JP2016524876A - 異なるレイヤ間予測タイプのための参照ピクチャの独立リサンプリングおよび選択 - Google Patents
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Abstract
Description
[0019] ビデオコーディング規格は、ITU−T H.261、ISO/IEC MPEG−1 Visual、ITU−T H.262またはISO/IEC MPEG−2 Visual、ITU−T H.263、ISO/IEC MPEG−4 Visual、およびそれのスケーラブルビデオコーディング(SVC)拡張と、マルチビュービデオコーディング(MVC)拡張と、マルチビューコーディングプラス深度(MVC+D)と拡張とを含む、(ISO/IEC MPEG−4 AVCとしても知られる)ITU−T H.264を含む。以下、HEVC WD10と呼ばれる、最新のHEVCのドラフト仕様書が、
http://phenix.int-evry.fr/jct/doc_end_user/documents/12_Geneva/wg11/JCTVC-L1003-v34.zipから入手可能である。HEVCへのマルチビュー拡張、すなわちMV−HEVCもまた、JCT−3Vによって開発されている。以下、MV−HEVC WD3の最新のワーキングドラフト(WD)が、
http://phenix.it-sudparis.eu/jct2/doc_end_user/documents/3_Geneva/wg11/JCT3V-C1004-v4.zipから入手可能である。HEVCへのスケーラブル拡張、すなわちSHVCもまた、JCT−VCによって開発されている。以下、SHVC WD2と呼ばれる、SHVCの最新のワーキングドラフト(WD)が、
http://phenix.int-evry.fr/jct/doc_end_user/documents/13_Incheon/wg11/JCTVC-M1008-v1.zipから入手可能である。
[0023] SHVCでは、レイヤ間予測(ILP)において用いられるレイヤ間参照ピクチャ(ILRP)が、レイヤ間動き予測(ILMP)、レイヤ間サンプル予測(ILSP)、またはその両方のために用いられ得る。ILRPが用いられるILPのタイプは、レイヤ間予測タイプ(例えば、ILMP、ILSP、またはその両方)と呼ばれ得る。ILSPのためだけに用いられる参照ピクチャについては、参照レイヤピクチャが現在のピクチャとは異なるピクチャサイズを有する場合、参照レイヤピクチャは、ILRPを生成するためにサンプルリサンプリングされるべきであるが、動き情報は使用されないので動きリサンプリングされるべきではない。ILMPのためだけに用いられる参照ピクチャについては、参照レイヤピクチャが現在のピクチャとは異なるピクチャサイズを有する場合、参照レイヤピクチャが、ILRPを生成するために動きリサンプリングされるべきであるが、参照レイヤピクチャからのサンプルが使用されないのでサンプルリサンプリングされるべきではない。ILSPとILMPとの両方のために用いられる参照ピクチャについては、参照ピクチャが現在のピクチャとは異なるサイズを有する場合、参照レイヤピクチャがサンプルリサンプリングされて、動きリサンプリングされるべきである。
[0030] 図1は、本開示で説明する態様による技法を利用し得る例示的なビデオコーディングシステム10を示すブロック図である。本明細書で使用し説明する「ビデオコーダ」という用語は、総称的にビデオエンコーダとビデオデコーダの両方を指す。本開示では、「ビデオコーディング」または「コーディング」という用語が、ビデオ符号化とビデオ復号とを総称的に指し得る。
[0059] 図2Aは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオエンコーダの例を示すブロック図である。ビデオエンコーダ20は、HEVCのような、ビデオビットストリームの単一のレイヤを処理するように構成され得る。さらに、ビデオエンコーダ20は、限定ではないが、図4〜図5を参照して上記または以下でより詳細に説明する、レイヤ間動き予測参照リサンプリングおよびレイヤ間サンプル予測参照リサンプリングの独立制御の方法、レイヤ間予測タイプに関するビットストリーム制約の処理の方法、並びに関連プロセスを含む、本開示の技法のうちのいずれかまたは全てを行うように構成され得る。一例として、レイヤ間予測ユニット66(与えられる場合)は、本開示で説明する技法のいずれかまたは全てを行うように構成され得る。但し、本開示の態様はそのように限定されない。いくつかの例では、本開示で説明する技法が、ビデオエンコーダ20の様々な構成要素間で共有され得る。いくつかの例では、さらに、または代替で、プロセッサ(図示せず)が、本開示において説明する技法のいずれかまたは全てを行うように構成され得る。
[0078] 図2Bは、本開示で説明する態様に従って技法を実装し得るマルチレイヤビデオエンコーダ21の例を示すブロック図である。ビデオエンコーダ21は、SHVCおよびマルチビューコーディングのような、マルチレイヤビデオフレームを処理するように構成され得る。さらに、ビデオエンコーダ21は、本開示の技法のいずれかまたは全てを行うように構成され得る。
[0085] 図3Aは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオデコーダの例を示すブロック図である。ビデオデコーダ30は、HEVCのような、ビデオビットストリームの単一のレイヤを処理するように構成され得る。さらに、ビデオデコーダ30は、限定ではないが、図4〜図5を参照して上記または以下でより詳細に説明する、レイヤ間動き予測参照リサンプリングおよびレイヤ間サンプル予測参照リサンプリングの独立制御の方法、レイヤ間予測タイプに関するビットストリーム制約の処理の方法、並びに関連プロセスを含む、本開示の技法のうちのいずれかまたは全てを行うように構成され得る。一例として、レイヤ間予測ユニット75は、本開示で説明する技法のいずれかまたは全てを行うように構成され得る。但し、本開示の態様はそのように限定されない。いくつかの例では、本開示で説明する技法が、ビデオデコーダ30の様々な構成要素間で共有され得る。いくつかの例では、さらに、または代替で、プロセッサ(図示せず)が、本開示において説明する技法のいずれかまたは全てを行うように構成され得る。
[0095] 図3Bは、本開示で説明する態様に従って技法を実装し得るマルチレイヤビデオデコーダ31の例を示すブロック図である。ビデオデコーダ31は、SHVCおよびマルチビューコーディングのような、マルチレイヤビデオフレームを処理するように構成され得る。さらに、ビデオデコーダ31は、本開示の技法のいずれかまたは全てを行うように構成され得る。
[00101] MV−HEVCおよびSHVCの一実装形態では、レイヤ間予測のためにどのレイヤが用いられ得るかを指定するdirect_dependency_flagシンタックス要素がある。0に等しいdirect_dependency_flag[i][j]は、インデックスjを有するレイヤは、インデックスiを有するレイヤのための直接参照レイヤではないと指定する。1に等しいdirect_dependency_flag[i][j]は、インデックスjを有するレイヤは、インデックスiを有するレイヤのための直接参照レイヤであり得ると指定する。0からvps_max_layers_minus1の範囲内にiおよびjのためのdirect_dependency_flag[i][j]が存在しない場合、0に等しいと推測される。
[00105] SHVC一実装形態では、任意の特定のピクチャを復号するためにリサンプリングされる必要があるレイヤ間参照ピクチャの数が最大1に限定される。リサンプリングプロセスは、例えば、参照レイヤとエンハンスメントレイヤが異なるピクチャサイズを有する場合に呼び出される。
・現在のピクチャを復号する際に、(サンプル予測ではなく)レイヤ間動き予測のためだけに用いられるピクチャも、それが現在のピクチャとは異なる空間分解能を有する場合はリサンプリングされる。しかしながら、そのようなピクチャのリサンプリングは、コンピューティングリソースを不要に浪費することがある。
・現在のピクチャを復号する際に、レイヤ間動き予測のためだけに用いられるピクチャが存在する場合、リサンプリングを伴うレイヤ間参照のために用いられるピクチャの数は1を超えることができないという制限に従って、レイヤ間サンプル予測のための他のどのピクチャもサンプルリサンプリングできない。言い換えれば、そのようなピクチャが存在する場合、現在のピクチャと同じ分解能を有する他のレイヤ間ピクチャがない場合、たとえ異なる空間分解能を有する別の低レイヤピクチャがあっても、サンプルのレイヤ間予測は現在のピクチャのために使用できない。
・レイヤ間サンプル予測のために用いられないと示されている、またはレイヤ間動き予測のために用いられないと示されている、特定の直接参照レイヤのピクチャについて、ビットストリーム適合性制限が欠けている。
・レイヤ間参照のためのピクチャが、準最適であるピクチャのために示された異なるタイプのレイヤ間予測間に違いをもたらさずに、(参照ピクチャリスト修正コマンドの前に)初期参照ピクチャリストに含まれている。
・スライスヘッダ内でシグナリングされたcollocated_ref_idxのコーディングと、ブロック(例えば、CU、PU等)レベルでシグナリングされた参照インデックスとが、より多くのビットを不要に使用することがある。
[00107] これらおよび他の問題に対処するために、特定の態様による本技法は、レイヤ間動き予測のためにリサンプリングされる参照ピクチャの数と、レイヤ間サンプル予測のためにリサンプリングされる参照ピクチャの数とを独立制御できる。本技法はまた、レイヤ間予測タイプに関するビットストリーム制約を提供および/または処理できる。より具体的には、本技法は、配列参照インデックス(例えば、collocated_ref_idx)が、少なくともILMPのために用いられるILRPだけを参照できる、ビットストリーム制約を提供および/または処理できる。本技法はまた、参照インデックス(例えば、ref_idx)が、少なくともILSPのために用いられるILRPだけを参照できる、ビットストリーム制約を提供および/または処理できる。
[00109] 特定の態様によれば、本技法は、レイヤ間参照ピクチャがレイヤ間動き予測のためだけに用いられると示されている場合、リサンプリングプロセスからレイヤ間参照ピクチャを除外できる。このタイプのピクチャのために、サンプル(ピクセル)情報がメモリに記憶される必要はない。
[00113] 特定の態様によれば、レイヤ間動き予測のために用いられないと示される(例えば、レイヤ間サンプル予測のためだけに用いられると示される)ピクチャのために、動き情報は導出される必要はなく、このピクチャは一時的動きベクトル(TMVP)導出のために用いることができない。例えば、そのようなピクチャは、TMVP導出において配列ピクチャとして用いることができない。また、このピクチャについて動き情報を記憶できない。
[00117] 一実施形態では、レイヤ間動き予測のために用いられるレイヤ間参照ピクチャが、リサンプリングされたピクチャの数の制約に対して、レイヤ間サンプル予測とは別にカウントされる。SHVCの初期バージョンでは、ただ1つのリサンプリングされたピクチャが用いられ得る。サンプルリサンプリングされ、動きリサンプリングされたピクチャは別々にカウントされず、その結果、上述のように、場合によっては、ただ1つのILPタイプ(例えば、ILMPのみ、またはILSPのみ)が用いられ得る。サンプルリサンプリングされ、動きリサンプリングされたピクチャが別々にカウントされる場合、最大で1つのサンプルリサンプリングが適用されてよく、最大で1つの動きリサンプリングが適用され得る。
例2
[00121] 例2では、ILMPおよび/またはILSPのためにILRPが用いられるかどうかに応じて2つのプロセス(例えば、動きリサンプリングおよびサンプルリサンプリング)が個別に呼ばれる、代替の説明が提供される。動きリサンプリングプロセスの呼出しは、例えば、仕様テキストの読みやすさを向上させるために、セクションG.8.1.4におけるサンプルリサンプリングから削除されて、別のセクションG.8.1.5に移動される。
[00122] 上記で説明したように、本技法はまた、レイヤ間予測タイプに関するビットストリーム制約を提供および/または処理できる。「ビットストリーム制約」という用語または表現は、最も広い通常の意味を有することを意図する広義の用語および/または表現である。一実施形態では、ビットストリーム制約が、エンコーダまたはデコーダが特定の規格に準拠するように従うべきルールを指すことができる。例えば、特定の標準ビットストリームへの準拠は、制約に違反する要素(例えば、シンタックス要素)を含めるべきではない。制約違反の場合には、ビットストリームは準拠していないものとして扱われ、デコーダによって復号されないことがある。
・collocated_ref_idxは、一時的動きベクトル予測のために用いられる配列ピクチャの参照インデックスを指定する。
−slice_typeがPと等しい場合、またはslice_typeがBと等しく、collocated_from_l0が1と等しい場合、collocated_ref_idxはリスト0内のピクチャを指し、collocated_ref_idxの値は0からnum_ref_idx_l0_active_minus1まで(両方を含めて)の範囲内であるべきである。
−slice_typeがBと等しく、collocated_from_l0が0と等しい場合、collocated_ref_idxはリスト1内のピクチャを指し、collocated_ref_idxの値は0からnum_ref_idx_l1_active_minus1まで(両方を含めて)の範囲内であるべきである。
−collocated_ref_idxによって参照されるピクチャが、コード化されたピクチャの全てのスライスに対して同じであるべきであることは、ビットストリームの適合性の要件である。
−refLayerIdをcollocated_ref_idxによって参照されるピクチャのnuh_layer_idの値とし、currLayerIdを現在のピクチャのnuh_layer_idの値とする。MotionPredEnabledFlagは[currLayerId][refLayerId]が1と等しくあるべきであることは、ビットストリームの適合性の要件である。
・ref_idx_l0[x0][y0]は、現在の予測ユニットのためのリスト0参照ピクチャインデックスを指定する。配列インデックスx0、y0は、ピクチャの左上の輝度サンプルに関する考慮される予測ブロックの左上の輝度サンプルの位置(x0,y0)を指定する。
−ref_idx_l0[x0][y0]が存在しない場合、それは0と等しいと推測される。
−refLayerIdをref_idx_l0[x0][y0]によって参照されるピクチャのnuh_layer_idの値とし、currLayerIdを現在のピクチャのnuh_layer_idの値とする。SamplePredEnabledFlag[currLayerId][refLayerId]が1と等しくあるべきであることは、ビットストリームの適合性の要件である。
−ref_idx_l1[x0][y0]は、ref_idx_l0と同じセマンティクスを有し、l0とリスト0とが、それぞれl1とリスト1とによって置換されている。
[00125] 図4は、本開示の態様による、レイヤ間動き予測参照リサンプリングおよびレイヤ間サンプル予測参照リサンプリングの独立制御のための例示的な方法を示すフローチャートである。プロセス400は、実施形態に応じて、エンコーダ(例えば、図2A、図2B等に示されるエンコーダ)、デコーダ(例えば、図3A、図3B等に示されるデコーダ)、または他の何らかの構成要素によって行われ得る。プロセス400のブロックは、図3Bのデコーダ31に関連して説明されているが、プロセス400は上述のエンコーダなどの他の構成要素によって行われ得る。デコーダ31のレイヤ1ビデオデコーダ30B、および/またはデコーダ31のレイヤ0デコーダ30Aは、実施形態に応じてプロセス400を行い得る。図4に関連して説明される全ての実施形態は別々に実装されてもよく、相互に組み合わせて実装されてもよい。プロセス400に関連する特定の詳細は上記で説明される。
[00134] 図5は、レイヤ間予測タイプに関するビットストリーム制約を処理するための例示的な方法を示すフローチャートである。プロセス500は、実施形態に応じて、エンコーダ(例えば、図2A、図2B等に示されるエンコーダ)、デコーダ(例えば、図3A、図3B等に示されるデコーダ)、または他の何らかの構成要素によって行われ得る。プロセス500のブロックは、図3Bのエンコーダ21に関連して説明されているが、プロセス500は上述のデコーダなどの他の構成要素によって行われ得る。エンコーダ21のレイヤ1ビデオエンコーダ20B、および/またはエンコーダ21のレイヤ0エンコーダ20Aは、実施形態に応じてプロセス500を行い得る。図5に関連して説明される全ての実施形態は別々に実装されてもよく、相互に組み合わせて実装されてもよい。プロセス500に関連する特定の詳細は上記で、例えば図4に関連して説明される。
[00144] 一実装形態では、動きだけのレイヤ間ピクチャと、サンプルだけのレイヤ間ピクチャと、その両方との、3つのタイプのレイヤ間ピクチャも可能である。これらのタイプの全てのピクチャは、レイヤ間参照ピクチャセットに含まれる。しかしながら、これらのタイプを有するピクチャは、コーディング効率に等しく寄与しないことがある。例えば、レイヤ間サンプル予測のために用いられるピクチャは、レイヤ間動き予測のためだけのピクチャよりも重要であることがある。従って、レイヤ間動き予測のためだけのピクチャと比較して、レイヤ間サンプル予測のためのピクチャのためにより小さい参照インデックスを有することが有利なことがある。
[00147] 本技法は、PUレベルで参照インデックスを、およびスライスレベルで配列参照インデックスをシグナリングする際に、最適化を提供できる。例えば、参照インデックスシグナリングにおいて用いられる参照ピクチャの合計数は、ブロック(例えば、CU、PU等)レベルでシグナリングされた参照インデックスがより少ないビットを使用できるように、予測間のために用いられ得るピクチャだけを含むように調整され得る。さらに、collocated_ref_idx範囲を定義するために用いられる参照ピクチャの合計数は、collocated_ref_idxのシグナリングがより少ないビットを使用できるように、TMVP導出のために用いられ得るピクチャだけを含むように調整され得る。
[00149] 一実施形態では、ref_idx_l0[x0][y0]が、現在の予測ユニットのためのリスト0参照ピクチャインデックスを指定する。配列インデックスx0、y0は、ピクチャの左上の輝度サンプルに関する考慮される予測ブロックの左上の輝度サンプルの位置(x0,y0)を指定する。ref_idx_l1[x0][y0]は、ref_idx_l0と同じセマンティクスを有し、l0とリスト0とが、それぞれl1とリスト1とによって置換されている。特定の実施形態では、コーディングプロセスが、SHVCの初期バージョンから以下のように変更され得る(変更は、太字およびイタリック体で示されている)。
[00151] 一実施形態では、collocated_ref_idxが、一時的動きベクトル予測のために用いられる配列ピクチャの参照インデックスを指定する。
[00156] 上記の開示は特定の実施形態を記載しているが、多くの変形形態が可能である。例えば、上述されたように、上記の技法は3Dビデオコーディングに適用され得る。3Dビデオのいくつかの実施形態では、参照レイヤ(例えば、ベースレイヤ)が、ビデオの第1のビューを表示するのに十分なビデオ情報を含み、エンハンスメントレイヤが、参照レイヤに比べてさらなるビデオ情報を含み、その結果、参照レイヤおよびエンハンスメントレイヤが一緒に、ビデオの第2のビューを表示するのに十分な情報を含む。これらの2つのビューは、立体的な画像を生成するために使用され得る。上記で説明されたように、本開示の態様に従って、エンハンスメントレイヤ内でビデオユニットを符号化または復号するとき、参照レイヤからの動き情報は、さらなる暗黙的な仮説を識別するために使用され得る。これにより、3Dビデオのビットストリームについてのより大きいコーディング効率が実現され得る。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ビデオ情報をコーディングするように構成された装置であって、
ビデオ情報を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに動作可能に結合され、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別することであって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別することと、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御することとをするように構成されるコンピューティングハードウェアとを備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、装置。
[C2] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、C1に記載の装置。
[C3] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、C1に記載の装置。
[C4] 前記コンピューティングハードウェアは、少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャを用いて前記現在のピクチャを予測するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C5] 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILMPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、C4に記載の装置。
[C6] 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、C4に記載の装置。
[C7] 前記コンピューティングハードウェアは、ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御するようにさらに構成され、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、C1に記載の装置。
[C8] 前記コンピューティングハードウェアは、ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を符号化するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C9] 前記コンピューティングハードウェアは、ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を復号するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C10] 前記装置は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、電話ハンドセット、スマートフォン、スマートパッド、テレビ、カメラ、ディスプレイデバイス、デジタルメディアプレーヤ、ビデオゲームコンソール、およびビデオストリーミングデバイスのうちの1つまたは複数からなる群から選択される、C1に記載の装置。
[C11] ビデオ情報をコーディングする方法であって、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別することであって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別することと、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御することとを備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、方法。
[C12] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、C11に記載の方法。
[C13] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、C11に記載の方法。
[C14] 少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャを用いて前記現在のピクチャを予測することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C15] 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILMPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、C14に記載の方法。
[C16] 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、C14に記載の方法。
[C17] ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御することをさらに備え、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、C11に記載の方法。
[C18] ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を符号化することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C19] ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を復号することをさらに備える、C11に記載の方法。
[C20] コンピュータハードウェアを備えるコンピューティングハードウェア上で実行されると、前記コンピューティングハードウェアに、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別することであって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別することと、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御することとをさせる命令を備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C21] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、C20に記載のコンピュータ可読媒体。
[C22] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、C20に記載のコンピュータ可読媒体。
[C23] 前記コンピューティングハードウェアは、ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御するようにさらに構成され、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、C20に記載のコンピュータ可読媒体。
[C24] ビデオ情報をコーディングするように構成された装置であって、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別するための手段であって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別するための手段と、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御するための手段とを備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、装置。
[C25] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、C24に記載の装置。
[C26] ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、C24に記載の装置。
[C27] 制御する前記手段は、ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御するようにさらに構成され、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、C24に記載の装置。
Claims (27)
- ビデオ情報をコーディングするように構成された装置であって、
ビデオ情報を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリに動作可能に結合され、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別することであって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別することと、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御することとをするように構成されるコンピューティングハードウェアとを備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、装置。 - ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、請求項1に記載の装置。
- ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、請求項1に記載の装置。
- 前記コンピューティングハードウェアは、少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャを用いて前記現在のピクチャを予測するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILMPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、請求項4に記載の装置。
- 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、請求項4に記載の装置。
- 前記コンピューティングハードウェアは、ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御するようにさらに構成され、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記コンピューティングハードウェアは、ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を符号化するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記コンピューティングハードウェアは、ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を復号するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、電話ハンドセット、スマートフォン、スマートパッド、テレビ、カメラ、ディスプレイデバイス、デジタルメディアプレーヤ、ビデオゲームコンソール、およびビデオストリーミングデバイスのうちの1つまたは複数からなる群から選択される、請求項1に記載の装置。
- ビデオ情報をコーディングする方法であって、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別することであって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別することと、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御することとを備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、方法。 - ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、請求項11に記載の方法。
- ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、請求項11に記載の方法。
- 少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャを用いて前記現在のピクチャを予測することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILMPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、請求項14に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのリサンプリングされたピクチャは、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するために使用される、請求項14に記載の方法。
- ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御することをさらに備え、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、請求項11に記載の方法。
- ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を符号化することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
- ビットストリーム内の1つまたは複数のシンタックス要素を復号することをさらに備える、請求項11に記載の方法。
- コンピュータハードウェアを備えるコンピューティングハードウェア上で実行されると、前記コンピューティングハードウェアに、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別することであって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別することと、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御することとをさせる命令を備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、非一時的コンピュータ可読媒体。 - ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、請求項20に記載のコンピュータ可読媒体。
- ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、請求項20に記載のコンピュータ可読媒体。
- 前記コンピューティングハードウェアは、ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御するようにさらに構成され、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、請求項20に記載のコンピュータ可読媒体。
- ビデオ情報をコーディングするように構成された装置であって、
少なくとも1つのタイプのレイヤ間予測(ILP)を用いて、予測される現在のピクチャを識別するための手段であって、前記タイプのILPはレイヤ間動き予測(ILMP)またはレイヤ間サンプル予測(ILSP)の1つまたは複数を備えるものである、識別するための手段と、
(1)ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数と(2)ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数とを制御するための手段とを備え、ここにおいて前記コンピューティングハードウェアは、ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数を、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と無関係に制御するように構成される、装置。 - ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは同じである、請求項24に記載の装置。
- ILMPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数と、ILSPを用いて前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数とは異なる、請求項24に記載の装置。
- 制御する前記手段は、ILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの数を制御するようにさらに構成され、ここにおいてILPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数は、ILSPを使用して前記現在のピクチャを予測するためにリサンプリングされて用いられ得るピクチャの前記数だけを含む、請求項24に記載の装置。
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