JP2016519508A - 高レベルシンタックス専用shvcにおける一般化残差予測ならびにそのシグナリングおよび管理 - Google Patents
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Abstract
Description
[2]B.Bross、W.−J.Han、J.−R.Ohm、G.J.Sullivan、T.Wiegand、Y.−K.Wang、「High efficiency video coding(HEVC) text specification draft 10 (for FDIS & Consent)」、Joint Collaborative Team on Video Coding(JCT−VC) of ITU−T SG16 WP3 and ISO/IEC JTC1/SC29/WG11、JCTVC−L1003、ジュネーブ、スイス、2013年1月
[3]E.Francois、J.Taquet、C.Gisquet、G.Laroche、P.Onno、「Non−TE3:Simplification of Generalized Residual Inter−Layer Prediction(GRILP) in SHVC」、doc.JCTVC−L0104、Joint Collaborative Team on Video Coding(JCT−VC) of ITU−T SG16 WP3 and ISO/IEC JTC1/SC29/WG11の第12回会議、ジュネーブ、スイス、2013年1月14日〜23日
[4]R.Sjoeberg、Y.Chen、A.Fujibayashi、M.M.Hannuksela、J.Samuelsson、T.K.Tan、Y.−K.Wang、およびS.Wenger、「Overview of HEVC High−Level Syntax and Reference Picture Management」、IEEE Transaction on Circuits and Systems for Video Technology、第22巻、第12号、ページ1858〜1870、2012年12月
[5]J.Chen、J.Boyce、Y.Ye、M.M.Hannuksela、「SHVC Working Draft 1」、JCTVC−L1008、2013年3月
[6]J.Chen、Y.Ye、J.Boyce、M.M.Hannuksela、「SHVC Test Model 1(SHM1)」、JCTVC−L1007、2013年2月
[7]A.Aminlou、J.Lainema、K.Ugur、M.Hannuksela、「Non−CE3:Enhanced inter layer reference picture for RefIdx based scalability」、JCTVC−M0155、2013年4月
[8]Y.He、Y.Ye、「Non−SCE3:ILR enhancement with differential coding for RefIdx framework」、JCTVC−M0189、2013年4月
[0025]スケーラブルビデオコーディング(SVC)は、(信号対雑音比(SNR)とも呼ばれる)品質スケーラビリティ、空間スケーラビリティ、および/または時間スケーラビリティを提供するために使用され得る。強調されたレイヤは、ベースレイヤとは異なる空間解像度を有し得る。たとえば、ELとBLとの間の空間アスペクト比は、1.0、1.5、2.0または他の異なる比であり得る。言い換えれば、ELの空間アスペクトは、BLの空間アスペクトの1.0倍、1.5倍、または2.0倍に等しくなり得る。いくつかの例では、ELのスケーリングファクタはBLよりも大きくなり得る。たとえば、EL中のピクチャのサイズは、BL中のピクチャのサイズよりも大きくなり得る。このようにして、限定はしないが、ELの空間解像度がBLの空間解像度よりも大きくなることが可能であり得る。
HEVCにおける動き補償
[0084]一般に、HEVCは以前のビデオコーディング規格のフレームワークに追従する。HEVCの動き補償ループは、H.264/AVCにおける動き補償ループと同じに保持される、たとえば、現在のフレーム
HEVCにおける参照管理
[0086]HEVCでは、以前に復号されたピクチャは、参照パラメータセット(RPS)の概念の下で、参照用の復号ピクチャバッファ(DPB)内で管理される。DPB内のピクチャは、「短期参照に使用される」、「長期参照に使用される」、または「参照に使用されない」としてマーキングされ得る。ピクチャが「参照に使用されない」としてマーキングされていると、それはもはや予測に使用され得ず、それがもはや出力に必要とされないとき、それはDPBから削除され得る。参照ピクチャ管理用のRPSの概念は、以前のビデオコーディング規格の参照ピクチャ管理とは基本的に異なる。DPBに対する相対的変化をシグナリングする代わりに、DPBのステータスが各スライス内でシグナリングされる。参照ピクチャ管理についてのHEVC開発における目標は、すべての規格に適合するビットストリームおよびデコーダにおいて、基本レベルのエラーロバストネスを有することであった。
RPSのシグナリング
[0087]HEVCにおける各スライスヘッダは、スライスを含むピクチャ用のRPSをシグナリングするためのパラメータを含まなければならない。唯一の例外は、瞬時デコーダリフレッシュ(IDR)スライスについてはRPSがシグナリングされないことである。代わりに、RPSは空であると推論される。IDRピクチャに属さないIスライスの場合、それらがIピクチャに属する場合でも、復号順序でIピクチャに先行したピクチャからのインター予測を使用する、復号順序でIピクチャに続くピクチャが存在し得るので、RPSが提供され得る。RPS内のピクチャの数は、シーケンスパラメータセット(SPS)内のsps_max_dec_pic_bufferingシンタックス要素によって指定されたDPBのサイズ制限を超えるべきではない。
ピクチャのマーキング
[0091]ピクチャの復号の前に、通常、いくつかのピクチャがDPB内に存在する。それらのうちのいくつかは予測に利用可能であり得るし、したがって「参照に使用される」としてマーキングされる。他は、予測に利用不可であり得るが、出力を待ち、したがって「参照に使用されない」としてマーキングされる。スライスヘッダがパース(parse)されたとき、ピクチャのマーキングプロセスは、スライスデータが復号される前に遂行される。DPB内に存在し、「参照に使用される」としてマーキングされるが、RPSに含まれていないピクチャは、「参照に使用されない」としてマーキングされる。DPB内に存在しないが、参照ピクチャセットに含まれているピクチャは、used_by_curr_pic_X_flagがゼロに等しい場合無視される。しかしながら、代わりにused_by_curr_pic_X_flagが1に等しい場合、この参照ピクチャは現在のピクチャ内で予測に使用されるように意図されたが、紛失している。次いで、偶発的なピクチャ損失が推測され、デコーダは適切なアクションをとるべきである。現在のピクチャを復号した後、それは「短期参照に使用される」とマーキングされる。
短期参照ピクチャセットのシンタックス
[0092]短期参照ピクチャセット用のシンタックスの例が下記に提供される。
[0093]参照ピクチャリストの初期化は、3つのRPSサブセット、RefPicSetStCurrBefore、RefPicSetStCurrAfter、およびRefPicSetLtCurrに基づいて、(スライスがBスライスである場合)2つのデフォルトのリスト、リスト0とリスト1とを作成する。最初に、早い出力順序を有する短期ピクチャが現在のピクチャまでのPOC間隔の昇順でリスト0に挿入され、次いで、遅い出力順序を有する短期ピクチャが現在のピクチャまでのPOC間隔の昇順でリスト0に挿入され、最終的に、長期ピクチャが最後に挿入される。同様に、最初に、遅い出力順序を有する短期ピクチャが現在のピクチャまでのPOC間隔の昇順でリスト1に挿入され、次いで、早い出力順序を有する短期ピクチャが現在のピクチャまでのPOC間隔の昇順でリスト1に挿入され、最終的に、長期ピクチャが最後に挿入される。RPSに関して、リスト0の場合、RefPicSetStCurrBefore内のエントリが最初のリストに挿入され、RefPicSetStCurrAfter内のエントリが後に続く。その後、RefPicSetLtCurr内のエントリが、利用可能な場合追加される。HEVCでは、リスト内のエントリの数が、(ピクチャパラメータセットまたはスライスヘッダ内でシグナリングされた)アクティブな参照ピクチャの目標数よりも小さいとき、上記のプロセスが繰り返される(参照ピクチャリストにすでに加えられている参照ピクチャが再び加えられる)。エントリの数が目標数よりも大きいとき、リストは切り捨てられる。
H.264/AVCのスケーラブルな拡張
[0094]スケーラブルビデオコーディング、すなわちH.264/AVCのスケーラブルな拡張の簡単な紹介が下記に提供される。
SVCの構造
[0095]様々な次元におけるスケーラビリティの一例が図4に示される。スケーラビリティは、3つの次元において使用可能である。時間次元では、7.5Hz、15Hz、または30Hzを有するフレームレートが時間スケーラビリティ(T)410によってサポートされ得る。空間スケーラビリティ(S)420がサポートされるとき、QCIF(1/4共通中間フォーマット)、CIF(共通中間フォーマット)、および4CIFなどの様々な解像度が使用可能である。特定の空間解像度およびフレームレートごとに、SNR(Q)レイヤ430が、ピクチャ品質を改善するために追加され得る。ビデオコンテンツがそのようなスケーラブルな方法で符号化されると、たとえば、クライアントまたは送信チャネルに依存するアプリケーション要件に従って、実際の配信されたコンテンツを適応させるために、エキストラクタ(extractor)ツールが使用され得る。図4に示された例では、各立方体450は、同じフレームレート(時間レベル)と、空間解像度と、SNRレイヤとを有するピクチャを含む。それらの立方体(ピクチャ)450を任意の次元で追加することによって、より良い表現が達成され得る。使用可能な2つ、3つ、またはさらに多くのスケーラビリティがあるとき、複合スケーラビリティがサポートされる。
H.264/AVCのスケーラブルな拡張の特徴
[0099]SVCのいくつかの機能は、H.264/AVCから引き継がれている。以前のスケーラブルな規格と比較して、レイヤ間予測およびシングルループ復号などのいくつかの重要な特徴が下記で概説される。
シングルループ復号
[00100]低複雑度のデコーダを保持するために、SVCではシングルループ復号が必須である。シングルループ復号で、各々のサポートされるレイヤは、単一の動き補償ループで復号され得る。これを達成するために、レイヤ間イントラ予測の使用は、エンハンスメントレイヤのマクロブロックのみに許可され、そのためにコロケート(co-locate)された参照レイヤ信号がイントラコーディングされる。より高いレイヤをレイヤ間予測するために使用されるすべてのレイヤが、制約付きイントラ予測を使用してコーディングされることがさらに必要である。
レイヤ間予測
[00101]SVCは、テクスチャ、残差、および動きに基づいて、空間スケーラビリティおよびSNRスケーラビリティのためのレイヤ間予測を導入する。SVCにおける空間スケーラビリティは、2つのレイヤ間の任意の解像度比に一般化されている。SNRスケーラビリティは、粗粒度スケーラビリティ(CGS:coarse granularity scalability)または中粒度スケーラビリティ(MGS:medium granularity scalability)によって実現され得る。SVCでは、2つの空間レイヤまたはCGSレイヤは、(NALユニットヘッダ内でdependency_idによって示される)異なる従属レイヤに属するが、2つのMGSレイヤは同じ従属レイヤ内にあり得る。1つの従属レイヤは、品質エンハンスメントレイヤに対応する、0からより高い値までのquality_idを有する品質レイヤを含む。SVCでは、レイヤ間の冗長性を低減するために、レイヤ間予測方法が利用される。それらは以下の段落で簡単に紹介される。
レイヤ間イントラ予測
[00102]レイヤ間イントラ予測を使用するコーディングモードは、SVCでは「イントラBL」モードと呼ばれる。シングルループ復号をイネーブルにするために、制約付きイントラモードとしてコーディングされるベースレイヤ中のコロケートされたマクロブロック(MB)を有するMBのみが、レイヤ間イントラ予測モードを使用することができる。制約付きイントラモードのMBは、隣接するインターコーディングされたMBからのいかなるサンプルも参照せずにイントラコーディングされる。
レイヤ間残差予測
[00103]MBが残差予測を使用するように指示された場合、レイヤ間予測のためにベースレイヤ内でコロケートされたMBは、インターMBであるに違いなく、その残差は空間解像度比に従ってアップサンプリングされ得る。エンハンスメントレイヤとベースレイヤのそれとの間の差分がコーディングされる。すなわち、エンハンスメントレイヤの現在のフレーム
レイヤ間動き予測
[00105]コロケートされたベースレイヤの動きベクトルは、エンハンスメントレイヤ内のMBまたはMBパーティションの動きベクトル用の予測子を生成するためにスケーリングされ得る。加えて、MBごとに1つのフラグを送る、基本モードと命名された1つのMBタイプが存在する。このフラグが真であり、対応するベースレイヤのMBがイントラでない場合、動きベクトル、区分化モード、および参照インデックスは、すべてベースレイヤから導出される。
HEVCのSVC拡張
[00106]H.264/AVCと同様に、HEVCは、少なくとも時間スケーラビリティとSNRスケーラビリティと空間スケーラビリティとを提供する、スケーラブルビデオコーディング拡張も有する。
HEVCのSVC拡張および3DV拡張のための一般化残差予測
[00107]スケーラブルビデオコーディングおよび3Dビデオコーディングのための一般化残差予測(GRP)は、それらの開示が参照によりそれらの全体で本明細書に組み込まれる、2012年7月10日に出願された米国仮出願第61/670,075号、2012年9月27日に出願された米国仮出願第61/706,692号、2013年7月2日に出願された米国出願第13/933,588号、2012年8月7日に出願された米国仮出願第61/680,522号、および2013年8月2日に出願された米国出願第13/957,841号に記載されている。本技法では、エンハンスメントレイヤ中の現在ブロックのインター予測残差を予測するために、コロケートされた参照レイヤブロックのインター予測残差が使用され得る。この方法は、インターCUおよびスキップモードCUに適用され得る。この方法のフレームワークの一例が図7に示され、そこでは単予測の場合が示されている。
Rb0=(Bb−Pb0) (3)
として取得される。
P=Pe0+w・(Bb−Pb0) (4)
である。ここで、wは、0、0.5または1の値をとる、重み係数である。
Pフレームなどのいくつかの場合によっては、(4)の以下の変形形態がより効率的な場合があり、
P=Bb+w・(Pe0−Pb0) (5)
ここで、w=0.5である。したがって、4つの重み付けモード、たとえば、(4)におけるw=0、0.5、および1、ならびに(5)におけるw=0.5がGRPモード用に提案される。
単一のMC補間GRP
[00110]GRPの計算の複雑さとメモリ帯域幅要件とを低減するために、単一のMC補間が2012年11月29日に出願された米国仮出願第61/731,448号に記載されており、それは参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。その出願では、(4)は(6)、すなわち、
P=(Pe0−w・Pb0)+w・Bb (6)
に書き換えられている。
Pe0とPb0が同じ動きを共有すると考えると、MC補間は、差分ブロック(Pe0−w・Pb0)に直接適用され得、その結果、MC補間の数は2から1に削減される。その結果、計算の複雑さとメモリアクセスの両方が低減される。
高レベルシンタックス専用SHVC
[00111]高レベルシンタックス専用SHVCでは、HEVCシングルレイヤコーディングと比較されると、新しいブロックレベルのコーディングツールは存在しない。本手法では、スライスおよびその上のレベルのシンタックス変更、ならびにピクチャのフィルタリングまたはアップサンプリングなどのピクチャレベルの動作のみが許可される。
高レベルシンタックス専用SHVCにおけるGRPの模倣
[00113]GRPは、下記に記載されるように、高レベルシンタックス専用SHVCまたはマルチビューHEVCにおいて模倣され得る。さらなる詳細は、2012年9月30日に出願された米国仮出願第61/708,011号、2013年1月7日に出願された米国仮出願第61/749,874号、および2013年9月27日に出願された米国出願第14/040,290号に記載され、それらの開示が参照によりそれらの全体で本明細書に組み込まれる。
GRP参照ピクチャの生成
[00114]GRPは、双方向予測のフレームワークでブロックレベルのGRP予測を模倣することによって、高レベルシンタックス専用SHVCにおいて実現され得る。この場合、単方向GRP予測のみが模倣され得る。現在、以下のような3つのGRP単予測モード(たとえば、(3)〜(5))が存在する。
あらかじめ定義されたGRP参照ピクチャの生成
[00115]差分ピクチャの中でピクセルサンプルの妥当なダイナミックレンジを保持するために、2つのタイプのGRP参照ピクチャが以下のように定義される。
RGhalf=min(max(0, 2・Pe0−Pb0),2bitdepth−1) (10)
RGone=min(max(0, Pe0−Pb0+2bitdepth-1),2bitdepth−1) (11)
[00116]一般に、エンハンスメントレイヤ参照ピクチャと(アップサンプリングされた)コロケートされた参照レイヤのピクチャの両方が利用可能であるときはいつでも、RGhalfとRGoneが生成され得る。
GRP参照ピクチャのマーキング
[00121]差分ピクチャがDPBに記憶される。差分ピクチャ参照ピクチャセット(DPRPS)が以下のように作成される。
高レベルシンタックス専用SHVCにおける一般化残差予測のシグナリングおよび管理
[00122]本開示は、GRP参照ピクチャをどのように効率的にシグナリングおよび管理するかを定義するための解決策に対処することができる。さらに、現在のSHVCのフレームワークでは、エンハンスメントレイヤで現在のピクチャをコーディングするとき、ただ1つのレイヤ間参照ピクチャが生成され、使用される。本開示は、複数のレイヤ間参照ピクチャを管理する効率的な方法をどのように提供するかの説明を提供する。
シグナリングをイネーブルにする/制御するツール
[00133]本技法は、GRP参照ピクチャ830がレイヤに使用されるかどうかを示すために、(エンハンスメントレイヤごとの)VPSまたはSPS内でフラグをシグナリングすることができる。たとえば、以下のシンタックスがSPSに追加され得る。
GRP参照ピクチャのシグナリング
[00134]本技法は、ビットストリーム内で、たとえば、ピクチャパラメータセット(PPS)、スライスヘッダ、およびRPS内で、GRP参照ピクチャ830の使用情報をシグナリングすることができる。GRP参照ピクチャ830をシグナリングする様々な実施形態が下記に記載される。
実施形態1
[00135]一実施形態では、現在のピクチャ825用にあらかじめ定義されたタイプ(RGhalfおよびRGone)を有するGRP参照ピクチャ830の数が、スライスヘッダまたはPPS内でシグナリングされる。シグナリングされた数は、RGhalfおよびRGoneの総数(たとえば、組み合わされたRGhalfおよびRGoneの総数)であり得る。代替として、両方の数がシグナリングされ得る(たとえば、RGhalfの数およびRGoneの数が別個にシグナリングされ得る)。本実施形態では、GRP参照ピクチャ830のシグナリングされた数に到達するまで、RGhalfおよびRGoneが現在のピクチャ825の短期参照ピクチャごとに生成され、RefPicSetGRPRefCurrBefore 875aおよびRefPicSetGRPRefCurrAfter 875bの中に配置される。RGhalfとRGoneの両方が同じ短期参照ピクチャ用に生成されるとき、RGoneの前にRGhalfが配置される。本実施形態は、生成されるべきGRP参照ピクチャ830の数のみをシグナリングすることができ、RGhalfおよびRGoneの両方は、GRP参照830のシグナリングされた数に到達するまで、(たとえば、あらかじめ定義されたように)生成され得る。
実施形態2
[00136]本実施形態では、GRP参照ピクチャ830は、以下のようにスライスヘッダ内でシグナリングされる。
実施形態3
[00137]本実施形態では、GRP参照ピクチャ830は、以下のようにスライスヘッダ内でシグナリングされる。
実施形態4
[00139]コーディング効率と複雑さとの間のトレードオフとして、GRP参照830は、短期参照ピクチャのうちのいくつかに基づいてのみ、生成され得る。一実施形態では、GRP参照情報は、以下のようにスライスヘッダ内でシグナリングされ得る。
GRP参照管理
[00140]本技法は、効率的な方式でGRP参照ピクチャ830を管理する方法も提供し得る
GRP参照ピクチャによる参照リストの初期化
[00141]一実施形態では、RPSの5つのサブセット875に加えて、2つの新しいサブセットがGRP参照ピクチャ830に提供される。2つの新しいサブセット875a、875bは、RefPicSetGRPRefCurrBefore 875aおよびRefPicSetGRPRefCurrAfter 875bと呼ばれ得る。GRP参照ピクチャ830は、これら2つのサブセット875a、875bのみに追加され得る。
参照リストを初期化するとき、RefPicSetGRPRefCurrBefore 875aおよびRefPicSetGRPRefCurrAfter 875b内のエントリは、RefPicSetLtCurr内のエントリの後に順次挿入される。代替として、RefPicSetGRPRefCurrBefore 875aおよびRefPicSetGRPRefCurrAfter 875b内のエントリは、RefPicSetLtCurr 875b内のエントリの前に順次挿入される。
GRP参照ピクチャの使用に対する適合制限
[00142]GRP参照ピクチャを生成する目的の1つは、高レベルシンタックス専用SHVCにおいてGRPコーディングモードを模倣することである。その結果、(12)、(13)、および(14)に示されたように、GRP参照ピクチャ830のみが、双方向予測において、関係するアップサンプリングされた参照レイヤのピクチャとともに使用され得ることがさらに制約され得る。これにより、より良い予測結果につながり得る。
他の生成されたレイヤ間参照ピクチャの管理
[00144]GRP参照ピクチャ830と同様に、レイヤ間参照ピクチャは、復号されたピクチャではない場合があるが、コロケートされた参照レイヤのピクチャに基づいて生成され得る。GRP参照ピクチャ830に関する技法は、レイヤ間参照ピクチャにも使用され得る。
高レベルシンタックス専用SHVCにおいてGRPを模倣する別の手法
[00170][7]Aminlou、「Enhanced Inter Layer Reference Picture」では、高レベルシンタックス専用SHVCにおいてGRPを模倣する別の方法が提案された。この手法では、ベースレイヤ動き情報と、ベースレイヤ参照フレームと、エンハンスメントレイヤ参照とを使用して、高度レイヤ間参照(「EILR」)ピクチャと呼ばれる新しい参照フレームが生成される。この新しく生成された参照フレームを用いて、ブロックレベルのGRPが模倣され得る。
・ GRP参照ピクチャは、短期参照としてマーキングされ得、また、非ゼロの動きベクトルを有し得る。
GRP参照ピクチャの生成
[00182]本実施形態では、GRP参照ピクチャは、復元されたコロケートされたベースレイヤブロックに基づいて生成される。IBがアップサンプリングされたコロケートされたベースピクチャを示すとする。IBの動きフィールドが、レイヤ間参照の動きフィールドを生成するための動きマッピングと同じ動きマッピングによって生成されていると仮定する。BがIB内のPUを意味し、MVがBの中の動きベクトルを表し、Re、R’bが、それぞれエンハンスメント参照、アップサンプリング/平滑化されたベース参照を示すとする。GRP参照内のコロケートされたブロックは以下のように生成され得る。
ここで、MV(R)は、動きベクトルMVを有する参照R内の参照ブロックを示す。wは重み係数を示し、wの通常の値は1であり得る。wの値は、スライスタイプもしくは他のスライスレベルまたは上記の情報に基づいて、あらかじめ定義される。wはまた、ビットストリーム内でシグナリングされ得る。ビットストリーム内でシグナリングするとき、wはあらかじめ定義された値に基づいて量子化され得る。さらなるフィルタリングが、B、Re、R’b、MV(Re−R’b)、または任意の組合せに適用され得る。ブロックBが2つの動きベクトルを有するとき、(15)の双方向性の形態が使用され得る。ブロックBがイントラコーディングされたとき、MV(R)は0として見なされ得るし、その結果、RGRP=Bである。生成されたGRP参照は、コロケートされたベースピクチャのPOCと同じPOCを共有することができる。
[C1] ビデオ情報を復号するための装置であって、
エンハンスメントレイヤの少なくとも1つの参照ピクチャリストを記憶するように構成されたメモリユニットと、前記少なくとも1つの参照ピクチャリストは残差予測参照ピクチャの情報を備え、
前記メモリユニットに動作可能に結合され、
残差予測参照ピクチャの生成についてのシグナリングされた情報を復号することと、
生成される残差予測参照ピクチャが、前記残差予測参照ピクチャが生成されるエンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように、前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャおよび前記復号されたシグナリングされた情報に基づいて、前記残差予測参照ピクチャを生成することと、
前記エンハンスメントレイヤの前記少なくとも1つの参照ピクチャリストに、前記生成された残差予測参照ピクチャを記憶することと、
を行うように構成された、プロセッサと、
を備える、装置。
[C2] ピクチャの複数のスライスは、同じ生成された残差予測参照ピクチャを有する、C1に記載の装置。
[C3] 前記シグナリングされた情報は、残差予測参照ピクチャが使用されるかどうかを示すフラグを備え、前記プロセッサは、残差予測参照ピクチャが使用されることを前記フラグが示すとき、前記残差予測参照ピクチャを生成するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C4] 前記プロセッサは、残差予測参照ピクチャのみを含む参照パラメータセット(RPS)のサブセットに、前記生成された残差予測参照ピクチャを記憶するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C5] 前記シグナリングされた情報は、生成されるべき残差予測参照ピクチャの数を備える、C1に記載の装置。
[C6] 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連する、C1に記載の装置。
[C7] 前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備え、残差予測参照の前記複数のタイプのうちのただ1つが、生成されるべき前記残差予測参照ピクチャに利用可能である、C6に記載の装置。
[C8] 残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、C6に記載の装置。
[C9] 前記プロセッサは、
前記残差予測参照ピクチャに基づいて、前記エンハンスメントレイヤの復元されたピクチャを生成すること、
を行うようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C10] 前記プロセッサは、
前記エンハンスメントレイヤの参照レイヤのアップサンプリングされたコロケートされた参照ピクチャを生成することと、
前記残差予測参照ピクチャおよび前記参照レイヤの前記アップサンプリングされたコロケートされた参照ピクチャに基づいて、前記エンハンスメントレイヤの前記復元されたピクチャを生成することと、
を行うようにさらに構成された、C9に記載の装置。
[C11] 前記残差予測参照ピクチャは復号ピクチャバッファ(DPB)の中に配置されない、C9に記載の装置。
[C12] 前記シグナリングされた情報は、スライスレベルまたはその上のレベルで指定される、C1に記載の装置。
[C13] 前記プロセッサは、前記エンハンスメントレイヤに関連する参照レイヤ内の対応するピクチャの残差に重み係数を適用することなく、前記エンハンスメントレイヤの前記復元されたピクチャを生成するようにさらに構成された、C9に記載の装置。
[C14] 前記シグナリングされた情報は、ピクチャパラメータセット(PPS)、ビデオパラメータセット(VPS)、シーケンスパラメータセット(SPS)、参照パラメータセット(RPS)、またはスライスヘッダから選択されたレベルで指定される、C1に記載の装置。
[C15] 前記装置は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、電話ハンドセット、スマートフォン、スマートパッド、テレビジョン、カメラ、ディスプレイデバイス、デジタルメディアプレーヤ、ビデオゲームコンソール、およびビデオストリーミングデバイスのうちの1つまたは複数からなるグループから選択される、C1に記載の装置。
[C16] ビデオ情報を復号する方法であって、
メモリユニットに動作可能に結合されたプロセッサを使用して、残差予測参照ピクチャの生成についてのシグナリングされた情報を復号することと、
生成される残差予測参照ピクチャが、前記残差予測参照ピクチャが生成されるエンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように、エンハンスメントレイヤの前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャおよび前記復号されたシグナリングされた情報に基づいて、前記残差予測参照ピクチャを生成することと、
前記メモリユニット内の前記エンハンスメントレイヤの少なくとも1つの参照ピクチャリストに、前記生成された残差予測参照ピクチャを記憶することと、
を備える、方法。
[C17] 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連する、C16に記載の方法。
[C18] 前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備え、残差予測参照の前記複数のタイプのうちのただ1つが、生成されるべき前記残差予測参照ピクチャに利用可能である、C17に記載の方法。
[C19] 残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、C17に記載の方法。
[C20] ビデオ情報を符号化するための装置であって、
スケーラブルビデオコーディングにおいて、ビデオ情報の1つまたは複数のレイヤに関連する少なくとも1つの参照ピクチャリストを記憶するように構成されたメモリユニットと、
前記メモリユニットに動作可能に結合され、
エンハンスメントレイヤに関連する、対応するエンハンスメントレイヤ参照ピクチャに少なくとも部分的に基づいて、残差予測参照ピクチャを生成することについての情報を符号化することと、前記残差予測参照ピクチャは、前記残差予測参照ピクチャが生成される前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように構成され、
前記符号化された情報をビットストリーム内でシグナリングすることと、
を行うように構成された、プロセッサと、
を備える、装置。
[C21] 前記プロセッサは、ピクチャの複数のスライスが同じ生成された残差予測参照ピクチャを有するという制約を適用するようにさらに構成された、C20に記載の装置。
[C22] 前記符号化された情報は、生成されるべき残差予測参照ピクチャの数を備える、C20に記載の装置。
[C23] 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連する、C20に記載の装置。
[C24] 前記複数のタイプは、0.5の重み係数を表す第1のタイプと、1の重み係数を表す第2のタイプとを含む、C23に記載の装置。
[C25] 前記符号化された情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備え、残差予測参照の前記複数のタイプのうちのただ1つが、生成されるべき前記残差予測参照ピクチャに利用可能である、C23に記載の装置。
[C26] 残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記符号化された情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、C23に記載の装置。
[C27] 前記符号化された情報は、前記エンハンスメントレイヤに関連する参照ピクチャリスト内の第1の短期参照ピクチャに基づいて前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、C20に記載の装置。
[C28] 前記符号化された情報は、ピクチャパラメータセット(PPS)、ビデオパラメータセット(VPS)、シーケンスパラメータセット(SPS)、参照パラメータセット(RPS)、またはスライスヘッダから選択されたレベルで指定される、C20に記載の装置。
[C29] ビデオ情報を符号化する方法であって、
メモリユニットに動作可能に結合されたプロセッサを使用して、エンハンスメントレイヤに関連する、対応するエンハンスメントレイヤ参照ピクチャに少なくとも部分的に基づいて、残差予測参照ピクチャを生成することについての情報を符号化することと、
ここで、前記残差予測参照ピクチャは、前記残差予測参照ピクチャが生成され前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように構成され、
前記メモリユニットは、スケーラブルビデオコーディングにおいて、ビデオ情報の1つまたは複数のレイヤに関連する少なくとも1つの参照ピクチャリストを記憶するように構成され、
前記符号化された情報をビットストリーム内でシグナリングすることと、
を備える、方法。
[C30] 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連し、残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記符号化された情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、C29に記載の方法。
Claims (30)
- ビデオ情報を復号するための装置であって、
エンハンスメントレイヤの少なくとも1つの参照ピクチャリストを記憶するように構成されたメモリユニットと、前記少なくとも1つの参照ピクチャリストは残差予測参照ピクチャの情報を備え、
前記メモリユニットに動作可能に結合され、
残差予測参照ピクチャの生成についてのシグナリングされた情報を復号することと、
生成される残差予測参照ピクチャが、前記残差予測参照ピクチャが生成されるエンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように、前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャおよび前記復号されたシグナリングされた情報に基づいて、前記残差予測参照ピクチャを生成することと、
前記エンハンスメントレイヤの前記少なくとも1つの参照ピクチャリストに、前記生成された残差予測参照ピクチャを記憶することと、
を行うように構成された、プロセッサと、
を備える、装置。 - ピクチャの複数のスライスは、同じ生成された残差予測参照ピクチャを有する、請求項1に記載の装置。
- 前記シグナリングされた情報は、残差予測参照ピクチャが使用されるかどうかを示すフラグを備え、前記プロセッサは、残差予測参照ピクチャが使用されることを前記フラグが示すとき、前記残差予測参照ピクチャを生成するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
- 前記プロセッサは、残差予測参照ピクチャのみを含む参照パラメータセット(RPS)のサブセットに、前記生成された残差予測参照ピクチャを記憶するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
- 前記シグナリングされた情報は、生成されるべき残差予測参照ピクチャの数を備える、請求項1に記載の装置。
- 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連する、請求項1に記載の装置。
- 前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備え、残差予測参照の前記複数のタイプのうちのただ1つが、生成されるべき前記残差予測参照ピクチャに利用可能である、請求項6に記載の装置。
- 残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、請求項6に記載の装置。
- 前記プロセッサは、
前記残差予測参照ピクチャに基づいて、前記エンハンスメントレイヤの復元されたピクチャを生成すること、
を行うようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。 - 前記プロセッサは、
前記エンハンスメントレイヤの参照レイヤのアップサンプリングされたコロケートされた参照ピクチャを生成することと、
前記残差予測参照ピクチャおよび前記参照レイヤの前記アップサンプリングされたコロケートされた参照ピクチャに基づいて、前記エンハンスメントレイヤの前記復元されたピクチャを生成することと、
を行うようにさらに構成された、請求項9に記載の装置。 - 前記残差予測参照ピクチャは復号ピクチャバッファ(DPB)の中に配置されない、請求項9に記載の装置。
- 前記シグナリングされた情報は、スライスレベルまたはその上のレベルで指定される、請求項1に記載の装置。
- 前記プロセッサは、前記エンハンスメントレイヤに関連する参照レイヤ内の対応するピクチャの残差に重み係数を適用することなく、前記エンハンスメントレイヤの前記復元されたピクチャを生成するようにさらに構成された、請求項9に記載の装置。
- 前記シグナリングされた情報は、ピクチャパラメータセット(PPS)、ビデオパラメータセット(VPS)、シーケンスパラメータセット(SPS)、参照パラメータセット(RPS)、またはスライスヘッダから選択されたレベルで指定される、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、電話ハンドセット、スマートフォン、スマートパッド、テレビジョン、カメラ、ディスプレイデバイス、デジタルメディアプレーヤ、ビデオゲームコンソール、およびビデオストリーミングデバイスのうちの1つまたは複数からなるグループから選択される、請求項1に記載の装置。
- ビデオ情報を復号する方法であって、
メモリユニットに動作可能に結合されたプロセッサを使用して、残差予測参照ピクチャの生成についてのシグナリングされた情報を復号することと、
生成される残差予測参照ピクチャが、前記残差予測参照ピクチャが生成されるエンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように、エンハンスメントレイヤの前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャおよび前記復号されたシグナリングされた情報に基づいて、前記残差予測参照ピクチャを生成することと、
前記メモリユニット内の前記エンハンスメントレイヤの少なくとも1つの参照ピクチャリストに、前記生成された残差予測参照ピクチャを記憶することと、
を備える、方法。 - 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連する、請求項16に記載の方法。
- 前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備え、残差予測参照の前記複数のタイプのうちのただ1つが、生成されるべき前記残差予測参照ピクチャに利用可能である、請求項17に記載の方法。
- 残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記シグナリングされた情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、請求項17に記載の方法。
- ビデオ情報を符号化するための装置であって、
スケーラブルビデオコーディングにおいて、ビデオ情報の1つまたは複数のレイヤに関連する少なくとも1つの参照ピクチャリストを記憶するように構成されたメモリユニットと、
前記メモリユニットに動作可能に結合され、
エンハンスメントレイヤに関連する、対応するエンハンスメントレイヤ参照ピクチャに少なくとも部分的に基づいて、残差予測参照ピクチャを生成することについての情報を符号化することと、前記残差予測参照ピクチャは、前記残差予測参照ピクチャが生成される前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように構成され、
前記符号化された情報をビットストリーム内でシグナリングすることと、
を行うように構成された、プロセッサと、
を備える、装置。 - 前記プロセッサは、ピクチャの複数のスライスが同じ生成された残差予測参照ピクチャを有するという制約を適用するようにさらに構成された、請求項20に記載の装置。
- 前記符号化された情報は、生成されるべき残差予測参照ピクチャの数を備える、請求項20に記載の装置。
- 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連する、請求項20に記載の装置。
- 前記複数のタイプは、0.5の重み係数を表す第1のタイプと、1の重み係数を表す第2のタイプとを含む、請求項23に記載の装置。
- 前記符号化された情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備え、残差予測参照の前記複数のタイプのうちのただ1つが、生成されるべき前記残差予測参照ピクチャに利用可能である、請求項23に記載の装置。
- 残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記符号化された情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、請求項23に記載の装置。
- 前記符号化された情報は、前記エンハンスメントレイヤに関連する参照ピクチャリスト内の第1の短期参照ピクチャに基づいて前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、請求項20に記載の装置。
- 前記符号化された情報は、ピクチャパラメータセット(PPS)、ビデオパラメータセット(VPS)、シーケンスパラメータセット(SPS)、参照パラメータセット(RPS)、またはスライスヘッダから選択されたレベルで指定される、請求項20に記載の装置。
- ビデオ情報を符号化する方法であって、
メモリユニットに動作可能に結合されたプロセッサを使用して、エンハンスメントレイヤに関連する、対応するエンハンスメントレイヤ参照ピクチャに少なくとも部分的に基づいて、残差予測参照ピクチャを生成することについての情報を符号化することと、
ここで、前記残差予測参照ピクチャは、前記残差予測参照ピクチャが生成され前記エンハンスメントレイヤ参照ピクチャと同じ動きフィールドおよび同じピクチャ順序カウント(POC)を有するように構成され、
前記メモリユニットは、スケーラブルビデオコーディングにおいて、ビデオ情報の1つまたは複数のレイヤに関連する少なくとも1つの参照ピクチャリストを記憶するように構成され、
前記符号化された情報をビットストリーム内でシグナリングすることと、
を備える、方法。 - 前記残差予測参照ピクチャは、残差予測参照の複数のタイプから選択されたタイプに関連し、残差予測参照ピクチャの前記複数のタイプのうちの少なくとも2つのタイプが利用可能であり、前記符号化された情報は、前記残差予測参照ピクチャを生成するかどうかを示すとともに前記残差予測参照ピクチャ用の前記少なくとも2つのタイプのうちの1つを示す1つまたは複数のシンタックス要素を備える、請求項29に記載の方法。
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