JP2016528436A - 流れ渦スポイラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 タービンエンジンの渦スワールを抑制するための装置及び方法を提供する。【解決手段】 流れ渦スポイラ(100)はオイルサンプ(32)を含み、加圧空気流(90)は、サンプ加圧キャビティ(71)を通ってオイルサンプの周りを移動し、キャビティは入口(73)を有し、円周プレート(101)は、加圧キャビティの一部を横切って入口の近くに配置される。円周プレートは、サンプ加圧キャビティの入口に配置される。円周プレートは、狭い間隔で配置された複数の開口(104)を有する。加圧空気は、半径方向成分(91)及び接線方向成分(93)を有し、円周プレート及び狭い間隔で配置された複数の開口は、加圧空気の接線方向成分を実質的に低減し、さらに渦スポイラは、加圧キャビティ内での過剰な圧力変化を阻止しかつオイルサンプの近くのシール(68、70)におけるオイル漏洩を阻止する。【選択図】 図1

Description

本実施形態は、一般に、タービンエンジンの渦スワールを抑制するための装置及び方法に関する。より具体的には、限定されるものではないが、本実施形態は、タービンエンジン内のオイルサンプの周りに広がるサンプ加圧キャビティにおける渦スワールを抑制する流れ渦スポイラに関する。
ガスタービンエンジンにおいて、空気は、圧縮機で加圧され、燃焼器で燃料と混合されて高温燃焼ガスを発生するようになっており、この高温燃焼ガスは1又は2以上のタービン段を通って下流に流れる。これらのタービン段は、燃焼ガスからエネルギを抽出する。高圧タービンは、第1段ステータノズルと、ディスク及び複数のタービンブレードを含むロータ組立体とを含む。高圧タービンは、最初に燃焼器から高温燃焼ガスを受け入れ、燃焼ガスを、高圧タービンの第1のロータディスクから半径方向外向きに延びるロータブレード列を通って下流に向ける第1段ステータノズルを含む。2段タービンにおいて、第2段ステータノズルは、第1段ブレードの下流に配置され、同様に第2のロータディスクから半径方向外向きに延びる第2段タービンブレード列が続く。ステータノズルは、隣接する下流タービンブレードでの抽出を最大化する方法で高温燃焼ガスを転向させる。
第1及び第2のロータディスクは、作動時に圧縮機に動力を供給するために対応する高圧シャフトによって高圧圧縮機に連結される。ノズルは、各回転ブレードの間でエンジン軸方向に間隔を置いて設けられた一般にベーンと呼ばれる静止翼形部を含む。多段低圧タービンは、多段高圧タービンの後に続き、典型的に第2の低圧シャフトによって圧縮機の上流に配置されたファンに連結される。第2の低圧シャフトは、第1の高圧シャフトに結合することができる。
燃焼ガスはタービン段を通って下流に流れる際にエネルギが抽出され、燃焼ガスの圧力が低下する。燃焼ガスは、圧縮機に動力を供給するために、並びに発電及び船舶用途でタービン出力シャフトに動力を供給するために使用され、又は航空機用途で推力を提供するために使用される。このようにして、燃料エネルギは、回転シャフトの機械エネルギに変換され、圧縮機に動力を供給してプロセスを継続するのに必要な圧縮空気を供給する。
タービンエンジンの回転時において、エンジン内を移動する空気の渦スワールを最小にするか又は除去することが望ましい場合がある。空気は、エンジン内の場所によって決まる流れを構成する種々のベクトル成分を有することができる。例えば、半径方向に移動する空気は、エンジン内の構成要素の回転に起因して、接線成分を有することができる。この接線成分は渦又はスワールをもたらす。さもなければ、非旋回流体流れにおいて、これらの渦流の生成は、著しい圧力降下又は圧力上昇を引き起こす場合があり、極めて望ましくない。
オイルサンプとの関連において、サンプの内部から外部へのオイル漏洩を阻止するために最小圧力差を利用する。例えば、サンプの周りを移動する加圧空気は、シールの外側に圧力を加え、サンプ内部からのシールを横切るオイル漏洩を阻止する。サンプの周りの圧力差が非常に高く、つまり圧力の降下又は上昇が非常に大きく、1つのシールの外側に圧力が他の1又は複数のシールの外側の圧力に比べて非常に低い場合、シールのオイル漏洩阻止特性が損なわれる可能性がある。本開示に用いる場合、「サンプの周りの圧力差」は、個々のサンプに関する全てのオイルシールの乾燥側の空気圧力の最大差圧を指す。従って、サンプの周りを移動する加圧空気の渦流は、サンプの周りで所望の圧力差を維持する性能に悪影響を及ぼす場合がある。
前述から分かるように、オイルサンプの周りの圧力差の量を制限するニーズがある。加えて、望ましくない圧力変化及びこれに関連する問題を引き起こす場合がある流路内の渦の作用を制限するニーズがある。
本明細書で挙げられた何れかの引例及びその何らかの説明又は検討を含む、本明細書のこの背景技術の段落において含まれる情報は、技術的な参照の目的で含められ、本発明の範囲が制限されることになる主題とみなすべきではない。
米国特許公開番号2006/123795明細書
本実施形態は、オイルサンプ及び渦持ち込みに起因するオイルシール上流の圧力上昇の阻止に関する。加圧空気流は、流れ渦スポイラを通って送られて、渦流の接線方向成分を除外されなかった場合は実質的に低減させることで渦スワールの量を減少させるようになっている。渦スポイラは、離間配列で配置された相隔たる複数の開口を有する概して円周プレートである。加圧空気流が各開口を通過する際に、流れの接線方向成分は、開口の壁に衝突するので、流れの接線方向成分が低減して、結果的に単なる半径方向の流れ方向がもたらされる。加えて、渦スポイラの特性によって過剰な圧力損失も制御される。
いくつかの実施形態では、流れ渦スポイラは、オイルサンプを備え、オイルサンプの周りの加圧空気流はサンプ加圧キャビティを通り、キャビティは入口を有し、円周プレートは、加圧キャビティの一部を横切って入口の近くに配置される。円周プレートは、サンプ加圧キャビティへの入口に配置される。円周プレートは、狭い間隔で配置された複数の開口を有する。加圧空気は、半径方向成分及び接線方向成分を有し、円周プレート及び狭い間隔で配置された複数の開口は、加圧空気の接線方向成分を実質的に低減し、さらに渦スポイラは、加圧キャビティ内での過剰な圧力変化を阻止し、第1の位置及び第2の位置でのオイルサンプの近くの前方及び後方サンプシールにおけるオイル漏洩を阻止する。
この発明の概要は、発明を実施するための形態において以下で更に説明される概念の中から選択された内容を簡易的な形態で紹介するために提供される。本概要は、請求項に記載された主題の主要な特徴又は基本的特徴を確認することを意図しておらず、更に、請求項に記載された主題の範囲を限定するのに使用されるものでもない。上記で概説した特徴の全ては、単に例証として理解すべきであり、本発明のより多くの特徴及び対象物が、本明細書の開示から得ることができる。従って、この発明の概要の非限定的な解釈は、本明細書、請求項、これらと共に含まれる図面全体をより詳細に読むことなく理解されるはずである。本発明の特徴、詳細事項、有用性、及び利点の更に広範囲の表現は、本発明の種々の実施形態に関する以下の明細書において提供され、添付図面において例示され、添付の特許請求の範囲において定義される。
本発明の上述した及び他の特徴及び利点、並びにこれらを実現する方法は、添付図面と共に以下の実施形態の説明を参照することによって明らかになり、流れ渦スポイラがより良好に理解されるであろう。
ガスタービンエンジンの断面図。 タービン内部のオイルサンプ及び加圧キャビティの側面図。 例示的な流れ渦スポイラを含む加圧キャビティの入口領域の詳細な側断面図。 例示的な流れ渦スポイラの等角図。 流れ渦スポイラの一部の上面図。 加圧空気を各成分で示した直径に対する長さの概略図。
次に、その1つ又はそれ以上の実施例を図面に示している実施形態について詳細に説明する。各実施例は、開示される実施形態の限定ではなく、例証として提供される。実際に、本発明の範囲又は技術的思想から逸脱することなく、修正形態及び変形形態を本実施形態において実施できることは、当業者であれば理解されるであろう。例えば、1つの実施形態の一部として例示され又は説明される特徴は、別の実施形態と共に使用して更に別の実施形態を得ることができる。従って、本発明は、このような修正形態及び変形形態を添付の請求項及びその均等物の範囲内にあるものとして保護することが意図される。
本明細書に使用され、他の箇所に関連して特に言及されない場合、用語「軸方向」又は「軸方向に」とは、エンジンの長手方向軸線に沿った寸法を意味する。「軸方向」及び「軸方向に」と併せて使用される用語「前方」とは、エンジン軸に平行な方向でエンジン入口の近くに移動していることを意味する。「軸方向」及び「軸方向に」と併せて使用される用語「後方」とは、エンジン軸に平行な方向でエンジン出口の近くに移動していることを意味する。本明細書で使用される用語「半径方向」及び「半径方向に」とは、エンジンの長手方向軸線とエンジン外周との間に延びる寸法を意味する。
全ての方向性の言及(例えば、半径方向、軸方向、近位、遠位、上側、下側、上向き、下向き、左、右、横、前、後、上部、底部、上方、下方、垂直、水平、時計回り、反時計回り、正接、円周)は、読み手の本発明の理解を助けるために識別の目的で使用しているに過ぎず、特に位置、向き、又は本発明の用途に関して限定するものではない。接続に関する言及(例えば、取り付け、結合、接続、及び接合)は、広義に解釈すべきであり、別途指示されていない限り、一群の要素間の中間部材及び要素間の相対移動を含むことができる。従って、接続に関する言及は、必ずしも2つの要素が互いに固定関係で直接接続されることを示唆するものではない。例示的な図面は、単に例証の目的のものであり、本明細書に添付される図面中に示されている寸法、位置、順序及び相対サイズは変えることができる。
図1−6を参照すると、種々の実施形態は、オイルサンプを横切る最小圧力差を維持する流れ渦スポイラの装置及び方法を表す。本実施形態は、例えば、航空、発電、工業、又は船舶用途といった、燃焼器が燃料を燃やして高圧タービンに高温燃焼ガスを吐出するガスタービンエンジンに適用される。本構造及び方法は、高速タービンシャフトに関するオイルサンプを横切る圧力をバランスさせることを助け、特に、オイルサンプに関するオイルシール上流の空気の渦の持ち込みに起因する圧力上昇を制限するが、著しい圧力損失を阻止する。本開示は、通気又非通気オイルサンプ構成に適用できる。図示の特定の実施形態は、サンプ加圧キャビティの内部の渦スワールを低減するが、さもなければ、一方のシールの他方のシールに対する静圧が高くなる。その結果、オイルシールでのオイル漏洩が減る。
最初に図1を参照すると、エンジン入口端部12、高圧圧縮機14、燃焼器16、及び多段高圧タービン18を有するガスタービンエンジン10の概略側断面図が示されている。ガスタービンエンジン10は、航空、発電、工業、又は船舶等に利用することができる。ガスタービンエンジン10はエンジン軸26に関して軸対称であり、各構成要素はエンジン軸の周りを回転する。用途に応じて、エンジン入口端部12にファン15を設けることができ、これに低圧圧縮機17及び高圧圧縮機14が続く。作動時、空気は、ガスタービンエンジン10のエンジン入口端部12を通って流入し、少なくとも1つの圧縮段を通って移動し、空気圧力が増大されて燃焼器16に案内される。圧縮空気は、燃料と混合されて燃焼して高温燃焼ガスをもたらし、この燃焼ガスは高圧タービン18に向かって流出する。高圧タービン18において、高温燃焼ガスからエネルギが抽出されて、タービンブレード及び高圧タービンシャフト24を回転させる。高圧タービンシャフト24は、ガスタービンエンジン10の前方に延びて高圧圧縮機14を回転させる。
第2の低圧タービンシャフト28は、低圧タービン21に結合し、中空の高圧タービンシャフト24を貫通して、高圧タービンシャフト24とは無関係に回転することができる。低圧タービンシャフト28は、低圧タービン21から低圧圧縮機17まで延びて、ガスタービンエンジン10の構成要素を作動させる。軸対称シャフト24、28は、前端と後端との間でガスタービンエンジン10を貫通して延びかつシャフト構造体の長さに沿ってベアリング支持される。作動時、シャフト24、28は、シャフトに結合されたタービン18、21の回転組立体等の他の構造体と一緒に回転して、発電及び工業又は航空分野で使用される種々の形式のガスタービンエンジンの出力を生成するようになっている。
ベアリングは、オイルサンプ内で機能して高速回転時に各部品を冷却する。回転部品及びその周りの流体漏洩によって著しく燃料消費量が増え、エンジン効率が低下し、さらにガスタービンエンジン10に関する望ましくない作動パラメータにつながる場合がある。加えて、タービン及び圧縮機吐出領域内の燃焼ガスといった高圧ガスは高圧領域から低圧領域に漏洩する場合があり、この漏洩を制御することが好ましい。このような漏洩の制御又は阻止は、例えば、異なる圧力の各領域の間に設けられたラビリンスシール及びブラシシールを含む種々の方法で行われる。しかしながら、経時的に、高圧及び高温領域に曝されるとシールの有効性が損なわれる可能性がある。
ガスタービンエンジンにおいて、1又は2以上の回転部品を含むことができる容積部を隔絶することが必要とされるか又は望まれる場合が多く、その目的は、オイル等の流体を閉じ込めて、この流体が隣接する領域に流入するか又はこの容積部から流出するのを防ぐことにある。例えば、ガスタービンエンジンにおいて、シャフトベアリングに関連する液体潤滑剤を、ベアリングを囲む容積部、例えばサンプに閉じ込めてサンプから流体量又はオイル量が漏洩するのを防ぐ必要がある。オイルサンプ構造体において、加圧空気が利用され、加圧空気は、シールを加圧して漏洩を阻止すると共にオイル又は作動構成要素を冷却するためにサンプ領域の周り又はその中を通過する。
通気又は非通気オイルサンプは、ラビリンスタイプ、カーボンタイプ、又は他のタイプを含む複数のオイルシールを有し、サンプの周り及び各オイルシール間の最小圧力差に依存して漏洩を阻止する。サンプの周りの圧力差が大きすぎる場合、ここで、前記で定義したように「サンプの周りの圧力差」は、個々のサンプの全てのオイルシールのドライ側での空気圧力の最大差を意味し、シールは適切に機能せず望ましくない。
ここで図2を参照すると、例示的なオイルサンプ32の側面図が示されている。ガスタービンエンジン10の後方領域には、半径方向内側つまり低圧タービンシャフト28、及び半径方向外側シャフトつまり高圧タービンシャフト24の回転を可能にするベアリングを提供する、1又は2以上のサンプを配置することができる。高圧タービンシャフト24は、高圧タービン18と高圧圧縮機14(図1)を相互接続するが、内側低圧シャフト28は、低圧圧縮機17(図1)と低圧タービン21(図1)を相互接続する。ガスタービンエンジン10の作動時、両シャフト24、28は互いに異なる速度で回転することになる。さらに、両シャフト24、28は、同じ方向又は異なる方向に回転することができる。
図面の左側では、高圧タービン18は、中心線エンジン軸26の周りに延びると共にその周りを回転する高圧タービンシャフト24に結合したロータ組立体22で表されている。また、高圧タービンシャフト24の半径方向下部には低圧タービンシャフト28が示されており、同様にエンジン軸26の周りを回転するようになっている。
ロータ組立体22の軸方向後方には、オイルサンプハウジングがあり、これは複数の構造部材34、36、38、40、42、44及び66で規定される。これらの部材は概してオイルサンプ32を規定し、オイル容積部が収容され、サンプ加圧キャビティ71は、加圧流路72、46及び62を備える。加圧流路72、46、及び62は、オイルサンプ32の周りの加圧空気流90のための経路に相当する。図示の実施形態において、オイルサンプ32は、高圧タービンシャフト24の上側に設けられ、オイルは、少なくとも1つのシャフトベアリング組立体80の冷却及び潤滑のためにオイルサンプ32の内部に貯蔵される。オイルサンプ32の周りにはサンプ加圧キャビティ71が広がっており、サンプ加圧キャビティ71は、オイルサンプ32を囲む加圧流路72、46及び62で定められ、この中を通って加圧空気流90がサンプシール68、70に供給される。構造部材38には、下面に沿って配置された摩擦ストリップ52を有するサンプ前方空気シールランド50が従属する。サンプ前方空気ラビリンスシール54は、サンプ前方空気シールランド50の真下で摩擦ストリップ52に係合する。ラビリンスシール54は、半径方向上向きに延びて摩擦ストリップ52と係合してシールをもたらす複数のシール歯を含む。低圧経路58は、ラビリンスシール54の軸方向後方でアーム56に沿って半径方向内向きに延びる。
ウィンデージシールド60の軸方向後方にはバイパス加圧流路62がある。ウィンデージシールド60の真下には、単一歯シール又は加圧歯64がある。加圧歯64は、低圧経路58に対するシールを形成し、強制渦が引き起こされる低圧経路58内の空気が加圧歯64の後方側の圧力を低下させるのを阻止する。加圧歯64の後方には例えばラビリンスシールであるサンプシール68があり、これは、オイルサンプ32の前方シールを定める。例えばカーボンシールである後方サンプシール70は、オイルサンプ32の反対側のシールを定める。オイルサンプ32の内部には、例えばローラーベアリング組立体であるベアリング組立体80がある。
加圧歯64は、ウィンデージシールド60の前方側の渦に関連する圧力降下が加圧歯64の後方側の圧力に影響するのを制限する。これは、加圧空気流90が回転ラビリンスシール54及びアーム56の近くを移動する場合、加圧流路62の下流のより規制された圧力損失につながる。
空気渦は、内半径よりも外半径において高い圧力を呈することになるので、空気流は、渦を通って小さな半径から大きな半径に流れる場合には圧力が上昇し、渦を通って大きな半径から小さな半径に流れる場合には圧力が降下することになる。
図面に示すように、加圧空気流90は、オイルサンプ32後方の加圧流路72において半径方向上向きにサンプ加圧キャビティ71の中に移動する。加圧空気流90は、加圧流路72を通りかつ構造部材40の開口を通って上向きに移動し、説明目的で、ガスタービンエンジン10の軸方向に対して前方に向きを変え、加圧流路46を通る。構造部材42において、加圧空気流90は、構造部材66を通過して、ウィンデージシールド60の後方側に沿って延びるバイパス加圧流路62を通って下向きに移動する。その結果、低圧経路58内の回転によって引き起こされた渦は、ウィンデージシールド60によって、バイパス加圧流路62を通って移動する加圧空気流90から実質的に分離される。
図面に示すように、後方サンプシール70の近くの圧力と前方サンプシール68の圧力がほぼ等しいこと、又は前方サンプシール68の圧力が後方サンプシール70の圧力よりも僅かに低いことが望ましい。前方サンプシール68において後方に移動する加圧空気流90は、オイルが後方から前方方向にオイルサンプ32から出て行くのを妨げる障壁をもたらす。前方サンプシール68の近くには阻止歯シール74がある。これは2つの機能をもたらす。第1に、前方サンプシール68は、オイルが後方から前方方向に漏洩するのを阻止する。第2に、前方サンプシール68は、阻止歯シール74の先端上に高速空気インパルスをもたらし、オイルが前方サンプシール68の前方で漏洩するのをさらに阻止する。当該渦スポイラ100の実装前の渦の持ち込みに起因する場合のように、加圧流路72の圧力が高くなると、下流シール74、68での圧力が上流の後方サンプシール70での圧力よりも高くなる可能性があり、これによりオイルがオイルサンプ32から後方サンプシール70を横切って漏洩する場合がある。従って、本実施形態の目的は、サンプ32を横切る圧力差を最小にして、後方サンプシール70での圧力が前方サンプシール68での圧力よりも僅かに大きくなることを保証して、結果的に適切なシール性能を保証しかつシール68、70を横切ってオイルサンプ32から漏洩するのを阻止することにある。
図2を参照すると、加圧空気流90が低圧タービンシャフト領域28からサンプ加圧キャビティ71に半径方向に移動する場合、加圧空気流90は、低圧タービンシャフト28及び高圧タービンシャフト24の後方を通ってオイルサンプ32の周りを半径方向に移動するように示されている。低圧タービンシャフト28を通る流れ、及び高圧タービンシャフト24に取り付けられた構成要素の高速回転による摩擦に起因して、加圧空気流90は、速度の半径方向成分及び速度の接線方向成分の両方を有する。特にアイドル速度といった低速時に、しかしながら同様に高速時に、接線方向成分は、オイルサンプ32の周りで加圧空気流90が通過するサンプ加圧キャビティ71内に渦又はスワールを引き起こす。このような渦は、加圧空気流90の圧力の増大又は上昇をもたらし、このような圧力上昇は、アイドル速度等のエンジン低速時により問題になる可能性がある。サンプ加圧キャビティ71の過剰な圧力上昇に関して、このような圧力上昇の結果は、シール68、74に見ることができる。これらのシール68、74の図示の実施形態の前方から後方の軸方向に作用する圧力が、後方サンプシール70での圧力よりも高くなった場合、オイルサンプ32の内部の圧力により、オイルがオイルサンプ32から前方から後方の軸方向に後方サンプシール70を横切って漏洩する場合があり、これは極めて好ましくない。従って、図示の実施形態によれば、サンプ加圧キャビティ71内のこの圧力上昇を低減して、後方サンプシール70の反対の加圧を阻止して後方サンプシール70を横切って前方から後方方向へのオイルの漏洩を阻止することが好ましい。加えて、図示の実施形態において、渦圧力上昇の低減は、シール68、74上の圧力が後方サンプシール70上の圧力に対して非常に低くなるように過剰に制限されない。この場合、サンプ32内の圧力によって、オイルはサンプ32の内部から前方サンプシール68を横切って後方から前方方向に漏洩する可能性がある。
非通気サンプの内圧は、非常に低流量なので前方サンプシール68で観察される圧力に実質的に等しく、結果として前方サンプシール68を横切る圧力降下が小さい。前方サンプシール68は適切な圧力に維持され、オイルサンプ32からのオイルが前方サンプシール68を通って前方に移動して漏洩するのを阻止するようになっており、さらにオイルサンプ32の内圧がサンプの後方側の後方サンプシール70で観察される圧力よりも高くならないようにして、オイルがこの後方サンプシール70を横切って前方から後方へ漏洩するのを防ぐようになっている。
加圧空気流90の渦に起因するオイルサンプ32の周りの圧力上昇を制限するために、サンプ加圧キャビティ71の入口73の近くに渦スポイラ100が設けられる。渦スポイラ100は、少なくとも2つの機能を果たす。第1に、サンプ加圧キャビティ71を移動する渦の持ち込みを低減することで過剰な圧力上昇が阻止される。第2に、渦スポイラ100は、この渦スポイラ100の複数の開口を通る十分な総流れ面積を組み入れることで、後方サンプシール70の下流の過剰な圧力損失を阻止するようにも機能する。加圧空気流90の総流量は。渦スポイラ100を横切る実質的な圧力降下を引き起こさないことが望ましい場合もある。従って、圧力損失は所定の流量に対して最小になる。スポイラ構成に関して、開口104を最大化することで、圧力降下が非常に少なくなり、渦スポイラ100を通る流量が最大になる。渦スポイラ100は、エンジン軸26の周りで円周方向に広がり、サンプ加圧キャビティ71に入る加圧空気流90の接線方向成分が除去されるか又は相当低減されるので、渦流が最小になりかつシール74、68に向かうサンプの前方端での圧力上昇が制限される。概して、渦スポイラ100は、円周プレート101(図3)によって形成され、円周プレート101は、第1の面102(図3)、第2の面103(図4)、及び各面102、103の間で離間パターンに配列された複数の開口を有する。概して、多数の開口104は、大きな圧力損失をもたらすことなく空気の接線流を低減するが半径方向の流れを可能にする特定の特性を備えたスクリーンを規定する。この渦スポイラ100は、加圧空気流90の接線方向成分を低減してサンプ加圧キャビティ71の内部の渦又はスワールを減らす。渦スポイラ100は、流れの半径方向成分が外向きであるか内向きであるかに関わらず、空気の接線方向成分を低減するために効果的に利用することができる。
ここで図3を参照すると、流れ渦スポイラ100を含む、サンプ加圧キャビティ71への入口の詳細な側面図が示されている。加圧空気流90は、オイルサンプ32と、前方オイルサンプ32の後方に配置された第2のオイルサンプ132との間で半径方向に移動する。渦スポイラ100は、複数の開口104を有する表面102によって規定され、半径方向の加圧空気流路90を横切って配置される。加圧空気流90が半径方向に移動する際に、渦又はスワールを引き起こす流れ接線方向成分は、このような加圧空気流90を開口104の側壁に係合させることで除去される。一旦、加圧空気流90が渦スポイラ100を通過すると、前方向及び後方向の何れかの方向に又は両方向に向きを変えるまで、流れは半径方向のままとなる。渦スポイラ100は、断面が円形でありかつ軸方向に延び、渦スポイラ100の表面102は、エンジン軸26(図2)に対して略平行である。
渦スポイラ100の前方及び後方にはカーボンシール取付け構造体82、84がある。取付け構造体82、84の下には後方サンプシール70、170が設けられている。渦スポイラ100は、図示のように後方サンプシール70、170の一方又は両方と一体化することができるが、これは限定ではないので必須と見なされない。しかしながら、例えば、製造コスト又はプロセスは、渦スポイラ100を1又は2以上の隣接する構成要素と一体化することで改善される。
渦スポイラ100は、流れが開口104を定める側壁に係合することなくこの開口104を通過できないように機能する。加圧空気流90の接線方向成分は、渦スポイラ100を横切る最小圧力降下でもって低減される。
ここで図4を参照すると、渦スポイラ100の等角図が示されている。渦スポイラ100は、略円形形状であり、内部に複数の開口を有する表面102、103で規定される。円形断面は、単一部品で形成すること、又は渦スポイラ100の周囲を定める複数のセグメントで形成することができる。渦スポイラ100は、第1の端部108及び第2の端部110を含む。第1の端部108は、フレーム構造体の棚部106でシールされる。棚部106は、半径方向に延びる壁及び軸方向に延びる壁で定めることができる。本実施形態では、渦スポイラ100の後方端は棚部106に配置され、反対側の第2の端部110で拘束されるか、もしくは図示のように他の構造体に結合されるか、又はその両方とすることができる。例えば、指部98は垂下してスポイラの第2の端部110に係合し、渦スポイラ100及びこのスポイラが結合するシール70の移動を制限する。加えて、本実施形態では、後方サンプシール70は、渦スポイラ100に結合されるが、このことは限定ではなく必須ではない。後方の第1の端部108と隣接する棚部106の平行な壁との間の隙間、及び半径方向内側表面103と棚部106の平行な表面との間の隙間は、組み立て及び他の設計検討に従って可能な限り最小にされ、スポイラ開口104を迂回する流れをできるだけ制限するようになっている。
各開口104は軸112(図5、6)を備え、本実施形態では、軸112は、エンジン軸26に対して半径方向に延びる。しかしながら、いくつかの実施形態では、軸112は、半径方向に延びること及び/又は完全な半径方向に対してある角度をもつことができる。加えて、いくつかの実施形態において、図示の実施形態では端部110と端部108との間で実質的に直線状の第1の表面102で表されるが、表面102は、複数の直線状セグメントで定めることができ、この直線状セグメントは、エンジンの軸方向に対してある角度をなすことができ、又は第1の端部108と第2の端部110との間で曲線をなすことができる。
ここで図5を参照すると、スクリーン又は流れ渦スポイラ100の一部の上面図が示されている。表面102は、後端での第1の端部108、及び渦スポイラ100の軸端での第2の端部110を含む。さらに、渦スポイラ100は、表面102に設けられた複数の開口104を含む。開口104は、予め定められたパターンで配置され、近接して配置されてプレート中に最大数の開口をもたらし、渦スポイラ100を通過する流れを著しく妨げない又は後方サンプシール70(図2)において著しい圧力損失をもたらさない構造を可能にする。本実施形態では、開口104は複数の横列118及び縦列116で配置され、各開口104は、軸方向に移動する場合、円周方向でオフセットしている。もしくは、開口104は種々の方法で配置することができる。各開口104は、隣接する横列118及び縦列116の各開口から約0度と90度との間で相隔たることができる。本実施形態では60度のパターンを利用しており、各開口の中心が隣接する横列118及び縦列116の隣接する各開口に対して60度の角度で配置されることが意図される。用語「横列(row)」は、本図面に関して水平方向又はエンジン軸方向で規定され、用語「縦列(column)」は、図示された本実施形態のエンジン円周方向で規定される。換言すると、開口104は、特定の円周方向の位置において、軸方向に移動すると、互い千鳥配置又はオフセットされる。開口104の数及び配置は、シール68とシール70(図2)の間に僅かな差圧が生じるように調整可能である。各開口104の間隔は同じとすること又はランダムとすることができる。説明されるパターンは、他のパターンとは変えること又は自由なパターンとすることができる。渦スポイラ100及び開口104の目的は、加圧空気流90の接線方向成分が渦スポイラ100を横切る大きな圧力降下を引き起こすのを低減すること又は無くすことにある。1又は2以上のタブ114は、1又は2以上の端部に沿って配置することができ、隣接する構成要素に対して渦スポイラ100が移動及び/又は回転するのを防止するようになっている。しかしながら、他の特徴部を利用することができ、図示の実施形態に限定されると考えるべきではない。
さらに図5と追加的に図6を参照すると、開口104の概略図が示されており、例示的な加圧空気流90が半径方向成分及び接線方向成分に分解されて示されている。ベクトル90で表される加圧空気は、半径方向成分91と接線方向成分93とによって規定される。半径方向成分91は、開口104の長さに平行な方向に進むが、接線方向成分93は、半径方向成分91に直交する方向に延びる。その結果、接線方向成分93は、開口104の側壁105に衝突する
図示の加圧空気流90は、低速又はアイドルエンジン速度に対応するベクトル90を表す。低速又はアイドルエンジン速度において、半径方向成分91は、一般に全体空気ベクトル90の接線方向成分93よりも非常に小さい。そのため、加圧空気流90は、開口104の側壁と係合することなく開口104を通過することができない。従って、この速度では、渦スポイラ100及び図6に示す複数の開口104によって、接線方向成分93が実質的に無くならないとしても有意に低減することが分かるであろう。渦スポイラ100を通過すると、加圧空気流90は、大部分が単に半径方向にあり、渦又はスワールを含んでいない。開口の幾何学的形状は、前述の開口の直径120に対する長さ122の比率1:1とは異なることができる。スワールが問題になる所望のエンジン速度で側壁105と確実に接触するように、加圧空気流90を表すベクトル90(図6)は、側壁105に衝突することなく開口104を直接通過できないことが望ましい。
開口104は、これらの図では円形形状で示されている。代替的に、開口104は、例えば、多角形、長円形、曲線、不規則な非特異的形状又は他の形状等の他の形状を有することができる。さらに、各開口の形状は、渦スポイラ100上で同じとすること又は異なることができる。さらに、各開口104は同じサイズ又は異なるサイズとすることができる。さらに、間隔は同じとすること又は異なることができる。前述のように、渦スポイラ100は、実質的に流れを低減してはいけないが、加圧空気流90のスワールを低減する必要がある。さらに図2を参照すると、加圧空気流90がウィンデージシールド60の後方の加圧流路62に流入する場合、加圧空気流90は、加圧歯64に向かって向きを変え、加圧歯64で規定されたシールを通って低圧経路58に入る。加圧空気流90が低圧経路58に入る場合、加圧歯64のシールによって生じる制限により、圧力降下を受ける。前方サンプシール68はオイルサンプ32のためのシールとして機能するので、前方サンプシール68の前側の加圧空気流90は、サンプシール68の後方側から前方サンプシール68の前方側へのオイル通路を阻止する
当業者であれば理解できるように、渦スポイラ100は、加圧空気流90の流れの接線方向成分93を実質的に低減させて大部分を除去する。接線方向成分93は、圧力差によってオイルシールの漏洩がもたらされる低速状態では、スワールを実質的に除去することで低減又は除去される。本実施形態において、渦スポイラ100の開口104は、直径120に対する長さ122の比率が1であり、加圧空気流90は、接線方向成分93が加圧空気流90を開口104の側壁105に接触させることなく、いずれの開口104も通過することはできない。側壁105は、加圧空気流90の接線方向成分93の方向を単なる半径方向に変えるので、スワールが除去されて下流キャビティ内での加圧空気流90の望ましくない圧力上昇が制限される。他の実施形態において、開口の直径120に対する長さ122の比率は、加圧空気流90の実際の接線方向成分93及び半径方向成分91に応じて選択することができる。従って、流れ渦スポイラ100は、後方サンプシール70と前方サンプシール68との間のオイルサンプ32を横切る圧力差を最小にする。加圧空気流90のオイルサンプ32を横切る圧力の過剰な上昇を阻止することで、後方サンプシール70での漏洩が制御される。加えて、加圧流路72の近くの過剰な圧力損失を阻止することで、同様に前方サンプシール68での漏洩が阻止される。
本発明の複数の実施形態を本明細書で説明し例示してきたが、当業者であれば、本明細書で記載される機能を実施し及び/又は本明細書で記載される結果及び/又は利点のうちの1又はそれ以上を得るために他の様々な手段及び/又は構造が想定され、このような変形及び/又は修正形態の各々は、本明細書で記載される実施形態の範囲内にあるとみなされる。より一般的には、本明細書で記載される全てのパラメータ、寸法、材料、及び構成は例証を意味しており、実際のパラメータ、寸法、材料、及び構成は、本発明の教示が利用される1又は複数の特定の用途によって決まることになることは当業者には容易に理解されるであろう。)当業者であれば、単に通常の実験を利用して本明細書に記載される本発明の特定の実施形態に対する多くの均等物を認識又は確認することができるであろう。従って、上記の実施形態は単に例証として提示されており、本発明の実施形態は、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内で、具体的に記載され特許請求されたものとは別の方法で実施できることを理解すべきである。本開示の発明の実施形態は、本明細書に記載される個々の特徴、システム、製品、材料、キット及び/又は方法に向けられている。これに加えて、このような特徴、システム、製品、材料、キット及び/又は方法が互いに矛盾していない場合、2つ以上のこのような特徴、システム、製品、材料、キット及び/又は方法の何れかの組み合わせは、本開示の発明の範囲内に含まれる。
実施例を用いて、最良の形態を含む実施形態を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること及びあらゆる包含の方法を実施することを含む、本発明の装置及び/又は方法を実施することを可能にする。これらの実施例は、網羅的なものではなく、或いは、開示された厳密なステップ及び/又は形態に本開示を限定することを意図するものではなく、上述の教示に照らして多くの修正形態及び変形形態が実施可能である。本明細書で記載される特徴要素は、どのようにも組み合わせることができる。本明細書で記載される方法のステップは、物理的に実施可能なあらゆる順序で実施することができる。
本明細書で定義され使用される全ての定義は、辞書の定義、引用により組み込まれる文献における定義、及び/又は定義される用語の通常の意味に対して規定していると理解すべきである。本明細書及び特許請求の範囲において使用される不定冠詞「a」及び「an」は、明示的にそうでないことを示していない限り、「少なくとも1つ」を意味するものと理解されたい。本明細書及び特許請求の範囲において使用される表現「及び/又は」は、そのように結合された要素の「何れか又は両方」、すなわちある場合では結合的に存在し、他の場合では選言的に存在する要素を意味するものと理解すべきである。
また、そうでないと明確に示されていない限り、1つよりも多いステップ又は行為を含む請求項に記載される何れの方法においても、本方法のステップ又は行為の順番は、方法のステップ又は行為が記載される順番に必ずしも限定されない点を理解されたい。
請求項並びに上述の明細書において、「備える」、「含む」、「担持する」、「有する」、「包含する」、「伴う」、「保持する」、「〜から構成される」などの全ての移行句は、オープンエンドであり、すなわちこれらを含むが限定されないことを意味するものと理解すべきである。米国特許商標庁の米国特許審査手続便覧に記載されているように、「〜からなる」、「〜から基本的になる」という移行句のみが、それぞれクローズド又はセミクローズドの移行句とすべきである。
32 オイルサンプ
68 前方サンプシール
70 後方サンプシール
71 サンプ加圧キャビティ
73 入口
90 加圧空気流
91 半径方向成分
93 接線方向成分
100 流れ渦スポイラ
101 円周プレート
104 開口

Claims (19)

  1. オイルサンプ(32)と、
    円周プレート(101)と、
    を備える、第1の位置と第2の位置との間の圧力を均一にするための流れ渦スポイラ(100)であって、
    加圧空気流(90)は、前記オイルサンプの周りを少なくとも1つのサンプ加圧キャビティ(71)を通って移動し、前記キャビティは入口(73)を有し、
    前記円周プレートは、前記サンプ加圧キャビティへの前記入口に配置され、
    前記円周プレートは、複数の相隔たる開口(104)を有し、
    前記加圧空気流は、半径方向成分(91)及び接線方向成分(93)を有し、
    前記円周プレート及び前記複数の相隔たる開口は、前記加圧空気流に衝突して、前記加圧空気流の前記接線方向成分を実質的に低減し、
    前記渦スポイラは、前記加圧キャビティ内部の過剰な圧力変化を阻止し、前記第1の位置及び前記第2の位置での前記オイルサンプに隣接する前方及び後方サンプシール(68、70)でのオイル漏洩を阻止する、流れ渦スポイラ。
  2. 前記円周プレートは固定されている、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  3. 前記複数の開口の各々は、前記加圧空気流の接線方向成分を実質的に低減するような直径(120)に対する長さ(122)の比率を有する、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  4. 前記直径に対する長さの比率は、前記加圧空気流の前記接線方向成分及び前記半径方向成分に基づく、請求項3に記載の流れ渦スポイラ。
  5. 前記加圧空気流は、前記開口の側壁(105)に衝突して、該加圧空気流の前記接線方向成分を低減しかつ渦形成を低減するようになっている、請求項3に記載の流れ渦スポイラ。
  6. オイルの漏洩は、前記後方サンプシールにおいて低減される、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  7. 前記後方サンプシールでの圧力逆転は、前記加圧空気流の前記接線方向成分の低減によって制限される、請求項6に記載の流れ渦スポイラ。
  8. 前記加圧空気流の接線方向成分は、前記加圧空気流のスワールを引き起こす、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  9. 前記開口の各々は、主軸(112)を有する、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  10. 前記主軸は、完全に半径方向である、請求項10に記載の流れ渦スポイラ。
  11. 前記主軸は、エンジン軸(26)に対して非直交の角度をなす、請求項10に記載の流れ渦スポイラ。
  12. 前記開口は、複数の横列(118)及び縦列(116)を定める、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  13. 第1の縦列(116)の開口は、軸方向に隣接した第2の縦列(116)の開口から円周方向にオフセットしている、請求項13に記載の流れ渦スポイラ。
  14. 前記第1の縦列の前記開口の中心は、前記第2の縦列の前記開口から0度から90度の範囲で配置される、請求項14に記載の流れ渦スポイラ。
  15. 前記開口は、ランダムな間隔を有する、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  16. 前記開口は、様々な形状を有する、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  17. 前記開口は、一定の形状を有する、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  18. 前記円周プレートは、少なくとも回転防止特徴部をさらに有する、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。
  19. 前記回転防止特徴部は、前記プレートの端部(108)に沿ったタブ(114)を備える、請求項1に記載の流れ渦スポイラ。

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