JP2016534606A - パワーサイクルを超えるsuplセッションの持続 - Google Patents

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Abstract

SUPLトリガセッションの中断後にSUPLトリガセッションを回復するために、セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)イネーブル端末(SET)を管理する方法が開示される。本方法は、SETを初めに設定するステップであって、SUPLトリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータをSETの不揮発性ストレージに周期的に保存し、及び、SUPLトリガセッションの中断後に、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータを、SETの不揮発性ストレージから読み込むステップを含む。不揮発性メモリに保存されたSUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータは、SUPLトリガセッションを回復するために使用される。

Description

[0001]本開示は一般に位置情報システムに関連し、特に、セキュアユーザープレーンロケーション(secure user plane location:SUPL)アーキテクチャ及び方法に関連する。
[0002]スタンドアローンのグローバルポジショニングシステム(GPS)は、装置の現在位置を算出するために(位置決定又はポジションフィックスを得るために)衛星の軌道情報を必要とする。衛星信号のデータレートは一般に約50ビット/秒である。従って、GPS衛星から直接的に、天体暦及び暦を含む軌道情報(これらに限定されない)をダウンロードするには、長時間を費やしてしまう。例えば、悪天候、壁や木による覆いの存在などのような貧弱な信号状態において、そのようなデータ捕捉の最中に衛星信号が失われると、ポジションフィックスを得るためのプロセスは最初から始まる。従って、ポジションフィックスが得られる時点までに、長時間が経過してしまうかもしれない(極端に劣悪な状況では12分間にも及び得る)。
[0003]アシストGPS(A-GPS)は、サーバーのデータベース又はネットワーク装置スタックに軌道情報をダウンロードし、例えば、GSM(登録商標)、GPRS、CDMA、LTE、WCDMA(登録商標)、WiFi等のような比較的高速の無線信号により、サーバーに接続される電子装置に情報を提供することとで、上記の遅延を軽減するために使用される。セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)は、インターネットプロトコル(IP)ベースのプロトコルであり、A-GPSに関するオープンモバイルアライアンス(Open Mobile Alliance:OMA)により規定され、GPS衛星シグナリングによる低速の受信ではなく、GPS衛星の情報及び他のアシスタント情報(例えば、基準時間、基準位置など)を、IPを介してサーバーから受信するためのものである。
[0004]SUPLアーキテクチャは、一般に、SUPLイネーブル端末(SET)及びSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)という2つの要素により構成される。SETは、例えば、SUPL処理をサポートするように構成された、電話機、PDA、ラップトップ又はタブレットコンピュータ等のようなユーザー装置であってよい。SLPはSUPLによりサポートされるタスクを処理するサーバー又はネットワーク装置であり、タスクは、例えば、ユーザー認証、測位要求、ロケーションベースアプリケーション等を含むがこれらに限定されない。
[0005]図1は、本開示の様々な側面及び原理に従うモバイル装置により開始されるモバイル装置とSUPLサーバーとの間のメッセージ交換トリガセッションを例示的に示す。 [0006]図2は、本開示の様々な側面及び原理に従うSUPLロケーションプラットフォームにより開始されるモバイル装置とSUPLサーバーとの間のメッセージ交換トリガセッションを例示的に示す。 [0007]図3は、モバイル装置が電力を失ってトリガセッションが突然中断した場合のモバイル装置における本開示の様々な側面及び原理に従う情報交換を示す。 [0008]図4は、モバイル装置に対する電力が復旧した場合にトリガセッションを再開する際のモバイル装置における本開示の様々な側面及び原理に従う情報交換を示す。
[0009]以下の説明では、同様なコンポーネントは、それらが異なる実施形態で示されるか否かによらず、同じ参照番号を付している。簡明な方法で本開示の実施形態を説明するために、図面は必ずしも寸法を描いているとは限らず、また、ある特徴は幾らか概略的な形態で示される。一実施形態に関連して記述及び/又は説明される特徴は、1つ以上の他の実施形態において及び/又は他の実施形態の特徴との組み合わせにおいて又は他の実施形態の特徴によらず、同一又は類似の方法で使用されてよい。
[0010]本開示の様々な実施形態に関し、開示されるものは、SUPLトリガセッションの中断後にSUPLトリガセッションを回復するために、セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)イネーブル端末(SET)を管理する方法である。本方法は、SETを初めに設定するステップを含み、当該ステップは、SUPLトリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータをSETの不揮発性ストレージに周期的に保存し、及び、SUPLトリガセッションの中断後に、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータを、SETの不揮発性ストレージから読み込み、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータを読み込んだことに応答して、SUPLトリガセッションを回復する。
[0011]様々な実施形態において、電子装置は、ロケーション関連情報をリモート装置(エンティティ)に転送するトランシーバと、不揮発性ストレージと、トランシーバ及び不揮発性ストレージと通信するプロセッサとを有し、プロセッサは、セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)トリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータを不揮発性ストレージに周期的に保存し、SUPLトリガセッションの中断後に、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータを、不揮発性ストレージから読み込み、SUPLトリガセッションを回復及び再開するように構成される。
[0012]SUPLプロシジャがロケーション情報システムのネットワーク内で始まる場合に、外部クライアントが最初に接続されるSLPは、要求SLP(Requesting SLP:R-SLP)と呼ばれる。R-SLPは論理エンティティであり、ホームSLP(home SLP:H-SLP)と同一であってもなくてもよい。現在位置を追跡するように意図されるSUPLイネーブル端末(SUPL対応端末)(SET)は、ターゲットSETにより規定される。
[0013]ネットワーク要素のようなSLPは、実際の位置を計算するエンティティであるSUPLポジショニングセンター(SPC)と、位置情報を計算する機能以外のSLPの他の機能を管理するSUPLロケーションセンター(SLC)とを含んでよい。ここで、SLCは、ローミング、リソース管理などを取り扱う。従って、SETは、SLCを介してSPCと通信することにより位置情報を計算することが可能である(プロキシモード)、或いは、SPCとの直接的な接続をオープンにすることにより位置情報を計算することができる(非プロキシモード)。
[0014]特定の条件(例えば、トリガイベント)が生じた場合に、SUPLのトリガロケーションサービスは、ターゲットSETの位置情報を提供する。トリガロケーションサービスは、ターゲットSETの位置情報を周期的に提供する周期的トリガサービスと、特定のエリアイベントが生じる時は常にターゲットSETの位置情報を提供するエリアイベントトリガサービスとを含んでよい。トリガロケーションサービスでは、あるトリガ数に適合しない限り、サービス時間が満了しない限り、或いは、トリガセッションが強制的に終了させられない限り、トリガセッションは開始されると進行し続ける。トリガセッションが開始されると、そのセッションは長時間続くかもしれない。しかしながら、例えば、電源喪失やシステム再起動などに起因して、ターゲットSETにおける進行中のトリガセッションは不意に終了するかもしれない。そのような場合、進行中のトリガセッションは一方的に終了されるので、サービス要求者は、トリガセッションパラメータを提供し直すことによりネットワーク(トリガロケーションサービスを実行するネットワーク)によるトリガロケーションサービスを再び要求する必要が生じる。その結果、ユーザーは不快な経験をすることになり、及び、ネットワークリソースの浪費にもなる。
[0015]従って、本開示の様々な形態は、例えば電源喪失やシステム崩壊などに起因するSUPLセッションの中断の後に、ユーザーの介入の無い、SUPLセッションについてのシームレスな回復を述べている。本願で説明される形態は例示的であって非限定的であり、当業者は本開示の範囲内で他の形態を把握できることに留意すべきである。
[0016]図1を利用して、本開示の様々な側面及び原理に従うモバイル装置100により開始されるモバイル装置100とSUPLサーバー150との間のメッセージ交換トリガセッションが説明される。モバイル装置100は、特に、SUPOサーバー150でホストされるSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)から取得される測位情報を利用して、モバイル装置100の位置を計算する測位モジュール108と、測位モジュール108により提供される位置データを利用してモバイル装置100のユーザーにサービスを提供するロケーションベースアプリケーション104とを含む。
[0017]モバイル装置100のユーザーがロケーションベースアプリケーション104を起動すると、ロケーションベースアプリケーション104は、メッセージM101により測位モジュール108からのロケーションデータを要求する。ロケーションデータM101のリクエストを受信すると、測位モジュール108はメッセージM102によりSLP155とのセキュアコネクションを設定し、SLP155は接続成功レスポンス(CONNECT SUCCESS)M103を用いて応答する。そして、測位モジュール108は、SUPLトリガ開始メッセージ(SUPL TRIGGERED START)M104を用いてトリガセッションを開始する。これに応答して、SLP155は、SUPLトリガ応答メッセージ(SUPL TRIGGERED RESPONSE)M105を用いてトリガセッションの開始を確認する。
[0018]トリガセッションが開始されると、例えば、スタート時間、ストップ時間、リクエストの数及び周期、エリアイベント等のようなトリガ条件を規定するパラメータに依存して、測位モジュール108はメッセージループL1を用いてSLP155からの測位データを要求する。位置データの要求は、SUPL初期位置(SUPL POS INIT)M106を用いてモバイル装置100の初期位置をSUPLサーバー150に報告することを含んでもよい。これは、SUPL位置メッセージ(SUPL POS)M107及びSUPL位置メッセージ(SUPL POS)M108を利用して、SLP155と測位モジュール108との間でのロケーションデータの送受信に続く。そして、SLP155はSUPL報告(SUPL REPORT)M109をモバイル装置100に送信する。様々な実施形態において、メッセージM109は、測位方法に基づくモバイル装置100の現在位置を含んでよい。
[0019]測位モジュール108は、次に、ループL1の実行の度にポジションフィックスを算出する。ループL1のメッセージ交換は、以下の3つの条件のうちの何れかが充足されるまで続いてよい:(a)SUPLプロトコル規格により決定される「ストップタイマ(Stop Timer)」が満了すること;(b)あるトリガ回数に適合すること;(c)何らかの理由によりトリガセッションが突然打ち切られること(何らかの理由は、例えば、モバイル装置100とSUPLサーバー150との間の接続の喪失、モバイル装置100の電源喪失、モバイル装置100のオペレーティングシステムの不具合等であるが、これらに限定されない)。
[0020]トリガ条件が充足されると常に、測位モジュール108は、位置決定MHOメッセージ(POSITION FIX MHO)を利用して、モバイル装置100の位置をロケーションベースアプリケーション104へ送信する。しかしながら、条件(a)又は(b)を含む他の状況では、測位モジュール108は、ロケーションベースアプリケーション104がトリガセッションの停止を意図していることを示すSUPLトリガ停止メッセージ(SUPL TRIGGERED STOP)M111をSLP155へ送信する。これは、測位モジュール108とSLP155との間のSUPL終了確認のやり取り(SUPL END)M112に続く。(SUPL END)メッセージM112は、SLP155又は測位モジュール108の何れかにより送信されてもよい。
[0021]図2を利用して、本開示の様々な側面及び原理に従うSLP155により開始されるモバイル装置100とSUPLサーバー150との間のメッセージ交換トリガセッションが説明される。
[0022]図示されるように、SLP155からSUPL開始(SUPL INIT)M200を受信すると、測位モジュール108は、SLP155がトリガセッションを要求していることを、通知メッセージ(Notification)M201を利用してロケーションベースアプリケーション104に通知する。測位モジュール108は、次に、メッセージM202によりSLP155とのセキュアコネクションを設定し、SLP155は接続成功レスポンス(CONNECT SUCCESS)M203を用いて応答する。測位モジュール108は、次に、SUPLトリガ開始メッセージ(SUPL TRIGGERED START)M204を用いてトリガセッションを開始する。SLP155は、SUPLトリガ応答メッセージ(SUPL TRIGGERED RESPONSE)を用いてトリガセッションの開始を確認する。
[0023]トリガセッションが開始されると、例えば、スタート時間、ストップ時間、要求の数及び周期、エリアイベント等のようなトリガ条件を規定するパラメータに依存して、測位モジュール108はメッセージループL2を用いてSLP155からの測位データを要求し、これは、SUPL測位開始(SUPL POS INIT)M206を利用してモバイル装置100の初期位置をSLP155へ報告すること、SUPL位置(SUPL POS)M207及びSUPL位置(SUPL POS)M208を用いてSLP155と測位モジュール108との間で位置データをやり取りすること、その後にSLP155がSUPL報告(SUPL REPORT)M209を用いて現在位置を測位モジュール108に報告することを含んでよい。測位モジュール108は、次に、ループL2の実行の度にポジションフィックスを算出する。ループL2のメッセージ交換は、以下の3つの条件のうちの何れかが充足されるまで続いてよい:(a)SUPLプロトコル規格により決定される「ストップタイマ(Stop Timer)」が満了すること;(b)あるトリガ回数に適合すること;(c)何らかの理由によりトリガセッションが突然打ち切られること(何らかの理由は、例えば、モバイル装置100とSUPLサーバー150との間の接続の喪失、モバイル装置100の電源喪失、モバイル装置100のオペレーティングシステムの不具合などを含むが、これらに限定されない)。
[0024]測位モジュール108は、SUPL報告メッセージ(SUPL REPORT)M210を利用して、モバイル装置100の位置をSLP155へ送信する。しかしながら、条件(a)又は(b)を含む他の状況では、測位モジュール108は、ロケーションベースアプリケーション104がトリガセッションの停止を意図していることを示すSUPLトリガ停止メッセージ(SUPL TRIGGERED STOP)M211をSLP155へ送信する。これは、測位モジュール108とSLP155との間のSUPL終了確認のやり取り(SUPL END)M112に続く。(SUPL END)メッセージM112は、SLP155又は測位モジュール108の何れかにより送信されてもよい。
[0025]上述したように、トリガセッションは様々な理由で不意に終了し、様々な理由は、例えば、モバイル装置100とSUPLサーバー150との間の接続の突然の喪失、モバイル装置100の電源喪失、モバイル装置100のオペレーティングシステムの不具合などを含むが、これらに限定されない。様々な実施形態において、トリガセッションは、本願で説明されるように、モバイル装置100とSUPLサーバー150との間の何らかのメッセージ交換の最中又はその間に不意に終了するかもしれない。トリガセッションが未だ完全に確立されていない場合(例えばループL1又はループL2が始まる前)、或いは、トリガセッションが終了しつつある場合(例えば、トリガ条件が合致した後)(MHO又はM210の直前又はその後何時でも)、一実施形態におけるモバイル装置100は、例えばモバイル装置100で電源が回復される場合に、トリガセッションを回復しないように決定してもよい。
[0026]しかしながら、トリガセッションが確立しておりかつループL1又はL2のメッセージ送受信の最中又はその間に突然終了した場合、測位モジュール108及びSUPLサーバー150に追加的な機能を提供することにより、トリガセッションは回復される。
[0027] 図3は、モバイル装置が電力を失ってトリガセッションが突然中断した場合のモバイル装置における本開示の様々な側面及び原理に従う情報交換を示す。測位モジュール108とは別に、モバイル装置100は、オペレーティングシステム120及び永続的な記憶装置130を含んでもよい。図3に示されるように、例えばモバイル装置100において電源が失われるときのようなトリガセッションの突然の中断の場合に、オペレーティングシステム120は電源遮断要求(パワーダウンリクエスト)303を測位モジュール108に提供する。パワーダウンリクエスト301を受信すると、測位モジュール108はトリガセッション情報(トリガセッション、セッション識別子、セッション状態情報、送信されるレポートの数を規定するパラメータ等を含むが、これらに限定されない)を永続的ストレージ130に保存し、電源遮断イベントに対する準備が整ったことを、電源遮断応答(パワーダウンレスポンス)303を利用してオペレーティングシステム120に通知する。
[0028]一形態において、測位モジュール108は、トリガセッション情報を、オペレーティングシステム120からの如何なるリクエストも無しに周期的に永続的ストレージ130に保存してもよい。測位モジュール108がトリガセッション情報302を保存する周期は、様々な実施形態において、モバイル装置100又は内蔵のロケーションベースアプリケーション104を利用することにより決定されてよい。そのような実施形態では、トリガセッションが終了するイベントの際に、差し迫る終了を測位モジュール108に通知する十分な時間をオペレーティングシステム120が有しない場合でも、トリガセッション情報を測位モジュール108にとって利用可能にする。
[0029]図4は、モバイル装置に対する電力が復旧した場合にトリガセッションを再開する際のモバイル装置における本開示の様々な側面及び原理に従う情報交換を示す。オペレーティングシステム120から電源投入の通知401を受信すると、測位モジュール108は、永続的ストレージ130に保存したトリガセッション情報を読み込む(402)。そして、モバイル装置100がSLP155と接続可能になると、測位モジュール108は、トリガセッションを再開する(403)。
[0030]様々な実施形態において、セキュリティ及び/又はプライバシの理由により、トリガセッションを再開する前に、SLP155はモバイル装置100からの認証情報を要求してもよい。様々な実施形態において、認証情報は、例えば、ユーザー識別子、デバイス識別子、パスワード又はPIN等を含んでもよい。
[0031]モバイル装置100で始められたトリガセッションが不意に中断すると、SUPLサーバー150は、そのトリガセッションを終了し、何らかの理由でトリガセッション情報を除去又は上書きすることが予想される。そのような場合、SUPLサーバー150は、モバイル装置100により回復されたにもかかわらず、トリガセッションを認識しないかもしれない。
[0032]従って、一実施形態では、SUPLサーバー150は、如何なる進行中のトリガセッションのトリガセッション情報も、所定の時間期間の間は保存するように要求される。そのような実施形態では、モバイル装置100が期待される時間期間の間に応答しない場合、SUPLサーバー150は、所定の時間期間が経過するまで、進行中のセッションを、終了(terminated)ではなく一時停止(paused)として取り扱ってよい。一時停止のセッションのトリガセッション情報は、SUPLサーバー150によって除去も上書きもされない。従って、モバイル装置100がトリガセッションを回復しようとする場合に、SUPLサーバー150は、トリガセッションを識別し、必要な検証(バリデーション)を実行し、セッションに対するアクセスを回復することができる。様々な実施形態において、所定の時間期間は、モバイル装置のユーザーにより提供されてもよいし、モバイル装置100のロケーションベースアプリケーション104に組み込まれていてもよいし、個々のユースケースでSUPLサーバー150に搬送されるように測位モジュール108に組み込まれていてもよいし、或いは、SUPLプロトコル規格で規定されてもよい。
[0001]他の実施形態は、本願で説明されるシステム及び方法を実現するプログラム(又はプログラムプロダクト)として実現される。一実施形態は、完全にハードウェアの形態、完全にソフトウェアの形態、又は、ハードウェア及びソフトウェア要素の双方を含む形態とすることが可能である。一実施形態はソフトウェアで実現されてもよく、ソフトウェアは、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含むが、これらに限定されない。
[0002]更に、実施形態は、コンピュータ又は任意の命令実行システムにより使用する又はそれらに関連して使用するプログラムコードを提供するコンピュータ利用可能な又はコンピュータ読み取り可能な媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムプロダクト(又はマシンアクセス可能なプロダクト)の形態をとることも可能である。本説明の目的に関し、コンピュータ利用可能な又はコンピュータ読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用する又はそれらに関連して使用するプログラムを、包含、保存、通信、伝送又は転送することが可能な任意の装置とすることが可能である。
[0003]媒体は、電子、磁気、光、電磁気、赤外線又は半導体によるシステム(又は装置又はデバイス)とすることが可能である。コンピュータ読み取り可能な媒体の具体例は、半導体又はソリッドステートメモリ、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び、光ディスクを含む。光ディスクの現在の具体例は、コンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD-ROM)、コンパクトディスク・リード/ライト(CD-R/W)及びDVDを含む。
[0004]プログラムコードを保存及び/又は実行するのに適したデータ処理システムは、システムバスを介してメモリ要素に直接的又は間接的に結合される少なくとも1つのプロセッサを含むであろう。メモリ要素は、プログラムコードの実際の実行の際に使用されるローカルメモリ、バルクストレージ及びキャッシュメモリを含むことが可能であり、キャッシュメモリは、実行中にコードがバルクストレージから取り出されなければならない回数を減らすために、少なくとも幾つかのプログラムコードについての一時記憶をもたらす。
[0005]上述したような論理部は、集積回路チップの設計の一部分であってもよい。チップ設計は、グラフィカルコンピュータプログラミング言語で作成され、コンピュータ記憶媒体(例えば、ディスク、テープ、物理的ハードドライブ、又は、ストレージアクセスネットワーク等における仮想ハードドライブ)に保存される。設計者がチップ又はチップを製造するために使用されるフォトリソグラフィのマスクを作成しない場合、設計者は、結果の設計を物理的な手段により(例えば、設計を保存する記憶媒体のコピーを提供することにより)又は電子的に(例えば、インターネットを介して)そのようなエンティティに直接的又は間接的に送信する。保存された設計は、その後、製造に適したフォーマット(例えば、GDSII)に変換される。
[0033]結果の集積回路チップは、ウェハ自体の形式で(即ち、パッケージされていない複数のチップを含む単独のウェハとして)、ベアチップ又はダイそのもの(bare die)として、或いは、パッケージされた形式で配布されることが可能である。後者の場合、チップは、シングルチップパッケージ(例えば、プラスチックキャリア、マザーボード又はその他の上位レベルのキャリアに取り付けられるリードを有するもの)又はマルチチップパッケージ(例えば、表面上の相互接続部又は埋め込まれた相互接続部の双方又は一方を有するセラミックキャリア)に搭載される。何れにせよ、以後、チップは、他のチップ、個々の回路要素又は他の信号処理デバイスとともに、(a)マザーボードのような中間的な製品又は(b)最終製品の一部として統合される。
[0034]これら及び他の特徴及び特性、構造の関連要素及びパーツの組み合わせの動作及び機能についての方法、及び、製造の経済性は、添付図面に関連する詳細な説明及び添付の特許請求の範囲を理解することにより更に明らかになり、全ての図面は本願の一部を為し、様々な図において同様な参照番号は対応する部分を示す。しかしながら、図面は例示及び説明を目的としているに過ぎず、請求項の限定の定義としては意図されていないことが、明確に理解されるべきである。明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、「ある」、「或る」、「その」等の単独形式は、明示的に別段の断りがない限り、複数を指すことを包含する。
[0035]本開示の範囲内の実施形態は、コンピュータ読み取り可能な媒体を更に含み、媒体はコンピュータ実行可能な命令又はそこに保存されるデータ構造を搬送する又は有する。そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、汎用又は特定目的のコンピュータによりアクセスされることが可能な利用可能な任意の媒体であるとすることが可能である。そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMその他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージその他の磁気ストレージデバイス、或いは、他の任意の媒体を含むがこれらに限定されず、他の任意の媒体は、コンピュータ実行可能な命令又はデータ構造の形式で所望のプログラムコード手段を搬送又は保存するために使用されることが可能である。(有線、無線又はそれらの組み合わせによる)ネットワーク又は他の通信コネクションを介して、情報がコンピュータに転送又は提供される場合に、コンピュータは、そのコネクションを、コンピュータ読み取り可能な媒体と考えてよい。従って、そのようなコネクションはコンピュータ読み取り可能な媒体として適切に言及されてよい。上記の組み合わせも、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に包含されるべきである。
[0036]コンピュータ実行可能な命令は、命令及びデータを含むがこれに限定されず、命令及びデータは、汎用コンピュータ、特定用途コンピュータ又は特定目的の処理装置に、所定の機能又は機能群を実行させる。コンピュータ実行可能な命令は、スタンドアローンのコンピュータ又はネットワーク環境により実行されるプログラムモジュールを含んでもよい。一般に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含み、これらは特定のタスクを実行する又は特定の抽象データタイプを実現する。コンピュータ実行可能な命令、関連するデータ構造、及び、プログラムモジュールは、本願で開示される方法のステップを実行するプログラムコード手段の具体例を表わす。そのような実行可能な命令の特定のシーケンス又は関連するデータ構造は、そのようなステップで記述される機能を実現する対応する処理の具体例を表す。
[0037]基本概念が説明され、詳細な開示内容を理解した当業者にとって、本願の詳細な開示が単なる具体例により示されており限定ではないことは、明らかであろう。本願において明示的には述べられていないが、様々な代替、改善及び修正が存在し、当業者により意図される。それらの代替、改善及び修正は、本願の開示により示されるように意図されており、本開示の実施形態の精神及び範囲内に属する。
[0038]更に、所定の用語が本開示の実施形態を記述するために使用されている。例えば、「一形態」、「一実施形態」及び/又は「実施形態」等の用語は、その実施形態に関連して記述される特定の特徴、構造又は特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書の様々な箇所における「一形態」又は「一実施形態」又は「代替実施形態」を指す2つ以上の指定は、全てが同じ実施形態を指すとは限らないことが、強調され認められるべきである。更に、特定の特徴、構造又は特性は、本開示の1つ以上の実施形態において適切に組み合わせられてよい。更に、「論理部(logic)」という用語は、1つ以上の機能を実行するハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア(又はそれらの組み合わせ)を表す。例えば、「ハードウェア」の具体例は、集積回路、有限状態マシン又は組み合わせられた論理部さえも含んでよいが、これらに限定されない。集積回路は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路、ディジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ等のようなプロセッサの形態をとってもよい。
[0039]更に、処理要素又はシーケンスの言及される順序や、数、文字又は他の指定の利用の仕方は、請求項で指定される場合を除いて、請求項の処理及び方法を如何なる順序にも限定するようには意図されていない。上記の開示は、開示内容のうち様々な有用な形態であると現在のところ考えられる様々な具体例により議論されているが、そのような詳細事項は説明のためであるに過ぎず、添付の特許請求の範囲は開示される形態に限定されず、むしろ、開示される形態の精神及び範囲内の変形及び均等な特徴を包含するように意図されることが、理解されるべきである。
[0040]同様に、本開示の実施形態についての記述では、開示を簡明化し、1つ以上の様々な発明の実施形の理解を促すために、様々な特徴は、しばしば、1つの実施形態、図又は説明の中で一緒にまとめられることが、認められるべきである。しかしながら、開示の仕方は、請求項の発明特定事項が、各請求項で明示的に言及しているもの以外の特徴を必須とする意向を反映しているように解釈されるべきではない。むしろ、請求項で言及しているように、発明の実施形態は、開示される単独の実施形態のうちの全ての特徴よりも少ないものの内にあってよい。従って、本明細書に関連する特許請求の範囲は、その詳細な説明の中に明示的に包含される。
具体例
[0041]以下の具体例は、本開示の変形例及び原理についての非限定的な特徴及び属性を強調する:
[0042]具体例1は、SUPLトリガセッションの中断後にSUPLトリガセッションを回復するために、セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)イネーブル端末(SET)を管理する方法である。本方法は、前記SETを初めに設定するステップを含み、当該ステップは:(i)SUPLトリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータをSETの不揮発性ストレージに周期的に保存し、(ii)SUPLトリガセッションの中断後に、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータを、SETの不揮発性ストレージから読み込み、(iii)SUPLトリガセッションの状態を規定する前記パラメータ及びトリガパラメータを読み込むことに応答して、SUPLトリガセッションを回復する。
[0043]具体例2は具体例1の方法において、SUPLトリガセッションの中断が、SETに対する電源喪失により引き起こされるものである。
[0044]具体例3は具体例1又は2の何れかの方法において、SUPLトリガセッションが周期的なトリガ又は地域的なイベントトリガを有するものである。
[0045]具体例4は具体例1ないし3のうちの何れかの方法において、SETが自身の位置をSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に報告する周期、SETが自身の位置をSLPに報告する回数、SETが自身の位置をSLPに報告するスタート及び/又はストップ時間、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータ、及び、トリガイベントを規定するパラメータ、のうちの1つ以上を、トリガパラメータが含むものである。
[0046]具体例5は具体例4の方法において、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータが、緯度、経度及び半径;緯度及び経度の範囲;郵便地域番号;ネットワークセルID;地理的な場所の名前のうちの1つ以上を含むものである。
[0047]具体例6は具体例4の方法において、ターゲット地域にSETが参入したこと、ターゲット地域からSETが退去したこと、ターゲット地域にSETが在圏していること、SETがターゲット地域外にいること、又は、或る期間が経過したことのうちの1つ以上を、トリガイベントが含むものである。
[0048]具体例7は具体例1ないし6のうちの何れかの方法において、SUPLトリガセッションを回復することに先立って、ユーザーを認証するようにSETを設定するステップを更に含むものである。
[0049]具体例8は具体例1ないし7のうちの何れかの方法において、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータを、ある時間期間の間保存するようにSLPを設定するステップを更に有するものである。
[0050]具体例9は、ロケーション関連情報をリモート装置(エンティティ)に転送するトランシーバ;不揮発性ストレージ;トランシーバ及び不揮発性ストレージと通信するプロセッサ;を有する電子装置であり、プロセッサは:セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)トリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータを不揮発性ストレージに周期的に保存し、SUPLトリガセッションの中断後に、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータ及びトリガパラメータを、不揮発性ストレージから読み込み、SUPLトリガセッションを回復及び再開するように構成される。
[0051]具体例10は具体例9の電子装置において、SUPLトリガセッションの中断が、電子装置に対する電源喪失により引き起こされるものである。
[0052]具体例11は具体例9又は10の何れかの電子装置において、SUPLトリガセッションが周期的なトリガ又は地域的なイベントトリガを有するものである。
[0053]具体例12は具体例9ないし11のうちの何れかの電子装置において、電子装置が自身の位置をSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に報告する周期、電子装置が自身の位置をSLPに報告する回数、電子装置が自身の位置をSLPに報告するスタート及び/又はストップ時間、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータ、及び、トリガイベントを規定するパラメータのうちの1つ以上を、トリガパラメータが含むものである。
[0054]具体例13は具体例12の電子装置において、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータが、緯度、経度及び半径;緯度及び経度の範囲;郵便地域番号;ネットワークセルID;地理的な場所の名前のうちの1つ以上を含むものである。
[0055]具体例14は具体例12の電子装置において、ターゲット地域にSETが参入したこと、ターゲット地域からSETが退去したこと、ターゲット地域にSETが在圏していること、SETがターゲット地域外にいること、又は、或る期間が経過したことのうちの1つ以上を、トリガイベントが含む。
[0056]具体例15は具体例9ないし14のうちの何れかの電子装置において、SUPLトリガセッションを回復することに先立って、ユーザーを認証するようにSETを設定することを更に含むものである。
[0057]具体例16は具体例9ないし15のうちの何れかの電子装置において、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータを、ある時間期間の間保存するようにSLPを設定することを更に有するものである。
[0058]具体例17は、具体例1ないし8のうち何れか1項に記載の方法を実行する手段を有する電子装置である。
[0059]具体例18は、具体例1ないし8のうち何れか1項に記載の方法を実行する手段を有するシステムである。
[0060]具体例19は、メモリと通信するプロセッサを有する少なくとも1つの電子装置を有するシステムであり、プロセッサは、具体例1ないし8のうちの何れか1項に記載の方法を実行するための命令を実行する。
[0061]具体例20は、物理的に組み込まれるコンピュータ読み取り可能なコードを有するコンピュータ読み取り可能な媒体であり、コードは、プロセッサにより実行される場合に、具体例1ないし8のうち何れか1項に記載の方法をプロセッサに実行させる。
[0062]具体例21は、具体例1ないし8のうちの何れか1項に記載の方法を実行するコンピュータ読み取り可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体である。
[0063]具体例22は、具体例1ないし8のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように構成される記憶されるコンピュータプログラム論理部を有するコンピュータ読み取り可能な媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトである。
[0064]具体例23は具体例1の方法において、SUPLトリガセッションが周期的なトリガ又は地域的なイベントトリガを有するものである。
[0065]具体例24は具体例1の方法において、SETが自身の位置をSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に報告する周期、SETが自身の位置をSLPに報告する回数、SETが自身の位置をSLPに報告するスタート及び/又はストップ時間、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータ、及び、トリガイベントを規定するパラメータ、のうちの1つ以上を、トリガパラメータが含むものである。
[0066]具体例25は具体例24の方法において、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータが、緯度、経度及び半径;緯度及び経度の範囲;郵便地域番号;ネットワークセルID;地理的な場所の名前のうちの1つ以上を含むものである。
[0067]具体例26は具体例24の方法において、ターゲット地域にSETが参入したこと、ターゲット地域からSETが退去したこと、ターゲット地域にSETが在圏していること、SETがターゲット地域外にいること、又は、或る期間が経過したことのうちの1つ以上を、トリガイベントが含むものである。
[0068]具体例27は具体例1の方法において、SUPLトリガセッションを回復することに先立って、ユーザーを認証するようにSETを設定するステップを更に含むものである。
[0069]具体例28は具体例1の方法において、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータを、ある時間期間の間保存するようにSLPを設定するステップを更に有するものである。
[0070]具体例29は具体例9の電子装置において、SUPLトリガセッションの中断が、電子装置に対する電源喪失により引き起こされるものである。
[0071]具体例30は具体例9の電子装置において、SUPLトリガセッションが周期的なトリガ又は地域的なイベントトリガを有するものである。
[0072]具体例31は具体例9の電子装置において、電子装置が自身の位置をSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に報告する周期、電子装置が自身の位置をSLPに報告する回数、電子装置が自身の位置をSLPに報告するスタート及び/又はストップ時間、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータ、及び、トリガイベントを規定するパラメータのうちの1つ以上を、トリガパラメータが含むものである。
[0073]具体例32は具体例31の電子装置において、SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータが、緯度、経度及び半径;緯度及び経度の範囲;郵便地域番号;ネットワークセルID;地理的な場所の名前のうちの1つ以上を含むものである。
[0074]具体例33は具体例31の電子装置において、ターゲット地域にSETが参入したこと、ターゲット地域からSETが退去したこと、ターゲット地域にSETが在圏していること、SETがターゲット地域外にいること、又は、或る期間が経過したことのうちの1つ以上を、トリガイベントが含む。
[0075]具体例34は具体例9の電子装置において、SUPLトリガセッションを回復することに先立って、ユーザーを認証するようにSETを設定することを更に含むものである。
[0076]具体例35は具体例9の電子装置において、SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータを、ある時間期間の間保存するようにSLPを設定することを更に有するものである。
[0077]具体例36は、物理的に組み込まれるコンピュータ読み取り可能なコードを有するコンピュータ読み取り可能な媒体であり、コードは、プロセッサにより実行される場合に、具体例1の方法をプロセッサに実行させる。
[0078]具体例37は、メモリと通信するプロセッサを有する少なくとも1つの電子装置を有するシステムであり、プロセッサは、具体例1の方法を実行するための命令を実行する。

Claims (22)

  1. SUPLトリガセッションの中断後にSUPLトリガセッションを再開するためにセキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)イネーブル端末(SET)を管理する方法であって:
    前記SETを初めに設定するステップであって、前記SUPLトリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータを前記SETの不揮発性ストレージに周期的に保存し、前記SUPLトリガセッションの中断後に、前記SUPLトリガセッションの状態を規定する前記パラメータ及び前記トリガパラメータを、前記SETの不揮発性ストレージから読み込むステップ;及び
    前記SUPLトリガセッションの状態を規定する前記パラメータ及び前記トリガパラメータを読み込むことに応答して、前記SUPLトリガセッションを回復するステップ;
    を有する方法。
  2. 前記SUPLトリガセッションの中断は、前記SETに対する電源の喪失により引き起こされる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SUPLトリガセッションは、周期的なトリガ又は地域的なイベントトリガを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記SETが自身の位置をSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に報告する周期、前記SETが自身の位置を前記SLPに報告する回数、前記SETが自身の位置を前記SLPに報告するスタート及び/又はストップ時間、前記SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータ、及び、トリガイベントを規定するパラメータのうちの1つ以上を、前記トリガパラメータが含む、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の方法。
  5. 前記SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定する前記パラメータが、緯度、経度及び半径;緯度及び経度の範囲;郵便地域番号;ネットワークセルID;地理的な場所の名前のうちの1つ以上を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記トリガイベントが、前記ターゲット地域に対して、前記SETが参入している、退去している、圏内にいる、圏外にいる、又は、或る期間が経過したことのうちの1つ以上を含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記SUPLトリガセッションを回復することに先立って、ユーザーを認証するように前記SETを設定するステップを更に含む請求項1ないし6のうちの何れか1項に記載の方法。
  8. 前記SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータを、ある期間の間保存するように前記SLPを設定するステップを更に有する請求項1ないし7のうちの何れか1項に記載の方法。
  9. ロケーション関連情報をリモート装置に転送するトランシーバ;
    不揮発性ストレージ;
    前記トランシーバ及び前記不揮発性ストレージと通信するプロセッサ;
    を有する電子装置であって、前記プロセッサは:
    セキュアユーザープレーンロケーション(SUPL)トリガセッションの状態を規定する一群のパラメータ及びトリガパラメータを前記SETの不揮発性ストレージに周期的に保存し、前記SUPLトリガセッションの中断後に、前記SUPLトリガセッションの状態を規定する前記パラメータ及び前記トリガパラメータを、前記不揮発性ストレージから読み込み、前記SUPLトリガセッションを回復及び再開するように構成される、電子装置。
  10. 前記SUPLトリガセッションの中断は、前記電子装置に対する電源の喪失により引き起こされる、請求項9に記載の電子装置。
  11. 前記SUPLトリガセッションは、周期的なトリガ又は地域的なベントトリガを有する、請求項9又は10に記載の電子装置。
  12. 前記電子装置が自身の位置をSUPLロケーションプラットフォーム(SLP)に報告する周期、前記電子装置が自身の位置を前記SLPに報告する回数、前記電子装置が自身の位置を前記SLPに報告するスタート及び/又はストップ時間、前記SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定するパラメータ、及び、トリガイベントを規定するパラメータのうちの1つ以上を、前記トリガパラメータが含む、請求項9ないし11のうちの何れか1項に記載の電子装置。
  13. 前記SUPLトリガセッションが適用可能なターゲット地域を規定する前記パラメータが、緯度、経度及び半径;緯度及び経度の範囲;郵便地域番号;ネットワークセルID;地理的な場所の名前のうちの1つ以上を含む、請求項12に記載の電子装置。
  14. 前記トリガイベントが、前記ターゲット地域に対して、前記電子装置が参入している、退去している、圏内にいる、圏外にいる、又は、或る期間が経過したことのうちの1つ以上を含む、請求項12に記載の電子装置。
  15. 前記SUPLトリガセッションを回復することに先立って、ユーザーを認証するように前記電子装置を設定すること更に含む請求項9ないし14のうちの何れか1項に記載の電子装置。
  16. 前記SUPLトリガセッションの状態を規定するパラメータを、ある期間の間保存するように前記SLPを設定することを更に含む請求項9ないし15のうちの何れか1項に記載の電子装置。
  17. 請求項1ないし8のうち何れか1項に記載の方法を実行する手段を有する電子装置。
  18. 請求項1ないし8のうち何れか1項に記載の方法を実行する手段を有するシステム。
  19. メモリと通信するプロセッサを有する少なくとも1つの電子装置を有するシステムであって、前記プロセッサは、請求項1ないし8のうちの何れか1項に記載の方法を実行するための命令を実行する、システム。
  20. 物理的に組み込まれるコンピュータ読み取り可能なコードを有するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記コードは、プロセッサにより実行される場合に、請求項1ないし8のうち何れか1項に記載の方法を前記プロセッサに実行させる、媒体。
  21. 請求項1ないし8のうちの何れか1項に記載の方法を実行するコンピュータ読み取り可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  22. 請求項1ないし8のうちの何れか1項に記載の方法を実行するように構成されるコンピュータプログラム。
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