JP2016528766A - ユーザ機器におけるシグナリング無線ベアラ送信を管理する装置および方法 - Google Patents

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Abstract

本開示のいくつかの態様は、シグナリング無線ベアラ(SRB)送信を管理する装置および方法に関する。一態様では、装置および方法は、シグナリング情報を含むSRBパケットを生成するステップであって、SRBパケットが、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成される、ステップと、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するステップと、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするステップと、チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するステップとを行うように構成される。別の態様では、追加のスケジューリングサービング許可が必要であるかどうかを示すスケジューリング情報メッセージが、SRBパケットの少なくとも一部とともにチャネル上で送信される。

Description

優先権の主張
本特許出願は、2014年2月26日に出願された「Apparatus and Methods of Managing Signaling Radio Bearer Transmissions at a User Equipment」と題する非仮出願第14/191,185号、および2013年7月30日に出願された「Apparatus and Methods of Managing Signaling Radio Bearer Transmissions at a User Equipment」と題する仮出願第61/860,175号の優先権を主張し、これらの出願の両方が本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる。
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ユーザ機器(UE)におけるシグナリング無線ベアラ(SRB)送信を管理する装置および方法に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などのような様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に配備されている。そのようなネットワークは、通常、多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされた第3世代(3G)モバイル電話技術であるUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような改良型の3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
UMTSネットワークと通信しているUEは、情報を送信することに関してスケジュールされていないモードまたはスケジュールされたモードで動作することができる。たとえば、スケジュールされていないモードでは、UEは、所与の送信時間間隔(TTI)に(許可と呼ばれる)最大でも固定量の情報のみを送ることが許容され得る。対照的に、スケジュールされたモードでは、TTIにおいてUEが送ることができる情報の量、たとえば許可は、いくつかの要因に基づいて変わり得るが、いくつかの非限定的な場合にはゼロに低減され得る。UEが送信する情報は、SRBパケットおよびデータパケットを含むことができる。たとえば、SRBパケットは、限定はしないが、測定報告メッセージ、再構成メッセージ、またはアクセス層(AS)もしくは非アクセス層(NAS)関連メッセージなどの1つまたは複数のシグナリングメッセージに関係するASおよび/またはNASシグナリング情報を含むことができる。さらに、たとえば、データパケットは、回線交換(CS)および/またはパケット交換(PS)データを含むことができる。
RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0
UEとネットワークとの間の通信を維持する際のSRBパケットの重要性のために、SRBパケットが適時に送信されないときに、UEおよび/またはネットワークのパフォーマンスは損なわれ得る。たとえば、UEがスケジュールされたモードで動作していて、許可がゼロに低減されたとき、現在利用可能な解決策に従って動作しているUEは、保留中のSRBパケットを送信することを禁止される。したがって、UEは、ネットワークにSRBパケットを送る際に遅延に直面することがあり、これは、UEとネットワークとの間の最適ではない通信、または場合によってはゼロ許可状態が持続するときに呼ドロップにつながることがある。したがって、UEからのSRBパケットの送信を管理する際の改善が望まれる。
以下では、ユーザ機器におけるシグナリング無線ベアラ送信を管理するための方法およびシステムの1つまたは複数の態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本発明のすべての企図された態様の包括的な概観ではなく、本発明の主要または重要な要素を識別するものでも、そのいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明への導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一態様では、UEにおけるワイヤレス通信の方法が開示される。この態様では、本方法は、シグナリング情報を含むSRBパケットを生成するステップであって、SRBパケットが、受信済みスケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、ステップを含む。本方法は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するステップをさらに含む。さらに、本方法は、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするステップを含む。その上、本方法は、チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するステップを含む。
別の態様では、UEにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品が開示され、コンピュータ可読媒体を含む。この態様では、コンピュータ可読媒体は、シグナリング情報を含むSRBパケットを生成するようにコンピュータによって実行可能なコードであって、SRBパケットが、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、コードを含む。コンピュータ可読媒体はまた、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するようにコンピュータによって実行可能なコードを含む。コンピュータ可読媒体は、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするようにコンピュータによって実行可能なコードをさらに含む。さらに、コンピュータ可読媒体は、チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するようにコンピュータによって実行可能なコードを含む。
さらなる態様では、ワイヤレス通信のための装置が開示される。この態様では、本装置は、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成されたSRBパケットを生成するための手段を含む。さらに、本装置は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するための手段を含む。さらに、本装置は、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするための手段を含む。その上、本装置は、チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するための手段を含む。
その上、一態様では、ワイヤレス通信のための装置が開示される。この態様では、本装置は、シグナリング情報を含むSRBパケットを生成するように構成されたSRB生成器構成要素であって、SRBパケットが、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、SRB生成器構成要素を含む。本装置は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するように構成された許可判断器構成要素をさらに含む。本装置はさらに、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするように構成された許可オーバーライド構成要素を含む。本装置はまた、チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するように構成された送信機構成要素を含む。
上記の目的および関連の目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特許請求の範囲で具体的に指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が使用され得る様々な方法のうちのいくつかを示すものにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの等価物を含むものとする。
開示される態様が、開示される態様を限定するためではなく例示するために提供される添付の図面とともに以下に説明されることになり、図面において、同様の記号表示は同様の要素を示している。
本明細書で説明する、シグナリング情報を含むSRBパケットの送信を管理するように構成されたUEを含む、ワイヤレス通信システムの一態様のブロック図である。 本明細書で説明する、SRBパケットの送信を管理する方法の一態様のフローチャートである。 本明細書で説明する、SRBパケットの送信を管理する方法の別の態様のフローチャートである。 本明細書で説明する、SRBパケットの送信を管理する方法のさらなる態様のフローチャートである。 本明細書で説明する、SRBパケットの送信を管理する機能を含む処理システムを使用する装置のハードウェア実装の一例を示すブロック図である。 一態様による、SRBパケットの送信を管理するための例示的なシステムを示すブロック図である。 図1のUEを含む電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 図1のUEを含むアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 図1のUEおよび/またはセルによって利用され得るユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 電気通信システムにおいて図1のUEなどのUEと通信しているNode Bの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すことを意図していない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避するために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本態様は一般に、UEにおけるSRB送信を管理することに関する。詳細には、UMTSネットワークと通信しているUEは、情報を送信することに関してスケジュールされていないモードまたはスケジュールされたモードで動作することができる。たとえば、スケジュールされたモードでは、UEは、所与の送信時間間隔(TTI)にネットワークを通じて情報を送るための限られた量のリソースを許可され得る。そのような許可は、当技術分野では、限定はしないが、スケジューリングサービング許可と呼ばれ得る。
一態様では、スケジューリングサービング許可は、UEによってワイヤレス通信システムにおけるサービングセルから、呼設定または進行中の呼の間および/または後に受信され得る。そのような態様では、ワイヤレス通信システムを通じてシグナリング情報を含む1つまたは複数のSRBパケットを送るように試みるUEは、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断された場合には、成功しないことがある。したがって、本装置および方法によれば、受信済みスケジューリングサービング許可を、スケジューリングサービング許可に従ってSRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して無効にすること、およびチャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信することが、ワイヤレス通信を向上させるために実行され得る。したがって、いくつかの態様では、本方法および装置は、ワイヤレス通信システムにおけるSRBパケットの送信をより効果的に管理するための、現在の解決策と比較して効率的な解決策を提供する。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム100は、スケジュールされたモード112でユーザ機器(UE)102が動作するときに、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたシグナリング無線ベアラ(SRB)パケット118が送信されることが不可能であると判断されたときでも、シグナリング情報を含む1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部を含むアップリンク(UL)信号106をサービングセル110に送信することを可能にするように構成され得る送信コントローラ構成要素104を有するUE102を含むことができる。言い換えれば、受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときでも、UE102は、1つまたは複数の送信時間間隔(TTI)の所与のセット内に生成されたSRBパケット118のしきい値量をUE102が送信できるように、スケジュールされたモード112の従来型動作および受信済みスケジューリングサービング許可114を無効にするように構成され得る。たとえば、生成されたSRBパケット118のしきい値量は、パケット全体よりも少なくてよく、またはしきい値量は、1つまたは複数のパケット全体であってもよい。したがって、本装置および方法によれば、UE102は、スケジュールされたモード112で動作するときに、また受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときに、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部を送信するように構成されてよく、これは、通信を改善すること、および/または呼ドロップを回避することができる。
この態様によれば、生成されたSRBパケット118に含まれるシグナリング情報は、レベル2確認応答などのシグナリング情報であり得る。さらに、この態様によれば、生成されたSRBパケット118に含まれるシグナリング情報は、レベル3メッセージなどのシグナリングメッセージであり得る。
ソフトハンドオーバシナリオなどのいくつかの態様では、UE102は、サービングセル110と通信していることに加えて、非サービングセル120および非サービングセル122など、1つまたは複数の非サービング、ネイバーセルと通信していることもある。サービングセル110、非サービングセル120および非サービングセル122は、アクセスポイントまたはノードと呼ばれることもあり、マクロセル、スモールセル、リレー、Node B、モバイルNode B、(たとえば、UE102とピアツーピアまたはアドホックモードで通信している)UE、またはワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE102と通信することができる実質的に任意のタイプの構成要素のうちのいずれか1つであり得る。
本明細書で使用する「スモールセル」という用語は、アクセスポイントまたはアクセスポイントの対応するカバレージエリアを指すことがあり、この場合のアクセスポイントは、たとえば、マクロネットワークアクセスポイントまたはマクロセルの送信電力またはカバレージエリアと比較して、比較的低い送信電力または比較的小さいカバレージを有する。たとえば、マクロセルは、限定はしないが、半径数キロメートルなどの、比較的大きい地理的エリアをカバーすることができる。対照的に、スモールセルは、限定はしないが、自宅、建築物、または建築物のフロアなどの、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができる。したがって、スモールセルは、限定はしないが、基地局(BS)、アクセスポイント、フェムトノード、フェムトセル、ピコノード、マイクロノード、Node B、発展型Node B(eNB)、ホームNode B(HNB)、またはホーム発展型Node B(HeNB)などの装置を含むことができる。したがって、本明細書で使用する「スモールセル」という用語は、マクロセルと比較して、比較的低い送信電力および/または比較的小さいカバレージエリアセルを指す。
さらに、UE102は、モバイル通信装置であってよく、これは移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
一態様では、送信コントローラ構成要素104は、UE102からの送信を管理する。たとえば、送信コントローラ構成要素104は、ASもしくはNAS関連情報などの制御プレーンデータ、ならびに/または回線交換(CS)および/もしくはパケット交換(PS)データを含むユーザプレーンデータを受信することができ、データパケットの生成を調整して、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルに論理チャネルからのデータをマッピングし、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上でのデータパケットの送信をスケジュールすることができる。さらに、この態様では、送信コントローラ構成要素104は、媒体アクセス制御(MAC)プロトコルレイヤエンティティ125を含むことができ、MACプロトコルレイヤエンティティ125は、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルに論理チャネルからのデータをマッピングするために、かつ1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上でのデータパケットの送信をスケジュールするために使用されるMACプロトコルレイヤエンティティタイプを定義することができる。一例として、MACプロトコルレイヤエンティティ125は、限定はしないが、MAC-cエンティティ、MAC-bエンティティ、専用媒体アクセス制御(MAC-d)エンティティ、MAC-hsエンティティ、MAC-e/esエンティティ、MAC-ehsエンティティ、およびMAC-i/isエンティティであり得る。
一態様では、送信コントローラ構成要素104は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118を生成するように構成されたSRB生成器構成要素124を含むことができ、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118は、受信済みスケジューリングサービング許可114に従って1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上で送信されるように構成され得る。別の態様では、SRB生成器構成要素124は、無線リンク制御(RLC)プロトコルレイヤエンティティ、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤエンティティ、NASプロトコルレイヤエンティティ、またはアプリケーションレイヤエンティティなど、1つまたは複数の上位レイヤエンティティから1つまたは複数の生成されたSRBパケット118を受信するように構成され得る。
さらに、本態様では、SRB生成器構成要素124は、受信済みスケジューリングサービング許可114に従って、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルに対応し得る1つまたは複数のスケジュールされたフロー111に1つまたは複数の生成されたSRBパケット118をマッピングすることができる。さらに、SRB生成器構成要素124は、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上での、受信済みスケジューリングサービング許可114に従った、マッピングされた1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の送信をスケジュールすることができる。この場合、送信コントローラ構成要素104の構成に応じて、スケジューリングは、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部の送信をスケジュールすることを含み得る。
一態様では、送信コントローラ構成要素104は、UE102のための、受信済みスケジューリングサービング許可114およびそれに対する調整を管理するように構成された許可判断器構成要素126を含むことができる。たとえば、UE102は、サービングセル110とともに呼確立構成要素128によって実行される呼確立手順または呼設定の間および/または後にスケジューリングサービング許可114の初期値を受信し得る。したがって、スケジューリングサービング許可114の初期値は、UE102が1つまたは複数の生成されたSRBパケット118などの情報を送信するために利用可能な、割り振られたリソース115などの送信リソースの量を定義することができる。
さらに、これらの態様では、スケジュールされたモード112でUE102が動作しているとき、許可判断器構成要素126は続いて、許可判断器構成要素126が受信済みスケジューリングサービング許可114の初期値を調整するトリガとなる1つまたは複数の許可調整コマンド130を受信し得る。たとえば、各許可調整コマンド130は、許可パワーアップコマンドまたは許可パワーダウンコマンドを含むことができ、そのようなコマンドはそれぞれ、初期値に対する相対的調整(アップまたはダウン)を指示し得るか、またはそれぞれ、受信済みスケジューリングサービング許可114の初期値に取って代わるために使用する無条件値を指示し得る。
たとえば、一態様では、許可判断器構成要素126は、非サービングセル120および/または非サービングセル122などの外部エンティティから許可調整コマンド130を受信し得る。このシナリオの一例では、非サービングセル120および/または非サービングセル122がしきい値レベルを上回る干渉に直面しているときに、非サービングセル120および/または非サービングセル122は、スケジューリングサービング許可ダウンコマンド、たとえば、ダウン調整に対応するある値を有するインジケータまたはパラメータを送ることができる。この例示的なシナリオでは、非サービングセル120および/または非サービングセル122が非サービングセルであっても、許可判断器構成要素126は、任意のセルからの任意のスケジューリングサービング許可ダウンコマンドが実行される必要があり得ることを指示する「オアオブザダウンズ(or-of-the-downs)」手順を実行するように構成され得る。したがって、受信済みスケジューリングサービング許可ダウンコマンドに応答して、許可判断器構成要素126は、スケジューリングサービング許可114の値を低減するために許可調整コマンド130を実行することができ、それによって、非サービングセル120および/または非サービングセル122が直面する干渉を低減する可能性がある。他のシナリオは、許可判断器構成要素126が受信済みスケジューリングサービング許可114の値を増大させるために許可アップコマンドの形で許可調整コマンド130を実行することに関係し得ることに留意されたい。また、述べたように、相対許可、たとえば、スケジューリングサービング許可114の現在値に対する調整アップまたはダウンを示すことに加えて、許可調整コマンド130は、受信済みスケジューリングサービング許可114の現在値を無条件許可値に置き換えるインジケータまたは置き換えるためのパラメータを含む無条件許可を含むこともできる。
さらに、別の態様では、許可判断器構成要素126は、UE102の内部エンティティまたは構成要素から許可調整コマンド130を受信し得る。たとえば、各ネットワーク事業者および/またはデバイスもしくは構成要素の製造業者は、受信済みスケジューリングサービング許可114の値に影響を与え得る1つまたは複数のUEの構成要素に関連する独自の手順を有し得る。したがって、受信済みスケジューリングサービング許可ダウンコマンドに応答して、許可判断器構成要素126は、受信済みスケジューリングサービング許可114の値を低減するために許可調整コマンド130を実行することができ、それによって、非サービングセル120および/または非サービングセル122が直面する干渉を低減する可能性がある。
さらなる態様では、許可オーバーライド構成要素132は、スケジュールされたモード112で動作するUE102についての許可に関する送信動作を管理する。たとえば、スケジュールされたモード112での従来型の動作中、許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルを介した送信が受信済みスケジューリングサービング許可114の現在値の範囲内となるようにする。さらに、本態様では、許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルを介した送信のためにマッピングされ、スケジュールされたが、受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、スケジュールされたモード112での従来型の動作に起因して送信が禁止、制限または阻止されているときに検出するように構成される。
追加の態様では、許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可114を無効にするように構成され得る。この場合、許可オーバーライド構成要素132は、たとえば、生成されたSRBパケット118のしきい値量および/またはしきい値割合が送られることを許容する既定の基準113に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部が送信されることが許容される状態において、スケジュールされたモード112を動作させるように構成される。言い換えれば、許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の全部または一部の送信を可能にするために既定の基準113が適用される方法で、受信済みスケジューリングサービング許可114の値を効果的に引き上げるか、または増大させる状態において、スケジュールされたモード112を動作させる。したがって、許可オーバーライド構成要素132は、既定の基準113が受信済みスケジューリングサービング許可114の現在値を入れ替えることを可能にし、それによって、UE102が1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部を送信することを、スケジュールされたモード112の従来型動作がそのような送信を許容しない状況において可能にする。
随意に、一態様では、送信コントローラ構成要素104は、スケジューリング情報(SI)データ136を判断するように構成されたSI判断器構成要素134を含むことができ、SIデータ136は、いくつかの態様では、受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときに、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部に加えて、または続いて送信され得る。たとえば、一態様では、SIデータは、UE102において送信用に待ち行列に入れられたパケット、たとえばSRBパケットならびに/またはCSおよび/もしくはPSパケットを識別するシステム情報メッセージを含む。したがって、SIデータに基づいて、サービングセル110は、保留中のパケットの送信を可能にするリソースをUE102に提供するために新しいスケジューリングサービス許可114および/または許可調整コマンド130を生成することが可能であり得る。述べたように、送信コントローラ構成要素104は、受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときに、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部とSIデータの両方を信号106に含めるように、あるいは1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部のみを信号106に含めるように、またSIデータのみを有する別個の後続信号を送るように、送信を柔軟に構成することができる。たとえば、送信コントローラ構成要素104は、(たとえば、非サービングセル120および/もしくは非サービングセル122への)干渉を低減し、かつ/もしくはオーバーヘッドを低減するために、または他の考慮事項に基づいて、そのような送信を柔軟に構成することができる。
別の随意の態様では、送信コントローラ構成要素104は、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときに、連続する生成されたSRBパケット118を送信する間の待機期間を判断するように構成された待機期間判断器構成要素138を含むことができる。たとえば、このオプションでは、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115により、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能になり得る外部状況または内部状況を考慮するために、待機期間判断器構成要素138は、1つまたは複数のTTIによって1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上での生成されたSRBパケット118の送信を離間することができる。たとえば、これは、非サービングセル120および/または非サービングセル122への干渉を最小化することができる。一態様では、待機期間判断器構成要素138は、固定間隔に基づいて、または保留中の生成されたSRBパケット118の緊急性もしくは優先度に基づいて、または保留中の生成されたSRBパケット118の数に基づいて、または任意の他の適切な要因に基づいて、待機期間または間隔を判断することができる。その上、待機期間判断器構成要素138は、所与の数のTTIにおけるスケジューリングサービング許可ダウンコマンドである所与の数の許可調整コマンド130の受信、またはしきい値数のスケジューリングサービング許可ダウンコマンドの受信を検出し、応答して、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときに、保留中の生成されたSRBパケット118の送信を管理するために待機期間を導入するように構成され得る。
さらに、送信コントローラ構成要素104は、許可判断器構成要素126に随意に通信可能に結合され得る、1つまたは複数の外部エンティティからの通信を受信するためのスケジューリングサービング許可受信構成要素140を含むことができる。一例として、スケジューリングサービング許可受信構成要素140は、サービングセル110または非サービングセル120/122から1つまたは複数のスケジューリングサービング許可114を受信するように構成され得る。別の例として、スケジューリングサービング許可受信構成要素140は、サービングセル110または非サービングセル120/122から、許可アップまたはスケジューリングサービング許可ダウンコマンドなどの1つまたは複数の許可調整コマンド130を受信するように構成され得る。
別の態様では、送信コントローラ構成要素104は、1つまたは複数の外部エンティティに通信、たとえば信号106を送信するための送信機構成要素142を含むことができる。たとえば、スケジューリングサービング許可受信構成要素140および送信機構成要素142は、1つまたは複数のアンテナならびに1つまたは複数のそれぞれの受信チェーンおよび送信チェーン構成要素を含むことができる。さらに、たとえば、スケジューリングサービング許可受信構成要素140および送信機構成要素142は、トランシーバであり得る。
したがって、本態様および方法によれば、送信コントローラ構成要素104を動作させるUE102は、受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可114を無効にするように構成され、記憶された基準113に従って1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部を送信するようにさらに構成される。したがって、本態様および方法は、スケジューリングサービング許可114の値を効果的に増大させ、それにより、ある程度のSRBパケット送信を許容し、UE102が1つもしくは複数のネットワークエンティティとの通信をより良く維持し、かつ/または呼ドロップを回避することを可能にし得る。
図2を参照すると、一態様では、SRBパケットの送信を管理する方法200が、図1のUE102によって実行され得る。より詳細には、方法200の態様は、UE102の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。
210において、方法200は、シグナリング情報を含むシグナリング無線ベアラ(SRB)パケットを生成するステップであって、SRBパケットが、受信済みスケジューリングサービング許可に従ってトランスポート/物理チャネル上で送信されるように構成された、ステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/またはSRB生成器構成要素124は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118を生成し、受信済みスケジューリングサービング許可114に従った1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上での送信のためにマッピングし、スケジュールし、本明細書で説明する他の機能を実行するように構成され得る。
220において、本方法は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または許可判断器構成要素126は、受信済みスケジューリングサービング許可114の現在値を管理および/または調整し、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であるかどうかを判断し、本明細書で説明する他の機能を実行するように構成され得る。
230において、方法200は、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数の既定の基準113に基づいて、生成されたSRBパケット118のうちの1つまたは複数の少なくとも一部を送信するための少なくとも一部の送信リソースを確保するために、スケジューリングモード112の従来型動作を無効にするか、または入れ替えるように構成され得る。
240において、方法200は、トランスポート/物理チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または送信機構成要素142は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部を含む信号106を送信するように構成され得る。
随意に、250において、複数のSRBパケットが送信のために生成されたときに、方法200は、SRBパケットのうちの1つが送信された第1のTTIの後、複数のSRBパケットの残りのものの次の送信を実行するために1つまたは複数のTTIに待機するステップを含むことができる。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または待機期間判断器構成要素138は、生成されたSRBパケット118の連続送信間の待機期間または間隔を判断するように構成され得る。たとえば、一態様では、待機期間判断器構成要素138の実行は、ダウンコマンドである一定の数または割合の許可調整コマンド130を受信することによってトリガされ得る。
図3を参照すると、追加の態様では、SRBパケットの送信を管理する方法300が、図1のUE102によって実行され得る。より詳細には、方法300の態様は、UE102の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。
310において、方法300は、受信済みスケジューリングサービング許可に従ってトランスポート/物理チャネル上で送信されるように構成されたSRBパケットを生成するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/またはSRB生成器構成要素124は、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118を生成し、受信済みスケジューリングサービング許可114に従った1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上での送信のためにマッピングし、スケジュールし、本明細書で説明する他の機能を実行するように構成され得る。
320において、本方法は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または許可判断器構成要素126は、受信済みスケジューリングサービング許可114の現在値を管理および/または調整し、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であるかどうかを判断し、本明細書で説明する他の機能を実行するように構成され得る。
330において、方法300は、1つまたは複数の生成されたSRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数の既定の基準113に基づいて、生成されたSRBパケット118のうちの1つまたは複数の少なくとも一部を送信するための少なくとも一部の送信リソースを確保するために、スケジューリングモード112の従来型動作を無効にするか、または入れ替えるように構成され得る。
340において、方法300は、トランスポート/物理チャネル上で1つまたは複数の生成されたSRBパケットの少なくとも一部を送信するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または送信機構成要素142は、トランスポート/物理チャネル上で1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部を含む信号106を送信するように構成され得る。
350において、方法300は、追加のスケジューリングサービング許可が必要であるかどうかを示すSIメッセージを送信するステップを含む。一態様では、送信コントローラ構成要素104は、SIデータ(たとえば、図1のSIデータ136)を判断するように構成されたSI判断器構成要素134を含むことができ、SIデータは、いくつかの態様では、受信済みスケジューリングサービング許可114によって提供された割り振られたリソース115に基づいて、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であると判断されたときに、1つまたは複数の生成されたSRBパケット118の少なくとも一部に加えて、または続いて送信され得る。たとえば、一態様では、SIデータは、UE102において送信用に待ち行列に入れられたパケット、たとえばSRBパケットならびに/またはCSおよび/もしくはPSパケットを識別するシステム情報メッセージを含む。したがって、SIデータに基づいて、サービングセル110は、保留中のパケットの送信を可能にするリソースをUE102に提供するために新しいスケジューリングサービス許可114および/または許可調整コマンド130を生成することが可能であり得る。
図4を参照すると、さらなる態様では、1つまたは複数の生成されたSRBパケットの送信を管理する方法400が、図1のUE102によって実行され得る。より詳細には、方法400の態様は、UE102の1つまたは複数の構成要素によって実行され得る。
410において、方法400は、受信済みスケジューリングサービング許可に従ってトランスポート/物理チャネル上で送信されるように構成された複数のSRBパケットを生成するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/またはSRB生成器構成要素124は、複数の生成されたSRBパケット118を生成し、受信済みスケジューリングサービング許可114に従った1つまたは複数のトランスポート/物理チャネル上での送信のためにマッピングし、スケジュールし、本明細書で説明する他の機能を実行するように構成され得る。
420において、本方法は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、複数の生成されたSRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または許可判断器構成要素126は、受信済みスケジューリングサービング許可114の現在値を管理および/または調整し、受信済みスケジューリングサービング許可114による割り振られたリソース115に基づいて、複数の生成されたSRBパケット118が送信されることが不可能であるかどうかを判断し、本明細書で説明する他の機能を実行するように構成され得る。
430において、方法400は、複数の生成されたSRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするステップを含む。一態様では、送信コントローラ構成要素104および/または許可オーバーライド構成要素132は、1つまたは複数の既定の基準113に基づいて、複数の生成されたSRBパケット118を送信するための少なくとも一部の送信リソースを確保するために、スケジューリングモード112の従来型動作を無効にするか、または入れ替えるように構成され得る。
440において、方法400は、トランスポート/物理チャネル上で第1のTTIに複数の生成されたSRBパケットのうちの第1のものを送信するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または送信機構成要素142は、複数の生成されたSRBパケット118のうちの1つを含む信号106を送信するように構成され得る。
450において、本方法は、第1のTTIの後、複数の生成されたSRBパケットのうちの第2のものの送信を実行するために1つまたは複数のTTIに待機するステップを含むことができる。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または待機期間判断器構成要素138は、複数の生成されたSRBパケット118のうちの第2のものの次の送信のために連続送信間の待機期間または間隔を判断するように構成され得る。
460において、方法400は、1つまたは複数のTTIに待機した後、第2のTTIに複数の生成されたSRBパケットのうちの第2のものを送信するステップを含む。一態様では、たとえば、送信コントローラ構成要素104および/または送信機構成要素142は、1つまたは複数のTTIに待機した後、第2のTTIに複数の生成されたSRBパケット118のうちの第2のものを含む信号106を送信するように構成され得る。
図5は、処理システム514を使用する装置500のハードウェア実装の一例を示すブロック図であり、装置500は、一態様では、送信コントローラ構成要素104を含む図1のUE102であり得る。この例では、処理システム514は、バス502によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス502は、処理システム514の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス502は、プロセッサ504によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体506によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス502はまた、図1に関して本明細書で説明したように、UE102および/または送信コントローラ構成要素104の1つまたは複数の構成要素を互いにリンクさせる。バス502は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明しない。バスインターフェース508は、バス502とトランシーバ510との間のインターフェースを与える。トランシーバ510は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための機構を与える。一態様では、たとえば、トランシーバ510は、図1のサービングセル110、非サービングセル120および/または非サービングセル122のうちの1つまたは複数と通信するための機構を与える。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース512(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)も設けられ得る。
プロセッサ504は、バス502の管理、およびコンピュータ可読媒体506に記憶されたソフトウェアの実行を含む全体的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ504によって実行されたとき、図1〜図4に関して本明細書で説明した様々な機能を処理システム514に実行させる。いくつかの態様では、本明細書で説明する様々な機能は、プロセッサ504および送信コントローラ構成要素104の一方または両方によって実行され得る。さらに、いくつかの態様では、送信コントローラ構成要素104はプロセッサ504に組み込まれ得る。コンピュータ可読媒体506は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ504によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
図6は、本明細書で開示する原理に基づいてSRBパケットの送信を管理するためのシステム600を示している。たとえば、システム600は図1のUE102に実装され得る。システム600は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックとすることができる、機能ブロックを含むものとして表されていることを諒解されたい。システム600は、連携して動作することができる電気的構成要素の論理グルーピング610を含む。たとえば、論理グルーピング610は、スケジューリングサービング許可に従ってトランスポート/物理チャネル上で送信されるように構成されたシグナリング無線ベアラ(SRB)パケットを生成するための電気的構成要素611を含むことができる。さらに、論理グルーピング610は、受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するための電気的構成要素612を含むことができる。さらに、論理グルーピング600は、SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするための電気的構成要素613を含むことができる。その上、論理グルーピング600は、トランスポート/物理チャネル上でSRBパケットの少なくとも一部を送信するための電気的構成要素614を含むことができる。
さらに、システム600は、電気的構成要素611〜614に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ620を含むことができる。一態様では、メモリ620は、図5のコンピュータ可読媒体506などのコンピュータ可読媒体を含むことができる。別の態様では、メモリ620は、図5のプロセッサ504などのプロセッサに組み込まれ得る。メモリ620の外部にあるものとして示されているが、電気的構成要素611〜614のうちの1つまたは複数は、メモリ620内に存在し得ることを理解されたい。一例では、電気的構成要素611〜614は、少なくとも1つのプロセッサを含むことができるか、または、各電気的構成要素611〜614は、図5のプロセッサ504などの少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールとすることができる。その上、追加または代替の例では、電気的構成要素611〜614は、図5のコンピュータ可読媒体506などのコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品とすることができ、各電気的構成要素611〜614は対応するコードとすることができる。
図7を参照すると、限定されるものではないが、例として、本開示の態様は、送信コントローラ構成要素104により構成された図1のUE102などのUEが動作し得る、W-CDMAエアインターフェースを使用するUMTSシステム700を参照して提示される。
UMTSネットワークは、互いにやりとりする3つの領域である、コアネットワーク(CN)704、UTRAN702、およびUE710を含む。この例では、UTRAN702は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN702は、無線ネットワークコントローラ(RNC)706などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)707などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN702は、本明細書で示されるRNC706およびRNS707に加えて、任意の数のRNC706およびRNS707を含み得る。RNC706は、とりわけ、RNS707内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを担う装置である。RNC706は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接の物理接続、仮想ネットワークなどのような様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN702中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE710とNode B708との間の通信は、物理(PHY)レイヤおよびMACレイヤを含むものと見なされ得る。一態様では、UE710は、図1のUE102であってよく、Node B708は、いずれも図1にあるサービングセル110または非サービングセル120および/もしくは122であってよい。さらに、それぞれのNode B708によるUE710とRNC706との間の通信は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含むものと見なされ得る。本明細書では、PHYレイヤは、レイヤ1と見なされ、MACレイヤは、レイヤ2と見なされ、RRCレイヤは、レイヤ3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に述べられている用語を利用する。
RNS707によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分割され得、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS用途ではNode Bと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。明快にするために、各RNS707に3つのNode B708が示されているが、RNS707は、任意の数のワイヤレスNode Bを含んでもよい。Node B708は、任意の数のモバイル装置にCN704へのワイヤレスアクセスポイントを提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスがある。モバイル装置は、通常、UMTS用途ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。UMTSシステムでは、UE710は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)711をさらに含み得る。説明のために、1つのUE710がいくつかのNode B708と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるDLは、Node B708からUE710への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE710からNode B708への通信リンクを指す。
CN704は、UTRAN702のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN704は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念が、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装され得る。
CN704は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)とゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)とを含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換ドメインとパケット交換ドメインの両方によって共有され得る。示される例では、CN704は、MSC712およびGMSC714によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの適用例では、GMSC714は、メディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれ得る。RNC706のような1つまたは複数のRNCが、MSC712に接続され得る。MSC712は、呼設定機能、呼ルーティング機能、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC712は、UEがMSC712のカバレージエリア内にある間に加入者関連情報を格納するVLRも含む。GMSC714は、UEが回線交換ネットワーク716にアクセスするためのゲートウェイを、MSC712を通じて提供する。GMSC714は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータなどの加入者データを格納するホームロケーションレジスタ(HLR)715を含む。HLRはまた、加入者固有の認証データを格納する認証センター(AuC)に関連付けられる。特定のUE向けの呼が受信されると、GMSC714は、HLR715に照会してUEの位置を判断し、その位置でサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN704はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)718およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)720によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能な速度よりも速い速度でパケットデータサービスを提供するように設計されている。GGSN720は、パケットベースネットワーク722へのUTRAN702の接続を提供する。パケットベースネットワーク722は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークであり得る。GGSN720の一次機能は、UE710にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC712が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN718を通じて、GGSN720とUE710との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用し得る。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、Node B708とUE710との間のULおよびDLに異なる搬送周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを当業者は認識されよう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を容易にする、3G/W-CDMAエアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する修正の中でもとりわけ、HSPAは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応コーディングを利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、それのトランスポートチャネルとして高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンク上で搬送する。すなわち、ダウンリンクに関して、UE710は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをNode B708に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調/コーディング方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、Node B708が正しい決定を行うのを支援するための、UE710からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。すなわち、本開示の一態様では、Node B708および/またはUE710は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、Node B708は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることが可能になる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化は、同じ周波数で同時にデータの様々なストリームを送信するために使用され得る。データストリームは、単一のUE710に送信してデータレートを増大させることができ、または、複数のUE710に送信して全体的なシステム容量を増大させることができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンク上で異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグニチャを伴いUE710に到着し、これによりUE710の各々は、そのUE710に向けられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。アップリンク上では、各UE710は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりNode B708は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用され得る。チャネル状態がさほど好ましくないときは、送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させるために、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善するために、ビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送が送信ダイバーシティと組み合わせて使用され得る。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアを通じてn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナを通じて送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調/コーディング方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアを通じて送られ得る。
図8を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク800は、送信コントローラ構成要素104により構成された図1のUE102を含むことができる。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル802、804、および806を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各アンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル802において、アンテナグループ812、814、および816は、各々異なるセクタに対応し得る。セル804において、アンテナグループ818、820、および822は、各々異なるセクタに対応する。セル806において、アンテナグループ824、826、および828は、各々異なるセクタに対応する。セル802、804、および806は、各セル802、804、または806の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器すなわちUEを含み得る。たとえば、UE830および832は、Node B842と通信していてもよく、UE834および836は、Node B844と通信していてもよく、UE838および840は、Node B846と通信していてもよい。ここで、各Node B842、844、846は、それぞれのセル802、804、および806の中のすべてのUE830、832、834、836、838、840にCN704(図7参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。一態様では、UE830、832、834、836、838および/または840は、図1のUE102であってよく、Node B842、844および846は、いずれも図1にあるサービングセル110または非サービングセル120および/もしくは122であってよい。
UE834がセル804における図示された位置からセル806に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じることがあり、UE834との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル804からターゲットセルと呼ばれ得るセル806に移行する。UE834において、それぞれのセルに対応するNode Bにおいて、無線ネットワークコントローラ706(図7参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバ手順の管理が生じ得る。たとえば、ソースセル804との呼の間、または任意の他の時間において、UE834は、ソースセル804の様々なパラメータ、ならびに、セル806および802などの近隣セルの様々なパラメータを監視し得る。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE834は、近隣セルのうちの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE834は、アクティブセット、すなわち、UE834が同時に接続されるセルのリストを維持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHをUE834に現在割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク800によって利用される変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なる場合がある。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いる発展型UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存することになる。
無線プロトコルアーキテクチャは、特定の適用例に応じて様々な形態を取り得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図9を参照して提示する。
図9を参照すると、例示的な無線プロトコルアーキテクチャ900が、ユーザ機器(UE)またはNode B/基地局のユーザプレーン902および制御プレーン904に関係する。たとえば、アーキテクチャ900は、図1のUE102などのUE、ならびに/または同じく図1のサービングセル110、非サービングセル120および/もしくは非サービングセル122などのNode B/基地局に含まれ得る。UEおよびNode Bのための無線プロトコルアーキテクチャ900は、レイヤ1 906、レイヤ2 908、およびレイヤ3 910という3つのレイヤで示されている。レイヤ1 906は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。したがって、レイヤ1 906は、物理レイヤ907を含む。レイヤ2(L2レイヤ)908は、物理レイヤ907の上にあり、物理レイヤ907を通じたUEとNode Bとの間のリンクを担う。レイヤ3(L3レイヤ)910は、無線リソース制御(RRC)サブレイヤ915を含む。RRCサブレイヤ915は、UEとUTRANとの間のレイヤ3の制御プレーンシグナリングを扱う。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ908は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ909、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ911、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ913を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端される。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端されるアプリケーションレイヤとを含めて、L2レイヤ908の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ913は、様々な無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を実現する。PDCPサブレイヤ913はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ911は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ909は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ909はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)をUEの間で割り振ることを担う。MACサブレイヤ909はまた、HARQ動作を担う。
図10は、ネイバーセルリスト(NCL)に含まれていない検出されたセルを選択することによってサービスを回復するように構成され得る、UE1050と通信しているNode B1010のブロック図である。一態様では、Node B1010は、図7のNode B708、いずれも図1にあるサービングセル110、非サービング120および/または非サービングセル122であってよく、UE1050は、図7のUE710および/または図1のUE102であってよい。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ1020は、データソース1012からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ1040から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ1020は、データ信号および制御信号ならびに基準信号(たとえば、パイロット信号)のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ1020は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するためのコーディングおよびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号コンスタレーションへのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、ならびに、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を提供し得る。チャネルプロセッサ1044からのチャネル推定値は、コントローラ/プロセッサ1040によって送信プロセッサ1020のためのコーディング方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を判断するために使用され得る。これらのチャネル推定値は、UE1050によって送信される基準信号から、またはUE1050からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ1020によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ1030に与えられる。送信フレームプロセッサ1030は、コントローラ/プロセッサ1040からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームを生じさせる。次いでこれらのフレームは送信機1032に与えられ、送信機1032は、アンテナ1034を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ1034は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE1050において、受信機1054は、アンテナ1052を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上に変調された情報を復元する。受信機1054によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ1060に与えられ、受信フレームプロセッサ1060は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ1094に提供し、データ信号、制御信号、および基準信号を受信プロセッサ1070に提供する。次いで受信プロセッサ1070は、Node B1010中の送信プロセッサ1020によって実行された処理の逆を実行する。より詳細には、受信プロセッサ1070は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、Node B1010によって送信された、最も可能性の高い信号コンステレーション点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ1094によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および基準信号を復元するために、復号されてデインターリーブされる。次いで、フレームの復号に成功したかどうかを判断するために、CRCコードが検査される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されたデータがデータシンク1072に供給され、データシンク1072は、UE1050および/または様々なユーザインターフェース(たとえば、ディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。一態様では、UE1050は、送信コントローラ構成要素104を含み得るコントローラ/プロセッサを含むことができる。復号に成功したフレームによって搬送された制御信号は、コントローラ/プロセッサ1090に供給される。受信プロセッサ1070によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ1090はまた、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを使用して、そうしたフレームの再送信要求をサポートし得る。
アップリンクでは、データソース1078からのデータおよびコントローラ/プロセッサ1090からの制御信号が、送信プロセッサ1080に供給される。データソース1078は、UE1050および様々なユーザインターフェース(たとえば、キーボード)において実行されているアプリケーションを表し得る。Node B1010によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ1080は、CRCコード、FECを容易にするためのコーディングおよびインターリービング、信号コンステレーションへのマッピング、OVSFによる拡散、ならびに、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。Node B1010によって送信される基準信号から、または、Node B1010によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ1094によって導出されるチャネル推定値が、適切なコーディング方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために使用され得る。送信プロセッサ1080によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ1082に供給される。送信フレームプロセッサ1082は、コントローラ/プロセッサ1090からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームを生じさせる。次いでこれらのフレームは送信機1056に与えられ、送信機1056は、アンテナ1052を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE1050において受信機機能に関して説明されたのと同様の方式で、Node B1010において処理される。受信機1035は、アンテナ1034を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上に変調された情報を復元する。受信機1035によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ1036に与えられ、受信フレームプロセッサ1036は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ1044に提供し、データ信号、制御信号、および基準信号を受信プロセッサ1038に提供する。受信プロセッサ1038は、UE1050中の送信プロセッサ1080によって実行された処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されたデータ信号および制御信号が、データシンク1039およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ供給され得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ1040はまた、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを使用して、そうしたフレームの再送信要求をサポートし得る。
コントローラ/プロセッサ1040および1090は、それぞれNode B1010およびUE1050における動作を指示するために使用され得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ1040および1090は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供し得る。メモリ1042および1092のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、Node B1010およびUE1050のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。Node B1010におけるスケジューラ/プロセッサ1046は、リソースをUEに割り振り、UE用のダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジュールするために使用され得る。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなどの、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってよい。例示として、コンピューティングデバイス上で動作するアプリケーションとコンピューティングデバイスの両方が、構成要素であってもよい。1つまたは複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在してもよく、構成要素は、1つのコンピュータに局在化され、かつ/または2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。加えて、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行してもよい。これらの構成要素は、信号によって、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素とやりとりし、かつ/またはインターネットなどのネットワークを介して他のシステムとやりとりする1つの構成要素からのデータなどの、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うことなどによって、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスによって通信し得る。
さらに、様々な態様が、端末に関して本明細書で述べられ、端末は有線の端末またはワイヤレスの端末であってもよい。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれる場合もある。ワイヤレス端末は、携帯電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、または、ワイヤレスモデムに接続される他の処理デバイスを含んでもよい。その上、様々な態様が、基地局に関して本明細書で述べられる。基地局は、ワイヤレス端末と通信するために利用されてよく、また、アクセスポイント、Node B、または何らかの他の用語で呼ばれる場合もある。
その上、「または」という用語は、排他的な「または」よりもむしろ包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的並べ替えのいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、以下の例のいずれかによって満たされる。XはAを使用する。XはBを使用する。または、XはAとBの両方を使用する。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段の規定がない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAおよび他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W-CDMA)およびCDMAの他の変形形態を含む。さらに、cdma2000は、IS-2000、IS-95およびIS-856規格を包含する。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを使用し、アップリンク上ではSC-FDMAを使用する、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体による文書に記述されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体による文書に記述されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無認可スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含み得る。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムに関して、様々な態様または特徴が提示される。様々なシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、かつ/または各図に関連して論じられるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含むとは限らないことを理解され、諒解されたい。これらの手法の組合せも、使用されてよい。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または、本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを含み得る。
さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェア内で、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内で、またはその2つの組合せ内で具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で既知の記憶媒体の任意の他の形態に存在してもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、かつ記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在してもよい。加えて、ASICは、ユーザ端末の中に存在してもよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、個別の構成要素としてユーザ端末の中に存在してもよい。加えて、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして存在してもよい。
1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せに実装され得る。各機能は、ソフトウェアに実装される場合、1つもしくは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、通常、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上述したものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲の中に含められるべきである。
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義されるような、説明した態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、説明した態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または特許請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。加えて、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段に記載されていない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用され得る。
100 ワイヤレス通信システム
102 ユーザ機器(UE)
104 送信コントローラ構成要素
106 アップリンク(UL)信号、信号
110 サービングセル
111 スケジュールされたフロー
112 スケジュールされたモード、スケジューリングモード
113 既定の基準、記憶された基準
114 受信済みスケジューリングサービング許可、スケジューリングサービング許可
115 割り振られたリソース
118 生成されたシグナリング無線ベアラ(SRB)パケット
120 非サービングセル
122 非サービングセル
124 SRB生成器構成要素
125 媒体アクセス制御(MAC)プロトコルレイヤエンティティ
126 許可判断器構成要素
128 呼確立構成要素
130 許可調整コマンド
132 許可オーバーライド構成要素
134 スケジューリング情報(SI)判断器構成要素
136 SIデータ
138 待機期間判断器構成要素
140 スケジューリングサービング許可受信構成要素
142 送信機構成要素
200 方法
300 方法
400 方法
500 装置
502 バス
504 プロセッサ
506 コンピュータ可読媒体
508 バスインターフェース
510 トランシーバ
512 ユーザインターフェース
514 処理システム
600 システム
610 論理グルーピング
611 電気的構成要素
612 電気的構成要素
613 電気的構成要素
614 電気的構成要素
620 メモリ
700 UMTSシステム
702 UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)
704 コアネットワーク(CN)
706 RNC、無線ネットワークコントローラ
707 RNS
708 Node B
710 ユーザ機器(UE)
711 汎用加入者識別モジュール(USIM)
712 MSC
714 GMSC
715 ホームロケーションレジスタ(HLR)
716 回線交換ネットワーク
718 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
720 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
722 パケットベースネットワーク
800 アクセスネットワーク
802 セル
804 セル、ソースセル
806 セル
812 アンテナグループ
814 アンテナグループ
816 アンテナグループ
818 アンテナグループ
820 アンテナグループ
822 アンテナグループ
824 アンテナグループ
826 アンテナグループ
828 アンテナグループ
830 UE
832 UE
834 UE
836 UE
838 UE
840 UE
842 Node B
844 Node B
846 Node B
900 無線プロトコルアーキテクチャ、アーキテクチャ
902 ユーザプレーン
904 制御プレーン
906 レイヤ1
907 物理レイヤ
908 レイヤ2(L2レイヤ)
909 MACサブレイヤ
910 レイヤ3(L3レイヤ)
911 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
913 PDCPサブレイヤ
915 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
1010 Node B
1012 データソース
1020 送信プロセッサ
1030 送信フレームプロセッサ
1032 送信機
1034 アンテナ
1035 受信機
1036 受信フレームプロセッサ
1038 受信プロセッサ
1039 データシンク
1040 コントローラ/プロセッサ
1042 メモリ
1044 チャネルプロセッサ
1046 スケジューラ/プロセッサ
1050 UE
1052 アンテナ
1054 受信機
1056 送信機
1060 受信フレームプロセッサ
1070 受信プロセッサ
1072 データシンク
1078 データソース
1080 送信プロセッサ
1082 送信フレームプロセッサ
1090 コントローラ/プロセッサ
1092 メモリ
1094 チャネルプロセッサ

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信の方法であって、
    シグナリング情報を含むシグナリング無線ベアラ(SRB)パケットを生成するステップであって、前記SRBパケットが、受信済みスケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、ステップと、
    前記受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、前記SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するステップと、
    前記SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、前記受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするステップと、
    前記チャネル上で前記SRBパケットの少なくとも一部を送信するステップと
    を含む方法。
  2. 追加のスケジューリングサービング許可が必要であるかどうかを示すスケジューリング情報(SI)メッセージを送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SIメッセージの前記送信は、前記SRBパケットの少なくとも前記一部が送信されるのと同じ送信時間間隔(TTI)に前記SIメッセージを送信するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記SIメッセージの前記送信は、前記SRBパケットの少なくとも前記一部が送信される前記TTIに対する後続のTTIに前記SIメッセージを送信するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記SRBパケットを前記生成するステップは、複数のSRBパケットを生成するステップをさらに含み、前記SRBパケットの少なくとも一部を前記送信するステップは、前記チャネル上で前記複数のSRBパケットを送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のSRBパケットを送信するステップは、
    第1のTTIに前記複数のSRBパケットの第1のものを送信するステップと、
    前記第1のTTIの後、前記複数のSRBパケットのうちの第2のものの送信を実行するために1つまたは複数のTTIに待機するステップと、
    前記1つまたは複数のTTIに待機した後、第2のTTIに前記複数のSRBパケットのうちの前記第2のものを送信するステップと
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. いくつかのスケジューリングサービング許可ダウンコマンドを受信するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のスケジューリングサービング許可ダウンコマンドは、非サービングセルから受信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のTTIの後、送信を実行するために1つまたは複数のTTIに前記待機するステップは、前記いくつかのスケジューリングサービング許可ダウンコマンドを受信したことに応答したものである、請求項7に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数のスケジューリングサービング許可ダウンコマンドは、前記受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られた前記リソースを低減する、請求項7に記載の方法。
  11. 前記スケジューリングサービング許可を受信する前に呼設定を開始するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記呼設定中に前記スケジューリングサービング許可を受信するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記チャネルは、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルを含み、前記チャネル上で前記SRBパケットの少なくとも一部を送信するステップは、前記1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルに対応する1つまたは複数のスケジュールされたフローに前記SRBパケットの少なくとも前記一部をマッピングするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記1つまたは複数のスケジュールされたフローは、1つまたは複数の専用媒体アクセス制御(MAC-d)フローを含む、請求項13に記載の方法。
  15. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、
    シグナリング情報を含むシグナリング無線ベアラ(SRB)パケットを生成するようにコンピュータによって実行可能なコードであって、前記SRBパケットが、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、コードと、
    前記受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、前記SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するように前記コンピュータによって実行可能なコードと、
    前記SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、前記受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするように前記コンピュータによって実行可能なコードと、
    前記チャネル上で前記SRBパケットの少なくとも一部を送信するように前記コンピュータによって実行可能なコードと
    を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  16. ワイヤレス通信のための装置であって、
    シグナリング情報を含むシグナリング無線ベアラ(SRB)パケットを生成するための手段であって、前記SRBパケットが、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、手段と、
    前記受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、前記SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するための手段と、
    前記SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、前記受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするための手段と、
    前記チャネル上で前記SRBパケットの少なくとも一部を送信するための手段と
    を含む装置。
  17. ワイヤレス通信のための装置であって、
    シグナリング情報を含むシグナリング無線ベアラ(SRB)パケットを生成するように構成されたSRB生成器構成要素であって、前記SRBパケットが、スケジューリングサービング許可に従ってチャネル上で送信されるように構成された、SRB生成器構成要素と、
    前記受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られたリソースに基づいて、前記SRBパケットが送信されることが不可能であるかどうかを判断するように構成された許可判断器構成要素と、
    前記SRBパケットが送信されることが不可能であると判断したことに応答して、前記受信済みスケジューリングサービング許可を無効にするように構成された許可オーバーライド構成要素と、
    前記チャネル上で前記SRBパケットの少なくとも一部を送信するように構成された送信機構成要素と
    を含む装置。
  18. 前記送信機構成要素は、追加のスケジューリングサービング許可が必要であるかどうかを示すスケジューリング情報(SI)メッセージを送信するようにさらに構成される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記送信機構成要素は、前記SRBパケットの少なくとも前記一部と同じ送信時間間隔(TTI)に前記SIメッセージを送信するようにさらに構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記送信機構成要素は、前記SRBパケットの少なくとも前記一部に対する後続のTTIに前記SIメッセージを送信するようにさらに構成される、請求項18に記載の装置。
  21. 前記SRB生成器構成要素は、複数のSRBパケットを生成するようにさらに構成され、前記送信機構成要素は、前記チャネル上で前記複数のSRBパケットを送信するようにさらに構成される、請求項17に記載の装置。
  22. 前記送信機構成要素は、
    第1のTTIに前記複数のSRBパケットの第1のものを送信し、
    前記第1のTTIの後、前記複数のSRBパケットのうちの第2のものの送信を実行するために1つまたは複数のTTIに待機し、
    前記1つまたは複数のTTIに待機した後、第2のTTIに前記複数のSRBパケットのうちの前記第2のものを送信する
    ようにさらに構成される、請求項21に記載の装置。
  23. いくつかのスケジューリングサービング許可ダウンコマンドを受信するように構成されたスケジューリングサービング許可受信構成要素をさらに含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記スケジューリングサービング許可受信構成要素は、非サービングセルから前記1つまたは複数のスケジューリングサービング許可ダウンコマンドを受信するようにさらに構成される、請求項23に記載の装置。
  25. 前記送信機構成要素は、前記スケジューリングサービング許可受信構成要素が前記いくつかのスケジューリングサービング許可ダウンコマンドを受信したことに応答して、前記1つまたは複数のTTIに待機するようにさらに構成される、請求項23に記載の装置。
  26. 前記1つまたは複数のスケジューリングサービング許可ダウンコマンドは、前記受信済みスケジューリングサービング許可によって割り振られた前記リソースを低減する、請求項23に記載の装置。
  27. 呼設定を開始するように構成された呼設定構成要素をさらに含む、請求項17に記載の装置。
  28. 前記スケジューリングサービング許可受信構成要素は、前記呼設定中に前記スケジューリングサービング許可を受信するようにさらに構成される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記チャネルは、1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルを含み、前記送信機構成要素は、前記1つまたは複数のトランスポート/物理チャネルに対応する1つまたは複数のスケジュールされたフローに前記SRBパケットの少なくとも前記一部をマッピングするようにさらに構成される、請求項17に記載の装置。
  30. 前記1つまたは複数のスケジュールされたフローは、1つまたは複数の専用媒体アクセス制御(MAC-d)フローを含む、請求項29に記載の装置。
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