JP2016528837A - 放送/ブロードバンド輻輳ネットワーク - Google Patents

放送/ブロードバンド輻輳ネットワーク Download PDF

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Abstract

コンテンツソースからユーザ機器デバイスへコンテンツを配信する、放送/ブロードバンド輻輳システム。本システムは:放送産業に、大幅に強化された移動性能を;利用可能なスペクトルリソースを、無線ブロードバンドネットワーク及び/又は無線ブロードバンドネットワークからオフロードされた放送コンテンツによる使用のために動的に販売することによって、放送産業に追加の収入源を;利用可能なスペクトルの動的購入によって、ブロードバンド産業に追加のスペクトルを;そして豊かなユーザ体験を、提供する。スペクトルサーバは、放送ネットワークによって利用可能となったラジオスペクトルの動的配分を促進できる。放送ネットワークは、移動体デバイス及び固定デバイスをサポートするために、強化された波形パラメータを用いて放送を行ってよい。【選択図】図1

Description

本出願は遠距離通信の分野に関し、より詳細には、放送ネットワーク及び無線ブロードバンドネットワークを有利に協調させることができるようにするための機構に関する。
移動体通信は、Grand Allianceが1995年に最初のATSC規格を導入して以来、急速に使用されるようになった。無線ブロードバンドネットワークの迅速な進歩により、コンテンツの生成、配信及び消費方法は変化した。新しい世代の消費者は、ATSCが考えられた時には予想されていなかった、常時接続されたインターネット、オンデマンドコンテンツ、世界的なソーシャルネットワーキングと共に育っている。過去20年で、我々の生活、仕事及び遊びに深く影響を与える、大きな社会的、経済的及び技術的変化が発生している。以上を考慮して、移動体ブロードバンド通信において更なる改善が望まれている。
無線ブロードバンド技術の進歩にもかかわらず、放送は、多数の視聴者に同時にコンテンツを配信するための最もコスト効率が高い方法であり続けている。放送とブロードバンドとの調和は経済的課題である。多数の視聴者に同時に直線的なプログラム編成を供給する放送システムとは異なり、コンテンツ‐オンデマンドはユニキャストシステムを必要とし、この場合ユーザ数の増加に伴ってトランスポートコストが上昇する。ブロードバンドプロバイダは、非常に混雑している認可されたスペクトルから、非認可のスペクトル(Wi‐Fi、ホワイトスペース)へ、並びに放送ネットワーク及びスペクトルへと、トラフィックをオフロードする必要があり、これは放送局にとって大きな新規の収入の機会を意味している。
無線ブロードバンドシステム(例えばLTE)との調和は、ユーザの体験を向上させ、有益なスペクトルの共有を促進し、設備(トランスミッタ、ベースステーション、ユーザ機器(UE))が放送及び無線ブロードバンドの両方を最小のコスト増分でサポートできるようにする。
コンテンツ‐オンデマンドは、インターネット世代の好ましいユーザ体験であることは明らかである。従って、放送産業の長期的成功のために、従来の放送方式をユニキャスト方式のユーザ体験によってシームレスに向上することが望まれている。
次世代放送プラットフォーム(NGBP)は、従来の放送モデルを保持したまま、無線ブロードバンドを活用するために、放送局に追加の収入生成オプションを提供する。
移動体放送及びブロードバンドネットワークの、特にこれらのネットワークの輻輳に関連する更なる改善が望まれている。
ある一連の実施形態では、キャリアアグリゲーション下において、利用可能な放送スペクトルリソースを配分するためのスペクトルサーバを、以下のように構成できる。このスペクトルサーバは、1つ又は複数のプロセッサと、メモリとを含んでよい。メモリはプログラム命令を記憶し、このプログラム命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、上記1つ又は複数のプロセッサに:(a)1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能となった放送スペクトル(例えば必ずしも隣接していない1つ又は複数のチャネル)を指示する情報を受信するステップ;(b)無線ブロードバンドネットワークからの要求に応答して、上記利用可能な放送スペクトルの少なくとも一部分(場合によっては全て)を無線ブロードバンドネットワークに割り当てるステップであって、上記割り当てられる少なくとも一部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記利用可能な放送スペクトルの分割に従って、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)によって定義される、ステップ;及び(c)無線ブロードバンドネットワークにメッセージを送信するステップであって、上記メッセージは、リソースブロック番号の間隔を識別する(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔を識別する)、ステップを実施させる。
ある一連の実施形態では、キャリアアグリゲーション下において、利用可能な放送スペクトルリソースを配分するためのスペクトルサーバを、以下のように構成できる。このスペクトルサーバは、1つ又は複数のプロセッサと、メモリとを含んでよい。メモリはプログラム命令を記憶し、このプログラム命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、上記1つ又は複数のプロセッサに:(a)1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能となった放送スペクトルのチャネルを合成して、隣接帯域を形成するステップ;(b)無線ブロードバンドネットワークからの要求に応答して、上記隣接帯域の隣接部分を無線ブロードバンドネットワークに割り当てるステップであって、上記隣接部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の間隔によって定義される、ステップ;及び(c)無線ブロードバンドネットワークにメッセージを送信するステップであって、上記メッセージは、リソースブロック番号の間隔を識別する、ステップを実施させる。
ある一連の実施形態では、無線ブロードバンドネットワークの一部として動作させるためのベースステーションを以下のように構成できる。このベースステーションは、スペクトルリソースの動的集合を可能とすることができ、またこのベースステーションは、ブロードバンドスペクトルの一部分及び放送スペクトルの一部分を含む、集合したスペクトルリソースを用いて、ダウンリンクシグナル(例えばOFDM)を1つ又は複数のデバイスに無線送信するよう構成された回路構成を含んでよい。放送スペクトルの上記一部分は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能とされており、スペクトルサーバによって無線ブロードバンドネットワークに動的に割り当てられる。放送スペクトルの上記一部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記放送スペクトルのうちのある帯域の分割に従って、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)としてスペクトルサーバによって指定される。
ある一連の実施形態では、スペクトルリソースの動的集合を可能とするデバイスは、無線ブロードバンドネットワークと関連する1つ又は複数のベースステーションと無線通信するよう構成された回路構成を含んでよい。上記通信は、上記1つ又は複数のベースステーションのうちの第1のものによって送信されるダウンリンクシグナル(例えばOFDM)を受信することを含んでよく、このダウンリンクシグナルは、ブロードバンドスペクトルの一部分及び放送スペクトルの一部分を含む、集合したスペクトルリソースを使用する。放送スペクトルの上記一部分は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能とされており、スペクトルサーバによって無線ブロードバンドネットワークに動的に割り当てられる。放送スペクトルの上記一部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記放送スペクトルのうちのある隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)としてスペクトルサーバによって指定される。
ある一連の実施形態では、無線ネットワークの一部として使用するためのベースステーションは、1つ又は複数の1次帯域(PB)ラジオ装置、1つ又は複数の追加のラジオ装置、及びコントローラを含んでよい。PBラジオ装置はそれぞれ、1つ又は複数の1次帯域のうちの少なくとも1つを通して送信を行うよう構成される。上記1つ又は複数の追加のラジオ装置はそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する。上記コントローラは:(a)第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する情報を受信し;(b)上記1つ又は複数の追加のラジオ装置のうちの第1のものを、上記第1の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調又はプログラムし;(c)インフラストラクチャネットワークからのデータストリームを受信し;(d)上記データストリームを、複数のサブストリームの第1のセットに分割し;(e)それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び第1の追加のラジオ装置を用いて、第1のセットのサブストリームの並列送信を配向するよう、構成してよい。
ある一連の実施形態では、無線ブロードバンドネットワークの一部として動作させるためのデバイスは、1つ又は複数の1次帯域トランシーバ、1つ又は複数のレシーバ、及びコントローラを含んでよい。PBトランシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の1次帯域のうちの1つを用いて、無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される。上記1つ又は複数のレシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する。上記コントローラは:(a)上記1つ又は複数のPBトランシーバを用いて、上記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;(b)ベースステーションから第1のメッセージを受信するのに応答して、上記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、上記ラジオスペクトルのうちの第1の現在利用可能なスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調又はプログラムし、ここで上記第1のメッセージは、上記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;(c)上記第1のレシーバを整調又はプログラムした後に、上記第1のレシーバを使用して、上記ベースステーションから第1の追加のネットワークデータストリームを受信し;(d)上記1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び上記第1の追加のネットワークデータストリームを合成して、集合データストリームを得るよう構成してよい。
ある一連の実施形態では、無線ブロードバンドネットワークの一部として動作させるための、及び1つ又は複数の放送トランスミッタを含む放送ネットワークによって送信される1つ又は複数の放送シグナルの受信のためのデバイスは、1つ又は複数の1次帯域トランシーバ、1つ又は複数のレシーバ、及びコントローラを含んでよい。PBトランシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の1次帯域のうちの1つを用いて、無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される。上記1つ又は複数のレシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する。上記コントローラは:(a)上記1つ又は複数のPBトランシーバを用いて、上記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;(b)上記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、上記放送トランスミッタのうちの第1のものが送信する第1の放送シグナルに対応する第1の放送周波数に整調又はプログラムし;(c)上記整調又はプログラムに応答して、上記第1のレシーバを用いて上記第1の放送シグナルから第1の放送データストリームを復元し、ここで第1の放送データストリームは、上記1つ又は複数の放送トランスミッタのうちの少なくとも1つを介した放送のために、無線ブロードバンドネットワークによって放送ネットワークへとオフロードされたデータを含むよう構成してよい。
ある一連の実施形態では、(利用可能なスペクトルリソースのスペクトルサーバの、無線ブロードバンドプロバイダへの販売(例えば動的な販売、事前に取り決められた販売又は事前に準備された販売)を容易にするために)スペクトルサーバを動作させるための方法は:(a)あるスペクトルリソースの購入又は使用の要求を受信するステップであって、ここで上記要求は、無線ブロードバンドプロバイダから受信されるものである、ステップ;(b)ある放送ネットワークが現在使用しているスペクトルリソースのリスト中の、ある特定のスペクトルリソースを識別するステップであって、ここで上記放送ネットワークは、複数の放送トランスミッタを介した送信のための、スペクトルリソースへの放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する、ステップ;及び(c)上記特定のスペクトルリソースを使用できるように上記無線ブロードバンドプロバイダを認証する情報を送信するステップを含んでよい。用語「販売(sale)」は、幅広く解釈され得ることに留意されたい。(例えばオークションは、販売の一形態と考えられる。)
いくつかの実施形態では、本方法は、支払い、支払いの約束又はその他の考慮するべき事項を無線ブロードバンドプロバイダから受信することも含んでよい。このステップは、上述のステップ(a)〜(c)に対していずれの順序で発生してよい。実際には、支払いはステップ(a)、(b)、(c)が完了した後(例えばずっと後)に発生し得る。いくつかの実施形態では、支払いの代わりに、又は支払いに加えて、何らかの形態の交換を実施してよい。
ある一連の実施形態では、(スペクトルリソースの購入、例えば動的購入を容易にするために)無線ブロードバンドネットワークの一部としてサーバを動作させる(ここで無線ブロードバンドネットワークのベースステーションは、一連の放送トランスミッタを含む放送ネットワークと同一の地理的領域において動作する)ための方法は:(a)無線ネットワーク中のベースステーションのうちの所定の1つが現在追加の帯域幅を必要としていることを示す、第1のメッセージを受信するステップ;(b)上記第1のメッセージに応答して、上記所定のベースステーションの地理的近傍における、現在利用可能なスペクトルリソースの購入又は使用のために、要求を放送サーバに送信するステップ;及び(c)特定の現在利用可能なスペクトルリソースを識別する第2のメッセージを放送サーバから受信するステップであって、上記放送ネットワークは、上記所定のベースステーションの地理的近傍内において、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を行わないことに合意している、ステップを含んでよい。上記要求は、必ずしも購入の要求ではないことに留意されたい。いくつかの実施形態では、1つ又は複数の放送局と上記無線ブロードバンドネットワークとの間に、交換が存在し得る。例えば放送局側から見ると、放送局は、上記放送局の放送スペクトルの使用を、目的とする広告のための戻りチャネルとしての無線キャリアスペクトルの使用と交換できる。
ある一連の実施形態では、広告用サーバを動作させるための方法は、以下のように実施してよい。本方法は、無線ネットワークの一部として、無線ネットワークによる通信のため及び放送ネットワークの放送トランスミッタからの受信のために構成されたデバイスに、目的とする広告を提供するよう実施してよい。本方法は:(a)デバイスから視聴情報を受信するステップであって、上記視聴情報は、放送トランスミッタのうちの1つ又は複数を通して放送コンテンツを視聴する際の上記デバイスのユーザの挙動を特徴付けるものである、ステップ;(b)上記視聴情報に基づいて、上記デバイスの上記ユーザに対する広告を選択するステップ;及び(c)上記無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを介して、選択された広告に対応するコンテンツストリームを上記デバイスに送信するステップを含んでよい。本方法はまた、上記デバイスから視聴者情報(例えば位置、アクティビティ、閲覧履歴、ソーシャルメディア情報又はセンサデータ等)を受信するステップも含んでよい。選択ステップ(b)は、上記視聴者情報及び/又は上述の視聴情報に基づいて実施できる。
ある一連の実施形態では、広告用サーバを動作させるための方法は、以下のように実施してよい。本方法は、無線ネットワークの一部として、無線ネットワークによる通信のため及び放送ネットワークの放送トランスミッタからの受信のために構成されたデバイスに、目的とする広告を提供するよう実施してよい。本方法は:(a)デバイスから視聴情報を受信するステップであって、上記視聴情報は、放送トランスミッタのうちの1つ又は複数を通して放送コンテンツを視聴する際の上記デバイスのユーザの挙動を特徴付けるものである、ステップ;(b)上記視聴情報を、メモリ媒体に記憶されたユーザ指定記録に追加するステップ;(c)上記ユーザ指定記録の現在の状態に基づいて、上記デバイスの上記ユーザに対する広告を選択するステップ;及び(d)上記無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを介して、選択された広告に対応するコンテンツストリームを上記デバイスに送信するステップを含んでよい。
図1は、一実施形態による、コンテンツソースからユーザ機器(UE)デバイスへとコンテンツを配信する、放送/ブロードバンド輻輳システムを示す。 図2Aは、現行の世代のチップセットのブロック図である。 図2Bは、一実施形態による新世代のチップセットのブロック図である。 図3は、FFT区間のパーセンテージとして表される複数の候補CP長と、既存のeMBMS PHY規格によって与えられるものを超えてシンボル区間を拡張するための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングとを含むように、PHYを拡張する、表1を提示する。 図4は、FFT区間のパーセンテージとして表される複数の候補CP長と、既存のeMBMS PHY規格によって与えられるものを超えてシンボル区間を拡張するための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングとを含むように、PHYを拡張する、表2を提示する。 図5は、MIB/SIBによるRFシステム構成を示す表3を提示する。 図6は、一実施形態による、未承諾HARQ再送に関する手順を示す。 図7は、一実施形態による修正されたeMBMSフレーム構造を示す。 図8は、6MHzシグナル帯域幅及び1フレームあたり10個のeMBMSサブフレーム(SF)のうちの8個に関するシステムスループットを示す表4を提示する。 図9は、6MHzシグナル帯域幅及び1フレームあたり10個のeMBMSサブフレーム(SF)のうちの8個に関するシステムスループットを示す表5を提示する。 図10は、一実施形態による動的スペクトル共有を示す。 図11は、一実施形態による、スペクトル共有を動的に可能とするための、放送ネットワークとブロードバンドネットワークとの間の協調を示す、簡略化されたネットワークアーキテクチャを示す。 図12は、一実施形態によるチャネルエンコーディングスキームの例を示す表6を提示する。 図13は、一実施形態による、サポートされる帯域幅クラスのセットを示す表7を提示する。 図14は、一実施形態による、EARFCN割り当て及びシステム構成の例を提供する。 図15は、キャリアアグリゲーション下において利用可能なスペクトルリソースを配分するためのスペクトルサーバの一実施形態を示す。 図16は、利用可能なスペクトルリソースを動的に集合させるための方法に関連して使用するためのベースステーションの一実施形態を示す。 図17は、利用可能なスペクトルリソースを動的に集合させるための方法に関連して使用するためのデバイスの一実施形態を示す。 図18は、動的キャリアアグリゲーションのためのベースステーションの一実施形態を示す。 図19は、動的キャリアアグリゲーションのためのデバイスの一実施形態を示す。 図20は、放送インフラストラクチャを使用したスペクトル共有のためのデバイスの一実施形態を示す。 図21は、無線ブロードバンドプロバイダに対する利用可能なスペクトルリソースの動的な販売を促進するようにスペクトルサーバを動作させるための方法の一実施形態を示す。 図22は、無線ネットワークのためのスペクトル購入サーバの一実施形態を示す。 図23は、広告用サーバを動作させるための方法の一実施形態を示す。 図24は、放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムの一実施形態を示す。 図25は、放送TVシグナルのためのトランスミッタシステムの一実施形態を示す。
本開示は様々な修正及び代替形態を許容するものであるが、その具体的な実施形態を例として図面に示し、また本明細書で詳細に説明する。しかしながら、上記具体的実施形態の図及び詳細な説明は、図示されている特定の形態に開示を限定することを意図したものではなく、反対に、添付の請求項によって定義されるような本開示の精神及び範囲内にある全ての修正例、均等物及び代替例を包含することを意図したものであることを理解されたい。本明細書において使用されている見出しは、単に組織化を目的としたものであり、これらの使用は本説明の範囲の限定を意味しない。本出願全体を通して使用される単語「してよい/し得る/できる(may)」は、許容の意味で(即ち「可能性がある」ことを意味して)使用されており、強制の意味で(即ち「しなければならない」ことを意味して)使用されるものではない。同様に、単語「含む(include/including/includes)」は、ある対象を含むもののそれに限定されないことを意味する。
フローチャートは、例示的実施形態を例示するために提供されるものであり、図示されている特定のステップに本開示を限定することを意図したものではない。様々な実施形態において、図示されている方法の要素のうちのいくつかを同時に実施してよく、図示したものと異なる順序で実施してよく、又は省略してよい。必要に応じて追加の方法要素を実施してもよい。
様々なユニット、回路又はその他の構成部品は、1つ又は複数のタスクを実施する「よう構成される(configured to)」として記載され得る。このような文脈において「よう構成される」は、動作中に上記1つ又は複数のタスクを実施する「回路構成を有する」ことを一般に意味する、構造の広範な説明である。従ってユニット/回路/構成部品は、ユニット/回路/構成部品が現在オンでなくても上記タスクを実施するよう構成できる。一般に「よう構成される」に対応する構造を形成する回路構成は、ハードウェア回路を含んでよい。同様に、記載を簡略化するために、様々なユニット/回路/構成部品は、1つ又は複数のタスクを実施するとして記載され得る。このような記載は「よう構成される」という語句を含むものとして解釈されるものとする。1つ又は複数のタスクを実施するよう構成されるユニット/回路/構成部品の列挙は、これらユニット/回路/構成部品に関して米国特許法第112条第6段落の解釈を援用しないことを明示的に意図したものである。より一般には、いずれの要素の列挙は、「…のための手段(means for)」又は「…のためのステップ(step for)」という語句が具体的に使用されていない限り、上記要素に関して米国特許法第112条第6段落の解釈を援用しないことを明示的に意図したものである。
本特許において使用される頭字語のリスト
ATSC:次世代テレビジョン方式委員会
BB:ブロードバンド
BC:放送
CA:キャリアアグリゲーション
CC:コンポーネントキャリア
CCCH:共通制御チャネル
CP:サイクリックプレフィクス
DCCH:専用制御チャネル
DL:ダウンリンク
DVB:デジタルビデオ放送
EARFCN:E‐Utra絶対ラジオ周波数チャネル番号
eMBMS:発展型マルチメディア放送同報サービス
EPS:発展型パケットシステム
GI:ガード間隔
GW:ゲートウェイ
HD Radio:高精細ラジオ
LTE:ロングタームエボリューション
MAC:媒体アクセス制御
MIB:マスター情報ブロック
MME:モビリティ管理エンティティ
NAS:非アクセス層
OFDM:直交周波数分割多重方式
PBCH:物理放送チャネル
PDCP:パケットデータ輻輳プロトコル
PDN:パケットデータネットワーク
PCC:ポリシー及び課金制御
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル
PHICH:物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PSS:1次同期シグナル
SF:サブフレーム
SFN:単一周波数ネットワーク
SIB:システム情報ブロック
SRB:シグナリングラジオベアラ
SSS:2次同期シグナル
UE:ユーザ機器
UL:アップリンク
本特許において使用される用語
メモリ媒体‐いずれの様々な種類のメモリデバイス又はストレージデバイス。用語「メモリ媒体」は、インストール媒体(例えばCD−ROM、フロッピーディスク若しくはテープデバイス);コンピュータシステムメモリ若しくはDRAM、DDR、RAM、SRAM、EDO RAM、ラムバスRAM等のランダムアクセスメモリ;磁気メディア(例えばハードドライブ)、光学ストレージ若しくはROM、EPROM、FLASH等の不揮発性メモリ;レジスタ又は他の同様のタイプのメモリ素子等を含むことを意図している。メモリ媒体はその他のタイプのメモリ又はその組み合わせも同様に含んでよい。更に、メモリ媒体は、プログラムを実行する第1のコンピュータシステム内に配置してよく、又はインターネット等のネットワークを介して第1のコンピュータシステムに接続された第2の異なるコンピュータシステム内に配置してよい。後者の場合、第2のコンピュータシステムは第1のコンピュータシステムに、実行のためのプログラム命令を提供してよい。用語「メモリ媒体」は、異なる位置、例えばネットワークを介して接続された異なるコンピュータシステム内にあってよい2つ以上のメモリ媒体を含んでよい。メモリ媒体は、1つ又は複数のプロセッサが実行できる、(例えばコンピュータプログラムとして実現される)プログラム命令を記憶してよい。
コンピュータシステム‐用語「コンピュータシステム」は、パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク家電、インターネット家電、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、テレビジョンシステム、グリッドコンピューティングシステム若しくはその他のデバイス又はデバイスの組み合わせを含む、様々なタイプの計算又は処理システムのいずれかを指す。一般に、用語「コンピュータシステム」は、メモリ媒体からの命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを有するいずれのデバイス(又は複数のデバイスの組み合わせ)を包含するものとして広く定義できる。
ユーザ機器(UE)(又は「UEデバイス」)‐移動可能又は携帯可能であり、無線通信を実施する、いずれの様々なタイプのコンピュータシステムデバイス。UEデバイスの例としては、携帯電話又はスマートフォン(例えばiPhone(商標)、Android(商標)ベースの電話)、携帯型ゲームデバイス(例えばNintendo DS(商標)、PlayStation Portable(商標)、Gameboy Advance(商標)、iPhone(商標))、ラップトップ、PDA、携帯型インターネットデバイス、音楽プレイヤー、データ記憶デバイス、他のハンドヘルドデバイス、及び腕時計、ヘッドホン、ペンダント、イヤホン等のウェアラブルデバイスが挙げられる。一般に、用語「UE」又は「UEデバイス」は、ユーザが容易に輸送でき、かつ無線通信が可能な、いずれの電子デバイス、計算デバイス及び/又は遠距離通信デバイス(又はデバイスの組み合わせ)を包含するよう、広範に定義できる。
ベースステーション‐用語「ベースステーション」は、この語が通常意味するところの全範囲を含み、少なくとも、固定位置に設置されて、無線携帯電話システム又はラジオシステムの一部として通信に使用される、無線通信ステーションを含む。
要素プロセッサ‐様々な要素又は要素の組み合わせを表す。要素プロセッサとしては例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)等の回路、個々のプロセッサコアの部分若しくは回路、複数のプロセッサコア全体、個々のプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等のプログラマブルハードウェアデバイス、及び/又は多数のプロセッサを含むシステムの比較的大きな部分が挙げられる。
自動的に(automatically)‐その作用又は動作を直接指定又は実施するユーザ入力を必要とせずに、コンピュータシステム(例えばコンピュータシステムが実行するソフトウェア)又はデバイス(例えば回路構成、プログラム可能なハードウェア要素、ASIC等)が実施する動作又は操作について用いる。従って用語「自動的に」は、ユーザが手動で実施又は指定する操作(ここでユーザが操作を直接実施するために入力を提供する)と対照的なものである。自動処理は、ユーザが提供する入力によって開始される場合があるが、これに続く「自動的に」実施される動作は、ユーザが指定するものではなく、即ち「手動で」実施される(ユーザが各動作の実施を指定する)ものではない。例えばユーザが、各フィールドを選択し、(例えば情報をタイピングすることによって、チェックボックスを選択することによって、無線選択によって等で)情報を指定する入力を提供することによって、電子フォームを埋める場合、仮にコンピュータシステムがユーザの動作に応答して上記フォームを更新しなければならないとしても、これは上記フォームを手動で埋めたことになる。このようなフォームはコンピュータシステムによって自動で埋めることができ、この場合コンピュータシステム(例えばコンピュータシステム上で実行されるソフトウェア)は、フォームのフィールドを分析して、フィールドへの回答を指定するいずれのユーザ入力を必要とせずにフォームを埋める。上述のように、ユーザはフォームを自動で埋める動作を発動する場合はあるが、実際にフォームを埋める動作には関わらない(例えばユーザはフィールドへの回答を手動で指定せず、回答は自動的に完了する)。本明細書は、ユーザが行う動作に応答して自動的に実施される操作の様々な例を提供する。
図1は、コンテンツソースからユーザ機器(UE)デバイスへとコンテンツを配信する放送/ブロードバンド輻輳システム100の一実施形態を示す。このシステムは、有意に向上した移動可能性を放送産業にもたらし、追加の収入源を放送産業にもたらし、共有によって追加のスペクトルを放送産業にもたらし、ユーザの体験を豊かにする。全ての既存のビジネスモデルを保持できるため、今日のシステムからこの新規のシステムに同期して移行する必要がない。
放送/ブロードバンド輻輳ネットワークアーキテクチャは、様々な2G/3G/4Gブロードバンドネットワーク及び様々な放送ネットワークに適用される。LTE及びATSC輻輳を例として用いる。図1のシステム間の通信リンクは論理接続であり、必ずしも専用の物理リンクではない。例えば、共通ネットワーク(インターネット)を介して多数の通信リンクを発生させてよく、多数のシステムを同一の場所に配置するか又は1つに併合してよく、分散制御スキーム及び集中制御スキームの両方が可能である。図1の目的は、ネットワークの基本的な動作原理を図示することである。同一の目的を達成するために、様々な構成及びトポロジが可能である。
図1に示すように、放送/ブロードバンド輻輳ネットワークアーキテクチャは、以下のカテゴリ:コンテンツソース101、コアネットワーク102、ランダムアクセスネットワーク(RAN)/スペクトル103及びユーザ機器104に関して編成できる。
コンテンツプロバイダ108のようなコンテンツプロバイダは、IPコア106にコンテンツ(例えばビデオ情報)を供給できる。スペクトルエクスチェンジ110は、インターネット112へ/からコンテンツ及び/又は他の情報を送受信できる。無線ブロードバンドネットワークコア112は、無線ブロードバンドキャリア114からコンテンツを受信できる。
IPコア106(又は放送エクスチェンジ)は、VHFトランスミッタ116及びUHFトランスミッタ118等のトランスミッタにコンテンツストリームを提供できる。VHFトランスミッタは、シグナル126のようなVHF放送シグナル(例えばATSCシグナル又はATSC3.0シグナル)を生成する。UHFトランスミッタは、シグナル128のようなUHF放送シグナル(例えばATSCシグナル又はATSC3.0シグナル)を生成する。
無線ブロードバンドネットワークコア112(例えばLTE発展型パケットコア)は、ベースステーション120のような無線ブロードバンドベースステーションを用いて、ユーザへ/からデータストリームを送受信する。よって無線ベースステーションは、(LTE等の)無線ブロードバンドサービス134をユーザデバイスに提供する。
非認可スペクトル136を用いてユーザと通信できる。例えばブロードバンドネットワークコア112及び/又はインターネット114は、アクセスポイント122のようなWiFiアクセスポイント及び/又はTVホワイトスペース機器124を介して、ユーザデバイスへ/からデータを送受信できる。更に動的スペクトルアクセス138(例えばコグニティブラジオ)を採用してよい。
スペクトルエクスチェンジ110は、放送局によって利用可能となったスペクトルリソースの、無線ブロードバンドプロバイダへの販売又は交換を媒介できる。スペクトルエクスチェンジはIPコア106及び無線ブロードバンドネットワークコア112に連結される。IPコア106はまた、スペクトルエクスチェンジ110を迂回して、ブロードバンドネットワークコア112に更に直接連結でき、これにより例えばブロードバンドネットワークコア112は、1つ又は複数の放送ネットワークによる放送のためにデータをオフロードできるようになる。
ブロードバンドネットワークコア122は、IPコア106へとコンテンツをオフロードでき、従ってこのコンテンツは、例えばスペクトル共有130によって示されているように、放送ネットワークの1つ又は複数のトランスミッタによって放送されることになる。この形態のスペクトル共有では、放送ネットワークはブロードバンドネットワークに代わって、オフロードされたコンテンツを送信する。従って放送ネットワークは、このようなオフロードサービスを提供することによって、ブロードバンドネットワークからの収入を生成できる。オフロードされたコンテンツは、ブロードバンドプロバイダの明示的な制御又は金銭的寄与なしにUE104が受信できる通常の放送コンテンツであってもよく、このようにして、ブロードバンドスペクトルを他の使用(例えばユニキャスト)のために保持したまま、放送スペクトルを用いてコンテンツをUEへと効果的に配信する。
放送ネットワークはまた、ラジオスペクトルの複数の部分を、放送ネットワークが放送送信のための当該スペクトルの使用を計画していない場合に、ブロードバンドネットワークに対して利用可能とすることもできる。従ってIPコア106は、ラジオスペクトルの上述のような利用可能な部分を識別する情報を、スペクトルエクスチェンジに対して通信できる。スペクトルエクスチェンジ110は、上述の利用可能な部分のデータベースを維持でき、これらの部分をブロードバンドネットワークへの販売又はブロードバンドネットワークとの交換用に利用可能とすることができる。このようにして、放送ネットワークは、スペクトルの複数の部分においてアクティブに放送を行っていない時間中であっても、上記部分から収入を生成できる。この特徴を、図1においてスペクトル共有132によって示す。
輻輳システム100によって、例えばテレビ140、ラップトップコンピュータ142、デスクトップコンピュータ144、タブレット146、移動体デバイス147、車載デバイス148又は他の乗り物に搭載されたデバイス等の幅広いUEデバイス104を利用できる。150において示すように、いくつかの実施形態では、(様々な可能なソースのうちの)シグナルソースは、視聴者にとって明らかであってよく、ハンドオフはシームレスであってよく、このシステムは、周波数に関して機敏な、かつ波形に関して機敏なシグナリングを提供し、波形はソフトウェア定義型であってよい。
放送モード
インターネット世代の放送モードは本質的には、既存の無線ブロードバンドネットワークをアップリンク(例えばWi‐Fi、LTE、ホワイトスペース等)として使用するオプションを有する、従来の放送方式である。2つのトランスポートが、放送スペクトルを単独で占有してUEの放送レシーバへの送信を行う放送局と、独立に動作する。UEは、認可及び/又は非認可ブロードバンドスペクトルで動作する、双方向DL/UL通信を実行できる無線ブロードバンドトランシーバを内包してよい。
この放送モードには3つの使用シナリオが存在する。
a)非リアルタイムアップリンク:ユーザはUEにおいて、従来のTVの視聴と同様に放送レシーバを制御する放送TVアプリケーションを動作させる。TVアプリケーションは、ユーザの視聴傾向に関する統計及び他のデータを収集する。デバイスがブロードバンドネットワークに接続されると、レーティング、目的とする広告、及び他のデータマイニング目的の為に、収集されたデータを放送局サーバに転送する。
b)リアルタイムアップリンク:リアルタイムインタラクティブモードのアップリンクのために、ブロードバンド接続を使用する。ユーザフィードバック及びユーザフィードバックに対する放送の応答は、瞬間的なものである。ユーザは、放送コンテンツを視聴しながら、ソーシャルネットワーキング、通信及びデータアクセスといった全てのインターネット体験を利用可能である。放送トランスポートとブロードバンド戻りチャネルとの間の関連は、ブロードバンドネットワークと放送ネットワークとの間で確立されたインターネット間接続プロトコルを介して達成される。
c)無アップリンク:ユーザはアップリンクオプションを選択しない。データ収集、インタラクティビティ及びアップリンクが存在しない。従来のTVと同様である。
放送/ブロードバンドスペクトル共有モード
放送及びブロードバンドスペクトルの利用は一般に相補的である。例えばブロードバンドスペクトルの使用のピークは通常、昼間の就業時間中であり、放送収入生成のピークは夜間のゴールデンタイムに発生する。ユーザの視点からすると、オンデマンドコンテンツが一般に好まれるにも関わらず、ライブイベント、ニュース、人気のあるTV番組の初回放映といった時間に依存する放送コンテンツは、オンデマンドへの嗜好例外である。スペクトル共有は、有用な複数のスペクトルを異なる時間における異なるペイロードの搬送に適用することによって戻りを最大化するための、追加の収入の機会を放送局に提供する。
放送エクスチェンジ
あるスペクトル共有モードでは、Sinclair Broadcast Groupが提案しているように、放送方式の経済から利益を得ることができるブロードバンドネットワークコンテンツを、輻輳放送ネットワークへとオフロードできる。例えば:1)Mark A. Aitken, Mike Simon, “Exploring Innovative Opportunities in ATSC Broadcasting,” ATSC Symposium on Next Generation Broadcast Television, 15 February 2011, Rancho Mirage, California;2) Mark A. Aitken, “Broadcast Convergence - Bringing efficiency to a new platform,” Society of Motion Picture & Television Engineers (SMPTE) 2011 Annual Conference, October 25-27, 2011, Hollywood, California;3)Mark A. Aitken, “Broadcast - The Technology and the Medium,” Sinclair Broadcast Group, 61st Annual IEEE Broadcast Symposium, Alexandria, Virginia, 19-21 October 2011を参照。
放送エクスチェンジが生成されることにより、地域ベース(例えば指定市場領域(DMA))から国家ベースにまで及ぶある所定の地域における、放送局による放送スペクトル及び/又は放送インフラストラクチャ(例えば送信タワー)の集合が可能となる。放送エクスチェンジは、放送範囲、収入(例えば受信人数/Mhz、収入/Mhz)及びサービス品質(QOS)の観点において最も効率的かつ効果的な方法で、欠乏したスペクトルリソースのプールを用いて、メンバーである放送局からコンテンツを配信する責任を果たす。
放送エクスチェンジを形成するためのスペクトルの集合は、放送局の任意の協働/合意によるものである。現行の放送モデルの維持を望む放送局も存在し得る。従って、放送/ブロードバンド輻輳ネットワークは、全ての既存のビジネスモデルをサポートできるように設計される。放送エクスチェンジの集中制御スキームは、新規の放送/ブロードバンド輻輳ネットワークが提供する、向上した移動受信性、階層型サービス(例えば無料の広告サポート型コンテンツから有料購読まで)、移動しやすくインターネットとの親和性が高いユーザ体験から利益を得るための要件ではない。
現行の放送モデルでは、多くのTV局にとって、少数のプログラムがその収入及び利益の大半を生み出すにもかかわらず、放送局は、その独自の使用27×7のために、1つの放送チャネル全体(例えば米国では6MHz)を占有する。新規のモデルでは、放送エクスチェンジは、スペクトルの使用の非効率性を排除すること、(固定デバイスに最適化された)VHF又は(移動体デバイスに最適化された)UHF周波数/トランスミッタを通してコンテンツを配信できる最大限の柔軟性を提供すること、及びこのモデルのメンバーにとっての放送スペクトルの収入発展性を最大化することを目的としている。
例えば、解像度を(SD、HDから4K以上まで)調整することによって、利用可能な帯域幅を異なる複数のコンテンツに対して分配するための、次世代コーデック及び効率的な市場主導型機構の採用によって、追加の帯域幅を解放できる。いくつかの放送局は、ゴールデンタイムの間だけコンテンツを放送し、昼間は他の使用のためにスペクトルをプールに解放して、より多くの収入を生成することを選択できる。放送エクスチェンジサーバは、メンバーである放送局にとって効率的にコンテンツを配信するため、及び無線キャリア、非リアルタイムデータ配信、放送局以外の他のコンテンツプロバイダのための配信機構、オーバー・ザ・トップ(OTT)コンテンツ所有者、公共サービス等のための4Gデータオフロードを含むがこれに限定されない他の用途のために余剰のスペクトルを配分するために、放送スペクトルを効果的にリパックする。
スペクトルをリパックするステップ、又はTV局をより小さなスペクトルのブロックにリパックするステップは、従来、ある制定過程によって規制当局(例えば米国のFCC)が行う機能である。法的手段を通したスペクトルのリパッキングとは異なり、放送エクスチェンジによって実行される集中型かつ協調的なスペクトルのリパッキングは、動的であり、市場主導的である。放送のスペクトル使用の効率を改善するだけでなく、放送エクスチェンジによるリアルタイム動的スペクトルリパッキングの制御は、低出力ブロードバンドネットワークが高出力放送ネットワークの近傍で動作しなければならなくなり得る場合に、非放送の使用のために、干渉を最小とした、価値の高い余剰スペクトルを生成するために有用である。
スペクトルエクスチェンジ
別のスペクトル共有モードでは、放送局は、放送スペクトルの1次ユーザとなる。放送局は、トランスミッタをシャットオフしてスペクトルの制御を無線ブロードバンドに譲渡することにより、放送スペクトルを無線ブロードバンドキャリアと共有できる。従来のスペクトル共有スキームとは異なり、放送ネットワークサーバとブロードバンドネットワークサーバとの間の協調により、スペクトル検出は不要となる。
スペクトル共有は、放送トランスポートスペクトルにおいて予備の容量が利用可能となれば、いつでも可能である。ブロードバンドネットワークは毎回、利用可能であるとして指定された(即ち放送ネットワークが使用していない)いずれのチャネルから容量を集合させる。未使用の放送チャネルの利用可能性は、市場/地形によって、並びに曜日及び/又は時刻によって変化し得る。放送チャネルの容量は、それが空である場合、放送ネットワークが放送への使用のためにこのチャネルスペクトルの使用を再要求するまで、ブロードバンドチャネルの容量を増大させるために再配向できる。
スペクトルエクスチェンジは、放送エクスチェンジから卸売のスペクトルブロックを取得し、これらを可変期間の複数のブロックにおけるブロードバンドでの使用のために利用可能とする。これらのブロックの長さ、チャネル利用可能性のスケジュール、いずれの地理的位置において利用可能なチャネル数は、事前に統計的に、又は市場の状況に基づいてリアルタイムで動的に、決定してよい。
スペクトルが無線ブロードバンドの制御下にある場合、無線オペレータは、放送タワーを、キャリア制御下の他のタワーに追加されるマクロタワーとして使用するオプションを有する。(用語「マクロタワー(macro tower)」は、大きなマクロセルを包含する高出力ベースステーションを指す。)LTEの場合、無線ブロードバンドオペレータは、LTE、LTE+eMBMS又はLTE+強化型eMBMSを使用するオプションも有する。
キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーションは、ブロードバンドキャリアに無線トラフィックをオフロードするためにブロードバンドスペクトルを適用する機構である。送信のみに制限されたブロードバンドスペクトルの場合、キャリアアグリゲーションは、ブロードバンドネットワークのためのダウンリンク(DL)トラフィックのみをオフロードするために使用される。法令がこのような用途を認めている場合、アップリンク及びダウンリンクオフロードの両方に対して放送スペクトルを使用することに対する技術的制限は存在しない。
キャリアではなくてもよいエンティティによって制御されるオフロードスペクトルを使用して、複数の無線ブロードバンドキャリアへの供給を行うことができる。これは、キャリアアグリゲーションに使用される全てのスペクトルを、単一のキャリアのネットワークに供給するという目的だけのために、上記単一のキャリアによって制御する、という従来の考えとは異なっている。
次世代UEのためのプログラマブルラジオチップセット
図2Bは、放送ブロードバンド輻輳ネットワークの能力に大きな影響を及ぼす、新世代ユーザ機器(UE)250のアーキテクチャを示す。図2Aに示すUE200のアーキテクチャのような過去のアーキテクチャとは異なり、ここで提案されるアーキテクチャにより、LTE無線ブロードバンド規格の発展と同様に、経時的な発展が可能となる。(LTEは「ロングタームエボリューション)」の頭字語である。)ソフトウェア定義アーキテクチャを用いることにより、UE250は発展型の規格に適応可能となる。ここで提案されるアーキテクチャの1つの目的は、少なくとも我々の寿命までにおける最後のTVの変遷となることである。LTEとの調和により、放送及びブロードバンドの両方をサポートするためのコスト増分は最小となり、全ての固定及び移動体デバイスにおいて同一のチップセットを使用できる。
図2Aに示すように、今日のラジオチップセット202は、マルチバンドLTEトランシーバ204、LTEベースバンド加速器206、マルチコアアプリケーションプロセッサ208、ATSCチューナ/レシーバ210、ATSC復調器212を含む。外部ATSCチューナ/レシーバは、追加の部品表示(bill of materials:BOM)コスト、権利使用料、回路基板用の物的財、電力消費を招く。LTE RFサポートは、(40+3GPP LTE帯域からの)いくつかの帯域に限定される。ベースバンド処理は、殆どの場合、柔軟性が制限されたハードウェア実現型回路構成である。放送及びブロードバンドは別個の機能である。
図2Bに示すように、新世代チップセット252は、プログラマブルトランシーバ254、プログラマブルベースバンドプロセッサ256、マルチコアアプリケーションプロセッサ258を含む。プログラマブルベースバンドプロセッサ256は、同一のハードウェアリソースを構成又はプログラミングすることによって、多数の波形をサポートする。(例えばATSC3.0及びLTEを同時にサポートする。プログラマブルベースバンドプロセッサは単一のチップによるソリューションを可能とする。従って、別個のATSC又は放送サポートチップを必要としない。)RFトランスミッタ/レシーバ254は、VHF/UHFから最低5GHzまでの全ての帯域をサポートするようプログラム可能である。新世代チップセット252は、放送/ブロードバンド輻輳及びオフロードをサポートするためのソフトウェアスタックを含む。
ユーザ体験
ユーザの視点からすると、TVチャネルへの整調という従来の考えは関係ない。移動体デバイスのアプリケーションを呼び出すことによって、ユーザはプログラム及び/又はコンテンツのリストを提示され、ユーザはそこから、固定チャネル番号を一切参照することなく選択を行うことができる。放送エクスチェンジによるコンテンツ配信のためのスペクトルの動的配分により、コンテンツストリームが配信されるチャネルはその時々で変化する場合があり、ユーザに対して明らかであってよく、チャネル間及び/又は放送インフラストラクチャとブロードバンドインフラストラクチャとの間でのシームレスなハンドオフを含む。
固定レシーバ(例えば接続型TV)における視聴体験は、放送/ブロードバンド輻輳ネットワークの「TV Everywhere」性能によって同様に豊かになる。移動体デバイスの電力及びサイズの制約なしに、固定レシーバは、無線接続性、巨大なストレージ、自宅における(移動体デバイス及び接続型自動車を含む)全てのデバイスの相互接続に加えて、超高解像度ディスプレイ、地上インターネット接続性を可能とする。
強化型eMBMS
以下の節では、LTEを介した放送サービス配信を可能とするために導入された発展型マルチメディア放送/マルチキャストサービス(eMBMS)規格に対して提案される強化について説明する。提案されるサービス強化は以下のように分類できる:
(1)単一周波数ネットワーク(SFN)展開に関連するものを含む放送システムの目標との適合性を改善することを目的とする、PHY拡張(即ち物理レイヤ拡張);
(2)ブロードバンドサービス配信を増大させるために、アイドリング状態であると考えられるスペクトルを放送コアネットワークが使用できるようにするよう適合された、キャリアアグリゲーション(CA)。
放送性能目標を満たすためのeMBMSシステムの修正
提案されているeMBMSの修正のリストは、主要な放送性能目標に関して更に好ましいようにLTEを位置決めすることを目的とする、複数のPHY強化を含む。本開示は、LTEスペクトル、又は「動的スペクトル共有」の節において後で説明されるような、未使用の放送チャネルから集められたスペクトルにおける、放送/マルチキャストサービス配信のために構成された、eMBMSトランスポートに関連する。提案される強化は、ユニキャストサービス配信に関連する非eMBMS LTEトランスポートに影響を与えるようには構成されていない。
提案されるPHYは、放送スペクトルにおける1対多数のトランスポートに使用される既存の規格を強制的に置換するものではないが、上記提案されるPHYの態様を用いて、新規の放送動作モード及び規格を定義し得る。例えば、現行の8vsbベースのATSC規格は、現行のATSCよりも多くの点で優れている上記提案されるPHYに基づく放送TVと共存できる。提案されるPHYを新規のASTC規格の一部として採用する場合、このような構成は、有意に低い移行コストでの漸進的な以降を可能とする。新世代レシーバは、過去のレシーバが既存のATSC放送のみを受信し続ける一方で、両方の放送ストリームをサポートする。
eMBMSはLTE PHYの拡張として考案され、低レイテンシ及び短縮されたシグナリング間隔を非常に重視する柔軟なユニキャストトランスポートの開発において求められる属性の多くを保持する。この目標を前提として、LTEは、サブフレーム(SF)あたり整数個のOFDMシンボルを消費する、1msのSF境界に関連する間隔で動作する。従来の放送規格、例えばDVBは、異なる量の遅延広がり公差を許容できるように、シンボル区間の可変性を許容する、即ち異なるFFTサイズを採用する、遥かに長いタイムスケールで動作する。その一方でLTEは、FFTサイズの増大に従ってシグナル帯域幅を拡張する代わりに、固定シンボル区間を使用する。
提案されるPHY拡張は、既存のeMBMS規格による以下の知覚可能な欠陥に対処するために導入されている:
・増大した遅延広がり公差;
・改善されたバーストノイズ耐性;
・より高いビットレート/増大したスループット。
遅延広がり公差
単一周波数ネットワークは、時間的に緊密に同期した様式で、多数のタワーから同一のシグナルコンテンツを同時に放送する。放送設備においてSFNを使用して、セルの縁部のデバイスによる受信を改善する。多数のベースステーションからのシグナル構成成分は、セル間の重複領域に位置する受信側ステーションにおいてはマルチパスのようになる。その結果、SFN展開は、下層のシグナルトランスポートに不可欠な部分として、追加の遅延広がり公差を必要とする。
遅延広がり公差は、サイクリックプレフィクス(CP)の形態で各OFDMの前方に挿入されるガード間隔(GI)の長さによって直接決定される。サイクリックプレフィクスは、使用可能なOFDMシンボル区間‐TFFTのパーセンテージとして表すことができる。CPを追加する前のOFDMシンボルの寄与に対応するFFT区間は、サブキャリア間隔の逆数として計算され、即ちTFFT=1/Δfである。サブキャリア間隔を減少させるとシンボル区間が増大し、従って得られるGIの区間が増大する。これは、例えばLTE、DVB、HDラジオといった多数のOFDMシステムが採用する基本原理である。
eMBMSシステム構成
既存のeMBMS規格は、2つの放送動作モードを指定しており、これらは共に拡張されたCP長を採用する。得られる遅延広がり公差を、規定された範囲のサブキャリア間隔に関して以下に示す:
拡張CP、15kHzサブキャリア間隔:16.67μs遅延広がり公差;
拡張CP、7.5kHzサブキャリア間隔:33μs遅延広がり公差。
提案されるPHY拡張
提案されるPHY拡張は、一般的なLTE PHY仕様との将来の調和を促進するための以下の指針を考慮して、遅延広がり公差の増大を可能とするために、サブキャリア間隔の可変性の増大と共に、多数のCP長を導入する:
1)サンプリングレートは(W‐CDMAチッピングレートに由来する)3.84MS/sの整数倍のままである;
2)FFT寸法は、NFFT=3×2m、m=9として計算される1536を除いて、2乗〜数乗、即ちNFFT=2m、m=7:11として計算される、既存のセット{NFFT:128、256、512、1024、1536、2048}及びその整数倍から選択される;
3)スペクトルは、固定リソースブロック(RB)帯域幅180kHzの整数倍
4)システムは、フレーム(10ms)あたり1つのCPを含む整数個のOFDMシンボルを採用する。既存のLTE PHYは、1msサブフレームあたり整数個のOFDMシンボルを採用する。この要件の緩和は、大幅なCPオーバヘッドを招くことなく要求される遅延広がり公差を達成するために有用であり得る。
表1、2(即ち図3、4)は、FFT区間のパーセンテージとして表される複数の候補CP長と、既存のeMBMS PHY規格によって与えられるものを超えてシンボル区間を拡張するための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングとを含むように、PHYを拡張する。他の構成も実行可能であると証明され得る。しかしながら、基本原理は:サブキャリア間隔をスケーリングして(例えば減少させて)、所望の遅延広がり公差を最小のオーバヘッドで配信するためのCP長を選択することにより、シンボル区間を拡張することである。DVBと殆ど同様に、提案されるPHYは、所定のシグナル帯域幅に関してサブキャリア間隔を増大させるための多数のFFT寸法(即ちFFTサイズ)を可能とする。DVBとは異なり、ベース構成はいずれのシグナル帯域幅において15kHzサブキャリア間隔で開始され、そこから(FFT寸法が上昇するように、又は同等にサブキャリア間隔が減少するように)スケーリングされる。
LTEにおいて現在指定されているeMBMSは、表1(即ち図3)の2つの網掛け列に示すようにそれぞれ16.67又は33.33μsの遅延広がり公差を許容する、15又は7.5kHzというサブキャリア間隔の2つの選択肢のみによって拡張されたCPを採用するが、その一方で地上波用ネットワークの遅延広がりは、200又は300kmという所定のタワー間隔において、200μs近くとなり得る。提案されるPHY拡張を用いると、より高いシステムスループットのためにCPオーバヘッドを低減しながら、必要な放送遅延広がり公差を超えるガード区間(GI)を容易に達成できる。
既存のフレーム構造は、eMBMSの使用を、フレームあたりの利用可能な複数のサブフレーム(SF)のサブセットに制限しており、これにより、上記制限を行わなければ放送送信によって阻害されることになるページング、同期又は共通シグナリングを包含できる。「システムスループット」と題された節において、本発明者らは、影響を受けるシグナリングが正しく処理される場合に、10個のSFのうちの8個においてeMBMSを可能とするようにこの制限を緩和できる可能性について調査している。この考察において、利用可能なシステムパラメータのセットは、SFの配分(即ち10個のSFのうちの6個対8個)に左右されるものとなり、修正されたeMBMS構成を特定するために追加のシグナリングが必要となる。
表1、2の最後の行(即ち「法(Modulus)」の行)は、フレームあたりのシンボルの数が6又は8又は6及び8の両方で割り切れる構成を示している。10個の利用可能なSFのうちの6個(又は8個)においてeMBMSに従う構成を選択することにより、eMBMS PHYに放送サービスをマッピングするにあたって更なる柔軟性を実現できる。
シグナリング
新規のシステムパラメータの導入は、この新規のパラメータのセッティングをUEが発見できるようにするために、対応するシグナリング拡張を必要とする。マスター情報ブロック(MIB)は、初期セルアクセスに必須の、個数が制限された最も頻繁に使用されるパラメータを含む。MIBは、RF構成を支配するパラメータ、例えばシグナル帯域幅及びCPタイプ(即ち通常タイプ又は拡張タイプ)を搬送する。セル構成は、物理レイヤにおいてダウンリンク共有チャネル上のユーザデータによって多重化されたシステム情報ブロック(SIB)において搬送される。構成可能なシステムパラメータのセットを拡張することで、表3(即ち図5)に示すようなシステム展開における更なる柔軟性を実現できる。
バーストノイズ耐性
比較的低いVHF帯域は、かなりの区間のバーストとして表れる人為的ノイズ及びマシンノイズに悩まされる。従来の放送規格は、長ビット/シンボルインターリーブを採用することにより、バーストノイズ現象を克服しているが、これはLTEに関して設定された低レイテンシの目標を台無しにしてしまう。
いくつかの実施形態では、本特許は、明示的なビット/シンボルインターリーブの代わりに、未承諾ハイブリッド自動反復要求(HARQ)の再送信を組み込むことによって、バーストノイズ耐性を改善する。これは更に、事前にスケジューリングされた自動再送信を可能とし、これにより非肯定応答モード(UAM)での放送動作を可能とする。既存のPHY機構に基づいて、目的は、バースト区間を超えるようにデータ間隔を拡張し、LTE PHY動作の他の態様、即ち1msのSF間隔に基づく低レイテンシに関して不必要に妥協した機構を導入する必要を回避することである。
未承諾HARQ再送信の手順は、以下のようにまとめることができる。図6を参照されたい:
(A)元の送信の後に、既存のHARQ機構、即ち冗長バージョン(RV)及び循環バッファレートマッチングに基づいて自動的にスケジューリングされた連続的な再送信を続ける;
(B)UAMで動作することによって、従来のインターリーブと同様の様式で、時間ダイバーシティを許容する未承諾(即ちスケジューリングされた)再送信に増分冗長性を提供する;
(C)元の情報及びレシーバにおけるコードビットの観察を、過去の送信又は再送信から発見されたコードビットと組み合わせて、追加のバーストノイズ耐性を提供する。
例1:それぞれレートR=1の3つの連続した送信(元送信1個+再送信2個)により、3・8+1=25msという同等のインターリーバの深さを提供しながら、全体としてのコーディングレートR=1/3が得られる。
例2:1超、例えばR=5/3のコーディングレートを導入することにより、最大4回の再送信を可能とすることができ、ここでもまた、(1+4)・8+1=41msという同等のインターリーバの深さを提供しながら、全体としてのコーディングレートR=1/3が得られる。
ターボエンコーダ302は、元の情報ビットストリームを反映するシステマティックビット304、パリティビットの半分を表すパリティ0 306、残りのパリティビットを表すパリティ1 308へと解析される。システマティックビットは別個にインターリーブされ310、システマティックトランスポートバッファ316に渡される。パリティ0、パリティ1は共にインターリーブされ、パリティトランスポートバッファ318に渡される。各冗長バージョン(RV)により、ビットは、システマティックトランスポートバッファ316及びパリティトランスポートバッファ318から循環様式で出力320される。
システムスループット
OFDMシステムのスループットは、変調されるサブキャリアの個数、選択された変調及び符号化スキーム(MCS)、並びにPHYトランスポートの階層化によって決定され、フレーミングオーバヘッド、例えば基準サブキャリア、同期及びシグナリングのために確保された特別な送信シンボル/シンボル期間が少なくなる。システムスループットの改善を目的とした、提案される拡張は、以下を含む:
(1)増大したスループットは、2つの認識されている方法の導入によって達成できる:
(1.1)高次変調:十分なRX SNRが利用可能である状況において使用するための既存の64‐QAM最大DL変調を超える、256‐QAM最大DL変調を可能とする。
(1.2)多アンテナ技術:eMBMSがサポートする送信モードへと多アンテナ技術を拡張する空間的ダイバーシティ利得を提供する。
(1.2.1)空間周波数ブロックコーディング(SFBC):RX SINR(シグナル‐干渉+ノイズ比)の正味の改善を可能とする。SFBCは、相関しない独立した複数のストリームをRXデバイスに並列に配信できるようにするためにサブキャリア全体に亘ってコーディングされた単一のeNBからの複数の送信を含む。このアプローチにより、複数の送信タワー間の協調の必要なしに、従来の放送ネットワークが使用するSFNと同様の様式で、セルの縁部におけるデータレートの上昇が得られる。
(1.2.2)SFBC+周波数切替送信ダイバーシティ(FSTD):SFBCが、2×2を超えるアンテナ構成に関して非直交コードが存在しないという制限を克服できるようにする。FSTDは、SFBCが最大4つの送信アンテナを利用できるようにする切り替え時間ダイバーシティを付与する。
(1.2.3)2層空間多重化:高次変調によって達成される上限の〜2倍のオーダーでピークスループットを増大させる。
(2)シグナル帯域幅:放送の展開のために、シグナル帯域幅は、利用可能な放送チャネル帯域幅、即ち6/7/8を上限としてRB(180kH)の整数倍で増分することになる。アイドリング状態と思われるスペクトルにおける、放送サービスのためのLTE動作を可能とするDSSは、システム展開を簡略化するために、既存のLTEシグナル帯域幅及びRB配分を保持してよい。
(3):フレーミングオーバヘッド:eMBMS送信がフレームあたり10個のSFのうちの6個に制限されていることにより、競合する放送規格に比べてスループット性能が大幅に制限される。1次及び2次同期シグナル(PSS/SSS)を既に搬送しているSFにおけるページングのスケジューリングは、追加のSFを制限する必要を排除し、システムスループットの正味の上昇(33%)のために、eMBMSの使用を10個のSFのうちの8個へと拡張する。MIBを搬送するPSS、SSS及びPBCHは、既存の規格と同様に、SF0、5(図7に太字で示されている)におけるeMBMS送信を禁止することによって保護される。しかしながら、SF0、5へのページングの制限は同様に、追加の容量を復元させ、図7に示すように、SF4、9を含むようにeMBMSの使用を拡張する。
図7に示すように、eMBMSフレーム400は、0〜19の番号が付された20個のスロットを備える。2つの隣接するスロットはサブフレームを形成する。スロット0、4、9、10は、個々のユーザデバイスに配信されるページング情報404を含むため、MBMSトラフィックの搬送には利用できない。サブフレーム0及びサブフレーム5の一部分は、PSS、SSS、PBCHの送信のために予約される410。関連するサブフレームは、放送容量を更に制限する放送トランスポートのためには利用できない。ページングをスロット0、10に制限することにより、スロット4、9を含むサブフレームを、MBMSトランスポートのために回収し、eMBMSによる放送容量を増大させる。従って、サブフレーム412a、サブフレーム412bは、本開示のように強化型eMBMSでの放送に利用可能である。
提案された変化によるシステムスループットの利得を、表4、5(即ち図8、9)にまとめる。
提案されるPHY強化の要約
[強化1]:遅延広がり公差の増大を達成する際のオーバヘッドを最小化するための、多数の候補CP長。MIB/SIBパラメータセットをこれに従って拡張する。
[強化2]:固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリング。MIB/SIBパラメータセットをこれに従って拡張する。
[強化3]:追加のCP長を包含するために、DL、UL制御チャネルシグナリングを拡張する。
[強化4]:サブキャリア間隔の追加の範囲を包含するために、DL、UL制御チャネルシグナリングを拡張する。
[強化5]:1次及び2次同期を実施するSFにおけるページング及び他のシグナリングをスケジューリングし、eMBMSに利用可能なSFの数を、フレームあたり6個から8個に増大させる。MIB/SIBに基づいて広告を提供されるシステム構成を修正し、ユーザデバイスに、ページング及び他の制御シグナリングの使用を制限するように命令する。
[強化6]:利用可能なシステムパラメータのセット、即ちCP長及びサブキャリア間隔を、規定されたeMBMS SF配分に従って変化させ、遅延広がり公差に影響を与えるシステムパラメータの拡張性の完全な利用を保持したまま、フレームあたり10個のSFのうちの6又は8個(又はその他)の使用を可能とする。
[強化7]:ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用して、LTEに関して記載されている低レイテンシ原理について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善する。
[強化8]:自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を可能とするようにHARQを修正し、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供する。
[強化9]:増大した最大システム性能のために、高次変調(例えば既存の64‐QAMを上回る256‐QAM)を可能とする。
[強化10]:多アンテナ技術を、eMBMSにおいてサポートされる送信モード(空間周波数ブロックコーディング(SFBC)、SFBC+周波数切替送信ダイバーシティ(FSTD)、2層空間多重化(SM))へと拡張して、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善し、システム性能を最大化する。
[強化11]:シグナル帯域幅を、固定リソースブロック(RB)構造(例えば180kHz)の整数倍に拡張して、既存の帯域幅定義(例えば5MHz)を、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるように拡張する。この修正は、LTE又はいくつかの変形例を用いて、占有されていないテレビジョンチャネルにおける放送トランスポートを置換するシナリオを対象としている。
輻輳放送‐ブロードバンドトランスポートにおける動的スペクトル共有
動的スペクトル共有(DSS)は、LTEダウンリンクデータスループットを押し上げるために未使用のTVスペクトルを利用できる、スペクトル共有の新規の態様を導入する。DSSは、ダウンリンク方向において放送(BC)用ラジオスペクトルから集められたチャネルを追加する、キャリアアグリゲーション(CA)のある特定の変形例を使用し、図10に示すように、ブロードバンド(BB)スペクトルにおいて固定二重配置によって分離された双方向トランスポートと共に動作する。
放送ネットワーク502は、チャネル利用を継続的に監視し、インターネット504を介して、キャリアアグリゲーションに利用可能なチャネルをトランスポートネットワーク503に報告506する。放送戻りチャネル508もまた、インターネット接続504を介して提供される。ブロードバンドスペクトル511の一部分は、固定二重間隔512によって分離されたDLチャネル及びULチャネルに配分される。追加のDL容量510は、集められた放送スペクトル513に配分される。配分された放送スペクトルは、トランスポートネットワークの制御下において放送RX又はユニキャストキャリアアグリゲーション(CA)514に割り当てられる。ユニキャストRX516は、DLブロードバンドスペクトルに割り当てられる。ユニキャストTX又は放送戻りチャネル518は、ULブロードバンドスペクトルに割り当てられる。
スペクトルサーバ
DSSはスペクトルサーバによって実現可能であり、このスペクトルサーバの役割は:登録されたeNBからのトラフィック需要を監視すること;チャネル利用可能性に関して放送エクスチェンジに問い合わせること;続いて、トラフィックに対する需要と利用可能なスペクトルとを調和させることである。
新規のeNBが登録されるとすぐに、スペクトルサーバは:
i. CAサポートのレベル、即ちサポートされる帯域、最大数のコンポーネントキャリア(CC)及び最大の集合帯域幅を決定し;
ii.CC更新頻度と、その後にアクセスを再度交渉しなければならない集合チャネル承諾の最大区間とを確立し;
iii.チャネル利用可能性に関して放送エクスチェンジに問い合わせる際に使用される更新頻度を確立する。
接続を確立すると、eNBは、UEからそのCA性能を決定する。その詳細については本文書において後に概説する。
輻輳BC‐BBアーキテクチャ
図11は、スペクトル共有を動的に可能とするための、放送ネットワークとブロードバンドネットワークとの間の協調を示す、簡略化されたネットワークアーキテクチャを示す。システム間の接続は論理接続を表し、様々な方法で物理的に実装できる。
このようにして運営すると、放送ゲートウェイからブロードバンドネットワークを提供するゲートウェイへと周期的に通信するチャネルの利用可能性により、放送スペクトルの利用が最大化され、予備の容量が所定の地理的領域において識別された場合は常に、ブロードバンドユニキャストスループットを増大させることができる。
図11に示すように、スペクトル共有を行う輻輳トランスポートネットワーク600は、ブロードバンド(BB)及び/又は放送(BC)用スペクトルを介して(eNB606、608によって示唆される)複数のeNBに接続された、(UE602、604によって示唆される)複数のUEを含む。各eNBは、各S1‐制御インタフェース(それぞれS1‐Cとして示される)を介して、関連するMME610、612に接続される。各MMEからのS11は、経路切替え及びラジオベアラ制御情報を表す。ユーザプレーンデータ(S1‐Uとして示される)は、スペクトルサーバ614によって構成されるサービングゲートウェイ(SGW)を通過する。パケットデータネットワーク(PDN)GW616は、IPネットワーク618へのアクセスを提供する。放送GW622は、インターネット620を介して通信されるアクセスポリシー/規則/制御に基づいて、スペクトルサーバ614にチャネル利用可能性を中継する。放送トランスポートストリームは、放送ネットワーク620からGW622に送られ、続いて放送モジュレータ628、630へとルーティングされる。各モジュレータ628、630は、放送スペクトルを介して、(レシーバ632、634によって示唆される)TVレシーバへと送信を行う。
チャネル利用可能性
登録されたeNBそれぞれの性能は、放送エクスチェンジによって利用可能と考えられるスペクトルを配分する方法を決定する際に考慮され、帯域毎に各放送チャネルに関して(1/0)が指定される。図6(即ち図12)は、所定の規制地域における各帯域割り当てのための行/列配置に従って構成された、サンプルチャネルエンコーディングを示す。北米でのチャネル利用可能性は、16バイトで通信でき;82チャネルが7個の帯域に亘って査定された128ビットを必要とする。全マッピングは、スペクトルサーバからの各問合せに対して放送エクスチェンジによって広告を提供される。
ラジオリソース制御(RRC)の手順
チャネルアクセスは、ラジオリソース制御(RRC)手順[5]に従い、ラジオベアラに基づいて、LTEにおいて認められる。
LTEは2つの状態:シグナリングラジオベアラが確立されていない、即ちRRC接続が存在しない、RCC_Idleと;シグナリングラジオベアラ(SRB)が確立され、RRC及びNASメッセージ:
(a)SRB0:CCCH論理チャネルを用いたRRCメッセージ;
(b)SRB1:DCCH論理チャネルを介してNASメッセージを送信するためのもの;
(c)SRB2:DCCH論理チャネルを介して送信される優先順位の高いRRCメッセージのためのもの
を送信するために使用される、RRC_Connectedとをサポートする。
RCC手順は、指定されたベアラ割り当てに基づいて、以下を含む:
(1)ページング:ページング情報/システム情報をRCC_IDLE状態のUEに送信する;
(2)RRC接続確立:上の層がRRC_IDLEモードでのシグナリング接続を要求した場合にUEが開始する、SRB1の確立;
(3)RRC接続再構成:接続確立後又はハンドオーバ中に、ラジオベアラを確立/修正/解放する;
(4)RRC接続再確立:RRC接続を再確立して、SRB1を再起動する;
(5)初期セキュリティ起動:RRC確立の際にセキュリティを起動し、eNBを開始する:
(6)RRC解放:SRBを解放する。
ベアラ確立
登録されたeNBは、集められた放送キャリアから配分された追加のラジオベアラを割り当てるための、RRC接続再構成の拡張された使用を実施する。MACはマルチプレクサとして機能し、各コンポーネントキャリアを、関連するチャネルコーディング、HARQ、データ変調、リソースマッピングと共にそれ自体のPHY層エンティティに割り当てる。次にPHYは、利用可能なRBの列挙されたリストに従って、コンポーネントキャリアをその1つ又は複数のRFキャリアのチャネル帯域幅に関連させる。各RFキャリアは、UL/DLキャリア中央周波数を指定する一意のE‐UTRA絶対ラジオ周波数チャネル番号(EARFCN)によって識別される。
3GPP様式において、アイドル状態の放送スペクトルからのキャリアアグリゲーションは、帯域間のものであり、これは、定義されたあるLTE帯域に存在する1次コンポーネントキャリア(PCC)が、放送スペクトルを占有する2次コンポーネントキャリアと連結されることを意味する。この指定は、各コンポーネントキャリア帯域の近接度に関係なく維持され、これによってネットワークの分離が得られる。
BC|BB構成のためのキャリアの需要がまだ明確に表されていないため、放送スペクトルとブロードバンドスペクトルとの間の帯域間アグリゲーションは、新規の帯域の組み合わせの定義を必要とする。(新規の帯域の組み合わせは、放送スペクトル、即ちVHF(低/高)及び様々なUHF帯域を、選択されたLTE帯域、例えば帯域1(IMT2100)、帯域7(2.6GHz)、帯域13(US700c Upper)、帯域14(米国公衆安全)とペアリングするにあたって必要となり得る。)キャリアアグリゲーションは、接続モードにおいてのみ起動される。UEは好ましくは基本的なアクセス手順、即ちセル検索及びセル選択、システム情報の取得並びに初期ランダムアクセスを完了しており、これらはそれぞれ、DL及びULのためのPCC上で実行される。SCCは、接続状態となると、シグナリング/制御のためにPCCに関連する追加の送信リソースを導入する。
UE性能評価
ランダムアクセス手順の構成要素としての競合解消に続くEPSベアラ確立は、(非)隣接帯域内及び帯域間キャリアアグリゲーションにおける、特にサポートされる周波数帯域及び帯域幅クラスを決定するための、UE性能評価を含む。表7(即ち図13)は、リリース11においてサポートされている帯域幅クラスを示す。
更に、UEは、ある所定の周波数帯域(帯域内)又は帯域の組み合わせ(帯域間)におけるキャリアアグリゲーションに関するサポートを報告する。
システム設計に関する考慮するべき事項
シグナリング
キャリアアグリゲーションのためのシグナリングは、プロトコル・スタック:RRC、MAC、PHYの層を選択することを伴う。残りの層は影響を受けない。例えば各ユーザデバイスは、サービングセルに、そのPCCを介して接続される。セキュリティキーの交換及び可動性管理といった非アクセス層(NAS)の機能は、1次サービングセル(PCell)によって提供される。全ての2次コンポーネントキャリアは、単に追加の送信リソースを提供すると考えられる。結果として、キャリアアグリゲーションは、パケットデータ輻輳プロトコル(PDCP)及びラジオリンク制御(RLC)層並びにNASにとって明らかである。RLCに対する唯一必要な変化は、高次MIMOの場合と同様に高次のデータをサポートできるよう、バッファサイズを拡張しなければならないことである。
PSS、SSSは、各サービングセルにおける検出及び同期を可能とするために、PCC及びいずれのSCC上で送られる。最高4つの2次セル(SCell)を起動させることができる。各セルに関して、明らかなダウンリンクキャリア周波数を、このキャリアが追加される全てのデバイスに適用可能な共通情報、例えば帯域幅、PHICH及びPDSCH構成と共に示すEARFCNと、特定の端末に適用可能な専用の情報、例えばクロスキャリアスケジューリングの起動及び使用とを含む、その物理的な識別情報が送られる。
チャネル割り当て
スペクトルサーバは、放送ゲートウェイが集合スペクトルの利用可能性を更新するのに従って、登録されたeNBそれぞれにおいてチャネル割り当てを周期的に修正する役割を果たす。チャネル割り当てのタスクは、新規のスペクトルを分配するにあたって、考慮しなければならないことが複数存在する。
(A)特定の2次セルに関連するユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性を得るために、利用可能な放送スペクトルを隣接する帯域に集める。
(B)固定RB帯域幅の整数倍の利用可能なスペクトルを割り当て、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って、集合チャネル帯域幅を指定する。例えば、チャネル51、52、53が隣接ブロックとして利用可能である場合、チャネル52中央周波数の両側に+/‐49の番号を付された98個のRB(即ち3チャネル、それぞれ6MHz=18MHz/180kHzから、帯域エッジの間隔を保存するために2RBを引く=100‐2=98をもたらす。ここでRB帯域幅は180kHzである)を割り当てる。換言すると、98個のRBに、{‐49、‐48、‐47、…、‐2、‐1、0、1、2、…、47、48}のように番号を付与してよい。しかしながら、幅広い他の番号付与スキームも可能であり、考慮される。
(C)奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを定義する。チャネル51、52、53、54が隣接ブロックとして利用可能である場合、周波数を隔てるチャネル52、53の両側に+/‐66の番号を付された132個のRB(即ち4チャネル、それぞれ6MHz=24MHz/180kHzから、帯域エッジの間隔を引く)を割り当てる。
(D)集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)、又は集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)の2つのモードを指定する。
(E)集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する、即ち規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する。
(F)固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与する。
(G)帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する。
(H)所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存する。集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算すること、即ち:
floor((N×6/7/8‐2×帯域エッジ間隔)/RB_BW/2)
によって決定される。「6/7/8MHz」という記法は、「6MHz又は7MHz又は8MHz」を意味する。
クロスキャリアスケジュールリング
RRCシグナリングによって引き起こされるクロスキャリアスケジューリングにより、UEは、PDCCHをPCC上で排他的にデコードできる。PCC上でのPDCCHシグナリングはまた、SCCに関連するリソース配分を復元するためにも使用される。クロスキャリアスケジューリングのためのサポートは、キャリア指示フィールド(CIF)を含むようにダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを拡張することを必要としていた。この新規のフィールド(3ビット)により、UEは、いずれのコンポーネントキャリアのためにスケジューリングの決定が構成されるかを決定できる。PDSCH‐開始は、クロスキャリアシグナリングの起動中にUEへとシグナリングされ、これによって、制御データのために各サブフレームの始点において予約されるOFDMシンボルの数(シグナル帯域幅に応じて1〜4)が示される。この情報はPCFICHにおいて通常通り搬送されることになる。しかしながら、クロスキャリアスケジューリングでは、UEは2次コンポーネントキャリアにおいてはPCFICHをもはやデコードしない。
同期
放送ネットワークの問い合わせ、及び利用可能なチャネルスペクトルへのアクセスの修正の周期性は、1PPS GPS時間に同期させる必要がある。ブロードバンドシステムの同期は、10ms毎に発生するLTEフレーム境界に対する整列によって得られる。ブロードバンドネットワーク側でも同様の時間的整列を生成できる。
表7、図14
以下の表7は、ブロードバンドダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)チャネル割り当てを列挙する。図14は、このようなチャネル割り当てに関連するセル構成パラメータを説明する。
Figure 2016528837
提案されるDSS強化の要約
[強化12]:未使用のTVスペクトル、即ち放送ネットワークオペレータが利用可能であると思われるチャネルを活用して、LTEダウンリンクスループット能力を押し上げる。
[強化13]:所定の規制地域においてチャネル毎、帯域毎に(1/0)を指定して、放送ネットワークオペレータからスペクトルサーバへチャネル利用可能性を通信するために使用されるコンパクトなエンコーディングを考案する。
[強化14]:(恐らく既存の番号付与スキームに従ったチャネル番号によって)放送チャネルをLTE帯域、例えば、帯域幅クラスA(NRB,agg≦100、1CCの最大値)をサポートする帯域内キャリアアグリゲーション、即ちチャネル52及び帯域13(US700c Upper)を指示するCA_52A_13Aとペアリングする、新規の帯域の組み合わせを定義する。
[強化15]:利用可能な放送スペクトルを隣接帯域に集合させて、エンドユーザデバイスにおいて必要なラジオレシーバの数を削減する。
[強化16]:利用可能なスペクトルを固定RB帯域幅の整数倍で割り当て、集められた帯域の中央のチャネルに従って、集合チャネル帯域幅を指定する。
[強化17]:奇数個又は偶数個の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを定義する。
[強化18]:集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)、又は集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)の2つのモードを指定する。
[強化19]:集合RBの数を、放送チャネル帯域幅、即ち規制地域に応じて6、7又は8MHzの関数として決定する。
[強化20]:固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与する。
[強化21]:帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する。
[強化22]:所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存する。
参考文献
[1] Mark A. Aitken, Mike Simon, “Exploring Innovative Opportunities in ATSC Broadcasting,” ATSC Symposium on Next Generation Broadcast Television, 15 February 2011, Rancho Mirage, California.
[2] Mark A. Aitken, “Broadcast Convergence - Bringing efficiency to a new platform,” SMPTE 2011 Annual Conference, October 25-27, 2011, Hollywood, California.
[3] Mark A. Aitken, “Broadcast - The Technology and the Medium,” Sinclair Broadcast Group, 61st Annual IEEE Broadcast Symposium, Alexandria, Virginia, 19-21 October 2011.
[4] 3GPP TS 36.441, “Layer 1 for interfaces supporting Multimedia Broadcast Multicast Service (MBMS) within E-UTRAN (Release 11),” V.11.0.0, Sep., 2012.
[5] PD 3606.7630.62, “Carrier aggregation - (one) key enabler for LTE-Advanced,” Rohde & Schwarz Technical Article, V.01.01, Oct., 2012.
スペクトルサーバ
ある一連の実施形態では、図15に示すようにスペクトルサーバ1500は、1つ又は複数のプロセッサ1500と、メモリ1520とを含むように構成してよい。スペクトルサーバは、キャリアアグリゲーションの下で利用可能なスペクトルリソースを配分するために使用できる。(スペクトルサーバ1500はまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットも含んでよい。)メモリはプログラム命令を記憶し、このプログラム命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、上記1つ又は複数のプロセッサに以下の動作(a)〜(c)を実行させる。
(a)1つ又は複数のプロセッサ1510は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能となった放送スペクトル(例えば必ずしも隣接していない1つ又は複数のチャネル)を指示する情報を受信してよい。
(b)1つ又は複数のプロセッサ1510は、無線ブロードバンドネットワークからの要求に応答して、上記利用可能な放送スペクトルの少なくとも一部分(場合によっては全て)を無線ブロードバンドネットワークに割り当ててよく、上記割り当てられる少なくとも一部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記利用可能な放送スペクトルの分割に従って、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)によって定義される。
(c)1つ又は複数のプロセッサ1510は、無線ブロードバンドネットワークにメッセージを送信してよく、上記メッセージは、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)を識別する。
いくつかの実施形態では、プログラム命令は、以下の条件のうちの1つ又は複数が真となるように構成される:
・上記分割のリソースブロックは、利用可能な放送スペクトルの中央に関して対称に分布する;
・上記少なくとも1つの部分を定義する上記1つ又は複数のリソースブロックが奇数個である場合、上記割り当ては、上記1つ又は複数のリソースブロックの半サブキャリアシフトを挿入するステップを含み、上記挿入は、無線ブロードバンドネットワークが上記少なくとも1つの部分に基づいてダウンリンクシグナルを生成する場合にシグナル出力がDCサブキャリアに割り当てられるのを回避する;
・上記分割のリソースブロックは、利用可能な放送スペクトルのエッジ部分を排除することにより、ラジオスペクトルの他の帯域上での送信との干渉を回避する。
別の一連の実施形態では、プログラム命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、上記1つ又は複数のプロセッサに以下の動作(1)〜(3)を実行させる。
(1)1つ又は複数のプロセッサ1510は、1つ又は複数のブロードキャストネットワークによって利用可能となった放送スペクトルのチャネルを合成して、隣接帯域を形成してよい。例えば「チャネル割り当て」と題された上述の節を参照。いくつかの実施形態では、この合成ステップは省略できる。;
(2)1つ又は複数のプロセッサ1510は、無線ブロードバンドネットワークからの要求に応答して、上記隣接帯域の隣接部分を無線ブロードバンドネットワークに割り当ててよく、上記隣接部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の間隔によって定義される。上記分割のリソースブロックには、周波数の順に連続して番号を付与してよい。
(3)1つ又は複数のプロセッサ1510は、無線ブロードバンドネットワークにメッセージを送信してよく、上記メッセージは、リソースブロック番号の間隔を識別する。例えば、リソースブロック番号の間隔[nA,nB]は、その終点nA,nBによって識別できる。無線ブロードバンドネットワークは、1つ又は複数のベースステーションがダウンリンク送信を実施する際に、割り当てられた隣接部分を、既に無線ブロードバンドネットワークに属しているブロードバンドスペクトルと合わせるよう構成される。
他の実施形態では、1つ又は複数のプロセッサは、一連の利用可能な放送スペクトルの1つ又は複数の部分を割り当てて送信してよく、ここで上記1つ又は複数の部分は必ずしも連続した全体を形成せず、即ちこれらの部分のうちのいくつか又は全ての間にギャップが存在し得る。
いくつかの実施形態では、プログラム命令は、以下の条件のうちの1つ又は複数が真となるように構成される:
(a)上記隣接帯域の上記分割のリソースブロックは、上記隣接帯域の中央に関して対称に分布する;
(b)上記隣接部分を定義する上記リソースブロックが奇数個である場合、上記割り当ては、上記リソースブロックの半サブキャリアシフトを挿入するステップを含み、上記挿入は、無線ブロードバンドネットワークが上記隣接部分に基づいてダウンリンクOFDMシグナルを生成する場合にシグナル出力がDCサブキャリアに割り当てられるのを回避する;
(c)上記隣接帯域の上記分割のリソースブロックは、上記隣接帯域のエッジ部分を排除することにより、ラジオスペクトルの他の帯域上での送信との干渉を回避する。
スペクトルサーバ1500は「スペクトルエクスチェンジ」と呼ばれる場合もあり、1つ又は複数の放送ネットワークと、1つ又は複数の無線ブロードバンドネットワークとの間の媒介として動作できる。スペクトルサーバは、上記1つ又は複数の放送ネットワークを表す放送エクスチェンジ1530と、1つ又は複数のブロードバンドネットワークを表す無線ブロードバンドネットワークコア1535と、相互作用できる。(LTEの文脈では、ブロードバンドネットワークコア1535は発展型パケットコア(EPC)であってよい。代替実施形態では、スペクトルサーバ1500は、放送ネットワークの一部又はブロードバンドネットワークの一部であってよい。
スペクトルサーバ1500は、利用可能な放送スペクトルの部分、即ち1つ又は複数の放送ネットワークが、少なくともある期間及び少なくとも何らかの地理的領域において利用可能としようとしている(そして自身では使用しない)、スペクトルの部分を指示するメッセージを、放送エクスチェンジ1530から受信してよい。スペクトルサーバは、上記1つ又は複数の部分を識別する情報を、その利用可能な放送スペクトルリソースのデータベースに追加する。スペクトルサーバ1500はまた、利用可能な放送スペクトルの部分に対するアクセスを要求するメッセージを、ブロードバンドネットワークコア1535から受信してよい。
いくつかの実施形態では、プログラム命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、上記1つ又は複数のプロセッサに以下の動作A〜Gを実行させる。
A.1つ又は複数のプロセッサ1510は、利用可能な放送スペクトルを隣接帯域に組み合わせてよい。(例えばスペクトルサーバは、放送エクスチェンジによって利用可能となった特定の放送チャネルを接合して、複数のチャネルの連合と同等の隣接帯域を形成できることを感知してよい。)利用可能な放送スペクトルを構成する動作は、特定の2次セルに関連するユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性をもたらし得る。(本明細書において使用する場合、用語「2次セル(secondary cell)」は、ユーザデバイスがそのシステム情報を得るサービングキャリア以外の、いずれの構成されたキャリアを意味する。)
B.1つ又は複数のプロセッサは、固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で、利用可能なスペクトルをブロードバンドネットワークコアに割り当ててよい。(いくつかの実施形態では、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定してよい。)この割り当てを識別する情報を、ブロードバンドネットワークに送信してよい。上記割り当て及び送信は、ブロードバンドネットワークからの要求に応答して発生してよい。
C.1つ又は複数のプロセッサは、奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用してよい。「チャネル割り当て」と題された上述の節を参照。
D.1つ又は複数のプロセッサは、上述の2つのモードを採用してよく、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードである。
E.1つ又は複数のプロセッサは、集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する)。
F.1つ又は複数のプロセッサは、固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する。
G.1つ又は複数のプロセッサは、所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存してよく、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定される。
ある一連の実施形態では、図16に示すように、ベースステーション1600は、1つ又は複数のユーザデバイス1625と無線通信してよい。(ベースステーション1600は、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)ベースステーション1600は、無線ブロードバンドネットワークの一部として動作して、スペクトルリソースの動的集合を可能とするように構成してよい。
ベースステーション1600は、ブロードバンドスペクトルの一部分及び放送スペクトルの一部分を含む、集合したスペクトルリソースを用いて、ダウンリンクシグナル(例えばOFDM)を1つ又は複数のデバイスに無線送信するよう構成された回路構成を含んでよい。放送スペクトルの上記一部分は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能とされており、例えば既に様々に説明したように、スペクトルサーバによって無線ブロードバンドネットワークに動的に割り当てられる。放送スペクトルの上記一部分は、例えば既に様々に説明したように、固定幅のリソースブロックへの、上記放送スペクトルのうちの隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)としてスペクトルサーバによって指定してよい。いくつかの実施形態では、放送スペクトルの上記部分は隣接部分である。
いくつかの実施形態では、放送スペクトルの上記部分を定義する1つ又は複数のリソースブロックが奇数個である場合、上記回路構成は、上記1つ又は複数のリソースブロックの半サブキャリアシフトを挿入するよう構成され、上記挿入は、シグナル出力がダウンリンクシグナルのDCサブキャリアに割り当てられるのを回避する。
いくつかの実施形態では、上記分割のリソースブロックは、上記隣接帯域のエッジ部分を排除することにより、ラジオスペクトルの他の帯域上での送信との干渉を回避する。
いくつかの実施形態では、ベースステーションは、ベースステーションが1つ又は複数のユーザデバイス1625との無線通信に使用できるスペクトルリソースを指示する情報を、ブロードバンドネットワークコア1535から受信してよい。上述のように、これらのスペクトルリソースは、スペクトルサーバが配分した放送スペクトルリソースを含んでよい。
いくつかの実施形態では、上記回路構成は、以下のうちの1つ又は複数を実施するシステムに従って、1つ又は複数のユーザデバイス1635(例えば移動体デバイス及び/又は非移動体デバイス)と無線通信する(シグナルを送信及び/又は受信する)よう構成される:
(a)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと合成する;
(b)利用可能なスペクトルを固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で割り当て、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定される;
(c)奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用する;
(d)上述の2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードである;
(e)集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する);
(f)固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する;
(g)所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定される。
いくつかの実施形態では、上記回路構成は、1つ又は複数のRFトランシーバ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、及び1つ又は複数の制御プロセッサを含む。
ある一連の実施形態では、デバイス1700(例えば移動体デバイス又は非移動体デバイス)は、スペクトルリソースの動的集合を可能とするよう構成してよい。このデバイスは、無線ブロードバンドネットワークに関連する1つ又は複数のベースステーション(ベースステーション1600等)と無線通信するよう構成された回路構成を含んでよい。(デバイス1700もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)
上記回路構成は、1つ又は複数のベースステーションのうちの第1のものによって送信されたダウンリンクシグナル(例えばOFDMシグナル)を受信するよう構成されてよく、ここでダウンリンクシグナルは、ブロードバンドスペクトルの一部分及び放送スペクトルの一部分を含む、集合したスペクトルリソースを使用する。放送スペクトルの上記一部分は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能とされており、スペクトルサーバによって無線ブロードバンドネットワークに動的に割り当てられる。放送スペクトルの上記一部分は、固定幅のリソースブロックへの、上記放送スペクトルのうちの隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の間隔(又はリソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔)としてスペクトルサーバによって指定される。いくつかの実施形態では、放送スペクトルの上記部分は隣接部分である。
いくつかの実施形態では、放送スペクトルの上記部分を定義する上記リソースブロックが奇数個である場合、上記回路構成は、上記リソースブロックの半サブキャリアシフトを挿入するよう構成され、上記挿入は、シグナル出力がダウンリンクシグナルのDCサブキャリアに割り当てられるのを回避する。
いくつかの実施形態では、上記回路構成は、以下のうちの1つ又は複数を実施するシステムに従って、1つ又は複数のベースステーションと無線通信する(受信及び/又は送信する)よう構成してよい:
(a)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと合成する;
(b)利用可能なスペクトルを固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で割り当て、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定される;
(c)奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用する;
(d)上述の2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードである;
(e)集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する);
(f)固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する;
(g)所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定される。
いくつかの実施形態では、上記回路構成は、1つ又は複数のRFトランシーバ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、及び1つ又は複数の制御プロセッサを含む。
動的キャリアアグリゲーションのためのベースステーション
ある一連の実施形態では、無線ブロードバンドネットワークの一部として使用するためのベースステーション1800は、図18に示すように、1つ又は複数の1次帯域(PB)ラジオ装置1810、1つ又は複数の追加のラジオ装置1815、及びコントローラ1820を含んでよい。(ベースステーション1800もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)ベースステーションは、無線送信媒体1820を介して無線デバイスと通信するよう構成される。
1つ又は複数のPBラジオ装置1810はそれぞれ、1つ又は複数の1次帯域(例えば無線ブロードバンドキャリアが有する1つ又は複数の帯域)のうちの少なくとも1つを通して送信を行うよう構成される。更に、上記1つ又は複数の追加のラジオ装置1815はそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する。
コントローラ1820は:(a)第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する情報を受信し;(b)上記1つ又は複数の追加のラジオ装置のうちの第1のものを、上記第1の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調又はプログラムし;(c)インフラストラクチャネットワークからのデータストリームを受信し;(d)上記データストリームを、複数のサブストリームの第1のセットに分割し;(e)それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び第1の追加のラジオ装置を用いて、第1のセットのサブストリームの並列送信を配向するよう構成される。1つ又は複数のPBラジオ装置は、第1の追加のラジオが第1の動的に配分されたスペクトルリソースを介して送信を行う間に、上記1つ又は複数の1次帯域を介して送信を行ってよい。
いくつかの実施形態では、各PBラジオ装置は、複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調可能又はプログラム可能な、キャリア周波数を有する。
いくつかの実施形態では、PBラジオ装置のうちの少なくとも1つは、複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調可能又はプログラム可能な、キャリア周波数を有する。
いくつかの実施形態では、上記複数の周波数帯域は、上記1つ又は複数の1次帯域及び1つ又は複数の追加の帯域を含む。
いくつかの実施形態では、上記1つ又は複数の追加のラジオ装置は、複数の追加のラジオ装置を含み、コントローラは更に:(1)上記追加のラジオ装置それぞれを、動的に配分されたスペクトルリソースそれぞれに対応する各キャリア周波数へと整調又はプログラムし;(2)上記データストリームを、複数のサブストリームの第2のセットに分割し;(3)それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び上記追加のラジオ装置を用いて、第2のセットのサブストリームの並列送信を配向するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは更に:第2の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する方法を受信し;上記追加のラジオ装置のうちの第2のものを、上記第2の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第2のキャリア周波数へと整調又はプログラムし;上記データストリームを、複数のサブストリームの第2のセットに分割し;それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置並びに第1及び第2の追加のラジオ装置を用いて、第2のセットのサブストリームの並列送信を配向するよう構成される。
いくつかの実施形態では、第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する情報は:第1の動的に配分されたスペクトルリソースの第1のキャリア周波数を指示する情報;及び第1の動的に配分されたスペクトルリソースがベースステーションに配分されていた第1の期間を指示する情報を含む。
いくつかの実施形態では、コントローラは、それぞれデータサブストリームに基づいてOFDMシンボルストリームを生成するよう構成され、上記並列送信は、それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び第1の追加のラジオ装置を用いたOFDMシンボルの並列送信を含む。
いくつかの実施形態では、コントローラは、それぞれデータサブストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成され、上記コントローラは、複数のサイクリックプレフィクス(CP)長オプションからプログラムによって選択されるCP長の値を有するシンボルストリームのシンボルを生成するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるために、OFDMサブキャリア間隔において追加のスケーリング(例えば、LTE等の既存の無線通信規格が既に必要としているスケーリングに比べて追加のスケーリング)を提供するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、(例えばeMBMSに利用可能なSFの数を増大させるために)1次及び2次同期を実施するサブフレーム(SF)におけるページング及び他のシグナリングをスケジューリングするよう構成される。
いくつかの実施形態では、MIB/SIBに基づいて広告を提供されるシステム構成を使用して、ユーザデバイスに、ページング及び他の制御シグナリングの使用を制限するように指示するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、1つ又は複数の利用可能なシステムパラメータ(例えばCP長及びサブキャリア間隔といったパラメータ)を、規定されたeMBMS SF配分に従って変化させるよう構成される(これは例えば、遅延広がり公差に影響を与えるシステムパラメータの拡張性の完全な利用を保持したまま、フレームあたり10個のSFのうちの6又は8個又はその他の個数の使用を可能とする)。
いくつかの実施形態では、コントローラは、(例えばLTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善するために)ビットインターリーブ又はシンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を可能とするために、修正されたバージョンのHARQを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、既存のLTE規格より高い変調位相(例えば既存の64‐QAMを上回る256‐QAM)を用いた変調を実施して、最大システム性能を増大させるよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、(例えばRX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善し、システム性能を最大化するために)eMBMSにおいてサポートされる送信モードのうちの1つ又は複数又は全てのために、多アンテナ技術を採用するよう構成される。
いくつかの実施形態では、第1の動的に配分されたスペクトルリソースは、周波数領域内の固定長のリソースブロック構造に適合する1つ又は複数のリソースブロックに関して特定される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、無線ブロードバンド通信のための既存の帯域幅の定義に比べて拡張された帯域幅の定義で動作するよう構成され、上記拡張された帯域幅の定義は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有する。
動的キャリアアグリゲーションのためのデバイス
ある一連の実施形態では、図19に示すように、デバイス1900は、1つ又は複数の1次帯域トランシーバ1910、1つ又は複数のレシーバ1915、及びコントローラ1920を含んでよい。(デバイス1900もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)デバイス1900は、無線送信媒体1920を介して通信するよう構成される。
1つ又は複数のPBトランシーバ1910はそれぞれ、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の1次帯域のうちの1つを用いて、無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される。更に、1つ又は複数のレシーバ1915はそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる又はプログラムできる、キャリア周波数を有する。
コントローラ1920は:(a)上記1つ又は複数のPBトランシーバを用いて、上記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;(b)ベースステーションから第1のメッセージを受信するのに応答して、上記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、上記ラジオスペクトルのうちの第1の現在利用可能なスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調又はプログラムし、ここで上記第1のメッセージは、上記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;(c)上記第1のレシーバを整調又はプログラムした後に、上記第1のレシーバを使用して、上記ベースステーションから第1の追加のネットワークデータストリームを受信し;(d)上記1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び上記第1の追加のネットワークデータストリームを合成して、集合データストリームを得るよう構成される。第1のレシーバは、第1の現在利用可能なスペクトルリソースを介して、第1の追加のネットワークデータストリームを受信してよく、その一方で1つ又は複数のPBトランシーバ1910は、1つ又は複数の1次帯域を介して、1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信する。
いくつかの実施形態では、デバイスは移動体デバイスである。
いくつかの実施形態では、デバイスは固定デバイス(例えばテレビジョン)である。
いくつかの実施形態では、ベースステーションの地理的近傍にある1つ又は複数の放送トランスミッタは、放送エクスチェンジによって制御され、放送エクスチェンジは、ある特定の時間に亘り、ベースステーションの地理的近傍において、第1の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて放送を行わないことに合意している。
いくつかの実施形態では、ベースステーションの地理的近傍にある1つ又は複数の放送トランスミッタは、個別の放送局によって制御され、上記個別の放送局は、ある特定の時間に亘り、ベースステーションの地理的近傍において、第1の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて放送を行わないことに合意している。
いくつかの実施形態では、1つ又は複数のPBラジオ装置及び1つ又は複数の追加のラジオ装置はそれぞれ、共通のハードウェア設計に適合し、上記1つ又は複数のPBラジオ装置はそれぞれ、それぞれの1次帯域で動作できるようにプログラムされる。
いくつかの実施形態では、コントローラは更に、集合データストリームを、デバイス上で実行されるアプリケーションに供給するよう構成される。
いくつかの実施形態では、上記複数の周波数帯域は、少なくともVHF帯域及びUHF帯域を含む。
いくつかの実施形態では、1つ又は複数のレシーバは複数のレシーバを備え、コントローラは更に:(1)ベースステーションから各メッセージを受信するのに応答して、現在利用可能なスペクトルリソースそれぞれに対応する各キャリア周波数へと、各レシーバを整調又はプログラムし、上記各メッセージは現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;(2)各レシーバについて、各レシーバを用いてベースステーションから追加のネットワークデータストリームをそれぞれ受信し;(3)上記1つ又は複数のネットワークデータストリームと、上記追加のネットワークデータストリームとを合成して、第2の集合データストリームを得るよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは更に:ベースステーションから第2のメッセージを受信するのに応答して、第2の現在利用可能なスペクトルリソースに対応するキャリア周波数へと、上記レシーバのうちの第2のものを整調又はプログラムし、上記第2のメッセージは上記第2の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;第2のレシーバを整調又はプログラムした後、この第2のレシーバを用いてベースステーションから第2の追加のネットワークデータストリームを受信するよう構成される。
いくつかの実施形態では、第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別する第1のメッセージは、1つ又は複数のPBトランシーバのうちの少なくとも1つを用いて、ベースステーションから受信される。
いくつかの実施形態では、第1のメッセージは:第1の動的に配分されたスペクトルリソースの第1のキャリア周波数を指示する情報;及び第1の動的に配分されたスペクトルリソースが、移動体ステーション又はベースステーションによって使用されるために配分されていた第1の期間を指示する情報を含む。
いくつかの実施形態では、コントローラは、複数のサイクリックプレフィクス(CP)長オプションからプログラムによって選択されるCP長の値を用いて、シンボルストリームからのシンボルからデータを抽出するよう構成され、上記シンボルストリームは第1のレシーバによって取得される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、OFDMサブキャリア間隔において追加のスケーリング(例えば、LTE等の既存の無線通信規格が既に必要としているスケーリングに比べて追加のスケーリング)を提供するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、1つ又は複数の利用可能なシステムパラメータ(例えばCP長及びサブキャリア間隔といったパラメータ)を、規定されたeMBMSサブフレーム配分に従って変化させるよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、(例えばLTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善するために)ビットインターリーブ又はシンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を可能とするために、修正されたバージョンのHARQを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、既存のLTE規格より高い位相レベル(例えば既存の64‐QAMを上回る256‐QAM)を用いた復調を実施して、最大システム性能を増大させるよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、(例えばRX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善し、システム性能を最大化するために)eMBMSにおいてサポートされる送信モードのうちの1つ又は複数又は全てのために、多アンテナ技術を採用して、するRX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善し、システム性能を最大化するよう構成される。
いくつかの実施形態では、第1の動的に配分されたスペクトルリソースは、周波数領域内の固定長のリソースブロック構造に適合する1つ又は複数のリソースブロックに関して特定される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、無線ブロードバンド通信のための既存の帯域幅の定義に比べて拡張された帯域幅の定義で動作するよう構成され、上記拡張された帯域幅の定義は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有する。
放送インフラストラクチャを用いたデバイス‐スペクトル共有
ある一連の実施形態では、デバイス2000は、1つ又は複数の1次帯域トランシーバ2010、1つ又は複数のレシーバ2015、及びコントローラ2020を含んでよい。(デバイス2000もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)デバイス2000は、無線ブロードバンドネットワークの一部として動作してよく、また同時に1つ又は複数の放送トランスミッタを含む放送ネットワークによって送信される1つ又は複数の放送シグナルを受信するよう動作してよい。
1つ又は複数のPBトランシーバ2010はそれぞれ、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の1次帯域のうちの1つを用いて、無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される。更に、上記1つ又は複数のレシーバ2015はそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する。
上記コントローラは:(a)上記1つ又は複数のPBトランシーバ2010を用いて、上記無線ブロードバンドネットワークのベースステーション2030から1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;(b)上記1つ又は複数のレシーバ2015のうちの第1のものを、上記放送トランスミッタのうちの第1のものが(例えば放送トランスミッタ2035が)送信する第1の放送シグナルに対応する第1の放送周波数に整調又はプログラムし;(c)上記整調又はプログラムに応答して、上記第1のレシーバを用いて上記第1の放送シグナルから第1の放送データストリームを復元し、ここで第1の放送データストリームは、上記1つ又は複数の放送トランスミッタのうちの少なくとも1つを介した(例えば第1の放送トランスミッタ2035を介した)放送のために、無線ブロードバンドネットワークによって放送ネットワークへとオフロードされたデータを含むよう構成してよい。いくつかの実施形態では、第1のレシーバは、1つ又は複数のPBトランシーバ2919が1つ又は複数の1次帯域を介して1つ又は複数のデータストリームを受信する間に、第1の放送シグナルを受信してよい。
いくつかの実施形態では、デバイスは移動体デバイスである。
いくつかの実施形態では、デバイスは固定デバイス(例えばテレビジョン)である。
いくつかの実施形態では、コントローラは、1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び第1の放送データストリームを、デバイス上で実行される1つ又は複数のアプリケーションに提供するよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは更に、ディスプレイデバイス(例えば上記デバイスに組み込まれた又は上記デバイスに連結されたディスプレイデバイス)を介して、ビデオシグナルを表示するよう構成され、上記ビデオシグナルは、第1の放送データストリームから生成される。
いくつかの実施形態では、放送ネットワークは、1つ又は複数の放送トランスミッタを介した、放送のためのスペクトルリソースに対する放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する。
いくつかの実施形態では、コントローラは、表示されたコンテンツガイドから特定のコンテンツアイテムを選択するユーザ入力に応答して、第1の放送周波数へと第1のレシーバを整調又はプログラムするよう構成される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、ユーザの、放送トランスミッタを介して提供されたコンテンツの視聴に関する統計を収集し、この統計を無線ネットワークに送信するよう構成される。
いくつかの実施形態では、上記統計の送信は、1つ又は複数のPBトランシーバを用いて実施される。いくつかの実施形態では、上記統計の送信は、(上記デバイスの一部として含まれている又は上記デバイスに連結されている)WiFiトランスミッタを用いて実施される。いくつかの実施形態では、上記統計の送信は、非認可ラジオスペクトルを介して送信を行うよう構成されたラジオ装置を用いて実施される。
いくつかの実施形態では、コントローラは、OFDMを用いて1つ又は複数のネットワークデータストリームの上記受信を実施し;OFDMを用いて第1の放送データストリームの上記受信を復元するよう構成される。
スペクトルサーバを動作させるための方法
ある一連の実施形態では、スペクトルサーバを動作させるための方法2100は、図21に示す動作を含んでよい。(方法2100もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)本方法は、無線ブロードバンドプロバイダに対する利用可能なスペクトルリソースの販売を促進するために実施してよい。本方法は、記憶されているプログラム命令の実行に応答して、スペクトルサーバのプロセッサによって(又は1つ若しくは複数のプロセッサのセットによって)実施してよい。この販売は、例えば動的な形態、事前に交渉された形態、又は事前に構成された形態といった、様々な形態のいずれにおいて発生し得る。例えば販売の一形態として、オークションがある。
2110では、プロセッサは、あるスペクトルリソースの購入又は使用の要求を受信してよく、この要求は、(例えばコンピュータネットワークを介して)無線ブロードバンドプロバイダ又は無線ブロードバンドプロバイダを代表するエンティティから受信される。
2115では、プロセッサは、ある放送ネットワークが現在使用しているスペクトルリソースのリスト中の、ある特定のスペクトルリソースを識別してよく、ここで上記放送ネットワークは、複数の放送トランスミッタを介した送信のための、スペクトルリソースへの放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する。例えばプロセッサはメモリにアクセスして、リストから情報を得てよい。
2125では、プロセッサは、上記特定のスペクトルリソースを使用できる(例えば送信及び/又は受信できる)ように上記無線ブロードバンドプロバイダを認証する情報を(例えばコンピュータネットワークを介して)送信してよい。
スペクトルサーバは、1つ又は複数のネットワークとインタフェース接続するためのネットワークインタフェースハードウェアを含んでよく、これにより無線ブロードバンドプロバイダとの通信を促進する。
いくつかの実施形態では、本方法は、支払い、支払いの約束又はその他の考慮するべき事項を無線ブロードバンドプロバイダから受信することも含んでよい。このステップは、上述のステップ2110、2115、2125に対していずれの順序で発生してよい。実際には、支払いはこれらのステップが完了した後(例えばずっと後)に発生し得る。いくつかの実施形態では、例えば支払いの代わりに、又は支払いに加えて、1つ又は複数の放送局と無線ブロードバンドネットワークとの間で何らかの形態の交換を実施してよい。
いくつかの実施形態では、方法2100は、例えば支払い又は支払いの約束の上記受信に応答して、リストから上記特定のスペクトルリソースを除去するステップも含んでよい。あるいは、上記リストを更新して、例えばある期間だけ、無線ブロードバンドプロバイダに対して上記特定のスペクトルリソースが販売された又は配分されたことを指示してよい。
いくつかの実施形態では、リスト上の各スペクトルリソースに関して、上記リストは、放送ネットワークが当該スペクトルリソースを使用しないことに合意している期間の指示を含む。
いくつかの実施形態では、リスト上の各スペクトルリソースに関して、上記リストは、放送ネットワークが当該スペクトルリソース上での送信を行わないことに合意している地理的位置の指示を含む。
いくつかの実施形態では、方法2100はまた:放送ネットワークから利用可能なスペクトルリソースのブロックを購入するステップ;及び上記利用可能なスペクトルリソースをリストに追加するステップを含んでよい。
いくつかの実施形態では、上記認証情報の送信に応答して、無線ブロードバンドプロバイダは、上記特定のスペクトルリソース上で無線送信を開始するよう、1つ又は複数のベースステーションに命令するように構成される。
いくつかの実施形態では、スペクトルサーバは、以下のうちの1つ又は複数を実施するよう構成される:(a)(例えばユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性を得るために)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと集める;(b)利用可能なスペクトルを固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で割り当て、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定される;(c)奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用する;(d)2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードである;(e)集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する);(f)固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する;(g)所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定される。
無線ネットワークのための動的スペクトル購入サーバ
ある一連の実施形態では、方法2200は、図22に示す動作を含んでよい。(方法2200もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)本方法は、スペクトルリソースの購入(例えば動的購入)を容易にするために、無線ブロードバンドネットワークの一部としてサーバを動作させるために採用してよい。無線ブロードバンドネットワークのベースステーションは、一連の放送トランスミッタを含む放送ネットワークと同一の地理的領域において動作してよい。方法2200は、記憶されているプログラム命令の実行に応答して動作するプロセッサによって(又は1つ若しくは複数のプロセッサのセットによって)実施してよい。この購入は、例えば動的な形態、事前に交渉された形態、又は事前に構成された形態といった、様々な形態のいずれにおいて発生し得る。
2210では、プロセッサは、無線ネットワーク中のベースステーションのうちの所定の1つが現在追加の帯域幅を必要としていることを示す、第1のメッセージを受信してよい。
2215では、第1のメッセージの受信に応答して、プロセッサは、上記所定のベースステーションの地理的近傍における、現在利用可能なスペクトルリソースの購入又は使用のために、要求を放送サーバ(例えば上述のスペクトルサーバ1500)に送ってよい。
2200では、プロセッサは、特定の現在利用可能なスペクトルリソースを識別する第2のメッセージを放送サーバから受信してよく、上記放送ネットワークは、上記所定のベースステーションの地理的近傍内において、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を行わないことに合意している。
いくつかの実施形態では、方法2200は、支払い又は支払いの約束又はその他の考慮するべき事項を指示する情報を、特定の現在利用可能なスペクトルリソースの使用のために、放送サーバに送るステップも含んでよい。
いくつかの実施形態では、方法2200はまた、上記所定のベースステーションに第3のメッセージを送るステップも含んでよく、この第3のメッセージは、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを識別し、上記所定のベースステーションが、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を開始できるようにする。
いくつかの実施形態では、第1のメッセージは、ブロードバンド無線ネットワークによるベースステーションの負荷の状態を監視する、負荷制御サーバから受信される。
いくつかの実施形態では、放送サーバに送られる要求は、上記所定のベースステーションの位置の指示を含む。
いくつかの実施形態では、放送サーバから受信される第2のメッセージは:上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースが占有する周波数範囲を指示する情報;及び上記所定のベースステーションの地理的近傍内において、放送ネットワークが送信を行わないことに合意している期間を指示する情報を含む。
広告用サーバを無線ネットワークの一部として動作させるための方法
ある一連の実施形態では、方法2300は、図23に示す動作を含んでよい。(方法2300もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)方法2300は、デバイスに目的とする広告を提供するために、広告用サーバを無線ネットワークの一部として動作させるよう使用してよく、このデバイスは、無線ブロードバンドネットワークによる通信のため及び放送ネットワークの放送トランスミッタからの受信のために構成される。本方法は、記憶されているプログラム命令の実行に応答して動作するプロセッサ(又は1つ若しくは複数のプロセッサのセット)によって実施してよい。
2310では、プロセッサは、デバイスから視聴情報を受信してよく、上記視聴情報は、放送トランスミッタのうちの1つ又は複数を通して放送コンテンツを視聴する際の上記デバイスのユーザの挙動を特徴付けるものである。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、上記視聴情報を、メモリ媒体中に記憶されたユーザ指定記録に追加してよい。
2320では、プロセッサは、上記視聴情報に基づいて(又はユーザ指定記録の現在の状態に基づいて)、上記デバイスの上記ユーザに対する広告を選択してよい。
2325では、プロセッサは、上記無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを介して、選択された広告に対応するコンテンツストリームを上記デバイスに送信して(又はコンテンツの送信を上記デバイスに直接配向して)よい。
いくつかの実施形態では、デバイスは移動体デバイスである。
いくつかの実施形態では、デバイスは非移動体デバイス(例えばテレビジョン)である。
いくつかの実施形態では、本方法はまた、上記デバイスから視聴者情報(例えばデバイスの位置、ユーザが実施するアクティビティ、ユーザの閲覧履歴、ソーシャルメディア情報又はセンサデータ等)を受信するステップも含んでよい。選択ステップ(b)は、上記視聴者情報及び/又は上述の視聴情報に基づいて実施できる。
いくつかの実施形態では、デバイスは、無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを用いて、広告用サーバに視聴情報を送信する。
いくつかの実施形態では、デバイスは、デバイスとWiFiアクセスポイントとの間のWiFi接続を用いて、広告用サーバに視聴情報を送信する。
いくつかの実施形態では、デバイスは、非認可スペクトル(例えばWiFi又はホワイトスペース)を介した送信を用いて、広告用サーバに視聴情報を送信する。
いくつかの実施形態では、視聴情報は以下のうちの1つ又は複数を含む:(1)デバイスのユーザが現在視聴している放送コンテンツアイテムの指示;(2)デバイスのユーザが現在視聴している放送コンテンツアイテムのタイトル;(3)放送ネットワークが放送した放送コンテンツアイテムの視聴期間;(4)デバイスのユーザが視聴した放送コンテンツアイテムのリスト。
いくつかの実施形態では、ユーザ指定記録は、デバイスのユーザに対応する叙述的情報(例えば年齢、性別、興味のカテゴリ、学歴、所得範囲等)を含む。
いくつかの実施形態では、ユーザに対する広告を選択する動作は、ユーザ特性決定情報と広告コンテンツアイテムとの間の所定の最適なマッピングに基づく。この最適なマッピングは、例えば実際のユーザの購入に対するフィードバック情報を用いた統計的最適化技術に基づいて決定してよい。
いくつかの実施形態では、方法2300はまた:ネットワーク(例えばインターネット)を介してユーザ指定視聴情報の購入のための要求を受信するステップ;メモリ媒体に記憶されたユーザ指定記録のうちの1つ又は複数からのデータを、要求を行っているエンティティに送信するステップ;ユーザ指定視聴情報の購入のための要求を行っているエンティティから、支払い又は支払いの約束又はその他の考慮するべき事項を受信するステップも含んでよい。
いくつかの実施形態では、方法230はまた:(例えば過去にユーザ指定視聴情報を購入し、ユーザに直接広告を行う価値があると結論を下したエンティティから)デバイスのユーザに対して広告を行う権利の購入のための要求を受信するステップ;広告を行うための権利の購入のための要求を行っているエンティティから、支払い又は支払いの約束を受信するステップ;要求を行っているエンティティから広告コンテンツストリームを受信するステップ;無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを介して、広告コンテンツストリームをデバイスに送信するステップも含んでよい。
放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステム
ある一連の実施形態では、図24に示すように、放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステム2400は、ラジオレシーバ2410及び回路構成2415を含んでよい。(レシーバシステム2400もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)
ラジオレシーバ2410は、複数の周波数帯域のいずれかへと整調又はプログラム可能である。更に、ラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される。
回路構成2415は、受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される。回路構成は更に、以下に説明する特徴(A)〜(K)のうちの1つ又は複数をサポートするよう構成される。
(A)回路構成2415は、複数の候補サイクリックプレフィクス(CP)長から選択されるCP長を用いて、OFDMシンボルからデータを抽出して、増大した遅延広がり公差を達成するにあたってのオーバヘッドを最小化してよく、CP長は、拡張されたMIB/SIBパラメータセットを用いて、ベースステーションによってシグナリングされる。
(B)回路構成2415は、固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングを採用してよく、この追加のスケーリングは、拡張されたMIB/SIBパラメータセットを用いて、ベースステーションによってシグナリングされる。
(C)回路構成2415は、拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングに応答して、追加のCP長を包含してよい。
(D)回路構成2415は、拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングに応答して、サブキャリア間隔の追加の範囲を包含してよい。
(E)回路構成2415は、MIB/SIB上のベースステーションによって広告される修正されたシステム構成に応答して、1次及び2次同期を支持するサブフレーム(SF)における、ページング及び他のシグナリングを監視してよく、上記修正されたシステム構成は、ユーザデバイスに、上記サブフレームに対するページング及び他の制御シグナリングの使用を制限することによって、eMBMSに利用可能なSFの数を増大させるように命令する。
(F)回路構成2415は、ベースステーションによってシグナリングされるように規定されたeMBMS SF配分に基づいて、利用可能なシステムパラメータのセット(例えばCP長及びサブキャリア間隔)を決定してよい。
(G)回路構成2415は、ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を受け入れて、LTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善してよい。
(H)回路構成2415は、自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を受け入れることにより、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供してよい。
(I)回路構成2415は、増大した最大システム性能のために、(既存の規格が要求するよりも)高次の位相を用いた復調を可能としてよい。
(J)回路構成2415は、eMBMSにおいてサポートされる送信モードのための、多アンテナ技術の使用を可能とすることにより、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善して、システム性能を最大化してよい。
(K)回路構成2415は、既存の基準に対して拡張されたシグナル帯域幅で動作してよく、上記シグナル帯域幅は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるよう、固定リソースブロック(RB)構造の整数倍に拡張される。
いくつかの実施形態では、トランスミッタは送信専用TVトランスミッタである。
いくつかの実施形態では、トランスミッタは、ユニキャスト及び放送送信が可能なLTEのベースステーションである。
いくつかの実施形態では、レシーバシステムは移動体デバイスの一部である。
いくつかの実施形態では、レシーバシステムは、(テレビジョン等の)非移動体デバイス又は固定デバイスの一部である。
いくつかの実施形態では、レシーバシステムはテレビジョンの一部であるか、又はテレビジョンに連結される。
TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステム
ある一連の実施形態では、図25に示すように、TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステム2500は、回路構成2510及びラジオトランスミッタ2515を含んでよい。(トランスミッタシステム2400もまた、上述の特徴、要素及び実施形態のいずれのサブセットを含んでよい。)
回路構成2510は、ビデオコンテンツストリームVCSを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームSSを生成するよう構成される。ラジオトランスミッタ2515は、シンボルストリームに基づいて送信シグナルTSを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される。
回路構成2510は、以下に説明する特徴(A)〜(K)のうちの1つ又は複数をサポートするよう構成してよい。
(A)回路構成2510は、複数の候補サイクリックプレフィクス(CP)長を採用して、増大した遅延広がり公差を達成するにあたってのオーバヘッドを最小化してよく、これに従ってMIB/SIBパラメータセットが拡張される。
(B)回路構成2510は、固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングを採用してよく、これに従ってMIB/SIBパラメータセットが拡張される。
(C)回路構成2510は、拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングを採用して、追加のCP長を包含してよい。
(D)回路構成2510は、拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングを採用して、サブキャリア間隔の追加の範囲を包含してよい。
(E)回路構成2510は、1次及び2次同期を実施するサブフレーム(SF)における、ページング及び他のシグナリングをスケジューリングして、eMBMSのために利用可能なSFの数を増大させ、またMIB/SIBにおいて広告されるシステム構成を修正して、これに従ってユーザデバイスに、ページング及び他の制御シグナリングの使用を制限するように命令してよい。
(F)回路構成2510は、規定されたeMBMS SF配分に従って、利用可能なシステムパラメータのセット(例えばCP長及びサブキャリア間隔)を変化させてよい(これは例えば、遅延広がり公差に影響を与えるシステムパラメータの拡張性の完全な利用を保持したまま、フレームあたり10個のSFのうちの6又は8個(又はその他)の使用を可能とする)。
(G)回路構成2510は、ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用して、LTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善してよい。
(H)回路構成2510は、自動の、即ち事前にスケジューリングされた再送信を可能とする、HARQの修正されたバージョンを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供してよい。
(I)回路構成2510は、増大した最大システム性能のために、(既存の規格が要求するよりも)高次の位相を用いた変調を可能としてよい。
(J)回路構成2510は、eMBMSにおいてサポートされる送信モードに対する、多アンテナ技術の使用を可能とすることにより、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善して、システム性能を最大化してよい。
(K)回路構成2510は、既存の基準に対して拡張されたシグナル帯域幅で動作してよく、上記シグナル帯域幅は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるよう、固定リソースブロック(RB)構造の整数倍に拡張される。
いくつかの実施形態では、トランスミッタは送信専用TVトランスミッタである。
いくつかの実施形態では、トランスミッタは、ユニキャスト及び放送送信が可能なLTEのベースステーションである。
いくつかの実施形態では、トランスミッタシステム2500はまた、複数のアンテナを含んでよく、回路構成は、ビデオコンテンツストリームに基づいて複数のシンボルストリームを生成するよう構成され、ラジオトランスミッタは、シンボルストリームにそれぞれ基づいて送信シグナルを生成して、各上記アンテナを通して上記送信シグナルを空中へと通過させるよう構成される。
以下の番号付きの段落は、様々な追加の実施形態を説明する。
1.1 キャリアアグリゲーション下において、利用可能なスペクトルリソースを配分するためのスペクトルサーバであって、
上記スペクトルサーバは:
1つ又は複数のプロセッサ;及び
プログラム命令を記憶するメモリ
を備え、
上記プログラム命令は、上記1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、上記1つ又は複数のプロセッサに、以下:
(例えば、特定の2次セルに関連するユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性を得るために)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと集めること;
固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で、利用可能なスペクトルを割り当てて、集合チャネル帯域幅を、集合帯域の中央にあるチャネルに従って指定すること;
奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用すること;
2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードであること;
集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する)こと;
固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避すること;
所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定されること
のうちの1つ又は複数を実施させる、スペクトルサーバ。
1.2 利用可能なスペクトルリソースを動的に集合させるための方法に関連して使用するための、ベースステーションであって、上記ベースステーションは回路構成を備え、この回路構成は:
(例えば、特定の2次セルに関連するユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性を得るために)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと集めること;
利用可能なスペクトルを固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で割り当て、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定されること;
奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用すること;
2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードであること;
集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する)こと;
固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避すること;
所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定されること
のうちの1つ又は複数を実施するシステムに従って、1つ又は複数のデバイス(例えば移動体デバイス及び/又は非移動体デバイス)と無線通信する(シグナルを送信及び/又は受信する)よう構成される、ベースステーション。
1.3 上記回路構成は、1つ又は複数のRFトランシーバ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、及び1つ又は複数の制御プロセッサを含む、段落1.2のベースステーション。
1.4 利用可能なスペクトルリソースを動的に集合させるための方法に関連して使用するための、デバイス(例えば移動体デバイス又は非移動体デバイス)であって、上記デバイスは回路構成を備え、この回路構成は:
(例えば、特定の2次セルに関連するユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性を得るために)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと集めること;
利用可能なスペクトルを固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で割り当て、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定されること;
奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用すること;
2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードであること;
集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する)こと;
固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避すること;
所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定されること
のうちの1つ又は複数を実施するシステムに従って、1つ又は複数のベースステーションと無線通信する(受信及び/又は送信する)よう構成される、デバイス。
1.5 上記回路構成は、1つ又は複数のRFトランシーバ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、及び1つ又は複数の制御プロセッサを含む、段落1.4のデバイス。
2.1 無線ネットワークの一部として使用するための、ベースステーションであって、
上記ベースステーションは:
1つ又は複数の1次帯域(PB)ラジオ装置であって、各上記PBラジオ装置は、1つ又は複数の1次帯域(例えば無線ブロードバンドキャリアが有する1つ又は複数の帯域)のうちの少なくとも1つを通して送信を行うよう構成される、1つ又は複数のPBラジオ装置;
1つ又は複数の追加のラジオ装置であって、上記1つ又は複数の追加のラジオ装置はそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できるキャリア周波数を有する、1つ又は複数の追加のラジオ装置;
コントローラ
を備え、
上記コントローラは:
第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する情報を受信し;
上記1つ又は複数の追加のラジオ装置のうちの第1のものを、上記第1の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調し;
インフラストラクチャネットワークからのデータストリームを受信し;
上記データストリームを、複数のサブストリームの第1のセットに分割し;
それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び上記第1の追加のラジオ装置を用いて、上記第1のセットの上記サブストリームの並列送信を配向する
よう構成される、ベースステーション。
2.1B 各PBラジオ装置は、複数の周波数帯域のいずれへと動的に整調可能なキャリア周波数を有する、段落2.1のベースステーション。
2.1C 上記PBラジオ装置のうちの少なくとも1つは、複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調可能なキャリア周波数を有する、段落2.1のベースステーション。
2.1D 上記複数の周波数帯域は、上記1つ又は複数の1次帯域及び1つ又は複数の追加の帯域を含む、段落2.1のベースステーション。
2.2 上記1つ又は複数の追加のラジオ装置は、複数の上記追加のラジオ装置を含み、
上記コントローラは更に:
上記追加のラジオ装置それぞれを、動的に配分されたスペクトルリソースそれぞれに対応する各キャリア周波数へと整調し;
上記データストリームを、複数のサブストリームの第2のセットに分割し;
それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び上記追加のラジオ装置を用いて、上記第2のセットの上記サブストリームの並列送信を配向する
よう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.2B 上記コントローラは更に:
第2の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する方法を受信し;
上記追加のラジオ装置のうちの第2のものを、上記第2の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第2のキャリア周波数へと整調し;
上記データストリームを、複数のサブストリームの第2のセットに分割し;
それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置並びに上記第1及び第2の追加のラジオ装置を用いて、上記第2のセットの上記サブストリームの並列送信を配向する
よう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.3 上記第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する上記情報は:
上記第1の動的に配分されたスペクトルリソースの上記第1のキャリア周波数を指示する情報;及び
上記第1の動的に配分されたスペクトルリソースが上記ベースステーションに配分されていた第1の期間を指示する情報
を含む、段落2.1のベースステーション。
2.4 上記コントローラは、それぞれデータサブストリームに基づいてOFDMシンボルストリームを生成するよう構成され、
上記並列送信は、それぞれ上記1つ又は複数のPBラジオ装置及び上記第1の追加のラジオ装置を用いたOFDMシンボルの並列送信を含む、段落2.1のベースステーション。
2.5 コントローラは、それぞれデータサブストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成され、上記コントローラは、複数のサイクリックプレフィクス(CP)長オプションからプログラムによって選択されるCP長の値を有するシンボルストリームのシンボルを生成するよう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.6 コントローラは、固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるために、OFDMサブキャリア間隔において追加のスケーリング(例えば、LTE等の既存の無線通信規格が既に必要としているスケーリングに比べて追加のスケーリング)を提供するよう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.7 コントローラは、(例えばeMBMSに利用可能なSFの数を増大させるために)1次及び2次同期を実施するサブフレーム(SF)におけるページング及び他のシグナリングをスケジューリングするよう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.7B MIB/SIBに基づいて広告を提供されるシステム構成を使用して、ユーザデバイスに、ページング及び他の制御シグナリングの使用を制限するように指示するよう構成される、段落2.7のベースステーション。
2.8 コントローラは、1つ又は複数の利用可能なシステムパラメータ(例えばCP長及びサブキャリア間隔といったパラメータ)を、規定されたeMBMS SF配分に従って変化させるよう構成される(これは例えば、遅延広がり公差に影響を与えるシステムパラメータの拡張性の完全な利用を保持したまま、フレームあたり10個のSFのうちの6又は8個又はその他の個数の使用を可能とする)、段落2.1のベースステーション。
2.9 コントローラは、(例えばLTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善するために)ビットインターリーブ又はシンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用するよう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.10 コントローラは、自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を可能とするために、修正されたバージョンのHARQを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供するよう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.11 コントローラは、既存のLTE規格より高い変調レベル(例えば既存の64‐QAMを上回る256‐QAM)を用いた変調を実施して、最大システム性能を増大させるよう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.12 コントローラは、eMBMSにおいてサポートされる送信モードのうちの1つ又は複数又は全てのために、多アンテナ技術を採用する(ことによって、例えばRX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善し、システム性能を最大化する)よう構成される、段落2.1のベースステーション。
2.13 第1の動的に配分されたスペクトルリソースは、周波数領域内の固定長のリソースブロック構造に適合する1つ又は複数のリソースブロックに関して特定される、段落2.1のベースステーション。
2.14 コントローラは、無線ブロードバンド通信のための既存の帯域幅の定義に比べて拡張された帯域幅の定義で動作するよう構成され、上記拡張された帯域幅の定義は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有する、段落2.1のベースステーション。
3.1 無線ブロードバンドネットワークの一部として動作するためのデバイスであって、
上記デバイスは:
1つ又は複数の1次帯域トランシーバであって、各上記PBトランシーバは、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の1次帯域のうちの1つを用いて、無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される、1つ又は複数のPBトランシーバ;
1つ又は複数のレシーバであって、上記1つ又は複数のレシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、キャリア周波数を有する、1つ又は複数のレシーバ;
コントローラ
を備え、
上記コントローラは:
上記1つは複数のPBトランシーバを用いて、上記無線ブロードバンドネットワークの上記ベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;
上記ベースステーションから第1のメッセージを受信するのに応答して、上記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、上記ラジオスペクトルのうちの第1の現在利用可能なスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調し、ここで上記第1のメッセージは、上記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;
上記第1のレシーバを整調した後に、上記第1のレシーバを使用して、上記ベースステーションから第1の追加のネットワークデータストリームを受信し;
上記1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び上記第1の追加のネットワークデータストリームを合成して、集合データストリームを得る
よう構成される、デバイス。
3.1B デバイスは移動体デバイスである、段落3.1のデバイス。
3.1C デバイスは固定デバイス(例えばテレビジョン)である、段落3.1のデバイス。
3.2 ベースステーションの地理的近傍にある1つ又は複数のブロードバンドトランスミッタは、放送エクスチェンジによって制御され、放送エクスチェンジは、ある特定の時間に亘り、ベースステーションの地理的近傍において、第1の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて放送を行わないことに合意している、段落3.1のデバイス。
3.2B ベースステーションの地理的近傍にある1つ又は複数のブロードバンドトランスミッタは、個別の放送局によって制御され、上記個別の放送局は、ある特定の時間に亘り、ベースステーションの地理的近傍において、第1の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて放送を行わないことに合意している、段落3.1のデバイス。
3.3 1つ又は複数のPBラジオ装置及び1つ又は複数の追加のラジオ装置はそれぞれ、共通のハードウェア設計に適合し、上記1つ又は複数のPBラジオ装置はそれぞれ、それぞれの1次帯域で動作できるようにプログラムされる、段落3.1のデバイス。
3.4 コントローラは更に、集合データストリームを、デバイス上で実行されるアプリケーションに供給するよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.5 上記複数の周波数帯域は、少なくともVHF帯域及びUHF帯域を含む、段落3.1のデバイス。
3.6 1つ又は複数のレシーバは複数のレシーバを備え、コントローラは更に:(1)ベースステーションから各メッセージを受信するのに応答して、現在利用可能なスペクトルリソースそれぞれに対応する各キャリア周波数へと、各レシーバを整調し、上記各メッセージは現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;(2)各レシーバについて、各レシーバを用いてベースステーションから追加のネットワークデータストリームをそれぞれ受信し;(3)上記1つ又は複数のネットワークデータストリームと、上記追加のネットワークデータストリームとを合成して、第2の集合データストリームを得るよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.7 コントローラは更に:ベースステーションから第2のメッセージを受信するのに応答して、第2の現在利用可能なスペクトルリソースに対応するキャリア周波数へと、上記レシーバのうちの第2のものを整調し、上記第2のメッセージは上記第2の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;第2のレシーバを整調した後、この第2のレシーバを用いてベースステーションから第2の追加のネットワークデータストリームを受信するよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.8 第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別する第1のメッセージは、1つ又は複数のPBトランシーバのうちの少なくとも1つを用いて、ベースステーションから受信される、段落3.1のデバイス。
3.9 第1のメッセージは:第1の動的に配分されたスペクトルリソースの第1のキャリア周波数を指示する情報;及び第1の動的に配分されたスペクトルリソースが、移動体ステーション又はベースステーションによって使用されるために配分されていた第1の期間を指示する情報を含む、段落3.1のデバイス。
3.10 コントローラは、複数のサイクリックプレフィクス(CP)長オプションからプログラムによって選択されるCP長の値を用いて、シンボルストリームからのシンボルからデータを抽出するよう構成される、上記シンボルストリームは第1のレシーバによって取得される、段落3.1のデバイス。
3.11 コントローラは、OFDMサブキャリア間隔において追加のスケーリング(例えば、LTE等の既存の無線通信規格が既に必要としているスケーリングに比べて追加のスケーリング)を提供するよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.12 コントローラは、1つ又は複数の利用可能なシステムパラメータ(例えばCP長及びサブキャリア間隔といったパラメータ)を、規定されたeMBMSサブフレーム配分に従って変化させるよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.13 コントローラは、(例えばLTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善するために)ビットインターリーブ又はシンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用するよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.14 コントローラは、自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を可能とするために、修正されたバージョンのHARQを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供するよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.15 コントローラは、既存のLTE規格より高い位相レベル(例えば既存の64‐QAMを上回る256‐QAM)を用いた復調を実施して、最大システム性能を増大させるよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.16 コントローラは、eMBMSにおいてサポートされる送信モードのうちの1つ又は複数又は全てのために、多アンテナ技術を採用して、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善し、システム性能を最大化するよう構成される、段落3.1のデバイス。
3.17 第1の動的に配分されたスペクトルリソースは、周波数領域内の固定長のリソースブロック構造に適合する1つ又は複数のリソースブロックに関して特定される、段落3.1のデバイス。
3.18 コントローラは、無線ブロードバンド通信のための既存の帯域幅の定義に比べて拡張された帯域幅の定義で動作するよう構成され、上記拡張された帯域幅の定義は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有する、段落3.1のデバイス。
3.19 無線ブロードバンドネットワークの一部として動作するための、及び1つ又は複数の放送トランスミッタを含む放送ネットワークが送信する1つ又は複数の放送シグナルの受信のための、デバイスであって、
上記デバイスは:
1つ又は複数の1次帯域トランシーバであって、各上記PBトランシーバは、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の1次帯域のうちの1つを用いて、上記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される、1つ又は複数のPBトランシーバ;
1つ又は複数のレシーバであって、上記1つ又は複数のレシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、キャリア周波数を有する、1つ又は複数のレシーバ;
コントローラ
を備え、
上記コントローラは:
上記1つ又は複数のPBトランシーバを用いて、上記無線ブロードバンドネットワークの上記ベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;
上記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、上記放送トランスミッタのうちの第1のものが送信する第1の放送シグナルに対応する第1の放送周波数に整調し;
上記整調に応答して、上記第1のレシーバを用いて上記第1の放送シグナルから第1の放送データストリームを復元し、ここで上記第1の放送データストリームは、上記1つ又は複数の放送トランスミッタのうちの少なくとも1つを介した放送のために、上記無線ブロードバンドネットワークによって上記放送ネットワークへとオフロードされたデータを含む
よう構成される、デバイス。
3.19B デバイスは移動体デバイスである、段落3.19のデバイス。
3.19C デバイスは固定デバイス(例えばテレビジョン)である、段落3.19のデバイス。
3.19D コントローラは、1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び第1の放送データストリームを、デバイス上で実行される1つ又は複数のアプリケーションに提供するよう構成される、段落3.19のデバイス。
3.20 コントローラは更に、ディスプレイデバイス(例えば上記デバイスに組み込まれた又は上記デバイスに連結されたディスプレイデバイス)を介して、ビデオシグナルを表示するよう構成され、上記ビデオシグナルは、第1の放送データストリームから生成される、段落3.19のデバイス。
3.21 放送ネットワークは、1つ又は複数の放送トランスミッタを介した、放送のためのスペクトルリソースに対する放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する、段落3.19のデバイス。
3.22 コントローラは、表示されたコンテンツガイドから特定のコンテンツアイテムを選択するユーザ入力に応答して、第1の放送周波数へと第1のレシーバを整調するよう構成される、段落3.19のデバイス。
3.23 コントローラは、ユーザの、放送トランスミッタを介して提供されたコンテンツの視聴に関する統計を収集し、この統計を無線ネットワークに送信するよう構成される、段落3.19のデバイス。
3.23B 上記統計の送信は、1つ又は複数のPBトランシーバを用いて実施される、段落3.23のデバイス。
3.23C 上記統計の送信は、(上記デバイスの一部として含まれている又は上記デバイスに連結されている)WiFiトランスミッタを用いて実施される、段落3.23のデバイス。
3.23D 上記統計の送信は、非認可ラジオスペクトルを介して送信を行うよう構成されたラジオ装置を用いて実施される、段落3.23のデバイス。
3.24 コントローラは、OFDMを用いて1つ又は複数のネットワークデータストリームの上記受信を実施し;OFDMを用いて第1の放送データストリームの上記受信を復元するよう構成される、段落3.19のデバイス。
4.1 スペクトルサーバを動作させて、無線ブロードバンドプロバイダに対する利用可能なスペクトルリソースの動的な販売を促進するための、方法であって:
上記スペクトルリソースの購入又は使用の要求を受信するステップであって、上記要求は、(例えばコンピュータネットワークを介して)無線ブロードバンドプロバイダから受信される、ステップ;
上記放送ネットワークが現在使用している上記スペクトルリソースのリスト中の、特定の上記スペクトルリソースを識別する情報を得るために、メモリにアクセスするステップであって、ここで上記放送ネットワークは、複数の放送トランスミッタを介した送信のための、上記スペクトルリソースへの放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する、ステップ;
無線ブロードバンドプロバイダから支払い又は支払いの約束を受信するステップ;
上記特定のスペクトルリソースを使用できるように上記無線ブロードバンドプロバイダを認証する情報を(例えばコンピュータネットワークを介して)送信するステップ
を含む、方法。
4.2 支払い又は支払いの約束の上記受信に応答して、リストから上記特定のスペクトルリソースを除去するステップを更に含む、段落4.1の方法。
4.3 リスト上の各スペクトルリソースに関して、上記リストは、放送ネットワークが当該スペクトルリソースを使用しないことに合意している期間の指示を含む、段落4.1の方法。
4.4 リスト上の各スペクトルリソースに関して、上記リストは、放送ネットワークが当該スペクトルリソース上での送信を行わないことに合意している地理的位置の指示を含む、段落4.1の方法。
4.5 放送ネットワークから利用可能なスペクトルリソースのブロックを購入するステップ;及び上記利用可能なスペクトルリソースをリストに追加するステップを更に含む、段落4.1の方法。
4.6 上記認証情報の送信に応答して、無線ブロードバンドプロバイダは、上記特定のスペクトルリソース上で無線送信を開始するよう、1つ又は複数のベースステーションに命令するように構成される、段落4.1の方法。
4.7 スペクトルサーバは、以下:
(例えばユーザデバイスが、キャリアアグリゲーションをサポートするための限られた数のラジオレシーバを有する可能性を得るために)利用可能な放送スペクトルを隣接帯域へと集める;
利用可能なスペクトルを固定リソースブロック(RB)帯域幅の整数倍で割り当て、集められたチャネル帯域幅は、集められた帯域の中央にあるチャネルに従って指定される;
奇数番号又は偶数番号の利用可能な放送チャネルからのキャリアアグリゲーションをもたらすチャネル番号付与スキームを採用する;
2つのモードを採用し、第1のモードは、集められたチャネルが奇数個である場合に対応する帯域中央指向性(BCO)のモードであり、第2のモードは、集められたチャネルが偶数個である場合に対応する帯域エッジ指向性(BEO)のモードである;
集合RBの数を、放送チャネル帯域幅の関数として決定する(例えば規制地域に応じて6、7又は8MHzの整数倍で配分する);
固定RB帯域幅の偶数倍まで、集められたスペクトルに番号を付与し、帯域中央周波数の両側に利用可能なRBを配分して、DL OFDMシグナルのDCサブキャリアにおけるシグナル出力を回避する;
所定の集合帯域幅において利用可能なRBの数を制限して、必要な帯域エッジ間隔を保存し、ここで集められた帯域の中央の両側に配分されるRBの数は、例えば利用可能なチャネル数(N)に、帯域エッジに必要な間隔未満の(規制地域毎の)シグナル帯域幅を乗算し、これを固定RB帯域幅で除算することによって決定される。
のうちの1つ又は複数を実施するよう構成される、段落4.1の方法。
4.8 スペクトルリソースの動的購入を容易にするために、無線ブロードバンドネットワークの一部としてサーバを動作させるための、方法であって、
上記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションは、一連の放送トランスミッタを含む放送ネットワークと同一の地理的領域において動作し
上記方法は:
上記無線ネットワーク中の上記ベースステーションのうちの所定の1つが現在追加の帯域幅を必要としていることを示す、第1のメッセージを受信するステップ;
上記第1のメッセージに応答して、上記所定のベースステーションの地理的近傍における、現在利用可能なスペクトルリソースの購入のために、要求を放送サーバに送るステップ;
特定の上記現在利用可能なスペクトルリソースを識別する第2のメッセージを上記放送サーバから受信するステップであって、上記放送ネットワークは、上記所定のベースステーションの地理的近傍内において、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を行わないことに合意している、ステップ
を含む、方法。
4.8B 支払い又は支払いの約束を指示する情報を、特定の現在利用可能なスペクトルリソースの使用のために、放送サーバに送るステップを更に含む、段落4.8の方法。
4.9 上記所定のベースステーションに第3のメッセージを送るステップであって、この第3のメッセージは、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを識別し、上記所定のベースステーションが、上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を開始できるようにする、ステップを更に含む、段落4.8の方法。
4.10 第1のメッセージは、ブロードバンド無線ネットワークによるベースステーションの負荷の状態を監視する、負荷制御サーバから受信される、段落4.8の方法。
4.11 放送サーバに送られる要求は、上記所定のベースステーションの位置の指示を含む、段落4.8の方法。
4.12 放送サーバから受信される第2のメッセージは:
上記特定の現在利用可能なスペクトルリソースが占有する周波数範囲を指示する情報;及び
上記所定のベースステーションの地理的近傍内において、放送ネットワークが送信を行わないことに合意している期間を指示する情報
を含む、段落4.8の方法。
5.1 デバイスに目的とする広告を提供するために、広告用サーバを無線ネットワークの一部として動作させるための、方法であって、
上記デバイスは、上記無線ネットワークによる通信のため及び放送ネットワークの放送トランスミッタからの受信のために構成される、方法において、
上記方法は:
上記デバイスから視聴情報を受信するステップであって、上記視聴情報は、上記放送トランスミッタのうちの1つ又は複数を通して放送コンテンツを視聴する際の上記デバイスのユーザの挙動を特徴付けるものである、ステップ;
視聴情報を、メモリ媒体に記憶されたユーザ指定記録に追加するステップ;
ユーザ指定記録の現在の状態に基づいて、上記デバイスの上記ユーザに対する広告を選択するステップ;
上記無線ネットワークの現在動作中の上記ベースステーションを介して、選択された広告に対応するコンテンツストリームを上記デバイスに送信するステップ
を含む、方法。
5.1B デバイスは移動体デバイスである、段落5.1の方法。
5.1C デバイスは非移動体デバイス(例えばテレビジョン)である、段落5.1の方法。
5.1B デバイスは、無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを用いて、広告用サーバに視聴情報を送信する、段落5.1の方法。
5.1C デバイスは、デバイスとWiFiアクセスポイントとの間のWiFi接続を用いて、広告用サーバに視聴情報を送信する、段落5.1の方法。
5.1D デバイスは、非認可スペクトル(例えばWiFi又はホワイトスペース)を介した送信を用いて、広告用サーバに視聴情報を送信する、段落5.1の方法。
5.2 視聴情報は:
デバイスのユーザが現在視聴している放送コンテンツアイテムの指示;
デバイスのユーザが現在視聴している放送コンテンツアイテムのタイトル;
放送ネットワークが放送した放送コンテンツアイテムの視聴期間;
デバイスのユーザが視聴した放送コンテンツアイテムのリスト
のうちの1つ又は複数を含む、段落5.1の方法。
5.3 ユーザ指定記録は、デバイスのユーザに対応する叙述的情報(例えば年齢、性別、興味のカテゴリ、学歴、所得範囲等)を含む、段落5.1の方法。
5.4 ユーザに対する広告の上記選択は、ユーザ特性決定情報と広告コンテンツアイテムとの間の所定の最適なマッピングに基づく、段落5.1の方法。
5.5 ネットワーク(例えばインターネット)を介してユーザ指定視聴情報の購入のための要求を受信するステップ;
メモリ媒体に記憶されたユーザ指定記録のうちの1つ又は複数からのデータを、要求を行っているエンティティに送信するステップ;
ユーザ指定視聴情報の購入のための要求を行っているエンティティから、支払い又は支払いの約束を受信するステップ
を更に含む、段落5.1の方法。
5.6 (例えば過去にユーザ指定視聴情報を購入し、ユーザに直接広告を行う価値があると結論を下したエンティティから)デバイスのユーザに対して広告を行う権利の購入のための要求を受信するステップ;
広告を行うための権利の購入のための要求を行っているエンティティから、支払い又は支払いの約束を受信するステップ;
要求を行っているエンティティから広告コンテンツストリームを受信するステップ;
無線ネットワークの現在動作中のベースステーションを介して、広告コンテンツストリームをデバイスに送信するステップ
を更に含む、段落5.1の方法。
6.1 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、この回路構成は、以下の特徴:
複数の候補サイクリックプレフィクス(CP)長から選択されるCP長を用いて、OFDMシンボルからデータを抽出して、増大した遅延広がり公差を達成するにあたってのオーバヘッドを最小化し、CP長は、拡張されたMIB/SIBパラメータセットを用いて、ベースステーションによってシグナリングされる;
固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングを採用し、この追加のスケーリングは、拡張されたMIB/SIBパラメータセットを用いて、ベースステーションによってシグナリングされる;
拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングに応答して、追加のCP長を包含する;
拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングに応答して、サブキャリア間隔の追加の範囲を包含する;
MIB/SIB上のベースステーションによって広告される修正されたシステム構成に応答して、1次及び2次同期を支持するサブフレーム(SF)における、ページング及び他のシグナリングを監視し、上記修正されたシステム構成は、ユーザデバイスに、上記サブフレームに対するページング及び他の制御シグナリングの使用を制限することによって、eMBMSに利用可能なSFの数を増大させるように命令する;
ベースステーションによってシグナリングされるように規定されたeMBMS SF配分に基づいて、利用可能なシステムパラメータのセット(例えばCP長及びサブキャリア間隔)を決定し;
ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を受け入れて、LTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善し;
自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を受け入れることにより、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供し;
増大した最大システム性能のために、(既存の規格が要求するよりも)高次の位相を用いた復調を可能とし;
eMBMSにおいてサポートされる送信モードのための、多アンテナ技術の使用を可能とすることにより、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善して、システム性能を最大化し;
既存の基準に対して拡張されたシグナル帯域幅で動作し、上記シグナル帯域幅は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるよう、固定リソースブロック(RB)構造の整数倍に拡張される
のうちの1つ又は複数をサポートするよう構成される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.1B トランスミッタは送信専用TVトランスミッタである、段落6.1のレシーバシステム。
6.1C トランスミッタは、ユニキャスト及び放送送信が可能なLTEのベースステーションである、段落6.1のレシーバシステム。
6.2 レシーバシステムは移動体デバイスの一部である、段落6.1のレシーバシステム。
6.3 レシーバシステムは、(テレビジョン等の)非移動体デバイス又は固定デバイスの一部である、段落6.1のレシーバシステム。
6.3 レシーバシステムはテレビジョンの一部であるか、又はテレビジョンに連結される、段落6.2のレシーバシステム。
6.4 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、複数の候補サイクリックプレフィクス(CP)長から選択されるCP長を用いて、OFDMシンボルからデータを抽出して、増大した遅延広がり公差を達成するにあたってのオーバヘッドを最小化するよう構成され、CP長は、拡張されたMIB/SIBパラメータセットを用いて、ベースステーションによってシグナリングされる、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.5 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングを採用するよう構成され、この追加のスケーリングは、拡張されたMIB/SIBパラメータセットを用いて、ベースステーションによってシグナリングされる、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.6 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、MIB/SIB上のベースステーションによって広告される修正されたシステム構成に応答して、1次及び2次同期を支持するサブフレーム(SF)における、ページング及び他のシグナリングを監視するよう構成され、上記修正されたシステム構成は、ユーザデバイスに、上記サブフレームに対するページング及び他の制御シグナリングの使用を制限することによって、eMBMSに利用可能なSFの数を増大させるように命令する、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.7 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、ベースステーションによってシグナリングされるように規定されたeMBMS SF配分に基づいて、利用可能なシステムパラメータのセット(例えばCP長及びサブキャリア間隔)を決定するよう構成される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.8 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を受け入れて、LTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善するよう構成される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.9 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、自動(即ち事前にスケジューリングされた)再送信を受け入れることにより、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供するよう構成される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.10 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、増大した最大システム性能のために、(既存の規格が要求するよりも)高次の位相を用いた復調を可能とするよう構成される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.11 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、eMBMSにおいてサポートされる送信モードのための、多アンテナ技術の使用を可能とすることにより、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善して、システム性能を最大化するよう構成される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
6.12 放送TVシグナルを受信するためのレシーバシステムであって、上記レシーバは:
複数の周波数帯域のいずれかへと整調できるラジオレシーバであって、このラジオレシーバは、トランスミッタが放送する放送シグナルを受信するよう構成される、ラジオレシーバ;及び
受信した放送シグナルからビデオデータストリームを復元するよう構成される、回路構成であって、このデジタル回路構成は、既存の基準に対して拡張されたシグナル帯域幅で動作するよう構成され、上記シグナル帯域幅は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるよう、固定リソースブロック(RB)構造の整数倍に拡張される、回路構成
を備える、レシーバシステム。
7.1 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、以下の特徴:
複数の候補サイクリックプレフィクス(CP)長を採用して、増大した遅延広がり公差を達成するにあたってのオーバヘッドを最小化し、これに従ってMIB/SIBパラメータセットが拡張される;
固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングを採用し、これに従ってMIB/SIBパラメータセットが拡張される;
拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングを採用して、追加のCP長を包含する;
拡張されたDL及びUL制御チャネルシグナリングを採用して、サブキャリア間隔の追加の範囲を包含する;
1次及び2次同期を実施するサブフレーム(SF)における、ページング及び他のシグナリングをスケジューリングして、eMBMSのために利用可能なSFの数を増大させ、またMIB/SIBにおいて広告されるシステム構成を修正して、これに従ってユーザデバイスに、ページング及び他の制御シグナリングの使用を制限するように命令する;
規定されたeMBMS SF配分に従って、利用可能なシステムパラメータのセット(例えばCP長及びサブキャリア間隔)を変化させる(これは例えば、遅延広がり公差に影響を与えるシステムパラメータの拡張性の完全な利用を保持したまま、フレームあたり10個のSFのうちの6又は8個(又はその他)の使用を可能とする);
ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用して、LTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善する;
自動の、即ち事前にスケジューリングされた再送信を可能とする、HARQの修正されたバージョンを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供する;
増大した最大システム性能のために、(既存の規格が要求するよりも)高次の位相を用いた変調を可能とする;
eMBMSにおいてサポートされる送信モードに対する、多アンテナ技術の使用を可能とすることにより、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善して、システム性能を最大化する;
既存の基準に対して拡張されたシグナル帯域幅で動作し、上記シグナル帯域幅は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるよう、固定リソースブロック(RB)構造の整数倍に拡張される
のうちの1つ又は複数をサポートするよう構成されるトランスミッタシステム。
7.1B トランスミッタは送信専用TVトランスミッタである、段落7.1のトランスミッタシステム。
7.1C トランスミッタは、ユニキャスト及び放送送信が可能なLTEのベースステーションである、段落7.1のトランスミッタシステム。
7.2 複数のアンテナを更に備え、ここで回路構成は、ビデオコンテンツストリームに基づいて複数のシンボルストリームを生成するよう構成され、ラジオトランスミッタは、シンボルストリームにそれぞれ基づいて送信シグナルを生成して、各上記アンテナを通して上記送信シグナルを空中へと通過させるよう構成される、段落7.1のトランスミッタシステム。
7.3 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、複数の候補サイクリックプレフィクス(CP)長を採用して、増大した遅延広がり公差を達成するにあたってのオーバヘッドを最小化するよう構成され、これに従ってMIB/SIBパラメータセットが拡張される、トランスミッタシステム。
7.4 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、固定シグナル帯域幅に対するシンボル区間を増大させるための、サブキャリア間隔の追加のスケーリングを採用するよう構成され、これに従ってMIB/SIBパラメータセットが拡張される、トランスミッタシステム。
7.5 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、1次及び2次同期を実施するサブフレーム(SF)における、ページング及び他のシグナリングをスケジューリングして、eMBMSのために利用可能なSFの数を増大させ、またMIB/SIBにおいて広告されるシステム構成を修正して、これに従ってユーザデバイスに、ページング及び他の制御シグナリングの使用を制限するように命令するよう構成される、トランスミッタシステム。
7.6 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、規定されたeMBMS SF配分に従って、利用可能なシステムパラメータのセット(例えばCP長及びサブキャリア間隔)を変化させるよう構成される(これは例えば、遅延広がり公差に影響を与えるシステムパラメータの拡張性の完全な利用を保持したまま、フレームあたり10個のSFのうちの6又は8個(又はその他)の使用を可能とする)、トランスミッタシステム。
7.7 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、ビット/シンボルインターリーブの代わりに、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)再送信を採用して、LTEに関して記載されている低レイテンシ要件について妥協することなく、バーストノイズ耐性を改善するよう構成される、トランスミッタシステム。
7.8 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、自動の、即ち事前にスケジューリングされた再送信を可能とする、HARQの修正されたバージョンを採用して、非肯定応答モード(UAM)で放送サービスが動作している場合に増分冗長性を提供するよう構成される、トランスミッタシステム。
7.9 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、増大した最大システム性能のために、(既存の規格が要求するよりも)高次の位相を用いた変調を可能とするよう構成される、トランスミッタシステム。
7.10 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、eMBMSにおいてサポートされる送信モードに対する、多アンテナ技術の使用を可能とすることにより、RX SINR及び/又はダウンリンクスループットを改善して、システム性能を最大化するよう構成される、トランスミッタシステム。
7.11 TVシグナルを放送するためのトランスミッタシステムであって、上記トランスミッタは:
ビデオコンテンツストリームを受信して、このビデオコンテンツストリームに基づいてシンボルストリームを生成するよう構成される、回路構成;
シンボルストリームに基づいて送信シグナルを生成して、送信シグナルを空中へと放送するよう構成される、ラジオトランスミッタ
を備え、
回路構成は、既存の基準に対して拡張されたシグナル帯域幅で動作するよう構成され、上記シグナル帯域幅は、6/7/8MHz放送チャネル帯域幅をより完全に占有できるよう、固定リソースブロック(RB)構造の整数倍に拡張される、トランスミッタシステム。
本明細書に記載の様々な実施形態のいずれは、例えばコンピュータ実装型の方法として、コンピュータ可読メモリ媒体として、コンピュータシステムとして等の様々な形態のいずれにおいて実現できる。システムは、特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ若しくは複数の専用設計のハードウェアデバイスによって、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の1つ若しくは複数のプログラマブルハードウェア要素によって、記憶されているプログラム命令を実行する1つ若しくは複数のプロセッサによって、又は以上のいずれの組み合わせによって、実現できる。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体は、プログラム命令及び/又はデータを記憶するよう構成してよく、このプログラム命令は、コンピュータシステムによって実行された場合に、上記コンピュータシステムに、例えば本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれか、又は本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれかの組み合わせ、又は本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれかのいずれのサブセット、又はこのようなサブセットのいずれの組み合わせである、方法を実施させる。
いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、プロセッサ(又はプロセッサのセット)及びメモリ媒体を含むよう構成してよく、メモリ媒体はプログラム命令を記憶し、ここでプロセッサは、メモリ媒体からプログラム命令を読み出して実行するよう構成され、プログラム命令は、本明細書に記載の様々な方法実施形態のうちのいずれか(又は本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれかの組み合わせ、又は本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれかのいずれのサブセット、又はこのようなサブセットのいずれの組み合わせ)を実装するために実行可能である。このコンピュータシステムは、様々な形態のいずれにおいて実現できる。例えばこのコンピュータシステムは、(その様々な実現形態のいずれにおける)パーソナルコンピュータ、ワークステーション、カード上のコンピュータ、ボックス内の特定用途向けコンピュータ、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、移動体デバイス、ウェアラブルコンピュータ、感知デバイス、テレビジョン、ビデオ取得デバイス、生体埋め込み型コンピュータ等であってよい。コンピュータシステムは、1つ又は複数のディスプレイデバイスを含んでよい。本明細書で開示されている様々な計算結果のいずれは、ディスプレイデバイスによって表示してよく、又はそうでない場合はユーザインタフェースデバイスを介した出力として提示してよい。
好ましい実施形態との関連で以上の実施形態について説明したが、本明細書に記載した具体的形態に上記好ましい実施形態を限定することは意図されておらず、反対に、添付の請求項によって定義されるような本発明の実施形態の精神及び範囲内に合理的に含まれ得るような代替例、修正例、均等物を上記好ましい実施形態が包含することが意図されている。

Claims (49)

  1. キャリアアグリゲーション下において、利用可能なブロードバンドスペクトルリソースを配分するためのスペクトルサーバであって、
    前記スペクトルサーバは:
    1つ又は複数のプロセッサ;及び
    プログラム命令を記憶するメモリ
    を備え、
    前記プログラム命令は、前記1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合に、前記1つ又は複数のプロセッサに:
    (a)1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能となった放送スペクトルを指示する情報を受信するステップ;
    (b)無線ブロードバンドネットワークからの要求に応答して、前記利用可能な放送スペクトルの少なくとも一部分を前記無線ブロードバンドネットワークに割り当てるステップであって、前記割り当てられる少なくとも一部分は、固定幅のリソースブロックへの、前記利用可能な放送スペクトルの分割に従って、リソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔によって定義される、ステップ;及び
    (c)前記無線ブロードバンドネットワークにメッセージを送信するステップであって、前記メッセージは、前記リソースブロック番号の前記1つ又は複数の間隔を識別する、ステップ
    を実施させる、スペクトルサーバ。
  2. 前記プログラム命令は、以下の条件:
    ・前記分割のリソースブロックは、前記利用可能な放送スペクトルの中央に関して対称に分布する;
    ・前記1つ又は複数の部分を定義する前記1つ又は複数のリソースブロックが奇数個である場合、前記割り当ては、前記1つ又は複数のリソースブロックの半サブキャリアシフトを挿入するステップを含み、前記挿入は、前記無線ブロードバンドネットワークが前記少なくとも1つの部分に基づいてダウンリンクシグナルを生成する場合にシグナル出力がDCサブキャリアに割り当てられるのを回避する;
    ・前記分割のリソースブロックは、前記利用可能な放送スペクトルのエッジ部分を排除することにより、ラジオスペクトルの他の帯域上での送信との干渉を回避する
    のうちの1つ又は複数が真となるように構成される、請求項1に記載のスペクトルサーバ。
  3. 無線ブロードバンドネットワークの一部として動作して、スペクトルリソースの動的集合を可能とするための、ベースステーションであって、
    前記ベースステーションは:
    ブロードバンドスペクトルの一部分及び放送スペクトルの一部分を含む、集合したスペクトルリソースを用いて、ダウンリンクシグナルを1つ又は複数のデバイスに無線送信するよう構成された、回路構成
    を備え、
    前記放送スペクトルの前記一部分は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能とされており、スペクトルサーバによって前記無線ブロードバンドネットワークに動的に割り当てられ、
    前記放送スペクトルの前記一部分は、固定幅のリソースブロックへの、前記放送スペクトルのうちの隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔として前記スペクトルサーバによって指定される、ベースステーション。
  4. 前記放送スペクトルの前記部分を定義する前記1つ又は複数のリソースブロックが奇数個である場合、前記回路構成は、前記1つ又は複数のリソースブロックの半サブキャリアシフトを挿入するよう構成され、
    前記挿入は、シグナル出力が前記ダウンリンクシグナルのDCサブキャリアに割り当てられるのを回避する、請求項3に記載のベースステーション。
  5. 前記隣接帯域の前記分割のリソースブロックは、前記隣接帯域のエッジ部分を排除することにより、ラジオスペクトルの他の帯域上での送信との干渉を回避する、請求項3に記載のベースステーション。
  6. 前記回路構成は、1つ又は複数のRFトランシーバ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、及び1つ又は複数の制御プロセッサを含む、請求項3に記載のベースステーション。
  7. スペクトルリソースの動的集合を可能とする、デバイスであって、
    前記デバイスは:
    無線ブロードバンドネットワークに関連する1つ又は複数のベースステーションと無線通信するよう構成された回路構成
    を備え、
    前記通信は、前記1つ又は複数のベースステーションのうちの第1のものによって送信されたダウンリンクシグナルを受信するステップを含み、
    前記ダウンリンクシグナルは、ブロードバンドスペクトルの一部分及び放送スペクトルの一部分を含む、集合したスペクトルリソースを使用し、
    前記放送スペクトルの前記一部分は、1つ又は複数の放送ネットワークによって利用可能とされており、スペクトルサーバによって前記無線ブロードバンドネットワークに動的に割り当てられ、
    前記放送スペクトルの前記一部分は、固定幅のリソースブロックへの、前記放送スペクトルのうちの隣接帯域の分割に従って、リソースブロック番号の1つ若しくは複数の間隔として前記スペクトルサーバによって指定される、デバイス。
  8. 前記回路構成は、1つ又は複数のRFトランシーバ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、及び1つ又は複数の制御プロセッサを含む、請求項7に記載のデバイス。
  9. 無線ネットワークの一部として使用するための、ベースステーションであって、
    前記ベースステーションは:
    1つ又は複数の一次帯域(PB)ラジオ装置であって、各前記PBラジオ装置は、1つ又は複数の一次帯域のうちの少なくとも1つを通して送信を行うよう構成される、1つ又は複数のPBラジオ装置;
    1つ又は複数の追加のラジオ装置であって、前記1つ又は複数の追加のラジオ装置はそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する、1つ又は複数の追加のラジオ装置;
    コントローラ
    を備え、
    前記コントローラは:
    第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する情報を受信し;
    前記1つ又は複数の追加のラジオ装置のうちの第1のものを、前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調又はプログラムし;
    基盤インフラストラクチャネットワークからのデータストリームを受信し;
    前記データストリームを、複数のサブストリームの第1のセットに分割し;
    それぞれ前記1つ又は複数のPBラジオ装置及び前記第1の追加のラジオ装置を用いて、前記第1のセットの前記サブストリームの並列送信を配向する
    よう構成される、ベースステーション。
  10. 前記PBラジオ装置のうちの少なくとも1つは、複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調可能又はプログラム可能な、キャリア周波数を有する、請求項9に記載のベースステーション。
  11. 前記複数の周波数帯域は、前記1つ又は複数の一次帯域及び1つ又は複数の追加の帯域を含む、請求項9に記載のベースステーション。
  12. 前記1つ又は複数の追加のラジオ装置は、複数の前記追加のラジオ装置を含み、
    前記コントローラは更に:
    前記追加のラジオ装置それぞれを、動的に配分されたスペクトルリソースそれぞれに対応する各キャリア周波数へと整調又はプログラムし;
    前記データストリームを、複数のサブストリームの第2のセットに分割し;
    それぞれ前記1つ又は複数のPBラジオ装置及び前記追加のラジオ装置を用いて、前記第2のセットの前記サブストリームの並列送信を配向する
    よう構成される、請求項9に記載のベースステーション。
  13. 前記コントローラは更に:
    第2の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する方法を受信し;
    前記追加のラジオ装置のうちの第2のものを、前記第2の動的に配分されたスペクトルリソースに対応する第2のキャリア周波数へと整調又はプログラムし;
    前記データストリームを、複数のサブストリームの第2のセットに分割し;
    それぞれ前記1つ又は複数のPBラジオ装置並びに前記第1及び第2の追加のラジオ装置を用いて、前記第2のセットの前記サブストリームの並列送信を配向する
    よう構成される、請求項9に記載のベースステーション。
  14. 前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースを識別する前記情報は:
    前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースの前記第1のキャリア周波数を指示する情報;及び
    前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースが前記ベースステーションに配分されていた第1の期間を指示する情報
    を含む、請求項9に記載のベースステーション。
  15. 前記コントローラは、それぞれデータサブストリームに基づいてOFDMシンボルストリームを生成するよう構成され、
    前記並列送信は、それぞれ前記1つ又は複数のPBラジオ装置及び前記第1の追加のラジオ装置を用いたOFDMシンボルの並列送信を含む、請求項9に記載のベースステーション。
  16. 無線ブロードバンドネットワークの一部として動作するためのデバイスであって、
    前記デバイスは:
    1つ又は複数の一次帯域トランシーバであって、各前記PBトランシーバは、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の一次帯域のうちの1つを用いて、無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される、1つ又は複数のPBトランシーバ;
    1つ又は複数のレシーバであって、前記1つ又は複数のレシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる又はプログラムできる、キャリア周波数を有する、1つ又は複数のレシーバ;
    コントローラ
    を備え、
    前記コントローラは:
    前記1つ又は複数のPBトランシーバを用いて、前記無線ブロードバンドネットワークの前記ベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;
    前記ベースステーションから第1のメッセージを受信するのに応答して、前記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、前記ラジオスペクトルのうちの第1の現在利用可能なスペクトルリソースに対応する第1のキャリア周波数へと整調又はプログラムし、ここで前記第1のメッセージは、前記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;
    前記第1のレシーバを整調又はプログラムした後に、前記第1のレシーバを使用して、前記ベースステーションから第1の追加のネットワークデータストリームを受信し;
    前記1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び前記第1の追加のネットワークデータストリームを合成して、集合データストリームを得る
    よう構成される、デバイス。
  17. 前記ベースステーションの地理的近傍にある1つ又は複数のブロードバンドトランスミッタは、放送エクスチェンジによって制御され、
    前記放送エクスチェンジは、ある特定の時間に亘り、前記ベースステーションの地理的近傍において、前記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて放送を行わないことに合意している、請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記ベースステーションの地理的近傍にある前記1つ又は複数のブロードバンドトランスミッタは、個別の放送局によって制御され、
    前記個別の放送局は、ある特定の時間に亘り、前記ベースステーションの地理的近傍において、前記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて放送を行わないことに合意している、請求項16に記載のデバイス。
  19. 前記1つ又は複数のPBラジオ装置及び前記1つ又は複数の追加のラジオ装置はそれぞれ、共通のハードウェア設計に適合し、
    前記1つ又は複数のPBラジオ装置はそれぞれ、それぞれの一次帯域で動作できるようにプログラムされる、請求項16に記載のデバイス。
  20. 前記複数の周波数帯域は、少なくともVHF帯域及びUHF帯域を含む、請求項16に記載のデバイス。
  21. 前記1つ又は複数のレシーバは複数の前記レシーバを備え、
    前記コントローラは更に:
    前記ベースステーションから各前記メッセージを受信するのに応答して、現在利用可能なスペクトルリソースそれぞれに対応する各キャリア周波数へと、各前記レシーバを整調又はプログラムし、各前記メッセージは前記現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;
    各前記レシーバについて、各前記レシーバを用いて前記ベースステーションから前記追加のネットワークデータストリームをそれぞれ受信し;
    前記1つ又は複数のネットワークデータストリームと、前記追加のネットワークデータストリームとを合成して、第2の集合データストリームを得る
    よう構成される、請求項16に記載のデバイス。
  22. 前記コントローラは更に:
    前記ベースステーションから第2のメッセージを受信するのに応答して、前記レシーバのうちの第2のものを、第2の現在利用可能なスペクトルリソースに対応するキャリア周波数へと整調又はプログラムし、前記第2のメッセージは前記第2の現在利用可能なスペクトルリソースを識別するものであり;
    前記第2のレシーバを整調又はプログラムした後、前記第2のレシーバを用いて前記ベースステーションから第2の追加のネットワークデータストリームを受信する
    よう構成される、請求項16に記載のデバイス。
  23. 前記第1の現在利用可能なスペクトルリソースを識別する前記第1のメッセージは、前記1つ又は複数のPBトランシーバのうちの少なくとも1つを用いて、前記ベースステーションから受信される、請求項16に記載のデバイス。
  24. 前記第1のメッセージは:
    前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースの前記第1のキャリア周波数を指示する情報;及び
    前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースが、移動体ステーション又は前記ベースステーションによって使用されるために配分されていた第1の期間を指示する情報
    を含む、請求項16に記載のデバイス。
  25. 前記第1の動的に配分されたスペクトルリソースは、周波数領域内の固定長のリソースブロック構造に適合する1つ又は複数のリソースブロックに関して特定される、請求項16に記載のデバイス。
  26. 無線ブロードバンドネットワークの一部として動作するための、及び1つ又は複数の放送トランスミッタを含む放送ネットワークが送信する1つ又は複数の放送シグナルの受信のための、デバイスであって、
    前記デバイスは:
    1つ又は複数の一次帯域トランシーバであって、各前記PBトランシーバは、ラジオスペクトル内の1つ又は複数の一次帯域のうちの1つを用いて、前記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションと無線通信するよう構成される、1つ又は複数のPBトランシーバ;
    1つ又は複数のレシーバであって、前記1つ又は複数のレシーバはそれぞれ、ラジオスペクトル内の複数の周波数帯域のいずれに対して動的に整調できる、又はプログラムできる、キャリア周波数を有する、1つ又は複数のレシーバ;
    コントローラ
    を備え、
    前記コントローラは:
    前記1つ又は複数のPBトランシーバを用いて、前記無線ブロードバンドネットワークの前記ベースステーションから1つ又は複数のネットワークデータストリームを受信し;
    前記1つ又は複数のレシーバのうちの第1のものを、前記放送トランスミッタのうちの第1のものが送信する第1の放送シグナルに対応する第1の放送周波数に整調又はプログラムし;
    前記整調又はプログラムに応答して、前記第1のレシーバを用いて前記第1の放送シグナルから第1の放送データストリームを復元し、ここで前記第1の放送データストリームは、前記1つ又は複数の放送トランスミッタのうちの少なくとも1つを介した放送のために、前記無線ブロードバンドネットワークによって前記放送ネットワークへとオフロードされたデータを含む
    よう構成される、デバイス。
  27. 前記コントローラは、前記1つ又は複数のネットワークデータストリーム及び前記第1の放送データストリームを、前記デバイス上で実行される1つ又は複数のアプリケーションに提供するよう構成される、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記コントローラは更に:
    ディスプレイデバイスを介して、ビデオシグナルを表示する
    よう構成され、
    前記ビデオシグナルは、前記第1の放送データストリームから生成される、請求項26に記載のデバイス。
  29. 前記放送ネットワークは、前記1つ又は複数の放送トランスミッタを介した、放送のためのスペクトルリソースに対する放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する、請求項26に記載のデバイス。
  30. 前記コントローラは、表示されたコンテンツガイドから特定のコンテンツアイテムを選択するユーザ入力に応答して、前記第1のレシーバを第1の放送周波数へと整調又はプログラムするよう構成される、請求項26に記載のデバイス。
  31. 前記コントローラは:
    ユーザの、前記放送トランスミッタを介して提供されたコンテンツの視聴に関する統計を収集し;
    前記統計を前記無線ネットワークに送信する
    よう構成される、請求項26に記載のデバイス。
  32. 前記統計の送信は、前記1つ若しくは複数のPBトランシーバを用いて、又はWiFiトランスミッタを用いて、又は非認可ラジオスペクトルを介して送信を行うよう構成されたラジオ装置を用いて実施される、請求項31に記載のデバイス。
  33. スペクトルサーバを動作させて、無線ブロードバンドプロバイダに対する利用可能なスペクトルリソースの動的な販売を促進するための、方法であって
    前記方法は、コンピュータを用いて動作を実施するステップを含み、
    前記動作は:
    前記スペクトルリソースの購入又は使用の要求を受信するステップであって、前記要求は、無線ブロードバンドプロバイダから受信される、ステップ;
    前記放送ネットワークが現在使用している前記スペクトルリソースのリスト中の、特定の前記スペクトルリソースを識別するステップであって、ここで前記放送ネットワークは、複数の放送トランスミッタを介した送信のための、前記スペクトルリソースへの放送コンテンツストリームの配分を動的に制御する、ステップ;
    前記特定のスペクトルリソースを使用できるように前記無線ブロードバンドプロバイダを認証する情報を送信するステップ
    を含む、方法。
  34. 前記リストから前記特定のスペクトルリソースを除去するステップを更に含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記リスト上の各前記スペクトルリソースに関して、前記リストは、前記放送ネットワークが前記スペクトルリソースを使用しないことに合意している期間の指示を含む、請求項33に記載の方法。
  36. 前記リスト上の各前記スペクトルリソースに関して、前記リストは、前記放送ネットワークが前記スペクトルリソース上での送信を行わないことに合意している地理的位置の指示を含む、請求項33に記載の方法。
  37. 前記放送ネットワークから、前記利用可能なスペクトルリソースのブロックを購入するステップ;及び
    前記利用可能なスペクトルリソースを前記リストに追加するステップ
    を更に含む、請求項33に記載の方法。
  38. スペクトルリソースの購入を容易にするために、無線ブロードバンドネットワークの一部としてサーバを動作させるための、方法であって、
    前記無線ブロードバンドネットワークのベースステーションは、一連の放送トランスミッタを含む放送ネットワークと同一の地理的領域において動作し
    前記方法は、コンピュータを用いて動作を実施するステップを含み、
    前記動作は:
    前記無線ネットワーク中の前記ベースステーションのうちの所定の1つが現在追加の帯域幅を必要としていることを示す、第1のメッセージを受信するステップ;
    前記第1のメッセージに応答して、前記所定のベースステーションの地理的近傍における、現在利用可能なスペクトルリソースの購入又は使用のために、要求を放送サーバに送るステップ;
    特定の前記現在利用可能なスペクトルリソースを識別する第2のメッセージを前記放送サーバから受信するステップであって、前記放送ネットワークは、前記所定のベースステーションの地理的近傍内において、前記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を行わないことに合意している、ステップ
    を含む、方法。
  39. 支払い又は支払いの約束又はその他の考慮するべき事項を指示する情報を、前記特定の現在利用可能なスペクトルリソースの使用のために、前記放送サーバに送るステップを更に含む、請求項38に記載の方法。
  40. 前記所定のベースステーションに第3のメッセージを送るステップであって、前記第3のメッセージは、前記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを識別し、前記所定のベースステーションが、前記特定の現在利用可能なスペクトルリソースを用いて送信を開始できるようにする、ステップを更に含む、請求項38に記載の方法。
  41. 前記第1のメッセージは、前記ブロードバンド無線ネットワークによる前記ベースステーションの負荷の状態を監視する、負荷制御サーバから受信される、請求項38に記載の方法。
  42. 前記放送サーバに送られる要求は、前記所定のベースステーションの位置の指示を含む、請求項38に記載の方法。
  43. 前記放送サーバから受信される前記第2のメッセージは:
    前記特定の現在利用可能なスペクトルリソースが占有する周波数範囲を指示する情報;及び
    前記所定のベースステーションの地理的近傍内において、前記放送ネットワークが送信を行わないことに合意している期間を指示する情報
    を含む、請求項38に記載の方法。
  44. デバイスに目的とする広告を提供するために、広告用サーバを無線ネットワークの一部として動作させるための、方法であって、
    前記デバイスは、前記無線ネットワークによる通信のため及び放送ネットワークの放送トランスミッタからの受信のために構成される、方法において、
    前記方法は、コンピュータを用いて動作を実施するステップを含み、
    前記動作は:
    前記デバイスから視聴情報を受信するステップであって、前記視聴情報は、前記放送トランスミッタのうちの1つ又は複数を通して放送コンテンツを視聴する際の前記デバイスのユーザの挙動を特徴付けるものである、ステップ;
    前記視聴情報に基づいて、前記デバイスの前記ユーザに対する広告を選択するステップ;
    前記無線ネットワークの現在動作中の前記ベースステーションを介して、選択された広告に対応するコンテンツストリームを前記デバイスに送信するステップ
    を含む、方法。
  45. 前記デバイスは、前記無線ネットワークの前記現在動作中のベースステーションを用いて、又は前記デバイスとWiFiアクセスポイントとの間のWiFi接続を用いて、又は非認可スペクトルを介した送信を用いて、前記広告用サーバに前記視聴情報を送信する、請求項44に記載の方法。
  46. 前記視聴情報は:
    前記デバイスの前記ユーザが現在視聴している放送コンテンツアイテムの指示;
    前記デバイスの前記ユーザが現在視聴している前記放送コンテンツアイテムのタイトル;
    前記放送ネットワークが放送した前記放送コンテンツアイテムの視聴期間;
    前記デバイスの前記ユーザが視聴した前記放送コンテンツアイテムのリスト
    のうちの1つ又は複数を含む、請求項44に記載の方法。
  47. 視聴者情報を受信するステップであって、前記広告の選択は、少なくとも部分的に、前記視聴者情報に基づく、ステップを更に含む、請求項44に記載の方法。
  48. ネットワークを介してユーザ指定視聴情報の購入のための要求を受信するステップ;
    メモリ媒体に記憶された前記ユーザ指定記録のうちの1つ又は複数からのデータを、前記要求を行っているエンティティに送信するステップ;
    前記ユーザ指定視聴情報の購入のための前記要求を行っている前記エンティティから、支払い又は支払いの約束又はその他の考慮するべき事項を受信するステップ
    を更に含む、請求項44に記載の方法。
  49. 前記デバイスの前記ユーザに対して広告を行う権利の購入のための要求を受信するステップ;
    前記広告を行うための権利の購入のための前記要求を行っているエンティティから、支払い又は支払いの約束を受信するステップ;
    前記要求を行っている前記エンティティから広告コンテンツストリームを受信するステップ;
    前記無線ネットワークの前記現在動作中のベースステーションを介して、前記広告コンテンツストリームをデバイスに送信するステップ
    を更に含む、請求項44に記載の方法。
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