JP2016530808A - チャネルアクセス方法、装置及びシステム - Google Patents

チャネルアクセス方法、装置及びシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、チャネルアクセス方法、装置及びシステムを開示し、これはSTAの監視処理を簡単にし、また複数のSTAがチャネルアクセスをするときに満たされる時間同期をサポートし、それによって、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにすることができる。この方法は、局STAによってチャネルのチャネル状態を監視するステップであって、チャネルが少なくとも2つのサブチャネルを含むステップと、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップと、APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定するステップであって、局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報が、APによってデータ伝送のために局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用されるステップとを含む。

Description

本出願は、2013年8月15日に中国特許庁に出願された「CHANNEL ACCESS METHOD,APPARATUS AND SYSTEM」という名称の中国出願第201310356741.9号の優先権を主張する。同出願の全内容が参照により組み込まれる。
本発明は、無線通信の技術分野に関し、詳細にはチャネルアクセス方法、装置及びシステムに関する。
IEEE802.11プロトコルは、無線ローカルエリアネットワークのデータ伝送処理についての詳細な規定を提供している。無線ローカルエリアネットワークは一般に、1つのアクセスポイント(AP、Access Point)及び複数の局(STA、Station)を含む。STAが、送信される必要のあるデータを有する場合、そのSTAはまず、データをAPに送信しなければならず、次いでAPがそのデータを他のネットワークノードに転送する。したがって、データを同時に送信する必要のある複数のSTAが無線ローカルエリアネットワーク内にある場合、これらのSTAはチャネル資源を競合することになる。
IEEE 802.11プロトコルは、すべてのSTAが同じチャネルを使用し、送信要求フレームを送信してチャネル資源を競合することを規制している。したがって、無線ローカルエリアネットワークでは、複数のSTAが送信要求フレームを同時に送信するときには衝突が起こり、APは、いずれかのSTAによって送信される送信要求フレームを正しく受信することができない可能性がある。1つの解決策は、チャネルを複数のサブチャネルに周波数領域で分割することである。STAが各サブチャネルのビジー/アイドル状態を監視して、別々のサブチャネル上でチャネル資源を競合する。しかし、このSTAは各サブチャネルのビジー/アイドル状態を同時に監視する必要があるので、STAの監視処理が複雑になり、さらに、複数のSTAがチャネルアクセスをする場合には時間非同期問題が存在し、その結果、激しい隣接帯域干渉が生じることになる。
たとえば、チャネルが2つのサブチャネルに分割され、サブチャネル1がアイドル状態にあることをSTA1が監視した場合、STA1は送信要求フレームをAPに送信する。この場合、STA1が送信要求フレームを送信する一方で、サブチャネル2がアイドル状態にあることをSTA2が監視し、STA2は送信要求フレームをAPに送信する。したがって、STA1及びSTA2がチャネルアクセスをする場合には時間非同期問題が存在する。APはまず、STA1によって送信された送信要求フレームを受信し、STA1によって送信された送信要求フレームを処理する過程で、APはSTA2によって送信された送信要求フレームを受信する。STA2によって送信された送信要求フレームは、STA1によって送信された送信要求フレームに対し激しい干渉を生成する。つまり、サブチャネル2の信号がサブチャネル1の信号と干渉する。各サブチャネルが特定の帯域幅を周波数領域で占有するので、隣接周波数帯域の信号は互いに激しく干渉する。
本発明の実施形態は、チャネルアクセス方法、装置及びシステムを提供し、STAの監視処理を簡単にすることによって、複数のSTAがチャネルアクセスをするときに時間同期が満たされ、それによって、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにすることができる。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態では以下の技術的解決策が採用される。
第1の態様では、本発明はチャネルアクセス方法を提供し、
局STAによってチャネルのチャネル状態を監視するステップであって、チャネルが少なくとも2つのサブチャネルを含むステップと、
チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップと、
APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定するステップであって、局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報が、APによってデータ伝送のために局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用されるステップと
を含む。
第1の可能な実施方法では、第1の態様に従って、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップは、
チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときにバックオフ処理を実行するステップと、
バックオフ処理が終了した後に送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップと
を含む。
第2の可能な実施方法では、第1の態様又は第1の可能な実施方法と組み合わせて、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップの前に、この方法はさらに、
チャネルから送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルを選択するステップ
を含む。
第3の可能な実施方法では、第2の可能な実施方法に従って、アクセス応答フレームがAPからSTAへ、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを介してフィードバックされる。
第4の可能な実施方法では、第1の態様又は前の3つの可能な実施方法のいずれか1つと組み合わせて、この方法はさらに、局によって、受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをAPに送信するステップを含む。
第5の可能な実施方法では、第4の可能な実施方法に従って、局によって、受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをAPに送信するステップは、
局によって、受信したアクセス応答フレームに含まれる識別情報に従って局のチャネル資源割り当て情報を判定するステップと、
チャネル資源割り当て情報が、チャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、局によってチャネルでDATAフレームをアクセスポイントに送信するステップ、又は
チャネル資源割り当て情報が、少なくとも1つのサブチャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、局によって少なくとも1つのサブチャネルでDATAフレームを送信するステップ
を含む。
第6の可能な実施方法では、第1の態様又は前の3つの可能な実施方法のいずれか1つと組み合わせて、DATAフレームがAPの受信確認を必要とするものである場合、この方法はさらに、
チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを介してAPによって送信された受信確認フレームを受信するステップであって、受信確認フレームが局の識別情報を含む、又は受信確認フレームが局の識別情報及び他の局の識別情報を含む、ステップ
を含む。
第7の可能な実施方法では、第1の態様又は前の3つの可能な実施方法のいずれか1つと組み合わせて、この方法はさらに、局がAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信し、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含まない場合、又は局がAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信しない場合に、チャネルアクセスが失敗であると判定するステップをさらに含み、
チャネルアクセスが失敗である場合に、この方法はさらに、
局によって、チャネルのチャネル状態を再監視するステップ
を含む。
第2の態様では、本発明は局を提供し、
チャネルのチャネル状態を監視するように構成された監視ユニットであって、チャネルが少なくとも2つのサブチャネルを含む監視ユニットと、
チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成された送信ユニットと、
APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定するように構成されたチャネルアクセスユニットであって、局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報は、APによってデータ伝送のために局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用されるチャネルアクセスユニットと
を含む。
第1の可能な実施方法では、第2の態様に従って、送信ユニットはバックオフモジュール及び送信モジュールを含み、
バックオフモジュールは、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、バックオフ処理を実行するように構成され、
送信モジュールは、バックオフモジュールによって実行されたバックオフ処理が終了した後に、送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成される。
第2の可能な実施方法では、第1の態様又は第1の可能な実施方法と組み合わせて、送信ユニットはさらに選択モジュールを含み、
選択モジュールは、チャネルから送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルを選択するように構成される。
第3の可能な実施方法では、第2の可能な実施方法に従って、アクセス応答フレームはAPによってSTAへ、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを介してフィードバックされる。
第4の可能な実施方法では、第2の態様又は前の3つの可能な実施方法のいずれか1つと組み合わせて、この局はデータ伝送ユニットをさらに含み、
データ伝送ユニットは、チャネルアクセスが成功である場合に、チャネルアクセスユニットによって受信されたアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをアクセスポイントAPに送信するように構成される。
第5の可能な実施方法では、第4の可能な実施方法に従って、データ伝送ユニットは判定モジュール及びデータ送信モジュールを含み、
判定モジュールは、チャネルアクセスユニットによって受信されたアクセス応答フレームに含まれる識別情報に従って局のチャネル資源割り当て情報を判定するように構成され、
データ送信モジュールは、判定モジュールによって判定されたチャネル資源割り当て情報が、チャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、チャネルでDATAフレームをアクセスポイントに送信するように構成され、又は、判定モジュールによって判定されたチャネル資源割り当て情報が、少なくとも1つのサブチャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、少なくとも1つのサブチャネルでDATAフレームを送信するように構成される。
第6の可能な実施方法では、第4又は第5の可能な実施方法のいずれか1つと組み合わせて、局はさらにデータ受信確認ユニットを含み、
データ受信確認ユニットは、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを介してAPによって送信された受信確認フレームを受信するように構成され、受信確認フレームは局の識別情報を含む、又は受信確認フレームは局の識別情報及び他の局の識別情報を含む。
第7の可能な実施方法では、第2の態様又は前の3つの可能な実施方法のいずれか1つと組み合わせて、チャネルアクセスユニットはさらに、APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含まない場合、又はAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信されない場合に、チャネルアクセスが失敗であると判定するように構成され、
監視ユニットはさらに、チャネルアクセスが失敗である場合にチャネルのチャネル状態を再監視するように構成される。
第3の態様では、本発明は、アクセスポイント、及び上述の少なくとも2つの局を含むチャネルアクセスシステムを提供する。
本発明の実施形態は、チャネルアクセス方法、装置及びシステムを提供し、STAがチャネルのチャネル状態を監視して、チャネルがアイドル状態にあるときに送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを通して送信し、APは、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームをすべて又は一部のSTAに返信し、STAが、受信したアクセス応答フレームに従って、チャネルアクセスが成功であるかどうかを知る。さらに、チャネルアクセスが成功である場合、STAがDATAフレームを、アクセス応答フレームに含まれるチャネル資源割り当て情報に従ってサブチャネル又はチャネルで送信する。このようなチャネルアクセス方法によって、STAがチャネル全体のビジー/アイドル状態を監視するだけでよくなり、それによってSTAの監視処理を簡単にする。さらに、チャネル全体がアイドル状態にあるときだけ、これらのSTAは、少なくとも1つのサブチャネルを同時に選択して送信要求フレームをAPに送信してもよい。これは、チャネルアクセスの際の時間同期を満たし、さらに、受信した送信要求フレームをAPが一様に処理することを可能にし、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにする。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、実施形態又は従来技術の説明に必要な添付の図面についての簡潔な概説を以下に示す。明らかに、添付の図面は以下の説明において本発明の実施形態の一部にすぎず、これらに基づいて当業者には、何らの創造的な努力もなしに他の図面を得ることが可能である。
本発明の実施形態によって提供されたチャネルアクセス方法の流れ図である。 本発明の実施形態によって提供された、チャネルアクセス成功後のデータ伝送方法の流れ図である。 本発明の実施形態によって提供されたチャネル分割の概略図である。 本発明の実施形態によって提供されたチャネルアクセスシナリオの概略図である。 本発明の実施形態によって提供されたチャネルアクセス方法の流れ図である。 本発明の実施形態によって提供された、チャネルアクセス成功後のデータ伝送の方法の概略図ある。 本発明の実施形態によって提供された、チャネルアクセス成功後のデータ伝送の他の方法の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された局の装置構成の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された他の局の装置構成の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された他の局の装置構成の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された他の局の装置構成の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された他の局の装置構成の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された他の局の装置構成の概略図である。 本発明の実施形態によって提供された局のエンティティ装置構成の概略図である。
本発明の実施形態における技術的解決策についての明確で完全な説明を、本発明の実施形態の添付の図面と併せて以下に示す。明らかに、説明される実施形態は本発明の実施形態の一部にすぎず、全部ではない。本発明の実施形態に基づいて何らの創造的な努力もなしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に入る。
本発明は、チャネルアクセス方法を提供する。図1に示されるように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ101、局STAは、チャネルのチャネル状態を監視し、このチャネルは少なくとも2つのサブチャネルを含む。
チャネルのチャネル状態は、チャネルがアイドル状態にあること、又はチャネルがビジー状態にあることを含む。チャネル内に含まれるサブチャネルは互いに直交している。
具体的には、局STAによってチャネルのチャネル状態を監視することは、STAが、チャネル全体のエネルギー信号の強度が予め設定された閾値に達しているかどうかを監視することを含む。この閾値は、チャネル全体のエネルギー信号の強度が達することのできる臨界値である。つまり、チャネル全体のエネルギー信号の強度が予め設定された閾値以上であることをSTAが監視した場合には、チャネルはビジー状態にあり、チャネル全体のエネルギー信号の強度が予め設定された閾値未満であることをSTAが監視した場合には、チャネルはアイドル状態にある。
例として、チャネルが、サブチャネル1及びサブチャネル2としてそれぞれ示される2つのサブチャネルに分割される場合、これら2つのサブチャネルは互いに直交しており、同時に、エネルギー信号の強度が達することのできる臨界値が−72dBmに設定されている。局がチャネルアクセスする必要があるとき、局はまず、チャネルのビジー/アイドル状態を監視し、チャネルのエネルギー信号の強度が−72dBmより大きい場合には、チャネルはビジー状態にあり、チャネルのエネルギー信号の強度が−72dBmより小さい場合には、チャネルはアイドル状態にある。
ステップ102、STAは、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたとき、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信する。
任意選択で、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたとき、STAは送信要求フレーム(RTS、Request to Send)をアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して直接送信する。
又は任意選択で、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたとき、STAはバックオフ処理を実行し、STAは送信要求フレームをアクセスポイントAPに、バックオフ処理が終了した後にチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを通して送信する。
さらに、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたとき、局は、送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信する前に、局は、送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルをチャネルから選択する。
任意選択で、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたとき、局はまず、チャネルから少なくとも1つのサブチャネルを選択し、次に、選択されたサブチャネルに対しバックオフ処理を実行する。バックオフ処理が終了した後、STAは送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信する。
又は任意選択で、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたとき、STAは、チャネル全体を基礎としてチャネル全体でバックオフ処理を実行し、バックオフ処理が終了した後、STAはまず、チャネルから少なくとも1つのサブチャネルを選択し、次に、送信要求フレームをAPにチャネル内の選択された少なくとも1つのサブチャネルを介して送信する。
もちろん局は、送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルをチャネルからランダムに選択してもよく、その選択の方法はこれに限定されない。
例として、無線ローカルエリアネットワーク内に2つの局があり、チャネルが2つのサブチャネルに分割されると仮定する。
例として、チャネルがアイドル状態にあった持続時間が分散協調機能フレーム間間隔(DIFS、DCF Interframe Space)期間に達したことをSTAが監視したときに、STAはチャネル全体のビジー/アイドル状態を、バックオフタイマを開始するための基準とみなし、バックオフ処理を実行するためにバックオフ時間2Tを選択してもよい。
分散協調機能(DCF、distribution coordination function)は分散媒体アクセス制御機構であり、その主な役目は、同じ無線チャネルを共有する無線ノードによるチャネルへのアクセスを制御することである。DCFプロトコルでは、データを送信し始める前に、局はチャネルがアイドル状態にあるかどうかを監視する必要がある。チャネルがすでにアイドルになっている場合、局はなお、DIFS期間の間待つ必要があり、その後にデータの送信を開始し、DIFS期間の間中のいずれかの時点でチャネルがビジーであることが監視された場合には、局はデータの送信を延期しなければならない。
DIFS期間が経過し、そのDIFS期間中にチャネルがアイドルであった場合、局はバックオフ処理を開始し、局はバックオフアルゴリズムに従ってバックオフ時間を選択し、バックオフタイマを設定する。IEEE802.11に採用されている2値ランダムバックオフアルゴリズムの乱数の生成規則は、データを送信する前に、ノードがまず、チャネルがアイドルであるかどうかを監視し、チャネルがアイドルである場合、ノードは、チャネルがDIFS期間に連続してアイドルであったことをノードが監視した後にデータを送信してもよく、チャネルがビジーである場合には、ノードは、現在のデータ伝送が終了した後に、バックオフタイマの初期値として機能するランダムバックオフ時間を生成するというものである。このバックオフ時間は、0〜コンテンションウィンドウ(CW、Contention Window)から選択された乱数であり、単位としてタイムスロットを使用する。その後、チャネルがタイムスロットでアイドルになると、バックオフタイマは1を引く。その間に局がデータを送信した場合、残りの局のタイマはフリーズされ、DIFS期間にチャネルが再びアイドルになった場合には、バックオフタイマはフリーズ解除され、タイマの値が0になるまで数をカウントダウンし続け、局はデータを送信し始める。コンテンションウィンドウのサイズはCWmin(Contention Window minimum)から始まり、1つの衝突が起きるたびに、コンテンションウィンドウはCWmax(Contention Window maximum)に達するまで倍だけ増加する。コンテンションウィンドウが大きいほど同じランダムバックオフ時間を選択する可能性が小さくなり、また衝突を解決するためのバックオフタイマ機構の能力が大きくなる。しかし、コンテンションウィンドウが大きいほどバックオフ時間が長くなり、その結果として不必要な遅延が生じ得る。したがって、データ伝送が成功であるとき、又は再伝送が連続して複数回失敗であるときには、CWのサイズがCWminにリセットされる。
フレーム間間隔DIFS及びバックオフ時間2Tは、既存のプロトコルIEEE802.11規格における表現であり、フレーム間間隔DIFSは34μsであり、Tはバックオフ時間の最小単位で9μsである。
例として、無線ローカルエリアネットワーク内に2つの局があると仮定する。これらの局はそれぞれSTA1及びSTA2と呼ばれる。2つの局がチャネルアクセスする必要があるとき、2つの局はチャネルのビジー/アイドル状態を監視する。チャネルがアイドル状態にあること、及びチャネルがアイドル状態にあった持続時間がDIFS期間に達したことが監視された場合、STAは、チャネル状態に従ってバックオフタイマを開始することを選択し、STA1及びSTA2のバックオフ時間は2Tになる。
バックオフ時間が2Tに達した後、STA1及びSTA2は、チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルをランダムに選択してRTS1フレーム及びRTS2フレームをAPに送信する。
任意選択で、STA1はサブチャネル1を選択してRTS1フレームをAPに送信し、STA2はサブチャネル2を選択してRTS2フレームをAPに送信する。
又は任意選択で、STA1はサブチャネル2を選択してRTS1フレームをAPに送信し、STA2はサブチャネル1を選択してRTS2フレームをAPに送信する。
又は任意選択で、STA1はサブチャネル1を選択してRTS1フレームをAPに送信し、STA2はサブチャネル1を選択してRTS2フレームをAPに送信する。
又は任意選択で、STA1はサブチャネル2を選択してRTS1フレームをAPに送信し、STA2はサブチャネル2を選択してRTS2フレームをAPに送信する。
それに応じてAPは、STAによって送信された送信要求フレームを受信する。
具体的にはAPは、STAによって送信された送信要求フレームを正常に受信できることもあれば、STAによって送信された送信要求フレームを正常に受信できないこともある。すなわち、STAが送信要求フレームをチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信したときに、他の局によって送信された送信要求フレームがSTAによって選択されたサブチャネル上にない場合には、APは、STAによって送信された送信要求フレームを正常に受信することができ、他の局によって送信された送信要求フレームが、STAが送信要求フレームを送信するサブチャネル上にある場合には、STA及び他の局によって送信された各送信要求フレームは互いに衝突し、結果としてAPは、局によって送信された送信要求フレームを正常に受信することができない可能性がある。
例として、STA1がRTS1フレームをAPにサブチャネル1を介して送信し、STA2がRTS2フレームをAPにサブチャネル2を介して送信する場合、又はSTA1がRTS1フレームをAPにサブチャネル2を介して送信し、STA2がRTS2フレームをAPにサブチャネル1を介して送信する場合、STA1及びSTA2がそれぞれ送信要求フレームをサブチャネル1及びサブチャネル2を介して送信し、またサブチャネル1とサブチャネル2は、ステップS101に従って互いに直交することが分かっているので、APは、STA1及びSTA2によって送信されたRTSフレームを正常に受信することができる。STA1がAPに近く、STA2がAPから遠い場合、チャネルフェージングなどの無線チャネルの特性により、APは、STA1によって送信されたRTS1フレームは正常に受信できるが、STA2によって送信されたRTS2フレームは正常に受信できない可能性がある。
STA1がRTS1フレームをAPにサブチャネル1を介して送信し、STA2がRTS2フレームをAPにサブチャネル1を介して送信する場合、又はSTA1がRTS1フレームをAPにサブチャネル2を介して送信し、STA2がRTS2フレームをAPにサブチャネル2を介して送信する場合、STA1とSTA2の両方がRTS1フレーム及びRTS2フレームをサブチャネル1又はサブチャネル2を介して送信するので、RTS1フレームとRTS2フレームは互いに衝突する可能性があり、またAPは、STA1及びSTA2から送信されたRTS1フレーム又はRTS2フレームを正常に受信できない可能性がある。STA1によってRTS1フレームを送信するための送信電力が、STA2によってRTS2フレームを送信するための送信電力よりもずっと大きい場合、APは、STA1から送信されたRTS1フレームは正常に受信できるが、STA2から送信されたRTS2フレームは正常に受信できない可能性がある。
ステップ103、APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、アクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定され、局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報は、APによってデータ伝送のために局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用される。
具体的には、STAがAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信し、アクセス応答フレームが局の識別情報及び局のチャネル資源割り当て情報を含むとき、チャネルアクセスは成功している。
アクセス応答フレームは、APからSTAへ、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを通してフィードバックされる。
アクセス応答フレームは、局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含み、チャネルアクセスに成功している他の局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報は含まない。又はアクセス応答フレームは、局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含み、またチャネルアクセスに成功している他の局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報も含む。
好ましくは、APによって返信されたアクセス応答フレームは、局の識別情報及びチャネル資源情報を含み、またチャネルアクセスに成功している他の局の識別情報及びチャネル資源情報を含み、このアクセス応答フレームは、チャネルを介して局へフィードバックされてもよい。
任意選択で、APによって返信されたアクセス応答フレームは、局の識別情報及びチャネル資源情報を含み、チャネルアクセスに成功している他の局の識別情報又はチャネル資源情報は含まず、このアクセス応答フレームは、チャネルを介して局へフィードバックされてもよい。
又は任意選択で、APによって返信されたアクセス応答フレームは、局の識別情報及びチャネル資源情報を含み、またチャネルアクセスに成功している他の局の識別情報及びチャネル資源情報を含み、このアクセス応答フレームは、局によって選択されたサブチャネルを介して局へフィードバックされてもよい。
又は任意選択で、APによって返信されたアクセス応答フレームは、局の識別情報及びチャネル資源情報を含み、チャネルアクセスに成功している他の局の識別情報及びチャネル資源情報は含まず、このアクセス応答フレームは、局によって選択されたサブチャネルを介して局へフィードバックされてもよい。
例として、APがSTA1によって送信されたRTS1フレーム、及びSTA2によって送信されたRTS2フレームを正常に受信した場合、APは、STA1及びSTA2のチャネルアクセスが成功であることを示すために、アクセス応答フレームをSTA1及びSTA2に返信する必要がある。
APによって返信されたアクセス応答フレームは、APによってSTA1及びSTA2にランダムに割り当てられたチャネル資源についての情報を含む。具体的には、APは、サブチャネル1をSTA1に割り当て、サブチャネル2をSTA2に割り当てもよく、又はサブチャネル2をSTA1に割り当て、サブチャネル1をSTA2に割り当てもよく、又はチャネル全体をSTA1に割り当て、かつチャネル全体をSTA2に割り当てもよい。
好ましくは、APはグループ送信可(G−CTS、Group Clear to Send)フレームを返信し、このフレームをSTA1及びSTA2にチャネル全体を介してフィードバックしてもよい。G−CTSフレームは、STA1及びSTA2の識別情報を含み、またAPによってSTA1及びSTA2にランダムに割り当てられたサブチャネルについての情報を含む。
任意選択で、APは送信可(CTS、Clear to Send)フレームをSTA1及びSTA2それぞれにチャネル全体を介して返信してもよい。すなわちAPは、短フレーム間間隔(SIFS、Short Interframe space)期間待った後に、CTS1フレームをSTA1にチャネル全体を介して返信し、CTS2フレームをSTA2にチャネル全体を介して、返信してもよい。CTS1フレームは、対応する局STA1の識別情報、及びAPによってSTA1に割り当てられたチャネル資源についての情報だけを含み、CTS2フレームは、対応する局STA2の識別情報、及びAPによってSTA2に割り当てられたチャネル資源についての情報だけを含む。
又は任意選択でAPは、G−CTSフレームをSTA1及びSTA2にサブチャネルを介して返信してもよい。すなわちAPは、G−CTSフレームをSTA1に、STA1によって選択されたサブチャネル1を介して返信し、G−CTSフレームをSTA2に、STA2によって選択されたサブチャネル2を介して返信する。
又は任意選択でAPは、CTS1フレーム及びCTS2フレームをSTA1及びSTA2にサブチャネルを通して返信してもよい。すなわちAPは、CTS1フレームをSTA1に、STA1によって選択されたサブチャネル1を通して返信し、CTS2フレームをSTA2に、STA2によって選択されたサブチャネル2を通して返信する。
局のチャネルアクセスが成功であることがステップ101〜103から分かる。局がチャネルアクセスに成功し、かつ伝送されるべきデータを有している場合には、図2に示されるように、ステップ104がさらに実行される。
ステップ104、局は、受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをAPに送信する。
局によって、受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをアクセスポイントに送信することは、
局によって、受信したアクセス応答フレームに含まれる識別情報に従って局のチャネル資源割り当て情報を判定すること、及び
チャネル資源割り当て情報が伝送のためにチャネルを使用することについてのインジケーション情報が含む場合、局によってDATAフレームをアクセスポイントにチャネルで送信すること、又は
チャネル資源割り当て情報が少なくとも1つのサブチャネルを使用することによって伝送することについてのインジケーション情報を含む場合、局によってDATAフレームを少なくとも1つのサブチャネルで送信すること
を含む。
例として、ステップ101〜103の後で、STA1及びSTA2がチャネルアクセスに成功し、かつデータを送信する必要がある場合、STA1及びSTA2は、APによって送信されたG−CTSフレームに含まれるチャネル資源割り当て情報に従ってデータフレームをAPに送信する。この場合APは、サブチャネル1をSTA1に割り当て、サブチャネル2をSTA2に割り当て、次にSTA1及びSTA2が、チャネルがアイドルであるSIFS期間待った後に、STA1はDATA1フレームをAPにサブチャネル1で送信し、STA2はDATA2フレームをAPにサブチャネル2で送信する。
また、例として、ステップ101〜103の後で、STA1及びSTA2がチャネルアクセスに成功し、かつデータを送信する必要がある場合、STA1及びSTA2は、APによって送信されたG−CTSフレームに含まれるチャネル資源割り当て情報に従ってデータフレームをAPに送信する。この場合APは、チャネル全体をSTA1に割り当て、またチャネル全体をSTA2に割り当て、次にSTA1は、チャネルがアイドルであるSIFSの間待った後に、DATA1フレームをAPにチャネル全体で送信し、STA2は、チャネルがアイドルであるSIFSの間さらに待った後に、DATA2フレームをAPにチャネル全体で送信する。
さらに、STAによって送信されたデータがAPの受信確認を必要としないものである場合、この方法は、ステップ104が完了しているならば終了し、STAによって送信されたデータがAPの受信確認を必要とするものである場合には、ステップ104が実行された後に、ステップ105がさらに実行される。
ステップ105、STAによって送信されたデータがAPの受信確認を必要とするものである場合、APは受信確認フレームを局へ返信し、それに応じてSTAは、APによって送信された受信確認フレームを、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを介して受信する。この場合、受信確認フレームは局の識別情報を含む、又は受信確認フレームは局の識別情報及び他の局の識別情報を含む。
好ましくは、APは、チャネル全体を通してデータの送信が成功であるSTAのグループ受信確認(G−ACK、Group Acknowledgement)フレームを局に送信してもよい。このG−ACKフレームは、データの送信が成功である複数のSTAの受信確認メッセージを集約することによってAPによって形成される。すなわち、G−ACKフレームは、局の識別情報及び他の局の識別情報を含む。
任意選択で、APはACK(Acknowledgement)フレームを1つずつ、STAによって選択されたサブチャネルを通してデータの送信が成功であるSTAに返信してもよい。
又は任意選択で、APはACKフレームを、チャネル全体を通して1つずつデータの送信が成功であるSTAに返信してもよい。
又は任意選択で、APはG−ACKフレームを、STAによって選択されたサブチャネルを通してデータの送信が成功であるSTAに返信してもよい。
例として、ステップ104の後でAPが、STA1によってサブチャネル1で送信されたDATA1フレームと、STA2によってサブチャネル2で送信されたDATA2フレームとを受信する場合に、かつAPが受信したデータを受信確認する必要がある場合に、APは受信したデータを様々な方法で受信確認してもよい。
好ましくは、APは、STAによって送信されたDATAフレームを受信し、SIFS期間待った後に、G−ACKフレームをSTA1及びSTA2にチャネル全体を通して返信してもよい。このG−ACKフレームは、STA1及びSTA2の受信確認識別情報を含む。
任意選択で、APがSTAによって送信されたDATAフレームを受信し、SIFS期間待った後に、APはACK1フレームをSTA1に、STA1によって選択されたサブチャネル1を通して返信し、またACK2フレームをSTA2に、STA2によって選択されたサブチャネル2を通して返信してもよい。この場合、ACK1はSTA1の受信確認識別情報だけを含み、ACK2はSTA2の受信確認識別情報だけを含む。
又は任意選択で、APは、STAによって送信されたDATAフレームを受信し、ACK1フレームをSTA1へ、またACK2フレームをSTA2へ1つずつ、チャネル全体を通して返信してもよい。すなわち、APは、ACK1フレームをSTA1にチャネル全体を通してSIFS期間待った後に送信し、またACK2フレームをSTA2にチャネル全体を通してSIFS期間さらに待った後に送信する。
又は任意選択で、APは、STAによって送信されたDATAフレームを受信し、G−ACKフレームをSTA1に、STA1によって選択されたサブチャネル1を通して返信し、またG−ACKフレームをSTA2に、STA2によって選択されたサブチャネル2を通して返信してもよい。
チャネルアクセスが失敗である場合、ステップ106が実行される。
ステップ106、チャネルアクセスが失敗である場合、局はチャネルのチャネル状態を再監視する。
局のアクセス失敗は、局がAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信し、アクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含まない場合、又は局がAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信しない場合に、チャネルアクセスが失敗することを含む。
本発明の実施形態はチャネルアクセス方法、装置及びシステムを提供し、STAがチャネルのビジー/アイドル状態を監視して、チャネルがアイドル状態にあるときに、送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信し、APは、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームをSTAのすべて又は一部に返信し、STAが、受信したアクセス応答フレームに従って、チャネルアクセスが成功であるかどうかを知る。さらに、チャネルアクセスが成功である場合には、STAがDATAフレームを、アクセス応答フレーム内に含まれるチャネル資源割り当て情報に従ってサブチャネル又はチャネルで送信する。このようなチャネルアクセス方法によって、STAはチャネル全体のビジー/アイドル状態を監視するだけでよくなり、それによってSTAの監視処理を簡単にする。さらに、チャネル全体がアイドル状態にあるときだけ、これらのSTAは、少なくとも1つのサブチャネルを同時に選択して送信要求フレームをAPに送信してもよい。これは、チャネルアクセスの際の時間同期を満たし、さらに、受信した送信要求フレームをAPが一様に処理することを可能にし、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにする。
本発明ではさらに、チャネルアクセス及びデータ伝送の上記の方法を詳細に説明するために、以下の特定の実施形態を提供する。一例として、図3に示されるOFDMA方式では、合計で16個の、1〜16の番号が付けられている利用可能なサブキャリアがチャネル内にあると仮定する。これら16個のサブキャリアは4つのサブチャネルに分割され、サブキャリア1〜サブキャリア4がサブチャネル1を形成し、サブキャリア5〜サブキャリア8がサブチャネル2を形成し、サブキャリア9〜サブキャリア12がサブチャネル3を形成し、サブキャリア13〜サブキャリア16がサブチャネル4を形成する。その一方で、DATAフレームを1つのAPに送信する必要がある8つのSTAがあり、図4に示されるように、8つのSTAはそれぞれ、STA1、STA2、STA3、STA4、STA5、STA6、STA7及びSTA8と印が付けられている。図4の8つのSTAは、図3に示されるチャネルを通してチャネルアクセス及びデータ伝送をする必要がある。
DATAフレームをAPに送信する前に、STAはまずチャネルアクセス処理をする必要があり、上述のシナリオに基づいて、図5に示されるようにチャネルアクセス方法に関する特定の実施形態が以下に提供される。
実施形態1
ステップ501、8つのSTAはチャネルのビジー/アイドル状態を監視する。チャネルがアイドル状態にあった持続時間がDIFS期間に達した場合にはステップ502に進み、その他の場合にはステップ501にとどまる。
具体的には、チャネルは4つのサブチャネルに分割され、これら4つのサブチャネルは互いに直交する。チャネル内のエネルギー信号の強度が予め設定された閾値以上である場合、チャネルはビジー状態にあると判定され、チャネル内のエネルギー信号の強度が予め設定された閾値未満である場合、チャネルはアイドル状態にあると判定される。
ステップ502、STA1、STA2、STA3及びSTA4によって選択されたバックオフ時間がすべて2Tであり、STA5、STA6、STA7及びSTA8によって選択されたバックオフ時間がすべて2Tより大きいと仮定され、次にバックオフ処理が実行される。
ステップ503、2T期間の後、バックオフ時間を2Tになるよう選択するSTAは、サブチャネルをランダムに選択してRTSフレームをAPに送信し、次にステップ504へ進み、2Tより大きいバックオフ時間を選択するSTAはステップ501へ進む。
具体的には、STA1、STA2、STA3及びSTA4によって送信されたRTSフレームはそれぞれ、RTS1フレーム、RTS2フレーム、RTS3フレーム及びRTS4フレームと印が付けられる。図5に示されるように、STA1はサブチャネル1をランダムに選択してRTS1フレームをAPに送信し、STA2はサブチャネル2をランダムに選択してRTS2フレームをAPに送信し、STA3はサブチャネル3をランダムに選択してRTS3フレームをAPに送信し、STA4はサブチャネル3をランダムに選択してRTS4フレームをAPに送信する。
ステップ504、APは、STA1及びSTA2によって送信されたRTS1フレーム及びRTS2フレームを正常に受信する。SIFS期間待った後に、APはG−CTSフレームをチャネルを介して送信する。このG−CTSフレームは、チャネル資源の割り当て情報を含み、それに応じてSTA1、STA2、STA3及びSTA4は、APによって送信されたG−CTSフレームを受信する。
具体的には、STA1及びSTA2は、RTS1フレーム及びRTS2フレームをそれぞれサブチャネル1及びサブチャネル2を介して送信する。すなわち、1つのSTAだけがRTSフレームをサブチャネル1及びサブチャネル2のそれぞれで送信し、RTSフレームを送信する他のSTAはなく、したがって衝突が生成されず、APは、STA1及びSTA2によって送信されたRTS1フレーム及びRTS2フレームを正常に受信することができる。
STA3及びSTA4は、同じサブチャネル3を選択してRTS3フレーム及びRTS4フレームを送信するので、RTS3フレームとRTS4フレームは互いに衝突し、結果としてAPは、RTS3フレーム及びRTS4フレームを正常に受信できなくなる。
さらに、SIFS期間待った後に、APは、受信したRTSフレームに従ってG−CTSフレームをチャネル全体を通して送信し、それに応じてSTA1、STA2、STA3及びSTA4は、図5に示されるように、APによって送信されたG−CTSフレームを受信する。G−CSTフレームは、APによってSTA1及びSTA2に割り当てられたチャネル資源についての情報を含み、APによってSTA3及びSTA4に割り当てられたチャネル資源についての情報は含まない。APは、サブチャネル1及びサブチャネル2をSTA1にランダムに割り当て、またサブチャネル3及びサブチャネル4をSTA2にランダムに割り当て、APは、サブチャネルをSTA3及びSTA4に割り当てる必要はない。したがって、G−CTSフレームに含まれる情報に従って、局は、STA1及びSTA2のチャネルアクセスは成功し、STA3及びSTA4のチャネルアクセスは失敗であることを知る。
本発明の実施形態はチャネルアクセス方法を提供し、STAがチャネルのビジー/アイドル状態を監視して、チャネルがアイドル状態にあるときに、送信要求フレームをAPにチャネル内のサブチャネルを介して送信し、APは、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームをすべて又は一部のSTAに返信し、STAは、受信したアクセス応答フレームに従って、チャネルアクセスが成功であるかどうかを知る。このようなチャネルアクセス方法によって、STAはチャネル全体のビジー/アイドル状態を監視するだけでよくなり、それによってSTAの監視処理を簡単にする。さらに、チャネル全体がアイドル状態にあるときだけ、これらのSTAは、少なくとも1つのサブチャネルを同時に選択して送信要求フレームをAPに送信することができる。これは、チャネルアクセスの際の時間同期を満たし、さらに、受信した送信要求フレームをAPが一様に処理することを可能にし、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにする。
STA1及びSTA2がチャネルアクセスに成功し、次に、STA1及びSTA2がデータ伝送をする必要がある場合に、STA1及びSTA2は、受信したアクセス応答フレームに従ってDATAフレームをAPに送信することが、実施形態1から分かる。2つの特定の実施形態が、アクセス応答フレームに含まれデータ伝送のためにAPによってSTA1及びSTA2に割り当てられる、別々のチャネル資源について提供される。
実施形態2
本実施形態は、実施形態1のステップ501〜504を含む、チャネルアクセスが成功である場合のデータ伝送の方法を提供する。ステップ501〜504は、本実施形態ではステップ601〜604であり、ここでは重複して繰り返さない。図6に示されるように、本実施形態はさらに以下のステップを含む。
ステップ605、STA1及びSTA2が受信したG−CTSフレームに従って、チャネルがアイドルであるSIFS期間待った後に、STA1はDATA1フレームをAPにサブチャネル1及びサブチャネル2で送信し、STA2はDATA2フレームをAPにサブチャネル3及びサブチャネル4で送信する。それに応じてAPは、STA1によって送信されたDATA1フレーム、及びSTA2によって送信されたDATA2フレームを受信する。
具体的には、STA1、STA2、STA3及びSTA4は、チャネルを介してAPによって送信されたG−CTSフレームを受信する。G−CTSフレームは、STA1及びSTA2のチャネル資源割り当て情報だけを含み、STA3及びSTA4のチャネル資源割り当て情報は含まないので、図6に示されるように、STA1及びSTA2が、チャネルがアイドルであるSIFS期間待った後に、STA1はDATA1フレームをAPにサブチャネル1及びサブチャネル2で送信し、STA2はDATA2フレームをAPにサブチャネル3及びサブチャネル4で送信する。
STA1及びSTA2によって送信されたデータ(たとえば、ブロードキャストフレーム、マルチキャストフレーム)がAPの受信確認を必要としないものである場合、APは、STAによって送信されたデータを受信するだけでよくなり、すなわち、この方法はステップ605が完了しているならば終了する。
STA1及びSTA2によって送信されたデータがAPの受信確認を必要とするものである場合、ステップ606が実行される。
ステップ606、APは、SIFS期間待った後にG−ACKフレームをチャネル全体を介して返信する。
図6に示されるように、APは、STA1及びSTA2によって送信されたDATA1フレーム及びDATA2フレームを受信し、G−ACKフレームをSTA1及びSTA2に、SIFS期間待った後にチャネル全体を通して返信する。この場合APは、G−ACKフレーム内のSTA1及びSTA2の受信確認情報を集約する。
本発明の実施形態はチャネルアクセス方法、装置及びシステムを提供し、STAは、チャネルのビジー/アイドル状態を監視して、チャネルがアイドル状態にあるときに、送信要求フレームをAPにチャネル内の1つのサブチャネルを介して送信し、APは、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームをすべて又は一部のSTAに返信する。さらに、これらのSTAは、APによって送信されたアクセス応答フレームを受信し、またDATAフレームを、APによって送信されたアクセス応答フレームに含まれるチャネル資源割り当て情報に従って割り当てられたサブチャネルで送信する。このようなチャネルアクセス方法によって、STAはチャネル全体のビジー/アイドル状態を監視するだけでよくなり、それによってSTAの監視処理を簡単にする。さらに、チャネル全体がアイドル状態にあるときだけ、これらのSTAは、チャネル内の1つのサブチャネルを同時に選択して送信要求フレームをAPに送信することができる。これは、チャネルアクセスの際の時間同期を満たし、さらに、受信した送信要求フレームをAPが一様に処理することを可能にし、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにする。
実施形態3
本実施形態はさらに、チャネルアクセスが成功である場合のデータ伝送の方法を説明するための他の特定の実施形態を以下に詳細に提供する。
本実施形態では、この方法は、実施形態1のステップ501〜504を含み、これらは本実施形態ではステップ701〜704であり、ここでは重複して繰り返さない。図7に示されるように、本実施形態はさらに以下のステップを含む。
ステップ705、受信したG−CTSフレームに従ってSTA1は、チャネルがアイドルであるSIFS期間待ち、次にDATA1フレームをAPにチャネル全体で送信し、STA2は、チャネルがアイドルであるSIFS期間待ち、次にDATA2フレームをAPにチャネル全体で送信する。それに応じてAPは、図7に示されるように、STA1によって送信されたDATA1フレーム、及びSTA2によって送信されたDATA2フレームを受信する。
STA1及びSTA2によって送信されたデータ(たとえば、ブロードキャストフレーム、マルチキャストフレーム)がAPの受信確認を必要としないものである場合、APは、STAによって送信されたデータを受信するだけでよくなり、すなわち、この方法はステップ705が完了しているならば終了する。
STA1及びSTA2によって送信されたデータがAPの受信確認を必要とするものである場合、ステップ706が実行される。
ステップ706、図7に示されるように、STA1によって送信されたDATA1フレームを受信し、SIFS期間待った後に、APはACK1フレームをチャネル全体を介して返信し、またSTA2によって送信されたDATA2フレームを受信し、SIFS期間待った後、APはACK2フレームをチャネル全体を介して返信する。
本発明の実施形態はチャネルアクセス方法、装置及びシステムを提供し、STAがチャネルのビジー/アイドル状態を監視して、チャネルがアイドル状態にあるときに、送信要求フレームをAPにチャネル内の1つのサブチャネルを介して送信し、APは、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームをすべて又は一部のSTAに返信する。さらに、STAのチャネルアクセスが成功である場合、そのSTAはDATAフレームを、アクセス応答フレームに含まれるチャネル資源割り当て情報に従ってチャネルで送信する。このようなチャネルアクセス方法によって、STAはチャネル全体のビジー/アイドル状態を監視するだけでよくなり、それによってSTAの監視処理を簡単にする。さらに、チャネル全体がアイドル状態にあるときだけ、これらのSTAは、チャネル内の1つのサブチャネルを同時に選択して送信要求フレームをAPに送信することができる。これは、チャネルアクセスの際の時間同期を満たし、さらに、受信した送信要求フレームをAPが一様に処理することを可能にし、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにする。
本発明の実施形態は局を提供する。この局内のそれぞれの機能モジュールは、実行本体としての局を用いた上述の方法のステップに対応し、ここでは詳細に説明しない。図8に示すように、局80は、
チャネルのチャネル状態を監視するように構成された監視ユニットであって、チャネルが少なくとも2つのサブチャネルを含む監視ユニット801と、
チャネルがアイドル状態にあることを監視ユニット801が監視したときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成された送信ユニット802と、
APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定するように構成されたチャネルアクセスユニット803と
を含む。
さらに、送信ユニット802は、図9に示すように、バックオフモジュール804及び送信モジュール805を含む。
バックオフモジュール804は、チャネルがアイドル状態にあることを監視ユニット801が監視したときにバックオフ処理を実行するように構成される。
送信モジュール805は、バックオフモジュール804がバックオフ処理を実行した後に送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成される。
さらに、送信ユニット802は選択モジュール806をさらに含み、選択モジュール806は、送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルをチャネルから選択するように構成される。
任意選択で、選択モジュール806は、図10(a)に示されるように、バックオフモジュール804の前に位置してもよい。
又は任意選択で、選択モジュール806はまた、図10(b)に示されるように、バックオフモジュール804の後ろにも位置してもよい。
STAがチャネルアクセスに成功し、かつデータを送信する必要がある場合、局80はさらに、図11に示されるように、データ伝送ユニット807を含む。データ伝送ユニット807は、チャネルアクセスユニット803のチャネルアクセスが成功である場合に、チャネルアクセスユニット803によって受信されたアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをアクセスポイントAPに送信するように構成される。
さらに、データ伝送ユニット807は、図12に示されるように、判定モジュール808及びデータ送信モジュール809を含む。
判定モジュール808は、チャネルアクセスユニット803によって受信されたアクセス応答フレームに含まれる識別情報に従って局のチャネル資源割り当て情報を判定するように構成される。
データ送信モジュール809は、判定モジュール808によって判定されたチャネル資源割り当て情報が、チャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、チャネルでDATAフレームをアクセスポイントに送信するように構成され、又は、判定モジュール808によって判定されたチャネル資源割り当て情報が、少なくとも1つのサブチャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、少なくとも1つのサブチャネルでDATAフレームを送信するように構成される。
任意選択で、STAによって送信されたデータがAPに受信確認フレームを返信することを要求するものである場合、局80はさらに、図13に示されるように、データ受信確認ユニット810を含む。
データ受信確認ユニット810は、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを通してAPによって送信された受信確認フレームを受信するように構成され、受信確認フレームは局の識別情報を含む、又は受信確認フレームは局の識別情報及び他の局の識別情報を含む。
さらに、チャネルアクセスユニット803は、APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつアクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含まない場合、又はAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信されない場合に、チャネルアクセスが失敗であると判定するようにさらに構成される。
監視ユニット801はさらに、チャネルアクセスが失敗である場合にチャネルのチャネル状態を再監視するように構成される。
本発明はさらに、アクセスポイント及び上述の少なくとも2つの局を含むチャネルアクセスシステムを提供し、
このアクセスポイントは、局によって送信された送信要求フレームを受信するように構成され、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームを生成し、アクセス応答フレームを局にフィードバックする。また局がチャネルアクセスに成功し、かつデータを送信する必要がある場合、アクセスポイントは、局によって送信されたデータフレーム受信し、局によって送信されたデータのタイプに従って受信確認フレームを返信する必要があるかどうかを判定するように構成される。
本発明の実施形態は、チャネルアクセス装置及びシステムを提供し、STAがチャネルのチャネル状態を監視して、チャネルがアイドル状態にあるときに送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを通して送信し、APは、受信した送信要求フレームに従ってアクセス応答フレームをすべて又は一部のSTAに返信し、STAが、受信したアクセス応答フレームに従って、チャネルアクセスが成功であるかどうかを知る。さらに、チャネルアクセスが成功である場合、STAがDATAフレームを、アクセス応答フレームに含まれるチャネル資源割り当て情報に従ってサブチャネル又はチャネルで送信する。このようなチャネルアクセス方法によって、STAがチャネル全体のビジー/アイドル状態を監視するだけでよくなり、それによってSTAの監視処理を簡単にする。さらに、チャネル全体がアイドル状態にあるときだけ、これらのSTAは、少なくとも1つのサブチャネルを同時に選択して送信要求フレームをAPに送信してもよい。これは、チャネルアクセスの際の時間同期を満たし、さらに、受信した送信要求フレームをAPが一様に処理することを可能にし、隣接周波数帯域の信号が互いに干渉しないようにする。
本発明の実施形態は、図14に示されるように、記憶装置1401、プロセッサ1402、送信器1403、及び受信器1404を含む局140を提供する。
記憶装置1401はメモリでもよく、プログラムコードのグループが記憶装置1401内に格納され、これらのプログラムコードは、実行本体としての局140を用いてチャネルアクセス方法を実施するために使用される。
プロセッサ1402は、記憶装置1401に格納されたプログラムコードを呼び出して、チャネルのチャネル状態を監視するように構成される。
送信器1403は、チャネルがアイドル状態にあることをプロセッサ1402が監視したときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成される。
受信器1403は、APによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信するように構成され、アクセス応答フレームが局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定される。局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報は、APによってデータ伝送のために局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用される。
さらに、プロセッサ1402は、記憶装置1401に格納されているプログラムコードを呼び出して、チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときにバックオフ処理を実行し、またバックオフ処理が終了した後に、送信要求フレームをAPにチャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するようにさらに構成される。
さらに、プロセッサ1402は、記憶装置1401に格納されたプログラムコードを呼び出して、送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルをチャネルから選択するようにさらに構成される。
さらに、送信器1403は、受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームをAPに送信するようにさらに構成される。
さらに、プロセッサ1402は、記憶装置1401に格納されているプログラムコードを呼び出して、受信器1404によって受信されたアクセス応答フレームに含まれる識別情報に従って局のチャネル資源割り当て情報を判定するようにさらに構成される。チャネル資源割り当て情報が、データを伝送するためにチャネルを使用するというインジケーション情報を含む場合に、局はDATAフレームをアクセスポイントにチャネルで送信する、又は、チャネル資源割り当て情報が、データを伝送するために少なくとも1つのサブチャネルを使用するというインジケーション情報を含む場合には、局はDATAフレームを少なくとも1つのサブチャネルで送信する。
さらに、受信器1404は、チャネル又はSTAによって選択されたサブチャネルを通してAPによって送信された受信確認フレームを受信するように構成され、受信確認フレームは局の識別情報を含み、又は受信確認フレームは局の識別情報及び他の局の識別情報をさらに含む。
さらに、受信器1404は、APによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信するようにさらに構成され、アクセス応答フレームが局の識別情報若しくはチャネル資源割り当て情報を含まない場合、又はAPによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信されない場合に、チャネルアクセスが失敗であると判定される。
チャネルアクセスが失敗である場合には、プロセッサ1402はさらに、記憶装置1401に格納されたプログラムコードを呼び出して、チャネルのチャネル状態を再監視するように構成される。
本出願に提供されたいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置及び方法は他の方式でも実施され得ることを理解されたい。たとえば、上記の装置の実施形態は例示的なものにすぎず、たとえば、ユニットの区分は単なる論理機能区分であり、実際の実施では他の区分の方式が存在してもよく、たとえば、複数のユニット又は構成要素を他のシステムと組み合わせてもよく、又は一体化してもよく、或いはいくつかの機能を省略してもよく、又は実施しなくてもよい。加えて、表示された、又は論じられた相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインターフェース、装置又はユニットを介した装置又はユニットの間接結合又は通信接続でもよく、また電気的形式、機械的形式又は他の形式としてもよい。
別個の構成要素として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもされていなくてもよく、ユニットとして表示された構成要素は、物理的なユニットであってもなくてもよく、すなわち1つの場所に設置されていても、複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態における解決策の目的を実際の要望に従って実現するように選択されてもよい。
加えて、本発明のそれぞれの実施形態のそれぞれの機能ユニットを処理ユニットとして一体化してもよく、或いはユニットが単独で物理的に存在してもよく、又は2つ以上のユニットを1つのユニットとして一体化してもよい。上述の一体化したユニットは、ハードウェアの形で実施されてもよく、又はハードウェアにソフトウェア機能ユニットを加えた形で実施されてもよい。
ソフトウェア機能ユニットの形で実施される上述の一体化したユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。上述のソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどでよい)が本発明の実施形態における方法のステップの一部を実行できるようにする複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBディスク、モバイルハードディスク、読出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROMと呼ばれる)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと呼ばれる)、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラムコードを格納できる様々な媒体を含む。
最後に、上述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するために用いられるにすぎず、これらを限定するものではないことに留意されたい。本発明を前述の実施形態に関して詳細に説明したが、当業者は、前述の実施形態に記録された技術的解決策になお修正が加えられ得ること、又は同等の置換えがなお、実施形態の技術的特徴の一部に対しなされ得ること、並びにこれらの修正又は置換えが、対応する技術的解決策の本質を、本発明の実施形態の技術的解決策の趣旨及び範囲から逸脱させないことを理解するべきである。

Claims (17)

  1. 局STAによってチャネルのチャネル状態を監視するステップであって、前記チャネルが少なくとも2つのサブチャネルを含むステップと、
    前記チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPに前記チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップと、
    前記APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつ前記アクセス応答フレームが前記局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定するステップであって、前記局の前記識別情報及び前記チャネル資源割り当て情報が、前記APによってデータ伝送のために前記局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用されるステップと
    を含む、チャネルアクセス方法。
  2. 前記チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPに前記チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信する前記ステップが、
    前記チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときにバックオフ処理を実行するステップと、
    前記バックオフ処理が終了した後に前記送信要求フレームを前記APに前記チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPに前記チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信する前記ステップの前に、
    前記チャネルから前記送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルを選択するステップをさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記アクセス応答フレームが前記APから前記STAへ、前記チャネル又は前記STAによって選択された前記サブチャネルを介してフィードバックされる、請求項3に記載の方法。
  5. 前記局によって、前記受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームを前記APに送信するステップをさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記局によって、前記受信したアクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームを前記APに送信する前記ステップが、
    前記局によって、前記受信したアクセス応答フレームに含まれる前記識別情報に従って前記局の前記チャネル資源割り当て情報を判定するステップと、
    前記チャネル資源割り当て情報が、前記チャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、前記局によって前記チャネルで前記DATAフレームを前記アクセスポイントに送信するステップ、又は
    前記チャネル資源割り当て情報が、少なくとも1つのサブチャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、前記局によって前記少なくとも1つのサブチャネルで前記DATAフレームを送信するステップ
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記DATAフレームが前記APの受信確認を必要とするものである場合、
    前記チャネル又は前記STAによって選択されたサブチャネルを介して前記APによって送信された受信確認フレームを受信するステップであって、前記受信確認フレームが前記局の前記識別情報を含む、又は前記受信確認フレームが前記局の前記識別情報及び他の局の識別情報を含むステップ
    をさらに含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記局が前記APによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信し、かつ前記アクセス応答フレームが前記局の前記識別情報及び前記チャネル資源割り当て情報を含まない場合、又は、前記局が前記APによってフィードバックされたアクセス応答フレームを受信しない場合に、前記チャネルアクセスが失敗であると判定するステップをさらに含み、
    前記チャネルアクセスが失敗である場合に、
    前記局によって、前記チャネルのチャネル状態を再監視するステップ
    をさらに含む、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  9. 局であって、
    チャネルのチャネル状態を監視するように構成された監視ユニットであって、前記チャネルが少なくとも2つのサブチャネルを含む監視ユニットと、
    前記チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、送信要求フレームをアクセスポイントAPに前記チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成された送信ユニットと、
    前記APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつ前記アクセス応答フレームが前記局の識別情報及びチャネル資源割り当て情報を含む場合に、チャネルアクセスが成功であると判定するように構成されたチャネルアクセスユニットであって、前記局の前記識別情報及び前記チャネル資源割り当て情報が、前記APによってデータ伝送のために前記局に割り当てられたチャネル資源を示すために使用されるアクセスユニットと
    を備える局。
  10. 前記送信ユニットがバックオフモジュール及び送信モジュールを備え、
    前記バックオフモジュールが、前記チャネルがアイドル状態にあることが監視されたときに、バックオフ処理を実行するように構成され、
    前記送信モジュールが、前記バックオフモジュールによって実行された前記バックオフ処理が終了した後に、前記送信要求フレームを前記APに前記チャネル内の少なくとも1つのサブチャネルを介して送信するように構成される、請求項9に記載の局。
  11. 前記送信ユニットがさらに選択モジュールを備え、
    前記選択モジュールが、前記チャネルから前記送信要求フレームを送信するための少なくとも1つのサブチャネルを選択するように構成される、請求項9又は10に記載の局。
  12. 前記アクセス応答フレームが前記APによって前記STAへ、前記チャネル又は前記STAによって選択された前記サブチャネルを介してフィードバックされる、請求項11に記載の局。
  13. データ伝送ユニットをさらに備え、
    前記データ伝送ユニットが、前記チャネルアクセスが成功である場合に、前記チャネルアクセスユニットによって受信された前記アクセス応答フレームに従ってデータDATAフレームを前記アクセスポイントAPに送信するように構成される、請求項9から12のいずれかに記載の局。
  14. 前記データ伝送ユニットが判定モジュール及びデータ送信モジュールを備え、
    前記判定モジュールが、前記チャネルアクセスユニットによって受信された前記アクセス応答フレームに含まれる前記識別情報に従って前記局の前記チャネル資源割り当て情報を判定するように構成され、
    前記データ送信モジュールは、前記判定モジュールによって判定された前記チャネル資源割り当て情報が、前記チャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、前記チャネルで前記DATAフレームを前記アクセスポイントに送信するように構成され、又は、前記判定モジュールによって判定された前記チャネル資源割り当て情報が、少なくとも1つのサブチャネルを使用することによってデータ伝送を行うというインジケーション情報を含む場合に、前記少なくとも1つのサブチャネルで前記DATAフレームを送信するように構成される、請求項13に記載の局。
  15. データ受信確認ユニットをさらに備え、
    前記データ受信確認ユニットが、前記チャネル又は前記STAによって選択された前記サブチャネルを介して前記APによって送信された受信確認フレームを受信するように構成され、前記受信確認フレームが前記局の前記識別情報を含む、又は前記受信確認フレームが前記局の前記識別情報及び他の局の識別情報を含む、請求項13又は14に記載の局。
  16. 前記チャネルアクセスユニットがさらに、前記APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信され、かつ前記アクセス応答フレームが前記局の前記識別情報及び前記チャネル資源割り当て情報を含まない場合、又は前記APによってフィードバックされたアクセス応答フレームが受信されない場合に、前記チャネルアクセスが失敗であると判定するように構成され、
    前記監視ユニットがさらに、前記チャネルアクセスが失敗である場合に前記チャネルの前記チャネル状態を再監視するように構成される、請求項9から12のいずれかに記載の局。
  17. アクセスポイントと、請求項9から16のいずれかに記載の少なくとも2つの局とを含む、チャネルアクセスシステム。
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