JP2017005327A - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画でも静止画でも素早い設定状態への状態遷移を可能にする手法を提供すること。
【解決手段】複数の設定値を変更可能な撮像装置において、前記撮像装置を動画記録可能状態に遷移させる動画記録開始部材と、前記撮像装置の状態を任意の設定状態に遷移させる設定状態遷移部材と、遷移先設定状態を登録する登録手段と、前記登録手段の結果を保持する記憶手段と、遷移可能な設定状態を判定する判定手段と、前記設定状態遷移部材を押下する度に、前記判定手段の結果に従って、前記撮像装置を状態遷移させる制御手段とを有することを特徴とする構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子スチルカメラ等の撮像装置に関し、特に静止画撮影及び、動画記録の両方が可能な撮像装置の制御方法に関する。
近年、カメラの多機能化が進み、設定ボタンが増えている。また同時に、カメラをホールドした状態で、それらの設定を行いたい要望も増えてきている。このような背景のもと、カメラをホールドした状態で操作可能な位置に配置された操作部材を押下する度に、カメラの設定状態に順次変更させる機能を搭載したカメラがある。また設定状態が多数存在するカメラにおいては、ユーザーが登録した設定状態間でのみ、変更を行えるカメラも存在している。
しかし、カメラの状態、特に動画記録可能な状態では、ユーザーが登録した設定状態に遷移できない場合もある。例えば、動画記録可能な状態では、静止画撮影が出来ない為、ドライブモード設定状態に遷移しても意味はない。にもかかわらず、操作部材を押下して、状態遷移させていってしまうと、無駄な状態遷移を挟むことになってしまい、ユーザーを混乱させるだけでなく、迅速な状態遷移を阻害することにもなってしまう。
迅速な状態遷移を行う為の手法としては、ボタン操作した時、接眼検知の結果を利用し、接眼していたら、複数の設定釦のどれを押下しても、ボタン操作の度に、設定可能なパラメータの設定状態に順次切り替え、接眼していなかったら、それぞれのボタンに割当たっている設定状態に遷移するといった、特許文献1のような手法が開示されている。
特開2007−163773号公報
しかし、特許文献1に開示された従来技術では、接眼センサーが無いと設定状態の遷移方法を切り替えられない構成となっていることに加え、動画状態か否かで、切り替える手段も持たない。
これらのことから、動画記録が可能な状態でも、静止画撮影が可能な状態でも、状態に依らず、ユーザーが所望する設定状態に迅速に遷移出来るようにすることが課題となっている。
上記の問題点を解決するために、本発明は、複数の設定値を変更可能な撮像装置において、前記撮像装置を動画記録可能状態に遷移させる動画記録可能状態遷移部材と、前記撮像装置の状態を任意の設定状態に遷移させる設定状態遷移部材と、遷移先設定状態を登録する登録手段と、前記登録手段の結果を保持する記憶手段と、遷移可能な設定状態を判定する判定手段と、前記設定状態遷移部材を押下する度に、前記判定手段の結果に従って、前記撮像装置を状態遷移させる制御手段、とを有することを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、静止画でも動画でも素早く設定状態に遷移することが可能になる。
本発明の第1実施形態としての撮像装置の構成ブロック図である。 (a)、(b)は本発明の第1実施形態としての撮像装置の外観図である。 設定状態に遷移する部材を押下した際のフローチャートである。 動画ライブビュー状態に遷移する際のフローチャートである。 設定状態に遷移する際のフローチャートである。 静止画状態で、設定状態を変更する際のフローチャートである。 動画状態で、設定状態を変更する際のフローチャートである。 (a)は変更可能な全設定状態の遷移テーブルである。(b)は、設定によって露出補正を変更させないようにした際の設定状態遷移テーブルである。(c)は、設定によって露出補正を変更させないようにした際の、マニュアル動画状態における、設定状態遷移テーブルである。(d)は設定によって露出補正を変更させないようにした際の、マニュアル動画以外の状態における、設定状態遷移テーブルである。 遷移可能な状態を登録する為のGUI画面のイメージ図である。 (a)はISO設定状態時のイメージ図である。(b)はWB設定状態時のイメージ図である。(c)はAF・ドライブモード設定状態時のイメージ図である。(d)は測光モード・調光モード設定状態時のイメージ図である。(e)はAEB設定状態時のイメージ図である。(f)は撮影モード設定状態時のイメージ図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する図1は本発明の一実施形態としての撮像装置200の構成ブロック図である。
レンズユニット100は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ5は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズが撮像装置側と通信を行う為の通信端子であり、通信端子10は撮像装置がレンズ側と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット100は、この通信端子6,10を介してマイクロコンピュータ40と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ5の位置を変位させることで焦点を合わせる。また、マイクロコンピュータ40は、この通信端子6,10を介して、レンズユニット100の開放絞り値、及び最小絞り値を取得する。
AEセンサー15は、レンズユニット100を通した被写体の輝度を測光する。AFセンサー11は、マイクロコンピュータ40にデフォーカス量情報を出力する。マイクロコンピュータ40はそれに基づいてレンズユニット100を制御する。クイックリターンミラー12は、露光の際にマイクロコンピュータ40から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。撮影者は、ペンタプリズム14とファインダー16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット100を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。
フォーカルプレーンシャッター17は、マイクロコンピュータ40の制御で撮像素子20の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。光学フィルター18は一般的にローパスフィルターなどから構成され、フォーカルプレーンシャッター17より入ってくる光の高周波成分をカットして、撮像素子20に被写体像を導光する。撮像素子20は、一般的にCCDやCMOS等が用いられる撮像素子であり、レンズユニット100を通して撮像素子20上に結像された被写体象を光電変換して電気信号として取り込む。
AMP回路21は、取り込まれた電気信号に対して、設定されている撮影感度に応じたゲインで撮影信号を増幅する。A/D変換回路22は撮像素子20によって電気信号に変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理回路23は、A/D変換回路22によってデジタル信号に変換された画像データに対して、フィルター処理、色変換処理、ガンマー/ニー処理を行い、メモリコントローラ27に出力する。また、画像処理回路23はD/A変換回路も内蔵している。画像処理回路23はA/D変換回路22によってデジタル信号に変換された画像データやメモリコントローラ27により入力される画像データをアナログ信号に変換して液晶駆動回路24を介して液晶表示部25に出力することもできる。これらの画像処理回路23による画像処理及び表示処理は、マイクロコンピュータ40により切り替えられる。また、マイクロコンピュータ40は、撮影画像のカラーバランス情報をもとにホワイトバランス調整を行う。
液晶表示部25は画像を表示するための背面モニタである。画像を表示するディスプレイであれば液晶方式に限らず、有機ELなど他の方式のディスプレイであってもよい。
メモリコントローラ27は、画像処理回路23から入力された未処理の画像データをバッファメモリ26に格納したり、或いは画像処理済みの画像データを記録媒体28に格納したりする。また、逆にバッファメモリ26や記録媒体28から画像データを取り込んで画像処理回路23に出力したりもする。また、メモリコントローラ27は、外部インタフェース29を介して送られてくる画像データを記録媒体28に格納したり、逆に記録媒体28に格納されている画像データを外部インタフェース29を介して外部に出力することも可能である。外部インターフェースとしては、USB、IEEE、HDMI(登録商標)などのインターフェースが例として挙げられる。記録媒体28は、メモリカードなどの着脱可能な記録媒体である。ただし内蔵メモリであってもよい。タイミング制御回路32を介してマイクロコンピュータ40は、撮像素子20の駆動タイミングを制御する。
電源制御回路35は、AC電源部30、もしくは2次電池部31より供給され電源を制御する回路である。電源制御回路35はマイクロコンピュータ40から指示を受けて電源のオンオフを行う。また電源制御回路35は電源状態検知回路34により検知された現在の電源状態の情報や電源種類検知回路33により検知された現在の電源の種類の情報をマイクロコンピュータ40に通知することも行う。
マイクロコンピュータ40はシャッター制御回路36を介してフォーカルプレーンシャッタ−17を制御する。光学フィルター振動制御回路37は、光学フィルター18に接続されている圧電素子19を振動させる回路である。振動の振幅、振動時間、振動の軸方向をそれぞれ所定の値で圧電素子を振動させるように、マイクロコンピュータ40の指示に従い振動させる。
不揮発性メモリ38は不揮発性の記録媒体であり、ユーザーが任意に設定したシャッター速度、絞り値、撮影感度などの設定値やその他の各種データを撮像装置に電源が入れられていない状態でも、保存することができる。揮発性メモリ39は、撮像装置の内部状態や着脱可能な記録媒体28の情報など、一時的に記憶しておきたいデータを保存しておく。41は、ファインダー内液晶表示部で、ファインダー内液晶駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている測距点を示す枠や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。43は、ファインダー外液晶表示部で、ファインダー外液晶駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。レリーズ釦201、メイン電子ダイヤル202、サブ電子ダイヤル203、電源スイッチ204、プロテクト釦205、メニュー釦206、削除釦207、拡大モード釦208、再生指示釦209、シングル/マルチ切り替え釦210、マルチコントローラ211。
マイクロコンピュータ40は、撮像装置200に含まれる各部を制御する制御部である。マイクロコンピュータ40は、不揮発性メモリ38に記録されたプログラムを、揮発性メモリ39をワークメモリとして展開し、実行することで後述の各種処理を実行する。
図2(a)は、撮像装置全体200の正面からの外観形状を示した図であり、図2(b)は、撮像装置全体200の背面からの外観形状を示した図である。図1と共通する部分は、同じ記号で示している。レリーズ釦201は、撮影の準備指示及び撮影指示を行うための釦であり、釦を半押しすることで、被写体の輝度の測定や合焦を行う。また、釦を全押しすることでシャッターが切られ画像の撮影が行われる。
メイン電子ダイヤル202は回転操作部材であり、ユーザーは、このメイン電子ダイヤル202を回すことでシャッター速度や絞りなどの設定値の設定を行ったり、拡大モードでの拡大倍率の微調整を行う。サブ電子ダイヤル203は回転操作部材であり、ユーザーは、このサブ電子ダイヤル203を回すことで絞りや露出補正などの設定値の設定を行ったり、画像表示状態での画像の1枚送り操作などを行う。電源スイッチ204は電源のON及びOFFを行うための操作部材である。プロテクト釦205は、撮像装置内外の記録媒体に保存されている画像に対して、プロテクトやレーティングといった処理を施す為の釦である。
メニュー釦206は、各種設定画面を液晶表示部25に表示させる為の釦である。削除釦207は、撮像装置内外の記録媒体に保存されている画像に対して、削除を指示する釦である。拡大モード釦208は、再生状態において、拡大モードへの遷移指示(拡大モードの開始指示)、及び拡大モードから抜ける指示(拡大モードの終了指示)を行う操作を受付ける釦である。
再生指示釦209は、撮像装置内外の記録媒体に保存されている画像を液晶表示部25に表示させる釦である。測距点選択釦210は、オートフォーカスの開始ポイントである測距点を選択するモードに入る為の釦である。マルチコントローラ211は、オートフォーカスの開始ポイントである測距点の設定を行ったり、拡大画像表示状態において、拡大枠(拡大している範囲)の移動を行ったりするための複数方向に操作可能な操作部材である。
動画レバー212は、撮像装置を動画記録可能状態に遷移させる為の部材である。ユーザーは、このレバーを動画側に倒すことによって、撮像装置は動画記録を開始することが可能な状態になる。以下、この動画記録可能な状態を、動画ライブビュー状態と呼ぶこととする。任意設定状態遷移釦213は、撮像装置を任意の設定状態に遷移させる為の部材である。ユーザーは、この釦を押下する度に、順番に任意の設定状態に切り替えることが可能となる。
[実施例1]
以下、図3〜図5、図9を参照して、本発明の第1の実施例による、設定状態に遷移する動作について説明する。まずステップS100で、状態遷移先の登録を行う。図9に示すGUI画面上のチェックボックスを入れたり外したりすることで、状態遷移先を登録することが可能となる。
ステップS101では、動画レバー212が、動画側に倒れているか否か判定し、倒れていれば、ステップS102に進み、倒れていなければステップS103に進む。ステップS102では、動画記録可能な状態である、動画ライブビュー状態に遷移する。詳細については、後に詳述する。ステップS103では、任意設定状態遷移釦213が操作されているか否か判定し、操作されていれば、ステップS104に進み、操作されていなければ、ステップS105に進む。
ステップS104では、ステップS101で登録した状態遷移先、及び動画記録可能状態か否かの状態に従って、任意の設定状態に遷移する。詳細については、後に詳述する。
ステップS105では、設定状態を維持する為の設定タイマーが終了しているか否か判定し、終了していれば、終了し、終了していなければ、ステップS100に進む。
次に、図4を参照して、動画ライブビュー状態に遷移する動作について、説明する。まずステップS200では、マイクロコンピュータ40から指示し、クイックリターンミラー12をアップさせる。ステップS201では、設定されている絞り値をマイクロコンピュータ40より通信端子6,10を介して、レンズシステム制御回路4へ送信し、絞り駆動回路2を介して絞り1を絞り込ませる。ステップS202では、マイクロコンピュータ40から指示し、フォーカルプレーンシャッター17を開く。
ステップS203では、設定されているシャッター速度を基に、マイクロコンピュータ40よりタイミング制御回路32を介して、撮像素子20の駆動タイミングを制御する。またAMP回路21により、設定されているISO値に応じたゲインで撮影信号を増幅し、A/D変換回路22を介してデジタル信号に変換し、画像処理回路23を介して、画像データをバッファメモリー26に取り込む。
ステップS204では、バッファメモリー26に取り込まれた画像データをメモリコントローラ27を介して、アナログ信号に変換して液晶駆動回路24を介して、液晶表示部25に出力し、撮像装置は動画ライブビュー状態に遷移する。
次に、図5〜図10を参照して、静止画状態、動画状態それぞれの状態下で、異なる設定状態に遷移させる方法について説明する。まずステップS300で、不揮発性メモリ38に記憶されている、設定状態を示すテーブルナンバー(N)を読みだす。このテーブルナンバーは、図8に示すテーブルのナンバーを示しており、それぞれのナンバーに対応する設定状態を持っている。本実施例では、7つの状態を持つこととした。
ステップS301では、不揮発性メモリ38に記憶されている撮影モードを読みだす。ステップS302では、撮像装置が動画ライブビュー状態か否か判定し、動画ライブビュー状態ならばステップS303に進み、そうでないならステップS304に進む。ステップS303では、動画ライブビュー状態下での設定状態遷移を行う。詳細については、後に詳述する。ステップS304では、静止画撮影可能状態下での設定状態遷移を行う。詳細については、後に詳述する。
次に、図6、図8、図10を参照して、静止画撮影可能状態下での設定状態遷移について、詳述する。まずステップS400で、ステップS300で取得した、テーブルナンバーNをインクリメントする。ステップS401では、ステップS400でインクリメントしたテーブルナンバーが、テーブルナンバーの最大値を超えていないか否か判定し、超えていたらステップS402に進み、超えていなかったらステップS403に進む。
ステップS402では、テーブルナンバーを0にする。ステップS403では、ステップS400からステップS402までのステップで、決定したテーブルナンバーの状態に遷移可能であるか否か判定し、遷移可能であればステップ404に進み、遷移不可能であれば、ステップS400に進む。ステップS404では、ステップS400からステップS402までのステップで、決定したテーブルナンバーの状態に遷移可能であるか否か判定し、遷移可能であればステップ406に進み、遷移不可能であれば、ステップS400に進む。
図8(b)は、ステップS100で、ユーザーが露出補正設定状態に遷移させない登録をした場合に遷移可能となるテーブルの例を示している。この場合、撮像装置は、任意設定状態遷移釦213の操作に従って、ISO感度設定状態→WB設定状態→AF・ドライブモード設定状態→調光補正・測光モード設定状態→AEB設定状態→撮影モード設定状態→ISO感度設定状態→・・、と遷移することとなる。また、この時の状態遷移を表す撮像装置の表示は、図10(a)→図10(b)→図10(c)→図10(d)→図10(e)→図10(f)→図10(a)・・、となる。
ステップS404では、算出された設定状態を示すテーブルナンバー(N)を、不揮発性メモリ38に記憶する。ステップS405では、算出された設定状態に撮像装置を遷移させる。ステップS406では、設定状態を維持する為の設定タイマーを作動させる。
以上のように制御することで、ユーザーが登録した状態間で、設定状態の状態遷移を行うことが可能となる。
次に、図7、図8、図10動画ライブビュー状態下での設定状態遷移について、詳述する。まずステップS500で、ステップS300で取得した、テーブルナンバーNをインクリメントする。ステップS501では、ステップS500でインクリメントしたテーブルナンバーが、テーブルナンバーの最大値を超えていないか否か判定し、超えていたらステップS502に進み、超えていなかったらステップS503に進む。ステップS502では、テーブルナンバーを0にする。
ステップS503では、ステップS301で取得した撮影モードが、マニュアルモードであるか否か判定し、マニュアルモードであればステップS504に進み、マニュアルモードでなければステップS505に進む。ステップS504では、マニュアルモード時において、ステップS500からステップS502までのステップで、決定したテーブルナンバーの状態に遷移可能であるか否か判定し、遷移可能であればステップ506に進み、遷移不可能であれば、ステップS500に進む。
図8(c)は、ステップS100で、マニュアルモード時の動画ライブビュー状態において、ユーザーが露出補正設定状態に遷移させない登録をした場合に遷移可能となるテーブルの例を示している。動画ライブビュー状態においては、静止画撮影が不可能な為、ユーザーが登録していなくても、静止画撮影にのみ関係する設定値の設定状態遷移は不可能となる。本実施例では、静止画撮影時のAFモード、ドライブモード、調光補正、測光モード、AEBが静止画撮影にのみ関係する設定値となる為、図8(c)に示されるテーブル内で、設定状態の状態遷移が為されることとなる。
この場合、撮像装置は、任意設定状態遷移釦213の操作に従って、ISO感度設定状態→WB設定状態→撮影モード設定状態→ISO感度設定状態→・・、と遷移することとなる。また、この時の状態遷移を表す撮像装置の表示は、図10(a)→図10(b)→図10(f)→図10(a)・・、となる。
ステップS505では、マニュアルモード時以外において、ステップS500からステップS502までのステップで、決定したテーブルナンバーの状態に遷移可能であるか否か判定し、遷移可能であればステップ506に進み、遷移不可能であれば、ステップS500に進む。
図8(d)は、ステップS100で、マニュアルモード時以外の動画ライブビュー状態において、ユーザーが露出補正設定状態に遷移させない登録をした場合に遷移可能となるテーブルの例を示している。マニュアルモード時以外の動画ライブビュー状態においては、静止画撮影が不可能なことに加え、ユーザーの設定に依らず自動設定となる設定値の設定状態遷移が不可能となる。本実施例では、ISO感度が自動設定となる設定値になる為、図8(d)に示されるテーブル内で、設定状態の状態遷移が為されることとなる。
この場合、撮像装置は、任意設定状態遷移釦213の操作に従って、WB設定状態→撮影モード設定状態→WB設定状態→・・、と遷移することとなる。また、この時の状態遷移を表す撮像装置の表示は、図10(b)→図10(f)→図10(b)・・、となる。
ステップS506では、算出された設定状態を示すテーブルナンバー(N)を、不揮発性メモリ38に記憶する。ステップS507では、算出された設定状態に撮像装置を遷移させる。ステップS508では、設定状態を維持する為の設定タイマーを作動させる。
以上のように制御することで、動画ライブビュー状態下においては、ユーザーが登録した状態間で状態遷移することに加え、動画では無関係な設定の設定状態遷移を行わずに済むようになる。
これにより、静止画状態下でも動画ライブビュー状態下でも、快適な操作性を実現することが可能となる。以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 絞り、2 絞り駆動回路、3 AF駆動回路、4 レンズシステム制御回路、
5 レンズ、6 レンズ側通信部、10 カメラ側通信部、11 AFセンサー、
12 ミラー、13 フォーカシングスクリーン、14 ペンタプリズム、
15 AEセンサー、16 アイピースユニット、
17 フォーカルプレーンシャッター、18 光学フィルター、19 圧電素子、
20 撮像素子、21 AMP回路、22 A/D変換回路、23 画像処理回路、
24 液晶駆動回路、25 液晶表示部、26 バッファメモリー、
27 メモリーコントローラ、28 外部メモリー、29 インタフェース、
30 AC電源部、31 2次電池部、32 タイミング制御回路、
33 電源種類検知回路、34 電源状態検知回路、35 電源制御回路、
36 シャッター制御回路、37 光学フィルター振動制御回路、
38 不揮発性メモリー、39 揮発性メモリ、40 マイクロコンピュータ、
41 ファインダー内液晶表示部、42 ファインダー内液晶駆動回路、
43 ファインダー外液晶表示部、44 ファインダー外液晶駆動回路、70 操作部

Claims (11)

  1. 複数の設定値を変更可能な撮像装置において、
    前記撮像装置を動画記録可能状態に遷移させる動画記録可能状態遷移部材(212)と、
    前記撮像装置の状態を任意の設定状態に遷移させる設定状態遷移部材(213)と、
    遷移先設定状態を登録する登録手段(25)と、
    前記登録手段の結果を保持する記憶手段(38)と、
    遷移可能な設定状態を判定する判定手段(40)と、
    前記設定状態遷移部材を押下する度に、前記判定手段の結果に従って、前記撮像装置を状態遷移させる制御手段(40)
    とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記判定手段は、前記撮像装置が動画記録可能な状態の時は、前記記憶手段に記憶されている遷移可能な設定状態から、動画状態において設定不可能な設定状態を除いた状態を遷移可能な状態と判定することを特徴とする請求1に記載の撮像装置。
  3. 動画状態において設定不可能な設定状態は、動画状態においては強制的に自動設定となるパラメータの設定状態とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 動画状態において設定不可能な設定状態は、静止画撮影のみ関連するパラメータの設定状態とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置
  5. 前記判定手段は、前記撮像装置が動画記録不可能な状態の時は、前記記憶手段に記憶されている遷移可能な設定状態を遷移可能な状態と判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記登録手段は、GUI画面上で行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置
  7. 撮像装置を動画記録可能状態に遷移させる動画記録開始部材(212)と、前記撮像装置の状態を任意の設定状態に遷移させる設定状態遷移部材(213)とを具備し、複数の設定値を変更可能な撮像装置の制御方法であって、
    遷移先設定状態を登録する登録工程(25)と、
    前記登録手段の結果を保持する記憶工程(38)と、
    遷移可能な設定状態を判定する判定工程(40)と、
    前記設定状態遷移部材を押下する度に、前記判定工程の結果に従って、前記撮像装置を状態遷移させる制御工程(40)
    とを有することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記判定工程は、前記撮像装置が動画記録可能な状態の時は、前記記憶工程に記憶されている遷移可能な設定状態から、動画状態において設定不可能な設定状態を除いた状態を遷移可能な状態と判定することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記判定工程は、前記撮像装置が動画記録不可能な状態の時は、前記記憶手段に記憶されている遷移可能な設定状態を遷移可能な状態と判定することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  10. 前記登録工程は、GUI画面上で行うことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置
  11. 請求項9乃至請求項12の何れか一項に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させる為のコンピュータプログラム。
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