JP2016531672A5 - - Google Patents
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Description
特に、本発明は吸入装置のための投与システムを提供し、この投与システムは、
(a)エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバであって、この充填チャンバは、側壁、入口開口部、及び出口開口部を有し、出口開口部はこの出口開口部を閉止するための閉止手段を有する、充填チャンバと;
(b)充填チャンバの入口開口部を取り囲むオーバーフローチャンバと;
(c)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であり、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入されている間、充填チャンバから出口開口部を通じて計量された容量の液体を押し出すように、シールを形成する態様で側壁に接触するプランジャであって、計量された容量は充填容量よりも小さい、プランジャと、を備える。吸入装置は、振動メッシュ噴霧器、ジェット式噴霧器、超音波式噴霧器、又はラーレイスプレー噴霧器から選択された噴霧器、好ましくは振動メッシュ噴霧器であるか、又はそれを備えることができる。別の実施形態では、噴霧器は、ジェット式噴霧器、超音波式噴霧器、及び振動メッシュ噴霧器から選択される。この場合、振動メッシュ噴霧器のメッシュは出口開口部の下に配置することができるとともに、吸入装置が作動方位に保持されている間は水平配置を有することができる。
(a)エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバであって、この充填チャンバは、側壁、入口開口部、及び出口開口部を有し、出口開口部はこの出口開口部を閉止するための閉止手段を有する、充填チャンバと;
(b)充填チャンバの入口開口部を取り囲むオーバーフローチャンバと;
(c)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であり、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入されている間、充填チャンバから出口開口部を通じて計量された容量の液体を押し出すように、シールを形成する態様で側壁に接触するプランジャであって、計量された容量は充填容量よりも小さい、プランジャと、を備える。吸入装置は、振動メッシュ噴霧器、ジェット式噴霧器、超音波式噴霧器、又はラーレイスプレー噴霧器から選択された噴霧器、好ましくは振動メッシュ噴霧器であるか、又はそれを備えることができる。別の実施形態では、噴霧器は、ジェット式噴霧器、超音波式噴霧器、及び振動メッシュ噴霧器から選択される。この場合、振動メッシュ噴霧器のメッシュは出口開口部の下に配置することができるとともに、吸入装置が作動方位に保持されている間は水平配置を有することができる。
作動方位では、入口開口部は充填チャンバの上端に配置することができる。出口開口部は充填チャンバの下端に配置することができ、毛細管、液体流れ抵抗器、ノズル、弁、一方向弁、ダックビル弁、スリット弁、又はボール弁によって閉止可能である。
本発明は、吸入装置のための投与システムをさらに備え、この投与システムは、
(a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)噴霧器チャンバ(7)及びエアロゾルヘッドコンポーネント(14)によって形成された、エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバであって、この充填チャンバは、側壁、入口開口部、出口開口部、及び出口開口部(3)に貼り付けられたメッシュ(8)を有する、充填チャンバと;
(d)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であるプランジャであって、計量された容量の液体を隔離するために、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入される際に、シールを形成する態様で充填チャンバの側壁に接触する、プランジャと;
を備える。
(a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)噴霧器チャンバ(7)及びエアロゾルヘッドコンポーネント(14)によって形成された、エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバであって、この充填チャンバは、側壁、入口開口部、出口開口部、及び出口開口部(3)に貼り付けられたメッシュ(8)を有する、充填チャンバと;
(d)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であるプランジャであって、計量された容量の液体を隔離するために、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入される際に、シールを形成する態様で充填チャンバの側壁に接触する、プランジャと;
を備える。
投与システムは作動方位を有し、投与システムの充填チャンバは、上端と下端とを有する。一実施形態では、作動方位にあるときには、入口開口部が充填チャンバの上端に配置されており、出口開口部がその下端に配置されている。エアロゾル化される液体は、充填チャンバが充填されているときには、入口開口部から出口開口部に向かって流れることができる。
一実施形態では、投与システムの出口開口部はエアロゾル生成器と流体接続状態にあり、すなわち、出口開口部は閉止手段によって閉止されてはいないが、代わりに、作動方位にあるときには入口開口部よりも高い高さに配置されている。
振動メッシュ噴霧器を使用する実施形態では、振動メッシュ噴霧器のメッシュを出口開口部の下に配置することができ、作動方位にあるときには水平な配置を有することができる。
膨出部の代わりに、又は膨出部に加えて、充填チャンバの側壁は、オーバーフローチャンバに面する外面を有し、オーバーフローチャンバの外壁は、オーバーフローチャンバ(5)に面する内面(47)を有する。一方又は両方の面は、凹面をなしているか、又はオーバーフローチャンバに向かって傾斜している。これら特徴、すなわち膨出部及び/又は曲面又は角度は、投与システムが作動方位から傾斜している場合でさえ、意図しない偶発的な再投与を防止するのを助ける。それは、装置が傾斜しているときに、液体がオーバーフローチャンバから充填チャンバへ流れるのを防止する。
本発明は、吸入装置のための投与システムをさらに備え、この投与システムは、
(a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)噴霧器チャンバ(7)及びエアロゾルヘッドコンポーネント(14)によって形成された、エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバであって、この充填チャンバは側壁、入口開口部、出口開口部、及びこの出口開口部に貼り付けられたメッシュを有する、充填チャンバと;
(d)充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入可能なプランジャであって、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、計量された容量の液体を隔離するように充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入される際に、シールを形成する態様で前記充填チャンバの側壁に接触するプランジャであって、計量された容量は、充填容量より小さい、プランジャと;
を備える。
(a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)噴霧器チャンバ(7)及びエアロゾルヘッドコンポーネント(14)によって形成された、エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバであって、この充填チャンバは側壁、入口開口部、出口開口部、及びこの出口開口部に貼り付けられたメッシュを有する、充填チャンバと;
(d)充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入可能なプランジャであって、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、計量された容量の液体を隔離するように充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入される際に、シールを形成する態様で前記充填チャンバの側壁に接触するプランジャであって、計量された容量は、充填容量より小さい、プランジャと;
を備える。
膨出部(44)に対して代替的に、又は膨出部(44)に加えて、オーバーフローチャンバ(5)に面する側壁(42)の外面(46)及び/又はオーバーフローチャンバ(5)に面する外壁(45)の内面(47)は、凹面をなしているか、又はオーバーフローチャンバ(5)に向かって傾斜している。膨出部(44)及び/又はオーバーフローチャンバ(5)に面する外面及び内面(46及び47)の配置及び形状の両方は、たとえ装置が使用者によって少しティルトされるか、又は作動方位から外へ適度に動かされるとしても、オーバーフローチャンバ(5)中に含まれる液体の過剰容量が、充填チャンバ(1)からプランジャを引き抜く際に、充填チャンバ(1)の中に流れ戻ることを防止するので、意図しない再投与の危険をさらにもっと減少させる。
図2A〜Cの実施形態は、噴霧化手段(6)としての振動メッシュタイプの噴霧器を示す。本発明による噴霧化手段の例は特許文献6に開示されている。振動メッシュタイプの噴霧器のメッシュ(8)は、出口開口部(3)の下方に位置付けられ、吸入装置が作動方位に保持されている間は水平な配置を有している。噴霧化手段(6)は、エアロゾル化される液体を収容するための内部キャビティである噴霧器チャンバ(7)を備える。噴霧器チャンバ(7)の容積は、計量される目標容量よりも大きく、それによって計量される容量は噴霧器チャンバ(7)内に完全に収容される。液体は、振動メッシュタイプの噴霧器の作動の開始まで水平に配置されたメッシュ(8)によって噴霧器チャンバ(7)中に保持される。次いで、例えばセラミック圧電素子によってメッシュ(8)が振動し、液体が徐々に、小さな滴の形態でメッシュ(8)を通過する。
任意に、図6A〜Bの実施形態にもまた、残留物用ポケット(12)を設けることができる。
上述した実施形態では、充填チャンバ(1)の入口開口部(2)及び出口開口部(3)は作動方位にある場合には、出口開口部(3)が通常は入口開口部(2)の下に位置した状態で通常は離隔しているが、2つの開口部が同じである及び/又は代替的に一方の開口部が他方を含む実施形態もまた可能である。
吸入装置の使用に先立って、充填容量が充填チャンバ(1)の中に注入され、図9には、破線によって例示の充填レベルが示されている。プランジャ(4)を挿入すると、シール端縁(25)より上の過剰液体がまず移動し、プランジャ(4)の周りに上昇する。充填チャンバ(1)の壁は、充填チャンバ(1)がわずかに過剰充填される際、及び/又は使用者が装置をわずかに作動方位から傾斜させる場合においてさえ、こぼれることなくこの上昇する液体の高さを収容するように形作られる。充填チャンバ(1)の円柱状部分への遷移領域を特徴づけるシール端部(25)に達すると、プランジャ(4)は充填チャンバ(1)をシールして閉止し、(図9において破線の領域によって示されているような)計量された容量を、出口開口部(3)及び管(24)を通じて(任意に、ダックビル弁(11)のような閉止手段を通じて)、噴霧化チャンバ(図9には図示されていない)に向かって押す。
本発明は、吸入装置のための投与システムをさらに提供し、この投与システムは、
(a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)噴霧器チャンバ(7)及びエアロゾルヘッド(14)によって形成された、噴霧化される液体を収容するための充填チャンバ(1a)であって、この充填チャンバ(1a)は、側壁(42)と、入口開口部(2)と、出口開口部(3)と、を有し、メッシュ(8)が出口開口部(3)に貼り付けられている、充填チャンバ(1a)と;
(d)充填チャンバ(1a)中に少なくとも部分的に挿入可能であるとともに、充填チャンバが液体の少なくとも所定の充填容量を収容した後に、液体の計量された容量を隔離するように少なくとも部分的に充填チャンバ中に挿入されるときにシールを形成する態様で充填チャンバ(1a)の側壁(42)に接触するプランジャであって、前記計量された容量が充填容量よりも小さい、プランジャと、
を備える。
(a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)噴霧器チャンバ(7)及びエアロゾルヘッド(14)によって形成された、噴霧化される液体を収容するための充填チャンバ(1a)であって、この充填チャンバ(1a)は、側壁(42)と、入口開口部(2)と、出口開口部(3)と、を有し、メッシュ(8)が出口開口部(3)に貼り付けられている、充填チャンバ(1a)と;
(d)充填チャンバ(1a)中に少なくとも部分的に挿入可能であるとともに、充填チャンバが液体の少なくとも所定の充填容量を収容した後に、液体の計量された容量を隔離するように少なくとも部分的に充填チャンバ中に挿入されるときにシールを形成する態様で充填チャンバ(1a)の側壁(42)に接触するプランジャであって、前記計量された容量が充填容量よりも小さい、プランジャと、
を備える。
任意に、作動方位にあるときには、入口開口部(2)は充填チャンバ(1a)の上端に配置され、出口開口部は充填チャンバ(1a)の下端に配置され、それによって、充填チャンバが充填されると、エアロゾル化される液体が重力によって入口開口部(2)から出口開口部(3)に向かって自由に流れる。振動メッシュ噴霧器が使用される場合には、振動メッシュ噴霧器のメッシュ(8)を出口開口部(3)に位置付けることができ、作動モードにあるときには水平方向配置を有することができる。
また別の実施形態では、本発明は吸入装置のための投与システムを提供し、この投与システムは、
(a)エアロゾル化される液体を収容する充填チャンバであって、この充填チャンバが、側壁と、入口開口部と、少なくとも、充填チャンバによって収容された液体が重力によって出口開口部を通じて流れないように防止する程度に閉止される、及び/又は閉止可能である出口開口部と、を備える、充填チャンバと、
(b)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であり、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、計量された容量の液体を隔離するように充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入される際に、シールする態様で充填チャンバの側壁に接触するように大きさを決められ、かつ構成されたプランジャであって、計量された容量が充填容量よりも小さい、プランジャと、
を備える。本発明は、エアロゾル化される液体を投与するための方法を提供し、この方法は、
(1)エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバを提供するステップであって、充填チャンバは、(a)入口開口部と、(b)少なくとも、充填チャンバによって収容された液体が重力によって出口開口部を通じて流れないように防止する程度に閉止可能である出口開口部と、を有する、充填チャンバを提供するステップと、
(2)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であり、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入されている間、充填チャンバから出口開口部を通じて計量された液体の容量を押し出すように大きさを決められ、かつ構成されたプランジャを提供するステップと、
(3)充填チャンバを、少なくとも所定の予め決められた容量の液体で充填するステップと、
(4)充填チャンバから出口開口部を通じて、計量された容量の液体を押し出すように、プランジャを少なくとも部分的に挿入するステップであって、計量された容量は、充填容量より小さい、ステップと、
を備える。
(a)エアロゾル化される液体を収容する充填チャンバであって、この充填チャンバが、側壁と、入口開口部と、少なくとも、充填チャンバによって収容された液体が重力によって出口開口部を通じて流れないように防止する程度に閉止される、及び/又は閉止可能である出口開口部と、を備える、充填チャンバと、
(b)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であり、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、計量された容量の液体を隔離するように充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入される際に、シールする態様で充填チャンバの側壁に接触するように大きさを決められ、かつ構成されたプランジャであって、計量された容量が充填容量よりも小さい、プランジャと、
を備える。本発明は、エアロゾル化される液体を投与するための方法を提供し、この方法は、
(1)エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバを提供するステップであって、充填チャンバは、(a)入口開口部と、(b)少なくとも、充填チャンバによって収容された液体が重力によって出口開口部を通じて流れないように防止する程度に閉止可能である出口開口部と、を有する、充填チャンバを提供するステップと、
(2)充填チャンバ中に少なくとも部分的に挿入可能であり、充填チャンバが少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、充填チャンバの中に少なくとも部分的に挿入されている間、充填チャンバから出口開口部を通じて計量された液体の容量を押し出すように大きさを決められ、かつ構成されたプランジャを提供するステップと、
(3)充填チャンバを、少なくとも所定の予め決められた容量の液体で充填するステップと、
(4)充填チャンバから出口開口部を通じて、計量された容量の液体を押し出すように、プランジャを少なくとも部分的に挿入するステップであって、計量された容量は、充填容量より小さい、ステップと、
を備える。
Claims (14)
- (a)エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバ(1)であって、該充填チャンバ(1)は、側壁(42)、入口開口部(2)、及び出口開口部(3)を有し、前記出口開口部(3)が該出口開口部(3)を閉止するための閉止手段(11)を有する、充填チャンバ(1)と;
(b)前記充填チャンバ(1)の前記入口開口部(2)を取り囲むオーバーフローチャンバ(5)と;
(c)前記充填チャンバ(1)中に少なくとも部分的に挿入可能であり、前記充填チャンバ(1)が少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に、前記充填チャンバ(1)の中に少なくとも部分的に挿入されている間、前記充填チャンバ(1)から前記出口開口部(3)を通じて計量された容量の液体を押し出すようにシールを形成する態様で前記側壁(42)に接触するプランジャ(4)であって、前記計量された容量が前記充填容量よりも小さく、前記充填チャンバは前記プランジャがその中に挿入される部分を有し、前記プランジャは前記充填チャンバ(1)の中に挿入可能な部分を有する、プランジャと、
を備え、
前記充填チャンバ(1)、又は前記プランジャ(4)若しくは前記プランジャ(4)の前記挿入可能な部分がその中に挿入される前記充填チャンバ(1)の前記部分、及び/又は前記プランジャ(4)、若しくは前記充填チャンバ(1)の中に挿入可能な前記プランジャの前記部分が、柔軟な材料からなる、吸入装置のための投与システム。 - 前記吸入装置は、超音波噴霧器、ジェット式噴霧器、又は振動メッシュ噴霧器から選択された噴霧器を備えることを特徴とする請求項1に記載の投与システム。
- 前記投与システムは作動方位を有し、
前記充填チャンバは、上端と下端とを有し、
前記作動方位では、前記入口開口部(2)は前記充填チャンバ(1)の上端に配置され、前記出口開口部(3)は前記充填チャンバ(1)の下端に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の投与システム。 - 前記閉止手段(11)は、毛細管、液体流れ抵抗器、ノズル、弁、一方向弁、ダックビル弁、スリット弁、又はボール弁であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の投与システム。
- 前記投与システムは作動方位を有し、前記噴霧器はメッシュ(8)を備える振動メッシュ噴霧器であり、前記作動方位では前記振動メッシュ噴霧器の前記メッシュ(8)が前記出口開口部(3)の下に配置されるとともに水平方向方位を有することを特徴とする請求項2に記載の投与システム。
- 前記充填チャンバ(1)若しくは、その中に前記プランジャ(4)若しくは前記プランジャ(4)の前記挿入可能である部分が挿入される前記充填チャンバ(1)の前記部分;及び/又は前記プランジャ(4)若しくは前記充填チャンバ(1)中に挿入可能である前記プランジャ(4)の前記部分は、実質的に円柱状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の投与システム。
- 前記投与システムは蓋部(9)を備え、前記プランジャ(4)が、前記蓋部(9)に接続可能であるか、若しくは前記蓋部(9)の一体部分であって、前記プランジャが前記充填チャンバ(1)を閉止することができるように大きさを決められ、かつ形成されている、又は
前記蓋部(9)が、前記充填チャンバを閉止することができる、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の投与システム。 - 前記プランジャ(4)は、前記蓋部(9)を閉止しているときには、少なくとも部分的に前記チャンバ(1)の中に挿入可能であり、その挿入中には、前記プランジャ(4)が前記充填チャンバ(1)を前記入口開口部(2)に向かってシールし、それによって液体が前記入口開口部(2)を通じて前記充填チャンバ(1)を出ることが無いことを特徴とする請求項7に記載の投与システム。
- 前記蓋部(9)は、引き上げ式の蓋部(9)であることを特徴とする請求項7又は8に記載の投与システム。
- 前記出口開口部(3)は、残留物用ポケット(12)によって取り囲まれていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の投与システム。
- (a)前記側壁(42)は上端を有し、前記側壁(42)の前記上端は、膨出部を形成しているか、及び/又は
(b)前記オーバーフローチャンバ(5)は、上端を有する外壁(45)を有し、前記外壁の前記上端が膨出部を形成する
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の、吸入装置のための投与システム。 - 前記側壁(42)は、前記オーバーフローチャンバ(5)に面する外面(46)を有し、前記オーバーフローチャンバの前記外壁(45)は、前記オーバーフローチャンバ(5)に面する内面(47)を有し、前記外面(46)及び/又は前記内面(47)は、凹面をなしていることを特徴とする請求項11に記載の投与システム。
- (a)噴霧器チャンバ(7)と;
(b)エアロゾルヘッドコンポーネント(14)と;
(c)前記噴霧器チャンバ(7)及び前記エアロゾルヘッドコンポーネント(14)によって形成された、エアロゾル化される液体を収容するための充填チャンバ(1a)であって、前記充填チャンバ(1a)は側壁(42)、入口開口部(2)、出口開口部(3)、及び前記出口開口部(3)に貼り付けられたメッシュ(8)を有する、充填チャンバ(1a)と;
(d)計量された容量の液体を隔離するために、前記充填チャンバ(1a)が少なくとも所定の予め決められた充填容量の液体を収容した後に前記充填チャンバ(1a)中に少なくとも部分的に挿入可能であり、前記充填チャンバ(1a)の中に少なくとも部分的に挿入される際に前記充填チャンバ(1a)の前記側壁(42)にシールを形成する態様で接触するプランジャと;
を備え、
前記計量された容量は、前記充填容量より小さいことを特徴とする、吸入装置のための投与システム。 - 請求項1〜13のいずれか一項に記載の投与システムを備える吸入装置。
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