JP2017002595A - デッキ高さ調整装置およびデッキ - Google Patents

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Abstract

【課題】根太の高さ位置を変えずにデッキ材の高さ位置を調整できるデッキ高さ調整装置およびデッキを提供すること。【解決手段】デッキ高さ調整装置4は、根太3に沿って取付け可能なガイド部材40と、ガイド部材40に上下方向にガイドされる上下可動部材50と、高さ調整手段60とを備える。ガイド部材40は、一対のガイド縦片部41,42と、ガイド縦片部41,42の下部に連続する底片部43とを有する。上下可動部材50は、底片部43に対し上方に対向して位置する下片部511と、ガイド縦片部41,42に沿って位置する縦片部512,513と、デッキ材が固定される上片部514とを有する。高さ調整手段60は、上下可動部材50のガイド部材40に対する高さ位置を調整する構成とされる。【選択図】図4

Description

本発明は、バルコニーなどに設置されるデッキ材の高さ位置を調整可能なデッキ高さ調整装置およびデッキに関する。
従来、デッキとして、複数の根太を間隔を隔てて並設し、根太の長手方向に直交する方向に延びる補強材を前記複数の根太に連結し、複数の根太の上面に複数のデッキ材を配置するデッキが知られている(特許文献1参照)。各根太や補強材の端部には当該端部からの突出量を調整可能な振れ止め具が取り付けられている。各根太や補強材は、各振れ止め具の前記突出量を調整することで、中空矩形状の固定枠の対向する壁部などに突張り固定される。
また、各根太には束柱が設けられている。束柱は、ボルトと、ボルトの下端部に設けられた皿とを備えており、ボルトは、各根太に設けられた雌ねじ部に螺合している。デッキは、この束柱のボルトを各根太の雌ねじ部に対してねじ込み調整することによって各根太およびデッキ材の高さ位置を調整可能に構成されている。
特開2005−097875号公報
ところで、特許文献1に記載のデッキでは、各根太の螺合部に対する各束柱のボルトのねじ込み調整によってデッキ材の高さ位置とともに各根太の高さ位置を調整するため、各根太の突張り高さ位置も変位する。
従って、各根太の高さ位置を上げた場合、各根太の突張り位置が建物側の壁部よりも上方に位置する窓の下枠などに当たってしまい、当該各根太の突張りによって下枠が変形し、各根太を適切に突張り固定できないおそれがある。
このため、デッキ材の高さ位置の調整範囲が、根太の突張り位置が建物側の壁部から外れない高さ範囲内に制約されてしまい、デッキ材を所定の高さ位置に配置することが困難である。
本発明の目的は、根太の高さ位置を変えずにデッキ材の高さ位置を調整できるデッキ高さ調整装置およびデッキを提供することにある。
本発明のデッキ高さ調整装置は、根太に沿って取付け可能なガイド部材と、前記ガイド部材に上下方向にガイドされる上下可動部材とを備え、前記ガイド部材は、一対のガイド縦片部と、前記一対のガイド縦片部の下部に連続する底片部とを有し、前記上下可動部材は、前記底片部に対し上方に対向して位置する下片部と、前記一対のガイド縦片部に沿って位置する一対の縦片部と、デッキ材が固定される上片部とを有し、前記上下可動部材の前記ガイド部材に対する高さ位置を調整する高さ調整手段を備えることを特徴とする。
本発明のデッキ高さ調整装置によれば、高さ調整手段によって上下可動部材が一対のガイド縦片部に沿って上下方向にガイドされながらガイド部材に対して高さ位置が調整されるので、ガイド部材が取り付けられる根太の高さ位置を変えることなく、上下可動部材に固定されるデッキ材の高さ位置を調整できる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記高さ調整手段は、前記底片部および前記下片部間に配置される高さ調整部材を備えることが好ましい。
このような構成によれば、底片部および下片部間に配置される高さ調整部材によって上下可動部材を支持しつつ上下可動部材のガイド部材に対する高さ位置を簡単に調整できる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記ガイド部材および前記上下可動部材は前記根太に沿って延びて形成され、前記高さ調整部材は、前記ガイド部材および前記上下可動部材の長手方向における両端側にそれぞれ配置されることが好ましい。
このような構成によれば、ガイド部材および上下可動部材の一端側に配置される高さ調整部材とガイド部材および上下可動部材の他端側に配置される高さ調整部材とによって、上下可動部材を水平状態に容易に調整できる。従って、デッキ材を水平状態に容易に設置できる。
例えば根太が水平方向に対して傾いて突張り固定されている場合には、ガイド部材は、前記傾いた根太に沿って取り付けられるが、ガイド部材および上下可動部材の一端側に配置される高さ調整部材による高さ調整量と、ガイド部材および上下可動部材の他端側に配置される高さ調整部材による高さ調整量とを異ならせることで、ガイド部材に対する上下可動部材の水平方向に対する角度を調整でき、上下可動部材を水平状態にできる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記高さ調整部材は、前記下片部に螺合して先端が前記底片部に当接する高さ調整ネジによって形成され、前記高さ調整ネジの上方に位置する前記上片部の部分には、孔が形成されることが好ましい。
このような構成によれば、前記孔から高さ調整ネジを操作するためのドライバーなどを差し込むことができ、ガイド部材に対する上下可動部材の高さ位置の調整を簡単に行うことができる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記ガイド部材は、前記底片部よりも下方に突出した一対の突部を有し、前記一対の突部間の幅寸法は、当該一対の突部間に前記根太の上部が配置可能な寸法に設定されることが好ましい。
このような構成によれば、ガイド部材を根太に取り付ける場合には、根太の上部が一対の突部間に配置されるため、デッキ高さ調整装置の根太に対する幅方向への位置ズレを抑制できる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記ガイド部材は、前記一対のガイド縦片部よりも当該ガイド部材の幅方向に延出した一対の傾斜片部を有し、前記一対の傾斜片部は、前記ガイド部材の幅方向に対して傾斜しており、前記傾斜片部の延出した側縁は、当該傾斜片部の前記ガイド縦片部側の部分よりも下方にそれぞれ位置することが好ましい。
このような構成によれば、根太に対する取付ビスを、傾斜片部の面外方向に沿って斜め向きに配置できる。このため、例えば、前記傾斜片部ではなくガイド部材の幅方向に沿って延出した延出片部を有するガイド部材と比べ、取付ビスをねじ込み操作するドライバーなどをガイド縦片部から離間した位置に配置でき、当該ドライバーがガイド縦片部に干渉しにくい状態にでき、ガイド部材を根太に容易に取り付けることができる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記一対の縦片部を前記一対のガイド縦片部に固定する本固定ビスを備えることが好ましい
このような構成によれば、高さ調整ネジによってガイド部材に対する上下可動部材の高さ位置を調整した後に、本固定ビスによって上下可動部材をガイド部材に本固定できる。
本発明のデッキ高さ調整装置では、前記上下可動部材は、前記根太と同一断面形状の押出形材によって形成されることが好ましい。
このような構成によれば、上下可動部材および根太を同金型で形成できるのでコスト削減でき、しかも、根太の上部と上下可動部材の上部とが同形状となるので、デッキ材を根太に固定する場合と同様に、デッキ材を上下可動部材に固定でき、施工作業性を向上できる。
本発明のデッキは、突張り式の根太と、前記根太に取り付けられる前述した本発明のデッキ高さ調整装置と、前記デッキ高さ調整装置に固定されるデッキ材とを備えることを特徴とする。
本発明のデッキによれば、前述した本発明のデッキ高さ調整装置と同様の作用効果を発揮できるデッキを構成できる。
本発明によれば、根太の高さ位置を変えずにデッキ材の高さ位置を調整できるデッキ高さ調整装置およびデッキを提供できる。
本発明の実施形態に係るデッキを示す斜視図。 前記実施形態に係るデッキを分解して示す斜視図。 前記実施形態に係るデッキのデッキ支持材を示す斜視図。 前記実施形態に係るデッキのデッキ支持材を分解して示す斜視図。 前記実施形態に係るデッキのデッキ支持材を示す断面図。 前記実施形態に係るデッキのデッキ支持材の設置状態を示す説明図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,2において、本実施形態に係るデッキ1は、集合住宅等の建物のバルコニー2に設置されるものである。
バルコニー2は、コンクリート製であり、建物側の壁部21と、屋外側(手摺側)の壁部22と、壁部21,22に連続する底部23とを備えている。壁部21,22は、バルコニー2の出幅方向において互いに対向して配置されている。
デッキ1は、壁部21,22間に設置される複数の突張り式の根太3と、複数の根太3にそれぞれ取り付けられるデッキ高さ調整装置4と、デッキ高さ調整装置4に固定される複数のデッキ材7とを備えている。
複数の根太3は、バルコニー2の間口方向において所定間隔を隔てて並設されており、各根太3は、バルコニー2の出幅方向に沿って配置されている。各根太3は、図3〜5に示すように、根太本体31と、長さ調整具32と、付勢調整具33と、根太高さ調整具34とを備えている。
根太本体31は、アルミ押出形材によって出幅方向に延びて中空に形成されており、図5に示すように、下片部311と、縦片部312,313と、上片部314と、取付片部315,316とを有している。下片部311および上片部314の両側縁は、一対の縦片部312,313に連続している。下片部311は、根太本体31の長手方向に延びた溝部を形成している。取付片部315,316は、縦片部312,313の上側部分から根太本体31の幅方向に水平に延出して形成されている。なお、根太本体31の端部31A,31Bには固定金具が設けられている。
長さ調整具32は、図3,4に示すように、壁部22側に位置する根太本体31の端部31Aに取り付けられている。長さ調整具32は、根太本体31の端部31Aにおける固定金具に螺合したねじ軸321と、ねじ軸321の先端に取り付けられた皿状の当り部材322とを備えている。長さ調整具32は、ねじ軸321の回転によって端部31Aから当り部材322までの長さ寸法を調整することで、根太本体31全体の長さを調整する構成とされている。当り部材322には、ゴム製の緩衝材(図示省略)が装着されており、この緩衝材が壁部22に当接している。なお、ねじ軸321の回転はロックナットの操作によって止められる。
付勢調整具33は、図3,4に示すように、壁部21側に位置する根太本体31の端部31Bに取り付けられている。付勢調整具33は、根太本体31の端部31Bおよび当該端部31Bにおける固定金具にスライド可能に連結されたスライド部材331と、スライド部材331および根太本体31の端部31B間に介在された付勢部材としてのコイルばね332と、スライド部材331に螺合したねじ軸333と、ねじ軸333の先端に取り付けられた皿状の当り部材334とを備えている。付勢調整具33は、根太3が壁部21,22間に突張られた状態でねじ軸333の回転によってスライド部材331を端部31Bに対してスライドさせ、このスライドによりコイルばね332の弾性付勢力を調整することで、根太3の突張り力を調整する構成とされている。当り部材334には、ゴム製の緩衝材(図示省略)が装着されており、この緩衝材が壁部21に当接している。なお、ねじ軸333の回転はロックナットの操作によって止められる。
根太高さ調整具34は、根太本体31の長手方向に沿って所定間隔を隔てて複数配置されおり、根太本体31の下片部311に取付板340によって取り付けられている。根太高さ調整具34は、根太本体31に螺合したねじ軸341と、ねじ軸341の先端に取り付けられた当り部材342とを備えている。根太高さ調整具34は、ねじ軸341の回転によって根太本体31の下面から当り部材342までの高さ寸法を調整することで、根太3の高さ位置を調整する構成とされている。なお、当り部材342は、ねじ軸341を回転させる操作摘みとしても機能する構成とされている。
デッキ高さ調整装置4は、根太3の高さ位置を調整する根太高さ調整具34とは異なり、根太3に対するデッキ材7の高さ位置を調整するものである。デッキ高さ調整装置4は、図3〜5に示すように、根太3に沿って取付け可能なガイド部材40と、ガイド部材40に上下方向にガイドされる上下可動部材50と、上下可動部材50のガイド部材40に対する高さ調整手段60とを備える。
ガイド部材40は、アルミ押出形材によって出幅方向に延びて形成されている。ガイド部材40は、図5に示すように、一対のガイド縦片部41,42と、ガイド縦片部41,42の下部に連続した底片部43と、底片部43よりも下方に突出した一対の突部44,45と、ガイド縦片部41,42よりもガイド部材40の幅方向に延出した傾斜片部46,47とを有している。
ガイド縦片部41,42間の幅寸法は、当該ガイド縦片部41,42間に上下可動部材50が配置可能となるように、上下可動部材50の幅寸法と略同じ寸法に設定されている。
突部44,45は、底片部43の両側縁に沿って形成されている。突部44,45間の幅寸法は、根太本体31の上片部314の幅寸法と略同じ寸法に設定されている。
傾斜片部46,47は、突部44,45にそれぞれ連続して形成されており、ガイド部材40の幅方向に対して傾斜している。傾斜片部46,47の延出した側縁は、当該傾斜片部46,47の内側部分(ガイド縦片部41,42側の部分)よりも下方に位置する。傾斜片部46,47の前記側縁および突部44,45の先端の高さ位置は同じである。
上下可動部材50は、アルミ押出形材によって出幅方向に延びて中空に形成されており、根太本体31と同一断面形状の押出形材によって形成されている。上下可動部材50は、図5に示すように、下片部511と、縦片部512,513と、上片部514と、延出片部515,516とを有している。
下片部511および上片部514の両側縁は、一対の縦片部512,513に連続している。下片部511は、上下可動部材50の長手方向に延びた溝部を形成しており、当該下片部511の長手方向における両端部には、高さ調整手段60としての高さ調整ネジ60A(高さ調整部材)がそれぞれ螺合している。上片部514のうち高さ調整ネジ60Aの上方に位置する部分には、ドライバー等が挿通可能な孔514Aが形成されている。延出片部515,516は、縦片部512,513の上側部分から上下可動部材50の幅方向に水平に延出して形成されている。
上下可動部材50はガイド部材40のガイド縦片部41,42間に配置されている。下片部511は、底片部43に対し上方に対向して位置し、底片部43に沿って同方向に延びて形成されている。各高さ調整ネジ60Aのうち下片部511よりも下側部分は、当該下片部511および底片部43間に配置されている。各高さ調整ネジ60Aの先端(下端)は、ガイド部材40の底片部43に当接している。また、縦片部512,513は、ガイド縦片部41,42の内面に沿って位置しており、本実施形態では、縦片部512,513の外面は、ガイド縦片部41,42の内面に摺動可能に当接している。縦片部512,513の下端から延出片部515,516までの高さ寸法は、ガイド縦片部41,42の下端から上端までの高さ寸法よりも大きく設定されている。
このデッキ高さ調整装置4では、高さ調整ネジ60Aの回転操作により、上下可動部材50が、ガイド縦片部41,42にガイドされながらガイド部材40に対して上下方向に変位して仮位置決めされ、本固定ビス61によって縦片部512,513がガイド縦片部41,42に本固定される。
複数のデッキ材7は、図2に示すように、バルコニー2の出幅方向に複数並設されている。各デッキ材7は、木粉を含有した合成樹脂製の押出形材によってそれぞれ同一形状に形成されており、バルコニー2の間口方向に沿って配置されている。
バルコニー2の出幅方向において互いに隣接するデッキ材7の側縁部同士は、上下可動部材50の上片部514にビス止めされる連結金具71によって連結されている。複数のデッキ材7のうちバルコニー2の出幅方向における両端部に配置されるデッキ材7は、固定ネジ72によって上下可動部材50の上片部514にネジ止めされている。また、バルコニー2の間口方向において互いに隣接するデッキ材7の端部間には、目地塞ぎ材(図示省略)が設けられている。
[本実施形態の施工]
以下、本実施形態に係るデッキ1の施工について説明する。
先ず、施工現場において複数の根太3をバルコニー2に突張り固定する。具体的には、先ず複数の根太3をバルコニー2の間口方向に沿って所定間隔を隔てて配置する。長さ調整具32は壁部22に対向させて配置し、付勢調整具33は壁部21に対向して配置する。続いて、根太高さ調整具34によって各根太3の高さ位置を調整する。各根太3の高さ位置は、長さ調整具32の当り部材322および付勢調整具33の当り部材334が壁部21,22から上下方向に外れない高さ範囲内で設定する。
次に、長さ調整具32によって根太3の長さを調整し、当り部材322を壁部22に当てるとともに、当り部材334を壁部21に当てる。続いて、付勢調整具33によって壁部21,22間における根太3の突張り力を調整する。
このようにして、複数の根太3を壁部21,22に突張り固定する。
次に、複数のガイド部材40を複数の根太3に取り付ける。具体的には、先ず底片部43を根太本体31の上片部314に載置するとともに突部44,45間に配置して、ガイド部材40を根太3に対して位置決めする。このとき、突部44,45の先端および傾斜片部46,47の側縁は、根太本体31の取付片部315,316の上面に当接する。続いて、傾斜片部46,47の長手方向における両端側の部分を取付ビス48によって取付片部315,316にビス止めする。取付ビス48は、傾斜片部46,47の面外方向に沿って斜め向きに傾斜片部46,47にねじ込まれる。
このようにして、ガイド部材40を根太3に取り付ける。
次に、複数の上下可動部材50を複数のガイド部材40に固定する。具体的には、先ず、ガイド縦片部41,42間に下片部511、縦片部512,513を配置し、下片部511を底片部43に上下方向に対向させ、縦片部512,513をガイド縦片部41,42に摺動可能に当接させる。続いて、上片部514の各孔514Aからドライバーなどを差し込み、各高さ調整ネジ60Aを回転操作し、上下可動部材50のガイド部材40に対する高さ調整を行って、上下可動部材50をガイド部材40に仮位置決めする。
ここで、上下可動部材50の長手方向における端部51A側の高さ調整ネジ60Aの回転操作によって当該端部51A側の高さ位置を調整し、上下可動部材50の長手方向における端部51B側の高さ調整ネジ60Aによって当該端部51Bの高さ位置を調整して、上下可動部材50を水平状態にする。
本実施形態では、図6に示すように、上下可動部材50に固定されるデッキ材7の上面7Aの高さ位置が建物の床面8の高さ位置に対して同じ高さ位置または低い位置であって、上面7Aの高さ位置と床面8の高さ位置との差分Lが10mm内の高さ範囲内となるように、上下可動部材50の高さ位置を調整する。これにより、例えば、建物の開口に設置されるサッシである引き違い窓10の下枠11がノンレール構造であって床面8とフラットに配置されている場合には、デッキ材7も床面8および下枠11とフラットに配置できる。
次に、本固定ビス61によって上下可動部材50の縦片部512,513をガイド縦片部41,42にビス止めして、上下可動部材50をガイド部材40に本固定する。
このようにして、上下可動部材50をガイド部材40に固定する。
次に、複数のデッキ材7をバルコニー2の間口方向に沿って延びた状態で出幅方向に並べて配置し、出幅方向におけるデッキ材7間には連結金具71を配置する。続いて、各連結金具71を複数の上下可動部材50の上片部514にビス止めし、かつ複数のデッキ材7のうち出幅方向の両端部に位置するデッキ材7を固定ネジ72によって複数のデッキ材7に固定する。
このようにして、デッキ1をバルコニー2に施工する。
[本実施形態の効果]
(1)本実施形態では、デッキ高さ調整装置4は、根太3に沿って取付け可能なガイド部材40と、ガイド部材40に上下方向にガイドされる上下可動部材50とを備え、ガイド部材40は、一対のガイド縦片部41,42と、ガイド縦片部41,42の下部に連続する底片部43とを有し、上下可動部材50は、底片部43に対し上方に対向して位置する下片部511と、ガイド縦片部41,42に沿って位置する縦片部512,513と、デッキ材7が固定される上片部514とを有し、上下可動部材50のガイド部材40に対する高さ位置を調整する高さ調整手段60を備えることを特徴とする。
上記構成を有するため、高さ調整手段60によって上下可動部材50が一対のガイド縦片部41,42に沿って上下方向にガイドされながらガイド部材40に対して高さ位置が調整されるので、ガイド部材40が取り付けられる根太3の高さ位置を変えることなく、上下可動部材50に固定されるデッキ材7の高さ位置を調整できる。
さらに、本実施形態では、以下の各効果を発揮できる。
(2)高さ調整手段60は、底片部43および下片部511間に配置される高さ調整ネジ60Aを備える。このため、底片部43および下片部511間に配置される高さ調整ネジ60Aによって上下可動部材50を支持しつつ上下可動部材50のガイド部材40に対する高さ位置を簡単に調整できる。
(3)ガイド部材40および上下可動部材50は根太3に沿って延びて形成され、高さ調整ネジ60Aは、ガイド部材40および上下可動部材50の長手方向における両端側にそれぞれ配置される。このため、ガイド部材40および上下可動部材50の長手方向における一端側に配置される高さ調整ネジ60Aとガイド部材40および上下可動部材50の長手方向における他端側に配置される高さ調整ネジ60Aとによって、上下可動部材50を水平状態に容易に調整できる。従って、デッキ材7を水平状態に容易に設置できる。
例えば根太3が水平方向に対して傾いて突張り固定されている場合には、ガイド部材40は、傾いた根太3に沿って取り付けられるが、下片部511の端部51A側に設けられる高さ調整ネジ60Aによる高さ調整量と、下片部511の端部51B側に設けられる高さ調整ネジ60Aによる高さ調整量とを異ならせることで、ガイド部材40に対する上下可動部材50の水平方向に対する角度を調整でき、上下可動部材50を水平状態にできる。
(4)高さ調整ネジ60Aの上方に位置する上片部514の部分には、孔514Aが形成されている。このため、孔514Aから高さ調整ネジ60Aを操作するためのドライバーなどを差し込むことができ、ガイド部材40に対する上下可動部材50の高さ位置の調整を簡単に行うことができる。
(5)ガイド部材40は、底片部43よりも下方に突出した一対の突部44,45を有し、突部44,45は、ガイド部材40の幅方向に対向しており、突部44,45間の幅寸法は、当該突部44,45間に根太3の上部である上片部314が配置可能な寸法に設定されている。このため、ガイド部材40を根太3に取り付ける場合には、根太3の上片部314が突部44,45間に配置されるため、デッキ高さ調整装置4の根太3に対する幅方向への位置ズレを抑制できる。
(6)ガイド部材40は、ガイド縦片部41よりも当該ガイド部材40の幅方向に延出した傾斜片部46と、ガイド縦片部42よりも当該ガイド部材40の幅方向に延出した傾斜片部47とを有し、傾斜片部46,47は、ガイド部材40の幅方向に対して傾斜しており、傾斜片部46の延出した側縁は、当該傾斜片部46のガイド縦片部41側の部分よりも下方に位置しており、傾斜片部47の延出した側縁は、当該傾斜片部47のガイド縦片部42側の部分よりも位置している。このため、根太3に対する取付ビス48を、傾斜片部46,47の面外方向に沿って斜め向きに配置できる。例えば、傾斜片部46,47ではなくガイド部材40の幅方向に沿って延出した延出片部を有するガイド部材と比べ、取付ビス48をねじ込み操作するドライバーなどをガイド縦片部41,42からガイド部材40の幅方向に離間した位置に配置でき、当該ドライバーがガイド縦片部41,42に干渉しにくい状態にでき、ガイド部材40を根太3に容易に取り付けることができる。また、傾斜片部46,47を有することで、当該傾斜片部46,47の上方に上下可動部材50の延出片部515,516が位置していても、当該延出片部515,516が邪魔とならずに取付ビス48を傾斜片部46,47および取付片部315,316にねじ込むことができる。
(7)上下可動部材50の縦片部512,513をガイド縦片部41,42に固定する本固定ビス61を備えている。このため、高さ調整ネジ60Aによってガイド部材40に対する上下可動部材50の高さ位置を調整した後に、本固定ビス61によって上下可動部材50をガイド部材40に本固定できる。
(8)上下可動部材50は、根太3と同一断面形状の押出形材によって形成される。上下可動部材50および根太3を同金型で形成できるのでコスト削減でき、しかも、根太3の上部と上下可動部材50の上部とが同形状となるので、デッキ材7を根太3に固定する場合と同様に、デッキ材7を上下可動部材50に固定でき、施工作業性を向上できる。
(9)根太本体31の高さ位置を調整をする根太高さ調整具34を備える根太3であっても、デッキ高さ調整装置4を用いることで、当該根太3の高さ位置を変えずにデッキ材7の高さ位置を調整できる。
また、デッキ高さ調整装置4によって前述したように施工現場においてデッキ材7の高さ位置を調整でき、施工性を向上できる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、高さ調整ネジ60Aは、下片部511の長手方向における両端側に設けられているが、これに限らず、例えば、上下可動部材50の長手方向に所定間隔を隔てて二つ以上の高さ調整ネジ60Aが設けられていてもよい。
前記実施形態では、前記高さ調整ネジ60Aの上方に位置する上片部514の部分には孔514Aが形成されているが、この構成を省略してもよい。この場合には、自在継手を備えたドライバーなどを、上下可動部材50の端部51A,51Bから差し込んで高さ調整ネジ60Aを回転操作することが可能であるが、例えば、高さ調整ネジ60Aの頭部に手動操作可能な摘みを設けてもよい。
前記実施形態では、高さ調整手段60は、高さ調整部材として高さ調整ネジ60Aを備えているが、これに限らず、例えば高さ調整ボルトを備えていてもよい。
また、高さ調整手段60は、高さ調整ネジ60Aに代えて、ガイド部材40および上下可動部材50の小口から底片部43および下片部511間に配置される楔部材を高さ調整部材として備え、楔部材を前記小口に出し入れして差し込み量を調整することによって上下可動部材50のガイド部材40に対する高さ位置を調整する構成とされてもよい。
さらに、高さ調整手段60は、高さ調整ネジ60Aに代えて、一対のガイド縦片部41,42に上下方向に延びて形成される長孔と、当該長孔に挿通されて一対の縦片部512,513に螺合する仮固定ネジとによって構成されていてもよい。
前記実施形態では、ガイド部材40の底片部43よりも下方に突出した一対の突部44,45間の幅寸法は、根太本体31の上片部314の幅寸法と略同じ寸法に設定されているが、突部44,45間に根太3の上部である上片部314が配置可能な寸法であればよく、例えば、ガイド部材40の根太3に対する幅方向の位置ズレを抑制可能な範囲で、上片部314の幅寸法よりも大きく設定されてもよい。
また、前記突部44,45の構成を省略してもよい。
前記実施形態では、ガイド部材40の傾斜片部46,47が当該ガイド部材40の幅方向に対して傾斜しているが、これに限らず、例えば、ガイド部材40の幅方向に沿って水平に延出した延出片部を有していてもよい。
また、傾斜片部46,47のいずれか一方または双方の構成を省略してもよい。この場合には、ガイド部材40の底片部43を根太本体31の上片部314にビス止めしてもよい。
さらに、ガイド部材40は、傾斜片部46,47のいずれか一方に代えて、根太本体31の取付片部315,316のいずれか一方に嵌合する嵌合片部を有していてもよい。また、この場合、傾斜片部46,47のいずれか他方に代えて、ガイド部材40の幅方向に沿って延出した延出片部を有していてもよい。
前記実施形態では、本固定ビス61によって上下可動部材50がガイド部材40に本固定されているが、これに限らず、例えば、リベット止めによって本固定してもよい。
前記実施形態では、上下可動部材50の断面形状は、根太本体31の断面形状と同じ形状に形成されているが、これに限らず、これらの断面形状が異なっていてもよい。この場合であっても、少なくとも上下可動部材50の上部と根太本体31の上部とが同じ形状であれば、デッキ材7を根太3の上部に固定する場合と同様に、デッキ材7を上下可動部材50に固定できる。
1…デッキ、10…引き違い窓、11…下枠、2…バルコニー、21…壁部、22…壁部、23…底部、3…根太、31…根太本体、311,511…下片部、312,313,512,513…縦片部、314,514…上片部、315,316…取付片部、31A,31B,51A,51B…端部、32…長さ調整具、321,333,341…ねじ軸、322,334,342…当り部材、33…付勢調整具、331…スライド部材、332…コイルばね、34…根太高さ調整具、340…取付板、4…デッキ高さ調整装置、40…ガイド部材、41,42…ガイド縦片部、43…底片部、44,45…突部、46,47…傾斜片部、48…取付ビス、50…上下可動部材、514A…孔、515,516…延出片部、60…高さ調整手段、60A…高さ調整ネジ(高さ調整部材)、61…本固定ビス、7…デッキ材、71…連結金具、72…固定ネジ、7A…上面、8…床面、L…差分。

Claims (9)

  1. 根太に沿って取付け可能なガイド部材と、前記ガイド部材に上下方向にガイドされる上下可動部材とを備え、
    前記ガイド部材は、一対のガイド縦片部と、前記一対のガイド縦片部の下部に連続する底片部とを有し、
    前記上下可動部材は、前記底片部に対し上方に対向して位置する下片部と、前記一対のガイド縦片部に沿って位置する一対の縦片部と、デッキ材が固定される上片部とを有し、
    前記上下可動部材の前記ガイド部材に対する高さ位置を調整する高さ調整手段を備える
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  2. 請求項1に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記高さ調整手段は、前記底片部および前記下片部間に配置される高さ調整部材を備える
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  3. 請求項2に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記ガイド部材および前記上下可動部材は前記根太に沿って延びて形成され、
    前記高さ調整部材は、前記ガイド部材および前記上下可動部材の長手方向における両端側にそれぞれ配置される
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記高さ調整部材は、前記下片部に螺合して先端が前記底片部に当接する高さ調整ネジによって形成され、
    前記高さ調整ネジの上方に位置する前記上片部の部分には、孔が形成される
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記ガイド部材は、前記底片部よりも下方に突出した一対の突部を有し、
    前記一対の突部間の幅寸法は、当該一対の突部間に前記根太の上部が配置可能な寸法に設定される
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記ガイド部材は、前記一対のガイド縦片部よりも当該ガイド部材の幅方向に延出した一対の傾斜片部を有し、
    前記一対の傾斜片部は、前記ガイド部材の幅方向に対して傾斜しており、前記傾斜片部の延出した側縁は、当該傾斜片部の前記ガイド縦片部側の部分よりも下方にそれぞれ位置する
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記一対の縦片部を前記一対のガイド縦片部に固定する本固定ビスを備える
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のデッキ高さ調整装置において、
    前記上下可動部材は、前記根太と同一断面形状の押出形材によって形成される
    ことを特徴とするデッキ高さ調整装置。
  9. 突張り式の根太と、前記根太に取り付けられる請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のデッキ高さ調整装置と、前記デッキ高さ調整装置に固定されるデッキ材とを備える
    ことを特徴とするデッキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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