JP2003529272A - Cdmaセルラーホン用の電力供給中断後の呼出し回復のための方法および装置 - Google Patents

Cdmaセルラーホン用の電力供給中断後の呼出し回復のための方法および装置

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JP2003529272A JP2001571570A JP2001571570A JP2003529272A JP 2003529272 A JP2003529272 A JP 2003529272A JP 2001571570 A JP2001571570 A JP 2001571570A JP 2001571570 A JP2001571570 A JP 2001571570A JP 2003529272 A JP2003529272 A JP 2003529272A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • H04B1/70756Jumping within the code, i.e. masking or slewing

Abstract

(57)【要約】 第1のシーケンス状態記憶モジュール(20)が、ロング・コード・ゼネレータ(30)の現在の状態(22)を周期的に記憶する。電力供給中断状態後に電力が回復した後で、またはロング・コードの発生の任意の他の中断の終了の後で、シーケンス回復モジュール(50)が、更新した現在の状態(36)を供給する。更新した現在の状態(36)は、記憶している現在の状態(24)、ロング・コードまたは他のシーケンスの現在の状態(22)が記憶される度にリセットされ、ロング・コードまたは他のシーケンスが中断した場合でも使用することができる時間の値(52)に基づいている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、概して、無線デバイスに関し、特に無線デバイス間で交換したコー
ドの同期に関する。
【0002】 (発明の背景) セルラーホンのような多くの無線デバイスは、拡散スペクトル技術により基地
局と通信する。この技術を使用している場合には、基礎になっている各情報ビッ
トは、情報自身よりも高速なビット速度で動作している1つまたはそれ以上のデ
ジタル・シーケンスにより「拡散」され、その結果、基礎になっている情報を送
信するために、通常よりも広いスペクトルを必要とする。これらのシーケンスま
たはコードを注意深く選択することにより、複数のユーザが干渉をほとんど起こ
さないか、全然起こさないで、同時に同じ通信チャネルを使用することができる
。この技術は、符号分割多元接続またはCDMAと呼ばれる。これらの拡散シー
ケンスは、プライバシー、直交化および干渉の軽減を含めて多くの目的を持つ。
【0003】 拡散スペクトルを使用して2つのデバイス間で通信を行うためには、リンクの
両端でシーケンスを同期させなければならない。リンクの同期としては、拡張し
た時間を終了する多重ステップ・プロセスを使用することができる。
【0004】 通常の通信成分の他に、CDMAデバイスは、また、受信信号をデスプレッド
するために使用する相関器、および1つまたはそれ以上の拡散シーケンス・ゼネ
レータまたは擬似乱数(PN)ゼネレータを含む。これらのゼネレータが、コー
ド・サーチ法および/または空中を通して送られた情報により受信信号源との同
期を行う。
【0005】 電力供給中断とは、バッテリーの接点の外れのようなイベントにより起こる恐
れがあるセルラーホンへの電力の供給の予期しない中断である。セルラーホンの
加入者ユニットが電話呼出しを行っていた場合には、電力供給中断が起こると電
話呼出しは中断する。
【0006】 モトローラ社は、前にNTACSシステム用のMicroTAC IIのよう
な電力供給中断の後に電話呼出しを回復することができる電話機を市販したこと
がある。電話呼出しのスタート時に、その呼出しをサポートするのに必要なゆっ
くりと変化する情報または静的情報が不揮発性メモリに記憶される。NTACS
システムの場合には、この情報は高周波キャリヤ・チャネル番号、カラー・コー
ド、SATコード等のような項目を含むことができる。加入者ユニット内の回路
が電力供給中断を検出した場合には、マイクロプロセッサは、メモリから情報を
回復し、電話呼出しを再度確立する。
【0007】 IS−95CDMAシステムへの電力供給中断の後では、呼出しを回復するた
めの機能を拡張することが好ましい。CDMA電話呼出しのスタート時に、加入
者ユニットは、不揮発性メモリにその呼出しに関する情報を記憶する。この情報
は、通常、例えば、高周波キャリヤ・チャネルおよびロング・コードPNオフセ
ットのような項目を含む。加入者ユニット内の回路は、電力供給中断が発生した
ことを検出することができ、電話呼出しを再設定と行おうとする。しかし、加入
者ユニットが、その内部の擬似乱数ゼネレータを基地局の擬似乱数ゼネレータと
同期させるまでは、呼出しの再設定を行うことはできない。都合の悪いことに、
この再設定を行うには数秒掛かる。約5秒間の動作の中断の後で、基地局は電話
呼出しを終了する。 それ故、無線デバイスが、電力供給中断の後で、迅速に同期を回復することが
できるような方法および装置の開発が待望されている。
【0008】 (好ましい実施形態の詳細な説明) 通常、本発明の通信ユニットは、その内部に通信ユニットが同期コードの状態
を記憶する不揮発性記憶素子を含む。通信ユニットは、また、同期コード発生中
の電力供給中断後の経過時間を測定する。電力供給が中断すると、通信ユニット
は、コンデンサまたはバッテリーのような不揮発性電源から電力の供給を受けて
いるリアルタイム・クロックの単位で時間の測定をスタートする。
【0009】 短時間の間に電力が回復した場合には、通信ユニットは擬似乱数ゼネレータに
対する値を計算して、計算した値を擬似乱数ゼネレータ内にロードする。この場
合、中間の状態を通して擬似乱数ゼネレータを進ませる必要はない。
【0010】 図1は、本発明の1つの実施形態の通信ユニット10である。通信ユニット1
0は、第1のシーケンス状態記憶モジュール20を含む。第1のシーケンス状態
記憶モジュール20は、バックアップ電源から電力の供給を受けるSRAMのよ
うな不揮発性メモリである。当業者なら、本明細書を読めば、他の不揮発性記憶
装置および電源を思い浮かべることができるだろう。バックアップ電源としては
、バッテリー、コンデンサ、または通信ユニットの一時電源がオフになった後で
も数秒間動作することができる他のエネルギー蓄積装置を使用することができる
【0011】 第1のシーケンス状態記憶モジュール20は、無線デバイスのモデム14から
擬似乱数ゼネレータの現在の状態22を受信するために、動作できるように接続
している。動作中、擬似乱数ゼネレータの現在の状態22は、頻繁にそして周期
的に第1のシーケンス状態記憶モジュール20に記憶される。それ故、第1のシ
ーケンス状態記憶モジュール20内に記憶されている状態は、最も新しく記憶し
たイベントより決して古くならない。
【0012】 1つの実施形態の場合には、擬似乱数ゼネレータは、41ビット・シフト・レ
ジスタおよび排他的論理和ゲートである。シフト・レジスタは、擬似乱数状態を
示す、順番に並べられた一組のビットである。各ビットは、サンプルおよびホー
ルド・フリップ・フロップ内に位置する。シフト・レジスタは、各クロック・サ
イクル毎に次の状態に進む。すなわち、シフト・レジスタの現在の状態は、直前
の状態で決まる。シフト・レジスタは、入力および出力を含む。入力は、各シフ
ト・レジスタ・クロック・サイクル上で1つのビットを受信する。排他的論理和
ゲートは、入力のところで受信したビットを発生する。排他的論理和ゲートは、
シフト・レジスタから種々の他のビットを受信するように接続している。
【0013】 シフト・レジスタ内のnビット数は、nビット擬似乱数ゼネレータの状態を識
別する。nビット擬似乱数ゼネレータは、m個の可能な状態(この場合、mは1
と2との間の任意に数)を通して巡回し、各クロック・サイクルに応じて新し
い状態のシーケンスを達成する。しかし、nビットの擬似乱数ゼネレータは、シ
ーケンシャルでない順序で状態を発生するので、nビット・カウンタとは異なる
。これらの数字はランダムに発生したように見える。
【0014】 上記数字はランダムに発生したように見えるが、実際には、決定論的に発生す
る。IS−95の場合には、41ビットPN(擬似乱数)シーケンスは、ロング
・コードと呼ばれる。ロング・コードは、加入者ユニットが通信している基地局
が決定したPNオフセットによりマスクされる。所与の時間に、ロング・コード
は状態Mになる。さらに時間が経過すると、マスクされたロング・コードは、既
知の状態M+nになる。マスクされたロング・コードMおよびPNゼネレータn
が分かっていれば、この将来の状態M+nは計算することができる。当業者であ
れば、PNシーケンスの将来の状態のこの計算方法は周知であり、IS−95C
DMA呼出し処理を行うための1つの要件である。PNシーケンスの将来の状態
の計算方法についての情報は、シモン他の拡散スペクトル通信のような線形シー
ケンスに関する文献に記載されている。
【0015】 擬似乱数シーケンスは41ビットの状態を持っているので、ある状態が再度で
てくる前に、すべての状態を通して循環するのに数週間かかる場合もある。ロン
グ・コードは、最高241の状態を持つことができる。この場合、各状態は41
ビットの長さを持つ。各基地局は、所与の地理的エリア内のすべてのセルラーホ
ンに対して、ロング・コードを送信する。全部のロング・コードを送信するには
、数週間掛かり、その後で、基地局は全部のロング・コードの反復を再びスター
トする。
【0016】 すべての基地局がロング・コードを送信するが、各基地局は非常に僅かずつ違
っている。各基地局はロング・コードを送信するが、システム時間に対してある
遅延を導入する。このような遅延の導入は、ロング・コードのマスキングと呼ば
れる。ロング・コードをマスクするために、所与の地理的エリア内のすべての基
地局は、その地理的エリア内の他の基地局とのクロックの同期をスタートする。
上記地理的エリア内の基地局は、すべて、システム時間を指定する共通のロング
・コード・クロックを共有する。システム時間にクロックを同期してから、各基
地局は、上記地理的エリア内のすべての他の基地局が導入した遅延とは異なる遅
延を導入する。
【0017】 所与の地理的半径内の各基地局は、その基地局に一意のPNオフセットを持つ
。PNオフセットは、例えば、35ビットの数字であってもよい。特定の基地局
が導入する遅延の長さは、通常、基地局が、64のロング・コード状態を送信す
るのに必要な時間の長さである「チップ時間」の倍数である。各チップ時間は、
41ビットである。ロング・コードは最大241の状態を持つことができるので
、全部のロング・コードを送信するのに必要な時間は、235の異なる位相に分
割することができる。それぞれが64の状態を送信するのに必要な時間に対応す
る遅延を持つ235の異なる位相は、ロング・コードを送信するのに必要な時間
を完全にカバーする。
【0018】 それ故、各基地局は、チップ時間の異なる倍数だけ時間的にシフトしているロ
ング・コードのバージョンを送信する。PNオフセットは、それにより特定の基
地局がロング・コードの送信を遅延させるチップ時間の数を表す。セルラーホン
は、自分があるセル内に入った場合、または電源をオンにした場合に、ロング・
コード・オフセットを受信し、不揮発性メモリにそのPNオフセットを記憶する
【0019】 シフト・レジスタの出力は、一連のビットを供給する。各クロック・サイクル
毎に、上記出力は、シーケンス内に追加のビットを供給する。図1に示すように
、第1のシーケンス状態記憶モジュール20は、擬似乱数ゼネレータのシフト・
レジスタから現在の状態22を受信するために動作する。1つの実施形態の場合
には、第1のシーケンスは、CDMAロング・コードである。周期的に、シフト
・レジスタのビットが表す状態は反復される。シフト・レジスタ内の順番に並ん
だ一組のビットは、シフト・レジスタ内の前の順番に並んだ一組のビットと同じ
ものである。この反復は「ロール・オーバ」と呼ばれる。
【0020】 図1は、また、記憶している現在の状態24を供給する第1のシーケンス状態
記憶モジュール20も示す。記憶されている現在の状態24は、何時でも、第1
のシーケンス状態記憶モジュール20から検索することができる。例えば、記憶
している現在の状態24を、例えば、一時的な電力供給中断の後で正常な動作に
復帰した場合に、第1のシーケンス状態記憶モジュール20から検索することが
できる。
【0021】 図2は、第1のシーケンス状態記憶モジュール20から、記憶している現在の
状態24を回復するシーケンス回復モジュール50である。シーケンス回復モジ
ュール50は、周期的に、擬似乱数ゼネレータの現在の状態を記憶することがで
きる。シーケンス回復モジュール50は、第1のシーケンス状態記憶モジュール
20から、記憶している現在の状態24を受信するように接続している。シーケ
ンス回復モジュール50は、記憶している現在の状態24に基づいて、更新した
現在の状態36を決定するためのソフトウェアを含む。すなわち、シーケンス回
復モジュール50は、一時的な電力供給中断をカバーする「ブリッジ」の働きを
し、通信ユニットが一時的な電力供給中断の前に決定した擬似乱数ゼネレータの
状態により一時的な電力供給中断から回復できるようにする。
【0022】 シーケンス回復モジュール50は、擬似乱数ゼネレータが動作の中断の後で、
正常の動作に復帰した場合に、モデム14に更新した現在の状態36を供給する
。すなわち、電力の中断が終了した場合に、シーケンス回復モジュール50は、
記憶している現在の状態24を回復する。
【0023】 図3は、ロング・コード・ゼネレータ30を示す、図1の通信ユニットの一部
である。ロング・コード・ゼネレータ30は、ロング・コードまたは他の時間同
期暗号シーケンスを発生する擬似乱数ゼネレータである。それ故、前の状態32
に基づく現在の状態22を有する。
【0024】 第1のシーケンス状態記憶モジュール20は、モデム14内に位置するロング
・コード・ゼネレータ30の現在の状態22を入手する。第1のシーケンス状態
記憶モジュール20は、周期的に、ロング・コード・ゼネレータ30の現在の状
態22を記憶し、その後で、要求された場合に記憶している現在の状態24を供
給する。
【0025】 図4は、ショート・コード同期パルス34を周期的に供給するモデム14内に
位置するショート・コード・ゼネレータ40を有する通信ユニット10である。
ショート・コード・ゼネレータ40は、ショート・コード・ゼネレータ40内の
擬似乱数ゼネレータが、再びショート・コード状態のそのシーケンスをスタート
すると、何時でも、ショート・コード同期パルス34を供給する。すなわち、シ
ョート・コード・ゼネレータ40は、ショート・コードの状態のシーケンスを通
して巡回し、ショート・コード同期パルス34を発行し、次に、「ロール・オー
バ」を行う(すなわち、再び、ショート・コードの状態のシーケンスを反復する
)。ショート・コード状態が既知の状態と同じである場合には、何時でも、ショ
ート・コード同期パルス34が発生する。
【0026】 ショート・コード・ゼネレータ40は、ロング・コード・ゼネレータ30がロ
ング・コードの状態のシーケンスを反復するより遥かに頻繁にショート・コード
の状態のシーケンスを反復する。それ故、ある例のように、ショート・コード・
ゼネレータ40は、26.667ミリ秒毎にショート・コード同期パルス34を
判断する。ショート・コードのこれらのロール・オーバ点は、CDMAセルラー
同期の際に重要な働きをする。何故なら、メッセージのタイミングおよびロング
・コードのタイミングが確立するのは、特定のロール・オーバ上であるからであ
る。
【0027】 第1のシーケンス状態記憶モジュール20は、ショート・コード同期パルス3
4を受信し、このショート・コード同期パルス34を、第1のシーケンス状態記
憶モジュール20内にロング・コード・ゼネレータ30の現在の状態22を記憶
するためのトリガ・イベントとして使用する。第1のシーケンス状態記憶モジュ
ール20が、ショート・コード同期パルス34を受信すると、第1のシーケンス
状態記憶モジュール20は、ロング・コード・ゼネレータ30の状態を記憶する
【0028】 シーケンス回復モジュール50は、ロング・コード・ゼネレータ30の更新し
た現在の状態36を計算する、ソフトウェア・ルーチンを含む。例えば、ソフト
ウェア・ルーチンは、ロング・コード・ゼネレータ30が使用する機能の先験的
な知識に基づいて予めプログラムした機能を使用する。このような先験的な知識
としては、例えば、PNオフセット54がある。ロング・コード・ゼネレータ3
0は、前の状態32に基づいて現在の状態22を発生し、ソフトウェア・ルーチ
ンは、記憶している現在の状態24、カウンタ70(図5)内に記憶している時
間の長さ、PNオフセット54に基づいて、更新した現在の状態36を発生する
機能を含む。シーケンス回復モジュール50は、次に、更新した現在の状態36
を、メモリ60(図5)を通してロング・コード・ゼネレータ30に供給する。
それ故、ソフトウェア・ルーチン内の機能により、ロング・コード・ゼネレータ
30は、必ずしも、中間の状態を経由しないでも、更新した現在の状態36にな
ることができる。
【0029】 別な方法としては、ソフトウェア・ルーチンは、ロング・コード・ゼネレータ
30が使用する機能の先験的な知識に基づいて参照テーブルにアクセスすること
ができる。このような先験的な知識としては、例えば、PNオフセット54があ
る。参照テーブルは、記憶している現在の状態24を表す1つの索引、およびカ
ウンタ70内に記憶している時間の長さを表す他の索引を含むことができる。参
照テーブルを使用して、ソフトウェア・ルーチンは、現在の更新した状態36を
直接入手する。
【0030】 電力が回復した場合および電力供給中断が終了した場合、ソフトウェア・ルー
チンは、ロング・コード・ゼネレータ30への電力供給が中断しなかった場合の
状態を判断する。すなわち、更新した第1のシーケンスの状態は、前に記憶した
現在の状態、電力供給が中断していた間の経過時間の測定値、およびロング・コ
ード・ゼネレータ30が使用する機能についての先験的な知識に基づいている。
それ故、ルーチンは、シーケンス回復モジュール内部のタイマーに基づいて、次
のショート・コード同期パルスが発生する時間を判断する。上記タイマーは、電
力供給中断中別の電源を持つ。次に、ルーチンは、ショート・コード再同期パル
ス26を供給してショート・コード・ゼネレータを再度整合し、更新した現在の
状態36が有効な時を表示する。
【0031】 ソフトウェア・ルーチンは、マイクロコントローラ90、またはシーケンス回
復モジュール50内の他の適当なデバイスのような処理デバイス上で実行する。
マイクロコントローラ90の代わりに、マイクロプロセッサ、制御ロジック、ス
イッチング回路、または任意の他の適当な機構を含む任意の処理ユニットまたは
処理素子を使用することができる。マイクロコントローラ90は、実行したとき
、ロング・コード・ゼネレータ30の更新した現在の状態36を判断する命令を
記憶する不揮発性メモリを含む。
【0032】 別な方法としては、シーケンス回復モジュール50は、例えば、組合わせブー
ル論理関数のようなハードウェア内で実行することもできる。前に記憶した現在
の状態は、電力供給中断が起こる前にロング・コード・ゼネレータ30から入手
したnビットの数字である。電力供給中断中の経過時間の測定値も、カウンタ7
0からの2進数として表される。組合わせブール論理関数は、更新した第1のシ
ーケンス状態を供給するために論理演算を行う。
【0033】 1つの実施形態の場合の組合わせブール論理関数は、現在の状態22を表す4
1ビットの値、およびカウンタ70が記憶している、電力供給中断中の経過時間
を表す17ビットまたは18ビットのクロックの値を受信する。組合わせブール
論理も、メモリ60からPNオフセット54を受信する。組合わせブール論理関
数は、ロング・コード・ゼネレータ30が使用する関数の先験的な知識に基づく
、予めプログラムした組合わせブール論理関数である。このような先験的な知識
としては、例えば、PNオフセット54がある。ロング・コード・ゼネレータ3
0は、前の状態32に基づいて現在の状態22を発生し、一方、組合わせブール
論理関数は、記憶している現在の状態24、カウンタ70内に記憶している時間
の長さ、およびPNオフセット54に基づいて、更新した現在の状態36を発生
する。シーケンス回復モジュール50は、次に、メモリ60を通して、ロング・
コード・ゼネレータ30に更新した現在の状態36を供給する。それ故、組合わ
せブール論理関数により、ロング・コード・ゼネレータ30は、必ずしも、中間
の状態を経由しないでも、更新した現在の状態36になることができる。
【0034】 別な方法としては、シーケンス回復モジュール50は、例えば、シーケンシャ
ルなブール論理関数としてハードウェアで実行することもできる。前に記憶した
現在の状態は、電力供給が中断される前に、ロング・コード・ゼネレータ30か
ら入手したnビットの数字である。電力が供給されていた経過時間の測定値は、
またカウンタ70から2進数として表される。シーケンシャルなブール論理関数
は、更新した第1のシーケンス状態を供給するために論理動作を行う。
【0035】 1つの実施形態のシーケンシャルなブール論理関数は、現在の状態22を表す
41ビットの値を受信し、カウンタ70内に記憶している、電力供給が中断され
ていた経過時間を表す8ビットのクロックの値を受信する。シーケンシャルなブ
ール論理関数は、ロング・コード・ゼネレータ30が使用する機能の先験的な知
識に基づく、予めプログラムされたシーケンシャルなブール論理関数である。ロ
ング・コード・ゼネレータ30は、前の状態32に基づいて現在の状態22を発
生し、シーケンシャルなブール論理関数は、記憶している現在の状態24、カウ
ンタ70内に記憶している時間の長さ、およびPNオフセット54に基づいて、
更新した現在の状態36を発生し、恐らく、そうしている間に1つまたはそれ以
上の中間の状態となる。シーケンシャルな回復モジュール50は、次に、メモリ
60を通して、ロング・コード・ゼネレータ30に更新した現在の状態36を供
給する。それ故、シーケンシャルなブール論理関数により、ロング・コード・ゼ
ネレータ30は、必ずしも、中間の状態を経由しないでも、更新した現在の状態
36となることができる。
【0036】 図5は、本発明の他の実施形態の通信システム300である。通信システム3
00は、通信ユニット100を含む。通信ユニット100としては、基地局また
は任意の他の適当な通信回路を使用することができる。それ故、第2のシーケン
ス46は、基地局からの受信信号であってもよい。別な方法としては、通信ユニ
ット100は、基地局であってもよいし、図5の残りの構成部材は、他の基地局
のものであってよい。基地局は場合によっては、基地局自身の間で同期を必要と
することがあることに留意されたい。基地局は、例えば、落雷、電力サージまた
は電圧低下により一時的に電力供給が中断する場合がある。
【0037】 基地局への電力の回復に応じて、基地局は、他の基地局と同期するために、シ
ーケンス回復モジュールを使用する。電力供給中断の前および第1のシーケンス
回復の後に、第2のシーケンス46は、第1のシーケンスと同期し、現在の状態
22で表すロング・コードは、第2のシーケンス46が表すロング・コードとし
て、同じビット周期中にロール・オーバする。
【0038】 図5にさらに示すように、シーケンス回復モジュール50は、カウンタ70か
ら時間の値52を入手する。カウンタ70は、クロック80および不揮発性電源
48をランオフする。カウンタ70は、最も新しいショート・コード同期パルス
34以降の時間の長さを測定し、クロック80のクロック周期の単位で、時間の
長さを示す時間の値52を供給する。他の実施形態の場合には、カウンタ70は
また、電力供給中断を示すシーケンス中断インジケータ42を受信する。シーケ
ンス中断インジケータ42は、電力供給が中断された場合にカウンタ70をリセ
ットする。別な方法の場合、カウンタ70は、電力供給中断があってもなくても
動作する。
【0039】 カウンタ70は、第1のシーケンスの状態が記憶される度にリセットされ、ま
た第1のシーケンスが中断した場合でも使用することができる時間の値52を供
給する。何故なら、カウンタ70は、不揮発性電源から電力の供給を受けている
からである。それ故、カウンタ70は、ショート・コード・ゼネレータ40の最
も新しい擬似乱数ロール・オーバ以降の時間の長さの推定値を供給する。ある種
の無線デバイスの場合には、電力回復に応じて目覚し音を発生するかどうかを決
めるために使用するカウンタ70をこの目的のために使用することができる。
【0040】 通信ユニット10への電力の供給が中断すると、ロング・コード・ゼネレータ
30は、現在の状態22の発生および供給を一時的にストップする。その後で、
電力供給が回復すると、シーケンス中断終了インジケータ44は、通信ユニット
10が再び電源から電力の供給を受けるようになったこと、およびロング・コー
ド・ゼネレータ30が、再び現在の状態22の発生および供給をスタートしたと
判断する。
【0041】 ロング・コード・ゼネレータ30が動作を中断していた時間中の遅延のために
、ロング・コード・ゼネレータ30は、直ちにモデム14が受信する他の信号と
同期することができない。それ故、マイクロコントローラ90は、記憶している
現在の状態24および時間の値52により、更新した現在の状態36を計算する
。記憶している現在の状態24、および時間の値52から更新した現在の状態3
6を計算することにより、シーケンス回復モジュール50は、ロング・コード・
ゼネレータ30がスタートするのにもっと適当なスタート場所を提供する。
【0042】 メモリ60は、次のショート・コード同期パルスまで、シーケンス回復モジュ
ール50から更新した現在の状態36を記憶する。次の同期パルスに応じて、ロ
ング・コード・ゼネレータ30は、メモリ60から更新した現在の状態36を読
み取り、一回の巡回の間、前の状態22の代わりに、更新した現在の状態36を
使用する。すなわち、通信ユニット10への電力の回復の後の最初の巡回の間、
ロング・コード・ゼネレータ30は、前の状態22の代わりに、更新した現在の
状態36を使用する。
【0043】 ロング・コード・シーケンスが回復すると、通信ユニットは、基地局が呼出し
を終了する前でも、無線デバイスへの電力供給が回復したほとんど直後に電話呼
出しを再度確立する。無線デバイスへの物理的ショックにより、バッテリーの接
点の電気的接続が中断した時のように、短時間電力が中断しても、ユーザの電話
呼出しは中断しない。電力の供給が回復すると、ユーザは、再度ダイヤルしなく
ても、同じ電話呼出しを継続して行うことができる。ユーザは、電話呼出しを中
断しないで、無線デバイス内のバッテリーを交換するのに十分な時間的余裕を持
つことができる。
【0044】 シーケンス回復モジュール50は、電力供給中断による電話呼出しを制御し、
モデム内のロング・コード・ゼネレータ30およびショート・コード・ゼネレー
タ40を、電力の中断がなかったかのように同期状態に復元させる。通信ユニッ
トは、少なくとも次の同期パルスまで、ロング・コードの状態を一時的に記憶す
るメモリ60を含む。しかし、メモリ60は、揮発性であり、電力の供給が中断
すると消去される。第1のシーケンス状態記憶モジュール20は、同期パルスに
応じて、すなわち、各ショート・コード・ゼネレータのロール・オーバに応じて
、ロング・コード・ゼネレータの状態をロードする。
【0045】 図6は、本発明の他の実施形態の一時的な電力供給中断から回復するための方
法である。このプロセスは、モデム14の初期化に応じてスタートし、その後で
、現在の状態の発生ステップ102に進む。現在の状態の発生ステップ102に
おいては、ロング・コード・ゼネレータの擬似乱数ゼネレータは、次のロング・
コードを発生する。メモリ記憶ステップ104においては、無線デバイスのモデ
ムは、能動状態の揮発性メモリ内に現在のロング・コードの状態を記憶する。擬
似乱数ロール・オーバ・ステップ106においては、ショート・コード・ゼネレ
ータ40が、ショート・コードで擬似乱数ロール・オーバを表すショート・コー
ド同期パルス34を発生するまで、中断駆動ステップが待ち状態になる。不揮発
性記憶ステップ108においては、無線デバイスは、不揮発性記憶位置にロング
・コードの現在の状態を記憶する。
【0046】 電力供給中断検出ステップ110においては、状態のシーケンスが中断されな
い限り、無線デバイスはステップ102−108を反復する。何故なら、ステッ
プ110が最後に実行されるからである。無線デバイスが第1のシーケンスの中
断を検出した場合には、制御は待ち状態112に移り、ユーザが無線デバイスへ
の電力供給を再開するまで、または不揮発性電源48の電力がなくなるまで、こ
の状態が継続する。
【0047】 さらに、そうしたい場合には、ソフトウェアまたはハードウェアも、不揮発性
電源48内に残っている電力の量とは無関係に、タイムアウト状態になっている
かどうかを判断する。例えば、そうしたい場合には、電力供給中断状態が9秒以
上継続した場合には、プロセスをステップ112のところで終了することができ
る。
【0048】 しかし、適当な時間内にユーザが電力供給を再開した場合には、制御は更新ス
テップ116に進む。ステップ116において、無線デバイスは、ロング・コー
ド・ゼネレータおよびメモリ内に、ロング・コード状態を計算し、記憶する。制
御はステップ104に移る。電力供給が再開すると、ステップ104において、
通信ユニット10は、通信ユニット10を含むシステムを通して電話呼出しを再
度確立する。
【0049】 図6のプロセスは無限に継続する。通信ユニット10が電力の供給を受けてい
る間、制御はステップ110からステップ102に移る。通信ユニット10への
電力供給が中断すると、制御はステップ112において待ち状態になるが、終了
はしない。代わりに、電力供給の中断の終了に応じて、通信ユニット10はステ
ップ114に進む。無線デバイスは、電力供給の中断の前、第1のシーケンス回
復の後で、第1のシーケンスと同期している第2のシーケンスを受信する。無線
デバイスは、移動ユニットのところで、無線信号として第2のシーケンスを受信
する。無線信号は、固定基地局内の通信ユニットからの第2のシーケンスを含む
。別な方法の場合、無線信号は、第2の基地局内の通信ユニットからの第2のシ
ーケンスを含む。
【0050】 図に示すように、本発明の無線デバイスは、当業者であれば周知の他の無線デ
バイスと比較するといくつかの利点を持つ。例えば、本発明の無線デバイスを使
用すれば、ユーザは一時的な電力供給中断の後で、無線デバイスが電力供給中断
を起こさなかったかのように、電話呼出しを継続して行うことができる。本発明
の無線デバイスは、バッテリーの電力がなくなった場合に発生するような、一時
的な電力供給中断状態に対してもっと頑丈であり、ユーザは、電力を使い果たし
たバッテリーを受電したバッテリーと迅速に交換することができる。多くの場合
、本発明の無線デバイスを使用すれば、ユーザは、実際に、現在行っている電話
呼出しを回復することができる。
【0051】 当業者であれば、その種々の面での本発明の他の変更および修正の実行を容易
に思いつくし、また本発明が上記の特定の実施形態に制限されないことを理解さ
れたい。例えば、無線デバイスとして、インターネット・セッションを行ってい
るコンピュータを使用することができる。それ故、本発明は、開示の基本原理お
よび特許請求の範囲に記載する精神および範囲内に含まれる任意のおよびすべて
の修正、変形または等価のものを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施形態の通信ユニットの一部を示すブロック図
である。
【図2】 通信ユニットの他の一部を示す、図1の通信ユニットの一例を示
すブロック図である。
【図3】 図1の通信ユニットの他の例示としての一部を示すブロック図で
ある。
【図4】 図1の通信ユニットのもう1つの例示としての一部を示すブロッ
ク図である。
【図5】 図1の通信ユニットのもう1つの例示としての一部を示すブロッ
ク図である。
【図6】 本発明の1つの実施形態の同期回復のための方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 スティール、スコット エイ. アメリカ合衆国 60046 イリノイ州 リ ンデンハースト マディソン レーン 557 (72)発明者 ジェイコブソン、ジェレミー アメリカ合衆国 60014 イリノイ州 ク リスタル レイク ベニントン ドライブ 832 (72)発明者 コス、リチャード アメリカ合衆国 53154 ウィスコンシン 州 オーク クリーク ダブリュ. ワイ ノナ ドライブ 1415 (72)発明者 アルバース、ウィリアム ピー.ジュニア アメリカ合衆国 60014 イリノイ州 ク リスタル レイク ウッズクリーク サー クル 1471 (72)発明者 バハドリ、サブリナ アメリカ合衆国 60611 イリノイ州 シ カゴ ノース レイクショア ドライブ 1150 アパートメント 21ディ Fターム(参考) 5K022 EE02 EE13 EE36 5K067 AA21 BB04 CC10 DD25 EE02 EE10 HH23 KK05 KK13 KK15

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ユニットであって、 状態の第1のシーケンスの現在の状態を周期的に記憶する第1のシーケンス状
    態記憶モジュールと、 前記第1のシーケンス状態記憶モジュールに動作できるように接続していて、
    状態の第1のシーケンスの中断が終了した場合に、記憶している現在の状態、お
    よび状態の第1のシーケンスの現在の状態が記憶される度にリセットされる時間
    の値、前記第1のシーケンスが中断した場合でも使用することができる時間の値
    に基づく、更新した現在の状態を供給するために動作するシーケンス回復モジュ
    ールとを備える通信ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信ユニットにおいて、さらに、 前の状態に基づいて、周期的に現在の状態を発行し、前記第1のシーケンス状
    態記憶モジュールに前記現在の状態を供給するために動作するロング・コード・
    ゼネレータを備える通信ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信ユニットにおいて、さらに、 前記ショート・コード同期パルスの発行に応じて、前記第1のシーケンスの現
    在の状態を周期的に記憶するために動作する前記第1のシーケンス状態記憶モジ
    ュールにショート・コード同期パルスを周期的に発行するショート・コード・ゼ
    ネレータを備える通信ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の通信ユニットにおいて、前記シーケンス回復
    モジュールがソフトウェア・ルーチンを備える通信ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信ユニットにおいて、前記中断が電力供給
    中断である通信ユニット。
  6. 【請求項6】 通信システムであって、 状態の第1のシーケンスの記憶している現在の状態を検索し、前記第1のシー
    ケンスの中断が終了した場合に、更新した現在の状態を供給するために動作する
    シーケンス回復モジュールを有する第1の通信ユニットを備え、前記更新した現
    在の状態が、前記記憶している現在の状態、および第1のシーケンスの現在の状
    態が記憶される度にリセットされる時間の値、前記第1のシーケンスが中断した
    場合でも使用することができる時間の値に基づいていて、 中断の前におよび第1のシーケンス回復の後で、前記第1のシーケンスと同期
    する第2のシーケンスを発生するために動作する第2の通信ユニットを備える通
    信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の通信システムにおいて、 前記第1の通信ユニットが移動ユニット内に位置していて、 前記第2の通信ユニットが基地局内に位置している通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の通信システムにおいて、 前記第1の通信ユニットが第1の基地局内に位置していて、前記第2の通信ユ
    ニットが第2の基地局内に位置している通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の通信システムにおいて、 前記第1のシーケンスの前記記憶している現在の状態が、時間的に同期してい
    る暗号シーケンスである通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の通信システムにおいて、前記第1のシーケ
    ンスがCDMAロング・コードである通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の通信システムにおいて、 前記シーケンス回復モジュールが、第1のシーケンスの中断が終了した場合に
    、前記更新した現在の状態を供給するために動作し、前記通信ユニットを含むシ
    ステム内で電話呼出しを再度確立するために動作する通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の通信システムにおいて、 前記第1の通信ユニットが、現在の状態を含む状態の第1のシーケンスを発生
    するために動作するロング・コード・ゼネレータと、ショート・コード擬似乱数
    ロール・オーバに応じて、ショート・コード同期パルスを周期的に発行するため
    に動作するショート・コード・ゼネレータと、前記ショート・コード・ゼネレー
    タからのショート・コード同期パルスの検出に応じて、現在の状態を記憶するた
    めに少なくとも次の同期パルスまで現在の状態を記憶するために動作する第1の
    シーケンス状態記憶モジュールとを備えていて、前記現在の状態が記憶している
    現在の状態に上書きされる通信システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の通信システムにおいて、さらに、 クロックのクロック・パルスをカウントするために動作し、前記ショート・コ
    ード・ゼネレータからのショート・コード同期パルス、および電力供給中断イン
    ジケータからのシーケンス中断インジケータの一方または両方の検出に応じて、
    リセットされるように動作できるように接続しているカウンタと、 記憶している現在の状態を読み取り、シーケンス中断終了インジケータからの
    電力の回復の検出に応じて、前記モデムに更新した現在の状態を供給するように
    構成されているプロセッサとを備える通信システム。
  14. 【請求項14】 シーケンス状態を回復するための方法において、 記憶している現在の状態を供給するために、状態の第1のシーケンスの前の状
    態に基づく現在の状態を周期的に記憶するステップと、 前記第1のシーケンスの現在の状態の記憶に応じて、時間の値をリセットする
    ステップと、 前記第1のシーケンスの中断を検出するステップであって、前記第1のシーケ
    ンスが中断している場合でも、前記時間の値が使用できるステップと、 前記第1のシーケンスの中断を検出した後で、前記第1のシーケンスの中断の
    終了を検出するステップと、 前記第1のシーケンスの中断の終了の検出に応じて、前記記憶している現在の
    状態および前記時間の値に基づく更新した現在の状態を供給するステップとを含
    む方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法において、さらに、 前記ショート・コードの状態が既知の状態と等しい場合に、それを肯定する信
    号を受信するステップを含み、周期的に記憶する前記ステップが、前記肯定信号
    に応じて発生する方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の方法において、さらに、 前の状態に基づく現在の状態を周期的に発生することにより、前記第1のシー
    ケンスを発生するステップを含む方法。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の方法において、さらに、 ショート・コード同期パルスを周期的に発行するステップと、 前記ショート・コード同期パルスの発行に応じて、前記第1のシーケンスの現
    在の状態を周期的に記憶するステップとを含む方法。
  18. 【請求項18】 請求項14記載の方法において、 前記第1のシーケンスを発生するステップが、時間同期暗号シーケンスを発生
    するステップを含む方法。
  19. 【請求項19】 請求項14記載の方法において、 第1のシーケンスの現在の状態を周期的に記憶するステップが、CDMAロン
    グ・コードを記憶するステップを含む方法。
  20. 【請求項20】 請求項14記載の方法において、 更新した現在の状態を供給するステップが、前記通信ユニットを含むシステム
    を通して電話呼出しを再度確立するステップを含む方法。
  21. 【請求項21】 請求項14記載の方法において、さらに、 前記現在の状態を含む状態の前記第1のシーケンスを発生するステップであっ
    て、現在の各状態が前の状態に基づいているステップと、 ショート・コード擬似乱数ロール・オーバに応じて、ショート・コード同期パ
    ルスを周期的に発生するステップであって、少なくとも次の同期パルスまで、シ
    ョート・コード同期パルスの検出に応じて、前記現在の状態を周期的に記憶し、
    前記現在の状態が記憶している現在の状態となるステップと、 前記第1のシーケンス内の中断の検出に応じて、クロックのクロック・パルス
    をカウントするステップと、 ショート・コード同期パルス、または電力供給中断インジケータからのシーケ
    ンス中断インジケータの検出に応じて、前記クロックをリセットするステップと
    、 状態の前記第1のシーケンスの中断後の、状態の第1のシーケンスの再開の検
    出に応じて前記記憶している現在の状態を読み取るステップと、 前記記憶している現在の状態の読取りに応じて、更新した現在の状態を供給す
    るステップと、 更新した現在の状態の供給に応じて、前記記憶している現在の状態に基づく前
    記現在の状態を発生するステップと、 前記通信ユニットを含むシステムを通して電話呼出しを再度確立するステップ
    とを含む方法。
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