JP2016536839A - サブフレーム・セットに基づいて動作するため、およびシグナリングを生成するための方法、装置、およびシステム - Google Patents
サブフレーム・セットに基づいて動作するため、およびシグナリングを生成するための方法、装置、およびシステム Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、サブフレーム・セットに基づいて動作するため、およびシグナリングを生成するための方法、装置、およびシステムを提供する。本発明の基地局は、TDDシステムに属する。TDDシステムにおける隣接セルは、同時に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することが可能である。ユーザ機器が、2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得し、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって得られ、ユーザ機器は、その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。従来技術と比べて、本発明のユーザ機器は、異なるレベルの干渉を被るサブフレームを含むサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行することができる。
Description
本発明は、TDD(時分割複信)通信技術の分野に関し、より詳細には、サブフレーム・セットに基づいて動作するため、およびシグナリングを生成するための方法、装置、およびシステムに関する。
現在、TDDシステムにおける隣接セルのアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成は、常に同一である。しかし、基地局によるサービスを受ける現在のセルが、そのセルの隣接セルとは異なるデマンドを有する場合、現在のセルは、そのセルのアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を変更して、現在のセルとそのセルの隣接セルが異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を使用するようにする必要がある。その結果、一部のサブフレーム上で、比較的大きいセル間干渉が生じる一方で、一部のサブフレーム上では、セル間干渉は、比較的小さく、無視されることさえ可能である。
従来技術は、TDDシステムが前述したシナリオにも適合し得るように対応する標準を策定していない。
本発明の目的は、サブフレーム・セットに基づいて動作するため、およびシグナリングを生成するための方法、装置、およびシステムを提供することである。
本発明の一態様によれば、基地局においてサブフレーム・セット情報を含むシグナリングを生成するためのシグナリング生成装置が提供され、その基地局は、TDDシステムに属し、そのTDDシステムにおける隣接セルは、同一の時間内に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、このシグナリング生成装置は、
その基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成するように構成された生成モジュールであって、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される生成モジュールを備える。
その基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成するように構成された生成モジュールであって、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される生成モジュールを備える。
本発明の別の態様によれば、サブフレーム・セットに基づいてユーザ機器において動作するための動作装置が提供され、そのユーザ機器は、TDDシステム内に配置され、そのTDDシステムにおける隣接セルは、同一の時間内に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、この動作装置は、2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得するように構成された獲得モジュールであって、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される獲得モジュールと、その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームが属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行するように構成された実行モジュールとを備える。
本発明のさらなる態様によれば、基地局においてサブフレーム・セット情報を含むシグナリングを生成するための方法がさらに提供され、その基地局は、TDDシステムに属し、そのTDDシステムにおける隣接セルは、同一の時間内に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、この方法は、
a.その基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成することであって、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得されることを備える。
a.その基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成することであって、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得されることを備える。
本発明のさらなる態様によれば、サブフレーム・セットに基づいてユーザ機器において動作するための方法が提供され、そのユーザ機器は、TDDシステム内に配置され、そのTDDシステムにおける隣接セルは、同一の時間内に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、この方法は、
A.2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得することであって、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得されること、
B.その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームが属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行することを備える。
A.2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得することであって、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得されること、
B.その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームが属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行することを備える。
従来技術と比べて、本発明は、以下の利点を有する。すなわち、1)ユーザ機器が、異なるレベルの干渉を被るサブフレームを含むサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行することが可能であり、2)基地局が、変更されたサブフレーム・セットを、シグナリングによってユーザ機器に通知することが可能であり、3)本発明は、サブフレーム・セットの通知を、異なる大きさのサブフレーム・セットの変更のニーズを満たす、動的モードまたは半静的モードの下でサブフレーム・セットの通知を実現することが可能である。
本発明の他の特徴、目的、および利点は、添付の図面を参照して非限定的な実施形態について行われる後段の説明を介して、より明白となろう。
添付の図面において、同一の、または同様の参照文書は、同一の、または同様の構成要素を表す。
本発明のソリューションをより明確に説明するために、TDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成について、まず説明する。
TDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレームは、表1に示されるとおり、以下の7つの構成パターンを有することが可能であり、無線フレームが、10のサブフレームを備えることが可能であり、これらのサブフレームには、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9というラベルが付けられることが可能であり、表1において、「D」は、ダウンリンク・サブフレームを表し、「U」は、アップリンク・サブフレームを表し、「S」は、特殊なサブフレームを表し、サブフレーム3〜4および6〜9が可変である一方で、サブフレーム6は、特殊なサブフレームを含む。特殊なサブフレームを考慮することなしに、サブフレーム3〜4、7〜9は、可変であると考えられることが可能である。すなわち、1つのフレーム内で、5〜6ビットのサブフレームが可変である。
本発明のTDDシステムにおいて、隣接セルは、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を同時に使用することができる。以降、本発明は、添付の図面を参照して、さらに詳細に説明される。
本発明において、1つのフレーム内のサブフレームのすべて、または一部分が、2つのサブフレーム・セットに分割されることが可能であり、一方のサブフレーム・セットの中のサブフレームは、他方のサブフレーム・セットの中のサブフレームが隣接セルから被る干渉と比べて、隣接セルからより小さい干渉しか被らない。本発明において、3つのパターンが採用されることが可能であり、これらのパターンは、固定パターン、半静的パターン、および動的パターンである。以降、この3つのパターンについて、本発明の方法に従って詳細に説明する。
固定パターン
固定パターンにおいて、前述の2つのサブフレームは、固定である。表1を参照されたい。TDDシステムの7つのアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において、サブフレーム3〜4および6〜9は、異なる構成において可変である一方で、サブフレーム0〜2および5は、不変である。したがって、TDDシステムにおける隣接セルでさえ、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用し、UE−UE(ユーザ機器とユーザ機器の間の)干渉を無視する場合、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、サブフレーム3〜4および6〜9が隣接セルから被る干渉とは異なる規模のものであり、または特殊なサブフレームを考慮することなしに、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、比較的小さい一方で、サブフレーム3〜4および7〜9が隣接セルから被る干渉は、比較的大きい。
固定パターンにおいて、前述の2つのサブフレームは、固定である。表1を参照されたい。TDDシステムの7つのアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において、サブフレーム3〜4および6〜9は、異なる構成において可変である一方で、サブフレーム0〜2および5は、不変である。したがって、TDDシステムにおける隣接セルでさえ、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用し、UE−UE(ユーザ機器とユーザ機器の間の)干渉を無視する場合、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、サブフレーム3〜4および6〜9が隣接セルから被る干渉とは異なる規模のものであり、または特殊なサブフレームを考慮することなしに、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、比較的小さい一方で、サブフレーム3〜4および7〜9が隣接セルから被る干渉は、比較的大きい。
したがって、サブフレームが被る干渉レベルに基づいて、少なくとも1つのサブフレームが、2つのサブフレーム・セットに入るように固定的に分割されることが可能であり、一方のサブフレーム・セットは、サブフレーム0〜2および5を含む一方で、他方のサブフレーム・セットは、サブフレーム3〜4および6〜9、またはサブフレーム3〜4および7〜9を含む。好ましくは、CSI(チャネル状態情報)試験に適用される場合、その2つのサブフレーム・セットに含められるのは、すべてのダウンリンク・サブフレームであり、ULPC(アップリンク電力制御)に適用される場合、その2つのサブフレーム・セットに含められるのは、すべてのアップリンク・サブフレームである。
その2つの固定サブフレーム・セットは、基地局およびユーザ機器において事前構成され得る。次に、ユーザ機器に関して、以下のステップが実行され得る。すなわち、
ユーザ機器が、その2つのサブフレーム・セットの事前構成された指示情報を獲得する。固定パターンにおいて、指示情報は、その2つのサブフレーム・セットの中にそれぞれ含められたサブフレームを直接に示すことが可能であり、
ユーザ機器が、サブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
ユーザ機器が、その2つのサブフレーム・セットの事前構成された指示情報を獲得する。固定パターンにおいて、指示情報は、その2つのサブフレーム・セットの中にそれぞれ含められたサブフレームを直接に示すことが可能であり、
ユーザ機器が、サブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
その2つのサブフレーム・セットの指示情報は、ユーザ機器の中に事前構成されているので、ユーザ機器は、その指示情報を獲得し、次に、1つのサブフレームが属するサブフレーム・セットを特定して、その結果、対応する動作を実行することができる。
例えば、あるサブフレームが、より小さい干渉しか被らないサブフレーム・セットに属する場合、ユーザ機器は、基地局に、より低い電力で信号を送信することが可能であり、あるサブフレームが、より大きい干渉を被るサブフレーム・セットに属する場合、ユーザ機器は、より高い電力で信号を送信することが可能である。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する任意の実施様態が、本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
本発明の固定パターンにおいて、異なるTDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における可変のサブフレームは、一方のセットに入るように分割される一方で、不変のサブフレームは、他方のセットに入るように分割されることにさらに留意されたい。したがって、本発明による固定パターンにおける2つのサブフレームは、サブフレーム0〜2および5、ならびにサブフレーム3〜4および6〜9、またはサブフレーム3〜4および7〜9に限定されない。TDDアップリンクおよびダウンリンク構成の前述の7つのオプションの構成が変化した場合、固定パターンにおけるサブフレームの2つのセットは、それに相応して変化し、変更されたサブフレーム・グループ化様態が本発明の範囲に同様に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
固定パターンを介して、ユーザ機器と基地局の両方が、複雑な動作を実行することなしに、2つのシナリオにおいて被る干渉に基づいて、それらのサブフレーム上で差別化された動作を実行することが可能である。
半静的パターン
半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
半静的パターンにおいて、主に、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において変動する少なくとも1つのサブフレームが、2つのサブフレーム・セットに入るように分割される。具体的には、基地局が、1つのセルの特定の条件(例えば、セル、およびそのセルの隣接セルによって採用されたアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成など)に基づいて、1つの可変のサブフレーム(例えば、サブフレーム3〜4および6〜9、またはサブフレーム3〜4および7〜9)の現在の干渉レベルを決定して、その結果、そのサブフレームが属するサブフレーム・セットを決定することが可能である。
図1aを参照すると、そのような例、すなわち、CSI試験において、現在のサービング・セル、およびそのセルの主要な干渉セルのうちの1つによって採用されたアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成に基づいて2つのサブフレーム・セットを決定することが取り上げられている。主要な干渉セルは、第1のフレームから第3のフレームまでにおいて表1に示されるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成1を採用し、現在のサービング・セルは、第1のフレームにおいて表1に示されるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成2を採用し、特殊なサブフレームであるサブフレーム6は、考慮されず、次に、サブフレーム3において、アップリンク伝送が、隣接セルにおいて構成され(すなわち、主要な干渉セル)、このようにして、サブフレーム3は、主要な干渉セルからのダウンリンク干渉を被ることがなく、またはサブフレーム3は、より低い干渉しか被らない。この例において、このシナリオは、サブフレーム3が、「1」によって識別されるサブフレーム・セットに属することを示す「1」によって識別される。サブフレーム4は、主要な干渉セルからの干渉、またはより大きな干渉を被る。この例において、このシナリオは、サブフレーム4が、「0」によって識別されるサブフレーム・セットに属することを示す「0」によって識別される。サブフレーム7において、現在のサービング・セルは、この場合、アップリンクである一方で、CSI試験は、この場合、ダウンリンクを使用するので、サブフレーム7が干渉を被るか否かは、問題にする必要がない。この例において、このシナリオは、「×」によって表され、そのような具合で、第1のフレーム内の他のサブフレームのグループ化、および第2のフレーム内のサブフレームのグループ化、および第3のフレーム内のサブフレームのグループ化が図1aに示される。「×」によって識別されたサブフレームに関して、それらのサブフレームは、任意に「0」または「1」によって識別されてもよいことに留意されたい。
図1bは、ULPCにおいて、現在のサービング・セル、およびそのセルの主要な干渉セルのうちの1つによって採用されたアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成に基づいて2つのサブフレーム・セットを決定することの例を示す。この例において、「1」は、OLPC(開ループ電力制御)/CLPC(閉ループ電力制御)パラメータの第2のセットのULPCが、干渉セルからBS−BS(基地局と基地局の間の)干渉を被ること、または干渉セルからより大きいBS−BS干渉を被ることを示し、「0」は、OLPC/CLPCパラメータの第1のセットのULPC(アップリンク電力制御)が、干渉セルからBS−BS干渉を被らないこと、または干渉セルからより小さいBS−BS干渉しか被らないことを示す一方で、「×」は、干渉セルからBS−BS干渉を被るかどうかが関係ないことを示す。
図2を参照すると、本発明の半静的パターンにおいて、TDDシステムの基地局が、以下のステップS1を実行し、ユーザ機器が、以下のステップS2およびステップS3を実行する。
ステップS1で、基地局が、所定のトリガ条件が満たされた場合、基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成し、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される。本明細書では、半静的パターンにおいて、基地局によって生成されるシグナリングは、動的パターンにおいて生成されるシグナリングの送信頻度よりも低い送信頻度を有し、例えば、送信時間間隔は、100ミリ秒程度であり得る。例えば、半静的パターンにおいて、基地局によって生成されるシグナリングは、RRC(無線リソース制御)シグナリングなどを含む。
本明細書において、所定のトリガ条件は、前述のシグナリングを生成するよう基地局をトリガすることができる任意の条件を含み得る。好ましくは、所定のトリガ条件は、1)現在のセルのTDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成が変わること、2)干渉セルのTDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成が変わることなどを含むが、以上には限定されない。前述の2つのトリガ条件は、例示的であるに過ぎず、前述のシグナリングを生成するように基地局をトリガすることができる他の任意の条件が、本発明の範囲に含められなければならないことが、当業者には理解されよう。
本明細書において、基地局は、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームが被る干渉に基づいて、その少なくとも1つのサブフレームを分割して2つのサブフレーム・セットを獲得することが可能である。基地局は、図1aおよび図1bを参照して示されるビットマップ様態を介してその2つのサブフレーム・セットについてユーザ機器に通知することが可能であり、または基地局は、その2つのサブフレーム・セットについてそれぞれ通知することによって、その2つのサブフレーム・セットについてユーザ機器に通知することも可能であることに留意されたい。
本明細書において、その2つのサブフレーム・セットの指示情報は、複数の様態で、それぞれ、その2つのサブフレーム・セットの中に含められるサブフレームを示すことが可能である。例えば、指示情報は、それぞれ、その2つのサブフレーム・セットに対応する2つのグループのビット情報を含む一方で、各グループのビット情報における各ビットは、このグループのビット情報に対応するサブフレーム・セットの中のフレームが干渉セルから被る干渉を示すことを目的とし、例えば、指示情報は、図1aおよび図1bに示される例において示されるとおり、複数のサブフレームに対応する「1」および「0」を直接に含み、その結果、複数のサブフレームが属するサブフレーム・セットを直接にビットマップの様態で示すことが可能であり、または指示情報は、別の様態を使用して、それぞれ、その2つのサブフレーム・セットの中に含められるサブフレームを示すことが可能であり、その別の様態については、後段の「動的パターン」において詳細に説明する。
具体的には、基地局は、その2つのサブフレーム・セットの指示情報を、基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるべきRRCシグナリングの中に付加することが可能である。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。半静的パターンにおける、所定のトリガ条件が満たされた場合に、基地局によるサービスを受ける1つのセルに送信されるシグナリングを生成する任意の実施形態が、本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
次に、基地局が、ユーザ機器にそのシグナリングを送信した後、ステップS2において、ユーザ機器が、その2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得する。具体的には、半静的パターンにおいて、ユーザ機器は、基地局から、その指示情報を含むシグナリングを受信する。
ステップS3において、その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際、ユーザ機器は、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
例えば、サブフレームが、より小さい干渉しか被らないサブフレーム・セットに属する場合、ユーザ機器は、より低い電力で基地局に信号を送信することが可能であり、サブフレームが、より大きい干渉を被るサブフレーム・セットに属する場合、ユーザ機器は、より大きい電力で基地局に信号を送信することが可能である。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する任意の実施様態が、本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
半静的パターンを介して、基地局は、ユーザ機器にその可変の2つのサブフレーム・セットを、動的パターンと比べて、より低い頻度で通知して、ユーザ機器が、2つのサブフレーム・セット上で差別化された動作を実行するようにすることが可能である。
動的パターン
動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
動的パターンにおいて、半静的パターンと同様に、主要な動作は、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つの変動するサブフレームが、2つのサブフレーム・セットに入るように分割されることである。特定の分割の様態については、ここで詳細に述べることはしない、半静的パターンにおける説明を参照することが可能である。
動的パターンにおいて、基地局が、ステップS1’を実行し、動的パターンにおいて、ユーザ機器が、ステップS2’およびステップS3’を実行する。ステップS1’、ステップS2’およびステップS3’を実行するシーケンスは、ステップS1、ステップS2、およびステップS3を実行するシーケンスと同様である。
ステップS1’において、基地局が、所定のトリガ条件が満たされた場合、基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成し、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される。
本明細書では、動的パターンにおいて、基地局によって生成されるシグナリングは、半静的パターンにおいて生成されるシグナリングの送信頻度より高い送信頻度を有し、例えば、送信時間間隔は、10ミリ秒程度という高いものであり得る。動的パターンにおいて、基地局によって生成されるシグナリングは、物理層シグナリングなどを含む。
好ましくは、基地局によって生成される物理層シグナリングは、以下を含むが、以下には限定されない。すなわち、
1)基地局が、その2つのサブフレームの指示情報を含む新たな物理層シグナリングを直接に生成する。新たな物理層シグナリングは、指示情報を含み、好ましくは、複数のキャリア・ユニットの構成が存在する場合、新たな物理層シグナリングは、キャリア・ユニットのインデックスをさらに備え、
2)基地局が、既存の物理層シグナリングに指示情報を付加する。好ましくは、その既存の物理層シグナリングは、a)アップリンクおよびダウンリンク動的構成シグナリング、b)アップリンクおよびダウンリンクUE(ユーザ機器)スケジュール・シグナリングを含むが、以上には限定されない。この物理層シグナリングは、その既存の物理層シグナリングに含められるべきコンテンツと、指示情報とを含む。
1)基地局が、その2つのサブフレームの指示情報を含む新たな物理層シグナリングを直接に生成する。新たな物理層シグナリングは、指示情報を含み、好ましくは、複数のキャリア・ユニットの構成が存在する場合、新たな物理層シグナリングは、キャリア・ユニットのインデックスをさらに備え、
2)基地局が、既存の物理層シグナリングに指示情報を付加する。好ましくは、その既存の物理層シグナリングは、a)アップリンクおよびダウンリンク動的構成シグナリング、b)アップリンクおよびダウンリンクUE(ユーザ機器)スケジュール・シグナリングを含むが、以上には限定されない。この物理層シグナリングは、その既存の物理層シグナリングに含められるべきコンテンツと、指示情報とを含む。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。指示情報を含む任意の生成された物理層シグナリングが本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
本明細書において、その2つのサブフレーム・セットの指示情報は、その2つのサブフレーム・セット内にそれぞれ含められるサブフレームを示すのに複数の様態を採用することが可能であり、「指示情報が、その2つのサブフレーム・セットにそれぞれ対応する2つのグループのビット情報を含む一方で、各グループのビット情報の中の各ビットは、このグループのビット情報に対応するサブフレーム・セットの中のフレームが干渉セルから被る干渉を示すことを目的とする」様態は、ここで詳しく述べることはしない「半静的パターン」の前述の例示において詳細に説明した。以降、その指示情報の別の実施形態について概説する。
指示情報は、複数のサブフレーム・パターンの識別情報のうちの1つを含み、1つのサブフレーム・パターンは、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において変動する少なくとも1つのサブフレームが2つのサブフレーム・セットにそれぞれ属することの複数の組合せ様態のうちの1つを示す。TDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成は、5つ〜6つの可変サブフレームを有するので、少なくとも1つのサブフレームが2つのサブフレーム・セットにそれぞれ属する合計で25から26の種類の組合せ様態が存在する。図1aおよび図1bに示される3つのCSI試験サブフレーム・パターンおよび3つのULPCサブフレーム・パターンは、可能なすべてのサブフレーム・パターンのうちのいくつかに過ぎない。
使用されるサブフレーム・パターンの数を減らして、サブフレーム・パターンの識別情報によって占有されるビットをさらに減らすようにするために、基地局は、それぞれのサブフレームのすべてのサブフレーム・パターンの中から、本実施形態において使用される複数のサブフレーム・パターンを選択することに留意されたい。好ましくは、基地局は、様々な要因、例えば、ある期間内のサブフレーム・パターンの使用頻度または使用量に基づいて、より一般的に使用される複数のサブフレーム・パターンを選択することが可能である。より好ましくは、基地局によって選択されるサブフレーム・パターンの量は、サブフレーム・パターンの識別情報によって占有されるビットの数が3以下となるように制御するように8以下であり得る。
さらに、本実施形態において、基地局は、使用されるそれぞれのサブフレーム・パターンの識別情報に対応する組合せ様態をセル内のユーザ機器に送信する必要があり、基地局は、本発明のステップS1’より前に、識別情報に対応する組合せ様態をユーザ機器に送信することが可能である。
ステップS2’において、基地局が、ユーザ機器にシグナリングを送信した後、ユーザ機器は、その2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得する。ステップS2’は、ここで詳細に述べることはしないステップS2と同一、または同様である。
ステップS3’において、その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際、ユーザ機器は、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。その対応する動作については、ここで詳細に述べることはしないステップS3の説明において詳細に説明した。
本明細書において、2つのサブフレーム・セットの指示情報が、複数のサブフレーム・パターンの識別情報のうちの1つを含む場合、ユーザ機器は、基地局からそれぞれのサブフレーム・パターンの識別情報に対応する組合せ様態を受信し、さらに、ステップS3’は、シグナリングの中に含められたサブフレーム・パターンの1つの識別情報、および組合せ様態に基づいて、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットを決定すること、およびその少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行することをさらに含む。
動的パターンを介して、基地局は、変化する2つのサブフレーム・セットを、より高い頻度でユーザ機器に通知して、ユーザ機器が、その2つのサブフレーム・セット上で差別化された動作を実行するようにすることが可能である。
半静的パターンおよび動的パターンにおいて、対応するキャリア・ユニットから指示情報を獲得するようにユーザ機器に通知する複数の様態が採用され得ることに留意されたい。以下に、例示のために2つのソリューションが与えられる。
第1のソリューションにおいて、現在のサービング・セル内でキャリア・アグリゲーションを有するそれぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールド(CIF)IDとそのセルにサービスを提供する基地局のキャリア・ユニットの物理識別子の間のマッチング関係は、異なることが可能であり、基地局によって生成されたシグナリングが、その基地局のキャリア・ユニットの物理識別子を備える。さらに、基地局は、ユーザ機器のキャリア・ユニットの物理IDとセルにサービスを提供する基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示ファイルドIDの間のマッチング関係を、セル内のそれぞれのユーザ機器に事前送信する。次に、前述のステップS2’において、ユーザ機器が、基地局からシグナリングを受信し、ユーザ機器のキャリア・ユニットの物理IDと基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDの間の事前獲得されたマッチング関係に基づいて、シグナリングのキャリア・ユニットから、その指示情報が該当するキャリア・ユニットを決定する。
第2のソリューションにおいて、現在のサービング・セル内のそれぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDとそのセルにサービスを提供する基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDの間のマッチング関係は、同一であり、基地局は、以下のステップ、すなわち、それぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDを、そのセル内のそれぞれのユーザ機器に送信することをさらに実行する。その結果、それぞれのユーザ機器は、基地局のキャリア・ユニットの物理IDに基づいてそれぞれのユーザ機器のキャリア指示フィールドIDを決定することに手間をかけることなしに、一様のキャリア指示フィールドIDに基づいて指示情報を獲得することが可能である。
前述の2つのソリューションは、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としており、本発明を限定することは意図していないことに留意されたい。ユーザ機器が指示情報に基づいて使用されるキャリア・ユニットを決定することを可能にする任意の実施様態が、本発明の範囲に含められるべきであることを理解されたい。
前述のソリューションを介して、シグナリングは、指示情報の付加のために変化するが、ユーザ機器は、それでも、指示情報を正確に獲得することができる。
以下に、3つのパターン、すなわち、固定パターン、半静的パターン、および動的パターンを、本発明の装置に基づいて詳細に説明する。
固定パターン
固定パターンにおいて、前述の2つのサブフレーム・セットは、固定である。表1を参照されたい。TDDシステムの7つのアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において、サブフレーム3〜4および6〜9は、異なる構成において可変である一方で、サブフレーム0〜2および5は、不変である。したがって、TDDシステムにおける隣接セルでさえ、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用し、UE−UE(ユーザ機器とユーザ機器の間の)干渉を無視する場合、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、サブフレーム3〜4および6〜9が隣接セルから被る干渉とは異なる規模のものであり、または特殊なサブフレームを考慮することなしに、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、比較的小さい一方で、サブフレーム3〜4および7〜9が隣接セルから被る干渉は、比較的大きい。
固定パターンにおいて、前述の2つのサブフレーム・セットは、固定である。表1を参照されたい。TDDシステムの7つのアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において、サブフレーム3〜4および6〜9は、異なる構成において可変である一方で、サブフレーム0〜2および5は、不変である。したがって、TDDシステムにおける隣接セルでさえ、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用し、UE−UE(ユーザ機器とユーザ機器の間の)干渉を無視する場合、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、サブフレーム3〜4および6〜9が隣接セルから被る干渉とは異なる規模のものであり、または特殊なサブフレームを考慮することなしに、サブフレーム0〜2および5が隣接セルから被る干渉は、比較的小さい一方で、サブフレーム3〜4および7〜9が隣接セルから被る干渉は、比較的大きい。
したがって、サブフレームが被る干渉レベルに基づいて、少なくとも1つのサブフレームが、2つのサブフレーム・セットに入るように固定的に分割されることが可能であり、一方のサブフレーム・セットは、サブフレーム0〜2および5を含む一方で、他方のサブフレーム・セットは、サブフレーム3〜4および6〜9、またはサブフレーム3〜4および7〜9を含む。好ましくは、CSI(チャネル状態情報)試験に適用される場合、その2つのサブフレーム・セットに含められるのは、すべてのダウンリンク・サブフレームであり、ULPC(アップリンク電力制御)に適用される場合、その2つのサブフレーム・セットに含められるのは、すべてのアップリンク・サブフレームである。
その2つの固定サブフレーム・セットは、基地局およびユーザ機器において事前構成され得る。ユーザ機器に関して、それは、動作装置を備える。動作装置に含まれる獲得モジュール20および実行モジュール30が、以下の動作を実行することが可能である。
獲得モジュール20が、その2つのサブフレーム・セットの事前構成された指示情報を獲得する。固定パターンにおいて、指示情報は、その2つのサブフレーム・セットにそれぞれ含められたサブフレームを直接に示すことが可能であり、
ユーザ機器が、サブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、実行モジュール30が、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
ユーザ機器が、サブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、実行モジュール30が、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
その2つのサブフレーム・セットの指示情報は、ユーザ機器の中に事前構成されているので、獲得モジュール20は、その指示情報を獲得し、次に、1つのサブフレームが属するサブフレーム・セットを特定することができ、その結果、実行モジュール30が、対応する動作を実行する。
例えば、あるサブフレームが、より小さい干渉しか被らないサブフレーム・セットに属する場合、実行モジュール30は、基地局に、より低い電力で信号を送信することが可能であり、あるサブフレームが、より大きい干渉を被るサブフレーム・セットに属する場合、実行モジュール30は、より高い電力で信号を送信することが可能である。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する任意の実施様態が、本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
本発明の固定パターンにおいて、異なるTDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における可変のサブフレームは、一方のセットに入るように分割される一方で、不変のサブフレームは、他方のセットに入るように分割されることにさらに留意されたい。したがって、本発明による固定パターンにおける2つのサブフレームは、サブフレーム0〜2および5、ならびにサブフレーム3〜4および6〜9、またはサブフレーム3〜4および7〜9に限定されない。TDDアップリンクおよびダウンリンク構成の前述の7つのオプションの構成が変化した場合、固定パターンにおけるサブフレームの2つのセットは、それに相応して変化し、変更されたサブフレーム・グループ化様態が本発明の範囲に同様に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
固定パターンを介して、ユーザ機器と基地局の両方が、複雑な動作を実行することなしに、2つのシナリオにおいて被る干渉に基づいて、それらのサブフレーム上で差別化された動作を実行することが可能である。
半静的パターン
半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
半静的パターンにおいて、主に、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において変動する少なくとも1つのサブフレームが、2つのサブフレーム・セットに入るように分割される。具体的には、基地局が、1つのセルの特定の条件(例えば、セル、およびそのセルの隣接セルによって採用されたアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成など)に基づいて、1つの可変のサブフレーム(例えば、サブフレーム3〜4および6〜9、またはサブフレーム3〜4および7〜9)の現在の干渉レベルを決定して、その結果、そのサブフレームが属するサブフレーム・セットを決定することが可能である。
図1aを参照すると、そのような例、すなわち、CSI試験において、現在のサービング・セル、およびそのセルの主要な干渉セルのうちの1つによって採用されたアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成に基づいて2つのサブフレーム・セットを決定することが取り上げられている。主要な干渉セルは、第1のフレームから第3のフレームまでにおいて表1に示されるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成1を採用し、現在のサービング・セルは、第1のフレームにおいて表1に示されるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成2を採用し、特殊なサブフレームであるサブフレーム6は、考慮されず、次に、サブフレーム3において、アップリンク伝送が、隣接セルにおいて構成され(すなわち、主要な干渉セル)、このようにして、サブフレーム3は、主要な干渉セルからのダウンリンク干渉を被ることがなく、またはサブフレーム3は、より低い干渉しか被らない。この例において、このシナリオは、サブフレーム3が、「1」によって識別されるサブフレーム・セットに属することを示す「1」によって識別される。サブフレーム4は、主要な干渉セルからの干渉、またはより大きな干渉を被る。この例において、このシナリオは、サブフレーム4が、「0」によって識別されるサブフレーム・セットに属することを示す「0」によって識別される。サブフレーム7において、現在のサービング・セルは、この場合、アップリンクである一方で、CSI試験は、この場合、ダウンリンクを使用するので、サブフレーム7が干渉を被るか否かは、問題にする必要がない。この例において、このシナリオは、「×」によって表され、そのような具合で、第1のフレーム内の他のサブフレームのグループ化、および第2のフレーム内のサブフレームのグループ化、および第3のフレーム内のサブフレームのグループ化が図1aに示される。「×」によって識別されたサブフレームに関して、それらのサブフレームは、任意に「0」または「1」によって識別されてもよいことに留意されたい。
図1bは、ULPCにおいて、現在のサービング・セル、およびそのセルの主要な干渉セルのうちの1つによって採用されたアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成に基づいて2つのサブフレーム・セットを決定することの例を示す。この例において、「1」は、OLPC(開ループ電力制御)/CLPC(閉ループ電力制御)パラメータの第2のセットのULPCが、干渉セルからBS−BS(基地局と基地局の間の)干渉を被ること、または干渉セルからより大きいBS−BS干渉を被ることを示し、「0」は、OLPC/CLPCパラメータの第1のセットのULPC(アップリンク電力制御)が、干渉セルからBS−BS干渉を被らないこと、または干渉セルからより小さいBS−BS干渉しか被らないことを示す一方で、「×」は、干渉せるからBS−BS干渉を被るかどうかが関係ないことを示す。
図3を参照すると、本発明の半静的パターンにおいて、TDDシステムの基地局が、生成モジュール10を備えるシグナリング生成装置を備え、ユーザ機器が、獲得モジュール20と、実行モジュール30とを備える動作装置を備える。
生成モジュール10が、所定のトリガ条件が満たされた場合、基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成し、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される。本明細書では、半静的パターンにおいて、基地局によって生成されるシグナリングは、動的パターンにおいて生成されるシグナリングの送信頻度よりも低い送信頻度を有し、例えば、送信時間間隔は、100ミリ秒程度であり得る。例えば、半静的パターンにおいて、基地局によって生成されるシグナリングは、RRC(無線リソース制御)シグナリングなどを含む。
本明細書において、所定のトリガ条件は、前述のシグナリングを生成するよう基地局をトリガすることができる任意の条件を含み得る。好ましくは、所定のトリガ条件は、1)現在のセルのTDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成が変わること、2)干渉セルのTDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成が変わることなどを含むが、以上には限定されない。前述の2つのトリガ条件は、例示的であるに過ぎず、前述のシグナリングを生成するように基地局をトリガすることができる他の任意の条件が、本発明の範囲に含められなければならないことが、当業者には理解されよう。
本明細書において、基地局は、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームが被る干渉に基づいて、その少なくとも1つのサブフレームを分割して2つのサブフレーム・セットを獲得することが可能である。基地局は、図1aおよび図1bを参照して示されるビットマップ様態を介してその2つのサブフレーム・セットについてユーザ機器に通知することが可能であり、または基地局は、その2つのサブフレーム・セットについてそれぞれ通知することによって、その2つのサブフレーム・セットについてユーザ機器に通知することも可能であることに留意されたい。
本明細書において、その2つのサブフレーム・セットの指示情報は、複数の様態で、それぞれ、その2つのサブフレーム・セットの中に含められるサブフレームを示すことが可能である。例えば、指示情報は、それぞれ、その2つのサブフレーム・セットに対応する2つのグループのビット情報を含む一方で、各グループのビット情報における各ビットは、このグループのビット情報に対応するサブフレーム・セットの中のフレームが干渉セルから被る干渉を示すことを目的とし、例えば、指示情報は、図1aおよび図1bに示される例において示されるとおり、複数のサブフレームに対応する「1」および「0」を直接に含み、その結果、複数のサブフレームが属するサブフレーム・セットを直接にビットマップの様態で示すことが可能であり、または指示情報は、別の様態を使用して、それぞれ、その2つのサブフレーム・セットの中に含められるサブフレームを示すことが可能であり、その別の様態については、後段の「動的パターン」において詳細に説明する。
具体的には、生成モジュール10は、その2つのサブフレーム・セットの指示情報を、基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるべきRRCシグナリングの中に付加することが可能である。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。半静的パターンにおける、所定のトリガ条件が満たされた場合に、基地局によるサービスを受ける1つのセルに送信されるシグナリングを生成する任意の実施形態が、本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
次に、基地局が、ユーザ機器にそのシグナリングを送信した後、獲得モジュール20が、その2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得する。具体的には、半静的パターンにおいて、獲得モジュール20は、第1の受信モジュール(図示せず)をさらに備える。第1の受信モジュールは、基地局から、その指示情報を含むシグナリングを受信する。
その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際、実行モジュール30は、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
例えば、サブフレームが、より小さい干渉しか被らないサブフレーム・セットに属する場合、実行モジュール30は、より低い電力で基地局に信号を送信することが可能であり、サブフレームが、より大きい干渉を被るサブフレーム・セットに属する場合、実行モジュール30は、より大きい電力で基地局に信号を送信することが可能である。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する任意の実施様態が、本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
半静的パターンを介して、基地局は、ユーザ機器にその可変の2つのサブフレーム・セットを、動的パターンと比べて、より低い頻度で通知して、ユーザ機器が、2つのサブフレーム・セット上で差別化された動作を実行するようにすることが可能である。
動的パターン
動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
動的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度は、一般に、半静的パターンにおける2つのサブフレーム・セットの中のサブフレームの変動頻度より低い。
動的パターンにおいて、半静的パターンと同様に、主要な動作は、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つの変動するサブフレームが、2つのサブフレーム・セットに入るように分割されることである。特定の分割の様態については、ここで詳細に述べることはしない、半静的パターンにおける説明を参照することが可能である。
動的パターンにおいて、基地局が、生成モジュール10を備え、ユーザ機器が、獲得モジュール20と、実行モジュール30とを備える。
生成モジュール10が、所定のトリガ条件が満たされた場合、基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成し、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、その少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される。
本明細書では、動的パターンにおいて、生成モジュール10によって生成されるシグナリングは、半静的パターンにおいて生成されるシグナリングの送信頻度より高い送信頻度を有し、例えば、送信時間間隔は、10ミリ秒程度という高いものであり得る。動的パターンにおいて、生成モジュール10によって生成されるシグナリングは、物理層シグナリングなどを含む。
好ましくは、生成モジュール10によって生成される物理層シグナリングは、以下を含むが、以下には限定されない。すなわち、
1)生成モジュール10が、その2つのサブフレームの指示情報を含む新たな物理層シグナリングを直接に生成する。新たな物理層シグナリングは、指示情報を含み、好ましくは、複数のキャリア・ユニットの構成が存在する場合、新たな物理層シグナリングは、キャリア・ユニットのインデックスをさらに備え、
2)生成モジュール10が、副生成モジュール(図示せず)を備える。副生成モジュールが、既存の物理層シグナリングに指示情報を付加する。好ましくは、その既存の物理層シグナリングは、a)アップリンクおよびダウンリンク動的構成シグナリング、b)アップリンクおよびダウンリンクUE(ユーザ機器)スケジュール・シグナリングを含むが、以上には限定されない。この物理層シグナリングは、その既存の物理層シグナリングに含められるべきコンテンツと、指示情報とを含む。
1)生成モジュール10が、その2つのサブフレームの指示情報を含む新たな物理層シグナリングを直接に生成する。新たな物理層シグナリングは、指示情報を含み、好ましくは、複数のキャリア・ユニットの構成が存在する場合、新たな物理層シグナリングは、キャリア・ユニットのインデックスをさらに備え、
2)生成モジュール10が、副生成モジュール(図示せず)を備える。副生成モジュールが、既存の物理層シグナリングに指示情報を付加する。好ましくは、その既存の物理層シグナリングは、a)アップリンクおよびダウンリンク動的構成シグナリング、b)アップリンクおよびダウンリンクUE(ユーザ機器)スケジュール・シグナリングを含むが、以上には限定されない。この物理層シグナリングは、その既存の物理層シグナリングに含められるべきコンテンツと、指示情報とを含む。
前述の例は、本発明を限定することではなく、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としていることに留意されたい。指示情報を含む任意の生成された物理層シグナリングが本発明の範囲に含められるべきことが、当業者には理解されよう。
本明細書において、その2つのサブフレーム・セットの指示情報は、その2つのサブフレーム・セット内にそれぞれ含められるサブフレームを示すのに複数の様態を採用することが可能であり、「指示情報が、その2つのサブフレーム・セットにそれぞれ対応する2つのグループのビット情報を含む一方で、各グループのビット情報の中の各ビットは、このグループのビット情報に対応するサブフレーム・セットの中のフレームが干渉セルから被る干渉を示すことを目的とする」様態は、ここで詳しく述べることはしない「半静的パターン」の前述の例示において詳細に説明した。以降、その指示情報の別の実施形態について概説する。
指示情報は、複数のサブフレーム・パターンの識別情報のうちの1つを含み、1つのサブフレーム・パターンは、異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成において変動する少なくとも1つのサブフレームが2つのサブフレーム・セットにそれぞれ属することの複数の組合せ様態のうちの1つを示す。TDDアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成は、5つ〜6つの可変サブフレームを有するので、少なくとも1つのサブフレームが2つのサブフレーム・セットにそれぞれ属する合計で25から26の種類の組合せ様態が存在する。図1aおよび図1bに示される3つのCSI試験サブフレーム・パターンおよび3つのULPCサブフレーム・パターンは、可能なすべてのサブフレーム・パターンのうちのいくつかに過ぎない。
使用されるサブフレーム・パターンの数を減らして、サブフレーム・パターンの識別情報によって占有されるビットをさらに減らすようにするために、シグナリング生成装置に含まれる選択モジュール(図示せず)が、それぞれのサブフレームのすべてのサブフレーム・パターンの中から、本実施形態において使用される複数のサブフレーム・パターンを選択することが可能であることに留意されたい。好ましくは、選択モジュールは、様々な要因、例えば、ある期間内のサブフレーム・パターンの使用頻度または使用量に基づいて、より一般的に使用される複数のサブフレーム・パターンを選択することが可能である。より好ましくは、選択モジュールによって選択されるサブフレーム・パターンの量は、サブフレーム・パターンの識別情報によって占有されるビットの数が3以下となるように制御するように8以下であり得る。
さらに、本実施形態において、シグナリング生成装置は、第1の送信モジュール(図示せず)をさらに備える。第1の送信モジュールは、使用されるそれぞれのサブフレーム・パターンの識別情報に対応する組合せ様態をセル内のユーザ機器に送信する必要があり、基地局は、生成モジュール10の動作より前に、識別情報に対応する組合せ様態をユーザ機器に送信することが可能である。
基地局が、ユーザ機器にシグナリングを送信した後、獲得モジュール20は、その2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得する。ステップS2’は、ここで詳細に述べることはしないステップS2と同一、または同様である。
その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際、実行モジュール30は、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。その対応する動作については、ここで詳細に述べることはしないステップS3の説明において詳細に説明した。
本明細書において、2つのサブフレーム・セットの指示情報が、複数のサブフレーム・パターンの識別情報のうちの1つを含む場合、動作装置に含まれる第2の受信モジュール(図示せず)が、基地局からそれぞれのサブフレーム・パターンの識別情報に対応する組合せ様態を受信し、さらに、実行モジュール30に含まれる決定モジュール(図示せず)が、シグナリングの中に含められたサブフレーム・パターンの1つの識別情報、および組合せ様態に基づいて、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットを決定し、実行モジュール30に含まれる副実行モジュール(図示せず)が、その少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、その少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属するサブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行する。
動的パターンを介して、基地局は、変化する2つのサブフレーム・セットを、より高い頻度でユーザ機器に通知して、ユーザ機器が、その2つのサブフレーム・セット上で差別化された動作を実行するようにすることが可能である。
半静的パターンおよび動的パターンにおいて、対応するキャリア・ユニットから指示情報を獲得するようにユーザ機器に通知する複数の様態が採用され得ることに留意されたい。以下に、例示のために2つのソリューションが与えられる。
第1のソリューションにおいて、現在のサービング・セル内でキャリア・アグリゲーションを有するそれぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールド(CIF)IDとそのセルにサービスを提供する基地局のキャリア・ユニットの物理識別子の間のマッチング関係は、異なることが可能であり、基地局によって生成されたシグナリングが、その基地局のキャリア・ユニットの物理識別子を備える。さらに、基地局は、ユーザ機器のキャリア・ユニットの物理IDとセルにサービスを提供する基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示ファイルドIDの間のマッチング関係を、セル内のそれぞれのユーザ機器に事前送信する。第1の受信モジュールは、副受信モジュール(図示せず)をさらに備える。副受信モジュールが、基地局からシグナリングを受信し、ユーザ機器のキャリア・ユニットの物理IDと基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDの間の事前獲得されたマッチング関係に基づいて、シグナリングのキャリア・ユニットから、その指示情報が該当するキャリア・ユニットを決定する。
第2のソリューションにおいて、現在のサービング・セル内のそれぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDとそのセルにサービスを提供する基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDの間のマッチング関係は、同一であり、シグナリング生成装置に含まれる第2の送信モジュール(図示せず)が、それぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDを、そのセル内のそれぞれのユーザ機器に送信する。その結果、それぞれのユーザ機器は、基地局のキャリア・ユニットの物理IDに基づいてそれぞれのユーザ機器のキャリア指示フィールドIDを決定することに手間をかけることなしに、一様のキャリア指示フィールドIDに基づいて指示情報を獲得することが可能である。
前述の2つのソリューションは、本発明の技術的ソリューションをよりよく例示することだけを目的としており、本発明を限定することは意図していないことに留意されたい。ユーザ機器が指示情報に基づいて使用されるキャリア・ユニットを決定することを可能にする任意の実施様態が、本発明の範囲に含められるべきであることが、当業者には理解されよう。
前述のソリューションを介して、シグナリングは、指示情報の付加のために変化するが、ユーザ機器は、それでも、指示情報を正確に獲得することができる。
本発明は、ソフトウェアとして、および/またはソフトウェアとハードウェアの組合せとして実施され得ることに留意されたい。例えば、本発明の各モジュールは、特定用途向け集積回路(ASIC)または他の任意の類似したハードウェア・デバイスによって実施され得る。
当業者には、本発明は、前述した例示的な実施形態の詳細に限定されないことが明白であり、本発明は、本発明の趣旨または基本的な特徴を逸脱することなく、他の実施形態で実施されることが可能である。このため、いずれにしても、これらの実施形態は、限定的ではなく、例示的であると見なされるべきであり、本発明の範囲は、前段の説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって限定される。このため、特許請求の範囲と均等の要素の趣旨および範囲に含まれることが意図されるすべての変形が、本発明の範囲に含まれるべきものとする。特許請求の範囲におけるいずれの参照符号も、関与する特許請求の範囲を限定するものと見なされるべきではない。さらに、「備える」という用語は、他のユニットも他のステップも除外することはなく、単数形は、複数形を除外しないことが明白である。システム・クレームに記載される複数のユニットまたはモジュールは、ソフトウェアまたはハードウェアを介して単数のユニットまたはモジュールによって実施されることも可能である。「第1の」、および「第2の」などの用語は、名前を示すのに使用されるが、いずれの特定の順序も示さない。
Claims (15)
- 基地局においてサブフレーム・セット情報を含むシグナリングを生成するためのシグナリング生成装置であって、前記基地局は、TDDシステムに属し、前記TDDシステムにおける隣接セルは、同時に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、前記シグナリング生成装置は、
所定のトリガ条件が満たされると、前記基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成するように構成された生成モジュールであって、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、前記アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、前記少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される生成モジュールを備えるシグナリング生成装置。 - 前記シグナリングは、物理層シグナリングを含む請求項1に記載のシグナリング生成装置。
- 前記生成モジュールは、
所定のトリガ条件が満たされると、事前設定された物理層シグナリングに前記指示情報を付加するように構成された副生成モジュールを備える請求項2に記載のシグナリング生成装置。 - 前記指示情報は、前記2つのサブフレーム・セットにそれぞれ対応する2セットのビット情報を含み、各セットのビット情報の中の各ビットは、このセットのビット情報が対応する前記サブフレーム・セットの中の1つのサブフレームが干渉セルから被る干渉レベルを示すことを目的とする請求項2または3に記載のシグナリング生成装置。
- 前記指示情報は、複数のサブフレーム・パターンの識別情報のうちの1つを含み、1つのサブフレーム・パターンは、前記少なくとも1つのサブフレームが前記2つのサブフレーム・セットに属することの複数の組合せ様態のうちの1つを示すシグナリング生成装置であって、
それぞれのサブフレーム・パターンの前記識別情報が対応する組合せ様態を、前記セル内の前記ユーザ機器に送信するように構成された第1の送信モジュールをさらに備える請求項2または3に記載のシグナリング生成装置。 - それぞれのサブフレームのすべてのサブフレーム・パターンから前記複数のサブフレーム・パターンを選択するように構成された選択モジュールをさらに備える請求項5に記載のシグナリング生成装置。
- 前記セル内のキャリア・アグリゲーションを有するそれぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDと前記セルにサービスを提供する前記基地局のキャリア・ユニットの物理識別子の間のマッチング関係は、異なることが可能であり、前記生成されたシグナリングは、前記基地局のキャリア・ユニットの物理識別子を備える請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシグナリング生成装置。
- 前記セル内のそれぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDと前記セルにサービスを提供する前記基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDの間のマッチング関係は、同一であるシグナリング生成装置であって、
それぞれのユーザ機器のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDを前記セル内の前記それぞれのユーザ機器に送信するように構成された第2の送信モジュールをさらに備える請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシグナリング生成装置。 - サブフレーム・セットに基づいてユーザ機器において動作するための動作装置であって、前記ユーザ機器は、TDDシステム内に配置され、前記TDDシステムにおける隣接セルは、同時に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、前記動作装置は、
2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得するように構成された獲得モジュールであって、その2つのサブフレーム・セットは、前記アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、前記少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得される獲得モジュールと、
前記少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、前記少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属する前記サブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行するように構成された実行モジュールとを備える動作装置。 - 前記獲得モジュールは、
前記基地局からシグナリングを受信するように構成された第1の受信モジュールであって、そのシグナリングは、前記指示情報を含む第1の受信モジュールを備える請求項9に記載の動作装置。 - 前記第1の受信モジュールは、
前記基地局から前記シグナリングを受信し、前記ユーザ機器のキャリア・ユニットの物理IDと前記基地局のキャリア・ユニットのキャリア指示フィールドIDの間の事前獲得されたマッチング関係に基づいて、前記シグナリングのキャリア・ユニットから、前記指示情報が該当するキャリア・ユニットを決定するように構成された副受信モジュールを備える請求項10に記載の動作装置。 - 前記指示情報は、複数のサブフレーム・パターンの識別情報のうちの1つを含み、1つのサブフレーム・パターンは、前記少なくとも1つのサブフレームが前記2つのサブフレーム・セットに属することの複数の組合せ様態のうちの1つを示す動作装置であって、
前記基地局から、それぞれのサブフレーム・パターンの前記識別情報が対応する組合せ様態を受信するように構成された第2の受信モジュールをさらに備え、
前記実行モジュールは、
前記シグナリングの中に含められたサブフレーム・パターンの1つの識別情報、および前記組合せ様態に基づいて、前記少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属する前記サブフレーム・セットを決定するように構成された決定モジュールと、
前記少なくとも1つのサブフレーム上で前記基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、前記少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属する前記サブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行するように構成された副実行モジュールとを備える請求項10に記載の動作装置。 - 請求項1乃至8の少なくとも1項に記載のシグナリング生成装置と、請求項9乃至12の少なくとも1項に記載の動作装置とを備えるTDDシステム。
- 基地局においてサブフレーム・セット情報を含むシグナリングを生成するための方法であって、前記基地局は、TDDシステムに属し、前記TDDシステムにおける隣接セルは、同時に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、前記方法は、
a.所定のトリガ条件が満たされると、前記基地局によるサービスを受けるセル内のユーザ機器に送信されるシグナリングを生成するステップであって、そのシグナリングは、2つのサブフレーム・セットに関する指示情報を含み、その2つのサブフレーム・セットは、前記アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、前記少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得されるステップを備える方法。 - サブフレーム・セットに基づいてユーザ機器において動作するための方法であって、前記ユーザ機器は、TDDシステム内に配置され、前記TDDシステムにおける隣接セルは、同時に異なるアップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成を採用することができ、前記方法は、
A.2つのサブフレーム・セットの指示情報を獲得するステップであって、その2つのサブフレーム・セットは、前記アップリンクおよびダウンリンク・サブフレーム構成における少なくとも1つのサブフレームを、前記少なくとも1つのサブフレームの干渉レベルに基づいて分割することによって獲得されるステップと、
B.前記少なくとも1つのサブフレーム上で基地局を相手にアップリンク動作またはダウンリンク動作を実行する際に、前記少なくとも1つのサブフレームがそれぞれ属する前記サブフレーム・セットに基づいて対応する動作を実行するステップとを備える方法。
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