JP2016537549A - ガスタービン入口の空調コイルシステム - Google Patents

ガスタービン入口の空調コイルシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016537549A
JP2016537549A JP2016526780A JP2016526780A JP2016537549A JP 2016537549 A JP2016537549 A JP 2016537549A JP 2016526780 A JP2016526780 A JP 2016526780A JP 2016526780 A JP2016526780 A JP 2016526780A JP 2016537549 A JP2016537549 A JP 2016537549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioning
conditioning coils
air
coils
baffle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016526780A
Other languages
English (en)
Inventor
ツァン,ジャンミン
キッペル,ブラッドリー・アーロン
ハオ,ヨンジャン
バード,ダグラス・スコット
ツァン,ファ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2016537549A publication Critical patent/JP2016537549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/12Cooling of plants
    • F02C7/14Cooling of plants of fluids in the plant, e.g. lubricant or fuel
    • F02C7/141Cooling of plants of fluids in the plant, e.g. lubricant or fuel of working fluid
    • F02C7/143Cooling of plants of fluids in the plant, e.g. lubricant or fuel of working fluid before or between the compressor stages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/04Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
    • F02C7/057Control or regulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2220/00Application
    • F05D2220/30Application in turbines
    • F05D2220/32Application in turbines in gas turbines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

システムは、空気取込システムを含むガスタービンシステムを含み、空気取込システムは、ハウジングと、第1の複数の空調コイルと、第2の複数の空調コイルであって、第1の複数の空調コイルに対して下流にある第2の複数の空調コイルと、第1及び第2の複数の空調コイルのそれぞれの間に延びるバッフルであって、閉鎖位置では、第1又は第2の複数の空調コイルを通して空気流を導くように構成され、開放位置では、空気流が第1及び第2の複数の空調コイルを迂回することを可能にするように構成される、バッフルとを含む。【選択図】図7

Description

本明細書に開示される主題は、ガスタービンシステムに関し、特に、ガスタービン圧縮器用の空調コイルシステムに関する。
ガスタービンシステムは、圧縮器、燃焼器、及びタービンを一般に含む。圧縮器は、空気取込口からの空気を圧縮し、続いて圧縮空気を燃焼器に導く。燃焼器において、圧縮器から受け取られた圧縮空気は、燃料と混合され、燃焼されて燃焼ガスを作り出す。燃焼ガスはタービン内に導かれる。タービンにおいて、燃焼ガスは、タービンのタービンブレードを横切って進み、それにより、タービンブレードと、タービンブレードが取り付けられるシャフトとを回転駆動する。シャフトの回転は、シャフトに結合される、発電機などの負荷をさらに駆動する。空気取込口に供給される空気の温度は、ガスタービンシステムの性能に影響を及ぼし得る。例えば、高い温度が空気密度を低下させることにより、圧縮器に入る空気の質量流量を低減させ、それにより、ガスタービンシステムの効率及び出力を低減させる。
中国特許出願公開第102953829号明細書
当初に特許請求された発明の範囲に相応する幾つかの実施形態を以下に要約している。これらの実施形態は、特許請求される発明の範囲を限定することを意図しておらず、むしろ本発明の可能な形態の概要を提供することのみを意図している。実際に、本発明は、以下に述べる実施形態と類似し得る又は異なり得る各種の形態を包含し得る。
第1の実施形態において、システムは、空気取込システムを含むガスタービンシステムを含み、空気取込システムは、ハウジングと、第1の複数の空調コイルと、第2の複数の空調コイルであって、第1の複数の空調コイルに対して下流にある第2の複数の空調コイルと、第1の複数の空調コイル及び第2の複数の空調コイルのそれぞれの間に延びるバッフルであって、閉鎖位置では、第1の複数の空調コイル又は第2の複数の空調コイルを通して空気流を導くように構成され、開放位置では、空気流が第1の複数の空調コイル及び第2の複数のコイルを迂回することを可能にするように構成される、バッフルとを含む。
第2の実施形態において、システムは空気取込システムを含み、空気取込システムは、第1の軸方向位置にある第1の複数の空調コイルと、第1の軸方向位置の下流にある第2の軸方向位置に配置された第2の複数の空調コイルと、第1の複数の空調コイルと第2の複数の空調コイルとの間に延びるバッフルであって、開放位置では、空気流が第1の複数の空調コイル及び第2の複数の空調コイルを迂回することを可能にするように構成される、バッフルとを含む。
第3の実施形態において、ガスタービンシステムは、圧縮器と、空気取込システムとを含み、空気取込システムは、第1の軸方向位置にある第1の複数の空調コイルと、第1の軸方向位置の下流にある第2の軸方向位置に配置された第2の複数の空調コイルと、第1の複数の空調コイルと第2の複数の空調コイルとの間に延びるバッフルであって、開放位置では、空気流が第1の複数の空調コイル及び第2の複数の空調コイルを迂回することを可能にするように構成される、バッフルとを含む。
本発明のこれら及び他の特徴、態様並びに利点は、図面を通して同様の文字が同様の部品を表している添付図面を参照して以下の詳細な説明が読まれるときに、より良く理解されるであろう。
ガスタービンシステムのある実施形態の概略ブロック図である。 空調コイルシステムのある実施形態の概略図であり、空調コイルシステムは、図1のガスタービンシステム内に含まれ得る。 バッフルが閉鎖された空調コイルシステムのある実施形態の概略断面図である。 バッフルが開放された空調コイルシステムのある実施形態の概略断面図である。 バッフルが閉鎖された空調コイルシステムのある実施形態の斜視図である。 バッフルが開放された空調コイルシステムのある実施形態の斜視図である。 空調コイルシステム構成のある実施形態の斜視図である。 空調コイルシステム構成のある実施形態の斜視図である。 空調コイルシステム構成のある実施形態の斜視図である。
本発明の1つ又は複数の特定の実施形態を以下に説明している。これらの実施形態の正確な説明を提供する努力において、実際の実施の全ての特徴が本明細書に記述されていない場合がある。このような任意の実際の実施の開発においては、任意の工学又は設計プロジェクトの場合と同様に、システム関連及びビジネス関連の制約を準拠する等、実施により異なり得る開発者固有の目標を達成するために実施固有の多数の判断を行わなければならないことを理解されたい。また、このような開発努力は、複雑かつ時間を要し得るが、この開示の利益を受ける当業者にとっては設計、製作及び製造の日常的業務であることを理解されたい。
本発明の各種の実施形態の要素を導入するときに、冠詞「1つの(a、an)」、「その(the)」及び「前記(said)」は、その要素の1つ又は複数の存在を意味することを意図している。用語「備える(comprising)」、「含む(including)」及び「有する(having)」は、包含することを意図しており、列挙した要素以外の追加要素が存在し得ることを意図している。
開示される実施形態は、入口酸化剤がガスタービンシステム内の空調コイルを通過し及び/又は迂回することを可能にするためのシステム及び方法を含む。空調コイルは、冷却コイル、加熱コイル、又は任意の他の調節器コイルを含み得る。以下の議論において、空調コイルは、非限定的な一例として冷却コイルとして記述されるが、任意の空調コイルが用いられてもよいことが認識される。さらに、冷却空気について言及するとき、冷却が空調の種類の非限定的な一例として用いられることが理解される。同様に、酸化剤は、空気、酸素、酸素富化空気、酸素低減空気、又はそれらの任意の組合せを含んでもよい。以下の議論において、酸化剤は、非限定的な一例として空気として記述されるが、全ての酸化剤をカバーすることが意図される。後述されるように、開示される実施形態は、移動可能なバッフルの組を含み得、バッフルの組は、入口空気が空気入口システムの冷却コイルを迂回又は通過することを可能にするように開放又は閉鎖され得る。このようにして、冷却コイルは、冷却モードから非冷却モードに及びその逆に変化するときに、空気取込システムの内又は外に動かされずにすむようになり得る。以下で詳細に議論されるように、特定の実施形態において、システムは、少なくとも2組の冷却コイルを、それらの間に延びる複数のバッフルを伴って有し得る。バッフルは、(例えば非冷却モードにおいて)空気が冷却コイルを迂回することを可能にするために開放され得、(例えば冷却モードにおいて)冷却コイルを通して空気を導くために閉鎖され得る。寒い季節(例えば冬)の間など、非冷却モードにあるとき、圧縮器に入る空気流に対して冷却コイルにより生じる抵抗を低減させることが望ましい場合があり、そのことは、タービン効率に直接影響を及ぼし得る。特定の実施形態において、ガスタービン入口システムに渡る圧力降下は、凡そ1〜10水柱インチ(約2.54〜約25.4センチメートルの水)であり得る。このことは、入口冷却システムに渡る圧力降下を含み得、圧力降下は、凡そ0.25水柱インチから凡そ2.0水柱インチ(約0.64〜約5.08センチメートルの水)に及ぶ。冷却コイルのサイズに応じて、この圧力降下の値は、ガスタービンの性能及び効率に影響を及ぼし得る。よって、移動可能なバッフルにより冷却コイルを迂回させることは、空気を迂回させないレベルよりも小さな圧力降下を可能にし、それによりガスタービンシステムの効率を向上させ、運転コストを低減させ得る。
冷却コイルシステムは、第1の複数の冷却コイル及び第2の複数の冷却コイルを含み得る。例えば、第2の複数の冷却コイルは、第1の複数の冷却コイルに対して下流に位置し、1つ以上のバッフルは、第1の複数の冷却コイル及び第2の複数の冷却コイルのそれぞれの間に延びる。バッフルが閉鎖されるとき、バッフルは、第1の複数又は第2の複数の冷却コイルを通して空気流を導き、それにより空気流の冷却を可能にし得る。代わりに、バッフルは、開放され、空気がコイルを通り抜けるか又は迂回することを可能にし得る。この空気を迂回させることは、空気に冷却コイルを迂回させないレベルよりも小さな圧力降下を招く。
つぎに図面に転ずると、図1は、ガスタービンシステム10のある実施形態のブロック図を例示している。図は、圧縮器12、タービン燃焼器14、及びタービン16を含む。タービン燃焼器14は、天然ガス又は合成ガスなどの液体燃料及び/又は気体燃料をタービン燃焼器14内に送る燃料ノズル18を含む。示されるように、各タービン燃焼器14は、複数の燃料ノズル18を有してもよい。より具体的に、タービン燃焼器14はそれぞれ、一次燃料ノズル20を有する一次燃料噴射システムと、二次燃料ノズル22を有する二次燃料噴射システムとを含み得る。
タービン燃焼器14は、混合気を発火及び燃焼させて高温加圧燃焼ガス24(例えば排気ガス)を作り出し、高温加圧燃焼ガス24は、続いてタービン16内に導かれる。タービンブレードはシャフト26に結合され、シャフト26は、タービンシステム10に渡る幾つかの他の構成要素にも結合される。燃焼ガス24がタービン16内のタービンブレードを通過するとき、タービン16が回転駆動され、それによりシャフト26が回転する。最終的に、燃焼ガス24は、排気出口28を介してタービンシステム10から出る。さらに、シャフト26は負荷30に結合され得、負荷30は、シャフト26の回転により動力供給される。例えば、負荷30は、タービンシステム10の回転出力により発電し得る、発電プラント又は外部機械負荷などの任意の適当な装置であり得る。例えば、負荷30は、発電機、飛行機のプロペラ、その他を含んでもよい。
ガスタービンシステム10のある実施形態において、圧縮器ブレードは、圧縮器12の構成要素として含まれる。圧縮器12内のブレードは、シャフト26に結合され、前述されたようにタービン16によりシャフト26が駆動されて回転するときに回転する。圧縮器12内のブレードの回転は、空気取込口32からの空気を圧縮させ、それにより加圧空気33を作り出す。特定の高温環境において、空気取込口32は、入口空気の密度を増加させ、それにより加圧空気33の質量流量を増加させるために、入口空気を冷却するためのシステム(図2でより詳細に記述される)を含み得る。加圧空気33は、次いで燃焼器14の燃料ノズル18内に供給される。燃料ノズル18は、燃料を浪費しないように又は過剰な排気を生じさせないように、加圧空気33と燃料を混合して燃焼に適した混合比(例えば、燃料をより完全に燃やす燃焼)をもたらす。
図2は、空気取込システム32及び圧縮器12のある実施形態をより詳細に示す概略図である。示されるように、空気取込システムのハウジング31は、空気取込システム32を取り囲み、空気取込システム32は、ドリフトエリミネータ34、冷却器コイルシステム50、空気フィルタ36、及び、センサ42を伴うコントローラ40を含む。空気流38は、空気入口37で空気取込システム32に流れ込み、空気フィルタ36を通って流れる。この実施形態において空気フィルタ36が冷却器コイルシステム50の上流に配されているが、特定の用途において、空気フィルタ36を冷却器コイルシステムの下流に置くことが望ましい場合があることが理解され得る。空気フィルタ36は、ガスタービンシステム10への塵芥、破片、及び他の粒子の取込みを全体として制限するように構成され得る。空気フィルタ36から、空気流38は、次いで冷却器コイルシステム50へと下流に流れる。冷却器コイルシステム50は空気を冷却し、空気は、その密度を増加させ、したがってその質量流量を増加させる。システム10がその体積流量能力により制限され得るので、空気流38の質量流量を増加させることは、ガスタービンシステム10の効率及び電力出力を増加させ得る。冷却されると、空気流38はドリフトエリミネータ34を通して流れ得る。ドリフトエリミネータ34は、空気流38から凝縮され冷却器コイルシステム50から持ち越される水の量を低減するように構成され得る。ドリフトエリミネータ34は、例えば循環流量の凡そ0.001%と0.005%の間の所望の範囲内にドリフト率を維持し得る。この目的のために、ドリフトエリミネータ34は、水滴の漏れを阻止しながら空気流38の複数の方向変化をもたらすことにより機能し得る。非凝縮式の冷却器コイルシステムが利用されるとき又は冷却器コイルシステム50が加熱コイルシステムにより置き換えられるときなどの、特定の実施形態において、ドリフトエリミネータは、任意選択的であってもよく、及び/又は取り除かれてもよい。ドリフトエリミネータ34を通過した後、空気流38は、空気入口37とは概ね反対側の箇所44で空気取込システム32から出る。空気流38は、次いで圧縮器12へと進み、燃焼器14へと続く。
理解されるであろうように、コントローラ40は、空気取込システム32の各種のセンサ42からのフィードバックに基づいて、空気取込システム32を調整し、より具体的には冷却器コイルシステム50を調整し得る。コントローラは、バッフル56を動かすためにアクチベータ又はドライブ(例えば、電気モータ又はドライブ、空気圧アクチュエータ、油圧アクチュエータなど)を含み得る。例えば、空気取込システム32は、空気流38の温度、圧力、流量、又は他の動作パラメータを計測するセンサ42を含み得る。これらのセンサ42は、2つ以上の箇所からの計測値が比較され得、冷却器コイルシステム50の動作が適切に調節され得るように、空気取込システム32において冷却器コイルシステム50の上流及び/又は下流に位置し得る。例えば、冷却器コイルシステム50の上流のセンサ42(例えばセンサ48)は、第1の温度を計測し、それを冷却器コイルシステム50の下流で(例えばセンサ48により)計測された第2の温度と比較し得る。これらの温度を用いて、コントローラ40は、冷媒の流れ及び温度を制御することにより冷却器コイルシステム50の冷却効果を監視及び制御し得る。上流の環境温度が特定の範囲内であるか又は範囲外である場合、コントローラ40は、冷却器コイルシステム50を冷却モードから非冷却モードに又はその逆に切り替えるために信号43を送信し得る。
図3は、冷却器コイルシステム50のある実施形態の概略図である。例示される実施形態は、複数の冷却コイル53を2つ備える。具体的には、下流の複数の冷却コイル(例えば、冷却器コイル、蒸化器コイル)52及び上流の複数の冷却コイル54は、冷却器コイルシステムのハウジング55内に位置する。下流の複数の冷却コイル52は、上流の複数の冷却コイル54に対して空気流58の方向に千鳥配置され得る。冷却コイル53(例えばコイル52及び54)は、冷却器コイル、蒸化器コイル、又は空調コイルと称する場合もある。この実施形態において、下流の複数の冷却コイル52は3つの冷却コイル53を含み、上流の複数の冷却コイル54は2つの冷却コイル53を含むが、それらのそれぞれは、任意の適当な数のコイル53を含んでもよい。バッフル56は、第1及び第2の複数の冷却コイル52及び54のそれぞれの間に延びる。バッフル56は、図3に示されるように、全ての入口空気流58を冷却コイル53を通して導くように閉鎖されてもよく、又は、図4に示され以下で議論されるように、空気流58がコイル53を迂回することを可能にするように開放されてもよい。
例示される実施形態において、コントローラ40は、各種のセンサ42(図2に示される)からの計測値に基づいてバッフル56の動作を調整するように構成され、センサ42は、冷却コイル53の上流側70の温度センサ62及び圧力センサ64と、冷却コイル53の下流側72の温度センサ66及び圧力センサ68とを含み得る。コントローラ40は、流量センサ、相対湿度センサなどを含んでもよく、それらは、バッフル56の動作を調整するために用いられてもよい。これらの各種のセンサ42は、コントローラ40に信号43を送信し得、又は、コントローラ40から信号43を受信し得る。特定の実施形態において、これらのセンサ42からの情報に少なくとも部分的に基づいて、コントローラ40は、圧縮器12の効率を向上させるために、バッフル56を回転させ、回動させ、枢動させ、屈曲させ、折り畳ませ、そうでなければ開放位置から閉鎖位置に又はその逆に動かすように構成され得る。例えば、コントローラ40は、上流側70から下流側72までの温度降下を計算し得る。温度降下が特定の確立された値(例えば閾値)よりも小さい場合、コントローラ40は、冷却器コイルシステム50を非冷却モードに変更し得る。つまり、コントローラ40は、冷却コイル53に渡る圧力降下を低減させるためにバッフル56を開放し得る。代わりに、コントローラ40は、情報をオペレータに表示してもよく、そうでなければオペレータに中継してもよく、オペレータは、バッフル56を手動で操縦又は調節し得る。バッフル56は、完全に開放するように、完全に閉鎖するように、又はそれらの間の任意の適当な位置に配置され得る。この柔軟性は、運転の柔軟性を増加させ、環境条件及びガスタービンシステム10の必要性に対してより良好に応答することを招き得る。加えて、移動可能なバッフル56は、大きな圧力降下により効率を犠牲にせずに、又は、時間を要したり労働集約的であったりする機器の変更を必要とせずに、冷却器コイルシステム50が冷却モードから非冷却モード及びその逆に容易に切り替わることを可能にする。
代わりに、図3に示される冷却器コイルシステム50の実施形態におけるバッフル56は、図4の概略図に示されるように開放され得る。開放されると、バッフル56は、空気流58が、上流の複数の冷却コイル54、下流の複数の冷却コイル52のいずれかを通過すること、又は、バッフル56により従前に阻止されていた流路60を通過することを可能にする。これらの追加流路60は、冷却コイル52及び54が所定位置に留まる一方で、より多くの空気が冷却器コイルシステム50の上流側70から下流側72に流れることを可能にするので、冷却コイル53により生じる圧力降下を低減させ得る。空気迂回バッフル56の使用は、追加流路60を提供することにより空気入口システムの抵抗を最小化し、追加流路60は、上流の複数の冷却コイル54と下流の複数の冷却コイル52との間を走る。加えて、空気流58は、冷却コイルシステム50が非冷却モードにあるときも冷却コイル53に進入し続け得る。理解されるであろうように、流路60により提供される追加流領域は、上流側70から下流側72までの圧力降下を低減させ、それにより、冷却器コイルシステム50が非冷却モードにあるときに圧縮器12の効率を増加させ得る。特定の実施形態において、バッフル56は、1つ又は複数のヒンジ、可撓性若しくは折り畳み可能な材料、又は、1つ若しくは複数のバッフル56を回転させ、回動させ、枢動させ、屈曲させ、折り畳ませ、そうでなければ、迂回流路60を阻止する位置と迂回流路60を開放する位置との間で動かすことを可能にする任意の他の取付け機構を介して、冷却コイル、冷却器コイルハウジング55、又は冷却器コイルシステム50内の幾つかの他の機器に取り付けられ得る。
図3のように、図4の冷却器コイルシステム50は、上流温度センサ62、上流圧力センサ64、下流温度センサ66、及び下流圧力センサ68を伴う、コントローラ40を含み得る。詳細に前述されたように、コントローラ40は、冷却コイル53に渡る(例えば、上流側70から下流側72まで)温度又は圧力の降下を計算し得る。各種のセンサからの信号43に基づいて、コントローラ40は、バッフル56の位置を自動的に改変するように構成されてもよく、又は、この情報をオペレータに中継してもよく、オペレータは、バッフル56を手動で又はコントローラ40を用いて操縦し得る。
図5は、冷却器コイルシステム50の部分的な実施形態の斜視図である。例示される実施形態において、上流の複数の冷却コイル54は1つの冷却コイル53を含み、下流の複数の冷却コイル52は2つの冷却コイル53を含む。前に議論された実施形態のように、入口空気流58は、上流側70から下流側72に流れる。上流の冷却コイル54と下流の冷却コイル52との間のバッフル56は、冷却コイル53を通過して上流側70から下流側72に辿り着くように空気流58を導く位置に示されている。つまり、バッフル56が閉鎖位置にあるとき、入口空気流58は、上流側70から下流側72に進むために冷却コイル53に進入するように案内され、それにより、冷却コイル53内の空気流と冷媒との間の対流性の熱伝達を実現する。
図3及び図4のように、バッフル56の動きは、手動で又はコントローラ40により調整され得る。コントローラ40は、各種のセンサ42(図3に示される)からの計測値に基づくコントローラ40からの信号43に基づいてバッフル56の動作を調整するように構成され得、センサ42は、冷却コイル53の上流70及び下流72の温度、圧力、流量、相対湿度などを計測するためにセンサを含み得る。これらのセンサ42からの情報に少なくとも部分的に基づいて、コントローラ40は、ガスタービンシステム10の効率を向上させるために、上流の複数の冷却コイル54と下流の複数の冷却コイル52との間のバッフル56を開放又は閉鎖させるように構成され得る。例えば、コントローラ40は、冷却器コイル53の性能を評価又は監視するために冷却器コイルシステム50の上流側70から下流側72までの温度降下を計算し得る。温度降下が特定の範囲(例えば閾値)内である場合、コントローラ40は、バッフル56の位置を変化させてもよく、又は、この情報をオペレータに表示してもよく、そうでなければ中継してもよく、オペレータは、バッフルを手動で又はコントローラ40を用いて操縦し得る。
バッフル56の開放又は閉鎖を容易にするために、バッフル56のそれぞれは、縁部に沿ってヒンジが備え付けられ得、そのことは、バッフル56が、冷却モードでは迂回流路60を阻止し、非冷却モードでは流路60を開放する位置に動くことを可能にし得る。例えば第1のバッフル76は、縁部78に沿う1つ以上のヒンジ79、又は何らかの他の可撓性若しくは移動可能な取付け手法によって、冷却器コイル53、冷却器コイルハウジング55、又は、冷却器コイルシステム50内の幾つかの他の機器に取り付けられ、バッフル76が開放位置と閉鎖位置の間で動くことを可能にし得る。破線74は、バッフル76を開放位置に動かすために第1のバッフル76が縁部78に沿ってどのように回転され得るかを例示しており、そのことは、空気流58が迂回流路60を通過して上流側70から下流側72に流れることを可能にするであろう。システム50が非冷却モードにあるときに第1のバッフル76を開放することは、冷却コイル53に渡る圧力降下を低減させ得る。前述されたように、このことは、効率を向上させ、それによりガスタービンシステム10の運転性を向上させ得る。
図6は、図5に示される、下流及び上流の複数の冷却コイル52及び54並びに冷却器コイルシステム50内のバッフル56の部分的な実施形態の斜視図である。具体的には、例示される実施形態において、バッフル56は開放位置に示されている。言い換えれば、バッフル56は、空気流58が上流の複数の冷却コイル54及び下流の複数の冷却コイル52を通過し得、空気流58が迂回流路60を通って流れて上流側70から下流側72にも進み得るように配置される。迂回流路60を開放するようにバッフル56が配置されるとき(例えば、システム50が非冷却モードにあるとき)、空気流58は、流路60を通って流れ、上流の複数の冷却コイル54及び下流の複数の冷却コイル52を迂回し得る。空気流58は、冷却器コイルシステム50が非冷却モードにあるとき、上流側70から下流側72への入口空気流を最大化するために冷却コイル53を通過し続け得る。
図3から図5のように、バッフル56は、手動で又はコントローラ40により制御され得る。コントローラ40は、各種のセンサ42(図2に示される)からの信号43に基づいてバッフル56の動作を調整するように構成され得、センサ42は、冷却コイル53の上流70及び下流72の温度、圧力、流量、相対湿度、又は他の動作パラメータを計測し得る。これらのセンサからの情報に少なくとも部分的に基づいて、コントローラ40は、圧縮器の効率を最適化するために、上流の複数の冷却コイル54と下流の複数の冷却コイル52との間のバッフル56を開放又は閉鎖するように構成され得る。例えば、コントローラ40は、冷却器コイルシステム50の上流側70から下流側72までの温度降下を計算し得る。温度降下が特定の範囲内である場合、コントローラ40は、バッフル56の位置を変化させてもよく、この情報をオペレータに表示してもよく、そうでなければオペレータに中継してもよく、オペレータは、バッフル56を手動で調節し得る。
図7は、冷却器コイルシステム50のある実施形態の斜視図であり、上流の複数の冷却コイル54及び下流の複数の冷却コイル52の一構成を例示している。しかし、例示される実施形態においては、明確にするために、バッフル56が示されていない。上流の複数の冷却コイル54及び下流の複数の冷却コイル52は、(例えば上流及び下流で)千鳥状又は交互に配置された水平行に配置される。上流の複数の冷却コイル54は、4つの冷却コイル53をそれぞれに有する2つの行74を含む。下流の複数の冷却コイル52は、4つの冷却コイル53をそれぞれに有する3つの行76を含む。行74及び行76は、上流の行74が下流の各行76を冷却コイル53の構成の上下に隔てるように配置される。空気流58は、上流の複数の冷却コイル54及び下流の複数の冷却コイル52を通過すること、又は(例えば、バッフル56が開放されるときに)それらの間を進むことによって、上流側70から下流側72に進む。この構成が上流の2つの行74及び下流の3つの行76を含むが、いずれかが追加され又はより少なくてもよい。行74又は行76のそれぞれは、示されるように4つの冷却コイル53を含んでもよく、又は3つ若しくは5つなど別の適当な数を含んでもよい。さらに、上流の行74の数は、下流の行76の数と異なってもよく、又は等しくてもよく、各行内の冷却コイル53の数は、上流の行74と下流の行76の間で異なってもよく、又は等しくてもよい。冷却コイル53並びに行74及び行76の数は、冷却コイル53のサイズ、冷却器コイルシステムのハウジング55のサイズ、空気流の所望の量、又は他のパラメータなど、実施固有のパラメータにより決定され得る。
図8は、上流の複数の冷却コイル54と下流の複数の冷却コイル52とが垂直に交互様式で配置される冷却器コイルシステム50の構成の別の実施形態を示している。つまり、上流及び下流の冷却コイル54及び52は、千鳥状の列に配置される。上流の複数の冷却コイル54は、5つの冷却コイル53をそれぞれに含む2つの列78を含む。同様に、下流の複数の冷却コイル52は、5つのコイル53をそれぞれに有する2つの列80を含む。列78及び列80は、上流の各列78が上流の隣の列78から下流の列80により隔てられた状態で、交互様式又は千鳥様式で配置される。列78又は列80のそれぞれは、4つ、6つ、又は任意の他の適当な数など、任意の数の冷却コイル53を含み得る。さらに、列78及び列80の数は4つに限定されず、特定の実施形態において、上流の列78の数は、下流の列80の数に等しくなくてもよい。例えば、3つの上流の列78及び2つの下流の列80が存在してもよい。図7のように、冷却コイル53並びに列78及び列80の数は、冷却コイル53のサイズ、冷却器コイルシステムのハウジング55のサイズ、空気流の所望の量、又は他のパラメータなど、実施固有のパラメータにより決定され得る。
図9は、上流の複数の冷却コイル54が下流の複数の冷却コイル52の周縁の周りに配置される冷却器コイルシステム50の構成のある実施形態を示している。例示される構成において、上流の複数の冷却コイル54は、下流の複数のコイル52の周縁の周りに配置された14個の冷却コイル53を含む。言い換えれば、上流の複数の冷却コイル54は、下流の複数の冷却コイル52を包囲する。例示される実施形態において、下流の複数の冷却コイル52は、2つの冷却コイル53の幅及び3つの冷却コイル53の高さのブロック構成で配置された、6つの冷却コイル53を含む。それぞれの複数の冷却コイル53の数は、冷却コイル53のサイズ、冷却器コイルシステムのハウジング55のサイズ、又は空気流の所望の量など、システムの仕様又は好み及び制限によって変更されてもよい。従前の図に記述されたように、入口空気流58は、上流側70から下流側72に流れる。冷却モードにおいて、バッフル56は、上流の複数の冷却コイル54と下流の複数の冷却コイル52との間の流路60を阻止するように構成され、それにより、空気流58を冷却するために冷却コイル53を通過するように入口空気流58を導き得る。加えて、バッフル56は、流路60を通して流れることにより空気流58が冷却コイル53を迂回することを可能にするように開放され、それにより冷却を低減させながら圧力降下も低減させる。
開示される実施形態は、複数の移動可能なバッフルを用いて入口空気がガスタービンシステム内の空調コイルを通過し及び/又は迂回することを可能にするためのシステム及び方法を含む。このようにして、空調コイルは、冷却モードから非冷却モードに及びその逆に変化するときに、空気取込システムの内又は外に動かされずにすむようになり得る。バッフルは、(例えば非冷却モードにおいて)空気が空調コイルを迂回することを可能にするように開放され得、(例えば冷却モードにおいて)空調コイルを通して空気を導くように閉鎖され得る。非冷却モードにあるとき、空調コイルは、圧縮器に入る空気流に抵抗を加え、タービン効率に直接影響を及ぼし得る入口システム内の圧力降下を生じさせ得る。ガスタービンのサイズに応じて、圧力降下の値は、ガスタービンに影響を及ぼし、タービン効率に影響を及ぼし得る。よって、移動可能な又は取外し可能なバッフルにより空調コイルを迂回させることは、空気を迂回させないレベルよりも小さな圧力降下を可能にし、それによりガスタービンシステムの効率を向上させ、運転コストを低減させ得る。
この明細書は、ベストモードを含めて本発明を開示するために、並びに、任意の装置若しくはシステムの製作及び使用、組み込まれた任意の方法の実施を含めて当業者が本発明を実践することも可能にするために例示を用いている。本発明の特許可能な範囲は、請求項により規定されており、当業者が思い付く他の例を含み得る。このような他の例は、請求項の文言と相違しない構成要素を有する場合、又は、請求項の文言と実質的に相違しない均等な構成要素を含む場合、請求項の範囲内であることを意図される。
10 タービンシステム
12 圧縮器
14 タービン燃焼器
16 タービン
18 燃料ノズル
20 一次燃料ノズル
22 二次燃料ノズル
24 高温加圧燃焼ガス
26 シャフト
28 排気出口
30 負荷
31 ハウジング
32 空気取込口、空気取込システム
33 加圧空気
34 ドリフトエリミネータ
36 空気フィルタ
37 空気入口
38 空気流
40 コントローラ
42、46、48 センサ
43 信号
50 冷却器コイルシステム
52 下流の冷却コイル、第2の空調コイル
53 冷却コイル
54 上流の冷却コイル、第1の空調コイル
55 ハウジング
56 バッフル
58 入口空気流
60 追加流路
62 上流温度センサ
64 上流圧力センサ
66 下流温度センサ
68 下流圧力センサ
70 上流側
72 下流側
74 破線、行
76 第1のバッフル、行
78 縁部、列
80 列
79 ヒンジ

Claims (20)

  1. 空気取込システム(32)を備えるガスタービンシステム(10)であって、
    前記空気取込システム(32)が、
    ハウジング(31)と、
    第1の複数の空調コイル(54)と、
    第2の複数の空調コイル(52)であって、前記第1の複数の空調コイル(54)に対して下流にある第2の複数の空調コイル(52)と、
    前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)のそれぞれの間に延びるバッフル(56)であって、閉鎖位置では、前記第1の複数の空調コイル(54)又は前記第2の複数の空調コイル(52)を通して空気流(58)を導くように構成され、開放位置では、前記空気流(58)が前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)を迂回することを可能にするように構成される、バッフル(56)と、
    を備える、ガスタービンシステム(10)。
  2. 前記第1の空調コイル(54)及び前記第2の空調コイル(52)が、前記空気流(58)の温度を変化させて、調節された空気流(58)を生成するように構成され、前記空気取込システム(32)が、前記調節された空気流(58)を前記ガスタービンシステム(10)の圧縮器(12)に供給するように構成される、請求項1に記載のガスタービンシステム(10)。
  3. 前記バッフル(56)が、前記閉鎖位置から前記開放位置に、及び前記開放位置から前記閉鎖位置に動くように構成される、請求項1に記載のガスタービンシステム(10)。
  4. 前記バッフル(56)の動きを作動させるように構成されたコントローラ(40)を備える、請求項3に記載のガスタービンシステム(10)。
  5. 前記コントローラ(40)が、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の上流の第1の温度センサ(62)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流の第2の温度センサ(66)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の上流の第1の圧力センサ(64)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流の第2の圧力センサ(68)、又はそれらの任意の組合せからのフィードバックに基づいて、前記バッフル(56)の動きを作動させるように構成される、請求項4に記載のガスタービンシステム(10)。
  6. 前記空気取込システム(32)が、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流に配されたドリフトエリミネータ(34)を備える、請求項1に記載のガスタービンシステム(10)。
  7. 前記空気取込システム(32)に結合されたガスタービンエンジンを備える、請求項1に記載のガスタービンシステム(10)。
  8. 空気取込システム(32)を備えるシステム(10)であって、
    前記空気取込システム(32)が、
    ハウジング(31)内の第1の軸方向位置に配置された第1の複数の空調コイル(54)と、
    前記ハウジング(31)内の第2の軸方向位置に配置された第2の複数の空調コイル(52)であって、前記第2の軸方向位置が前記第1の軸方向位置の下流である、第2の複数の空調コイル(52)と、
    前記第1の複数の空調コイル(54)と前記第2の複数の空調コイル(52)との間に延びる第1のバッフル(56)であって、閉鎖位置では、前記第1の複数の空調コイル(54)又は前記第2の複数の空調コイル(52)を通して空気流(58)を導くように構成され、開放位置では、前記空気流(58)が前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)を迂回することを可能にするように構成される、第1のバッフル(56)と、
    を備える、システム。
  9. 前記空気取込システム(32)が、前記ハウジング(31)内の前記第1の軸方向位置に配置された第3の複数の空調コイルと、前記第2の複数の空調コイル(52)と前記第3の複数の空調コイルとの間に延びる第2のバッフル(56)であって、閉鎖位置では、前記複数の空調コイルを通して前記空気流(58)を導くように構成され、開放位置では、前記空気流(58)が前記複数の空調コイルを迂回することを可能にするように構成される、第2のバッフル(56)とを備える、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記ハウジング(31)内の前記第2の軸方向位置に配置された第4の複数の空調コイルと、前記第3の複数の空調コイルと前記第4の複数の空調コイルとの間に延びる第3のバッフル(56)であって、閉鎖位置では、前記複数の空調コイルを通して前記空気流(58)を導くように構成され、開放位置では、前記空気流(58)が前記複数の空調コイルを迂回することを可能にするように構成される、第3のバッフル(56)とを備える、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記ハウジング(31)内の前記第1の軸方向位置に配置された第5の複数の空調コイルと、前記第4の複数の空調コイルと前記第5の複数の空調コイルとの間に延びる第4のバッフル(56)であって、閉鎖位置では、前記複数の空調コイルを通して前記空気流(58)を導くように構成され、開放位置では、前記空気流(58)が前記複数の空調コイルを迂回することを可能にするように構成される、第4のバッフル(56)とを備える、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記第1の複数の空調コイル(54)が水平に配置され、前記第2の複数の空調コイル(52)が水平に配置されている、請求項8に記載のシステム。
  13. 前記第1の複数の空調コイル(54)が垂直に配置され、前記第2の複数の空調コイル(52)が垂直に配置されている、請求項8に記載のシステム。
  14. 前記第2の複数の空調コイル(52)が、前記第1の複数の空調コイル(54)の周縁の周りに配置されている、請求項8に記載のシステム。
  15. 前記空気取込システム(32)が、ハウジング(31)と、ガスタービンシステム(10)の圧縮器(12)に供給される空気流(58)を濾過するように構成されたフィルタ(36)と、を備える、請求項8に記載のシステム。
  16. 前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の上流の第1の温度センサ(62)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流の第2の温度センサ(66)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の上流の第1の圧力センサ(64)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流の第2の圧力センサ(68)、又はそれらの任意の組合せからの情報に基づいて、前記第1のバッフル(56)の動作を調整するように構成されるコントローラ(40)を備える、請求項8に記載のシステム。
  17. 圧縮器(12)と、
    調節された空気流(58)を前記圧縮器(12)に供給するように構成された空気取込システム(32)と、を備えるガスタービンシステム(10)であって、前記空気取込システム(32)が、
    ハウジング(31)と、
    空気流(58)を濾過するように構成された空気フィルタ(36)と、
    ハウジング(31)内の第1の軸方向位置に配置された第1の複数の空調コイル(54)であって、前記空気流(58)を調節して、前記調節された空気流(58)を生成するように構成された第1の複数の空調コイル(54)と、
    前記ハウジング(31)内の第2の軸方向位置に配置された第2の複数の空調コイル(52)であって、前記第2の軸方向位置が前記第1の軸方向位置の下流であり、前記空気流(58)を調節して、前記調節された空気流(58)を生成するように構成された、第2の複数の空調コイル(52)と、
    前記第1の複数の空調コイル(54)と前記第2の複数の空調コイル(52)との間に延びる第1のバッフル(56)であって、閉鎖位置では、前記第1の複数の空調コイル(54)又は前記第2の複数の空調コイル(52)を通して空気流(58)を導くように構成され、開放位置では、前記空気流(58)が前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)を迂回することを可能にするように構成される、第1のバッフル(56)と、
    を備える、ガスタービンシステム(10)。
  18. 前記第1の複数の空調コイル(54)が水平に配置され、前記第2の複数の空調コイル(52)が水平に配置されている、請求項17に記載のガスタービンシステム(10)。
  19. 前記第1のバッフル(56)が、前記開放位置から前記閉鎖位置に、及び前記閉鎖位置から前記開放位置に転動するように構成される、請求項17に記載のガスタービンシステム(10)。
  20. コントローラ(40)が、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の上流の第1の温度センサ(62)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流の第2の温度センサ(66)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の上流の第1の圧力センサ(64)、前記第1の複数の空調コイル(54)及び前記第2の複数の空調コイル(52)の下流の第2の圧力センサ(68)、又はそれらの任意の組合せからの情報に基づいて、前記第1のバッフル(56)の動作を調整するように構成される、請求項17に記載のガスタービンシステム(10)。
    ガスタービン入口の空調コイルシステム
JP2016526780A 2013-11-05 2013-11-05 ガスタービン入口の空調コイルシステム Pending JP2016537549A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2013/086545 WO2015066837A1 (en) 2013-11-05 2013-11-05 Gas turbine inlet air conditioning coil system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016537549A true JP2016537549A (ja) 2016-12-01

Family

ID=53040755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526780A Pending JP2016537549A (ja) 2013-11-05 2013-11-05 ガスタービン入口の空調コイルシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160237902A1 (ja)
JP (1) JP2016537549A (ja)
CN (1) CN105683529A (ja)
DE (1) DE112013007573T5 (ja)
WO (1) WO2015066837A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018156623A1 (en) * 2017-02-22 2018-08-30 S&T Mfg. Co. Modular gas turbine inlet cooling systems
CN108252808A (zh) * 2017-12-21 2018-07-06 江苏海事职业技术学院 一种船舶燃气轮机用空气预过滤装置
US10900377B2 (en) * 2018-04-23 2021-01-26 Honeywell International Inc. System and method for monitoring for sand plugging in gas turbine engines
DE102021201627A1 (de) * 2020-08-05 2022-02-10 MTU Aero Engines AG Wärmekraftmaschine mit Dampfzufuhrvorrichtung

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6098729U (ja) * 1983-12-12 1985-07-05 株式会社東芝 ガスタ−ビンの吸気フイルタ
JPH0730337U (ja) * 1993-10-27 1995-06-06 三井造船株式会社 ガスタービン用吸気ダクト
JP2008128086A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの吸気加熱制御装置
JP2011149426A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 General Electric Co <Ge> ガスタービン出力増大システム及び方法
JP2011202522A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 吸気システム、これを備えたガスタービンおよびこれを備えた発電プラント
US20130011244A1 (en) * 2010-07-29 2013-01-10 General Electric Company Reconfigurable heat transfer system for gas turbine inlet

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7963095B2 (en) * 2006-06-21 2011-06-21 General Electric Company Inlet air conditioning system
US7648564B2 (en) * 2006-06-21 2010-01-19 General Electric Company Air bypass system for gas turbine inlet
US8161760B2 (en) * 2006-12-28 2012-04-24 Whirlpool Corporation Utilities grid for distributed refrigeration system
US8234874B2 (en) * 2009-10-09 2012-08-07 General Electric Company Systems and methods for bypassing an inlet air treatment filter
EP2314883A1 (en) * 2009-10-20 2011-04-27 Alstom Technology Ltd Device for feeding air to a compressor of a gas turbine
US20110232313A1 (en) * 2010-03-24 2011-09-29 General Electric Company Chiller Condensate System
US20120111011A1 (en) * 2010-11-10 2012-05-10 General Electric Company Bypass turbine intake
JP2012102685A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷却ユニット
US8894356B2 (en) * 2011-08-23 2014-11-25 General Electric Company Retractable gas turbine inlet coils
US20130048265A1 (en) * 2011-08-23 2013-02-28 General Electric Company Variable temperature chiller coils

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6098729U (ja) * 1983-12-12 1985-07-05 株式会社東芝 ガスタ−ビンの吸気フイルタ
JPH0730337U (ja) * 1993-10-27 1995-06-06 三井造船株式会社 ガスタービン用吸気ダクト
JP2008128086A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの吸気加熱制御装置
JP2011149426A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 General Electric Co <Ge> ガスタービン出力増大システム及び方法
JP2011202522A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 吸気システム、これを備えたガスタービンおよびこれを備えた発電プラント
US20130011244A1 (en) * 2010-07-29 2013-01-10 General Electric Company Reconfigurable heat transfer system for gas turbine inlet

Also Published As

Publication number Publication date
US20160237902A1 (en) 2016-08-18
CN105683529A (zh) 2016-06-15
DE112013007573T5 (de) 2016-08-11
WO2015066837A1 (en) 2015-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2930330B1 (en) Gas turbine engine
US5438823A (en) Heat exchange apparatus for gas turbine fluids
US20060183419A1 (en) Air handling unit mixing method and system
US9840953B2 (en) Power generation system exhaust cooling
JP2016537549A (ja) ガスタービン入口の空調コイルシステム
US20110265486A1 (en) Combustion system with variable pressure differential for additional turndown capability of a gas turine engine
US20130327012A1 (en) Gas turbine anti-icing system
JPH0122459B2 (ja)
CN106285955B (zh) 发电系统废气冷却
US10648693B2 (en) HVAC system with selective flowpath
US10030558B2 (en) Power generation system exhaust cooling
US20150128608A1 (en) Gas turbine power plant with flue gas recirculation
CN110608500A (zh) 可调式新风机及其控制方法
US20170074171A1 (en) Gas turbine plant and method of improving existing gas turbine plant
EP3112637B1 (en) Air supply and conditioning system for a gas turbine
JP4769215B2 (ja) 分流機構及び環境試験装置
EP3392484B1 (en) System and method for regulating flow in turbomachines
US11572829B2 (en) System and method for combining compressor bleed flow and ventilation flow of gas turbine engine
US10662966B2 (en) Blower housing labyrinth seal
KR20180022914A (ko) 가스 터빈 및 가스 터빈의 운전 방법
JP6640905B2 (ja) 空気調和装置の試験システム
JP2013227977A (ja) ガスタービン入口システム及び方法
CN107940564A (zh) 室内机及空调器
US20060237164A1 (en) Assembly array for an air conditioner with a heating device
JPH04208354A (ja) 天井設置形空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180320