JP2016529824A - 接続状態支援パラメータを決定するための方法、装置、およびシステム - Google Patents

接続状態支援パラメータを決定するための方法、装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

接続状態支援パラメータ(CSAP)を決定するための方法、装置、及びシステムを提供する。本発明によれば、コア・ネットワーク要素(CNE)は、eNBによって送られたユーザ機器(UE)に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得し、UEがCNEにネットワーク・アクセス・サービス(NAS)を求める要求を送信する場合、CNEは前述した情報に基づいてNASを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報(CNAI)を決定し、その後、UEに対応するCSAPとして使用するためにeNBへCNAIを送信する。従って、本発明によってeNBはCNEによってeNBへCNAIを提供することによってUE及びeNBに対応するCSAPを調節/最適化し、アイドル状態と接続状態との間の遷移頻度を低減し、ネットワーク・シグナリングの送信を最小化し、UEの電力消費量を低減することが可能となり得る。

Description

本発明は、通信の分野に関し、特に、接続状態支援パラメータを決定する技術に関する。
接続状態とアイドル状態との間のUE(ユーザ機器)状態遷移を最小化するために、たとえばハンドオーバ挙動および測定レポートのパラメータの値を修正することによって、接続状態におけるシグナリング・オーバヘッドを低減し、たとえばDRX(不連続受信)サイクルを調節することによって、電力消費量を低減しながら、UEを接続状態に維持するための1つまたは複数の方法を規定することが必要とされる。
上記方法を達成するために、eNB(エボルブド・ノードB)は、ユーザ非アクティビティ・タイマを非常に長い値に適用し得る。その目的は、頻繁なRRC(ラジオ・リソース制御)接続確立のシグナリング・オーバヘッドを低減することである。この方法の主な利点は、プロトコルに対する仕様変更が無く、シグナリング・オーバヘッドを大幅に低減することである。
しかしながら、この方法は多くの問題を有する。
第1に、UEは、たとえば、UEタイミング先行の維持、定期的なチャネル・サウンディング、および測定レポートのような少量のデータを頻繁に送ることになるため、UEを接続状態に維持することは、相当な量のUE電力を消費するであろう。
第2に、少量のデータ送信を行う非常に多くのUEをサポートするための制御チャネルが十分であるか否かに関わらず、長時間接続は、非常に長いパケット到着間時間によって、制御チャネルを極めて非効率にし得る。
第3に、高速移動中のUEの場合、HOシグナリングが増加し、RRC接続確立のシグナリングを超過さえするであろう。
上記問題は、DRXパラメータを調節すること、非アクティビティ時間を調節すること、および各UEに特有の「移動状態」を評価すること、およびその他の手法によって解決され得るが、上記方法のすべてが、適切な設定を必要とし、さもなければ、接続状態にある多くのUEは、ネットワーク・リソースを浪費し、ハンドオーバ関連シグナリングおよびUE電力を浪費するであろう。
本発明の目的は、接続状態支援パラメータを決定するための方法、装置、およびシステムを提供することである。
本発明の1つの態様によれば、eNBにおいて接続状態支援パラメータを決定するための方法が提供され、この方法は、以下のステップを備える。
a.ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信するステップ。
この方法はさらに、以下を備える。
b.ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求をコア・ネットワーク要素へ送信するステップ、
c.コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得するステップであり、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する、及び、
d.コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定するステップ。
コア・ネットワーク支援情報は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、及び、
− ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報。
本発明の別の態様によれば、コア・ネットワーク要素において接続状態支援パラメータを従属的に決定するための方法がさらに提供され、この方法は、以下のステップを備える。
A.ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得するステップ。
この方法はさらに、以下を備える。
B.ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得するステップ、
C.無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定するステップ、及び、
D.ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信するステップ。
コア・ネットワーク支援情報は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、及び、
− ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報。
本発明の別の態様によれば、接続状態支援パラメータを決定するためのeNBがさらに提供され、eNBは、
ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信するように構成された第1の支援送信モジュールを備える。
eNBはさらに以下を備える。
ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、コア・ネットワーク要素へ送信するように構成された要求送信モジュール、
コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得するように構成された第2の支援取得モジュールであって、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する、第2の支援取得モジュール、及び、
コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定するように構成された第2の支援決定モジュール。
コア・ネットワーク支援情報は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、及び、
− ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報。
本発明の別の態様によれば、接続状態支援パラメータを従属的に決定するためコア・ネットワーク要素がさらに提供され、デバイスは、
ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得するように構成された第1の支援取得モジュールを備える。
デバイスはさらに以下を備える。
ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得するように構成された要求取得モジュール、
無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定するように構成された第2の支援決定モジュール、及び、
ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信するように構成された第2の支援送信モジュール。
コア・ネットワーク支援情報は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、及び、
− ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報。
本発明の別の態様によれば、前述したようなeNBと、前述したようなコア・ネットワーク要素とを備え、接続状態支援パラメータを決定するためのシステムがさらに提供される。
先行技術と比較して、本発明によれば、コア・ネットワーク要素は、eNBによって送信されたユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得し、ユーザ機器がコア・ネットワーク要素へネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信した場合、コア・ネットワーク要素は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し、その後、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、コア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信する。したがって、本発明は、eNBがコア・ネットワーク要素によってeNBへコア・ネットワーク支援情報を提供することによって、eNBおよびユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節/最適化し、アイドル状態と接続状態との間の遷移頻度を低減し、ネットワーク・シグナリングの送信を最小化し、ユーザ機器電力消費量を低減することを可能にし得る。
さらに、本発明はさらに、eNBによって、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、コア・ネットワーク要素支援情報と連携した移動状態レポートに基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータをeNBにおいて調節し、さらに、接続状態支援パラメータに基づいて、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新し得る。したがって、本発明は、ユーザ機器の最も直近の移動状態レポートに基づいて無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新し、無線アクセス・ネットワーク支援情報のユーザ機器との適応性を高め得る。
さらに、コア・ネットワーク支援情報が、ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報および短い非アクティビティ・タイマ情報を含む場合、本発明はまた、eNBとユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した長い非アクティビティ・タイマ情報および短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、ユーザ機器に対応するスケジューリング・ポリシを決定し得る。したがって、本発明は、短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、ユーザ機器を解放するか、遷移するのかを決定し得る。これは、アイドル状態と接続状態との間の遷移頻度を低減し、ネットワーク・シグナリングを最小化し、ユーザ機器電力消費量を低減する。
さらに、本発明はまた、ユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報を取得し、アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し得る。これによって、ユーザ機器とのコア・ネットワーク支援情報の適応性を高める。
本発明の他の特徴、目的、および利点が、添付図面を参照してなされる非限定的な実施形態の詳細な記述を読み取ることによってより明確になるであろう。
本発明の1つの態様に従って接続状態支援パラメータを決定するためのコア・ネットワーク要素デバイスおよびeNBの概略図である。 本発明の1つの好適な実施形態に従ってeNBが接続状態支援パラメータを決定するための概略図である。 本発明の別の好適な実施形態に従ってeNBが接続状態支援パラメータを決定するための概略図である。 本発明の別の態様に従って、コア・ネットワーク要素デバイスとeNBとの協調によって接続状態支援パラメータを決定するための方法のフロー図である。 本発明の1つの好適な実施形態に従って、コア・ネットワーク要素デバイスとeNBとの協調によって接続状態支援パラメータを決定するための方法のフロー図である。 本発明の1つの好適な実施形態に従って、ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定するための方法のフロー図である。
図面における同一または類似の参照符号は、同一または類似の構成要素部品を表わす。
以下に、本発明の詳細がさらに、添付図面と組み合わされて提供されるであろう。
図1は、本発明の1つの態様に従って接続状態支援パラメータを決定するためのeNBおよびコア・ネットワーク要素デバイスの概略図であり、eNBは、第1の支援送信モジュール11と、要求送信モジュール12と、第2の支援取得モジュール13と、第2の支援決定モジュール14とを備え、コア・ネットワーク要素は、第1の支援取得モジュール21と、要求取得モジュール22と、第2の支援決定モジュール23と、第2の支援送信モジュール24とを備える。
具体的には、eNBの第1の支援送信モジュール11は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、それに相応して、コア・ネットワーク要素の第1の支援取得モジュール21は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得し、eNBの要求送信モジュール12は、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求をコア・ネットワーク要素へ送信し、それに相応して、コア・ネットワーク要素の要求取得モジュール22は、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得し、第2の支援決定モジュール23は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し、第2の支援送信モジュール24は、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信し、それに相応して、eNBの第2の支援取得モジュール13は、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応しており、第2の支援決定モジュール14は、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定する。
本明細書において、eNBはRAN(無線アクセス・ネットワーク(Radio Access Network))に存在する一方、コア・ネットワーク要素はCN(コア・ネットワーク(Core Network))に存在し、ここで、コア・ネットワーク要素は、1つもしくは複数のMME(移動管理エンティティ(Mobility Management Entity))または1つもしくは複数のSGSN(サービス提供GPRSサポート・ノード(Serving GPRS SUPPORT NODE))を備える。
eNBの第1の支援送信モジュール11は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、それに相応して、コア・ネットワーク要素の第1の支援取得モジュール21は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得する。
具体的には、eNBの第1の支援送信モジュール11は、RANにおいて、たとえばS1−APプロトコルを用いることによって、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを送信する。
この実施形態では、接続解放時間情報は、たとえば、中でも接続確立時間、解放要求時間、解放完了時間のような、接続処理中のユーザ機器の関連時間情報を含む。
無線アクセス・ネットワーク支援情報(RAN支援情報)は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、
− ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報、
− ユーザ機器のパケット到着間時間の統計、及び、
− ユーザ機器の非アクティビティ・タイマの現在のカウント。
好適には、eNBは、RRC接続解放要求をユーザ機器へ送信し、ユーザ機器に対応するコンテキスト解放要求をコア・ネットワーク要素へ送信し、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応するコンテキスト解放要求に基づいて、ユーザ機器に対応するコンテキスト解放コマンドをeNBへ送信し、eNBは、コンテキスト解放コマンドに基づいて、ユーザ機器への接続を解放し、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報をコア・ネットワーク要素へ送信する。
この実施形態では、コンテキスト解放コマンド完了情報は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含む。
すなわち、eNBでは、eNBが、
− ユーザ機器へRRC接続解放要求を送信し、ユーザ機器のコンテキスト解放要求を、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、
− コンテキスト解放要求に対応する、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドを取得し、コンテキスト解放コマンドは、コア・ネットワーク要素によって送信され、
− ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドに基づいて、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドに対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報をコア・ネットワーク要素へ送信し、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含む。
コア・ネットワーク要素では、コア・ネットワーク要素は、
− ユーザ機器のコンテキスト解放要求を取得し、
− ユーザ機器のコンテキスト解放要求に対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンドを、コンテキスト解放要求に対応するeNBへ送信し、
− ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドに対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報を取得し、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報は、eNBによって提供され、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含む。
すなわち、ユーザ機器がeNBとの接続を解放した場合、eNBは、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、コア・ネットワーク要素へ送信するであろう。
より好適には、eNBは、予め決定された解放条件に基づいて、RRC接続解放要求をユーザ機器へ送信し得る。予め決定された解放条件は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する、より長い非アクティビティ・タイマが終了する。
− ユーザ機器に対応する、短い非アクティビティ・タイマが終了し、現在転送されているデータ情報がないケースにおいて、ユーザ機器に対する補正解放を実行する。
eNBの要求送信モジュール12は、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し、それに相応して、コア・ネットワーク要素の要求取得モジュール22は、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得する。
具体的には、eNBの要求送信モジュール12は、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得し、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求は、要求送信モジュール12へ、ユーザ機器によって送信され得る。たとえば、ユーザ機器が、送信のために、新たな少量のデータを取得した場合、ユーザ機器は、eNBの要求送信モジュール12へ、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し、その後、eNBの要求送信モジュール12は、NASプロトコルを用いて、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、コア・ネットワーク要素へ送信する。
それに相応して、要求取得モジュール22は、NASプロトコルを用いて、eNBとのインタラクションを介して、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得する。
ここで、ユーザ機器と、第1の支援送信モジュール11および/または第1の支援取得モジュール21における無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに対応するユーザ機器とは、同じ機器であり、コア・ネットワーク要素は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに対応するユーザ機器のユーザ機器ID情報を、第1の支援取得モジュール21に記録する。コア・ネットワーク要素が、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得した場合、コア・ネットワーク要素は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するユーザ機器のユーザ機器ID情報を認証する。コア・ネットワーク要素が、ユーザ機器ID情報に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含むのであれば、第2の支援判定モジュール23のステップが連続して実行される。
ここで、当業者であれば、ユーザ機器は、1つまたは複数のeNBを介して、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し得ることを理解すべきである。つまり、ユーザ機器は、第1のeNBの第1の支援送信モジュール11を介して、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し得る。その後、ユーザ機器が、第1のeNBまたは第2のeNBの要求送信モジュール12を介して、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信する。
第2の支援決定モジュール23は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定する。
具体的には、コア・ネットワーク要素の第2の支援決定モジュール23は、接続解放時間情報における複数の時間パラメータと、無線アクセス・ネットワーク支援情報における様々な種類のパラメータとによって、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、コア・ネットワーク支援情報を決定し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・サービスを求める要求に対応する。ネットワーク・サービスを求める要求は、ユーザ機器のユーザ機器IDを含むので、コア・ネットワーク支援情報はまた、ユーザ機器にも対応する。
本明細書において、コア・ネットワーク支援情報は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ(DRXパラメータ)、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、及び、
− ユーザ機器に対応する、より長い非アクティビティ・タイマ情報。
好適には、コア・ネットワーク支援情報はさらに以下を含む。
− ユーザ機器に対応するパケット到着間時間情報。
ここで、上記パラメータは、以下のように説明される。
1.ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ。不連続受信パラメータは、DRXサイクルおよびon持続タイマを含む。
接続モードでは、ユーザ機器のDRXサイクルは、PDCCHを不連続的にモニタするために使用される。DRXサイクルの値が長いほど、より多くの電力消費量が節約される。しかし、情報喪失の可能性も高くなり、DRXサイクルの値がより短くなると、情報を喪失する可能性も低くなり、その間、効率が低下する。異なるアプリケーションについては、異なるトラフィック・モデル/機能により、DRXサイクルの値もまた異なる。SDDTE UEのために適切な値を設定することは、eNBのために注意深くなされるものとする。
MACレイヤでは、on持続タイマは、DRXサイクルの開始時において、連続したPDCCHサブフレームの数を指定する。DRXサイクル自体と同様に、eNBはまた、SDDTE UEのための適切な値を設定できる。
2.ユーザ機器に対応する、短い非アクティビティ・タイマ情報、および、より長い非アクティビティ・タイマ情報。
新たなRRC接続確立を初期化するためのシグナリングは、ハンドオーバ手順におけるシグナリングよりもはるかに大きいものではないので、非アクティビティ・タイマが終了する前に1つよりも多くのハンドオーバ手順が存在するのであれば、シグナリング・オーバヘッドはより大きくなるであろう。
したがって、2つの非アクティビティ・タイマ、すなわち、短い非アクティビティ・タイマと、より長い非アクティビティ・タイマとが存在し、両方とも、eNBが、UEを接続モードまたはアイドル・モードに維持するための効率的な決定を支援するための支援情報として提供される。短い非アクティビティ・タイマが終了すると、ユーザ機器は、eNBがより長い非アクティビティ・タイマの終了前にUEがハンドオーバを実行することを決定すると直ちに、アイドル・モードへハンドオーバされるであろう。
ハンドオーバが直ちに発生し、ハンドオーバされるべきデータが無い場合、UEを接続モードに維持することは、シグナリング節約の目的のために有益ではない。このスキームは、UEの移動に関する予測を必要としない接続モードにUEを維持する時間を最適化する。
3.ユーザ機器に対応するパケット到着間時間情報。
RANでは、UEを接続モードに維持することが考慮されるパケット到着間時間/UE非アクティビティ・サイクルのためのより正確な最大値に関する結論を下すことはできない。アイドル・モードでは、移動に関するあらゆる履歴情報が、UEが移動無しであるか新たなeNBに存在するかに関わらず、新たなデータ・アクセスにおいて利用不可能になるため、eNBにおいて、パケット到着間時間/UE非アクティビティ期間のためのより正確な最大値を発見するのに、ある程度の時間を要し得る。
パケット到着分布は、長い接続モードの効率にインパクトを与えるであろう。たとえば、長い接続を維持することは、高密度パケット到着のケースにおいて最も効率的である。しかし、他のケースでは、低密度パケット到着は、長い接続をむしろ非効率的にするであろう。さらに、たとえば、多くのUEが接続モードに維持されるが、まれにしかアクティブにならない場合におけるPUCCHリソースのように、ラジオ・リソース使用の負の効果も存在し得る。
したがって、接続状態またはアイドル状態に維持するために、各UEを指定することによって、周波数(小さな)データ送信のためのシグナリング負荷を低減することが有利である。データ到着時間情報が定義され得、直前の接続時間においてeNBによって収集され得、次の接続では、コア・ネットワーク要素が、パケット到着時間情報を新たなeNBへ転送するであろう。したがって、新たなeNBは、UEをどれくらい長く接続モードに維持するのかについて経験的な決定を行い得る。
好適には、第2の支援決定モジュール23は、ユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報を取得し、アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し得る。
具体的には、第2の支援決定モジュール23は、たとえば、接続情報、ハンドオーバ情報、移動情報、状態情報等のようなユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報をリアル・タイムで取得するためにeNBと相互作用し、アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定する。
第2の支援送信モジュール24は、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信し、それに相応して、eNBの第2の支援取得モジュール13が、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得する。コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する。
具体的には、第2の支援送信モジュール24は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ直接的に送信するか、または、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する、S1−AP初期コンテキスト確立要求の情報と連携したコア・ネットワーク支援情報を、eNBへ送信する。
それに相応して、eNBの第2の支援取得モジュール13は、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得する。コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する。
第2の支援決定モジュール14は、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定する。
具体的には、eNBの第2の支援決定モジュール14は、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとしてコア・ネットワーク支援情報を採用し、これによって、ユーザ機器およびeNBが接続状態にある場合、eNBは、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを用いてユーザ機器の接続状態を制御する。
図2は、本発明の1つの好適な実施形態に従って、eNBが、接続状態支援パラメータを決定するための概略図を図示しており、具体的には、eNBは、第1の支援送信モジュール11’、要求送信モジュール12’、第2の支援取得モジュール13’、第2の支援決定モジュール14’、レポート取得モジュール15’、調節モジュール16’、および更新モジュール17’を備える。具体的には、第1の支援送信モジュール11’が、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報を、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、要求送信モジュール12’は、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、コア・ネットワーク要素へ送信し、第2の支援取得モジュール13’は、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応し、第2の支援決定モジュール14’は、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定し、レポート取得モジュール15’は、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、調節モジュール16’は、コア・ネットワーク要素支援情報と連携した移動状態レポートに基づいて、eNBにおいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節し、更新モジュール17’は、接続状態支援パラメータに基づいて、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新する。
本明細書において、eNBの第1の支援送信モジュール11’、要求送信モジュール12’、第2の支援取得モジュール13’、および第2の支援決定モジュール14’は、ここでは詳述されないであろうが、参照によって組み込まれている図1に図示された対応するモジュールと同一または実質的に同一である。
レポート取得モジュール15’は、ユーザ機器の移動状態レポートを取得する。
具体的には、レポート取得モジュール15’は、ユーザ機器との相互作用によって、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、移動状態レポートは、たとえば、アイドル/接続状態におけるユーザ機器の移動状態、ハンドオーバ時間、セルの遷移、アイドル時間、およびその他の情報を含む。
ここで、好適には、eNBは、ユーザ機器がeNBとの接続を確立した場合にのみ、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、この事例では、移動状態レポートは、たとえば、アイドル状態におけるユーザ機器の移動状態、ハンドオーバ時間、セルの遷移、アイドル時間、およびその他の情報を含む。
その理由は、状態遷移とハンドオーバ・シグナリングとの間の最適なトレード・オフは、セル・サイズとUEの移動とに依存することである。したがって、どれくらい多くのハンドオーバ・シグナリングが期待され得るのかを評価できるようにするために、UEを接続モードにより長い時間維持することに関する決定は、UEの移動に関する予測を必要とするであろう。
Hetnet移動WIによれば、ユーザ機器は、RRC接続設定時に、ネットワークへ移動情報を提供するべきである。したがって、直近の接続からユーザの移動状態を記憶することが必要とされておらず、代わりに、ユーザ機器が、RRC接続の確立を実行した場合に、ユーザ機器の移動状態レポートが取得される。
調節モジュール16’は、たとえば、ユーザのDRXパラメータおよび/または非アクティビティ・タイマ情報等を調節すること等のように、コア・ネットワーク要素支援情報と連携した移動状態レポートに基づいて、eNBにおいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節する。
更新モジュール17’は、接続状態支援パラメータに基づいて、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新する。
ここで、更新は、即時的な更新であり得、さらに、ユーザ機器およびeNBが接続解放を実行している場合、eNBは、記憶のために、無線アクセス・ネットワーク支援情報を、コア・ネットワーク要素へ送信する必要があるので、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報はまた、ユーザ機器とeNBとが、接続解放を実行した場合、接続状態支援パラメータに基づいてさらに更新され得、その間、更新された無線アクセス・ネットワーク支援情報が、コア・ネットワーク要素へ送信される。
図3は、本発明の別の好適な実施形態に従ってeNBが接続状態支援パラメータを決定するための概要図を図示しており、具体的には、eNBは、第1の支援送信モジュール11”、要求送信モジュール12”、第2の支援取得モジュール13”、第2の支援決定モジュール14”、およびスケジューリング・モジュール18”を備える。具体的には、第1の支援送信モジュール11”は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、要求送信モジュール12”は、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、コア・ネットワーク要素へ送信し、第2の支援取得モジュール13”は、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応し、第2の支援決定モジュール14”は、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定し、コア・ネットワーク支援情報が、ユーザ機器に対応する、短い非アクティビティ・タイマ情報と、より長い非アクティビティ・タイマ情報とを備えている場合、スケジューリング・モジュール18”は、eNBとユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定する。
本明細書では、eNBの、第1の支援送信モジュール11”、要求送信モジュール12”、第2の支援取得モジュール13”、および第2の支援決定モジュール14”は、ここでは詳述されないが、参照によって組み込まれている図1に図示された対応するモジュールと同一であるか実質的に同一である。
コア・ネットワーク支援情報が、ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報と、より長い非アクティビティ・タイマ情報とを含む場合、スケジューリング・モジュール18”は、eNBとユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定する。
具体的には、より長い非アクティビティ・タイマが終了した場合、接続解放がユーザ機器に対して実行される。
eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、短い非アクティビティ・タイマが終了せず、既存のデータ情報送信が現在ないのであれば、ハンドオーバがユーザ機器に対して実行される。
eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、短い非アクティビティ・タイマが終了し、既存のデータ情報送信が現在ないのであれば、接続解放がユーザ機器に対して実行される。
eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、既存のデータ情報送信が現在存在するのであれば、ハンドオーバがユーザ機器に対して実行される。
このように、ユーザ機器を接続状態に維持する時間が最適化され、その間、ユーザ機器の移動を予測することは必要とされない。
図4は、本発明の別の態様に従って、コア・ネットワーク要素デバイスおよびeNBの協調によって接続状態支援パラメータを決定する方法のフロー図を図示する。具体的には、ステップs1では、eNBは、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、それに相応して、ステップslでは、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得し、ステップs2では、eNBは、コア・ネットワーク要素に、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し、それに相応して、ステップs2では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得し、ステップs3では、コア・ネットワーク要素は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し、ステップs4では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信し、それに相応して、ステップs4では、eNBは、コア・ネットワーク要素によって提供されるコア・ネットワーク支援情報を取得し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応し、ステップs5では、eNBは、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定する。
本明細書では、eNBがRAN(無線アクセス・ネットワーク)に存在する一方、コア・ネットワーク要素はCN(コア・ネットワーク)に存在し、ここで、コア・ネットワーク要素は、1つまたは複数のMME(モビリティ管理エンティティ)、または、1つまたは複数のSGSN(サービス提供GPRSサポート・ノード)を備える。
ステップslでは、eNBは、対応するコア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを送信し、それに相応して、ステップs1では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得する。
具体的には、ステップslでは、eNBは、RANにおいて、たとえばS1−APプロトコルを用いることによって、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを送信する。
この実施形態では、接続解放時間情報は、たとえば、とりわけ接続確立時間、解放要求時間、解放完了時間のような、接続処理中のユーザ機器の関連時間情報を含む。
無線アクセス・ネットワーク支援情報(RAN支援情報)は、以下のうちの少なくともいずれか1つを備える。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、
− ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報、
− ユーザ機器のパケット到着間時間の統計、及び、
− ユーザ機器の非アクティビティ・タイマの現在のカウント。
好適には、eNBはユーザ機器へRRC接続解放要求を送信し得、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器に対応するコンテキスト解放要求を送信し得、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応するコンテキスト解放要求に基づいて、eNBへ、ユーザ機器に対応するコンテキスト解放コマンドを送信し、eNBは、コンテキスト解放コマンドに基づいてユーザ機器への接続を解放し、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報を送信する。
この実施形態では、コンテキスト解放コマンド完了情報は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含む。
すなわち、eNBは、eNBの中で、
− ユーザ機器へRRC接続解放要求を送信し、対応するコア・ネットワーク要素へユーザ機器のコンテキスト解放要求を送信し、
− コンテキスト解放要求に対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンドを取得し、コンテキスト解放コマンドは、コア・ネットワーク要素によって送信され、
− ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドに基づいて、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドに対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報を送信し、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含む。
コア・ネットワーク要素では、コア・ネットワーク要素は、
− ユーザ機器のコンテキスト解放要求を取得し、
− コンテキスト解放要求に対応するeNBへ、ユーザ機器のコンテキスト解放要求に対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンドを送信し、
− ユーザ機器のコンテキスト解放コマンドに対応するユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報を取得し、ユーザ機器のコンテキスト解放コマンド完了情報は、eNBによって提供され、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含む。
すなわち、ユーザ機器が、eNBとの接続を解放した場合、eNBは、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを送信するであろう。
より好適には、eNBは、予め決定された解放条件に基づいて、ユーザ機器へ、RRC接続解放要求を送信し得る。予め決定された解放条件は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応するより長い非アクティビティ・タイマが終了する。
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマが終了し、現在転送されているデータ情報が存在しないケースにおいて、ユーザ機器へ補正解放を実行する。
ステップs2では、eNBは、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し、それに相応して、ステップs2では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得する。
具体的には、ステップs2では、eNBは、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得する。ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求は、ユーザ機器によってeNBへ送信され得る。たとえば、ユーザ機器が、送信のための新たな小さなデータを取得した場合、ユーザ機器は、eNBへネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し、その後、eNBは、NASプロトコルを用いて、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信する。
それに相応して、ステップs2では、コア・ネットワーク要素は、NASプロトコルを用いて、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、eNBとのインタラクションによって取得する。
ここで、ユーザ機器と、ステップslにおける無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに対応するユーザ機器とは、同じ機器であり、ステップslにおいて、コア・ネットワーク要素は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに対応するユーザ機器のユーザ機器ID情報を記録する。コア・ネットワーク要素が、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得した場合、コア・ネットワーク要素は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するユーザ機器のユーザ機器ID情報を認証する。コア・ネットワーク要素が、ユーザ機器ID情報に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを含むのであれば、ステップs3が連続的に実行される。
当業者であれば、ここで、ユーザ機器は、1つまたは複数のeNBを介して、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し得る、すなわち、ユーザ機器は、第1のeNBを介して、対応するコア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを送信し得、その後、ユーザ機器は、第1のeNBまたは第2のeNBを介して、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信することを理解するであろう。
ステップs3では、コア・ネットワーク要素は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定する。
具体的には、ステップs3では、コア・ネットワーク要素は、接続解放時間情報における複数の時間パラメータと、無線アクセス・ネットワーク支援情報における種々の種類のパラメータとによって、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、コア・ネットワーク支援情報を決定する。コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・サービスを求める要求に対応する。ネットワーク・サービスを求める要求は、ユーザ機器のユーザ機器IDを含むので、コア・ネットワーク支援情報は、ユーザ機器にも対応する。
本明細書では、コア・ネットワーク支援情報は、以下のうちの少なくともいずれか1つを含む。
− ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ(DRXパラメータ)、
− ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報、及び、
− ユーザ機器に対応するより長い非アクティビティ・タイマ情報。
好適には、コア・ネットワーク支援情報はさらに以下を含む。
− ユーザ機器に対応するパケット到着間時間情報。
ここで、上記のパラメータは以下のように説明される。
1.ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータ。不連続受信パラメータは、DRXサイクルおよびon持続タイマを含む。
接続モードにおいて、ユーザ機器のDRXサイクルは、PDCCHを不連続的にモニタするために使用される。DRXサイクルの値が長いほど、より多くの電力消費量が節約されるが、情報喪失の可能性も高くなり、DRXサイクルの値がより短くなると、情報を喪失する可能性も低くなり、その間、効率が低下する。異なるアプリケーションについては、異なるトラフィック・モデル/機能により、DRXサイクルの値もまた異なる。SDDTE UEのために適切な値を設定することは、eNBのために注意深くなされるものとする。
MACレイヤでは、on持続タイマは、DRXサイクルの開始時において、連続したPDCCHサブフレームの数を指定する。DRXサイクル自体と同様に、eNBは、さらにSDDTE UEのための適切な値を設定できる。
2.ユーザ機器に対応する、より長い非アクティビティ・タイマ情報および短い非アクティビティ・タイマ情報。
新たなRRC接続確立を初期化するためのシグナリングは、ハンドオーバ手順におけるシグナリングよりもはるかに大きいものではないので、非アクティビティ・タイマが終了する前に、1つよりも多くのハンドオーバ手順が存在するのであれば、シグナリング・オーバヘッドはより大きくなるであろう。
したがって、2つの非アクティビティ・タイマ、すなわち、短い非アクティビティ・タイマと、より長い非アクティビティ・タイマが存在し、両方とも、UEを接続モードまたはアイドル・モードに維持するための効率的な決定をeNBが下すことを支援するための支援情報として提供されている。短い非アクティビティ・タイマが終了し、ユーザ機器が、より長い非アクティビティ・タイマの終了前にハンドオーバを実行するとeNBが決定すると直ちに、UEは、アイドル・モードへハンドオーバされるであろう。
ハンドオーバが直ちに発生し、ハンドオーバされるべきデータが無い場合、UEを接続モードに維持することは、シグナリング節約の目的のために有益ではない。このスキームは、UEの移動に関する予測を必要としない接続モードにUEを維持する時間を最適化する。
3.ユーザ機器に対応するパケット到着間時間情報。
RANでは、UEを接続モードに維持することが考慮されるパケット到着間時間/UE非アクティビティ・サイクルのためのより正確な最大値に関する結論を下すことはできない。アイドル・モードでは、移動に関するあらゆる履歴情報が、UEが移動無しであるか新たなeNBに存在するかに関わらず、新たなデータ・アクセスにおいて利用不可能になるため、eNBにおいて、パケット到着間時間/UE非アクティビティ期間のためのより正確な最大値を発見するのに、ある程度の時間を要し得る。
パケット到着分布は、長い接続モードの効率にインパクトを与えるであろう。たとえば、長い接続を維持することは、高密度パケット到着のケースにおいて最も効率的である。しかし、他のケースでは、低密度パケット到着は、長い接続をむしろ非効率的にするであろう。さらに、多くのUEが接続モードに維持されるが、まれにしかアクティブにならないのであれば、たとえば、PUCCHリソースのようなラジオ・リソース用途において負の効果が存在し得る。
したがって、接続状態またはアイドル状態に維持するために、各UEを指定することによって、周波数(小さな)データ送信のためのシグナリング負荷を低減することが有利である。データ到着時間情報が定義され得、直前の接続時間においてeNBによって収集され得、次の接続では、コア・ネットワーク要素が、パケット到着時間情報を新たなeNBへ転送するであろう。したがって、新たなeNBは、UEをどれくらい長く接続モードに維持するのかについて経験的な決定を行い得る。
好適には、ステップs3において、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報を取得し、アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し得る。
具体的には、ステップs3では、コア・ネットワーク要素は、たとえば、接続情報、ハンドオーバ情報、移動情報、状態情報等のようなユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報をリアル・タイムで取得するためにeNBと相互作用し、アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定する。
ステップs4では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信し、それに相応して、ステップs4では、eNBが、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得する。コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する。
具体的には、ステップs4では、コア・ネットワーク要素は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ直接的に送信するか、または、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するS1−AP初期コンテキスト確立要求の情報と連携したコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信する。
それに相応して、ステップs4では、eNBが、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する。
ステップs5では、eNBは、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定する。
具体的には、ステップs5では、eNBは、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとしてコア・ネットワーク支援情報を採用し、これによって、ユーザ機器およびeNBが接続状態にある場合、eNBは、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを用いてユーザ機器の接続状態を制御する。
図5は、本発明の1つの好適な実施形態に従って、コア・ネットワーク要素デバイスおよびeNBの協調によって接続状態支援パラメータを決定する方法のフロー図を図示する。具体的には、ステップs1’では、eNBは、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信し、それに相応して、ステップs1’では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得し、ステップs2’では、eNBは、コア・ネットワーク要素へ、ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を送信し、それに相応して、ステップs2’では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得し、ステップs3’では、コア・ネットワーク要素は、無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定し、ステップs4’では、コア・ネットワーク要素は、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信し、それに相応して、ステップs4’では、eNBは、コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得し、コア・ネットワーク支援情報は、ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応し、ステップs5’では、eNBは、コア・ネットワーク支援情報に基づいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定し、ステップs6’では、eNBは、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、ステップs7’では、eNBは、コア・ネットワーク要素支援情報と連携した移動状態レポートに基づいて、eNBにおいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節し、ステップs8’では、eNBは、接続状態支援パラメータに基づいて、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新する。
本明細書では、ステップs1’、ステップs2’、ステップs3’、ステップs4’、およびステップs5’は、ここでは詳述されないが、参照によって組み込まれている図4に図示された対応するステップと同一であるかまたは実質的に同一である。
ステップs6’では、eNBは、ユーザ機器の移動状態レポートを取得する。
具体的には、ステップs6’では、eNBは、ユーザ機器とのインタラクションによって、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、移動状態レポートは、たとえば、アイドル/接続状態におけるユーザ機器の移動状態、ハンドオーバ時間、セルの遷移、アイドル時間、およびその他の情報を含む。
ここで、好適には、eNBは、ユーザ機器がeNBとの接続を確立した場合にのみ、ユーザ機器の移動状態レポートを取得し、この事例では、移動状態レポートは、たとえば、アイドル状態におけるユーザ機器の移動状態、ハンドオーバ時間、セルの遷移、アイドル時間、およびその他の情報を含む。
その理由は、状態遷移とハンドオーバ・シグナリングとの間の最適なトレード・オフは、セル・サイズとUEの移動とに依存することである。したがって、どれくらい多くのハンドオーバ・シグナリングが期待され得るのかを評価できるようにするために、UEを、より長い時間、接続モードに維持することに関する決定は、UEの移動に関する予測を必要とするであろう。
Hetnet移動WIによれば、ユーザ機器は、RRC接続設定時に、ネットワークへ移動情報を提供すべきである。したがって、直近の接続からユーザの移動状態を記憶することが必要とされておらず、代わりに、ユーザ機器の移動状態レポートは、ユーザ機器が、RRC接続の確立を実行した場合に、取得される。
ステップs7’では、eNBは、たとえば、非アクティビティ・タイマ情報および/またはユーザのDRXパラメータ等の調節のように、コア・ネットワーク要素支援情報と連携した移動状態レポートに基づいて、eNBにおいて、ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節する。
ステップs8’では、eNBは、接続状態支援パラメータに基づいて、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新する。
ここで、更新は、即時的な更新であり得る。さらに、ユーザ機器およびeNBが接続解放を実行している場合、eNBは、記憶のために、無線アクセス・ネットワーク支援情報を、コア・ネットワーク要素へ送信する必要があるので、ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報はまた、ユーザ機器とeNBとが、接続解放を実行した場合、接続状態支援パラメータに基づいてさらに更新され得、その間、更新された無線アクセス・ネットワーク支援情報が、コア・ネットワーク要素へ送信される。
図6は、本発明の1つの好適な実施形態に従って、ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定する方法のフロー図を図示する。具体的には、コア・ネットワーク支援情報が、ユーザ機器に対応する、短い非アクティビティ・タイマ情報と、より長い非アクティビティ・タイマ情報とを備えている場合、eNBは、eNBとユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定する。
コア・ネットワーク支援情報が、ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報と、より長い非アクティビティ・タイマ情報とを含む場合、eNBは、eNBとユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定する。
具体的には、より長い非アクティビティ・タイマが終了した場合、接続解放がユーザ機器に対して実行される。
eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、短い非アクティビティ・タイマが終了せず、既存のデータ情報送信が現在存在しないのであれば、ハンドオーバがユーザ機器に対して実行される。
eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、短い非アクティビティ・タイマが終了し、既存のデータ情報送信が現在存在しないのであれば、接続解放が、ユーザ機器に対して実行される。
eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、既存のデータ情報送信が現在存在するのであれば、ハンドオーバがユーザ機器に対して実行される。
このように、ユーザ機器を接続状態に維持する時間が最適化され、その間、ユーザ機器の移動を予測することは必要とされない。
当業者にとって、本発明は、前述した例示的な実施形態の詳細に限定されず、さらに、本発明の精神または基本的な特性から逸脱しないとの前提の下で、本発明は他の特定の形式で遂行され得ることが明らかであろう。したがって、実施形態は、どの点からであるかに関わらず、例示的であり非限定的であると考えられるべきであり、本発明の範囲は、上記記載の代わりに、添付された請求項によって定義され、請求項内にある等価な構成要素と、本発明における範囲内のすべての変形との意味をカバーすることを目的としている。請求項内のどの参照符号も、関連する請求項を限定するものとは認められないものとする。さらに、明らかに、「備える/含む」という用語は、他の構成要素またはステップを除外するものではなく、単数は複素数を除外せず、デバイス請求項において記載された複数の構成要素または手段はまた、ソフトウェアまたはハードウェアを介した1つの構成要素または手段によっても達成され得、第1および第2のような用語は、任意の特定の順序ではなく名称を表わすためにのみ使用される。

Claims (12)

  1. eNBにおいて接続状態支援パラメータを決定するための方法であって、
    a.ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信するステップを備え、
    前記方法はさらに、
    b.前記ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、前記コア・ネットワーク要素へ送信するステップと、
    c.前記コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得するステップであって、前記コア・ネットワーク支援情報は、前記ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する、取得するステップと、
    d.前記コア・ネットワーク支援情報に基づいて、前記ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定するステップと、を備え、
    前記コア・ネットワーク支援情報は、
    − 前記ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータと、
    − 前記ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報と、
    − 前記ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報と、
    のうちの少なくともいずれか1つを含む、方法。
  2. − 前記ユーザ機器の移動状態レポートを取得するステップと、
    − コア・ネットワーク要素支援情報と連携した前記移動状態レポートに基づいて、前記eNBにおいて、前記ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節するステップと、
    − 前記接続状態支援パラメータに基づいて、前記ユーザ機器に対応する前記無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新するステップと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コア・ネットワーク支援情報が、前記ユーザ機器に対応する、前記短い非アクティビティ・タイマ情報と、前記長い非アクティビティ・タイマ情報とを備えている場合、前記方法はさらに、
    − 前記eNBと前記ユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した前記短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、前記ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定するステップを備え、
    前記スケジューリング戦略は、
    − 前記eNBがユーザ・ハンドオーバを決定した場合に、短い非アクティビティ・タイマが終了しておらず、データ情報送信が存在しないのであれば、前記ユーザ機器のためのハンドオーバを実行するステップと、
    − 前記eNBがユーザ・ハンドオーバを決定した場合に、長い非アクティビティ・タイマが終了しており、データ情報送信が存在しないのであれば、前記ユーザ機器のための接続解放を実行するステップと、
    − 前記長い非アクティビティ・タイマが終了した場合に、前記ユーザ機器のための接続解放を実行するステップと、
    のうちの少なくともいずれか1つを備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. コア・ネットワーク要素において接続状態支援パラメータを従属的に決定するための方法であって、
    A.ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得するステップを備え、
    前記方法はさらに、
    B.前記ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得するステップと、
    C.前記無線アクセス・ネットワーク支援情報と前記接続解放時間情報とに基づいて、前記ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定するステップと、
    D.前記ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、前記ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する前記コア・ネットワーク支援情報をeNBへ送信するステップとを備え、
    前記コア・ネットワーク支援情報は、
    − 前記ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータと、
    − 前記ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報と、
    − 前記ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報と、
    のうちの少なくともいずれか1つを含む、方法。
  5. 前記ステップCは、
    − 前記ユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報を取得するステップと、
    − 前記アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とに基づいて、前記ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定するステップと、
    を備える、請求項4に記載の方法。
  6. 接続状態支援パラメータを決定するためのeNBであって、
    ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを、対応するコア・ネットワーク要素へ送信するように構成された第1の支援送信モジュールを備え、
    前記eNBはさらに、
    前記ユーザ機器のネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を、前記コア・ネットワーク要素へ送信するように構成された要求送信モジュールと、
    前記コア・ネットワーク要素によって提供されたコア・ネットワーク支援情報を取得するように構成された第2の支援取得モジュールであって、前記コア・ネットワーク支援情報は、前記ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する、第2の支援取得モジュールと、
    前記コア・ネットワーク支援情報に基づいて、前記ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを決定するように構成された第2の支援決定モジュールとを備え、
    前記コア・ネットワーク支援情報は、
    − 前記ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータと、
    − 前記ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報と、
    − 前記ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報と、
    のうちの少なくともいずれか1つを含む、eNB。
  7. 前記ユーザ機器の移動状態レポートを取得するように構成されたレポート取得モジュールと、
    コア・ネットワーク要素支援情報と連携した前記移動状態レポートに基づいて、前記eNBにおいて、前記ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータを調節するように構成された調節モジュールと、
    前記接続状態支援パラメータに基づいて、前記ユーザ機器に対応する前記無線アクセス・ネットワーク支援情報を更新するように構成された更新モジュールと、
    をさらに備える、請求項6に記載のeNB。
  8. 前記コア・ネットワーク支援情報が、前記ユーザ機器に対応する、前記短い非アクティビティ・タイマ情報と、前記長い非アクティビティ・タイマ情報とを備えている場合、前記eNBはさらに、
    前記eNBと前記ユーザ機器のデータ情報送信状態と連携した前記短い非アクティビティ・タイマ情報に基づいて、前記ユーザ機器に対応するスケジューリング戦略を決定するように構成されたスケジューリング・モジュールを備え、
    前記スケジューリング戦略は、
    − 前記eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、短い非アクティビティ・タイマが終了しておらず、データ情報送信が存在しないのであれば、前記ユーザ機器のためのハンドオーバを実行するステップと、
    − 前記eNBがユーザ・ハンドオーバ決定を下した場合、長い非アクティビティ・タイマが終了し、データ情報送信が存在しないのであれば、前記ユーザ機器のための接続解放を実行するステップと、
    − 前記長い非アクティビティ・タイマが終了した場合、前記ユーザ機器のための接続解放を実行するステップと、
    のうちのいずれか1つを備える、請求項6または7に記載のeNB。
  9. 接続状態支援パラメータを従属的に決定するためのコア・ネットワーク要素であって、 デバイスは、
    ユーザ機器に対応する無線アクセス・ネットワーク支援情報と接続解放時間情報とを取得するように構成された第1の支援取得モジュールを備え、
    前記デバイスはさらに、
    前記ユーザ機器に対応するネットワーク・アクセス・サービスを求める要求を取得するように構成された要求取得モジュールと、
    前記無線アクセス・ネットワーク支援情報と前記接続解放時間情報とに基づいて、前記ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定するように構成された第2の支援決定モジュールと、
    前記ユーザ機器に対応する接続状態支援パラメータとして使用するために、前記ネットワーク・アクセス・サービスを求める要求に対応する前記コア・ネットワーク支援情報を、eNBへ送信するように構成された第2の支援送信モジュールとを備え、
    前記コア・ネットワーク支援情報は、
    − 前記ユーザ機器に対応する不連続受信パラメータと、
    − 前記ユーザ機器に対応する短い非アクティビティ・タイマ情報と、
    − 前記ユーザ機器に対応する長い非アクティビティ・タイマ情報と、
    のうちの少なくともいずれか1つを含む、コア・ネットワーク要素。
  10. 前記第2の支援決定モジュールは、
    − 前記ユーザ機器のアクティビティ動的モニタリング情報を取得し、
    − 前記アクティビティ動的モニタリング情報と連携した無線アクセス・ネットワーク支援情報と前記接続解放時間情報とに基づいて、前記ユーザ機器に対応するコア・ネットワーク支援情報を決定するように構成された、請求項9に記載のコア・ネットワーク要素。
  11. 前記コア・ネットワーク要素はMMEまたはSGSNを備える、請求項9または10に記載のコア・ネットワーク要素。
  12. 接続状態支援パラメータを決定するためのシステムであって、請求項6乃至8のいずれか1項に記載のeNBと、請求項9乃至11のいずれか1項に記載のコア・ネットワーク要素と、を備える、システム。
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