JP2016530735A - 閉ループ送信ダイバーシティ通信のためのデフォルト重み係数の非建設的な影響を検出および処理するためのデバイスおよび方法 - Google Patents

閉ループ送信ダイバーシティ通信のためのデフォルト重み係数の非建設的な影響を検出および処理するためのデバイスおよび方法 Download PDF

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Abstract

UEは、閉ループ送信ダイバーシティ通信において、ダウンリンク同期およびアップリンク同期が達成される前に採用されるデフォルト重み係数の非建設的な影響の検出および処理を容易にするように適合される。一例によれば、UEは、送信ダイバーシティのためのデフォルト重み係数を使用して送信された伝送を受信し得る。UEは、デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定し得る。デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値への非建設的な影響をもたらしていると決定される場合、UEは、交互閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)モードを採用し得る。他の態様、実施形態、および特徴も含まれる。

Description

米国特許法第119条の下での優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により明白に本明細書に組み込まれる、2013年6月19日に出願した「Detecting and Handling the Deconstructive Impact of the Default CLTD Weight」と題する仮出願第61/836,826号、および2014年12月13日に出願した「DEVICES AND METHODS FOR DETECTING AND HANDLING DECONSTRUCTIVE IMPACTS OF DEFAULT WEIGHT FACTORS FOR CLOSED-LOOP TRANSMISSION DIVERSITY COMMUNICATIONS」と題する非仮出願第14/106,248号の優先権を主張するものである。
以下に説明される技術は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、閉ループ送信ダイバーシティ通信において、デフォルト重み係数の非建設的な影響を検出および処理するための方法およびデバイスに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、電話通信、動画、データ、メッセージ通信、放送等などの様々な通信サービスを提供するために幅広く展開されている。通常複数のアクセスネットワークであるそのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN: UMTS Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP: 3rd Generation Partnership Project)によってサポートされた第3世代(3G)モバイル電話技術であるユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS: Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN: Radio Access Network)である。グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))技術の承継であるUMTSは、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークへのデータ転送の速度および容量を向上させる、高速パケットアクセス(HSPA: High Speed Packet Access)のような拡張型3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイル広帯域アクセスの需要が増大し続けているので、研究開発は、モバイル広帯域アクセスの高まる需要を満たすだけでなく、モバイル通信に関してのユーザ体験を前進および向上させるようにUMTS技術を前進させ続けている。
3GPP規格文書TS25.214
以下に、説明する技術の基本的理解を与えるために、本開示のいくつかの態様を要約する。この概要は、本開示の企図する全特徴の広い全体像ではなく、本開示の全態様の鍵となる要素または重要な要素を特定する意図も、本開示の任意または全部の態様の範囲を視覚的に示す意図もない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を要約の形で提示することである。
本開示の様々な例および実装形態は、閉ループ送信ダイバーシティ通信において、ダウンリンク同期およびアップリンク同期が達成される前に採用されるデフォルト重み係数の非建設的な影響の、検出および処理を容易にする。本開示の1つまたは複数の態様によれば、UEは、処理回路に結合された通信インターフェースを含み得る。処理回路は、デフォルト重み係数が、通信インターフェースを介して受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定するように適合され得る。処理回路は、さらに、デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしていると決定される場合、交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するように適合され得る。
本開示の1つまたは複数のさらなる態様は、そのような方法を実施するための手段を含む、1つおよび/または複数のUE上で動作可能な方法を提供する。1つまたは複数の例によれば、そのような方法は、送信ダイバーシティのためにデフォルト重み係数を使用して送信された伝送を受信することを含み得る。デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているという決定が、なされ得る。デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているという決定に応答して、交互閉ループ送信ダイバーシティモードが採用され得る。
本開示のまたさらなる態様は、処理回路によって実行可能なプログラミングを含む、プロセッサ可読媒体を提供する。1つまたは複数の例によれば、そのようなプログラミングは、処理回路に、デフォルト重み係数が、通信インターフェースを介して受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定させるために適合され得る。プログラミングは、さらに、処理回路に、デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしていると決定される場合、交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用させるために適合され得る。
本開示に関連する他の態様、特徴、および実施形態は、添付の図面とともに以下の説明を検討すれば、当業者には明らかになろう。
本開示の1つまたは複数の態様が適用例を発見し得るネットワーク環境の概念図である。 少なくとも1つの例による、図1のワイヤレス通信システムの選択構成要素を示すブロック図である。 少なくとも1つの例による、ユーザ機器(UE)の選択構成要素を示すブロック図である。 少なくとも1つの例による、UE上で動作可能な方法を示すフロー図である。 デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比(SIR)の推定値に、非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定するためのプロセスの一例を示すフロー図である。 交互CLTDモードを採用するためのプロセスの一例を示すフロー図である。
添付の図面に関連して下記に記載される説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書に記載される概念および特徴が実践され得る唯一の構成を表すように意図されていない。以下の説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細がなくても実施することができることは当業者に明らかであろう。場合によっては、説明する概念および特徴を曖昧にするのを回避する目的で、周知の回路、構造、技法および構成要素をブロック図の形式で示す。
本開示全体を通じて示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワーク構造、および通信規格にわたって実施され得る。本開示のいくつかの態様を、UMTSおよび第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のプロトコルおよびシステムに関して以下で説明し、以下の説明の大部分において関係する用語が発見され得る。ただし、本開示の1つまたは複数の態様が、広範な電気通信システム、ネットワーク構造、および通信規格にわたって採用され、その中に含まれ得ることを当業者なら認識されよう。
次に図1を参照すると、本開示の1つまたは複数の態様が適用例を発見し得るネットワーク環境のブロック図が示されている。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の基地局102とユーザ機器(UE)104との間のワイヤレス通信を容易にするように適合される。基地局102とUE104とは、ワイヤレス信号を通して互いに対話するように適合され得る。いくつかの事例では、そのようなワイヤレス対話は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上で行われ得る。各被変調信号は、制御情報(たとえば、パイロット信号)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
基地局102は、基地局アンテナを介してUE104とワイヤレスに通信することができる。基地局102は、それぞれ、一般に、ワイヤレス通信システム100への(1つまたは複数のUE104のための)ワイヤレス接続性を容易にするように適合されたデバイスとして実装され得る。そのような基地局102はまた、当業者によって、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、フェムトセル、ピコセル、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。
基地局102は、基地局コントローラの制御の下でUE104と通信するように構成される(図2参照)。基地局102のサイトの各々は、それぞれの地理的エリアに通信カバレージを提供することができる。ここでは、各基地局102のカバレージエリア106は、セル106A、106B、または106Cと識別される。基地局102のためのカバレージエリア106は、(図示しないが、カバレージエリアの一部分のみを構成する)セクタに分割され得る。様々な例では、システム100は、異なるタイプの基地局102を含み得る。
1つまたは複数のUE104は、カバレージエリア106全体にわたって分散し得る。各UE104は、1つまたは複数の基地局102と通信し得る。UE104は、一般に、ワイヤレス信号を通して1つまたは複数の他のデバイスと通信する1つまたは複数のデバイスを含み得る。そのようなUE104はまた、当業者によって、アクセス端末、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることがある。UE104は、モバイル端末および/または少なくとも実質的に固定された端末を含み得る。UE104の例としては、モバイルフォン、ページャ、ワイヤレスモデム、携帯情報端末、個人情報マネージャ(PIM)、パーソナルメディアプレーヤ、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、テレビジョン、機器、電子リーダー、デジタルビデオレコーダ(DVR)、マシンツーマシン(M2M)デバイス、メーター、エンターテインメントデバイス、ルータ、および/あるいはワイヤレスまたはセルラーネットワークを少なくとも部分的に通して通信する他の通信/コンピューティングデバイスがある。
図2を参照すると、少なくとも1つの例による、ワイヤレス通信システム100の選択構成要素を示すブロック図が示されている。図示のように、基地局102は、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)202などの、無線アクセスネットワーク(RAN)の少なくとも一部として含まれる。UTRAN202は、一般に、1つまたは複数のUE104と、コアネットワーク204中に含まれるネットワークエンティティなど、1つまたは複数の他のネットワークエンティティとの間のトラフィックおよびシグナリングを管理するように適合される。無線アクセスネットワークは、様々な実装形態によれば、基地局サブシステム(BSS)、アクセスネットワーク、GSMエッジ無線アクセスネットワーク(GERAN)などとしても実現され得る。
1つまたは複数の基地局102に加えて、UTRAN202は、当業者によって基地局コントローラ(BSC)と呼ばれることもある無線ネットワークコントローラ(RNC)206を含むことができる。無線ネットワークコントローラ206は、一般に、無線ネットワークコントローラ206に接続された1つまたは複数の基地局102に関連する1つまたは複数のカバレージエリア内のワイヤレス接続の確立、解放、および維持を担当する。無線ネットワークコントローラ206は、コアネットワーク204の1つまたは複数のノードまたはエンティティに通信可能に結合され得る。
コアネットワーク204は、UTRAN202を介して接続されたUE104に様々なサービスを提供するワイヤレス通信システム100の一部分である。コアネットワーク204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含み得る。回線交換エンティティのいくつかの例としては、MSC/VLR208として識別されるモバイル交換センター(MSC)およびビジターロケーションレジスタ(VLR)ならびにゲートウェイMSC(GMSC)210がある。パケット交換要素のいくつかの例としては、サービングGPRSサポートノード(SGSN)212およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)214がある。EIR、HLR、VLRおよび/またはAuCなど、他のネットワークエンティティが含まれてもよく、それらの一部または全部が、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。UE104は、回線交換領域を介して公衆交換電話網(PSTN)216へのアクセスを取得し、パケット交換領域を介してIPネットワーク218へのアクセスを取得することができる。
基地局102がワイヤレス通信システム100内のUE104と通信するとき、閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)が、RF性能を改善するために使用され得る。閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)は、3GPP規格において文書TS25.214で定義され、一般に、送信機が信号を送信するために1本を超える送信アンテナ(通常は2本であり、ここで、2つめのアンテナはダイバーシティアンテナと呼ばれる)を採用することを必要とする。
送信機がダイバーシティアンテナに適用するための(位相調整に対応する)重み係数のような送信フォーマットを選択することの助けとなるために、受信デバイスは、空間的なチャネルについての明示的なフィードバック情報を送信デバイスに提供する。最初のフィードバック情報が送信デバイスによって受信デバイスから受信される前、送信デバイスは、通常、ダイバーシティアンテナに対するデフォルトの初期重み係数を使用するように構成される。たとえば、3GPP規格文書TS25.214では、最初のフィードバック情報が受信される前、初期重みw2=1/2*(1+j)がUTRAN202によって使用されるべきである。このことは、ダウンリンク(すなわち、UTRAN202からUE104へ)とアップリンク(すなわち、UE104からUTRAN202へ)との間で同期が確立される前、UE104とUTRAN202の両方が、同じデフォルト重み係数を使用すると予期されることを意味する。
場合によっては、デフォルト重み係数の使用が決定されて、ダウンリンクの信号対干渉比(SIR)の推定値に問題を引き起こす。そのような問題の一例は、UTRAN202におけるプライマリ送信アンテナからの信号およびダイバーシティ送信アンテナからの信号が、約135度の位相差を有するときである。位相差が約135度であるとき、デフォルト重み係数の適用は、その結果得られる位相差を約180度にさせる。180度の位相差は、信号消去という結果となり得る。そのような場合、伝送を受信しているUE104における信号対干渉比(SIR)の推定値が極めて小さい場合があり、UE104は、しばしば、3GPP規格文書TS25.214の第4節で規定される同期手順に失敗する。一般に、信号対干渉比(SIR)の推定値への影響は、プライマリアンテナからの信号とダイバーシティアンテナからの信号との間の位相差が約90度から215度の間にあるとき、最も頻繁に観測される。
本開示の一態様によれば、UEは、アップリンク同期およびダウンリンク同期の前のデフォルト重み係数から生じる非建設的な影響を検出および処理するように適合される。図3を参照すると、本開示の少なくとも1つの例による、ユーザ機器300の選択構成要素を示すブロック図が示されている。UE300は、通信インターフェース304および記憶媒体306に結合されるか、または通信インターフェース304および記憶媒体306と電気的に通信するように配置された処理回路302を含む。
処理回路302は、データを取得、処理、および/または送信し、データのアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路302は、適切な媒体によって提供される所望のプログラミングを実施するように適合された回路、および/または本開示の全体を通じて述べられる様々な機能を実施するように適合された回路を、含み得る。たとえば、処理回路302は、1つもしくは複数のプロセッサ、1つもしくは複数のコントローラ、および/または実行可能なプログラミングを実行するように構成されたその他の構造として実装され得る。処理回路302の例は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、および任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンを含み得る。処理回路302はまた、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、ASICとマイクロプロセッサ、または任意のその他のいくつかの様々な構成などのコンピューティング構成要素の組合せとして実装され得る。処理回路302のこれらの例は説明のためのものであり、本開示の範囲内の他の好適な構成も企図される。
処理回路302は、記憶媒体306に記憶され得るプログラミングの実行のために、適合され得る。本明細書で使用するように、「プログラミング」という用語は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを、限定することなく含むように、広く解釈されるべきである。
場合によっては、処理回路302は、交互閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)モードファシリテータ308を含み得る。交互CLTDモードファシリテータ308は、アップリンク同期およびダウンリンク同期の前に採用されるデフォルト重み係数から生じた非建設的な影響を検出し、非建設的な影響が検出された場合に交互CLTDモードを採用するように適合される、回路および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体306に記憶されているプログラミング)を含み得る。
通信インターフェース304は、UE300のワイヤレス通信を容易にするように構成される。たとえば、通信インターフェース304は、1つまたは複数のワイヤレスネットワークデバイス(たとえば、ネットワークノード)に関して双方向に情報の通信を容易にするように適合された回路および/またはプログラミングを含み得る。
記憶媒体306は、プロセッサが実行可能なコードもしくは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)などのプログラミング、電子的なデータ、データベース、またはその他のデジタル情報を記憶するための、1つまたは複数のプロセッサ可読デバイスを表し得る。記憶媒体306はまた、プログラミングを実行するときに処理回路302によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。記憶媒体306は、可搬型または固定式記憶デバイスと、光記憶デバイスと、プログラミングを記憶する、含む、および/または運ぶことができる様々なその他の媒体とを含む、汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体306は、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプ)、光記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取外し可能なディスク、および/またはプログラミングを記憶するためのその他の媒体、ならびにそれらの任意の組合せなどのプロセッサ可読記憶媒体を含み得る。
記憶媒体306は、処理回路302がその記憶媒体306から情報を読み取り、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように処理回路302に結合され得る。つまり、記憶媒体306は、記憶媒体306が処理回路302と一体である例、ならびに/または記憶媒体306が処理回路302と分かれている(たとえば、UE300内に存在する、UE300の外部にある、複数のエンティティに分散される)例を含め、記憶媒体306が少なくとも処理回路302によってアクセス可能であるように処理回路302に結合され得る。
記憶媒体306によって記憶されているプログラミングは、処理回路302によって実行されると、処理回路302に、本明細書で説明する様々な機能および/または処理ステップのうちの1つまたは複数を実施させる。少なくともいくつかの例では、本明細書で説明するように、記憶媒体306は、処理回路302に、アップリンク同期およびダウンリンク同期の前に採用されるデフォルト重み係数から生じた非建設的な影響を検出させ、非建設的な影響が検出された場合に交互CLTDモードを採用させるように適合される、交互閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)モード動作310を含み得る。したがって、本開示の1つまたは複数の態様によれば、処理回路302は、本明細書に記載のUE(たとえば、UE104、UE300)のいずれかまたはすべてのためのプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのうちのいずれかまたはすべてを(記憶媒体306と連携して)実行するように適合される。処理回路302に関係して本明細書で使用する「適合される」という用語は、処理回路302が、(記憶媒体306と連携して)本明細書に記載する様々な特徴による特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように構成されること、使用されること、実装されること、および/またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を行うことを指し得る。
動作において、ダイバーシティ信号がデフォルト重み係数によって回転する場合に、ネットワークノードのダイバーシティアンテナから受信される信号がネットワークノードのプライマリアンテナから受信される信号を少なくとも部分的に消去していると決定されると、UE300は、同期の前に、交互ダウンリンク閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)モードを採用することができる。図4は、UE300などのUE上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示すフロー図である。図3および図4を参照すると、402において、UE300は、送信ダイバーシティを使用して送信された伝送を受信することができる。たとえば、処理回路302は、通信インターフェース304を介してダウンリンク伝送を受信し得る。ダウンリンク伝送は、送信ダイバーシティを容易にするために、複数の異なる送信アンテナによって送信された信号を含み得る。たとえば、ダウンリンク伝送は、ネットワークノードのプライマリ送信アンテナによって送信された第1の信号、およびネットワークノードのダイバーシティ送信アンテナによって送信された第2の信号を、含み得る。少なくとも1つの例では、ダウンリンク伝送は、専用物理チャネル(DPCH)上の専用のパイロット伝送であり得るが、専用物理チャネル(DPCH)の任意の部分が採用されてもよい。
ダウンリンク伝送は、ダウンリンク同期が獲得される前に送信される。したがって、ダウンリンク伝送は、ネットワークノードの1つまたは複数のダイバーシティアンテナからの送信のための、デフォルトの初期重み係数を使用して送信され得る。1つまたは複数の例では、ダイバーシティアンテナに適用されるデフォルトの初期重み係数は、w2=1/2*(1+j)である(たとえば、45度の初期重み係数)。
404において、UE300は、デフォルトの閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比(SIR)の推定値に、非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定することができる。たとえば、交互CLTDモード動作310を実行している処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、ダウンリンク同期およびアップリンク同期が確立される前に使用されるデフォルトのCLTD重み係数が、プライマリ信号およびダイバーシティ信号の少なくとも部分的な消去という結果になりつつあるように見えるかどうかを決定し得る。
少なくとも一例では、UE300は、受信された伝送のためのフィードバック情報(FBI)に基づいてこの決定を行ってもよく、そのフィードバック情報(FBI)は、通常、UTRANによって閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)重み係数を生成するために使用される。一般に、UE300がデフォルト重み係数と同じ45度の重み係数を予期する場合、すべてのフィードバック情報(FBI)ビットは、論理LOW(たとえば、0)であると予期される。一方、ダイバーシティ送信信号が、デフォルト重み係数による回転の後、プライマリ送信信号を消去している場合、すべてのフィードバック情報(FBI)ビットは、論理HIGH(たとえば、1)であると予期される。したがって、所定数のスロットが論理HIGH(たとえば、1)である所定数のフィードバック情報(FBI)ビットを含む場合、UE300は、デフォルトの閉ループ送信ダイバーシティ(CLTD)重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比(SIR)の推定値に非建設的な影響をもたらしていると決定することができる。
図5を参照すると、デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比(SIR)の推定値に、非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定するための、プロセスの例を示すフロー図が示される。最初に、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作502において、最初のスロットを処理し得る。決定菱形504において、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、ダウンリンク同期が達成されているかどうかを決定する。ダウンリンク同期が達成されている場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、従来の(たとえば、3GPP規格文書TS25.214に記載されるような)CLTD動作を採用することができる。
ダウンリンク同期が達成されていない場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作506において、フィードバック情報(FBI)を計算することができる。フィードバック情報(FBI)は、通常、論理HIGH(たとえば、1)または論理LOW(たとえば、0)になる。
決定菱形508において、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、FBIビットの数値Nが、最後のM個のスロットにおいて論理HIGH(たとえば、1)の値であるかどうかを決定する。所定の値"N"および"M"は、この条件が満たされたとき、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)が、デフォルト重み係数が信号対干渉比(SIR)の推定値に非建設的な影響をもたらしていると決定することができるような、構成可能なパラメータである。
したがって、論理HIGHの値(たとえば、1)を有するフィードバック情報(FBI)ビットの数が、最後の"M"スロットに対して所定の値"N"以上でない場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作510において、現在のスロットに対する信号対干渉比(SIR)の推定値を、デフォルト重み係数に基づいて計算し続けることができる。一方、論理HIGHの値(たとえば、1)を有するフィードバック情報(FBI)ビットの数が、最後の"M"スロットに対して所定の値"N"以上である場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作512において、デフォルト重み係数が、受信された伝送に対する信号対干渉比(SIR)の推定値に、非建設的な影響をもたらしそうであると結論を下すことができる。
再び図4を参照すると、406において、デフォルト重み係数が非建設的な影響をもたらしていると決定される場合、UE300は、交互CLTDモードを採用することができる。たとえば、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、デフォルト重み係数が信号対干渉比(SIR)の推定値に非建設的な影響をもたらしそうであるという決定に応答して、交互CLTDモードを採用することができる(これは「交互初期設定モード」とも呼ばれる場合がある)。交互CLTDモードは、デフォルト重み係数に起因する非建設的な影響に対処するように適合される。
図6を参照すると、交互CLTDモードを採用するためのプロセスの一例を示すフロー図が示される。動作602において、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、交互CLTDモードを開始することができる。動作604において、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、処理されるべき最初のスロットを取得することができる。
次のスロットが取得されると、プロセスは、2つのオプションのうちの一方を採用することができる。第1のオプションは、動作606を含み、ここで、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、デフォルト重み係数を単に使用する代わりに、最良の重み係数に基づいて信号対干渉比(SIR)の推定値を再計算することができる。たとえば、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、45度、135度、負の45(-45)度、および負の135(-135)度を含む、重み係数のグループの中から選択された重み係数を使用して、複数の信号対干渉比(SIR)の推定値を計算することができる。交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、次いで、最大の値を有する信号対干渉比(SIR)の推定値を選択することができる。
第2のオプションは、動作608を含み、ここで、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、同期検出をバイパスすることができる。加えて、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、UE300からの送信のための電力増幅器を動作可能にすることができる。
どのオプションがUE300によって採用されるかにかかわらず(動作606または608)、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、決定菱形610において、平均の信号対干渉比(SIR)の推定値が各フレームでのQinの値よりも大きいかどうかを決定する。Qinの値は、UE300が同期されているかどうかを決定するための、平均の信号対干渉比(SIR)の推定値が比較されるしきい値を参照する。一般的に言えば、平均の信号対干渉比(SIR)の推定値がQinよりも大きいとき、UE300は同期されている。Qinの値は、3GPP規格文書で規定されたテストによって、間接的に決定され得る。
したがって、決定菱形610において、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、どちらのオプションが使用されているかに応じて、再計算された信号対干渉比(SIR)の推定値の平均値、または元の信号対干渉比(SIR)の推定値の平均値が、各フレームに対するQinの値よりも高いかどうかを決定することができる。信号対干渉比(SIR)の推定値の平均値が、Qinの値よりも大きくない場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作604に戻って次のスロットを交互CLTDモードで処理する。
信号対干渉比(SIR)の推定値の平均値が、Qinの値よりも大きい場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、決定菱形612において、各スロット内のフィードバック情報(FBI)に基づいて、アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数と少なくとも実質的に一致するかどうかを決定する。アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数と少なくとも実質的に一致しない場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作604に戻って次のスロットを交互CLTDモードで処理する。
アンテナ検証済み重み係数が予期される重み係数と少なくとも実質的に一致する場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作614において、カウンタを1だけ増加させる。カウンタは、UE300が交互CLTDモードに入るときに0として初期設定され、スロットが予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するアンテナ検証済み重み係数を含んでいると決定されるたびに増加する。
決定菱形616において、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、カウンタが所定のカウンタしきい値以上であるかどうかを決定する。カウンタがカウンタしきい値以上でない場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作604に戻って次のスロットを交互CLTDモードで処理する。一方、カウンタがカウンタしきい値以上である場合、交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)は、動作618において、交互CLTDモードを終了する。交互CLTDモード動作310を実行する処理回路302(たとえば、交互CLTDモードファシリテータ308)が交互CLTDモードを終了するとき、UE300は、UE300が従来の(たとえば、3GPP規格文書TS25.214に記載されるような)CLTD動作で継続できるような、互いとのダウンリンク通信とアップリンク通信の両方を伴って、比較的改善された状況にあるはずである。
本明細書で説明される特徴のうちの1つまたは複数を実施することによって、UEは、デフォルトの初期重み係数が送信ダイバーシティ信号の少なくとも部分的な消去をもたらすことの結果として同期を確立できない事例を、回避することができる。
上記で説明した態様、構成、および実施形態について具体的な詳細で詳細に説明したが、図1、図2、図3、図4、図5、および/または図6に示す構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴または機能に再構成され、および/または組み合わせられ、あるいは、いくつかの構成要素、ステップ、または機能で具現化され得る。また、本開示から逸脱することなく追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加されるか、または利用されないことがある。図1、図2、および/または図3に示す装置、デバイス、および/または構成要素は、図4、図5、および/または図6で説明した方法、特徴、パラメータ、および/またはステップのうちの1つまたは複数を実行または採用するように構成され得る。また、本明細書に記載した新規のアルゴリズムは、ソフトウェアに効率的に実装されてよく、および/またはハードウェアに組み込まれ得る。
本開示の特徴について、いくつかの実施形態および図面に関して説明したが、本開示のすべての実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態について特定の有利な特徴を有するものとして説明したが、そのような特徴のうちの1つまたは複数も、本明細書で説明した様々な実施形態のいずれかに従って使用され得る。同様に、例示的な実施形態について、デバイス実施形態、システム実施形態、または方法実施形態として本明細書で説明したが、そのような例示的な実施形態を様々なデバイス、システム、および方法において実施され得ることを理解されたい。
また、少なくともいくつかの実装形態を、フローチャート、フロー図、構造図、またはブロック図として示されるプロセスとして説明したことに留意されたい。フローチャートは動作を逐次プロセスとして説明し得るが、動作の多くは並行してまたは同時に実行することができる。さらに、動作の順序は並び替えることができる。プロセスは、その動作が完了したときに終了される。プロセスは、メソッド、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応することができる。プロセスが関数に対応するときには、その終了は、呼び出す側の関数またはメイン関数への関数のリターンに対応する。本明細書で説明する様々な方法は、機械可読、コンピュータ可読、および/またはプロセッサ可読記憶媒体に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ、機械、および/またはデバイスによって実行され得るプログラミング(たとえば命令および/またはデータ)によって、部分的にまたは完全に実装され得る。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。この互換性を明確に説明するために、様々な説明的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、全般にそれらの機能の観点で上述された。そのような機能性がハードウェアまたはソフトウェアのどちらとして実施されるのかは、特定の応用例とシステム全体に課せられる設計制約とに依存する。
本明細書で説明し、添付の図面に示す例に関連する様々な特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、異なる例および実装形態で実装され得る。したがって、いくつかの特定の構成および配置について説明し、添付の図面に示したが、説明する実施形態への様々な他の追加および変更ならびにそれからの削除が当業者にとって明らかであるので、そのような実施形態は、例に過ぎず、本開示の範囲を制限するものではない。したがって、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲の文言、および法的均等物によってのみ決定される。
100 ワイヤレス通信システム
102 基地局
104 ユーザ機器
106 カバレージエリア
202 UMTS地上無線アクセスネットワーク
204 コアネットワーク
206 無線ネットワークコントローラ
208 モバイル交換センター/ビジターロケーションレジスタ
210 ゲートウェイMSC
212 サービングGPRSサポートノード
214 ゲートウェイGPRSサポートノード
216 公衆交換電話網
218 IPネットワーク
300 ユーザ機器
302 処理回路
304 通信インターフェース
306 記憶媒体
308 交互閉ループ送信ダイバーシティモードファシリテータ
310 交互閉ループ送信ダイバーシティモード動作

Claims (25)

  1. 通信インターフェースと、
    前記通信インターフェースに結合された処理回路とを備えるユーザ機器であって、前記処理回路は、
    デフォルト重み係数が、前記通信インターフェースを介して受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に、非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定し、
    前記デフォルト重み係数が前記受信された伝送に対する前記信号対干渉比の推定値に前記非建設的な影響をもたらしていると決定される場合、交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するように適合される、
    ユーザ機器。
  2. 前記デフォルト重み係数が伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定するように適合される前記処理回路は、
    所定数のスロットに対するフィードバック情報を計算し、
    前記所定数のスロットの所定数のフィードバック情報ビットが論理HIGHの値を有する場合、前記デフォルト重み係数が非建設的な影響をもたらしていると決定するように適合される前記処理回路を備える、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  3. 前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するように適合される前記処理回路は、
    それぞれが相異なる重み係数を採用する、複数の信号対干渉比の推定値を計算し、
    前記複数の計算された信号対干渉比の推定値の中から、最大の値を有する信号対干渉比の推定値を選択し、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいことを決定し、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致することを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するように適合される前記処理回路を備える、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  4. 前記処理回路は、
    前記アンテナ検証済み重み係数が前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するべき各スロットのためのカウンタを増加させ、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了するように、さらに適合される、
    請求項3に記載のユーザ機器。
  5. 前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するように適合される前記処理回路は、
    ダウンリンク同期検出をバイパスし、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいことを決定し、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致することを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するように適合される前記処理回路を備える、
    請求項1に記載のユーザ機器。
  6. 前記処理回路は、
    前記アンテナ検証済み重み係数が、前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するべき各スロットのためのカウンタを増加させ、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了するように、さらに適合される、
    請求項5に記載のユーザ機器。
  7. ユーザ機器上で動作可能な方法であって、
    送信ダイバーシティのためのデフォルト重み係数を使用して送信された伝送を受信するステップと、
    前記デフォルト重み係数が、前記受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に、非建設的な影響をもたらしていることを決定するステップと、
    前記デフォルト重み係数が前記受信された伝送に対する前記信号対干渉比の推定値に前記非建設的な影響をもたらしているという前記決定に応答して、交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するステップと
    を備える方法。
  8. 前記デフォルト重み係数が前記受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしていることを決定するステップは、
    前記デフォルト重み係数が、前記受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしていることを、前記受信された伝送に対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するステップを備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記デフォルト重み係数が、前記受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしていることを、前記受信された伝送に対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するステップは、
    所定数のスロットに対するフィードバック情報を計算するステップと、
    前記所定数のスロットの所定数のフィードバック情報ビットが論理HIGHの値を有する場合、前記デフォルト重み係数が非建設的な影響をもたらしていると決定するステップと
    を備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するステップは、
    それぞれが相異なる重み係数を採用する、複数の信号対干渉比の推定値を各スロットに対して計算するステップと、
    各スロットに対して、前記複数の計算された信号対干渉比の推定値の中から、最大の値を有する信号対干渉比の推定値を選択するステップと、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいかどうかを決定するステップと、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するかどうかを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するステップと
    を備える、請求項7に記載の方法。
  11. スロットが前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するアンテナ検証済み重み係数を含んでいると決定されるたびに、カウンタを増加させるステップと、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了するステップと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するステップは、
    ダウンリンク同期検出をバイパスするステップと、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいことを決定するステップと、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致することを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するステップと
    を備える、請求項7に記載の方法。
  13. 前記アンテナ検証済み重み係数が、前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するべき各スロットのためのカウンタを増加させるステップと、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了するステップと
    をさらに備える、請求項12に記載の方法。
  14. 送信ダイバーシティのためのデフォルト重み係数を使用して送信された伝送を受信するための手段と、
    前記デフォルト重み係数が、前記受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に、非建設的な影響をもたらしていることを決定するための手段と、
    前記デフォルト重み係数が前記受信された伝送に対する前記信号対干渉比の推定値に前記非建設的な影響をもたらしているという前記決定に応答して、交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するための手段と
    を備えるユーザ機器。
  15. 前記デフォルト重み係数が前記受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしていることを決定するための前記手段は、
    所定数のスロットに対するフィードバック情報を計算するための手段と、
    前記所定数のスロットの所定数のフィードバック情報ビットが論理HIGHの値を有する場合、前記デフォルト重み係数が非建設的な影響をもたらしていると決定するための手段と
    を備える、請求項14に記載のユーザ機器。
  16. 前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するための前記手段は、
    それぞれが相異なる重み係数を採用する、複数の信号対干渉比の推定値を各スロットに対して計算するための手段と、
    各スロットに対して、前記複数の計算された信号対干渉比の推定値の中から、最大の値を有する信号対干渉比の推定値を選択するための手段と、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいかどうかを決定するための手段と、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するかどうかを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するための手段と
    を備える、請求項14に記載のユーザ機器。
  17. スロットが前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するアンテナ検証済み重み係数を含んでいると決定されるたびに、カウンタを増加させるための手段と、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了するための手段と
    をさらに備える、請求項16に記載のユーザ機器。
  18. 前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用するための前記手段は、
    ダウンリンク同期検出をバイパスするための手段と、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいかどうかを決定するための手段と、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するかどうかを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定するための手段と
    を備える、請求項14に記載のユーザ機器。
  19. スロットが前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するアンテナ検証済み重み係数を含んでいると決定されるたびに、カウンタを増加させるための手段と、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了するための手段と
    をさらに備える、請求項18に記載のユーザ機器。
  20. 処理回路に、
    デフォルト重み係数が、通信インターフェースを介して受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に、非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定させ、
    前記デフォルト重み係数が前記受信された伝送に対する前記信号対干渉比の推定値に前記非建設的な影響をもたらしていると決定される場合、交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用させる
    ためのプログラミングを備えるプロセッサ可読記憶媒体。
  21. 処理回路に、デフォルト重み係数が、前記通信インターフェースを介して受信された伝送に対する信号対干渉比の推定値に非建設的な影響をもたらしているかどうかを決定させるための前記プログラミングは、処理回路に、
    所定数のスロットに対するフィードバック情報を計算させ、
    前記所定数のスロットの所定数のフィードバック情報ビットが論理HIGHの値を有する場合、前記デフォルト重み係数が非建設的な影響をもたらしていると決定させる
    ためのプログラミングを備える、請求項20に記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  22. 処理回路に、前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用させるための前記プログラミングは、処理回路に、
    それぞれが相異なる重み係数を採用する、複数の信号対干渉比の推定値を各スロットに対して計算させ、
    前記複数の計算された信号対干渉比の推定値の中から、最大の値を有する信号対干渉比の推定値を選択させ、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいかどうかを決定させ、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するかどうかを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定させる
    ためのプログラミングを備える、請求項20に記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  23. 処理回路に、
    スロットが前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するアンテナ検証済み重み係数を含んでいると決定されるたびに、カウンタを増加させ、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了させる
    ためのプログラミングをさらに備える、請求項22に記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  24. 処理回路に、前記交互閉ループ送信ダイバーシティモードを採用させるための前記プログラミングは、処理回路に、
    ダウンリンク同期検出をバイパスさせ、
    平均の信号対干渉比の推定値が各フレームでのQinよりも大きいかどうかを決定させ、
    アンテナ検証済み重み係数が、予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するかどうかを、各スロットに対して計算されたフィードバック情報に基づいて決定させる
    ためのプログラミングを備える、請求項20に記載のプロセッサ可読記憶媒体。
  25. 処理回路に、
    スロットが前記予期される重み係数に少なくとも実質的に一致するアンテナ検証済み重み係数を含んでいると決定されるたびに、カウンタを増加させ、
    前記カウンタのカウントが所定のしきい値以上である場合、前記交互CLTDモードを終了させる
    ためのプログラミングをさらに備える、請求項24に記載のプロセッサ可読記憶媒体。
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