JP2016519602A - コーヒー装置に用いるための比較的大きな出口開口を有するコーヒーパッド - Google Patents
コーヒー装置に用いるための比較的大きな出口開口を有するコーヒーパッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016519602A JP2016519602A JP2016506277A JP2016506277A JP2016519602A JP 2016519602 A JP2016519602 A JP 2016519602A JP 2016506277 A JP2016506277 A JP 2016506277A JP 2016506277 A JP2016506277 A JP 2016506277A JP 2016519602 A JP2016519602 A JP 2016519602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- holder
- beverage
- fluid
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/8043—Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
- B65D85/8052—Details of the outlet
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/06—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
- A47J31/0657—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines
- A47J31/0668—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines specially adapted for cartridges
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/06—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
- A47J31/0657—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines
- A47J31/0668—Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines specially adapted for cartridges
- A47J31/0678—Means to separate the cartridge from the bottom of the brewing chamber, e.g. grooves or protrusions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/8043—Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
- B65D85/8046—Pods, i.e. closed containers made only of filter paper or similar material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/8043—Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
- B65D85/8055—Means for influencing the liquid flow inside the package
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/70—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
- B65D85/804—Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
- B65D85/8043—Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
- B65D85/8064—Sealing means for the interface with the processing machine
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
【課題】【解決手段】抽出可能な飲料調製製品を充填された被覆部を含むパッドである。該被覆部は、可撓性第1シートおよび剛性シェルを備え、これらは相互に接続されている。該シェルは、少なくとも1つの出口開口を有している。該パッドはさらに、該製品と該シェルの間に置かれた該シェルの底の上に置かれるところの可撓性第2シートを備えている。該第1シートおよび該第2シートの各々は、水を含む水性流体および該飲料が通過を許され且つ該製品に対して障壁を形成するところのフィルタを形成している。該少なくとも1つの出口開口は好ましくは、該飲料を実質的に制限されないで通過させるための十分なサイズの直径を有している。【選択図】なし
Description
本発明は、1回に提供する飲料の少なくとも一部分を調製するためのコーヒー装置に用いるためのパッドに関する。使用中にコーヒー装置で、水性流体、例えば水は、該流体が、飲料(その後該パッドを出る)を得るために該パッドを通ることを強いられるように、該パッドへ加圧下で供給される。該パッドは、飲料を調製するために飲料調製製品を充填されるところの内部空間を伴う被覆部を包含する、ここで該飲料調製製品は、流体で抽出可能な(及び場合によっては可溶性の)製品、例えば挽かれたコーヒーを含んでいる、およびここで被覆部の一部分は第1シートにより形成される。
そのようなパッドは通常、力学的または水力学的力を受けたとき、それ自身形状を保てない枕状の袋として形成されている。
本発明はまた、コーヒー装置及びそのようなパッドを備えたシステムに関する。
さらに本発明は、そのようなパッドの使用方法、及びそのようなパッドを用いて飲料を調製するための方法に関する。
最後に、本発明はそのようなパッドを含む部品のキットに関する。
そのようなパッド、システム、操作の方法、および使用方法は、欧州特許出願公開第0 904 717 A1号から公知である。
公知のパッドは、2枚のろ過紙を備え得、該2枚のろ過紙は、ディスク状であり且つ周囲縁を接して相互に接続され、それにより封止継ぎ目を形成する。パッドのこのように形成された被覆部は、挽かれたコーヒーを収容する。使用中、パッドは、後で蓋を閉められところのホールダ内に置かれ、それから熱湯が飲料の形成にあたり該パッドを通り押し付けられるように、熱湯がパッドの頂部へ供給され、その飲料がそれから該ホールダの流出開口を通ってホールダを出ていく。可撓性のパッドをホールダ内に置くときに、該パッドは手作業で該ホールダの形状に良く適合されることが重要である。ろ過紙は、濡らされているとき、通常、平坦な面、例えばパッドホールダの金属面に対して良好な流体封止部を提供する。しかし、該パッドは、該ホールダ内に置かれるとき、僅かにしわくちゃにされ又は折られ、そしてその後、平らにされることが生じうる。パッドの移動の間、コーヒー床がパッド内に均一に分布させられたままであることがまた重要である。そのような相当な注意をすることのみが、バイパス効果の発生を防止できる。バイパスとは、該パッドの上部側へ供給される熱湯が、該パッドを通さないで、該パッドを回ってその流出開口を介して該ホールダを出るように流れることを意味する。この結果は飲料が熱湯で薄められることである。
本発明の目的は、パッドの使用方法をさらにユーザーのために簡単化することである。
別の目的は、人々が望むように本発明に従うパッドを用いた典型的なSenseo(商標)コーヒー装置で調製されうる飲料の範囲を増やすことである。標準的Senseo(商標)装置で、様々なコーヒーの種類を調製することができることへの要望があったけれども、パッドホールダの多種多様な種類を有することの見通しは、そのようなオプションの開発の速度を低下させた。そのような望ましい種類は、カプチーノ、ラテマキアーノ、ウインナーメランジェを含み、これらは2段階方法で最もよく調製される。
また、該パッドを用いて得られる飲料の性質を、狭い許容範囲内で予め決定できることが目的である。
より一般的な意味で、先行技術の欠点の少なくとも1つを克服し又は改善することが本発明の目的である。代替的に、有用な代替品を公衆に少なくとも提供することが本発明の目的である。
したがって、本発明は、添付の請求項に規定されたように、パッド、該パッドを含むシステム、該パッドの使用方法、該パッドで飲料を調製するための方法、および該パッドを含む部品のキットである。
本発明に従うパッドは、したがって以下のような特徴を有する。その被覆部は、可撓性の第1シート、好ましくは円形状、および剛性のシェルを備え、ここで該第1シートおよび該シェルは、それらの周囲縁の周りで相互に接続され、該シェルは、少なくとも1つの出口開口を備え、そして、好ましくは、該シェルの底内の該パッドの内部空間上に、流体収集構造体、例えば該少なくとも1つの出口と流体連絡しているところのチャネルを備え、該パッドはさらに、該シェルの該底に置かれるところの第2シート(好ましくは円形状)を備え、そして好ましくはそれにより該流体収集構造体、例えば該チャネルを被覆し、ここで、該第2シートは、該飲料調製製品と該シェルの間に置かれ、そしてここで、該可撓性の第1シートおよび該第2シートは各々、使用中、加圧下の流体が該パッドの該第1シートへ供給されるときに、該流体は該第1シートを通り該飲料調製製品へ流れるように、かつ該飲料が形成され、その飲料はその後該第2シートおよび好ましくは該流体収集構造体、例えば該チャネルを通り流れ且つ該少なくとも1つの出口を介して該パッドを出るように、通過することができる流体、例えば水および飲料を透過しうる且つ飲料調製製品に対する障壁を形成するフィルタを形成する。該パッドが剛性のシェルを備えているので、該パッドは、ユーザーによりそれが所望の形状であるかどうか注意を払われる必要なく、該パッドが該ホールダ内に置かれることを可能にするところのその形状を少なくとも当初は保持している。この明細書において、表現「シェル」が使われていても、それは、中空の形状を有しうるが、また比較的平坦な底をも含み得るところの比較的剛性な底部材を指している。該パッドの形状は、剛性のシェルにより基本的に固定される。該パッドホールダから出る飲料の正しい流れを依然として与えながら、発明に係るパッドがそこで用いられるところのパッドホールダ内で流れ限定用制限の使用を許容するため、該少なくとも出口開口は、該飲料を実質的に制限されないで通過させるための十分なサイズの直径を有している。この点で、実質的に制限されないでとは、好ましくは、出口開口を通る飲料の流れが著しくは制限されないこと、該開口を通過する飲料の体積は、該開口のサイズによって著しくは減らされないこと、または該出口開口により形成された在りうる制限は、飲料調製製品自体により形成される制限よりもより小さいことを意味する。すると、パッドと該パッドがそこに置かれるところのホールダとの間に十分に締まった封止を備えることが可能である。
複数の出口開口が存在しえるが、パッドは、1つの出口開口を備えることが好ましい。この1つの出口開口は、剛性シェルの底の中央に置かれることがより好ましい。
本発明に従うシステムは、パッドの頂部側からパッドを回りホールダの少なくとも1つの飲料流出開口への流体の流れが阻止されるように、その外側でホールダと流体封止部を形成するシェルを有利的に有する。パッドとホールダの間の該封止部は、有利的に静的及び動的封止部の少なくとも1つである。静的封止部は、パッドの外向き周囲フランジとホールダの突出する外側縁の間に形成され得る。動的封止部では、該流体圧は、シェルとホールダの間の接触を改善するために用いられる。剛性シェルはまた、パッド内で増大された圧力降下が作られることを可能にするように、少なくとも静的流体封止部が、パッドとホールダの間で得られうることを保証する。一般的に、当初の静的封止部は、増大圧力降下が生成されることを可能にすることを要求され、一方、動的封止部は、増大圧力降下を維持するために有利に採用される。動的封止部では、調製中、シェルにわたる圧力降下がより大きくなれば、パッドとパッドホールダの間の封止圧力もより高くなるという点で、圧力降下自体が封止力を与える。
シェルの底に置かれるところの第2シートを用いることにより、飲料、その性質は極めて狭い限界内に仕様化されうる、が得られることが、また保証される。結局、どのように第2シートがシェルに対して置かれるのかが事実上決定される。このことは、パッドのろ過紙のシートが、消費者により少なくともその部分において事実上決められるこの位置決めで、ホールダの底に置かれる公知のシステムと対照的である。
本発明に従うパッドにおいて、第2シートは、ろ過紙または他の不織物質、例えば生物分解可能なもの、例えばPLA不織物質を含む、を含みうる。こうして第2シートは可撓性でありうる。
さらに、本発明に従うコーヒー装置のパッドホールダとの組合せにおけるパッドは、さらに、該コーヒー装置のホールダ内に置かれよう配置されているところの、飲料の層流を使用中に確立するための手段を備え、ここで該ホールダは、該ホールダの流出開口と関連した制限部および飲料上に微小気泡頂部を生成するための噴流衝突面を有していることが認められうる。好ましくは、層流を確立するための該手段は、使用中、飲料の最短流路を提供するように配置され、該最短流路はパッドの少なくとも1つの出口開口とホールダの少なくとも1つの流出開口の間に延在し、そして飲料の最短流路よりも長く、それは、層流を確立するための該手段なしの場合、パッドの出口開口とホールダの流出開口の間に延在している。
より特には、層流を確立するための手段が、パッドの出口開口からの飲料の流れを偏向するための少なくとも1つの偏向部、および、パッドの出口開口からの飲料の流れを複数倍に発散する迷路のうちの少なくとも1つを含むときに、有利であろう。その様な構造は、飲料の流路が拡張された長さを有することを可能にするだけでなく、流路の断面積が少なくとも1つの出口開口の下流で増加することをも可能にする。さらに、飲料の当初の乱流は、それによってより均一に配分されうる。この点で、該パッド及びホールダは、該パッドと該ホールダの間に該パッドの少なくとも1つの出口開口の下流に置かれた偏向部を有する。次に該偏向部は、偏向板又は偏向箔のどちらでもよい。
代わりに、飲料の層流を確立するための手段は、迷路でもよく、その場合迷路は、パッドがホールダ内に挿入されるとき、該ホールダの底から突出する複数のニップルの間の窪み部内に延在するように適合された少なくとも1つのスロット付き円形リブにより有利的に形成されうる。
公知のホールダは、飲料がそれを介してパッドを出ることができる溝にフィットさせられる。正常に従来のパッドのフィルタ物質が、溝の存在しない場所で該ホールダの底に置かれるところで、ろ過紙と底の間の封止部が得られる。もし従来のパッドのろ過紙のシートが、正しくホールダ内に置かれると、飲料は、溝が置かれているところのパッドを出ることだけが出来る。しかし、溝が用意されている以外の場所で飲料がパッドを出ることができるように、パッドが完全に正しくは置かれないことが可能である。このことは、異なる品質の飲料をもたらしうる。なぜなら、例えば水が、飲料調製製品を部分的にのみ抽出し、および水の残りが、パッドを迂回しそして最終調製物を希釈するからである。本発明に従うと、パッドの第2シートは、パッドのシェルの内部空間の底に置かれ、そしてチャネルを被覆するので、規定される飲料の性質は狭い限度内に固定される。
もしコーヒー装置が時間制御され、即ち該装置のポンプが、1又は2杯の飲料を調製するために所定の期間のみ起動されると、少なくとも1つの出口開口を用いて、流体がパッドにより強制される流れ速度、及びこれによる総体積は予め決めることが出来る。パッド内の飲料調製製品の流れ抵抗は、パッドの出口の流れ抵抗よりも小さいものでありうる。その結果、パッドの出口は、パッドの流れ抵抗を決定する。
有利に、本発明の全ての実施態様において、少なくとも1つの出口開口が、パッドホールダの出口の在りうるノズルの最大直径よりも大きな最小直径を有している。より好ましくは、該出口開口は、0.83mmを超える直径を有し、そして好ましくは、この直径は0.88〜0.94mmの範囲内である。
公知のシステムではまた、ホールダの出口が、飲料の噴流を生成するためのノズルとして振舞うことが知られている。このノズルは、時間制御されたポンプ操作がそれに適合されるところの共通システム制限部を形成する。この飲料の噴流で、微小気泡の泡を有する飲料が生成される。なぜなら飲料の噴流が、例えばコーヒー装置の衝突面に衝突するからである。もし、そのようなシステムが、本発明に従うパッドであって、好ましくはホールダのノズルにより形成された流れ制限よりも少なくとも小さい、好ましくは実質的に小さい流れ制限を形成するパッドと組み合わせて用いられるならば、該パッドを用いてより少ない乾燥物質量で、例えば薄い又は弱いコーヒーを好む消費者により好まれる濃さ及び強さを与えるコーヒーをより多量に調製する可能性を開く。該パッドにおいて出口開口が比較的大きいので、上記したように、流速は公知のパッドに比べて実質的に下がらないであろう。このことは、標準パッドから所定量のコーヒーを調製するところの装置が今や同等量の飲料を調製することを可能にする。標準パッドで、Senseo(商標)装置は、デフォルトの設定で、例えば110〜130mlのコーヒーを調製するが、一方、本発明に従うパッドを用いて該同装置は、95mlを超え、好ましくはまた110〜130mlのコーヒー飲料を調製可能である。流れ制限部を備えられたホールダでは、ホールダの流れ制限部とパッドの出口開口は、既述の飲料の量が調製されるように適合される。もしホールダが流れ制限部を持たず、しかし既述の飲料に対する実質的な流れ制限部を形成しないところの比較的大きな出口を有しているならば、このパッドの出口開口は、所望の量の飲料、例えば上で示されたようなコーヒー量が調製されるように調節されうる。この場合、パッドの出口開口は、どれ程の量の飲料が調製されるかを実質的にそれ自体で決定する。有利的に、本発明の全実施態様における該パッドの少なくとも1つの出口開口は、パッドホールダの出口の在りうるノズルの貫通流れ面積よりも大きな、最小貫通流れ面積を有する。より好ましくは、該出口開口は、0.83mm以上の、そして好ましくは0.88〜0.94mmの範囲内である直径を有する実質的に円形の形状を有している。該開口およびノズルは、円形であることも一様な直径を有する必要もないことは明らかである。好ましくは、出口開口は、0.54mm2以上の貫通流れ開口面積、または0.61〜0.69mm2の貫通流れ開口面積を有する。
本発明に従うパッドは、スペインおよびブラジルにおいて用いるのに特に適しており、そこでは、コーヒー装置、例えばSenseo(商標)装置は、約50mlのカップ体積を作るようにそれらの国々の特定の消費者の嗜好に適合されてきたことに注目してほしい。一方で、他の国、例えばフランス市場におけるコーヒー装置は約100mlのカップ体積を作るように適合され、残りの欧州市場では約120mlである。例えば、スペインのSenseo(商標)コーヒー装置は、レバー上のMarcillaロゴにより識別されうる。
本発明に従うパッドは、こうして様々なタイプのコーヒー装置の様々な実施態様に従い適用可能である。剛性シェルはまた本発明に従うパッドを自己支持パッドに変えるので、変更されたパッドホールダが用いられうることも想像できる。例えば、そのようなパッドホールダは、パッドが自己支持であるとき、底のない支持リングにまで還元される。
好ましくは、シェルは鉢(ボウル)状内部を有し、そしてパッドは、第1シートとシェルの接続された周囲縁を通る平面に対して非対称である。好ましくは、シェルの1つの側は、パッドの外側を形成する。シェルはパッドの外側を形成するので、パッドの外側の形状は、一方の側で実質的に規定される。このことは、この形状を、パッドがその中で用いられことを意図されたところのコーヒー装置のホールダに最適に合わせることを可能にする。特に、パッドの頂上側から該パッドを回りホールダの出口開口への流体の流れが防止されるように、シェルが、その下側で、そのようなホールダと流体封止部を形成することは妥当である。
好ましくは、シェルは、外側縁および内側縁を有する周回し且つそれ自身閉じられた第1底部分、および第1底部分の内側縁へ接続されるところの皿状第2底部分を備え、ここで、該第1底部分に隣接する該皿状第2底部分は、該パッドの内部空間へ下がり該外側縁から離れる方向に、下向きに傾斜している、およびここで、該少なくとも1つの出口が該皿状第2底部分内に備えられることは妥当である。特に、該第1底部分が平坦であることは妥当である。
パッドとホールダの間の静的封止部は、外向きに且つ下向きに延在するところのパッドの外向き周囲フランジとホールダの突出する外側縁の間に有利に形成されうる。動的封止部は、流体圧が、シェルとホールダの間の接触を改善するために用いられる。調製中、シェルにわたる圧力降下がより大きくなれば、シェルの実質的に平坦な下側とパッドホールダの間の接触圧力も一層高まる。
さらに好ましくは、第1底部分に隣接する皿状第2底部分は、パッドの内部空間へ下がり外側縁から離れる方向に、下向きに傾斜しかつ皿状第2底部分の平坦部分へ接続している。好ましくは、該平坦部分および第1底部分は、互いに平行に延在している。
このように、飲料がその中で最適な仕方で調製されうるところの鉢(ボウル)状内部空間が作られる。実験は、そのような鉢状内部空間において、該飲料の品質は予め十分に決定されることを示した。このことは部分的にいわゆるチャネリングが回避されるからである。チャネリングは、パッド内にある飲料調製製品の床が、局所的な望まないより薄い厚さを含み、その結果比較的小さな流れ抵抗を有することを意味する。流体は最小抵抗の通路を探すので、流体の一部分は、丁度それらの場所で床を通して流れる。床がさらに薄くなるリスクは存在し、流体はその結果、実用上元の状態にあるパッドを通して流れる。飲料はその結果、非常に風味があるようには受け取られないであろう。
好ましくは、第2シートは、皿状第2底部分の平坦部分にわたって延在している。特に、第2シートは、皿状第2底部分の平坦部分にわたって単独で延在していることは妥当である。さらに、好ましくはチャネルは皿状第2底部分の平坦部分内に延在することはここで妥当である。第2シートは、皿状第2底部分によく合致しているので、該シートは単独でその平坦部分を覆っており、これに加えてチャネルは平坦部分に延在するのみであるので、パッド自身により調製される飲料の品質は、予め高い程度で決定されることが保証されるであろう。結局、第2シートが単独で平坦部分を覆うので、第2シートは底に完全に支えられることが実現されるであろう。さらにチャネル自身が、底のその部分にのみ備えられるので、飲料は、少なくとも実質的にチャネルが置かれているところの第2シートを通ってのみ流れるうることが実現される。
好ましくは、可撓性の第1シートは、第1底部分と接続されていることはまた妥当である。特に、第1底部分はリング状に形成されていることは妥当である。このようにして、第1シートは、シェルによく取り付けられうる。好ましくは、シェルはその外側面に少なくとも1つの実質的に円形のそれ自身閉じられたリブを備えていることはまた妥当である。そのような少なくとも1つのリブは、パッドをさらに強化する。加えて、好ましくは、パッドの少なくとも1つのリブは、コーヒー装置のホールダの底に置かれた窪み部内に円状に延在する。その結果、パッドは、ホールダの中心にうまく置かれ、そしてリブによりホールダ内のパッドの位置は固定される。さらに、パッドの底の形状、即ちその形はシェルの外側およびホールダの形により決定される、は予め固定されているので、これらは十分予め決められる。特にコーヒー装置は、パッドを受けるホールダ、該ホールダを閉じる蓋、及び加圧下で流体流を生成するための流体供給手段を備え、ホールダは、少なくとも1つの飲料流出開口を備え、そして該蓋は、少なくとも1つの流体入口開口を有し、該入口開口は、パッド内に飲料を調製するために流体が、パッドを通るように強制されるように、加圧下でパッドの可撓性第1シートへ供給されるように、流体流を流体入口開口へ供給するための流体供給手段と流体連絡している、ここで飲料は第2シート、パッドのチャネル、およびパッドの出口を介して出て、その後パッドホールダの少なくとも1つの飲料流出開口を介してホールダを出る。好ましくは、シェルの外側は、ホールダの底の形状に対応するところの形状を有していることもまた妥当である。このことは、指示されたものを最適に封止することを可能にする。
本発明に従うシステムについて、ホールダの少なくとも1つの出口は、好ましくは、飲料の噴流を生成するノズルを包含している。該システムはまた、微小気泡層を有する飲料を得るために、空気を飲料内に打ちつけるために噴流がそれに衝突するところの衝突面を有しうる。しかし、該流出口は、飲料の噴流を生成するノズルを備えないことも可能である。既述されたように、流出開口は、流れ制限を形成しない大きな開口でありうる。記載されたように該パッドの出口開口は、どれだけの量の飲料が調製されるかを決定する大きな直径を有しうる。しかし、その場合、該パッドのためのホールダの該流出開口は、微小気泡層を有するコーヒーを調製するための飲料の噴流を生成するようにノズルを形成することもまた可能である。すると、目標は次にカフェクレマを得るための量であろう。
本発明はさらに、上で議論されたような少なくとも1つのパッドを包含する部品のキットに関する。該キットは、焙煎され挽かれたコーヒー、及び可溶性飲料調製物質を容れる少なくとも1つの別のパッドを含む。該別のパッドの水性流体内に溶けうる該飲料調製製品は、チョコレート成分、インスタントミルク粉末/クリームから成るグループからの1以上を備える、任意的に砂糖又は香味料と組み合わされた、任意の可溶性物質でありうる。可溶性物質がインスタントミルク粉末/クリームであるときに特に有利である。部品のそのようなキットを用いて、2段階方法において飲料の1杯分、例えば飲料を含有する乳製品又は乳製品代替品を調製することが今やまた可能である。そのような飲料は、カプチーノ、ラテマキアーノ、ウインナーメランジェ、またはそのような飲料を包含する。本発明に従う部品のキットはさらに、上で議論したような少なくとも1つのパッド及び該少なくとも1つの別のパッドを収容するパッケージを包含し得る。より有利な各パッケージは、上で議論したような第1の複数のパッド、及び第2の複数のパッドを含むであろう。好ましくは、上で議論した該パッド及び該別のパッドは、2段階飲料調製方法のための1次パッド又は2次パッドとして各々適切にマークを付けられる。特に好まれる本発明に従う部品のキットの中で、本発明に従うパッドは、2次パッドであり、そして該別のパッドは該1次パッドである。最初に、乳製品若しくは乳製品代替品から準備された飲料を1カップに導入し、そして2度目に、焙煎され挽かれたコーヒーから準備された飲料を導入することにより、前もって準備された乳製品若しくは乳製品代替品、例えばミルク粉末/クリーム成分の白い泡の頂部は、コーヒー抽出物の上に浮くであろう。飲料、例えばカプチーノ、ラテマキアーノ、又はウインナーメランジェは、その後、目に見える別の分離した層を伴い準備され得る。別のパッドは、公知の技術である枕状の袋でありうる。好ましくは、該別のパッドは、内部空間を形成するように相互に接続されたろ過紙の2つのシートを備えるパッドであり得、該内部空間は、例えば欧州特許出願公開第-A-1 398 279号、米国特許出願公開第2011/0027425号明細書、および国際特許出願PCT/NL2012/050765に記載されたような、強化用本体を提供する形状を備えている。さらに好ましくは、該別のパッドはまた、焙煎され挽かれたコーヒーの代わりに可溶性飲料調製製品を備える上で議論したようなパッドである。そのようなパッドは、「Pad with a large outlet opening comprising a soluble beverage preparation product for use in a coffee machine(コーヒー装置で用いるための可溶性飲料調製製品を備える大きな出口開口を有するパッド)」と題された同時係属中の出願に記載されており、これは、ここで引用することによって本明細書に組み入れられる。
任意的に、追加の透過性スペーサーフィルタが、飲料調製製品と該第1シートの間に挿入されうる。可溶性飲料調製物質、例えばクリームを収容するのに必要な該パッドの該内部空間は、抽出可能飲料調製物質、例えば挽かれたコーヒーを収容するのに必要な空間よりも普通は大きい。2段階飲料調製方法において、該パッド内に、例えば上で議論されたように第1の複数のパッド及び第2の複数の別のパッドを容れるパッケージ内に、容れられた飲料成分に関わりなく、1次および2次パッドについて一様なパッドサイズを採用することが好まれ得て、それは同じ高さで夫々のパッドの積み重ねが許される。調製中、挽かれたコーヒーが、クリーム成分を保持するのに十分大きな空間内に容れられているとき、チャネル形成の問題が生じ得る。この問題を回避するために、該追加のスペーサーフィルタは、挽かれたコーヒー床が剛性シェル(それは、該追加のスペーサーフィルタが使われないときは、可溶性のクリームを充填するのに十分大きなサイズである)に容れられることを可能にする。コーヒー床は該スペーサーフィルタにより保持され、該コーヒー床は、使用中に加圧下で該第1シートを透過するところの熱湯により乱されえない。このことは、飲料の風味に悪影響を有するところのチャネル形成を妨げる。該スペーサーフィルタは、好都合にも、どの適切な多孔性のまたは穿孔された、可撓性、半剛性、または剛性の物質から作られうる。該スペーサー、好ましくは可撓性の多孔性物質、例えば紙フィルタを備えるところの、該パッドの代替の実施態様において、該第1フィルタシートは、該スペーサーフィルタが実際には該第1フィルタシートとしても機能するように、取り除かれうる。
上記の全てのパッド実施態様に対して、包装のいくつかの形態が、積荷のため及び長期の保存期間のために要求されるであろうことは妥当である。例えばパッドが、使用前に保存期間を延ばすために、気密のラッピング内に容れられることは可能である。該ラッピングは、1つの単一パッドを保持しうるが、また1杯の単一飲料を調製するのに用いられることを意図されたパッドの組み合わせを保持しうる。該パッドはまた、それぞれに底封止部を備えている。該底封止部は、それから使用前は出口側を閉鎖する。該底封止部は、剥離することによりパッドの底から少なくとも部分的に取り除かれることができ、そしてパッドのユーザーにより容易に取り除かれうるようにリップを有している。該パッドはさらに、使用前は該第1シートを閉鎖する頂部封止部を必要としうる。該頂部封止部はまた、剥離することにより該パッドから少なくとも部分的に取り除かれることができ、そしてユーザーによる容易な取り除きのためにリップを有している。取り除き可能なように接続された底封止部及び頂部封止部は、空気が入口及び出口開口を介して該パッド内に入るのを防ぐことにより、パッド内の製品の保存期間を延ばす。特別の実施態様において、該底封止部のリップが、該頂部封止部のリップへ接続されうる。それにより、該底及び頂部封止部は、一体化して作られ得て、ユーザーは該底又は頂部剥離封止部の1つを除くことを偶然に忘れることはない。気密剥離封止部を用いるとき、1以上のパッドを保持している包装は、気密である必要はない。1以上のパッドを保持するためのパッケージは、箱、缶、または袋の形態でありうる。箱または缶の形態であるとき、パッドは都合よく積み重ねて配列されうる。該パッドが個々にラップされない又は剥離封止部を備えないとき、複数のラップされていないパッドを保持するパッケージは、酸素及び湿気に対する障壁を備える必要がある。さらに、任意の気体、例えば焙煎され挽かれたコーヒーから発散するような、を逃すことができる1方向バルブ手段を包含していることが望ましい。これは、どのようなガス圧も該パッケージ内で増大することを防ぐ。そのようなデバイスは公知技術である。
本システムは、図面を参照してこれから明らかにされるであろう。
図1に示されたように、参照符号1は、1又は2杯の飲料を調製するためのコーヒー装置において使用するためのパッドである。パッド(1)は、組立分解図で示され、そして飲料調製製品(6)を満たされる内部空間(4)を規定する被覆部(図2および3の参照番号2)を形成する構成要素を備えている。図1は、パッド(1)の構成要素を部分断面図で示している。完全に組立てられた形態でのパッドは、図2〜4Bに示される。飲料調製製品(6)、例えば挽かれたコーヒーは、流体、例えば熱湯によりそれから抽出することによって飲料を調製する。被覆部(2)は、第1ディスク状シート(8)およびディスク状剛性シェル(10)により形成される。可撓性の第1シート(8)および剛性のシェル(10)は、隣接するそれらの周囲縁(11、13)で相互に接続されている。該接続は、接着、溶接または例えばヒートシール(熱溶着)法を用いて確立されうる。そのような接着技術は、当業者には周知であり、さらに説明をする必要はない。剛性のシェル(10)は、プラスチック、より特別にはPP、または例えばボール紙またはバイオプラスチック材料で作られている。それにより、該シェルは、好ましくは、水性流体に対して実質的に不透過である。該シェル(10)は、飲料を実質的に制限されないで通過させるための十分なサイズの直径を有する少なくとも1つの出口開口(12)を備えている。標準Senseo(商標)コーヒー装置は、デフォルトの設定で、110〜130mlの飲料を調製する。実質的な制限部を形成していない少なくとも1つの出口開口(12)について、0.83mm以上の直径、そして本発明のために好ましくは0.88〜0.94mmの範囲内の直径を有する必要がある。該シェル(10)の底(16)での該シェル(10)の内側(14)に、飲料又は流体を集める構造を形成する少なくとも1つの出口開口(12)に流体連絡されているところのチャネル(18)が配置されている。該チャネル(18)は、この実施例において出口開口(12)に対して一般に半径方向に延在し、かつ複数の細長い突起部またはリッジ(20)によって形成される。該複数の突起部(20)の間に、該チャネル(18)は形成される。この実施例において、該突起部(20)の頂部は、剛性のシェル(10)の底とみなされる。
パッドは、リッジ(20)によって形成されたようなシェルの底に置かれるところの第2のディスク状シート(22)を有し、かつリッジ(20)により支持されたチャネル(18)を被覆する。リッジ(20)間の水平距離、それらの位置および高さは、該第2シート(22)の物質特性と組合せて、それが完全に支持され、且つ出口開口(12)への流体流を妨げないようにチャネル(18)内に垂れ下がらないように調整される。該第2シート(22)のその周囲での該シェル(10)及び/又は突き出すリッジ(20)への取り付けは、好ましくは更にこの機能を保証するように採用されうる。図1に見られるように、第2シート(22)は、飲料調製製品(6)とシェル(10)の間に置かれる。可撓性の第1シート(8)および第2シート(22)は、各々が流体、例えば水および抽出飲料が通過することを可能にするフィルタを形成するが、各々は飲料調製製品(6)に対する障壁を形成する。この実施例において、両シート(8、22)は、それが曲げられかつ折られうるという意味で可撓性の物質であるが、ほとんど又は全く弾力性がない。1または他のシートは、使用中、加圧下の流体がパッド(1)の可撓性の第1シート(8)に供給されるときに、該流体は、飲料が形成されるように、該第1シート(8)を通して飲料調製製品(6)へ流れ、その飲料はその後該第2シート(22)を通りチャネル(18)を介して少なくとも1つの出口(12)を流れ、そしてパッド(1)を出て行くことを保証している。
本発明の1実施態様に従うと、少なくとも1つの出口開口(12)は、飲料を実質的に制限されないで通すための十分なサイズの直径を有している。この出口開口の結果として、時間制御された流体流でコーヒー装置に用いられるとき、流量は実質的には低下しないで、全体として比較的多量の流体が配量され、そしてパッドを通して押し出されるという結果を伴う。この実施例において、挽かれたコーヒーから成る飲料調製製品(6)を用いて、特別品質のコーヒー飲料を調製するために、この実施例において、例えば95mlを超えて、そして好ましくは110〜130ml、特に120mlの間で作られる。
この実施例において、さらにシェル(10)が鉢(ボウル)状の内部空間(4)を規定することは妥当である。該シェル(10)の外側(24)が、パッド(1)の外側を形成する。該シェル(10)は、周回し且つそれ自体閉じられた第1底部分(26)を装備している。この実施例における第1底部分(26)は、リング状であり、内側縁(28)および外側縁(30)を包含する(図2参照)。
さらに、シェル(10)は、皿状の第2底部分(32)を含み、それは第1底部分(26)の内側縁(28)に接続されている。該皿状の第2底部分(32)は、第1底部分(26)の内側縁(28)から遠ざかる方向に延在し、その方向はまた、下方向のパッド(1)の内部空間の方へ内側に向けられている。この実施例で述べられた方向は、実のところ出口(12)への皿状シェル(10)の半径方向である。
図1および2において最もよく判るように、少なくとも1つの出口(12)は、皿状第2底部分(32)に置かれている。
第1底部分(26)は、図2に示されたように、実質的に水平方向に配向されている。云われるように、第1底部分(26)に隣接している皿状第2底部分(32)は、下方向にパッド(1)の内部空間の方へ向けられた内側縁(28)から遠ざかる方向に延在している。この傾斜領域は、図1においてhとして示されている。該傾斜領域hは、皿状第2底部分(32)の平坦部分へ接続され、図面でのその平坦部分は、Dで示されている。第2シート(22)は、皿状第2底部分(32)の平坦部分Dに亘ってのみ延在している。
既述のチャネル(18)は、皿状第2底部分(32)の平坦部分Dにのみ延在している。各チャネル(18)は、平坦底部分の、周囲を閉じられた外側縁(34)から或る距離で、少なくとも1つの出口(12)の方向に延在している。チャネル(18)の各々の端部と第2底部分(32)の平坦部分の外側縁(34)の間の最短距離は、皿状第2底部分(32)の平坦部分の水平方向における最大直径の10%よりも大きい。図面において、この最大直径はDで示されている(図1)。
図1及び3に見られうるように、可撓性の第1シート(8)は、第1底部分(26)と接続されている。この接続は、従来のように、例えば接着またはヒートシール(熱溶着)により可能である。可撓性の第1シート(8)および第2シート(22)は、飲料調製製品(6)に直接に隣接している。この実施例において、6〜8グラムの抽出製品、即ち6〜8グラムの挽かれたコーヒーが存在するであろう。飲料調製製品の考えられる限りの別の量、例えば5〜10グラム、そして好ましくは6〜9グラムも同様に可能である。それ自体円状の閉じられた周囲縁(36)に隣接する第2シートは、シェル(10)と、この実施例においては第2底部分(32)の平坦部分と、接続されている。この接続はまた、従来技術の接着またはヒートシールにより達成されうる。さらに、この実施例において、可撓性第1シート(8)と第2シートの両方は、不織物質、より特にはろ過紙で作られることは妥当である。該ろ過紙は、この実施例においては、少なくとも70%の、および少なくとも80%さえのセルロースを含んでいる。他の可能性は、100%のPP/PETに基づく不織物質、生分解可能な不織布、およびPLA様ろ過物質を包含する。明らかに、水性液体について透過性の別の物質または基材、例えばメッシュは、また可能である。
その外側(24)のシェル(10)はまた、シェルを強化するために、少なくとも1つのそれ自身閉じられた円形のリブ(40)を備えている。強化の代わりにまたは追加として、円形リブ(40)はまた、パッドホールダ内へのパッドの位置決めにおいて役立ちうる。パッドホールダの底上の相補的窪み構造と円形リブ(40)の嵌め合わせは、対象となっているパッドと協働することを意図されていない別のパッドがパッドホールダ内に置かれることを阻止するためにまた用いられうる。
パッド(1)は、それ自体公知の仕方において使用するのに適している。例えば、該パッドは、少なくとも1つの飲料流出開口を装備するホールダ内に置かれうる。該パッドを収容している該ホールダは、少なくとも1つの流体入口開口を装備する蓋で閉じられる。次に、加圧下の流体は、該流体が可撓性の第1シートを介してパッド内の飲料調製製品へ供給されるように、少なくとも1つの流体入口開口を通して供給される。ここで飲料調製製品は、該流体で抽出される。該流体は、この実施例においては、熱湯である。抽出によって飲料は生成され、その飲料は、第2シート、チャネル、及び少なくとも1つの出口開口を介してパッドを出る。このようにして、飲料は、ホールダ内のパッドの底から流れ、それから少なくとも1つの飲料流出開口を通ってホールダを出る。この実施例は、図3〜6に基づいて検討される。
図3〜6に、コーヒー装置またはコーヒー装置(52)からのホールダ(50)が、該ホールダ(50)内に収容されたパッド(1)と共に示されている。さらに、コーヒー装置(52)は、図6に示されたように、複数の流体入口開口(56)を備える蓋(54)を特徴とする。コーヒー装置(52)は、熱湯を供給するための、ポンプ(58)および容器(60)を備えている。またコーヒー装置(52)は、制御ユニット(62)を備えている。該ポンプ(58)は、管(63)を介して蓋(54)と流体連結している。該ホールダ(50)は、該ホールダの底(66)及び該ホールダの直立側壁(68)によって境界付けられた鉢状内部空間(64)を備えている。該ホールダの底(66)は、ホールダの該側壁(68)に隣接しているそれ自身円状の閉じられた第1底部分(70)を備えている。第1底部分(70)は、この実施例においては、リング状かつ平坦である。該ホールダの底(66)は、皿状第2底部分(72)の一部である。ここで、該ホールダの該側壁(68)から遠ざかるように向けられた方向で該ホールダの第1底部分(70)に隣接する該ホールダの該皿状第2底部分(72)は、下方に傾斜している。換言すれば、皿状第2底部分(72)は、ホールダ(50)の内部空間(64)へ向けられた半径方向に傾斜している。図3において傾斜している領域は、h'で示されている。図3及び6に最もよく示されているように、該皿状第2底部分(72)は、該第1底部分(70)の内部空間縁(74)と境界を接している。該ホールダ(50)の該第1底部分(70)は、水平に配向され、図3においてd’で示された幅を有している。さらに、該ホールダの該皿状第2底部分(72)は、溝(76)を備え、該溝(76)は、該ホールダの少なくとも1つの出口(78)への流体通路を形成している。該ホールダの該皿状第2底部分(72)は、直径D’を有する内側平坦底部分を包含し、その底部分の溝は、内側平坦底部分に備えられる(図3参照)。
この実施例におけるホールダの少なくとも1つの出口(78)は、飲料の噴流を生成するノズルを備えている。この実施例におけるホールダは、衝突面(80)を備え(図3、4、及び6参照)、微小気泡の泡層を有する飲料を得るために、該衝突面(80)上に、生成された噴流が空気を飲料内に打ちつけるように衝突する。それにより空気は、衝突面(80)を囲むところの出口(78)の円筒壁で飲料内に混合される。パッド(1)は、ホールダの底(66)に支持されている。ここで、シェル自体は、ホールダの底(66)と共に、ホールダの直立側壁(68)の近くまで延在している。パッド(1)の第1底部分(26)は、ホールダの第1底部分(70)上に支持されている。このことは、シェルの外側が、ホールダの底(66)の形状に対応する形状を有することを含意している。図4及び6に見られうるように、パッド(1)の少なくとも1つの円形リブ(40)は、ホールダ内のパッドの中心出しのために該ホールダの底(66)に形成されているところの少なくとも1つの窪み部内に延在している。
この実施例において、図3に最もよく見られるように、複数の溝(76)が該ホールダの底(66)から突出する複数のニップル(82)の間に形成されている。該ニップル(82)の先端は、該ホールダの底(66)の一部分を形成し、特に該ホールダの底(66)の平坦部分(D’で示される)の一部分である。少なくとも一部分における底は、滑らかであり、かつプラスチック及び/又は金属で作られている。該ニップルの頂部は、丁度底の支えのように滑らかである。
パッドの少なくとも1つのリブ(40)がその中に延在するところの既述の少なくとも1つの窪み部はまた、ニップル(82)により形成されている。この点まで記載されたシステムは、以下に説明されたように動作する。
ユーザーは、蓋を開け、それからパッドをホールダ(50)内に置く。それにより、パッドは、ホールダの底(66)の対応する窪み部内に係合するリブにより、ホールダに対してその正しい位置を自動的に取るであろう。該ホールダはそれから蓋(54)で閉じられる。その後、ユーザーは制御ユニット(62)を制御できる。その結果、ポンプ(58)は始動し、そして容器(60)からの熱湯が、所定の時間間隔の間、管(64)を通してカバー(54)へ供給されるであろう。熱湯、即ち流体は、それから流体入口開口(56)を通りパッドの頂部へ供給される。熱湯は、可撓性の第1シート(8)を通りパッドに入る。この後、熱湯は、コーヒー抽出が為されるように、挽かれたコーヒーと接触する。このコーヒー抽出は、シェル(10)のチャネル(18)が置かれたそれらの位置で第2シート(22)を通過するであろう。第2シート(22)が該シェルの底(16)に支えられている位置で、少なくとも実質的に第2シート(22)を通る飲料の流れはない。飲料は、それからチャネル(18)を通りパッドの出口(12)へ流れる。この実施例において、出口(12)の流れ抵抗は、挽かれたコーヒー(6)により形成されるコーヒー床の流れ抵抗よりも小さくありうる。コーヒー床(6)の流れ抵抗は、コーヒーパッドを通り流れる熱湯の流れ速度の決定において無視しうる程の影響しかないであろう。それから、飲料はホールダ内に行き着き、そしてホールダの出口(78)を介してホールダを出る。さらにパッドおよびホールダは、パッドがホールダの底(66)と接触するところである流体封止部を形成することが記載される。ホールダの溝(76)は、ここでは特別な役割を持たないことが記載される。パッド及びホールダは、流体封止部を形成し、該流体封止部は、パッド全体にわたる圧力低下、および、シェルが調製温度で僅かに軟化することを許容し且つその形状をパッドホールダの形状に合わせるところの剛性のシェルの特性により強化される。
図5A及び5Bに最も良く示されているように、パッド(1)およびホールダ(50)は、流体封止部を形成し、該流体封止部は、パッド(1)全体ににわたる圧力低下により強化され、および、シェル(10)が調製温度で僅かに軟化することを許容し且つその形状をパッドホールダ(50)の第2の皿状又は鉢状の底部分(72)の形状に合わせるところの剛性のシェル(10)の特性により強化される。図5Aにおいて、パッド(1)は、ホールダ(50)内に収容され、流体圧力がなく、かつ静的流体封止部を形成する場合について示されている。パッド(1)とホールダ(50)の間の該静的封止部は、その外側周囲縁(30)でのパッド(1)の外方向に向けられた周囲フランジ(第1底部分(26))と、ホールダ(50)の一致する外方向に向けられたフランジ(70)(円周第1底部分)との間に形成される。十分な静的封止は、パッド(1)の外側縁(30)を介してホールダ(50)の外方向に向けられたフランジ(70)に支持されるパッド(1)の重さを通した重力により既に得られうる。図5Aに示されたように、シェル(10)の第1底部分(26)により形成された、外方向に向けられたパッドの周囲フランジは、わずかに下向きに傾向いており、ホールダ(50)のフランジ(70)との初期の接触は、パッド(1)の最外側の周囲縁(30)を通る。さらに図5Aにおいて、未だギャップ(41)が、剛性のシェル(10)の残り部分とホールダ(50)の第2底部分(72)の間に存在することが分かる。図5Bに、ホールダ(50)内のパッド(1)が、示されている。流体圧により押し下げられて、シェル(10)の平坦底部分が、ホールダ(50)の底(66)と今やしっかりと接触し、追加の動的流体封止部を形成している場合を示している。シェル(10)の平坦底部分とホールダの底(66)の間の当初の接触は、圧力下でのシェル(10)のたわみが、その底部分をホールダ(50)に対して押圧するところの51で示した点で始まる。動的封止部は、シェル(10)とホールダ(50)の間の接触を改善するために流体圧を用いている。調製の間、シェル(1)および飲料調製製品(6)を横切る圧力降下が、大きければ大きいだけ、シェル(10)の平坦な下側とパッドホールダ(50)の間の接触圧はより高くなるであろう。それにより、パッドの頂部への何らかの熱湯の供給が、パッド(1)を迂回することによりホールダ(50)の出口(78)へ直接に流れうることが妨げられる。飲料は、こうしてホールダ(50)の出口(78)を通してのみ流れうる。
飲料は、その後、ホールダ(50)の下に置かれるところのカップに集められる。該ホールダの溝(76)は、パッド(1)を用いるときは重要な役割を演じない。後述されるであろうように、これら溝は、システムが、それ自身公知のコーヒーパッドの別のタイプを収容するよう拡張されるとき、関連する役割を演ずる。
特に、ホールダ(50)の出口(78)は、制限部を有しうる。
図6のコーヒー装置はまた、可撓性の第1シートおよび可撓性の第2シートを備え、その間に挽かれたコーヒーが置かれている従来のコーヒーパッドと協働するのに適している。この第1シート第2シートは、欧州特許第0904717号公報で説明されているように、可撓性のろ過紙から各々製造され、そしてそれらの周囲縁に近接して相互に接続されている。そのような従来のコーヒーパッドは、一般に枕状の袋として形成されている。もしこの従来のコーヒーパッドがホールダ内に置かれると、ユーザーが例えばコーヒーパッドの第2シートがホールダの底(66)と共にホールダの側壁まで延在することを確認するであろうときに、その後再び、ホールダは蓋(54)で閉じられうる。上に述べたことと全体として類似して、熱湯は、流体入口開口(56)を通りコーヒーパッドへ供給される。該コーヒーパッドは、該ホールダが溝(76)を有していないところの該ホールダの底(66)のそれらの場所で、流体封止部を形成するであろう。その結果は、熱湯がコーヒー床を通して押圧され、そして溝があるところで該コーヒーパッドを出て行く。その後コーヒー抽出物は、溝を介してホールダの出口へ流れる。コーヒー抽出物はその後ホールダを出る。ホールダの溝は、ここでは機能を有し、そして飲料がコーヒーパッド出ることが出来る場所を決定し、そしてコーヒーパッド内の挽かれたコーヒーにより形成されたコーヒー床の良好で均質な抽出物をもたらす。
コーヒー抽出物がホールダを出るとき、ホールダの出口の流れ制限部は、衝突面(80)を打つ飲料の噴流を依然として作り出す。その結果は、コーヒー抽出物がカップ内に集められるとき、微小気泡層が得られるように空気がコーヒー抽出物内に打ち付けられる。この場合のコーヒーパッドは、剛性のシェルも図1〜6のコーヒーパッド(1)に匹敵するような出口開口も持たない故に、かつコーヒー装置は時間制御され、上で検討したのと同じ時間間隔の間、熱湯が標準コーヒーパッドへ供給される故に、より大量のコーヒー抽出物、この実施例では110〜130mlが形成されよう。今や、噴流が飲料により形成され、その結果、空気が飲料に入る。したがって、図6と同じコーヒー装置で、通常のコーヒーパッドを用いてカフェクレマ(cafe creme)を調製することが可能であり、一方、図1〜3のコーヒーパッドを用いて、異なるコーヒーが作られうる。
本発明は、決してこれらの実施態様に限定されるものではない。図1〜3に従うパッド(1)が異なる直径を有する流出開口を有する場合がありうるが、依然として、このパッド(1)とホールダの間の流体封止部に対する要請は。考慮されなければならない。結局、出口がより大きな直径を有する場合に、ホールダの出口を横切る圧力降下は、パッド(1)とホールダの間の封止に対するより低い要求が適用されるように、より小さいであろう。その場合に、弱いコーヒーが作られうる、または飲料の噴流が造られうるとき、またカフェクレマも作られうる。図6の実施例において、封止部(88)が蓋とホールダの間に存在する。封止部が、蓋と図1〜3に従う該パッドの頂上側の間に存在することが可能である。この場合、封止部が図1〜3に従うパッドとホールダの間に存在することは最早重要ではない。ホールダ(50)はさらに、図3および4に示されたように、ハンドル(90)を搭載している。さらに、図面には示されていないが、パッドがハンドルを含むことはまた可能である。この場合、ハンドルはシェルへ固定されうる、及び/又は該ハンドル及び該シェルは、1体で製作されうる。
図7において、本発明に従う第二実施態様のパッド(101)が、組立分解配置で示されている。第一の実施態様の構成要素と類似するそれを指示する参照符号は、一般にそれらの参照符号に「100」を加えただけ異なるであろう。再び、パッド(101)は、可撓性の透過性ろ過物質の可撓性の第1シート(108)と剛性シェル(110)の間に、飲料調製製品(106)を収容するための内部空間を規定する。該第1可撓性シート(108)は、それらの個々の突き出る周囲縁(111、113)で該剛性シェル(110)へ取り付けられている。第二パッド(101)は、半径方向チャネル及びリッジによるよりも、該剛性のシェル(110)の底(116)が実質的に平坦である点において、及び飲料収集構造体が多孔性円形ディスク(117)により形成されている点において、第一パッド(1)と顕著に異なる。多孔性ディスク(117)はまた、透過性のろ過物質の第2可撓性シート(122)を通して、コーヒー床又は飲料調製製品(106)を出るところの飲料を集めるように働き、そして均一な抽出物が少なくとも1つの出口開口(112)を通して流れることを保証する。該多孔性ディスク(117)は、繊維、焼結された塑性物、またはその様な物質で作られうる。
図8は、本発明に従うパッド(201)の第三の実施態様を示している。前の実施態様と同様に、以前に使用された参照符から更に「100」だけ異なる参照符号で指示されるであろう。飲料調製製品(206)のための内部空間を形成するための構成要素は、再度、ろ過物質の第1可撓性シート(208)および剛性シェル(210)を含んでいる。第1シート(208)の周囲縁(211)は、接着、溶接または他の従来の接着技術により、剛性シェル(210)の周囲縁(213)に取り付けられよう。剛性シェル(210)の底(216)は、再度、少なくとも1つの出口開口(212)を出るための抽出された流体を集め且つ案内するための半径方向に延在している複数のリッジ(220)の間に規定された半径方向チャネル(218)を備えている。第一実施態様と違って、半径方向リッジ(220)は、僅かに隆起され、そして該第2シート(222)は、コーヒー床又は飲料調製製品(206)に対応して隆起された底(206A)を支持する対応して隆起された中央区画(222A)を有している。この詳細な違いは、本発明の原理を変えるものではなく、単に、他の実施態様のいずれに対してもまた選択されうるところの代替の形状として示されているだけである。さらに特に第三実施態様のパッド(201)は、層流内である必要があるとき、或る環境下で何らかの乱流をもたらしうるところの、少なくとも1つの出口開口(212)から出る該噴流を変換するための偏向部の追加により異なる。少なくとも1つの出口開口(212)を出る流れが既に層流であるとき、偏向部は流れが層流のままであることを保証するだけである。この目的のために、偏向板(243)は、少なくとも1つの出口開口(212)の下流の剛性のシェル(210)の底(216)に取り付けられる。スナップ嵌合戻り止め(241)により円形リブ(240)へ取り付けられた偏向板は、図8に示されるようにそれらから内向きに延在している。偏向板(243)は、少なくとも1つの出口開口(212)を出る飲料の噴流を受けるために閉じられた中央窪み部(245)を有している。この噴流はその後、中央窪み部(245)の半径方向外向きに偏向され、そして偏向板(243)の周囲に形成された切り欠き部(247)から出て行くように偏向板(243)の上側表面全体にわたり拡散する。これは、流れ出る液体抽出物の流速は、流れが層流になる程度まで下げられることを保証する。このことは、以下に説明されるであろうように、コーヒー装置のホールダ内に設けられた制限部及び衝突面を用いて微小気泡層を形成するのに必要である。さらに、半径方向突出部(249)が、剛性のシェル(210)の底(216)と偏向板(243)の間の流れ領域の断面を決定するために偏向板(243)の上側表面上に設けられうる。第三実施態様のパッド(201)の下側を示す図9から、どのようにして切り欠き部(247)は、流体抽出物が該パッド(201)の剛性シェル(210)を出ることを可能にするか明らかであろう。それ故に層流を確立するための手段は、使用中、飲料に対する最短流路を与えるように配置され、該最短流路は、パッドの少なくとも1つの出口開口とホールダの少なくとも1つの出口開口の間に延在している。パッドの出口開口からの飲料の流れを偏向させるための偏向部により作られたこの流路は、飲料の最短経路、それは層流を確立する手段なしで、パッドの出口開口とホールダの出口開口の間に延在する、よりも長い。図10において、本発明に従う第三パッド(210)は、この実施例においては、図3〜6のホールダと同一であるホールダ(50)内に収容されている。したがって、同じ参照符号が、図10及び11への参照において用いられよう。ホールダ(50)は、底(66)、垂直側壁(68)、水平リング状第1底部分(70)、および該底(66)を支持するところの皿状第2底部分(72)により規定されるところのその鉢状内部空間(64)内にパッド(201)を収容する。該皿状第2底部分(72)は、該第1平坦底部分(70)の内側縁(74)に接続されている。図11において、閉じられた中央窪み部(245)は、ホールダ(50)の出口(78)に直接的に対向していることが見られうる。出口(78)から出る飲料は、該底で閉じているところの中央窪み部(245)により拡散され、該偏向板(243)の上側表面にわたり半径方向において外向きに流れる。該偏向板(243)の外側周囲から(切り欠き部(247)を通して)来る流体飲料抽出物のみが、衝突面(80)に衝突するための制限物(79)を通してホールダの流出開口(78)に到達できる。ホールダの流出開口(78)に到達するために、飲料はまた、半径方向溝(図3の76)を規定するところの、ホールダの底(66)上の複数の突出するニップル(82)を通過する。それにより、ホールダの流出開口(78)へ導かれた流体の流れは、完全に層流であることが保証され、それが衝突面(80)に衝突するとき、得られた飲料の頂部に微小気泡層を形成する。
図12は、本発明に従う第四実施態様のパッド(301)を示す組み立て分解図である。本発明の第四パッド(301)はまた、少なくともほぼ完全に層流の飲料がホールダの流出開口へ導かれることを保証するために偏向構造を持っている。再度、飲料調製製品(306)は、第1可撓性ろ過シート(308)と剛性シェル(310)の間に収容されている。該可撓性第1シート(308)は、剛性シェル(310)の周囲縁(313)へヒートシールされまたは接着されたその周囲縁(311)を有する。該剛性シェル(310)は、各々は隣接半径方向突出リッジ(320)の間に規定された半径方向チャネル(318)を備えるその底面(316)を有している。該半径方向リッジ(320)の頂部に置かれるのは、ろ過物質の第2可撓性シート(322)であり、飲料調製製品(306)をチャネル(318)から分離する。中央出口開口(312)は、時間制御された流体供給手段を有するコーヒー装置において使用されるとき、パッド(301)を通過する流体の総量を制御するために備えられる。偏向箔(345)は、該底面(316)から突出し且つ該出口開口(312)から半径方向に延在しているリッジ(349)の下面に、シールされ、接着され、又は溶接されている(図13において最も良く分かる)。また、偏向箔(345)は、円形リブ(40)により規定された直径よりも僅かに小さな直径を有していることが図13及び14において最も良く分かる。取り付けられた該偏向箔(345)により、リング状ギャップ(347)が、該偏向箔(345)の外側縁と円形リブ(40)の間に残り、それがホールダ内への該飲料の流出を可能にしている(図示されていないが図3、4及び10のそれと同じである)。該第四実施態様に従うパッド(301)での飲料調製に対して、それが使用中もし実質的に類似していれば、第三実施態様の記載に対して参照がなされうる。該第四のパッド(301)内の要求される層流は、図8〜11を参照して記載された第三パッド(201)におけるような類似の仕方で、該底(316)と該偏向箔(345)の間に作られ、したがって更に説明する必要はない。
第五実施態様のパッド(401)が、図15に示されている。再び、この第五実施態様は、該パッド(401)がそれ自身の制限部および飲料の上に泡状頂部を作る噴流衝突面を有するところのホールダと協働し得るように、飲料の層流を確立するための手段を含んでいる。以前の実施態様でのように、飲料調製製品(406)は、可撓性の第1のろ過物質シート(408)と第2の僅かに小さな第2のろ過物質シート(422)の間に挟まれている。該第2のろ過物質シート(422)は、飲料抽出物を収集し且つ案内するための、剛性シェル(410)の底(416)上の半径方向チャネル(418)を規定する半径方向突出物(420)のパターン上に置かれている。該第1のろ過シート(408)は、剛性にシェル(410)の周囲縁(413)へ取り付けられたその周囲縁(411)を有している。この点において、第五パッド(401)は以前の実施態様に実質的に類似している。しかし、層流を確立するための手段は、図15〜20を参照しつつ説明されるであろうように、該パッド(401)がホールダに収容されたとき、該パッド(401)で作られるだけであるところの迷路として今や実施されている。図15〜17を参照すると、剛性のシェル(410)は、第1円形リブ(440)の内側に第2円形リブ(442)を有していることが分かる。該第2円形リブ(442)の内側にかつ同心的に、外側スロット付き円形リブ(444)および内側スロット付き円形リブ(445)が置かれている。図16および17において最も良く分かるように、少なくとも1つの出口開口(412)が、該第2円形リブ(442)と該外側スロット付き円形リブ(444)の間の剛性シェルの平坦底部分に偏心的に置かれている。その中央に、第五パッド(401)の剛性シェル(410)は、飲料が、該パッド(401)の底(416)を、該外側スロット付き円形リブ(444)の外側へ、しかし該連続した第2円形リブ(442)の内側へ出ることだけができるように、出口開口を持たない。使用中、図18に最もよく示されたように、パッド(401)は、ホールダ(50)内に置かれるとき、該ホールダ(50)から突出する複数のニップル(82)の間に延在しているその第1及び第2円形リブ(440、442)を有している。また、外側及び内側円形スロット付きリブ(444、445)は、該ホールダのニップル(82)により占められていないところの窪み部内に延在している。該外側及び内側円形リブ(444、445)はスロット付きであるので、飲料は、スロット付きリブ(444、445)及び関連し突き出るニップル(82)により形成されるところの迷宮を通り、出口開口(412)からホールダの流出開口(78)へ内向きに強制されるであろう。スロットを有さない2つの第1及び第2円形リブ(440、442)は、飲料の大半は、迷路を通り内向きに流れ、それにより該流れを層流にし又は維持することを保証するだろう。層流は、その後、流出開口(78)を通りホールダ(50)を出る。該流出開口(78)において、該層流は衝突面(80)を打つことができ、それが容器、例えばカップ又はマグカップに集められと、飲料上に適切な泡状頂部を作る。これまでの記載から明らかなように、迷宮は、パッドの出口開口からの飲料の流れを複数回、拡散する。
図21に、Senseo(商標)の下に市販されているコーヒー装置(552)の使用方法であって、1次及び2次パッド(501、601)を用いる2段階工程における特別コーヒーを調製するための使用方法が、図示されている。そのような特別飲料は、カプチーノ、ラテマキアート、ウインナーメランジェ、またはそのようなホットドリンクを包含しうる。1次及び2次パッド(501、601)の少なくとも1つは、図1〜20のいずれか1つを参照しつつ記載された本発明に従うパッドである。該Senseo(商標)コーヒー装置(552)は、その操作のためのハンドル(590)を備えるところの取換可能なホールダ(550)を受け入れる。今度は、ホールダ(550)は、図21において挿入の準備ができているところの1次パッド(501)に適合されうる。これまでの実施例に記載されたようにホールダ(550)内へ1次パッド(501)を挿入すると、蓋(554)が、該1次パッド(501)内の飲料調製製品を抽出又は溶かすために閉じられうる。該コーヒー装置(552)は、図6にも図式的に示されたように公知の仕方で水が供給され且つ加熱されるところの水貯蔵器(560)を備える。この工程は、2次パッド(601)について繰り返され、その間、1の且つ同じ容器、例えばカップ又はマグカップが、1次及び2次パッド(501、601)の両方から飲料成分を集めるために該コーヒー装置(552)の分配ファネル(579)の下に置かれたままである。通常のサイズのカップ(15)が、例えば弱いコーヒーを調製するために、2つの継続するパッド(501、601)から飲料成分を満たされるとき、上で説明されたような比較的大きな直径を有する出口開口が用いられうる。またパッドホールダ内の制限部を用いて、この効果は、提案されたSenseo(商標)コーヒー装置(552)により達成されるであろう。なぜなら、流体供給が時間制御されているからである。
図22に示されたものは、白い泡の頂部を有するカプチーノ飲料の調製のための好ましい1次パッド(501)の1実施例である。この特別の実施例において、該1次パッド(501)は、可溶性物質(506)、例えば特にクリームを満たされている。使用中、熱湯は、複数の小さな開口(509)、それは該熱湯が可溶性物質(506)を均一に濡らすことを保証する、を通り頂部シート(508)へ入る。有利的に、該頂部シート(508)は、液体に対して実質的に不透過性であり、そして複数の小さな入口開口(509)が、或るパターンで均一に分布させられている。使用中、開口(509)は、可溶性の飲料調製物質(506)を溶かす際に助けるように、熱湯の噴流が間隔を空けられた位置でパッドに入るようにする。好ましくは、該熱湯の噴流はまた、さらに該可溶性の飲料調製製品(506)の溶解を促進するように渦を作り出す。150〜350μmの、好ましくは200〜300μm、より好ましくは約225μmの入口開口のサイズ及び35〜45の範囲の入口開口(509)の総数が、個々の開口(509)の起こりうる閉塞又は一般に流れ抵抗が心配になることなしに、最良の産出を与えることが決定された。
クリームの泡状頂部は、ホールダ(550)の流出開口(578)の衝突面(580)により形成される。1次パッド(501)を伴う第1工程を終えた後、2次パッド(601)が、図23に示されたようにコーヒー装置のホールダ(550)内に挿入される。2次パッド(601)は、抽出可能物質(606)、この実施例においては挽かれたコーヒーを包含している。2次パッド(601)は、好ましくは上に記載された第一及び第二実施態様の1つであり、それらは層流を確立するための手段を有していない。このことが以前に調製されたクリーム成分がコーヒー抽出物上に浮かぶ理由である。したがって、微小気泡を有するコーヒー飲料を提供することは必要ではない。使用中、熱湯は2次パッド(601)の頂部フィルタシート(608)を通り透過しうる。
この2段階工程はまた、ラテマキアーノ、ウインナーメランジュ、または比較的弱い強さのホットドリンクを作るために適合されうる。それにより、時間制御された熱湯供給部を有するコーヒー装置において、比較的大きな直径を有する出口開口を伴うパッドが用いられる。
可溶性の飲料調物質、例えばクレマを容れるために必要なパッドの内部空間は、通常、抽出可能な飲料調物質、例えば挽かれたコーヒーを容れるために必要な空間よりも大きい。それにもかかわらず、図21〜23を参照して記載されたように、2段階の飲料生成方法における1次および2次パッドについて、そして該パッド内に含まれる飲料成分に関わりなく、一様なパッドサイズを採用することが好まれうる。調製中、チャネル形成の問題が、挽かれたコーヒーがクリーム成分を保持するのに十分大きな空間に容れられるときに生じる。この問題を回避するために、挽かれたコーヒーの床(706)を保持するための代替のパッド(701)が、図24〜26に示されている。図24に示されているのは、大体パッド(701)の横方向断面における分解図である。上記された第一から第五の実施態様に類似して、該代替のパッド(701)は、鉢状の剛性シェル(710)の内部空間(704)内に収容されるところの焙煎され挽かれたコーヒー床(706)を容れる。コーヒー床(706)の下に、より低い第2フィルタシート(722)が置かれ、そして頂部の第1シート(708)は、剛性シェル(710)の開かれた頂部を閉じる。内部空間(704)のサイズは、可溶性クリーム成分を容れるための要件に適合され、該内部空間は挽かれたコーヒーが充填されるとき頂部空間を残す。該パッド内の飲料成分に関わらず、剛性シェル(710)の単一の一様なサイズの使用を可能にするため、該改善は、追加の透過性スペーサーフィルタ(748)を含む。該追加のスペーサーフィルタ(748)は、挽かれたコーヒー床(706)が該剛性シェル(710)内に容れられることを可能にし、それは、該追加のスペーサーフィルタ(748)が使われないとき、可溶性クリームを充填されるに十分に大きなサイズである。図25において組み立てられた形で見られるように、コーヒー床(706)は、該スペーサーフィルタ(748)により保持され、該コーヒー床は、使用中、加圧下で第1フィルタシート(708)を通り透過する熱湯により乱されない。これは、飲料の風味に悪い効果を有するチャネル形成を妨げる。さらに図26の拡大詳細図に示されるように、第1フィルタシート(708)は、その周囲縁(711)を通して該剛性シェル(710)のフランジ付き周囲(713)へ取り付けられている。該スペーサーフィルタ(748)は、平坦な底(748A)および裾広がりの直立壁(748B)を有している。該スペーサーフィルタ(748)の該裾広がりの直立壁(748B)は、該剛性シェル(710)の本体からそのフランジ付き周囲(713)の方へ、該曲げられた遷移部分にぴたりと係合し、そしてさらに該第1フィルタシート(708)により適切な位置に保持される。該スペーサーフィルタ(748)は、いずれか適切な多孔性の又は穿孔された可撓性の、半剛性の又は剛性の物質から好都合に作られうる。従来の方法は、該スペーサーフィルタ(748)の該裾広がりの直立壁(748B、748)を該剛性シェルの内部壁へ取り付ける又は封止することが必要なときに用いられうる。該スペーサーフィルタを備える該パッドの1の代替的実施態様において、該スペーサーフィルタが、該第1フィルタシートとしても事実上機能するように、該第1フィルタシートは削除される。
したがって、1又は2杯の飲料を作るためにコーヒー装置での使用に適しているところのパッドは、閉じられる。使用中コーヒー装置で、水性流体、例えば水が、その後該パッドを出るところの飲料を得るために、該流体は該パッドを通過することを強制されるように、加圧下で該パッドへ供給される。該パッドは、飲料を得るための飲料調製製品を充填されるところの内部空間を有する被覆部を備え、その飲料調製製品は、製品、例えば流体、例えば水で抽出可能な挽かれたコーヒーである。該被覆部は、任意的にディスク状の第1シートおよび任意的にディスク状の剛体シェルにより形成され、該第1シートおよび該シェルは、それらの隣接する周囲縁の回りで相互に接続されている。該シェルは、少なくとも1つの出口を備え、好ましくは該シェルの底の該パッドの内部空間に、流体収集構造体が備えられ、少なくとも1つの出口と流体連絡しているチャネルとして有利的に実施される。該パッドは、該流体収集構造体を任意的に被覆する該シェルの底に置かれるところの任意的にディスク状の第2シートを備えている。該第2シートは、飲料調製製品とシェルの間に置かれ、該可撓性の第1シートおよび該第2シートは各々、流体、例えば水及び飲料を透過可能なフィルタを形成し、それらは通過することができ、かつそれは飲料調製製品に対する障壁を形成し、使用時、加圧下で該パッドの該可撓性の第1シートで供給された流体が、該第1シートを通り該飲料調製製品へ流れるように通すことができ、且つ該飲料が形成されたその後、該第2シートを通り流れ、そして任意的に該流体収集構造体、例えばチャネルを介して流れ、そして、好ましくは実質的に制限されないで飲料を通すための十分なサイズの直径を有するところの少なくとも1つの出口を通り該パッドを出る。
このようにして本発明の操作及び構成は、これまでの記載およびそれに添付された図面から明白であろうと思われる。当業者にとって、本発明がここで記載されたいかなる実施態様にも限定されるものではないこと、および添付された請求の範囲内で考えられるべきであるところの別の実施態様が可能であることは明らかであろう。また、運動学的な反転は、本質的に開示され且つ本発明の範囲内であると考えられる。請求項において、どの参照符号も請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。用語「備えている」及び「含んでいる」は、本明細書又は添付の請求項において用いられるときは、排他的なまたは網羅的な意味に解釈されるべきではなく、むしろ包含的な意味に解釈されるべきである。従って、ここで用いられたときの表現「備えている」は、どれかの請求項に挙げられたものに加える他の要素又は工程の存在を排除しない。さらに、用語「1の」は、「唯一の」に限定するものと解釈されるべきではなく、むしろ、「少なくとも1つの」を意味するように用いられ、複数を排除しない。具体的に又は明示的に記載されず又は図面に示されていない特徴は、その範囲内で本発明の構成に追加的に包含されうる。表現、例えば「〜のための手段」は、「〜のために構成された構成要素」または「〜するように作られた部材」として読まれるべきであり、そして開示された構造についての等価物を包含するように解釈されるべきである。「重要な(critical)」「好ましくは」「特に好ましくは」等の表現の使用は、発明を限定する意図ではない。当業者の視界内の追加、削除、および変形は、本請求項により決定されるような、本発明の精神および視野から離れることなく一般的になされうる。
1 パッド
2 被覆部
4 内部空間
6 飲料調製製品
8 第1シート(第1ディスク状シート)
10 シェル
11、13 周囲縁
12 シェルの出口(出口開口)
14 シェルの内側
16 シェルの底
18 チャネル
20 突起部(またはリッジ)
22 第2シート
24 シェルの外側
26 第1底部分(シェルの)
28 内側縁(シェルの)
32 第2底部分(シェルの)
2 被覆部
4 内部空間
6 飲料調製製品
8 第1シート(第1ディスク状シート)
10 シェル
11、13 周囲縁
12 シェルの出口(出口開口)
14 シェルの内側
16 シェルの底
18 チャネル
20 突起部(またはリッジ)
22 第2シート
24 シェルの外側
26 第1底部分(シェルの)
28 内側縁(シェルの)
32 第2底部分(シェルの)
Claims (117)
- 1回に提供する飲料の少なくとも一部分を得るために飲料を調製するためのコーヒー装置に用いるためのパッドであって、該パッドは、該コーヒー装置に用いるために水性流体を受け取るように適合され、該水性流体は、該飲料の少なくとも一部分を得るために該パッドを通ることを強いられる(その後該パッドを出る)ように、該パッドへ加圧下で供給され、ここで、該パッドは、該飲料を調製するための飲料調製製品を充填されるところの内部空間を規定する被覆部を備え、ここで、該飲料調製製品は、水性流体で抽出可能な挽かれたコーヒーを包含する製品を含み、ここで、該被覆部は、可撓性の第1シートおよび剛性のシェルを備え、ここで、該第1シートおよび該シェルは、それらの周囲縁の周りで相互に接続され、ここで、該シェルは、少なくとも1つの出口開口を備え、ここで、該パッドはさらに、該シェルの底に置かれるところの第2シートを備え、ここで、該第2シートは、該飲料調製製品と該シェルの間に置かれ、そしてここで、該第1シートおよび該第2シートは各々、使用中、加圧下の水性流体が該パッドの該第1シートへ供給されるときに、該流体が該第1シートを通り該飲料調製製品へ流れるように、かつ該飲料が形成され、その飲料はその後該第2シートを通り流れ且つ該少なくとも1つの出口開口を介して該パッドを出るように、水を包含する水性流体および飲料が通過し、且つ飲料調製製品のための障壁を形成することを許すところのフィルタを構成する、そしてここで、該少なくとも1つの出口開口は、好ましくは、該飲料を実質的に制限されないで通過させるための十分なサイズの直径を有している、
上記パッド。 - 該出口開口は、使用中、該出口開口を通る飲料流れに垂直な方向に、0.54mm2以上、および好ましくは0.61〜0.69mm2の範囲内の最小貫通流れ面積を有する、請求項1に記載のパッド。
- 該出口開口は、0.83mm以上、および好ましくは0.88〜0.94mmの範囲内の直径を有する実質的に円の形状を有している、請求項1または2に記載のパッド。
- 該シェルは鉢状内部空間を有し、且つここで該パッドは、該第1シート及び該シェルの該接続された周囲縁を通る平坦面に対して非対称である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッド。
- 該シェルの1つの側は、該パッドの外側を形成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパッド。
- 該シェルの1つの側は、該パッドの外側であり、かつここで、該シェルの該外側を形成するところの該シェルの該側は、該鉢状内部の反対である、請求項5に記載のパッド。
- 該シェルは、外側縁および内側縁を有する周回しかつそれ自身閉じられた第1底部分、および該第1底部分の該内側縁に接続されるところの皿状第2底部分を備える、ここで該第1底部分に隣接する該皿状第2底部分は、該パッドの内部空間に下がる該外側縁から離れるよう向けられた方向に、下向きに傾斜している、且つここで、該皿状第2底部分内に少なくとも1つの出口開口が備えられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパッド。
- 該パッドの該内部空間上に、該シェルの底に、該少なくとも1つの出口開口と流体連絡しているところの流体収集構造体が提供されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のパッド。
- 該シェルの該底の該流体収集構造体は、複数のチャネルを備え、それらチャネルは、該少なくとも1つの出口開口と流体連絡している、ここで、該シェルの該底に置かれているところの該第2シートは、該チャネルを被覆し、形成された飲料は、その後、該チャネルが置かれている該第2シートを通り流れ、そして該チャネルを介して該少なくとも1つの出口開口に到達する、請求項8に記載のパッド。
- 該チャネルは、該シェルの該底に一体的に形成されている、請求項9に記載のパッド。
- 該第1底部分は、実質的に平坦である、請求項7〜10のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1底部分に隣接する該皿状第2底部分は、該パッドの内部空間へ下がり該外側縁から遠ざかる方向に下向きに傾斜し、且つ、該皿状第2底部分の平坦部分へ接続される、ここで、該平坦部分と該第1底部分は好ましくは相互に平行に延在している、請求項7〜11のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第2シートは、該皿状第2底部分の平坦部分全体にわたり延在している、請求項12に記載のパッド。
- 該第2シートは、該第2シートおよび該皿状第2底部分の平坦部分が相互に平行であるように、該皿状第2底部分の平坦部分全体にわたり単独で延在している、請求項13に記載のパッド。
- 該チャネルは、該皿状第2底部分の平坦部分にのみ延在している、請求項12〜14のいずれか1項に記載のパッド。
- 該チャネルは、該第2シートの周囲の内にのみ延在している、請求項15に記載のパッド。
- 各チャネルは、該平坦領域に置かれた該平坦部分の周回し且つそれ自身閉じられた外側縁から離れた位置から、該少なくとも1つの出口開口の方向に延在している、請求項15または16に記載のパッド。
- 該チャネルの各々と該平坦部分の外側縁の間の最短距離は、該皿状第2底部分の最大直径の10%を超える、ここで、該最大直径は、該平坦部分の面内で測られる、請求項17に記載のパッド。
- 該第1シートは、該第1底部分へ接続されている、請求項7〜18のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1底部分はリング状である、請求項7〜19のいずれか1項に記載のパッド。
- 該剛性シェル、該第1シートおよび該第2シートは、円形状を有している、請求項1〜20のいずれか1項に記載のパッド。
- 該パッド内に、焙煎され挽かれたコーヒーの5〜10グラム、好ましくは6〜9グラムを収容している、請求項1〜21のいずれか1項に記載のパッド。
- その実質的に円形のそれ自体閉じられた周囲縁に隣接する該第2シートは、該シェルに接続されている、請求項1〜22のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1シート及び該第2シートの少なくとも1つは、可撓性の物質で作られている、請求項1〜23のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1シート及び該第2シートの少なくとも1つは、不織物質で作られている、請求項1〜24のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1シート及び該第2シートの少なくとも1つは、ろ過紙から製作されている、請求項25に記載のパッド。
- 該第1シート及び該第2シートの少なくとも1つは、少なくとも70%、好ましくは少なくとも80%、そしてより好ましくは少なくとも90%のセルロースで作られている、請求項25または26に記載のパッド。
- 該シェルは、樹脂、例えばプラスチック、より特にはPPのプラスチック、生分解プラスチック、バイオプラスチック、またはボール紙で作られている、請求項1〜27のいずれか1項に記載のパッド。
- 該シェルはその外側面で、少なくとも1つの実質的に円形のそれ自身閉じたリブを備えている、請求項1〜28のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1シートは平坦である、請求項1〜29のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第2シートは平坦である、請求項1〜30のいずれか1項に記載のパッド。
- 該第1シートおよび第2シートは相互に平行である、請求項30及び請求項31に記載のパッド。
- 該シェルの底内の該パッドの内部空間上に、少なくとも1つの出口開口と流体連絡しているところの流体収集構造体が備えられ、該流体収集構造体は多孔性のディスクにより形成されている、請求項1〜18、11〜14、19〜32のいずれか1項に記載のパッド。
- さらに、パッドが、該飲料の層流を使用中に確立するための手段を有し、その手段は、使用中、該コーヒー装置のホールダ内に置かれるように配置され、該ホールダは、該ホールダの流出開口と関連付けられた制限部および飲料上に微小気泡頂部を作り出す噴流衝突面を有している、請求項1〜33のいずれか1項に記載のパッド。
- 層流を確立するための該手段は、使用中、飲料のための最短流路を与えるように配置され、該最短流路は、該パッドの少なくとも1つの出口開口と該ホールダの該少なくとも1つの流出開口の間に延在し且つそれは、層流を確立するための該手段なしで該パッドの出口開口と該ホールダの該流出開口の間に延在するであろう該飲料のための最短流路よりも長い、請求項34に記載のパッド。
- 層流を確立するための該手段は、該パッドの該出口開口からの該飲料の流れを偏向させるための偏向部、および該パッドの該出口開口からの該飲料の流れを複数倍に発散させるための迷路の少なくとも1つを含んでいる、請求項34または35に記載のパッド。
- 該偏向部は、少なくとも1つの出口開口の下流に置かれている、請求項36に記載のパッド。
- 該偏向部は、偏向板である、請求項37に記載のパッド。
- 該偏向部は、偏向箔である、請求項38に記載のパッド。
- 該迷路は、該パッドの少なくとも1つのスロットを有する円形リブにより形成され、そのリブは該シェルから下向きに延在し且つそれは、使用中
それがホールダに挿入されるとき、ホールダの底から突出するニップルの間に形成された窪み部内に延在するように適合されている、請求項36に記載のパッド。 - 該パッドは唯一つの出口開口を備えている、請求項1〜40のいずれか1項に記載のパッド。
- 該1の出口開口は、該シェルの該底に中心に置かれている、請求項41に記載のパッド。
- コーヒー装置および請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドを含むシステムであって、該コーヒー装置は、該パッドを収容するホールダ、該ホールダを閉じるための蓋、および加圧下で流体流を生成するための流体供給手段を備え、該ホールダは、少なくとも1つの飲料出口開口、および少なくとも1つの流体入口開口を備える該蓋を備え、該流体入口開口は、該流体が加圧下で該パッドの該第1シートへ供給されるように、該流体流を該流体入口開口へ供給するための該流体供給手段と流体連絡し、そして該流体は、該パッド内に該飲料を調製するための該パッドを通るように強制され、該飲料は、該第2シート、該チャネル、および該出口開口を介して該パッドを出て、その後、該少なくとも1つの飲料出口開口を通り該ホールダを出る、
上記システム。 - 少なくとも1つの飲料出口開口を備え、且つ周囲縁で相互に接続されて焙煎され挽かれたコーヒーを容れる内部空間を囲むろ過紙の2枚のシートを備える標準パッドを収容するように配置されているホールダ、該ホールダを閉じるための蓋、および加圧下で水性流体流を生成するための流体供給手段を備えたコーヒー装置を含むシステムであって、該システムはさらに、使用中、該ホールダ内に収容される請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドを備え、該ホールダは、少なくとも1つの飲料流出開口、および少なくとも1つの流体入口開口を備える該蓋を備え、該流体入口開口は、該水性流体が加圧下で該パッドの該第1シートへ供給されるように、該流体流を該流体入口開口へ供給するための該流体供給手段と流体連絡し、そして該水性流体は、該パッド内に該飲料を調製するための該パッドを通るように強制され、該飲料は、該第2シート、該チャネル、および該出口開口を介して該パッドを出て、その後、該少なくとも1つの飲料出口開口を通り該ホールダを出る、
上記システム。 - 静的流体封止部および使用中の動的流体封止部の少なくとも1つが、該パッドと該ホールダの間に形成される、請求項43または44に記載のシステム。
- 該静的封止部は、外向きに且つ下向きに延在するところの該パッドの外向き周囲フランジと該ホールダの突出する外側縁の間の場所での接触により形成される、請求項45に記載のシステム。
- 動的流体封止部は、該パッドの外側部分と、該静的流体封止部の場所よりも該パッドの中心へ近い距離に置かれた場所での該ホールダの間に形成される、請求項46に記載のシステム。
- 使用中、動的封止部について、該流体圧が、該シェルと該ホールダの間の接触を改善するために用いられる、請求項45〜47のいずれか1項に記載のシステム。
- 該パッドホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口は、ノズルを備え、そして該出口開口は、該ホールダの該ノズルの直径よりも大きな直径を有している、請求項43〜48のいずれか1項に記載のシステム。
- 該ホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口は、該ホールダの該流出開口のための流れ制限部を形成するところのノズルを備え、そして該パッドの出口開口は、該ホールダの該ノズルの貫通流れ面積よりも大きい最小貫通流れ面積を備えている、またはここで、該パッドの該出口開口は、該ホールダの該流出開口のための該流れ制限部よりも実質的に小さい流れ制限部を形成する、請求項43〜49のいずれか1項に記載のシステム。
- 該パッドの該出口開口の最小貫通面積は、0.54mm2以上、且つ好ましくは0.61〜0.69mm2の範囲内である、請求項50に記載のシステム。
- 該ホールダの流れ制限部は、使用中、該流れ制限部を通る該飲料の流れに垂直である方向で円形断面を有し、そして該パッドの出口開口は、該ホールダの該ノズルの最大直径よりも大きいところの最小直径を備えている、請求項50または51に記載のシステム。
- 該出口開口は、0.83mm以上の、そして好ましくは0.88〜0.94mmの範囲内の最小直径を有している、請求項50〜52のいずれか1項に記載のシステム。
- 95mlを超える、好ましくは110〜130mlの飲料が該システムを用いて調製される、請求項43〜53のいずれか1項に記載のシステム。
- 使用中、所与の時間長の間、所与の圧力で供給された流体で標準パッドを用いて110〜130mlの飲料が得られ、一方、請求項1〜42のいずれか1項に記載の該パッドを用い、該同一のホールダを用い且つ該同一の所与の圧力で供給された該流体で、該同一の所与の時間長において、95mlを超える、好ましくは110〜130mlが得られる、請求項43〜54のいずれか1項に記載のシステム。
- 使用中の該所与の時間長において、該流体は、1.5〜2.2バール、好ましくは1.8〜2.0バールの絶対圧で該第1シートへ供給される、請求項55に記載のシステム。
- 該ホールダは、該ホールダの底および該ホールダの直立側壁により境界を画された鉢状内部空間を備え、該ホールダの該底は、該ホールダの該側壁に隣接するところの周回し且つそれ自身閉じられた第1底部分、および該第1底部分の内側縁に隣接しているところの該ホールダの皿状第2底部分を備え、該ホールダの第1底部分に隣接する該ホールダの該皿状第2底部分は、該ホールダの該側壁から離れる方向に且つ該ホールダの内側向き方向に下方に傾斜し、そして該ホールダの少なくとも1つの飲料流出開口は、該ホールダの該皿状第2底部分内に備えられる、請求項43〜56のいずれか1項に記載のシステム。
- 該ホールダの該第1底部分は、水平である、請求項57に記載のシステム。
- 該パッドは、該ホールダの該底で支持され、該シェルは、該ホールダの直立壁に隣接する該底と共に延在し、そして好ましくは該底は少なくとも部分において、滑らかであり且つプラスチック及び/又は金属で作られている、請求項57または58に記載のシステム。
- 該パッドの該第1底部分は、該ホールダの該第1底部分上で支持されている、請求項57〜59のいずれか1項に記載のシステム。
- 該シェルの外側は、該ホールダの内側の該形状に対応するところの形状を有している、請求項57〜60のいずれか1項に記載のシステム。
- 該ホールダの該皿状第2底部分において、少なくとも1つの飲料流出開口への流体経路を形成するところの溝を備えている、請求項57〜61のいずれか1項に記載のシステム。
- 該皿状第2底部分は、内側平坦底部分を含み、該ホールダの該溝は該内側平坦底部分に設けられている、請求項60に記載のシステム。
- 該パッドホールダの少なくとも1つの飲料流出開口は、該飲料の噴流を生成するためのノズルを備えている、請求項57〜63のいずれか1項に記載のシステム。
- 該ホールダはさらに、微小気泡層を有する飲料を得るために、該噴流が空気を飲料内に打ち込むために衝突する衝突面を含んでいる、請求項64に記載のシステム。
- 該パッドホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口は、ノズルを備え、そして該出口開口は、該ホールダの該ノズルの直径又は貫通流れ開口面積よりも大きな直径および貫通流れ開口面積の1つを有している、請求項43〜65のいずれか1項に記載のシステム。
- 該シェルから下向きに延在するところの該パッドの少なくとも1つの、スロットを有する円形リブは、該ホールダ内で該パッドを心立てするために該ホールダ該底の窪み部内に延在する、請求項43〜66のいずれか1項に記載のシステム。
- 該窪み部は、溝として具現化されている、請求項67に記載のシステム。
- 該ホールダは、滑らかな表面を有する金属で実質的に作られ、かつ該剛性のシェルはプラスチックで作られ、そして該シェルと該ホールダの間の該流体封止部は、該ホールダの該滑らかな金属面と該剛性シェルの該プラスチック表面の間の線接触により確立されている、請求項43〜68のいずれか1項に記載のシステム。
- 該システムはさらに、挽かれたコーヒーを充填されるところの内部空間を有する標準コーヒーパッドを含み、該内部空間は、それらの周囲縁に隣接して相互に接続されるところの第1シートおよび第2シートにより形成され、該第1シートおよび該第2シートはまた、該パッドの外側を形成し且つ各々はろ過紙で製作され、該標準コーヒーパッドおよび該ホールダは、該標準コーヒーパッドが、コーヒーを調製するために該ホールダ内に収容され得るように、相互に適合されて、使用中、加圧下の該流体が該パッドの該第1シートへ供給され且つ該流体が該第1シートを通り流れるように該パッドを通るよう強制され、その後該第2シートを通り該パッドを出るところのコーヒー抽出物が該パッドに形成され、そしてその後該コーヒー抽出物は、該パッドホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口を通り流れることにより該ホールダから出る、請求項43〜69のいずれか1項に記載のシステム。
- 請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドの使用方法であって、該パッドは、少なくとも1つの飲料流出開口を備えるところのホールダ内に置かれ、該パッドを容れている該パッドホールダは、少なくとも1つの流体入口開口を有するところの蓋で閉じられ、そして、飲料を調製するために流体が該第1シートを介して該パッド内の該飲料調製製品へ供給されるように、該流体が該少なくとも1つの流体入口開口へ加圧下で供給され、そして該飲料は、該第2シートを通り、該チャネル及び該少なくとも1つの出口開口を介して該パッドを出、該飲料はその後、少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、
上記の使用方法。 - 該パッドの、該シェルから下方に延在しているところの該少なくとも1つの、スロット付き円形リブは、該ホールダ内に該パッドを心立てするために、該ホールダの底の窪み部内に延在している、請求項71に記載の使用方法。
- 該窪み部は、溝として具体化されている、請求項72に記載の使用方法。
- 該パッドの頂部側から該パッドを迂回し該ホールダの少なくとも1つの飲料流出開口へと至る該流体の流れが阻止されるように、該シェルはその下側で、該ホールダと共に流体封止部を形成している、請求項71〜73のいずれか1項に記載の使用方法。
- 該ホールダは、該ホールダの底および該ホールダの直立側壁により境界を画された鉢状内部空間を備え、該ホールダの該底は、該ホールダの該側壁に隣接するところの周回し且つそれ自身で閉じられた第1底部分、および該第1底部分の内側縁に隣接しているところの該ホールダの皿状第2底部分を備え、該ホールダの第1底部分に隣接する該ホールダの該皿状第2底部分は、該ホールダの該側壁から離れる方向に且つ該ホールダの内側向きに下方に傾斜し、そして該ホールダの少なくとも1つの飲料流出開口は、該ホールダの該皿状第2底部分内に備えられる、請求項74に記載の使用方法。
- 該ホールダの該第1底部分は、水平である、請求項75に記載の使用方法。
- 該パッドは、該ホールダの該底で支持され、該シェルは、該ホールダの直立壁に隣接する該底と共に共延在し、好ましくは該底は少なくとも部分において、滑らかであり且つプラスチック及び/又は金属で作られている、請求項75または76にいずれか1項に記載の使用方法。
- 該パッドの該それ自身で閉じられた底部分は、該ホールダの該第1底部分上に支持されている、請求項75〜77のいずれか1項に記載の使用方法。
- 該シェルの外側は、該ホールダの内側の該形状に対応するところの形状を有している、請求項75〜78のいずれか1項に記載の使用方法。
- 該ホールダの該皿状第2底部分において、該ホールダの少なくとも1つの飲料流出開口への流体通路を規定するところの溝を備えている、請求項75〜79のいずれか1項に記載の使用方法。
- 該皿状第2底部分は、内側平坦底部分を含み、かつ該ホールダの該溝は該内側平坦底部分に設けられている、請求項80に記載の使用方法。
- 該パッドホールダの少なくとも1つの飲料流出開口は、該飲料の噴流を生成するためのノズルを備えている、請求項71〜81のいずれか1項に記載の使用方法。
- 該ホールダはさらに、微小気泡層を有する飲料を得るために、空気を飲料内に打ち込むために該噴流がそれに衝突するところの衝突面を含んでいる、請求項82に記載の使用方法。
- 使用中の所与の時間長の間、所与の圧力で供給された流体で、標準パッドを用いて110〜130mlの飲料が得られ、一方、請求項1〜42のいずれか1項に記載の該パッドを用いて、該同一のホールダを用い且つ使用中の該同一の所与の時間長において、該同一の所与の圧力で供給された該流体で、95mlを超える、好ましくは110〜130mlの飲料が得られる、請求項71〜83のいずれか1項に記載の使用方法。
- 使用中の該所与の時間長において、該流体は、1.5〜2.2バール、好ましくは1.8〜2.0バールの絶対圧で該第1シートへ供給される、請求項84に記載の使用方法。
- 請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッド又は挽かれたコーヒーを充填されているところの内部空間を有する標準コーヒーパッドを選択的に用いる方法であって、該内部空間は、それらの周囲縁に隣接して相互に接続されるところの第1シートおよび第2シートにより形成され、該第1シートおよび該第2シートはまた、該パッドの外側を形成し且つ各々はろ過紙で製作され、そして該コーヒーパッドおよび該ホールダは、該標準コーヒーパッドが、コーヒーを調製するために該ホールダ内に収容され得るように、相互に適合されて、使用中、該流体が加圧下で該パッドの頂部へ供給され且つ該流体が該第1シートを通り流れるように該パッドを通るよう強制され、該パッドにその後該第2シートを通り該パッドを出るところのコーヒー抽出物が形成され、そしてその後該コーヒー抽出物は、該ホールダの該溝および該パッドホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、請求項71〜85のいずれか1項に記載の使用方法。
- 請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドを用いて飲料を調製するための方法であって、該パッドは、少なくとも1つの飲料流出開口を備えるところのホールダ内に置かれ、該パッドを容れる該ホールダは、少なくとも1つの流体開口を有するところの蓋で閉じられ、そして加圧下の流体が、該飲料を調製するために該第1シートを介する該流体が該パッド内の該飲料調製製品へ供給されるように、該少なくとも1つの流体開口へ供給され、そして該飲料は、該第2シート、該チャネル、及び該少なくとも1つの出口開口を介して該パッドを出、該飲料はその後、該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、
上記の方法。 - 該パッドの、該シェルから下方に延在しているところの該少なくとも1つの、スロット付き円形リブは、該ホールダ内に該パッドを心立てするために、該ホールダの底の窪み部内に延在している、請求項87に記載の方法。
- 該パッドの頂部側から該パッドを迂回し該ホールダの少なくとも1つの飲料流出開口へ至る該流体の流れが阻止されるように、該シェルはその下側で、該ホールダと共に流体封止部を形成している、請求項87または88に記載の方法。
- 該ホールダは、該ホールダの底および該ホールダの直立側壁により境界を画された鉢状内部空間を備え、該ホールダの該底は、該ホールダの該側壁に隣接するところの周回し且つそれ自体閉じられた第1底部分、および該第1底部分の内側縁に隣接しているところの該ホールダの皿状第2底部分を備え、該ホールダの第1底部分と隣接する該ホールダの該皿状第2底部分は、該ホールダの該側壁から離れる方向に且つ該ホールダの内側向きに下方に傾斜し、そして該ホールダの少なくとも1つの出口開口は、該ホールダの該皿状第2底部分内に備えられる、請求項89に記載の方法。
- 該ホールダの該第1底部分は、水平である、請求項90に記載の方法。
- 該パッドは、該ホールダの該底で支持され、該シェルは、該ホールダの直立壁に隣接する該底と共に共延在し、好ましくは該底は少なくとも部分において、滑らかであり且つプラスチック及び/又は金属で作られている、請求項90または91に記載の方法。
- 該パッドの該それ自身で閉じられた第1底部分は、該ホールダの該第1底部分上で支持されている、請求項90〜92のいずれか1項に記載の方法。
- 該ホールダは、滑らかな表面を有する金属で実質的に作られ、かつ該剛性のシェルはプラスチックで作られ、そして該シェルと該ホールダの間の該流体封止部は、該ホールダの該滑らかな金属面と該剛性シェルの該プラスチック表面の間の線接触により確立されている、請求項90〜93のいずれか1項に記載の方法。
- 該シェルの外側は、該ホールダの底部分の該形状に対応するところの形状を有している、請求項90〜94のいずれか1項に記載の方法。
- 該ホールダの該皿状第2底部分において、該ホールダの少なくとも1つの出口開口への流体通路を規定するところの溝が備えられている、請求項90〜95のいずれか1項に記載の方法。
- 該皿状第2底部分は、内側平坦底部分を含み、かつ該溝は該内側平坦底部分に設けられている、請求項96に記載の方法。
- 該ホールダの少なくとも1つの流出開口は、該飲料の噴流を生成するためのノズルを備えている、請求項87〜97のいずれか1項に記載の方法。
- 該ホールダはさらに、微小気泡層を有する飲料を得るために、空気を飲料内に打ち込むために該噴流がそれに衝突するところの衝突面を含んでいる、請求項98に記載の方法。
- 使用中の所与の時間長の間、所与の圧力で供給された流体で、標準パッドを用いて110〜130mlの飲料が得られ、一方、請求項1〜42のいずれか1項に記載の該パッドを用いて、該同一のホールダを用い且つ使用中の該同一の所与の時間長において、該同一の所与の圧力で供給された該流体で、95mlを超える、好ましくは110〜130mlの飲料が得られる、請求項87〜99のいずれか1項に記載の方法。
- 使用中の該所与の時間長において、該流体は、1.5〜2.2バール、好ましくは1.8〜2.0バールの絶対圧で該第1シートへ供給される、請求項100に記載の方法。
- 請求項1〜42のいずれか1項に記載のコーヒーパッドが用いられ又は挽かれたコーヒーを充填されるところの内部空間を有する標準コーヒーパッドを選択的に用いる方法であって、該内部空間は、それらの周囲縁に隣接して相互に接続されるところの第1シートおよび第2シートにより形成され、該第1シートおよび該第2シートはまた、該パッドの外側を形成し且つ各々はろ過紙で製作され、そして該標準コーヒーパッドおよび該ホールダは、該標準コーヒーパッドが、コーヒーを調製するために該ホールダ内に収容され得るように、相互に適合されて、使用中、加圧下の該流体が該パッドの頂部へ供給され且つ、該第1シートを通った該流体がパッド中にコーヒー抽出物を形成するように該流体は該パッドを通るよう強制され、その後該第2シートを通り該パッドを出、そしてその後、該コーヒー抽出物は、該ホールダの該溝および該パッドホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、請求項87〜101のいずれか1項に記載の方法。
- 1次および2次パッドを用いて1回に提供する飲料を調製するための方法であって、該1次および2次パッドの1つは、請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドであり、該1次および2次パッドの他方は、その周囲縁で相互に接続されたろ過紙の2つのシートより成り且つ可溶性製品を容れる内部空間を囲む標準パッドであり、
(i)該1次パッドは、少なくとも1つの飲料流出開口を備えるところのホールダ内に置かれ、該1次パッドを容れる該ホールダは、少なくとも1つの流体開口を有するところの蓋で閉じられ、そして加圧下の水性流体が、該飲料を調製するために該第1シートを介する該水性流体が該パッド内の飲料調製製品へ供給されるように、該少なくとも1つの流体開口へ供給され、そして該飲料は、該第2シートを介して該パッドを出、そしてその後、該少なくとも1つの飲料流出開口を介して該ホールダを出る、および
(ii)該2次パッドについて工程(i)を繰り返すこと、
を包含する、上記方法。 - 該1次パッドは、該標準パッドであり、且つ2次パッドは請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドである、請求項103に記載の方法。
- 少なくとも1つの抽出可能な飲料調製製品を容れている請求項1〜42のいずれか1項に記載の少なくとも1つのパッドおよび可溶性製品を容れる少なくとも1つの別のパッドを有する部品のキット。
- さらに、請求項1〜38の該少なくとも1つのパッドおよび該少なくとも1つの別のパッドを含むパッケージを有している、請求項105に記載の部品のキット。
- 該パッケージは、請求項1〜38のいずれか1項に記載の第1の複数のパッドおよび第2の複数の別のパッドを有している、請求項106に記載の部品のキット。
- 該パッケージは気密である、請求項105または106に記載の部品のキット。
- 請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドおよび該別のパッドのうちの1つが、2段階飲料調製工程のための1次パッドとしてマークを付され、一方、請求項1〜42に記載のパッドおよび該別のパッドのうちの他方が、その工程のための2次パッドとしてマークを付される、請求項105〜108のいずれか1項に記載の部品のキット。
- 請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドが、2次パッドであり、且つ該別のパッドが、可溶性製品を備える1次パッドである、請求項109に記載の部品のキット。
- 該別のパッドはまた、焙煎され挽かれたコーヒーではなく可溶性製品を含む請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッドである、請求項105〜110のいずれか1項に記載の部品のキット。
- 使用中、該パッドが該ホールダ内に置かれるとき、流体封止部は、該パッドの頂部側から該ホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口へ該パッドを迂回する該流体の流れを低減又は阻止するように該パッドと該ホールダの間に形成されたところの、静的封止部及び動的封止部の少なくとも1つであるように、該パッドは配置されている、ここで、該静的封止部は、該パッドの重力のみの影響の下で該パッドと該ホールダの間に封止用係合を提供し、該動的封止部は、該パッドの頂部への該流体の圧力の影響の下で該パッドと該ホールダの間に封止用係合を提供する、請求項43〜70のいずれか1項に記載のシステム。
- 該パッドは、使用中、少なくとも1つの流出開口を有する請求項44の該システムのホールダ内に置かれるように設計され、且つ該パッドは、該パッドの頂上側から該ホールダの該少なくとも1つの飲料流出開口への該パッドの回りの流体の流れを減らし又は阻止するために該パッドと該ホールダの間に流体封止部を形成するように設計されている、請求項1〜42のいずれか1項に記載のパッド。
- 該そのように形成された流体封止部は、重力のみによる該パッドと該ホールダの間の封止用係合に依存する静的封止部を含む、請求項113に記載のパッド。
- 該静的流体封止部は、該パッドの外側に向けられた周囲フランジ、それは外向きに且つ下方へ延在する、と該ホールダの突き出る外側縁の間の場所での接触により形成される、請求項114に記載のパッド。
- 該そのように形成された流体封止部は、該パッドの頂部へ施与された流体圧の結果として、使用中、該パッドと該ホールダの間の封止用係合を与える動的封止部を含む、請求項113または114に記載のパッド。
- 該動的流体封止部は、該静的流体封止部の該場所ではなくて、該パッドの中心からより小さな距離で離れた場所で、該パッドの外側部分と該ホールダの間に形成される、請求項114に従属しているときの、請求項116に記載のパッド。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL2010563 | 2013-04-03 | ||
NL2010563 | 2013-04-03 | ||
PCT/NL2014/050206 WO2014163496A2 (en) | 2013-04-03 | 2014-04-03 | Coffee pad with a relatively large outlet opening for use in a coffee machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016519602A true JP2016519602A (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=48626567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016506277A Pending JP2016519602A (ja) | 2013-04-03 | 2014-04-03 | コーヒー装置に用いるための比較的大きな出口開口を有するコーヒーパッド |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10974891B2 (ja) |
EP (1) | EP2981481B1 (ja) |
JP (1) | JP2016519602A (ja) |
KR (1) | KR20150138379A (ja) |
CN (1) | CN105246795A (ja) |
AU (1) | AU2014250180A1 (ja) |
BR (1) | BR112015025348A2 (ja) |
CA (1) | CA2908564C (ja) |
MX (1) | MX2015014000A (ja) |
PL (1) | PL2981481T3 (ja) |
RU (1) | RU2015146998A (ja) |
WO (1) | WO2014163496A2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL2017586B1 (en) * | 2016-10-07 | 2018-04-16 | Douwe Egberts Bv | Capsule, system and method for preparing a beverage |
ES2892333T3 (es) * | 2017-04-18 | 2022-02-03 | Novadelta Comercio E Ind De Cafes Lda | Sistema de dispensación de bebidas con disposición de descarga de bebidas optimizada |
TWI780139B (zh) * | 2017-05-12 | 2022-10-11 | 瑞士商雀巢製品股份有限公司 | 用於製備發泡食品或飲料產品的包裝 |
Family Cites Families (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2127329A5 (ja) * | 1971-03-04 | 1972-10-13 | Mpg Ets | |
DK164632C (da) * | 1985-11-11 | 1992-12-14 | Douwe Egberts Tabaksfab | Engangsfilterpatron |
FR2662594B3 (fr) | 1990-05-30 | 1992-10-09 | Moulinex Sa | Porte-filtre pour machine a cafe du type "espresso". |
EP0468078B1 (fr) * | 1990-07-27 | 1993-08-25 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Procédé d'extraction de cartouches fermées et dispositif pour sa mise en oeuvre |
WO1992007775A1 (fr) | 1990-10-31 | 1992-05-14 | Coffea S.A. | Procede de preparation d'un produit liquide et dispositif pour sa mise en ×uvre |
GB9615891D0 (en) | 1996-07-29 | 1996-09-11 | Unipat Ag | Simplified housing structure for a hydrostatic machine |
DE59800336D1 (de) | 1997-06-27 | 2000-12-21 | Eldom Rothrist Ag Rothrist | Mit Filterkapsel arbeitende Espressomaschine |
US20020022070A1 (en) * | 1997-09-30 | 2002-02-21 | Dijs Daniel Albertus Jozef | Assembly for use in a coffee machine for preparing coffee, container and pouch of said assembly |
NL1007171C2 (nl) | 1997-09-30 | 1999-03-31 | Sara Lee De Nv | Samenstel voor gebruik in een koffiemachine voor het bereiden van koffie, houder en pouch van dat samenstel. |
NL1012847C2 (nl) | 1999-08-17 | 2001-02-20 | Sara Lee De Nv | Inrichting voor het bereiden van koffie. |
DE10211327B4 (de) * | 2002-03-14 | 2015-09-24 | Caffitaly System S.P.A. | Portionenkapsel mit einer partikelförmigen mittels Wasser extrahierbaren Substanz zur Herstellung eines Getränks |
NL1021325C2 (nl) | 2002-08-23 | 2004-02-24 | Sara Lee De Nv | Rigide pad voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank. |
US7316178B2 (en) * | 2003-01-24 | 2008-01-08 | Kraft Foods R & D, Inc. | Machine for the preparation of beverages |
ITBO20030030U1 (it) * | 2003-03-18 | 2004-09-19 | Segafredo Zanetti Coffee System S R L | Capsula per infusi di caffe' e/o d'altri prodotti |
ATE363852T1 (de) | 2003-08-19 | 2007-06-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | Vorrichtung zur zubereitung von getränken mit aufschaumelement |
US20050158426A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-21 | Ruguo Hu | Beverage portioned package for preparing a foamy beverage from soluble powder |
NL1032292C2 (nl) | 2004-08-12 | 2007-05-30 | Sara Lee De Nv | Pad met omhulling gevuld met te extraheren product; samenstel voorzien van een dergelijke pad en houder; drankbereidingsinrichting voor het bereiden van een drank. |
GB0423542D0 (en) | 2004-10-22 | 2004-11-24 | Kraft Foods R & D Inc | Pad for preparing a beverage |
NL1028101C2 (nl) | 2005-01-24 | 2006-07-25 | Sara Lee De Nv | Samenstel voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank, rigide lichaam van het samenstel en werkwijze voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank met het samenstel. |
NL1029503C2 (nl) | 2005-07-12 | 2007-01-15 | Sara Lee De Nv | Systeem en werkwijze voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank, alsmede een gebruik van een dergelijk systeem, een opvangkamer en een houder. |
US7861645B2 (en) | 2005-10-14 | 2011-01-04 | Electrical And Electronics Limited | Apparatus for preventing unintended or premature release of liquid in a beverage brewing device and method thereof |
ATE469061T1 (de) | 2006-02-27 | 2010-06-15 | Nestec Sa | Kapsel mit getränkezubereitung mit integralem element zur allseitigen umlenkung des aufgussdruckstrahls |
ITMI20062209A1 (it) | 2006-11-16 | 2008-05-17 | Illycaffe Spa | Inserto per portafiltri di macchine da caffe', particolarmente per caffe' espresso. |
GB0704095D0 (en) | 2007-03-02 | 2007-04-11 | Mars Inc | Beverage preparation material |
US8322271B2 (en) | 2007-07-02 | 2012-12-04 | Brewl Technologies, Inc. | Infusible material capsule for brewing a beverage |
US9179797B2 (en) | 2007-07-13 | 2015-11-10 | Adrian Rivera | Disposable single serving beverage pod adapter |
US8967038B2 (en) | 2007-07-13 | 2015-03-03 | Adrian Rivera | Cartridge for use in coffee maker |
EP2230195B1 (en) | 2009-03-19 | 2018-04-25 | Nestec S.A. | Capsule with filtering insert for preparing a coffee beverage |
IT1395414B1 (it) * | 2009-03-20 | 2012-09-14 | Lavazza Luigi Spa | Capsula per la preparazione di una bevanda, in particolare caffe', e gruppo porta-capsula per il suo utilizzo |
PL2236437T3 (pl) | 2009-03-31 | 2012-08-31 | Nestec Sa | Kapsułka z filtrem do przyrządzania ciekłej kompozycji odżywczej lub spożywczej i powiązany układ wytwarzania napojów |
EP2239212B1 (en) | 2009-04-09 | 2015-11-11 | Nestec S.A. | Capsule for preparation of a beverage with a delivery wall forming a confined flowpath |
US8474368B2 (en) | 2009-05-13 | 2013-07-02 | Curwood, Inc. | Mineral composite beverage brewing cup and cartridge |
CA2765134C (en) * | 2009-06-17 | 2019-03-12 | Sara Lee/De B.V. | System, method and capsule for preparing a beverage |
AU2009206182B2 (en) * | 2009-07-29 | 2016-07-28 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | Pad, pad holder, assembly, and method for producing a beverage |
US9578984B2 (en) * | 2009-07-30 | 2017-02-28 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | Pad, pad holder, assembly, and method for producing a beverage |
PL2284101T3 (pl) | 2009-08-05 | 2012-02-29 | Nestec Sa | Kapsuła z ukształtowanym reliefowo członem uszczelniającym |
UA106390C2 (en) | 2009-09-30 | 2014-08-26 | Режиле | Pad with water-soluble beverage |
SI2409609T1 (sl) | 2010-07-22 | 2013-01-31 | Nestec S.A. | DrĹľalo za kapsule ali prilagodilni kos za prilagoditev kapsule v drĹľalu za kapsule v stroju za pripravo napitkov |
ES2549038T3 (es) | 2010-08-13 | 2015-10-22 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | Dispositivo, sistema y método para preparar una bebida a partir de una cápsula |
ES2529646T3 (es) | 2010-11-30 | 2015-02-24 | Nestec S.A. | Cápsula y método para la preparación de una bebida por centrifugación |
ITUD20110096A1 (it) | 2011-06-23 | 2012-12-24 | San Marco Spa | "metodo per la preparazione di caffè" |
ES2370862B9 (es) | 2011-08-10 | 2012-08-09 | Universidad De Oviedo | Cápsula para la preparación de bebidas con deflectores. |
GB2503283B (en) | 2012-06-22 | 2020-04-15 | Alex Gort Barten | Coffee machine |
AU2013292241B2 (en) | 2012-07-16 | 2017-12-14 | Tuttoespresso S.R.L. | Capsule and brewing system with adaptable sealing element |
ES2398277B2 (es) | 2012-08-28 | 2013-12-18 | Unión Tostadora, S.A. | Cápsula para elaboración de bebida y método de fabricación de la cápsula |
US9783361B2 (en) * | 2013-03-14 | 2017-10-10 | Starbucks Corporation | Stretchable beverage cartridges and methods |
EP2981197A1 (en) | 2013-04-03 | 2016-02-10 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | Adapter for use in a coffee machine |
MX2015013990A (es) | 2013-04-03 | 2016-02-05 | Koninkl Douwe Egberts Bv | Almohadilla de cafe para usarse en una cafetera. |
CA2908561C (en) | 2013-04-03 | 2021-01-26 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | Pad comprising a soluble beverage preparation product for use in a coffee machine |
PL2981483T3 (pl) | 2013-04-03 | 2019-10-31 | Douwe Egberts Bv | Wkład ze stosunkowo dużym otworem wylotowym zawierający rozpuszczalny produkt do przyrządzania napoju do zastosowania w ekspresie do kawy |
SG11201509444PA (en) | 2013-07-10 | 2016-01-28 | Nestec Sa | A capsule for beverage preparation |
-
2014
- 2014-04-03 CN CN201480029855.5A patent/CN105246795A/zh active Pending
- 2014-04-03 KR KR1020157031616A patent/KR20150138379A/ko not_active Application Discontinuation
- 2014-04-03 RU RU2015146998A patent/RU2015146998A/ru not_active Application Discontinuation
- 2014-04-03 WO PCT/NL2014/050206 patent/WO2014163496A2/en active Application Filing
- 2014-04-03 EP EP14717503.8A patent/EP2981481B1/en active Active
- 2014-04-03 CA CA2908564A patent/CA2908564C/en active Active
- 2014-04-03 JP JP2016506277A patent/JP2016519602A/ja active Pending
- 2014-04-03 AU AU2014250180A patent/AU2014250180A1/en not_active Abandoned
- 2014-04-03 PL PL14717503T patent/PL2981481T3/pl unknown
- 2014-04-03 BR BR112015025348A patent/BR112015025348A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2014-04-03 MX MX2015014000A patent/MX2015014000A/es unknown
-
2015
- 2015-10-02 US US14/874,209 patent/US10974891B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR112015025348A2 (pt) | 2017-07-18 |
EP2981481B1 (en) | 2019-04-03 |
EP2981481A2 (en) | 2016-02-10 |
US20160257488A1 (en) | 2016-09-08 |
CA2908564C (en) | 2021-08-17 |
CN105246795A (zh) | 2016-01-13 |
RU2015146998A3 (ja) | 2018-05-21 |
WO2014163496A2 (en) | 2014-10-09 |
AU2014250180A1 (en) | 2015-11-05 |
CA2908564A1 (en) | 2014-10-09 |
KR20150138379A (ko) | 2015-12-09 |
RU2015146998A (ru) | 2017-05-05 |
MX2015014000A (es) | 2016-02-10 |
PL2981481T3 (pl) | 2019-08-30 |
US10974891B2 (en) | 2021-04-13 |
WO2014163496A3 (en) | 2014-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10947035B2 (en) | Coffee pad for use in a coffee machine | |
US11649108B2 (en) | Pad with a relatively large outlet opening comprising a soluble beverage preparation product for use in a coffee machine | |
US10875706B2 (en) | Pad comprising a soluble beverage preparation product for use in a coffee machine | |
KR20150138357A (ko) | 커피 머신에서 사용을 위한 어댑터 | |
US10974891B2 (en) | Coffee pad with a relatively large outlet opening for use in a coffee machine |