JP2016536933A - Bssid情報に基づく遅延 - Google Patents

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Abstract

本開示の態様は、基本サービスセット識別子(BSSID)情報に基づく遅延のための技法および装置を提供する。ある特定の態様によると、ワイヤレス通信のための方法が提供される。方法は概して、共有アクセス媒体上において、少なくとも1つの遅延関連パラメータを有するパケットを受信することと、遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定することとを含む。別の方法は概して、他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成することと、他の装置にパケットを提供することとを含みうる。【選択図】図5

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2013年9月18日に出願された、米国仮特許出願第61/879,572号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]本開示の態様は概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、基本サービスセット識別子(BSSID)情報に基づく遅延のためのシステム、方法、およびデバイスに関する。
[0003]多くの電気通信システムにおいて、通信ネットワークは、いくつかの相互作用する空間的に隔てられたデバイス間でメッセージを交換するために使用されている。ネットワークは、地理的範囲にしたがって分類されえ、それは、例えば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであることができる。そのようなネットワークは、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)としてそれぞれ指定されるであろう。ネットワークはまた、様々なネットワークノードおよびデバイスを相互接続するために使用される交換/ルーティング技法(例えば、回線交換対パケット交換)、送信のために用いられる物理媒体のタイプ(例えば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(例えば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期型光ネットワーキング)、イーサネット(登録商標)、等)にしたがって異なる。
[0004]ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素が移動式であり、これにより、動的接続性のニーズを有する場合、またはネットワークアーキテクチャが、固定式というよりはむしろ、アドホックのトポロジにおいて形成される場合に好まれることが多い。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光、等の周波数帯域内における電磁波を使用して無誘導伝搬モード(unguided propagation mode)で無形物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、固定されたワイヤードネットワークと比較するとユーザモビリティおよび高速なフィールド展開を有利に促進する。
[0005]本開示のシステム、方法、およびデバイスは各々、いくつかの態様を有し、これらのうちのいずれも、その望ましい属性を単独で担うものではない。後続する特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなしに、ここでいくつかの特徴が簡潔に論述される。本論述を考慮した後、特に「詳細な説明」と題されたセクションを読んだ後、当業者は、本開示の特徴がワイヤレスネットワーク内におけるアクセスポイントと局との間での改善された通信を含む利点をどのように提供するかを理解するであろう。
[0006]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は概して、共有アクセス媒体上において送信されたパケットから少なくとも1つの遅延関連パラメータを取得することと、少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定することとを行うように構成された処理システムを含む。
[0007]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は概して、他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成することと、他の装置にパケットを提供することとを行うように構成された処理システムと、他の装置への送信のためにパケットを出力するように構成されたインタフェースとを含む。
[0008]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は概して、共有アクセス媒体上において送信されたパケットから少なくとも1つの遅延関連パラメータを取得するための手段と、少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定するための手段とを含む。
[0009]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は概して、他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成するための手段と、他の装置への送信のためにパケットを出力するための手段とを含む。
[0010]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は概して、共有アクセス媒体上において送信されたパケットから少なくとも1つの遅延関連パラメータを取得することと、少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定することとを含む。
[0011]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は概して、他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成することと、他の装置にパケットを提供することと、他の装置への送信のためにパケットを出力することとを含む。
[0012]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は概して、命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含み、命令は、共有アクセス媒体上において送信されたパケットから少なくとも1つの遅延関連パラメータを取得することと、少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定することとを行うために装置によって実行可能である。
[0013]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は概して、命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含み、命令は、他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成することと、他の装置にパケットを提供することと、他の装置への送信のためにパケットを出力することとを行うために装置によって実行可能である。
[0014]本開示のある特定の態様は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは概して、共有アクセス媒体上において、少なくとも1つの遅延関連パラメータを有するパケットを受信するように構成された受信機と、遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定するように構成された処理システムとを含む。
[0015]本開示のある特定の態様は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは概して、共有アクセス媒体上において送信することを遅延するか否かを決定する際に受信デバイスが使用するために少なくとも1つの遅延関連パラメータを有するパケットを生成するように構成された処理システムと、共有アクセス媒体上においてパケットを送信するように構成された送信機とを含む。
[0016]方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、および処理システムを含む、数多くの他の態様が提供される。
[0017]本開示の上記された特徴が詳細に理解されることができるように、上記において簡潔に要約されたより詳細な説明が態様への参照によりなされえ、それらのうちのいくつかは、添付された図面内において例示される。しかしながら、添付された図面は、本開示のある特定の典型的な態様のみを例示しており、したがって、その説明が他の同等に効果的な態様を認めうることから、その範囲を限定するものと考慮されるべきではないことに留意されたい。
本開示のある特定の態様にしたがって、本開示の態様が用いられうる例証的なワイヤレス通信システムを例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、多数のワイヤレス通信ネットワークが存在する例証的なワイヤレス通信システムを例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、多数のワイヤレス通信ネットワークが存在する例証的なワイヤレス通信システムを例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、図1および2Bのワイヤレス通信システム内において用いられうる実例的な周波数多重化技法を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、図1、2B、および3のワイヤレス通信システム内において用いられうる例証的なワイヤレスデバイスの機能ブロック図を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、ワイヤレス通信に関する実例的な動作を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、図5内において示された動作を遂行することが可能である実例的なコンポーネントを例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、ワイヤレス通信に関する実例的な動作を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、図6内において示された動作を遂行することが可能である実例的なコンポーネントを例示する。
詳細な説明
[0027]本開示の態様は概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、基本サービスセット識別子(BSSID)情報に基づく遅延のためのシステム、方法、およびデバイスに関する。例えば、BSSID情報は、局識別子とともにパケット内に含まれることができる。ある特定の態様によると、パケットの宛先および/またはソースに依存して異なる遅延ルールが適用されうる(例えば、同じ基本サービスセット(BSS)内からのものであるかまたは重複するBSS(OBSS)からのものであるかどうか)。ある特定の態様によると、異なる遅延ルールは、アクセスポイント(AP)が時間および/または周波数で協調されているか、あるいは協調されていないかどうかに基づいて適用されうる。
[0028]新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が、添付図面を参照して以下により十分に説明される。本開示は、しかしながら、多くの異なる形式で具現化されうるものであり、本開示全体を通して提示される任意の特定の構成または機能に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示を徹底的かつ完全なものとし、本開示の範囲を当業者に十分に伝達するように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本開示の任意の他の態様とは独立して、または組み合わされてインプリメントされようと、本明細書において開示される新規のシステム、装置、および方法の任意の態様をカバーするように意図されていることを理解すべきである。例えば、本明細書において記載されている任意の数の態様を使用して、装置がインプリメントされうる、または方法が実施されうる。加えて、本開示の範囲は、本明細書において記載されている開示の様々な態様に加えて、またはそれ以外の、他の構造、機能性、あるいは構造および機能性を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするように意図されている。本明細書において開示される任意の態様が、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化されうることが理解されるべきである。
[0029]特定の態様が本明細書において説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内に含まれる。好ましい態様のいくつかの利益および利点が述べられるが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に限定されるように意図されるものではない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるように意図されており、そのうちのいくつかは、図面内および好ましい態様の以下の説明内において例として例示される。詳細な説明および図面は単に、限定というよりはむしろ本開示の例示であり、本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲およびそれらの同等物によって定義されている。
[0030]ポピュラーなワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含みうる。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近くのデバイスを共に相互接続するために使用されうる。本明細書において説明される様々な態様は、ワイヤレスプロトコルのような、任意の通信規格に適用されうる。
[0031]いくつかの態様において、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重化(OFDM)、直接シーケンススペクトル拡散(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、OFDMおよびDSSS通信の組み合わせ、または他のスキームを使用して、高効率802.11プロトコルにしたがって送信されうる。高効率802.11プロトコルのインプリメンテーションは、インターネットアクセス、センサ、メータリング(metering)、スマートグリッドネットワーク、または他のワイヤレスアプリケーションに対して使用されうる。有利なことに、本明細書において開示される技法を使用して高効率802.11プロトコルをインプリメントするある特定のデバイスの態様は、同じエリア内において増加したピアツーピアサービス(例えば、Miracast、WiFi Directサービス、Social WiFi、等)を可能にすること、増加したユーザごとの最小スループット要件をサポートすること、より多くのユーザをサポートすること、改善された屋外カバレッジおよびロバストネス(robustness)を提供すること、および/または他のワイヤレスプロトコルをインプリメントするデバイスよりも少ない電力を消費することを含みうる。
[0032]いくつかのインプリメンテーションにおいて、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスするコンポーネントである様々なデバイスを含む。例えば、アクセスポイント(「AP」)と(局、または「STA」とも呼ばれる)クライアントとの2つのタイプのデバイスが存在しうる。一般に、APは、WLANのためのハブまたは基地局としての役割を果たし、STAは、WLANのユーザとしての役割を果たす。例えば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話、等でありうる。例において、STAは、インターネットにまたは他のワイドエリアネットワークに対する一般的な接続性を取得するためにワイヤレスリンクに準拠したWiFi(例えば、IEEE802.11プロトコル)を介してAPに接続する。いくつかのインプリメンテーションにおいて、STAはまた、APとして使用されうる。
[0033]アクセスポイント(「AP」)は、また、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または何らかの他の用語を備え、それらとしてインプリメントされ、またはそれらとして知られうる。
[0034]局「STA」はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備え、それらとしてインプリメントされ、またはそれらとして知られうる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適した処理デバイスを備えうる。それ故に、本明細書において教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブル計算デバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽または映像デバイス、または衛星ラジオ)、ゲーミングデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイス内に組み込まれうる。
[0035]上述されたように、本明細書において説明されるデバイスのうちのある特定のものは、例えば、高効率802.11規格をインプリメントしうる。そのようなデバイスは、STAまたはAPあるいは他のデバイスとして使用されるかどうかにかかわらず、スマートメータリングに対して、またはスマートグリッドネットワーク内において使用されうる。そのようなデバイスは、センサアプリケーションを提供しうる、またはホームオートメーションにおいて使用されうる。デバイスは代替としてまたは加えて、例えば、パーソナルヘルスケアのために、ヘルスケアコンテキストにおいて使用されうる。これらはまた、(例えば、ホットスポットとともに使用するための)拡張された範囲のインターネット接続性を可能にするために、またはマシンツーマシン通信をインプリメントするために、監視(surveillance)のために使用されうる。
実例的なワイヤレス通信システム
[0036]図1は、本開示のある特定の態様にしたがって、本開示の態様が用いられうる例証的なワイヤレス通信システム100を例示する。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、例えば高効率802.11規格に準じて動作しうる。ワイヤレス通信システム100は、AP104を含みうるが、AP104は、STA106と通信する。
[0037]様々な処理および方法が、AP104とSTA106との間でのワイヤレス通信システム100内における送信のために使用されうる。例えば、信号は、OFDM/OFDMA技法にしたがって、AP104とSTA106との間で送られ、受信されうる。この場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれうる。代替として、信号は、符号分割多元接続(CDMA)技法にしたがってAP104とSTA106との間で送られ、受信されうる。この場合、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムと呼ばれうる。
[0038]AP104からSTA106のうちの1つまたは複数ヘの送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と呼ばれ、STA106のうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と呼ばれうる。代替として、ダウンリンク108は、順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれ、アップリンク110は、逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれうる。
[0039]AP104は、基地局として機能し、基本サービスエリア(BSA)102内においてワイヤレス通信カバレッジを提供しうる。AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTA106とともにAP104は、基本サービスセット(BSS)と呼ばれうる。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有さない可能性があるが、むしろSTA106間でのピアツーピアネットワークとして機能しうることに留意されたい。それ故に、本明細書において説明されるAP104の機能は代替として、STA106のうちの1つまたは複数によって遂行されうる。
[0040]いくつかの態様において、STA106は、AP104に通信を送るおよび/またはAP104から通信を受信するために、AP104に関連付けるように要求されうる。一態様において、関連付けるための情報は、AP104によるブロードキャスト内に含まれる。そのようなビーコンを受信するために、STA106は、例えば、カバレッジ領域にわたって広範囲のカバレッジサーチを遂行しうる。サーチはまた、例えば、灯台のような形式でカバレッジ領域をスイープする(sweeping a coverage region in a lighthouse fashion)ことによってSTA106によって遂行されうる。関連付けるための情報を受信した後、STA106は、関連付けプローブまたは要求のような、基準信号をAP104に送信しうる。いくつかの態様において、AP104は、例えば、インターネットまたは公共交換電話網(PSTN)のような、より大きなネットワークと通信するためにバックホールサービスを使用しうる。
[0041]実施形態において、AP104は、AP高効率ワイヤレスコンポーネント(HEWC:high-efficiency wireless component)154を含む。AP HEWC154は、高効率802.11プロトコルを使用してAP104とSTA106との間での通信を可能にするために本明細書において説明される動作のうちのいくつかまたは全てを遂行しうる。AP HEWC154の機能性は、図2B、3、4、および5に関して以下においてより詳細に説明される。
[0042]代替としてまたは加えて、STA106は、STA HEWC156を含みうる。STA HEWC156は、高周波数802.11プロトコルを使用してSTA106とAP104との間での通信を可能にするために本明細書において説明される動作のうちのいくつかまたは全てを遂行しうる。STA HEWC156の機能性は、図2−6Aに関して以下においてより詳細に説明される。
[0043]いくつかの状況において、BSAは、他のBSAの近くに位置付けられうる。例えば、図2Aは、本開示のある特定の態様にしたがって、多数のワイヤレス通信ネットワークが存在するワイヤレス通信システム200を示す。図2A内において例示されるように、BSA202A、202B、および202Cは、互いの近くに物理的に位置付けられうる。BSA202A−Cの近接にもかかわらず、AP204A−Cおよび/またはSTA206A−Hは、同じスペクトルを使用して各々通信しうる。このように、BSA202C内におけるデバイス(例えば、AP204C)がデータを送信している場合、BSA202Cの外部のデバイス(例えば、AP204A−B、またはSTA206A−F)は、媒体上において通信を感知しうる。
[0044]一般に、通常の802.11プロトコル(例えば、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、等)を使用するワイヤレスネットワークは、媒体アクセスに関する搬送波感知多重アクセス(CSMA)メカニズム下において動作する。CSMAによると、デバイスは、媒体を感知し、媒体がアイドルであると感知される場合にのみ送信する。このように、AP204A−Cおよび/またはSTA206A−HがCSMAメカニズムにしたがって動作しており、BSA202C内におけるデバイス(例えば、AP204C)がデータを送信している場合、BSA202Cの外部のAP204A−Bおよび/またはSTA206A−Fは、それらが異なるBSAの一部であるにもかかわらず媒体を介して送信しない(not transmit over the medium)可能性がある。
[0045]図2Aは、そのような状況を例示する。図2A内において例示されるように、AP204Cは、媒体を介して送信している。送信は、AP204Cと同じBSA202C内に存在する、STA206Gによって、およびAP204Cとは異なるBSA内に存在する、STA206Aによって感知される。送信がSTA206Gおよび/またはBSA202C内における唯一のSTAに宛てられうる一方、STA206Aはそれにもかかわらず、AP204C(および任意の他のデバイス)がもはや媒体上において送信しなくなるまで(例えば、AP204AにまたはAP204Aから)通信を送信または受信することができない可能性がある。示されてはいないが、(例えば、AP204Cによる送信が、他のSTAが媒体上において送信を感知することができるようにより強い場合)同じことがBSA202B内におけるSTA206D−Fおよび/またはBSA202A内におけるSTA206B−Cにも適用されうる。
[0046]CSMAメカニズムの使用は、よって、BSAの外部のいくつかのAPまたはSTAがBSA内におけるAPまたはSTAによって行われた送信に干渉することなしにデータを送信することが可能でありうることから非効率性をもたらす。アクティブなワイヤレスデバイスの数が増大し続けるにつれて、非効率性は、ネットワークレイテンシおよびスループットに有意に影響し始めうる。例えば、有意なネットワークレイテンシの問題は、アパートメントビルディング内において現れうるが、その内部において各アパートメントユニットは、アクセスポイントおよび関連付けられた局を含みうる。実際には、各アパートメントユニットは、居住者がワイヤレスルータ、ワイヤレスメディアセンタ能力を有するビデオゲームコンソール、ワイヤレスメディアセンタ能力を有するテレビ、および/または、パーソナルホットスポットのように機能することができる携帯電話等を所有している可能性があることから、多数のアクセスポイントを含みうる。CSMAメカニズムの非効率性を修正することは、よって、レイテンシおよびスループットの問題と全体的なユーザの不満を避けるために不可欠でありうる。
[0047]そのようなレイテンシおよびスループットの問題は、実のところ住宅地に限られない可能性がある。例えば、多数のアクセスポイントは、空港、地下鉄の駅、および/または他の人が密集した公共スペース内において位置付けられうる。現在、WiFiアクセスは、これらの公共スペース内において提供されうるが、料金がかかる。CSMAメカニズムによってもたらされた非効率性が修正されない場合、ワイヤレスネットワークのオペレータは、料金およびより低いサービス品質が任意の利益を上回り始めるにつれて顧客を失いかねない。
[0048]それ故に、本明細書において説明される高効率802.11プロトコルは、デバイスが、これらの非効率性を最小化し、ネットワークスループットを増加させる修正されたメカニズム下において動作することを可能にしうる。そのようなメカニズムは、図2B、3、および4に関して以下において説明される。高効率802.11プロトコルの追加の態様は、図5−9に関して以下において説明される。
[0049]図2Bは、本開示のある特定の態様にしたがって、多数のワイヤレス通信ネットワークが存在するワイヤレス通信システム250を例示する。図2Aのワイヤレス通信システム200とは異なり、ワイヤレス通信システム250は、本明細書において論述される高効率802.11規格に準じて動作しうる。ワイヤレス通信システム250は、AP254A、AP254B、およびAP254Cを含みうる。AP254Aは、STA256A−Cと通信し、AP254Bは、STA256D−Fと通信し、AP254Cは、STA256G−Hと通信しうる。
[0050]様々な処理および方法が、AP254A−CとSTA256A−Hとの間でのワイヤレス通信システム250内における送信のために使用されうる。例えば、信号は、OFDM/OFDMA技法またはCDMA技法にしたがって、AP254A−CとSTA256A−Hとの間で送られ、受信されうる。
[0051]AP254Aは、基地局として機能し、BSA252A内においてワイヤレス通信カバレッジを提供しうる。AP254Bは、基地局として機能し、BSA252B内においてワイヤレス通信カバレッジを提供しうる。AP254Cは、基地局として機能し、BSA252C内においてワイヤレス通信カバレッジを提供しうる。各BSA252A、252B、および/または252Cは、中央AP254A、254B、または254Cを有さない可能性があるが、むしろSTA256A−Hのうちの1つまたは複数の間でのピアツーピア通信を可能にしうることに留意されたい。それ故に、本明細書において説明されるAP254A−Cの機能は代替として、STA256A−Hのうちの1つまたは複数によって遂行されうる。
[0052]ある特定の態様によると、AP254A−Cおよび/またはSTA256A−Hは、高効率ワイヤレスコンポーネントを含む。本明細書において説明されるように、高効率ワイヤレスコンポーネントは、高効率802.11プロトコルを使用してAPとSTAとの間での通信を可能にしうる。特に、高効率ワイヤレスコンポーネントは、AP254A−Cおよび/またはSTA256A−Hが、CSMAメカニズムの非効率性を最小化する修正されたメカニズムを使用することを可能にしうる(例えば、干渉が起こらないであろう状況において媒体を介した同時通信を可能にする)。高効率ワイヤレスコンポーネントは、図4に関して以下においてより詳細に説明される。
[0053]図2B内において例示されるように、BSA252A−Cは、互いの近くに物理的に位置付けられうる。例えば、AP254AとSTA256Bとが互いに通信している場合、通信は、BSA252B−C内における他のデバイスによって感知されうる。しかしながら、通信は、STA256Fおよび/またはSTA256Gのような、ある特定のデバイスにのみ干渉しうる。CSMA下において、AP254Bは、そのような通信はAP254AとSTA256Bとの間での通信に干渉しないであろうにもかかわらずSTA256Eと通信することを可能にされないであろう。このように、高効率802.11プロトコルは、同時に通信することができるデバイスと同時に通信することができないデバイスとを区別する修正されたメカニズム下において動作する。そのようなデバイスの分類は、AP254A−Cおよび/またはSTA256A−H内における高効率ワイヤレスコンポーネントによって遂行されうる。
[0054]ある特定の態様によると、デバイスが他のデバイスと同時に通信することができるかどうかの決定は、デバイスのロケーションに基づく。例えば、BSAの端の近くに位置付けられたSTAは、STAが他のデバイスと同時に通信することができないような状態または条件にありうる。図2B内において例示されるように、STA206A、206F、および206Gは、他のデバイスと同時に通信することができないような状態または条件にあるデバイスでありうる。同様に、BSAの中央の近くに位置付けられたSTAは、STAが他のデバイスと同時に通信することができるような局または条件にありうる。図2内において例示されるように、STA206B、206C、206D、206E、および206Hは、他のデバイスと同時に通信することができるような状態または条件にあるデバイスでありうる。デバイスの分類が永続的ではないことに留意されたい。デバイスは、同時に通信することができるような状態または条件にあることと、同時に通信することができないような状態または条件にあることとの間で遷移しうる(例えば、デバイスは、動いている場合、新しいAPに関連付ける場合、関連付けを断つ(disassociating)場合、等において状態または条件を変更しうる)。
[0055]さらに、デバイスは、他のデバイスと同時に通信する状態または条件にある、あるいはないものであるかどうかに基づいて異なって挙動するように構成されうる。例えば、同時に通信することができるような状態または条件にあるデバイスは、同じスペクトル内において通信しうる。しかしながら、同時に通信することができないような状態または条件にあるデバイスは、媒体を介して通信するために、空間多重化または周波数ドメイン多重化のような、ある特定の技法を用いうる。デバイスの挙動の制御は、AP254A−Cおよび/またはSTA256A−H内における高効率ワイヤレスコンポーネントによって遂行されうる。
[0056]ある特定の態様によると、同時に通信することができないような状態または条件にあるデバイスは、媒体を介して通信するために空間多重化技法を使用する。例えば、電力および/または他の情報は、別のデバイスによって送信されたパケットのプリアンブル内に埋め込まれうる。デバイスが同時に通信することができないような状態または条件にあるデバイスは、パケットが媒体上において感知された場合にプリアンブルを分析し、ルールのセットに基づいて送信するか否かを決定しうる。
[0057]ある特定の態様によると、同時に通信することができないような状態または条件にあるデバイスは、媒体を介して通信するために周波数ドメイン多重化技法を使用する。図3は、本開示のある特定の態様にしたがって、図1のワイヤレス通信システム100および図2Bのワイヤレスシステム250内において用いられうる実例的な周波数多重化技法を例示する。図3内において例示されるように、AP304A、304B、304C、および304Dは、ワイヤレス通信システム300内に存在しうる。AP304A、304B、304C、および304Dの各々は、異なるBSAに関連付けられ、本明細書において説明される高効率ワイヤレスコンポーネントを含みうる。
[0058]例として、通信媒体の帯域幅は、80MHzでありうる。通常の802.11プロトコル下において、AP304A、304B、304C、および304Dの各々と各それぞれのAPに関連付けられたSTAとは、帯域幅全体を使用して通信するように試みるが、それは、スループットを低減することができる。しかしながら、周波数ドメイン多重化を使用する高効率802.11プロトコル下において、帯域幅は、図3内において例示されるように、4つの20MHzセグメント308、310、312、および314(例えば、チャネル)に分割されうる。AP304Aは、セグメント308に関連付けられ、AP304Bは、セグメント310に関連付けられ、AP304Cは、セグメント312に関連付けられ、AP304Dは、セグメント314に関連付けられうる。
[0059]実施形態において、AP304A−Dと、STAが他のデバイス(例えば、BSAの中央の近くのSTA)と同時に通信することができるような状態または条件にあるSTAとが互いに通信している場合、各AP304A−DとこれらのSTAの各々とは、80MHz媒体の一部または全体を使用して通信しうる。しかしながら、AP304A−Dと、STAが他のデバイス(例えば、BSAの端の近くのSTA)と同時に通信することができないような状態または条件にあるSTAとが互いに通信している場合、AP304AおよびそのSTAは、20MHzセグメント308を使用して通信し、AP304BおよびそのSTAは、20MHzセグメント310を使用して通信し、AP304CおよびそのSTAは、20MHz312を使用して通信し、AP304DおよびそのSTAは、20MHzセグメント314を使用して通信する。セグメント308、310、312、および314が通信媒体の異なる部分であることから、第1のセグメントを使用する第1の送信は、第2のセグメントを使用する第2の送信に干渉しないであろう。
[0060]このように、APおよび/またはSTAは、11acまたはより古いプロトコルにしたがう場合に他のデバイスと同時に通信することができないような状態または条件にあるものであっても、それらが高効率ワイヤレスコンポーネントを含む場合、それらは、干渉なしに他のAPおよびSTAと同時に通信することができる。それ故に、ワイヤレス通信システム300のスループットは、増加しうる。アパートメントビルディングまたは人が密集した公共スペースのケースにおいて、高効率ワイヤレスコンポーネントを使用するAPおよび/またはSTAは、アクティブなワイヤレスデバイスの数が増加しても低減されたレイテンシおよび増加したネットワークスループットを経験し、それによって、ユーザエクスペリエンスを改善しうる。
[0061]図4は、図1のワイヤレス通信システム100、図2Bのワイヤレス通信システム250、および/または図3のワイヤレス通信システム300内において用いられうるワイヤレスデバイス402(例えば、HEWコンポーネント)の例証的な機能ブロック図を示す。ワイヤレスデバイス402は、本明細書において説明される様々な方法をインプリメントするように構成されうるデバイスの例である。例えば、ワイヤレスデバイス402は、AP104、STA106のうちの1つ、AP254のうちの1つ、STA256のうちの1つ、および/またはAP304のうちの1つを備えうる。
[0062]ワイヤレスデバイス402は、ワイヤレスデバイス402の動作を制御するプロセッサ404を含みうる。プロセッサ404はまた、中央処理装置(CPU)と呼ばれうる。読取専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含みうる、メモリ406は、プロセッサ404に命令およびデータを提供しうる。メモリ406の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含みうる。プロセッサ404は典型的に、メモリ406内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理および算術演算を遂行する。メモリ406内における命令は、本明細書において説明される方法をインプリメントするために実行可能でありうる。
[0063]プロセッサ404は、1つまたは複数のプロセッサでインプリメントされた処理システムのコンポーネントでありうる、またはそれを備えうる。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、離散ハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限ステートマシン、または計算あるいは情報の他の操作を遂行することができる任意の他の適したエンティティの任意の組み合わせでインプリメントされうる。
[0064]処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体をも含みうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外で呼ばれるかどうかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味するように広く解釈されるべきである。命令は、(例えば、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、または任意の他の適したコードのフォーマットで)コードを含みうる。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、処理システムに、本明細書において説明される様々な機能を遂行させる。
[0065]ワイヤレスデバイス402は、ワイヤレスデバイス402と遠隔ロケーションとの間でのデータの送信および受信を可能にするために送信機410および/または受信機412を含みうるハウジング408をも含みうる。送信機410および受信機412は、トランシーバ414へと組み合わされうる。アンテナ416は、ハウジング408に取り付けられ、トランシーバ414に電気的に結合されうる。ワイヤレスデバイス402はまた、(示されていないが)多数の送信機、多数の受信機、多数のトランシーバ、および/または多数のアンテナを含みうる。
[0066]ワイヤレスデバイス402はまた、トランシーバ414によって受信された信号のレベルを検出および定量化する試みにおいて使用されうる信号検出器418を含みうる。信号検出器418は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルあたりの副搬送波ごとのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号として検出しうる。ワイヤレスデバイス402は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)420をも含みうる。DSP420は、送信のためのパケットを生成するように構成されうる。いくつかの態様において、パケットは、物理レイヤデータユニット(PPDU)を備えうる。
[0067]ワイヤレスデバイス402は、いくつかの態様においてユーザインタフェース422をさらに備えうる。ユーザインタフェース422は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを備えうる。ユーザインタフェース422は、ワイヤレスデバイス402のユーザに情報を伝達するおよび/またはユーザからの入力を受信する任意の要素またはコンポーネントを含みうる。
[0068]ワイヤレスデバイス402はさらに、いくつかの態様において高効率ワイヤレスコンポーネント424を備えうる。高効率ワイヤレスコンポーネント424は、分類機ユニット428および送信制御ユニット430を含みうる。本明細書において説明されるように、高効率ワイヤレスコンポーネント424は、APおよび/またはSTAが、CSMAメカニズムの非効率性を最小化する修正されたメカニズムを使用することを可能にしうる(例えば、干渉が起こらないであろう状況において媒体を介した同時通信を可能にする)。
[0069]修正されたメカニズムは、分類機ユニット428および送信制御ユニット430によってインプリメントされうる。実施形態において、分類機ユニット428は、時間、周波数、または空間における追加の直交化なしに、どのデバイスが他のデバイスと同時に通信することができるような状態または条件にあるのか、およびどのデバイスが他のデバイスと同時に通信することができないような状態または条件にあるのかを決定する。実施形態において、送信制御ユニット430は、デバイスの挙動を制御する。例えば、送信制御ユニット430は、ある特定のデバイスが、同じ媒体上において同時に送信することを可能にし、他のデバイスが、空間多重化または周波数ドメイン多重化技法を使用して送信することを可能にしうる。送信制御ユニット430は、分類機ユニット428によって行われた決定に基づいてデバイスの挙動を制御しうる。
[0070]ワイヤレスデバイス402の様々なコンポーネントは、バスシステム426によって共に結合されうる。バスシステム426は、データバス、例えば、ならびにデータバスに加えて、電力バス、制御信号バス、および状態信号バスを含みうる。当業者は、ワイヤレスデバイス402のコンポーネントは共に結合されうる、または何らかの他のメカニズムを使用して互いに入力を受け取りうるあるいは提供しうることを理解するであろう。
[0071]多数の別個のコンポーネントが図4内において例示されるが、当業者は、コンポーネントのうちの1つまたは複数が組み合わされうるまたは一般にインプリメントされうることを認識するであろう。例えば、プロセッサ404は、プロセッサ404に関して上述された機能性をインプリメントするだけでなく、信号検出器418および/またはDSP420に関して上述された機能性をインプリメントするためにも使用されうる。さらに、図4内において例示されるコンポーネントの各々は、複数の別個の要素を使用してインプリメントされうる。
[0072]いくつかのインプリメンテーションにおいて、多数のBSSの高密度展開(dense deployment)を有するネットワーク内におけるAP/STAのリソースおよび動作モードは、干渉を低減するために協調される。いくつかの態様において、時間、周波数、空間、および電力を含む1つまたは複数の次元は、AP/STAの間で協調される。いくつかの態様において、協調メッセージは、AP/STAの間で送られる。いくつかの態様において、802.11ahスケジューリングおよび802.11aa協調プロトコルに対する特定の強化(enhancement)が用いられる。
[0073]協調は、異なるBSSのAP/STAにわたる明示的な通信として達成されることができる。例えば、無線を介して交換されたメッセージまたは別個の通信手段(例えば、ケーブルバックホール接続)を介して交換されたメッセージを介してである。メッセージは、直接APの間で、STAを介してAPの間で、直接STAの間で、またはAPを介してSTAの間で交換されることができる。
[0074]協調は、媒体上におけるトラフィックの観測に基づく暗示的な通信/測定として達成されることができる。例えば、パケットは、協調を助長することができる部分的情報を搬送するために強化されうる。
[0075]協調の最終決定は、各APにおいて、分散されたヒューリスティック(heuristic)で、または各STAにおいて、交換された情報に基づいて、中央の通知されたコントローラによって行われることができる。
実例的な遅延ルールの強化
[0076]ある特定のWiFiネットワーク内において、重複する基本サービスセット(OBSS)内におけるノードにとって同時に送信することが有益であるケースが存在しうる。しかしながら、現在のWiFi規格は、厳密な遅延ルールを有しうる。加えて、ノードにとって、パケットがOBSS内におけるアクセスポイント(AP)からのものであるのか、またはノード自体のBSS内におけるAPからのものであるのかどうかを知ることが望まれうる。この情報は、OBSSにわたって同時送信を可能にする目的で新しい遅延ルールをインプリメントする際に有用でありうる。
[0077]現在、空間的再使用には限界がある。いくつかのケースにおいて、遅延ルールは、控え目(conservative)でありうる。例えば、ネットワーク割り振りベクトル(NAV:network allocation vector)またはクリアチャネル評価(CCA:clear channel assessment)が設定され、受け取り可能であろう送信を妨げうる。物理(PHY)CCA(エネルギーまたはパケット検出)レベルは、規格によって固定され、したがって、条件に適合可能でない可能性がある。仮想搬送波感知(NAV:virtual carrier sensing)は、NAVが送られうるペイロード変調およびコーディングスキーム(MCS:modulation and coding scheme)と同じ感度レベルで効果的にアクティブでありうる。他のケースにおいて、遅延ルールは、積極的(aggressive)でありうる。例えば、NAVまたはCCAは、起こるべきではなかった送信を可能にしうる。NAVは、フレームが信号(SIG)またはデータ部分に失敗したことから復号されない可能性がある(NAV may not be decoded because the frame failed signal (SIG) or Data portions.)。プリアンブル検出は、信号対雑音プラス干渉比(SINR:signal-to-noise-plus-interference ratio)が十分でない可能性があることからトリガされない可能性がある。加えて、パケット検出および/またはエネルギー検出(ED)レベルは、特定の干渉シナリオにとっては高すぎる可能性がある。
[0078]さらなる他のケースにおいて、CCA/NAVレベルに関係なく、ノードは、「無用」のパケットを受信している可能性がある。無用のパケットは、受信機を対象としていないパケットでありうる、または無用のパケットは、ペイロードにとって復号されるには弱すぎるパケットでありうる。
[0079]このように、それ自体のBSSから生じるパケットとOBSSから生じるパケットとをノードが区別することが可能となるとインプリメントされることができる遅延ルールを有することが望ましい。本開示のある特定の態様は、ノードが、そのような区別立てを遂行することを可能にするための技法および装置について論述する。
[0080]本開示のある特定の態様は、遅延ルールの強化を説明する。ある特定の態様によると、CCAの挙動は、改善されうる。例えば、遅延関連インジケーションは、全ての送信されたパケット内(例えば、PHYプリアンブル内)に含まれうる。パラメータ値は、送信局(STA)(例えば、図3内において例示されるSTA256のうちの1つ)によって、またはAP(例えば、図3内において例示されるAP254のうちの1つ)によって決定されうる。ある特定の態様によると、全ての送信されたパケット内に含まれる遅延関連インジケーションは、BSSの識別子、送信機の識別子、パケットの受信機の識別子、送信機(TX)電力インジケーション、パケットの「重要性」のインジケーション(ドロップされることができるか否か)、パケットのサービス品質(QoS)のインジケーション、または受信機が遅延することになっているRX電力レベルのインジケーション(CCAレベル)、のうちの1つまたは複数を含みうる。ある特定の態様によると、APは、STAによって送信されたパケット内に含まれるように遅延関連情報をシグナリングしうる。
[0081]CCAの挙動を改善するための別の方法は、例えば、APによって定義された追加のルールおよび/または受信されたパケット内に含まれた遅延関連情報に基づいて、パケットの受信の際に遅延に関する基準を定義することでありうる。例えば、STAは、パケットが1つまたは複数の条件に一致する場合に受信されたパケットを遅延しないことを可能にされうる。いくつかのケースにおいて、STAは、パケットがプリアンブル内に含まれた情報に関連する任意の条件に一致する場合に受信されたパケットを遅延しないことを可能にされうる。例えば、プリアンブル内に含まれた情報に関連する条件は、パケットBSS識別子(BSSID)がOBSSからまたはある特定の選択されたOBSSからのものであるかどうか(例えば、APは、リストを提供しうる)、TX/RX識別子が(例えば、APによってシグナリングされうる)ある特定のRX/TX識別子と一致するかどうか、パケット内において示されたTX電力が(例えば、APによって示された)値よりも低いかどうか、を含みうる。いくつかのケースにおいて、STAは、パケットがOBSSからのものである場合に遅延しないことを可能にされうる。可能にされた非遅延は、パケットがOBSSからのものである場合にのみ保たれうる。非遅延はまた、傍受された(overheard)送信が2つのノードの間に存在する場合に可能にされることができ、2つのノードのうちのいずれも、所望の送信の意図された受信先ではない。いくつかのケースにおいて、STAは、「重要性」インジケーションがそれを可能にするまたはSTAが(例えば、受信されたパケット内におけるQoSインジケーションと比較して)ある特定のQoSで送信のために媒体を使用することを計画している場合に遅延しないことを可能にされうる。
[0082]いくつかのケースにおいて、STAは、パケットがPHYプリアンブルから導出された追加の情報に関連する1つまたは複数の条件に一致する場合に受信されたパケットを遅延しないことを可能にされうる。例えば、STAは、受信電力が(例えば、APによって示されたまたは規格内における)ある特定のしきい値を下回る場合、またはパケットの帯域幅が(例えば、APによって示された)ある特定の範囲内に存在する場合、あるいはパケットのMCSが(例えば、APによって示された)ある特定の範囲内に存在する場合、もしくはパケットの持続時間が(例えば、APによって示された)何らかの値よりも大きい場合に遅延しないことを可能にされうる。
[0083]いくつかのケースにおいて、ノードは、パケットがある特定の時間および/または周波数内に到達した場合にパケットを遅延しない可能性がある。例えば、ある特定の遅延ルールは、制限されたアクセスウィンドウ(RAW)内においてのみ有効であると定義されることができる。言い換えれば、RAW中において、STAは、OBSSのパケットを遅延しないことが可能でありうる。
[0084]いくつかのケースにおいて、STAは、ある特定のカテゴリのパケット(例えば、特定の干渉条件を満たすパケット)を遅延しない可能性がありうる。いくつかのケースにおいて、STAは、パケットが特定のカテゴリのものであるかどうかを決定しうる。カテゴリは、受信されたパケットの受信信号強度インジケーション(RSSI:receive signal strength indication)または受信されたパケットのターゲット宛先の送信のRSSIに基づきうる。カテゴリは、STA APとの受信信号強度インジケーション(RSSI)に基づきうる、および/または干渉物(OBSSのAP)とのRSSIに基づきうる。カテゴリはまた、APによって決定されうる。他のタイプのカテゴリはまた、STAまたはAPによって決定されうる。
[0085]ある特定の態様によると、受信STA(例えば、図3内において例示されるSTA256のうちの1つ)は、パケットがドロップされることができるかどうかを決定するためにそれ自体のAP(例えば、図3内において例示されるAP254のうちの1つ)から受信された追加の基準および受信されたパケット内における情報を使用しうる。STAが、パケットはドロップされうると決定する場合、STAは、(例えば、PHY/MACヘッダに基づいて)情報が決定された後にパケットを処理することを停止し、送信することを可能にされうる。送信は、ある特定の限定を伴ってのみ可能にされうる。例えば、送信は、ある特定の持続時間内(例えば、固定され、かつ以前ドロップされた物理レイヤコンバージェンスプロシージャ(PLCP:physical layer convergence procedure)プロトコルデータユニット(PPDU)の持続時間内)において可能にされうる。送信は、ある特定の最大電力を伴って可能にされうる。送信は、パケットの送信要求(RTS)および/または送信許可(CTS)によって先行されうる。送信は、ある特定の帯域幅を伴って可能にされうる。送信は、ある特定の宛先を伴って可能にされうる。
[0086]ある特定の態様によると、APは、遅延ルールを定義し、STAに遅延ルールを通信しうる。APはまた、各送信されたパケット内に挿入されるようにどのように遅延パラメータを設定するのかをSTAに示しうる。APは、ルールおよびパラメータの設定を協調しうる。いくつかのケースにおいて、APは、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答内において、またはSTAに直接送られた管理フレーム内において上記ルールをインプリメントするために必要とされるパラメータのうちのいずれかにシグナリングしうる。ネゴシエーションプロシージャは、APによって定義され、開始されうる。例えば、APは、STAが、APが定義するパラメータにしたがって、またはSTAによって決定されたパラメータに基づいて遅延することを可能にしうる。
[0087]いくつかのケースにおいて、APは、上記にリストされたパラメータおよびルールのいずれかを定義する際に協調しうる。例えば、APは、どの情報が送信されたパケット内に含まれるべきかに関して協調しうる。例として、APは、BSSIDが各近隣間において固有であることを確実にし、(遅延の決定に関する基礎として使用されうる)パケットの重要性(QoS)が公正に設定されうることを確実にする試みにおいて協調しうる。APはまた、どのルールがどのSTAに適用されるのか、上記にリストされた条件および/または遅延パラメータのいずれかにいつ適用するのかを協調しうる。
実例的なBSSID情報に基づく遅延
[0088]ある特定の態様によると、遅延ルールは、パケット内におけるBSS識別子情報に基づきうる。(例えば、図2B内に例示されるような)高密度シナリオにおいて、1つの基本サービス(BSS)内における送信は、重複するBSS(OBSS)からの送信によって干渉されかねない。いくつかのケースにおいて、OBSSからの干渉する送信は、同時送信が可能でなくなりうるように、強力でありうる。他のケースにおいて、OBSS干渉は、強力でない可能性があり、同時送信は、可能でありうる。
[0089]ある特定の局(STA)は、ある特定のOBSSからのパケットを遅延しない可能性があるが、しかしながら、そのサービングアクセスポイント(AP)に送信するように意図するSTAは典型的に、送信するように意図するSTAのBSS内におけるAPまたは任意の他のSTAによって送られるパケットを遅延する。
[0090]したがって、STAが、ある特定のOBSSから来るパケットを遅延しないことを可能にすることが望まれうる。
[0091]ある特定の態様によると、(例えば、図3内に例示されるSTA256のうちの1つのような)STAは、パケットのBSSIDを決定しうる。パケットは、BSSの識別子を搬送する。識別子は、OBSS間において固有であるべきである。ある特定のシステム(例えば、802.11acシステム)において、アップリンクパケットのBSSIDは、パケットのプリアンプル内における部分的関連付け識別子(partial_AID:partial association identifier)フィールドから決定されうる。しかしながら、ダウンリンクパケットのBSSIDは、プリアンブル内におけるpartial_AIDフィールドから決定されない可能性がある。理想的には、BSSIDは、実際のパケットを復号することは信頼性が高くない可能性があることからプリアンブルから認識可能であるべきである。
[0092]本開示のある特定の態様は、ダウンリンクパケットのプリアンブル内にBSSIDを含むための技法および装置を提供する。ある特定の態様によると、高効率ワイヤレス(HEW)パケット内におけるpartial_AIDは、BSSIDとしてある特定のビットを、STA識別子に対してある特定のビットを含みうる。ある特定の態様によると、APは、BSSIDが重複しないようにBSSIDを連帯的に決定しうる。アップリンク方向において、STA識別子は、送信STAのアドレスを示しうる。ダウンリンク方向において、STA識別子は、受信STAのアドレスを示しうる。ある特定の態様によると、単一のビットは、識別子がULまたはDLであるかどうかを示すために使用されうるが、それは、STAが、(例えば、送信STAアドレスまたは受信STAアドレスを識別するために)部分的AIDをどのように使用するのかを知ることを可能にしうる。
[0093]ある特定の態様によると、AIDは、partial_AIDを作成する場合に、partial_AIDのある特定の最後のビットが同じでありうるように、BSS内のSTAに割り当てられうる。これらのビットは、BSSIDとして使用されることができる。ある特定の態様によると、Qレールまたはsig内における1ビットは、APが符号化を使用するかどうかを規定しうる。APは、どのビットが、重複が存在しないようにBSSIDに対して使用されるかを連帯的に決定しうる。
[0094]ある特定の態様によると、APが協調される場合、AP識別子は、(近隣間において衝突しうる)部分的BSSIDである必要はないが、近隣AP間において同意された任意の識別子であることができる。代替として、AID空間は、AIDが暗示的にBSSを識別するように近隣間で区分されうる。このケースにおいて、APは、STAがどのAIDをフィルタ除去すべきかを知るように、STAに区分を示しうる。
BSSIDに基づく協調されていない遅延
[0095]ある特定の態様は、BSSIDに基づく協調されていない遅延の例を提供する。例えば、第1のオプションによると、標準的な遅延は、パケットが同じBSS内からのものである場合に使用されうる。このケースにおいて、APは、パケットが任意のOBSSである(またはAPによって示された特定のOBSSからのものである)場合に遅延しないように(例えば、BSS許容範囲(BSS allowance)内における)STAに示しうる。APは、受信STAがOBSSパケットを遅延しないことを可能にされうるSTAのある特定のグループに属する場合に遅延しないようにSTAに示しうる。加えてまたは代替として、APは、パケットのそれらの受信信号強度インジケーション(RSSI)がある特定の値を下回る場合に遅延しないようにSTAに示しうる。ある特定の態様によると、値は、APによって示されうる。加えてまたは代替として、APは、RRSIがある特定の値を下回り、パケットが「遅延する必要がない」ビットセットを有する場合に遅延しないようにSTAに示しうる。ある特定の態様によると、パケットの送信機は、「遅延する必要がない」ビットを設定するか否かを決定する。挙動を最適化するために、APは、上記のパラメータおよび/またはSTAの選択に関して協調しうる。
[0096]BSSIDに基づく協調されていない遅延に関する第2のオプションによると、標準的な遅延は、パケットがBSS内からのものである場合に使用され、修正された遅延は、パケットがOBSSからのものである場合に使用されうる。修正された遅延の場合、パケットの意図された受信機のRSSIがある特定の値を下回る場合、STAは、遅延しないことを可能にされうる。代替として、STAは、パケットのRSSIがある特定の値を下回り、パケットが「遅延する必要がない」ビットセットを有する場合に遅延しないことを可能にされうる。
[0097]ある特定の態様によると、送信機および受信機識別子の両方は、Partial_AIDフィールド内に含まれうる。これは、ノードが、OBBS内における他のノードからRSSI測定値の経過を追う(keep track of)ことを可能にしうる。例えば、パケットが送信機識別子を有するであろうことから、ノードは、アップリンクパケットに関して送信機のRSSIを測定し、OBSS STAおよびOBSS APの両方に対してRSSI値を得ることができる。
BSSIDに基づく協調されている遅延
[0098]ある特定の態様は、BSSIDに基づく協調されている遅延を提供する。ある特定の態様によると、APは、時間で協調しうる。ある特定の態様によると、異なる時間期間中、異なる遅延ルールが使用されうる。例えば、パケットがBSS内からのものである場合に、いくつかの時間期間中において標準的な遅延ルールが使用され、他の時間期間中において標準的な遅延ルールが使用されうるが、パケットがOBSSからのものである場合には修正された遅延ルールが使用されうる。例えば、STAは、パケットがOBSSからのものである場合に遅延しないことを可能にされうる。代替として、STASは、パケットのRSSIがしきい値を上回る場合にのみ遅延しうる。代替として、STAは、パケットの意図された受信機におけるRSSIがある特定の値を上回る場合にのみ遅延することを可能にされうる。
[0099]ある特定の態様によると、STAは、異なるグループに分類されうる。ある特定の態様によると、異なるグループは、異なる時間期間および、故に、異なる遅延ルールを割り当てられうる。例えば、ロバストなユーザは、修正された遅延ルールを伴う時間スロットを与えられ、センシティブ(sensitive)なユーザは、通常の遅延ルールを伴う時間スロットを与えられうる。ある特定の態様によると、異なる時間期間はまた、追加の帯域幅制約を有しうる。
[0100]ある特定の態様によると、APは、周波数にわたって協調しうる。ある特定の態様によると、異なる遅延ルールは、異なる帯域幅内において使用されうる。例えば、パケットがBSS内からのものである場合に、標準的な遅延ルールが第1の帯域幅内において使用され、第2の帯域幅内において標準的な遅延が使用されうるが、パケットがOBSSからのものである場合には修正された遅延が使用されうる。例えば、第2の帯域幅において、STAは、パケットがOBSSからのものである場合に遅延しない可能性がある。代替として、第2の帯域幅において、STAは、パケットのRSSIがしきい値を下回る場合にのみ遅延しないことを可能にされうる。代替として、第2の帯域幅において、STAは、パケットの意図された受信機におけるRSSIがある特定の値を上回る場合にのみ遅延することを可能にされうる。
[0101]ある特定の態様によると、周波数にわたって協調するAPは、多数の送信機および受信機回路を有しうる。ある特定の態様によると、BSSIDに基づく周波数協調された遅延の場合、STAは、異なるグループに分類されうる。異なるグループは、異なる帯域幅および、故に、異なる遅延ルールを割り当てられうる。
[0102]図5は、本開示のある特定の態様にしたがって、ワイヤレス通信に関する実例的な動作500を例示する。動作500は、装置、例えば、STA(例えば、図3内において例示されるSTA256のうちのいずれか)によって遂行されうる。動作500は、502にて、共有アクセス媒体上において、少なくとも1つの遅延関連パラメータを有するパケットを取得することによって開始しうる。
[0103]504にて、STAは、遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定しうる。ある特定の態様によると、STAはさらに、決定を行う際にどの少なくとも1つの遅延関連パラメータを使用するかの(例えば、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答、および/または管理フレーム内において受信された)インジケーションおよび/またはOBSSのリストに基づいて決定しうる。ある特定の態様によると、STAは、決定を行う際に少なくとも1つの遅延関連パラメータに関連付けられた1つまたは複数のしきい値を使用しうる。ある特定の態様によると、決定は、少なくとも1つの遅延関連パラメータに基づき、少なくとも1つの他のパラメータ(例えば、パケットの帯域幅、パケットのMCS、および/またはパケットの持続時間)にも基づきうる。
[0104]ある特定の態様によると、STAは、Partial_AIDに基づいてBSSの識別子(例えば、BSSID)を決定しうる。ある特定の態様によると、STAは、装置がメンバであるBSSからのパケットを遅延し、1つまたは複数のOBSSからのパケットを遅延しない可能性がある。代替として、STAは、ある期間中に、装置がメンバであるBSSからのパケットを遅延し、1つまたは複数のOBSSからのパケットを遅延しない可能性がある。
[0105]図6は、本開示のある特定の態様にしたがって、ワイヤレス通信に関する実例的な動作600を例示する。動作600は、装置、例えば、AP(例えば、図3内において例示されるAP254のうちのそのようないずれか)によって遂行されうる。動作600は、602において、他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置(例えば、STA)によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを(例えば、PHYプリアンブル内において)備えるパケットを生成することによって開始しうる。ある特定の態様によると、遅延関連パラメータは、BSSID、パケットの送信機の識別子、および/またはパケットの受信機の識別子を含みうる。加えてまたは代替として、遅延関連パラメータは、パケットがパケットのQoSのインジケーションまたは遅延を必要とするかどうかのインジケーションを含みうる。加えてまたは代替として、遅延関連パラメータは、他の装置による遅延関連パラメータの受信後に他の装置が遅延することになっているのに等しいまたはそれを上回る受信電力レベルを含みうる。
[0106]ある特定の態様によると、APは、決定を行う際に他の装置が使用するために遅延関連パラメータの1つまたは複数のしきい値をシグナリングするメッセージを生成しうる。ある特定の態様によると、APは、識別子によって識別されたBSSをリスト内におけるBSSと比較することによって決定を行う際に他の装置が使用するためにある特定のOBSSのリストをシグナリングするメッセージを生成しうる。ある特定の態様によると、APは、どのタイプの遅延関連パラメータが送信されたパケット内において含まれるべきかをシグナリングするメッセージを生成しうる。ある特定の態様によると、APは、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答、または管理フレームのうちの少なくとも1つ内においてメッセージを送信しうる。ある特定の態様によると、APは、決定を行う際に他の装置によって使用されるべき1つまたは複数のルールに関する情報を送信しうる。
[0107]ある特定の態様によると、APは、BSSのBSSIDに、少なくとも部分的に、基づいてpartial_AIDを生成し、パケットのプリアンブル内においてpartial_AIDを含みうる。AIDは、BSSIDとして少なくともいくつかのビットを、STA識別子に対して少なくともいくつかのビットを有しうる。加えて、AIDは、アップリンクとダウンリンクとを差別化するために使用されるべき少なくともいくつかのビットを有しうる。ある特定の態様によると、APは、重複していないBSSIDを決定するために1つまたは複数の他の装置(AP)と協調しうる。ある特定の態様によると、利用可能なAID値は、AIDが暗黙的に対応するBSSを識別するように、近隣間で区分され、APは、区分されたAID空間を示すメッセージを生成しうる。ある特定の態様によると、装置からAPへの通信の場合、STA識別子は、送信デバイスのアドレスを示しうる。装置から受信局への通信の場合、STA識別子は、受信局のアドレスを示しうる。ある特定の態様によると、APは、partial_AIDを作成する場合に、少なくともいくつかのビットが同じであり、BSSIDを決定するためにデバイスによって使用されることができるように、AIDをSTAに割り当てうる。
[0108]604では、APは、他の装置への送信のためにパケットを出力しうる。
[0109]上述された方法の様々な動作は、対応する機能を遂行することが可能である任意の適した手段によって遂行されうる。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されるわけではない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含みうる。一般に、図内において例示される動作が存在する場合、それらの動作は、同様の番号を有する対応する対照のミーンズプラスファンクションコンポーネントを有しうる。例えば、図5および6内において例示される動作500および600は、図5Aおよび6A内において例示される手段500Aおよび600Aに対応する。
[0110]例えば、送信するための手段は、図4内において例示されるワイヤレスデバイス402の送信機(例えば、送信機410)および/またはアンテナ416を備えうる。受信するための手段は、図4内において例示されるワイヤレスデバイス402の受信機(例えば、受信機412)および/またはアンテナ416を備えうる。
[0111]いくつかのケースにおいて、受信機または受信するための手段は、「フロントエンド」RF機能を含まない可能性があるが、例えば、RFフロントエンドプロセッサからパケットを受信するための手段を含むことができる。ある特定の態様によると、本明細書において説明される態様にしたがって動作する装置は、そのようなRFフロントエンドプロセッサからパケット(またはその中に含まれるパラメータ)を取得しうる。同様に、送信機または送信するための手段は、「フロントエンド」RF機能を含まない可能性があるが、例えば、送信のためにRFフロントエンドプロセッサにパケットを提供するための手段を含むことができる。ある特定の態様によると、本明細書において説明される態様にしたがって動作する装置は、パケット(またはパケット内に含まれるべきパラメータ)を生成し、送信のためにRFフロントエンドプロセッサにパケットを提供しうる。
[0112]決定するための手段および生成するための手段は、図4内において例示されるプロセッサ404のような、1つまたは複数のプロセッサを含みうる。ある特定の態様によると、そのような手段は、(例えば、ハードウェア内においてまたはソフトウェア命令を実行することによって)様々なアルゴリズムをインプリメントすることによって対応する機能を遂行するように構成された処理システムによってインプリメントされうる。例えば、遅延するかどうかを決定するためのアルゴリズムは、入力として、パケット内に含まれた遅延関連パラメータを取り、その入力に基づいて遅延するか否かの決定を行いうる。そのような遅延関連パラメータを有するパケットを生成するためのアルゴリズムは、入力として、ある特定のタイプの遅延または遅延の欠如を義務付ける情報を取り、対応する遅延関連パラメータを有するパケットを生成しうる。
[0113]本明細書で使用される場合、「決定すること」という用語は、幅広い動作を包含する。例えば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベースまたは別のデータ構造内においてルックアップすること)、確定すること等を含みうる。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内におけるデータにアクセスすること)等を含みうる。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること等を含みうる。さらに、本明細書で使用される「チャネル幅」は、ある特定の態様において、帯域幅を包含しうる、または帯域幅とも呼ばれうる。
[0114]本明細書で使用される場合、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す表現は、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図される。
[0115]上述された方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路、および/またはモジュールのような、動作を遂行することが可能である任意の適切な手段によって遂行されうる。一般に、図内において例示される任意の動作は、動作を遂行することが可能である対応する機能的な手段によって遂行されうる。
[0116]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネントまたは本明細書で説明された機能を遂行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いてインプリメントあるいは遂行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替において、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、計算デバイスの組み合わせ、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としてインプリメントされうる。
[0117]1つまたは複数の態様において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされうる。ソフトウェア内においてインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上において1つまたは複数の命令またはコードとして記憶あるいは送信されうる。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここにおいて、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生するが、一方でディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。このように、いくつかの態様において、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、有形媒体)を備えうる。加えて、いくつかの態様において、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(例えば、信号)を備えうる。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0118]このように、ある特定の態様は、本明細書において提示された動作を遂行するためのコンピュータプログラム製品を備えうる。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、命令を記憶(および/または符号化)したコンピュータ可読媒体を備え、命令は、本明細書で説明された動作を遂行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能でありうる。例えば、共有アクセス媒体上において送信されたパケットから遅延関連パラメータを取得するための命令と、少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定するための命令とがある。別の例として、他の装置が共有媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成するための命令と、他の装置にパケットを提供するための命令とがある。
[0119]ある特定の態様の場合、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含みうる。
[0120]本明細書において開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなしに互いに置き換えられうる。言い換えれば、ステップまたは動作の特有の順序が規定されない限り、特有のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなしに修正されうる。
[0121]ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を介して送信されうる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
[0122]さらに、本明細書で説明された方法および技法を遂行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、ダウンロードされることができる、および/または、そうでなければ、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によって取得されることができることが認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を遂行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。代替として、本明細書で説明された様々な方法は、デバイスに記憶手段を結合または提供する際にユーザ端末および/または基地局が様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供されることができる。その上、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適した技法が利用されることができる。
[0123]特許請求の範囲は、上記に例示されたまさにその構成およびコンポーネントに限定されないことが理解されるべきである。様々な修正、変更、および変形は、特許請求の範囲から逸脱することなしに上述された方法および装置の配置、動作および詳細においてなされうる。
[0124]前述の内容が本開示の態様を対象としている一方、本開示の他のおよびさらなる態様は、その基本的な範囲から逸脱することなしに考案されえ、その範囲は、次の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    共有アクセス媒体上において送信されたパケットから少なくとも1つの遅延関連パラメータを取得し、前記少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて前記共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定するように構成された処理システムを備える、装置。
  2. 前記処理システムは、前記少なくとも1つの遅延関連パラメータに関連付けられた1つまたは複数のしきい値に基づいて決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つの遅延関連パラメータは、前記パケットを送信したデバイスの部分的関連付け識別子(AID)、前記パケットの受信が意図されるデバイスの部分的AID、前記パケットの基本サービスセット識別子(BSSID)、前記パケットの送信電力のインジケーション、前記パケットがドロップされることができるかどうかのインジケーション、前記パケットのサービス品質(QoS)のインジケーション、または前記装置が遅延すべき受信電力レベルのインジケーションのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記処理システムは、重複する基本サービスセット(OBSS)のリストにさらに基づいて前記共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定するように構成される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記処理システムは、前記少なくとも1つの遅延関連パラメータのうちのどれを使用するかのインジケーションに基づいて決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記インジケーションは、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答、または管理フレームのうちの少なくとも1つにおいて受信される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記処理システムは、前記少なくとも1つの遅延関連パラメータおよび少なくとも1つの他のパラメータに基づいて決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つの他のパラメータは、前記パケットの帯域幅、前記パケットの変調およびコーディングスキーム(MCS)、前記パケットの持続時間、前記パケットの受信信号強度インジケーション(RSSI)、または前記パケットを送信したデバイスからの以前のパケットのRSSIのうちの少なくとも1つを備える、請求項7に記載の装置。
  9. 前記処理システムは、部分的関連付け識別子(AID)に基づいて基本サービスセット(BSS)の識別子を決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  10. 前記処理システムは、前記装置がメンバであるBSSからのパケットの送信中に前記共有アクセス媒体上における送信を遅延し、1つまたは複数のOBSSからのパケットの送信中に前記共有アクセス媒体上における送信を遅延しないように構成される、請求項1に記載の装置。
  11. 前記処理システムは、前記1つまたは複数のOBSSからのパケットの前記送信がエネルギーしきい値を下回る場合に前記1つまたは複数のOBSSからのパケットの送信中に前記共有アクセス媒体上における送信を遅延せず、前記装置がメンバである前記BSSからのパケットの送信中に前記共有アクセス媒体上における送信を遅延するように構成される、請求項10に記載の装置。
  12. ワイヤレス通信のための装置であって、
    他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成するように構成された処理システムと、
    前記他の装置への送信のために前記パケットを出力するように構成されたインタフェースと
    を備える、装置。
  13. 前記少なくとも遅延関連パラメータは、前記パケットの物理レイヤ(PHY)プリアンブル内に含まれる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記処理システムは、決定する際に前記他の装置が使用するために前記少なくとも1つの遅延関連パラメータの1つまたは複数のしきい値をシグナリングするメッセージを生成するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つの遅延関連パラメータは、基本サービスセット(BSS)の識別子、前記パケットの送信機の識別子、または前記パケットの受信機の識別子のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  16. 前記処理システムは、前記識別子によって識別されたBSSをリスト内における1つまたは複数の重複するBSS(OBSS)と比較することによって決定する際に前記他の装置が使用するためにある特定のOBSSの前記リストをシグナリングするメッセージを生成するようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つの遅延関連パラメータは、前記パケットが遅延を必要とするかどうかのインジケーションまたは前記パケットのサービス品質(QoS)のインジケーションのうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つの遅延関連パラメータは、前記他の装置による前記遅延関連パラメータの受信後に前記他の装置が遅延することになっているのに等しいまたはそれを上回る受信電力レベルのインジケーションを備える、請求項12に記載の装置。
  19. 前記処理システムは、どのタイプの遅延関連パラメータが送信されたパケット内において含まれるべきかをシグナリングするメッセージを生成するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  20. 前記インタフェースは、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答、または管理フレームのうちの少なくとも1つを介した送信のために前記メッセージを出力するようにさらに構成される、請求項19に記載の装置。
  21. 前記インタフェースは、決定する際に前記他の装置によって使用されるべき1つまたは複数のルールに関する情報を提供するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  22. 前記処理システムは、前記BSSの前記識別子に、少なくとも部分的に、基づいて部分的関連付け識別子(AID)を生成し、前記パケットのプリアンブル内において前記部分的AIDを含むようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  23. 前記部分的AIDは、前記BSSの前記識別子として少なくともいくつかのビットを、および局(STA)識別子に対して少なくともいくつかのビットを有する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記部分的AIDは、アップリンクとダウンリンクとを差別化するために使用されるべき少なくともいくつかのビットを有する、請求項22に記載の装置。
  25. 基本サービスセット(BSS)の重複していない識別子を決定するために1つまたは複数の他の装置と協調することをさらに備える、請求項12に記載の装置。
  26. 前記部分的AIDの異なる値は、異なるBBSを識別する、請求項22に記載の装置。
  27. 前記STA識別子は、前記装置がアクセスポイント(AP)と通信している場合に前記装置のアドレスを備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記STA識別子は、前記装置がアクセスポイント(AP)と通信している場合に前記APのアドレスを備える、請求項23の装置。
  29. ワイヤレス通信のための方法であって、
    共有アクセス媒体上において送信されたパケットから少なくとも1つの遅延関連パラメータを取得することと、
    前記少なくとも1つの遅延関連パラメータに、少なくとも部分的に、基づいて前記共有アクセス媒体上における送信を遅延するかどうかを決定することと
    を備える、方法。
  30. ワイヤレス通信のための方法であって、
    他の装置が共有アクセス媒体上において送信することを遅延すべきか否かを決定するために別の装置によって使用されるべき少なくとも1つの遅延関連パラメータを備えるパケットを生成することと、
    前記他の装置への送信のために前記パケットを出力することと
    を備える、方法。
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