JP2016541170A - 移動性管理方法、装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、ワイヤレス通信方法及び装置を開示する。本方法は、ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するステップであって、第1のリスニング結果が、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをUEによって実行することによって取得され、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルである、ステップと、第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップと、そのアイドルスペクトルでUEと通信するステップと、を含む。本発明の技術的解決法では、UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するので、基地局の干渉リスニング範囲を拡張することができ、基地局の隠れノードを発見することができる。したがって、基地局は、適切な免許不要スペクトルを選択してUEと通信することができ、それによって、選択された免許不要スペクトルで基地局とUEとの間の通信に生じ得る干渉の強度を低減することができる。

Description

本発明の実施例は、通信技術に関し、詳細には、ワイヤレス通信方法及び装置に関する。
スペクトルは、ワイヤレス通信の基盤である。最新の発表されたFCC(Federal Communications Commission,連邦通信委員会)国際スペクトル白書によれば、免許不要スペクトルリソースは、免許スペクトルリソースよりも多い。したがって、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)ユーザ装置が免許不要スペクトルに適用される場合、そのユーザ装置は、免許不要スペクトルリソースを有効に使用することができるだけではなく、モバイル広帯域サービスの高まる要件を満たすために、より有効なワイヤレスアクセスを提供することができる。
既存の解決法では、基地局は、ネットワークリスニングを使用し、リスニング結果に従って、免許不要スペクトルからアイドルスペクトルリソースを選択し、免許不要スペクトルでUEとのデータ通信を実行する。
しかし、基地局のリスニングプロセスでは、地理的な位置などの要因の制約により、基地局の隠れノードが存在する。たとえば、UEが、基地局及び別のアクセスポイントとの共用カバレッジエリア内に位置し、その基地局が、アクセスポイントのカバレッジエリアの向こうに位置し、アクセスポイントによって送信される信号をリッスンすることができないとき、そのアクセスポイントは、その基地局の隠れノードになる。隠れノードが、免許不要スペクトルを使用することによってデータを送信し、使用される免許不要スペクトルが、基地局によって選択されたアイドルスペクトルと同じである場合、その基地局とその隠れノード及びその基地局の共用カバレッジエリア内に位置するUEとの間のデータ通信は、その隠れノードによる重大な干渉を受ける。
本発明は、従来技術の欠点を克服し、基地局とUEとの間の通信に生じる干渉度を低減するために、ワイヤレス通信方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、本発明の一実施例はリスニング構成方法を提供する。本方法は、
基地局がリスニング構成情報を生成するステップであって、リスニング構成情報は、干渉リスニングを実行するようにユーザ装置UEを構成するために使用され、干渉リスニングは、リッスンされるスペクトル(to−be−listened−on spectrum)でのエネルギー検出を示し、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、ステップと、
基地局がリスニング構成情報をUEに送信するステップと、
を含み、基地局は免許不要スペクトルを使用してUEと通信することができる。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含む。リッスンされるスペクトルの記述情報は、UEが、リッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルで干渉リスニングを実行することができるように、リッスンされるスペクトルの時間領域情報及び/又は周波数領域情報を含む。
第1の態様の第2の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、使用可能なスペクトルのリスニングにより基地局によって取得された第2のリスニング結果を含み、それにより、UEが、第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができる。使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである。
第1の態様と第1の態様の第1又は第2の可能な実装方式とを参照して、第1の態様の第3の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を含み、報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様と第1の態様の第1〜第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第4の可能な実装方式では、リスニング構成情報はさらに、リスニング時間情報を含み、
リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用されるか、又は、
リスニング時間情報は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される。
第1の態様と第1の態様の第1〜第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リスニングトリガ条件に関する情報をさらに含む。リスニングトリガ条件に関する情報は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。
第2の態様によれば、本発明の一実施例はワイヤレス通信方法を提供する。本方法は、
ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するステップであって、第1のリスニング結果は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによって取得され、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルである、ステップと、
第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップと、
該アイドルスペクトルでUEと通信するステップと、
を含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、UEによって送信される第1のリスニング結果を受信するステップの前に、本方法はさらに、
UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、UEにリスニング構成情報を送信するステップ、
を含む。
第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の態様の第2の可能な実装方式では、UEにリスニング構成情報を送信するステップは、
無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、媒体アクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによって、リスニング構成情報をUEに送信するステップ、
を含む。
第2の態様の第1又は第2の可能な実装方式を参照して、第2の態様の第3の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含み、
UEにリスニング構成情報を送信するステップの前に、本方法はさらに、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するステップであって、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである、ステップと、
第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するステップと、
を含む。
第2の態様の第1又は第2の可能な実装方式を参照して、第2の態様の第4の可能な実装方式では、本方法は、UEにリスニング構成情報を送信するステップの前に、さらに、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するステップであって、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである、ステップ、
を含み、
UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、UEにリスニング構成情報を送信するステップは、
UEが第2のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、第2のリスニング結果を含むリスニング構成情報をUEに送信するステップ、
を含む。
第2の態様の第1〜第4の可能な実装方式のいずれか1つを参照して、第2の態様の第5の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を含み、報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含み、
UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するステップは、
UEによって送信された第1のリスニング結果を、報告構成情報に対応するリソースで受信するステップ、
を含む。
第2の態様の第1〜第5の可能な実装方式のいずれか1つを参照して、第2の態様の第6の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リスニング時間情報を含む。リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用されるか、若しくは、リスニング時間情報は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される。又は、
ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果を受信するステップの前に、本方法はさらに、
UEが、トリガ命令を受信した後に、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するように、トリガ命令をUEに送信するステップ
を含む。
第2の態様の第1〜第5の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第2の態様の第7の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リスニングトリガ条件に関する情報をさらに含み、リスニングトリガ条件に関する情報は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。
第2の態様及び第2の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第2の態様の第8の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、
ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果を受信するステップの前に、本方法はさらに、
現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報をUEに送信するステップであって、UEが、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定し、リッスンされるスペクトルのリスニングによって取得されるエネルギー情報及び現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報をさらに決定して第1のリスニング結果を取得することができるように、使用の状況に関する情報は、現在の基地局によってリッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む、ステップ、
を含む。
第2の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第2の態様の第9の可能な実装方式では、第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップは、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから、事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するステップであって、事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINR(signal to interference plus noise ratio)の値が、第2の事前設定値よりも大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQI(channel quality indicator)が、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
のうち少なくとも1つを含む、ステップ、
を含む。
第2の態様及び第2の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第2の態様の第10の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報である。第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップは、
UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを決定するステップ、
を含み、
UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報は、事前設定条件を満たし、且つ、リッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報であってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによって取得されるエネルギー情報に従って、UEによりリッスンされるスペクトルから選択される、リッスンされるスペクトルの記述情報であり、事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施例は別のワイヤレス通信方法を提供する。本方法は、
ユーザ装置UEが、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップであって、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、ステップと、
UEが、基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからUEと通信するためのアイドルスペクトルを選択することができるように、第1のリスニング結果を基地局に送信するステップと、
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方式では、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップの前に、本方法はさらに、
ユーザ装置UEが、基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するステップ、
を含み、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップは、
UEが、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第3の態様の第2の可能な実装方式では、リッスンされるスペクトルの記述情報がUEに事前設定され、UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップは、
UEが、リッスンされるスペクトルの事前設定された記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、
を含む。又は、
リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含み、UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップは、
UEが、リスニング構成情報に含まれるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第3の態様の第3の可能な実装方式では、リスニング構成情報は第2のリスニング結果を含む。第2のリスニング結果は、使用可能なスペクトルのリスニングによって基地局によって取得され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、
UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するステップは、
UEが、リスニング構成情報内の第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するステップと、
UEが、リッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップと、
を含む。
第3の態様の第1〜第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の態様の第4の可能な実装方式では、リスニング構成情報はさらに、UEが第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を含む。構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含み、
UEが第1のリスニング結果を基地局に送信するステップは、具体的に、
UEが、構成情報に対応するリソースで、第1のリスニング結果を基地局に送信するステップ
を含む。
第3の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の態様の第5の可能な実装方式では、リスニング構成情報はさらにリスニング時間情報を含み、
リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用される。UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するステップは、UEが、リスニング時間情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するステップ、を含む。又は、
リスニング時間情報は、リスニング時間情報を周期として使用するようにUEに指示するために使用される。UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するステップは、UEが、リスニング時間情報を周期として、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、を含む。
第3の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の態様の第6の可能な実装方式では、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップの前に、本方法はさらに、
UEが、基地局によって送信されたトリガ命令を受信し、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するステップ、
を含む。
第3の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の態様の第7の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リスニングトリガ条件に関する情報をさらに含み、
UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するステップは、
UEが、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、
を含む。
第3の態様及び第3の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の態様の第8の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報である。ユーザ装置UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するステップの前に、本方法はさらに、
基地局によって送信された、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を受信するステップであって、使用の状況に関する情報は、現在の基地局によってリッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む、ステップ、
を含み、
UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップは、
UEが、リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行して、リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報を取得し、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定するステップと、
UEが、リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報及び基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を決定して、第1のリスニング結果を取得するステップと、
を含む。
第3の態様及び第3の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の態様の第9の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報である。UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップは、
UEが、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得するステップと、
UEが、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、事前設定条件を満たすアイドルスペクトルをリッスンされるスペクトルから選択し、該アイドルスペクトルの記述情報を決定して第1のリスニング結果を取得するステップと、
を含む。事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施例はワイヤレス通信装置を提供する。本装置は、
ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するように構成された受信モジュールであって、第1のリスニング結果は、UEによりリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによって取得され、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルである、受信モジュールと、
第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するように構成された選択モジュールと、
該アイドルスペクトルでUEと通信するように構成された通信モジュールと、
を備える。
第4の態様の第1の可能な実装方式では、本装置はさらに、
UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、UEによって送信された第1のリスニング結果が受信される前に、リスニング構成情報をUEに送信するように構成された第1の送信モジュール、
を備える。
第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第4の態様の第2の可能な実装方式では、第1の送信モジュールは、具体的に、無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによってUEにリスニング構成情報を送信するように構成される。
第4の態様の第1又は第2の可能な実装方式を参照して、第4の態様の第3の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含み、
第1の送信モジュールはさらに、リスニング構成情報をUEに送信する前に、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、且つ、
第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するように構成される。
第4の態様の第1又は第2の可能な実装方式を参照して、第4の態様の第4の可能な実装方式では、第1の送信モジュールはさらに、リスニング構成情報をUEに送信する前に、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、
第1の送信モジュールは、具体的に、UEが第2のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、第2のリスニング結果を含むリスニング構成情報をUEに送信するように構成される。
第4の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第4の態様の第5の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を含み、報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含み、
受信モジュールは、具体的に、
該報告構成情報に対応するリソースで、UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するように構成される。
第4の態様の第1〜第5の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第4の態様の第6の可能な実装方式では、リスニング構成情報はリスニング時間情報を含む。リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用されるか、若しくは、リスニング時間情報は、リスニング時間情報を周期としてリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。又は、
受信モジュールはさらに、UEによって送信される第1のリスニング結果を受信する前に、
UEがトリガ命令を受信した後にリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始することができるように、UEにトリガ命令を送信するように構成される。
第4の態様の第1〜第5の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第4の態様の第7の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リスニングトリガ条件に関する情報をさらに含む。リスニングトリガ条件に関する情報は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。
第4の態様及び第4の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第4の態様の第8の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、
本装置は、第2の送信モジュールをさらに備える。第2の送信モジュールは、UEが、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定し、リッスンされるスペクトルのリスニングによって取得されるエネルギー情報及び現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報をさらに決定して第1のリスニング結果を取得することができるように、ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果が受信される前に、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報をUEに送信するように構成される。使用の状況に関する情報は、現在の基地局によりリッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む。
第4の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第4の態様の第9の可能な実装方式では、選択モジュールは、具体的に、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するように構成される。事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様及び第4の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第4の態様の第10の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であり、選択モジュールは、具体的に、
UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを決定するように構成され、
UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報は、事前設定条件を満たし、且つ、リッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報であってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによって取得されるエネルギー情報に従って、UEによりリッスンされるスペクトルから選択される、リッスンされるスペクトルの記述情報であり、事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施例は別のワイヤレス通信装置を提供する。本装置は、
リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するように構成されたリスニングモジュールであって、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、リスニングモジュールと、
基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからユーザ装置UEと通信するためのアイドルスペクトルを選択することができるように、第1のリスニング結果を基地局に送信するように構成された送信モジュールと、
を備える。
第5の態様の第1の可能な実装方式では、本装置はさらに、
リッスンされるスペクトルで干渉リスニングが実行される前に、基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するように構成された受信モジュール、
を備え、
リスニングモジュールは、具体的に、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
第5の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第2の可能な実装方式では、リッスンされるスペクトルの記述情報がリスニングモジュールにおいて事前設定され、リスニングモジュールは、具体的に、リッスンされるスペクトルの事前設定された記述情報に従って、該リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。又は、
リスニング構成情報が、リッスンされるスペクトルの記述情報を含み、リスニングモジュールは、具体的に、リスニング構成情報に含まれるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
第5の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第5の態様の第3の可能な実装方式では、リスニング構成情報は第2のリスニング結果を含む。第2のリスニング結果は、使用可能なスペクトルのリスニングによって基地局によって取得され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、
リスニングモジュールは、具体的に、
リスニング構成情報内の第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定し、
リッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
第5の態様の第1〜第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の態様の第4の可能な実装方式では、リスニング構成情報はさらに、送信モジュールが第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を含み、構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含み、
送信モジュールは、具体的に、構成情報に対応するリソースで第1のリスニング結果を基地局に送信するように構成される。
第5の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の態様の第5の可能な実装方式では、リスニング構成情報はさらにリスニング時間情報を含み、
リスニング時間情報は、リスニングモジュールがリッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用され、リスニングモジュールは、具体的に、リスニング時間情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するように構成される。又は、
リスニング時間情報は、リスニング時間情報を周期として使用するようにリスニングモジュールに指示するために使用され、リスニングモジュールは、具体的に、リスニング時間情報を周期として、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
第5の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の態様の第6の可能な実装方式では、リスニングモジュールはさらに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前に、基地局によって送信されたトリガ命令を受信し、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するように構成される。
第5の態様の第1〜第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の態様の第7の可能な実装方式では、リスニング構成情報は、リスニングトリガ条件に関する情報をさらに含み、
リスニングモジュールは、具体的に、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
第5の態様及び第5の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の態様の第8の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、リスニングモジュールはさらに、リッスンされるスペクトルのリスニングの実行の前に、
基地局によって送信される現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を受信するように構成され、使用の状況に関する情報は、リッスンされるスペクトルで現在の基地局によって送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含み、
リスニングモジュールは、具体的に、
リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行して、該リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報を取得し、現在の基地局による該リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定するように構成され、
リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報及び基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、該リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を決定して第1のリスニング結果を取得するように構成される。
第5の態様及び第5の態様の第1〜第7の可能な実装方式のうちのいずれか1つを参照して、第5の態様の第9の可能な実装方式では、第1のリスニング結果は、リスニングモジュールによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であり、リスニングモジュールは、具体的に、
リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、該リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得するように構成され、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択し、該アイドルスペクトルの記述情報を決定して第1のリスニング結果を取得するように構成され、
事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の技術的解決法では、UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するので、基地局の干渉リスニング範囲を拡張し、基地局の隠れノードを発見することができる。したがって、基地局は、適切な免許不要スペクトルを選択してUEと通信することができ、それによって、選択された免許不要スペクトルにおいて基地局とUEとの間の通信に生じ得る干渉の強度を低減することができる。
本発明の実施例及び従来技術における技術的解決法をより明確に説明するために、実施例又は従来技術を説明するために必要とされる添付の図面について以下に簡単に説明する。明らかなように、以下の説明にある添付の図面は、本発明のいくつかの実施例を示し、当業者は、これらの添付の図面から創造的な努力なしに他の図面をさらに導出し得る。
本発明の実施例1によるワイヤレス通信方法の流れ図である。 本発明の実施例2によるワイヤレス通信方法の流れ図である。 本発明の実施例3によるワイヤレス通信方法の流れ図である。 本発明の実施例4によるワイヤレス通信装置の概略的構造図である。 本発明の実施例5によるワイヤレス通信装置の概略的構造図である。 本発明の実施例6による基地局の概略的構造図である。 本発明の実施例7によるユーザ装置の概略的構造図である。
本発明の実施例の目的、技術的解決法及び利点をより明確にするために、以下、本発明の実施例では添付の図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決法を明確且つ完全に説明する。明らかなように、説明される実施例は、本発明の実施例の一部でありすべてではない。創造的努力なしに本発明の実施例に基づいて当業者によって得られるすべての他の実施例は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
実施例1
図1は、本発明の実施例1によるワイヤレス通信方法の流れ図である。図1を参照すると、本実施例の本方法は、具体的に、以下のステップを含む。
ステップ101:基地局が、リスニング構成情報をユーザ装置UEに送信する。
本実施例では、基地局は、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システム内の基地局でもよく、具体的に、マクロ基地局、又は、メトロセル若しくはマイクロセル若しくはピコセル若しくはフェムトセルのアクセスデバイスを含み得る。さらに、本明細書では、基地局は、ワイヤレスフィディリティ(Wireless Fidelity,Wi−Fi)技術を使用するワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network,WLAN)のアクセスポイント(Access Point,AP)でもよい。基地局によって送信されるリスニング構成情報は、具体的には、無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング、物理層シグナリングなどを使用することによって、送信され得る。
任意に、本実施例の本方法はさらに、ステップ101の前に、基地局がリスニング構成情報を生成するステップ、を含む。
ステップ102:UEが、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得する。
実際の適用例では、リッスンされるスペクトルは、免許不要スペクトルでもよく、又は免許スペクトルでもよい。本実施例では、リッスンされるスペクトルは、好ましくは、免許不要(unlicensed)スペクトルである。
任意に、リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含み得る。本ステップでは、UEは、具体的には、リスニング構成情報に含まれるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する。リッスンされるスペクトルの記述情報は、リッスンされるスペクトルの時間領域情報及び/又は周波数領域情報を含む。時間領域情報は、サブフレームセット情報など、リッスンされるスペクトルの1つ又は複数のキャリアのリスニングを実行するための時間セット情報によって表され得る。時間領域情報は、周波数間測定ギャップ(Measurement gap)を構成する方式で実装することができ、又は、本明細書で限定されない別の方式で実装することができる。基地局が、リッスンされるスペクトルで信号を送信しない場合、UEは、そのリッスンされるスペクトルでの時間を現在使用されるスペクトルでの時間として理解し得ることに留意されたい。たとえば、リッスンされるスペクトルの第nのサブフレームは、現在使用されるスペクトルのサブフレーム情報に従って決定され得る。リッスンされるスペクトルの記述情報は、基地局で事前設定することができ、又は基地局によって一時的に決定され得る。好ましくは、本実施例では、UEの負荷を軽減するために、且つUEによってリッスンされることになるスペクトルを正確に狭めるために、基地局は、最初に、使用可能なスペクトルのリスニングを予め実行することができ、そして、基地局は、リッスンされるスペクトルの記述情報を取得するために、リスニング結果に従って、相対的にアイドル状態であるスペクトルを除去し、スペクトルの記述情報を決定する。使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、具体的には、すべての免許不要スペクトルを指し得る。対応して、ステップ101の前に、基地局はさらに、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するステップであって、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである、ステップ、
を実行する。
別法として、基地局は、リスニングを用いて取得された第2のリスニング結果をリスニング構成情報に含めることによって、第2のリスニング結果をUEに送信する。ステップ102では、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング構成情報に従って実行することは、UEが、第2のリスニング結果に従って、相対的にアイドル状態であるスペクトルを決定するステップと、リッスンされるスペクトルの記述情報を取得するために、アイドルスペクトルの記述情報を決定するステップと、リッスンされるスペクトルの決定された記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップと、を含む。
別法として、リッスンされるスペクトルの記述情報は、UEにおいて事前設定される。UEは、UEにおいて事前設定されるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、干渉リスニングを実行する。
前述の第2のリスニング結果は、具体的には、使用可能なスペクトルの信号のエネルギー情報であってもよい。
任意に、UEの干渉リスニングを制御するために、ステップ102の前に、基地局は、トリガ命令をUEに送信することによって、UEの干渉リスニングを開始又は終了することができる。
任意に、UEの干渉リスニングを制御するために、基地局はまた、リスニング時間情報又はリスニングトリガ条件に関する情報をリスニング構成情報に含めることによって、UEの干渉リスニングを制御することができる。リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用され、又は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される。リスニングトリガ条件は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。対応して、ステップ102では、UEが、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することは、具体的に、リスニング時間情報又はリスニング構成情報内のリスニングトリガ条件に関する情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、を含む。UEによって現在使用されるチャネルの品質は、現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRP(Reference signal received power)、参照信号受信品質RSRQ(Reference signal received quality)、チャネル品質インジケータCQI(Channel quality indicator)及び受信信号強度インジケータRSSI(Received signal strength indicator)のうちの少なくとも1つに従って、決定され得る。
加えて、UEにおいてリスニング時間情報又はリスニングトリガ条件に関する情報を事前設定することによって、UEはまた、事前設定リスニング時間情報又はリスニングトリガ条件に従って、リッスンされるスペクトルでUEによって実行される干渉リスニングを制御することができる。
ステップ103:UEが、第1のリスニング結果を基地局に送信する。
本実施例では、リスニング構成情報はさらに、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示す報告構成情報を含むことができる。又は、報告構成情報はUEで事前定義及び事前設定され、報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。対応して、UEが第1のリスニング結果を基地局に送信するステップ103は、
UEが、報告構成情報に対応するリソースで、第1のリスニング結果を基地局に送信するステップ
を含む。
ステップ104:基地局が、第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択する。
UEによって報告される第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報でもよく、又はUEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報でもよい。
基地局が、リッスンされるスペクトルで別のUEにデータサービスを提供するとき、リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行することによってUEによって取得されるエネルギー情報は、干渉信号のエネルギー信号と、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sとを含む。干渉信号は、現在の基地局を除く別のデバイス(別の基地局、ワイファイデバイスなどでもよい)によってリッスンされるスペクトルで送信される信号である。干渉信号のエネルギー情報は、干渉信号のエネルギーI(Interference)によって表すことができ、又は、I及び雑音N(noise)によって表すことができる。したがって、干渉信号のエネルギー情報の値は、干渉信号のエネルギーIと等しくなり得、又は、I及び雑音Nの合計と等しくなり得る。具体的には、本実施例では、干渉信号のエネルギー情報の値がI+Nであることが、一例として使用される。基地局によって送信される信号は、UEによる干渉信号のリスニングの結果に影響を及ぼす。基地局によって送信される信号のインパクトが考慮されない場合、又は基地局がリッスンされるスペクトルで信号を送信しないとき、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報は、UEがそのリッスンされるスペクトルのすべての信号でエネルギー検出を実行することによって取得され得る。干渉リスニングの精度をさらに向上させるために、基地局によって送信される信号の第1のリスニング結果に対するインパクトを排除する必要がある場合、本実施例では、ステップ102の前に、本方法はさらに、
基地局が、リッスンされるスペクトルの現在の基地局による使用の状況に関する情報をUEに送信するステップであって、使用の状況に関する情報は、リッスンされるスペクトルで現在の基地局によって送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む、ステップ、
を含む。
具体的に、任意のUEが、構文解析を用いて、リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を取得し、リッスンされるスペクトルでのデータスケジューリング状況を学習することができるように、リッスンされるスペクトルの使用の状況に関し基地局によって送信される情報は、ユーザ装置ID(User equipment identification,UE ID)を搬送しない。リッスンされるスペクトルの使用の状況に関し基地局によって送信される情報は、具体的に、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH(Physical downlink control channel)で搬送することができ、又は拡張ダウンリンク制御チャネルEPDCCH(Enhanced physical downlink control channel)で搬送することができる。
対応して、第1のリスニング結果がリッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報である場合、UEがリスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップ102はさらに、具体的に、
UEが、リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行して、リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報を取得し、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定するステップと、
UEが、リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報及び基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、そのリッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を決定して第1のリスニング結果を取得するステップと、
を含む。
前述の実施例では、基地局が、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関し基地局によって送信される情報に従って、別のUEにリッスンされるスペクトルで信号を送信するとき、UEは、基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sを回復し、さらに、干渉信号のエネルギーI及び雑音Nを正確に取得することができ、これにより、UEによるリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行の精度が向上する。
第1のリスニング結果が該リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であるとき、対応して、基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップ104は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを基地局によって選択するステップ、
を含む。
本実施例では、事前設定条件は要件に従って設定することができ、事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルが、アイドルスペクトルとして決定される。干渉信号のエネルギー情報の値が小さいほど、対応するスペクトルがよりアイドル状態であることを示し、リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINR(Signal interference noise ratio)の値が大きく、リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIの値が大きいほど、そのスペクトル及びよりアイドル状態であるスペクトルに対応するチャネル品質がより良好であることを示す。したがって、本実施例では、事前設定条件は、具体的に、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含み得る。
本実施例では、CQIと、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対するUEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率との間には対応が存在する。その対応は、本明細書では、以下のように表され得る。すなわち、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対するUEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率が大きいほど、すなわちRSRP/(I+N)の値がより大きいほど、CQIがより大きいことを示す。CQIと、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対するUEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの値の比率との間にも対応が存在する。リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対するUEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率が大きいほど、CQIがより大きいことを示す。したがって、対応するCQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対するUEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率に従って、又は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対するUEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に従って、決定することができる。
UEによって現在使用されるチャネルのRSRP及びUEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーは、具体的に、UEによって基地局に報告することができる。加えて、基地局はまた、UEによって報告される現在使用されるチャネルのRSRQ及びRSSIに従って、計算を用いて、UEによって現在使用されるチャネルのRSRP又はUEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーを取得することができる。具体的には、UEによって現在使用されるチャネルは、UEによって現在使用されるスペクトル又はアクティブにされたスペクトルに対応するチャネルでもよい。たとえば、UEによって現在使用されるチャネルは、UEのプライマリセル(Primary cell,Pcell)のスペクトルに対応するチャネルでもよく、又は、UEのセカンダリセル(Secondary cell,Scell)のアクティブなスペクトルに対応するチャネルでもよい。
任意に、前述の実施例では、第1のリスニング結果がUEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報である場合、すなわち、アイドルスペクトルがUEによって選択されるとき、対応して、UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップ102は、具体的に、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得するステップと、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから前述の事前設定条件を満たすスペクトルをアイドルスペクトルとして選択するステップと、そのアイドルスペクトルの記述情報を決定して第1のリスニング結果を取得するステップと、を含む。対応して、基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップ104は、具体的に、基地局が、UEによって報告されるアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップ、を含む。
ステップ105:基地局が、アイドルスペクトルでUEと通信する。
好ましくは、本実施例では、アイドルスペクトルのSINR又はCQIは、基地局が選択されたアイドルスペクトルでデータスケジューリングを実行するのを助けるために使用することができる。具体的には、基地局は、アイドルスペクトルのSINR又はCQIを使用することによって、選択されたアイドルスペクトルでのUEとのデータ通信に対応する変調符号化方式MCS(Modulator Coder Scheme)を決定し、そのMCSに従って、UEとのデータ通信から生成されたデータに符号化及び変調を実行することができる。
ステップ105の後に、基地局は、選択されたアイドルスペクトルをUEのセカンダリセルScellに対応するスペクトルとして構成することができる。
任意に、基地局が複数のUEによって報告される第1のリスニング結果を受信し、複数のUEによって選択されたアイドルスペクトルが同じスペクトルリソースであるとき、UEと基地局との間の通信の品質を確保するために、基地局は、好ましくは、その選択されたアイドルスペクトルを最も適切なUEのために構成し、そのアイドルスペクトルで最も適切なUEのみをスケジュールする。最も適切なUEは、干渉リスニングを実行することによって取得した干渉信号のエネルギー情報の値が最小であるUE、又は干渉リスニングが実行されるスペクトルで対応するSINRの値が最大であるUE、又は干渉リスニングが実行されるスペクトルで対応するCQIの値が最大であるUEを指す。
基地局及び基地局の隠れノードの共用カバレッジエリア内にあるUEは、リスニングによって、その隠れノードによって送信された干渉信号を取得することができるので、本実施例の本方法では、UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行することにより、基地局の干渉リスニング範囲を拡張し、基地局の隠れノードを発見することができる。したがって、基地局は、適切な免許不要スペクトルを選択してUEと通信することができ、それによって、選択された免許不要スペクトルにおいて基地局とUEとの間の通信に生じ得る干渉の強度を低減することができる。
本実施例の本方法では、基地局とUEとの間の通信への基地局の隠れノードのインパクトを減らすことができる。そして、本実施例の本方法によれば、当業者は、本実施例における基地局を別のアクセスポイントデバイスで置き換えることによって、アクセスポイントデバイスとUEとの間の通信へのアクセスポイントデバイスの隠れノードのインパクトは減らすことができることを、容易に理解し得る。
実施例2
図2は、本発明の実施例2によるワイヤレス通信方法の流れ図である。本実施例の本方法は基地局によって実行することができる。図2を参照すると、本実施例の本方法は以下のステップを含む。
ステップ201:ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信する。第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによってUEによって取得され、リッスンされるスペクトルは、免許不要スペクトルである。
本実施例では、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示す報告構成情報は、UEにおいて事前設定することができ、報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。ステップ201では、ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するステップは、具体的に、UEによって送信された第1のリスニング結果を報告構成情報に対応するリソースで受信するステップである。
任意に、同様に、リッスンされるスペクトルの記述情報をUEにおいて事前設定することができ、リッスンされるスペクトルの記述情報は、リッスンされるスペクトルの時間領域情報及び/又は周波数領域情報を含む。時間領域情報は、サブフレーム情報など、リッスンする免許不要スペクトルの1つ又は複数のキャリアのリスニングを実行するための時間情報によって表され得る。第1のリスニング結果は、UEが、リッスンされるスペクトルの事前設定された記述情報に従って干渉リスニングを実行することによって取得される。
リッスンされるスペクトルでUEによって実行される干渉リスニングを制御するために、リスニング時間情報をUEにおいて事前設定して、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すことができ、又は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示することができる。或いは、
UEのリスニングが、UEにおいてリスニングトリガ条件に関する情報を事前設定することによって制御される。リスニングトリガ条件は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。或いは、
UEがトリガ命令を受信した後にリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するように、基地局が、UEにトリガ命令を送信する。UEのリスニングは基地局によって制御される。
任意に、UEのリスニングの柔軟性を向上させるために、UEは、基地局によって生成されたリスニング構成に従って、リスニングを実行することができる。対応して、ステップ201の前に、本方法はさらに、
リスニング構成情報を生成するステップであって、リスニング構成情報は、干渉リスニングを実行するようにユーザ装置UEを構成するために使用され、干渉リスニングは、リッスンされるスペクトルでのエネルギー検出を示し、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、ステップと、
UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、リスニング構成情報をUEに送信するステップと、
を含む。
具体的には、基地局は、無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによって、UEにリスニング構成情報を送信する。
任意に、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示す前述の報告構成情報、リッスンされるスペクトルの記述情報、リスニング時間情報及びリスニングトリガ条件に関する情報のうちの1つ又は複数の項目も、リスニング構成情報で搬送することができ、基地局によってUEに送信することができる。
任意に、本実施例では、UEの負荷を軽減し且つUEがリッスンする必要があるスペクトルを狭めるために、基地局は、先ず、使用可能なスペクトルのリスニングを予め実行し、リスニング結果に従って、基地局によってアイドル状態であると見なされたスペクトルを除去し、そのスペクトルをUEのリッスンされるスペクトルとして使用することができる。使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、具体的には、すべての免許不要スペクトルリソースを指し得る。対応して、リスニング構成情報をUEに送信するステップの前に、基地局はさらに以下の動作ステップ、すなわち、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して、第2のリスニング結果を取得するステップ、
を実行する。
対応して、UEが第2のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、基地局によってUEに送信されるリスニング構成情報は、第2のリスニング結果を含むことができる。或いは、UEが、リスニング構成情報に含まれるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、干渉リスニングを実行することができるように、基地局は、第2のリスニング結果に従って、使用可能なスペクトルからアイドルスペクトルを選択し、そのアイドルスペクトルの記述情報を決定してリッスンされるスペクトルの記述情報を取得し、リッスンされるスペクトルの記述情報を搬送するリスニング構成情報をUEに送信する。
基地局がリッスンされるスペクトルを使用して別のUEと通信するとき、基地局によって送信される信号は、UEの干渉リスニングの精度に影響を及ぼす。現在の基地局によって送信される信号のUEのリスニング結果へのインパクトを排除するために、本実施例では、基地局は、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報をさらに送信することができる。UEは、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を正確に取得ために、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sを回復し、リッスンされるスペクトルでのすべての信号のリスニングによって取得されたエネルギー情報の値から、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sの値を減算することができる。干渉信号は、基地局を除く別のデバイスによってリッスンされるスペクトルで送信される信号であり、干渉信号のエネルギー情報は、干渉信号のエネルギーI及び雑音Nを含む。
ステップ202:第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択する。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であってもよい。対応して、第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップ202は、具体的には、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するステップ、を含む。
任意に、第1のリスニング結果はまた、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であってもよい。UEは、干渉リスニングを用いて取得されるリッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルをアイドルスペクトルとして選択し、選択されたアイドルスペクトルの記述情報を第1のリスニング結果として使用し、第1のリスニング結果を基地局に送信する。対応して、ステップ202では、第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップは、具体的に、UEによって報告されるアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップ、を含む。
前述の事前設定条件は要件に従って設定することができ、事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルが、アイドルスペクトルとして決定される。干渉信号のエネルギー情報の値が小さいほど、対応するスペクトルがよりアイドル状態にあることを示し、リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINR(信号干渉雑音比)の値が大きく、リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIの値が大きいほど、そのスペクトル及びよりアイドル状態にあるスペクトルに対応するチャネル品質がより良好であることを示す。本実施例では、事前設定条件は、具体的に、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含み得る。
ステップ203:そのアイドルスペクトルでUEと通信する。
好ましくは、本実施例では、アイドルスペクトルのSINR又はCQIは、基地局が選択されたアイドルスペクトルでデータスケジューリングを実行するのを助けるために使用することができる。具体的に、基地局は、アイドルスペクトルのSINR又はCQIを使用することによって、選択されたアイドルスペクトルでのUEとのデータ通信に対応する変調符号化方式MCS(Modulator Coder Scheme)を決定し、そのMCSに従って、UEとのデータ通信から生成されたデータに符号化及び変調を実行することができる。
基地局及び基地局の隠れノードの共用カバレッジエリア内にあるUEは、リスニングによって、その隠れノードによって送信された干渉信号を取得することができるので、本実施例の本方法では、UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行することにより、基地局の干渉リスニング範囲を拡張し、基地局の隠れノードを発見することができる。したがって、基地局は、適切な免許不要スペクトルを選択してUEと通信することができ、それによって、選択された免許不要スペクトルにおいて基地局とUEとの間の通信に生じ得る干渉の強度を低減することができる。
本実施例の本方法では、基地局とUEとの間の通信への基地局の隠れノードのインパクトを減らすことができる。そして、本実施例の本方法によれば、当業者は、本実施例における基地局を別のアクセスポイントデバイスで置き換えることによって、アクセスポイントデバイスとUEとの間の通信へのアクセスポイントデバイスの隠れノードのインパクトは減らすことができることを、容易に理解し得る。
実施例3
図3は、本発明の実施例3によるワイヤレス通信方法の流れ図である。図3を参照すると、本実施例の本方法は、具体的に、以下のステップを含む。
ステップ301:UEが、免許不要スペクトルに属するリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得する。リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する。
任意に、本実施例では、リッスンされるスペクトルの記述情報はUEにおいて事前設定することができ、リッスンされるスペクトルの記述情報は、リッスンされるスペクトルの時間領域情報及び/又は周波数領域情報を含む。時間領域情報は、サブフレーム情報など、リッスンする免許不要スペクトルの1つ又は複数のキャリアのリスニングの実行のための時間情報によって表され得る。第1のリスニング結果は、UEが、リッスンされるスペクトルの事前設定された記述情報に従って干渉リスニングを実行することによって取得される。
任意に、リッスンされるスペクトルでUEによって実行される干渉リスニングを制御するために、本実施例では、リスニング時間情報をUEにおいて事前設定して、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すことができ、又は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示することができる。或いは、
UEのリスニングは、UEにおいてリスニングトリガ条件に関する情報を事前設定することによって制御される。リスニングトリガ条件は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。或いは、
このステップの前に、UEのリスニングが基地局によって制御されるように、UEは、基地局によって送信されたトリガ命令を受信し、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始する。
任意に、UEのリスニングの柔軟性を向上させるために、UEは、基地局によって生成されたリスニング構成に従って、リスニングを実行することができる。対応して、ステップ301の前に、本方法はさらに、
UEが、基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するステップ、
を含む。
リッスンされるスペクトルの前述の記述情報、リスニング時間情報及びリスニングトリガ条件に関する情報のうちの1つ又は複数の項目は、リスニング構成情報において搬送することができる。UEは、そのリスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する。
任意に、UEの負荷を軽減し且つUEがリッスンする必要があるスペクトルを狭めるために、基地局は、先ず、使用可能なスペクトルのリスニングを予め実行し、リスニング結果に従って、基地局によってアイドル状態であると見なされたスペクトルを除去し、そのスペクトルをUEのリッスンされるスペクトルとして使用することができる。使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、具体的には、すべての免許不要スペクトルリソースを指し得る。本実施例では、基地局は、使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行することによって第2のリスニング結果を取得し、第2のリスニング結果に従ってアイドルスペクトルを決定し、アイドルスペクトルをリッスンされるスペクトルとして使用し、リッスンされるスペクトルの記述情報をリスニング構成情報に含め、リスニング構成情報をUEに送信する。或いは、基地局は、第2のリスニング結果をリスニング構成情報に含め、UEが、第2のリスニング結果に従ってアイドルスペクトルを決定し、アイドルスペクトルをリッスンされるスペクトルとして使用し、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定する。
基地局がリッスンされるスペクトルを使用して別のUEと通信するとき、基地局によって送信される信号は、UEの干渉リスニングの精度に影響を及ぼす。現在の基地局によって送信される信号のUEのリスニング結果へのインパクトを排除するために、任意に、本実施例では、ステップ301の前に、本方法はさらに、UEが、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関し基地局によって送信される情報を受信するステップ、を含む。UEは、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を正確に取得するために、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sを回復し、リッスンされるスペクトルでのすべての信号のリスニングによって取得されたエネルギー情報の値から現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sの値を減算することができる。干渉信号は、基地局を除く別のデバイスによってリッスンされるスペクトルで送信される信号であり、干渉信号のエネルギー情報は、干渉信号のエネルギーI及び雑音Nを含む。
ステップ302:基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからUEと通信するためのアイドルスペクトルを選択することができるように、UEが、第1のリスニング結果を基地局に送信する。
任意に、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示す報告構成情報は、UEにおいて事前設定することができ、UEは、その報告構成情報に対応するリソースで第1のリスニング結果を基地局に送信する。別法として、報告構成情報はリスニング構成情報で搬送され、UEは、そのリスニング構成情報内の報告構成情報に従って第1のリスニング結果を基地局に送信する。その報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、基地局が、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択してUEと通信することができるように、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報でもよい。
任意に、基地局が、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルにおいてアイドルスペクトルを決定することができるように、第1のリスニング結果はまた、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報でもよい。対応して、ステップ301は、具体的に、UEが、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択するステップ、及び、そのアイドルスペクトルの記述情報を決定して第1のリスニング結果を取得するステップである。
前述の事前設定条件は要件に従って設定することができ、事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルが、アイドルスペクトルとして決定される。干渉信号のエネルギー情報の値が小さいほど、対応するスペクトルがよりアイドル状態であることを示し、リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINR(信号干渉雑音比)の値が大きく、リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIの値が大きいほど、そのスペクトル及びよりアイドル状態にあるスペクトルに対応するチャネル品質がより良好であることを示す。したがって、本実施例では、事前設定条件は、具体的に、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含み得る。
本実施例の本方法では、UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行するので、基地局の干渉リスニング範囲を拡張し、基地局の隠れノードを発見することができる。したがって、基地局は、適切な免許不要スペクトルを選択してUEと通信することができ、それによって、選択された免許不要スペクトルにおいて基地局とUEとの間の通信に生じ得る干渉の強度を低減することができる。
実施例4
図4は、本発明の実施例4によるワイヤレス通信装置の概略的構造図である。図4を参照すると、本実施例の本装置は、具体的に、
ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するように構成された受信モジュール41であって、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによってUEによって取得され、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルである、受信モジュール41と、
第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するように構成された選択モジュール42と、
そのアイドルスペクトルでUEと通信するように構成された通信モジュール43と、
を備える。
任意に、前述の実施例では、本装置はさらに第1の送信モジュール44を備える。第1の送信モジュール44は、UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、UEによって送信された第1のリスニング結果が受信される前に、リスニング構成情報をUEに送信するように構成される。
第1の送信モジュール44は、具体的に、無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによって、リスニング構成情報をUEに送信するように構成される。
任意に、UEがリッスンする必要があるリッスンされるスペクトルを正確に狭めるために、リスニング構成情報はリッスンされるスペクトルの記述情報を含むことができる。これに対応して、リスニング構成情報をUEに送信するステップの前に、第1の送信モジュール44はさらに、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、
第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するように構成される。
別法として、第1の送信モジュール44は、直接に、第2のリスニング結果をリスニング構成情報に含める。これに対応して、リスニング構成情報をUEに送信するステップの前に、第1の送信モジュール44はさらに、
使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、
これに対応して、UEが第2のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、第1の送信モジュール44は、具体的に、第2のリスニング結果を含むリスニング構成情報をUEに送信するように構成される。
任意に、リスニング構成情報はさらに、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を含むことができる。報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。これに対応して、受信モジュール41は、具体的に、
UEによって送信された第1のリスニング結果を、その報告構成情報に対応するリソースで受信するように構成される。
任意に、UEの干渉リスニングを制御するために、リスニング構成情報はさらにリスニング時間情報を含むことができる。リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用される。又は、リスニング時間情報は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される。或いは、
UEによって送信される第1のリスニング結果を受信する前に、受信モジュール41はさらに、
UEがトリガ命令を受信した後にリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始することができるように、UEにトリガ命令を送信するように構成される。
別法として、UEの干渉リスニングを制御するために、リスニングトリガ条件に関する情報がリスニング構成情報で搬送される。リスニングトリガ条件に関する情報は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときにリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報でもよい。UEによる干渉信号のリスニングの精度を向上させるために、本装置はさらに、第2の送信モジュール45を備える。第2の送信モジュール45は、UEによって送信される第1のリスニング結果が受信される前に、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報をUEに送信するように構成される。使用の状況に関する情報は、現在の基地局によってそのリッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む。これにより、ユーザ装置UEが、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定し、リッスンされるスペクトルのリスニングによって取得されるエネルギー情報及び現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報をさらに決定して第1のリスニング結果を取得することができる。
対応して、選択モジュール42は、具体的に、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するように構成される。
事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、第1のリスニング結果はまた、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であってもよい。これに対応して、選択モジュール42は、具体的に、
UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを決定するように構成される。UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報は、UEが、リッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報であって、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによりUEによって取得されるエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから選択し、且つ、前述の事前設定条件を満たす、リッスンされるスペクトルの記述情報である。
本実施例の本装置は、基地局内に配置することができ、実施例2の方法を実行するように構成することができる。本装置の実装原理及び技術的効果は同様であり、ここでの説明は省略する。
実施例5
図5は、本発明の実施例5によるワイヤレス通信装置の概略的構造図である。本実施例では、本装置は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するように構成されたリスニングモジュール51であって、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、リスニングモジュール51と、
基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからユーザ装置UEと通信するためのアイドルスペクトルを選択することができるように、第1のリスニング結果を基地局に送信するように構成された送信モジュール52と、
を備える。
任意に、本装置はさらに、
リッスンされるスペクトルで干渉リスニングが実行される前に、基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するように構成された受信モジュール53、
を備える。これに対応して、リスニングモジュール51は、具体的に、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
任意に、本実施例では、リッスンされるスペクトルの記述情報はリスニングモジュールにおいて事前設定することができる。リスニングモジュール51は、具体的に、リッスンされるスペクトルの事前設定された記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。或いは、
リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含む。これに対応して、リスニングモジュール51は、具体的に、リスニング構成情報に含まれるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
別法として、リスニング構成情報は第2のリスニング結果を含み、第2のリスニング結果は、使用可能なスペクトルのリスニングを実行することによって基地局によって取得され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである。リスニングモジュールは、具体的に、リスニング構成情報内の第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定し、リッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
任意に、本実施例では、リスニング構成情報はさらに、送信モジュール52が第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を含むことができる。構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。これに対応して、送信モジュール52は、具体的に、構成情報に対応するリソースで第1のリスニング結果を基地局に送信するように構成される。
任意に、リスニングモジュールの干渉リスニングを制御するために、リスニング構成情報はさらにリスニング時間情報を含むことができる。リスニング時間情報は、リスニングモジュール51がリッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用される。リスニングモジュール51は、具体的に、リスニング時間情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するように構成される。或いは、
リスニング時間情報は、リスニング時間情報を周期として使用するようにリスニングモジュール51に指示するために使用される。リスニングモジュール51は、具体的に、リスニング時間情報の周期で、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
任意に、本実施例では、リスニングモジュール51の干渉リスニングを制御するために、基地局はトリガ命令を送信することもできる。対応して、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前に、リスニングモジュール51はさらに、基地局によって送信されたトリガ命令を受信し、トリガ命令を受信した後に、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するように構成される。
別法として、リスニング構成情報は、リスニングモジュールの制御を実現するために、リスニングトリガ条件を搬送することができる。これに対応して、リスニングモジュール51は、具体的に、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であってよい。リッスンされるスペクトルのリスニングの実行の前に、リスニングモジュール51はさらに、
基地局によって送信される、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を受信するように構成され、使用の状況に関する情報は、リッスンされるスペクトルで現在の基地局によって送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む。これに対応して、リスニングモジュール51は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行してリッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報を取得し、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定するように構成され、
リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報及び基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を決定して第1のリスニング結果を取得するように構成される。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果はまた、リスニングモジュール51によって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であってもよい。これに対応して、リスニングモジュール51は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、そのリッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得するように構成され、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択し、そのアイドルスペクトルの記述情報を決定して第1のリスニング結果を取得するように構成される。事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
本実施例の装置は、ユーザ装置UE内に配置してもよく、実施例3の方法を実行するように構成することができる。本装置の実装原理及び技術的効果は同様であり、ここでの説明は省略する。
実施例6
図6は、本発明の実施例6による基地局の概略的構造図である。本実施例では、基地局は、本発明の実施例2におけるワイヤレス通信方法のステップを実現するように構成することができる。図6に示すように、本実施例では、基地局は以下を備える。
メモリ61は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、そのプログラムはプログラムコードを含むことができ、そのプログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ71は、高速RAMメモリを含むことができ、或いは、さらに不揮発性メモリ(non−volatile memory)(たとえば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリ)を含み得る。
プロセッサ62は、メモリ71に記憶されたプログラムを実行して、ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果を受信するステップであって、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによってUEによって取得され、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルである、ステップと、第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップと、そのアイドルスペクトルでUEと通信するステップと、を実行する。
プロセッサ62は、中央処理装置(Central Processing Unit,略してCPU)若しくは特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,略してASIC)であってよく、又は、本発明の本実施例を実現する1つ又は複数の集積回路として構成されてもよい。
任意に、基地局はさらに送信器63を備える。送信器63は、UEがリスニング構成情報に従ってリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、UEによって送信された第1のリスニング結果が受信される前に、リスニング構成情報をUEに送信するように構成される。
具体的に、送信器63は、無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによって、UEにリスニング構成情報を送信することができる。
任意に、UEがリッスンする必要があるスペクトルリソースを正確に狭めるために、本実施例では、リッスンされるスペクトルの記述情報が、リスニング構成情報で搬送され得る。送信器はさらに、リスニング構成情報をUEに送信する前に、使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成され、使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルであり、且つ、第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するように構成される。
別法として、送信器63は、リスニング構成情報をUEに送信する前に、使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成される。使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである。送信器63は、具体的に、UEが第2のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、第2のリスニング結果を含むリスニング構成情報をUEに送信するように構成される。
任意に、リスニング構成情報はさらに、UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を含むことができる。報告構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。これに対応して、プロセッサ62は、具体的に、UEによって送信された第1のリスニング結果を報告構成情報に対応するリソースで受信するように構成される。
任意に、本実施例では、UEの干渉リスニングを制御するために、リスニング構成情報はさらにリスニング時間情報を含むことができる。リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用される。又は、リスニング時間情報は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される。或いは、
UEの干渉リスニングを制御するために、トリガ命令がUEに送信される。これに対応して、送信器はさらに、ユーザ装置UEがトリガ命令を受信した後にリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始することができるように、UEによって送信される第1のリスニング結果が受信される前に、UEにトリガ命令を送信するように構成される。
別法として、UEの干渉リスニングを制御するために、リスニングトリガ条件に関する情報がリスニング構成情報で搬送される。リスニングトリガ条件に関する情報は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であってよい。UEによって送信される第1のリスニング結果を受信する前に、プロセッサ62はさらに、
現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報をUEに送信するように構成される。使用の状況に関する情報は、リッスンされるスペクトルで現在の基地局によって送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む。これにより、UEが、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定し、リッスンされるスペクトルのリスニングによって取得されるエネルギー情報及び現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報をさらに決定して第1のリスニング結果を取得することができる。対応して、プロセッサ62は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するように構成される。
事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果はまた、UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であってもよい。これに対応して、プロセッサ62は、具体的に、
UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを決定するように構成される。UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報は、UEが、リッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報であって、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによりUEによって取得されるエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから選択し、且つ、前述の事前設定条件を満たす、リッスンされるスペクトルの記述情報である。
任意に、特定の実装形態では、メモリ61、プロセッサ62及び送信器63が別個に実装される場合、メモリ61、プロセッサ62及び送信器63は、バスを使用することによって、互いの通信を相互接続及び完了することができる。バスは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,略してISA)バス、周辺構成要素相互接続(Peripheral Component,略してPCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,略してEISA)バスなどであってよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類することができる。表示の便宜上、バスは、図6で1本の太線のみを使用して表されるが、これは、1つのみのバス又は1つのタイプのみのバスが存在することを示さない。
任意に、特定の実装形態では、メモリ61、プロセッサ62及び送信器63が、実装のために1つのチップに統合される場合、メモリ61、プロセッサ62及び送信器63は、内部インターフェースを介して互いの通信を完成させることができる。
実施例7
図7は、本発明の実施例7のユーザ装置の概略的構造図である。本実施例では、ユーザ装置は、本発明の実施例3におけるワイヤレス通信方法のステップを実現するように構成することができる。図7に示すように、本実施例では、ユーザ装置は、以下を備える。
メモリ71は、プログラムを記憶するように構成される。具体的に、そのプログラムはプログラムコードを含むことができ、そのプログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ71は、高速RAMメモリを含むことができ、或いは、不揮発性メモリ(不揮発性メモリ)(たとえば少なくとも1つの磁気ディスクメモリ)をさらに含み得る。
プロセッサ72は、メモリ71に記憶されたプログラムを実行して、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップであって、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、ステップと、基地局が第1のリスニング結果に従ってリッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択してユーザ装置UEと通信することができるように、第1のリスニング結果を基地局に送信するステップと、を実行するように構成される。
任意に、本実施例では、ユーザ装置はさらに受信器73を備える。受信器73は、リッスンされるスペクトルで干渉リスニングが実行される前に、基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するように構成される。プロセッサ72は、具体的に、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
任意に、リッスンされるスペクトルの記述情報は、プロセッサ72において事前設定することができる。プロセッサ72は、具体的に、リッスンされるスペクトルの事前設定された記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。或いは、
リスニング構成情報は、リッスンされるスペクトルの記述情報を含む。これに対応して、プロセッサ72は、具体的に、リスニング構成情報に含まれるリッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
別法として、リスニング構成情報は第2のリスニング結果を含む。第2のリスニング結果は、使用可能なスペクトルのリスニングを実行することによって基地局によって取得される。使用可能なスペクトルは、リッスンされるスペクトルを含む免許不要スペクトルである。これに対応して、プロセッサ72は、具体的に、
リスニング構成情報内の第2のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルの記述情報を決定し、
リッスンされるスペクトルの記述情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
任意に、本実施例では、リスニング構成情報はさらに、送信モジュールが第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を含むことができる。構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。これに対応して、プロセッサ72は、具体的に、構成情報に対応するリソースで第1のリスニング結果を基地局に送信するように構成される。
任意に、プロセッサ72の干渉リスニングを制御するために、リスニング構成情報はさらに、リスニング時間情報を含むことができる。リスニング時間情報は、リスニングモジュールがリッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用される。リスニングモジュールは、具体的に、リスニング時間情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するように構成される。或いは、リスニング時間情報は、リスニング時間情報を周期として使用するようにリスニングモジュールに指示するために使用される。リスニングモジュールは、具体的に、リスニング時間情報の周期で、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
別法として、プロセッサ72の干渉リスニングは、基地局によって送信されたトリガ命令を使用することによって制御することができる。具体的に、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前に、プロセッサ72は、基地局によって送信されたトリガ命令を受信し、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するように構成される。
加えて、トリガ条件に関する情報がプロセッサ72において事前設定されてよい。プロセッサ72は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する。
別法として、プロセッサ72の干渉リスニングを制御するために、リスニングトリガ条件に関する情報が、リスニング構成情報で搬送される。プロセッサ72は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であってよい。プロセッサ72はさらに、リッスンされるスペクトルのリスニングの実行の前に、基地局によって送信され且つリッスンされるスペクトルの現在の基地局による使用の状況に関する情報を受信するように構成される。使用の状況に関する情報は、現在の基地局によってリッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む。これに対応して、プロセッサ72は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行して、リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報を取得し、現在の基地局によるリッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定するように構成され、
リッスンされるスペクトルの信号のエネルギー情報及び基地局によって送信される信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を決定して第1のリスニング結果を取得するように構成される。
任意に、本実施例では、第1のリスニング結果はまた、プロセッサ72によって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であってもよい。これに対応して、プロセッサ72は、具体的に、
リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、そのリッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得するように構成され、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択し、そのアイドルスペクトルの記述情報を決定して第1のリスニング結果を取得するように構成される。
事前設定条件は、以下の3つの項目、すなわち、
リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が第2の事前設定値より大きいことであって、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率(すなわちRSRP/(N+I))であるか、又は、SINRの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率であることと、
リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応するか、又は、CQIの値は、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、UEによって現在使用されるチャネルの受信信号エネルギーの比率に対応することと、
のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、特定の実装形態では、メモリ71、プロセッサ72及び受信器73が別個に実装される場合、メモリ71、プロセッサ72及び受信器73は、バスを使用することによって、互いの通信を相互接続及び完成することができる。バスは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,略してISA)バス、周辺構成要素相互接続(Peripheral Component,略してPCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,略してEISA)バスなどであってよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類することができる。表示の便宜上、バスは、図6で1本の太線のみを使用して表されるが、これは、1つのみのバス又は1つのタイプのみのバスが存在することを示さない。
任意に、特定の実装形態では、メモリ71、プロセッサ72及び受信器73が、実装のために1つのチップに統合される場合、メモリ71、プロセッサ72及び受信器73は、内部インターフェースを介して互いの通信を完成させることができる。
説明を容易にするために、前述の方法の実施例が、一連の動作の組合わせとして説明されていることに留意されたい。しかし、いくつかのステップは、本発明に従って別の順番で実行することができ、或いは同時に実行することができるので、本発明は、記載された順番の動作に限定されないことが、当業者には理解されよう。加えて、本明細書に記載された実施例はすべて例示的実施例に属し、関連する動作及びモジュールは、本発明に必ずしも必須ではないこともまた、当業者には理解されよう。
本方法の実施例のステップのすべて又はいくつかは、関連ハードウェアに指示するプログラムによって実装され得ることが、当業者には理解され得る。そのプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行するとき、本方法の実施例のステップが実行される。前述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
最後に、前述の実施例は、本発明の技術的解決法を説明することを単に意図されたものであり、本発明の限定を意図されていないことに留意されたい。本発明は、前述の実施例を参照して詳細に説明されるが、当業者は、本発明の実施例の技術的解決法の趣旨及び範囲を逸脱することなしに、前述の実施例で説明されている技術的解決法の修正をさらに行うこと又はそのいくつかの技術的特徴に同等の置換を行うことができることが、当業者には理解されよう。
任意に、基地局はまた、リスニング時間情報又はリスニングトリガ条件に関する情報をリスニング構成情報に含めることによって、UEの干渉リスニングを制御することができる。リスニング時間情報は、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用され、又は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングをリスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される。リスニングトリガ条件は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するようにUEに指示するために使用される。対応して、ステップ102では、UEが、リスニング構成情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することは、具体的に、リスニング時間情報又はリスニング構成情報内のリスニングトリガ条件に関する情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ、を含む。UEによって現在使用されるチャネルの品質は、現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRP(Reference signal received power)、参照信号受信品質RSRQ(Reference signal received quality)、チャネル品質インジケータCQI(Channel quality indicator)及び受信信号強度インジケータRSSI(Received signal strength indicator)のうちの少なくとも1つに従って、決定され得る。
基地局が、リッスンされるスペクトルで別のUEにデータサービスを提供するとき、リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行することによってUEによって取得されるエネルギー情報は、干渉信号のエネルギー信号と、現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報Sとを含む。干渉信号は、現在の基地局を除く別のデバイス(別の基地局、ワイファイデバイスなどでもよい)によってリッスンされるスペクトルで送信される信号である。干渉信号のエネルギー情報は、干渉信号のエネルギーI(Interference)によって表すことができ、又は、I及び雑音N(noise)によって表すことができる。したがって、干渉信号のエネルギー情報は、干渉信号のエネルギーIと等しくなり得、又は、I及び雑音Nの合計と等しくなり得る。具体的には、本実施例では、干渉信号のエネルギー情報がI+Nであることが、一例として使用される。基地局によって送信される信号は、UEによる干渉信号のリスニングの結果に影響を及ぼす。基地局によって送信される信号のインパクトが考慮されない場合、又は基地局がリッスンされるスペクトルで信号を送信しないとき、リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報は、UEがそのリッスンされるスペクトルのすべての信号でエネルギー検出を実行することによって取得され得る。干渉リスニングの精度をさらに向上させるために、基地局によって送信される信号の第1のリスニング結果に対するインパクトを排除する必要がある場合、本実施例では、ステップ102の前に、本方法はさらに、
基地局が、リッスンされるスペクトルの現在の基地局による使用の状況に関する情報をUEに送信するステップであって、使用の状況に関する情報は、リッスンされるスペクトルで現在の基地局によって送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を含む、ステップ、
を含む。
別法として、リスニング構成情報は、リスニングモジュールの制御を実現するために、リスニングトリガ条件に関する情報を搬送することができる。これに対応して、リスニングモジュール51は、具体的に、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
実施例6
図6は、本発明の実施例6による基地局の概略的構造図である。本実施例では、基地局は、本発明の実施例2におけるワイヤレス通信方法のステップを実現するように構成することができる。図6に示すように、本実施例では、基地局は以下を備える。
メモリ61は、プログラムを記憶するように構成される。具体的には、そのプログラムはプログラムコードを含むことができ、そのプログラムコードはコンピュータ動作命令を含む。メモリ61は、高速RAMメモリを含むことができ、或いは、さらに不揮発性メモリ(non−volatile memory)(たとえば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリ)を含み得る。
プロセッサ62は、メモリ71に記憶されたプログラムを実行して、ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果を受信するステップであって、第1のリスニング結果は、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによってUEによって取得され、リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルである、ステップと、第1のリスニング結果に従って、リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するステップと、そのアイドルスペクトルでUEと通信するステップと、を実行する。
任意に、本実施例では、リスニング構成情報はさらに、プロセッサ72が第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を含むことができる。構成情報は、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを含む。これに対応して、プロセッサ72は、具体的に、構成情報に対応するリソースで第1のリスニング結果を基地局に送信するように構成される。
任意に、プロセッサ72の干渉リスニングを制御するために、リスニング構成情報はさらに、リスニング時間情報を含むことができる。リスニング時間情報は、プロセッサがリッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用される。リスニングモジュールは、具体的に、リスニング時間情報に従って、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するように構成される。或いは、リスニング時間情報は、リスニング時間情報を周期として使用するようにリスニングモジュールに指示するために使用される。リスニングモジュールは、具体的に、リスニング時間情報の周期で、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成される。
加えて、リスニングトリガ条件に関する情報がプロセッサ72において事前設定されてよい。プロセッサ72は、現在使用されるチャネルの品質がトリガ条件を満たすと決定されたときに、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する。
任意に、特定の実装形態では、メモリ71、プロセッサ72及び受信器73が別個に実装される場合、メモリ71、プロセッサ72及び受信器73は、バスを使用することによって、互いの通信を相互接続及び完成することができる。バスは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,略してISA)バス、周辺構成要素相互接続(Peripheral Component,略してPCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture,略してEISA)バスなどであってよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類することができる。表示の便宜上、バスは、図7で1本の太線のみを使用して表されるが、これは、1つのみのバス又は1つのタイプのみのバスが存在することを示さない。

Claims (48)

  1. 基地局がリスニング構成情報を生成するステップであって、前記リスニング構成情報は、干渉リスニングを実行するようにユーザ装置UEを構成するために使用され、前記干渉リスニングは、リッスンされるスペクトルでのエネルギー検出を示し、前記リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、ステップと、
    前記基地局が前記リスニング構成情報を前記UEに送信するステップと、
    を含み、
    前記基地局は、前記免許不要スペクトルを使用して前記UEと通信することができる、
    リスニング構成方法。
  2. 前記UEが前記リッスンされるスペクトルの記述情報に従って前記リッスンされるスペクトルで干渉リスニングを実行することができるように、前記リスニング構成情報が、前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報を備え、前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報が、前記リッスンされるスペクトルの時間領域情報及び/又は周波数領域情報を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEが第2のリスニング結果に従って前記リッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、前記リスニング構成情報が、使用可能なスペクトルのリスニングにより前記基地局によって取得された前記第2のリスニング結果を備え、前記使用可能なスペクトルが、前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記リスニング構成情報が、前記UEが第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を備え、前記報告構成情報が、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを備える、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニング時間情報を備え、
    前記リスニング時間情報が、前記UEが前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用されるか、又は、
    前記リスニング時間情報が、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを前記リスニング時間情報の周期で実行するようにUEに指示するために使用される、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニングトリガ条件に関する情報を備え、前記リスニングトリガ条件に関する前記情報が、現在使用されるチャネルの品質が前記トリガ条件を満たすときに前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように前記UEに指示するために使用される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  7. ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果を受信するステップであって、前記第1のリスニング結果が、免許不要スペクトルであるリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによって前記UEによって取得される、ステップと、
    前記リッスンされるスペクトルから前記第1のリスニング結果に従ってアイドルスペクトルを選択するステップと、
    前記アイドルスペクトルで前記UEと通信するステップと
    を含む、ワイヤレス通信方法。
  8. 前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果を受信する前記ステップの前に、
    前記UEが、リスニング構成情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、前記UEに前記リスニング構成情報を送信するステップ
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記UEにリスニング構成情報を送信する前記ステップが、
    無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによって、前記リスニング構成情報を前記UEに送信するステップ
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記リスニング構成情報が、前記リッスンされるスペクトルの記述情報を備え、
    前記UEにリスニング構成情報を送信する前記ステップの前に、
    使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するステップであって、前記使用可能なスペクトルは、前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルである、ステップと、
    前記第2のリスニング結果に従って、前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報を決定するステップと
    をさらに含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記UEにリスニング構成情報を送信する前記ステップの前に、
    使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するステップであって、前記使用可能なスペクトルは、前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルである、ステップ
    をさらに含み、前記UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、前記UEにリスニング構成情報を送信する前記ステップが、
    前記UEが前記第2のリスニング結果に従って前記リッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、前記第2のリスニング結果を備える前記リスニング構成情報を前記UEに送信するステップ
    を含む、請求項8又は9に記載の方法。
  12. 前記リスニング構成情報が、前記UEが前記第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を備え、前記報告構成情報が、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを備え、
    前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果を受信する前記ステップが、
    前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果を前記報告構成情報に対応する前記リソースで受信するステップ
    を含む、請求項8乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記リスニング構成情報がリスニング時間情報を備え、前記リスニング時間情報が、前記UEが前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用されるか、若しくは、前記リスニング時間情報が、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを前記リスニング時間情報の周期で実行するように前記UEに指示するために使用され、又は、
    前記ユーザ装置UEによって送信される前記第1のリスニング結果を受信する前記ステップの前に、
    前記UEが、トリガ命令を受信した後に、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始することができるように、前記トリガ命令を前記UEに送信するステップ
    をさらに含む、請求項8乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニングトリガ条件に関する情報を備え、前記リスニングトリガ条件に関する前記情報が、現在使用されるチャネルの品質が前記トリガ条件を満たすときに、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように前記UEに指示するために使用される、請求項8乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第1のリスニング結果が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、
    ユーザ装置UEによって送信される第1のリスニング結果を受信する前記ステップの前に、
    現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を前記UEに送信するステップであって、前記UEが、前記現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する前記情報に従って、前記現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定し、前記リッスンされるスペクトルのリスニングによって取得されるエネルギー情報及び現在の基地局によって送信される前記信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報をさらに決定して前記第1のリスニング結果を取得することができるように、前記使用の状況に関する前記情報が、前記現在の基地局によって前記リッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を備える、ステップ
    をさらに含む、請求項7乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記リッスンされるスペクトルから前記第1のリスニング結果に従ってアイドルスペクトルを選択する前記ステップが、
    前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するステップ
    を含み、前記事前設定条件が、以下の3つの項目、すなわち、
    リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
    リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が、第2の事前設定値より大きいことであって、前記SINRの前記値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
    リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、前記CQIの値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のリスニング結果が、前記UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であり、前記第1のリスニング結果に従って前記リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択する前記ステップが、
    前記UEによって選択された前記アイドルスペクトルの前記記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから前記アイドルスペクトルを決定するステップ
    を含み、
    前記UEによって選択された前記アイドルスペクトルの前記記述情報は、UEが、前記リッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報であって、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによりUEによって取得されるエネルギー情報に従って、リッスンされるスペクトルから選択し、且つ、事前設定条件を満たす、前記リッスンされるスペクトルの記述情報であり、前記事前設定条件が、以下の3つの項目、すなわち、
    リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
    リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が、第2の事前設定値より大きいことであって、前記SINRの前記値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
    前記リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、前記CQIの値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項7乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  18. ユーザ装置UEが、リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するステップであって、前記リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、ステップと、
    基地局が前記第1のリスニング結果に従って前記リッスンされるスペクトルから前記UEと通信するためのアイドルスペクトルを選択することができるように、前記UEが、前記第1のリスニング結果を前記基地局に送信するステップと
    を含む、ワイヤレス通信方法。
  19. UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前記ステップの前に、
    前記ユーザ装置UEが、前記基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するステップ
    をさらに含み、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、前記リスニング構成情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ
    を含む、請求項18に記載の方法。
  20. リッスンされるスペクトルの記述情報が、前記UEで事前設定され、前記UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、前記リッスンされるスペクトルの前記事前設定された記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ
    を含む、或いは、
    前記リスニング構成情報が、前記リッスンされるスペクトルの記述情報を備え、前記UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、前記リスニング構成情報に含まれる前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ
    を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記リスニング構成情報が、使用可能なスペクトルのリスニングによって前記基地局によって取得される第2のリスニング結果を備え、前記使用可能なスペクトルが、前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルであり、
    前記UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルのリスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、前記リスニング構成情報内の前記第2のリスニング結果に従って、前記リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するステップと、
    前記UEが、前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップと
    を含む、請求項19に記載の方法。
  22. 前記リスニング構成情報がさらに、前記UEが前記第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を備え、前記構成情報が、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを備え、
    前記UEが前記第1のリスニング結果を前記基地局に送信する前記ステップが、具体的に、
    前記UEが、前記構成情報に対応する前記リソースで、前記第1のリスニング結果を前記基地局に送信するステップ
    を含む、請求項19乃至21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニング時間情報を備え、
    前記リスニング時間情報が、前記UEが前記リッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用され、UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルのリスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、前記リスニング時間情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するステップ
    を含む、或いは、
    前記リスニング時間情報が、前記リスニング時間情報を周期として使用するように前記UEに指示するために使用され、前記UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルのリスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、前記リスニング時間情報の周期で、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ
    を含む、請求項19乃至22のいずれか一項に記載の方法。
  24. UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前記ステップの前に、
    前記UEが、前記基地局によって送信されたトリガ命令を受信するステップ、及び、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するステップ
    をさらに含む、請求項19乃至22のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニングトリガ条件に関する情報を備え、
    前記UEが前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルのリスニングを実行する前記ステップが、
    前記UEが、現在使用されるチャネルの品質が前記トリガ条件を満たすと決定されたときに、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するステップ
    を含む、請求項19乃至22のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第1のリスニング結果が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、ユーザ装置UEがリッスンされるスペクトルのリスニングを実行する前記ステップの前に、
    前記基地局によって送信され且つ前記現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を受信するステップであって、前記使用の状況に関する前記情報が、前記現在の基地局によって前記リッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を備える、ステップ
    をさらに含み、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得する前記ステップが、
    前記UEが、前記リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行して、前記リッスンされるスペクトルの前記信号のエネルギー情報を取得し、前記現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する前記情報に従って、前記基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定するステップと、
    前記UEが、前記リッスンされるスペクトルの前記信号の前記エネルギー情報及び前記基地局によって送信される前記信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報を決定して、前記第1のリスニング結果を取得するステップと、
    を含む、請求項18乃至25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記第1のリスニング結果が、前記UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であり、UEがリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得する前記ステップが、
    前記UEが、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得するステップと、
    前記UEが、前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから、事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択し、前記アイドルスペクトルの記述情報を決定して前記第1のリスニング結果を取得するステップ、を含み、前記事前設定条件が、以下の3つの項目、すなわち
    リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
    リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が、第2の事前設定値より大きいことであって、前記SINRの前記値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
    リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、前記CQIの値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項18乃至25のいずれか一項に記載の方法。
  28. ユーザ装置UEによって送信された第1のリスニング結果を受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1のリスニング結果が、免許不要スペクトルであるリッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することによって前記UEによって取得される、受信モジュールと、
    前記第1のリスニング結果に従って、前記リッスンされるスペクトルからアイドルスペクトルを選択するように構成された、選択モジュールと、
    前記アイドルスペクトルで前記UEと通信するように構成された、通信モジュールと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  29. 前記UEがリスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することができるように、前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果が受信される前に、前記リスニング構成情報を前記UEに送信するように構成された、第1の送信モジュールをさらに備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1の送信モジュールが、具体的に、無線リソース制御RRC専用シグナリング、RRCブロードキャストシグナリング、メディアアクセス制御MACシグナリング又は物理層シグナリングを使用することによって、前記UEに前記リスニング構成情報を送信するように構成された、請求項29に記載の装置。
  31. 前記リスニング構成情報が、前記リッスンされるスペクトルの記述情報を備え、
    前記リスニング構成情報を前記UEに送信する前に、前記第1の送信モジュールが、
    使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するように構成され、使用可能なスペクトルは、前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルであり、且つ、
    前記第2のリスニング結果に従って、前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報を決定するようにさらに構成された、請求項29又は30に記載の装置。
  32. 前記リスニング構成情報を前記UEに送信する前に、前記第1の送信モジュールが、
    前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルである使用可能なスペクトルの干渉リスニングを実行して第2のリスニング結果を取得するようにさらに構成され、
    前記UEが前記第2のリスニング結果に従って前記リッスンされるスペクトルの記述情報を決定することができるように、前記第1の送信モジュールが、具体的に、前記第2のリスニング結果を備える前記リスニング構成情報を前記UEに送信するように構成された、請求項29又は30に記載の装置。
  33. 前記リスニング構成情報が、前記UEが前記第1のリスニング結果を報告するときに占有されるリソースを示すために使用される報告構成情報を備え、前記報告構成情報が、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを備え、
    前記受信モジュールが、具体的に、
    前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果を、前記報告構成情報に対応する前記リソースで受信するように構成された、請求項29乃至32のいずれか一項に記載の装置。
  34. 前記リスニング構成情報が、リスニング時間情報を備え、前記リスニング時間情報が、前記UEが前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用されるか、若しくは、前記リスニング時間情報が、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを前記リスニング時間情報の周期で実行するように前記UEに指示するために使用され、又は、
    前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果を受信する前に、前記受信モジュールが、
    前記UEがトリガ命令を受信した後に前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始することができるように、前記UEに前記トリガ命令を送信するようにさらに構成された、請求項29乃至33のいずれか一項に記載の装置。
  35. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニングトリガ条件に関する情報を備え、前記リスニングトリガ条件に関する前記情報が、現在使用されるチャネルの品質が前記トリガ条件を満たすときに前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように前記UEに指示するために使用される、請求項29乃至33のいずれか一項に記載の装置。
  36. 前記第1のリスニング結果が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、前記装置が、
    前記ユーザ装置UEが、現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報に従って、前記現在の基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定し、前記リッスンされるスペクトルのリスニングによって取得されるエネルギー情報及び前記現在の基地局によって送信される前記信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報をさらに決定して前記第1のリスニング結果を取得することができるように、前記UEによって送信される前記第1のリスニング結果が受信される前に、前記現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報であり、前記現在の基地局によって前記リッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を備える前記使用の状況に関する前記情報を前記UEに送信する
    ように構成された、第2の送信モジュール
    をさらに備える、請求項28乃至35のいずれか一項に記載の装置。
  37. 前記選択モジュールが、具体的に、前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすリッスンされるスペクトルを選択するように構成され、
    前記事前設定条件が、3つの項目、すなわち、
    リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
    リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が、第2の事前設定値より大きいことであって、前記SINRの前記値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
    リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、前記CQIの値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項36に記載の装置。
  38. 前記第1のリスニング結果が、前記UEによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であり、前記選択モジュールが、具体的に、
    前記UEによって選択された前記アイドルスペクトルの前記記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから前記アイドルスペクトルを決定するように構成され、
    前記UEによって選択された前記アイドルスペクトルの前記記述情報が、前記UEが、前記リッスンされるスペクトルでの干渉信号のエネルギー情報であって、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行することにより前記UEによって取得されるエネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから選択し、且つ、事前設定条件を満たす、前記リッスンされるスペクトルの記述情報であり、事前設定条件が、以下の3つの項目、すなわち、
    リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
    リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が、第2の事前設定値より大きいことであって、前記SINRの前記値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
    リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、前記CQIの値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応することと、
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項28乃至35に記載の装置。
  39. リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して第1のリスニング結果を取得するように構成されたリスニングモジュールであって、前記リッスンされるスペクトルは免許不要スペクトルに属する、リスニングモジュールと、
    前記基地局が前記リッスンされるスペクトルから前記第1のリスニング結果に従ってユーザ装置UEと通信するためのアイドルスペクトルを選択することができるように、前記第1のリスニング結果を前記基地局に送信するように構成された、送信モジュールと
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  40. リッスンされるスペクトルで干渉リスニングが実行される前に、前記基地局によって送信されたリスニング構成情報を受信するように構成された、受信モジュール
    をさらに備え、
    前記リスニングモジュールが、具体的に、前記リスニング構成情報に従って前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成された、請求項39に記載の装置。
  41. 前記リッスンされるスペクトルの記述情報が、前記リスニングモジュールにおいて事前設定され、前記リスニングモジュールが、具体的に、前記リッスンされるスペクトルの前記事前設定された記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成され、又は、
    前記リスニング構成情報が、前記リッスンされるスペクトルの記述情報を備え、前記リスニングモジュールが、具体的に、前記リスニング構成情報に含まれる前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成された、請求項40に記載の装置。
  42. 前記リスニング構成情報が第2のリスニング結果を備え、前記第2のリスニング結果が、使用可能なスペクトルのリスニングによって前記基地局によって取得され、前記使用可能なスペクトルが、前記リッスンされるスペクトルを備える免許不要スペクトルであり、
    前記リスニングモジュールが、具体的に、
    前記リスニング構成情報内の前記第2のリスニング結果に従って、前記リッスンされるスペクトルの記述情報を決定するように構成され、且つ、
    前記リッスンされるスペクトルの前記記述情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成された、請求項40に記載の装置。
  43. 前記リスニング構成情報がさらに、前記送信モジュールが前記第1のリスニング結果を送信するときに占有されるリソースを示すために使用される構成情報を備え、前記構成情報が、時間領域情報、周波数領域情報及び符号領域情報のうちの少なくとも1つを備え、
    前記送信モジュールが、具体的に、前記構成情報に対応する前記リソースで前記第1のリスニング結果を前記基地局に送信するように構成された、請求項40乃至42のいずれか一項に記載の装置。
  44. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニング時間情報を備え、
    前記リスニング時間情報が、前記リスニングモジュールが前記リッスンされるスペクトルのリスニングの実行を開始及び/又は停止する時間を示すために使用され、前記リスニングモジュールが、具体的に、前記リスニング時間情報に従って前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始及び/又は停止するように構成され、又は、
    前記リスニング時間情報が、前記リスニング時間情報を周期として使用するように前記リスニングモジュールに指示するために使用され、前記リスニングモジュールが、具体的に、前記リスニング時間情報の周期で、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行するように構成された、請求項40乃至43のいずれか一項に記載の装置。
  45. 前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する前に、前記リスニングモジュールが、
    前記基地局によって送信されたトリガ命令を受信し、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングの実行を開始するようにさらに構成された、請求項40乃至43のいずれか一項に記載の装置。
  46. 前記リスニング構成情報がさらに、リスニングトリガ条件に関する情報を備え、
    前記リスニングモジュールが、具体的に、
    現在使用されるチャネルの品質が前記トリガ条件を満たすと決定されたときに、前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行する
    ように構成された、請求項40乃至43のいずれか一項に記載の装置。
  47. 前記第1のリスニング結果が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報であり、前記リッスンされるスペクトルのリスニングの実行の前に、前記リスニングモジュールが、
    前記基地局によって送信され且つ前記現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する情報を受信するようにさらに構成され、前記使用の状況に関する前記情報は、前記現在の基地局によって前記リッスンされるスペクトルで送信される信号に対応するデータスケジューリング情報を備え、
    前記リスニングモジュールが、具体的に、
    前記リッスンされるスペクトルの信号のリスニングを実行して、前記リッスンされるスペクトルの前記信号のエネルギー情報を取得すること、及び、前記現在の基地局による前記リッスンされるスペクトルの使用の状況に関する前記情報に従って、前記基地局によって送信される信号のエネルギー情報を決定すること、並びに、
    前記リッスンされるスペクトルの前記信号の前記エネルギー情報及び前記基地局によって送信される前記信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報を決定して前記第1のリスニング結果を取得すること
    を行うように構成された、請求項39乃至46のいずれか一項に記載の装置。
  48. 前記第1のリスニング結果が、前記リスニングモジュールによって選択されたアイドルスペクトルの記述情報であり、前記リスニングモジュールが、具体的に、
    前記リッスンされるスペクトルの干渉リスニングを実行して、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報を取得することと、
    前記リッスンされるスペクトルの前記干渉信号の前記エネルギー情報に従って、前記リッスンされるスペクトルから事前設定条件を満たすアイドルスペクトルを選択し、前記アイドルスペクトルの記述情報を決定して前記第1のリスニング結果を取得することと
    を行うように構成され、前記事前設定条件が、以下の3つの項目、すなわち、
    リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値が、第1の事前設定値未満であることと、
    リッスンされるスペクトルの信号対干渉雑音比SINRの値が、第2の事前設定値より大きいことであって、前記SINRの前記値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルの参照信号受信電力RSRPの比率であることと、
    リッスンされるスペクトルのチャネル品質インジケータCQIが、第3の事前設定値より大きいことであって、前記CQIの値が、前記リッスンされるスペクトルの干渉信号のエネルギー情報の値に対する、前記UEによって現在使用されるチャネルのRSRPの比率に対応する、
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項39乃至46のいずれか一項に記載の装置。
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