JP2016522520A - 地理的位置についての情報の交換 - Google Patents

Abstract

開示される実施形態によれば、地理的位置についての情報が取引され、及び／又は交換される。具体的には、駐車場所、自転車又はタクシーの１つを示す場所を販売するための指示が販売ユーザから受信され得る。指示は、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される場所に関連付けられる地理的位置を含み得る。場所を販売するための指示は、さらにデータベースに記憶され得る。場所を販売するための指示を受信した後、場所が購入に利用可能であるという指示が１人又は複数のユーザへ送信され得る。この指示は、場所に関連付けられる地理的位置を含み得る。次いで場所を購入するための指示が購入ユーザから受信され得る。場所を購入するための指示を受信した後、販売ユーザと購入ユーザとの間での場所の購入に関わる取引が処理され得る。【選択図】 図１

Description

本開示は、一般にコンピュータシステムに関し、より詳しくは地理的位置についての情報の取引及び／又は交換に関する。

モバイル機器（例えば携帯電話、テレマティクス、無線機など）の様々な場所での使用は、革新的により正確な地理的測位システム（ＧＰＳ）と相まって新たな可能性を開いた。地理的位置は、簡単に特定されることが可能であり、地理的位置についての情報は、モバイル機器を通じてブロードキャストされることが可能である。この可能性は、多くの実用的な目的で利用され得る。例えば利用可能な駐車場所を簡単かつ効率的に予約できるように、利用可能な駐車場所を特定して、モバイル機器を備えた運転手にブロードキャストすることができる。自転車の利用者は、その自転車を他の自転車利用者が拾えるように、その自転車の乗り捨て位置を特定することができる。タクシー運転手は、空車であることをブロードキャストすることができ、タクシーを探している歩行者は、その空車のタクシーの位置を特定することができる。一般にモバイルＧＰＳ／通信デバイスのユーザは誰でも、モバイルＧＰＳ／通信デバイスを所持する他のユーザのネットワークに、そのユーザの地理的位置についての情報をブロードキャストすることができる。

そのような技術により、モバイルＧＰＳ／通信デバイスを備えたユーザは、同様にモバイルＧＰＳ／通信デバイスを備えた他のユーザの位置を正確に知り、そのユーザと通信することが可能になる。そのような可能性は、静止時又は移動中のいずれかの位置についての情報を通信することで地理的位置の間の経路、通信、予約、取引及び協調を最適化するために、そのようなデバイスを持つユーザのネットワークに互いに通信する力を与える。

前述の技術を利用して、ある地理的領域内で駐車場所を取引することが可能である。通信ネットワークの発達により、運転手は、駐車場所を予約するべく業者に電話することによって、駐車場所を事前に手配して確保することが可能である。またソーシャルネットワークの発達により、コンピュータ画面又はモバイル機器上の地図を使用して、一連の利用可能な駐車場所の中からある駐車場所を選択することが可能である。駐車場所に関する情報を交換するための従来の手法には、例えばセンサを備えた駐車場所、予約ベースのシステム又はＧＰＳデバイスが組み込まれた車両がある。

しかし上記のような従来の方法は、現在の情報通信基盤から見ると時代遅れである。したがって現在、ある地理的領域内で場所（例えば駐車場所、自転車、タクシーの座席）を発見又は提供する上で、柔軟で、動的で、オンデマンドの、即時の、かつ安全な方法に対する需要が存在する。

開示される実施形態によれば、地理的位置についての情報は、取引及び／又は交換される。具体的には、駐車場所、自転車又はタクシーの１つを示す場所を販売するための指示を販売ユーザから受信し得る。この指示は、その場所に関連付けられる地理的位置を含んでいてよく、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得され得る。その場所を販売するための指示は、さらにデータベースに記憶され得る。その場所を販売するための指示を受信した後、その場所が購入可能であるという指示が１人又は複数のユーザへ送信され得る。この指示は、その場所に関連付けられる地理的位置を含み得る。次に、その場所を購入するための指示を購入ユーザから受信し得る。その場所を購入するための指示を受信した後で、その場所の購入に関する販売ユーザと購入ユーザとの間の取引が処理され得る。

開示される実施形態は、そのユーザだけではなく、それが適用される領域の都市、地域社会、環境及び経済にも大きな利益をもたらし得るソーシャルネットワークシステムであると見ることができる。具体的にはユーザに対する利益は、利便性、節約、収益及び公平であり得る。同時に、その実施形態の運用が適用される領域の都市、地域社会、環境及び経済も多大な利益を受け得る。そうした利益のいくつかは、環境汚染の低減、都市への経済効果及び公平な地域社会であり得る。さらに開示される実施形態は、それを運用する地域社会につながり得る。その潜在的な可能性において、その実施形態は、交通及び駐車の資源の公平な配分を定めることで、交通及び駐車に対する安心を地域社会にもたらし、地域社会の人々をより満足させる。さらにエネルギーが節約され、無駄なエネルギーをなくすことは、一般に国及び世界の経済にとってより良いことである。

本開示の一実施形態によるシステムの概略図。 本開示の一実施形態による２つの例示的なスクリーンショットを示す図。 本開示の一実施形態による購入モードの２つの例示的なスクリーンショットを示す図。 本開示の一実施形態による販売モードの２つの例示的なスクリーンショットを示す図。 本開示の一実施形態による選択モードの例示的なスクリーンショットを示す図。 本開示の一実施形態による最終確認処理の２つの例示的なスクリーンショットを示す図。 本開示の一実施形態による地理的位置についての情報を取引及び交換する処理を示す例示的なフローチャートを示す図。 本開示の一実施形態による自転車販売モードの２つの例示的なスクリーンショットを示す図。 本開示の一実施形態によるタクシー販売モードの２つの例示的なスクリーンショットを示す図。

以下の説明は、開示される実施形態を作成し使用することを当業者に可能にするために提示され、詳細な用途とその要件との関連で提供される。開示される実施形態への様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される全般的な原理は、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の実施形態及び用途に適用され得る。したがって本開示は、開示される実施形態に限定されず、本明細書で開示される原理及び特徴と一致する最大の範囲で認められる。また地理的位置（「場所」）についての情報を取引及び／又は交換するための開示されるシステム（「システム」）は、例えばインターネット、地理的測位システム（ＧＰＳ）、モバイル機器及び統合車載システムをベースとするプラットフォームを通じて、ユーザ（「購入ユーザ」及び「販売ユーザ」）に対するデータの交換を提供し支援することができる。

開示されるシステムは、運転手と駐車場所の所有者との間の通信のために、ＧＰＳ搭載モバイル機器（すなわち携帯電話、ＰＤＡ、タブレット端末、ポータブルコンピュータ）を使用し得る。開示されるシステムは、自身についての情報（すなわち名前、住所、電話）、自分の車（すなわちナンバープレート、車のブランド、車のモデル、年式など）及び金融情報（すなわちクレジットカード、ペイパル、銀行口座）を提供してシステムに参加する一連のユーザのために動作し得る。システムは、ユーザ間の取引を監視するデータベースに各ユーザを登録し得る。各取引は、次の２つのモードから構成され得る。

ａ）駐車場所の販売
登録されたユーザは、モバイル／ＧＰＳデバイスを使用することによって駐車場所を示す。この情報は、無線通信ネットワークを通じて、システムのデータベースを利用する他のユーザにブロードキャストされる。

ｂ）駐車場所の購入
登録されたユーザは、他の登録されたユーザによって提示された駐車場所を購入することができる。このシナリオにおいて、その駐車場所が固定された場所であるのに対し、探している運転手は、走行中の場所から（すなわち運転中に）操作する。

ある代替の例示的な実施形態においてモバイル／ＧＰＳネットワークシステムは、ハイヤー（例えばタクシー、シャトル、通勤バスなど）についての情報を取引及び／又は交換するために使用され得る。システムは、ハイヤーの位置及び利用可能性（すなわち席の数、チャイルドシート、荷物スペース）とその目的地方向についての情報を通信するために、モバイル／ＧＰＳデバイスを使用し得る。システムは、ユーザ間の取引を監視するデータベースに各ユーザを登録し得る。登録されたユーザは、モバイル／ＧＰＳデバイスを使用することによって自分の位置を示し得る。この情報は、無線通信ネットワークを通じて、システムのデータベースを利用する他のユーザにブロードキャストされ得る。一つのシナリオにおいては、運転手が自分の位置及び利用可能な席の数をブロードキャストし、歩行者が席を要請する。別のシナリオにおいては、歩行者が自分の位置をブロードキャストし、運転手が自分の車の席を提供する。

別の代替の例示的な実施形態においてモバイル／ＧＰＳネットワークシステムは、自転車の位置に関する情報を取引及び／又は交換するために使用され得る。システムは、自転車の位置及び利用可能性並びにその目的地についての情報を通信するために、モバイル／ＧＰＳデバイスを使用し得る。システムは、ユーザ間の取引を監視するデータベースに各ユーザを登録することができる。登録されたユーザは、モバイル／ＧＰＳデバイスを使用することによって自分の位置を示し得る。この情報は、無線通信ネットワークを通じて、システムのデータベースを利用する他のユーザにブロードキャストされ得る。一つのシナリオにおいてレンタル自転車を利用しているユーザは、自転車を探している別の人にその自転車を提供することができる。その自転車を提供する人は、その自転車の位置及び目的地をブロードキャストする。自転車を探している歩行者は、提供される自転車を予約し、或いは指定された場所でその自転車に乗る人（販売ユーザ）と会うことに合意する。

さらにユーザは、名前、姓、住所、電話番号、車のメーカー、車のモデル、車の年式、車のナンバープレートのナンバー、車のナンバープレートの州、車の登録有効期限日、ユーザの運転免許ＩＤ及びユーザのクレジットカード情報の少なくとも１つとともに登録され得る。さらに場所についての情報は、位置、時間、時間帯、価格、目的地及び所有者の少なくとも１つに関連付けられ得る。さらに場所を販売することは、購入ユーザが選択するために、利用可能な駐車場所を地図上に表示することを伴い得る。さらに場所の選択は、ウェブページ、電子メール、電話及びショートメッセージサービス（ＳＭＳ）送信の少なくとも１つを使用して取得され得る。

図１は、本開示の一実施形態によるシステムの概略を示す。具体的には図１は、本開示の一実施形態による、地理的位置についての情報を取引及び／又は交換するためのシステムの概略を示す。図１に示されるようにシステムは、登録モード１０２、販売モード１０６、購入モード１０７、予備的承諾モード１０８及び最終確認モード１１２を含む。これらの構成要素の各々は、以下でさらに詳細に説明される。

本開示の実施形態によれば、登録モード１０２は、クライアントサーバアーキテクチャを使用してデータベース１０９上で実施される。より具体的には登録モード１０２は、１つ又は複数のサーバで実行され得る。さらに登録モード１０２は、ウェブブラウザ及びネットワーク接続を使用して他の装置からアクセスされ得る。あるいは登録モード１０２は、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、携帯電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）及び／又はユーザの他のデジタルコンピューティングデバイスのようなコンピューティングシステムに、ローカルにインストールされ得る。顧客ユーザについての情報は、顧客データテーブル１０１として表され、データベース１０９において記憶され、取り出され、処理される。

データは、例えばホストシステム上に位置するデータベースに記憶される。利用可能な場所は、任意のタイプの記憶デバイスに、任意の便利なフォーマット（例えばリレーショナルデータベース、シーケンシャルファイル及び永続オブジェクト）で記憶され得る。利用可能な場所の記憶装置は、本明細書では便宜的に、利用可能な場所のデータベースと呼ぶこととする。これは利用可能な場所を記憶する唯一の態様がデータベースに記憶することであることを示唆するものではない。システムは、データベース１０９とともに単一のホストサーバが図示されているが、この実施形態において、１つ又は複数のサーバを使用することが可能であることが当業者によりさらに理解されるであろう。２つ以上のサーバの追加が本開示の適用に影響を与えないことを当業者は理解するであろう。

ＧＰＳ（地理的測位システム）は、情報の中でもとりわけ、ユーザのＧＰＳ搭載モバイル機器１０５の位置の緯度及び経度（すなわちＧＰＳ座標）１０４を提供することができる。当業者は、このＧＰＳを使用することでユーザが自分の地理的位置を特定できることを理解するであろう。この情報は、モバイル機器１０５（例えば電話、テレマティクス、ＰＤＡ、タブレット端末など）の画面に表示される地図上で見ることができる。モバイル機器１０５としては、特にこれらに限定はされないが、スマートフォン、ＧＰＳを含む。地図ソフトウェアは、任意の商用ソフトウェアパッケージによって実装され得る。地図ソフトウェアとしては、限定はされないが、ＴｏｍＴｏｍ社のＧｏ Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｎａｖｉｇａｔｉｏｎ、Ｇａｒｍｉｎ社のＳｔｒｅｅｔＰｉｌｏｔ ２６２０ ＧＰＳ Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｃａｒ Ｎａｖｉｇａｔｉｏｎ及びＡｐｐｌｅ社のｍａｐｋｉｔフレームワークを含む。逆ジオコーディングと呼ばれる処理を通じてＧＰＳ座標が物理的な住所と対応付けられ得ることは、当業者は理解するであろう。位置に関する情報（すなわち緯度、経度及び高度）は、他の情報（例えば時間、価格、所有者ＩＤ、購入ユーザＩＤ、住所、地物など）とともに、場所データテーブル１１０として表され、データベース１０９を通じて保存され、取り出され、処理される。

ＧＰＳは、地理的位置測定システムの一例として使用される。本開示は、ＧＰＳシステム及びＧＰＳ座標の使用には限定されず、概略的な地理的位置を特定するための任意のシステムを使用して実施されることも可能である。地理的な指標は、利用可能な場所のデータベースを可能な限りリアルタイムで最新の状態に保つために、車両及び他の交通機器から原則ほとんど連続的に受信され得る。車両及び交通機器からの更新が頻繁であるほど、利用可能な場所のデータベース中のデータがより正確になる。さらにＧＰＳ位置の情報源が多いほど、実行され得る情報照合が多くなり、それは利用可能な場所のより正確な特定に寄与し得る。

ユーザのモバイル機器１０５の位置を特定した後、ユーザは、販売又は購入という２つのモードに入ることができる。販売モード１０６においてユーザは、その地理的位置（場所）についてのデータベース情報をネットワークにブロードキャストすることによって提供する。これはモバイル機器１０５並びにユーザの電話及び／又はインターネット事業者によってサポートされる無線通信を通じて行われる。購入モード１０７においてユーザは、データベースの利用可能なデータテーブルから取得される場所のリストから所望の地理的位置（場所）を選択する。具体的には所望の地理的位置は、場所データテーブル１１０内の他の情報とともに、購入ユーザのＧＰＳ搭載モバイル機器１０５からブロードキャストされる。ブロードキャストされたメッセージは、受信者（例えばサーバ）によって受信され、次に所望される地理的位置の特に近隣の範囲内にある利用可能な１つ又は複数の場所について、データベースが検索される。所望される地理的位置の特に近隣の範囲内にある利用可能な１つ又は複数の場所がデータベースにある場合、利用可能な場所のテーブルデータを含むメッセージが購入ユーザのモバイル機器１０５にブロードキャストされる。これはモバイル機器１０５並びにユーザの電話及び／又はインターネットのキャリアによってサポートされる無線通信を通じて行われる。購入ユーザは、モバイル機器１０５に表示された利用可能な場所を地図上で見ることができ、利用可能な場所のリストから所望の場所を選ぶ。あるいは上記説明したユーザのステップは、例えばウェブページを介して、インターネットに接続されたコンピュータを使用して実行され得る。この処理については、本明細書の以下の段落において、特に図７のフローチャートの記述において、より詳細に説明される。

購入ユーザが場所を要請し、販売ユーザがその要請を受け入れると、取引についての情報（例えば日付、量、場所のＩＤ、販売ユーザ、購入ユーザなど）をデータベース１０９において取引データテーブル１１１に入力することによって、取引の予備的承諾（符号１０８）が成立する。販売ユーザによって提供された実際の場所が購入ユーザによって物理的に占有されると、最終確認によって取引が終了し（符号１１２）、購入が確認され得る（符号１１３）。このような最終的な取引の確認は、様々な手段（例えば販売ユーザと購入ユーザとの間の通信、販売ユーザの位置のＧＰＳ座標と購入ユーザの位置のＧＰＳ座標が同時に十分物理的に近接していることをサーバ上で検出することなど）によって達成され得る。問題がなければ、その処理は終了する。

図２は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図２は、２つのスクリーンショットを示している。１つは地図２０９に基づいて車両の場所を特定する処理のスクリーンショット、もう１つは地図２０９に基づいて目的地の場所を特定する処理のスクリーンショットである。この例でユーザの位置は、ここでは黒丸２０５で示される標識により特定される。車両の位置は、車の形をした標識２０３によって示される。矢印で終わるポリライン２０４は、ユーザの位置から始まって車両の位置で終わる例示的な経路を示す。注釈２０６は、車両の位置からユーザまでの情報（例えば「徒歩４分」）をユーザに提供する。具体的には注釈２０６は、ユーザが車両から徒歩４分のところにいることを示す。代替的に可能なのは、その距離をフィートで示すことである。

本明細書で使用される場合、「車両」又は「車両の」という用語又は他の同様の用語は、一般にスポーツユーティリティビークル（ＳＵＶ）を含む乗用車、バス、トラック、様々な商用車、種々のボート及び船を含む船舶、航空機、オートバイなどのようなエンジンを駆動力源とする動力車を含み、またハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド電気自動車、水素燃料自動車及びその他の代替燃料自動車（例えば石油以外の資源から得られた燃料）を含む。

ユーザインターフェースは、車両及びそのユーザが位置する範囲内の地理的領域を示す地図２０９からなる。ユーザは、ボタン（例えば「現在地」）２０２を選択することによって、自分の位置（黒丸２０５）を特定することができる。ユーザは、ボタン（例えば「自分の車」）２０１を選択することによって、自分の車両の位置（標識２０３）を特定することができる。ユーザは、ボタン（例えば「購入」）２０８を選択することによって、（図３で説明される）購入モードに入ることができ、或いはユーザは、ボタン（例えば「販売」）２０７を選択することによって、（図４で説明される）販売モードに入ることができる。

次のスクリーンショットではユーザは、ポインタ（例えばカーソル、マウス、タッチスクリーン上でのタップ）を使用してＧＰＳ搭載モバイル機器１０５に表示される地図上の位置を選択すること、入力デバイス（例えばキーボード）２１３を使用して目的地の住所又は住所に関連する任意の他の情報をタイプすること（符号２１２）、これらの少なくとも１つによって目的地２１４を選択することができる。

図３は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図３は、購入モードを図解するモバイル機器１０５の２つのスクリーンショットを示す。この例ではユーザは、図２に説明されるように、ボタン（例えば「購入」）２０８を選択することによって購入モードに入る（符号３０２）。ユーザは、ボタン（例えば「戻る」）３０１、３２１を選択することによって前の画面に戻ることができる。購入モードではユーザは、ユーザの目的地３１０を示す地図３０７を提示される。目的地は、ユーザによってタイプされた住所をジオコーディングすることによって取得される（ジオコーディングは、住所、郵便番号などの地理的データから地理的位置を見つける処理として言及される。この処理は、第３者のサービスとして利用可能である。）。目的の位置、すなわちユーザの目的地３１０は、地図３０７の中心に表示される。またユーザは、選択可能な全ての利用可能な駐車場所３０８を見ることができる。地図３０７上の任意の駐車場所３０８を選択することによって、ユーザは、選択された場所についての具体的な情報（例えば駐車場所が利用可能な時間、価格及び／又は他の情報）を呼び出すことができる（符号３０６）。またユーザは、ボタン３０４を選択することによって、ユーザが駐車場所を探している時間帯３０５、３０９を入力することができ、システムは、その時間帯３０５、３０９に利用可能な駐車場所のみを示す。またユーザは、ボタン３０３を選択することによって、ユーザが駐車場所のために払う金額の範囲を入力することができ、システムは、その金額の範囲で利用可能な駐車場所のみを示す。本開示では、「駐車場所」という用語は、車両を駐車するのに適切な任意の位置を包含し得る。駐車場所は、例えば用地の一区画、私道、車庫、路側などに位置し得る。

ユーザが利用可能な駐車場所を選択すると、（例えば「場所を購入」３１１と題された）画面が表示され、その場所の情報及びその場所の所有者の情報についてのさらなる情報をユーザが見ること、及びボタン（例えば「要請」）３１２を選択することによってその場所を要請することが可能になる。その場所の情報は、画面の１つの区画に表示され得る。より具体的には、駐車場所のタイプ（符号３１３：例えば「駐車メーター」）、その距離（符号３１４：例えば「ＭＯＣＡから０．２マイル」）、利用可能な時間（符号３２０：例えば「午後５：４５から利用可能」）及び／又は価格（符号３１５：例えば７ドル）についての情報が表示される。さらに車及びその場所の所有者についての情報が画面の別の区画に表示され得る（符号３１６）。より具体的には、車のタイプ（符号３１７：例えば「トヨタ ヤリス」）、ナンバープレート（符号３１７：例えば「９５＊＊８１」）、車の写真３１９及び車の所有者の人気と評判についての情報（符号３１８：例えば「１人が販売ユーザとして評価」及び「７人が購入ユーザとして評価」）が表示される。

図４は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図４は、販売モードを図解するモバイル機器１０５の２つのスクリーンショットを示す。この例ではユーザは、図２で説明されたボタン（例えば「販売」と題された）２０７を選択することによって販売モードに入る（符号４０２）。ユーザは、ボタン（例えば「戻る」と題された）４２１を選択することによって、前の画面に戻ることができる。この販売モードではユーザは、ユーザの現在地を示す標識４０４が表示される地図４０７を提示される。またユーザは、ボタン４０３（例えば「現在地」と題された）を選択することによって、自分の位置を呼び出すことができる。何らかの理由で車の位置（標識４０４）が地図４０７に表示されない場合、ユーザは、ボタン（例えば「自分の車」と題された）４０１を選択することによって、その車の位置を呼び出すことができる。その後にユーザは、ボタン４０５（例えば「販売」と題された）を選択することによって、次の販売モード画面に入ることができる。

ユーザが駐車場所を提供することを選択すると、（例えば「場所を販売」と題された）画面４１１が表示され、場所及び車についての情報をユーザが編集すること、及びボタン（例えば「ブロードキャスト」）４１２を選択することによってその情報をネットワークにブロードキャストすることが可能になる。場所についての情報は、画面のある区画に表示され得る。より具体的には、場所のタイプ（符号４１３：例えば「個人の車庫」）、住所（符号４１４：例えば「２８８ Ｎｏｒｆｏｌｋ Ｓｔ Ｃａｍｂｒｉｄｇｅ ＭＡ」）、利用可能な時間（符号４２０：例えば「午後５時〜午後８時まで利用可能」）及び／又は価格（符号４１５：例えば「３ドル／時間」）についての情報が表示され、編集され得る。さらに車及び場所の所有者についての情報が画面の別の区画に表示され得る（符号４１６）。より具体的には、車のタイプ（符号４１７：例えば「レクサス ＩＳ ２５０」）、ナンバープレート（符号４１７：例えば１８＊＊ＧＯ）、車の写真（符号４１９）及び車の所有者の人気と評価（符号４１８：例えば「５２人が販売ユーザとして評価」及び「３９人が購入ユーザとして評価」）についての情報が表示される。

図５は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図５は、駐車場所が利用可能であることを販売ユーザがブロードキャストした後、購入ユーザからの要請を販売ユーザが受信する選択モードの段階を図解するモバイル機器１０５の１つのスクリーンショットを示す。この例ではユーザは、時間順に並べられた１人又は複数の購入ユーザからの要請（符号５１５、５１２など）を受信する。各要請に関連する情報が表示される。具体的には、車のタイプについての情報（符号５１５、５１２：例えば「フォルクスワーゲン ジェッタ」又は「トヨタ プリウス」）、購入ユーザとなる可能性のある人からの簡単なメッセージ（符号：５０４、５０７：例えば「午後４時５５分にそこにいます！」又は「午後５時にそこにいます！」）及び価格についてのメッセージ（符号５１１、５１４：例えば「３ドル／時間なら都合がいいです」又は「３ドル／時間なら都合がいいです」）が表示され得る。またこれらとともに、１つ又は複数の要請が送信された時間及び日付（符号５０６、５０９：例えば「２０１１年１１月３日 午後４時４２分」又は「２０１１年１１月３日 午後４時４７分」）が表示され得る。次にユーザは、受け入れる（例えば「受け入れる」と題されたボタン５１３、５１０を選択）か、断る（例えば「断る」と題されたボタン５０５、５０８を選択）か、２つの選択肢が与えられる。

図６は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図６は、最終確認処理を図解するモバイル機器１０５の２つのスクリーンショットを示す。この例では販売ユーザは、その取引を確認するメッセージとして、取引が行われた車のタイプ（符号６０２：例えば「フォルクスワーゲン ジェッタ」）及び価格（符号６０５：例えば「３ドルが支払われます！」）を含むメッセージ（符号６０１：例えば「以下の車種で取引が成立」）を購入ユーザから受信する。そして販売ユーザは、その購入ユーザを評価するか評価しないかの選択肢を有し得る（例えば「評価する」と題されたボタン６０４又は「評価しない」と題されたボタン６０３を選択）。

逆に購入ユーザは、その取引を確認するメッセージとして、取引が行われた車のタイプ（符号６０７：例えば「レクサスＩＳ ２５０」）及び価格（符号６１０：例えば「３ドルを支払います！」）を含むメッセージ（符号６０６：例えば「以下の車種で取引が成立」）を販売ユーザから受信する。そして購入ユーザは、その販売ユーザを評価するか評価しないかの選択肢を有し得る（例えば「評価する」と題されたボタン６０９又は「評価しない」と題されたボタン６０８を選択）。

図７は、本開示の一実施形態による、地理的位置についての情報を取引及び交換する処理を図示したフローチャートである。この実施形態においては、ステップの１つ又は複数が省略され、繰り返され、及び／又は異なる順序で実行され得る。したがって図７に示されるステップの特定の順序は、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

最初にユーザは、開始画面（例えば地図）が提示される（符号７０１）。初回である場合、ユーザは、自身についての情報（符号７０２：例えば「個人」と題されたカテゴリー）、車両についての情報（符号７０３：例えば「車両」と題されたカテゴリー）及び／又は金融についての情報（符号７０４：例えば「金融」と題されたカテゴリー）情報を提供して登録するように要求される（符号７０５）。つづいてユーザは、販売モード又は購入モードに入るという選択を有する（符号７０６）。販売モードに入るとユーザは、提供する場所を選択すること（符号７０７：例えば地図中のある点を選択又は住所を入力）、その場所が利用可能である時間を設定すること（符号７０８）、その場所の価格を設定すること（符号７０９）及びその情報をネットワークにブロードキャストすること（符号７１０）を促される。購入モードに入るとユーザは、目的の場所を選択すること（符号７１１：例えば地図中のある点を選択又は住所を入力）、ユーザがその場所を望む時間帯を設定すること（符号７１２）、ユーザがその場所に対して要請する価格帯を設定すること（符号７１３）及びその情報をネットワークにブロードキャストすること（符号７１４）を促される。

販売ユーザが購入ユーザからの要請を受信すると（７１５）、販売ユーザは、その要請を受け入れる又は断るという選択を有する（符号７１６）。販売ユーザが要請を断ると、システムは、新たな購入ユーザからの要請を待つ。販売ユーザが購入ユーザからの要請を受け入れると、販売ユーザは、確認メッセージを購入ユーザへ送信する（符号７１７）。購入ユーザは、その要請の確認を受信すると（符号７２０）、販売ユーザからの確認を受け入れる又は断るという選択を有する（符号７２１）。購入ユーザが要請を断ると、システムは、別の販売ユーザからの新たな要請を待つ。購入ユーザが販売ユーザからの要請を受け入れると、購入ユーザは、確認メッセージを販売ユーザへ送信する（符号７２２）。この確認は、販売ユーザと購入ユーザが地理的位置を物理的に交換する場合にのみ終了する予備的な承諾を開始する（符号７１８）。

予備的な取引と最終的な取引との間の時間に、販売ユーザと購入ユーザは、接近の進行状況及び／又は起こり得る問題（すなわち交通渋滞、事故、気変わりなど）について最新の情報を相手に知らせるために、通信（例えばテキストメッセージ、電子メールなど）を行い得る。販売ユーザは、購入ユーザへメッセージを送信することができ（符号７１９）、逆に購入ユーザも販売ユーザへメッセージを送信することができる（符号７２３）。

販売ユーザと購入ユーザとの間での物理的な交換をシステムが確認すると（符号７２４）、問題がなければ（符号７２５）、取引が成立したことを示すメッセージが販売ユーザへ送信され、購入が確認される（符号７２６）。これにより販売ユーザ側の処理は終了する（符号７２８）。いくつかの実施形態では、購入ユーザ側の言動についての販売ユーザの評価が可能である。同様に、取引が成功したことを示すメッセージが購入ユーザへ送信され、購入が確認される（符号７２７）。これにより購入ユーザ側の処理は終了する（符号７３０）。いくつかの実施形態では、販売ユーザ側の行動についての購入ユーザの評価が可能である。問題に遭遇すると中止が発生する（符号７２９）。

図８は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図８は、自転車の販売モードを図解するモバイル機器１０５の２つのスクリーンショットを示す。この例ではユーザは、ユーザの自転車の現在地を示す標識８０４が表示される地図８０７を提示される（符号８０２）。またユーザは、ボタン８０３（例えば「現在地」と題された）を選択することによって、自分の位置を呼び出すことができる。何らかの理由で自転車の現在地（標識８０４）が地図８０７に表示されない場合、ユーザは、ボタン８０１（例えば「自分の自転車」と題された）を選択することによって、その自転車の位置を呼び出すことができる。そしてユーザは、ボタン８０５（例えば「販売」と題された）を選択することによって、次の販売モード画面に入ることができる。本開示では、「自転車（ｂｉｋｅ）」又は「自転車（ｂｉｃｙｃｌｅ）」という用語は、例えば一輪車、三輪車などを含む適切なペダル駆動の車両を包含し得る。

ユーザが自転車を提供することを選択すると、（例えば「自転車に乗る」と題された）画面８１１が表示されて、場所情報８１３及び自転車情報８１６をユーザが編集することと、及びボタン（例えば「ブロードキャスト」）８１２を選択することによってその情報をネットワークにブロードキャストすることを可能にする。場所についての情報は、画面のある区画に表示され得る。より具体的には、場所のタイプ（符号８１３：例えば「曲がり角」）、住所（符号８１４：例えば「２８８ Ｎｏｒｆｏｌｋ Ｓｔ Ｃａｍｂｒｉｄｇｅ ＭＡ」）、利用可能な時間（符号８２０：例えば「午後１時３０分に到着」）及び／又は価格（符号８１５：例えば「１ドル」）についての情報が表示され、編集され得る。さらに自転車及び場所の所有者についての情報が画面の別の区画に表示され得る。より具体的には、自転車のタイプ（符号８１７：例えば「Ｄａｈｏｎ ＭＵ７」）、ナンバープレート又は自転車ＩＤ（符号８１７：例えば「ＭＡ＊３３」）、自転車の写真８１９及び自転車の所有者の人気と評判（符号８１８：例えば「３２人が販売ユーザとして評価」）についての情報が表示され得る。

図９は、本開示の一実施形態による例示的なスクリーンショットを示す。具体的には図９は、タクシーの販売モードを図解するモバイル機器１０５の２つのスクリーンショットを示す。この例ではユーザは、ユーザの現在地を示す標識９０４が表示される地図９０７を提示される（符号９０２）。またユーザは、ボタン９０３（例えば「現在地」と題された）を選択することによって、自分の位置を呼び出すことができる。何らかの理由でタクシーの位置（標識９０４）が地図９０７に表示されない場合、ユーザは、ボタン９０１（例えば「自分のタクシー」と題された）を選択することによって、そのタクシーの位置を呼び出すことができる。そしてユーザは、ボタン９０５（例えば「販売」と題された）を選択することによって、次の販売モード画面に入ることができる。本開示では、「タクシー」又は「キャブ」という用語は、例えばバス、「自転車タクシー」、通勤車両などを含む適切なハイヤーを包含し得る。

ユーザが席を提供することを選択すると、（例えば「席を販売」と題された）画面９１１が表示され、席の情報９１３及びタクシーの情報９１６についての情報をユーザが編集すること、及びボタン（例えば「ブロードキャスト」）９１２を選択することによってその情報をネットワークにブロードキャストすることを可能にする。場所についての情報は、画面のある区画に表示され得る。より具体的には、席のタイプ（符号９１３）、住所（符号９１４：例えば「２８８ Ｎｏｒｆｏｌｋ Ｓｔ Ｃａｍｂｒｉｄｇｅ ＭＡ」）、利用可能な席の数（符号９２０：例えば「２座席」）及び／又は価格（符号９１５：例えば「１ドル」）についての情報が表示され、編集され得る。さらにタクシー及び場所の所有者についての情報が画面の別の区画に表示され得る（符号９１６）。より具体的にはタクシーの車種（符号９１７：例えば「フォード Ｃｒｏｗｎ Ｖ」）、ナンバープレート（符号９１７：例えば「１Ｅ＊＊８９」）、タクシーの写真９１９及びタクシーの所有者の人気と評価（符号９１８：例えば「１５２人が販売ユーザとして評価」）が表示され得る。

最後の２つの図、すなわち図８及び図９は、図７でフローチャートとして説明された一般的な方式の変形であることを当業者は理解するであろう。両方の場合において違いは、表面的なもの、すなわち画面の名前の違いにすぎない（例えば、「場所」が「席」に置き換えられ、「車」が「タクシー」又は「自転車」に置き換えられる。）。本質的にシステムは、同じ方法で動作し、ラベルのみが変化する。

このセクションの始まりに言及したように、本開示の実施形態の前述の説明は、図解及び説明のみを目的に提示されている。これらは、網羅的であること、及び本開示を開示された形態に限定することを意図するものではない。したがって多くの変更及び変形が当業者には明らかである。さらに上記の開示は、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

この発明を実施するための形態で説明されたデータ構造及びコードは、通常、コンピュータ可読記憶媒体に記憶される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータシステムにより使用されるコード及び／又はデータを記憶できる任意のデバイス又は媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、限定はされないが、ディスクドライブ、ソリッドステートドライブ（ＳＳＤ）、ＣＤ（コンパクトディスク）、ＤＶＤ（デジタル多用途ディスク又はデジタルビデオディスク）のような揮発性メモリ、非揮発性メモリ、磁気及び光学記憶デバイスを含む。またコンピュータ可読記憶媒体は、未知の又は今後開発されるコンピュータ可読媒体を記憶することが可能な他の媒体を含む。

発明を実施するための形態のセクションにおいて説明される方法及び処理は、上で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体に記憶可能なコード及び／又はデータとして具現化され得る。コンピュータシステムを含むモバイル機器がコンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコード及び／又はデータを読み取り実行するとき、コンピュータシステムは、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され、データ構造及びコードとして具現化される方法及び処理を実行する。さらに上記の方法及び処理は、少なくとも１つの制御装置／コンピュータによって実行されることが理解される。「制御装置」又は「コンピュータ」という用語は、メモリ及びプロセッサを含むハードウェアデバイスを指す。メモリは、プログラム命令を記憶するように構成され、プロセッサは、特に前述したプログラム命令を実行して、さらに上記説明した１つ又は複数の処理を実行するように構成される。

さらに以下で説明される方法及び処理は、ハードウェアモジュールに含まれ得る。例えばハードウェアモジュールは、限定はされないが、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）チップ、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）及び未知の又は今後開発される他のプログラム可能な論理デバイスを含み得る。ハードウェアモジュールが作動すると、ハードウェアモジュールは、ハードウェアモジュール内に含まれる方法及び処理を実行する。

システムにおける登録、購入、販売、予備的承諾及び最終確認のモード（符号１０２、１０６、１０７、１０８、１１２）は、種々の通信媒体を通じてユーザと対話し得ることを当業者は理解するであろう。言い換えると、ユーザインターフェース１０３へのアクセスは、ＧＵＩ又はウェブベースのユーザインターフェースのようなアプリケーションの標準的なユーザインターフェースに制限されなくてよい。結果としてユーザは、電子メール、電話及び／又はショートメッセージサービス（ＳＭＳ）送信などの仕組みを通じて、ユーザインターフェース１０３にアクセスすることもできる。例えばユーザは、ウェブブラウザでウェブページをロードすること、又はモバイル機器にインストールされたアプリケーションを実行することの代わりに、ある場所に対する関心を確認するための一連のキーワードを含む電子メール又はＳＭＳメッセージを送信することによって、予備的承諾モード１０８において対話することができる。同じようにユーザは、予備的承諾モード１０８の段階において、テキストデータを送信する代わりに電話で自動音声応答（ＩＶＲ）システムに音声命令を出すことができる。

上記説明したように本開示の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又は任意のプロセス及び／又はこれらの実施形態を実施するための装置の形態で具現化され得る。これらの実施形態は、フロッピーディスク（登録商標）、ＣＤ−ＲＯＭ、ハードドライブ又は任意の他のコンピュータ可読記憶媒体のような有形媒体に具現化される命令を含むコンピュータプログラムコードの形態で具現化されてもよい。このコンピュータプログラムコードがコンピュータにロードされ、コンピュータによって実行されると、コンピュータは実施形態を実施するための装置になる。これらの実施形態は、コンピュータプログラムコードの形態で具現化されてもよい。コンピュータプログラムコードは、例えば記憶媒体に記憶され、コンピュータにロード及び／又はコンピュータによって実行され得る。またコンピュータプログラムコードは、例えば電気的な配線、ケーブル、光ファイバ、電磁放射などの何らかの送信媒体を通じて送信され得る。このコンピュータプログラムコードがコンピュータにロードされ、コンピュータによって実行されると、コンピュータは実施形態を実施するための装置になる。汎用マイクロプロセッサに実装される場合、コンピュータプログラムのコードセグメントは、特定の論理回路を形成するようにマイクロプロセッサを構成する。

本開示の内容は例示的な実施形態を参照して説明されたが、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な変更が行われ、これらの実施形態の要素が均等物に置換され得ることを当業者は理解するであろう。さらに本開示の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料を本開示の教示に適合させる多くの修正が行われ得る。したがって本開示は、本発明を実行するために考慮されたベストモードとして開示される特定の実施形態には限定されず、添付の特許請求の範囲内で全ての実施形態を含むことを意図するものである。さらに第１の、第２のなどの用語の使用は、順序又は重要性を何ら示すものではなく、むしろ第１の、第２のなどの用語は、要素を互いに区別するために使用されている。

本開示は、ソースコード、オブジェクトコード、コード中間ソース及びオブジェクトコードの形式（例えば部分的にコンパイルされた形式）、又はこれらの実施形態の実施において使用するのに適切な任意の他の形式のコンピュータプログラムにまで及ぶ。コンピュータプログラムは、適切なスタンドアロンのアプリケーション、ソフトウェアコンポーネント、スクリプト又は他のアプリケーションへのプラグインである。これらの実施形態を組み込むコンピュータプログラムは、例えばＲＯＭ又はＲＡＭのような記憶媒体、ＣＤ−ＲＯＭのような光学記録媒体又はフロッピーディスクのような磁気記録媒体等、コンピュータプログラムを搬送可能な任意のエンティティ又はデバイスとして存在する搬送媒体上で有利に具現化される。コンピュータプログラムは、サーバからインターネットを介して適切にダウンロードされ得る。またコンピュータプログラムは、集積回路で具現化することも可能である。本明細書で説明される原理をコンピュータに実質的に実行させるコードを含む任意のかつ全てのそのような実施形態は、これらの実施形態の範囲内に含まれる。

前述した本開示の好ましい実施形態の説明は、図解及び説明を目的に提示されている。これは網羅的であること、又は開示される厳密な形態に限定することを意図するものではない。上記の教示を考慮すると、自明な変更又は変形が可能である。これらの実施形態は、本開示の原理及びその実用的応用の最適な図解を提供するために選択されて説明されており、それによって当業者は、考慮される特定の使用に適合するように様々な実施形態で様々な変更を行って、本開示を利用することが可能になる。全てのそのような変更及び変形は、それらが適正に、法的に、かつ公正に権利を与えられる範囲に従って解釈されるならば、添付の特許請求の範囲によって画定される本開示の範囲内である。

Claims (20)

1. 駐車場所、自転車又はタクシーの１つを示す場所を販売するための指示であって、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される前記場所に関連付けられる地理的位置を含む指示を販売ユーザから受信すること、
   前記場所を販売するための指示をデータベースに記憶すること、
   前記場所に関連付けられる地理的位置を含み、前記場所が購入に利用可能であるという指示を１人又は複数のユーザへ送信すること、
   前記場所を購入するための指示を購入ユーザから受信すること、
   前記販売ユーザと前記購入ユーザとの間の前記場所の購入に関わる取引を処理すること、を含む方法。
2. 登録されたユーザ間の通信を可能にするシステムに複数のユーザを登録することをさらに含み、前記販売ユーザ及び前記購入ユーザが登録されたユーザである、請求項１に記載の方法。
3. 登録されることになるユーザから、名前、姓、住所、電話番号、ナンバープレートの番号、運転免許証の番号、クレジットカードの番号及び身分証明書の情報の少なくとも１つを受信することをさらに含む、請求項２に記載の方法。
4. 前記場所を購入するための指示は、地理的位置、住所、時間帯及び価格帯の情報の少なくとも１つを含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記場所を販売するための指示は、時間、期間及び価格の情報の少なくとも１つをさらに含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記場所が購入に利用可能であるという指示は、前記１人又は複数のユーザが見るための地図に表示されるように送信される、請求項１に記載の方法。
7. 前記販売ユーザと前記購入ユーザとの間の通信を支援することをさらに含み、その通信は、インターネットメッセージ（ＴＣＰ／ＩＰ）、電子メール、電話及びショートメッセージサービス（ＳＭＳ）送信の少なくとも１つを使用して実行される、請求項１に記載の方法。
8. 目的地の指示であって、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される前記目的地に関連付けられる地理的位置を含む指示を前記購入ユーザから受信すること、
   前記目的地の所定の近隣の範囲内で、前記データベースに記憶されている１つ又は複数の場所を決定すること、
   前記１つ又は複数の場所の指示であって、各場所に関連付けられる地理的位置を含む指示を前記購入ユーザへ送信することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
9. 駐車場所、自転車又はタクシーの１つを示す場所を販売するための指示であって、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される前記場所に関連付けられる地理的位置を含む指示を送信するように構成される販売側デバイスと、
   前記場所を購入するための指示を送信するように構成される購入側デバイスと、
   前記場所を販売するための指示を前記販売側デバイスから受信し、
   前記場所を購入するための指示を前記購入側デバイスから受信し、
   前記場所を販売するための指示をデータベースに記憶し、
   前記場所に関連付けられる地理的位置を含み、前記場所が購入に利用可能であるという指示を１人又は複数のユーザへ送信し、
   前記販売側デバイスと前記購入側デバイスとの間の前記場所の購入に関わる取引を処理するように構成される制御装置と、を備えるシステム。
10. 前記制御装置は、さらに登録されたユーザ間の通信を可能にするシステムに複数のユーザを登録するように構成され、
    前記販売側デバイス及び前記購入側デバイスは、登録されたユーザによってそれぞれ操作される、請求項９に記載のシステム。
11. 前記場所を購入するための指示は、地理的位置、住所、時間帯及び価格帯の情報の少なくとも１つを含む、請求項９に記載のシステム。
12. 前記場所を販売するための指示は、時間、期間及び価格の情報の少なくとも１つをさらに含む、請求項９に記載のシステム。
13. 前記購入側デバイスは、さらに前記場所が購入に利用可能であるという指示を受信し、地図上に前記場所を表示するように構成される、請求項９に記載のシステム。
14. 前記制御装置は、さらに前記販売側デバイスと前記購入側デバイスとの間の通信を支援するように構成され、その通信は、インターネットメッセージ（ＴＣＰ／ＩＰ）、電子メール、電話及びショートメッセージサービス（ＳＭＳ）送信の少なくとも１つを使用して実行される、請求項９に記載のシステム。
15. 前記購入側デバイスは、さらに目的地の指示であって、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される前記目的地に関連付けられる地理的位置を含む指示を送信するように構成され、
    前記制御装置は、さらに前記購入側デバイスから前記目的地の指示を受信し、
    前記目的地の所定の近隣の範囲内で、前記データベースに記憶されている１つ又は複数の場所を決定し、
    前記１つ又は複数の場所の指示であって、各場所に関連付けられる地理的位置を含む指示を前記購入側デバイスへ送信するように構成される、請求項９に記載のシステム。
16. 制御装置によって実行可能なプログラム命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
    駐車場所、自転車又はタクシーの１つを示す場所を販売するための指示であって、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される前記場所に関連付けられる地理的位置を含む指示を販売ユーザから受信するプログラム命令と、
    前記場所を販売するための指示をデータベースに記憶するプログラム命令と、
    前記場所に関連付けられる地理的位置を含み、前記場所が購入に利用可能であるという指示を１人又は複数のユーザへ送信するプログラム命令と、
    前記場所を購入するための指示を購入ユーザから受信するプログラム命令と、
    前記販売ユーザと前記購入ユーザとの間の前記場所の購入に関わる取引を処理するプログラム命令とを含む、コンピュータ可読記憶媒体。
17. 登録されたユーザ間の通信を可能にするシステムに複数のユーザを登録するプログラム命令をさらに含み、前記販売ユーザ及び前記購入ユーザが登録されたユーザである、請求項１６に記載のコンピュータ可読媒体。
18. 前記場所を購入するための指示は、地理的位置、住所、時間帯及び価格帯の情報の少なくとも１つを含む、請求項１６に記載のコンピュータ可読媒体。
19. 前記場所を販売するための指示は、時間、期間及び価格の情報の少なくとも１つをさらに含む、請求項１６に記載のコンピュータ可読媒体。
20. 目的地の指示であって、ウェブページ又はモバイル機器の１つによって取得される前記目的地に関連付けられる地理的位置を含む指示を前記販売ユーザから受信するプログラム命令と、
    前記目的地の所定の近隣の範囲内で、前記データベースに記憶されている１つ又は複数の場所を決定するプログラム命令と、
    前記１つ又は複数の場所の指示であって、各場所に関連付けられる地理的位置を含む指示を前記購入側デバイスへ送信するプログラム命令と、をさらに含む、請求項１６に記載のコンピュータ可読媒体。

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