JP2017007990A - アミロイド凝集性評価用汎用性量子ドットナノプローブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、3〜10個のアミノ酸からなるアミロイド形成性ペプチドのN末端またはC末端にシステインを介して量子ドットが結合してなる、量子ドットナノプローブ、並びに、該量子ドットナノプローブを用いて、試料中のアミロイド凝集の有無を判別する方法などに関する。
【選択図】 図10
Description
[1]3〜10個のアミノ酸からなるアミロイド形成性ペプチドのN末端またはC末端にシステインを介して量子ドットが結合してなる、量子ドットナノプローブ。
[2]量子ドットが、CLIVAGD(配列番号58)、CKLVFFAE(配列番号59)、CLVFFA(配列番号60)またはCGNNQQNY(配列番号61)のN末端にあるシステインに結合してなる、前記[1]に記載の量子ドットナノプローブ。
[3]複数の生体由来のアミロイド形成性タンパク質のアミロイド形成を検出するための、前記[1]または[2]に記載の量子ドットナノプローブ。
[4]複数の生体由来のアミロイド形成性タンパク質が、アミロイドβタンパク質、アポリポタンパク質A−I、アポリポプロテインA−II、β2ミクログロブリン、インスリン、リゾチーム、シスタチンCおよびステフィンAからなる群から選択される2つ以上である、前記[3]に記載の量子ドットナノプローブ。
[5]複数の生体由来のアミロイド形成性タンパク質が、アミロイドβおよびアポリポタンパク質A−IIである、前記[4]に記載の量子ドットナノプローブ。
[6]前記[1]〜[5]のいずれか一項に記載の量子ドットナノプローブを用いて、試料中のアミロイド凝集の有無を判別する方法。
さらに、アミロイドーシスに起因する種々の疾患の診断や、種々のアミロイド形成性タンパク質やペプチドを標的としたアミロイド凝集阻害物質のスクリーニングや分子設計(抗アミロイドーシス剤の創薬)を可能にする。特に、アミロイド形成性ペプチド部分のアミノ酸長が比較的短いことから、工業的に生産する場合でも安価に製造できる。
ここで生体由来のアミロイド形成性タンパク質は、特に限定されないが、例えば、下記表2に記載のアミロイド形成性タンパク質や、ステフィンA、αシヌクレインなどが挙げられる。本発明の量子ドットナノプローブを用い、表2に記載のアミロイド形成性タンパク質を検出することによって、該アミロイド形成性タンパク質に関連する疾患の診断を行うことも可能である。
アミロイド凝集は、タンパク質が線維化し、沈着することをいい、アミロイドーシスの原因となる。アミロイドーシスとは、アミロイド形成により生じる重篤な疾患群の総称である。アミロイドーシスは局在性によって全身性アミロイドーシスと限局性アミロイドーシスの2つ大きく分類されており、アミロイドタンパク質が血中に存在する場合は全身性アミロイドーシス、特定の臓器に限局して沈着を認める場合は限局性アミロイドーシスと呼ばれる。
ApoA−IIのN−末端ペプチド(ApoA−II(N):DMQSLFTQYFQ(配列番号52))および、C−末端ペプチド(ApoA−II(C):QLTPLVRSAGTSLVNFFS(配列番号53))((95%≦、Biologica(Nagoya,Japan))は、6mMになるようDMSOで溶解したものを用いた。
Aβ1-42(DAEFRHDSGYEVHHQKLVFFAEDVGSNKGAIIGLMVGGVVIA(配列番号54))は株式会社ペプチド研究所(Osaka, Japan)より購入し、1mMとなるようDMSOで溶解したものを実験に供した。Cys−ApoA−II(C,Nペプチド)、Cys−LD6はMBLに合成委託した物を用いた。また、Cys−AβはANASPECから入手した。それぞれのシステイン残基導入ペプチドは、1mMになるようDMSO溶解し、使用するまで−80℃で保存した。コロジオン膜は日清EM株式会社(Tokyo, Japan)より購入し、PTA試薬は和光純薬工業株式会社(Osaka, Japan)より入手した。チオフラビンT(ThT)はWako Pure Chemical Industries Ltd(Osaka,Japan)より購入した。
ApoA−IIのC末端ペプチド(ApoA−II(C))および、ApoA−IIのN末端ペプチド(ApoA−II(N))は、100%DMSOで6mMに溶解した溶液を用いた。このApoA−IIペプチド溶液を終濃度各200μM、DMSOを終濃度20%となるように添加した。バッファーは、pH2.6にあらかじめ調製したクエン酸バッファーを終濃度50mM加え、milliQで全量20μLに調製した。調製したアミロイド線維形成反応溶液を、24時間、37℃でインキュベーションし、0、2、6、12、24hでそれぞれ回収した。回収したアミロイド形成反応溶液8μLと、チオフラビンT溶液1.6mLを混合した。チオフラビンT溶液は、5μMチオフラビンT、50mM NaOH-Glycine buffer(pH8.5)となるよう調製した溶液を用いた。混合溶液を、励起波長446nmおよび蛍光波長490nmの条件において蛍光分光光度計FP−6200(JASCO,Tokyo,Japan)を用いて測定した。
ApoA−II C末端ペプチド単独、ApoA−II N末端ペプチド単独もしくはApoA−II C末端ペプチドとApoA−II N末端ペプチドとを混合した場合の3通りの条件で線維形成がどのように行われるか観察した。
まず、C末端ペプチド単独の場合、わずかに線維形成が見られた。一方、N末端ペプチド単独の場合、線維形成は引き起こされなかった。これらと比較し、ApoA−II C末端ペプチドとN末端ペプチドを混合し、インキュベーションした結果、線維伸長が非常に速い速度で引き起こされ、最終の24hでは非常に多くの線維体が観察された(図1)。
ApoA−IIのアミロイド線維形成条件は、上述したThTアッセイで用いた方法と同様であり、24hインキュベーション後の溶液を用いた。反応溶液5μLを、400メッシュコロジオン膜の銅グリッド上にスポットし、すぐに濾紙でふき取り乾燥させた。次に、1%PTA溶液をコロジオン膜上に滴下し、余分な水分を濾紙でふき取って乾燥させることで観察用サンプルとした。観察は、加速電圧80kVでJEM−1400顕微鏡(JEOL,Tokyo,Japan)を用いて行った。
ApoA−II線維の観察を行った結果、上述のThTアッセイの結果と相同性の高い結果が得られた。すなわち、蛍光強度の上昇がほとんど見られなかったC末端ペプチド、N末端ペプチド単独の場合では線維形成は引き起こされなかった。これに対し、C末端ペプチドとN末端ペプチドを混合してインキュベーションした場合、線維形成が引き起こされ、多くの線維体を観察することに成功した(図2)。
アミロイド形成性ペプチドそれぞれにCys残基を導入したペプチドを用いて、表3に記載の量子ドットナノプローブを調製した。
調製した量子ドットナノプローブ溶液をアミロイド形成性タンパク質溶液と混合しインキュベーションすることで、量子ドットによりアミロイド線維を蛍光標識した。線維形成反応溶液の挿入されたwellの底面から蛍光顕微鏡で画像を撮影することで、タンパク質凝集体形成の経時的変化を観察した。さらに、撮影した凝集体の画像を解析し数値化することで、アミロイド凝集性について評価した。解析には、画像解析ツールであるimageJを用い、well画像中の100×100pixel領域のSD値をランダムに10か所測定し、平均値を算出し比較することで定量化を行った。
Aβペプチドは、100%DMSOで1mMに溶解した溶液を用いた。このAβペプチド溶液を終濃度30μMとなるよう添加した。バッファーは、pH7.4にあらかじめ調製した10×PBSを終濃度1×PBSとなるよう加えた。濃度を測定したQdot−Aβを、終濃度が各30nMとなるように加えた後、milliQで全量20μLに調製した。調製したアミロイド線維形成反応溶液4℃で2分間、10,000gで遠心分離し、沈殿を吸い取らないように上清のみを1536 wellプレートの1 wellにつき5μLアプライした。次に、well上をプレートシールにより密閉し、37℃でインキュベーションした。蛍光顕微鏡観察は0、2、6、12、24hそれぞれで行い、蛍光画像の撮影を行った。撮影画像からSD値を算出し、アミロイド凝集性評価を行った。
Qdot−AβとAβの混合溶液をインキュベーションし、蛍光顕微鏡により経時的変化を観察した。その結果、インキュベーション前には見られなかったタンパク質凝集体を観察することに成功した。観察画像より、インキュベーション開始から2時間〜6時間の間に最も線維形成が促進されていることが示された。また、SD値を測定し、線維形成曲線を作製したところ、典型的なアミロイド形成曲線が得られた(図3)。
Qdot−ApoA−II(C,N)を用い、ApoA−IIのアミロイド線維形成を標識することが可能か調べた。また、Qdotを用いたアミロイド線維観察法が、徳楽らにより報告のあるアミロイドβでの成功例に限らず、他のアミロイド形成性タンパク質であるApoA−IIに応用可能かを検討した。
Qdot−ApoA−IIを用いることにより、ApoA−IIアミロイド線維の形成により引き起こされる溶液の変化を経時的に観察した。その結果、インキュベーション時間の経過に伴うApoA−II線維の増加を確認することに成功した。また、SD値の測定によるアミロイド線維形成性評価法がApoA−IIにおいても有効であることが示された(図4)。今回の実験では、Qdot−ApoA−II(C)とQdot−ApoA−II(N)を用いているが、Qdot−ApoA−II(C)をプローブとして用いた場合においてより線維体の標識が効率的に行われた。
Qdot−LD6により、種々のアミロイド形成性タンパク質の凝集性評価を行うことが出来るか検討した。本実験では、Aβ、ApoA−II、インスリン、リゾチーム、ステフィンAの5種のタンパク質をアミロイド形成性タンパク質として供試した。
Qdot−LD6により、Aβ線維形成を経時的に観察することに成功した。また、SD値を測定し定量化を行ったところ、Qdot−Aβを用いた場合とほぼ同様の値を示した(図5)。同様に、ApoA−IIの凝集性評価をQdot−LD6により行い、SD値による比較を行ったところ、Qdot−ApoA−IIにより標識した場合とほぼ同様の値を示した(図6)。更に、リゾチーム、インスリン、ステフィンAに対してQdot−LD6を添加しインキュベーションを行ったところ、インキュベーション前には観察されなかったアミロイド凝集体の観察が可能であることが示された(図7)。
アミロイド形成阻害剤として知られているロスマリン酸(RA)、カフェ酸(CA)およびクルクミン(Cur)を用い、それぞれの量子ドットナノプローブを用いた場合のアミロイド線維形成阻害効果の評価に用いることが可能か検討した。
Aβペプチドは、100%DMSOで1mMに溶解した溶液を用いた。このAβペプチド溶液を終濃度30μMとなるよう添加した。バッファーは、pH7.4にあらかじめ調製した10×PBSを終濃度1×PBSとなるよう加えた。濃度を測定したQdot−LD6を、終濃度が各30nMとなるように加えた。更に、供試サンプル三種を0.1、1、10、100μMそれぞれ添加し、よく混合した後にmilliQで全量20μLに調製した。調製したアミロイド線維形成反応溶液4℃で2分間、10,000gで遠心分離し、沈殿を吸い取らないように上清のみを1536 wellプレートの1 wellにつき5μLアプライした。サンプルをアプライしたwell上を、セロテープ(登録商標)、プレートシールで密閉し、インキュベーターを用いて37℃でインキュベーションした。蛍光顕微鏡観察は0、2、6、12、24hに行い、撮影を行った。また、撮影画像からSD値を算出し、アミロイド凝集性評価を行った。
ApoA−IIのC末端、N末端ペプチドは、100%DMSOで6mMに溶解した溶液を用いた。このApoA−IIペプチド溶液を終濃度各500μM、DMSOを終濃度20%となるよう添加した。バッファーは、pH2.6にあらかじめ調製したクエン酸バッファーを終濃度50mM加えた。濃度を測定したQdot−LD6を、終濃度が各50nMとなるように加えた。更に、供試サンプル三種を0.1、1、10、100μMそれぞれ添加し、よく混合した後にmilliQで全量20μLに調製した。調製したアミロイド線維形成反応溶液4℃で2分間、10,000gで遠心分離し、沈殿を吸い取らないように上清のみを1536 wellプレートの1 wellにつき5μLアプライした。サンプルをアプライしたwell上を、セロテープ(登録商標)、プレートシールで密閉し、インキュベーターを用いて37℃でインキュベーションした。蛍光顕微鏡観察は0、2、6、12、24hに行い、撮影を行った。また、撮影画像からSD値を算出し、アミロイド凝集性評価を行った。
Aβに対して凝集阻害剤を添加した場合の線維形成阻害度を、Qdot−Aβを用いた場合とQdot−LD6を用いた場合で比較し、SD値により評価した。その結果、凝集阻害剤として添加した各化合物、各添加濃度いずれにおいても、Qdot−Aβを用いた場合とQdot−LD6を用いた場合で差異は生じなかった(図8A〜C)。同様に、ApoA−IIに対してもQdot−ApoA−IIを用いた場合とQdot−LD6を用いた場合で比較したところ、差異は生じなかった(図9A〜C)。
表2に記載のQdot−KE7、Qdot−LA5、およびQdot−GY7の3種類のQdotプローブを新たに調整し、Aβのアミロイド凝集体の蛍光観察を行い、Qdot−LD6の場合と比較した。
Aβペプチドは、100%DMSOで1mMに溶解した溶液を用いた。このAβペプチド溶液を終濃度30μMとなるよう添加した。バッファーは、pH7.4にあらかじめ調製した10×PBSを終濃度1×PBSとなるよう加えた。濃度を測定した各種Qdotプローブを、終濃度が各30nMとなるように加えた後、milliQで全量20μLに調製した。調製したアミロイド線維形成反応溶液4℃で2分間、10,000gで遠心分離し、沈殿を吸い取らないように上清のみを1536 wellプレートの1 wellにつき5μLアプライした。次に、well上をプレートシールにより密閉し、37℃でインキュベーションした。蛍光顕微鏡観察は0、2、6、12、24hそれぞれで行い、蛍光画像の撮影を行った。
下記表4および図10に示すとおり、Qdot−LD6と比較して、Qdot−LA5およびQdot−GY7はほぼ同様の線維標識能を示し、Qdot−LD6と同様に実用性が認められた。
Qdot−KE7は、Qdot−LA5と比較して若干蛍光が弱化していた。Qdot−KE7とQdot−LA5とは、システインを除くアミロイド形成性ペプチド部分において、配列の末端にK、Eが付加しているかいないかの2残基の違いしかなく(表3)、配列のわずかな相違によって、線維標識能に変化が見られた。
ThTアッセイによりApoA−IIのアミロイド凝集性を評価した。ApoA−IIのC末端ペプチドとN末端ペプチドをそれぞれ単体でインキュベーションし、ThTアッセイに供したところ、蛍光強度の上昇は見られなかった。チオフラビンTは、βシート構造に特異的に結合し、蛍光を発する物質であることから、C末端ペプチド・N末端ペプチド単独では線維形成が引き起こされないことが示唆された。対して、C末端ペプチド・N末端ペプチドを混合してインキュベーションした場合には、線維形成に伴う大幅な蛍光強度の上昇が見られた。この結果から、ApoA−IIの線維形成は、C末端とN末端のアミロイド形成性領域が互いに相互作用し、βシート構造を形成しながら凝集することで引き起こされると考えられる。
Claims (6)
- 3〜10個のアミノ酸からなるアミロイド形成性ペプチドのN末端またはC末端にシステインを介して量子ドットが結合してなる、量子ドットナノプローブ。
- 量子ドットが、CLIVAGD(配列番号58)、CKLVFFAE(配列番号59)、CLVFFA(配列番号60)またはCGNNQQNY(配列番号61)のN末端にあるシステインに結合してなる、請求項1に記載の量子ドットナノプローブ。
- 複数の生体由来のアミロイド形成性タンパク質のアミロイド形成を検出するための、請求項1または2に記載の量子ドットナノプローブ。
- 複数の生体由来のアミロイド形成性タンパク質が、アミロイドβタンパク質、アポリポタンパク質A−I、アポリポタンパク質A−II、β2ミクログロブリン、インスリン、リゾチーム、シスタチンCおよびステフィンAからなる群から選択される2つ以上である、請求項3に記載の量子ドットナノプローブ。
- 複数の生体由来のアミロイド形成性タンパク質が、アミロイドβおよびアポリポタンパク質A−IIである、請求項4に記載の量子ドットナノプローブ。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の量子ドットナノプローブを用いて、試料中のアミロイド凝集の有無を判別する方法。
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CN110002428A (zh) * | 2018-01-04 | 2019-07-12 | 国家纳米科学中心 | 用于调控淀粉样蛋白的碳基量子点、其制备方法及应用 |
KR102216845B1 (ko) * | 2019-08-14 | 2021-02-19 | 한국과학기술원 | 아밀로이드 베타 응집 억제용 다기능성 탄소 도트 및 이의 용도 |
WO2024071361A1 (ja) * | 2022-09-27 | 2024-04-04 | 株式会社カネカ | 凝集性タンパク質に対する凝集抑制活性又は凝集促進活性を評価する方法 |
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2015
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