JP2016536241A - クリンカクーラ - Google Patents

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Abstract

セメントクリンカなどのバルク材料を搬送方向にバルク材料入口からバルク材料出口まで搬送するコンベヤフロア(1)であって、搬送方向に対して平行に延びておりかつ1つのプランクが他のプランクに並んでプランクの間に移動間隙を備えるように配置された長手方向で往復するプランク(100)を備える、コンベヤフロア(1)は、各プランク(199)が、それぞれのプランクに対してハンク双方向とは反対方向にバルク材料を移動させるための平均摩擦係数cbよりも著しく低い、プランク(100)に対して搬送方向にバルク材料を移動させるための平均摩擦係数cfを有するならば、より低いコストで高められた搬送を提供する。

Description

発明の分野
本発明は、セメントクリンカラインにおけるセメントクリンカの製造、特に、ロータリーキルンからコンベヤのクリンカ出口までセメントクリンカを冷却および搬送するプランクタイプコンベヤに関する。
従来技術の説明
セメントクリンカ製造において、セメントクリンカ、略してクリンカは、ロータリーキルンにおいて焼成および焼結される。クリンカは、前記キルンからクリンカ分配システムを介してクリンカクーラのコンベヤ火格子フロア上へ降ろされる。火格子フロアにおいて、クリンカは、クリンカベッドとも呼ばれる層を形成する。クリンカベッドは、冷却され、例えばさらなる加工、例えば粉砕のための粉砕機を介してクーラのクリンカ出口へ搬送される。火格子フロアの構成は重要である。なぜならば、一方では、冷却空気が火格子フロアを介してクリンカベッド内へ送入されなければならず、他方では、火格子フロアからのクリンカ落下が回避されなければならないからである。加えて、クリンカは搬送されなければならず、火格子フロアは、高いクリンカ温度と、機械的であろうと空気圧によってであろうとクリンカを火格子フロア上で移動させることによって生ぜしめられる摩耗とに耐えなければならない。
現在、3つのタイプのクリンカクーラが使用されている。すなわち、
(i)例えばUS8397654に開示されているような段状の火格子クーラ
(ii)クリンカが載置される、通気スリットを備えるほぼ平坦な静止した火格子表面を備えるクーラ。静止した平坦な火格子表面は、しばしば、箱形のポケットを有し、通気スリットがポケットの底部に設けられている。使用時、ポケットにクリンカが充填され、クリンカは、火格子表面の摩耗を減じるために、火格子、すなわちポケットの底部上で滑らないようにポケットの側壁によってブロックされる。クリンカの搬送は、クリンカベッドをせん断することによって行われ、すなわち、クリンカベッドの上側部分は、前記ポケット内のクリンカ上を滑る。このために、クリンカプッシャが、ポケットの間に取り付けられており、ポケット側壁の上方を往復する。このタイプのクーラは、“Polytrack”という名称で市販されており、DE102006037765に示されている。Polytrackクーラは、ポケットの列の間の長手方向スリットの下方に長手方向軌道を有する。軌道は、ポケットの間の長手方向移動スリットをカバーする、往復する水平のプッシャプレートを支持する。プッシャプレートは、鉛直方向かつ搬送方向に対して垂直に延びるプッシャリブを有しており、クリンカ粒子の複数の層のためのポケットを形成している。プッシャプレートを移動させるとき、ポケット内のクリンカがプッシャプレートともに移動する。搬送は、プッシャプレートを前方へ一緒に移動させ、別々に後退させることによって達成される。
(iii)例えばDE102010055825A、US8132520またはEP1475594A1に開示されているような、搬送方向に対して平行に延びるプランクを有するクーラである。本明細書においては、“プランクタイプクーラ”とも呼ばれるこの第3のタイプのクリンカクーラに焦点を絞る。
プランクタイプクーラは、通常、並置された複数のプランクを有しており、プランクの間には移動間隙が設けられている。プランクの長手方向の向きは搬送方向に対して平行であり、プランクは、搬送方向に対して平行に個々に前後に移動、すなわち往復させられ、これにより、プランクの上向きの面に載置されたクリンカベッドの前進移動を達成する。このようなプランクタイプクーラはUS8132520に開示されている(本明細書に全体が示されているものとして組み入れられる):クリンカは、搬送方向に対して平行に延びるプランクの平坦な上向きの面に積載される。クリンカ搬送は、少なくとも幾つかの隣接するプランクを前方へ一緒に、すなわち同時に移動させ、かつ別々に、すなわち相前後して後退させることによって達成することができ、したがって、プランクの間には移動間隙が設けられている。冷却空気は移動間隙を通じてクリンカベッド内へ送入され、これにより、冷却空気を加熱しかつクリンカを冷却する。
DE102010055825A1は、異なるタイプのプランクタイプクリンカクーラを提案している:各プランクは往復し、プランクに沿って整列させられた箱形入口を支持している。箱形入口は、クリンカの通気のための冷却スロットを有する。クリンカベッドを搬送しながらクリンカの層は箱形入口にとどまり、これにより、プランクのあらゆる機械的部分の摩耗を減じる。加えて、プランクは、楔形または鋤形であってもよい少数の突出部を支持している。これらの突出部は、クリンカベッドを周期的に撹拌しまたは循環させ、これにより、クリンカベッドの下側部分に循環を生ぜしめる。この循環は、熱回復のために好ましくない、クリンカベッドにおける空気チャネルの形成を減じる。
EP1475594A1は、別のプランクタイプクリンカクーラを開示している。プランクの断面は、開放箱形チャネルに似ており、クリンカ通気は、チャネルの底部に設けられた換気スリットによって提供される。隣接するプランクの間の移動間隙は、移動間隙からのクリンカ落下を回避するように封止されている。搬送速度を減じるために、1つのプランクは静止していてもよい。
発明の概要
本発明の課題は、製造コストが減じられた、セメントクリンカなどのバルク材料用のコンベヤフロアを提供することである。
本発明は、プランクタイプクーラまたはコンベヤフロアのためのコストの大部分が、プランクを往復させるための駆動およびサスペンション機構によるものであるという判断に基づく。
前記課題の解決手段は、独立請求項に記載されている。従属請求項は、発明のさらなる改良に関する。
クリンカ搬送は、クリンカベッドに力を加えることによって行われる。本発明によれば、クリンカ搬送は、コンベヤフロアにおけるクリンカベッドの最も低いクリンカ層に力を加えることのみによって達成される。コンベヤフロアと直接に接触していない上側のクリンカ層は、おそらく僅かな滑りを生じながら、層間の内部摩擦係数により追従する。
駆動力は、輪郭づけられた火格子表面、すなわち、構造化された表面を備えるコンベヤフロア表面のみによってクリンカベッドの底部層に加えられてもよい。構造化された表面は、例えば、水平面に対して少なくともほぼ直交しており(±45°、好適には±30°)かつ例えば平均粒子直径の高さの10%〜50%である複数の面によって形成されていてもよい。出願を通じて、単純にするだけのために、搬送方向は水平に対して平行であると仮定する。しかしながら、実際の搬送方向は、もちろん、僅かに上方または下方であってもよい。‘水平’とは、いわばコンベヤフロア長手方向軸線および横方向軸線によって規定される基準平面でしかない。さらに、搬送方向とは、バルク材料出口に向かってプランク長手方向軸線に対して平行な向きの、“意図された”搬送方向である。
火格子表面の少なくともほぼ直交する面の高さは、平均粒子サイズの例えば1%〜10%までさらに減じられてもよく、これにより、これらの面は、冷却空気ジェットが存在するときに巻き上げられる、流動化可能なファインの高さまたはサイズとなる。このような輪郭づけられた表面は、ちょうど研磨された表面のような摩擦係数を特徴としてもよい。しかしながら、研磨された表面とは異なり、摩擦係数は、少なくともプランクの表面構造にとって代表的なプランクのセクション上で測定されなければならない。いわば理論的ではなく、材料に依存した摩擦係数がここでは述べられているが、材料のみならず材料の表面構造の原因ともなる微視的な摩擦係数である。
コンベヤフロアは、少なくとも複数の長手方向プランクを有し、各プランクは、例えばセメントクリンカなどのバルク材料のためのレストとしての上向きの面を備えている。もちろんその他のバルクまたは顆粒材料が搬送されてもよい。しかしながら、単純にするために、本発明によるコンベヤはセメントクリンカに関してのみ説明される。コンベヤフロアのプランクは搬送方向に対して平行に延びている。搬送方向に対して横方向に、プランクは並置されており、プランクの間には移動間隙が設けられている。火格子からのクリンカ落下を減じるために、移動間隙の幅は、プランクの幅よりも著しく小さくてもよく、プランクの平均の幅の10分の1よりも小さくてもよく、好適にはプランクの平均の幅の100分の1よりも小さくてもよい。移動間隙は、冷却スリットとして、すなわち、冷却材、例えば空気を、プランクに載置されているバルク材料のベッド内へ吹き込むために使用されてもよい。特に、この場合、移動間隙の幅は、移動間隙からの冷却空気によって搬送されなくてもよい、すなわち移動間隙から吹き出されるには大きすぎるクリンカ粒子の直径よりも、小さいべきである。コンベヤフロアはさらに、クリンカを搬送方向に搬送するために個々のプランクおよび/またはプランクのグループを支持しかつ往復させるための支持構造を有する。好適には、前記プランクのうちの少なくとも1つのプランクの少なくとも1つの上向きの面の少なくとも1つのセクションは、方向に依存する摩擦係数を有し、これは、搬送方向でそれぞれのプランクに対して移動するクリンカのための摩擦係数Cfが、搬送方向に逆らって(言い換えれば‘後方へ’)それぞれのプランクに対して移動するクリンカのための摩擦係数Cbよりも低いことを意味する。コンベヤフロアを形成するプランクの後方摩擦係数Cbの平均は、摩擦係数Cfの平均の1.5倍よりも大きく、好適には2倍よりも大きく、より好適には3倍よりも大きく、すなわち
Figure 2016536241
であり、ここで、
Figure 2016536241
は、搬送方向で移動する(前方移動とも呼ばれる)バルク材料のための摩擦係数Cfの平均を表し、
Figure 2016536241
は、搬送方向に関して後方へ移動するバルク材料のための摩擦係数Cbの平均を表す。

Figure 2016536241
は、例えば、楔状突出部を有するプランクおよび/またはバルク材料のためのレストとしての山形表面を備えるプランクによって得ることができる。楔状突出部および/またはプランクの山形表面領域は、好適にはコンベヤフロア表面の半分以上をカバーしている。好適には、プランクのうちの少なくとも1つは、その上向きの面において、少なくとも一連の連続的な突出部を有しており、これにより、平均摩擦係数の比
Figure 2016536241
を高めている。
理論上、摩擦係数は、研磨された平坦な表面を、別の研磨された平坦な表面上で滑らせることによって決定される。ここでは状況が異なり、バルク材料、例えばクリンカがプランク表面上で滑る。これにより、以下でより詳細に説明するようにプランクの表面を構造化することによって、異なる摩擦係数が得られる。摩擦係数に言及する場合、動的摩擦が述べられる。関連するのは、それぞれのプランクとバルク材料との間の平均摩擦であり、言い換えれば、理想化された表面上ではなく、実際のプランク上でバルク材料を移動させることによって測定される摩擦である。プランクと、クリンカのようなバルク材料との間の平均摩擦係数は、単にプランクまたは代表的なセクションを(例えば)プランクに対する異なる荷重によりクリンカベッド上で滑らせ、クリンカ上において一定速度でプランクを移動させるための抵抗力を測定することによって、極めて容易に決定することができる。この速度は、バルク材料を搬送するときのバルク材料とプランクとの相対速度と同様であるべきである。この場合、プランクの通常は上向きの面がもちろん下方に向けられ、コンベヤフロアに取り付けられたときのようにクリンカに対面する。
方向に依存する摩擦係数の実現の極めて単純であるが、効率的な可能性は、楔状突出部を有するプランクを使用することである。これにより、各突出部は、前向き側と、後向き側とを有しており、それぞれが傾斜を有している。前向き側の平均傾斜は、後向き側の平均傾斜よりも急勾配である。前向き側は、いわば、搬送方向(少なくともほぼ、すなわち±45°、好適には±30°)に向けられた、楔の末端部であり、後向き側は、例においては、(楔エッジが)反対方向を向いた楔面である。相補的な楔面は仮想的でしかなく、水平の一部である。前向き側および後向き側は、頂点のようなエッジにおいて接続されていてもよい。例えば、突出部は、例えば鋸歯、三角形または楔に似た縦断面を有してもよい。突出部のより急勾配の側は前向き側であり、緩やかに傾斜した側が後向き側である。言い換えれば、前向き側および後向き側という用語は、これらの側が搬送方向に対して直交していることを示唆するのではなく、前向き側が搬送方向に対して少なくともほぼ直交(±45°、好適には±30°)していてもよい。これにより、前記プランクを後退させるとき、それぞれのプランクに直接に載置されたクリンカ粒子は突出部に乗り上げてもよい。プランクを搬送方向(すなわち前方)へ押し付けるとき、クリンカ粒子は最適な場合にはプランクに付着するか、または少なくともプランクを後退させるときほど滑らない。
特に好適な実施の形態では、前向き側または少なくとも搬送方向に沿った前向き側のセクション(長手方向セクション)は、平坦であり、水平に対して直交しているかまたは搬送方向に傾斜している。湾曲した長手方向セクションの場合、これは、好適には、前向き側の長手方向セクションの平均傾斜に適用される。
冷却ガスは、移動間隙を通じてクリンカベッドへ噴射されてもよい。これにより、移動間隙は2つの組み合わされた機能を有する。第1の機能は、互いに対する隣接するプランクの移動を可能にすることであり、第2の機能は、コンベヤフロアの表面上に載置されたクリンカベッドへ冷却ガス、例えば空気を噴射するための冷却剤チャネルとして機能することである。加えて、移動間隙を通る冷却剤流は、コンベヤフロアからのクリンカの落下を防止する。移動間隙は、好適には、水平に向かって傾斜させられており、これにより、冷却剤流をコンベヤフロアの表面に付着させる。したがって、プランクの狭い面した側は、移動間隙の境界であり、好適には水平に向かって傾斜させられている。これは、均一なクリンカ冷却、およびクリンカベッドの上側領域へのファインの持上げを高める。言い換えれば、横断面で見ると、好適には各移動間隙は左側および右側の境界を有しており、双方は2つの隣接するプランクの狭い側によって形成されている。移動間隙を形成する狭い側は互いに面している。
好適には、これらの狭い側のうちの一方は、それぞれのプランクの上向きの側、ひいてはコンベヤフロアの表面へ連続的に湾曲しながら移行している。(横断面で見て)多角形のラインによって連続的な湾曲に近似すれば十分である。実質的に平坦な狭い側の場合、狭い側は、好適には、プランクの上向きの側に対して鈍角を形成しており、これにより、プランクの上向きの側へいわばほぼ連続的に移行している。全ての3つの場合において、空気流は、(ほぼ)連続的な湾曲をたどり、クリンカ粒子によって逸らされるまでプランクの上向きの側にいわば付着する。この狭い側は、いわば下側の冷却チャネル境界を形成している。それぞれのプランクの他方の狭い側は、好適には前記(ほぼ)連続的に移行する狭い側に対して相補的である。この他方の狭い側は、好適には、それぞれのプランクの上向き側とともにエッジを形成しており、次の移動間隙のいわば‘上側’の冷却チャネル境界である。
他方では、冷却剤を傾斜した移動間隙からクリンカベッドへ噴射するならば、冷却剤は、コンベヤフロアの左側または右側の境界(移動間隙の傾斜方向に依存する)に向かってクリンカ粒子に力を加える。これは、望ましくない横方向クリンカ搬送と、コンベヤフロアにおける不均一なクリンカ分配につながり得る。好適な実施の形態では、突出部のうちの少なくとも1つの突出部の前向き側は、左側または右側へ、すなわちコンベヤフロアの側部境界のうちの一方に向かって(好適には0.1〜45°、より好適には0.1〜30°で)傾斜させられている。より正確には、突出部の(うちの少なくとも1つの突出部の)前向き側は、プランクの上向き側、ひいてはコンベヤフロアの表面へ少なくともほぼ連続的に移行している狭い側に向かって、傾斜させられていてもよい。意図された搬送方向に対して完全に直交している突出部の前向き側に関して、プランクの上向き側へ少なくともほぼ連続的に移行する狭い側に向かう傾斜は、鉛直方向軸線に沿った回転に対応する。このような傾斜は、コンベヤフロアのそれぞれの側部境界に向かうクリンカの移動を補償し、コンベヤフロアの長手方向に対して平行な少なくともほとんど完全なクリンカ搬送が達成されてもよい。摩擦係数に関して既に説明したように、突出部の前向き側は、鉛直方向とは逆に傾斜させられていてもよい(±45°、好適には±30°)。搬送方向に対して完全に直交している前向き側から再び始まって、これは、コンベヤフロアの横方向軸線に沿った回転に対応する。
クリンカに関して、突出部の高さhは好適には平均クリンカ粒子直径よりも著しく小さいことが分かった。典型的なクリンカ粒子直径は約1cmであり、したがって、突出部の高さhは好適には約1〜5mmである。一般的に、突出部の高さhは好適にはクリンカ粒子の中間直径dmの約半分であると言ってもよい(1/10・dm≦h≦1dm、好適には1/5・dm≦h≦3/4dm、特に好適には1/4・dm≦h≦1/2dm)。例えば、典型的なクリンカ粒子(直径dmの典型的な中間値=1cm)は、約1cmの直径を有しており、高さは、例えば約2〜4mmであってもよい。これにより、搬送特性が特に高められる。突出部の緩やかに傾斜した後側の長さlrは、好適には、粒子の直径の中間値の約2〜50倍、より好適には2〜10倍であり、すなわち、2・dm≦lr≦50・dm、より好適には2・dm≦lr≦10・dmである。これにより、典型的なクリンカの場合、長さlrは、好適には2〜10cm、特に好適には約3cm(±15%)であり、これにより、ほとんど全てのサイズのクリンカ粒子が、2つの頂点の間の斜面に沈み込む。
クリンカを搬送するとき、クリンカ粒子と、いわゆるファインとを識別する。ファインは、クリンカベッドのより低い、ひいてはより低温の領域における極めて大まかには約1m/s(±50%)から、クリンカベッドの上側領域における極めて大まかには4m/s(±35%)までの典型的な速度を有するクリンカクーラにおける典型的な空気流によって、吹き飛ばされかつ浮揚させられ、空気は、クリンカから空気(またはあらゆるその他の冷却ガス)へ熱が移動させられることにより膨張する。対照的に、粒子はより大きく、コンベヤフロアによって支持されたままであるかまたは粒子はコンベヤフロア上に載置されている。言い換えれば、ファインは冷却ガスによって浮揚させられるのに対し、粒子は依然としてコンベヤフロア上に結果的な下方への力を加えるおよび/またはその他の粒子はコンベヤフロアに載置されている。
前方および後方の摩擦係数の上に説明した比は、クリンカ搬送を著しく向上させ、ひいては、コンベヤフロアの構成を単純化することを可能にする。
コストを減じる第1の可能性は、プランクを少なくとも2つのグループA,Bにグループ分けすることであり、この場合、各グループのプランクは同期して駆動され、ひいては連結することができる。したがって、略して‘プランクA’と呼ばれるグループAのプランクは共通して駆動され、略して‘プランクB’と呼ばれるグループBのプランクも共通して(ただし好適には‘プランクA’から独立して)駆動される。プランクのグループを共通して駆動することは、アクチュエータの数を例えば往復するプランクのグループの数に減じるという可能性を開く。加えて、グループ分けされたプランクは、グループごとに懸吊されてもよく、これにより、コストをさらに減じる。
例えば、火格子フロアは、|AB... ...AB|というパターンに似ていてもよい。A,Bの文字はそれぞれのグループのプランクを象徴しており、“|”はクーラまたはコンベヤの境界を象徴している。この場合、好適には、両グループA,Bのプランクは同時に前方へ移動させられるが、グループごとに前後して後退させられる。プランクのグループ分けは、長手方向バー、アクチュエータ、クロスビームおよびサスペンションユニットの数、ひいてはコストを減じることを可能にする。
好適には、プランクの少なくとも1つのグループは移動せず、言い換えれば、それぞれのグループのプランクは支持構造の静止した部分に取り付けられている。この静止したグループのプランクは、グループCのプランクまたは単にプランクC(C=コンスタント)と呼ばれる。これにより、可能なパターンは、以下でより詳細に説明するように例えば|CABC... ...ABC|またはより好適には|ACBCA... ...CACBC|またはさらにより好適には|CACA... ...ACAC|であることができる。静止した、すなわちコンスタントなプランクCを導入することによって、構成上の努力、ひいてはコストがさらに減じられる。|CABC... ...ABC|および|CACA... ...ACAC|などのパターンは、2つの別個に支持および駆動されるシステムを必要とするが、方向に依存する摩擦係数は、|C,A,C,A,C...A,C|などのパターンを可能にし、このパターンは、1つの可動な支持および駆動のみを必要とし、ひいては大きな節約を提供する。
既に上に示したように、プランクの表面は好適には指向性の摩擦係数を有するように構造化されている。言い換えれば、プランク上で前方へ移動するクリンカベッドの間の平均摩擦係数
Figure 2016536241
は、プランク上で後方へ移動するクリンカベッドの間の平均摩擦係数
Figure 2016536241
よりも低い(
Figure 2016536241
、好適には
Figure 2016536241
、より好適には
Figure 2016536241
、さらにより好適には
Figure 2016536241
)。
静止したプランクに隣接した往復するプランクの状況は、以下のように理解することができる。往復するプランクを前方へ押すとき、プランク上のクリンカ粒子の最下層はプランクにいわば付着または係合し、比較的高い平均係数
Figure 2016536241
により、プランクとともに前方へ移動する。前記最下層の上方に存在するクリンカが追従する。前方へ押されるクリンカは、隣接するが、静止したプランクにおけるクリンカとせん断を生じる。低い平均係数
Figure 2016536241
により、移動させられない、すなわち静止した往復しないプランク上のクリンカの少なくとも一部も、前方移動する。往復するプランクを後退させるとき、状況は変化する。往復するプランクの上側におけるクリンカはせん断し、往復しない、すなわち静止したプランクのクリンカといわば“係合”する。静止したプランク上のクリンカは、後方移動のための高い平均摩擦係数
Figure 2016536241
により、後方へ移動しない。(水平方向での)クリンカの係合の結果および前方移動のための比較的低い平均摩擦係数
Figure 2016536241
により、前記プランクを後退させるとき、往復するプランク上に直接あるクリンカ粒子の少なくとも一部は、往復するプランク上を滑る。
簡潔に要約すれば、プランクを後退させるとき、クリンカベッドは、後退させられるプランクに対して前方へ移動し、より低い指向的な摩擦係数(Cfが適用される)により、クリンカ粒子の最下層のクリンカ粒子はプランク上をスライドまたはスリップする(少なくとも反対方向よりも容易である)。後退させられるプランク上のクリンカは、静止したプランクのクリンカ粒子との係合によって、静止した支持構造に対して所定の位置に保持される。静止したプランクのクリンカ粒子は、最適化された図において、Cbが適用されるようなせん断力によって後方へ押されたときにそれぞれのプランクに付着する
この適用では、単純にするだけのために、異なるグループのプランクは同一の寸法および形状のものであると仮定される。しかしながら、プランクの輪郭または幅によって表される前方および後方移動における摩擦による力の比が1.5〜2よりも大きい限り、異なる寸法も可能である。
発明は、クリンカコンベヤに関して説明される。冷却スリットを通じて、例えば隣接するプランクの間の移動間隙を介して冷却空気または異なる冷却ガスをクリンカへ噴射することができ、これにより、クリンカを冷却すると同時に、クーラのクリンカ入口からクリンカ出口まで搬送方向にクリンカを搬送するためのクリンカクーラが達成される。クリンカベッドの通気のために移動間隙を介して冷却ガスを吹き込むための換気手段が選択的に設けられていてもよい。冷却ガスは、あらゆるガスまたはガスの混合物、例えば空気および/または二酸化炭素であることができる。しかしながら、上で説明した搬送機構は、あらゆる種類のバルク材料のために使用することができる。言い換えれば、搬送される材料に応じて、冷却スリットを省略(または封止)してもよい。
下記および上記では、発明はクリンカクーラに関して説明される。しかしながら、発明は、クリンカクーラに限定されず、あらゆるタイプのウォーキングフロアコンベヤに適用することができる。
例えば、プランクをプランクの2つのグループ、すなわち第1のグループAのプランクおよび第2のグループCのプランクのみにグループ分けすることができる。第1のグループAのプランクは、好適には同じ位相、振幅および波形で往復するように懸吊および駆動される。例えばUS6745893に開示されたサスペンションは、第1のグループAの全てのプランクの往復移動を可能にする。加えて、第1のグループAのプランクは、プランクが接続されている1つの駆動装置、例えば液圧式シリンダによって駆動することができる。第2のグループCのプランクは好適には静止した支持体に取り付けられており、すなわち、往復せず、したがって、グループCのプランク用の駆動装置およびサスペンションは省略されてもよく、大きな節約を生じる。
好適には、第1のグループAのプランクは、第2のグループCのプランクに隣接しており、|A,C,A,...A,C,A|または|C,A,C,...,C,A,C|で示されるプランクのパターンを形成しており、この場合、縦線またはバー|は、火格子フロアの幅を規定する火格子フロアの境界を象徴しており、AおよびCは、それぞれのグループのプランクを象徴している。コンマは、プランク間の移動間隙を表している。いわば縦線は、火格子フロアの左側および右側の境界を表しており、この場合、左および右とは搬送方向に関する。第2のパターン|C,A,C,...,C,A,C|が特に好ましい。なぜならば、境界に隣接するプランクは往復せず、したがって、相対移動が生じないため、火格子フロアへの境界の接続が単純であるからである。境界は、典型的には板状の壁である。
択一的な実施の形態では、プランクは、プランクのちょうど3つのグループにグループ分けされてもよく、プランクの第1のグループAを形成するプランクは、プランクの長手方向軸線に対して平行に、ひいては搬送方向に共通の位相で、好適には同じ振幅および波形で往復するように駆動される。プランクの第2のグループBを形成するプランク(略して“プランクB”)は、同じく平行にかつ共通の位相で往復するように懸吊および駆動され、すなわち、プランクBは、プランクの長手方向軸線、ひいては搬送方向に対して平行に往復する。好適には、グループBのプランクは、第1のグループAのプランクと同時に前方へ、すなわち搬送方向へ移動させられるが、第1のグループAのプランクと同時に後方へ移動させられない。グループBのプランクは、グループAのプランクと同様に、しかしながらグループAのプランクから独立して懸吊および駆動されてもよい。第3のグループCのプランクCは、静止した支持構造に取り付けられている。例えば、プランクは、|C,A,C,B,C,...,C,A,C,B,C,|または|C,B,C,A,C...C,A,C,B,C|のパターンを形成し、この場合、A,B,Cはそれぞれのグループのプランクを表しており、|は上で説明したように火格子フロアの境界を象徴している。ここで、固定されたプランクの数は、上記の例と同じであるが、2つの独立したサスペンションシステムが必要とされる。この択一例は、従来技術のコンベヤまたはクリンカクーラよりもさらに安価である。なぜならば、静止したプランクの数が増大されているからである。
図面の説明
以下では、図面に関連する実施の形態の複数の例に基づいて、一般的な発明の概念を制限することなく、例として発明を説明する。
クリンカクーラのコンベヤフロアを示している。 図2に示されたプランクの縦断面図を示している。 コンベヤフロアの1つのセクションを示している。 別のコンベヤフロアの1つのセクションを示している。 コンベヤフロアのプランクをグループ分けするための一例を示している。 コンベヤフロアのプランクをグループ分けするための第2の例を示しており、プランクの移動を表すグラフを示している。 コンベヤフロアのプランクをグループ分けするための第3の例を示している。
図1にはコンベヤフロア1が示されている。コンベヤフロア1は、例えばクリンカを冷却および搬送するための火格子フロアであり、クリンカは、ロータリーキルンからクリンカ分配システム5を介して火格子フロアに積載することができる。クリンカは、クリンカ入口、すなわちクリンカ分配システム5から、矢印2によって示された搬送方向に、クリンカ出口まで搬送される。
コンベヤフロア1は、コンベヤ入口からコンベヤ出口まで(二重矢印3によって示された)長手方向に延びるプランク100を有する。プランク100は、並列して平行に配置されており、プランク間には移動間隙20が設けられている。移動間隙20(図3および図4参照)が設けられていることにより、二重矢印3によって示された火格子フロアの長手方向2に沿って、プランク100の火格子バー101は、隣接するプランク100の火格子バー101に対して往復することができる。加えて、冷却ガスが、移動間隙20を通じて、搬送されているクリンカへ噴射されてもよい。択一的に、同じコンベヤフロアを他のバルク材料、例えばとうもろこしのために使用することもでき、とうもろこしは、コンベヤフロア上に堆積させられているとうもろこし層へ移動間隙を通じて低い相対湿度で空気を噴射することによって搬送されながら乾燥させることができる。
側壁30とも呼ばれる火格子境界30が、プランクの左側および右側に取り付けられていてもよい(図1)。火格子境界は、好適には、耐火材によって被覆されている。側壁30に隣接するプランク100は、好適には、それぞれの側壁30に対して固定されている。言い換えれば、側壁30に隣接するプランクは、好適には、往復しない。
プランク100は、プランクが属するグループを示すA,B,Cと呼ばれる。各グループA,B,Cのプランク100は、別個のクロスビーム40に取り付けられている。グループAおよびBのプランクを支持するクロスビーム40は、矢印3によって示されたように往復するように懸吊されており、駆動される。グループCのプランクを支持するクロスビーム40は固定されており、すなわち、例えば静止した支持構造によって基部に堅く取り付けられている。図示したようなパターンA,B,Cは一例でしかない。その他のパターン、または言い換えればグループのその他の順序、例えば、2つだけ例を挙げれば、|C,A,C,A...C|または|C,B,C,A,C,B,...,C|も可能である。
図2から図4に示したように、プランク100は、明らかなように山形の表面を形成する突出部10を有してもよい。突出部10は、例えば、搬送方向、すなわちクリンカ出口に向かって面した急勾配の前向き側12と、緩やかな傾斜の後向き側14とを備えるほぼ三角形の縦断面(図2)を有していてもよい。図示した例では、前向き側は搬送方向2に対して直交しているが、前向き側の平均傾斜が、緩やかな傾斜の後向き側14の平均傾斜よりも急であるならば、その他の角度も可能である。プランク100を搬送方向に移動させているとき、前向き側12はブロックのように作用する。したがって、バルク材料の粒子がプランクの前方移動によって前方へ押される。プランクを後退させるとき、バルク材料の粒子は、後向き側14によって形成された斜面上を滑る。これにより、巨視的に見ると、プランクに対するセメントクリンカなどのバルク材料の前方移動のための摩擦係数Cfは、前記プランクに対する同じバルク材料の後方移動のための摩擦係数Cbよりも小さい。頂点11の高さhおよび斜面の長さlrは、クリンカを用いた大規模な実験によって最適化されている。驚くべきことに、Cb/Cfの最適化された比は、比較的低い頂点11の高さhによって実現することができ、その高さhは、典型的な粒子直径dg≒1cmの3/10でしかない(0.1dg≦h≦dgが可能であり、好適には0.1dg≦h≦0.5dgである)。最適な斜面の長さlrは、典型的な粒子直径dgの約3〜4倍であることが分かった(1.5dg≦lr≦7dgが可能であり、好適には2.5dg≦lr≦5dgである)。粒子直径の中央値を典型的な粒子直径と考えることができる。
図3には、コンベヤフロア、例えば図1に示された火格子フロアの3つのプランク100が示されている。各プランク100には、エレベーション10とも呼ばれる突出部10が設けられている。各突出部10は、(搬送方向2に対して横向きに)左側から右側まで頂点11を有する。突出部10の縦断面(図2参照)は三角形に似ている(点線は見やすくするガイドである)。各突出部10は、前向き側12および後向き側14を有しており、この場合、前および後は搬送方向2に関する。前向き側12は、後向き側(例えば約20°、可能性としては2°〜35°、好適には2°〜10°)よりも急な傾斜(例えば長手方向軸線に対してほぼ90°)を有する。突出部の高さは、hで示されている。プランクAおよび/またはBを前方へ押すとき、突出部の前向き側12は、前方へ押されるブロックのように機能し、すなわち、クリンカ粒子も前方へ移動させられる。このために、突出部10の高さhは、好適には、クリンカ粒子の平均直径の約0.3倍である。好適にはグループB(またはA)の後にグループA(またはB)を後退させるとき、後退させられないプランクのグループB,C(またはA,C)の前向き側12は、後退させられるプランクAにクリンカベッドが追従することを阻止する。その代わりに、クリンカは、いわば、プランクA(またはB)における突出部の緩やかに傾斜した後向き側14に乗り上げる。
クリンカの均一な通気のために、移動間隙20は鉛直方向に対して傾斜させられている。傾斜した移動間隙20を形成するために、各プランクは、傾斜した上面21を有する第1の狭い側と、相補的なアンダカットを備える第2の狭い側22とを有する。上面21および第2の狭い側は好適には平行である。好適には、突出部10は、図3および図4に示したように第1の狭い側から滑らかに延びている。第1の狭い側21から突出部10の緩やかに傾斜した後向き側14への移行は、好適には、連続的に湾曲させられており、これにより、冷却剤を突出部10の後向き側14へよりよく付着させる。突出部10の後向き側14へ冷却剤をよりよく付着させるために、突出部10は、図4に示したように、隣接する突出部の緩やかに傾斜した後向き側14に重なり合うオーバーラップ部16を有してもよい。
図4に示したように、突出部10は、傾斜した移動間隙20に続く湾曲面17を有しており、これにより、隣接するプランク10の表面14への冷却ガス流の付着を改良している。クリンカベッドの均一な通気がこれによりさらに高められ、クリンカベッドの上側領域へのクリンカダスト粒子の搬送も高められる。横断面で見ると、突出部10は好適には連続的に湾曲させられており、これにより、対応して湾曲した移動間隙20を提供している。
図4における火格子フロアは、図2および図3に示された火格子フロアと同様のものであり、図1から図3の説明を、図4についても読むことができる。相違点のみ説明する。図3における突出部10は、傾斜した移動間隙20から連続的に移行する側とは反対側の急な、すなわち急勾配の側15を有するのに対し、図4における突出部10は、隣接するプランク100の後向き側14と重なり合うオーバーラップ部16を有しており、これにより、急勾配の側15に近い領域における低圧ゾーンを回避している(図3)。この低圧ゾーンにより冷却ガスが、上方に向けられた急勾配の側15にも追従し、これは、不利であると考えられる。なぜならば、冷却ガスの初期流は、主に水平であるべきであるからである。オーバーラップ部16の別の利点は、移動間隙へのクリンカ粒子落下がさらに減じられるということである。
オーバーラップ部16は、好適には移動間隙の傾斜から水平に向かって連続的に湾曲させられた下面(下方に面した表面17)を有する。上向きの側18は、後向き側14全体のように緩やかに傾斜させられている。言い換えれば、オーバーラップ部の厚さは、好適には、下面17と上向きの側18とが好適にはエッジ19またはエッジ状丸み部において接続されるまで、連続的に減じられている。エッジ19は、後側突出部の前向き側12の下縁部を、オーバーラップ部16の前向き側13に接続している。
図5は、一例としてのコンベヤフロア1のセクションの平面図を示している。プランクは、例えば図3または図4に示された形状を有してもよい。コンベヤフロア表面は、これにより、突出部の緩やかに傾斜した後向き側14と交差する頂点11を備えるプランク100を有する。図5は、4つのプランク100を示しており、これらのプランク100の間には移動間隙20が設けられている。図5に示された火格子フロアは、プランク100の2つのグループ、すなわち‘プランクA’および‘プランクC’のみを有する。プランクAは、二重矢印3によって示されているように往復するように懸吊されており、駆動される。グループAの全てのプランクは、同時に前後に往復する。言い換えれば、グループAのプランクは、共通の周波数、位相および波形で振動する。したがって、グループAのプランクのうちの少なくとも幾つかは、少なくとも1つのクロスビームによって接続することができ、共通のサスペンション、好適には共通のアクチュエータを有してもよい。グループCのプランクは対照的に静止している。言い換えれば、グループCのプランクは往復しない(レファレンスシステムを形成する基部に対して)。火格子フロア全体に亘って延在して、プランクの示されたパターンは、これにより、...A,C,A,C...と示されており、コンマは移動間隙を表している。コンベヤフロア側部境界への接続は好適にはグループCのプランクによる。この場合、パターンは、|C,A,C,A,...A,C|と示され、縦線|はコンベヤフロア境界を象徴している。
図6は、別のコンベヤフロア1のセクションの平面図である。このセクションは、4つのプランク100を示しており、プランクの間には移動間隙20が設けられている。図6に示された火格子フロアは、プランク100の3つのグループ、すなわち‘プランクA’、‘プランクB’および‘プランクC’のみを有する。プランクAおよびプランクBは、二重矢印3によって示されているように往復するように懸吊されており、駆動される。プランクは、例えば図4および図5に関して説明されたような形状を有してもよい。したがって、グループAのプランクのうちの少なくとも幾つかは、少なくとも1つのクロスビームによって接続することができ、共通のサスペンション、好適には共通のアクチュエータを有してもよい。グループBのプランクのうちの少なくとも幾つかは、好適には対応して、すなわち少なくとも1つのクロスビームによって接続することができ、共通のサスペンション、好適には共通のアクチュエータを共有している。
搬送は、図6のコンベヤフロアによって以下のように達成される。グループAの全てのプランクは、同時に前後に往復する。言い換えれば、グループAのプランクは、共通の周波数A、位相Aおよび波形Aで振動する。グループBのプランクも、同時に前後に往復し、これにより、共通の周波数B、位相Bおよび波形Bで振動する。周波数Aは好適には、少なくとも周波数Bと類似(より好適には同一)である。プランクの両グループは、コンベヤフロアのセクションの下方の図表に示したように、好適には同時に前進するが、1つのグループごとに後退させられる。t0から、プランクAおよびBの両グループが同時に第1の正の速度vfで搬送方向へそれぞれの前方位置xfに到達するまで移動する。前進速度は必ずしも同一ではないが、同一であってもよい。t=tAにおいて、プランクの両グループは、最大前進位置xfに到達し、停止する(v=0)。グループAのプランクは即座に後退させられるのに対し、グループBのプランクは、グループAのプランクが完全に後退させられるまで、すなわちxbとして示された位置に到達するまで前方位置xfにとどまる。後退速度vbの絶対値の最大は、好適には、前進速度vfの絶対値の最大よりも大きい。図6の例において、前進速度vfの絶対値は、後退速度vbの2倍であり、これにより、搬送を高めている。グループAのプランクが後退位置xrに到達すると、グループBのプランクも、それぞれの後退位置xrに到達するまで後退速度vrで後退させられる。グループAおよびBのプランクの後退位置は必ずしも同じではない。後退速度が異なってもよい。グループBのプランクの後退は、プランクが後退位置xrに到達すると終了し、t1において再びサイクルを開始する。
しかしながら、グループCのプランクは静止している。言い換えれば、グループCのプランクは往復しない(レファレンスシステムを形成する基部に対して)。火格子フロア全体に亘って延在して、プランクの示されたパターンは、これにより、“...,A,C,B,C,A,C,B,...”と示され、コンマは移動間隙を表している。コンベヤフロア側部境界への接続は好適にはグループCのプランクによる。この場合、パターンは、|C,A,C,B,...A,C|または|C,A,C,B,...B,C|と示され、縦線|はコンベヤフロア境界を象徴している。
図7は、別のコンベヤフロア1のセクションの平面図である。このセクションは、4つのプランク100を示しており、プランクの間には移動間隙20が設けられている。図7に示された火格子フロアも、プランク100の3つのグループ、すなわち‘プランクA’、‘プランクB’および‘プランクC’を有する。プランクAおよびプランクBは、二重矢印3によって示されているように往復するように懸吊されており、駆動される。グループCのプランクは既に説明したように静止している。例えばクリンカなどのバルク材料を搬送するために、図6に関して説明したようにグループAおよびBのプランクを駆動および懸吊してもよい。火格子フロア全体に亘って延在して、プランクの示されたパターンは、これにより、...A,B,C,A...と示されてもよく、コンマは移動間隙を表している。コンベヤフロア側部境界への接続は好適にはグループCのプランクによる。この場合、パターンは、|C,A,B,C,A,...B,C|または|C,B,A,C,...A,C|と示され、縦線|はコンベヤフロア境界を象徴している。
1 クリンカクーラ
2 搬送方向
3 往復移動
5 クリンカ入口分配システム
10 エレベーション/突出部
11 頂点、左から右まで
12 突出部10の前向き側
13 オーバーラップ部16の前向き側
14 突出部10の後向き側
15 突出部10の急勾配の側
16 突出部のオーバーラップ部
17 オーバーラップ部の下側
18 オーバーラップ部の後向き側
19 オーバーラップ部の側部エッジ
20 移動間隙、スリット、スロット
21 移動間隙の下側境界
22 移動間隙の上側境界
30 側壁/境界
40 クロスビーム
100 プランク
A,B,C それぞれグループA,B,Cのプランク
h 突出部10の高さ
r 斜面の長さ/突出部10の後向き側の長さ

Claims (13)

  1. 特にセメントクリンカを搬送方向(2)に材料入口から材料出口まで搬送するコンベヤフロア(1)であって、該コンベヤフロア(1)は少なくとも、
    前記セメントクリンカ用のレストとしての上向きの面を備える長手方向の複数のプランク(100)であって、該プランクは、前記搬送方向(2)に対して平行に延びておりかつ前記搬送方向(2)に対して横方向で並列に配置されており、前記プランクの間に移動間隙(20)が設けられている、長手方向のプランク(100)と、
    前記プランク(100)のうちの少なくとも幾つかを支持しかつ往復させる支持構造であって、これによって、前記セメントクリンカを前記搬送方向(2)に搬送する、支持構造と、を備え、
    各プランク(100)は、それぞれの前記プランク(100)に対して前記搬送方向(2)に前記セメントクリンカを移動させるための平均摩擦係数
    Figure 2016536241
    と、それぞれの前記プランク(100)に対して前記搬送方向(2)とは反対に前記クリンカを移動させるための平均摩擦係数
    Figure 2016536241
    とを有する、コンベヤフロア(1)において、
    Figure 2016536241
    の関係が、前記プランク(100)の少なくとも大部分に対して与えられていることを特徴とする、コンベヤフロア(1)。
  2. 前記プランク(100)の少なくとも大部分に対して
    Figure 2016536241
    の関係が与えられている、請求項1記載のコンベヤフロア(1)。
  3. 前記プランク(100)は、該プランクのちょうど2つのグループにグループ分けされており、前記プランク(100)の第1のグループ(A)を形成する前記プランク(100)は、その長手方向軸線に対して平行に往復するように駆動され、前記プランク(100)の第2のグループ(C)の前記プランク(100)は、静止した支持構造に取り付けられている、請求項1または2記載のコンベヤフロア(1)。
  4. 前記第1のグループ(A)の前記プランク(100)は、前記第2のグループ(C)の前記プランク(100)に隣接しており、|,A,C,A,...A,C,A|または|C,A,C,...,C,A,C|で示される前記プランク(100)のパターンを形成しており、この場合、縦線|は、火格子フロアの幅を規定する火格子フロアの境界を象徴しており、AおよびCは、それぞれのグループの1つのプランク(100)を象徴しており、コンマは、前記移動間隙を表している、請求項3記載のコンベヤフロア(1)。
  5. 前記プランク(100)は、該プランクのちょうど3つのグループにグループ分けされており、
    前記プランク(100)の第1のグループ(A)を形成する前記プランク(100)は、共通の位相でその長手方向軸線に対して平行に往復するように駆動され、
    前記プランク(100)の第2のグループ(B)を形成する前記プランク(100)は、共通の位相でその長手方向軸線に対して平行に往復するように駆動され、かつ前記第1のグループ(A)の前記プランク(100)と同時に前方へ移動させられるが、前記第1のグループ(A)の前記プランク(100)と同時には後方へ移動させられず、
    前記プランク(100)の第3のグループ(C)の前記プランク(100)は、静止した前記支持構造に取り付けられており、
    前記プランク(100)は、|C,A,C,B,C,...,C,A,C,B,C,|または|C,B,C,A,C...C,A,C,B,C|のパターンを形成しており、A,B,Cは、それぞれのグループの1つのプランク(100)を示しており、縦線|は、火格子フロアの境界を象徴しており、コンマは、前記移動間隙を表している、請求項1または2記載のコンベヤフロア(1)。
  6. 前記コンベヤフロア(1)は、クリンカクーラであり、クリンカの通気のために冷却ガスを前記移動間隙(20)からクリンカベッド内へ吹き込む換気手段を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載のコンベヤフロア(1)。
  7. 前記移動間隙は、隣接する前記プランクの対面する狭い側によって形成されており、該狭い側のうちの一方は、少なくともほぼ連続的に前記プランクの上向きの面へ移行している、請求項1から6までのいずれか1項記載のコンベヤフロア(1)。
  8. 前記プランク(100)のうちの少なくとも1つは、その上向きの面において少なくとも1つの突出部(10)を有しており、該突出部は、前向き側(12)と、後向き側(14)とを有しており、前記前向き側(12)の平均傾斜は、前記後向き側(14)の平均傾斜よりも急勾配である、請求項1から7までのいずれか1項記載のコンベヤフロア(1)。
  9. 前記少なくとも1つのプランクは、その上向きの面において少なくとも一連の連続した突出部(10)を有する、請求項8記載のコンベヤフロア(1)。
  10. 前記突出部(10)の少なくとも1つの前向き側(12)は、それぞれの前記プランク(100)の狭い側に向かって傾斜させられている、請求項8または9記載のコンベヤフロア(1)。
  11. 前記突出部(10)のうちの少なくとも1つは、前記移動間隙(20)にわたって延びるオーバーラップ部(16)を有し、該オーバーラップ部(16)は、下向きの面(17)を有しており、該下向きの面は、前記移動間隙(20)の傾斜から水平に向かって湾曲させられた横断面を有する、請求項8から10までのいずれか1項記載のコンベヤフロア(1)。
  12. 前記オーバーラップ部(16)は、上向きの面(18)を有しており、該上向きの面は、前記突出部(10)の前記後向き側(14)の一部である、請求項11記載のコンベヤフロア(1)。
  13. 上向きの側(18)と、下向きの側(17)とは、後方突出部(10)の前向き側(12)の下側エッジを前記オーバーラップ部(16)の前記前向き側(13)に接続するエッジ(19)またはエッジ状湾曲部において接続されている、請求項12記載のコンベヤフロア(1)。
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