像表示装置について説明する。図5は、本実施例の映像表示装置2の構成を示す平面図である。図5に示すように、本実施例の映像表示装置2は、実施例1の映像表示装置1の構成に加え、第3ホログラフィック光学素子21を含む。第3ホログラフィック光学素子21は、反射型表示素子13と第2ホログラフィック光学素子14の間に位置し、反射型表示素子13からの反射光を透過屈折させて、第2ホログラフィック光学素子14に導光する。
第3ホログラフィック光学素子21は、例えば設計条件が厳しく、反射型表示素子13からの反射光を有効に第2ホログラフィック光学素子14に導けない場合に、光線の向きを補正する目的で追加される。
本実施例の映像表示装置2によれば、実施例1と同様の効果に加え、第3ホログラフィック光学素子21を追加することにより、反射型表示素子13からの反射光を有効に第2ホログラフィック光学素子14に導光することができる。
以下、図6を参照して実施例3の映像表示装置について説明する。図6は、本実施例の映像表示装置3の構成を示す平面図である。図6に示すように、本実施例の映像表示装置3は、実施例1の映像表示装置1の構成のうち、第1ホログラフィック光学素子12を、第1ホログラフィック光学素子32に置き換えた構成である。
第1ホログラフィック光学素子32は、実施例1と同様に、光源11からの光を所定方向に反射させて反射型表示素子13に導光する機能を有するが、この機能だけでなく、反射型表示素子13から反射されて再度入射した光を透過屈折させて、第2ホログラフィック光学素子14に導光する機能をも有する。すなわち、本実施例の第1ホログラフィック光学素子32は、実施例1の第1ホログラフィック光学素子12の機能と実施例2の第3ホログラフィック光学素子21の機能を併せ持つ。
本実施例の映像表示装置3は、反射型表示素子13への導光機能、第2ホログラフィック光学素子14への導光機能を併せ持つ、第1ホログラフィック光学素子32を備えることにより、実施例1、実施例2と同様の効果を奏する。
以下、図7、図8を参照して第1ホログラフィック光学素子32を通じて観察される虚像について説明する。本実施例の映像表示装置3では、反射型表示素子13の各画素から広がった(拡散した)光が再現できるように、第2ホログラフィック光学素子14を設計した。ある程度の幅で拡散した第1ホログラフィック光学素子32からの光を、第2ホログラフィック光学素子14に照射し、反射させることで図7に示す位置に所定の立体角の虚像60(仮想画素61、62、63を含む)を生成することができる。ユーザから見れば、第2ホログラフィック光学素子14はいわば、虚像60を観察するためののぞき穴と同じであるから、第2ホログラフィック光学素子14が小さなサイズになれば、虚像60として観察される範囲も小さくなる。
例えば図8に示すように図7に例示した場合よりも第2ホログラフィック光学素子14が小さい場合、虚像60の立体角も必然的に小さくなる。このことは、虚像60を図7の場合の大きさと同程度にしようとすると、虚像の端に位置する仮想画素61’からの光は、眼球に入射しないと表現することもできる(同図中の細線矢印参照)。
大画面の映像を実現するためには、第2ホログラフィック光学素子14への照射面積を大きくする必要がある。そこで、第1ホログラフィック光学素子32にレンズ機能(反射型表示素子13からの光を拡大させて透過させる機能)を持たせ、第1ホログラフィック光学素子32において透過屈折角を調整することで第2ホログラフィック光学素子14を浅い角度で照射して映像の横方向(水平方向)を拡大する。さらに、第1ホログラフィック光学素子32のレンズ機能により、主に映像の縦方向(鉛直方向)を拡大することにより、第2ホログラフィック光学素子14への照射面積を大きくすることができる。映像の横方向(水平方向)の拡大は角度の調整ではなく、第1ホログラフィック光学素子32のレンズ機能に依ってもよい。この点については実施例4において詳細に述べる。
以下、図9を参照して実施例4の映像表示装置について説明する。図9は、本実施例の映像表示装置4の構成を示す平面図である。図9に示すように、本実施例の映像表示装置4は、実施例3の映像表示装置3の構成のうち、第1ホログラフィック光学素子32を第1ホログラフィック光学素子42に、第2ホログラフィック光学素子14を、第2ホログラフィック光学素子44に、それぞれ置き換えた構成である。
上述の実施例(図2、図4〜図6の配置例)で示した通り、反射型表示素子13は、眼鏡のテンプル92に支持固定され、この位置からレンズ94に貼付された第2ホログラフィック光学素子14を照射するため、反射型表示素子13からの光は、斜め方向から第2ホログラフィック光学素子14に入射することになる。これにより、反射型表示素子13が生成する像は、第2ホログラフィック光学素子14上において水平方向に引き伸ばされた像となる。実施例1〜3では、この光学的要因による像の変形をソフトウェア側で調整することで解消することができる。例えば、反射型表示素子13が生成する像の鉛直方向を予め定めた比率に引き伸ばしておくか、または像の水平方向を予め定めた比率に縮小しておけばよい。しかしながら、ソフトウェアによって像を変形した場合、引き伸ばされた方向において解像度が劣化するという課題がある。
そこで本実施例では、第1ホログラフィック光学素子42に集光、または拡散機能を持たせることで、この課題を解決した。第1ホログラフィック光学素子42は、実施例1、実施例3と同様に、光源11からの光を所定方向に反射させて反射型表示素子13に導光する機能を有し、実施例3と同様に、反射型表示素子13から反射されて再度入射した光を透過屈折させて、第2ホログラフィック光学素子44に導光する機能を有する。このとき第1ホログラフィック光学素子42は、反射型表示素子13から反射されて再度入射した光を、第2ホログラフィック光学素子44の受光領域の水平方向幅、または鉛直方向幅が所定の幅に伸長、または圧縮されるように、反射光を制御する。例えば、第1ホログラフィック光学素子42は、第2ホログラフィック光学素子44の受光領域の水平方向幅が、反射型表示素子13の水平方向幅と等しくなるように、反射光を屈折透過させ、集光制御する。
第2ホログラフィック光学素子44は、実施例1〜3の第2ホログラフィック光学素子14と同じでも良いが、第1ホログラフィック光学素子42の制御に伴って適切なサイズに変更してもよい。例えば、第1ホログラフィック光学素子42が水平方向の集光制御を実行する場合には、これに伴って、水平方向幅を縮小してもよい。第1ホログラフィック光学素子42が鉛直方向の拡散制御を実行する場合には、これに伴って、鉛直方向幅を拡張してもよい。
本実施例では、第1ホログラフィック光学素子42に集光、または拡散機能を持たせ、第2ホログラフィック光学素子44の受光領域(映像光投影領域)の水平方向幅、または鉛直方向幅が所定の幅に伸長、または圧縮されるように、反射光を制御したが、同様の変形を例えば実施例2の第3ホログラフィック光学素子21に対して行ってもよい。第3ホログラフィック光学素子21に集光、または拡散機能を持たせることにより、第3ホログラフィック光学素子21は第2ホログラフィック光学素子14への導光機能を果たすだけでなく、第2ホログラフィック光学素子14の受光領域(映像光投影領域)の水平方向幅、または鉛直方向幅が所定の幅に伸長、または圧縮されるように、反射光を制御する機能を果たす。
本実施例の映像表示装置4によれば、実施例3の効果に加え、解像度を劣化させずに、映像のアスペクト比を調整することができる。
<補記>
本発明の装置は、例えば単一のハードウェアエンティティとして、キーボードなどが接続可能な入力部、液晶ディスプレイなどが接続可能な出力部、ハードウェアエンティティの外部に通信可能な通信装置(例えば通信ケーブル)が接続可能な通信部、CPU(Central Processing Unit、キャッシュメモリやレジスタなどを備えていてもよい)、メモリであるRAMやROM、ハードディスクである外部記憶装置並びにこれらの入力部、出力部、通信部、CPU、RAM、ROM、外部記憶装置の間のデータのやり取りが可能なように接続するバスを有していてもよい。また必要に応じて、ハードウェアエンティティに、CD−ROMなどの記録媒体を読み書きできる装置(ドライブ)などを設けることとしてもよい。このようなハードウェア資源を備えた物理的実体としては、汎用コンピュータ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラなどがある。
ハードウェアエンティティの外部記憶装置には、上述の機能を実現するために必要となるプログラムおよびこのプログラムの処理において必要となるデータなどが記憶されている(外部記憶装置に限らず、例えばプログラムを読み出し専用記憶装置であるROMに記憶させておくこととしてもよい)。また、これらのプログラムの処理によって得られるデータなどは、RAMや外部記憶装置などに適宜に記憶される。
ハードウェアエンティティでは、外部記憶装置(あるいはROMなど)に記憶された各プログラムとこの各プログラムの処理に必要なデータが必要に応じてメモリに読み込まれて、適宜にCPUで解釈実行・処理される。その結果、CPUが所定の機能(上記、…部、…手段などと表した各構成要件)を実現する。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、上記実施形態において説明した処理は、記載の順に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されるとしてもよい。
既述のように、上記実施形態において説明したハードウェアエンティティ(本発明の装置)における処理機能をコンピュータによって実現する場合、ハードウェアエンティティが有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記ハードウェアエンティティにおける処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。具体的には、例えば、磁気記録装置として、ハードディスク装置、フレキシブルディスク、磁気テープ等を、光ディスクとして、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto-Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP−ROM(Electronically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、ハードウェアエンティティを構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
8 映像表示装置
91 モダン
92 テンプル
93 リム
94 レンズ
95 ノーズパッド
96 ブリッジ
11 光源
82 プリズム
13 反射型表示素子
14 (第2)ホログラフィック光学素子
15 制御部
71 瞳孔中心
1 映像表示装置
12 第1ホログラフィック光学素子
2 映像表示装置
21 第3ホログラフィック光学素子
3 映像表示装置
32 第1ホログラフィック光学素子
4 映像表示装置
42 第1ホログラフィック光学素子
44 第2ホログラフィック光学素子
60 虚像
61 仮想画素
61’ 仮想画素
62 仮想画素
63 仮想画素

Claims (5)

  1. 眼鏡に支持された光源と、
    前記光源からの光を所定方向に反射させる第1ホログラフィック光学素子と、
    前記第1ホログラフィック光学素子で反射された光をその映像表示面で受光し、所定方向に反射する反射型表示素子と、
    前記反射型表示素子からの反射光を所定方向に反射させて前記眼鏡を装着した人の瞳孔に入射させる第2ホログラフィック光学素子を含む
    映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の映像表示装置であって、
    前記反射型表示素子からの反射光を透過屈折させて、前記第2ホログラフィック光学素子に導光する第3ホログラフィック光学素子を含む
    映像表示装置。
  3. 請求項1に記載の映像表示装置であって、
    前記第1ホログラフィック光学素子は、
    前記反射型表示素子からの反射光を透過屈折させて、前記第2ホログラフィック光学素子に導光する
    映像表示装置。
  4. 請求項3に記載の映像表示装置であって、
    前記第1ホログラフィック光学素子は、
    前記第2ホログラフィック光学素子の受光領域の幅を所定の幅に伸長、または圧縮するように、前記反射光を制御する
    映像表示装置。
  5. 請求項2に記載の映像表示装置であって、
    前記第3ホログラフィック光学素子は、
    前記第2ホログラフィック光学素子の受光領域の幅を所定の幅に伸長、または圧縮するように、前記反射光を制御する
    映像表示装置。
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