下記は、本願の実施例における添付図面を参照して、本願の実施例における技術的解決法を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施例は本願の実施例の全てではなく単なる一部である。創作的な努力なしで本願の実施例に基づいて当業者により獲得される他の全ての実施例は、本願の保護範囲に含まれるものとする。
下記は、具体的な実施例を使用することにより詳細な説明を提供する。
図1を参照すると、図1は、本発明の実施例によるポートステータス同期化方法のフローチャートである。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法では、関連するデバイスは、ローカルデバイスとピアデバイスを含む。ローカルデバイスは、第1のMACデバイス及び第1のPHYデバイスを含み、ここで、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスはサービスインタフェースを使用することにより接続される。この実施例において、第1のPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、それは、第1のサービスインタフェース及び第2のサービスインタフェースである。この実施例において、第1のサービスインタフェースはシステム側ポートであり、そして第2のサービスインタフェースはライン側ポートであり、第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、すなわち第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、そして第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわち第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。
図1において示されたように、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、第1のPHYデバイスを方法のステップを実行するためのエンティティとして使用することにより説明され、当該方法は下記のステップを含む。
110.第1のPHYデバイスが、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する。もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化したということが判定されるならば、ステップ120が実行され、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化しないということが判定されるならば、この手順は終了する。
120.第1のPHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。
この実施例において、もし第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが第1のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスはピアデバイスであり、すなわち、もし第1のPHYデバイスが第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続されるならば、ステップ120における第1のデバイスはピアデバイスである。ステップ120において説明されたステップは、第1のPHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続されたピアデバイスに、オートネゴシエーション通知パケットを送信するということである。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスと第1のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又は第1のPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートが第1のPHYデバイスに配置され、それにより第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、第1のMACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチングデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、第1のPHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
この実施例によれば、第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定し、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するならば、第1のPHYデバイスは、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することにより、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースのステータスと第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。このようにして、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスを接続するためにMDIOインタフェースを配置する必要性なしで、サービスインタフェースを使用することによる第1のMACデバイス又は第1のPHYデバイスのピアデバイスと第1のPHYデバイスとの間のポートステータス同期化及びネゴシエーションを実行する目的が達成され、それにより、第1のPHYデバイスが管理情報を第1のMACデバイスと交換する場合の回路インタフェースの面倒な設計を単純化し、インタフェースボードの信号ケーブル配線のための空間を削減する。この実施例において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスを接続するために追加の管理チャネル及び管理モジュールは配置される必要がなく、それにより、通信の間の情報交換ノードを削減し、情報伝達経路を単純化し、情報伝達遅延を削減し、適時に利用可能な情報を受け取り、そして管理情報伝達の信頼性を強化する。
図2を参照すると、図2は、本発明の実施例による別のポートステータス同期化方法のフローチャートである。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法では、関連するデバイスは、ローカルデバイスとピアデバイスを含む。ローカルデバイスは、第1のMACデバイス及び第1のPHYデバイスを含み、ここで、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスはサービスインタフェースを使用することにより接続される。この実施例において、第1のPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、それは、第1のサービスインタフェース及び第2のサービスインタフェースである。この実施例において、第1のサービスインタフェースはライン側ポートであり、そして第2のサービスインタフェースはシステム側ポートであり、第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、すなわち第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、そして第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわち第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。
図2において示されたように、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、第1のPHYデバイスを方法のステップを実行するためのエンティティとして使用することにより説明され、当該方法は下記のステップを含む。
210.第1のPHYデバイスが、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する。もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化したということが判定されるならば、ステップ220が実行され、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化しないということが判定されるならば、この手順は終了する。
220.第1のPHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。
この実施例において、もし第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが第2のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスは第1のMACデバイスであり、すなわち、もし第1のPHYデバイスが第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続されるならば、ステップ220における第1のデバイスは第1のMACデバイスである。ステップ220において説明されたステップは、第1のPHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のMACデバイスに、オートネゴシエーション通知パケットを送信するということである。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスと第1のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又は第1のPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートが第1のPHYデバイスに配置され、それにより第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、第1のリンク層MACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、第1のリンク層MACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、第1のPHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
図3を参照すると、図3は、本発明の実施例による別のポートステータス同期化方法のフローチャートである。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法では、関連するデバイスは、ローカルデバイスとピアデバイスを含む。ローカルデバイスは、第1のMACデバイス、第1のPHYデバイス、及び第1のPHEデバイスに接続された外部プロセッサを含み、ここで、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスはサービスインタフェースを使用することにより接続される。この実施例において、第1のPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、それは、第1のサービスインタフェース及び第2のサービスインタフェースである。この実施例において、第1のサービスインタフェースはシステム側ポートであり、そして第2のサービスインタフェースはライン側ポートであり、第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、すなわち第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、そして第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわち第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。
図3において示されたように、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、外部プロセッサを方法のステップを実行するためのエンティティとして使用することにより説明され、当該方法は下記のステップを含む。
310.外部プロセッサが、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する。もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化したということが判定されるならば、ステップ320が実行され、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化しないということが判定されるならば、この手順は終了する。
320.外部プロセッサが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。
この実施例において、もし第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが第1のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスはピアデバイスであり、すなわち、もし第1のPHYデバイスが第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続されるならば、ステップ320における第1のデバイスはピアデバイスである。ステップ320において説明されたステップは、第1のPHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続されたピアデバイスに、オートネゴシエーション通知パケットを送信するということである。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスと第1のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又は第1のPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートが第1のPHYデバイスに配置され、それにより第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、第1のMACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、第1のPHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
この実施例によれば、第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定し、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するならば、第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサは、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することにより、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースのステータスと第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。このようにして、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスを接続するためにMDIOインタフェースを配置する必要性なしで、サービスインタフェースを使用することによる第1のMACデバイス又は第1のPHYデバイスのピアデバイスと第1のPHYデバイスとの間のポートステータス同期化及びネゴシエーションを実行する目的、それにより、第1のPHYデバイスが管理情報を第1のMACデバイスと交換する場合の回路インタフェースの面倒な設計を単純化し、インタフェースボードの信号ケーブル配線のための空間を削減する。この実施例において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスを接続するために追加の管理チャネル及び管理モジュールは配置される必要がなく、それにより、通信の間の情報交換ノードを削減し、情報伝達経路を単純化し、情報伝達遅延を削減し、適時に利用可能な情報を受け取り、そして管理情報伝達の信頼性を強化する。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施例による別のポートステータス同期化方法のフローチャートである。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法では、関連するデバイスは、ローカルデバイスとピアデバイスを含む。ローカルデバイスは、第1のMACデバイス、第1のPHYデバイス、及び第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサを含み、ここで、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスはサービスインタフェースを使用することにより接続される。この実施例において、第1のPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、それは、第1のサービスインタフェース及び第2のサービスインタフェースである。この実施例において、第1のサービスインタフェースはライン側ポートであり、そして第2のサービスインタフェースはシステム側ポートであり、第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、すなわち第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、そして第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわち第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。
図4において示されたように、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、外部プロセッサを方法のステップを実行するためのエンティティとして使用することにより説明され、当該方法は下記のステップを含む。
410.外部プロセッサが、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する。もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化したということが判定されるならば、ステップ420が実行され、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化しないということが判定されるならば、この手順は終了する。
420.外部プロセッサが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。
この実施例において、もし第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが第2のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスは第1のMACデバイスであり、すなわち、もし第1のPHYデバイスが第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続されるならば、ステップ420における第1のデバイスは第1のMACデバイスである。ステップ420において説明されたステップは、第1のPHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のMACデバイスに、オートネゴシエーション通知パケットを送信するということである。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスと第1のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又は第1のPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートが第1のPHYデバイスに配置され、それにより第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、第1のMACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、第1のPHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施例による別のポートステータス同期化方法のフローチャートである。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法では、関連するデバイスは、ローカルデバイスとピアデバイスを含む。ローカルデバイスは、第1のMACデバイス、第1のPHYデバイス、及び第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサを含み、ここで、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスはサービスインタフェースを使用することにより接続される。この実施例において、第1のPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、それは、第1のサービスインタフェース及び第2のサービスインタフェースである。この実施例において、第1のサービスインタフェースはライン側ポートであり、そして第2のサービスインタフェースはシステム側ポートであり、第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、すなわち第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、そして第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわち第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。この実施例では、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法を説明するために、第1のサービスインタフェースのポート動作ステータスの変化がポート動作モードの変化であるということが説明のための実例として使用され、ここで、ポート動作モードは、レートモード又はデュプレックスモードを含む。レートモードが、この実施例における説明のための実例として使用され、すなわち、第1のサービスインタフェースのポートステータスが変化しないまえに、第1のサービスインタフェースのポート動作モードは、ポート速度が1000Mbpsであるということである。第1のサービスインタフェースのポート速度は、1000Mbpsから100Mbpsに変化する。図5において示されたように、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、外部プロセッサを方法のステップを実行するためのエンティティとして使用することにより説明され、当該方法は下記のステップを含む。
510.外部プロセッサが、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する。もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化した、すなわち第1のサービスのポートランニングステータスが接続状態から非接続状態に変化したということが判定されるならば、ステップ520が実行され、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化しないということが判定されるならば、この手順は終了する。
520.外部プロセッサが、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。
この実施例において、もし第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスが第2のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスは第1のMACデバイスであり、すなわち、もし第1のPHYデバイスが第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続されるならば、ステップ520における第1のデバイスは第1のMACデバイスである。ステップ520において説明されたステップは、PHYデバイスが、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のMACデバイスに、速度が100Mbpsであるということである第1のサービスインタフェースのステータスを含むオートネゴシエーション通知パケットを送信することであり、その結果、第1のMACデバイスは、第2のサービスインタフェースのポート速度を100Mbpsに同期化し、それにより、第1のサービスインタフェースのステータスと第2のサービスインタフェースのステータスとを同期化する目的を達成する。
任意の実施方法において、図5において示されたステップ510及びステップ520に基づいて、当該方法は、下記の、外部プロセッサにより、事前設定された第1の処理遅延が満了するかどうかを検出するステップと、もし外部プロセッサが事前設定された第1の処理遅延が満了することを検出するならば、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが切断されるかどうかを検出するステップと、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが切断されないことが検出されるならば、次のステップ520を実行するステップと、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが切断されることが検出されるならば、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを切断するように第1のPHYデバイスを制御するステップとを更に含む。
この実施例では、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスが変化することが検出されたあとで、事前設定された第1の処理遅延が満了するかどうかが検出され、もし事前設定された第1の処理遅延が満了するならば、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが切断されるかどうかが検出され、それは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスが変化したあとで、第1のサービスインタフェースのポートステータスが安定していることを保証することができ、その場合に、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスと第2のサービスインタフェースのステータスとが同期化され、その結果、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースの不安定なステータスに起因する、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスと第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースのステータスとの間の同期化及びネゴシエーションの頻度の増加が回避され、それにより、同期化及びネゴシエーションリソースの浪費を回避する。
任意の実施方法において、PHYデバイスと第1のMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、PHYデバイスと第1のMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、PHYデバイスと第1のMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスと第1のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又は
PHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートが第1のPHYデバイスに配置され、それにより第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、第1のMACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、第1のMACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、第1のPHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、第1のPHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
この実施例において提供されるポートステータス同期化方法によれば、ステータスの同期化を実施するために、管理インタフェースを使用することなく、ステータス情報がローカルデバイスの第1のPHYデバイスのシステム側ポートとライン側ポートとの間で伝送されるという問題が、特に解決され、それにより、第1のPHYデバイスのシステム側ポート及びライン側ポートのステータスの同期化を実施する。
任意の実施方法において、ピアデバイスは、第2のPHYデバイス及び第2のMACデバイスを含み、第2のPHYデバイスのライン側ポートは、第1のPHYデバイスのライン側ポートに接続され、第2のPHYデバイスのシステム側ポートは、第2のMACデバイスに接続され、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、下記の、第2のPHYデバイス、又は第2のPHYデバイスに接続された外部プロセッサにより、第2のPHYデバイスのライン側ポートが変化するかどうかを判定するステップと、もし第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータスが変化するならば、第2のPHYデバイス、又は第2のPHYデバイスに接続された外部プロセッサにより、オートネゴシエーションを再開するように第2のPHYデバイスのシステム側ポートを制御し、第2のPHYデバイスのシステム側ポートにより、第2のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースシステム側ポートに接続された第2のMACデバイスに、第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータス情報を含む別のオートネゴシエーション通知パケットを送信し、別のオートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータスと第2のPHYデバイスのシステム側ポートのステータスとを同期化するように、第2のMACデバイスをトリガするステップとを更に含む。
この実施例において提供されるポートステータス同期化方法によれば、ローカルデバイスとピアデバイスとの間で接続されたポートのステータスの同期化が実施されるとともに、ピアデバイスのポートステータス同期化方法が実施される。ピアデバイスのポートステータス同期化方法は、ローカルデバイスのポートステータス同期化方法を参照することにより実施され得る。
任意の実施方法において、ピアデバイスの第2のPHYデバイスのライン側ポートは、第2のPHYデバイスと第1のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースであり、第2のPHYデバイスのシステム側ポートは、第2のPHYデバイスと第2のMACデバイスとの間のサービスインタフェースである。
任意の実施方法において、第2のMACデバイスと第2のPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、第2のMACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、第2のMACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、第2の物理層PHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、第2の物理層PHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
図6を参照すると、図6は、本発明の実施例による、ポートステータス同期化方法が適用される装置の概略の構造図である。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、ブレードサーバに適用される。具体的には、ブレードサーバは、少なくとも1つのサーバボードを含み、そして1つのネットワークアダプタが各サーバボードに配置される。この実施例において、ネットワークアダプタはMACデバイスであり、ブレードサーバはインタフェースボードを更に含み、ここで、少なくとも1つのPHYデバイスが1つのインタフェースボードに配置される。この実施例において、MACデバイスとPHYデバイスは、異なる物理的ボードに配置される。図3において示されたように、8つのサーバボード及び1つのインタフェースボードが示され、2つのPHYデバイスがインタフェースボードに配置され、それは、物理層PHYデバイス1と物理層PHYデバイス2である。4つのシステム側ポートが物理層PHYデバイス1及び物理層PHYデバイス2のそれぞれに配置され、物理層PHYデバイス1は、物理層PHYデバイス1のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するMACデバイスに接続され、すなわち物理層PHYデバイス1は、物理層PHYデバイス1のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するネットワークアダプタに接続される。物理層PHYデバイス2は、物理層PHYデバイス2のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するMACデバイスに接続され、すなわち物理層PHYデバイス2は、物理層PHYデバイス2のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するネットワークアダプタに接続される。この実施例において提供される物理層PHYデバイス1のシステム側ポートは、SGMIIインタフェースを使用することにより、対応するネットワークアダプタに接続され得るとともに、システム側ポートとネットワークアダプタとの間のオートネゴシエーションメカニズムは、1000BASE-Xインタフェースのオートネゴシエーションメカニズムに従い、すなわちIEEE802.3の37節の仕様に従う。SGMIIインタフェースは、バックプレーンに配置される。
この実施例では、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法の処理が、一例として、物理層PHYデバイス1のライン側ポートのステータス変化が速度変化であるということを使用することにより説明される。具体的な実施処理が、下記のとおりに説明される。
(1)物理層PHYデバイス1のライン側ポートは、当初は1000Mbpsの速度における1000BASE-Tモードで機能する。
(2)速度を100Mbpsに変更するために、物理層PHYデバイス1のライン側ポートは、ピアデバイスとのオートネゴシエーションを再開する。
(3)物理層PHYデバイス1は、ライン側ポートのステータスが変化することを判定し、その場合に、システム側ポートが初期化されるとともに、オートネゴシエーションが再開され、それによりオートネゴシエーションパケットに100Mbpsの速度について情報を書きこみ、システム側ポートを使用することにより、ネットワークアダプタ1から4のうちのいずれか1つ又は全てに情報を通知する。
(4)ネットワークアダプタ1から4のうちのいずれか1つ又は全てが、システム側ポートが初期化され、オートネゴシエーションが再開されるとともに、ライン側ポートによりサポートされることができ、物理層PHYデバイス1により送信されたオートネゴシエーションパケットから獲得される動作速度が100Mbpsであるということを検出したあとで、次に、システム側ポートの速度は100Mbpsに設定され、その結果、物理層PHYデバイス1のシステム側ポートとライン側ポートの速度の同期化が実施され、ネットワークアダプタ1から4と物理層PHYデバイス1との間のインタフェースのオートネゴシエーションが完了され、そしてリンクが新たに連結される。
この実施例を従来技術と比較することによって、そして管理データインタフェースを接続するための別の現存する実施方法を分析することによって、現存する同期化方法において、外部プロセッサは、MACデバイスに接続されるシステム側ポートのEthインタフェースにおけるステータス情報を獲得するために、制御管理インタフェースを使用することによりMACデバイスに接続され、外部プロセッサは、MDIOインタフェースを使用することによりPHYデバイスのPHYライン側ポートのステータス情報を直接的に獲得するために、MDIOインタフェースを使用することによりPHYデバイスに接続され、その結果、外部プロセッサは、PHYデバイスのPHYシステム側ポートとPHYライン側ポートとの間のステータスの同期化を制御するための指示を配信する、ということが学習されることができる。そのような管理データインタフェースの接続を実施する装置では、PHYデバイスとMACデバイスは、異なる物理的ボードに配置され、PHYデバイスと外部プロセッサは、同じ物理的ボードに配置されるとともに、1つのシステムデバイス管理モジュールが配置され、ここで、システムデバイス管理モジュールは、デバイス管理チャネルを使用することにより、外部プロセッサに接続され、外部プロセッサは、MDIOインタフェースを使用することにより、PHYデバイスに接続される。このようにして、システムデバイス管理モジュールは、外部プロセッサからPHYライン側に関するポートステータス情報を獲得し、MACデバイスからPHYシステム側に関するポートステータス情報を獲得し、PHYデバイスのPHYシステム側ポートとPHYライン側ポートとの間のステータスの同期化を制御するための指示を配信する。システムデバイス管理モジュールは外部プロセッサから独立しているので、情報伝達経路の数量が比較的大きくなり、信号接続は複雑で面倒になり、それにより、通信ノードを増やし、信号の処理遅延を増やし、そしてMACとPHYとの間の通信の信頼性を減少させる。しかしながら、結論として、この実施例では、PHYデバイス、又はPHYデバイスに接続された外部プロセッサは、PHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定し、もしPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するならば、PHYデバイス、又は外部プロセッサは、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。このようにして、PHYデバイスとMACデバイスを接続するためにMDIOインタフェースを配置する必要性なしで、サービスインタフェースを使用することによるMACデバイス又はPHYデバイスのピアデバイスとPHYデバイスとの間のポートステータス同期化及びネゴシエーションを実行する目的、それにより、PHYデバイスが管理情報をMACデバイスと交換する場合の回路インタフェースの面倒な設計を単純化し、インタフェースボードの信号ケーブル配線のための空間を削減する。この実施例において、PHYデバイスとMACデバイスを接続するために追加の管理チャネル及び管理モジュールは配置される必要がなく、それにより、通信の間の情報交換ノードを削減し、情報伝達経路を単純化し、情報伝達遅延を削減し、適時に利用可能な情報を受け取り、そして管理情報伝達の信頼性を強化する。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施例によるPHYデバイスの構造図である。この実施例におけるPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、PHYデバイスとMACデバイスは、サービスインタフェースを使用することにより接続される。図7において示されたように、この実施例において提供されるPHYデバイスに含まれる2つのサービスインタフェースは、第1のサービスインタフェース71及び第2のサービスインタフェース72である。この実施例において、第1のサービスインタフェース71はシステム側ポートであり、そして第2のサービスインタフェース72はライン側ポートであり、MACデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートを使用することによりPHYデバイスに接続され、すなわちMACデバイスは、PHYデバイスの第1のサービスインタフェース71を使用することによりPHYデバイスに接続され、そしてPHYデバイスは、PHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわちPHYデバイスは、PHYデバイスの第2のサービスインタフェース72を使用することによりピアデバイスに接続される。PHYデバイスは、判定ユニット710及び制御ユニット720を更に含み、ここで、PHYデバイスの内部結線状況が下記で説明される。
この実施例において、判定ユニット710は、PHYデバイスの第1のサービスインタフェース71が変化するかどうかを判定するように構成される。
制御ユニット720は、判定ユニット710がPHYデバイスの第1のサービスインタフェース71が変化したと判定する結果に従って、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェース72を制御し、第2のサービスインタフェース72を使用することにより、第2のサービスインタフェース72に接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェース71のステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェース72のステータスと第1のサービスインタフェース71のステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガするように構成される。
この実施例において、もしPHYデバイスとMACデバイスが第1のサービスインタフェース71を使用することにより接続されるならば、第1のデバイスとMACデバイスは異なるデバイスであり、すなわち第1のデバイスはピアデバイスである。
任意の実施方法において、PHYデバイスとMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、PHYデバイスとMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、PHYデバイスとMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、PHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、MACデバイスとPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又はPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートがPHYデバイスに配置され、それによりPHYデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、MACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、MACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、PHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
図8を参照すると、図8は、本発明の実施例による別のPHYデバイスの構造図である。この実施例におけるPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、PHYデバイスとMACデバイスは、サービスインタフェースを使用することにより接続される。図8において示されたように、この実施例において提供されるPHYデバイスに含まれる2つのサービスインタフェースは、第1のサービスインタフェース81及び第2のサービスインタフェース82である。この実施例において、第1のサービスインタフェース81はライン側ポートであり、そして第2のサービスインタフェース82はシステム側ポートであり、MACデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートを使用することによりPHYデバイスに接続され、すなわちMACデバイスは、PHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することによりPHYデバイスに接続され、そしてPHYデバイスは、PHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわちPHYデバイスは、PHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。PHYデバイスは、判定ユニット810及び制御ユニット820を更に含み、ここで、PHYデバイスの内部結線状況が下記で説明される。
この実施例において、判定ユニット810は、PHYデバイスの第1のサービスインタフェース81が変化するかどうかを判定するように構成される。
制御ユニット820は、判定ユニット810がPHYデバイスの第1のサービスインタフェース81が変化したと判定する結果に従って、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェース82を制御し、第2のサービスインタフェース82を使用することにより、第2のサービスインタフェース82に接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェース81のステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェース82のステータスと第1のサービスインタフェース81のステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガするように構成される。
この実施例において、もしPHYデバイスとMACデバイスが第2のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のデバイスとMACデバイスは同じデバイスであり、すなわち第1のデバイスはMACデバイスである。
任意の実施方法において、PHYデバイスとMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、PHYデバイスとMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、PHYデバイスとMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、PHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、MACデバイスとPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又はPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートがPHYデバイスに配置され、それによりPHYデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、MACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、MACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、PHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施例による別のPHYデバイスの構造図である。図9において示されたように、この実施例において提供されるPHYデバイスは、入力装置91、出力装置92、メモリ93、及びプロセッサ94を含み、ここで、メモリ93は一群のプログラムコードを記憶するとともに、プロセッサ94はメモリ93に記憶されるプログラムコードを呼び出すように構成され、それにより、下記の、PHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する動作と、もしPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するならば、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする動作とを実行し、ここで、もしPHYデバイスとMACデバイスが第2のサービスインタフェースを使用することにより接続されるならば、第1のデバイスはMACデバイスであり、そうでなければ、第1のデバイスとMACデバイスは異なるデバイスである。
任意の実施方法において、PHYデバイスとMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、PHYデバイスとMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。
任意の実施方法において、もし第1のサービスインタフェースがPHYデバイスのライン側ポートであるならば、第2のサービスインタフェースはPHYデバイスのシステム側ポートであり、物理層PHYデバイスとリンク層MACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、物理層PHYデバイスとリンク層MACデバイスがPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより接続されるとともに、第1のデバイスがPHYデバイスのシステム側ポートに接続されたMACデバイスであるということを含む。
任意の実施方法において、もし第1のサービスインタフェースがPHYデバイスのシステム側ポートであるならば、第2のサービスインタフェースはPHYデバイスのライン側ポートであり、物理層PHYデバイスとリンク層MACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、物理層PHYデバイスとリンク層MACデバイスがPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより接続されるとともに、第1のデバイスがPHYデバイスのライン側ポートに接続されたピアデバイスであるということを含む。
任意の実施方法において、PHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又はPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートがPHYデバイスに配置され、それによりPHYデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
図10を参照すると、図10は、本発明の実施例によるポートステータス同期化システムの構造図である。図10において示されたように、この実施例において提供されるポートステータス同期化システムは、PHYデバイス1010、及びMACデバイス1020を含み、ここで、PHYデバイス1010とMACデバイス1020はサービスインタフェースを使用することにより接続され、PHYデバイス1010は第1のサービスインタフェース101及び第2のサービスインタフェース102を含む。この実施例において、第1のサービスインタフェース101はシステム側ポートであり、そして第2のサービスインタフェース102はライン側ポートであり、MACデバイス1020は、PHYデバイス1010のシステム側ポートを使用することによりPHYデバイス1010に接続され、すなわちMACデバイス1020は、PHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101を使用することによりPHYデバイス1010に接続され、そしてPHYデバイス1010は、PHYデバイス1010のライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわちPHYデバイス1010は、PHYデバイス1010の第2のサービスインタフェース102を使用することによりピアデバイスに接続される。
PHYデバイス1010は、PHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101が変化するかどうかを判定するように構成される。
PHYデバイス1010は、PHYデバイス1010がPHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101が変化したと判定する結果に従って、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイス1010の第2のサービスインタフェース102を制御し、第2のサービスインタフェース102を使用することにより、第2のサービスインタフェース102に接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェース101のステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェース101のステータスと第1のサービスインタフェース101のステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガするように更に構成される。
この実施例において、もしPHYデバイス1010とMACデバイス1020が第1のサービスインタフェース101を使用することにより接続されるならば、第1のデバイスとMACデバイス1020は異なるデバイスであり、すなわち第1のデバイスはピアデバイスである。
任意の実施方法において、PHYデバイスとMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、PHYデバイスとMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。すなわち、この実施例では、PHYデバイスとMACデバイスは、管理インタフェースを使用することにより接続されないが、しかしサービスインタフェースを単に使用することにより接続され、ここで、サービスインタフェースは、PHYデバイスのシステム側ポートに限定されず、別のサービスインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、MACデバイスとPHYデバイスとの間のサービスインタフェースは、シリアルギガビットメディア独立型インタフェース(Serial Gigabit Media Independent Interface、SGMII)、シリアルギガビットPHYインタフェース(1000BASE-Xインタフェース)、シリアルギガビットバックプレーンPHYインタフェース(1000BASE-KXインタフェース)、及びシリアル10ギガビットバックプレーンPHYインタフェース(10GBASE-KRインタフェース)のうちのいずれかのインタフェースであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又はPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートがPHYデバイスに配置され、それによりPHYデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
任意の実施方法において、MACデバイスは、イーサネットMAC層機能を含むデバイスであり、例えば、MACデバイスは、ネットワークアダプタデバイス、スイッチデバイス、及びネットワークプロセッサ(Network Processor、NP)のようなデバイスのうちのいずれかのデバイスであり得る。
任意の実施方法において、PHYデバイスは、イーサネットPHY層インタフェースを提供するデバイスであり、例えば、PHYデバイスは、1000BASE-Xインタフェース、1000BASE-KXインタフェース、10GBASE-KRインタフェース、又は10GBASE-SRインタフェースを提供するデバイスであり得る。
任意の実施方法において、図11を参照すると、図11は、本発明の実施例による別のポートステータス同期化システムの構造図である。図11において示されたように、このポートステータス同期化システムは、図10において示されたポートステータス同期化システムに基づいているとともに、外部プロセッサ1110を更に含み、ここで、外部プロセッサ1110は、PHYデバイス1010に接続されるとともに、PHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101が変化するかどうかを判定するためにPHYデバイス1010に取って代わるように構成される。
外部プロセッサ1110は、外部プロセッサ1110がPHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101が変化したと判定する結果に従って、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイス1010の第2のサービスインタフェース102を制御し、第2のサービスインタフェース102を使用することにより、第2のサービスインタフェース102に接続された第1のデバイスに、オートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェース101のステータスと第1のサービスインタフェース101のステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガするためにPHYデバイス1010に取って代わるように更に構成される。
この実施例において、もしPHYデバイス1010とMACデバイス1020が第1のサービスインタフェース101を使用することにより接続されるならば、第1のデバイスとMACデバイス1020は異なるデバイスであり、すなわち第1のデバイスはピアデバイスである。
任意の実施方法において、PHYデバイスとMACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、PHYデバイスとMACデバイスが管理インタフェースを除くサービスインタフェースを使用することにより接続されるということを含む。
任意の実施方法において、もし第1のサービスインタフェースがPHYデバイスのライン側ポートであるならば、第2のサービスインタフェースはPHYデバイスのシステム側ポートであり、物理層PHYデバイスとリンク層MACデバイスがサービスインタフェースを使用することにより接続されるということは、物理層PHYデバイスとリンク層MACデバイスがPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより接続されるとともに、この実施例では、第1のデバイスがPHYデバイスのシステム側ポートに接続されたMACデバイスであるということを含む。
任意の実施方法において、PHYデバイスのシステム側ポートのステータス、又はPHYデバイスのライン側ポートのステータスは、ポート動作モード、ポートランニングステータス、又は制御メッセージを含む。
任意の実施方法において、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートがPHYデバイスに配置され、それによりPHYデバイスは、PHYデバイスのシステム側ポートであるとともにMACデバイスに対応するシステム側ポートのうちのいずれか1つを使用することにより、MACデバイスに接続される。
この実施例において実施されるポートステータス同期化システムに含まれるPHYデバイスは、図1から図6において実施されるポートステータス同期化方法のうちのいずれか1つにおけるPHYデバイスに従って実施されることができ、具体的な実装例に関する詳細については、図1から図6において示された方法の実施例のうちのいずれか1つに対して参照が行われることができ、それは、再度ここでは説明されない。
本願において提供されるいくらかの実施例では、開示されたデバイス及び方法は他の様式で実施され得る、ということが理解されるべきである。例えば、説明されたデバイスの実施例は、単に代表的である。例えば、モジュール若しくはユニットの分割は、単に論理的な機能の分割であるとともに、実際の実装例では他の分割であるかもしれない。例えば、複数のユニット又はモジュールは、別のシステムに結合され得るか若しくは統合され得るか、又は、いくつかの特徴は、無視され得るか若しくは実行されないかもしれない。さらに、表示されたか若しくは論じられた相互の結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかインタフェースを使用することにより実施され得る。装置、モジュール、若しくはユニットの間の間接的な結合又は通信接続は、電子的方式、機械的方式、又は他の方式において実施され得る。
別個の部品として説明されるモジュール若しくはユニットは、物理的に分離しているかもしれないし、又は物理的に分離していないかもしれないとともに、モジュール若しくはユニットとして表示される部品は、物理的なモジュール若しくはユニットであるかもしれないし、又は物理的なモジュール若しくはユニットでないかもしれず、1つの位置に位置付けられるかもしれないし、又は複数のネットワークモジュール若しくはユニットに対して分散されるかもしれない。いくつか又は全てのモジュール若しくはユニットは、本発明の実施例における解決法の目的を達成するために、実際のニーズに従って選択され得る。
前述の説明は、本発明の単なる具体的な実施方法にすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図していない。本発明において開示された技術的な範囲内の当業者によって容易に判断されるあらゆる同等の修正又は置換は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲に支配されるものとする。
本願の実施例は、ポートステータス同期化方法、関連のデバイス、及びシステムを提供し、その結果、PHYデバイスとMACデバイスとの間の回路インタフェースの面倒な設計が単純化され、追加のサービスインタフェースの必要性なしで、PHYデバイスのシステム側ポート又はライン側ポートがサービスインタフェースとして使用され、それにより、コストを削減し、異なるMACデバイスに接続される少なくとも2つのシステム側ポートが配置され、それにより、インタフェースを拡張するとともに、バックプレーンケーブル配線のための空間を削減し、管理モジュールが省かれ、その結果、情報交換ノードを削減して情報伝達経路を単純化し、それにより、信号処理遅延を削減し、管理情報伝達の信頼性を強化する。
図3を参照すると、図3は、本発明の実施例による別のポートステータス同期化方法のフローチャートである。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法では、関連するデバイスは、ローカルデバイスとピアデバイスを含む。ローカルデバイスは、第1のMACデバイス、第1のPHYデバイス、及び第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサを含み、ここで、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスはサービスインタフェースを使用することにより接続される。この実施例において、第1のPHYデバイスは、2つのサービスインタフェースを含み、それは、第1のサービスインタフェース及び第2のサービスインタフェースである。この実施例において、第1のサービスインタフェースはシステム側ポートであり、そして第2のサービスインタフェースはライン側ポートであり、第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスのシステム側ポートを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、すなわち第1のMACデバイスは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースを使用することにより第1のPHYデバイスに接続され、そして第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスのライン側ポートを使用することによりピアデバイスに接続され、すなわち第1のPHYデバイスは、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することによりピアデバイスに接続される。
この実施例によれば、第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサは、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定し、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するならば、第1のPHYデバイスに接続された外部プロセッサは、オートネゴシエーションを再開するように第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを使用することにより、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第1のPHYデバイスの第2のサービスインタフェースのステータスと第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。このようにして、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスを接続するためにMDIOインタフェースを配置する必要性なしで、サービスインタフェースを使用することによる第1のMACデバイス又は第1のPHYデバイスのピアデバイスと第1のPHYデバイスとの間のポートステータス同期化及びネゴシエーションを実行する目的が達成され、それにより、第1のPHYデバイスが管理情報を第1のMACデバイスと交換する場合の回路インタフェースの面倒な設計を単純化し、インタフェースボードの信号ケーブル配線のための空間を削減する。この実施例において、第1のPHYデバイスと第1のMACデバイスを接続するために追加の管理チャネル及び管理モジュールは配置される必要がなく、それにより、通信の間の情報交換ノードを削減し、情報伝達経路を単純化し、情報伝達遅延を削減し、適時に利用可能な情報を受け取り、そして管理情報伝達の信頼性を強化する。
510.外部プロセッサが、第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定する。もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化した、すなわち第1のサービスインタフェースのポートランニングステータスが接続状態から非接続状態に変化したということが判定されるならば、ステップ520が実行され、もし第1のPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化しないということが判定されるならば、この手順は終了する。
任意の実施方法において、ピアデバイスは、第2のPHYデバイス及び第2のMACデバイスを含み、第2のPHYデバイスのライン側ポートは、第1のPHYデバイスのライン側ポートに接続され、第2のPHYデバイスのシステム側ポートは、第2のMACデバイスに接続され、この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、下記の、第2のPHYデバイス、又は第2のPHYデバイスに接続された外部プロセッサにより、第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータスが変化するかどうかを判定するステップと、もし第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータスが変化するならば、第2のPHYデバイス、又は第2のPHYデバイスに接続された外部プロセッサにより、オートネゴシエーションを再開するように第2のPHYデバイスのシステム側ポートを制御し、第2のPHYデバイスのシステム側ポートにより、第2のPHYデバイスのシステム側ポートに接続された第2のMACデバイスに、第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータス情報を含む別のオートネゴシエーション通知パケットを送信し、別のオートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のPHYデバイスのライン側ポートのステータスと第2のPHYデバイスのシステム側ポートのステータスとを同期化するように、第2のMACデバイスをトリガするステップとを更に含む。
図6を参照すると、図6は、本発明の実施例による、ポートステータス同期化方法が適用される装置の概略の構造図である。この実施例において提供されるポートステータス同期化方法は、ブレードサーバに適用される。具体的には、ブレードサーバは、少なくとも1つのサーバボードを含み、そして1つのネットワークアダプタが各サーバボードに配置される。この実施例において、ネットワークアダプタはMACデバイスであり、ブレードサーバはインタフェースボードを更に含み、ここで、少なくとも1つのPHYデバイスが1つのインタフェースボードに配置される。この実施例において、MACデバイスとPHYデバイスは、異なる物理的ボードに配置される。図6において示されたように、8つのサーバボード及び1つのインタフェースボードが示され、2つのPHYデバイスがインタフェースボードに配置され、それは、物理層PHYデバイス1と物理層PHYデバイス2である。4つのシステム側ポートが物理層PHYデバイス1及び物理層PHYデバイス2のそれぞれに配置され、物理層PHYデバイス1は、物理層PHYデバイス1のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するMACデバイスに接続され、すなわち物理層PHYデバイス1は、物理層PHYデバイス1のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するネットワークアダプタに接続される。物理層PHYデバイス2は、物理層PHYデバイス2のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するMACデバイスに接続され、すなわち物理層PHYデバイス2は、物理層PHYデバイス2のいずれかのシステム側ポートを使用することにより、いずれかのシステム側ポートに対応するネットワークアダプタに接続される。この実施例において提供される物理層PHYデバイス1のシステム側ポートは、SGMIIインタフェースを使用することにより、対応するネットワークアダプタに接続され得るとともに、システム側ポートとネットワークアダプタとの間のオートネゴシエーションメカニズムは、1000BASE-Xインタフェースのオートネゴシエーションメカニズムに従い、すなわちIEEE802.3の37節の仕様に従う。SGMIIインタフェースは、バックプレーンに配置される。
この実施例を従来技術と比較することによって、そして管理データインタフェースを接続するための別の現存する実施方法を分析することによって、現存する同期化方法において、外部プロセッサは、MACデバイスに接続されるシステム側ポートのEthインタフェースにおけるステータス情報を獲得するために、制御管理インタフェースを使用することによりMACデバイスに接続され、外部プロセッサは、MDIOインタフェースを使用することによりPHYデバイスのPHYライン側ポートのステータス情報を直接的に獲得するために、MDIOインタフェースを使用することによりPHYデバイスに接続され、その結果、外部プロセッサは、PHYデバイスのPHYシステム側ポートとPHYライン側ポートとの間のステータスの同期化を制御するための指示を配信する、ということが学習されることができる。そのような管理データインタフェースの接続を実施する装置では、PHYデバイスとMACデバイスは、異なる物理的ボードに配置され、PHYデバイスと外部プロセッサは、同じ物理的ボードに配置されるとともに、1つのシステムデバイス管理モジュールが配置され、ここで、システムデバイス管理モジュールは、デバイス管理チャネルを使用することにより、外部プロセッサに接続され、外部プロセッサは、MDIOインタフェースを使用することにより、PHYデバイスに接続される。このようにして、システムデバイス管理モジュールは、外部プロセッサからPHYライン側に関するポートステータス情報を獲得し、MACデバイスからPHYシステム側に関するポートステータス情報を獲得し、PHYデバイスのPHYシステム側ポートとPHYライン側ポートとの間のステータスの同期化を制御するための指示を配信する。システムデバイス管理モジュールは外部プロセッサから独立しているので、情報伝達経路の数量が比較的大きくなり、信号接続は複雑で面倒になり、それにより、通信ノードを増やし、信号の処理遅延を増やし、そしてMACとPHYとの間の通信の信頼性を減少させる。しかしながら、結論として、この実施例では、PHYデバイス、又はPHYデバイスに接続された外部プロセッサは、PHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するかどうかを判定し、もしPHYデバイスの第1のサービスインタフェースが変化するならば、PHYデバイス、又は外部プロセッサは、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイスの第2のサービスインタフェースを制御し、第2のサービスインタフェースを使用することにより、第2のサービスインタフェースに接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェースのステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェースのステータスと第1のサービスインタフェースのステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガする。このようにして、PHYデバイスとMACデバイスを接続するためにMDIOインタフェースを配置する必要性なしで、サービスインタフェースを使用することによるMACデバイス又はPHYデバイスのピアデバイスとPHYデバイスとの間のポートステータス同期化及びネゴシエーションを実行する目的が達成され、それにより、PHYデバイスが管理情報をMACデバイスと交換する場合の回路インタフェースの面倒な設計を単純化し、インタフェースボードの信号ケーブル配線のための空間を削減する。この実施例において、PHYデバイスとMACデバイスを接続するために追加の管理チャネル及び管理モジュールは配置される必要がなく、それにより、通信の間の情報交換ノードを削減し、情報伝達経路を単純化し、情報伝達遅延を削減し、適時に利用可能な情報を受け取り、そして管理情報伝達の信頼性を強化する。
PHYデバイス1010は、PHYデバイス1010がPHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101が変化したと判定する結果に従って、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイス1010の第2のサービスインタフェース102を制御し、第2のサービスインタフェース102を使用することにより、第2のサービスインタフェース102に接続された第1のデバイスに、第1のサービスインタフェース101のステータス情報を含むオートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェース102のステータスと第1のサービスインタフェース101のステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガするように更に構成される。
外部プロセッサ1110は、外部プロセッサ1110がPHYデバイス1010の第1のサービスインタフェース101が変化したと判定する結果に従って、オートネゴシエーションを再開するようにPHYデバイス1010の第2のサービスインタフェース102を制御し、第2のサービスインタフェース102を使用することにより、第2のサービスインタフェース102に接続された第1のデバイスに、オートネゴシエーション通知パケットを送信し、オートネゴシエーション通知パケットに従って、第2のサービスインタフェース102のステータスと第1のサービスインタフェース101のステータスとを同期化するように、第1のデバイスをトリガするためにPHYデバイス1010に取って代わるように更に構成される。