本願は、出願番号がCN201410109876.Xであって、出願日が2014年3月24日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願のすべてのコンテンツを本願に援用する。
本発明は、通信技術分野に関し、特に、ページロールバック制御方法及びページロールバック制御装置に関する。
ブラウザにおいて、前ページに戻るのが基本的な機能の1つであり、ユーザに前に閲覧したページに戻らせることができる。ブラウザのインタフェースには、通常、前ページに戻る機能を提供するための戻るコントロールが設定され、ユーザーが前に閲覧したページに戻る必要がある場合に、この戻るコントロールをクリックして、前に閲覧したページに戻ることができる。
ユーザーが複数のページを閲覧する場合について、前ページの前のある履歴ページに戻る必要とする場合に、従来技術の戻るコントロールを利用して戻る操作を行うと、戻るコントロールを数回繰り返してクリックする必要があり、特に、例えばある分野のスポーツ選手や地域観光を紹介するページ(少ないなら数ページがあり、多いなら数十ページがある)などのような複数のページに分けて示される文章、或いは、同じシリーズの複数の画像に対し、操作が非常に煩雑である。
従来の従来技術の問題点を克服するために、本発明は、ページロールバック制御方法及びページロールバック制御装置を提供する。
本発明に係る実施例の第1の局面によれば、ページロールバック制御方法を提供し、前記ページロールバック制御方法は、ロールバック操作を取得するステップと、前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断するステップと、前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第1の可能な実現形態において、前記方法は、さらに、前記現在ページのページコンテンツおよび前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第2可能な実現形態において、前記方法は、さらに、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得するステップと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合、前記現在ページを分けられたコンテンツページとして決定するステップと、前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するステップと、を含む。
第1の局面の第2の可能な実現形態を組合せて、第1の局面の第3の可能な実現形態において、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するステップは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得するステップと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクにおいて、識別子における特徴キャラクタが次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および/または↓を含む所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断するステップと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクにおいて、所定のハイパーリンクが存在する場合、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するステップと、を含む。
第1の局面の第1または第2の可能な実現形態を組合せて、第1の局面の第4の可能な実現形態において、前記方法は、さらに、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析するステップと、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第5の可能な実現形態において、前記ロールバック操作を取得するステップは、さらに、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出するステップと、前記ロールバックコントロールがトリガされた場合、前記ロールバックコントロールがトリガされた時間の長さを記録するステップと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えた場合、前記ロールバック操作を取得したことを決定するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第6の可能な実現形態において、前記ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するするか否かを判断するステップは、前記所定のロールバックページのリンクアドレスが存在するか否かを検索するステップ、或いは、前記所定のロールバックページのページコンテンツが記憶されたか否かを検索するステップ、を含む。
本発明に係る実施例の第2の局面によれば、ページロールバック制御装置を提供し、前記ページロールバック制御装置は、ロールバック操作を取得するための操作取得ユニットと、前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断するための第1の判断ユニットと、前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するための表示ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第1の可能な実現形態において、前記装置は、さらに、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するための第1のページコンテンツ取得ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと、前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するための第2の判断ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定し、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するための第1の設定ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第2の可能な実現形態において、前記装置は、さらに、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得するための第2のページコンテンツ取得ユニットと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するための第3の判断ユニットと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合、前記現在ページを分けられたコンテンツとして決定するための第1の決定ユニットと、前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するための第1のページコンテンツ取得ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと、前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するための第2の判断ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定し、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するための第1の設定ユニットと、を備える。
第2の局面の第2の可能な実現形態を組合せて、第2の局面の第3の可能な実現形態において、前記第2のページコンテンツを取得ユニットは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得するためのハイパーリンク取得ユニットと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクにおいて、識別子における特徴キャラクタが次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および/または↓を含む所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断するためのハイパーリンク判断ユニットと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクにおいて、所定のハイパーリンクが存在する場合、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するためのページコンテンツ取得サブユニットと、を備える。
第2態様の第1または第2の可能な実現形態を組合せて、第2態様の第4の可能な実現形態において、前記装置は、さらに、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析するための解析ユニットと、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMのツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定するための比較ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第5の可能な実現形態において、前記操作取得ユニットは、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出するためのトリガ検出ユニットと、前記ロールバックコントロールがトリガされた場合、前記ロールバックコントロールがトリガされた時間の長さを記録するための時間の長さ記録ユニットと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えたか否かを判断するための時間判断ユニットと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えた場合、前記ロールバック操作を取得したことを決定するための第2の決定ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第6の可能な実現形態において、前記第1の判断ユニットは、前記所定のロールバックページのリンクアドレスが存在するか否かを検索し、或いは、前記所定のロールバックページのページコンテンツが記憶されたか否かを検索するための検索ユニットを備える。
本発明に係る実施例の第3の局面によれば、端末を提供し、前記端末は、ロールバック操作を取得し、前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断し、前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するためのプロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を備える。
本発明に係る実施例に提供された技術案では、次の有益な効果を含むことができ、即ち、ページ分けで複数のコンテンツページで1つの文章または同じシリーズの複数の図を表示する場合には、本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法によれば、所定のロールバックページを、当該文章または当該同じシリーズの図のタイトルの位置するページに設定することができる。このように、ユーザは、文章のタイトルをクリックして、分けられたウェブページにリンクし、または図のタイトルをクリックして図が1枚ずつ表示されるウェブページにリンクし、コンテンツページが何ページに分けられても、ユーザのロールバック操作を取得すると、タイトルの位置する所定のロールバックページを直接に開くことができるため、操作が非常に簡単且つ便利であり、前の履歴ページに戻るように、ユーザが「前ページに戻る」コントロールを数回クリックしなければならない問題を回避することができる。
上記の一般的な説明および後述の詳細な説明は、例示的かつ解釈的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ここにおける図面は、本明細書に組み込まれて明細書の一部として構成され、本発明に相応しい実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を解釈する。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を例示的に示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係るウェブページを例示的に示す図である。
一例示的な実施例に係る他のウェブページを例示的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を例示的に示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を例示的に示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御を使用する端末を例示的に示すブロック図である。
本発明について、上記図面で明確の実施例を示し、後述でより詳細に説明する。これらの図面は、何らかの方法で本発明の思想の範囲を制限するのではなく、特定な実施例を参照することで当業者に本発明のコンセプトを説明するためのものである。
ここで、図面を参照しながら、例示的な実施例を詳細に説明する。以下の説明が図面に言及する場合には、特に説明しない限り、異なる図面における同じ符号が同一又は相当な要素を示す。以下、例示的な実施例に開示された実施形態は、本発明と一致するすべての実施形態ではない。これらは、ただ添付の特許請求の範囲に記載の本発明のある局面と一致する装置と方法の例である。
図1は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を示すフローチャートであり、図1に示すように、前記ページロールバック制御方法は、端末に用いられ、以下のステップを含む。
ステップS101において、ロールバック操作を取得する。
本発明の例示的な実施例において、ロールバック操作は、一般的なブラウザ上における「前ページに戻る」コントロールをクリックして戻る操作と異なり、ロールバック操作を取得する場合に、ブラウザ上にある専用のロールバック操作コントロールを設定し、当該専用のロールバック操作コントロールにより、ロールバック操作を受信することができる。或いは、ブラウザにおける既存のコントロールに機能を兼ねさせ、例えば、通常のブラウザに、「前ページに戻る」というコントロールが設定されており、それをクリックすると、前ページに戻ることができることに対して、機能を兼ねる場合に、「前ページに戻る」コントロールを長押しすると、ロールバック操作を取得することができる。
ステップS102において、前記ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するか否かを判断する。
前記所定のロールバックページは、予め設定されたページであり、当該予め設定されたページが現在ページの前に閲覧したページであってもよく、現在ページの前に閲覧したページの前のある履歴ページであってもよい。これから分かるように、本発明の例示的な実施例において、所定のロールバックページは、現在ページの前に閲覧したページに限らず、必要に応じて予め設定されたものである。
前記所定のロールバックページが存在すると、ステップS103において、所定のロールバックページを表示する。
所定のロールバックページへ戻ろうとする場合、所定のロールバックページのリンクアドレスを取得し、当該リンクアドレスにアクセスして所定のロールバックページを表示することにより実現される。また、予め記憶された所定のロールバックページのページコンテンツを取得するとともに、ブラウザにページコンテンツをロードし、所定のロールバックページを表示してもよい。
所定のロールバックページが存在しない場合には、即ち、所定のロールバックページがヌル(Null)である場合には、なんらかの操作をしなくてもよく、即ち、ロールバック操作が効果を奏しておらず、ロールバックの流れを終了する。
本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法は、まず、ロールバック操作を検出し、そして、当該ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するか否かを判断し、ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在した場合、当該所定のロールバックページを表示する。
ページ分けで複数のコンテンツページで1つの文章または同じシリーズの複数の図を表示する場合には、本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法によれば、所定のロールバックページを、当該文章または当該同じシリーズの図のタイトルの位置するページに設定することができる。このように、ユーザは、文章のタイトルをクリックして、分けられたウェブページにリンクし、または図のタイトルをクリックして図が1枚ずつ表示されるウェブページにリンクし、コンテンツページが何ページに分けられても、ユーザのロールバック操作を取得すると、タイトルの位置する所定のロールバックページを直接に開くことができるため、操作が非常に簡単且つ便利であり、前の履歴ページに戻るように、ユーザが「前ページに戻る」コントロールを数回クリックしなければならない問題を回避することができる。
以下、実際の例を参照しながら、前記ページロールバック制御方法について説明する。
図2に示すように、図2は、中国のあるニュース・ポータルサイトの財政・経済板のホームページを示し、図面中、文字の下に線が引かれたニュースの見出しをクリックすると、図3に示すページにリンクする。図3から分かるように、当該ニュースの見出しに対応するコンテンツは、3つのページに分けられて表示されている。ユーザは、順次に「ページ1」、「ページ2」、「ページ3」をクリックした後、「ページ3」のコンテンツを閲覧している時、ロールバック操作を用いて図2に示したページに戻りたい場合、「前ページに戻る」コントロールをクリックすると、「ページ3」から「ページ2」に切り替わり、そして、「前ページに戻る」コントロールを再度クリックして、「ページ2」から「ページ1」に切り替わり、その後、「ページ1」から図2に示したページに戻る必要がある。そのため、操作が非常に煩雑し、特に、分けされた後のコンテンツページが十ページ以上、ひいては数十ページ、百ページ以上の場合、ユーザにとって、何度の繰り返し操作を耐えられなくなる。
本発明の例示的な実施例に係る当該方法によれば、ユーザがニュースの見出しをクリックして図3に示すページにアクセスしたとき、図2に示したページを所定のロールバックページに設定することができ、ユーザが図3内に示したいずれのページを閲覧しても、所定のロールバックページを変更せずに維持する。これにより、ユーザは、ロールバック操作を入力すると、図3に示したいずれのコンテンツページに止まっても、図2に示す所定のロールバックページに直接に戻ることができるため、使用の便利性を高めた。また、当該ページロールバック制御方法は、ブラウザに用いられて閲覧したウェブページをロールバックするだけでなく、他の電子書籍リーダーアプリケーションや画像閲覧アプリケーションに応用されることもでき、電子書籍のある章節までめくって読書している場合にも、あるアルバム内における図を閲覧している場合にも、当該ページロールバック方法を用いて所定のロールバックページにロールバックすることができる。
図4は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を示すフローチャートであり、図1に示すように、前記ページロールバック方法は、端末に用いられ、次のステップを含む。
ステップS201において、前記現在ページのページコンテンツおよび前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得する。
ステップS202において、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断する。
ページコンテンツの構造類似度を判断する場合、ページコンテンツのDOM(Document Object Model)ツリー構造を利用して判断することができる。例えば、現在ページのページコンテンツのDOMツリー構造と、現在ページの前ページのページコンテンツのDOMツリー構造とは、同一である場合には、両方(現在ページのページコンテンツと、現在ページの前ページのページコンテンツと)の構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたことを判断してもよい。また、現在ページのページコンテンツのDOMツリー構造と、現在ページの前ページのページコンテンツのDOMツリー構造とは、親子構造である場合には、両方の構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたことを判断してもよい。なお、その他のページコンテンツにおけるパラメータに基づいて、両方の間の類似度を確認してもよく、パラメータを具体的に設定し、このように、第1の所定類似度閾値を1つの具体的な値に設定してもよい。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合に、ステップS203において、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページに設定する。
同じ文章の、ページ分けで複数のコンテンツページ同士、または同じシリーズのアルバムの、ページ分けで複数のコンテンツページ同士は、通常、同様なページ構造を備えるため、現在ページのページコンテンツと前ページのページコンテンツとの構造類似度がある条件を満たすことを確認できれば、両方は、同じ見出しに対応するページ分けで複数のコンテンツページに属することを確認できる。逆に、両方の構造類似度がある条件を満たさなければ、現在ページと前ページとが同じ見出しに属していないため、現在ページの前ページを所定のロールバックページに設定する必要がある。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、ステップS204において、前記所定のロールバックページを変更せずに維持する。
現在ページのページコンテンツと前ページのページコンテンツとが同じ見出しに対応するページ分けで複数のコンテンツページに属したことを確認できれば、所定のロールバックページを再設定する必要なく、元の所定のロールバックページを維持する。このように、ユーザが同じ見出しに対応するページ分けで複数のコンテンツページを閲覧している場合、現在ページがどのコンテンツページであっても、所定のロールバックページを見出しのあるページに固定することにより、その後、ロールバックする必要があるとき、直接に所定のロールバックページにロールバックすることができる。
ステップS205において、ロールバック操作を取得する。
本発明の一例示的な実施例において、当該ステップは、次のステップを含んでもよい。
ステップa1において、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出する。
所定のロールバックコントロールがトリガされるというのは、コンピューターの場合、例えば、所定のロールバックコントロールをマウスで長時間の長さ押すことであり、タッチスクリーンを備える携帯電話やタブレットの場合、例えば、ユーザが所定のロールバックコントロールを長時間の長さ押すことである。
前記ロールバックコントロールがトリガされると、ステップa2において、前記ロールバックコントロールがトリガされる時間の長さを記録する。
ステップa3において、前記時間の長さが所定の時間の長さ閾値を超えたか否かを判断する。
前記時間の長さが所定の時間の長さ閾値を超えた場合、ステップa4において、前記ロールバック操作を取得したことを確認した。
ステップS206〜S207は、上記の図1に示した例示的な実施例におけるステップS101〜S103と同様であるため、詳細な説明は、上記のステップS102〜S103の説明を参照する。
本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法によれば、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えていない場合のみ、即ち、両方が同じ見出しに属しないコンテンツページである場合のみ、現在のウェブページの前ページを所定のロールバックページに設定するか否かを確認する。一方、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えた場合、元の所定のロールバックページを変更せずに維持する。
このように、ユーザが異なる見出しに対応するウェブページを閲覧する場合、所定のロールバックページをすぐに更新することにより、ユーザがどのウェブページを閲覧しても、所望の所定のロールバックページに戻ることができ、また、ユーザが同じ見出しに対応するページ分けで複数のコンテンツページを閲覧する場合、所定のロールバックページを変更せずに維持することができる。
また、本発明の別の一例示的な実施例において、図4に示すように、前記ページロールバック制御方法は、さらに、次のステップを含んでもよい。
ステップS208において、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析する。
ステップS209において、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定する。
2つのページコンテンツの間の構造類似度を決定する内容の詳細は、上記のステップS202を参照する。
本発明の例示的な実施例において、ステップS208〜S209は、ステップS202の前にすればよく、具体的な実行順序は、限定されていない。
図5は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を示すフローチャートであり、図1に示すように、前記ページロールバック方法は、端末に用いられ、次のステップを含む。
ステップS301において、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得する。
現在ページを表示する時にジャンプ先のページのページコンテンツを取得し、即ち、ウェブページのPrefetch機能で実現する。本発明の一例示的な実施例において、当該ステップは、次のステップを含んでもよい。
ステップb1において、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得する。
ステップb2において、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクに、所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断する。
前記所定のハイパーリンクの識別子における特徴キャラクタは、次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および/または↓を含むが、これらに限定されておらず、ウェブページの異なる開発者に応じて、その他の実施例において、所定のハイパーリンクの識別子における特徴キャラクタを変更してもよい。
前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクに所定のハイパーリンクが存在する場合、ステップb3において、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得する。
ステップS302において、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断する。
構造類似度を判断する場合、図2に示した例示的な実施例のステップS202の説明を参照し、ここで、繰り返し説明しない。
前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合に、ステップS303において、前記現在ページを、分けられたコンテンツページとして決定し、そうでなければ、流れを終了する。
前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、ステップS304において、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得する。
図2に示した示例的な実施例において、現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度を判断することにより、所定のロールバックページを再設定するか、又は所定のロールバックページを変更せずに維持するかを決定する。
本発明の例示的な実施例において、現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度を判断する前に、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度を判断することにより、前記現在ページが分けられたコンテンツページであるか否かを確認してもよく、現在ページが分けられたコンテンツページであると確認した後、現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度を再び判断する。
ステップS305において、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断する。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合に、ステップS306において、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定する。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合に、ステップS307において、前記所定のロールバックページを変更せずに維持する。
ステップS304〜S307は、上記の図2に示した例示的な実施例のステップS201〜S204と同様であり、また、ステップS308〜S310は、上記の図1に示した例示的な実施例のステップS101〜S103と同様である。詳細は、上記示例的な説明を参照する。
本発明の例示的な実施例において、ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度、および現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度について、2重の判断を行うことにより、所定のロールバックページの更新がより正確になり、所定のロールバックページの更新エラーに起因してユーザのロールバック操作が失敗する問題を回避し、ロールバック操作の正確性を向上させることができる。
図6は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。図6を参照し、当該装置は、操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、および表示ユニット13を備える。
当該操作取得ユニット11は、ロールバック操作を取得するように構成された。
本発明の一例示的な実施例において、当該操作取得ユニット11は、トリガ検出ユニット、時間の長さ記録ユニット、時間判断ユニット、および第2の判断ユニットを備えることができる。
当該トリガ検出ユニットは、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出するように構成された。当該時間の長さ記録ユニットは、前記ロールバックコントロールがトリガされた場合に、前記ロールバックコントロールがトリガされた時間の長さを記録するように構成された。当該時間判断ユニットは、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えたか否かを判断するように構成された。当該第2の決定ユニットは、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えた場合、前記ロールバック操作を取得したことを決定するように構成された。
当該第1の判断ユニット12は、前記ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するか否かを判断するように構成された。
本発明の一例示的な実施例において、当該第1の判断ユニットは、検索ユニットを備えることができる。
当該検索ユニットは、前記所定のロールバックページのリンクアドレスが存在するか否かを検索し、または、前記所定のロールバックページのページコンテンツが記憶されたか否かを検索するように構成された。
前記所定のロールバックページは、予め設定されたページであり、前記予め設定されたページは、現在ページの前ページであってもよく、現在ページの前ページの前の履歴ページであってもよい。
当該表示ユニット13は、前記所定のロールバックページが存在する場合に、所定のロールバックページを表示するように構成された。
ページ分けで複数のコンテンツページで1つの文章または同じシリーズの複数の画像を表示する場合には、本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御装置によれば、所定のロールバックページを、当該文章または当該同じシリーズの画像のタイトルの位置するページに設定することができる。このように、ユーザは、文章のタイトルをクリックして、分けられたウェブページにリンクし、または画像のタイトルをクリックして画像が1枚ずつ表示されるウェブページにリンクし、コンテンツページが何ページに分けられても、ユーザのロールバック操作を取得すると、タイトルの位置する所定のロールバックページを直接に開くことができるため、操作が非常に簡単且つ便利であり、前の履歴ページに戻るように、ユーザが「前ページに戻る」コントロールを数回クリックしなければならない問題を回避することができる。
図7は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。図7を参照し、当該装置は、操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、表示ユニット13、第1のページコンテンツ取得ユニット14、第2の判断ユニット15、および第1の設定ユニット16を備える。
操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、および表示ユニット13について、上記の図6に示した例示的な実施例の説明を参照すればよく、ここで、繰り返して説明しない。
当該第1のページコンテンツ取得ユニット14は、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するように構成された。
当該第2の判断ユニット15は、前記現在ページのページコンテンツと、前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するように構成された。
当該第1の設定ユニット16は、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定し、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するように構成された。
本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御装置によれば、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えていない場合のみ、即ち、両方が同じ見出しに属しないコンテンツページである場合のみ、現在のウェブページの前ページを所定のロールバックページに設定するか否かを確認する。一方、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えた場合、元の所定のロールバックページを変更せずに維持する。
このように、ユーザが異なる見出しに対応するウェブページを閲覧する場合、所定のロールバックページをすぐに更新することにより、ユーザがどのウェブページを閲覧しても、所望の所定のロールバックページに戻ることができ、また、ユーザが同じ見出しに対応するページ分けで複数のコンテンツページを閲覧する場合、所定のロールバックページを変更せずに維持することができる。
図8は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。図8を参照し、当該装置は、操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、表示ユニット13、第1のページコンテンツ取得ユニット14、第2の判断ユニット15、第1の設定ユニット16、第2のページコンテンツ取得ユニット17、第3の判断ユニット18、および第1の決定ユニット19を備える。
操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、および表示ユニット13について、上記の図6に示した例示的な実施例の説明を参照すればよく、ここで、繰り返して説明しない。第1のページコンテンツ取得ユニット14、第2の判断ユニット15、および第1の設定ユニット16について、上記の図7に示した例示的な実施例の説明を参照すればよく、ここで、繰り返して説明しない。
当該第2のページコンテンツ取得ユニット17は、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得するように構成された。
本発明の一例示的な実施例において、第2のページコンテンツ取得ユニット17は、ハイパーリンク取得ユニット、ハイパーリンク判断ユニット、およびページコンテンツ取得サブユニットを備える。
当該ハイパーリンク取得ユニットは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得するように構成された。当該ハイパーリンク判断ユニットは、現在ページにおけるすべてのハイパーリンクにおいて、所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断するように構成され、前記所定のハイパーリンクの識別子における特徴キャラクタは、次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および/または↓を含む。当該のページコンテンツ取得サブユニットは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクにおいて所定のハイパーリンクが存在する場合に、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するように構成された。
当該第3の判断ユニット18は、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するように構成された。
当該第1の決定ユニット19は、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合、前記現在ページを分けられたコンテンツページとして決定するように構成された。
また、第1のページコンテンツ取得ユニット14は、前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するように構成された。
本発明の例示的な実施例において、ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度、および現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度について、2重の判断を行うことにより、所定のロールバックページの更新がより正確になり、所定のロールバックページの更新エラーに起因してユーザのロールバック操作が失敗する問題を回避し、ロールバック操作の正確性を向上させることができる。
本発明の一例示的な実施例において、当該ページロールバック制御装置は、さらに、解析ユニット、および比較ユニットを備える。
当該解析ユニットは、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析するように構成された。
比較ユニットは、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定するように構成された。
比較ユニットは、第2の判断ユニットまたは第3のユニットが比較ユニットで得られた構造類似度を利用して判断を行うように、第2の判断ユニットまたは第3の判断ユニットに接続される。
上記の実施例に係る装置について、各ユニットが操作を実行する具体的な形態は、すでに該当する方法に係る実施例において詳細に記載され、ここで、詳細に説明しない。
図9は、一例示的な実施例に係るページロールバックを制御する端末800を示すブロック図である。例えば、端末800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図9を参照して、端末800は、プロセスアセンブリ802、メモリ804、電源アセンブリ806、マルチメディアアセンブリ808、オーディオアセンブリ810、入出力(I/O)インターフェイス812、センサアセンブリ814、及び通信アセンブリ816のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ802は、一般的には端末800の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ802は、一つ以上のプロセッサ520を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ802と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ808とプロセスアセンブリ802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより端末800の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、端末800において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ806は、端末800の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び端末800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ808は、前記端末800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或はスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或はスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ808は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。端末800が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ810は、一つのマイク(MIC)を含み、端末800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信アセンブリ816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス812は、プロセスアセンブリ802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ814は、端末800に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ814は、端末800のON/OFF状態、端末800のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ814は、端末800、或は端末800の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと端末800とが接触しているか否か、端末800の方位、又は加速/減速、端末800の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD図像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ816は、端末800と他の機器の間に有線、又は无線形態の通信を提供する。端末800は、例えばWiFi、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた无線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth)技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、端末800は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含む非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、端末800のプロセッサ520により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、ROM、RAM(Random−Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc ROM)、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイス等である。
非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、前記記憶媒体における指令がモバイル端末のプロセッサで実行されると、モバイル端末に、ページロールバック制御方法を実施させる。
ロールバック操作を取得するステップと、
前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断するステップと、
前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するステップと、を含む。
前記予め設定されたページは、現在ページの前ページであり、または、現在ページの前ページの前の履歴ページである。
当業者は、明細書を参考し及び公開された発明を実施することで、本発明の他の実施形態を容易に想到する。本出願は、本発明のあらゆる変形、用途或いは相応的な変化を含み、これらの変形、用途或いは相応的な変化は、本発明の一般的な理論に従い、且つ本発明で公開されない本分野における公知常識又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は、例示的なものであり、本発明の保護範囲及び主旨は、特許請求の範囲により示される。
本発明は、上記説明した、且つ図面に示した具体的な構成に限らず、保護範囲を逸脱しない限り、各修正及び変更を行うことができると理解すべきである。本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲のみに限定される。
本発明は、通信技術分野に関し、特に、ページロールバック制御方法、ページロールバック制御装置、端末、プログラム及び記録媒体に関する。
ブラウザにおいて、前ページに戻るのが基本的な機能の1つであり、ユーザに前に閲覧したページに戻らせることができる。ブラウザのインタフェースには、通常、前ページに戻る機能を提供するための戻るコントロールが設定され、ユーザーが前に閲覧したページに戻る必要がある場合に、この戻るコントロールをクリックして、前に閲覧したページに戻ることができる。
ユーザーが複数のページを閲覧する場合について、前ページの前のある履歴ページに戻る必要がある場合に、従来技術の戻るコントロールを利用して戻る操作を行うと、戻るコントロールを数回繰り返してクリックする必要があり、特に、例えばある分野のスポーツ選手や地域観光を紹介するページ(少ないなら数ページがあり、多いなら数十ページがある)などのような複数のページに分けて示される文章、或いは、同じシリーズの複数の画像において、操作が非常に煩雑である。
従来の従来技術の問題点を克服するために、本発明は、ページロールバック制御方法、ページロールバック制御装置、端末、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明に係る実施例の第1の局面によれば、ページロールバック制御方法を提供し、前記ページロールバック制御方法は、ロールバック操作を取得するステップと、前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断するステップと、前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第1の可能な実現形態において、前記方法は、さらに、前記現在ページのページコンテンツおよび前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第2可能な実現形態において、前記方法は、さらに、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得するステップと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合、前記現在ページを分けられたコンテンツページとして決定するステップと、前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定するステップと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するステップと、を含む。
第1の局面の第2の可能な実現形態を組合せて、第1の局面の第3の可能な実現形態において、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するステップは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得するステップと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに、識別子における特徴キャラクタが次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および↓の何れかを含む所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断するステップと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに、所定のハイパーリンクが存在する場合、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するステップと、を含む。
第1の局面の第1または第2の可能な実現形態を組合せて、第1の局面の第4の可能な実現形態において、前記方法は、さらに、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析するステップと、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第5の可能な実現形態において、前記ロールバック操作を取得するステップは、さらに、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出するステップと、前記ロールバックコントロールがトリガされた場合、前記ロールバックコントロールがトリガされた時間の長さを記録するステップと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えたか否かを判断するステップと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えた場合、前記ロールバック操作を取得したことを決定するステップと、を含む。
第1の局面を組合せて、第1の局面の第6の可能な実現形態において、前記ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するするか否かを判断するステップは、前記所定のロールバックページのリンクアドレスが存在するか否かを検索するステップ、或いは、前記所定のロールバックページのページコンテンツが記憶されたか否かを検索するステップ、を含む。
本発明に係る実施例の第2の局面によれば、ページロールバック制御装置を提供し、前記ページロールバック制御装置は、ロールバック操作を取得するための操作取得ユニットと、前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断するための第1の判断ユニットと、前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するための表示ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第1の可能な実現形態において、前記装置は、さらに、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するための第1のページコンテンツ取得ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと、前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するための第2の判断ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定し、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するための第1の設定ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第2の可能な実現形態において、前記装置は、さらに、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得するための第2のページコンテンツ取得ユニットと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するための第3の判断ユニットと、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合、前記現在ページを分けられたコンテンツとして決定するための第1の決定ユニットと、前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するための第1のページコンテンツ取得ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと、前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するための第2の判断ユニットと、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定し、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するための第1の設定ユニットと、を備える。
第2の局面の第2の可能な実現形態を組合せて、第2の局面の第3の可能な実現形態において、前記第2のページコンテンツを取得ユニットは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得するためのハイパーリンク取得ユニットと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに、識別子における特徴キャラクタが次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および↓の何れかを含む所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断するためのハイパーリンク判断ユニットと、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに、所定のハイパーリンクが存在する場合、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するためのページコンテンツ取得サブユニットと、を備える。
第2態様の第1または第2の可能な実現形態を組合せて、第2態様の第4の可能な実現形態において、前記装置は、さらに、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析するための解析ユニットと、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMのツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定するための比較ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第5の可能な実現形態において、前記操作取得ユニットは、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出するためのトリガ検出ユニットと、前記ロールバックコントロールがトリガされた場合、前記ロールバックコントロールがトリガされた時間の長さを記録するための時間の長さ記録ユニットと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えたか否かを判断するための時間判断ユニットと、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えた場合、前記ロールバック操作を取得したことを決定するための第2の決定ユニットと、を備える。
第2の局面を組合せて、第2の局面の第6の可能な実現形態において、前記第1の判断ユニットは、前記所定のロールバックページのリンクアドレスが存在するか否かを検索し、或いは、前記所定のロールバックページのページコンテンツが記憶されたか否かを検索するための検索ユニットを備える。
本発明に係る実施例の第3の局面によれば、端末を提供し、前記端末は、ロールバック操作を取得し、前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断し、前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するためのプロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を備える。
本発明の実施例の第4局面によれば、プログラムを提供し、前記プログラムは、プロセッサに実行されることにより、前記ページロールバック制御方法を実現する。
本発明の実施例の第5局面によれば、前記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明に係る実施例に提供された技術案では、次の有益な効果を含むことができる。即ち、1つの文章または同じシリーズの複数の図を複数のページに分けて表示する場合には、本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法によれば、所定のロールバックページを、当該文章または当該同じシリーズの図のタイトルの位置するページに設定することができる。このように、ユーザは、文章のタイトルをクリックして、分けられたウェブページにリンクし、または図のタイトルをクリックして図が1枚ずつ表示されるウェブページにリンクし、コンテンツページが何ページに分けられても、ユーザのロールバック操作を取得すると、タイトルの位置する所定のロールバックページを直接に開くことができるため、操作が非常に簡単且つ便利であり、前の履歴ページに戻るように、ユーザが「前ページに戻る」コントロールを数回クリックしなければならない問題を回避することができる。
上記の一般的な説明および後述の詳細な説明は、例示的かつ解釈的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ここにおける図面は、本明細書に組み込まれて明細書の一部として構成され、本発明に相応しい実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を解釈する。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を例示的に示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係るウェブページを例示的に示す図である。
一例示的な実施例に係る他のウェブページを例示的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を例示的に示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を例示的に示すフローチャートである。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。
一例示的な実施例に係るページロールバック制御を使用する端末を例示的に示すブロック図である。
本発明について、上記図面で明確の実施例を示し、後述でより詳細に説明する。これらの図面は、何らかの方法で本発明の思想の範囲を制限するのではなく、特定な実施例を参照することで当業者に本発明のコンセプトを説明するためのものである。
ここで、図面を参照しながら、例示的な実施例を詳細に説明する。以下の説明が図面に言及する場合には、特に説明しない限り、異なる図面における同じ符号が同一又は相当な要素を示す。以下、例示的な実施例に開示された実施形態は、本発明と一致するすべての実施形態ではない。これらは、ただ添付の特許請求の範囲に記載の本発明のある局面と一致する装置と方法の例である。
図1は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を示すフローチャートであり、図1に示すように、前記ページロールバック制御方法は、端末に用いられ、以下のステップを含む。
ステップS101において、ロールバック操作を取得する。
本発明の例示的な実施例において、ロールバック操作は、一般的なブラウザ上における「前ページに戻る」コントロールをクリックして戻る操作と異なり、ロールバック操作を取得する場合に、専用のロールバック操作コントロールをブラウザ上に設定し、当該専用のロールバック操作コントロールにより、ロールバック操作を受信することができる。或いは、ブラウザにおける既存のコントロールに機能を兼ねさせ、例えば、通常のブラウザに、「前ページに戻る」というコントロールが設定されており、それをクリックすると、前ページに戻ることができることに対して、機能を兼ねる場合に、「前ページに戻る」コントロールを長押しすると、ロールバック操作を取得することができる。
ステップS102において、前記ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するか否かを判断する。
前記所定のロールバックページは、予め設定されたページであり、当該予め設定されたページが現在ページの前に閲覧したページであってもよく、現在ページの前に閲覧したページの前のある履歴ページであってもよい。これから分かるように、本発明の例示的な実施例において、所定のロールバックページは、現在ページの前に閲覧したページに限らず、必要に応じて予め設定されたものである。
前記所定のロールバックページが存在すると、ステップS103において、所定のロールバックページを表示する。
所定のロールバックページへ戻ろうとする場合、所定のロールバックページのリンクアドレスを取得し、当該リンクアドレスにアクセスして所定のロールバックページを表示することにより実現される。また、予め記憶された所定のロールバックページのページコンテンツを取得するとともに、ブラウザにページコンテンツをロードし、所定のロールバックページを表示してもよい。
所定のロールバックページが存在しない場合には、即ち、所定のロールバックページがヌル(Null)である場合には、なんらかの操作をしなくてもよく、即ち、ロールバック操作が効果を奏しておらず、ロールバックの流れを終了する。
本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法は、まず、ロールバック操作を検出し、そして、当該ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するか否かを判断し、ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在した場合、当該所定のロールバックページを表示する。
1つの文章または同じシリーズの複数の図を複数のページに分けて表示する場合には、本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法によれば、当該文章または当該同じシリーズの図のタイトルの位置するページを所定のロールバックページに設定することができる。このように、ユーザは、文章のタイトルをクリックして、分けられたウェブページにアクセスし、または図のタイトルをクリックして図が1枚ずつ表示されるウェブページにアクセスし、コンテンツページが何ページに分けられても、ユーザのロールバック操作を取得すると、タイトルの位置する所定のロールバックページを直接に開くことができるため、操作が非常に簡単且つ便利であり、前の履歴ページに戻るように、ユーザが「前ページに戻る」コントロールを数回クリックしなければならない問題を回避することができる。
以下、実際の例を参照しながら、前記ページロールバック制御方法について説明する。
図2に示すように、図2は、中国のあるニュ-ス・ポータルサイトの財政・経済板のホームページを示し、図面中、文字の下に線が引かれたニュ-スの見出しをクリックすると、図3に示すページにアクセスする。図3から分かるように、当該ニュ-スの見出しに対応するコンテンツは、3つのページに分けられて表示されている。ユーザは、順次に「ページ1」、「ページ2」、「ページ3」をクリックした後、「ページ3」のコンテンツを閲覧している時、ロールバック操作を用いて図2に示したページに戻りたい場合、「前ページに戻る」コントロールをクリックして、「ページ3」から「ページ2」に切り替え、そして、「前ページに戻る」コントロールを再度クリックして、「ページ2」から「ページ1」に切り替え、その後、「ページ1」から図2に示したページに戻す必要がある。そのため、操作が非常に煩雑し、特に、分けられたコンテンツページが十ページ以上、ひいては数十ページ、百ページ以上の場合、ユーザにとって、何度の繰り返し操作を耐えられなくなる。
本発明の例示的な実施例に係る当該方法によれば、ユーザがニュ-スの見出しをクリックして図3に示すページにアクセスしたとき、図2に示したページを所定のロールバックページに設定することができ、ユーザが図3内に示したいずれのページを閲覧しても、所定のロールバックページを変更せずに維持する。これにより、ユーザは、ロールバック操作を入力すると、図3に示したいずれのコンテンツページにアクセスしていたとしても、図2に示す所定のロールバックページに直接に戻ることができるため、使用の便利性を高めた。また、当該ページロールバック制御方法は、ブラウザにおいて閲覧したウェブページをロールバックするだけでなく、他の電子書籍リーダーアプリケーションや画像閲覧アプリケーションに応用されることもでき、電子書籍のある章節までめくって読書している場合にも、あるアルバム内における図を閲覧している場合にも、当該ページロールバック方法を用いて所定のロールバックページにロールバックすることができる。
図4は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を示すフローチャートであり、図4に示すように、前記ページロールバック方法は、端末に用いられ、次のステップを含む。
ステップS201において、前記現在ページのページコンテンツおよび前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得する。
ステップS202において、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断する。
ページコンテンツの構造類似度を判断する場合、ページコンテンツのDOM(Document Object Model)ツリー構造を利用して判断することができる。例えば、現在ページのページコンテンツのDOMツリー構造と、現在ページの前ページのページコンテンツのDOMツリー構造とが、同一である場合には、両方(現在ページのページコンテンツと、現在ページの前ページのページコンテンツと)の構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたと判断してもよい。また、現在ページのページコンテンツのDOMツリー構造と、現在ページの前ページのページコンテンツのDOMツリー構造とが、親子構造である場合には、両方の構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたと判断してもよい。なお、ページコンテンツのその他のパラメータ、具体的には、例えば、定量化されたパラメータ、に基づいて、両方の間の類似度を確認してもよい。それにより、第1の所定類似度閾値として1つの具体的な値が設定される。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合に、ステップS203において、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページに設定する。
1つの文章が分けて表示された複数のコンテンツページ、または同じシリーズの複数の図が分けて表示された複数のコンテンツページは、通常、同様なページ構造を備えるため、現在ページのページコンテンツと前ページのページコンテンツとの構造類似度が条件を満たすことを確認できれば、両方は、同じ見出しに対応する複数のコンテンツページに属することを確認できる。逆に、両方の構造類似度がある条件を満たさなければ、現在ページと前ページとが同じ見出しに属していないため、現在ページの前ページを所定のロールバックページに設定する必要がある。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、ステップS204において、前記所定のロールバックページを変更せずに維持する。
現在ページのページコンテンツと前ページのページコンテンツとが同じ見出しに対応する複数のコンテンツページに属したことを確認できれば、所定のロールバックページを再設定する必要なく、元の所定のロールバックページを維持する。このように、ユーザが同じ見出しに対応する複数のコンテンツページを閲覧している場合、現在ページがどのコンテンツページであっても、所定のロールバックページを見出しのあるページに固定することにより、その後、ロールバックする必要があるとき、直接に所定のロールバックページにロールバックすることができる。
ステップS205において、ロールバック操作を取得する。
本発明の一例示的な実施例において、当該ステップは、次のステップを含んでもよい。
ステップa1において、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出する。
所定のロールバックコントロールがトリガされるというのは、コンピューターの場合、例えば、所定のロールバックコントロールをマウスで長押しすることであり、タッチスクリーンを備える携帯電話やタブレットの場合、例えば、ユーザが所定のロールバックコントロールを長押しすることである。
前記ロールバックコントロールがトリガされると、ステップa2において、前記ロールバックコントロールがトリガされる時間の長さを記録する。
ステップa3において、前記時間の長さが所定の時間の長さ閾値を超えたか否かを判断する。
前記時間の長さが所定の時間の長さ閾値を超えた場合、ステップa4において、前記ロールバック操作を取得したことを確認する。
ステップS206〜S207は、上記の図1に示した例示的な実施例におけるステップS101〜S103と同様であるため、詳細な説明は、上記のステップS102〜S103の説明を参照する。
本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御方法によれば、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えていない場合のみ、即ち、両方が同じ見出しに属しないコンテンツページである場合のみ、現在のウェブページの前ページを所定のロールバックページに設定するか否かを確認する。一方、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えた場合、元の所定のロールバックページを変更せずに維持する。
このように、ユーザが異なる見出しに対応するウェブページを閲覧する場合、所定のロールバックページをすぐに更新することにより、ユーザがどのウェブページを閲覧しても、所望の所定のロールバックページに戻ることができ、また、ユーザが同じ見出しに対応する複数のコンテンツページを閲覧する場合、所定のロールバックページを変更せずに維持することができる。
また、本発明の別の一例示的な実施例において、図4に示すように、前記ページロールバック制御方法は、さらに、次のステップを含んでもよい。
ステップS208において、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析する。
ステップS209において、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定する。
2つのページコンテンツの間の構造類似度を決定する内容の詳細は、上記のステップS202を参照する。
本発明の例示的な実施例において、ステップS208〜S209は、ステップS202の前にすればよく、具体的な実行順序は、限定されていない。
図5は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御方法を示すフローチャートであり、図5に示すように、前記ページロールバック方法は、端末に用いられ、次のステップを含む。
ステップS301において、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得する。
現在ページを表示する時にジャンプ先のページのページコンテンツをウェブページのPrefetch機能を用いて取得する。本発明の一例示的な実施例において、当該ステップは、次のステップを含んでもよい。
ステップb1において、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得する。
ステップb2において、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに、所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断する。
前記所定のハイパーリンクの識別子における特徴キャラクタは、次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および↓の何れかを含むが、これらに限定されておらず、その他の実施例において、ウェブページの異なる開発者に応じて、所定のハイパーリンクの識別子における特徴キャラクタを変更してもよい。
前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに所定のハイパーリンクが存在する場合、ステップb3において、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得する。
ステップS302において、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断する。
構造類似度を判断する場合、図2に示した例示的な実施例のステップS202の説明を参照し、ここで、繰り返し説明しない。
前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合に、ステップS303において、前記現在ページを、分けられたコンテンツページとして決定し、そうでなければ、流れを終了する。
前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、ステップS304において、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得する。
図2に示した示例的な実施例において、現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度を判断することにより、所定のロールバックページを再設定するか、又は所定のロールバックページを変更せずに維持するかを決定する。
本発明の例示的な実施例において、現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度を判断する前に、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度を判断することにより、前記現在ページが分けられたコンテンツページであるか否かを確認してもよく、現在ページが分けられたコンテンツページであると確認した後、現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度を再び判断する。
ステップS305において、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断する。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合に、ステップS306において、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定する。
前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合に、ステップS307において、前記所定のロールバックページを変更せずに維持する。
ステップS304〜S307は、上記の図4に示した例示的な実施例のステップS201〜S204と同様であり、また、ステップS308〜S310は、上記の図1に示した例示的な実施例のステップS101〜S103と同様である。詳細は、上記示例的な説明を参照する。
本発明の例示的な実施例において、ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度、および現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度について、2重の判断を行うことにより、所定のロールバックページの更新がより正確になり、所定のロールバックページの更新エラーに起因してユーザのロールバック操作が失敗する問題を回避し、ロールバック操作の正確性を向上させることができる。
図6は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。図6を参照し、当該装置は、操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、および表示ユニット13を備える。
当該操作取得ユニット11は、ロールバック操作を取得するように構成された。
本発明の一例示的な実施例において、当該操作取得ユニット11は、トリガ検出ユニット、時間の長さ記録ユニット、時間判断ユニット、および第2の決定ユニットを備えることができる。
当該トリガ検出ユニットは、所定のロールバックコントロールがトリガされたか否かを検出するように構成された。当該時間の長さ記録ユニットは、前記ロールバックコントロールがトリガされた場合に、前記ロールバックコントロールがトリガされた時間の長さを記録するように構成された。当該時間判断ユニットは、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えたか否かを判断するように構成された。当該第2の決定ユニットは、前記時間の長さが所定の時間閾値を超えた場合、前記ロールバック操作を取得したことを決定するように構成された。
当該第1の判断ユニット12は、前記ロールバック操作に対応する所定のロールバックページが存在するか否かを判断するように構成された。
本発明の一例示的な実施例において、当該第1の判断ユニットは、検索ユニットを備えることができる。
当該検索ユニットは、前記所定のロールバックページのリンクアドレスが存在するか否かを検索し、または、前記所定のロールバックページのページコンテンツが記憶されたか否かを検索するように構成された。
前記所定のロールバックページは、予め設定されたページであり、前記予め設定されたページは、現在ページの前ページであってもよく、現在ページの前ページの前の履歴ページであってもよい。
当該表示ユニット13は、前記所定のロールバックページが存在する場合に、所定のロールバックページを表示するように構成された。
1つの文章または同じシリーズの複数の画像を複数のページに分けて表示する場合には、本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御装置によれば、当該文章または当該同じシリーズの画像のタイトルの位置するページを所定のロールバックページに設定することができる。このように、ユーザは、文章のタイトルをクリックして、分けられたウェブページにアクセスし、または画像のタイトルをクリックして画像が1枚ずつ表示されるウェブページにアクセスし、コンテンツページが何ページに分けられても、ユーザのロールバック操作を取得すると、タイトルの位置する所定のロールバックページを直接に開くことができるため、操作が非常に簡単且つ便利であり、前の履歴ページに戻るように、ユーザが「前ページに戻る」コントロールを数回クリックしなければならない問題を回避することができる。
図7は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。図7を参照し、当該装置は、操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、表示ユニット13、第1のページコンテンツ取得ユニット14、第2の判断ユニット15、および第1の設定ユニット16を備える。
操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、および表示ユニット13について、上記の図6に示した例示的な実施例の説明を参照すればよく、ここで、繰り返して説明しない。
当該第1のページコンテンツ取得ユニット14は、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するように構成された。
当該第2の判断ユニット15は、前記現在ページのページコンテンツと、前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が第1の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するように構成された。
当該第1の設定ユニット16は、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えていない場合、前記現在ページの前ページを所定のロールバックページとして設定し、前記現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第1の所定類似度閾値を超えた場合、前記所定のロールバックページを変更せずに維持するように構成された。
本発明の例示的な実施例に係るページロールバック制御装置によれば、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えていない場合のみ、即ち、両方が同じ見出しに属しないコンテンツページである場合のみ、現在のウェブページの前ページを所定のロールバックページに設定するか否かを確認する。一方、現在のウェブページのページコンテンツと現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度が所定の閾値を超えた場合、元の所定のロールバックページを変更せずに維持する。
このように、ユーザが異なる見出しに対応するウェブページを閲覧する場合、所定のロールバックページをすぐに更新することにより、ユーザがどのウェブページを閲覧しても、所望の所定のロールバックページに戻ることができ、また、ユーザが同じ見出しに対応する複数のコンテンツページを閲覧する場合、所定のロールバックページを変更せずに維持することができる。
図8は、一例示的な実施例に係るページロールバック制御装置を模式的に示す図である。図8を参照し、当該装置は、操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、表示ユニット13、第1のページコンテンツ取得ユニット14、第2の判断ユニット15、第1の設定ユニット16、第2のページコンテンツ取得ユニット17、第3の判断ユニット18、および第1の決定ユニット19を備える。
操作取得ユニット11、第1の判断ユニット12、および表示ユニット13について、上記の図6に示した例示的な実施例の説明を参照すればよく、ここで、繰り返して説明しない。第1のページコンテンツ取得ユニット14、第2の判断ユニット15、および第1の設定ユニット16について、上記の図7に示した例示的な実施例の説明を参照すればよく、ここで、繰り返して説明しない。
当該第2のページコンテンツ取得ユニット17は、前記現在ページにおける所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツ、および前記現在ページのページコンテンツを取得するように構成された。
本発明の一例示的な実施例において、第2のページコンテンツ取得ユニット17は、ハイパーリンク取得ユニット、ハイパーリンク判断ユニット、およびページコンテンツ取得サブユニットを備える。
当該ハイパーリンク取得ユニットは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクを取得するように構成された。当該ハイパーリンク判断ユニットは、現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに、所定のハイパーリンクが存在するか否かを判断するように構成され、前記所定のハイパーリンクの識別子における特徴キャラクタは、次ページ、次のページ、後編、次の章、next、→および↓の何れかを含む。当該ページコンテンツ取得サブユニットは、前記現在ページにおけるすべてのハイパーリンクの何れかに所定のハイパーリンクが存在する場合に、前記所定のハイパーリンクに対応するジャンプ先のページのページコンテンツを取得するように構成された。
当該第3の判断ユニット18は、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が第2の所定類似度閾値を超えたか否かを判断するように構成された。
当該第1の決定ユニット19は、前記ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度が前記第2の所定類似度閾値を超えた場合、前記現在ページを分けられたコンテンツページとして決定するように構成された。
また、第1のページコンテンツ取得ユニット14は、前記現在ページが分けられたコンテンツページである場合、前記現在ページのページコンテンツ、および前記現在ページの前ページのページコンテンツを取得するように構成された。
本発明の例示的な実施例において、ジャンプ先のページのページコンテンツと前記現在ページのページコンテンツとの構造類似度、および現在ページのページコンテンツと前記現在ページの前ページのページコンテンツとの構造類似度について、2重の判断を行うことにより、所定のロールバックページの更新がより正確になり、所定のロールバックページの更新エラーに起因してユーザのロールバック操作が失敗する問題を回避し、ロールバック操作の正確性を向上させることができる。
本発明の一例示的な実施例において、当該ページロールバック制御装置は、さらに、解析ユニット、および比較ユニットを備える。
当該解析ユニットは、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を解析するように構成された。
比較ユニットは、2つのページそれぞれのページコンテンツのDOMツリー構造を比較することにより、2つのページそれぞれのページコンテンツの間の構造類似度を決定するように構成された。
比較ユニットは、第2の判断ユニットまたは第3の判断ユニットが比較ユニットで得られた構造類似度を利用して判断を行うように、第2の判断ユニットまたは第3の判断ユニットに接続される。
上記の実施例に係る装置について、各ユニットが操作を実行する具体的な形態は、すでに該当する方法に係る実施例において詳細に記載され、ここで、詳細に説明しない。
図9は、一例示的な実施例に係るページロールバックを制御する端末800を示すブロック図である。例えば、端末800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図9を参照して、端末800は、プロセスアセンブリ802、メモリ804、電源アセンブリ806、マルチメディアアセンブリ808、オーディオアセンブリ810、入出力(I/O)インターフェイス812、センサアセンブリ814、及び通信アセンブリ816のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ802は、一般的には端末800の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセスアセンブリ802は、一つ以上のプロセッサ520を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ802と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ808とプロセスアセンブリ802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより端末800の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、端末800において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、任意の種類の揮発性又は不揮発性メモリ記憶デバイス、または、それらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ806は、端末800の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び端末800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ808は、前記端末800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或はスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或はスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ808は、一つのフロントカメラ及びリアカメラの何れかを含む。端末800が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ及びリアカメラの何れかは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或はフォーカス機能と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ810は、一つのマイク(MIC)を含み、端末800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信アセンブリ816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス812は、プロセスアセンブリ802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ814は、端末800に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ814は、端末800のON/OFF状態、端末800のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相?的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ814は、端末800、或は端末800の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと端末800とが接触しているか否か、端末800の方位、又は加速/減速、端末800の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD図像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ816は、端末800と他の機器の間に有線、又は無線の通信を提供する。端末800は、例えばWiFi、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、端末800は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含む非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、端末800のプロセッサ520により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、ROM、RAM(Random−Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc ROM)、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は、前記記憶媒体における指令がモバイル端末のプロセッサで実行されると、モバイル端末に、ページロールバック制御方法を実施させる。
ロールバック操作を取得するステップと、
前記ロールバック操作に対応する、予め設定されたページである所定のロールバックページが存在するか否かを判断するステップと、
前記所定のロールバックページが存在する場合、所定のロールバックページを表示するステップと、を含む。
前記予め設定されたページは、現在ページの前ページであり、または、現在ページの前ページの前の履歴ページである。
当業者は、明細書を参考し及び公開された発明を実施することで、本発明の他の実施形態を容易に想到する。本出願は、本発明のあらゆる変形、用途或いは相応的な変化を含み、これらの変形、用途或いは相応的な変化は、本発明の一般的な理論に従い、且つ本発明で公開されない本分野における公知常識又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は、例示的なものであり、本発明の保護範囲及び主旨は、特許請求の範囲により示される。
本発明は、上記説明した、且つ図面に示した具体的な構成に限らず、保護範囲を逸脱しない限り、各修正及び変更を行うことができると理解すべきである。本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲のみに限定される。
本願は、出願番号がCN201410109876.Xであって、出願日が2014年3月24日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願のすべてのコンテンツを本願に援用する。