JP2017005573A - 通信システム、及び、通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】端末の電池切れ及び圏外移動等で通話が切断される場合、通話を中断し、端末が復帰後に通話を再開する。【解決手段】管理部は、端末が通話不可状態に遷移することを検知し、かつ、通話を再開する対象である場合、通話継続部から中継部への通話用のベアラを生成することを通話継続部に指示し、他の端末から端末に音声データを送信するための中継部から端末への通話用のベアラを、中継部から通話継続部への通話用のベアラに切り替えるように中継部に指示し、端末が通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知した場合、端末から中継部への通話用のベアラを生成するように基地局に指示し、他の端末から端末に音声データを送信するための中継部から通話継続部への通話用のベアラを中継部から端末への通話用のベアラに切り替えるように中継部に指示する。【選択図】図1
Description
本発明は、通信システム、及び、通信方法に関する。
通話手段を備えた通信システム及びナビゲーション装置において通話中に通信圏外に移動する場合、予め使用者と通話の相手方に圏外に移動する旨を報知し、移動により再び通信圏内に戻ると通話の相手方の電話番号に自動的にリダイヤルするようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、端末が圏内に戻り、自動的にリダイヤルするとき、相手方がリダイヤルや通話中である場合が想定されていない。そのため、相手方がリダイヤルを受け取れる場合に限り、通話を再開できるという効果に留まる。そこで、本発明では、相手方が圏内にいる限り、通話を再開できる技術を提供することを目的とする。
また、特許文献1では、端末の電池切れによる通話が切断される場合が想定されていない。そのため、圏外に移動する場合のみ有効な技術である。そこで、本発明では、端末が正規の手順を踏まずに通話を終了する場合、端末復帰時に通話を再開できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信システムであって、端末と無線通信する基地局から送信された情報を受け付ける管理部と、前記管理部からの指示を受け付ける通話継続部と、前記端末と他の端末とが通話するための通話用のベアラを収容する中継部と、を有し、前記管理部は、前記端末が通話不可状態に遷移することを検知し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記通話継続部から前記他の端末へ音声データを送信するため、前記通話継続部から前記中継部への通話用のベアラを生成することを前記通話継続部に指示し、前記他の端末から前記端末に音声データを送信するための前記中継部から前記端末への通話用のベアラを、前記中継部から前記通話継続部への通話用のベアラに切り替えるように前記中継部に指示し、前記端末が前記通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知した場合、前記端末から前記他の端末へ音声データを送信するため、前記端末から前記中継部への通話用のベアラを生成するように前記基地局に指示し、前記他の端末から前記端末に音声データを送信するための前記中継部から前記通話継続部への通話用のベアラを前記中継部から前記端末への通話用のベアラに切り替えるように前記中継部に指示する。
本発明によれば、端末が通話中に正規の手順を踏まずに通話を終了する場合、相手方が圏内にいる限り、端末復帰時に通話を再開できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、実施例を図面を用いて説明する。本実施例は、LTE ePCシステムにおける通話再開方法に関し、かつ、通話中断に関する実施例である。
図1は、本実施例の通話再開システムを含む無線通信システムの例を示すブロック図である。詳細には、図1は、ユーザ端末(UE100)とロングタームエボリューション(LTE)のネットワーク110と、2G/3Gネットワーク130と、IPネットワーク140とを備える無線通信システムの例を示す。ただし、本実施例はLTEを用いたネットワークに限られず、端末が無線によって通話するためのネットワークであれば、いかなるネットワークシステムに適用されてもよい。
LTEネットワーク110は、UE100と、2G/3Gネットワーク130と、IPネットワーク140との間をサポート及び接続する。
UE100は、LTEネットワーク110などの無線ネットワークにアクセス可能な無線ユーザデバイスである。UE100は、セッションおよびベアラにおいて制御信号の伝達をサポートすることができる。UE100は、電話、タブレット、PDA、コンピュータ、またはその他の無線ユーザデバイスであってもよい。
図1に示すLTEネットワーク110の構成は、eNB111と、モビリティマネージメントエンティティ(MME112)と、サービングゲートウェイ(SGW113)と、通話継続サーバ120とが、各々1台である場合の構成だが、各ノードとも複数台含まれてもよい。
eNB111、MME112、SGW113、および、分かりやすくするために説明を省略した各種のLTEネットワーク110の構成要素は、各々が連携することで、ロングタームエボリューション(LTE)を用いた通話サービスをサポートするエヴォルブドパケットコア(EPC)ネットワークを提供する。
eNB111は、UE100に対して無線アクセスインタフェース機能を提供する。図1では、eNB111は1台のUE100をサポートしているが、複数台のUE100をサポートしてもよい。eNB111とUE100との間の通信は、LTE−Uuインタフェースを用いてサポートされる。
MME112は、UE100のモビリティ管理機能を提供する。MME112は、eNB111から送信される情報を受け付け、UE100のハンドオーバ等の処理を実行する管理装置である。
MME112とeNB111との間の通信は、S1−MMEインタフェースを用いてサポートされる。MME112とSGW113との間の通信はS11インタフェースを用いてサポートされる。
SGW113は、UE100のユーザデータ中継機能を提供する。SGW113とeNB111との間の通信はS1−Uインタフェースを用いてサポートされる。
SGW113は、UE100と相手端末との間の通話を中継するため、eNB111との間のベアラを収容する。また、eNB111は、eNB111とSGW113との間のベアラに対応し、かつ、UE100との無線通信のためのベアラを収容する。このため、UE100からSGW113への通信のベアラを生成する必要がある際、MME112等の管理部は、eNB111に、SGW113とのベアラ及びUE100とのベアラの生成を指示する。
通話継続サーバ120は、通話中断時に相手端末との通信を継続する機能を提供する。通話継続サーバ120は、本実施例のMME112と通信する。
ここで、相手端末とは、一つのUE100との間で通話し、LTEの規格によって通信する他のUE100であってもよいし、LTEとは異なる規格によって通信する他の端末であってもよい。
通話継続サーバ120は、相手端末との通信中に音声及びその他の方式で相手端末とデータ送受信をしてもよい。通話継続サーバ120は、任意の適した方式でLTEネットワーク110と通信できる。通信パスは任意の適した通信機能を用いて実現できる。
2G/3Gネットワーク130は、相手端末へ通話サービスを提供する。2G/3Gネットワーク130は、任意の適した方式でLTEネットワーク110と通信できる。通信パスは任意の適した通信機能を用いて実現できる。
IPネットワーク140は、一つまたは複数のパケットデータネットワークを含み、それらを介してUE100へ通話サービス等を提供する。IPネットワーク140は、任意の適した方式でLTEネットワーク110と通信できる。通信パスは任意の適した通信機能を用いて実現できる。
なお、本実施例の無線通信システムは、無線通信を実現する規格を用いるシステムであれば、LTE以外のいかなる規格を用いてもよい。また、LTEネットワーク110の各ノードは、一つの物理的な計算機に実装された複数の仮想計算機によって実装されてもよい。
図2Aは、本実施例の通話再開システムとしての使用に適したMME112の構成を示すブロック図である。
図2Aに示すように、MME112は一つまたは複数のプロセッサと、記憶装置と、ネットワークインタフェースと、ユーザインタフェースとを含む。プロセッサ202は、記憶装置210、ネットワークインタフェース201、およびユーザインタフェース203のそれぞれと接続されている。
ネットワークインタフェース201は、eNB111、SGW113及びEPS114と接続するためのインタフェースである。ユーザインタフェース203は、ワークステーション220と接続するためのインタフェースである。
プロセッサ202は、記憶装置210、ネットワークインタフェース201およびユーザインタフェース203と連携することで、通話再開システムの各種制御機能を提供する。
記憶装置210は、一般的に、LTEネットワーク110のための各種の機能を提供する上で使用されるプログラム及びデータ等を記憶する。記憶装置210は、通話を中断することおよび通話を再開することを実施するように構成される、各種の通話再開プログラム211のモジュール及び通話再開データ212を含む。
一実施形態では、通話再開プログラム211のモジュールは、各種の通話再開機能を実現するためのプロセッサ202によって実行されるソフトウェア命令を含む。
通話再開プログラム211のモジュールは、UE100またはeNB111からのメッセージを受信時、メッセージの送信元が通話再開機能対象のUE100だった場合に、通話再開処理を実行する。通話再開プログラム211は、UE100との間で送受信するメッセージに基づいて、通話再開データ212を更新、追記及び削除する。
図2Bは、本実施例の通話再開データ212を示す説明図である。
通話再開データ212は、International Mobile Subscriber Identity(IMSI)241、Globally Unique Temporary Identity(GUTI)242、UE状態243、通話再開機能対象識別子244、SGWのIPアドレス245、ベアラテーブル246(EPS Bearer Identity(EBI)251、Linked EPS Bearer Identity(LBI)252、Downlink S1−U eNB TEID253、Uplink S1−U SGW TEID254、QoS Class Identifier(QCI)255を含む)、及び、その他の通話再開機能に関するデータを格納する。
IMSI241は、UE100を一意に識別する識別子を格納する。例えば、UE100が備えるSIMカードに記録される。
GUTI242は、UE100の認証時に一時的に用いられる識別子として、MME112がUE100に割り当てる識別子である。GUTI242を用いることによって、IMSI241をメッセージに含める必要がないため、セキュリティ(無線傍受など)が向上する。
本実施例の各装置は、UE100を識別するためにGUTI及びIMSIの一方を用いるが、いずれの識別子を用いてもよい。
UE状態243は、IMSI241又はGUTI242が示すUE100の接続状態を示す情報である。本実施例において、例えば、UE状態243は、EPS Connection Management(ECM)状態(接続状態、休止状態、切断状態)、及び、通話中断状態を示す。
通話再開機能対象識別子244は、IMSI241又はGUTI242が示すUE100が本実施例の通話再開機能対象か識別するための識別子。例えば、通話再開機能対象である場合、「TRUE」を示し、通話再開機能対象でない場合、「FALSE」を示す。
本実施例の通話再開機能とは、UE100が通話できない状態になっても、通話できる状態になった場合に通話を再開できるように、相手端末との通話のためのセッションを継続して保持する機能である。
通話再開機能対象識別子244の値は、ユーザ230がワークステーション220を使用し、事前に設定される。また、通話再開機能対象識別子244は、LTEネットワーク110、または、IPネットワーク140のその他のノードを介して設定されてもよい。
SGWのIPアドレス245は、U−Plane(制御データではない、実データ)を扱うSGW113のIPアドレス(IPv4であっても、IPv6であっても、いずれの規格のIPアドレスであってもよい)を示す。
ベアラテーブル246は、IMSI241又はGUTI242が示すUE100に関するベアラ(データ送受信経路)の一覧を示す。
EBI251は、ベアラを一意に識別する識別子を示す。UE100毎に管理されているため、端末間では重複してもよい。
LBI252は、各ベアラのDefaultベアラを一意に識別する識別子を示す。PDNセッション生成時にDefaultベアラが構築される。当該PDNセッションに追加ベアラ(Dedicatedベアラ)を構築した際、どのPDNセッションに追加したのか識別するためにDefaultベアラのEBIを識別子として使用する。
例えば、PDNセッションA(DefaultベアラEBI=5)及びPDNセッションB(DefaultベアラEBI=6)が生成済みの状態で、Dedicatedベアラ(EBI=7)をPDNセッションAに追加した場合、このDedicatedベアラのLBIは5となる。
Downlink S1−U eNB TEID263及びUplink S1−U SGW TEID254について、以下に説明する。
eNB(基地局)111−SGW113間ではGTP−Uと呼ばれる通信プロトコルが使用されており、GTPトンネルを構築する。GTPを終端する各ノード(この場合だとeNB111、SGW113)は、GTPトンネルを識別するために、対向ノードのTEID(Tunnel Endpoint Identifier)を保持する必要がある。
Downlink S1−U eNB TEID253は、eNB111側が保持するTEIDであり、eNB111は自身が払いだしたTEIDをSGW113へ通知する。
また、Uplink S1−U SGW TEID254は、SGW113側が保持するTEIDであり、SGW113は自身が払いだしたTEIDをeNB111へ通知する。
なお、以下において、Downlink S1−U eNB TEID253をTEID253と記載し、Uplink S1−U SGW TEID254をTEID254と記載することがある。TEID253及びTEID254は、UE100に一意に割り当てられ、UE100間で重複しない。
QCI255は、QoS制御の内容を識別するための識別子を示す。例えば、ベアラが音声データを転送する場合、QCI=1(優先度高、帯域保障有、低遅延)のQoS制御が適用される場合が多い。
ネットワークインタフェース201は、LTEネットワーク110内の各種ネットワーク構成、ノード、およびその他のエンティティとの通信を容易にして、MME112によって実施される通話再開機能をサポートするように構成される。
本実施例の通話再開プログラム211は、通話再開機能対象識別子244を用いて、UE100が通話再開サービスの対象であるかどうかを識別する。同様に、ベアラテーブル246内のQCI255を用いて、通話用のベアラを構築済みか識別する。
ユーザインタフェース203は、一つまたは複数のワークステーション220との通信を容易にして、一人または複数のユーザ230が通話再開システムのための管理機能を実施できるように構成される。
ワークステーション220は、ユーザ230が用いる計算機であり、ディスプレイ又はプリンタ等の出力装置、及び、キーボード、マウス又はタッチパネル等の入力装置を有する。ユーザ230は、本実施例の通話再開システムを管理又は運用する者であり、ワークステーション220を用いてMME112に処理の指示及びデータの設定を行う。
図3Aは、本実施例の通話再開システムとしての使用に適した通話継続サーバ120の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、通話継続サーバ120は一つまたは複数のプロセッサ302と、記憶装置310と、ネットワークインタフェース301と、ユーザインタフェース303とを含む。プロセッサ302は、記憶装置310、ネットワークインタフェース301、及び、ユーザインタフェース303のそれぞれと接続されている。
プロセッサ302は、記憶装置310、ネットワークインタフェース301およびユーザインタフェース303と連携することで、通話再開システムの相手端末との通信を継続するための機能を提供する。
記憶装置310は、通話中断時、相手端末との通信を継続するための機能を実施するように構成される、各種の通話継続サーバプログラム311のモジュールと通話継続サーバデータ312とを含む。
一実施形態では、通話継続サーバプログラム311のモジュールは、各種の通話継続機能を実現するためのプロセッサ302によって実行されるソフトウェア命令を含む。
通話継続サーバプログラム311のモジュールは、MME112からのメッセージを受信時、通話継続機能を提供するよう動作させる。通話継続サーバプログラム311は、MME112との間で送受信するメッセージに基づいて、通話継続サーバデータ312を更新、追記及び削除する。
図3Bは、本実施例の通話継続サーバデータ312を示す説明図である。
通話継続サーバデータ312は、IMSI341、GUTI342、SGWのIPアドレス343、ベアラテーブル344(EBI351、LBI352、Downlink S1−U eNB TEID353、Uplink S1−U SGW TEID354、QCI355を含む)およびその他の通話継続機能に関するデータを格納する。
IMSI341、GUTI342、SGWのIPアドレス343、および、ベアラテーブル344は、通話再開データ212のIMSI241、GUTI242、SGWのIPアドレス245、および、ベアラテーブル246に対応する。また、以下において、Downlink S1−U eNB TEID353をTEID353と記載し、Uplink S1−U SGW TEID354をTEID345と記載することがある。
ネットワークインタフェース301は、LTEネットワーク110内の各種ネットワーク構成、ノード、およびその他のエンティティとの通信を容易にして、通話継続サーバ120によって実施される通話継続機能をサポートするように構成される。ネットワークインタフェース301は、MME112及びSGW113と接続する。
本実施例におけるネットワークインタフェース301は、通話中断時に使用するDownlink S1−U eNB TEID353を生成する。
ユーザインタフェース303は、一つまたは複数のワークステーション320との通信を可能にして、一人または複数のユーザ330が通話再開システムのための管理機能を実施できるように構成される。
ワークステーション320は、計算機であり、入力装置及び出力装置を備える。ワークステーション320とワークステーション220とは一つの計算機に実装されてもよい。また、ユーザ330とユーザ230とは同じであってもよい。
図4は、本実施例のUE100がDetach RequestをMME112へ送信した場合の通話再開システムの通話中断処理の手順を示すシーケンス図である。図4に示すMME112における処理は、通話再開プログラム211が実行し、通話継続サーバ120における処理は、通話継続サーバプログラム311が実行する。
手順401:UE100は、Detach RequestをMME112へ送信する。Detach RequestのCauseは、UE100がeNB111との通信を切断する要求であれば、いずれの理由であってもよい。例えば、Switch Offであってもよく、また、UE100が備えるUSIMカードが外れたことであってもよい。
手順402:MME112は、通話再開機能対象識別子244を用いて、UE100が通話再開サービスの対象であるかどうかを識別する。MME112は、Detach Requestに含まれるUE100の識別子(IMSI又はGUTI)を用いて、通話再開データ212におけるUE100の通話再開機能対象識別子244を参照し、通話再開サービスの対象であるかを識別する。
手順403:手順402の結果、UE100が通話再開サービスの対象であれば(例えば、通話再開機能対象識別子244が「TRUE」であった場合)、MME112は、当該UE100のUE状態243を参照し、UE100がECM−Connected(接続状態)かどうかを識別する。
さらに、MME112は、手順403において、ベアラテーブル246内のQCI255を参照し、UE100が通話用のベアラを構築済みかどうか識別する。
手順404:手順403の結果、UE100がECM−Connectedかつ通話用のベアラを構築済みであった場合、Detach Requestを送信したUE100は、相手端末との通話中である。このためMME112は、相手端末とのセッションをUE100の代わりに通話継続サーバ120に継続させ、通話継続サーバ120から相手端末に音声データを送信できるようにするため、通話継続サーバ120からSGW113へのベアラを生成する指示を通話継続サーバ120に送る。
具体的には、MME112は、手順404において、DefaultベアラとDedicatedベアラとのUplink S1−U SGW TEID254の値(通話用のベアラを示すエントリのTEID254)を含む通話中断通知を通話継続サーバ120へ送信する。
また、このときMME112は、通話中断通知に、通話再開データ212のIMSI241、GUTI242及びSGWのIPアドレス245、並びに、DefaultベアラとDedicatedベアラとのEBI251、LBI252及びQCI255を、通話中断通知に含める。これによって、通話継続サーバ120は、eNB111からSGW113へ設定されていた相手端末に音声データを送信するためのベアラと同様のベアラを、SGW113との間に生成することができる。
手順405:通話継続サーバ120は、通話中断通知を受信した後、DefaultベアラとDedicatedベアラとのDownlink S1−U eNB TEID353(本来eNB111が生成するべきTEID)を生成する。
また、通話継続サーバ120は、受信したUplink S1−U SGW TEID254を、通話継続サーバデータ312のTEID354に格納し、同様に、通話中断通知に含まれる値を、IMSI341、GUTI342、SGWのIPアドレス343、EBI351、LBI352およびQCI355に格納する。
そして、通話継続サーバ120は、手順405において、生成したTEID353を含む通話中断通知応答を、MME112へ送信する。
この時点で、通話継続サーバ120は、Uplinkを用いて相手端末へデータを送信することができるが、SGW113から通話継続サーバ120へのベアラは設定されていないため、相手端末からデータを受信することはできない。このため、通話継続サーバ120は、「通話を中断します。しばらくお待ちください」などの音声を、相手端末に送信してもよい。
手順406:MME112は、通話中断通知応答に含まれるDefaultベアラとDedicatedベアラとのDownlink S1−U eNB TEID253を含む、Modify Bearer RequestをSGW113へ通知する。
手順407:SGW113は、Modify Bearer Requestを受信した場合、Modify Bearer ResponseをMME112へ通知する。また、受信したDownlink S1−U eNB TEID253を用いて、SGW113からUE100への通信(音声データ送信)のために設定されていたSGW113及びeNB111間のベアラを、SGW113から通話継続サーバ120へのベアラに切り替える。
この時点で、SGW113は、Downlinkを用いて、通話継続サーバ120へ相手端末からのデータを転送することができる。すなわち、通話継続サーバ120は、相手端末から音声データを受信することができ、相手端末とのベアラを継続して保持することができる。これによって、相手端末は通話中を継続するため、相手端末がUE100にリダイヤルしたり、UE100以外の端末と通話したりすることがなくなり、UE100が通信可になった場合に速やかにUE100と通話を再開することができる。
手順408:MME112は、Modify Bearer Responseを受信した場合、UE状態243を通話中断に遷移させる。
手順409:MME112は、手順407の後、UE100へDetach Acceptを送信する。なお、手順409は、UE100がeNB111からの信号を受信できる場合に実行可能である。このため、MME112は、手順401において受信したDetach RequestのCauseがSwitch Offである場合、手順409を実行しなくてもよい。
手順410:MME112は、手順407の後、eNB111へUE Context Release Commandを送信する。
手順411:eNB111は、UE Context Release Commandを受信した場合、UE100へRRC Connection Releaseを送信する。なお、手順411は、UE100がeNB111からの信号を受信できる場合に実行可能である。このため、eNB111は、手順401において受信したDetach RequestのCauseがSwitch Offである場合、手順411を実行しなくてもよい。
手順412:eNB111は、手順411の後、MME112へUE Context Release Completeを送信する。この時点で、UE100は、LTEネットワーク110から切断される。
手順412の後、通話再開データ212におけるUE100のエントリには、UE状態243が通話中断を示し、かつ、通話のベアラを示すエントリのみが残る。
図5は、本実施例のUE100がDetach RequestをMME112へ送信した場合のMME112の通話中断処理の手順を示すフローチャートである。図5に示す処理は、MME112の通話再開プログラム211による処理である。
ステップ500:UE100からDetach Requestを受信し、UE100が通話不可状態になることを検知する。Detach Requestは前述のとおりいずれのCauseであってもよい。ステップ500は、手順401に対応する。
ステップ501:Detach RequestからUE100の識別子(IMSI又はGUTI)を取得する。
ステップ502:UE100の識別子を用いて、通話再開データ212のIMSI241又はGUTI242を検索し、UE100を特定する。特定したUE100に該当する通話再開データ212の通話再開機能対象識別子244を用いて、当該UE100が通話再開サービスの対象であるかどうかを識別する。
ステップ501及び502は、手順402に対応する。
ステップ503:UE100が通話再開サービスの対象であるかを判定する。
ステップ504:通話再開サービスの対象である場合、通話再開データ212のUE状態243を用いて、UE100がECM−Connected(接続状態)かどうかを識別する。ステップ504は、手順403に対応する。
ステップ505:UE100が、ECM−Connectedであるかを判定する。
ステップ506:ECM−Connectedである場合、通話再開データ212のベアラテーブル246の全てのベアラに関するQCI255を確認する。QCI255が、通話用のベアラ設定と一致するベアラが存在するかどうか識別する。
ステップ507:UE100が、通話用のベアラを構築済みであるかを判定する。
ステップ508:UE100が、通話用のベアラを構築済みである場合、DefaultベアラとDedicatedベアラとのUplink S1−U S−GW TEIDを通話再開データ212のベアラテーブル246のTEID254から取得し、通話中断通知に含み、通話中断通知を通話継続サーバ120へ送信する。
ステップ506〜508は、手順403及び404に対応する。
ステップ509:ステップ508の後、DefaultベアラとDedicatedベアラとのDownlink S1−U eNB TEIDを、含む通話中断通知応答を通話継続サーバ120から受信する。通話中断通知応答に含まれるTEIDを用いて、通話再開データ212のベアラテーブル246のDownlink S1−U eNB TEID253を更新する。
ステップ510:Downlink S1−U eNB TEID253を通話再開データ212のベアラテーブル246から取得し、Modify Bearer Requestに含み、SGW113へ送信する。ステップ510は、手順406に対応する。
ステップ511:SGW113からModify Bearer Responseを受信する。ステップ511は、手順407に対応する。
ステップ512:通話再開データ212のUE状態243を通話中断に遷移させる。ステップ512は、手順408に対応する。UE状態243を通話中断に更新することによって、UE100が再び通話可能な状態になった時に、UE100が通話を再開すべきUE100であるかを識別することができる。
ステップ513:ステップ511又はステップ522の後、ステップ501において受信したDetach RequestのCauseがSwitch Offであるかを判定する。
ステップ514:Detach RequestのCauseがSwitch Offではない場合、UE100へDetach Acceptを送信する。ステップ514は、手順409に対応する。
ステップ515:Detach RequestのCauseがSwitch Offである場合、又は、ステップ514の後、eNB111へUE Context Release Commandを送信する。ステップ515は、手順410に対応する。
ステップ516:eNB111からUE Context Release Completeを受信する。ステップ516は、手順412に対応する。
ステップ516の後、図5に示す処理は終了する。
ステップ503においてUE100が通話再開サービスの対象でないと判定した場合、ステップ505においてUE100がECM−Connectedではないと判定した場合、及び、ステップ507においてUE100が通話用のベアラを構築済でない場合、通話再開機能を実施しないため、ステップ521へ移る。
ステップ521:SGW113へDelete Session Requestを送信する。
ステップ522:SGW113からDelete Session Responseを受信する。
ステップ521及び522によって、Detach Requestを受信しても通話再開機能を実施しない場合、UE100のDetachを実施し、通話を終了する。ユーザまたは事業者は、通話再開機能対象識別子244を用いて通話再開サービスの対象であるかを判定することによって、UE100単位で通話再開機能を実施するか実施しないかを選択することができる。
また、UE状態243がECM−Connectedでない場合、UE100は通話中でないため、通話再開機能を実施しない。また、UE状態243が通話用のベアラを構築済みでない場合、UE100は通話中ではないため、通話再開機能を実施しない。
図4及び図5は、UE100が通話の継続が困難であり、Detach Requestを送信した場合の処理である。以下に、MME112が、eNB111からUE100が圏外となったことを示す、UE Context Release Request(Cause:Radio Connection With UE Lost)を受信した場合に、通話再開機能を実施する処理を示す。
図6は、本実施例のeNB111がUE Context Release Request(Cause:Radio Connection With UE Lost)をMME112へ送信した場合の通話再開システムの通話中断処理の手順を示すシーケンス図である。図6に示すMME112における処理は、通話再開プログラム211が実行し、通話継続サーバ120における処理は、通話継続サーバプログラム311が実行する。
手順801:eNB111は、例えばハンドオーバの失敗、及び、UE100が圏外になったなどによってUE100と通信できないことを検知した場合、MME112へUE Context Release Request(Cause:Radio Connection With UE Lost)を送信する。
手順802:MME112は、UE Context Release Requestに含まれるeNB111のTEIDを用いて、通話再開データ212のTEID253を検索し、該当するエントリ(すなわちUE100)を特定する。そして特定したUE100の通話再開機能対象識別子244を参照し、UE100が通話再開サービスの対象であるかどうかを識別する。
以降の手順803〜手順810は、図4に示す手順403〜408、410及び412と同様である。相違点は、図6に示す処理において通話再開データ212を参照する際、通話再開プログラム211は、UE Context Release Requestに含まれるeNB111のTEIDに対応する通話再開データ212のエントリを参照する点であり、それ以外の点において手順803〜手順810は、図4に示す手順403〜408、410及び412と同じである。
図7は、本実施例のeNB111がUE Context Release Request(Cause:Radio Connection With UE Lost)をMME112へ送信した場合のMME112の通話中断処理の手順を示すフローチャートである。図7に示す処理は、MME112の通話再開プログラム211による処理である。
ステップ900:eNB111からUE Context Release Request(Cause:Radio Connection With UE Lost)を受信し、UE100がeNB111と通話不可状態になることを検知する。
ステップ901:UE Context Release RequestからDefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを取得する。
ステップ902:DefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを用いて、通話再開データ212のベアラテーブル246の全てのベアラのDownlink S1−U eNB TEID253を検索し、UE100を特定する。通話再開データ212の通話再開機能対象識別子244を用いて、UE100が通話再開サービスの対象であるかどうかを識別する。
ステップ903〜ステップ914は、図5に示すステップ503〜512、515、516、521及び522と同様の処理である。相違点は、図7に示す処理において通話再開データ212を参照する際、通話再開プログラム211は、UE Context Release Requestに含まれるeNB111のTEIDに対応するUE100の通話再開データ212のエントリを参照する点であり、それ以外の点においてステップ903〜ステップ914は、図5に示すステップ503〜512、515、516、521及び522とは同じである。
以下において、UE100が通話を中断した後、通話を再開する実施例を示す。
図8は、本実施例のUE100がAttach RequestをeNB111へ送信した場合の通話再開システムの通話再開処理の手順を示すシーケンス図である。図8に示すMME112における処理は、通話再開プログラム211が実行し、通話継続サーバ120における処理は、通話継続サーバプログラム311が実行する。
手順1001:UE100は、eNB111へAttach Requestを送信する。UE100は通話不可状態の後、eNB111を介して通信を開始する場合、eNB111へAttach Requestを送信する。
手順1002:eNB111は、UE100からAttach Requestを受信した場合、MME112へAttach Requestを送信する。MME112は、eNB111からAttach Requestを受信した場合、UE100が通話可能状態であることを検知する。これによってMME112は、UE100と相手端末との通話を再開するための処理を開始する。
手順1003:MME112は、Attach Requestに含まれるUE100の識別子(IMSI又はGUTI)に基づいてUE100のUE状態243を参照し、UE100の状態が通話中断であるか識別する。
手順1004:手順1003の結果、UE状態243が通話中断であった場合、UE100と相手端末との通話を再開する必要がある。このため、MME112は、通話中断時のSGWのIPアドレス245およびDefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254を含む、Initial Context Setup Request/Attach AcceptをeNB111へ送信する。
ここで、MME112は、Initial Context Setup Request/Attach Acceptに、UE100の識別子(IMSI241又はGUTI242)、ベアラの識別子(EBI252)及びDefaultベアラの識別子(LVI252)を含めてもよい。
手順1004によって、MME112は、UE100から相手端末へ音声データを送信するため、UE100からSGW113への通話用のベアラを生成するようにeNB111に指示する。また、eNB111は、この指示を受けて、UE100と相手端末とのセッションにおける、eNB111からSGW113へ向けての通信のためのベアラを生成する。
手順1005:eNB111は、手順1004の後、UE100へRRC Connection Reconfiguration(SGWのIPアドレス245およびTEID254の値を含む)を送信する。手順1005によって、UE100は、相手端末とのセッションにおける、UE100からeNB111へ向けての通信のためのベアラを生成する。
手順1006:UE100は、手順1005の後、eNB111へRRC Conneciton Reconfiguration Completeを送信する。
手順1007:eNB111は、手順1006の後、自らを示すDownlink S1−U eNB TEIDを生成する。そして、DefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDとして、生成したTEIDを含むInitial Context Setup ResponseをMME112へ送信する。
MME112は、手順1007によって送られたDefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDによって、UE100のDefaultベアラを示す通話再開データ212のエントリのTEID253を更新する。
手順1008:UE100は、手順1006の後、eNB111へDirect Transferを送信する。
手順1009:eNB111は、手順1008の後、MME112へAttach Completeを送信する。これによって、UE100からSGW113を介して相手端末へ音声データを送信するアップリンクのベアラが、構成される。
手順1010:MME112は、手順1009の後、通話継続サーバ120へ通話再開通知(音声再開通知)を送信する。
手順1011:通話継続サーバ120は、手順1010の後、MME112へ通話再開通知応答を送信する。ここで、通話継続サーバ120は、通話継続サーバデータ312のUE100を示すエントリを削除する。
手順1012:MME112は、通話用のDedicatedベアラを構築するため、通話中断時のDedicatedベアラのUplink S1−U SGW TEID254を含む、Bearer Setup/Session Managemnet Requestを、eNB111へ送信する。
手順1013:eNB111は、手順1012の後、UE100へRRC Connection Reconfigurationを送信する。
手順1014:UE100は、手順1013の後、RRC Connection Reconfiguraiotn Completeを、eNB111へ送信する。
手順1015:eNB111は、DedicatedベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを生成し、このTEIDを含む、Bearer Setup ResponseをMME112へ送信する。MME112は、受信したDedicatedベアラのDownlink S1−U eNB TEIDによって、UE100のDedicatedベアラを示す通話再開データ212のエントリのTEID253を更新する。
手順1016:UE100は、手順1014の後、Direct TransferをeNB111へ送信する。
手順1017:eNB111は、手順1016の後、Session Management ResponseをMME112へ送信する。
手順1018:MME112は、手順1017の後、DefaultベアラとDedicatedベアラのDownlink S1−U eNB TEID253を含む、Modify Bearer RequestをSGW113へ送信する。手順1018によって、MME112は、通話継続サーバ120が保持していたセッションにおけるSGW113から通話継続サーバ120へのベアラを、UE100へ音声データを送信するためのeNB111を介したベアラに切り替えるように、SGW113へ指示する。
また、SGW113は、手順1018によって、自らのベアラの設定を変更し、SGW113から通話継続サーバ120へのベアラをSGW113からeNB111へのベアラに切り替える。そして、手順1017までの処理によって、eNB111からUE100へのベアラは生成されているため、UE100は、Downlinkによるデータの受信が可能となり、相手端末からの信号を受信できる。そして、相手端末との通話を再開できる。
手順1019:SGW113は、手順1018の後、Modify Bearer ResponseをMME112へ送信する。MME112は、手順1019の後、UE100の通話再開データ212のUE状態243をECM−Connected(接続状態)に更新する。
図9は、本実施例のUE100がAttach RequestをeNB111へ送信した場合の通話再開システムの通話再開処理の手順を示すシーケンス図である。図9に示す処理は、MME112の通話再開プログラム211による処理である。
ステップ1100:eNB111からAttach Requestを受信する。ステップ1100は、手順1002に対応する。
ステップ1101:Attach RequestからUE100の識別子(IMSI又はGUTI)を取得する。
ステップ1102:UE100の識別子を用いて、通話再開データ212のIMSI241またはGUTI242を検索し、UE100を特定する。そして、UE100の通話再開データ212のエントリのUE状態243を参照し、UE100が通話中断かどうかを識別する。
ステップ1103:UE状態243が、通話中断であるかを判定する。ステップ1101〜1103は、手順1003に対応する。
ステップ1104:UE状態243が通話中断である場合、通話中断時のSGWのIPアドレス245とDefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254とを通話再開データ212のベアラテーブル246から取得し、Initial Context Setup Request/Attach Acceptに含め、eNB111へ送信する。
ステップ1104は、手順1004に対応する。
ステップ1105:ステップ1104の後、eNB111からDefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、Initial Context Setup Responseを受信する。Initial Context Setup Responseに含まれるDownlink S1−U eNB TEIDによって、通話再開データ212のベアラテーブル246のDownlink S1−U eNB TEID253を更新する。
ステップ1105は、手順1007に対応する。
ステップ1106:eNB111からAttach Completeを受信する。ステップ1106は、手順1009に対応する。
ステップ1107:MME112は、ステップ1106の後、通話継続サーバ120へ通話再開通知(音声再開通知)を送信する。ステップ1107は、手順1010に対応する。
ステップ1108:通話継続サーバ120から通話再開通知応答を受信する。ステップ1108は、手順1011に対応する。
ステップ1109:通話用のDedicatedベアラを構築するため、通話中断時のDedicatedベアラのUplink S1−U SGW TEID254を含む、Bearer Setup/Session Managemnet RequestをeNB111へ送信する。ステップ1109は、手順1012に対応する。
ステップ1110:eNB111からDownlink S1−U eNB TEIDを含む、Bearer Setup Responseを受信する。受信したDownlink S1−U eNB TEIDによって、通話再開データ212のベアラテーブル246のDedicatedベアラのDownlink S1−U eNB TEID253を更新する。ステップ1110は、手順1015に対応する。
ステップ1111:eNB111からSession Management Responseを受信する。ステップ1111は、手順1017に対応する。
ステップ1112:DefaultベアラとDedicatedベアラのDownlink S1−U eNB TEID253を通話再開データ212のベアラテーブル246から取得し、Modify Bearer Requestに含め、SGW113へ送信する。ステップ1112は、手順1018に対応する。
ステップ1113:SGW113からModify Bearer Responseを受信する。そして、UE100の通話再開データ212のUE状態243をECM−Connected(接続状態)に更新する。ステップ1113は、手順1019に対応する。
ステップ1103において、UE状態243が通話中断でないと判定した場合、通話を再開する必要はない。この場合、通話再開プログラム211は、ステップ1121へ移る。
ステップ1121:SGW113へCreate Session Requestを送信する。
ステップ1122:SGW113からCreate Session Responseを受信する。
ステップ1123:eNB111へInitial Context Setup Request/Attach Acceptを送信する。
ステップ1124:eNB111からDefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、Initial Context Setup Responseを受信する。Downlink S1−U eNB TEIDによって、通話再開データ212のベアラテーブル246のDownlink S1−U eNB TEID253を更新する。
ステップ1125:eNB111からAttach Completeを受信する。
ステップ1126:DefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEID253を通話再開データ212のベアラテーブル246から取得し、Modify Bearer Requestに含み、SGW113へ送信する。
ステップ1127:SGW113からModify Bearer Responseを受信する。
このように変更することにより、UE100が通話中断中でなければ、MME112は、通常のAttachを実施する。
以下は、MME112が、UE100からPDN Connectivity Requestを受信した場合において、通話再開機能を実施するものである。
図10は、本実施例のUE100がPDN Connectivity RequestをMME112へ送信した場合の通話再開システムの通話再開処理の手順を示すシーケンス図である。図10に示すMME112における処理は、通話再開プログラム211が実行し、通話継続サーバ120における処理は、通話継続サーバプログラム311が実行する。
手順1201:UE100は、MME112へPDN Connectivity Requestを送信する。UE100は、例えば、UE100がPGWとのベアラを追加する場合に、PDN Connectivity Requestを送信する。
手順1202:MME112は、PDN Connectivity Requestに含まれるUE100の識別子(IMSI又はGUTI)が示すUE100のUE状態243を参照し、UE100が通話中断であるか識別する。MME112は、PDN Connectivity Requestを受信した場合、UE100が通話可能状態であることを検知する。
手順1203:手順1202の結果、UE状態243が通話中断であった場合、MME112は、通話中断時のSGWのIPアドレス245およびDefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254を含む、Bearer Setup Request/PDN Connectivity AcceptをeNB111へ送信する。
手順1204:eNB111は、手順1203の後、UE100へRRC Connection Reconfigurationを送信する。
手順1205:UE100は、手順1204の後、eNB111へRRC Conneciton Reconfiguration Completeを送信する。
手順1206:eNB111は、手順1205の後、MME112へBearer Setup Responseを送信する。
手順1207:UE100は、eNB111へDirect Transferを送信する。
手順1208:eNB111は、DefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、PDN Connecitivity CompleteをMME112へ送信する。これによって、UE100からSGW113を介して相手端末へデータを送信するアップリンクのベアラが、構成される。
以降の処理は、図8に示す手順1010〜手順1019と同じである。
図11は、本実施例のUE100がPDN Connectivity RequestをMME112へ送信した場合のMME112の通話再開処理の手順を示すフローチャートである。図11に示す処理は、MME112の通話再開プログラム211による処理である。
ステップ1300:eNB111からPDN Connectivity Requestを受信する。ステップ1300は、手順1201に対応する。
ステップ1301:受信したPDN Connectivity RequestからUE100の識別子(IMSI又はGUTI)を取得する。
ステップ1302:UE100を用いて、通話再開データ212のGUTI242等を検索し、UE100を特定する。特定したUE100の通話再開データ212のエントリのUE状態243を参照し、UE100が通話中断かどうかを識別する。
ステップ1303:UE状態243が、通話中断か判定する。
ステップ1304:UE状態243が通話中断である場合、通話中断時のSGWのIPアドレス245とDefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254を通話再開データ212のベアラテーブル246から取得し、Bearer Setup Request/PDN Connectivity Acceptに含め、eNB111へ送信する。ステップ1302〜1304は、手順1202及び1203に対応する。
ステップ1305:ステップ1304の後、eNB111からBearer Setup Responseを受信する。ステップ1305は、手順1206に対応する。
ステップ1306:eNB111からDefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、PDN Connectivitiy Completeを受信する。受信したDownlink S1−U eNB TEIDによって通話再開データ212のベアラテーブル246のDownlink S1−U eNB TEID253を更新する。ステップ1306は、手順1208に対応する。
以降の処理は、図9に示すステップ1107〜1113と同じである。
ステップ1303においてUE状態243が通話中断でないと判定された場合、通話再開処理を実行する必要がないため、ステップ1121及び1122を実行する。
図11におけるステップ1122の後、ステップ1323を実行する。
ステップ1323::DefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254を通話再開データ212のベアラテーブル246から取得し、eNB111へBearer Setup Request/PDN Connectivity Acceptを送信する。
ステップ1324:eNB111からBearer Setup Responseを受信する。
ステップ1325:eNB111からDefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、PDN Connectivity Completeを受信する。
ステップ1325の後、図9に示すステップ1126及び1127を実行する。
以下に示す処理は、手順1001において、MME112が、eNB111からService Requestを受信した場合、通話再開機能を実施するものである。
図12は、本実施例のUE100がService RequestをeNB111へ送信した場合の通話再開システムの通話再開処理の手順を示すシーケンス図である。図12に示すMME112における処理は、通話再開プログラム211が実行し、通話継続サーバ120における処理は、通話継続サーバプログラム311が実行する。
手順1401:UE100は、eNB111へService Requestを送信する。UE100は、例えば、UE100がeNB111との通信ができずに通信を休止していた状態から通信を再開する場合、Service Requestを送信する。
手順1402:eNB111は、MME112へService Requestを送信する。eNB111は、UE100からService Requestを受信した場合、UE100が通話可能状態であることを検知する。これによって、MME112は、UE100と相手端末との通話を再開させるための処理を開始できる。
手順1403:MME112は、Service Requestに含まれるUE100の識別子(IMSI又はGUTI)に基づいてUE100を特定し、特定したUE100のUE状態243を参照して、UE100が通話中断であるか識別する。
手順1404:手順1403の結果、UE状態243が通話中断であった場合、MME112は、通話中断時のSGWのIPアドレス245およびDefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254を含む、Initial Context Setup RequestをeNB111へ送信する。
手順1404によって、MME112は、UE100から相手端末へ音声データを送信するため、UE100からSGW113への通話用のベアラを生成するようにeNB111に指示する。また、eNB111は、この指示を受けて、UE100と相手端末とのセッションにおける、eNB111からSGW113へ向けての通信のためのベアラを生成する。
手順1405:eNB111は、UE100とRadio Bearer Establishmentを実施する。手順1405によって、UE100は、相手端末とのセッションにおける、UE100からeNB111へ向けての通信のためのベアラを生成する。
手順1406:eNB111は、DefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、Initial Context Setup CompleteをMME112へ送信する。
以降の処理は、図8の手順1010〜手順1019と同じである。
図13は、本実施例のeNB111がService RequestをMME112へ送信した場合のMME112の通話再開処理の手順を示すフローチャートである。図13に示す処理は、MME112の通話再開プログラム211による処理である。
ステップ1500:eNB111からService Requestを受信する。ステップ1500は、手順1402に対応する。
ステップ1501:Service RequestからUE100の識別子(IMSI又はGUTI)を取得する。
ステップ1502:UE100の識別子を用いて、通話再開データ212のGUTI242等を検索し、UE100を特定する。特定したUE100の通話再開データ212のエントリのUE状態243を用いて、UE100が通話中断かどうかを識別する。
ステップ1503:UE状態243が、通話中断かを判定する。
ステップ1504:UE状態243が通話中断である場合、通話中断時のSGWのIPアドレス245およびDefaultベアラのUplink S1−U SGW TEID254を含む、Initial Context Setup RequestをeNB111へ送信する。ステップ1501〜1504は、手順1403〜1404に対応する。
ステップ1505:DefaultベアラのDownlink S1−U eNB TEIDを含む、Initial Context Setup CompleteをeNB111から受信する。ステップ1505は、手順1406に対応する。
以降の処理は、図9に示すステップ1107〜1113と同じ処理である。
ステップ1503において、UE状態243が通話中断でないと判定された場合、通話再開処理を実行する必要がない。このため、MME112は、ステップ1521を実行する。
ステップ1521:eNB111へInitial Context Setup Requestを送信する。
ステップ1522:eNB111からInitial Context Setup Completeを受信する。
ステップ1523:SGW113へModify Bearer Requestを送信する。
ステップ1524:SGW113からModify Bearer Responseを受信する。
このように変更することにより、UE100が通話中断中でなければ、通常のReactivationを実施することができる。
本実施例のMME112は、通話用のベアラを含むセッションを、通話継続サーバ120に継続するように指示することで、通話を中断し、さらに、UE100からの再アクセスによりそのセッションを使用し、通話を再開する。このため、セッションが保持されている間、相手端末がUE100に電話をかけなおしたり、他の端末に電話をかけたりすることによって、UE100が通話を再開できない事態を回避できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細を説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウエアで実現してもよい。
また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル又はファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、若しくは、Solid State Drive(SSD)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、若しくはDVD等の記憶媒体に置くことができる。
UE 100
eNB 111
MME 112
通話継続サーバ 120
eNB 111
MME 112
通話継続サーバ 120
Claims (8)
- 通信システムであって、
端末と無線通信する基地局から送信された情報を受け付ける管理部と、
前記管理部からの指示を受け付ける通話継続部と、
前記端末と他の端末とが通話するための通話用のベアラを収容する中継部と、を有し、
前記管理部は、
前記端末が通話不可状態に遷移することを検知し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記通話継続部から前記他の端末へ音声データを送信するため、前記通話継続部から前記中継部への通話用のベアラを生成することを前記通話継続部に指示し、前記他の端末から前記端末に音声データを送信するための前記中継部から前記端末への通話用のベアラを、前記中継部から前記通話継続部への通話用のベアラに切り替えるように前記中継部に指示し、
前記端末が前記通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知した場合、前記端末から前記他の端末へ音声データを送信するため、前記端末から前記中継部への通話用のベアラを生成するように前記基地局に指示し、前記他の端末から前記端末に音声データを送信するための前記中継部から前記通話継続部への通話用のベアラを前記中継部から前記端末への通話用のベアラに切り替えるように前記中継部に指示することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記管理部は、
前記端末が通信の切断要求を前記基地局に送信し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記端末が通話不可状態に遷移することを検知し、
前記端末が、前記基地局を介して通信する要求を前記基地局に送信した場合、前記端末が通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記管理部は、
前記基地局が前記端末と通信できないことを検知し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記端末が通話不可状態に遷移することを検知し、
前記端末が通話の休止状態から通信を再開する要求を前記基地局に送信した場合、前記端末が通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記管理部は、MME(Mobility Management Entity)が有し、
前記中継部は、SGW(Serving Gateway)が有することを特徴とする通信システム。 - 通信システムによる通信方法であって、
前記通信システムは、
端末と無線通信する基地局から送信された情報を受け付ける管理部と、
前記管理部からの指示を受け付ける通話継続部と、
前記端末と他の端末とが通話するための通話用のベアラを収容する中継部と、を有し、
前記通信方法は、
前記管理部が、前記端末が通話不可状態に遷移することを検知し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記通話継続部から前記他の端末へ音声データを送信するため、前記通話継続部から前記中継部への通話用のベアラを生成することを前記通話継続部に指示し、前記他の端末から前記端末に音声データを送信するための前記中継部から前記端末への通話用のベアラを、前記中継部から前記通話継続部への通話用のベアラに切り替えるように前記中継部に指示する手順と、
前記管理部が、前記端末が前記通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知した場合、前記端末から前記他の端末へ音声データを送信するため、前記端末から前記中継部への通話用のベアラを生成するように前記基地局に指示し、前記他の端末から前記端末に音声データを送信するための前記中継部から前記通話継続部への通話用のベアラを前記中継部から前記端末への通話用のベアラに切り替えるように前記中継部に指示する手順と、を含むことを特徴とする通信方法。 - 請求項5に記載の通信方法であって、
前記端末が通信の切断要求を前記基地局に送信し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記管理部が、前記端末が通話不可状態に遷移することを検知する手順と、
前記端末が、前記基地局を介して通信する要求を前記基地局に送信した場合、前記管理部が、前記端末が通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知する手順と、を含むことを特徴とする通信方法。 - 請求項5に記載の通信方法であって、
前記基地局が前記端末と通信できないことを検知し、かつ、前記端末が通話を再開する対象である場合、前記管理部が、前記端末が通話不可状態に遷移することを検知する手順と、
前記端末が通話の休止状態から通信を再開する要求を前記基地局に送信した場合、前記管理部が、前記端末が通話不可状態から通話可能状態に遷移することを検知する手順と、を含むことを特徴とする通信方法。 - 請求項5に記載の通信方法であって、
前記管理部は、MME(Mobility Management Entity)が有し、
前記中継部は、SGW(Serving Gateway)が有することを特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015119157A JP2017005573A (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 通信システム、及び、通信方法 |
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