JP2016519469A - デュアルsimデュアルスタンバイ(dsds)ハンドセットにおけるページングブロック率制御 - Google Patents

デュアルsimデュアルスタンバイ(dsds)ハンドセットにおけるページングブロック率制御 Download PDF

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Abstract

種々の実施形態が、任意の2つのモバイル電話ネットワークの任意の組合せにアクセスするDSDSモバイル通信デバイスがどのようにページング衝突を処理するかを管理するための方法を含む。実施方法は、2つの別個のサブスクリプションに対するページングブロック率の制御を促進する(ここで、サブスクリプションのページングブロック率とは、受信したページングメッセージの総数に対するブロックされたページングメッセージの長期の割合である)。種々の実施形態において、モバイル通信デバイスは、ページングブロッキングバイアスを用いて、特定のページングブロッキング率を達成してよい。ページングブロッキングバイアスは、第2のサブスクリプションに対するページングブロッキング率よりも小さい、に等しい、または、よりも大きいページングブロッキング率を、第1のサブスクリプションが有するようにさせる種々の手段により、設定または調整されてよい。

Description

本発明は、デュアルSIMデュアルスタンバイハンドセットにおけるページングブロック率制御に関する。
いくつかの新しい設計のモバイル通信デバイス(スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ等)は、1つの無線周波(RF)トランシーバのみを用いる一方で、ユーザに2つの異なるモバイル電話ネットワークへのアクセスを提供する、2つの加入者識別モジュール(SIM)カードを含む。モバイル電話ネットワークとして、GSM(登録商標)、TDSCDMA、CMA2000およびWCDMA(登録商標)が挙げられる。マルチSIMモバイル通信デバイスの例として、複数のモバイル電話ネットワークに接続することが可能なモバイルフォン、ラップトップコンピュータ、スマートフォンおよびその他のモバイル通信デバイスが挙げられる。2つのSIMカードを備え、1つのRFトランシーバのみを用いて2つの異なるモバイル電話ネットワークに接続するモバイル通信デバイスを、「デュアルSIMデュアルスタンバイ」(DSDS)デバイスという。
デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス(すなわち、DSDS通信デバイス)において、RFフロントエンドは、各々が異なるモバイル電話ネットワークに関連付けられている2つのサブスクリプションの間でタイムシェアされる。一度に1つのサブスクリプションのみが、RFフロントエンドを用いて、そのモバイルネットワークと通信できる。しかしながら、各サブスクリプションが、ネットワークページングメッセージを現在受信していないことを意味する「スタンバイ」モードにあっても、それらは、依然として、ネットワークとの接続を維持するために、一定の間隔(すなわち、間欠受信期間)でネットワークページングメッセージの間欠受信(DRX)を行う必要がある。したがって、2つのサブスクリプションは、ある回数は、RFトランシーバを用いて、それぞれのモバイルネットワークと同時に通信しなければならない可能性がある。たとえば、2つのサブスクリプションは、同時にRFフロントエンドにアクセスして、それらのページングメッセージを受信しようと試みるかもしれず、または、一方のサブスクリプションがネットワークページングメッセージを受信しているときに、他方のサブスクリプションがRFフロントエンドを用いようとしているかもしれない。
DSDSモバイル通信デバイスが、両者のサブスクリプションのために同時にネットワークページングメッセージを受信するときに、ページ受信が重なることを、ここでは「ページング衝突」と称する。ページング衝突が発生するとき、RFトランシーバには、一方のサブスクリプションを割り当て、他方のサブスクリプションを除外しなければならない。つまり、一方のサブスクリプションは、他方のサブスクリプションを優先して、その対応するネットワークとの通信からブロックされるかもしれない。現在、各サブスクリプションに対するページングDRXサイクル長(すなわち、1つのネットワークページングセッションの始まりから次への時間長)は、すべてネットワークによって決定され、一定の予測可能な間隔で発生する。DSDS通信デバイスは、どちらのサブスクリプションに対するページングDRXサイクルも、操作する、または、再スケジュールすることはできず、したがって、2つのサブスクリプションの間に発生するページング衝突を避けることはできない。
種々の実施形態が、任意の2つのモバイル電話ネットワークの任意の組合せにアクセスするデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)通信デバイスがどのようにページング衝突を処理するかを管理するための方法を含む。実施方法は、2つの別個のサブスクリプションに対するページングブロック率の制御を促進する(ここで、サブスクリプションのページングブロック率とは、受信したページングメッセージの総数に対するブロックされたページングメッセージの長期の割合である)。種々の実施形態において、モバイル通信デバイスは、ページングブロッキングバイアスを用いて、特定のページングブロッキング率を達成してよい。ページングブロッキングバイアスは、第2のサブスクリプションに対するページングブロッキング率よりも小さい、に等しい、または、よりも大きいページングブロッキング率を、第1のサブスクリプションが有するようにさせる種々の手段により、設定または調整されてよい。
一実施形態において、ページング衝突が発生するとき、DSDSモバイル通信デバイスは、ページングブロッキングバイアスを用いない偏ったコイントスアルゴリズムを用いて、2つのサブスクリプションのうちの1つを選択し、そのモバイルネットワークとの通信を完了させてよい。この偏ったコイントスアルゴリズムを用いることにより、モバイル通信デバイスは、第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションが、経時的に平均してほぼ等しいページングアクセスまたはブロッキング率を有するようにさせてよい。一実施形態において、DSDSモバイル通信デバイスは、モバイル通信デバイスが2つの異なるモバイルネットワークに加入するときに、偏ったコイントスアルゴリズムで用いられる偏ったコインを初期化してよい。さらに、一実施形態において、DSDSモバイル通信デバイスは、適切な時期に、偏ったコイントスアルゴリズムで用いられる偏ったコインを再初期化してよい。
別の態様において、ページング衝突が発生するとき、DSDSモバイル通信デバイスは、ページングブロッキングバイアスを組み込んだ偏ったコイントスアルゴリズムを用いて、どちらのサブスクリプションがそのモバイルネットワークとの通信を完了させてよいかを選択してよい。このページングブロッキングバイアスを用いる偏ったコイントスアルゴリズムを用いることにより、モバイル通信デバイスは、第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションが、経時的に等しい、または、等しくないページングブロッキング率を有するようにさせてよい。さらに、一実施形態において、DSDSモバイル通信デバイスは、モバイル通信デバイスが2つの異なるモバイルネットワークに加入するときに、偏ったコイントスアルゴリズムで用いられる偏ったコインを初期化してよく、適切な時期に、偏ったコインを再初期化してよい。
別の実施形態において、ページング衝突が発生するとき、DSDSモバイル通信デバイスは、ページングブロッキングバイアスを利用するマルコフ連鎖アルゴリズムを実施して、どちらのサブスクリプションがそのモバイルネットワークとの通信を完了させてよいかを選択してよい。ページングブロッキングバイアスを用いるマルコフ連鎖アルゴリズムを用いることにより、DSDSモバイル通信デバイスは、以前の衝突の結果によりファクタリングしつつ、第1のサブスクリプションおよび第2のサブスクリプションが、経時的に等しい、または、等しくないページングブロッキング率を有するようにさせてよい。別の実施形態において、DSDSモバイル通信デバイスは、モバイル通信デバイスが2つの異なるモバイルネットワークに加入するときに、マルコフ連鎖アルゴリズムで用いられるマルコフ連鎖を初期化してよい。さらに、一実施形態において、DSDSモバイル通信デバイスは、適切な時期に、マルコフ連鎖を再初期化してよい。
ここに組み込まれ、本明細書の部分をなす添付の図面は、本発明の例示的な実施形態を示し、以上の概要の説明と以降の詳細な説明とともに、本発明の特徴を説明する役割を果たす。
種々の実施形態での使用に適したモバイル電話ネットワークの通信システムブロック図である。 一実施形態に係る2つのモバイルネットワークからのページングメッセージの間欠受信のタイムライン図である。 DSDS通信デバイス上でネットワークページングメッセージを処理するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法を示すプロセスフロー図である。 偏ったコイントスアルゴリズムを用いるDSDS通信デバイス上でネットワークページングメッセージを処理するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法を示すプロセスフロー図である。 偏ったコイントスアルゴリズムを実施して、DSDS通信デバイス上でサブスクリプションに対するページングブロック率を均等化するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法を示すプロセスフロー図である。 偏ったコイントスアルゴリズムを実施して、DSDS通信デバイス上でサブスクリプションに対するページングブロック率を設定するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法を示すプロセスフロー図である。 マルコフ連鎖アルゴリズムを実施して、DSDS通信デバイス上でサブスクリプションに対するページングブロック率を設定するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法を示すプロセスフロー図である。 マルコフ連鎖の実施における状態間の遷移のための規則を定義する数式の、具現化されたモバイル通信デバイスの図示である。 マルコフ連鎖の実施を使用して、DSDS通信デバイス上でネットワークページングメッセージを処理するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法を示すプロセスフロー図である。 種々の実施形態での使用に適した例示的なモバイル通信デバイスのコンポーネント図である。 種々の実施形態での使用に適した別の例示的なモバイル通信デバイスのコンポーネント図である。
添付した図面を参照して種々の実施形態を詳細に説明する。各図面を通じて、可能であれば何処でも、同一または類似の部分を参照するために、同一の参照符号を用いる。特定の例および実施例に対してなされた参照は、図説のためのものであって、本発明および特許請求の範囲の要旨を限定することを意図しない。
ここで用いられているように、「モバイル通信デバイス」という用語は、携帯電話、スマートフォン、パーソナルまたはモバイルマルチメディアプレイヤ、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートブック、パームトップコンピュータ、ワイヤレス電子メール受信機、マルチメディアインターネット接続可能な携帯電話、ワイヤレスゲームコントローラ、およびプログラマブルプロセッサおよびメモリならびに少なくとも2つのモバイル通信ネットワークに接続するための回路を備える類似のパーソナル電子デバイスのいずれか1つまたはすべてを参照するために、ここで互換的に用いられる。種々の態様が、スマートフォン等のモバイル通信デバイスにおいて有用であってよく、それで、そのようなデバイスが、種々の実施形態の説明において参照されている。しかしながら、実施形態は、複数のサブスクリプションを無線トランシーバを介して複数のモバイルネットワークに対して個別に維持することが可能な、任意の電子デバイスにおいて有用であってよい。
現代のモバイル通信デバイス(たとえば、スマートフォン)は、今や各々が、同じモバイル通信デバイスを用いつつ、ユーザに異なるモバイルネットワークへの接続を可能とする複数のSIMカードを備えることが可能である。各SIMカードは、特定のモバイル通信デバイスを用いるサブスクライバを識別し認証するよう動作し、各SIMカードは、1つのサブスクリプションのみに関連付けられる。たとえば、SIMカードは、GSM(登録商標)、TDSCDMA、CMA2000およびWCDMA(登録商標)のうちの1つに対するサブスクリプションに関連付けられてよい。DSDSモバイル通信デバイスにより、このモバイル通信デバイスは2つのSIMカードを有するので、ユーザは、2つのサブスクリプションを維持することが可能である。両者のサブスクリプションは、各サブスクリプションそれぞれのモバイルネットワークに同時に接続するために無線周波(RF)フロントエンドを用いることができないので、これらのサブスクリプションは、RFトランシーバをタイムシェアする。
各サブスクリプションは、定期的に特定の期間、それぞれのモバイルネットワークからページを受信してよい。この送信期間を「ページングセッション」という。ネットワークメッセージが、あるサブスクリプションに送信される場合、そのサブスクリプションは、ページングセッションの持続時間、RFトランシーバへのアクセスするよう試みてよい。ページングセッションが終了する際、サブスクリプションは、RFトランシーバの使用を解放し、次のページングセッションが始まるまで低電力状態に入ってよい。ネットワークページは、モバイルネットワークにより一定の間隔で送信され、1つのページングセッションの開始から次までの期間を「DRXサイクル」という。なお、モバイルネットワークは、DRXサイクルに対する時間長を変更してよい。
デバイスが2つのサブスクリプションを有する場合(たとえば、DSDS通信デバイス)、各サブスクリプションのページングセッションが重なり、「ページング衝突」を生じることがある。一度に1つのサブスクリプションのみがRFトランシーバにアクセスしてよいので、ページング衝突が生じると、モバイル通信デバイスは、どちらのサブスクリプションがRFトランシーバにアクセスして、そのページングセッションを完了させてよく、どちらのサブスクリプションがブロックされるかを判別しなければならない。モバイル通信デバイスは、各サブスクリプションのページングブロッキング率(これは、モバイルネットワークがそのサブスクリプションに送信したページングメッセージの総数に対するデバイスがブロックされた回数の総数の比である)を経時的に集計してよい。
DSDS通信デバイス上での処理の衝突に関連付けられる困難な問題のうちの1つは、モバイル通信デバイスが、各サブスクリプションのページングセッションを再スケジュールして、ページング衝突を避けることができないことである。ページング衝突に対応する効果的な方法がなければ、各サブスクリプションに対するページングブロッキング率は、意図せず不均衡となるか、または望ましくない可能性がある。たとえば、各サブスクリプションが等しい回数のページング衝突で均衡していても、第1のサブスクリプションは、第2のサブスクリプションよりも、意図せず、より悪いページングブロック率を有するかもしれない。
概要として、種々の実施形態が、DSDS通信デバイス上の2つのサブスクリプションのページングブロッキング率を制御するための方法を提供する。種々の実施形態は、モバイル通信デバイスが、ページングブロッキングバイアスを設定することによりサブスクリプション間の優先度を作成することを可能とし、それが、ユーザ体験を全体的に向上させることにつながる。
少なくとも2つのモバイル電話ネットワークのような様々な通信システム100の範囲内で、種々の実施形態が実施されてよく、その一例が図1に示されている。第1のモバイルネットワーク102および第2のモバイルネットワーク104は、複数の携帯基地局130、140を備える典型的なモバイルネットワークである。第1のモバイル通信デバイス110は、第1の基地局140へのセルラーコネクション142を介して第1のモバイルネットワークと通信してよい。第1のモバイル通信デバイス110は、第2の基地局130へのセルラーコネクション132を介して第2のモバイルネットワークと通信してもよい。同様に、第2のモバイル通信デバイス120は、第1の基地局140へのセルラーコネクション142を介して第1のモバイルネットワーク102と通信してよい。第2のモバイル通信デバイス120は、第2の基地局130へのセルラーコネクション132を介して第2のモバイルネットワーク104と通信してよい。セルラーコネクション132、142は、4G、3G、CDMA、TDMAおよびその他の携帯電話通信技術等の2方向ワイヤレス通信リンクによりなされてよい。
図2は、2つのサブスクリプション間でのページング衝突の一例を示すタイムライン図200である。本例では、第1のモバイルネットワーク102への第1のサブスクリプション202は、T1に等しいDRXサイクル長206を有していてよく、T1は正の実数である。つまり、T1は、第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長である。第1のサブスクリプション202は、そのDRXサイクル長206未満のページングセッション時間204を有してよい。第2のモバイルネットワーク104への第2のサブスクリプション212は、T2に等しいDRXサイクル長216を有してよく、T2は正の実数である。つまり、T2は、第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長である。第2のサブスクリプション212も、そのDRXサイクル長216未満のページングセッション時間214を有してよい。第1のサブスクリプション202および第2のサブスクリプション212の間でDRXサイクル長が異なることによって、たとえば、第2のサブスクリプション212が第1のサブスクリプション202のページングセッション204の期間にページングメッセージ214を受信する場合に発生する、衝突220があり得る。
図3は、モバイル通信デバイスでの衝突を処理するための実施方法300を示す。ブロック302において、モバイル通信デバイス120は、第1のサブスクリプション202および第2のサブスクリプション212(すなわち、受信者サブスクリプション)のうち一方に対するネットワークページングメッセージを受信してよい。一度に1つのサブスクリプションのみがモバイル通信デバイスのRFトランシーバにアクセスできるので、判別ブロック304において、モバイル通信デバイス120は、RFトランシーバが使用可能かどうかを判断してよい。RFトランシーバが非受信者サブスクリプションによって使用されている(すなわち、ページング衝突220があるかどうかの)場合、共有無線リソースは使用不可であってよい。モバイル通信デバイス120が、RFトランシーバが使用可能であると判断した場合(すなわち、判断304=「Yes」)、モバイル通信デバイス120は、ブロック306において、RFトランシーバを受信者サブスクリプションに割り当ててよい。そうでなければ(すなわち、判断304=「No」)、モバイル通信デバイス202は、ブロック308において、RFトランシーバにアクセスするサブスクリプションを選択し、他方のサブスクリプションがRFトランシーバを使用するのをブロックしてよい。その後、ブロック308においてRFトランシーバにアクセスしたサブスクリプションは、そのページング通信またはそのモバイルネットワークとのページング通信を完了させてよい。種々の実施形態において、モバイル通信デバイス120は、RFトランシーバにアクセスするサブスクリプションを選択するために、いくつかの戦略のうちの1つを利用してよい。たとえば、モバイル通信デバイス120は、ラウンドロビン戦略を利用してページング衝突を処理してよく、それによって、ページング衝突220が発生するごとに、どちらのサブスクリプションがブロック308においてブロックされるかを交代させてよい。
図4は、ページング衝突を管理して、2つのサブスクリプションの間で等しいページングブロッキング率を作成するための具現化されたモバイル通信デバイス方法400を示す。ブロック302において、モバイル通信デバイス120は、第1および第2のサブスクリプション(すなわち、受信者サブスクリプション)のうち1つに対するネットワークページングメッセージを受信してよい。その後、上述のように、モバイル通信デバイス120は、判断ブロック304において、RFトランシーバが受信者サブスクリプションに対して使用可能かどうかを判断してよい。RFトランシーバが受信者サブスクリプションに対して使用可能である場合(すなわち、ページング衝突220がないので、判断304=「No」)、モバイル通信デバイス120は、ブロック306において、RFトランシーバを受信者サブスクリプションに割り当ててよい。その後、モバイル通信デバイス120は、ブロック410において、ページング衝突調停を終了してよい。
RFトランシーバが受信者サブスクリプションに対して使用不可である場合(すなわち、ページング衝突220ゆえに判断304=「Yes」)、モバイル通信デバイス120は、ブロック408において、偏ったコインを用いるコイン弾き上げ(flip)アルゴリズムを実行してよい。偏ったコインは、「オモテ(head)またはウラ(tail)」(1または0)となるような確率を有してよいランダム変数計算であって、「コイントス」アルゴリズムの実施結果の平均があらかじめ定義された、または、あらかじめ設定された確率に、経時的に近づくようになされ、任意の所与のコイントスは、一方の値または他方をとる。以下に、偏ったコイントスアルゴリズムを、図5および図6を参照してさらに説明する。この特殊な偏ったコイントスアルゴリズムが実施されるのにかかわらず、モバイル通信デバイス120は、次に、判断ブロック402において、選択されてRFトランシーバを受けるサブスクリプションを判断してよい。偏ったコイントスアルゴリズムが第2のサブスクリプション212を選択する場合(すなわち、判断402=「サブスクリプション2」)、モバイル通信デバイス120は、ブロック404において、第1のサブスクリプションのRFトランシーバへのアクセスをブロックし、第2のサブスクリプション212に第2のモバイルネットワーク104とのページング通信を完了することを許可してよい。そうでなければ(すなわち、判断402=「サブスクリプション1」)、ブロック406において、モバイル通信デバイス120は、第2のサブスクリプションのRFトランシーバへのアクセスをブロックし、第1のサブスクリプション202に第1のモバイルネットワーク102とのページング通信を完了することを許可してよい。その後、モバイル通信デバイスは、ブロック410において、ページング衝突調停を終了してよい。
図5は、偏ったコイントスアルゴリズムに用いられる偏ったコインを初期化するための具現化されたモバイル通信デバイス方法500を示す。一実施形態において、モバイル通信デバイス120が2つのモバイルネットワークに加入した後、モバイル通信デバイス120は、第1のサブスクリプション206のDRXサイクル長(すなわち、T1)を用いて第1のサブスクリプション202に対するページングブロッキング率を決定してよく、第2のサブスクリプション216のDRXサイクル長(すなわち、T2)を用いて第2のサブスクリプション212に対するページングブロッキング率を決定してよい。別の実施形態において、モバイル通信デバイス120は、第1のサブスクリプション206のDRXサイクル長が変化した際に、T1を再計算してよい。モバイル通信デバイスは、第2のサブスクリプション212のDRXサイクル長が変化した際に、T2を再計算してもよい。
一実施形態において、モバイル通信デバイス120は、ブロック502において、第1のサブスクリプションのDRXサイクル長206(すなわち、T1)を決定してよい。モバイル通信デバイス120は、ブロック504において、第2のサブスクリプション212に対するDRXサイクル長216(すなわち、T2)を決定してもよい。たとえば、2つのモバイルネットワークに加入した後、モバイル通信デバイス120は、各サブスクリプションのDRXサイクル長を監視し、かつ、1つのDRXサイクルの開始と次のDRXサイクルの始まりとの間の時間長を測定することによって、T1およびT2両者の値を得てよい。第1のモバイルネットワーク102および第2のモバイルネットワーク104それぞれによってT1およびT2の値が設定されるので、別の例として、モバイル通信デバイス120は、それぞれのモバイルネットワークからこれらの値を直接受け取ってよい。別の実施形態において、モバイル通信デバイス120は、それぞれのサブスクリプションのDRXサイクルの各々に、任意の変化が反映されるようにT1およびT2の値を更新してよい。
T1およびT2に対する値を取得または決定した後、モバイル通信デバイス120は、ブロック506において、T2/(T1+T2)に等しいオモテの確率により、偏ったコインアルゴリズムを構成(効果的に偏ったコインを作成)してよい。偏ったコイントスアルゴリズムの一実施形態において、第1のサブスクリプション202をブロックし、かつ、第2のサブスクリプション212にそのページングセッションを完了することを許可する確率は、T2/(T1+T2)(すなわち、「オモテ」)に等しくてよい。第2のサブスクリプション212をブロックし、かつ、第1のサブスクリプション202にそのページングセッションを完了することを許可する確率は、T1/(T1+T2)(すなわち、「ウラ」)に等しくてよい。遷移ブロック508において、モバイル通信デバイスは、ブロック302の動作を継続してよい。図4を参照して上述したコイントスアルゴリズムによってブロック506において作成された偏ったコインを用いることによって、経時的に、2つのサブスクリプションに対してほぼ等しい取り扱いができる。
図6は、モバイル通信デバイス120に2つのサブスクリプションの間のページングブロッキング率を設定させる偏ったコインアルゴリズムを実施する際に用いられる偏ったコインを初期化するための、具現化されたモバイル通信デバイス方法600を示す。モバイル通信デバイス120は、ブロック502において、第1のサブスクリプション202のDRXサイクル長(すなわち、T1)を決定してよい。モバイル通信デバイスはまた、ブロック504において、第2のサブスクリプション212のDRXサイクル長(すなわち、T2)を決定してもよい。ブロック602において、モバイル通信デバイス120は、ページングブロッキングバイアス(すなわち、x)を設定してよい。ページングブロッキングバイアスは、負でない実数であってよく、種々の手段によって設定、または、変更されてよい。
ページングブロッキングバイアスに対する値(すなわち、x)は、限定されることなく、モバイル通信デバイスの製造者、モバイルネットワーク、または、モバイル通信デバイスのユーザを含む種々のエンティティによって設定されてよい。ページングブロッキングバイアスは、最初に設定された後、種々のインターフェース機構を用いる種々の個人によって変更されてもよい。たとえば、モバイル通信デバイスは、新しいページングブロッキングバイアスを特定するユーザインターフェースを介してユーザ入力を受けつけてよい。そのような場合、偏ったコイントスアルゴリズムを実行する際、偏ったコイントスアルゴリズムは、ページングブロッキングバイアスの新しい値を用いてよい。一実施形態において、モバイル通信デバイス120は、x、T1およびT2のうちの少なくとも1つに対する新しい値を含む偏ったコインを導入してよい。つまり、通信デバイス120は、偏ったコインを再初期化してよい。たとえば、モバイル通信デバイス120は、それぞれのサブスクリプションのDRXサイクルの各々に対してなされた変更を反映するように、T1およびT2に対する新しい値を導入してよい。別の実施形態において、モバイル通信デバイス120は、偏ったコインを再初期化して、新しいx値を導入してよい。
モバイル通信デバイス120は、ブロック604において、(x*T2)/(T1+(x*T2))に等しいオモテの確率により、偏ったコインを作成してよい。図4で説明した偏ったコイントスアルゴリズムで用いられる場合、偏ったコインは、第1のサブスクリプション202をブロックし、かつ、第2のサブスクリプション212にそのページングセッションを完了することを許可する、(x*T2)/(T1+(x*T2))(すなわち、「オモテ」)に等しい確率を作成する。第2のサブスクリプション212をブロックし、かつ、第1のサブスクリプション202にそのページングセッションを完了することを許可する確率は、(T1)/(T1+(x*T2))(すなわち、「ウラ」)に等しい。ページングブロッキングバイアス(すなわち、x)を用いてコイントスアルゴリズムにバイアスをかけることによって、2つのサブスクリプションを経時的に予測可能に取り扱うことができるように、DRXサイクル長の比をなすことができる。たとえば、第1のサブスクリプション202のページングブロッキング率が第2のサブスクリプション212の率よりも低くなるように、ページングブロッキングバイアス値が設定されてよく(たとえば、x=0.2)、これは、ページング衝突が発生した際、偏ったコイントスアルゴリズムが、第2のサブスクリプション212よりも高い頻度で現れるように第1のサブスクリプション202を選択するためである。ページング衝突が発生した際、偏ったコイントスアルゴリズムが、第2のサブスクリプション212が第1のサブスクリプション202よりも高い頻度で現れるようなページングブロッキングバイアス値(たとえば、x=5)を用いる場合、逆の結果が達成される。
図6に戻り、モバイル通信デバイス120は、ブロック508から図4のブロック302に遷移してよい。図4のブロック302の動作は、モバイル通信デバイス120が、第1および第2のサブスクリプションのうち1つに対するページを受信した際に実行される偏ったコイントスアルゴリズムの開始に対応してよい。
図7は、図8において説明される具現化された遷移規則800に基づくページングブロッキングバイアスを用いる、2状態マルコフ連鎖700を実施するための実施方法を示す。モバイル通信デバイス120は、開始状態を有する2状態マルコフ連鎖(すなわち、有限ステートマシン)を実施してよく、第1の状態710および第2の状態720の間の遷移のための規則を作成してよい。マルコフ連鎖の2つの状態は、ページング衝突220が発生した際に第1のサブスクリプション202および第2のサブスクリプション212上で行われる2つのそれぞれのアクションに対応してよい。マルコフ連鎖の第1の状態710において、モバイル通信デバイスは、第1のサブスクリプション202のRFトランシーバへのアクセスをブロックし、かつ、第2のサブスクリプションにモバイルネットワーク104とのページング通信を完了することを許可してよい。マルコフ連鎖の第2の状態720において、モバイル通信デバイス120は、その代わりに、第1のサブスクリプションに第1のモバイルネットワーク102とのページング通信を完了することを許可し、かつ、第2のサブスクリプション212の第2のモバイルネットワーク104へのアクセスをブロックしてよい。
一実施形態において、マルコフ連鎖は、どのようにモバイル通信デバイス120が状態間で遷移するかを定義するP1の値に基づく第1の状態710およびP2の値に基づく第2の状態720に対する遷移規則を有してもよい。P1およびP2に対する値は以下の式によって定義されてよい。
Figure 2016519469
ただし、
T1は、第1のサブスクリプション202のDRXサイクル長206であり、
T2は、第2のサブスクリプション212のDRXサイクル長216であり、
xは、選択されたページングブロッキングバイアスである。
第1の式802は、第1のサブスクリプション202のDRXサイクル長が、第2のサブスクリプション212のDRXサイクル長にページングブロッキングバイアスを掛けた積以上である場合に(すなわち、T1≧x*T2である場合に)、P1およびP2に対する値を定義する。第2の式804は、第1のサブスクリプション202のDRXサイクル長が、第2のサブスクリプション212のDRXサイクル長にページングブロッキングバイアスを掛けた積未満である場合に(すなわち、T1<x*T2である場合に)、P1およびP2に対する値を定義する。P1およびP2は、それぞれ0.0から1.0までの、特定の遷移が発生する確率を示す。たとえば、モバイル通信デバイス120は、0.0から1.0までの擬似乱数を生成して、マルコフ連鎖における任意の所与の状態からの遷移を決定する。
一実施形態において、マルコフ連鎖700における各状態は、2つの遷移形式を有してよい。1つの遷移形式は、マルコフ連鎖700において、現在の状態を他方の状態に変化させてよい。たとえば、第1の状態710は、遷移714を介して第2の状態へ遷移してよく、第2の状態720は、遷移724を介して第1の状態へ遷移してよい。遷移の第2の形式は、現在の状態を変化させなくてよい。たとえば、第1の状態710は、遷移712を介してそれ自体へ遷移してよく、第2の状態720は、遷移722を介してそれ自体へ遷移してよい。
図9は、マルコフ連鎖を実施して、2つのサブスクリプションのページングブロッキング率を制御するための実施方法900を示す。マルコフ連鎖アルゴリズムを用いることによって、モバイル通信デバイス120は、現在のページング衝突を調停する際に、以前のページング衝突の結果を利用することができる。このように以前の結果を認識することによって、モバイル通信デバイス120は、所望のバイアス(すなわち、バイアスなし、または特定のバイアスのいずれか)とは逆の、ある限られた一連のページング衝突判断がなされる可能性を避けることができる。たとえば、マルコフ連鎖によって、モバイル通信デバイス120は、1つの特定のサブスクリプションに対して連続してページをブロックすることを避けることができ、そうでなければ、ページングブロックバイアスを実現することが妨げられ、偏ったコインアルゴリズムを用いた場合でもランダムに発生する可能性がある。
種々の実施形態において、モバイル通信デバイス120は、マルコフ連鎖を初期化してよい。ブロック502において、モバイル通信デバイス120は、第1のサブスクリプション202のDRXサイクル長(すなわち、T1)を決定してよい。モバイル通信デバイス120は、ブロック504において、第2のサブスクリプション212のDRXサイクル長(すなわち、T2)も決定してよい。一実施形態において、モバイル通信デバイス120は、2つのモバイルネットワークに加入する際に、第1および第2のサブスクリプション202、212に対するDRXサイクル長を決定してよい。以上議論したように、ブロック602において、モバイル通信デバイス120は、種々の手段によってページングブロッキングバイアス(すなわち、x)を設定してもよい。別の実施形態において、モバイル通信デバイス120は、x、T1およびT2のうちの少なくとも1つに対する新しい値を含むマルコフ連鎖を実施してよい。つまり、通信デバイス120は、マルコフ連鎖を再初期化してよい。たとえば、モバイル通信デバイス120は、それぞれのサブスクリプションのDRXサイクルの各々に対してなされた変更を反映するように、T1およびT2に対する新しい値を導入してよい。別の例において、モバイル通信デバイス120は、偏ったコインを再初期化して、新しいx値を導入してよい。
ブロック902において、モバイル通信デバイス120は、マルコフ連鎖の現在の状態を記憶してよい。マルコフ連鎖の現在の状態は、どちらの状態が初期状態かに応じて、第1の状態710または第2の状態720であってよい。たとえば、モバイル通信デバイス120は、第1のサブスクリプション202のブロッキングまたは第2のサブスクリプション212のブロッキングのいずれかに対応する、マルコフ連鎖における初期状態を選択し、記憶してよい。
一実施形態において、モバイル通信デバイス120は、ブロック402において、モバイルネットワークから、第1のサブスクリプション202または第2のサブスクリプション212(すなわち、受信者サブスクリプション)のうちの1つに対するネットワークページングメッセージを受信してよい。判断ブロック404において、モバイル通信デバイス120は、受信者サブスクリプション(すなわち、ページング衝突があるいずれか)に対してRFトランシーバが使用可能かどうかを判断してよい。RFトランシーバが使用可能である場合(すなわち、判断404=「Yes」)、モバイル通信デバイスは、ブロック406において、RFトランシーバを受信者サブスクリプションに割り当ててよい。モバイル通信デバイス120は、ブロック910において、ページング衝突調停を終了してよい。
RFトランシーバが使用可能でない場合(すなわち、ページング衝突220のため判断404=「No」)、モバイル通信デバイスは、ブロック904において、現在の状態から、マルコフ連鎖における次の状態に移動してよい。状態の遷移の後、モバイル通信デバイス120は、判断ブロック906において、新しい現在の状態に基づいて、サブスクリプションのブロッキングを判断してよい。現在の状態が、第1のサブスクリプション202がブロックされるべきであることを示している場合(すなわち、判断ブロック906=「Yes」)、モバイル通信デバイスは、ブロック404において、そのサブスクリプションをブロックし、かつ、第2のサブスクリプション212に第2のモバイルネットワーク104とのページング通信を完了することを許可してよい。現在の状態が、第2のサブスクリプション212がブロックされるべきであることを示している場合(すなわち、判断ブロック906=「Yes」)、モバイル通信デバイス120は、ブロック406において、そのサブスクリプションをブロックし、かつ、第1のサブスクリプション202に第1のモバイルネットワーク102とのページング通信を完了することを許可してよい。どちらのサブスクリプションがブロックされるかにかかわらず、モバイル通信デバイス120がRFトランシーバを割り当てた後、モバイル通信デバイス120は、ブロック908において、マルコフ連鎖の現在の状態を更新してよい。一実施形態において、モバイル通信デバイス120は、後続のページング衝突を解決する際に、マルコフ連鎖の更新された現在の状態を用いてよい。次いで、モバイル通信デバイス120は、ブロック910において、ページング衝突調停を終了してよい。
種々の実施形態が、任意の様々なモバイル通信デバイスにおいて実現されてよく、その一例を図10に示す。たとえば、モバイル通信デバイス1000は、内部メモリ1004に接続されたプロセッサ1002を備える。内部メモリ1004は、揮発性または不揮発性メモリであってよく、セキュアな、および/または、暗号化されたメモリ、または、非セキュアな、および/または、暗号化されていないメモリ、または、それらの組合せであってよい。プロセッサ1002は、抵抗感知タッチスクリーン、静電容量感知タッチスクリーン、赤外線感知タッチスクリーン等のタッチスクリーンディスプレイ1006に接続されてもよい。なお、モバイル通信デバイス1000のディスプレイは、タッチスクリーン能力を有している必要はない。さらに、モバイル通信デバイス1000は、プロセッサ1002に接続されたワイヤレスデータリンクおよび/または携帯電話トランシーバ1016に接続されてよい、電磁放射を送受信するための1つまたは複数のアンテナ1008を有してよい。モバイル通信デバイス1000は、ユーザ入力を受信するための物理的ボタン1012a、1012bを備えてもよい。モバイル通信デバイス1000は、モバイル通信デバイス1000の電源をオン/オフするための電源ボタン1018を備えてもよい。モバイル通信デバイス1000は、携帯電話トランシーバ1016および1つまたは複数のアンテナ1008を利用して第1および第2のモバイルネットワークにそれぞれ接続する、第1のSIMカード1020および第2のSIMカード1022を有してよい。
上記で説明した種々の実施形態は、図11に示すラップトップコンピュータ1100等の様々なモバイル通信デバイス内で実現してもよい。多くのラップトップコンピュータは、コンピュータのポインティングデバイスとなるタッチパッドタッチ表面1117を備え、それにより、タッチスクリーンディスプレイが設けられた上述のモバイルコンピューティングデバイス上で実現されるのと同様のドラッグ、スクロールおよびフリックジェスチャを受けつけてよい。ラップトップコンピュータ1100は、通常、揮発性メモリ1112およびフラッシュメモリのディスクドライブ1113等の大容量不揮発性メモリに接続されたプロセッサ1111を備える。さらに、コンピュータ1100は、プロセッサ1111に接続されたワイヤレスデータリンクおよび/または携帯電話トランシーバ1116に接続されてよい、電磁放射を送受信するための1つまたは複数のアンテナ1108を有してよい。コンピュータ1100は、プロセッサ1111に接続されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブ1114およびコンパクトディスク(CD)ドライブ1115を備えてもよい。ノートブック構成においては、コンピュータハウジングは、いずれもプロセッサ1111に接続されたタッチパッド1117、キーボード1118およびディスプレイ1119を備える。コンピューティングデバイスの他の構成では、よく知られているように(たとえば、USB入力を介して)プロセッサに接続されたコンピュータマウスまたはトラックボールを備えてよく、種々の実施形態とともに用いてもよい。コンピュータ1100は、携帯電話トランシーバ1116および1つまたは複数のアンテナ1108を利用して第1および第2のモバイルネットワークにそれぞれ接続する、第1のSIMカード1120および第2のSIMカード1122を有してよい。
以上の方法の説明およびプロセスフロー図は単に例示として挙げられており、種々の実施形態の工程が、示された順序で行われなければならないことを必要とする、または、示唆することを意図していない。当業者により了解されるように、前述の実施形態における工程の順序は、任意の順序で行われてよい。「その後」、「次いで」、「次に」等の単語は、工程の順序を限定することを意図しておらず、これらの単語は単に、方法の説明を通じて読者を案内するために用いられる。さらに、たとえば「a」、「an」または「the」という冠詞を用いた、単数形での請求項の要素へのいかなる参照も、その要素が単数であると解釈されることはない。
ここに開示された実施形態に関連して説明された、種々の例示された論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップは、電子的なハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組合せとして実現されてよい。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に示すために、種々の例示されたコンポーネント、ブロック、モジュール、回路および工程は、以上でそれらの機能に関して一般的に説明された。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアのいずれで実施されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課される設計上の制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに対して種々の方法で、説明した機能を実施することができるが、そのような実施上の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じると解釈されるべきではない。
ここに開示された態様に関連して説明された、種々の例示されたロジック、論理ブロック、モジュールおよび回路を実施するために用いられるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途IC(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、ここに説明された機能を実行するために設計された、その他のプログラマブル論理デバイス、個別のゲートまたはトランジスタロジック、個別のハードウェアコンポーネント、または、それらの任意の組合せにより実施、または、実行されてよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代わりに、該プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたはステートマシンであってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せとして実施されてもよく、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、任意のその他のそのような構成であってよい。代わりに、いくつかの工程または方法は、所与の機能に特化された回路により実行されてよい。
1つまたは複数の例示的な態様において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組合せで実施されてよい。ソフトウェアで実施される場合、機能は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体または非一時的なプロセッサ可読記憶媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして格納されてよい。ここに開示された方法またはアルゴリズムの工程は、非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体上にあってよい、プロセッサ実行可能なソフトウェアモジュールで具現化されてよい。非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスすることが可能な、任意の記憶媒体であってよい。限定しない例として、そのような非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、FLASHメモリ、CD-ROMまたは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、または、所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形式で格納するために用いてよい、コンピュータによってアクセスすることが可能な他の任意の媒体を含んでよい。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、ここで用いられているように、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光学ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザにより光学的にデータを再生する。上記の組合せは、非一時的なコンピュータ可読およびプロセッサ可読媒体の範囲に含まれてもよい。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、1つまたは任意の組合せまたは組のコードおよび/または命令として、コンピュータプログラム製品に組み込むことが可能な非一時的なプロセッサ可読記憶媒体および/またはコンピュータ可読記憶媒体上にあってよい。
開示された実施形態の上述の説明は、当業者が本発明を実施または利用可能となるように提供された。当業者にとって、これらの実施形態の種々の変形例は容易に明らかとなろうし、ここで定義された包括的な原則は、本発明の要旨および範囲を逸脱することなく、他の実施形態に適用されてよい。したがって、本発明は、ここに示された実施形態に限定されることを意図しておらず、以下の特許請求の範囲、および、ここに開示された原則および新規な特徴に整合する、最も広い範囲が与えられるべきである。
100 通信システム
102 第1のモバイルネットワーク
104 第2のモバイルネットワーク
110 第1のモバイル通信デバイス
120 第2のモバイル通信デバイス
130、140 携帯基地局
132、142 セルラーコネクション
202 第1のサブスクリプション
204、214 ページングセッション時間
206、216 DRXサイクル長
212 第2のサブスクリプション
220 衝突
1000 モバイル通信デバイス
1002 プロセッサ
1004 内部メモリ
1008 アンテナ
1016 携帯電話トランシーバ
1020 第1のSIMカード
1022 第2のSIMカード
1100 ラップトップコンピュータ
1108 アンテナ
1111 プロセッサ
1112 揮発性メモリ
1116 携帯電話トランシーバ
1120 第1のSIMカード
1122 第2のSIMカード

Claims (56)

  1. デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス上の第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突を解決する方法であって、
    前記デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスが2つのモバイルネットワークに加入するのに応じて偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップと、
    前記偏ったコインアルゴリズムを適用して、前記ページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    前記偏ったコインアルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるステップとを含む方法。
  2. 前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップは、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T2/(T1+T2)に等しく設定するステップと、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+T2)に等しく設定するステップとを含み、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長である請求項1に記載の方法。
  3. 前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップは、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、(x*T2)/(T1+(x*T2))に等しく設定するステップと、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+(x*T2))に等しく設定するステップとを含み、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記偏ったコインアルゴリズムを再初期化するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス上の第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突を解決する方法であって、
    前記デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスが2つのモバイルネットワークに加入するのに応じて第1の状態および第2の状態を有するマルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するステップと、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、前記ページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるステップとを含む方法。
  6. 前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記マルコフ連鎖アルゴリズムを再初期化するステップをさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記マルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するステップは、
    前記第1および第2の状態の間の遷移のための規則を作成するステップと、
    前記第1および第2の状態のうちの1つである初期状態を選択するステップと、
    T1、T2およびxに対する値を決定するステップとを含み、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項5に記載の方法。
  8. 前記第1および第2の状態の間の遷移のための前記規則は、
    P1の確率での前記第1の状態から前記第2の状態への遷移と、
    P2の確率での前記第2の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P1)の確率での前記第1の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P2)の確率での前記第2の状態から前記第2の状態への遷移とを含む請求項7に記載の方法。
  9. T1は、(x*T2)以上である請求項8に記載の方法。
  10. P1は、0であり、
    P2は、1-((x*T2)/T1)である請求項9に記載の方法。
  11. T1は、(x*T2)未満である請求項7に記載の方法。
  12. P1は、1-(T1/(x*T2))であり、
    P2は、0である請求項11に記載の方法。
  13. 前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップは、
    新しい現在の状態に遷移するステップと、
    前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    後続のページング衝突の解決に用いるために、前記新しい現在の状態をメモリに格納するステップとを含む請求項5に記載の方法。
  14. 前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップは、
    前記新しい現在の状態が前記第2の状態であるとき、前記第1のサブスクリプションを選択するステップと、
    前記新しい現在の状態が前記第1の状態であるとき、前記第2のサブスクリプションを選択するステップとを含む請求項13に記載の方法。
  15. 第1のSIMカードと、
    第2のSIMカードと、
    メモリと、
    前記メモリ、前記第1のSIMカードおよび前記第2のSIMカードに接続されたプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    2つのモバイルネットワークへの加入に応じて偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップと、
    前記偏ったコインアルゴリズムを適用して、第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    前記偏ったコインアルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるステップとを含む動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成されるデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  16. 前記プロセッサは、
    前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップが、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T2/(T1+T2)に等しく設定するステップと、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+T2)に等しく設定するステップとを含むように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成され、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長である請求項15に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  17. 前記プロセッサは、
    前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップが、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、(x*T2)/(T1+(x*T2))に等しく設定するステップと、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+(x*T2))に等しく設定するステップとを含むように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成され、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項15に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  18. 前記プロセッサは、
    前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記偏ったコインアルゴリズムを再初期化するステップをさらに含む動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される請求項15に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  19. 第1のSIMカードと、
    第2のSIMカードと、
    メモリと、
    前記メモリ、前記第1のSIMカードおよび前記第2のSIMカードに接続されたプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    2つのモバイルネットワークへの加入に応じて第1の状態および第2の状態を有するマルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するステップと、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるステップとを含む動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成されるデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  20. 前記プロセッサは、
    前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記マルコフ連鎖アルゴリズムを再初期化するステップをさらに含む動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項19に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  21. 前記プロセッサは、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するステップが、
    前記第1および第2の状態の間の遷移のための規則を作成するステップと、
    前記第1および第2の状態のうちの1つである初期状態を選択するステップと、
    T1、T2およびxに対する値を決定するステップとを含むように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成され、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項19に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  22. 前記プロセッサは、
    前記第1および第2の状態の間の遷移のための前記規則が、
    P1の確率での前記第1の状態から前記第2の状態への遷移と、
    P2の確率での前記第2の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P1)の確率での前記第1の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P2)の確率での前記第2の状態から前記第2の状態への遷移とを含むように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項21に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  23. 前記プロセッサは、
    T1が、(x*T2)以上であるように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項22に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  24. 前記プロセッサは、
    P1が、0であり、
    P2が、1-((x*T2)/T1)であるように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項23に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  25. 前記プロセッサは、
    T1が、(x*T2)未満であるように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項21に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  26. 前記プロセッサは、
    P1が、1-(T1/(x*T2))であり、
    P2が、0であるように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項25に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  27. 前記プロセッサは、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップが、
    新しい現在の状態に遷移するステップと、
    前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    後続のページング衝突の解決に用いるために、前記新しい現在の状態を前記メモリに格納するステップとを含むように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項19に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  28. 前記プロセッサは、
    前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップが、
    前記新しい現在の状態が前記第2の状態であるとき、前記第1のサブスクリプションを選択するステップと、
    前記新しい現在の状態が前記第1の状態であるとき、前記第2のサブスクリプションを選択するステップとを含むように動作を行うプロセッサ実行可能な命令で構成される、請求項27に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  29. 2つのモバイルネットワークへの加入に応じて偏ったコインアルゴリズムを初期化するための手段と、
    前記偏ったコインアルゴリズムを適用して、第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するための手段と、
    前記偏ったコインアルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるための手段とを備える、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  30. 前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するための手段は、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T2/(T1+T2)に等しく設定するための手段と、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+T2)に等しく設定するための手段とを備え、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長である請求項29に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  31. 前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するための手段は、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、(x*T2)/(T1+(x*T2))に等しく設定するための手段と、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+(x*T2))に等しく設定するための手段とを備え、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項29に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  32. 前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記偏ったコインアルゴリズムを再初期化するための手段をさらに備える請求項29に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  33. 2つのモバイルネットワークへの加入に応じて第1の状態および第2の状態を有するマルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するための手段と、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するための手段と、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるための手段とを備えるデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  34. 前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記マルコフ連鎖アルゴリズムを再初期化するための手段をさらに備える請求項33に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  35. 前記マルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するための手段は、
    前記第1および第2の状態の間の遷移のための規則を作成するための手段と、
    前記第1および第2の状態のうちの1つである初期状態を選択するための手段と、
    T1、T2およびxに対する値を決定するための手段とを備え、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項33に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  36. 前記第1および第2の状態の間の遷移のための前記規則は、
    P1の確率での前記第1の状態から前記第2の状態への遷移と、
    P2の確率での前記第2の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P1)の確率での前記第1の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P2)の確率での前記第2の状態から前記第2の状態への遷移とを含む請求項35に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  37. T1は、(x*T2)以上である請求項36に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  38. P1は、0であり、
    P2は、1-((x*T2)/T1)である請求項37に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  39. T1は、(x*T2)未満である請求項35に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  40. P1は、1-(T1/(x*T2))であり、
    P2は、0である請求項39に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  41. 前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するための手段は、
    新しい現在の状態に遷移するための手段と、
    前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するための手段と、
    後続のページング衝突の解決に用いるために、前記新しい現在の状態をメモリに格納するための手段とを備える請求項33に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  42. 前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するための手段は、
    前記新しい現在の状態が前記第2の状態であるとき、前記第1のサブスクリプションを選択するための手段と、
    前記新しい現在の状態が前記第1の状態であるとき、前記第2のサブスクリプションを選択するための手段とを備える請求項41に記載のデュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイス。
  43. デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスが2つのモバイルネットワークに加入するのに応じて偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップと、
    前記偏ったコインアルゴリズムを適用して、第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    前記偏ったコインアルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるステップとを含む動作を行わせるように構成される、プロセッサ実行可能なソフトウェア命令を格納した非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  44. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップが、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T2/(T1+T2)に等しく設定するステップと、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+T2)に等しく設定するステップとを含むように動作を行わせるように構成され、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長である、請求項43に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  45. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記2つのモバイルネットワークへの加入に応じて前記偏ったコインアルゴリズムを初期化するステップが、
    前記第1のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、(x*T2)/(T1+(x*T2))に等しく設定するステップと、
    前記第2のサブスクリプションを選択して前記ページング通信を完了させる確率を、T1/(T1+(x*T2))に等しく設定するステップとを含むように動作を行わせるように構成され、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項43に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  46. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記偏ったコインアルゴリズムを再初期化するステップをさらに含む動作を行わせるように構成される請求項43に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  47. デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスが2つのモバイルネットワークに加入するのに応じて第1の状態および第2の状態を有するマルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するステップと、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、第1のサブスクリプションと第2のサブスクリプションとの間のページング衝突の検出に応じて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムの結果に基づいて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つに対するページング通信を完了させるステップとを含む動作を行わせるように構成される、プロセッサ実行可能なソフトウェア命令を格納した非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  48. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間と、ページングブロッキングバイアスとのうちの少なくとも1つが変更されたとき、前記マルコフ連鎖アルゴリズムを再初期化するステップをさらに含む動作を行わせるように構成される請求項47に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  49. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを初期化するステップが、
    前記第1および第2の状態の間の遷移のための規則を作成するステップと、
    前記第1および第2の状態のうちの1つである初期状態を選択するステップと、
    T1、T2およびxに対する値を決定するステップとを含むように動作を行わせるように構成され、
    T1は、前記第1のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    T2は、前記第2のサブスクリプションに対する間欠受信期間のサイクル長であり、
    xは、ページングブロッキングバイアス値である請求項47に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体
  50. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記第1および第2の状態の間の遷移のための前記規則が、
    P1の確率での前記第1の状態から前記第2の状態への遷移と、
    P2の確率での前記第2の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P1)の確率での前記第1の状態から前記第1の状態への遷移と、
    (1-P2)の確率での前記第2の状態から前記第2の状態への遷移とを含むように動作を行わせるように構成される請求項49に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体
  51. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    T1が、(x*T2)以上であるように動作を行わせるように構成される請求項50に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  52. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    P1が、0であり、
    P2が、1-((x*T2)/T1)であるように動作を行わせるように構成される請求項51に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  53. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    T1が、(x*T2)未満であるであるように動作を行わせるように構成される請求項49に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  54. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    P1が、1-(T1/(x*T2))であり、
    P2が、0であるように動作を行わせるように構成される請求項53に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  55. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記マルコフ連鎖アルゴリズムを用いて、前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップが、
    新しい現在の状態に遷移するステップと、
    前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップと、
    後続のページング衝突の解決に用いるために、前記新しい現在の状態をメモリに格納するステップとを含むように動作を行わせるように構成される請求項47に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
  56. 前記格納されたプロセッサ実行可能なソフトウェア命令は、デュアルSIMデュアルスタンバイ通信デバイスのプロセッサに、
    前記新しい現在の状態に基づいて前記第1のサブスクリプションおよび前記第2のサブスクリプションのうちの1つを選択するステップが、
    前記新しい現在の状態が前記第2の状態であるとき、前記第1のサブスクリプションを選択するステップと、
    前記新しい現在の状態が前記第1の状態であるとき、前記第2のサブスクリプションを選択するステップとを含むように動作を行わせるように構成される請求項55に記載の非一時的なプロセッサ可読記憶媒体。
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