JP2016539527A - 無線通信システムにおけるコンテンションフリーアクセス - Google Patents

無線通信システムにおけるコンテンションフリーアクセス Download PDF

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Abstract

PRACHにおけるコンテンションフリー可状態化/不可状態化メカニズムであって、コンテンションフリーおよびコンテンションベースプリアンブルの動的割り当てを可能にする。これにより、コンテンションフリー動作がもはや必要でなくなったとき、またはプリアンブルの不足のためにコンテンションフリー動作をサポート可能でないときに、あるUEに割り当てられていたコンテンションフリープリアンブルを取り消すことが可能になる。一実施の形態においては、ターミナルは、特定シグナリングによるコンテンションフリープリアンブルで構成され(S12)、その後、コンテンションフリープリアンブルのセットを示す定期的なブロードキャストを監視する(S14)。構成されたプリアンブルがセット内である場合は(S16で「Y」)、プリアンブルは、コンテンションフリー動作について使用可とされる。そうでない場合は(S16で「N」)、プリアンブルは使用不可とされ、ターミナルは、コンテンションベース手順に従う(S20)。【選択図】図6

Description

本発明は、基地局と、送信データを基地局に送信するための加入者局とを備える無線通信システムにおけるランダムアクセス方法に関する。本発明は更に、加入者局と、基地局と、上記方法において使用されるコンピュータプログラムに関する。
特に、しかし排他的にではなく、本発明は、例えば、3GPP TS36シリーズ仕様リリース9、10、および3GPP仕様シリーズの後続において記述されているような、LTE(ロングタームエボリューション)およびLTEアドバンスト無線技術規格に従う、アップリンク通信手順に関する。しかし、本発明はまた、UMTS、WiMAX、および加入者局(「ユーザ端末」、「ユーザ機器」またはUE、「移動端末」などとも称される)が、ランダムアクセス方法を使用して初期アクセスを試みる他の通信システムにも適用できる。
無線通信システムは広く知られており、基地局(BS)は「セル」を提供して、BSの範囲内で加入者局と通信する。LTEにおいては、例えば、基地局は、eNodeBまたはeNBと総称され、加入者局は、ユーザ機器またはUEと称される。
図1は、そのようなシステムを最も簡単な形で示しており、eNodeB20は、情報(ユーザデータ)および制御シグナリングの無線通信をUE10と行う。図における矢印は、ダウンリンク送信の方向を示している。UEから基地局へ戻るアップリンク通信もある。基地局はまた、矢印で示されているように、無線通信システムにおける、より上位レベルのノード(図示されてない)とも情報および制御シグナリングを交換する。
そのようなシステムにおいては、各BSは、所与のセルにおいて利用可能な周波数と時間リソースを、BSがサービスを提供するユーザ機器、言い換えれば、BSとの接続を有しているUEに対する個々のリソース割り当てに分割する。一般的に、ユーザ機器は移動可能であり、従って、セル間を動くことができ、隣接するセルの基地局間の無線通信リンクのハンドオーバーに対する必要性を誘発する。RRC、つまり、無線リソース制御は、特に、接続管理に関連するシグナリングと、他の基地局へのハンドオーバーに対して責任を負う。ユーザ機器は、同時に幾つかのセルの範囲にいることができる(つまり、同時に幾つかのセルから信号を検出できる)が、最も簡単な場合は、ユーザ機器は一つの「サービスを提供している」セルまたは「主要な」セルと通信する。無線通信システムとその内部のセルは、FDD(周波数分割二重化)またはTDD(時間分割二重化)モードにおいて動作できる。
図2Aと2Bは、LTEシステムにおけるリソース割り当てに使用される基本ユニットを示している。システムにおけるリソースは、時間次元と周波数次元の両者を有している。システムにおける時間は、図2Aに示されているように、シンボル時間または「スロット」(「スロット」は、典型的には幾つかのシンボル時間の持続時間を有する)の単位に分割される。二つの連続するスロットは「サブフレーム」を形成し、(この例においては)10個のサブフレームは「フレーム」を形成する。システムにおいて利用可能な周波数帯域幅は、図2Bに示すように、多数のサブキャリアに分割される。
このため、各スロットにおいて送信された信号は、サブキャリアと、利用可能なOFDMシンボルのリソースグリッドにより記述される。リソースグリッドにおける各要素はリソース要素(RE)と呼ばれ、各リソース要素は、一つの変調シンボル(OFDM送信を仮定する)に対応する。設定された数のサブキャリアとOFDMシンボル(この例においては、12サブキャリア×7シンボル)から構成されるリソース量は、LTEにおいてはリソースブロック(RB)と称され、図2Bにおいて太枠で示されている。
UEによる使用のために利用可能なREは、eNodeBにおけるスケジューリング機能により割り当てられる。その様なスケジューリングは、通常は、各サブフレームごとに別個に決定される。言い換えれば、UEのリソース割り当ては、サブフレームごとに変わってよい。リソースは、ダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)送信の両方についてUEに割り当てられるが、以下に記述される本発明と最も関連性があるのは、アップリンク送信である。eNodeBとの接続を確立したUEは、eNodeBと同期され、適切なタイミングアドバンスで構成され(必要であれば)、それにより、それらの割り当てられたダウンリンクおよびアップリンクリソースは、他のUEのものとは完全に「直交」(非干渉)であることが可能である。
LTEにおいては、データおよび制御シグナリングについての幾つかのチャネルは、システム内で、種々の抽象化レベルにおいて定義される。
図3は、論理レベル、トランスポート層レベル、および物理層レベルのそれぞれで、LTEにおいて定義されるアップリンクチャネルの幾つかと、それらの間のマッピングを示している。ユーザデータ、および幾つかのシグナリングデータもまた物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で搬送される。PUSCH上での周波数ホッピングにより、周波数ダイバーシティ効果を利用することが可能であり、干渉を平均化可能である。制御チャネルは、物理アップリンク制御チャネル、つまりPUCCHを含み、PUCCHは、例えば、チャネル品質インディケータ(CQI)レポートにより表現されるような、チャネル状態情報(CSI)を含むUEからのシグナリング、およびスケジューリング要求を搬送するために使用される。この目的のために最も関心を引くものとして、トランスポート層における、対応するランダムアクセスチャネル、つまりRACHと共に、物理ランダムアクセス制御チャネル、つまりPRACHがある。論理チャネルとトランスポート層チャネルの間のマッピングは、媒体アクセス制御、つまりMACが責任を負う。上記のチャネルに加えて、アップリンクリソースもまた、図2Bにおいて陰影を付けたREにより示されているように、参照信号に割り当てられる。
一方、ダウンリンク(図示せず)では、ユーザデータおよび、より上位層のシグナリング(例えば、RRCのための)が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で搬送される。他の制御チャネルシグナリング(例えば、上記のリソース割り当てを指定するためのシグナリング)は、物理ダウンリンク制御チャネル、つまりPDCCHにより搬送される。LTE-Aにおいては、EPDCCHまたはエンハンストPDCCHと呼ばれる新しい制御チャネルも設けられる。これは、PDSCHについて以前使用された幾つかのリソースブロックを、マルチキャリアおよびマルチセル状況をサポートするための追加的容量を提供するために再使用する。更に、UEがセルにアクセスするために必要な情報を搬送するための、物理ブロードキャストチャネル、つまりPBCHがある。
既に記したように、ネットワークとのタイミング同期を得ているUEは、他のUEに割り当てられたアップリンクリソースとは直交しているアップリンクでスケジューリングされる。物理ランダムアクセスチャネルPRACHは、UEが割り当てられたアップリンク送信リソースを有していない場合に、ネットワークにアクセスするためのランダムアクセスチャネル(RACH)を搬送するために使用される。このため、トランスポートチャネルRACHのUEによる開始は、対応する物理チャネルPRACHの使用を意味し、それゆえ、二つの用語RACHとPRACHは、ある程度は交換可能に使用される。PUSCHリソースがUEに割り当てられていないときに、スケジューリング要求(SR)がUEにおいて、例えば、PUSCH上の送信のためのデータの到着により誘発されると、SRが、この目的のために専用リソース上で送信される。そのようなリソースがUEに割り当てられていない場合は、RACH手順が開始される。また、PUCCH上のSR試行数がPUSCH上のグラントを受けることなく閾値を超えた場合も、PRACHは使用できる。詳細は構成により異なる。
このため、UEが、利用可能な専用リソースなしで、信号をアップリンクにおいて送信することを可能にするためにRACHが設けられ、それにより、二つ以上のターミナルが、同時に同じPRACHリソースにおいて送信可能である。「ランダムアクセス」という用語を使用する理由は(下記に記述する、コンテンションフリーRACHの場合を除いて)、任意の所与の時間において、リソースを使用しているUE(または複数のUE)の正体をネットワークは事前には知らないからである(ちなみに、本明細書においては、「システム」という用語と、「ネットワーク」という用語は交換可能に使用される)。いわゆる「シグネチャ」(下記参照)は、eNodeBが、送信の異なるリソース間を区別することを可能にするためにUEにより採用される。例えば、WCDMA(登録商標)におけるRACHと異なり、LTE RACHは、ユーザデータを搬送するようには設計されていない。
RACHは、コンテンションベースまたはコンテンションフリーモードの何れかにおいてUEにより使用可能である。コンテンションベースアクセスにおいては、二つ以上のUEが同じシグネチャを偶然選んだ場合のeNodeBにおける「衝突」の危険性を承知の上で、UEは任意のシグネチャをランダムに選択する。コンテンションフリーアクセスは、eNodeBが各UEに、何れのシグネチャを使用できるかを知らせることにより、衝突を回避する。
図4を参照すると、物理ランダムアクセスチャネルPRACHは、典型的には下記のように動作する(コンテンションベースアクセスについて)。
(i)図4においてeNodeB20により代表されるネットワークは、範囲内のすべてのUEにより受信可能なブロードキャストチャネルPBCHを送信する(UEがeNodeBに接続されていてもいなくても)。PBCHは、フレーム毎に1回ずつ部分的に送信され、完全なPBCHは4フレームに亘る。UE10は、注目セルに対するPBCHを受信する。PBCHにおける情報により、UEは、更なるシステム情報ブロック(SIB)を受信することが可能になる。
(ii)SIBは、セルへの接続を所望するUEに対して必要な種々のセル特定情報を搬送し、そのセル特定情報は、下記を含む。
・PRACHについて利用可能な時間/周波数リソース
・コンテンションベースRACHについて利用可能なシグネチャ(最大64)
・小さな、および大きなメッセージサイズに対応するシグネチャ
シグネチャはそれぞれ、数字インデックスを有しており、利用可能なシグネチャは数字を使用して示され、この数字までのインデックスにより識別されるすべてのシグネチャが、コンテンションベースアクセスについて利用可能である。
(iii)UEは、コンテンションベースアクセスおよび意図しているメッセージサイズについて利用可能なPRACHプリアンブルシグネチャに従って、PRACHプリアンブルシグネチャをランダムに選択する。「シグネチャ」という用語は、一般的には、特別なPRACHプリアンブル送信の特性に言及するために使用される。LTEにおいては、これは、プリアンブルシーケンスに対応する。より一般的には、シグネチャは、時間ドメインリソースおよび/または周波数ドメインリソースを含むことができる。今後は、「プリアンブル」、「プリアンブルシーケンス」、「プリアンブルシグネチャ」、および「シグネチャ」という用語は、状況によりそうでないことが必要でない限り交換可能に使用される。
(iv)UE10は、PRACHプリアンブル(「Message1」とも呼ばれ、図において「1」により示されている)を、サービスを提供しているセルのアップリンク上で送信する。eNodeB20はMessage1を受信して、UEの送信タイミングを推定する。UEにより送信されたPRACHプリアンブルは、所定のシグネチャを有しており、eNodeBにより受信される区別可能な波形をもたらし、eNodeBは、波形をすべての可能な送信されたシグネチャと相関させることにより、波形が何れのシグネチャに対応するかを判定する。
(v)UE10は、ネットワークからの(言い換えれば、eNodeBからの)応答に対する、指定されたダウンリンクチャネルを監視する。Message1のUEの送信に応答して、UE10は、ネットワークからランダムアクセス応答、つまりRAR(図4において「2」により示されている「Message2」)を受信する。RARには、PUSCH上での送信に対するULグラントおよび、UEがその送信タイミングを調整するためのタイミングアドバンス(TA)コマンドが含まれる。
(vi)ネットワークからMessage2を受信することに応答して、UE10は、Message2に含まれているULグラントとTA情報を使用して、PUSCH上で(図において「3」で示されている「メッセージ3」を)送信する。
(vii)上記の(iii)において記したように、UEは、プリアンブルシーケンスをランダムに選択する。従って、同じプリアンブルシーケンスが、同じようにランダムアクセスを開始しようとしている別のUEにより偶然選択される可能性がある。「4」において示されているように、eNodeB20が、二つ以上のUEから同時に同じプリアンブルシグネチャと、これらのUEにより送信されたMessage3の二つ以上を受信した場合は、コンテンションレゾリューションメッセージを、eNodeB20から送ることができる。
UEが、eNodeBから何も応答を受信しない場合は、UEは、ランダムバックオフ時間の後に、新しいシグネチャを選択して、RACHサブフレームにおいて新しい送信を送る。
コンテンションフリーRACHアクセスについては、この手順は、UEが専用のシグネチャで構成されること以外は同様である。図5は、この場合における手順を示している。
図において「1」のラベルを付けられているステップにおいて、eNodeB20は、コンテンションフリーRACHについてそのUEが使用すべき特定の専用プリアンブルでUE10を構成する。従来は、UEはこのプリアンブルを、長期間または無期限に「保持する」(言い換えれば、このプリアンブルをコンテンションフリーアクセスについて使用する権利を有し続ける)と仮定されていた。そのような構成は、半静的シグナリングの形式と考えられるRRC(高レベル)を介して行われ、この場合は、UE特定である(つまり、メッセージが各UEに送られ、専用プリアンブルが割り当てられる)。
後のある時点で、UE10が、RACHアクセスの必要性を判定すると、UE10は構成されたプリアンブルを、PRACHを使用してeNodeBに送信する。eNodeBは、受信したシグネチャから、何れのUEがそのプリアンブルを送ったかを認識し、「3」のラベルが付けられたようにランダムアクセス応答により応答する。コンテンションフリー手順は、より少ないステップを有し、コンテンションレゾリューションを必要としないので、典型的には、コンテンションベースRACHよりも早く完了し、待ち時間をより短くするということが分かるであろう。
コンテンションベース手順においては、ステップ「2」におけるメッセージは、UEに、一時C-RNTI(一時セル無線ネットワーク一時識別子)についての値を提供し、一時C-RNTIは、UEがC-RNTIに対する値を有していない場合は、コンテンションレゾリューションフェーズの間、C-RNTIとして確認される。コンテンションフリー手順においては、この一時C-RNTI値は、UEがすでに使用しているものと同じであるべきなので、図4のステップ「3」におけるL2/L3メッセージは送られない。これらの違いによる一つの結果は、ネットワークが、特別なシグネチャを送っているUEの正体に確信が持てない場合は、コンテンションベース手順を適用すべきであるということである。
RACHプロセスが使用される状況には、次のものが含まれる。
− RRC_IDLEからの初期アクセス
− RRC接続再確立
− ハンドオーバー
− RRC_CONNECTEDにおけるDLデータの到着(非同期時)
− RRC_CONNECTEDにおけるULデータの到着(非同期時、またはSRリソースが利用不可時)
− ポジショニング(タイミングアドバンスに基づく)
RACH手順は、PDCCH命令(例えば、DLデータ到着、またはポジショニングについて)に応答して開始することが可能である。コンテンションフリーRACHは、ハンドオーバー、DLデータ到着、およびポジショニングについてのみ適用できる。
すでに記したように、各セルにおいて利用可能なシグネチャの数は固定されている(64)。従って、コンテンションベースアクセスについて使用されるシグネチャと、コンテンションフリーアクセスについて使用されるシグネチャに分割する必要がある。
従来は、この分割は半静的である。コンテンションベースアクセスに対するシグネチャのセットは、セルにおけるすべてのUEにブロードキャストされ、一方、UE特定シグナリングは、特定シグネチャの各UEに、何れがコンテンションフリーアクセスについて使用できるかを通知する。
利用可能なシグネチャのそのような分割を、より動的に、かつUE特定シグナリングに対する必要性をより少なくして行うことを可能にすることは望ましいことであろう。
本発明の第1態様によれば、少なくとも一つのターミナルと通信する基地局を備える無線通信システムにおいて使用される無線通信方法が提供され、この方法は、基地局が、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャでターミナルを構成し、基地局が、後続のシグナリングにより、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルシグネチャのターミナルによる使用を動的に可および/または不可とすることを含む。
ここで、「動的に」とは、UE特定半静的シグナリングにより可能なシグナリングよりも、より短いタイムスケールにおける、より柔軟なシグナリングを意味している。専用コンテンションフリープリアンブルの従来の構成は半静的でUE特定、言い換えれば、数秒(数フレーム)またはそれ以上のオーダーの、相対的に長いタイムスケールにおいて不変である。これに対して、本発明は、コンテンションフリープリアンブルを動的に不可または再び可とすることを可能に、つまり、サブフレーム単位のサブフレーム上で、または各UEに特定なシグナリングメッセージを必要としないブロードキャストシグナリングにより可能にする。プリアンブルを動的に使用可/使用不可とすることは、MACまたはPDCCH(EPDCCHを含む)シグナリングにより、MACまたは物理層レベルにおいて行うことが可能である。比較すると、UE特定半静的シグナリング(コンテンションフリープリアンブルのUEの初期構成を含む)は、より大きなメッセージサイズを含む傾向がある、より遅いRRCにより行われる。本発明幾つかの実施の形態においては、後続のシグナリングは、基地局によりサービスを提供されるすべてのターミナルへのブロードキャストを含む。
後続のシグナリングは、コンテンションベースランダムアクセスについて利用可能なプリアンブルシグネチャの表示を含むことができる。
代替として、または追加として、後続のシグナリングは、コンテンションフリーランダムアクセスについて利用可能なプリアンブルシグネチャの表示を含む。
そのような表示は、プリアンブルシグネチャのセットを表わしているビットマップの形式で提供できる。
上記のブロードキャストの代わりとして、またはそれに対する追加として、後続のシグナリングは、基地局からターミナルへの高速シグナリングを備えることができる。この場合、好ましくは、構成は、無線リソース制御、つまりRRCシグナリングにより行われ、後続のシグナリングは、MAC、PDCCH、またはEPDCCHシグナリングを備える。
上記に定義した何れの方法においても、好ましくは、ターミナルは、構成されたプリアンブルシグネチャが使用可または使用不可とされているかをチェックすることにより、コンテンションフリーまたはコンテンションベースランダムアクセス手順を行うかを判定し、使用可とされている場合は、コンテンションフリーランダムアクセス手順に従う。構成されたプリアンブルシグネチャが使用不可とされている場合は、ターミナルは、コンテンションベースランダムアクセス手順に従う。
一実施の形態においては、後続のシグナリングは、コンテンションベースアクセスについて利用可能なすべてのプリアンブルのセットを識別し、ターミナルは、構成されたプリアンブルが、識別されたセット外の場合は、その構成されたプリアンブルを使用可と判定し、そうでない場合は、ターミナルは、構成されたプリアンブルを使用不可と判定する。
上記の「プリアンブルシグネチャ」は、通常はプリアンブルシーケンスを含むが、より一般的には、プリアンブルシグネチャは、
プリアンブルシーケンス、
プリアンブルの送信に対する時間ドメインリソース、および
プリアンブルの送信に対する周波数ドメインリソース
の少なくとも一つにより特徴付けられる。
本発明の第2態様によれば、基地局および少なくとも一つのターミナルを備える無線通信システムが提供され、基地局は、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャでターミナルを構成し、後続のシグナリングを送信するように構成されており、ターミナルは、その構成を受信し、後続のシグナリングを受信し、後続のシグナリングに従って、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、構成されたプリアンブルシグネチャを使用するか否かを判定するように構成されている。
本発明の第3態様によれば、基地局および少なくとも一つのターミナルを備える無線通信システムにおいて使用される基地局が提供され、基地局は、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャでターミナルを構成し、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルシグネチャのターミナルによる使用を動的に可/または不可とするために、後続のシグナリングを送信するように構成されている。
本発明の第4態様によれば、ターミナルおよびターミナルにサービスを提供する基地局を備える無線通信システムにおいて使用されるターミナルが提供され、ターミナルは、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャで基地局により構成され、コンテンションフリーランダムアクセス手順において、プリアンブルシグネチャのターミナルによる使用を動的に可/または不可とするために、後続のシグナリングを受信するように構成されている。
本発明の第5態様によれば、無線通信システムにおけるトランシーバ装置のプロセッサにより実行されると、その装置に、上記に定義したような加入者局または基地局を提供させる、コンピュータ読み取り可能指令が提供される。そのような指令は、一つ以上のコンピュータ読み取り可能媒体に格納できる。
このため、本発明の実施の形態は、PRACHにおけるコンテンションフリー可状態化/不可状態化メカニズムを含み、このメカニズムは、コンテンションフリーおよびコンテンションベースプリアンブルの割り当て/割り当て取り消しを動的に、またはUE特定シグナリングを必要としないブロードキャストシグナリングにより可能にする。このメカニズムは、コンテンションフリー動作が必要でなくなったとき、またはプリアンブルの不足のためにサポートが可能でないときに、UEにより割り当てられていたコンテンションフリープリアンブルを、効率よく取り消すことを可能にする。
このメカニズムは、PRACHの効率を向上可能であり、コンテンションベースおよびコンテンションフリープリアンブルシグネチャを使用するためのUEの構成が、UE特定シグナリングにより半静的に判定されるときに、プリアンブルシグネチャの固定された数に起因する欠点を軽減する。本発明の実施の形態は、プリアンブルシグネチャの二つのカテゴリの間の分割を動的にし、そのため、PRACHの効率を向上させる。十分なプリアンブルシグネチャが利用可能であるときは、UEは、コンテンションフリーアクセスにより恩恵を受けることが可能である。コンテンションフリーアクセスが適切ではないときは、コンテンションフリープリアンブルシグネチャが割り当てられていないUEには、コンテンションベースプリアンブルを選択する、より大きな選択範囲を与えることができ、ランダムアクセス衝突の可能性を削減する。
一般的に、および、逆のことに対する明確な意図がない限り、本発明の一つの態様に関して記述される特徴は、どのような組み合わせにおいても、たとえ、そのような組み合せがここにおいて明示的に言及、または記述されていなくても、任意の他の態様にも等しく適用できる。
前述したことから明らかなように、本発明は、無線通信システムにおける、ターミナルと基地局の間の信号送信を含む。ここで称される「ターミナル」という用語は、加入者局またはUEとも称され、そのような信号を送信および受信するために適切な任意の形状を取ることができる。本発明を視覚化する目的のために、ターミナルを携帯電話機と想像することは都合がよいが、これによる如何なる制限をも意味していない。本発明の好適な実施の形態においては、基地局は典型的には、3GPP LTEおよび3GPP LTE-Aグループの規格における実現形態として提案されている形状を取り、従って、異なる状況においては適切なように、eNodeB(eNB)(この用語は、ホームeNodeBまたはHeNBも含む)として記述できる。しかし、本発明の機能的必要条件に従って、基地局は、信号を送信し、ターミナルから信号を受信するために適切な任意の他の形状を取ることができる。
例としてのみのための付随する図面を参照する。
LTE無線通信システムのアップリンク上のリソースブロック(RB)を例示する図である。
LTEにおけるフレーム、サブフレーム、およびスロット間の関係を示す図である。
連続スロットにおいて形成されるリソースブロックを示す図である。
LTEにおいて定義される種々のアップリンクチャネル間の関係を示す図である。
LTEにおけるコンテンションベースRACH手順を示す図である。
LTEにおけるコンテンションフリーRACH手順を示す図である。
本発明の実施の形態におけるステップのフローチャートである。
UEによる、ブロードキャストコンテンションフリープリアンブル情報の監視を示す図である。
本発明を適用できる、UEの概略構成図である。
本発明を適用できる、eNodeBの概略構成図である。
本願の発明者は、アップリンクリソースを要求するような、LTEにおけるコンテンションフリー(コンテンションベースアクセスではなく)アクセスについての新しい使用法を考察する。しかし、コンテンションベースおよびコンテンションフリーアクセスについて利用可能なプリアンブルの総数が固定されていることを考えると、より多くのプリアンブルをコンテンションフリーにして、個々のUEに割り当てると、より少ないプリアンブルがコンテンションベースアクセスについて残され、衝突の危険性が増し、コンテンションレゾリューションが結果として必要となるということは明白である。
正しいバランスを見つけることが重要である。現在のLTEシステムにおいては、プリアンブルの総数は固定されているので、コンテンションベースとコンテンションフリーアクセスの間の、より動的且つ効率のよい切り替えメカニズムは、コンテンションフリーアクセスの恩恵を受ける、できるだけ多くのUEにコンテンションフリープリアンブルを割り当てることを可能にすること、および、コンテンションベースを使用するUEが、コンテンションレゾリューションによる遅延を最小限にするために選択される、十分に大きなプリアンブルのセットを有することを確実にすることを支援するであろう。起動中のUEの数が異なったり、トラフィックにおける変動のような変化に対応するために、コンテンションフリープリアンブルの使用を動的に制御可能であることは望ましいであろう。シグナリングオーバーヘッドを最小限にすることもまた望ましいであろう。
上記を考慮して、本発明の実施の形態における基本方針は、タイムリーな方法で、UEへのコンテンションフリープリアンブル割り当てを取り消す(または、代替として、再び使用可とする)ことができるように、コンテンションフリーアクセス取り消しメカニズムを提供することである。
この基本方針は、例として図6に関して記述されるが、この基本方針は、後述するすべての実施の形態にも変形を伴って適用される。プロセスはステップS10において開始する。ステップS12において、コンテンションフリープリアンブルシグネチャが割り当てられることになる特定のUEは、eNodeBから、UEに割り当てられたプリアンブルを通知するためのUE特定シグナリングを受信する。これのことは、UEがeNodeBにより制御されるセルに接続するとき、または別のセルへのハンドオーバーの準備中のときに、例えば、RRCシグナリングにより、従来の方法においても起こり得る。
通常は、そのようなプリアンブルシグネチャは、一度に一つのみが、UE単位で割り当てられる。典型的には、そのように割り当てられたプリアンブルは、そのUE専用として予約される(つまり、同じセルにおける別のUEにより使用されない)が、後述するように、必ずしもそうであるとは限らない。
ステップS14において、および、無線通信システムの動作中に定期的に(例えば、20ミリ秒毎に1回)、eNodeBは、コンテンションベースアクセスについて利用可能なプリアンブルシグネチャを指定し、コンテンションフリーアクセスについて利用可能なプリアンブルも非明示的に示すメッセージをブロードキャストする。
好ましくは、しかし、重要または必要ではないが、このメッセージは、従来のブロードキャストチャネル(上記参照)において採用されたような単一の数字インデックスを使用するのではなく、利用可能なプリアンブルシグネチャを個々に識別する。そのようなメッセージについては、下記に記述するように種々の形式が可能である。
例えば、このメッセージは、可能な64の各プリアンブルについて、何れのプリアンブルがコンテンションフリープリアンブルとして指定されているかを示すビットマップの形式を取る。そのようなビットマップにおいては、コンテンションフリーアクセスについて利用可能なプリアンブルは、非明示的に利用可能な64のプリアンブルの一つを識別する位置において、「1」により示すことができ、「0」は、プリアンブルがコンテンションベースアクセスについて使用されることを示すことができる(または、その逆もできる)。このため、ビットマップは、例えば、64ビット長のビット列の形式を取ることができる。言い換えれば、メッセージは、範囲内の各UEに、現在コンテンションフリープリアンブルとして使用されているプリアンブルのセットを知らせ、(少なくとも非明示的には、)コンテンションベースアクセスについて現在使用されているプリアンブルの相補的なセットを知らせる。
幾つかのシグネチャを、コンテンションベースまたはコンテンションフリーアクセスの何れかについて利用不可とすることが可能なことが所望される場合は、これは、上記のビットマップのマルチレベルバージョンにより、例えば、「0」=利用不可、「1」=コンテンションベース、「2」=コンテンションフリーのように示すことが可能である。
上記のメッセージはまた、PRACHを送ることができる時間および周波数リソースを指定することもできる。
そして、UEは、何らかの理由で(可能性のある理由は、序文で述べてある)、RACH手順を開始する必要があると決断する。ステップS16において、UEは、割り当てられたコンテンションフリープリアンブルが、直近のブロードキャストメッセージに含まれているコンテンションベースアクセスに対するセットの中に含まれているか否かを確認する。含まれていない場合(S16で「N」)、これはプリアンブルがコンテンションフリーアクセスについて依然として利用可能であることを意味し、従って、UEは、コンテンションフリーアクセス手順(図5)を採用する。UEが、その割り当てられたプリアンブルシグネチャをブロードキャストされたセットの中に見つけられた場合(S16で「Y」)、それは、プリアンブルがコンテンションベースアクセスについて要求されていることを意味する(コンテンションフリーアクセスに対する使用から引き上げられたことを意味している)。この場合、UEは、コンテンションベースプリアンブルの中からランダムに選択された任意のプリアンブルを使用して、図4におけるコンテンションベース手順に従い処理を進める。
このため、現在のLTE仕様とは対照的に、UEが、コンテンションフリープリアンブルで構成されたという事実は、UEが、そのプリアンブルをコンテンションフリーアクセスについて無期限に採用を継続できるということを必ずしも意味しない。本発明の実施の形態は、特定のプリアンブルでのUEの構成を、セルにおける条件が変化するにつれて、eNodeBにより動的に使用不可、または再び使用可とすることができる、そのプリアンブルを使用する権利から分離する。
図7は、監視および選択プロセスを、より詳細に例示している。参照符号Pr0、Pr1、…Pr63は、利用可能な64のプリアンブルのセットにおける個々のプリアンブルを表している。X1、X2、およびX3は、使用中のコンテンションフリープリアンブルの定期的なブロードキャストに対する連続タイムスロットである(図2Aと2Bに示されている「スロット」と混同しないこと)。
タイムスロットX1において、所与のUE、つまり、プリアンブルPr3が割り当てられたUEU1は、コンテンションベースプリアンブルおよび(陰影を付けて示されている)コンテンションフリープリアンブルを示しているビットマップのブロードキャストを受信する。UEは、コンテンションフリープリアンブルのセットの中から、それに割り当てられているプリアンブルPr3を認識し、従って、このUEがRACHを行う必要がある場合は、図の下部に示されているように、コンテンションフリープリアンブルPr3を使用して行う。
その後のタイムスロットX2において、プリアンブルの分割はわずかに変化して、Pr1は、コンテンションベースプリアンブルのセットに移動している。しかし、Pr3は依然としてコンテンションフリーのセットに含まれているので、UEは、任意のランダムアクセスにおいてPr3を採用することを継続して、コンテンションフリー手順に従う。
更に後になって、タイムスロットX3においてブロードキャストを受信することに応答して、UEは、その割り当てられたプリアンブルPr3が、コンテンションベースプリアンブルのセットに再割り当てされているので、プリアンブルPr3は、もはやコンテンションフリーのセットに含まれていないことを検出する。従って、UEがランダムアクセスを行うことを所望する場合は、今度は、コンテンションベースプリアンブルの一つを(ランダムに)選択することにより行わなければならない。
コンテンションフリープリアンブルシグネチャのセットは、eNodeBからのブロードキャストに明示的に含むことができる。しかし、これは重要または必要ではなく、コンテンションベースプリアンブルとして使用されていないプリアンブルは通常、コンテンションフリープリアンブルとしての使用のために予約されていると仮定されるので、ブロードキャストは、代替として、コンテンションベースプリアンブルのセットのみを含むことができる。その場合、UEに割り当てられたコンテンションフリープリアンブルは、そのようにブロードキャストされたプリアンブルのセット外のときは、UEは、それを、コンテンションフリーRACHについて使用すべきである。一方、割り当てられたプリアンブルが、コンテンションベースアクセスについてブロードキャストされたセット内の場合は、UEは、それをコンテンションフリーアクセスについて使用できず、その代わり、コンテンションベース手順に従わなければならない。
もちろん、ブロードキャストメッセージは、コンテンションフリーおよびコンテンションベースプリアンブルシグネチャの両者を明示的に指定することも可能である。
上記の説明によれば、UEに割り当てられたコンテンションフリープリアンブルは、eNodeBにより定期的に発行されるブロードキャストメッセージにより取り消される。そのようなブロードキャストの代替として、またはそのようなブロードキャストに追加して、プリアンブルを、MACシグナリングのような高速シグナリングにより、またはPDCCH(EPDCCHを含む)を介して、使用可/使用不可とすることが可能である。
本発明の幾つかの実施の形態をここで、より詳細に記述する。
別途示されない限り、下記に記述される実施の形態は、例として、LTEの場合において記述され、LTEにおいては、無線通信システム(「ネットワーク」とも称される)は、一つ以上の基地局(「eNodeB」とも称される)を備え、各基地局は、対応するアップリンクセルをそれぞれが有している、一つ以上のダウンリンクセルを制御する。各DLセルは、一つ以上の加入者局(「ターミナル」および「UE」とも称される)にサービスを提供でき、加入者局は、そのサービス提供セルにおいて送信された信号を受信して復号する。
PDCCH/EPDCCHメッセージは、典型的には、データ送信が、アップリンク(PUSCHを使用)またはダウンリンク(PDSCHを使用)であるかを示す。DLにおいてeNodeBによりグラントされたリソース割り当ては、チャネル状態情報を使用して判定される。これは、eNodeBがサポートする各セルに対して、eNodeBにより送信された参照信号を使用して行われたチャネル測定に基づく、UEからのフィードバックにより提供される。このフィードバックは典型的には、チャネル品質インディケータ(CQI)、プリコーディングマトリックスインディケータ(PMI)、およびランクインディケータ(RI)の形式のデータレートから構成される。
第1実施の形態においては、ランダムアクセスプロセスを開始したいと所望するUEは、コンテンションフリープリアンブルシグネチャが割り当てられている場合は、コンテンションベースプリアンブルシグネチャまたはコンテンションフリープリアンブルシグネチャの何れかを使用できる。シグネチャは、
− プリアンブルシーケンス
−プリアンブルの送信についての時間ドメインリソース
−プリアンブルの送信についての周波数ドメインリソース
の一つ以上の組み合わせとして定義される。
UEに割り当てられたコンテンションフリーアクセスは、タイムリーな方法で取り消され/再び使用可とされ、それにより、コンテンションフリーアクセスを有していないUEにおいての、より効率的なコンテンションベースアクセスを可能にする。これは、コンテンションベースアクセスについてのプリアンブルのセットの明示的なブロードキャストシグナリングにより達成される。コンテンションフリープリアンブルが、コンテンションベースアクセスについて示されるプリアンブルのセット内の場合は、UEは、コンテンションフリーアクセスを使用不可とする。その後の何れかの時間において、コンテンションフリープリアンブルが、コンテンションベースアクセスについて示されるプリアンブルのセット外の場合は、UEは、コンテンションフリーアクセスを、再び使用可とする。
この実施の形態に変形例においては、すべてのUEは、プリアンブルの送信について同じ時間および周波数ドメインリソースを使用でき、プリアンブルシグネチャは、プリアンブルシーケンスについてのみ定義される。
第2実施の形態は第1実施の形態と類似しているが、ダウンリンクブロードキャストメッセージに含まれる、リソースビットマップの明示的シグナリングが、コンテンションフリーアクセスについてのプリアンブルの割り当てを示すために使用されることが異なる。
この実施の形態の変形例は、ダウンリンクブロードキャストメッセージにおいて、コンテンションベースプリアンブルの割り当てを示すリソースビットマップを含む非明示的ブロードキャストシグナリングの使用であり、それにより、何れのプリアンブルが、コンテンションフリーアクセスにおける使用について可とされているかを、UEに非明示的に知らせることが可能である。
eNodeBが、ブロードキャストにより、コンテンションフリーおよび/またはコンテンションベースプリアンブルをUEに知らせることは効率的であるが、これは重要でも必要でもなく、原則としては、ブロードキャストメッセージの代わりに、またはブロードキャストメッセージに追加して、接続された各UEへのUE特定シグナリングを採用できる。
第3実施の形態は第1実施の形態に類似しているが、ビットマップを使用することにより、多数のプリアンブルのシグナリングを行う代わりに、UEをRRCシグナリングにより、コンテンションフリープリアンブルで構成可能であるが、このプリアンブルの使用は、
・ MACシグナリング
・ PDCCH
・ EPDCCH
のような、高速シグナリングにより可/不可とされることが異なる。
このため、第3実施の形態においては、ブロードキャストビットマップは、使用を継続できるが、もはや必要ではない。
第4実施の形態は第1実施の形態に類似しているが、UEが、そのコンテンションフリープリアンブルが取り消された、または、コンテンションベースアクセスについても利用可能であると判定した後に、このUEは、
1) 取り消されたプリアンブルの使用を継続することが可能であるが、コンテンションベースアクセス手順に従うか(図4に描かれているように)または、
2) このコンテンションフリープリアンブルの使用を控え、コンテンションベースランダムアクセス手順を使用することが可能であることが追加されることが異なる。
第5実施の形態は第1実施の形態に類似しているが、UEがコンテンションフリーおよびコンテンションベースアクセスの両方を使用できることが異なる。コンテンションフリーアクセスの使用は、アップリンクリソースの要求、またはプライオリティの高いデータに対するリソースの要求のような、特別の目的のために予約される。両方のアクセス手順を使用できる機能は、UEの割り当てられたコンテンションフリープリアンブルが、コンテンションベースプリアンブルのセット内に現在あるか否かにより変化する。例えば、コンテンションフリープリアンブルがもはや利用可能でない場合は、UEは、コンテンションベースアクセスのみを使用するように制限されることもある。
図8は、本発明を適用できるUE10の例を例示しているブロック図である。UE10は、上記の無線通信システムにおいて使用できる装置の任意にタイプを含むことができ、携帯電話(スマートフォンを含む)、移動通信機能を備える個人情報端末(PDA)、移動通信構成要素を備えるラップトップまたはコンピュータシステム、および/または無線通信可能な任意の装置を含むことができる。UE10は、少なくとも一つのアンテナ802に接続されている送信/受信ユニット804(両者で通信ユニットを規定する)および記憶媒体808の形のメモリへのアクセスを有するコントローラ806を含む。コントローラ806は例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、構成されたプリアンブルが、コンテンションフリー(または、代替としてコンテンションベース)アクセスについて利用可能なプリアンブルのセット内であるかどうかを、上記に概略を述べた方法で判定することなどのように、上記の種々の機能を行うようにプログラムまたは構成されている他の論理回路であってよい。例えば、上記の種々の機能は、記憶媒体808に記憶され、コントローラ806により実行されるコンピュータプログラムの形で具現化できる。送信/受信ユニット804は、コントローラ806の制御のもとで、eNodeBから、コンテンションフリープリアンブルのRRC構成、コンテンションベース(および/またはコンテンションフリー)プリアンブルのセットの定期的なブロードキャストなど前述したような信号を受信するように定められている。
図9は、本発明を適用できるeNodeB20の例を例示しているブロック図である。基地局20は、少なくとも一つのアンテナ902に接続されている送信/受信ユニット904(両者で通信ユニットを規定する)およびコントローラ906を含む。コントローラは例えば、マイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、または、各UEを、特定のコンテンションフリープリアンブルで最初に構成し、続いて、コンテンションベース(および/またはコンテンションフリー)アクセスについて利用可能なプリアンブルのセットをブロードキャストすることなどのように、上記の種々の機能を行うようにプログラムまたは構成されている他の論理回路であってよい。例えば、上記の種々の機能は、記憶媒体908に記憶され、コントローラ906により実行されるコンピュータプログラムの形で具現化できる。送信/受信ユニット904は、コントローラ906の制御のもとで、UE特定シグナリングおよびブロードキャストメッセージについての責任を負う。
種々の変形例が、本発明の範囲内で可能である。
上記の記述においては、コンテンションフリープリアンブルシグネチャ(例えば、プリアンブルシーケンスで定義される)が一つのUEに割り当てられていると、それは、同じセルにおける他の如何なるUEにも割り当てられないと仮定した。しかし、これは重要または必要ではなく、同じプリアンブルシグネチャを、一つ以上のUEに割り当てることも可能である。このことは、例えば、eNodeBが、多くのマシンタイプの装置(MTC)に対してサービスを提供し、それぞれのMTCが、相対的に短い期間(および/または異なる周波数を使用して)しかアップリンクを専有できない状況においては、相互衝突の可能性が低くなるので有益である。
上記では、プリアンブルが、コンテンションフリーアクセスに対するプリアンブルのセット外のときは、そのプリアンブルは、コンテンションベースアクセスについて利用可能である(または、その逆)であると仮定した。しかしこれは、幾つかのプリアンブルを予約することが可能なので(何れの目的についても利用可能でない)、必ずしもそうではない。その場合は、この事実を単にUEに通知することにより、UEは、場合によっては、ブロードキャストされたセットからコンテンションフリーまたはコンテンションベースプリアンブルのセットを正しく導出できる。代替として、すでに記したように、マルチレベルブロードキャストビットマップを使用できる。
更なる変形例としては、取り消されたプリアンブルのセットをブロードキャストして、それにより、UEは、その構成されたプリアンブルが、コンテンションフリーの使用に利用可能であるかどうかを容易に識別可能である。
本発明は、LTE/LTE-Aを参照して記述されたが、本発明はまた、UMTSおよびWiMAXのような、他の通信システムにも適用可能である。
上記の実施の形態および変形例の何れをも、同じシステムにおいて組み合わせることができる。一つの実施の形態の特徴は、他の実施の形態の何れにも適用できる。
上記の本発明の態様または実施の形態の何れにおいても、種々の特徴は、ハードウェア、または、一つ以上のプロセッサ上で作動するソフトウェアモジュールとして実現できる。
本発明はまた、ここにおいて記述した方法の何れをも実行するためのコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品、およびここにおいて記述した方法の何れをも実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能媒体も提供できる。
本発明を具現化するコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能媒体に記憶でき、または例えば、インターネットのウェブサイトから提供されるダウンロード可能データ信号のような信号の形状であってよく、または、他の何れの形状であってもよい。
請求項の範囲から逸脱することなく、種々の変更および/または修正を、まさにここに記述された特別な実施の形態に対して行うことができるということは、理解されるべきである。
このように、本発明の実施の形態は、PRACHにおけるコンテンションフリー可状態化/不可状態化メカニズムを含み、それにより、コンテンションフリーおよびコンテンションベースプリアンブルの動的な割り当てが可能になる。これにより、コンテンションフリー動作がもはや必要でなくなったとき、またはプリアンブルの不足でサポートが可能でないときに、UEに割り当てられていたコンテンションフリープリアンブルを取り消すことを可能にする。
このメカニズムは、PRACHの効率を向上することが可能であり、コンテンションベースおよびコンテンションフリープリアンブルシグネチャを使用するためのUEの構成がUE特定半静的シグナリングによるときに、固定された数のプリアンブルシグネチャに起因する欠点を軽減する。本発明の実施の形態は、シグネチャの二つのカテゴリを動的に利用し、それにより、PRACHの効率を向上する。十分なプリアンブルが利用可能なときは、UEはコンテンションフリーアクセスの恩恵を受けることが可能である。コンテンションフリーアクセスが適切でないときは、コンテンションフリープリアンブルを割り当てられていないUEには、コンテンションベースプリアンブルを選択する、より大きな選択範囲を与えることができ、ランダムアクセス衝突の可能性を削減する。

Claims (15)

  1. 少なくとも一つのターミナルと通信する基地局を備える無線通信システムにおいて使用される無線通信方法であって、
    前記基地局が、コンテンションフリーランダムアクセス手順においてプリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャで前記ターミナルを構成し、
    前記基地局が、後続のシグナリングにより、前記コンテンションフリーランダムアクセス手順において前記プリアンブルシグネチャの前記ターミナルによる使用を動的に可および/または不可とする、
    ことを含む無線通信方法。
  2. 前記後続のシグナリングは、前記基地局からサービスを提供されるすべてのターミナルへのブロードキャストを含む、請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記後続のシグナリングは、コンテンションベースランダムアクセスについて利用可能な前記プリアンブルシグネチャの表示を含む、請求項1または2に記載の無線通信方法。
  4. 前記後続のシグナリングは、コンテンションフリーランダムアクセスについて利用可能な前記プリアンブルシグネチャの表示を含む、請求項1〜3の何れか一項に記載の無線通信方法。
  5. 前記後続のシグナリングは、プリアンブルシグネチャのセットを表すビットマップを含む、請求項1〜4の何れか一項に記載の無線通信方法。
  6. 前記後続のシグナリングは、前記基地局から前記ターミナルへの高速シグナリングを含む、請求項1〜5の何れか一項に記載の無線通信方法。
  7. 前記構成は、無線リソース制御(RRC)シグナリングにより行われ、前記後続のシグナリングは、MAC,PDCCH、またはEPDCCHシグナリングを含む、請求項6に記載の無線通信方法。
  8. 前記ターミナルは、前記構成されたプリアンブルシグネチャが、使用可または使用不可とされているかを確認することにより、コンテンションフリーまたはコンテンションベースランダムアクセス手順を行うかどうかを判定し、使用可とされている場合は、前記コンテンションフリーランダムアクセス手順に従う、請求項1〜7の何れか一項に記載の無線通信方法。
  9. 前記構成されたプリアンブルシグネチャが、使用不可とされているときは、前記ターミナルは、前記コンテンションベースランダムアクセス手順に従う、請求項8に記載の無線通信方法。
  10. 前記後続のシグナリングは、コンテンションベースアクセスについて利用可能なすべてのプリアンブルのセットを特定し、前記ターミナルは、前記構成されたプリアンブルが、前記特定されたセット外である場合は、前記構成されたプリアンブルを、使用可と判定し、そうでない場合は、前記構成されたプリアンブルを、使用不可と判定する、請求項8に記載の無線通信方法。
  11. プリアンブルシグネチャは、
    プリアンブルシーケンス
    前記プリアンブルの送信のための時間ドメインリソース、および
    前記プリアンブルの送信のための周波数ドメインリソースの少なくとも一つにより特徴付けられる、請求項1〜10の何れか一項に記載の無線通信方法。
  12. 基地局と、少なくとも一つのターミナルとを備える無線通信システムであって、
    前記基地局は、コンテンションフリーランダムアクセス手順においてプリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャで前記ターミナルを構成し、後続のシグナリングを送信するように構成され、
    前記ターミナルは、前記構成を受信し、前記後続のシグナリングを受信し、前記後続のシグナリングに従って、コンテンションフリーランダムアクセス手順において前記構成されたプリアンブルシグネチャを使用するか否かを判定するように構成されている無線通信システム。
  13. 基地局と、少なくとも一つのターミナルとを備える無線通信システムにおいて使用される基地局であって、
    前記基地局は、コンテンションフリーランダムアクセス手順においてプリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャで前記ターミナルを構成し、前記コンテンションフリーランダムアクセス手順において前記プリアンブルシグネチャの前記ターミナルによる前記使用を動的に可および/または不可とする後続のシグナリングを送信するように構成されている基地局。
  14. ターミナルと、前記ターミナルにサービスを提供する基地局とを備える無線通信システムにおいて使用されるターミナルであって、
    前記ターミナルは、コンテンションフリーランダムアクセス手順においてプリアンブルの送信に使用されるプリアンブルシグネチャで前記基地局により構成され、前記コンテンションフリーランダムアクセス手順において前記プリアンブルシグネチャの前記ターミナルによる前記使用を動的に可および/または不可とする後続のシグナリングを受信するように構成されているターミナル。
  15. コンピュータ読み取り可能指令であって、無線通信システムにおけるトランシーバ装置のプロセッサにより実行されると、前記装置に、請求項13に記載の前記基地局、または請求項14に記載の前記ターミナルを提供させるコンピュータ読み取り可能指令。
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