JP2016534310A - 低温保存の用途のための回収組立体 - Google Patents

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Abstract

低温保存デバイス用の回収組立体(22)は:−少なくとも部分的に冷却剤(12)で充填された低温保存容器(16)のアクセス開口部(42)に回収組立体を取り付けるための支持体(26)と、−少なくとも1つの保護気体の流れ(34)を形成して容器からの冷却剤の流出を低減する、少なくとも1つの流路(32)とを含む。回収組立体は、円錐形の漏斗部(24)を含むことが好ましい。流路は、たとえば吸込送風機と連結され、それにより、螺旋状に集束する(たとえばサイクロン型の)保護気体の流れが生成される。こうして、アクセス開口部を通って流出する蒸発冷却剤を、保護気体の流れによって加速し、従わせる。冷却剤の液体粒子は、それに応じて加速され、漏斗部の内向きの壁に当たり、したがって収集することができる。

Description

本発明は、低温試料(cryosample)の低温保存(cryopreservation)に有用な冷却剤の消費および損失を低減するための回収組立体(recovery assembly)、ならびに低温保存デバイスに関する。したがって、本発明は、低温試料を処理または検査するため、および低温試料を試料容器に入れるまたは試料容器から取り出すための組立体ならびにそれぞれのデバイスに関する。
生物学、薬理学、医学およびバイオテクノロジーの分野では、たとえば生物物質の試料を、液体窒素の温度、すなわち−196℃で試料物質の活性を維持しながら凍結することが広く知られている。凍結予定の、低温試料として計画された試料は、通常は試料容器に収納されて運ばれる。低温タンクとも表記されるそうした試料容器は、通常は液体窒素で充填される。さらに、そうした容器は断熱され、いわゆるデュワー容器に似ているか、またはデュワー容器を含む。
試料のそうした容器への挿入、またはそうした容器からの取り出しもしくは除去は、危険である場合がある。特に充填された試料容器から試料を除去するときまたは取り出すときには、無視できない量の窒素が漏れる、あるいはかなり無制御な形で容器を出る可能性がある。冷却剤が漏れて無駄になるだけではなく、周囲の空気が気体窒素に富んだ状態になる。したがって、さらに健康状態または窒息に関してある種の危険が生じる恐れがある。
特許文献1は、試料および/または試料容器を扱うときに、周囲の比較的湿った空気の接触を防止する態様に関するものである。その場合、試料容器および/または試料上での氷の形成ならびにその成長が、様々な形で防止される。処理の間、試料および/または試料容器全体を受ける保護容器を提供することが提案されている。さらに、保護容器内に存在する雰囲気気体を乾燥および冷却し、かつ/または雰囲気気体を保護気体で置き換えるために、保護容器に連結される環境制御装置(climate control equipment)が提供される。したがって、好ましくは保護容器の中に人工的な雰囲気が生み出され、試料および/または試料容器上での氷の形成を防止する。
そうした保護雰囲気を提供する技術的な装置は、かなり複雑であり、費用がかかる。
米国特許出願公開第2006/0156753A1号
したがって、本発明の目的は、冷却剤の無制御の流出を低減および防止するための回収組立体と共に、改善された低温保存デバイスを提供することである。さらに、冷却剤の消費および消耗は、低いレベル、または少なくとも中程度のレベルに保たれるべきである。さらに、そうしたデバイスの動作上の安全性を向上させ、作業中の職員が冷却剤、たとえば液体窒素に無制御にかつ著しく曝されることを防止することを目的とする。
前述の課題に対する解決策を提供するために、低温保存デバイス用の回収組立体が提供される。回収組立体は、特に低温保存デバイスの冷却剤を回収するように適用され、動作可能である。回収組立体は、少なくとも部分的に冷却剤で充填された容器のアクセス開口部に回収組立体を取り付けるための支持体を含む。容器は、低温保存のための試料容器として設計されることが好ましい。したがって、容器は、内部に配置された液体冷却剤の恒久的な蒸発冷却を可能にするために、頂部に向かって開いたデュワー容器を含むことができる。容器は、特に低温保存容器として実装される。回収組立体は、特に容器から試料を取り出すときに冷却剤を回収するために、容器の上側のアクセス開口部に取り付けられるように適用される。
回収組立体は、少なくとも1つの保護気体の流れを形成して容器からの冷却剤の流出を低減するために、少なくとも1つの流路をさらに含む、または画成する。したがって、回収組立体は、保護雰囲気を提供するだけではなく、全体として冷却剤の容器からの蒸発および/または流出を阻止する保護気体の流れを生成するように動作可能である。支持体と組み合わせた少なくとも1つの流路は、容器内で冷却剤中に配置された試料をそこから取り出し、アクセス開口部を通して外に向かって変位させる間の取り出し手順に対して特に動作可能であり、有益である。少なくとも1つの流路を使用することによって、機械的なスレービング(slaving)効果を利用することが可能になり、それによって、冷却剤に富んだ空気を機械的に処理し、たとえば加速し、冷却剤を解放および回収する。一般に、回収組立体は、他の方法では容器から環境に向かって流出することになるある量の冷却剤を回収する水力学的または流体力学的な手法を実現する。こうして、冷却剤の消費および消耗を低減することができる。
容器のアクセス開口部に取り付け予定の支持体は、前記容器と機械的に係合可能であることが好ましい。特に、支持体およびアクセス開口部は、たとえばバヨネットキャップのようなポジティブ係合(positive engaging)用のロッキング手段、ねじ接続部、または互いに係合するボルトと凹部の形など、互いに係合する固定手段を含む。好ましくは、支持体およびアクセス開口部は、解放可能に係合することができる。このように、回収組立体は、多様な容器と共に、特に試料容器と共に任意に使用することができる。低温試料は特定の容器に収納されるが、回収組立体は、分解すること、および他の試料容器と共に少なくとも試料をそれから取り出すように使用することが可能である。したがって、ただ1つの回収組立体を、複数の試料容器と共に使用することができる。
好ましい実施形態において、回収組立体は、支持体に向かって集束する少なくとも1つの円錐形の漏斗部を含む。したがって、回収組立体は、たとえば支持体から分岐する形で延びる円形または円形断面の漏斗を含むことができる。円錐形の漏斗部により、低温試料を取り出す過程で試料もしくはそれぞれの試験片ホルダから滴り落ちる、または流れ落ちる(rinse down)可能性がある過剰な冷却剤を制御し、制御された形で容器の中に戻すことができる。
円錐形の漏斗部は、過剰な冷却剤の明確な流れ落ちおよびバックフローをもたらす。冷却剤のバックフローは、少なくとも1つの流路および保護気体の流れによってさらに助けられる。特に、保護気体の流れは、円錐形の漏斗部のまわりを円運動し、螺旋状の構造もしくは経路をたどる、または画成することができる。このように、保護気体の流れによって、取り出された低温試料から滴り落ちる可能性がある冷却剤の液滴または一部を円錐形の漏斗部に当てることができ、その結果、過剰な冷却剤は、漏斗部を流れ落ち、再び試料容器に入ることができる。
さらなる好ましい実施形態において、回収組立体は、冷却剤が貫通可能であり、かつ前記漏斗部の下流に配置されたフィルタも含む。フィルタによって、粒子または粒状物質を濾過することができ、したがって、粒子または粒状物質が容器に入るのを防ぐことができる。このように、試料容器およびその中に配置された冷却剤の汚染を、効果的に防止することができる。
さらなる実施形態によれば、回収組立体は、少なくとも試験片、たとえば低温試料を、容器からアクセス開口部を通して取り出すための取り出し組立体(extraction assembly)も含む。通常、回収組立体の支持体および漏斗部は、少なくとも試料容器のアクセス開口部の内径と同程度の大きさである自由な内径を含む。このように、アクセス開口部の大きさは、回収組立体によって制限されない。回収組立体の取り出し組立体は、特に少なくとも1つの試験片を把持し、冷却剤から上方に、試料容器のアクセス開口部を通して引き上げるように適用される。
回収組立体および取り出し組立体は、解放可能に連結すること、または一体成形することができる。回収組立体と取り出し組立体を解放可能に連結することにより、回収組立体を、他の、たとえば部屋の天井に取り付け可能な、固定され動かない取り出し組立体と共に用いることができる。回収組立体と取り出し組立体を一体化した配置の場合には、回収組立体を試料容器のアクセス開口部に取り付けると、取り出し組立体の試料容器に対する適切な位置が直ちに提供される。このように、取り出し組立体の別個の位置決めおよび構成が不要になる。
取り出し組立体を回収組立体に取り付けるさらなる実施形態において、取り出し組立体は、漏斗部の上端より上に位置する引張デバイスを支持するために、回収組立体の漏斗部を通って延びる少なくとも1つの柱状体または同様の支持構造体を含む。引張デバイスは、可撓性のある帯環または鎖を含むことができ、それにより、試料容器内に位置する少なくとも1つの試験片を把持し、試料容器から持ち上げることができる。
この場合、試験片および取り出し組立体は、フックのように互いに係合する締結手段を含むことができ、それによって、試験片を持ち上げ、冷却剤から引き上げることができる。引張デバイスが漏斗部の上端より上に位置するため、少なくとも1つの試験片を前記上端より上の高さまで持ち上げることが可能であり、そこでその試験片をとらえ、たとえば過剰な液剤が下方の回収組立体の中に収集された後、横方向に変位させることができる。通常、引張デバイスは、可撓性のある帯環または鎖を、下方または側方に向かって引き離すことによって試験片を上向きに引っ張ることができるように、滑車または偏向ローラを含むことができる。
他の実施形態によれば、取り出し組立体は、試験片ホルダを支持体のオリフィスより上および/または試料容器のアクセス開口部より上で傾斜した配置に支持するために、漏斗部の上端から、漏斗部の傾いた内側の側壁部に対して斜め向かいに延びるさらなる支持体を含む。
漏斗部の傾いたまたは傾斜した内側の側壁部によって、試験片ホルダまたは試験片自体を傾斜した配置に保ち、それにより、試験片ホルダを冷却剤から持ち上げたとき、過剰な液体冷却剤が流れ、滴り落ちるのを助ける。さらなる支持体は、漏斗部の上またはその上端に、着脱可能にまたは旋回式に配置することができる。さらなる支持体は、少なくとも部分的に半径方向内側に延び、したがって、試験片または試験片ホルダは、斜め向かいの傾いた漏斗部の内側の側壁部に当接し、それによって支持される。
さらなる支持体および対向する位置にある内側の側壁部によって、試験片および/またはそれぞれの試験片ホルダを、支持体のオリフィスより上の明確な傾斜位置に保つことができる。こうして、回収組立体は、2工程の取り出しプロセスを実行するのに特に適したものになる。第1のプロセス工程では、試験片が冷却剤を完全に出る一段高い位置または一段高い高さに達するまで、試験片を、試料容器およびその中に含まれる液剤から簡単に持ち上げることができる。その後、漏斗部の傾いた内側の側壁部を使用すること、および半径方向内側に延びるさらなる支持体を使用することにより、特に試験片および/または試験片ホルダと共に試料容器から引き出される可能性がある過剰な液剤を回収するように、試験片を一段高い傾いた配置に保つことができる。
さらなる実施形態において、少なくとも保護気体の流れを形成する流路は、漏斗部の内向きの壁と流体連通する。したがって、このように流路によって生成される保護気体の流れは、漏斗部の内向きの壁に沿って伝わることができる。このように、冷却剤回収の効率をさらに高めることができる。保護気体の流れの運動エネルギー、ならびに角運動量および/または線運動量は、冷却剤の漏れて流出する部分または成分を運ぶことに適し、そのように適用される。こうして、通常は容器のアクセス開口部を通って上向きの方向に発散する蒸発した冷却剤を、漏斗部の内側の側壁に向かって方向付けることが可能になり、そこで冷却剤は凝縮し、容器の中に戻ることができる。
さらに好ましい態様では、流路は、漏斗部の集束した下端の周縁のまわりを接線方向に延び、漏斗部の内側にまたは漏斗部に沿って、サイクロン様の保護気体の流れを発生させる。好ましくは、流路は回収組立体のフィルタの下流に配置される。さらに流路は、回収組立体の支持体のすぐ近くに配置すること、または回収組立体の支持体に一体化することもできる。好ましくは、漏斗部の内側に沿って流れるまたは流れ込む保護気体の流れが実質的に試料容器のアクセス開口部に入らないように、流路は、フィルタと支持体の間に軸方向に配置される。流路を支持体より上に配置することによって、保護気体の試料容器内部への進入を効果的に防止することができる。
他の実施形態では、少なくとも1つの流路が、漏斗部の上側、したがって遠位端のまわりに延びる。この文脈において、回収組立体の遠位端とは、試料容器から最も遠い末端部を意味し、一方、反対側に配置される近位端は、試料容器の最も近くに位置し、したがって、試料容器と係合するための支持体を含むことができる。さらにこの文脈において、軸方向とは、漏斗部の対称軸を意味する。通常、試料容器内に位置するもしくは収納された、試験片または低温試料は、試料容器の内部から軸方向に引き上げられる、または持ち上げられる。
少なくとも1つの流路を漏斗部の上側の遠位端に配置することによって、気体カーテンもしくはエアカーテンとして働くことができる、別のまたは代替の保護気体の流れを発生させることが可能であり、それによって、まわりの空気が漏斗部および/または試料容器に進入することを効果的に防止すること、または少なくとも抑制することができる。上側の遠位端に設けられた流路は、保護気体の別のサイクロン様の流れを発生させるように動作可能にすること、または実質的に軸方向に延びるもしくは軸方向に伝わる保護気体の流れを発生させるように動作可能にすることができる。
さらに好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの流路は、実質的に軸方向を向いた保護気体の流れを発生させるために、遠位方向に延びる、または半径方向内側に延びる少なくとも1つのスリット様の出口を含む。スリット様の出口は、環形のものが好ましく、したがって、漏斗部の上端または遠位端の周縁全体を囲むことができる。このように、たとえばエアカーテンとして作用する、軸方向に延びる保護気体の流れを、効果的に提供することができる。
さらなる実施形態では、別の、したがって第2の流路が、好ましくは漏斗部の上端に提供される。第2の流路は特に、第1の保護気体の流れの方向と反対の方向に伝わり広がる、それぞれの第2の保護気体の流れを発生させるように動作可能である。2つの反対向きの保護気体の流れにより、周囲の空気の漏斗部への進入、ならびに蒸発した冷却剤の回収組立体からの拡散、流出または漏出を、効果的に防止することまたは妨げることができる。2つの反対方向に伝わる保護気体の流れは、半径方向に分離される。この場合、第2の流路が第1の流路を完全に囲み、それぞれの入れ子状に重なった保護気体の流れを発生させる。
好ましくは、半径方向内側に位置する気体の流れは下向きに伝わり、半径方向外側に位置する気体の流れは反対方向、したがって上向きに伝わる。このように、蒸発した冷却剤または冷却剤に富んだエーロゾルが、吸い込まれ、軸方向下向きに方向付けられ、冷却剤の回収が改善される。
さらなる好ましい実施形態において、第1の流路は吸込送風機と流れ連通し、第2の流路は温風送風機と流れ連通する。好ましくは、第2の流路は半径方向外側に配置され、比較的暖かいまたは高温の空気を提供し、冷却剤用の温度バリアを生成する。さらに、吸込送風機と連結するように動作可能な第1の流路は、比較的冷たい空気を吸い込むように適用され、それにより、試料容器のアクセス開口部より上の領域またはその領域の近くで、蒸発した冷却剤の凝縮を助けることができる。
さらなる独立した態様では、少なくとも1つの試験片、特に低温試料を収納するように適用された低温保存デバイスも提供される。低温保存デバイスは、液体窒素などの液体冷却剤を収容する容器を含む。前記容器は、遠位の上端にアクセス開口部をさらに含む。さらに低温保存デバイスは、前述の回収組立体を含み、備えている。この場合、回収組立体は、その支持体を介してアクセス開口部に取り付けられるか、または単に前記アクセス開口部に取り付けられるように動作可能にすることができる。
さらなる好ましい実施形態において、回収組立体は、アクセス開口部に着脱可能に、好ましくは解放可能かつ再構成可能な形で取り付けられる。これにより、試験片または低温試料を容器に入れる、または容器から取り出すときはいつでも、回収組立体を様々な試料容器に任意に連結することが可能になる。
本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明に様々な修正および変更を加えることが可能であることが、関連分野の技術者にはさらに理解されるであろう。さらに、添付の特許請求の範囲に使用される参照符号はいずれも、本発明の範囲を制限するものと解釈されないことに留意されたい。
以下では、図面を参照することによって、本発明の好ましい実施形態についてさらに詳しく説明する。
第1の実施形態による試料容器の頂部に取り付けられた回収組立体を概略的に示す図である。 回収組立体の他の実施形態を示す図である。 2つの反対向きの流路を含む回収組立体を概略的に示す図である。 頂部から見た、図3による漏斗形の回収組立体を通る断面を概略的に示す図である。 図4による流路を通る断面A−Aを示す図である。
図1には、回収組立体22を備えた低温保存デバイス10が概略的に示されている。低温保存デバイス10は試料容器16を含み、試料容器16は、たとえば、通常はその上端のアクセス開口部42を特色とするデュワー容器を含む。容器16は、断熱された、かつ/または熱伝導しない材料で作られたデュワー型の壁構造14を含む。容器16は、その内部にある量の液体冷却剤12、通常は液体窒素を収容する。
容器16の内部に、試験片、たとえば低温試料18が収納される。試験片は通常、液剤12に完全に沈められる。容器は、その遠位端に向かって、したがって容器16の頂部に向かって、回収組立体22の下側の支持体26と係合するように働く半径方向内側に延びるネック部40を含む。回収組立体22は円錐形の漏斗部24を含み、漏斗部24を、支持体26によって解放可能に固定し、容器16のネック部40と係合させることができる。漏斗部24は中空であり、近位方向、したがって下方に向かって集束する内側の側壁を含む。
さらに、回収組立体22は、下流の、円錐形の漏斗部24の下に配置された流路32を含む。流路32は、回収組立体22の外周のまわりを接線方向および/または周方向に延びる。流路32と円錐形の漏斗部24との間の移行領域には、漏斗部24の円錐形の内側の壁構造を洗浄する、もしくはすすぎ落とすことができる粒状物質を保持および収集するように動作可能なフィルタ30または篩がさらに提供される。
フィルタ30は、軸方向上側に延びる壁部分によって半径方向内側に範囲を定められ、壁部分は、冷却剤12が単に半径方向および水平方向にフィルタ30を横断して流れることを妨げるように動作可能である。したがって、半径方向内側および上側に延びる壁部分33は、漏斗部24の半径方向外側に位置する下端と共に、一種の環状経路を形成する。
少なくとも1つの流路32が、たとえば吸込送風機(図示せず)と連結され、それにより、保護気体34の螺旋状に集束する流れを発生させることができる。下向きに集束する漏斗組立体24は、螺旋状に回る気体の流れ34、たとえばサイクロン型の気体の流れの発達を助ける。こうして、容器16のアクセス開口部42を通って流出する蒸発冷却剤を、保護気体の流れ34によって加速し、従わせる(slave)ことができる。遠心力により、エーロゾル粒子または小滴のような冷却剤の液体粒子は、それに応じて加速され、円錐形の漏斗部24の内向きの壁に当たることができる。こうして、漏斗部24は、他の方法では試料容器16を出る可能性がある冷却剤を蓄積および収集するように働く。
流路32はまた、漏斗部24から半径方向外側に延び、したがってフランジ28を形成し、フランジ28は、特に容器16に取り付けるとき、および容器16から取り外すとき、回収組立体22のより適切な把持および取扱いを可能にする。
冷却剤12に沈めた試験片18を持ち上げるために、たとえば鎖20または類似の可撓性のある帯環用の偏向輪として働く滑車36を含む、取りし出し組立体が提供される。図1および2に示すように、試験片または試験片ホルダ18は、たとえばその上端に、試験片18を把持することおよび冷却剤12から持ち上げることを可能にする、フックの形のある種の把持手段を備えることができる。図1に示すように、滑車36は天井38に取り付けられる。鎖20の他方の自由端に対して、側方からの横向きの、またはさらに下向きの引張負荷をかけることによって、試験片または試験片ホルダ18を持ち上げ、回収組立体22の上端または上縁の高さより上に引き上げることができる。
試験片18をアクセス開口部42を通して、さらに漏斗部24を通して持ち上げるまたは引き上げる過程では、特に試験片ホルダ18を傾けたとき、または図1および2に示す配置と比べて傾斜した配置に保つとき、持ち上げられた試験片ホルダ18から滴り落ちる、または流れ落ちる可能性がある過剰な冷却剤12を、簡単に収集して試料容器16の内部に戻すことができる。
図2による実施形態では、取り出し組立体は、回収組立体22の一部として提供される。その場合、滑車36用の支持体を提供するために、少なくとも1つ、好ましくは2つまたは3つの周方向に分散させた柱状体44が、壁部分33から上方に延びる。この実施形態において、取り出し組立体は、回収組立体22と一体形成されるか、または少なくとも解放可能に連結される。回収組立体22をその支持体26によって試料容器16に取り付けると、取り出し組立体は、既に使用する準備ができた構成および位置になる。したがって、図1による実施形態の場合のように、取り出し組立体を、回収組立体22および/または試料容器16に対して調整および位置決めする必要がない。
図3には、回収組立体50が、やはり支持体26によって試料容器16のネック部40に配置された漏斗部52を含む、別の実施形態が示されている。図3による回収組立体50は、たとえば図1および図2に示す取り出し組立体とは無関係に、ヒンジ58によって漏斗部52の上端に旋回式に配置されたさらなる支持体56を含む。
図3にさらに示すように、試験片ホルダ18を傾斜した配置に支持および保持するために、さらなる支持体56は、少なくとも部分的に半径方向内側に延びるように折り曲げることができる。この場合、斜め向かいの傾いた漏斗部52の内側の側壁部54によって、試験片ホルダ18の底部66を支持することができると特に有益である。したがって、試験片ホルダ18は、その底部66によって前記傾いた内側の側壁部54の上に位置決めすることができ、半径方向内側に旋回されるさらなる支持体56にもたせかけるとき、安定的な傾斜した配置に保つことができる。
図3にさらに示すように、試験片ホルダは、その上端に位置する、ハンドル64で終わるロッド62を容易に備えることができ、それによって、試験片ホルダ18を引き上げ、持ち上げることができる。図3に示す傾斜した配置では、過剰な液体冷却剤は液滴68の形で滴り落ち、オリフィス46を通って試料容器16の中に戻ることができる。
さらなる支持体56の構成とは無関係に、図3による実施形態は、互いに反対方向を向き、半径方向に分離された第1および第2の保護気体の流れ70、72を発生させるための2つの流路74、76をさらに示している。軸方向を向いた環形の保護気体の流れ72を提供するために、半径方向外側に位置する第2の流路74は、遠位方向60に向かって開いていることが好ましい。第1の半径方向内側に位置する流路76は、漏斗部52の上側の遠位端に位置し、好ましくは半径方向内側を向いたその側壁部に向かって開く別のスリットを含む。したがって、第1の流路76は、近位の軸方向における、したがって試料容器16に向かう、第1の保護気体の流れ70を吸い込むように適用される。
図4にさらに示すように、第1および第2の流路76、74は、入れ子式の構成に配置される。したがって、第1の流路76は、第2の流路74によって完全に囲まれ、取り巻かれる。どちらの流路74、76も、実質的に環形のものであり、それぞれが、保護気体の環形の実質的に軸方向を向いた流れ70、72を発生させるように適用される。
図3にさらに示すように、第1の流路76は、第1の導管80によって吸込送風機81と流体連通または流れ連通する。それに応じて、第2の流路74も、第2の導管78によって送風機79、好ましくは温風送風機と流れ連通する。
保護気体または保護空気の反対方向に伝わる流れ70、72は、特に回収組立体50に対して一種のエアカーテンを提供するように適用される。
図4および5には、第1および第2の流路76、74の構造がさらに詳しく示されている。第1の流路76は、半径方向内側に位置する、かつ/または半径方向内側を向いた出口構造84を含み、他方の、したがって第2の流路74は、半径方向外側に位置する、かつ/または軸方向外側を向いた出口構造82を含む。このように、第2および第1の流路74、76のそれぞれの出口構造82、84の半径方向の離隔を実質的に最小限に抑えることができ、それは、エアカーテンの効率にとって有利である。
図5による断面図には、たとえば第2の流路74の内部構造が概略的に示されている。送風機79からの空気を、環形の流路74の内部96に送り込むことができる。次いで、支持された空気は、主に流路の構造全体をたどり、その結果、環状に、したがって図5による断面に垂直な接線方向に流れることができる。
流路74が周方向に閉じているため、支持された空気は、半径方向内側に延びる突出部90と、流路74のそれぞれの輪郭部の外側に重なる部分94との間に設けられた出口構造82によってしか流路74から流出することができない。
図5に示すように、流路74は底部の輪郭部分86を含み、輪郭部分86は、湾曲した形で上側の輪郭部分88に向かって延びる。次いで、輪郭部分88の上右端は、半径方向内側、したがって半径方向下側に延びる突出部90へ延びる。底部の輪郭部分86の反対側の端部は、上方を向いた湾曲部分92へ延び、湾曲部分92は、その自由端に、上側の輪郭部分88の突出部90と実質的に重なる重複部分94を形成する。
このように、流路74の内部96のテーパー付きの円錐形部98が生成され、それにより、流路74の内部96に供給された空気を加速し、軸の遠位方向60に正確に方向付けることができる。
第1の流路76についても、同じまたは対応する内部構造が考えられる。
10 低温保存デバイス
12 冷却剤
14 デュワー型の壁構造
16 容器
18 試験片ホルダ
20 鎖
22 回収組立体
24 漏斗部
26 支持体
28 フランジ部
30 フィルタ
32 流路
33 壁部分
34 気体の流れ
36 滑車
38 天井
40 ネック部
42 アクセス開口部
44 柱状体
46 オリフィス
50 回収組立体
52 漏斗部
54 側壁部
56 支持体
58 ヒンジ
60 軸方向
62 ロッド
64 ハンドル
66 底部
68 液滴
70 気体の流れ
72 気体の流れ
74 流路
76 流路
78 導管
79 送風機
80 導管
81 送風機
82 出口構造
84 出口構造
86 輪郭部分
88 輪郭部分
90 突出部
92 湾曲部分
94 重複部分
96 内部
98 テーパー部

Claims (14)

  1. 低温保存デバイス用の回収組立体であって:
    −少なくとも部分的に冷却剤(12)で充填された低温保存容器(16)のアクセス開口部(42)に該回収組立体を取り付けるための支持体(26)と、
    −少なくとも1つの保護気体の流れ(34;70、72)を形成して容器(16)からの冷却剤(12)の流出を低減する、少なくとも1つの流路(32;74、76)と
    を含む前記回収組立体。
  2. 支持体(26)に向かって集束する少なくとも1つの円錐形の漏斗部(24;52)をさらに含む、請求項1に記載の回収組立体。
  3. 冷却剤(12)が貫通可能であり、かつ漏斗部(24;52)の下流に配置されたフィルタ(30)をさらに含む、請求項2に記載の回収組立体。
  4. 少なくとも試験片(18)を、容器(16)からアクセス開口部(42)を通して取り出すための取り出し組立体をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回収組立体。
  5. 取り出し組立体は、漏斗部(24)の上端より上に位置する引張デバイス(20、36)を支持するために、漏斗部(24)を通って延びる少なくとも1つの柱状体(44)を含む、請求項4に記載の回収組立体。
  6. 取り出し組立体は、試験片ホルダ(18)を支持体(26)のオリフィス(46)より上で傾斜した配置に支持するために、漏斗部(52)の上端から、漏斗部(52)の傾いた内側の側壁部(54)に対して斜め向かいに延びるさらなる支持体(56)を含む、請求項4または5に記載の回収組立体。
  7. 流路(32)は、漏斗部(24;52)の内向きの壁と流体連通する、請求項2〜6のいずれか1項に記載の回収組立体。
  8. 流路(32)は、漏斗部(24)の集束した下端の周縁のまわりで接線方向に延び、漏斗部(24;52)の内側にサイクロン様の保護気体の流れ(34)を発生させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の回収組立体。
  9. 少なくとも1つの流路(74、76)が漏斗部(52)の上側の遠位端のまわりに延びる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の回収組立体。
  10. 少なくとも1つの流路(74、76)は、実質的に軸方向を向いた保護気体の流れ(70、72)を発生させるために、上側の遠位方向に延びる、または半径方向内側に延びる少なくとも1つのスリット様の出口(82)を含む、請求項9に記載の回収組立体。
  11. 互いに反対方向を向き、半径方向に分離された第1および第2の保護気体の流れ(70、72)を発生させるために、第2の流路(74)によって半径方向に囲まれた第1の流路(76)を含む、請求項9または10に記載の回収組立体。
  12. 第1の流路(76)は吸込送風機(81)と流れ連通し、第2の流路(74)は温風送風機(79)と流れ連通する、請求項9〜11のいずれか1項に記載の回収組立体。
  13. 少なくとも1つの試験片を収納するための低温保存デバイスであって:
    −遠位の上端にアクセス開口部(42)を含む、液体冷却剤(12)を収容する容器(16)と、
    −支持体(26)を介してアクセス開口部(42)に取り付けられる、請求項1〜12のいずれか1項に記載の回収組立体(22)と
    を含む前記低温保存デバイス。
  14. 回収組立体(22)は、アクセス開口部(42)に着脱可能に取り付けられる、請求項13に記載の低温保存デバイス。
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