JP2017005513A - 画像データ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一つの実施形態は、画像データにより得られる画像の画質を向上できる画像データ受信装置を提供することを目的とする。【解決手段】一つの実施形態によれば、Kを2以上の整数とするとき、1番目からK番目のレーン再生回路と、1番目からK番目のタイミング調整回路と、1番目からK番目のレーン再生出力と、1番目から(K−1)番目のセレクタとを有する画像データ受信装置が提供される。NをKより小さい正の整数とし、nを正の整数とするとき、N番目のレーン再生回路は、n番目の画素のデータを伝送する。(N+1)番目のレーン再生回路は、n番目の画素に隣接する(n+1)番目の画素のデータを伝送する。N番目のセレクタは、N番目のタイミング調整回路の出力端子と(N+1)番目のタイミング調整回路の出力端子とのいずれか一方を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続可能である。【選択図】図2
Description
本実施形態は、画像データ受信装置に関する。
画像データ受信装置は、画像データを受信して後段の画像処理回路へ転送する。このとき、画像データにより得られる画像の画質を向上させることが望まれる。
一つの実施形態は、画像データにより得られる画像の画質を向上できる画像データ受信装置を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、Kを2以上の整数とするとき、1番目からK番目のレーン再生回路と、1番目からK番目のタイミング調整回路と、1番目からK番目のレーン再生出力と、1番目から(K−1)番目のセレクタとを有する画像データ受信装置が提供される。NをKより小さい正の整数とし、nを正の整数とするとき、N番目のレーン再生回路は、n番目の画素のデータを伝送する。(N+1)番目のレーン再生回路は、n番目の画素に隣接する(n+1)番目の画素のデータを伝送する。N番目のタイミング調整回路は、N番目のレーン再生回路が電気的に接続された入力端子を有する。(N+1)番目のタイミング調整回路は、(N+1)番目のレーン再生回路が電気的に接続された入力端子を有する。N番目のレーン再生出力は、N番目のタイミング調整回路の出力端子に電気的に接続可能である。N番目のセレクタは、N番目のタイミング調整回路の出力端子と(N+1)番目のタイミング調整回路の出力端子とのいずれか一方を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続可能である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる画像データ受信装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかる画像データ受信装置1について説明する。図1は、画像データ受信装置1が適用された通信システム100の構成を示す図である。図2は、画像データ受信装置1における受信処理回路10の構成を示す図である。
第1の実施形態にかかる画像データ受信装置1について説明する。図1は、画像データ受信装置1が適用された通信システム100の構成を示す図である。図2は、画像データ受信装置1における受信処理回路10の構成を示す図である。
画像データ受信装置1は、例えば、図1に示す通信システム100に適用される。通信システム100において、画像データ受信装置1は、通信線(通信ケーブル)101を介して画像データ送信装置102に接続されている。画像データ受信装置1は、通信線101を介して画像データ送信装置102から画像データを受信可能に構成されている。
このとき、画像データ送信装置102における送信処理に使用するクロックの周波数を高周波数化(高クロック化)しすぎると、通信線101の物理的・電気的な特性により、画像データ受信装置1における受信処理が波形の歪みの影響を受けやすくなる。例えば、画像データ受信装置1において、送信処理の高クロック化に対応して受信処理の高クロック化を行うと、受信された信号の波形が歪んだ場合に受信処理にエラーが発生することなどにより、ビット誤りの発生率が許容範囲を超えて高くなる可能性がある。一方、画像データ受信装置1が実装される装置(例えば、テレビジョン装置)の要求により、画像データの転送レートを要求値以上にする必要がある。
第1の実施形態では、送受信処理の高クロック化を抑制しながら画像データの転送レートを要求値以上にするために、画像データ送信装置102及び画像データ受信装置1の間を複数の通信線101で接続する。例えば、画像データ受信装置1は、複数の画素データを含む画像データを画素データ単位で複数伝送できるシリアルインターフェース規格に従った受信装置として構成されている。シリアルインターフェース規格は、例えば、V−by−One(登録商標)規格、又はV−by−One HS(登録商標)規格を含む。画像データ受信装置1は、シリアルインターフェース規格に従い、送信装置(図示せず)との間で複数対の通信線101経由で接続されている。例えば、画像データ受信装置1は、画像データ送信装置102との間で4対の通信線(101−0n,101−0r),(101−1n,101−1r),(101−2n,101−2r),(101−3n,101−3r)経由で接続されている。各対の通信線(101−0n,101−0r)〜(101−3n,101−3r)は、差動信号を伝送する。複数対の通信線(101−0n,101−0r)〜(101−3n,101−3r)経由で複数の差動信号を複数の受信インターフェース2−0〜2−3で受信する。各受信インターフェース2−0〜2−3は、差動信号からシングルエンド信号(シリアルデータ)を生成し、生成されたシリアルデータを、受信処理回路10における対応するレーンLN−0〜LN−3へ供給する。
図2に示すように、受信処理回路10は、複数対の通信線101−0n,101−0r〜101−3n,101−3rに対応した複数のレーンLN−0〜LN−3を有している。また、受信処理回路10では、デスキュー(De−Skew)回路16が設けられている。
各レーンLN−0〜LN−3は、レーン再生回路12−0〜12−3、タイミング調整回路13−0〜13−3、及びレーン再生出力15−0〜15−3を有する。タイミング調整回路13−0〜13−3は、レーン再生回路12−0〜12−3とレーン再生出力15−0〜15−3との間に電気的に接続されている。デスキュー回路16は、基準選択回路14及び複数のタイミング調整回路13−0〜13−3を有する。複数のタイミング調整回路13−0〜13−3は、複数のレーンLN−0〜LN−3とデスキュー回路16とにより共有されている。
シリアルインターフェース規格(例えば、V−by−OneHS規格)では、受信側において、複数のレーンを用いてフレーム画像IMのデータを画素単位で分割伝送できる。例えば、図3及び図4に示すように、画素単位のデータを各レーンLN−0〜LN−3に割り当て、複数のレーンLN−0〜LN−3で並行して画素データを転送できる(図4参照)。図3は、フレーム画像IMの構成を示す図である。図4は、フレーム画像IMのデータの伝送方式を示す図である。画素単位の画素データは、第1の色(例えば、赤(R))の階調情報と第2の色(例えば、緑(G))の階調情報と第3の色(例えば、青(B))の階調情報とを含む。
例えば、フレーム画像IMが12ライン×20列の240画素で構成されている場合、1ライン目における左側の列から4列単位で順に画素データが各レーンLN−0〜LN−3に割り当られ、複数のレーンLN−0〜LN−3(図2参照)で並行して画素データが転送される。図4に示すように、期間TP1において、画素データPixel1がレーンLN−0で伝送され、画素データPixel2がレーンLN−1で伝送され、画素データPixel3がレーンLN−2で伝送され、画素データPixel4がレーンLN−3で伝送される。期間TP2において、画素データPixel5がレーンLN−0で伝送され、画素データPixel6がレーンLN−1で伝送され、画素データPixel7がレーンLN−2で伝送され、画素データPixel8がレーンLN−3で伝送される。期間TP3において、画素データPixel9がレーンLN−0で伝送され、画素データPixel10がレーンLN−1で伝送され、画素データPixel11がレーンLN−2で伝送され、画素データPixel12がレーンLN−3で伝送される。期間TP4において、画素データPixel13がレーンLN−0で伝送され、画素データPixel14がレーンLN−1で伝送され、画素データPixel15がレーンLN−2で伝送され、画素データPixel16がレーンLN−3で伝送される。期間TP5において、画素データPixel17がレーンLN−0で伝送され、画素データPixel18がレーンLN−1で伝送され、画素データPixel19がレーンLN−2で伝送され、画素データPixel20がレーンLN−3で伝送される。
1ライン目の伝送が完了すると、2ライン目の伝送が行われる。以下、同様にして、12ライン目の伝送が完了すると、フレーム画像IMにおける全画素データの伝送が完了する。
次に、各レーンLN及びデスキュー回路16のさらに詳細な構成について図2を用いて説明する。
レーンLN−0において、レーン再生回路12−0は、受信インターフェース2−0とタイミング調整回路13−0の入力端子との間に電気的に接続されている。レーン再生回路12−0は、クロック・データ・リカバリ回路(CDR回路)12a、シリアル/パラレル変換回路(S/P回路)12b、ワード・アライン回路(WA回路)12c、8B10Bデコード回路(10b/8b回路)12d、Kコード検出回路(KCD回路)12e、スクランブルデコード回路(SD回路)12f、データUnPack回路(UnPack回路)12gを有する。
CDR回路12aは、受信インターフェース2−0からシリアルデータ(画素データ)を受ける。シリアルデータは、画像データ送信装置102により送信時に所定の変換テーブルに従って8B/10B変換されており、データにクロックが重畳されている。すなわち、シリアルデータでは、Lレベル及びHレベルとなる期間が送信処理のクロックで4クロック以下になるように変換されることにより、クロックが埋め込まれている。CDR回路12aは、シリアルデータにおけるパルスのエッジを用いて、シリアルデータに埋め込まれたクロックを復元する。
例えば、CDR回路12aは、PLLを有し、PLLを用いてシリアルデータからクロックを復元する。CDR回路12aは、シリアルデータにおけるパルスのエッジに基づいて、シリアルデータの位相を検出する。CDR回路12aは、シリアルデータの位相と内部クロックの位相とを位相比較器で比較し、位相比較器の比較結果に応じて制御信号を生成する。CDR回路12aは、生成された制御信号でVCOを発振させてクロックを生成し、生成されたクロックを出力するとともに分周して内部クロックとして位相比較器へフィードバックする。
例えば、CDR回路12aは、シリアル用のクロック、パラレル用のクロック、アンパック(UnPack)用のクロックを生成(復元)する。パラレル用のクロックは、パラレルデータのビット幅(例えば、10ビット幅)に対応して、シリアル用のクロックが10分周されたクロックである。パラレルデータのビット幅は、1ワードに相当するビット数に決められている。アンパック用のクロックは、1画素データのバイト数(例えば、3バイト)に対応して、パラレル用のクロックが3分周されたクロックである。
CDR回路12aは、シリアル用のクロックでシリアルデータをラッチした後、シリアルデータをS/P回路12bへ転送する。それとともに、CDR回路12aは、シリアル用のクロック及びパラレル用のクロックをS/P回路12bへ供給し、パラレル用のクロックをWA回路12c、8B/10B回路12d、KCD回路12e、SD回路12fへ供給し、パラレル用のクロック及びアンパック用のクロックをUnPack回路12gへ供給する。
S/P回路12bは、シリアル用のクロック、パラレル用のクロック、及びシリアルデータをCDR回路12aから受ける。S/P回路12bは、シリアル用のクロック及びパラレル用のクロックを用いて、シリアルデータ(1ビット幅)を10ビット幅のパラレルデータに変換する。10ビットは、1ワードに相当するビット数である。例えば、S/P回路12bは、シフトレジスタ及びパラレル用ラッチ回路を有し、シリアル用のクロックに同期してシリアルデータをシフトレジスタに取り込み、パラレル用のクロックに同期してシフトレジスタの各段の出力をパラレル用ラッチ回路にラッチすることでパラレルデータに変換する。
WA回路12cは、パラレルデータをS/P回路12bから受ける。パラレルデータではワードの境界が失われているので、WA回路12cは、パラレル用のクロックと予め定義されたアライメント用のビットパターンとを用いて、ワードのアラインを行い、ワードの境界のビット位置を復元する。WA回路12cは、パラレルデータのビット幅(例えば、10ビット幅)のうちワードの境界となるビット位置を復元する。例えば、WA回路12cは、ワードの境界がパラレルデータのビット幅のLSB又はMSBになるようにデータのビットをシフトさせることができる。
10b/8b回路12dは、復元されたワード単位のデータ、すなわち10ビットのデータをWA回路12cから受ける。10b/8b回路12dは、パラレル用のクロックと送信時に8B/10B変換に用いられたものと同じ所定の変換テーブルとを用いて、10ビットのデータを「8ビットのデータ」+「1ビットのコントロールコード識別子」にデコードする。
KCD回路12eは、「8ビットのデータ」+「1ビットのコントロールコード識別子」を10b/8b回路12dから受ける。KCD回路12eは、パラレル用のクロックと「1ビットのコントロールコード識別子」とを用いて、デコードされた「8ビットのデータ」の種類がユーザデータか制御データかを検出する。KCD回路12eは、「1ビットのコントロールコード識別子」がDコードであれば、「8ビットのデータ」が画素データ(例えば、第1の色〜第3の色のいずれかの色の階調情報)であることを検出する。KCD回路12eは、「1ビットのコントロールコード識別子」がKコードであれば、「8ビットのデータ」が制御データであることを検出する。
Kコードを検出した場合、KCD回路12eは、さらにKコードの種類を検出できる。KCD回路12eは、検出されたKコードの種類に応じて、「8ビットのデータ」が映像同期信号であることを検出できる。あるいは、KCD回路12eは、検出されたKコードの種類(例えば、K28.0コード)に応じて、「8ビットのデータ」がスクランブル・リセット信号であることを検出できる。
SD回路12fは、8ビットのデータとKコードの検出結果(Kコードの有無、及びKコードの種類の検出結果)をKCD回路12eから受ける。例えば、SD回路12fは、「8ビットのデータ」がスクランブル・リセット信号として検出された場合、そのスクランブル・リセット信号を基準にして、入力された画素データに掛けられたスクランブルを解く。すなわち、画素データには、同一のシンボルが長時間連続して通信線(通信ケーブル)101上に送出されることを避けるために、画像データ送信装置102により送信時に所定の乱数テーブルに従ってスクランブルがかけられている。SD回路12fは、スクランブル・リセット信号を基準にして、送信時にスクランブルをかけるのに用いられたものと同じ乱数テーブルを用いて、画素データのスクランブルを解くことができる。
UnPack回路12gは、画素データをSD回路12fから受ける。例えば、UnPack回路12gは、第1の色の階調情報、第2の色の階調情報、第3の色の階調情報を順に受ける。第1の色の階調情報、第2の色の階調情報、第3の色の階調情報は、それぞれ、1バイト(1ワード)の画素データである。第1の色の階調情報、第2の色の階調情報、及び第3の色の階調情報をあわせた情報は、画素単位の画素データを構成できる。このため、UnPack回路12gは、シリアルインターフェース規格(例えば、V−by−One HS規格)で定義されたパケットデータマッピングに従い、パラレル用のクロックを用いた、第1の色の階調情報、第2の色の階調情報、及び第3の色の階調情報をあわせた3バイト幅のパラレルデータを生成する。すなわち、UnPack回路12gは、第1の色の階調情報、第2の色の階調情報、及び第3の色の階調情報をあわせた3バイト幅のパラレルデータを、画素単位の画素データとして生成(UnPack)する。UnPack回路12gは、アンパック用のクロックを用いて、画素単位の画素データをタイミング調整回路13−0へ出力するとともに、アンパック用のクロックφCK0をタイミング調整回路13−0へ出力する。
他のレーン再生回路12−1〜12−3は、同様に、CDR回路12a、S/P回路12b、WA回路12c、10b/8b回路12d、KCD回路12e、SD回路12f、UnPack回路12gを有する。
デスキュー回路16は、各レーンLNの間のクロックスキュー(クロックタイミングのずれ)を補償する。
基準選択回路14は、複数のレーン再生回路12−0〜12−3のうちの基準レーンのレーン再生回路からクロック(アンパック用のクロック)を受ける。図2の場合、レーンLN−0が基準レーンに決められており、基準選択回路14は、レーンLN−0のレーン再生回路12−0のUnPack回路12gからクロックφCK0を受けて各タイミング調整回路13−0〜13−3へリード用の画素クロックφCKとして分配する。
タイミング調整回路13−0は、レーン再生回路12−0が電気的に接続された入力端子と、基準選択回路14が電気的に接続された入力端子と、レーン再生出力15−0に電気的に接続された出力端子とを有する。タイミング調整回路13−0は、FIFOメモリ13a及び固定遅延回路13bを有する。FIFOメモリ13aは、UnPack回路12gから、クロック入力WCKで受けたライト用の画素クロックφCK0に同期して、データ入力WDで受けた画素データが書き込まれる。FIFOメモリ13aは、クロック入力RCKで受けたリード用の画素クロックφCKに同期して、データ出力RDから固定遅延回路13bへ画素データを出力する。固定遅延回路13bは、予め定められた固定遅延Dを画素データに与えてレーン再生出力15−0へ出力する。レーン再生出力15−0は、画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
タイミング調整回路13−1は、レーン再生回路12−1が電気的に接続された入力端子と、基準選択回路14が電気的に接続された入力端子と、レーン再生出力15−1に電気的に接続可能である出力端子とを有する。タイミング調整回路13−1は、FIFOメモリ13a、位相差検出回路13d、及び遅延調整回路13cを有する。FIFOメモリ13aは、UnPack回路12gから、クロック入力WCKで受けたライト用の画素クロックφCK1に同期して、データ入力WDで受けた画素データが書き込まれる。FIFOメモリ13aは、クロック入力RCKで受けたリード用の画素クロックφCKに同期して、データ出力RDから遅延調整回路13cへ画素データを出力する。位相差検出回路13dは、例えば、基準レーンLN−0のFIFOメモリ13aの出力データとレーンLN−1のFIFOメモリ13aの出力データとのそれぞれからシリアルインターフェース規格におけるブランキング開始コードやブランキング終了コード等のタイミング基準信号を抽出し、両者の位相差を遅延調整回路13cへ供給する。遅延調整回路13cは、両者の位相差に応じて遅延調整回路13cの遅延量DRを調整し、調整された遅延量DRを画素データへ与える。これにより、タイミング調整回路13−1は、レーンLN−1の画素データの位相を基準レーンLN−0の画素データの位相に合わせこむことができる。遅延調整回路13cは、画素データをレーン再生出力15−1へ出力可能である。
他のタイミング調整回路13−2,13−3についても、タイミング調整回路13−1と同様である。
デスキュー回路16では、各タイミング調整回路13−0〜13−3へ共通の画素クロックφCKを供給するので、クロックスキューを補償できる。すなわち、各レーンLN−0〜LN−3のFIFOメモリ13aからデータを読み出すクロックφCKには、レーンLN−0の画素クロックφCK0を用いる。なお、各レーンLNのFIFOメモリ13a以降の処理は、すべて画素クロックφCK0に同期して実施され得る。
図2に示す受信処理回路10では、各レーン再生回路12−0〜12−3で伝送エラーが発生することがある。例えば、フレーム画像IM(図3参照)のデータの伝送において、レーンLN−1のレーン再生回路12−1にて伝送エラーが発生し、画素データの受信処理が正常に行えなかった場合、図5(a)で示した送信映像信号の波形は、図5(b)で示す波形の如く歪んでしまう。図5(a)は、送信時の画素データにおける所定の色成分の階調値の分布を示す図であり、第1の色、第2の色、第3の色のいずれかの階調情報に対応したものである。図5(b)は、受信処理回路10で復元された画素データにおける所定の色成分の階調値の分布を示す図であり、第1の色、第2の色、第3の色のいずれかの階調情報に対応したものである。
例えば、シリアルインターフェース規格では各レーンLN毎にスクランブルを掛けており、スクランブルのリセット制御信号の伝送間隔は最長で512ラインとなっている。従って、あるレーンLNのレーン再生回路12にてスクランブルのリセットタイミングが伝送エラーによってずれてしまうと、最長で512ラインの期間、スクランブルが正しく解けていないデータが出力され続ける可能性がある。
図5(b)で示すように、レーンLN−1のレーン再生回路12−1にて伝送エラーが発生した場合、スクランブルが解けないこと等により、Error画素は、図5(c)で示すように、周期的に発生してフレーム画像IM内で縦方向に並んでしまう。このため、1フレーム分の画素データ(フレーム画像IMのデータ)により画像処理回路4(図1参照)で得られる画像において、視覚的に非常に目立つ画面ノイズが発生しやすく、画質が劣化しやすい。
そのため、第1の実施形態では、受信処理回路10において、伝送エラーの発生を検出し、伝送エラーが発生したレーンの画素データを隣接するレーンの画素データで置換することで、伝送エラーに起因した画質の劣化を抑制する。
具体的には、受信処理回路10は、複数のエラー検出回路17−1〜17−3及び複数のセレクタ18−1〜18−3をさらに有する。エラー検出回路17−1及びセレクタ18−1は、レーンLN−1に含まれる。エラー検出回路17−2及びセレクタ18−2は、レーンLN−2に含まれる。エラー検出回路17−3及びセレクタ18−3は、レーンLN−3に含まれる。
エラー検出回路17−1は、入力端子17a,17b,17c及び出力端子17dを有する。入力端子17aは、レーン再生回路12−1のWA回路12cに電気的に接続されている。入力端子17bは、レーン再生回路12−1の10b/8b回路12dに電気的に接続されている。入力端子17cは、レーン再生回路12−1のKCD回路12eに電気的に接続されている。出力端子17dは、セレクタ18−1の制御端子18cに電気的に接続されている。他のエラー検出回路17−2,17−3は、エラー検出回路17−1と同様である。これにより、基準レーンLN−0以外の各レーンLN−1〜LN−3毎にエラー発生有無を検出できる。
例えば、各エラー検出回路17−1〜17−3は、初期状態において、エラー検出フラグφER1,φER2,φER3をデアサートしておく。そして、各エラー検出回路17−1〜17−3は、次の条件1)〜4)のいずれかを検出したことでエラーが発生したと判断して、エラー検出フラグφER1,φER2,φER3をアサートする。
1)WA回路12cにて、ワードのアラインのやり直しが発生している。
2)10b/8b回路12dにて、送信時に用いた変換テーブルに規定されていないビットパターン(ANSI 8B10B符号化ルール違反)を検出している。
3)10b/8b回路12dにて、デコードされたビットパターンに対応したシンボルの極性の違反(ディスパリティエラー)を検出している。
4)KCD回路12eにて、スクランブル・リセット信号が所定期間検出できない。
1)WA回路12cにて、ワードのアラインのやり直しが発生している。
2)10b/8b回路12dにて、送信時に用いた変換テーブルに規定されていないビットパターン(ANSI 8B10B符号化ルール違反)を検出している。
3)10b/8b回路12dにて、デコードされたビットパターンに対応したシンボルの極性の違反(ディスパリティエラー)を検出している。
4)KCD回路12eにて、スクランブル・リセット信号が所定期間検出できない。
また、各エラー検出回路17−1〜17−3は、KCD回路12eにてスクランブル・リセット信号が検出されたことに応じて、エラー検出フラグφER1,φER2,φER3をデアサートする。
セレクタ18−1は、入力端子18a,18b、制御端子18c、及び出力端子18dを有する。入力端子18aは、タイミング調整回路13−0の出力端子に電気的に接続されている。入力端子18bは、タイミング調整回路13−1の出力端子に電気的に接続されている。制御端子18cは、エラー検出回路17−1の出力端子17dに電気的に接続されている。出力端子18dは、レーン再生出力15−1とセレクタ18−2の入力端子18aとに電気的に接続されている。
セレクタ18−1は、制御端子18cで受けたエラー検出フラグφER1に応じて、タイミング調整回路13−0の出力端子とタイミング調整回路13−1の出力端子とのいずれか一方をレーン再生出力15−1に電気的に接続する。
セレクタ18−1は、エラー検出フラグφER1がデアサートされている場合、タイミング調整回路13−1の出力端子をレーン再生出力15−1に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−1は、エラー検出回路17−1でレーン再生回路12−1におけるデータのエラーが検出されなかった場合、タイミング調整回路13−1の出力端子をレーン再生出力15−1に電気的に接続する。これにより、レーン再生回路12−1及びタイミング調整回路13−1経由で転送されてきたレーンLN−1の画素データがエラーを含まない場合に、その画素データをレーン再生出力15−1へ転送できる。レーン再生出力15−1は、その画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
セレクタ18−1は、エラー検出フラグφER1がアサートされている場合、タイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−1に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−1は、エラー検出回路17−1でレーン再生回路12−1におけるデータのエラーが検出された場合、タイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−1に電気的に接続する。これにより、エラーを含む画素データのレーン再生出力15−1への転送を防止でき、レーンLN−1の画素データを隣接するレーンLN−0の画素データで置換してレーン再生出力15−1へ転送できる。レーン再生出力15−1は、置換後の画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
セレクタ18−2は、入力端子18a,18b、制御端子18c、及び出力端子18dを有する。入力端子18aは、セレクタ18−1の出力端子18dに電気的に接続されている。入力端子18bは、タイミング調整回路13−2の出力端子に電気的に接続されている。制御端子18cは、エラー検出回路17−2の出力端子17dに電気的に接続されている。出力端子18dは、レーン再生出力15−2とセレクタ18−3の入力端子18bとに電気的に接続されている。
セレクタ18−2は、制御端子18cで受けたエラー検出フラグφER2に応じて、セレクタ18−1の出力端子18dとタイミング調整回路13−2の出力端子とのいずれか一方をレーン再生出力15−2に電気的に接続する。
セレクタ18−2は、エラー検出フラグφER2がデアサートされている場合、タイミング調整回路13−2の出力端子をレーン再生出力15−2に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−2は、エラー検出回路17−2でレーン再生回路12−2におけるデータのエラーが検出されなかった場合、タイミング調整回路13−2の出力端子をレーン再生出力15−2に電気的に接続する。これにより、レーン再生回路12−2及びタイミング調整回路13−2経由で転送されてきたレーンLN−2の画素データがエラーを含まない場合に、その画素データをレーン再生出力15−2へ転送できる。レーン再生出力15−2は、その画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
セレクタ18−2は、エラー検出フラグφER2がアサートされている場合、セレクタ18−1の出力端子18dをレーン再生出力15−1に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−2は、エラー検出回路17−2でレーン再生回路12−2におけるデータのエラーが検出された場合、セレクタ18−1の出力端子18dをレーン再生出力15−2に電気的に接続する。これにより、エラーを含む画素データのレーン再生出力15−2への転送を防止でき、レーンLN−2の画素データを隣接するレーンLN−1の画素データで置換してレーン再生出力15−2へ転送できる。レーン再生出力15−2は、置換後の画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
セレクタ18−3は、入力端子18a,18b、制御端子18c、及び出力端子18dを有する。入力端子18aは、セレクタ18−2の出力端子18dに電気的に接続されている。入力端子18bは、タイミング調整回路13−3の出力端子に電気的に接続されている。制御端子18cは、エラー検出回路17−3の出力端子17dに電気的に接続されている。出力端子18dは、レーン再生出力15−3に電気的に接続されている。
セレクタ18−3は、制御端子18cで受けたエラー検出フラグφER3に応じて、セレクタ18−2の出力端子18dとタイミング調整回路13−3の出力端子とのいずれか一方をレーン再生出力15−3に電気的に接続する。
セレクタ18−3は、エラー検出フラグφER3がデアサートされている場合、タイミング調整回路13−3の出力端子をレーン再生出力15−3に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−3は、エラー検出回路17−3でレーン再生回路12−3におけるデータのエラーが検出されなかった場合、タイミング調整回路13−3の出力端子をレーン再生出力15−3に電気的に接続する。これにより、レーン再生回路12−3及びタイミング調整回路13−3経由で転送されてきたレーンLN−3の画素データがエラーを含まない場合に、その画素データをレーン再生出力15−3へ転送できる。レーン再生出力15−3は、その画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
セレクタ18−3は、エラー検出フラグφER3がアサートされている場合、セレクタ18−2の出力端子18dをレーン再生出力15−3に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−3は、エラー検出回路17−3でレーン再生回路12−3におけるデータのエラーが検出された場合、セレクタ18−2の出力端子18dをレーン再生出力15−3に電気的に接続する。これにより、エラーを含む画素データのレーン再生出力15−3への転送を防止でき、レーンLN−3の画素データを隣接するレーンLN−2の画素データで置換してレーン再生出力15−3へ転送できる。レーン再生出力15−3は、置換後の画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
次に、置換処理について図6(a)及び図6(b)を用いて説明する。図6(a)は、置換前における、受信処理回路10で復元された画素データにおける所定の色成分の階調値の分布を示す図であり、第1の色、第2の色、第3の色のいずれかの階調情報に対応したものである。図6(b)は、置換後における、受信処理回路10で復元された画素データにおける所定の色成分の階調値の分布を示す図であり、第1の色、第2の色、第3の色のいずれかの階調情報に対応したものである。
例えば、図6(a)に示すように、レーンLN−1のレーン再生回路12−1で伝送エラーが発生した場合、レーンLN−1の画素データにおける所定の色成分の階調値が隣接レーンLNの階調値と大幅に異なる不適切な値になる。このとき、レーンLN−1の画素データを隣接するレーンLN−0の画素データで置換できるので、図6(b)に示すように、レーンLN−1の画素データの階調値をより適切な値に近づけることができる。これにより、図6(b)に示すように、受信処理回路10で復元された画素データの階調値の分布を、送信時の画素データの階調値の分布(図5(a)参照)に近いものにすることができる。このため、1フレーム分の画素データ(フレーム画像IMのデータ)により画像処理回路4(図1参照)で得られる画像において、視覚的に画面ノイズを目立たなくすることができ、画質を向上できる。
あるいは、例えば、図示しないが、レーンLN−1,LN−2のレーン再生回路12−1,12−2でそれぞれ伝送エラーが発生した場合、レーンLN−1,LN−2の画素データにおける所定の色成分の階調値が隣接レーンLNの階調値と大幅に異なる不適切な値になる。このとき、レーンLN−1,LN−2の画素データを隣接するレーンLN−0の画素データで置換できるので、レーンLN−1,LN−2の画素データの階調値をより適切な値に近づけることができる。これにより、受信処理回路10で復元された画素データの階調値の分布を、送信時の画素データの階調値の分布(図5(a)参照)に近いものにすることができる。このため、1フレーム分の画素データ(フレーム画像IMのデータ)により画像処理回路4(図1参照)で得られる画像において、視覚的に画面ノイズを目立たなくすることができ、画質を向上できる。
以上のように、第1の実施形態では、受信処理回路10において、基準レーンを除く各レーンLNのエラー検出回路17で伝送エラーの発生を検出し、伝送エラーが発生したレーンLNの画素データを隣接するレーンLNの画素データで置換する。これにより、受信処理回路10で伝送される1フレーム分の画素データ(画像データ)により得られる画像において、伝送エラーに起因した画質の劣化を抑制できる。
なお、図2では、受信処理回路10におけるレーン数が4つである場合が例示されているが、受信処理回路10におけるレーン数は2以上のレーン数であれば他のレーン数であってもよい。例えば、レーン数は、2,8,16であってもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかる画像データ受信装置201について説明する。図7は、画像データ受信装置201における受信処理回路210の構成を示す図である。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第2の実施形態にかかる画像データ受信装置201について説明する。図7は、画像データ受信装置201における受信処理回路210の構成を示す図である。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第1の実施形態では、複数のレーンLN−0〜LN−3のうち1つのレーンLN−0を基準レーンとして基準レーンLN−0以外の各レーンLN−1〜LN−3毎にエラー発生に応じて置換処理を行っている。第2の実施形態では、基準レーンLN−0についてもエラー発生に応じて置換処理を行えるようにする。
具体的には、画像データ受信装置201における受信処理回路210は、エラー検出回路17−0、セレクタ18−0、及び固定遅延回路219をさらに有する。
エラー検出回路17−0は、入力端子17a,17b,17c及び出力端子17dを有する。入力端子17aは、レーン再生回路12−0のWA回路12cに電気的に接続されている。入力端子17bは、レーン再生回路12−0の10b/8b回路12dに電気的に接続されている。入力端子17cは、レーン再生回路12−0のKCD回路12eに電気的に接続されている。出力端子17dは、セレクタ18−0の制御端子18cに電気的に接続可能である。これにより、基準レーンLN−0でエラー発生有無を検出できる。
セレクタ18−0は、入力端子18a,18b、制御端子18c、及び出力端子18dを有する。入力端子18aは、固定遅延回路219の出力端子219bに電気的に接続されている。入力端子18bは、タイミング調整回路13−0の出力端子に電気的に接続されている。制御端子18cは、エラー検出回路17−0の出力端子17dに電気的に接続可能である。出力端子18dは、レーン再生出力15−0とセレクタ18−1の入力端子18aとに電気的に接続されている。
固定遅延回路219は、入力端子219a及び出力端子219bを有する。入力端子219aは、セレクタ18−3の出力端子18dに電気的に接続されている。出力端子219bは、セレクタ18−0の入力端子18aに電気的に接続されている。これにより、固定遅延回路219は、セレクタ18−3から出力された画素データに固定遅延D(例えば、画素クロックφCKの1クロック分の遅延)を与えてセレクタ18−0へ入力する。
セレクタ18−0は、制御端子18cでエラー検出フラグφER0を受けた場合、エラー検出フラグφER0に応じて、タイミング調整回路13−0の出力端子と固定遅延回路219の出力端子219bとのいずれか一方をレーン再生出力15−1に電気的に接続する。
セレクタ18−0は、エラー検出フラグφER0がデアサートされている場合、タイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−0に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−0は、エラー検出回路17−0でレーン再生回路12−0におけるデータのエラーが検出されなかった場合、タイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−0に電気的に接続する。これにより、レーン再生回路12−0及びタイミング調整回路13−0経由で転送されてきたレーンLN−0の画素データがエラーを含まない場合に、その画素データをレーン再生出力15−0へ転送できる。レーン再生出力15−0は、その画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
セレクタ18−0は、エラー検出フラグφER0がアサートされている場合、固定遅延回路219の出力端子219bをレーン再生出力15−0に電気的に接続する。すなわち、セレクタ18−0は、エラー検出回路17−0でレーン再生回路12−0におけるデータのエラーが検出された場合、固定遅延回路219の出力端子219bをレーン再生出力15−0に電気的に接続する。これにより、セレクタ18−3から出力された画素データを固定遅延回路219により固定遅延Dで遅延させてセレクタ18−0経由でレーン再生出力15−0へ転送できる。すなわち、エラーを含む画素データのレーン再生出力15−0への転送を防止でき、レーンLN−0の画素データをフレーム画像IM上で隣接するレーンLN−3の画素データ(図3参照)で置換してレーン再生出力15−0へ転送できる。すなわち、画像転送の連続性を考慮した場合に、レーンLN−0とレーンLN−3とは互いに隣接するレーンLNであると見なすことができる。レーン再生出力15−0は、置換後の画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
また、第2の実施形態では、受信処理回路210における全てのレーンLN−0〜LN−3でエラー検出及び画素置換が可能であるので、エラー発生の少ないレーンを予め特定し、特定されたレーンを基準レーンに変更できるように構成されていてもよい。すなわち、デスキュー回路216は、デスキュー(De−Skew)のタイミング基準とするレーンの選択機能を有していてもよい。
具体的には、受信処理回路210において、デスキュー回路216は、基準選択回路14に代えて基準選択回路214を有する。基準選択回路214は、セレクタ214a,214bを有する。セレクタ214a,214bは、それぞれ、基準選択信号φRLSを制御端子で受け、基準選択信号φRLSに従って基準レーンを選択するセレクト動作を行う。また、タイミング調整回路13−0は、固定遅延回路13b(図2参照)に代えて、他のタイミング調整回路13−1〜13−3と同様の位相差検出回路13d及び遅延調整回路13cを有する。
例えば、レーンLN−0の選択が基準選択信号φRLSで指示されている場合、セレクタ214aは、レーンLN−0のレーン再生回路12−0のUnPack回路12gからクロックφCK0を受けて各タイミング調整回路13−0〜13−3へリード用の画素クロックφCKとして分配する。セレクタ214bは、基準レーンLN−0のFIFOメモリ13aの出力データを各レーンLN−0〜LN−3の位相差検出回路13dの入力端子へ供給する。これにより、デスキュー回路216において、レーンLN−0を基準レーンとした動作が行われる。
例えば、レーンLN−1の選択が基準選択信号φRLSで指示されている場合、セレクタ214aは、レーンLN−1のレーン再生回路12−1のUnPack回路12gからクロックφCK1を受けて各タイミング調整回路13−0〜13−3へリード用の画素クロックφCKとして分配する。セレクタ214bは、基準レーンLN−1のFIFOメモリ13aの出力データを各レーンLN−0〜LN−3の位相差検出回路13dの入力端子へ供給する。これにより、デスキュー回路216において、レーンLN−1を基準レーンとした動作が行われる。
例えば、レーンLN−2の選択が基準選択信号φRLSで指示されている場合、セレクタ214aは、レーンLN−2のレーン再生回路12−2のUnPack回路12gからクロックφCK2を受けて各タイミング調整回路13−0〜13−3へリード用の画素クロックφCKとして分配する。セレクタ214bは、基準レーンLN−2のFIFOメモリ13aの出力データを各レーンLN−0〜LN−3の位相差検出回路13dの入力端子へ供給する。これにより、デスキュー回路216において、レーンLN−2を基準レーンとした動作が行われる。
例えば、レーンLN−3の選択が基準選択信号φRLSで指示されている場合、セレクタ214aは、レーンLN−3のレーン再生回路12−3のUnPack回路12gからクロックφCK3を受けて各タイミング調整回路13−0〜13−3へリード用の画素クロックφCKとして分配する。セレクタ214bは、基準レーンLN−3のFIFOメモリ13aの出力データを各レーンLN−0〜LN−3の位相差検出回路13dの入力端子へ供給する。これにより、デスキュー回路216において、レーンLN−3を基準レーンとした動作が行われる。
また、第2の実施形態では、受信処理回路210における全てのレーンLN−0〜LN−3でエラー検出及び画素置換が可能であるので、レーンLN毎に置換機能をON/OFFできるように構成されていてもよい。すなわち、受信処理回路210は、レーンLN毎に、置換機能のON/OFFを選択可能とする機能を有していてもよい。
具体的には、受信処理回路210は、複数のセレクタ221−0〜221−3をさらに有する。
セレクタ221−0は、入力端子221a,221b,221c、制御端子221d、及び出力端子221eを有する。入力端子221aは、エラー検出回路17−0の出力端子17dに電気的に接続されている。入力端子221bは、固定された0レベル(デアサートのレベル)に接続されている。入力端子221cは、固定された1レベル(アサートのレベル)に接続されている。制御端子221dには、置換制御信号φIP0が供給されている。出力端子221eは、セレクタ18−0の制御端子18cに電気的に接続されている。
例えば、「スルー」が置換制御信号φIP0で指示されている場合、セレクタ221−0は、エラー検出回路17−0から受けたエラー検出フラグφER0をセレクタ221−0内でスルーさせてセレクタ18−0の制御端子18cへ出力する。これにより、セレクタ18−0はエラー検出フラグφER0に応じたセレクト動作を行うので、エラー検出フラグφER0に応じた置換機能をONできる。
例えば、「0固定」が置換制御信号φIP0で指示されている場合、セレクタ221−0は、固定された0レベル(デアサートのレベル)をセレクタ18−0の制御端子18cへ出力する。これにより、セレクタ18−0は固定的にタイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−0に電気的に接続するので、置換機能をOFFできる。
例えば、「1固定」が置換制御信号φIP0で指示されている場合、セレクタ221−0は、固定された1レベル(アサートのレベル)をセレクタ18−0の制御端子18cへ出力する。これにより、セレクタ18−0は固定的に固定遅延回路219の出力端子219bをレーン再生出力15−1に電気的に接続するので、置換機能を固定的にONできる。
他のセレクタ221−1〜221−3は、セレクタ221−0と同様である。なお、各セレクタ221−0,221−1,221−2,221−3の制御端子221dに供給される置換制御信号φIP0,φIP1,φIP2,φIP3が個別に決定されるので、置換機能のON/OFFは、各レーンLN−0〜LN−3毎に個別に選択可能である。
受信処理回路210は、デスキュー(De−Skew)のタイミング基準とするレーンの選択機能を有したり、レーンLN毎に置換機能のON/OFFを選択可能とする機能を有したりすることで、特定のレーンを使用しないユースケースにも対応可能となる。
例えば、レーンLN−2を使用せず、レーンLN−0,LN−1,LN−3の3レーンを使用する場合、レーンLN−2のセレクタ221−2で「1固定」を選択することで、レーンLN−3にエラーが発生した場合、レーンLN−1のデータを用いてレーンLN−3のエラー画素を置換することが可能となる。
また、例えば、全レーンLN−0〜LN−3のセレクタ221−0〜221−3で「0固定」を選択することで、受信処理回路210における置換動作を完全にOFFさせることができ、その状態で各画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送できる。これにより、伝送エラー発生状態を画面上で観測することも可能となる(図5(c)参照)。
以上のように、第2の実施形態では、受信処理回路210において、基準レーンを含む各レーンLNのエラー検出回路17で伝送エラーの発生を検出し、伝送エラーが発生したレーンLNの画素データを隣接するレーンLNの画素データで置換できる。これにより、受信処理回路210で伝送される1フレーム分の画素データ(画像データ)により得られる画像において、伝送エラーに起因した画質の劣化をさらに抑制できる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態にかかる画像データ受信装置301について説明する。図8は、画像データ受信装置301における受信処理回路310の構成を示す図である。以下では、第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第3の実施形態にかかる画像データ受信装置301について説明する。図8は、画像データ受信装置301における受信処理回路310の構成を示す図である。以下では、第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第2の実施形態では、各レーンLN−0〜LN−3毎にエラー発生に応じて手前側(図3の左側)の画素データで置換する。第3の実施形態では、各レーンLN−0〜LN−2毎にエラー発生に応じて手前側ではなく後ろ側(図3の右側)の画素データで置換する。
具体的には、画像データ受信装置301における受信処理回路310は、複数のセレクタ18−0〜18−3(図7参照)に代えて複数のセレクタ322−0〜322−3を有する。
セレクタ322−0は、入力端子322a,322b、制御端子322c、及び出力端子322dを有する。入力端子322aは、タイミング調整回路13−0の出力端子に電気的に接続されている。入力端子322bは、タイミング調整回路13−1の出力端子に電気的に接続されている。制御端子322cは、セレクタ221−0の出力端子221eに電気的に接続されている。出力端子322dは、レーン再生出力15−0に電気的に接続されている。
セレクタ322−0は、エラー検出フラグφER0がセレクタ221−0でスルーされ且つエラー検出フラグφER0がデアサートされている場合、タイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−0に電気的に接続する。これにより、レーン再生回路12−0及びタイミング調整回路13−0経由で転送されてきたレーンLN−0の画素データがエラーを含まない場合に、その画素データをレーン再生出力15−0へ転送できる。
セレクタ322−0は、エラー検出フラグφER0がセレクタ221−0でスルーされ且つエラー検出フラグφER0がアサートされている場合、セレクタ322−1の出力端子322dをレーン再生出力15−0に電気的に接続する。これにより、エラーを含む画素データのレーン再生出力15−0への転送を防止でき、レーンLN−0の画素データを図8の下側で隣接するレーンLN−1の画素データで置換してレーン再生出力15−0へ転送できる。
セレクタ322−1,322−2は、セレクタ322−0と同様である。
セレクタ322−3は、入力端子322a,322b、制御端子322c、及び出力端子322dを有する。入力端子322aは、タイミング調整回路13−3の出力端子に電気的に接続されている。入力端子322bは、未使用であり、例えば開放状態である。制御端子322cは、セレクタ221−3の出力端子221eに電気的に接続されている。出力端子322dは、レーン再生出力15−3に電気的に接続されている。
受信処理回路310では、その回路規模を小さくするため、レーンLN−3の置換機能がOFFに固定される。例えば、「0固定」が置換制御信号φIP3で指示され、セレクタ221−3は、固定された0レベル(デアサートのレベル)をセレクタ322−3の制御端子322cへ出力する。これにより、セレクタ322−3は固定的にタイミング調整回路13−3の出力端子をレーン再生出力15−3に電気的に接続する。
また、受信処理回路310では、レーンLN−3の置換機能がOFFに固定されるので、レーンLN−3を基準レーンに選択できる。例えば、レーンLN−3の選択が基準選択信号φRLSで指示され、セレクタ214aは、レーンLN−3のレーン再生回路12−3のUnPack回路12gからクロックφCK3を受けて各タイミング調整回路13−0〜13−3へリード用の画素クロックφCKとして分配する。セレクタ214bは、基準レーンLN−3のFIFOメモリ13aの出力データを各レーンLN−0〜LN−3の位相差検出回路13dの入力端子へ供給する。
以上のように、第3の実施形態では、受信処理回路310において、各レーンLNのエラー検出回路17で伝送エラーの発生を検出し、基準レーンを除く、伝送エラーが発生したレーンLNの画素データを、図8の下側で隣接するレーンLNの画素データで置換する。すなわち、各レーンLN−0〜LN−2毎にエラー発生に応じてフレーム画像IMにおける後ろ側(図3の右側)で隣接する画素データで置換する。これにより、受信処理回路310で伝送される1フレーム分の画素データ(画像データ)により得られる画像において、伝送エラーに起因した画質の劣化を抑制できる。
例えば、図9(a)に示すように、レーンLN−1のレーン再生回路12−1で伝送エラーが発生した場合、レーンLN−1の画素データにおける所定の色成分の階調値が隣接レーンLNの階調値と大幅に異なる不適切な値になる。このとき、レーンLN−1の画素データを隣接するレーンLN−2の画素データで置換できるので、図9(b)に示すように、レーンLN−1の画素データの階調値をより適切な値に近づけることができる。これにより、図9(b)に示すように、受信処理回路310で復元された画素データの階調値の分布を、送信時の画素データの階調値の分布(図5(a)参照)に近いものにすることができる。このため、1フレーム分の画素データ(フレーム画像IMのデータ)により画像処理回路4(図1参照)で得られる画像において、視覚的に画面ノイズを目立たなくすることができ、画質を向上できる。
なお、第1の実施形態の受信処理回路10の構成と第3の実施形態の受信処理回路310の構成とを組み合わせることで、フレーム画像IMにおける前後の画素データの平均値を置換画素データとして使用することも可能である。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態にかかる画像データ受信装置401について説明する。図10は、画像データ受信装置401における受信処理回路410の構成を示す図である。以下では、第3の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
次に、第4の実施形態にかかる画像データ受信装置401について説明する。図10は、画像データ受信装置401における受信処理回路410の構成を示す図である。以下では、第3の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第3の実施形態では、基準レーンLN−3以外の各レーンLN−0〜LN−2毎にエラー発生に応じて後ろ側(図3の右側)の画素データで置換する。第4の実施形態では、基準レーンLN−3についてもエラー発生に応じて後ろ側(図3の右側)の画素データで置換処理を行えるようにする。
具体的には、画像データ受信装置401における受信処理回路410は、複数の固定遅延回路423−0〜423−3をさらに有する。
固定遅延回路423−0は、入力端子423a及び出力端子423bを有する。入力端子423aは、タイミング調整回路13−0の出力端子に電気的に接続されている。出力端子423bは、セレクタ322−0の入力端子322aに電気的に接続されている。これにより、固定遅延回路423−0は、タイミング調整回路13−0から出力された画素データに固定遅延D(例えば、画素クロックφCKの1クロック分の遅延)を与えてセレクタ322−0へ入力する。
他の固定遅延回路423−1〜423−3は、固定遅延回路423−0と同様である。
また、セレクタ322−3の入力端子322bが未使用ではなくタイミング調整回路13−0の出力端子に接続されている点で第3の実施形態と異なる。
例えば、セレクタ322−3は、エラー検出フラグφER3がセレクタ221−3でスルーされ且つエラー検出フラグφER3がデアサートされている場合、タイミング調整回路13−3の出力端子をレーン再生出力15−3に電気的に接続する。これにより、レーン再生回路12−3及びタイミング調整回路13−3経由で転送されてきたレーンLN−3の画素データがエラーを含まない場合に、その画素データを固定遅延回路423−3により固定遅延Dで遅延させてレーン再生出力15−3へ転送できる。
セレクタ322−3は、エラー検出フラグφER3がセレクタ221−3でスルーされ且つエラー検出フラグφER3がアサートされている場合、タイミング調整回路13−0の出力端子をレーン再生出力15−3に電気的に接続する。これにより、エラーを含む画素データのレーン再生出力15−3への転送を防止でき、レーンLN−3の画素データをフレーム画像IM上で隣接するレーンLN−0の画素データ(図3参照)で置換してレーン再生出力15−3へ転送できる。レーン再生出力15−3は、置換後の画素データを画像処理回路4(図1参照)へ転送する。
以上のように、第4の実施形態では、受信処理回路410において、基準レーンを含む各レーンLNのエラー検出回路17で伝送エラーの発生を検出し、伝送エラーが発生したレーンLNの画素データを隣接するレーンLNの画素データで置換できる。これにより、受信処理回路410で伝送される1フレーム分の画素データ(画像データ)により得られる画像において、伝送エラーに起因した画質の劣化をさらに抑制できる。
なお、第2の実施形態の受信処理回路210の構成と第4の実施形態の受信処理回路410の構成とを組み合わせることで、フレーム画像IMにおける前後の画素データの平均値を置換画素データとして使用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,201,301,401 画像データ受信装置、10,210,310,410 受信処理回路、100 通信システム。
Claims (7)
- Kを2以上の整数とするとき、1番目からK番目のレーン再生回路と、
1番目からK番目のタイミング調整回路と、
1番目からK番目のレーン再生出力と、
1番目から(K−1)番目のセレクタと、
を備え、
NをKより小さい正の整数とし、nを正の整数とするとき、N番目のレーン再生回路は、n番目の画素のデータを伝送し、
(N+1)番目のレーン再生回路は、n番目の画素に隣接する(n+1)番目の画素のデータを伝送し、
N番目のタイミング調整回路は、N番目のレーン再生回路が電気的に接続された入力端子を有し、
(N+1)番目のタイミング調整回路は、(N+1)番目のレーン再生回路が電気的に接続された入力端子を有し、
N番目のレーン再生出力は、N番目のタイミング調整回路の出力端子に電気的に接続可能であり、
N番目のセレクタは、N番目のタイミング調整回路の出力端子と(N+1)番目のタイミング調整回路の出力端子とのいずれか一方を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続可能である
画像データ受信装置。 - mをn以下である正の整数とするとき、1番目のレーン再生回路は、m番目の画素のデータを伝送し、
2番目のレーン再生回路は、(m+1)番目の画素のデータを伝送し、
K番目のレーン再生回路は、(m+1)番目の画素の反対側でm番目の画素に隣接する(m−1)番目の画素のデータを伝送し、
K番目のタイミング調整回路は、K番目のレーン再生回路が電気的に接続された入力端子を有し、
(K−1)番目のセレクタは、(K−2)番目のセレクタの出力端子とK番目のタイミング調整回路の出力端子とのいずれか一方をK番目のレーン再生出力に電気的に接続し、
前記画像データ受信装置は、
(K−1)番目のセレクタの出力端子に電気的に接続された入力端子を有する遅延回路と、
前記遅延回路の出力端子と1番目のタイミング調整回路の出力端子とのいずれか一方を1番目のレーン再生出力に電気的に接続するK番目のセレクタと、
をさらに備えた
請求項1に記載の画像データ受信装置。 - 1番目のレーン再生回路は、第1の期間に、m番目の画素のデータを伝送し、
2番目のレーン再生回路は、前記第1の期間に、(m+1)番目の画素のデータを伝送し、
K番目のレーン再生回路は、前記第1の期間より前の第2の期間に、(m−1)番目の画素のデータを伝送する
請求項2に記載の画像データ受信装置。 - 1番目から(K−1)番目のエラー検出回路をさらに備え、
N番目のエラー検出回路は、(N+1)番目のレーン再生回路に電気的に接続された入力端子とN番目のセレクタの制御端子に電気的に接続可能である出力端子とを有する
請求項1から3のいずれか1項に記載の画像データ受信装置。 - 1番目からK番目のエラー検出回路をさらに備え、
N番目のエラー検出回路は、(N+1)番目のレーン再生回路に電気的に接続された入力端子とN番目のセレクタの制御端子に電気的に接続可能である出力端子とを有し、
K番目のエラー検出回路は、1番目のレーン再生回路に電気的に接続された入力端子とK番目のセレクタの制御端子に電気的に接続可能である出力端子とを有する
請求項2又は3に記載の画像データ受信装置。 - 1番目のセレクタは、1番目のエラー検出回路で2番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出された場合、1番目のタイミング調整回路の出力端子を2番目のレーン再生出力に電気的に接続し、1番目のエラー検出回路で2番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出されなかった場合、2番目のタイミング調整回路の出力端子を2番目のレーン再生出力に電気的に接続し、
NがKより小さい2以上の整数であるとき、N番目のセレクタは、N番目のエラー検出回路で(N+1)番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出された場合、(N−1)番目のセレクタの出力端子を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続し、N番目のエラー検出回路で(N+1)番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出されなかった場合、(N+1)番目のタイミング調整回路の出力端子を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続する
請求項4又は5のいずれか1項に記載の画像データ受信装置。 - 1番目のセレクタは、1番目のエラー検出回路で2番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出された場合、1番目のタイミング調整回路の出力端子を2番目のレーン再生出力に電気的に接続し、1番目のエラー検出回路で2番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出されなかった場合、2番目のタイミング調整回路の出力端子を2番目のレーン再生出力に電気的に接続し、
NがKより小さい2以上の整数であるとき、N番目のセレクタは、N番目のエラー検出回路で(N+1)番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出された場合、(N−1)番目のセレクタの出力端子を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続し、N番目のエラー検出回路で(N+1)番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出されなかった場合、(N+1)番目のタイミング調整回路の出力端子を(N+1)番目のレーン再生出力に電気的に接続し、
K番目のセレクタは、K番目のエラー検出回路で1番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出された場合、前記遅延回路の出力端子を1番目のレーン再生出力に電気的に接続し、K番目のエラー検出回路で1番目のレーン再生回路におけるデータのエラーが検出されなかった場合、1番目のタイミング調整回路の出力端子を1番目のレーン再生出力に電気的に接続する
請求項5に記載の画像データ受信装置。
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