JP2016533203A - 眼内レンズ - Google Patents

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Abstract

調節式眼内レンズは、少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックと、レンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとの間に配置される少なくとも1本の変形可能な連接棒とを備える。これにより、連接棒は、硝子体の圧力変化に応じて変形することにより、調節を促進する。

Description

本開示は単焦点調節式眼内レンズに関する。その様々な実施形態により、毛様体筋の弛緩および収縮によって自動的に遠視から近視にシームレスな視野を得られる。
眼内レンズ(IOL)は、目内に移植されるレンズであり、白内障によって曇っているヒトの通常の水晶体に置き換えられるか、屈折矯正手術の形態として目の視力を変更するために通常のヒトの水晶体に置き換えられる。
白内障手術中に移植される高価な眼内レンズ(IOL)は、調節式眼内レンズ、多焦点の眼内レンズ、および円環体眼内レンズの3つの態様に分類される。
最良の視力は単焦点調節式レンズにより得られる。これらのレンズのオプティックは毛様体筋の収縮および弛緩で前進および後退する。しかしながら、薄明かりの条件で読む場合には、あるいは細字部分の場合には、多くの場合弱い拡大鏡が必要である。
多焦点レンズは2つあるいは3つの焦点距離で網膜に光を集中させる。従って、網膜上に2つ以上のイメージが同時に生じる。焦点の光量が多焦点間に分割されるので、これは課題を生じる。これにより、コントラスト感度が低減され、薄明かりにおけるすべての距離において視認が困難である。付加的に、瞳孔が拡大される夜に運転する場合、厳しい課題がある。多くの患者が厳しい閃光および後光を経験し、また多くがこの課題のために、多焦点レンズを体外培養し、単視野の標準レンズと置き換える必要があった。しかしながら、多焦点レンズによる近視は現在の調節式レンズのものよりも優れている。
円環体レンズは、相当な乱視のある目を補正する。
現在市場にて販売されているプレート調節式眼内レンズにより、優れた遠視および中間の視野が得られるが、延長された読書用の、細字部分を見るための、あるいは薄明かりの状況で読むための弱い+1.00の拡大鏡をときに必要とする。
更に、眼内レンズは、目の軸線に沿った一貫した位置を有することが重要であり、これにより、良好な未補正の遠視が得られ、目の垂直経線の中間に心出しされる。優れた未補正の遠視なしでは、遠視から近視のシームレスな視野を与えるように構成されるレンズの移植に意味がない。
生来の眼内レンズは単一のオプティックから構成される。これらのレンズは頻繁に中心から外れ、位置がずれ、目の垂直経線にレンズ・オプティックを心出しするとともに固定する必要があることが分かった。
嚢内にレンズを心出しするとともに固定する付属物はハプティックスと呼ばれる。伝統的に、ハプティックスは、様々な構成の複数の可撓性を備えたループ、Jループ、Cループ、閉ループ、および可撓性を備えたラジアルアームを含む。最近、従来のハプティックスはいくつかのレンズ構成において、プレート・ハプティックスと呼ばれる長方形の水平な可撓性を備えるプレートに置き換えられている。シリコーンから通常形成されるこれらのプレート・ハプティックスは、中実、水平であり、可撓性を備え、幅3.0乃至6.0mm、厚み0.20乃至0.75mmであり、先端ほど細くなる丸みを帯びるか平行な側部を有する。プレート・ハプティックスは、嚢内にレンズを心出しするとともに固定することを支援する可撓性を備えたループや指部をしばしば有する。これらの可撓性を備える指部は、プレート・ハプティックスの遠位端または外側端部を超えて、嚢の径を僅かに越えて延び、レンズおよびそのオプティックを嚢内に心出しするとともに固定するように中央に偏向するように構成される。
調節式IOL(AIOL)により、毛様体筋の収縮または弛緩に応じてオプティックの軸線に沿った移動によって、目は再び焦点を合わせることができる。近視は、毛様体筋の収縮の際のオプティックの前進により生じ、これにより、目の前部内の圧力が高められると同時に目の後部内の圧力が低減される。遠視は、毛様体筋の弛緩の際に生じる逆の圧力変化およびこれによるレンズの後退により生じる。オプティックの移動により、レンズを移植された患者は、遠視、中間の視野、および近視の間を自動的に変化させることができる。
AIOLはレンズ・オプティックの両側に配置される対向するハプティックスを含むことが周知である。一旦患者の白内障が例えばレンズ超音波吸引術によって取り払われると、AIOLは空の嚢に配置される。ハプティックスによりAIOLの心出しが支援され、繊維症によって嚢内にAIOLが固定される。そのようなAIOLは、Cummingに対する特許文献1乃至3に開示され、その全体がここに開示されたものとする。
米国特許第5674282号明細書 米国特許第5476514号明細書 米国特許第5496366号明細書
更に、現在のAIOLは患者に相当回復した遠視および中間の視野を提供するが、適切な近視は通常欠如しており、近視を高めるために患者は弱い拡大鏡を使用することがしばしば要求される。
上述した本構成の課題を克服する、本開示の実施形態による調節式眼内レンズを後述する。
様々な実施形態では、調節式眼内レンズは、少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックと、レンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとの間に配置されるねじれ棒とを備える。これにより、ねじれ棒は、硝子体の圧力変化に応じて変形することにより、調節を促進する。
接続部は、平坦なヒンジ屈曲機構や平坦かつ肉薄な延びるヒンジとは異なり、円形、楕円形、正方形、あるいはこれらの任意のバリエーションである断面を有する。接続部は約0.1乃至1.5mmの長さを有し、様々な実施形態において、約0.5乃至1.0mm、あるいは約0.1mm乃至1.0mmの長さを有する。接続部は、レンズ本体を横断して横断方向にオプティックに接線方向に接続するか、径方向にまたは直交して接続し、延伸、肉薄化、回転、あるいはこれらの任意の組み合わせにより機能する。
本開示の所定の態様は調節式眼内レンズに関する。眼内レンズは径を有するレンズ・オプティック、レンズ・オプティックに連結される少なくとも1つのハプティック、レンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとを接続する少なくとも1本の連接棒を備える。連接棒は硝子体の圧力変化に応じて変形することにより調節を促進する。連接棒は、レンズの径の30%未満の幅および厚みを有する。
本開示の所定の態様は、少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックを有する調節式眼内レンズに関する。少なくとも1つのハプティックを、主としてレンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部上に配置することができる。第1の側部、レンズ・オプティック、第2の側部は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って配置される。少なくとも1本の連接棒はレンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとを接続することができる。少なくとも1本の連接棒は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に略直交して配置される長さを有する。
本開示の所定の態様は、少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックを有する調節式眼内レンズに関する。少なくとも1つのハプティックを、主としてレンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部上に配置することができる。第1の側部、レンズ・オプティック、第2の側部は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って配置される。少なくとも1本の連接棒はレンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとを接続することができる。少なくとも1本の連接棒は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に略平行に配置される長さを有する。
本開示の所定の態様は、少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックを有する調節式眼内レンズに関する。少なくとも1つのハプティックを、主としてレンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部上に配置することができる。第1の側部、レンズ・オプティック、第2の側部は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って配置される。少なくとも1本の連接棒はレンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとを接続することができる。少なくとも1本の連接棒は、調節式眼内レンズの長手方向軸線から約30度以内の角度(例えば、約10度以内、約15度、約20度以内、あるいは約25度)をなして配置される長さを有する。
本開示の所定の態様は、少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックを有する調節式眼内レンズに関する。少なくとも1つのハプティックを、主としてレンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部上に配置することができる。第1の側部、レンズ・オプティック、第2の側部は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って配置される。少なくとも1本の連接棒はレンズ・オプティックと少なくとも1つのハプティックとを接続することができる。少なくとも1本の連接棒は、調節式眼内レンズの長手方向軸線に直交する軸線(すなわち、調節式眼内オプティックの横断方向軸線)から約30度以内の角度(例えば、少なくとも約10度、約15度、約20度、あるいは約25度)をなして配置される長さを有する。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、眼内レンズはレンズ・オプティックに取り付けられるオプティック付属物を更に備える。連接棒はオプティック付属物と少なくとも1つのハプティックとを接続する。他の態様では、連接棒は、少なくとも1つのハプティックにオプティックを直接接続する。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、連接棒は、約0.1乃至2.0mmの長さを有する。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、連接棒は棒の長さに直交する円形の断面を有する。他の態様では、連接棒は棒の長さに直交する胚珠状の断面を有する。更なる他の態様では、連接棒は棒の長さに直交する正方形の断面を有する。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、連接棒は圧力変化にさらされると延びるように構成される。所定の態様では、連接棒は圧力変化にさらされると肉薄となるように構成される。所定の態様では、連接棒は圧力変化にさらされると回転するように構成される。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、連接棒はハプティックと同じ材料を含む。他の態様では、連接棒はハプティックとは異なる材料を含む。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、眼内レンズは、眼内レンズの横断方向にハプティックを部分的に横断する長尺状スロットを含む。所定の態様では、スロットは、高さ0.1乃至0.5mm、および長さ2乃至5mmである。所定の態様では、連接棒は、調節式目の硝子体圧力に匹敵する後方の圧力に反応して屈曲するよりも延びることによってレンズ・オプティックの前方への移動を許容するように構成される。
上述した態様のうちの任意のものにおいて、眼内レンズは、レンズ・オプティックとハプティックとの間にヒンジ要素を備えない。
本開示の他の特徴および効果は、添付の図面と組み合わせて後述するより詳細な説明から明らかになるであろう。図面は、本開示の装置およびその使用方法の原理を例示する。
ハプティックスにオプティックを接続するとともに横断方向に配向されるねじり棒を備える、本開示の少なくとも一実施形態によるAIOLを示す平面図。 ハプティックスにオプティックを接続するとともに略長手方向に配向される連接棒を備える、本開示の別例によるAIOLの一部を示す図。
上記図面は、その好ましい実施形態の少なくとも1つにおいて記述される開示を示し、これは、後述する詳細な説明に更に定義される。当業者は、その趣旨および範囲から逸脱することなく、ここに開示されるものに変更および修正を行うことができる。従って、図示されるものは例示に過ぎず、本開示の範囲に対する制限として捉えられるべきではないものといえる。
図1は、オプティック200、オプティックに取り付けられるとともに少なくとも1つのハプティック300に連結される短い付属物362の他、付属物362を介してオプティックを少なくとも1つのハプティックに接続する連接棒364を備える調節式眼内レンズ(AIOL)100を示す。
AIOL100は、例えばレンズ超音波吸引術のような周知の技術を含む白内障手術中に患者の目の嚢に配置される。レンズは、レンズのオプティックの軸線が患者の目の軸線と一致するように心出しされる。ハプティックス300は嚢と接触し、組織の自然な繊維症はハプティックス300をおよびこれに伴いAIOL100を適所に固定する。
オプティック200は好ましくは入ってくる光を集めるとともに患者の網膜にその焦点を合わせ、視野を生じさせる単焦点オプティックである。オプティック200は両凸、屈折、回折、平凸、フレネル、球、非球面、円環体、あるいは好ましくは実質的に単焦点である任意の他のタイプのものである。小さな切り口を通して目内にオプティック200を挿入するために、オプティック200は、例えばシリコーン、アクリル樹脂、ヒドロゲル、あるいは現在周知であるか今後開発される他の可撓性を備える光学用材料のような、可撓性を備える光学用材料から好ましくは形成される。
少なくとも1つのハプティック300は、第1の端320と、これに対向する第2の端340を含む。ハプティック300の第1の端320はオプティック200よりも近位側にあり、第2の端はオプティックよりも遠位側にある。第1の端320は、オプティック200あるいは短い付属物362の周囲に柔軟に連結される。少なくとも一実施形態において、AIOL100は、AIOL100の長手方向軸線A(例えば、Y軸に平行)に沿って直線的に配置される対向するハプティックスを備える。
ハプティック本体は、横断方向(例えば、X軸に平行)において実質的に可撓性を備え、長手方向(例えば、Y軸に平行)において実質的に剛性を備える。これにより、AIOL100は折りたたまれるとともに小さな切り口を介して目内に挿入される。プレート・ハプティックは実質的に剛性を備えるが、連接棒の可撓性によりアーチ形状をなすように促進される。様々な実施形態では、ハプティック300はオプティックと同じか同様の可撓性材料から形成され、シリコーン、ヒドロゲル、アクリル樹脂、あるいは同様の材料を含むがこれらに限定されるものではない。
プレート・ハプティック300は対向する側部のパドル310を含む。パドル310、および突出する指部350は、嚢内にAIOLを係合させ、固定し、心出しするように作動可能である。所定の態様では、パドル310はプレート・ハプティックス300とは異なるより剛性を備える材料を含む。例えば、パドル310はポリイミド、ポリプロピレン、あるいはチタンから形成される。パドルは、更に圧力を高めるために硝子体腔に浸漬されるために有用である。パドルは、AIOLが傾くことを防止するためにレンズを安定させることを支援もする。パドルは、2つのプレート・ハプティックスのうちの1つの前部の転移も防止する。そのような例示的なハプティックス300およびパドル310は、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313519号(米国特許出願第13/017,189号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313524号(米国特許出願第13/092,359号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313525号(米国特許出願第13/111,599号)、および2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313526号(米国特許出願第13/155,327号)に開示され、これらはその全体がここに開示されたものとする。
パドル310および/またはプレート・ハプティックス300はともにオプティックの少なくとも一部を包囲するか、オプティックの大部分を包囲する。パドル310および/またはプレート・ハプティックス300は、ともにオプティックの約100乃至350度、例えば、約100乃至200度、約150度乃至250度、約200度乃至約300度、あるいは約250度乃至350度を包囲する。両パドル310は、オプティックの側部に沿って延び、特にオプティックの長さの約50%、60%、70%、80%、あるいはそれ以上を延びる。様々な実施形態では、パドル310は、横断方向(X軸に平行)にオプティック200に沿ってオプティックの径の少なくとも約10%を延びる。所定の態様では、パドルは湾曲縁を含み、例えば図示のように、パドルはオプティックの形状に少なくとも部分的に適合するように内側に湾曲可能である。所定の態様では、パドルの長さは、パドルの幅の少なくとも2倍、少なくとも3倍、あるいは少なくとも4倍である。所定の態様では、オプティックに最も近接するパドルの端は先端ほど細くなる。
フレーム330はハプティック300内に埋め込まれてもよい。フレーム330は、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリメチルメタニレート(polymethylmethanylate(PMMA))、チタン、あるいは同様の材料から形成される。フレーム330は、プレート・ハプティックスが長手方向に剛性を備えるが横断方向に可撓性を備えるように構成されるとともにそのような形状に形成される網状組織または格子である。そのような例示的なフレーム330は2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313519号(米国特許出願第13/017,189号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313524号(米国特許出願第13/092,359号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313525号(米国特許出願第13/111,599号)、および2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313526号(米国特許出願第13/155,327号)に開示され、これらはその全体がここに開示されたものとする。
ハプティック300は第2の端(オプティック200よりも遠位側)から延びる突起350または指部を更に含み、嚢と係合し、AIOLを嚢に固定するとともに心出しする。突起350はフレームと同質であり、ポリイミド、PMMA、アクリル樹脂、あるいは任意の他の不活性材料のいずれかから形成される。そのような例示的な突起350は2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313519号(米国特許出願第13/017,189号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313524号(米国特許出願第13/092,359号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313525号(米国特許出願第13/111,599号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313526号(米国特許出願第13/155,327号)に開示され、これらはその全体がここに開示されたものとする。
ハプティック300の第1の端320(例えば、オプティック200よりも近位側)は、1つ以上の接続部によってオプティックに、またはオプティックの短い付属物362に連結される。連接棒364は毛様体筋を収縮させるように機能し、これにより、硝子体の圧力の上昇により対向するハプティックスの端部間を圧縮する。これにより、オプティックは略前方に移動する。図1に示す接続部、棒、あるいは部材364は、後方の圧力にさらされると、伸張、屈曲、および/または潜在的に回転することができる。接続部364の構成に応じて、接続部364はその長さに沿って延び、長さは、AIOLの長手方向軸線と略平行な方向に少なくとも一部沿い、かつ/またはAIOLの長手方向軸線に略直交する軸線に少なくとも一部沿い、あるいは横断方向(例えば、X軸および/またはZ軸に平行)に沿う。更に、接続部364は、接続部の長さに沿った軸線を中心としてねじれるか回転する。これは、AIOLの長手方向軸線に略直交する軸線を中心として(例えばZ軸および/またはX軸に平行な軸線を中心として)行われ、かつ/またはある場合にはAIOLの長手方向軸線に略平行な軸線を中心として(例えばY軸に平行な軸線を中心として)行われる。いくつかの実施形態では、接続部364の各々はオプティックの周囲に隣接して配置され、オプティックの周囲に柔軟に連結される。接続部364は、その長さが図1に示すようなAIOL100の横断方向軸線に略平行な軸線に沿って(例えば、X軸に平行な軸線に沿って)、あるいは図2に示すようなAIOL100の長手方向軸線に略平行な軸線に沿って延びるように配向される。
図1を継続的に参照して、上述したように、1つ以上の接続部364は、AIOL100の横断方向軸線に略平行な軸線(例えば、X軸に平行)に沿って配向される。AIOL100は、短い付属物362およびオプティック200に各ハプティック300を固定するための2つの接続部364を含む。接続部364は、短い付属物362にハプティック300を接続することができ、これにより短い付属物362とハプティック300との間に長尺状スロット366が形成される。長尺状スロット366の長手方向軸線は、いくつかの実施形態において、A−A線を通りAIOLの長手方向軸線に略直交する(例えば、Y軸に直交)。図示しないが、接続部364はAIOLの横断方向軸線(例えばX軸に平行な軸線)から約5°、10°、15°、20°、25°、30°、35°、40°、あるいは45°以下である軸線に沿って配向される。
長尺状スロット366は横に、横断方向に対して平行(例えば、X軸に平行)に延びるハプティック300に形成される開口である。好ましくは、スロット366は長円形を含むが、すべての形状が特に考えられる。上述したように、スロット366はオプティック200よりも遠位側の接続部に隣接する。好ましくはスロットの寸法は、高さ0.1乃至0.5mm、長さ2.0乃至5.0mmである。
図2に示すように、1つ以上の接続部あるいは連接棒364はAIOL100の長手方向軸線に略平行な軸線に沿って(例えばY軸に平行な軸線に沿って)配向されるか延びる。いくつかの実施形態では、AIOL100は多かれ少なかれ可能であるが、各ハプティック300をオプティック200に固定するための2つの接続部または棒364を含む。例えば、図示しないが、各ハプティック300は1つの接続部364によってオプティック200に接続される。接続部364の数を減らすことは、ハプティックスに対してオプティックを移動させるために必要な力を低減させるのに効果的である。図示しないが、接続部364はAIOLの長手方向軸線(例えばY軸に平行な軸線)から約5°、10°、15°、20°、25°、30°、35°、40°、あるいは45°以下である軸線に沿って配向される。
接続部364は、オプティック200にハプティック300を接続し、これにより長尺状スロットがオプティック200とハプティック300との間に形成される。長尺状スロットの長手方向軸線は、A−A線を通りAIOLの長手方向軸線に略直交する(例えば、X軸に平行)。
接続部364は、ハプティック300にオプティック200を連結し、好ましくはオプティックと同じ材料からなる。接続部364は、オプティックを前方に押圧付勢する圧力に対する抵抗を低減させるという点で調節を支援する。様々な実施形態では、そのような接続部364は、オプティック200が調節時硝子体の圧力の上昇のために前方にアーチ状になる場合に主に延び、ヒンジのように屈曲しないという意味で、ヒンジではない。同様に、様々な実施形態では、接続部364は、例えばオプティック200あるいは付属物362とハプティック300との間に、接続部の部分がヒンジのように屈曲するようなヒンジ要素を含まない。ヒンジ要素を備えた例によるヒンジあるいはストラップは、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313519号(米国特許出願第13/017,189号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313524号(米国特許出願第13/092,359号)、2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313525号(米国特許出願第13/111,599号)、および2011年12月22日に公開された米国特許出願公開第2011−0313526号(米国特許出願第13/155,327号)に開示され、これらはその全体がここに開示されたものとする。
接続部あるいは棒364は、A−A線を通るAIOLの長手方向軸線に略平行であるか略直交する軸線に沿って、ハプティックの対向するパドル間を横断方向に(図1のように)あるいは長手方向に(図2のように)長さを延びる。更に、接続部は、様々な実施形態において、(図1に示すような)側部の端部の各々において、あるいは(図2に示すような)オプティック200よりも遠位側の端部の各々においてハプティック300と一体的であり、好ましくはハプティックと同じ可撓性材料からなる。しかしながら、接続部364はハプティックよりも実質的に可撓性を備えるように、ハプティック300とは異なる材料からなってもよい。少なくとも一実施形態では、接続部364は長さ0.1乃至1.5mmである。好ましくは、接続部364は正方形か円形の断面を有するが、他の断面の中実な形状が特に考えられる。従って、様々な実施形態では、断面は、略等しく、かつ接続部または棒364の長さよりも小さい幅および高さを有する。例えば、接続部または棒364の長さに直交する断面の幅は、断面の高さの1.5、1.4、1.3、1.2、あるいは1.0倍未満であるか、あるいはいくつかの実施形態において、より小さいかおそらくより大きい。同様に、接続部または棒364の長さに直交する断面の幅は、接続部または棒の長さの2.0、1.5、1.2、あるいは1.0倍未満であるか、あるいはいくつかの実施形態において、より小さいかおそらくより大きい。
目内への挿入においては、オプティック200およびハプティックス300は後方にアーチ状になる。ハプティックスは、毛様体筋収縮すなわち端部間圧縮に応じて中央にかつ後方に移動する。そのような移動により硝子体の圧力が高められ、これによりオプティックは接続部364が延びることおよび潜在的に肉薄化することにより前方にアーチ状となる。圧力のこの高まりは、硝子体腔内に後方に浸漬されるパドルによって更に促進される。この効果は圧力上昇に応じて接続部が延び、潜在的に肉薄化し、屈曲し、かつ/または回転することによって促進される。毛様体筋の弛緩により、毛様体筋の径が増加し、硝子体腔圧力が低減され、目の前部内の圧力がこれに付随して上昇する。これにより、オプティック200は遠視位置に後方に移動する。
少なくとも一実施形態では、AIOLの長手方向の長さ(例えば、遠位端から遠位端までで、遠位端はオプティック200に対して遠位側にある)は、おおよそ9.0乃至11.0mmにあり、側部の指突起の先端からオプティックまで測定されるような径は、おおよそ11.5乃至12.0mmにある。ハプティックス300は、様々な実施形態において、幅3.0乃至6.0mm、厚さ0.20乃至0.75mmであり、オプティック200は、径おおよそ5.0mm、その中央部における厚み1.0mmである。
様々な実施形態では、接続部あるいは連接棒364は肉薄であり延伸時により肉薄なものとなる。延伸していなくても、例えば、接続部あるいは連接棒364は、オプティック200およびレンズ100に対して肉薄である。所定の実施形態において、例えば、図2に示すように、接続部または連接棒364は、オプティック20の幅または径の50%、40%、30%、20%、10%、あるいは5%以下で横断方向(例えば、X軸に平行)の幅を有する。同様に、接続部または連接棒364は横断方向および長手方向に直交する(例えば、Z軸に平行)の厚みを有し、この厚みはオプティック20の幅または径の50%、40%、30%、20%、10%、あるいは5%以下である。いくつかの実施形態において、幅および厚みは、オプティック20の幅または径の1%、あるいは0.5%よりも大きい。
上述した面積により、十分に延びることができる。付加的に、そのような幅により、目の鞏膜または角膜に形成される小さな開口部内にAIOLを挿入する場合に裂けの発生率が低減される。AIOLは挿入を促進するために回転され、これによるねじりは、剪断力をより広い接続部に導入し、これにより裂けが生じる。狭小な幅を有することにより、剪断力が低減され、裂けることなくねじれることができる。
図1および図2に示すような接続部または棒364は肉薄であり、これにより、延びることができる。様々な実施形態では、接続部あるいは棒364は延び、これにより、それらの少なくとも0.5、1.0、1.5、あるいは2.0倍の長さ以上まで長さが大きくなる。従って、図2に示す構成、およびおそらく図1に示す構成のようないくつかの実施形態において、接続部または棒364は、屈曲よりもむしろ延びることにより、調節時にオプティックを前方にアーチ状とするように作動する。同様に、様々な実施形態では、接続部または棒364は、レンズが調節時に目の後部の圧力の上昇と同様の後部の圧力の他、目の前部の圧力の同時の低減と同様の同時の前部の圧力にさらされると、屈曲(例えば、ヒンジのように)するよりは主に延びるように構成される。
「できる」、「できた」、「であろう」、あるいは「であってもよい」のような条件を示す語は、使用されるような文脈内で特に記述されるか理解されない限り、所定の実施形態が所定の特徴、要素、および/または工程を含み、別例がこれらを含まないことを示唆するように通常意図される。従って、そのような条件を示す語は、特徴、要素、および/または工程が1つ以上の実施形態において任意の方法で要求されること、あるいは1つ以上の実施形態がユーザの入力や指示により、あるいは入力や指示を伴うことなくこれらの特徴、要素、および/または工程が任意の特定の実施形態に含まれるかどうか、あるいは実施されるものであるかどうかを判断するためのロジックを含むことを必ずしも意図しない。
ここで使用されるような用語「おおよそ」、「約」、および「略」は、所望の機能をなお実施するか、所望の結果を得る記載される量の近似の量を代表する。例えば、用語「おおよそ」、「約」、および「略」は、記載の量の10%未満、5%未満、1%未満、0.1%未満、および0.01%未満の量を示す。
いくつかの実施形態が添付の図面に関して開示された。しかしながら、図は、正確な縮尺を示すように描写されてはいないものといえる。距離、角度等は、例示に過ぎず、図示の装置の実際の寸法およびレイアウトと正確な関係を有するものではない。要素の付加、取り払い、および/または再構成が可能である。更に、様々な実施形態に関する任意の特定の特徴、態様、方法、性質、特性、品質、属性、要素等の開示は、ここに開示されるすべての別例において使用可能である。付加的に、ここに開示される任意の方法は、記載される工程を行うために適切な任意の装置を使用して実施されるものといえる。
上に詳細に開示された実施形態は記録の先行技術に対して新規であると考えられ、また、本発明の少なくとも一態様の作動に対して、および上記目的の達成に対して重大であると考えられる。上記実施形態を記載するために本明細書において使用される用語は、それらの一般に定義される意味においてのみ理解されるものではなく、一般に定義される意味の範囲外の構造、材料、あるいは作用の、本明細書において特に定義されるものも含む。従って、要素が2つ以上の意味を含むものとして本明細書の文脈において理解される場合、その使用は、本明細書によって、および要素を記載する1つ以上の用語によって開示されるすべての可能な意味の総括的なものとして理解される必要がある。
ここに開示される用語や図面の要素の定義は、文字通りに述べられる要素の組み合わせのみならず、略同様の結果を得るべく略同様の方法で略同様の機能を実施するためのすべての均等な構造体、材料、あるいは作用を含むことを意味する。従って、この意味で、2つ以上の要素の均等な代替物が開示される要素のうちの任意のもの、およびその様々な実施形態において形成され、請求項において1つの要素が2つ以上の要素に代わるものと考えられる。
現在周知または将来想到される、当業者が認識するような特許請求の範囲に記載の主題からの変更は、意図される範囲およびその様々な実施形態の範囲内の均等物と明白に考えられる。従って、現在あるいは将来当業者に周知な明白な代替物は、定義される要素の範囲内に定義される。従って、本開示は、特に例示するとともに上述したもの、概念的に均等なもの、明白に代用するもの、および本質的な考えを組み込むものを含むものといえる。
本明細書の範囲は添付の特許請求の範囲と組み合わせてのみ解釈されるものであり、ここで、名前付きの発明者は特許請求の範囲に記載の主題が特許されるように意図されるものであると思料することを明白にする。

Claims (39)

  1. 調節式眼内レンズであって、
    径を有するレンズ・オプティックと、
    同レンズ・オプティックに連結される少なくとも1つのハプティックと、
    前記レンズ・オプティックおよび前記少なくとも1つのハプティックを接続する少なくとも1本の連接棒とを備え、これにより、前記連接棒は、硝子体圧力の変化に応じて変形することにより調節を促進し、前記連接棒は前記オプティックの径の30%未満の幅および厚みを有することを特徴とする調節式眼内レンズ。
  2. 前記レンズ・オプティックに取り付けられるオプティック付属物を更に備え、前記連接棒は前記オプティック付属物と前記少なくとも1つのハプティックとを接続することを特徴とする請求項1に記載の調節式眼内レンズ。
  3. 前記連接棒は、前記オプティックを前記少なくとも1つのハプティックに直接接続することを特徴とする請求項1に記載の調節式眼内レンズ。
  4. 前記連接棒は0.1乃至2.0mmの長さを有することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  5. 前記連接棒は前記眼内レンズの長手方向軸線に略直交する軸線に沿って配向される長さを有することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  6. 前記連接棒は前記眼内レンズの長手方向軸線に略平行な軸線に沿って配向される長さを有することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  7. 前記連接棒は同棒の長さに直交する円形の断面を有することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  8. 前記連接棒は同棒の長さに直交する胚珠状の断面を有することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  9. 前記連接棒は同棒の長さに直交する正方形の断面を有することを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  10. 前記連接棒は圧力変化にさらされると延びるように構成されることを特徴とする請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  11. 前記連接棒は圧力変化にさらされると肉薄となるように構成されることを特徴とする請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  12. 前記連接棒は圧力変化にさらされると回転するように構成されることを特徴とする請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  13. 前記連接棒は前記ハプティックと同じ材料からなることを特徴とする請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  14. 前記連接棒は前記ハプティックとは異なる材料からなることを特徴とする請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  15. 前記眼内レンズは同眼内レンズの横断方向に前記ハプティックを部分的に横断する長尺状スロットを含むことを特徴とする請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  16. 前記スロットは高さ0.1乃至0.5mmであり、長さ2乃至5mmであることを特徴とする請求項15に記載の調節式眼内レンズ。
  17. 前記連接棒は、調節式目の硝子体圧力に匹敵する後方の圧力に反応して屈曲するよりも延びることによってレンズ・オプティックの前方への移動を許容するように構成されることを特徴とする請求項15に記載の調節式眼内レンズ。
  18. 前記眼内レンズは前記レンズ・オプティックと前記ハプティックとの間にヒンジ要素を含まないことを特徴とする請求項1乃至17のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  19. 調節式眼内レンズであって、
    少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックであって、前記少なくとも1つのハプティックは、前記レンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部に主に設けられ、前記第1の側部、前記レンズ・オプティック、および前記第2の側部は、前記調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って設けられる、レンズ・オプティックと、
    前記レンズ・オプティックおよび前記少なくとも1つのハプティックを接続する少なくとも1本の連接棒とを備え、同少なくとも1本の連接棒は、前記調節式眼内レンズの前記長手方向軸線に略直交して設けられる長さを有することを特徴とする調節式眼内レンズ。
  20. 前記レンズ・オプティックに取り付けられるオプティック付属物を更に備え、前記連接棒は前記オプティック付属物と前記少なくとも1つのハプティックとを接続することを特徴とする請求項19に記載の調節式眼内レンズ。
  21. 前記連接棒は、前記オプティックを前記少なくとも1つのハプティックに直接接続することを特徴とする請求項19に記載の調節式眼内レンズ。
  22. 前記連接棒の長さは0.1乃至2.0mmであることを特徴とする請求項19乃至21のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  23. 前記連接棒は同棒の長さに直交する円形の断面を有することを特徴とする請求項19乃至22のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  24. 前記連接棒は同棒の長さに直交する胚珠状の断面を有することを特徴とする請求項19乃至22のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  25. 前記連接棒は同棒の長さに直交する正方形の断面を有することを特徴とする請求項19乃至22のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  26. 前記連接棒は圧力変化にさらされると延びるように構成されることを特徴とする請求項19乃至25のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  27. 前記連接棒は圧力変化にさらされると肉薄となるように構成されることを特徴とする請求項19乃至26のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  28. 前記連接棒は圧力変化にさらされると回転するように構成されることを特徴とする請求項19乃至27のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  29. 前記連接棒は前記ハプティックと同じ材料からなることを特徴とする請求項19乃至28のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  30. 前記連接棒は前記ハプティックとは異なる材料からなることを特徴とする請求項19乃至28のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  31. 前記連接棒は、前記長手方向に直交する横断方向に前記ハプティックを部分的に横断する長尺状スロットによって形成されることを特徴とする請求項19乃至31のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  32. 前記スロットは高さ0.1乃至0.5mmであり、長さ2乃至5mmであることを特徴とする請求項31に記載の調節式眼内レンズ。
  33. 前記眼内レンズは前記レンズ・オプティックと前記ハプティックとの間にヒンジ要素を含まないことを特徴とする請求項19乃至32のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  34. 前記連接棒は、前記眼内レンズのオプティック付属物への接続部から前記ハプティックへの接続部まで長手方向に長さを延びることを特徴とする請求項20に記載の調節式眼内レンズ。
  35. 前記連接棒は、前記調節式眼内レンズの前記長手方向軸線に直交する軸線から約1乃至10度以内の角度をなす軸線に沿って設けられることを特徴とする請求項19乃至34のうちのいずれか一項に記載の調節式眼内レンズ。
  36. 調節式眼内レンズであって、
    少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックであって、前記少なくとも1つのハプティックは、前記レンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部に主に設けられ、前記第1の側部、前記レンズ・オプティック、および前記第2の側部は、前記調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って設けられる、レンズ・オプティックと、
    前記レンズ・オプティックおよび前記少なくとも1つのハプティックを接続する少なくとも1本の連接棒とを備え、同連接棒は、前記調節式眼内レンズの前記長手方向軸線に略平行に設けられる長さを有することを特徴とする調節式眼内レンズ。
  37. 前記少なくとも1本の連接棒は前記調節式眼内レンズの前記長手方向軸線から約1乃至10度の角度をなして設けられることを特徴とする請求項36に記載の調節式眼内レンズ。
  38. 調節式眼内レンズであって、
    少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックであって、前記少なくとも1つのハプティックは、前記レンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部に主に設けられ、前記第1の側部、前記レンズ・オプティック、および前記第2の側部は、前記調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って設けられる、レンズ・オプティックと、
    前記レンズ・オプティックおよび前記少なくとも1つのハプティックを接続する少なくとも1本の連接棒とを備え、同連接棒は、前記調節式眼内レンズの前記長手方向軸線から約30°以内の角度をなすように設けられる長さを有することを特徴とする調節式眼内レンズ。
  39. 調節式眼内レンズであって、
    少なくとも1つのハプティックに連結されるレンズ・オプティックであって、前記少なくとも1つのハプティックは、前記レンズ・オプティックの対向する第1および第2の側部に主に設けられ、前記第1の側部、前記レンズ・オプティック、および前記第2の側部は、前記調節式眼内レンズの長手方向軸線に沿って設けられる、レンズ・オプティックと、
    前記レンズ・オプティックおよび前記少なくとも1つのハプティックを接続する少なくとも1本の連接棒とを備え、同連接棒は、前記調節式眼内レンズの前記長手方向軸線に直交する軸線から約30°以内の角度をなすように設けられる長さを有することを特徴とする調節式眼内レンズ。
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