JP2017000018A - 浮魚礁 - Google Patents
浮魚礁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017000018A JP2017000018A JP2015114573A JP2015114573A JP2017000018A JP 2017000018 A JP2017000018 A JP 2017000018A JP 2015114573 A JP2015114573 A JP 2015114573A JP 2015114573 A JP2015114573 A JP 2015114573A JP 2017000018 A JP2017000018 A JP 2017000018A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring line
- main
- fish reef
- mooring
- floating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
Abstract
【解決手段】浮魚礁1は、海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する魚礁本体2と、第1端部9が魚礁本体2に取り付けられた複数の主係留索3と、複数の主係留索3のそれぞれの第2端部10に取り付けられ、魚礁本体2を海中に浮いた状態で主係留索3を介して当該魚礁本体2を海底に係留する第1アンカー4と、海水に浮くことが可能で、かつ、海面に浮上したときに警報を発する構成を有する複数の係留索用警報部5と、を備えている。複数の係留索用警報部5は、複数の主係留索3のそれぞれにおける主係留索3が切れたときに海面に到達可能な位置に取り付けられている。
【選択図】図1
Description
係留索用警報部5は、例えば、図3に示されるように、ステンレスなどの耐圧性を有する材料からなる中空の球形の本体5aと、本体5aの内部に少なくとも一部が収容された電波発信部5bとを有する。電波発信部5bは、海面Sに浮上したときに警報を発するための構成として、例えば、係留索用警報部5が海面Sに浮上したことを検知する水圧センサなどの浮上検知部と、当該浮上検知部が浮上を検知したときに電波を発信する発信機構と、電池とを有する。
(1)
以上のように、本実施形態の浮魚礁1では、係留索用警報部5が複数の主係留索3のそれぞれにおける主係留索3が切れたときに海面Sに到達可能な位置に取り付けられている。そのため、魚礁本体2を係留する複数の主係留索3のうちの1本が切れた場合には、切れた主係留索3に取り付けられた係留索用警報部5が主係留索3との連結を維持した状態で浮上して海面Sに到達し、警報を発することが可能である。これにより、作業者は、浮魚礁1が漂流する前に主係留索3の切断を知ることが可能になり、早期に浮魚礁1の補修を行うことが可能である。
本実施形態の浮魚礁1では、複数の主係留索3を構成する複数の横方向索は、魚礁本体2から側方に離れる方向に延びるように当該魚礁本体2に取り付けられている。そのため、横方向索同士を互いに離間して配置することが可能になり、横方索同士が絡まるおそれが低減する。また、横方向索(主係留索3)は、魚礁本体2から側方に延びているので、魚礁本体2の周囲を漁網(例えば底引き網など)などの障害物が通過したときに当該障害物に引っ掛かって切れやすいが、上記の構成のように複数の横方向索のそれぞれに係留索用警報部5が取り付けられることにより、複数の横方向索のうちの1本が切れた場合には、切れた係留索に取り付けられた係留索用警報部5が浮上して海面Sに到達し、警報を確実に発することが可能である。よって、複数の横方向索を有する浮魚礁1の早期の補修が可能になる。
本実施形態の浮魚礁1では、主係留索3は、係留索用警報部5と第1アンカー4との間において水深以H上の長さL1が確保されているので、主係留索3が係留索用警報部5と魚礁本体2との間で切れたときに、係留索用警報部5は主係留索3に取り付けられた状態で浮上して海面Sに到達し、警報を確実に発することが可能である。このとき、係留索用警報部5は、主係留索3を介して第1アンカー4に係留されているので、漂流するおそれがなく、その結果、その第1アンカー4付近の位置を維持しながら海面Sに浮かんで警報を発することが可能である。
本実施形態の浮魚礁1では、主係留索3は、係留索用警報部5と魚礁本体2との間において海面Sから当該魚礁本体2までの距離D以上の長さL2が確保されているので、主係留索3が係留索用警報部5と第1アンカー4との間で切れたときに、係留索用警報部5は主係留索3に取り付けられた状態で浮上して海面Sに到達し、警報を確実に発することが可能である。このとき、係留索用警報部5は、主係留索3を介して魚礁本体2に係留されているので魚礁本体2から離れて漂流するおそれがなく、魚礁本体2の近くの位置で海面Sに浮かんで警報を発することが可能である。
本実施形態の浮魚礁1では、係留索用警報部5の浮力だけでは主係留索3の重量によって係留索用警報部5が浮上しにくい場合でも、浮力付与部である中間フロート8から主係留索3へ付与される浮力によって主係留索3の重みを軽減することが可能である。これにより、係留索用警報部5が主係留索3につながった状態で確実に浮上することが可能である。
本実施形態の浮魚礁1では、複数の係留索用警報部5はそれぞれ海面Sに浮上したときに固有の警報を発するので、複数の主係留索3のうちのどれが切れたかを報知することが可能である。
本実施形態の浮魚礁1では、魚礁本体2は、当該魚礁本体2から下方に延びる副係留索6を介して第2アンカー7に取り付けられているので、複数の主係留索3のうちの一部または全部が切れた場合であっても、魚礁本体2を所定の設置位置に保持することが可能である。
(A)
上記実施形態の係留用警報部5は、ステンレス製の本体の内部に電波発信部が収容された形態を有しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、海中で浮いて海水に浮くことが可能で、かつ、海面に浮上したときに警報を発する構成であればよい。したがって、係留用警報部の変形例として、例えば、図7に示される係留用警報部21のように、電波発信部22と、当該電波発信部22の両側に並べられた複数のフロート23と、これら電波発信部22および複数のフロート23をそれぞれ貫通して互いに連結する連結索24と、当該連結索24を主係留索3に連結するワイヤなどの連結部25とを備えた構成を有してもよい。図7に示される係留用警報部21では、複数のフロート23が主係留索3の延びる方向に沿って配置されるので、主係留索3のたわみやゆがみを抑えることが可能である。また、複数のフロート23が電波発信部22の両側から主係留索3に対して均等に浮力を与えるので、電波発信部22を確実に海面に浮上させることが可能である。
本発明の浮魚礁は複数の主係留索にそれぞれ取り付けられた複数の係留用警報部5が取り付けられているが、さらに、図8に示されるように、本体用警報部31が魚礁本体2に取り付けられてもよい。これにより、主係留索3に取り付けられた係留索用警報部5が浮上しないにもかかわらず魚礁本体2が海面Sに浮上した場合には、当該魚礁本体2に取り付けられた本体用警報部31が海面Sに浮かんで警報を発することが可能であり、魚礁本体2が浮上したことを確実に知らせることが可能である。
2 魚礁本体
3 主係留索
4 第1アンカー
5、21 係留索用警報部
6 副係留索
7 第2アンカー
8 中間フロート
9 第1端部
10 第2端部
Claims (9)
- 海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する魚礁本体と、
第1端部と第2端部とを有する長尺の線状部材であり、前記第1端部が前記魚礁本体に取り付けられた複数の主係留索と、
前記複数の主係留索のそれぞれの前記第2端部に取り付けられ、前記魚礁本体を海中に浮いた状態で前記主係留索を介して当該魚礁本体を海底に係留する第1アンカーと、
前記海水に浮くことが可能で、かつ、海面に浮上したときに警報を発する構成を有する複数の係留索用警報部と、
を備えており、
前記複数の係留索用警報部は、前記複数の主係留索のそれぞれにおける前記主係留索が切れたときに海面に到達可能な位置に取り付けられている、
浮魚礁。 - 前記複数の主係留索は、前記魚礁本体から側方に離れる方向に延びるように前記第1端部が前記魚礁本体に取り付けられた複数の横方向索を含む、
請求項1に記載の浮魚礁。 - 前記係留索用警報部は、前記主係留索の延びる方向における当該係留索用警報部と前記第1アンカーとの距離が当該第1アンカーが設置された位置の水深以上になるような前記主係留索上の位置において、当該主係留索に取り付けられている、
請求項1または2に記載の浮魚礁。 - 前記係留索用警報部は、前記主係留索の延びる方向における当該係留索用警報部と前記魚礁本体との距離が海面から当該魚礁本体までの距離以上になるような前記主係留索上の位置において、当該主係留索に取り付けられている、
請求項1から3のいずれかに記載の浮魚礁。 - 前記主係留索に浮力を与える浮力付与部をさらに備えている
請求項1から4のいずれかに記載の浮魚礁。 - 前記複数の係留索用警報部は、それぞれ固有の警報を発することが可能な構成を有する、
請求項1から5のいずれかに記載の浮魚礁。 - 前記魚礁本体から下方に延びるように前記魚礁本体の下部に取り付けられた副係留索と、
前記副係留索の下端部に取り付けられ、前記副係留索を介して前記魚礁本体を当該海底に係留する第2アンカーと、
をさらに備えている、
請求項1から6のいずれかに記載の浮魚礁。 - 前記海水に浮くことが可能で、かつ、海面に浮上したときに警報を発する構成を有し、前記魚礁本体に取り付けられた本体用警報部をさらに備えている、
請求項1から7のいずれかに記載の浮魚礁。 - 前記本体用警報部は、前記魚礁本体に連結索を介して取り付けられている、
請求項8に記載の浮魚礁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114573A JP5784854B1 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 浮魚礁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114573A JP5784854B1 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 浮魚礁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5784854B1 JP5784854B1 (ja) | 2015-09-24 |
JP2017000018A true JP2017000018A (ja) | 2017-01-05 |
Family
ID=54200795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015114573A Active JP5784854B1 (ja) | 2015-06-05 | 2015-06-05 | 浮魚礁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5784854B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016158516A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 粕谷製網株式会社 | 浮魚礁およびその施工方法ならびに回収方法 |
-
2015
- 2015-06-05 JP JP2015114573A patent/JP5784854B1/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016158516A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 粕谷製網株式会社 | 浮魚礁およびその施工方法ならびに回収方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5784854B1 (ja) | 2015-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6481378B1 (en) | Fish farming system and method | |
US7874886B2 (en) | Communication float | |
US20090288612A1 (en) | Submersible mooring grid | |
WO2015194062A1 (ja) | 海洋データ計測システム | |
JP5237155B2 (ja) | 中層浮魚礁の回収方法及びこれに使用する回収用金具 | |
KR101241235B1 (ko) | 해양 부표 | |
KR102311739B1 (ko) | 파랑에 강한 해양관측부이의 구조 | |
US9085865B2 (en) | Wave dissipating device | |
EP3937624B1 (en) | A submersible pen system | |
EP3131808A1 (en) | Floatable support structure for an offshore wind turbine or other device | |
JP6474639B2 (ja) | 浮魚礁およびその施工方法ならびに回収方法 | |
CA2690681C (en) | Floatation collar for protecting and positioning a sensor package | |
JP5784854B1 (ja) | 浮魚礁 | |
KR20100024701A (ko) | 해수 연직구조 관측장치 | |
JP5881484B2 (ja) | 水中浮魚礁およびその回収方法 | |
WO2010087713A1 (en) | Device for a bottom ring for a fish farming net pen | |
KR101602174B1 (ko) | 위치 유지가 용이한 부표장치 | |
JP2001314135A (ja) | 漂流検知可能な中層浮魚礁 | |
JP5184275B2 (ja) | 作業船の鉛直動揺低減構造 | |
NO344724B1 (en) | An aquatic system | |
WO2007125363A1 (en) | Fish enclosure | |
JP2000175593A (ja) | 金網を用いた生け簀の構造 | |
KR102113405B1 (ko) | 조류계 인양 장치 | |
JP2014173579A (ja) | ジンバルマウント付き浮体型風車装置 | |
EP2150102A2 (en) | A device for detection of a seine wall |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20150703 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5784854 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |