JP2016534637A - 移動端末においてサービスを呼び出す方法及び装置 - Google Patents

Abstract

本発明は移動端末においてサービスを呼び出す方法及び装置を提供する。当該方法は、実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するステップと、前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供するステップとを含む。従来技術に比べて、本発明は、アプリケーション間の連携により、ユーザ・エクスペリエンスを向上させ、アプリケーションの開発効率を向上させる。【選択図】図２

Description

本発明は移動端末の技術分野に関し、特に移動端末においてサービスを呼び出す技術に関する。

近年、モバイルインターネットの発展に伴い、移動端末のアプリケーションがますます豊富になり、提供されるサービスは全面的で複雑になってきている。移動端末のアプリケーションの多様化に対して、移動端末のユーザは、適切なアプリケーションを効率良く検索しずらいことがよくある。また、多くの場合、移動端末のユーザが所望するタスクは、複数の異なるアプリケーション同士が連携して実行しなければならない。例えば、ユーザは写真を撮り、写真を綺麗にして友達にシェアすることを所望する場合、撮影アプリケーション、写真品質向上アプリケーション及び写真共有アプリケーションを利用する可能性が高い。しかしながら、現在の移動端末のアプリケーションの間に連携が不足しているので、ユーザは各アプリケーションを手動で切り替えなければならない。例えば、ユーザはまず撮影アプリケーションで写真を撮り、次に手動で写真品質向上アプリケーションに切り替えて写真を綺麗にして、最後に手動で写真共有アプリケーションに切り替えて写真を友達にシェアする可能性が高い。さらに、ユーザは手動で各種の中間データ（例えば、写真）を異なるアプリケーション間で転送しなければならない。このようなアプリケーション間での煩わしい手動切替及びデータ転送がユーザ・エクスペリエンスを損なう。

また、現在の移動端末のアプリケーション間に連携が不足しているので、各種の移動端末のアプリケーションにより提供される豊かなサービスがアプリケーション間で共有し難い。アプリケーションを実行する時に、ユーザの必要又は利用シーンに応じて適切なアプリケーションを検索して提供されるサービスを利用することができない。この連携不足により同一機能を異なるアプリケーションにおいて繰り返して開発せざるを得なく、アプリケーションの開発コストが増加し、開発サイクルが長くなってしまう。

従って、ユーザ・エクスペリエンスを向上させ、開発効率を向上させるために、移動端末のアプリケーション間の連携をどのように実現するかは現状早急に解決すべきな問題の一つである。

本発明は、移動端末においてサービスを呼び出す方法及び装置を提供することを目的とする。

本発明の一態様によれば、移動端末においてサービスを呼び出す方法を開示する。

実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するステップと、
前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供するステップと
を含んでなる。

本発明の別の態様によれば、移動端末においてサービスを呼び出す装置をさらに提供する。

実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するための装置と、
前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供するための装置と
を備えてなる。

本発明のさらに別の一態様によれば、上記した移動端末においてサービスを呼び出す装置を備える移動端末をさらに提供する。

従来技術に比べて、本発明は、実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、必要なサービスを確定し、そして、当該サービスを呼び出す。これにより、アプリケーション間の連携を実現し、ユーザ・エクスペリエンスが向上する。また、アプリケーション間の連携の実現により、アプリケーションの開発時に同一機能を繰り返して開発することが不要となるため、開発効率が向上する。

以下の図面を参照しながら非限定的な実施例を詳細に説明することにより、本願の他の特徴、目的及び利点がより明らかになるであろう。

本発明の一実施例に係る移動端末においてサービスを呼び出す例示的なトポロジー図を示す。 本発明の一態様の一実施例に係る移動端末においてサービスを呼び出す方法のフローチャートを示す。 本発明の一態様の別の一実施例に係る移動端末において必要なサービスを確定する方法のフローチャートを示す。 本発明の一態様のさらに別の一実施例に係る移動端末において必要なサービスを確定する方法のフローチャートを示す。 本発明の一態様の一実施例に係る移動端末においてアプリケーションのサービスを呼び出す方法のフローチャートを示す。 本発明の別の態様に係る移動端末においてサービスを呼び出すための装置の概略図、及び本発明に係るさらに別の態様に係る移動端末を示す。

図面において同一又は類似の符号が同一又は類似の構成要素を示す。

以下、図面を参照しながら本発明を更に詳細に説明する。

図１は、本発明の一実施例に係る移動端末においてサービスを呼び出す例示的なトポロジー図を示す。図１に示されるように、移動端末１、移動端末２、…、及び移動端末ｎはサービス情報ベース２を照会することにより必要なサービスを確定し、そして、前記サービスを呼び出すことができる。

本明細書において、移動端末とは、移動中に利用可能であって無線通信能力を有するコンピュータ装置であり、携帯電話、スマートフォン、ＰＤＡ、ノートパソコン、ＰＯＳ端末、車載コンピュータなどを含むが、それらに限定されない。

本明細書において、サービスとは、サービスインターフェースを有するアプリケーションが一定の操作を実行することにより実現可能な一定の機能又はタスクである。サービスは、サービスインターフェースを介して呼び出される。具体的なニーズや具体的な実現方式によって、一つの移動端末アプリケーションは一以上のサービスを提供できる。例えば、ナビゲーションアプリケーションＡは、地図表示サービス、ナビゲーションサービスなどのサービスを提供できる。他のナビゲーションアプリケーションＢは、上記サービスのほかに、ホットスポット照会サービスも提供できる。

アプリケーションのプロバイダ（例えば、アプリケーションの開発者や販売者）は、他のアプリケーションが提供されるサービスを呼び出すように、サービスインターフェースを開示してもよい。すなわち、サービスインターフェースとは、本アプリケーションのサービスを呼び出すためのものであり、例えば、上記ナビゲーションアプリケーションＡのプロバイダは「地図表示サービス」インターフェースや「ナビゲーションサービス」インターフェースを開示してもよいが、ナビゲーションアプリケーションＢのプロバイダは「ナビゲーションサービス」インターフェースや「ホットスポット照会サービス」インターフェースなどを開示して「地図表示サービス」インターフェースを開示しなくてもよい。また、サービス情報ベースの保守者又は他のサードパーティ機関は各種のサービスインターフェース標準を予め確定でき、アプリケーション開発者は特定のサービスインターフェース標準を実現でき、これにより、アプリケーションにおいて当該特定サービスを提供する。例えば、サービス情報ベースの保守者は「ナビゲーションサービス」インターフェース標準を予め確定でき、各ナビゲーションアプリケーション開発者、例えばナビゲーションアプリケーションＡの開発者、ナビゲーションアプリケーションＢの開発者、また他のナビゲーションアプリケーションの開発者は、それぞれのアプリケーションにおいて当該予め確定された「ナビゲーションサービス」インターフェース標準を実現できる。このように、各ナビゲーションアプリケーションにおけるナビゲーションサービスは統合された「ナビゲーションサービス」インターフェースにより呼び出されることが可能である。当業者にとっては、インターフェース標準をどのように確定するかは明らかであるので、詳細についてはここでは説明しない。

また、サービスインターフェースは様々であってもよく、例えば、アプリケーションのブートインターフェース、又はＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、アプリケーションプログラミングインターフェース）、又はＲＰＣ（Ｒｅｍｏｔｅ Ｐｒｏｃｅｓｓ Ｃａｌｌ、リモートプロセスコール）などのミドルウェア、又はｉＯＳシステムにおけるＵＲＬ Ｓｃｈｅｍｅ（ＵＲＬスキーム）、又はＡｎｄｒｏｉｄシステムにおいてＡＩＤＬ（Ａｎｄｒｏｉｄ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｄｅｆｉｎｉｔｉｏｎ Ｌａｎｇｕａｇｅ、Ａｎｄｒｏｉｄインターフェース定義言語）で定義されるプロセス間通信インターフェースなどが挙げられる。当業者は、本明細書において説明されたサービスインターフェースのタイプが例示的なものであって、限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

上記のように、様々な方式を用いてサービスインターフェースを実現することができる。したがって、異なる方式でサービスインターフェースを利用してサービスを呼び出す必要がある。例えば、当該サービスを提供するアプリケーションを起動して実行及び／又は当該サービスを提供するアプリケーションに切り替えることにより、提供されるサービスを呼び出す。サービスインターフェースがＡＰＩ関数である場合に、ＡＰＩ関数呼び出しが可能であり、サービスインターフェースがＲＰＣなどのミドルウェア形態で実現される場合に、ＲＰＣなどのミドルウェアメカニズムでサービスインターフェースを呼び出し可能であり、サービスインターフェースがｉＯＳシステムにおけるＵＲＬ Ｓｃｈｅｍｅである場合に、対応するＵＲＬで関連アプリケーションが提供するサービスを起動及び／又は関連アプリケーションが提供するサービスに切り替え可能であり、Ａｎｄｒｏｉｄシステムにおいて、サービスインターフェースがＡＩＤＬメカニズムで定義される場合に、ＡＩＤＬメカニズムによりアプリケーションが提供するサービスを呼び出し可能である。当業者にとっては、異なるインターフェースを利用することは明らかであるので、ここでは重ねて説明しない。

ここで、各アプリケーションのサービスインターフェースが直接に利用されてもよく、サービス情報ベースの保守者又は他のサードパーティ機関などが各アプリケーションのサービスインターフェースを統合的パッケージしてもよく、例えばＡＰＩ関数ライブラリでパッケージを行い、それにより統合的方式により各アプリケーションが提供するサービスインターフェースを利用することができる。当業者にとっては、インターフェースをどのようにパッケージするかは明らかであるので、ここでは重ねて説明しない。また、サービスインターフェースでサービスを呼び出すミドルウェアを設置してもよく、例えば、サービス情報ベース自体は当該ミドルウェアとして設置されてもよく、このように、アプリケーションは当該ミドルウェア（例えば、サービス情報ベース）を利用してサービスインターフェースを間接的に利用して他のアプリケーションが提供するサービスを呼び出すことができる。ここで、当業者にとっては、ミドルウェア、及びミドルウェアの利用方式は明らかであるので、ここでは重ねて説明しない。また、当業者は、ここで説明されたサービスインターフェースの利用方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

ここで、サービス情報とは、アプリケーションが提供するサービスに関連する情報であり、上記サービスインターフェース以外、例えば、当該サービスを提供するアプリケーションの名称、サービスのタイプ、サービスの名称、サービスのプロバイダ、サービスの人気度、及びサービスの信頼性などをさらに含む。そのうち、いくつかのサービス情報、例えば、当該サービスを提供するアプリケーションの名称、サービスの名称、又はサービスのプロバイダなどの情報は当該サービスを提供するアプリケーションのプロバイダ（例えば、アプリケーションの開発者や販売者）から提供されてもよい。他のいくつかのサービス情報、例えば、サービスのタイプなどの情報は、当該サービスを提供するアプリケーションのプロバイダ及び／又はサービス情報ベースの保守者及び／又は他のサードパーティ機関により共同で確定されてもよい。また、一つのサービスは１種以上のタイプを有してもよく、例えば、「ナビゲーションサービス」のタイプを「地図タイプ」及び／又は「ナビゲーションタイプ」に確定できる。また、いくつかのサービス情報、例えば、サービスの人気度、即ち、あるアプリケーションが提供するサービスの人気度やサービスの信頼性、即ち、あるアプリケーションが提供するサービスの信頼度などはサービス情報ベースの保守者及び／又はサードパーティ機関から提供されてもよく、統計情報又はユーザ調査などにより取得できる。また、サービス情報は、このサービスの適用時間、このサービスの適用場所などの情報をさらに含んでもよい。例えば、当該サービスに関連するアプリケーションの名称や当該サービスに関連するアプリケーションのタイプなどの情報をさらに含んでもよい。当業者は、ここで説明されたサービス情報が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々なサービス情報が存在し、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。また、当業者はさらに、ここで説明されたサービス情報のプロバイダ及び提供方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々なプロバイダ又は提供方式が存在し、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

ここで、サービス情報ベースとは、サービス情報を保存してサービス情報へのアクセスを提供するハードウェア装置及び／又はソフトウェアプログラム及び／又はソフトウェアプログラムの一部である。当該サービス情報ベースは各方から提供される各種のサービス情報を保存し、移動端末の照会に供する。当該サービス情報ベースがサービスを呼び出すミドルウェアとして機能する場合に、移動端末により利用されて他のアプリケーションが提供するサービスを呼び出すことができる。サービス情報ベースは、サービス情報を動的に追加／更新／削除できる動的なものであってもよく、発行された後に、再発行されるまでサービス情報が変更されない静的なものであってもよい。サービス情報ベースとして、ハードウェア装置は、ネットワーク装置、ユーザ装置、又はネットワーク装置とユーザ装置とをネットワークにより集積して構成される装置を含むが、それらに限定されない。ここで、前記ネットワーク装置は、コンピュータ、ネットワークホストコンピュータ、シングルネットワークサーバ、マルチネットワークサーバセット、又は複数のサーバから構成されるクラウドを含むが、それらに限定されない。ここで、クラウドは、クラウドコンピューティング（Ｃｌｏｕｄ Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ）に基づく大量のコンピュータ又はネットワークサーバから構成される。クラウドコンピューティングは、分散コンピューティングの１種であり、疎結合されたコンピュータセットにより一つの仮想スーパーコンピュータを構成する。前記ユーザ装置は、キーボード、リモコン、タッチパッド、又は音響制御装置によりユーザと対話できる任意の電子製品、例えば、コンピュータ、スマートフォン、ＰＤＡ、ゲーム機又はＩＰＴＶなどを含むが、それらに限定されない。上記ネットワークはインターネット、広域エリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、ＶＰＮネットワーク、無線アドホックネットワーク（ＡｄＨｏｃネットワーク）などを含むが、それらに限定されない。また、サービス情報ベースのソフトウェアプログラム及び／又はソフトウェアプログラムの一部として、データベース、ＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ、アプリケーションプログラミングインターフェース）関数ライブラリなどを含むが、それらに限定されない。

図１に示す実施例において、サービス情報ベース２は集中型のものであり、各移動端末に対して独立して設置されるが、当業者は、他の様々なサービス情報ベースの実現方式が可能であり、例えば、集中型であってもよく、分散型であってよく、各移動端末に対して独立して設置されてもよく、各移動端末内に集積されてもよいことを理解できるであろうう。当業者は、ここで説明されたサービス情報ベースの実現方式及び移動端末においてサービスを呼び出すトポロジー図は例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

また、サービス情報ベースが各移動端末に対して独立して設置される場合に、移動端末はネットワークを介してサービス情報ベースと通信できる。サービス情報ベースが移動端末内に位置する場合に、移動端末は当該サービス情報ベースと直接通信できる。サービス情報ベースがソフトウェアプログラム、例えばデータベースである場合に、移動端末は、当該ソフトウェアプログラムが提供する外部インターフェース、例えばデータベースＳＱＬ照会インターフェースなどにより当該サービス情報ベースを利用できる。サービス情報ベースがソフトウェアプログラムの一部、例えばＡＰＩ関数ライブラリである場合に、移動端末はその提供する外部インターフェース、例えばＡＰＩ関数により当該サービス情報ベースを利用できる。

説明の便宜上、以下、サービス情報ベースをＡＰＩ関数ライブラリとし、各アプリケーションプログラムに含まれ当該アプリケーションの一部として実行可能である。アプリケーションはＡＰＩ関数の呼び出しにより当該サービス情報ベースを照会して利用する。特に断らない限り、後述するアプリケーションはいずれも当該サービス情報ベースを含む。さらに、当業者は、ここで説明されたサービス情報ベースの実現方式及び利用方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

図２は、本発明の一実施例に係る移動端末においてサービスを呼び出す方法のフローチャートを示す。

具体的には、ステップＳ２１において、実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する。例えば、移動端末のユーザは「楽々検索」と呼ばれるアプリケーションを実行しており「美味しい料理」と呼ばれるレストランを探し出し、当該楽々検索アプリケーションはＡＰＩ関数によりサービス情報ベースを照会し、当該楽々検索アプリケーションに必要なサービス、例えば「素早いナビゲーション」と呼ばれるアプリケーションが提供するナビゲーションサービスを取得する。以下、図３及び図４に示される本発明の実施例を説明する際に、サービス情報ベースにより、アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する方法を更に説明する。

続いて、ステップＳ２２において、確定された一以上のサービスを呼び出す。例えば、素早いナビゲーションアプリケーションが提供するナビゲーションサービスに対して、楽々検索アプリケーションは上記のように、例えば、当該ナビゲーションサービスのサービスインターフェースにより、当該ナビゲーションサービスを呼び出し、それにより「美味しい料理」と呼ばれるレストランまでナビゲーションすることができる。サービスインターフェースによりサービスを呼び出す方法を既に上記のように詳細に説明したので、ここでは重ねて説明しない。

図３は、本発明の別の一実施例に係る移動端末において必要なサービスを確定する方法のフローチャートを示す。具体的には、ステップＳ３１において、アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定する。ここで、現在のニーズとは、サービスに対する現在のアプリケーションのニーズであり、必要なサービスのタイプ、必要なサービスの名称、必要なサービスのプロバイダ、必要なサービスの人気度、必要なサービスの信頼性などのうち少なくともいずれか一つを含んでもよい。一実施例において、アプリケーションは、ユーザに現在のニーズを入力するための検索ボックスを提供し、ユーザの入力を現在のニーズとしてもよい。例えば、当該楽々検索アプリケーションはユーザインターフェースにおいて「サービスに対する現在のニーズ」検索ボックスを提供でき、ユーザが「サービスに対する現在のニーズ」検索ボックスに現在のニーズ、例えば「信頼性が８０％より高いナビゲーションサービス」などの情報を入力すると、当該楽々検索アプリケーションは「信頼性が８０％より高いナビゲーションサービス」を現在のニーズとするようにしてもよい。他の一実施例において、アプリケーションの開発者はいくつかの候補ニーズを予め設定しておき、アプリケーションが実行される場合に、必要に応じて、ユーザにこれらの候補ニーズのうちの一以上の候補ニーズを表示し、そして、当該一以上の候補ニーズに対するユーザの選択を現在のニーズとするようにしてもよい。例えば、上記の例に続き、楽々検索アプリケーションの開発者は、ユーザがレストランを検索する場合に、「ナビゲーションサービス」や「評価サービス」などの候補ニーズを表示し、例えば「大人気」や「高信頼性」などの候補ニーズを表示するように予め設定してもよい。そして、ユーザが例えば「美味しい料理」レストランを探し出した場合に、自分の必要に応じて上記候補ニーズから選択し、例えばユーザが「高信頼性の評価サービス」を選択し、それにより楽々検索アプリケーションが「高信頼性の評価サービス」を現在のニーズとするようにしてもよい。当業者は、ここで説明された現在のニーズの確定方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、ステップＳ３０２において、現在のニーズに基づいて、サービス情報ベースを照会して、アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する。例えば、上記の方法によって、楽々検索アプリケーションの現在のニーズを「信頼性が８０％より高いナビゲーションサービス」と確定する。そして、楽々検索アプリケーションが当該現在のニーズに基づいてサービス情報ベースを照会し、信頼性が８０％より高いナビゲーションサービスを取得し、照会されたサービスを必要なサービスとする。照会結果が複数のサービスを含み、例えば、上記照会結果が、素早いナビゲーションアプリケーションによって提供されたナビゲーションサービスや、簡単操作のナビゲーションアプリケーションによって提供されたナビゲーションサービスである場合に、一定の規則、例えば信頼性、又は流行度に基づいて昇順で順序付けて、最高ランクの一以上のサービスを必要なサービスとしてもよい。あるいは、アプリケーションは順序付けた後のサービスリストをユーザに提供し、ユーザがそのうちの一以上のサービスを選択して必要なサービスとしてもよい。当業者は、ここで説明された複数のサービスから一以上の必要なサービスを確定する方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

図４は、本発明のさらに別の実施例にかかる移動端末において必要なサービスを確定する方法のフローチャートを示す。本実施例において、アプリケーションの現在の利用シーン情報に基づいて、必要なサービスを確定できる。ステップＳ４１において、前記アプリケーションの現在の利用シーン情報を取得する。ここで、アプリケーションの現在の利用シーン情報は、例えばアプリケーションの名称や、アプリケーションのタイプや、現在の時間や、現在の場所などのうちの少なくともいずれか一つを含む。例えば、ユーザが楽々検索アプリケーションにより検索する時に、当該楽々検索アプリケーションの現在の利用シーン情報は、アプリケーションの名称が「楽々検索」と、アプリケーションのタイプが「情報検索」タイプと、現在の時間及び現在の場所とのうちの少なくともいずれか一つを含む。アプリケーションの現在の利用シーン情報は、アプリケーション自体により、又は移動端末のオペレーティングシステムと対話することなどにより取得できる。当業者にとっては、アプリケーションの上記した現在の利用シーン情報をどのように取得するかは明らかであるので、ここでは重ねて説明しない。当業者は、ここで説明された現在の利用シーン情報が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な現在の利用シーン情報が存在し、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、ステップＳ４２において、アプリケーションの現在の利用シーン情報に基づいて、サービス情報ベースを照会してアプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する。具体的には、一実施例において、現在の利用シーン情報に含まれる情報に基づいてサービス情報ベースを照会してもよい。例えば、現在の利用シーン情報におけるアプリケーションの名称が例えば「楽々検索」アプリケーションであることに対して、サービス情報ベースにおいてこのアプリケーションの名称（例えば「楽々検索」）に関連するサービスを照会し、現在の利用シーン情報におけるアプリケーションのタイプが、例えば「情報検索」タイプのアプリケーションに対して、サービス情報ベースにおいてこのアプリケーションのタイプ（例えば「情報検索」タイプ）に関連するサービスを照会する。アプリケーションのプロバイダ及び／又はサービス情報ベースの保守者及び／又はサードパーティ機構は、例えば、特定のアプリケーション又は特定のアプリケーションのタイプを利用したユーザが常に利用する他のサービスの統計を与えることにより、当該特定のアプリケーションの名称又はアプリケーションのタイプに関連するサービスを確定できる。例えば、統計情報に基づいて、「写真撮影」アプリケーションに関連するサービスとして、「写真品質向上」、「写真共有」などのサービスが挙げられ、「ドキュメント閲覧」タイプのアプリケーションに関連するサービスとして、「ドキュメント翻訳」、「ドキュメント共有」などのサービスが挙げられる。一実施例において、現在の利用シーン情報における「現在の時間」又は「現在の場所」の情報に対して、サービス情報ベースにおいて当該時間又は場所に適するサービスを照会する。例えば、現在の時間が夕食時間である場合に、適切なサービスとして、「料理の注文」サービスが挙げられ、現在の場所が景勝地である場合に、適切なサービスとして、「部屋の予約」サービスが挙げられる。サービス情報ベースの保守者及び／又はサードパーティ機関などは、例えば、ユーザの使用習慣についての統計を与えることにより、特定の時間又は場所に適するサービスを確定することができる。また、一実施例において、さらに現在の利用シーン情報における各情報の組合せに基づいて必要なサービスを確定してもよい。例えば、実行中のアプリケーションが「思いきり遊ぶ」アプリケーションであり、そのタイプが「観光旅行」タイプ、現在の場所が「上海」、現在の時間が「春」である場合に、サービス情報ベースにおいて春に上海で観光旅行することに適するユーザのサービスを照会し、その結果は「上海の春季観光旅行」サービス、「上海の天気予報」サービスなどを含んでもよい。当業者は、ここで説明された現在の利用シーン情報に基づいて必要なサービスを確定する方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

図５は、本発明の一実施例に係る移動端末においてアプリケーションのサービスを呼び出す方法のフローチャートを示す。

具体的には、ステップＳ５１において、呼び出し対象である一以上のサービスの関連アプリケーションを確定する。上記方法に従って、サービス情報ベースを照会することにより、一以上の必要なサービスを取得することができる。上記のように、取得される照会結果は「高速ナビゲーションアプリケーションのナビゲーションサービス」であってもよく、当該サービスを提供するアプリケーションの情報を含み、この例において、「高速ナビゲーション」アプリケーションである。あるいは、取得される照会結果は、「料理の注文」サービスであってもよく、当該サービスを提供するアプリケーションの情報を含まない。前者の場合に、照会結果に含まれる必要なサービスを提供するアプリケーションの情報に基づいて、当該サービスを提供するアプリケーションを直接確定でき、そして、上記の方法に従って当該アプリケーションの当該サービスを呼び出すことができるが、詳細についてはここでは説明しない。後者の場合に、まず当該サービスを提供できるアプリケーションを確定し、そして、当該アプリケーションの当該サービスを呼び出す。一実施例において、サービス情報ベースを照会することにより、このサービスを提供するすべてのアプリケーションを取得し、さらに一定の規則、例えば、サービスのプロバイダ、サービスの信頼性、サービスの流行度などに基づいてそれらのアプリケーションを順序付ける。例えば、「料理の注文」サービスに対して、サービスのプロバイダに基づいて照会したアプリケーションを順序付けて、例えば大型又はキャンペーン中の料理の注文サービスのプロバイダにより提供されるアプリケーションを上位に順序付けるようにしてもよい。また、「写真品質向上」サービスに対して、サービスの信頼性ランキングに基づいて照会されたアプリケーションを順序付けて、提供する写真品質向上サービスの信頼性が高いアプリケーションを上位に順序付けるようにしてもよい。また、サービスのプロバイダ、サービスの流行度、サービスの信頼性など情報に基づいて重み付けソートなどの統合的ソートを行ってもよい。そして、最も先頭のアプリケーションを当該必要なサービスの関連アプリケーションとしてもよく、上記照会されたアプリケーションのランキングリストをユーザに表示し、ユーザがそのうちの一つを選択して当該必要なサービスの関連アプリケーションとしてもよい。当業者は、ここで説明された必要なサービスの関連アプリケーションを確定する方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、ステップＳ５２において、当該関連アプリケーションが移動端末にインストールされているか否かを判定する。インストールされていない場合に、ステップＳ５３において、当該関連アプリケーションをダウンロードしてインストールする。例えば、ユーザが「ドキュメント閲覧」アプリケーションで英語ドキュメントを閲覧する場合に、上記の方法に従ってアプリケーションの必要なサービスが例えば「英語翻訳」サービスを含み、次にサービス情報ベースを照会することにより、当該「英語翻訳」サービスを提供できる一以上のアプリケーションを取得し、上記方法に従って当該一以上のアプリケーションを順序付け、順序付けた後のアプリケーションリストをユーザに表示する。当該リストにおいて、ユーザは、「百度（バイドゥ：Baidu）ドキュメント翻訳」アプリケーションにより提供される「英語翻訳」サービスを選択する。続いて、ステップＳ５２において、当該「百度翻訳アプリケーション」がインストールされていないと判定すると、ユーザの確認が取得された後に、当該「百度翻訳」アプリケーションを自動的にダウンロードしてインストールする。当業者にとっては、アプリケーションをダウンロードしてインストールすることは明らかであるので、ここでは詳細について重ねて説明しない。

続いて、ステップＳ５４において、関連アプリケーションのサービスを呼び出す。例えば、上記の例に続き、当該「ドキュメント閲覧」アプリケーションが「百度翻訳」アプリケーションにより提供される「英語翻訳」サービスを呼び出し、それにより閲覧中の英語ドキュメントを中国語に翻訳する。ここで、具体的なサービス呼び出し方式が上記のように詳細に説明されたので、ここでは詳細について重ねて説明しない。

図６は、本発明の別の態様に係る移動端末においてサービスを呼び出す装置の模式図を示す。図６に示すように、移動端末１において、当該サービスを呼び出すための装置は、実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するための装置、即ち、図６に示されるサービス照会装置１１を備えており、移動端末１は、前記一以上のサービスを呼び出して上記アプリケーションに提供するための装置、即ち、図６に示されるサービス呼び出し装置１２を備える。

具体的には、サービス照会装置１１は実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する。例えば、移動端末のユーザが「楽々検索」と呼ばれるアプリケーションを実行しており「美味しい料理」と呼ばれるレストランを探し出した場合に、当該楽々検索アプリケーションがＡＰＩ関数によりサービス情報ベースを照会し、当該楽々検索アプリケーションに必要なサービス、例えば、「素早いナビゲーション」と呼ばれるアプリケーションが提供するナビゲーションサービスを取得する。以下、サービス情報ベースによりアプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する方法を更に説明する。

続いて、サービス呼び出し装置１２は、確定された一以上のサービスを呼び出す。例えば、素早いナビゲーションアプリケーションが提供するナビゲーションサービスに対して、楽々検索アプリケーションは、上記の方法により当該素早いナビゲーションアプリケーションが提供するナビゲーションサービスインターフェースを利用して当該ナビゲーションサービスを呼び出し、それにより美味しい料理レストランまでナビゲーションすることができる。サービスインターフェースでサービスを呼び出す方法が上記のように詳細に説明されたので、ここでは詳細について重ねて説明しない。

具体的には、サービス照会装置１１は、アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定する。ここで、現在のニーズとは、サービスに対する現在のアプリケーションのニーズであり、必要なサービスのタイプや、必要なサービスの名称や、必要なサービスのプロバイダや、必要なサービスの人気度や、必要なサービスの信頼性などのうち少なくともいずれか一つを含んでもよい。一実施例において、アプリケーションは、ユーザに現在のニーズを入力するための検索ボックスを提供し、ユーザの入力を現在のニーズとしてもよい。例えば、当該楽々検索アプリケーションはユーザインターフェースにおいて「サービスに対する現在のニーズ」検索ボックスを提供でき、ユーザが「サービスに対する現在のニーズ」検索ボックスに現在のニーズ、例えば「信頼性が８０％より高いナビゲーションサービス」などの情報を入力すると、当該楽々検索アプリケーションは「信頼性が８０％より高いナビゲーションサービス」を現在のニーズとするようにしてもよい。他の一実施例において、アプリケーションの開発者は、いくつかの候補ニーズを予め設定しておき、アプリケーションが実行される場合に、必要に応じて、ユーザにこれらの候補ニーズのうちの一以上の候補ニーズを表示し、そして、当該一以上の候補ニーズに対するユーザの選択を現在のニーズとするようにしてもよい。例えば、上記の例に続き、楽々検索アプリケーションの開発者は、ユーザがレストランを検索する場合に、「ナビゲーションサービス」や「評価サービス」などの候補ニーズを表示し、例えば「大人気」や「高信頼性」などの候補ニーズを表示するように予め設定してもよい。そして、ユーザが例えば「美味しい料理」レストランを探し出した場合に、自分の必要に応じて上記候補ニーズから選択し、例えばユーザが「高信頼性の評価サービス」を選択し、それにより楽々検索アプリケーションが「高信頼性の評価サービス」を現在のニーズとするようにしてもよい。当業者は、ここで説明された現在のニーズの確定方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、サービス照会装置１１は、現在のニーズに基づいて、サービス情報ベースを照会して、アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する。例えば、上記の方法によって、楽々検索アプリケーションの現在のニーズを「信頼性が８０％より高いナビゲーションサービス」と確定した。そして、楽々検索アプリケーションが当該現在のニーズに基づいてサービス情報ベースを照会し、信頼性が８０％より高いナビゲーションサービスを取得し、照会されたサービスを必要なサービスとする。照会結果が複数のサービスを含み、例えば、上記照会結果が「素早いナビゲーションアプリケーションのナビゲーションサービス」や「簡単操作のナビゲーションアプリケーションのナビゲーションサービス」である場合に、一定の規則、例えば信頼性、又は流行度に基づいて昇順で順序付けて、最高ランクの一以上のサービスを必要なサービスとしてもよい。あるいは、アプリケーションは順序付けた後のサービスリストをユーザに提供し、ユーザがそのうちの一以上のサービスを選択して必要なサービスとしてもよい。当業者は、ここで説明された複数のサービスから一以上の必要なサービスを確定する方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

本発明の別の一実施例によれば、サービス照会装置１１は、アプリケーションの現在の利用シーン情報に基づいて、必要なサービスを確定してもよい。サービス照会装置１１は、前記アプリケーションの現在の利用シーン情報を取得する。ここで、アプリケーションの現在の利用シーン情報は、例えば、アプリケーションの名称や、アプリケーションのタイプや、現在の時間や、現在の場所などのうちの少なくともいずれか一つを含む。例えば、ユーザが楽々検索アプリケーションにより検索する時に、当該楽々検索アプリケーションの現在の利用シーン情報は、アプリケーションの名称が「楽々検索」、アプリケーションのタイプが「情報検索」タイプ、現在の時間及び現在の場所のうちの少なくともいずれか一つを含む。アプリケーションの現在の利用シーン情報はアプリケーション自体により、又は移動端末のオペレーティングシステムと対話することなどにより取得できる。当業者にとっては、アプリケーションの上記した現在の利用シーン情報をどのように取得するかは明らかであるので、ここでは詳細について重ねて説明しない。当業者は、ここで説明された現在の利用シーン情報が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な現在の利用シーン情報が存在し、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、サービス照会装置１１はアプリケーションの現在の利用シーン情報に基づいて、サービス情報ベースを照会してアプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する。具体的には、一実施例において、現在の利用シーン情報に含まれる情報に基づいてサービス情報ベースを照会してもよい。例えば、現在の利用シーン情報におけるアプリケーションの名称が例えば「楽々検索」アプリケーションであることに対して、サービス情報ベースにおいてこのアプリケーションの名称（例えば、「楽々検索」）に関連するサービスを照会し、現在の利用シーン情報におけるアプリケーションのタイプが、例えば「情報検索」タイプのアプリケーションに対して、サービス情報ベースにおいてこのアプリケーションのタイプ(例えば「情報検索」タイプ)に関連するサービスを照会する。アプリケーションのプロバイダ及び／又はサービス情報ベースの保守者及び／又はサードパーティ機構などは、例えば、特定のアプリケーション又は特定のアプリケーションのタイプを利用したユーザが常に利用する他のサービスを統計することにより当該特定のアプリケーションの名称又はアプリケーションのタイプに関連するサービスを確定できる。例えば、統計情報に基づいて、「写真撮影」アプリケーションに関連するサービスとして「写真品質向上」や「写真共有」などのサービスが挙げられ、「ドキュメント閲覧」タイプのアプリケーションに関連するサービスとして「ドキュメント翻訳」や「ドキュメント共有」などのサービスが挙げられる。一実施例において、現在の利用シーン情報における「現在の時間」又は「現在の場所」の情報に対して、サービス情報ベースにおいて当該時間又は場所に適するサービスを照会する。例えば、現在の時間が夕食時間である場合に、適切なサービスとして「料理の注文」サービスが挙げられ、現在の場所が景勝地である場合に、適切なサービスとして「部屋の予約」サービスが挙げられる。サービス情報ベースの保守者及び／又はサードパーティ機関などは、例えば、ユーザの使用習慣の統計を与えることなどにより特定の時間又は場所に適するサービスを確定することができる。また、一実施例において、さらに現在の利用シーン情報における各情報の組合せに基づいて必要なサービスを確定してもよい。例えば、実行中のアプリケーションが「思いきり遊ぶ」アプリケーションであり、そのタイプが「観光旅行」タイプ、現在の場所が「上海」、現在の時間が「春」である場合に、サービス情報ベースにおいて春に上海で観光旅行することに適するユーザのサービスを照会し、その結果は「上海の春季観光旅行」サービス、「上海の天気予報」サービスなどを含んでもよい。当業者は、ここで説明された現在の利用シーン情報に基づいて必要なサービスを確定する方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、サービス照会装置１１は、呼び出し対象の一以上のサービスの関連アプリケーションを確定する。上記方法に従って、サービス情報ベースを照会することにより、一以上の必要なサービスを取得することができる。上記のように、取得される照会結果は「高速ナビゲーションアプリケーションのナビゲーションサービス」であってもよく、当該サービスを提供するアプリケーションの情報を含み、この例において、「高速ナビゲーション」アプリケーションである。あるいは、取得される照会結果は、「料理の注文」サービスであってもよく、当該サービスを提供するアプリケーションの情報を含まない。前者の場合に、照会結果に含まれる必要なサービスを提供するアプリケーションの情報に基づいて、当該サービスを提供するアプリケーションを直接確定でき、そして、上記の方法に従って当該アプリケーションの当該サービスを呼び出すが、ここでは詳細について重ねて説明しない。後者の場合に、まず当該サービスを提供できるアプリケーションを確定し、そして、当該アプリケーションの当該サービスを呼び出す。一実施例において、サービス情報ベースを照会することにより、このサービスを提供するすべてのアプリケーションを取得し、さらに一定の規則、例えば、サービスのプロバイダや、サービスの信頼性や、サービスの流行度などに基づいてそれらのアプリケーションを順序付ける。例えば、「料理の注文」サービスに対して、サービスのプロバイダに基づいて照会したアプリケーションを順序付けて、例えば大型又はキャンペーン中の料理の注文サービスのプロバイダにより提供されるアプリケーションを上位に順序付けるようにしてもよい。また、「写真品質向上」サービスに対して、サービスの信頼性ランキングに基づいて照会されたアプリケーションを順序付けて、提供する写真品質向上サービスの信頼性が高いアプリケーションを上位に順序付けるようにしてもよい。また、サービスのプロバイダや、サービスの流行度や、サービスの信頼性など情報に基づいて重み付けソートなどの統合的ソートを行ってもよい。そして、最も先頭のアプリケーションを当該必要なサービスの関連アプリケーションとしてもよく、上記照会されたアプリケーションのランキングリストをユーザに表示し、ユーザがそのうちの一つを選択して当該必要なサービスの関連アプリケーションとしてもよい。当業者は、ここで説明された必要なサービスの関連アプリケーションを確定する方式が例示的なものであって限定的なものではないことを理解できるであろう。本発明の趣旨や範囲を逸脱せずに他の様々な実現方式が可能であり、これを引用することにより本明細書の一部をなすものとする。

続いて、サービス呼び出し装置１２は、当該関連アプリケーションが移動端末にインストールされているか否かを判定する。インストールされていない場合に、ステップＳ５３において、当該関連アプリケーションをダウンロードしてインストールする。例えば、ユーザが「ドキュメント閲覧」アプリケーションで英語ドキュメントを閲覧する場合に、上記の方法に従ってアプリケーションの必要なサービスが、例えば「英語翻訳」サービスを含み、そしてサービス情報ベースを照会することにより、当該「英語翻訳」サービスを提供できる一以上のアプリケーションを取得し、上記方法に従って当該一以上のアプリケーションを順序付け、順序付け後のアプリケーションリストをユーザに表示する。当該リストにおいて、ユーザは、「百度ドキュメント翻訳」アプリケーションにより提供される「英語翻訳」サービスを選択する。続いて、サービス呼び出し装置１２は、当該「百度翻訳アプリケーション」がインストールされていないと判定すると、ユーザの確認が取得された後に、当該「百度翻訳」アプリケーションを自動的にダウンロードしてインストールする。当業者にとっては、アプリケーションをダウンロードしてインストールすることは明らかであるので、ここでは詳細について重ねて説明しない。

続いて、サービス呼び出し装置１２は、関連アプリケーションのサービスを呼び出す。例えば、上記の例に続き、当該「ドキュメント閲覧」アプリケーションが「百度翻訳」アプリケーションにより提供される「英語翻訳」サービスを呼び出し、それにより閲覧中の英語ドキュメントを中国語に翻訳する。ここで、具体的なサービス呼び出し方式が上記のように詳細に説明されたので、ここでは重ねて説明しない。

図６は、本発明のさらに別の態様に係る移動端末をさらに示すものであり、上記サービス呼び出し装置を備える。

なお、本発明は、ソフトウェア及び／又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにおいて実施可能であり、例えば、専用集積回路（ＡＳＩＣ）、汎用型コンピュータ又は他の類似のハードウェア装置により実現できる。一実施例において、本発明のソフトウェアプログラムは、プロセッサにより実行されて上記のステップ又は機能を実現できる。同様に、本発明のソフトウェアプログラム（関連するデータ構造を含む）は、コンピュータに読み取り可能な記録媒体、例えば、ＲＡＭメモリ、磁気若しくはＣＤ‐ＲＯＭドライブ、又はフロッピー（登録商標）ディスク及び類似の装置に記憶されてもよい。さらに、本発明のいくつかのステップ又は機能は、ハードウェア、例えば、プロセッサと協調して各ステップ又は機能を実行する回路により実現されてもよい。

また、本発明の一部は、コンピュータプログラム製品、例えば、コンピュータプログラム命令として応用されてもよく、コンピュータにより実行される時、当該コンピュータの操作により、本発明に係る方法及び／又は技術的な解決手段を呼び出す又は提供することができる。本発明の方法を呼び出すプログラム命令は、固定型又は携帯型の記録媒体に記憶され、及び／又はブロードキャスト又はほかの信号媒体におけるデータストリームにより伝送され、及び／又は前記プログラム命令に基づいて実行されるコンピュータ装置のワーキングメモリに記憶されることが可能である。ここで、本発明に係る一実施例は、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリと、プログラム命令を実行するためのプロセッサとを備える装置を有し、当該コンピュータプログラム命令が当該プロセッサにより実行される時、当該装置が上記本発明の複数の実施例に係る方法及び／又は技術的な解決策を実行するようにトリガされる。

当業者は、勿論、本発明が上記例示的な実施例の細部に限定されるものではなく、本発明の趣旨や又は基本的な特徴を逸脱せずに、ほかの具体的な形態で本発明を実現することができることを理解できるであろう。従って、いずれにしても、実施例は、例示的であって非限定的なものであり、本発明の範囲は、上記説明ではなく、添付の請求の範囲により限定されるものである。そのため、上記意義を意図し、請求の範囲の均等要素の範囲内に包含される全ての変更は本発明に属する。請求の範囲中の図面の符号は請求の範囲を限定するものではない。加えて、「含む」の語は他のユニット又はステップを除外する意味ではなく、単数は複数を除外する意味ではないことは明らかである。装置に関する請求項に記載の複数の装置が一つの装置によりソフトウェア又はハードウェアで実現されてもよい。第１や第２などの用語は、名称を示すものであって、特定の順序を限定するものではない。

Claims (18)

1. 実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するステップと、
   前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供するステップと
   を含んでなる、移動端末においてサービスを呼び出す方法。
2. 前記の実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するステップは、
   当該アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定し、
   当該アプリケーションの一以上の現在のニーズに基づいて、前記サービス情報ベースを照会して当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する
   ことを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記の当該アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定するステップは、
   ユーザに一以上の候補ニーズを表示し、
   前記一以上の候補ニーズに対する当該ユーザの選択に基づいて、当該アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定する
   ことを含む請求項２に記載の方法。
4. 前記現在のニーズは、
   必要なサービスのタイプと、
   必要なサービスの名称と、
   必要なサービスのプロバイダと、
   必要なサービスの人気度と、
   必要なサービスの信頼性と
   のうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項２又は３に記載の方法。
5. 前記の実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定するステップは、
   前記アプリケーションの現在の利用シーン情報を取得し、
   前記現在の利用シーン情報に基づいて、サービス情報ベースを照会して当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する
   ことを含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記現在利用シーン情報は、
   アプリケーションの名称と、
   アプリケーションのタイプと、
   現在の時間と、
   現在の場所と
   のうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項５に記載の方法。
7. 前記の一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供するステップは、
   前記一以上のサービスの関連アプリケーションを確定し、
   当該関連アプリケーションがインストールされていない場合には、前記関連アプリケーションをダウンロードしてインストールし、
   前記関連アプリケーションの前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供する
   ことを含む、請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
8. 実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する装置と、
   前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供する装置と
   を備えてなる、移動端末におけるサービス呼び出し装置。
9. 前記の実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する装置は、
   当該アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定する装置と、
   当該アプリケーションの一以上の現在のニーズに基づいて、前記サービス情報ベースを照会して当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する装置と
   を備える、請求項８に記載の装置。
10. 前記の当該アプリケーションの現在のニーズを確定する装置は、
    ユーザに一以上の候補ニーズを表示する装置と、
    前記一以上の候補ニーズに対する当該ユーザの選択に基づいて、当該アプリケーションの一以上の現在のニーズを確定するための装置と
    を備える、請求項９に記載の装置。
11. 前記現在のニーズは、
    必要なサービスのタイプと、
    必要なサービスの名称と、
    必要なサービスのプロバイダと、
    必要なサービスの人気度と、
    必要なサービスの信頼性と
    のうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項９又は１０に記載の装置。
12. 前記の実行中のアプリケーションに対して、サービス情報ベースを照会することにより、当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する装置は、
    前記アプリケーションの現在の利用シーン情報を取得する装置と、
    前記現在の利用シーン情報に基づいて、サービス情報ベースを照会して当該アプリケーションに必要な一以上のサービスを確定する装置と
    を備える、請求項８に記載の装置。
13. 前記現在の利用シーン情報は、
    アプリケーションの名称と、
    アプリケーションのタイプと、
    現在の時間と、
    現在の場所と
    のうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項１２に記載の装置。
14. 前記の前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供する装置は、
    前記一以上のサービスの関連アプリケーションを確定する装置と、
    当該関連アプリケーションがインストールされていない場合には、前記関連アプリケーションをダウンロードしてインストールする装置と、
    前記関連アプリケーションの前記一以上のサービスを呼び出して前記アプリケーションに提供する装置と
    を備える、請求項８〜１０のいずれかに記載の装置。
15. 請求項８〜１４のいずれかに記載の装置を備える移動端末。
16. コンピュータコードを含むコンピュータに読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータコードが実行される場合には、請求項１〜７のいずれかに記載の方法が実行される、コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
17. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ装置によってが実行される場合には、請求項１〜７のいずれかに記載の方法が実行される、コンピュータプログラム製品。
18. コンピュータコードを記憶しているメモリと、
    前記コンピュータコードを実行することにより請求項１〜７のいずれかに記載の方法を実行するように配置されるプロセッサと
    を備えるコンピュータ装置。