JP2016521172A - ガスシリンジ充填デバイス及び当該デバイスの製造及び使用方法 - Google Patents

ガスシリンジ充填デバイス及び当該デバイスの製造及び使用方法 Download PDF

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Abstract

例えば空気網膜復位術又はその他の医療手順に使用するシリンジを充填するシステムと方法が提供されている。一実施例では、このシステムは、流体経路と連通する出口を有し、流体経路がこの出口からシリンジキャビティへ延在しているガスキャニスタを収納するハウジングを具える。シリンジは、シリンジキャビティ内で受けることができるバレルを具えており、バレルのポートが流体経路と連通している。ガスキャニスタの出口を選択的に開くアクチュエータがハウジングに設けられており、その中のガスを流体経路に沿ってバレルの内部に送達し、これによって、プランジャを遠位位置から近位位置へ移動させる。【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスシリンジ充填デバイス、このデバイスを製造及び使用する方法、ガスシリンジ充填デバイスとシリンジを含むシステム、及びこのシステムを製造及び使用する方法に関する。
網膜剥離は、網膜が支持組織の下層からはがれてしまう眼の疾患である。初期の剥離は局所的なものであるが、迅速な治療を行わないと、網膜全体が剥離して、失明を招き、そのうちに盲目になる。
網膜は眼の後壁にある感光組織でできた薄い層である。眼の光学システム(角膜とレンズ)は、カメラがフィルムに光を集光するのと同様に、網膜に光を集める。網膜組織は収束させた画像を神経インパルスに変換し、視神経を介してそれを脳に送る。場合によっては、後部硝子体剥離(PVD)、眼あるいは頭への損傷又は外傷、あるいはその他の症状が網膜内に小さな裂傷を生じさせることがある。この裂傷によって、硝子体液が網膜を通ってしみだして、網膜の下に集まり、網膜を持ち上げて、それをはがしてしまうか、あるいは下層から分離させる。
剥離した網膜を治療する方法がいくつかあり、これらの方法には、網膜内に形成された裂け目を見つけて閉じることが含まれる。例えば、空気網膜復位術は、医師のオフィスまたは手術室で、局部麻酔で行うことができる治療手順である。気泡を目に注入して、その後網膜の穴、裂け目、あるいは裂傷にレーザ光凝固術又は冷凍固定治療を適用する。患者の頭は、網膜の裂傷に対して気泡が残るように位置決めされる。患者は、例えば、数日間あるいはその他の時間、頭を傾けた状態に保つか、顔を下に向けて寝て、気泡と網膜の裂傷との接触を維持する。気体/水の界面の表面張力が、網膜内の裂傷をシールして、網膜色素上皮(RPE)によって網膜下腔にドライエアを送り込み、網膜を正しい位置に引き戻す。
一般的に、空気網膜復位術は、1ミリリットル又は3ミリリットルのシリンジを使用し、これに通常0.3乃至0.6mlの膨張ガスを充填し、例えば、30ゲージ又はそれより小さい、小ゲージ針を用いる。このシリンジには、例えば、SF、C、又はCなど、多くの膨張ガスのうちの一つを含んだ、再使用可能な加圧ガスキャニスタから手動でガスを移すことができる。このガスキャニスタは、例えば、10psiに設定した再使用可能な圧力レギュレータを有しており、ガスキャニスタ内のガス圧を、シリンジに放出する前に下げる。シリンジに移されたガスが汚染されないように、通常、0.22ミクロンまたはそれより小さいフィルタを使用する。
シリンジプランジャを完全に押し下げて、フィルタをシリンジの遠位端に接続し、このシリンジ−フィルタアッセンブリを、ガスキャニスタに取り付けたレギュレータに順次接続する。通常、シリンジはオスのルアーフィッティングを具えており、フィルタが両端部にオス及びメスのルアーフィッティングを具え、メスのフィティングがシリンジのオスのフィッティングに接続され、オスのフィッティングはレギュレータとの接続用に残っている。通常、レギュレータも、オスのルアーフィッティングを具えており、従って、フィルタとレギュレータ間の接続を行うには、通常、メス−オスルアーアダプタが使用される。通常は複数の接続があることを考えると、圧力ガスが逃げる、及び/又は、システム内に、及びシリンジ内に空気が漏れて、これによって、シリンジを用いて送達したガスの効率が低減するリスクがある。
必要な接続ができると、ガスキャニスタのバルブを開いてレギュレータにガスを放出し、レギュレータのバルブを開いて調節したガスを接続したシリンジ−フィルタアッセンブリに放出する、すなわち、シリンジの内部に放出する。一般的に、シリンジプランジャを完全に押し下げると、例えば、調節したガスの圧力及び/又はプランジャの手動引き込みに基づいて、調節したガスがシリンジ内に引き込まれる。例えば、このガス圧は充填プロセスの間にプランジャを自動的に押し戻すのに十分であり、シリンジの内部にガスを充填する。
しかしながら、多くの径が小さいシリンジでは、調整した圧力(例えば、10psi)では、例えば、プランジャとシリンジの壁の間の比較的高い摩擦によって、及び/又は、調整したガスに接触するピストンの表面積が小さいため、プランジャを押すのには圧力が十分でなく、充填プロセスを完了するのに、医師がプランジャを引き寄せる必要がある。この行動のリスクの一つは、医師が早くプランジャを引きすぎて、例えば、多くの接続部分を介してシリンジ内に室内空気を引き込んでしまい、ガスの濃度を(100%)から下げてしまうことである。これによって、ガスを患者の眼に注入するときに提供されるガスタンポナーデの効果が低減する。
この問題に取り組むため(圧力レギュレータは通常調整可能でなく、10psiに固定されているため)、例えば60mlといったより大きいシリンジをガスキャニスタからガスを充填することが提言されている。このようにより大きいシリンジにおけるプランジャのより大きな表面積によれば、調整した圧力でプランジャを押してより大きなシリンジを充填するのに十分である。一旦充填すると、より大きいシリンジは、レギュレータから切り離され(ガスキャニスタ及び/又は、レギュレータのバルブを閉めた後)、上述したより小さい(例えば1又は3ml)シリンジ−フィルタアッセンブリに、例えば、メス−メスアダプタを用いて接続される。より大きいシリンジのプランジャは、次いで、押圧されてその中のガスを吐出して、より小さいシリンジのプランジャを押してより小さいシリンジを充填するのに十分な圧力を作る。これによって、より大きなシリンジから手順を行う間に使用するより小さいシリンジへガスが移動する。このように、この充填手順は、多くのステップを必要とし、手順を行う時間が長くなる、及び/又は、加圧ガスの漏れ及び/又はシリンジへ空気が導入されるリスクが高くなる。
1又は3mlのシリンジを(より大きなシリンジから、あるいはガスキャニスタとレギュレータから直接)充填した後、フィルタをシリンジから切り離し、例えば30ゲージ又は比較的小さいゲージの針を、メスのルアーフィッティングを用いて、シリンジに付ける。これで、シリンジは、例えば空気網膜復位術などの医療手順で使用できるようになる。
この手順が完了すると、シリンジ、針、及びフィルタなどの単回使用アイテムを捨て、ガスキャニスタとその圧力レギュレータなどの再使用可能なアイテムは閉じて、次の使用のために保存する。例えば、より大きなシリンジ又はより小さなシリンジ(ガスキャニスタから直接充填した場合)を充填した後レギュレータを閉じて、ガスキャニスタを閉じて保存中、及び/又は手順を行う間に、ガスが漏れないようにする。従って、従来のシステムと方法における更なるリスクの一つは、医師又はその他のユーザが、レギュレータの及び/又はガスキャニスタのバルブを閉め忘れることがある、あるいは、バルブを完全に閉めずに、ガスシリンダから加圧ガスが放出されることがあることである。このような損失は、ガスの追加のシリンダが必要になり、及び/又は、潜在的に有害な温室ガスを大気中に放出することがあるため、先の手順のコストを上げることになる。更に、ガスシリンダが保存中に予期せず空になってしまうと、圧力ガスの欠如が別の手順の直前まで発見されず、追加のガスが得られるまでの間、患者の流れ及び/又は治療を妨げることになる。
したがって、シリンジを充填する及び/又は網膜修復手順を実行するデバイスは有益である。
本発明は、ガスシリンジ充填デバイス及びこれらのデバイスを製造及び使用する方法に関する。更に、本発明は、ガス充填デバイス及びシリンジを具えるシステムと、このシステムの製造及び、例えば、空気網膜復位術などの網膜修復、及び/又はその他の医療手順を実行するための使用法に関する。
一実施例によれば、流体経路に連通する出口を具える圧力ガス源を収納するハウジングと;バレルを具え、当該バレルの内部と連通するポートと、このバレルの内部で摺動可能なプランジャとを具えるシリンジと;を具え、シリンジが少なくとも部分的に、ハウジング内のキャビティを、ポートが流体経路と連通するように受けることができる、医療手順を実行するように提供されている。キャビティ内にバレルを解放可能に固定するために、ラッチ又はその他の構造が設けられており、圧力ガス源の出口を選択的に開放し、及び/又は、流体経路に沿ってバレルの内部へガスを送達するためのアクチュエータが設けられており、これによって、プランジャを遠位位置から近位位置へ移動させる。選択的に、ラッチが、近位位置を超えるプランジャの動きを制限するキャッチを具えていてもよい。追加で、あるいは代替的に、例えば、一またはそれ以上の駆動ピン、フィルタ、圧力除去構造又はコントローラ、その他といった、一またはそれ以上の構成要素を流体経路に設けてもよい。
別の実施例によれば、シリンジの少なくとも一部を受けるサイズのキャビティと連通する流体経路を規定するハウジングと;流体経路と連通する出口を具える、ハウジング内の圧力ガス源と;流体経路に沿って、そのガスをキャビティ内で受けたシリンジのバレルに選択的に送達するアクチュエータと;を具えるガスシリンジ充填デバイスが設けられている。
さらに別の実施例によれば、圧力ガス源を提供するステップと;圧力ガス源を受ける切欠きと、シリンジの少なくとも一部を受けるキャビティと、その間の流体経路とを規定するハウジングを形成するステップと;キャビティ内にシリンジを解放可能に固定するように構成した、キャビティ近傍のハウジング上にラッチを提供するステップと;を具える、ガスシリンジ充填デバイスを製造する方法が提供されている。選択的に、シリンジをキャビティに挿入して、ラッチがシリンジをハウジングに対して固定するようにしてもよい。
更に別の実施例によれば、圧力ガス源を具えるハウジングと、圧力ガス源の出口と連通する流体経路と、ハウジングのキャビティ内にバレルの内側と連通するポートが流体経路に連通するように少なくとも部分的に配置されたバレルを具えるシリンジと、を提供するステップを具える医療手順を実行する方法が提供されている。圧力ガス源の出口は、開放されるか、圧力ガス源から流体経路に沿ってバレルの内部にガスを送達するように駆動され、これによって、プランジャを遠位位置から近位位置へ移動させる。バレルが、ハウジングから離れて、シリンジを用いて、圧力ガスを患者に送達できる。
本発明を必要とする及び本発明使用するその他の態様と特徴は、図面と共に以下の説明を考慮することによって明らかになる。
図面に示す例示的装置は、寸法通りに示す必要がなく、図に示す実施例の様々な態様と特徴を強調して記載していることは自明である。図面は、例示的実施例を示すものである。
図1は、ガスシリンジ充填デバイスの例示的実施例を示す平面図であり、デバイスのキャビティ内で受けたシリンジを具える。 図2は、図1に示すデバイスの2−2戦に沿った断面図である。また、図2Aは、図2に示すデバイスのガスキャニスタの詳細と、流体経路の一部を示す断面図である。 図3は、図1及び2に示すデバイスの側断面図であり、圧力ガスをシリンジに充填する方法を示す。 図4は、図1及び2に示すデバイスの側断面図であり、圧力ガスをシリンジに充填する方法を示す。 図5は、図1及び2に示すデバイスの平断面図であり、圧力ガスをシリンジに充填する方法を示す。 図6は、図1−5に示すデバイスの側断面図であり、デバイスから切り離された充填したシリンジを示す。
図面を参照すると、図1及び2は、シリンジ60を充填する空気圧式充填デバイス10を示す。一般的に、デバイス10は、以下に更に述べるように、例えば、ガスシリンダ又はキャニスタ20などの加圧ガス源用切欠き14と、シリンジ60の少なくとも一部を受けるキャビティ16と、ガスキャニスタ20とキャビティ16で受けているシリンジ60の間で連通する流体経路18とを規定するハウジング12を具える。選択的に、ハウジング12は、例えば切欠き14内に及び/又は流体経路18に沿って、一またはそれ以上のフィルタ(例えば一のフィルタ30が示されている)、圧力レギュレータ又はコントローラ(例えば、レリーフバルブ対32が示されている)、シール28、34、アクチュエータ40、バイアス部材24、駆動ピン又は貫通素子(例えば、駆動ピン26が示されている)などの、一またはそれ以上の追加の部品を具えていてもよい。
ハウジング12は、例えば、空気網膜復位術などの医療手順用にシリンジ60を充填するのに使用している。これは、以下に述べるように、手順を行う前あるは手順を行う間にシリンジ60を迅速及び/又は便利に充填することができる。更に、ハウジング12は流体経路18のサイズ及び/又は長さを最小にすることができ、これが流体経路18のデッドエアスペースを低減して、例えば、高レベルのガス純度を維持する、及び/又は、デバイス10の使用中に放出される排ガス量を低減する。追加で、又は代替的に、ハウジング12は、比較的軽量のハンドヘルドデバイスのサイズであり、及び/又は、そのように構成されており、選択的に、デバイス10を片方の手で保持及び/又は操作が容易に行えるような形状、テキスチュア(例えば、図1に示すような、複数の環状リブあるいはその他の把持構造を含む)、及び/又は、輪郭の外側表面を有する。
例示的な実施例では、シリンジ60は、通常の空気網膜復位術に使用できるものなどの、従来のシリンジであってもよい。一般的に、図2及び6に最もよく見られるように、シリンジ60は、バレル62の内部66に連通している遠位ポート64を具える、例えば、充填時に、約1ml乃至3ml、例えば、1−1.5mlの内積を有するバレル62と、バレル62の内部66内を摺動可能なピストン72を含むプランジャ70を具える。
更に、シリンジ60は、例えば、バレル62の遠位ポート64に取り外し可能に、あるいな永久的に取り付けた、針アッセンブリ65を具えている。例示的な実施例では、針アッセンブリ65は、ポート64内に合致するサイズのインサート65cに装填した針65aを具える。インサートは、少なくとも部分的にポート64の内部を埋めてあり、例えば、充填中にバレル62の内部66に不要な空気を入れるエアスペースを最小にしている。針アッセンブリ65は、ポート64の上に固定できるキャップ65bを具えていてもよい。これは、例えば、ポート64上のオスのルアーフィッティング(図示せず)に螺合するメスのルアーフィッティングを含む。このインサートと針65aは、キャップ65bに永久的に取り付けられており、例えば、インサートをポート64で受けて、キャップ65bがポート64に連結されたときに、針65aがシリンジ60から遠位側に延在するようにしている。代替的に、針65aとインサートは、ポート64に挿入でき、キャップ65bは個別にポート64に取り付けて、例えば、針65aをポート64に対して固定する。更なる代替例では、針は、例えば、成型して、あるいはほぼ永久的にバレル(図示せず)と一体化して、バレルと一体的に形成してもよい。いずれの実施例でも針65aは、例えば30ゲージ又はこれより小さい、比較的小さいゲージの針である。いずれの実施例でも、ポート64にコネクタ(例えば、オスのルアーフィッティング)を設け、シリンジ60を充填した後、例えば、連続して取り付けを行うために、針アッセンブリ65を取り外すようにしてもよい。
また、バレル62は、従来のシリンジと同様に一対のフィンガーフランジ68を具えており、これは例えば、プランジャ70と共働してピストン72を前進させ、バレル62の内部66内のガスあるいはその他の化合物を注入する。更に、このフランジ68は、デバイス10に設けたラッチ50と相互作用して、本明細書でさらに説明するように、例えば、キャビティ16内のシリンジ60を解放可能に固定する。代替的に、ラッチ50またはハウジング12に設けた対応する素子と係合して、キャビティ60内にシリンジ60を解放可能に固定する、その他の専用の構造(図示せず)をバレル62に設けるようにしてもよい。追加であるいは代替的に、プランジャ70は、例えばノッチ74といったラッチ50に設けた一またはそれ以上の対向する素子と共働する一またはそれ以上の構造を具えており、本明細書に更に説明するように、プランジャ70の動きを制限するようにしてもよい。
例えば、ラッチ50はキャビティ16の近傍、例えばキャビティ16に連通しているとともに、シリンジ60が挿入される及び/又は取り外されるハウジング12の開口17近傍で、ハウジング12に可移動可能にあるいは移動可能に連結されている。ラッチ50は一またはそれ以上の戻り止めまたはシリンジ60の対応する構造に係合する、例えば、フランジ68を受ける及び/又はこれに係合するその他の特徴56を具えていてもよい。例えば、ラッチ50は、ハウジング12に連結された第1の端部52と、第2の自由端54を具えており、ラッチ50が、例えば図6に示すような係合が外れた位置と、例えば図1及び2に示すような係合した位置との間で回動するようにしてもよい。図に示すように、第1の端部52は、例えば、第1の端部52上の対応する切欠き又は穴で受けるハウジング12上のタブなどのヒンジ要素(図示せず)によってハウジング12に連結して、ラッチ50が係合が外れた位置と係合した位置との間でヒンジ要素の軸を中心に回動できるようにすることができる。
係合が外れた位置では、本明細書でさらに説明するように、ハウジング12内の開口17が露出して、シリンジ60のバレル62をこの開口を通ってキャビティ16に挿入できる、及び/又は、キャビティ16から取り外すことができる。係合した位置では、ラッチ50は完全に挿入されたシリンジ60の構造と係合して、シリンジ60をキャビティ16に固定することができる。例えば、ラッチ50の第2の端部54は、シリンジバレル62上のフランジ68を留めるあるいはこれを通り過ぎる一またはそれ以上のタブ56を具えており、これによって、シリンジ60がキャビティ16から外れないようにしている。
更に、ラッチ50は、例えば、プランジャに摺動可能に係合できる及び/又はプランジャ70の動きを制限するタブ56の近傍に、溝58を具えていてもよい。例えば、プランジャ70は、例えば、ピストン72の近傍にノッチ、高くなった要素、及び/又はその他の構造74を具えていてもよく、これが溝58と係合して、例えば、プランジャ70がバレル62から完全に外れることを防止する、及び/又は、プランジャ70の動きを制限して、バレル62内の最大内積が加圧ガスを受けるように設定する。
代替的に、ラッチ50に代えて、キャビティ16内にシリンジ60を解放可能に固定するその他の構造(図示せず)を、シリンジバレル62とハウジング12に設けるようにしてもよい。例えば、シリンジ60をキャビティ16内に完全に受けた時に、ハウジング12の合わせ構造に係合できる、タブ、切欠き、戻り止め、あるいはその他の構造をバレル62の外側表面に設けるようにしてもよい。この構造は、シリンジ60を十分な力で引っ張ることによって外すことができ、例えば、充填後にハウジング12からシリンジ60を取外すことができる。
図3乃至5を参照すると、アクチュエータ40をハウジング12上に装着して、ガスキャニスタ20からの加圧ガスを、流体経路18に沿ってシリンジ60に選択的に送達することができる。例えば、図3及び4に最もよく示されているように、アクチュエータ40は、ハウジング12の外側に露出して、ハウジング12上、例えば、切欠き14とハウジング12に入るつまみ44に最も近いハウジング12の端部の上に摺動可能に装着されたボタン又はキャップ42を具えており、切欠き14内でガスキャニスタ20と接触あるいは係合している。ガスキャニスタ20は、切欠き14内で、例えば図3に示す第1の位置であって、ガスキャニスタ20の出口22が流体経路18から離れている第1の位置と、図4に示す第2の位置であって、出口22が流体経路18により近く、ガスキャニスタ20からガスを送達するように開口している第2の位置との間を移動可能である。
バンパーまたはその他のバイアス機構24を、例えば、切欠き14の周り、近傍、さもなければガスキャニスタ20に接続させて、切欠き14に設けてもよい。これは、ガスキャニスタ20を第1の位置(したがって、アクチュエータ40を図3に示す外側位置へ)バイアスして、ガスキャニスタ20を第2の位置(アクチュエータが図4に示す内側位置に移動する時)へ弾性的に移動させる。例えば、バンパー24は、発泡体又はその他の弾性材料で形成され、ガスキャニスタ20の出口22近傍、例えば、ガスキャニスタ20と駆動ピン26との間に配置された環状体であってもよい。バンパー24は、弾性的に圧縮可能で、例えば、ガスキャニスタ20と駆動ピン26の間で、ガスキャニスタ20が第2に位置に向けられたときに圧縮するように、ガスキャニスタ20が第1の位置と第2の位置との間で移動できるようにする。代替的に、一またはそれ以上のばね(図示せず)をガスキャニスタ20近傍に設けて、ガスキャニスタ20を第1の位置に向けてバイアスすることができる。
例示的実施例では、つまみ44とハウジング12が、共働ねじ46を具えており、キャップ42を回転させて、切欠き14に対してつまみ44を前進及び/又は後退させ、これによって、ガスキャニスタ20を第1及び第2の位置の間に向けて、弾性的にバンパ24を圧縮する。スクリュー48のセット又はハウジング12上のその他の要素は、アクチュエータ40の動きを制限し、及び/又は、ハウジング12から外れないようにする。代替的に、アクチュエータ40は、例えば、カップ42に単純に押圧してガスキャニスタ20を第2の位置に向けることによって、ハウジング12内へ回転することなく軸方向に向けられ、次いで、ボタン42を開放して、例えば、圧縮したバンパー24によって提供される弾性バイアスによって、ガスキャニスタ20を第1の位置へ自動的に戻す。
例示的実施例では、加圧ガス源20が、例えば、1回の手順又は一人の患者用の十分な量の加圧ガスを含む、単位用量ガスマイクロシリンダである。例えば、ガスキャニスタ20は、例えば、1mlを超えない、約0.5乃至1ミリリットル(0.5−1.0ml)の内積を有する。ガスキャニスタ20は、例えば、眼科用ガスといった、空気網膜復位術に使用される、SF、C、あるいはC、その他といった、一またはそれ以上の拡張ガスを含む。ガスキャニスタ20に含まれているガスは、例えば、ガス状又は液状で、所定の圧力及び/又はその他の条件下で、キャニスタ内に充填することができる。
図2A(明確化のため、ハウジングが省略されている)に示す実施例では、ガスキャニスタ20が、封入した底部と、出口22を有するバレル20aの開放上端に溶接した又は取り付けたキャップ20bと、を有する筒状バレル20aを具える。ピストン20cは、出口22内に置かれたばね20dによってバイアスされているバレル20aに摺動可能に配置されており、これによって、バレル20aの内部を実質的に密封している。選択的に、ガスキャニスタ20は、例えば、ガスキャニスタがハウジング12内に装着されているときにバレル20aの内部を密封する及び/又は切欠き14及び/又は流体経路18を密封する、一またはそれ以上のシールを具えていてもよい。例えば、O−リング28は、ガスキャニスタ20の外面周囲に切欠き14の壁と摺動可能に係合して設けられており、これによって、これらの間に実質的に流体密封シールを提供する。更に、O−リング又はその他のシール20cをピストン20cの上に設けて、例えば、閉じた時にガスキャニスタ20の内部からのガス漏れを防止する、ピストン20cとキャニスタキャップ20bの間に実質的に流体密封シールを提供してもよい。デバイス10に設けることができるガスキャニスタに関する更なる情報は、米国特許公開第2013/0345618号に記載されている。
図2及び2Aを更に参照すると、駆動ピン26は、例えば、ガスキャニスタ20の出口22近傍の切欠き14内などのハウジング12内に位置しており、これは、ヘッド26bから延在するピン26aを具えている。ピン26aは、ガスキャニスタ20の方向を向いており、出口22より幅が狭いので、ピン26aは、ガスキャニスタ20が第2の位置に向くときに出口22に入る。この動きが、出口22の外へピストン20cを押して、バレル20a内のガスがピストン20cとピン26aの周りに流れ、出口22から出てゆく。駆動ピン26のヘッド26bは、そこを通る一またはそれ以上の通路26cを具えており、これによって、本明細書に説明するように、外へ出てゆくガスが流体経路18に沿ってシリンジ60内に流れる。
図3−5を参照すると、ガスキャニスタ20からガスを送達した後、キャップ42を操作して、アクチュエータ40を外側位置に、ガスキャニスタ20をキャニスタの第1の位置に戻す。例えば、キャップ42が回転して、つまみ44をガスキャニスタ20から外し、バンパー24は弾性的にガスキャニスタ20を、図3に示す第1の位置に戻すことができる。代替的に、キャップ42を押してアクチュエータ40を駆動したら、キャップ42は単純に開放され、ガスキャニスタ20がバンパー24のバイアスによって第1の位置に戻る。アクチュエータ40をとめると、ピン26aが出口22から引き抜かれ、ピストン20cが出口22を再密封して、ガスの流れが止まる。
代替の実施例では、ガスキャニスタ20は、浸透性プレナム、メンブレイン、あるいはその他のエンクロージャ(例えば、ピストン20cに代えて)を具えており、針又はその他の貫通要素(図示せず)を切欠き14又は流体経路18(例えば、駆動ピン26に代えて)に設けてもよい。これは、ガスキャニスタ20が第2の位置に向くと、出口22上のプレナムを貫通する方向を向く。例えば、アクチュエータ40を駆動すると、つまみ44がガスキャニスタ20を第2の位置に向けて、これによって、貫通素子がプレナムを貫通して、ガスキャニスタ20から流体経路18へ圧力ガスが送達され、シリンジバレル62の内部66へ送られる。ガスキャニスタ20からガスを送達した後、キャップ422を操作して、アクチュエータ40を外側位置へ戻し、ガスキャニスタ20を第1の位置に戻して、これによって、貫通素子がプレナムから引き抜かれる。プレナムは、それ自体を弾性的に再密封し、加圧ガスの送達を留めるように構成することができる。
例えば、0.20又は0.22ミクロンフィルタで、ガスキャニスタ20から出るガスを滅菌し、及び/又は、流体経路18からのコンタミネーションを除去するフィルタ30をハウジング12内の駆動ピン26近傍に装着するようにしてもよい。
図2に戻ると、図に示すように、ハウジング12が、例えば、一対の余剰フロー制限器32といった一またはそれ以上の圧力コントローラを具えていてもよい。これは、ガスがシリンジ60内に放出される前に、ガス圧を制限又は制御してガスがガスキャニスタ20に残るように構成されている。例示的実施例では、フロー制限器32は、例えば、シリンジ60に導入された加圧ガスの圧力を約40psiを超えない圧力に、あるいは充填中にシリンジ60のプランジャ70を移動させるのに適した圧力に制限するために、導入した圧力が流体パス18内で所定のレベルになるようにする。更に、制限器32は、フロー制限フィルタ材料を具えていてもよく、これが、本明細書に記載されているように、流体経路18内で例えば40psiを超える、あるいは、充填中にシリンジ60のプランジャ70を動かすのに十分な過剰な圧力が生じた際に、例えばハウジング12の開口を介してガスを外側雰囲気へ出す又は発散させる。代替的に、ボール/ばね圧力除去素子(図示せず)といった、流体経路内で所定の圧力に達した時に開く、その他の圧力除去機構を設けてもよい。
選択的に、一またはそれ以上のシールを切欠き14、キャビティ16、及び/又は、流体経路18に設けて、ガスキャニスタ20から充填中のシリンジ60へ流れるガスを分離する、及び/又は、空気又はその他の汚染物質がデバイス10に入るのを防止することができる。例えば、上述したように、O−リング又はその他のシール28をガスキャニスタ20の周りに設けて、これによって、流体経路の一端を密封することができる。更に、図2に示すように、弾性バンパーまたはその他のシール34を流体経路18のすく近くのキャビティ16に設けてもよい。シール34は、例えば、シリンジ60がキャビティ16に挿入されると、実質的な流体密封シールを提供して、流体経路18からのガス漏れを最小限に抑えるあるいはなくすことができる、及び/又は、例えばシリンジ60に設けた針65aが汚染されるリスクを低減することができる。
製造中及び/又は組み立て中に、ハウジング12を、成型、鋳型、機械加工、などで作った、例えば、プラスチック、金属、又は複合材料からできた一またはそれ以上の部品で形成することができる。例えば、ハウジング12は、貝殻状半体部(図示せず)で成型することができる。この半体部には、切欠き14、流体経路18、及びキャビティ16に対応する経路が一体的に成形されている。例えば、ガスキャニスタ20、バンパー24、駆動ピン26、フィルタ30、及び圧力コントローラ32などの部品を第1の貝殻状半体部のそれぞれの経路において、次いで、第2の貝殻状半体部(これもそれぞれの経路を具える)を第1の貝殻状半体部の上においてこれに取り付けることによって、その中に部品を包み込む。例示的実施例では、ハウジングの貝殻状半体部は、例えばコネクタ(図示せず)を共働させる、接着剤で結合する、音波又は熱溶接、その他によって、互いにほぼ永久的に取り付けられており、最終的なハウジング12を提供する。
アクチュエータ40とラッチ50は、例えば、ハウジング12と同様に、例えばプラスチック成型された、一またはそれ以上の材料及び/又は方法を用いて、形成することができる。ラッチ50は、キャビティ近傍で、例えば、ラッチの第1の端部52上のヒンジ要素と開口17近傍のハウジング12とを係合させることにより、キャビティ近傍でハウジング12に連結することができる。アクチュエータ40のつまみ44をガスキャニスタ20近傍のハウジング12に挿入して、スクリューセット48(又はその他のコネクタ)をハウジング12に挿入して、所望の動きは残したままで、ハウジング12に対してアクチュエータ40を固定することができる。
デバイス10は、医師又はその他のユーザに、ハウジング12のキャビティ16内に挿入して固定したシリンジ60と共に提供されている。代替的に、デバイス10を、シリンジなしでユーザに提供して、例えば、ユーザが選択したシリンジ(キャビティ16に挿入されるサイズである)を挿入して、ユーザがシリンジを充填するようにしてもよい。例えば、図2に示すような遠位位置にあるプランジャ70を用いて、バレル62を開口17とキャビティ16に挿入できる。十分に挿入したら、ラッチ50を係合位置に向けて、例えば、フランジ68をラッチ50上のタブ56と係合させる、及び/又は、シリンジ60の動き及び/又は取り外しを防止することができる。いずれの場合も、最終製品は、滅菌されて、及び/又は、例えば、空気網膜復位術などの医療手順の間にシリンジ60を準備して使用するユーザが所望するようにパッケージすることができる。
一般的に、図3乃至6に示すように、結果としてできるデバイス10(及び、追加のシリンジ60)は、単回使用の、使い捨てシステムを提供し、これは、高圧ガスキャニスタ20からシリンジ60へ、迅速及び/又は便利なガスの移送を容易にする。例えば、使用中に、シリンジの付いていないデバイス10が提供されている場合に、ユーザは、適宜のシリンジ60を選択して、プランジャ70を(例えば図2に示す)完全に押し込み、バレル62を開口17とハウジング12のキャビティ16内へ挿入する。選択的に、シリンジ60をキャビティ16内に挿入する前に、ユーザが所望する針アッセンブリ65をバレル62に取り付けるようにしてもよい。完全に固定されると、ラッチ50を係合位置に向けて、ハウジング12に対してシリンジ60を取り付けて、これによって、例えば図3に示すように、デバイス10とシリンジ60を手順を行う準備を整える。
図4を参照すると、ユーザは次いでアクチュエータ40を駆動し、例えば、ボタン42を回転させる及び/又は押して、ガスキャニスタ20を第2の位置に向けて、これによって、出口22を開き、流体経路18に沿ってガスキャニスタ20からシリンジバレル62の内部66へ加圧ガスを送達する。ガスキャニスタ20からの圧力は、図5に示すように、内部66が加圧ガスで充填されると、コントローラ32によってプランジャ70を遠位側又は完全に押圧した位置から近位側位置へ自動的に移動させるのに十分なように制限されている。
図1に示すように、プランジャ70とラッチ50は、例えば切欠き74と溝58などの、プランジャ70が所定の最大充填容積まで押されたら係合できる共働要素を具えており、これによって、シリンジ60の過充填及び/又はプランジャ70がアクシデントによってシリンジ60から完全に外れることを防止できる。
図6に示すように、シリンジ60が充填されると、ラッチ50が動いて、あるいは係合解除位置に向けられて、シリンジ60をキャビティ16から取り外すことができる。キャビティ16及び/又は流体経路18の構造が、針65aの露出を最小限に抑え、例えば、針のコンタミネーションリスクを低減する。
選択的に、アクチュエータ40を操作してガスキャニスタ20を第1の位置に戻す及び/又は出口22を閉じて、ガスキャニスタ20からのガスの送達を止めることができる。代替的に、アクチュエータ40は、その内側の駆動位置に残り、ガスキャニスタ20内に残っている残存ガスは単純にデバイス10から、例えば圧力コントローラ32を通って及び/又はキャビティ16の外へ、抜ける。
次いで、シリンジ60を使用して、その中の加圧ガスを患者に送達し、例えば、患者の眼(図示せず)に針65aを挿入し、空気網膜復位術の間にガスを注入する。注入後、針65を患者の眼から抜いて、シリンジ60とデバイス10を廃棄することができる。
例示的実施例の上記開示は、図解と説明を目的とするものである。これは、排他的なものではなく、本発明を開示した詳細な形に制限するものでもない。ここに記載した多くの変形及び変更は、上記開示に照らして当業者には自明である。
さらに、ここに述べた代表的な実施例において、明細書は特定の順番のステップとして方法及び/又は手順を記載した。しかしながら、この方法はここに述べた特定の順番のステップに限るものではなく、この方法はここに述べた特定の順番のステップに制限されるべきではない。当業者には、その他の順番のステップが可能であることは自明である。従って、明細書に記載した特定の順番のステップは、請求項に記載の制限と解釈すべきではない。
発明が様々な変形例、代替の形状を受け入れる一方で、発明の特定の例が図面に示されており、詳細に説明されている。しかしながら、本発明は、ここに開示した特定の形又は方法に限定されるものではなく、むしろ、特許請求の範囲内にあるすべての変形、均等物及び代替をカバーしていると解すべきである。

Claims (58)

  1. 医療手順を実行するシステムにおいて:
    出口を具え、当該出口からシリンジキャビティへ延在する流体経路を有する加圧ガス源を収納するハウジングと;
    バレルを具え、当該バレルの内部に連通するポートと、前記バレルの内部に摺動可能にピストンを設けたプランジャを具えるシリンジであって、前記ハウジング内で前記シリンジキャビティに少なくとも部分的に受け入れ可能であり、記ポートが前記流体経路と連通するシリンジと;
    前記加圧ガス源の出口を選択的に開く前記ハウジングに設けたアクチュエータであって、当該ガス源内のガスを前記流体経路に沿って前記バレル内部に送達して前記プランジャを遠位位置から近位位置へ移動させる、アクチュエータと;
    を具えることを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記シリンジが前記ポートから延在する針を具え、前記キャビティ内に前記シリンジを受けているときに、当該針が前記流体経路内に位置することを特徴とするシステム。
  3. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記シリンジが前記ポートにコネクタを具えており、前記システムが更に、前記ポート上で前記コネクタに連結可能であり、前記針を前記バレルに連結する合わせコネクタを具える針を具えることを特徴とするシステム。
  4. 請求項2に記載のシステムにおいて、前記針が、前記ポート内に受けるインサートに装填されており、このインサートが前記ポートの内部を少なくとも部分的に充填することを特徴とするシステム。
  5. 請求項2に記載のシステムにおいて、前記針が、コネクタを合わせることによって前記ポートに連結されたキャップを具える針アッセンブリに装填されていることを特徴とするシステム。
  6. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記加圧ガス源が単回投与ガスキャニスタを具えることを特徴とするシステム。
  7. 請求項6に記載のシステムにおいて、前記ガスキャニスタが、約1ミリリットル(1ml)を超えない内積を有することを特徴とするシステム。
  8. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記加圧ガス源が、SF、C、又はCのうちの一つを含むことを特徴とするシステム。
  9. 請求項1に記載のシステムが更に、前記流体経路と連通する前記ハウジング内に装填したフィルタを具えることを特徴とするシステム。
  10. 請求項9に記載のシステムにおいて、前記フィルタが、前記バレルの内部に入る前に前記加圧ガス源から出てくるガスを滅菌する多孔率を有することを特徴とするシステム。
  11. 請求項1に記載のシステムが更に、前記流体経路に連通するハウジングに装填した一またはそれ以上の圧力コントローラを具えることを特徴とするシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記一またはそれ以上の圧力コントローラが、前記加圧ガス源から前記バレルの内部に入ったガスの圧力を制限する圧力制限器を具えることを特徴とするシステム。
  13. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記一またはそれ以上の圧力コントローラが、フロー制限器を具えることを特徴とするシステム。
  14. 請求項13に記載のシステムにおいて、前記フロー制限器が、前記流体経路内の圧力を、前記シリンジプランジャの前記近位位置への動きに適切である以上に制限しないように構成されていることを特徴とするシステム。
  15. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記一またはそれ以上の圧力コントローラが、流出オリフィスを具え、当該オリフィスが、この流出オリフィスを通る流れを防ぐフィルタ材を具えており、前記シリンジプランジャが前記近位位置に動くように十分な圧力が生じるようにしたことを特徴とするシステム。
  16. 請求項15に記載のシステムにおいて、前記所定の圧力が、前記シリンジプランジャを前記近位位置に移動させるのに十分であることを特徴とするシステム。
  17. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクチュエータが:
    前記出口近傍で前記ハウジング内に装填した駆動ピンと;
    前記ハウジングの外に延在するアクチュエータ素子であって、前記駆動ピンの一つと、前記加圧ガス源を、前記駆動ピンが前記出口を開けると共に、前記流体経路に沿って前記バレルの内部へガスを送達するように操作されるように構成されたアクチュエータ素子と;
    を具えることを特徴とするシステム。
  18. 請求項17に記載のシステムにおいて、前記アクチュエータ素子が外側位置から内側位置へ、前記加圧ガス源を前記駆動位置へ向けて前記出口を開くように、移動可能であることを特徴とするシステム。
  19. 請求項18に記載のシステムにおいて、前記アクチュエータ素子がキャップを具え、当該キャップが、前記ハウジングに対して回転可能であり前記アクチュエータ素子を前記外側位置から前記内側位置へ向けることを特徴とするシステム。
  20. 請求項18に記載のシステムにおいて、前記アクチュエータ素子の一つと前記加圧ガス源がバイアスされて、前記アクチュエータ素子を前記外側位置に向けることを特徴とするシステム。
  21. 請求項17に記載のシステムにおいて、前記加圧ガス源が、前記出口を実質的に密封するピストンを具えるガスキャニスタを具え、前記駆動ピンが、前記ピストンを前記出口から離れる方向へ向けて前記出口を開くように構成されていることを特徴とするシステム。
  22. 請求項1に記載のシステムが更に、前記ハウジング及び前記シリンジに、当該シリンジを前記ハウジングのキャビティ内に受けている前記バレルに解放可能に固定する一またはそれ以上の構造を具えることを特徴とするシステム。
  23. 請求項22に記載のシステムにおいて、前記一またはそれ以上の構造が、前記ハウジングに設けたラッチを具えることを特徴とするシステム。
  24. 請求項23に記載のシステムにおいて、前記ラッチが、前記シリンジの一またはそれ以上のフィンガーフランジに解放可能に係合するように構成されていることを特徴とするシステム。
  25. 請求項23に記載のシステムにおいて、前記ラッチが、前記シリンジを前記ハウジングに対して固定する係合位置と、前記バレルを前記ハウジングから取り外すことができる非係合位置との間で回転可能であることを特徴とするシステム。
  26. 請求項23に記載のシステムにおいて、前記ラッチが前記近位位置を超える前記プランジャの移動を制限するキャッチを具えることを特徴とするシステム。
  27. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記ハウジングが片手で保持できる輪郭の外側表面を有することを特徴とするシステム。
  28. 請求項27に記載のシステムにおいて、前記ハウジングの外側表面が、前記ハウジングの握りを強化するテキスチュアを有することを特徴とするシステム。
  29. 請求項27に記載のシステムにおいて、前記ハウジングの外側表面が、前記ハウジングの握りを強化する複数のリブを具えることを特徴とするシステム。
  30. 医療手順を実行するシステムにおいて:
    加圧ガスを含むガスキャニスタを収納するハウジングであって、流体経路と連通する出口を具えるハウジングと;
    前記流体経路に設けたフィルタと;
    バレルを具えるシリンジであって、当該バレルの内部に連通するポートと、前記バレルの内部に摺動可能に設けたピストンを具えるプランジャとを具え、前記ハウジング内のキャビティで少なくとも部分的に受ける前記ポートが、前記流体経路に連通するようにしたシリンジと;
    前記キャビティに前記バレルを解放可能に固定するラッチと;
    前記加圧ガス源の出口を選択的に開いて、その中のガスを前記流体経路に沿って前記バレルの内部に送達し、これによって、前記プランジャを遠位位置から近位位置に移動させる、前記ハウジングに設けたアクチュエータと;を具え、
    前記ラッチが、前記近位位置を超える前記プランジャの動きを制限するキャッチを具える、
    ことを特徴とするシステム。
  31. ガスシリンジ充填デバイスにおいて:
    キャビティと連通する流体経路を規定するハウジングであって、当該キャビティがキャビティ中でシリンジの少なくとも一部を受けるサイズである、ハウジングと;
    前記ハウジング内の加圧ガス源であって、前記流体経路と連通する出口を具える加圧ガス源と;
    前記流体経路に設けたフィルタと;
    前記加圧ガス源の出口を選択的に開いて、前記流体経路に沿って、前記キャビティで受けているシリンジのバレル内に前記加圧ガス源内のガスを送達する、アクチュエータと;
    を具えることを特徴とするデバイス。
  32. 請求項31に記載のデバイスにおいて、前記加圧ガス源が、単回当量ガスキャニスタを具えることを特徴とするデバイス。
  33. 請求項32に記載のデバイスにおいて、前記ガスキャニスタが、約1ミリリットル(1ml)を超えない内積を有することを特徴とするデバイス。
  34. 請求項31に記載のデバイスにおいて、前記加圧ガス源が、SF、C、又はCのうちの一つを含むことを特徴とするデバイス。
  35. 請求項31に記載のデバイスが更に、前記流体経路に連通する前記ハウジング内に装填したフィルタを具えることを特徴とするデバイス。
  36. 請求項31に記載のデバイスが更に、前記流体経路に連通する前記ハウジング内に装填した一またはそれ以上の圧力コントローラを具えることを特徴とするデバイス。
  37. 請求項36に記載のデバイスにおいて、前記一またはそれ以上の圧力コントローラが、フロー制限器を具えることを特徴とするデバイス。
  38. 請求項36に記載のデバイスにおいて、前記一またはそれ以上の圧力コントローラが、フィルタ材を具える流出オリフィスを具え、当該フィルタ材が、前記流体経路内の圧力が所定の圧力を超えるまで前記流出オリフィスを通るフローを制限することを特徴とするデバイス。
  39. 請求項31に記載のデバイスにおいて、前記アクチュエータが:
    前記出口近傍で前記ハウジングに装填した駆動ピンと;
    前記ハウジングの外へ延在し、前記駆動ピンの一つと前記加圧ガス源を、前記駆動ピンが前記出口を開いて、前記流体経路に沿って前記バレルの内部にガスを送達するように操作されるよう、構成されているアクチュエータ素子と;と具えることを特徴とするデバイス。
  40. 請求項39に記載のデバイスにおいて、前記アクチュエータ素子が、外側位置から内側位置に移動可能であり、前記加圧ガス源を前記駆動ピンの方に向けて前記出口を開くことを特徴とするデバイス。
  41. 請求項40に記載のデバイスにおいて、前記アクチュエータ素子が、前記ハウジングに対して回転可能であり、前記アクチュエータ素子を前記外側位置から前記内側位置へ向けるキャップを具えることを特徴とするデバイス。
  42. 請求項31に記載のデバイスが更に、前記ハウジングと前記シリンジに、前記シリンジを前記ハウジングのキャビティで受ける前記バレルに解放可能に固定する一またはそれ以上の構造を具えることを特徴とするデバイス。
  43. 請求項42に記載のデバイスにおいて、前記一またはそれ以上の構造が、前記ハウジングに設けたラッチを具えることを特徴とするデバイス。
  44. 請求項43に記載のデバイスにおいて、前記ラッチが、前記シリンジの一またはそれ以上のフィンガフランジに解放可能に係合するように構成されていることを特徴とするデバイス。
  45. 請求項43に記載のデバイスにおいて、前記ラッチが、前記シリンジを前記ハウジングに対して固定する係合位置と、前記バレルを前記ハウジングから取り外すことができる非係合位置との間で回転可能であることを特徴とするデバイス。
  46. 請求項43に記載のデバイスにおいて、前記流体経路に沿って送達されたガスが、前記キャビティ内で受けているシリンジのプランジャを遠位位置から近位位置へ移動させ、前記ラッチが、前記近位位置を超える前記プランジャの動きを制限するキャッチを具えることを特徴とするデバイス。
  47. 請求項31に記載のデバイスにおいて、前記ハウジングが片手で保持できるような輪郭の外側表面を有することを特徴とするデバイス。
  48. ガスシリンジ充填デバイスを製造する方法において:
    出口と、アクチュエータ素子と、フィルタを具える加圧ガス源を提供するステップと;
    前記加圧ガス源を受ける切欠きと、シリンジの少なくとも一部を受けるキャビティと、前記切欠きと前記キャビティとの間に連通する流体経路とを規定するハウジングを形成するステップと;
    前記出口が前記流体経路と連通するように前記加圧源を前記切欠きに装着するステップと;
    前記フィルタを、前記流体経路に連通している前記ハウジングに装着するステップと;
    前記アクチュエータを、前記アクチュエータが移動して前記加圧ガス源の出口を開き、その中のガスを前記流体経路に沿って前記キャビティで受けているシリンジのバレルに送達するように前記ハウジングに連結するステップと;
    を具えることを特徴とする方法。
  49. 請求項48に記載の方法が更に、前記出口近傍の前記切欠き内に駆動ピンを装着するステップを具え、前記アクチュエータが加圧ガス源に連結されて、当該加圧ガス源を前記切欠き内で前記駆動ピンに向けて移動させて前記出口を開ける、ことを特徴とする方法。
  50. 請求項48に記載の方法が更に、前記キャビティ近傍の前記ハウジングに、前記キャビティ内にシリンジを解放可能に固定するように構成したラッチを取り付けるステップを具えることを特徴とする方法。
  51. 請求項48に記載の方法が更に:
    シリンジのバレルを、当該バレルの内部に連通するポートが前記流体経路に連通するまで、前記キャビティ内に少なくとも部分的に挿入するステップと;前記シリンジを前記ハウジングに対して固定するステップと;
    を具えることを特徴とする方法。
  52. シリンジを艤装する方法において:
    加圧ガス源と、当該加圧ガス源の出口に連通する流体経路を具えるハウジングを提供するステップであって、前記シリンジが、前記ハウジングのキャビティ内に少なくとも部分的に位置するバレルを具え、当該バレルのポートを前記流体経路に連通させる、ステップと;
    前記加圧ガス源の出口を開いて、前記加圧ガス源から前記流体経路に沿って前記ポートを介して前記バレルの内部に送達し、これによって、前記プランジャを遠位位置から近位位置へ移動させるステップと;
    前記ハウジングから前記バレルを取り除くステップと;
    を具えることを特徴とする方法。
  53. 請求項52に記載の方法において、前記シリンジが前記シリンジと前記ハウジングに設けた一またはそれ以上の共働構造によって、前記ハウジングに固定されていることを特徴とする方法。
  54. 請求項53に記載の方法において、前記一またはそれ以上の共同構造が、前記ハウジングに設けたラッチを具え、前記方法が更に、前記シリンジを加圧ガスで充填した後に、当該ラッチを切り離して前記シリンジを開放するステップを具えることを特徴とする方法。
  55. 請求項54に記載の方法において、前記ラッチが、前記プランジャの前記近位位置を超えた動きを制限するキャッチを具えることを特徴とする方法。
  56. 請求項52に記載の方法が更に、前記ハウジングから前記バレルを取り除いた後に、前記シリンジのバレルに針を取り付けるステップを具えることを特徴とする方法。
  57. 請求項52に記載の方法において、前記バレルを有するハウジングを前記キャビティ内に提供するステップが:
    前記シリンジのバレルを、前記ポートが前記流体経路に連通するまで前記キャビティ内へ少なくとも部分的に挿入するステップと;
    前記シリンジを前記ハウジングに固定するステップと;
    を具えることを特徴とする方法。
  58. 請求項52に記載の方法が、加圧ガスを患者に送達するのに前記シリンジを使用するステップが、者の眼に前記シリンジからのガスを注入するステップを具えることを特徴とする方法。
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