JP2016518773A - マシン型通信のための拡張された送信時間間隔バンドリング設計 - Google Patents

マシン型通信のための拡張された送信時間間隔バンドリング設計 Download PDF

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Abstract

本開示の諸態様は、マシン型通信(MTC)のための拡張された送信時間間隔(TTI)バンドリング設計についての技法を提供する。方法は、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することであって、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、決定すること(502)と、マッピングに基づいて1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理すること(504)と、を含む。

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001] 本願は、2013年4月5日に出願された米国仮特許出願番号第61/809,184号の利益を主張し、その全内容は、参照により本明細書に組み込まれている。
[0001] 本開示の特定の態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、マシン型通信(MTC:machine type communications)のための拡張された(enhanced)送信時間間隔(TTI:transmission time interval)バンドリング設計についての技法に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データなどのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンストシステム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートし得る。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005] ワイヤレス通信ネットワークは、いくつものワイヤレスデバイスのための通信をサポートし得るいくつもの基地局を含み得る。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE)および遠隔デバイスを備える。UEは、人による直接の制御の下で動作するデバイスであり得る。UEのいくつかの例は、セルラフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブックなどを含む。遠隔デバイスは、人によって直接的に制御されることなく動作するデバイスであり得る。遠隔デバイスのいくつかの例は、センサ、メータ、モニタ、ロケーションタグなどを含む。遠隔デバイスは、基地局、別の遠隔デバイス、または他の何らかのエンティティと通信し得る。マシン型通信(MTC)は、通信の少なくとも一端の少なくとも1つの遠隔デバイスを含む通信を指す。
[0006] 本開示の特定の態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、マシン型通信(MTC)のための拡張された送信時間間隔(TTI)バンドリング設計についての技法に関する。
[0007] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための方法、対応する装置およびプログラム製品を提供する。方法は、一般に、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することであって、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、決定することと、マッピングに基づいて1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理することと、を含む。
[0008] 諸態様において、対応する装置は、一般に、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定するための手段であって、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、決定するための手段と、マッピングに基づいて1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理するための手段と、を含む。
[0009] 諸態様において、対応する装置は、一般に、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することであって、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、決定することと、マッピングに基づいて1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理することと、を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。装置はまた、一般に、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。
[0010] 諸態様において、対応するコンピュータプログラムは、一般に、命令を記憶したコンピュータ読取可能な媒体であって、該命令は、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することであって、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、決定することと、マッピングに基づいて1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理することと、のために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。
[0011] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための方法、対応する装置およびプログラム製品を提供する。方法は、一般に、少なくとも1つのチャネルの送信に使用されるべき送信時間間隔(TTI)の数を指定するバンドリングサイズについての持続的スケジューリング(PS)割当てを決定することと、1つまたは複数のTTIにおいて少なくとも1つのチャネルを送信することと、受信デバイスが少なくとも1つのチャネルの受信に成功したというインジケーションを受信することに応答して、バンドリングサイズによって指定されたTTIの数に到達する前に少なくとも1つのチャネルの送信を終了させることと、を含む。
[0012] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための方法、対応する装置およびプログラム製品を提供する。方法は、一般に、少なくとも1つのチャネルの送信に使用されるべき送信時間間隔(TTI)の数を指定するバンドリングサイズについての持続的スケジューリング(PS)割当てのインジケーションを受信することと、1つまたは複数のTTIにおいて少なくとも1つのチャネルを受信することと、少なくとも1つのチャネルが成功裏に受信された場合に、バンドリングサイズによって指定されたTTIの数に到達する前に少なくとも1つのチャネルの送信を終了させるためのインジケーションを送信することと、を含む。
[0013] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための方法、対応する装置およびプログラム製品を提供する。該方法は、一般に、少なくとも1つのチャネルを送信するためにリソースブロック(RB)の固定された数についての持続的スケジューリング(PS)割当てを決定することと、少なくとも1つのチャネルを送信するときに、少なくとも1つの変調および符号化方式(MCS)、レート、または送信電力を調整することと、を含む。
[0014] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための方法、対応する装置およびプログラム製品を提供する。方法は、一般に、少なくとも1つのチャネルを送信するためにリソースブロック(RB)の固定された数についての持続的スケジューリング(PS)割当てを決定することと、少なくとも1つのチャネルの送信を処理することであって、変調および符号化方式(MCS)、レート、または送信電力のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのチャネルを送信するときに調整され得る、処理することと、を含む。
[0015] 方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、および処理システムを含む、他の多数の態様が提供される。
[0016] 上述された本開示の特徴が詳細に理解されるように、上記では簡潔に概要を述べた、より具体的な説明が、諸態様に即して説明され、そのような態様のいくつかが添付の図面に示されている。しかしながら、以下の説明は他の同様に効果的な態様も認めうるので、添付の図面は、本開示の特定の典型的な態様を示すにすぎず、したがって本開示の範囲を限定するものとみなすべきではないことに留意されたい。
[0017] 図1は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークの例を概念的に示すブロック図である。 [0018] 図2は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信する基地局の例を概念的に示すブロック図である。 [0019] 図3は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の例を概念的に示すブロック図である。 [0020] 図4は、ノーマルサイクリックプリフィックスをもつ2つの例示的なサブフレームフォーマットを概念的に示すブロック図である。 [0021] 図5は、本開示の特定の態様による、ワイヤレスデバイスによって実行され得る拡張されたアップリンクカバレッジについての動作の例を示す。 [0022] 図6は、本開示の特定の態様による、ワイヤレスデバイスによって実行され得る拡張されたアップリンクカバレッジについての動作の例を示す。 [0023] 図7は、本開示の特定の態様による、ワイヤレスデバイスによって実行され得る拡張されたアップリンクカバレッジについての動作の例を示す。 [0024] 図8は、本開示の特定の態様による、ワイヤレスデバイスによって実行され得る拡張されたアップリンクカバレッジについての動作の例を示す。 [0025] 図9は、本開示の特定の態様による、ワイヤレスデバイスによって実行され得る拡張されたアップリンクカバレッジについての動作の例を示す。
詳細な説明
[0026] 本開示の態様は、マシン型通信(MTC)のための拡張された送信時間間隔(TTI)バンドリング設計についての技法を提供する。TTIバンドリングサイズは、1対1のまたは1対多のマッピングによって固定され得る。バンドリングサイズは、別のチャネルによってシグナリングされるために使用されるバンドリングサイズに基づいて、チャネルについて決定され得る。持続的スケジューリングはまた、チャネルを送信するために使用されることができ、ここで、変調および符号化方式(MCS)、レート、または送信電力は、チャネルの送信のために調整されることができる。
[0027] 本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの様々なワイヤレス通信ネットワークおよび他のネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、ウルトラモバイル帯域幅(UMB:Ultra Mobile Bandwidth)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMax)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。周波数分割多重(FDD)および時分割多重(TDD)の両方における3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、ダウンリンクではOFDMAを、アップリンクではSC−FDMAを適用する、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられた団体からの文書内で説明されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた団体からの文書内で説明されている。本明細書で説明される技法は、上述されたワイヤレスネットワークおよび無線技術、並びに、他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に対して使用され得る。明確化のために、これらの技法の特定の態様は、LTE/LTE−Aについて下記で説明されており、LTE/LTE−アドバンストの用語が下記の説明の大部分で使用され得る。
[ワイヤレス通信システムの例]
[0028] 図1は、LTEネットワークまたは他の何らかのワイヤレスネットワークであり得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつもの発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどとも称され得る。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じて、このカバレッジエリアにサービスするeNBおよび/またはeNBサブシステムのカバレッジエリアを指し得る。
[0029] eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのために通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、家(home))をカバーし、このフェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれ得る。図1に示される例では、eNB110aは、マクロセル102aのためのマクロeNBであり得、eNB110bは、ピコセル102bのためのピコeNBであり得、eNB110cは、フェムトセル102cのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(例えば、3つの)セルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」および「セル」という用語は、本明細書では交換可能に使用され得る。
[0030] ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNBまたはUE)からデータ伝送を受信し、ダウンストリーム局(例えば、UEまたはeNB)にデータ伝送を送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための伝送を中継することができるUEであり得る。図1に示される例では、中継局110dは、eNB110aとUE120dの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、中継器、などとも呼ばれ得る。
[0031] ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および干渉に対する異なる影響を有し得る。例えば、マクロeNBが高い送信電力レベル(例えば、5〜40ワット)を有し得るのに対し、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、より低い送信電力レベル(例えば、0.1〜2ワット)を有し得る。
[0020] ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し、これらのeNBに対して調整および制御を提供し得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNBと通信し得る。eNBは、また、例えば、直接的に、あるいはワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して間接的に、互いに通信し得る。
[0033] UE 120(例えば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されており、各UEは、固定式または移動式であり得る。UEは、アクセス端末、端末、モバイル局、加入者ユニット、局などとも呼ばれ得る。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、スマートフォン、ネットブック、スマートブック、ウルトラブックなどであり得る。
[0034] 図2は、図1における基地局/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示す。基地局110は、T本のアンテナ234a〜234tを備えることができ、UE120は、R本のアンテナ252a〜252rを備えることができ、ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
[0035] 基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUEのためのデータソース212からデータを受信し、UEから受信されたCQIに基づいて各UEについて1つまたは複数の変調および符号化方式(MCS)を選択し、UEのために選択されたMCSに基づいて各UEについてデータを処理(例えば、符号化および変調)し、すべてのUEにデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、システム情報(例えば、SRPIについてなど)および制御情報(例えば、CQIリクエスト、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。プロセッサ220はまた、基準信号(例えば、CRS)および同期信号(例えば、PSSおよびSSS)のための基準信号を生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能であれば、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を実行し、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a〜232tに提供し得る。各変調器232は、それぞれの出力シンボルストリーム(例えば、OFDMについてなど)を処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、この出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、T個のアンテナ234a〜234tを介してそれぞれ送信され得る。
[0036] UE120において、アンテナ252a〜252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し、受信された信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに提供し得る。各復調器254は、その受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、(例えば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理して、受信されたシンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、R個の復調器254a〜254rすべてからの受信されたシンボルを取得し、適用可能であれば、受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを決定し得る。
[0037] アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264が、データソース262からデータを、コントローラ/プロセッサ280から制御情報(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備える報告のための)を受信し処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、変調器254a〜254r(例えば、SC−FDM、OFDMなどのため)によってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110では、UE120および他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合にはMIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送信された、復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130に通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
[0038] コントローラ/プロセッサ240および280は、基地局110およびUE120における動作をそれぞれ指示し得る。基地局110におけるプロセッサ240および/または他のプロセッサおよびモジュール、および/または、UE120におけるプロセッサ280および/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明された技法についての処理を実行または指示し得る。メモリ242および282はそれぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上のデータ送信のためにUEをスケジューリングし得る。
[0039] UE120にデータを送信するときには、基地局110は、データ割当てサイズに少なくとも部分的に基づいてバンドリングサイズを決定し、決定されたバンドリングサイズのバンドリングされた連続的なリソースブロック内のデータをプリコーディングするように構成され、各バンドル内のリソースブロックは、共通プリコーディング行列でプリコーディングされ得る。すなわち、リソースブロック内のUE−RSのような基準信号および/またはデータは、同じプリコーダを使用してプリコーディングされ得る。バンドリングされたRBの各RBにおけるUE−RSのために使用される電力レベルは、また、同じであり得る。
[0040] UE120は、基地局110から送信されたデータを復号するために相補的な処理(complementary processing)を行うように構成され得る。例えば、UE120は、連続的なリソースブロック(RB)のバンドルにおいて基地局から送信される受信データのデータ割当てサイズに基づいてバンドリングサイズを決定することであって、各バンドルにおけるリソースブロック内の少なくとも1つの基準信号は共通プリコーディングマトリックスでプリコードされる、決定することと、基地局から送信される1つまたは複数の基準信号(RS)および決定されたバンドリングサイズに基づいて少なくとも1つのプリコードされたチャネルを推定することと、推定されたプリコードされたチャネルを使用して受信されたバンドルを復号することと、を行うように構成され得る。
[0041]図3は、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々についての送信タイムラインは、無線フレームの単位(units of radio frames)に分割され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を有することができ、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。よって、各無線フレームは、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、例えば、ノーマルサイクリックプリフィックスの場合には7個のシンボル期間を(図2に示されるように)、または、拡張サイクリックプリフィックスの場合には6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスを割り当てられ得る。
[0042] LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされる各セルについてシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてダウンリンクでプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送り得る。PSSおよびSSSは、図3において示されるように、ノーマルサイクリックプリフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5において、それぞれシンボル期間6および5で送られ得る。PSSおよびSSSは、セルのサーチおよび取得のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされる各セルについて、システム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS)を送信し得る。CRSは、各サブフレームの特定のシンボル期間において送信され得、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用され得る。eNBはまた、特定の無線フレームのスロット1内のシンボル期間0〜3において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、いくらかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、ある特定のサブフレームにおいて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でシステム情報ブロック(SIBs)などの他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間において物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で制御情報/データを送信し得、ここで、Bは各サブフレームについて設定可能であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間においてPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
[0043] 図4は、ノーマルサイクリックプリフィックスをもつ2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいて12個のサブキャリアをカバーし得、多くのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーすることができ、そして1つの変調シンボルを送るために使用されることができ、それは、実数値または複素数値であり得る。
[0044] サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号であり、パイロットとも呼ばれ得る。CRSは、例えば、セル識別情報(ID)に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソースエレメントに関して、そのリソースエレメント上でアンテナaからの変調シンボルが送信され得、そのリソースエレメント上で他のアンテナからの変調シンボルは送信されない。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナとともに使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から、シンボル期間1および8においてアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410および420の両方について、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る、均等に間隔が空けられたサブキャリアで送信され得る。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じまたは異なるサブキャリアで送信し得る。サブフレームフォーマット410および420の両方について、CRSについて使用されないリソースエレメントは、データ(例えば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
[0045] LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHについては、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題された、3GPP TS 36.211に説明されており、これは公的に入手可能である。
[0046] インターレース構造は、LTEにおけるFDDについてはダウンリンクおよびアップリンクの各々に使用され得る。例えば、0〜のインデックスを有するQ個のインターレースが定義され得、ここで、Qは、4、6、8、10、または他の何らかの値に等しくなり得る。各インターレースは、Q個のフレームによって離隔されたサブフレームを含み得る。特に、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含むことができ、ここで、q∈{0,...,Q−1}である。
[0047] ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信についてハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートし得る。HARQについて、送信機(例えば、eNB)は、パケットが受信機(例えば、UE)によって正確に複号されるまで、または他の何らかの終了条件に出遭うまでパケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQについて、パケットのすべての送信は、単一のインターレースのサブフレームで送られ得る。非同期HARQについて、パケットの各送信は、任意のサブフレームにおいて送られ得る。
[0048] UEは、マルチプルなeNBのカバレッジ内に位置し得る。これらのeNBのうちの1つは、UEにサービスするために選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、パスロスなどのような様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音および干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)または基準信号受信品質(RSRQ)、あるいはいくつかの他の基準によって定められ得る。UEは、該UEが1つまたは複数の干渉eNBからの高い干渉を観測し得る、支配的な干渉シナリオで動作し得る。
[MTCのための拡張されたTTIバンドリング設計の例]
[0049] 従来のLTE設計の焦点は、スペクトル効率の改善、ユビキタスカバレッジ、および拡張されたサービス品質(QoS)サポートなどに向けられている。現在のLTEシステムのDLおよびアップリンクULのリンクバジェットは、最新のスマートフォンおよびタブレットなどのハイエンドなデバイスのカバレッジのために設計される。しかしながら、低コストで低価格なデバイスも同様にサポートされる必要がある。例えば、MTCについては、最大帯域幅が低減され得、単一の受信無線周波数(RF)チェーンが使用され得、ピークレートが低減され得、送信電力が低減され得、および半二重動作が実行され得る。
[0050] 低コストに加え、リンクバジェットの要件は、例えば、地下(basement)にあるデバイスをカバーするための20dBのカバレッジエンハンスメントなど、増大され得る。このカバレッジ増大を満たすために、大きなTTIバンドリングが、20dBのリンクバジェットゲインを達成するように提案されている。例えば、ダウンリンク(例えば、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)および拡張されたPDCCH、物理ハイブリッド自動再送要求(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)、並びに、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH))チャネルと、アップリンク(例えば、ランダムアクセスチャネル(RACH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))チャネルとの両方のための大きなバンドリングサイズを用いた送信時間間隔(TTI)バンドリングが使用され得る。
[0051] しかしながら、大きなTTIバンドリングサイズを用いると、電力消費およびシステム効率が、特に、UEがDLおよびULの両方について大きなバンドリングをサポートすることについての懸念事項となる。例えば、UEは、PDCCH許可を得るために64のバンドリングをサポートし、次いで128のPUSCHバンドリングを用いて送信し、次いで16のバンドリングを用いてDL ACKを受信するなどする必要があり得る。
[0052] 特定のシステム(例えば、ロングタームエボリューション(LTE)Release 8)では、TTI(例えば、サブフレーム)バンドリングは、ユーザ機器(UE)ごとに構成され得る。サブフレームバンドリング動作は、パラメータttiBundlingによって構成され、それは、より上位のレイヤによって提供される。通常、TTIバンドリングは、マルチプルなTTIを介してアップリンク共有チャネルにおいてUEから基地局にデータを送ることによって実行され、バンドリングは、他のアップリンク信号/トラフィック(例えば、アップリンク制御情報)には適用されない。
[0053] バンドリングサイズは、4つのTTI(サブフレーム)で固定されており、すなわち、PUSCHは、4つの連続したサブフレームにおいて送信され、同じHARQ処理の数は、バンドリングされたサブフレームの各々において使用される。リソース割当てのサイズは、3つ以下のリソースブロック(RB)に制限される。変調次数(modulation order)は、2(4位相偏移変調(QPSK))にセットされる。各バンドルは、単一のリソースとして取り扱われ、例えば、単一の許可および単一のHARQ肯定応答(ACK)が各バンドルについて使用される。
[0054] TTIバンドリングは通常、低いレートのトラフィックに使用される。例えば、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)パケットが、低いアップリンクリンクバジェットが原因で単一のTTIでは送信されることができない場合、レイヤ2(L2)セグメンテーション(segmentation)が適用され得る。例えば、VoIPパケットは、4つの連続したTTIで送信される4つの無線リンク制御(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)においてセグメント化され得る。2〜3のHARQ再送が、十分なカバレッジを達成するための目標とされ得る。
[0055] しかしながら、従来のアプローチは非効率であり得る。追加の各セグメントは、1バイトのRLC、1バイトの媒体アクセス制御(MAC)、および3バイトのL1巡回冗長検査(CRC)オーバーヘッドを導入する。これは、例えば、33バイトのRLCサービスデータユニット(SDU)サイズを仮定すると、15%のオーバーヘッドになりうる。4セグメントの場合、45%の追加のL1/L2オーバーヘッドが存在する。
[0056] 従来のアプローチのもう1つの欠点は、あらゆるセグメントについてのHARQ送信/再送信がPDCCH上で許可を要求して、かなりのPDCCHリソースを消費し得ることである。さらに、各HARQ送信または再送信の後には、PHICH上のHARQフィードバックが続く。10−3のNACK/ACK誤り率を仮定すると、多数のHARQフィードバック信号は、高いパケット損失の確率(high packet loss probabilities)をまねく。例えば、12個のHARQフィードバック信号が送られる場合、HARQフィードバック誤り率は、1.2×10−2程度となり得る。10−2よりも高いパケット損失率は、VoIPトラフィックには許容されない。
[0057] TTIバンドルごとの単一のPHICH信号および単一のアップリンク許可のみの使用は、有利であり得る。L1およびL2オーバーヘッドは、L2のセグメンテーションが要求されないので、最小限に抑えられ得る。媒体データレートPUSCHおよびUL VoIPについてのカバレッジの改善は、また、媒体データレートPUSCHおよびUL VoIPの両方について1dBの最小利得により望ましい。
[0058] 解決されるべき1つの問題は、(例えば、コンセントに差し込まれたデバイスのための)大きなバンドリング20dBのカバレッジについて効率をどのように増加させるかである。1つの問題は、常に最悪のケースを使用する代わりに、異なるバンドリングサイズが要求される異なるユーザ条件について、どのようにチャネル条件に適合させるかである。解決されるべきもう1つの問題は、例えば、UEがバンドルサイズ128でPUSCHを使用する場合、どのPHICHバンドルサイズを使用すべきかである。
[0059] 地下など、到達困難なロケーションに配置されたデバイスについて、低電力かつ大きなバンドリングを用いたMTC動作を拡張するための様々なアプローチが本明細書で提供される。バンドルサイズを決定するために、バンドルサイズマッピング、固定のバンドリングサイズ、およびバンドルサイズのシグナリングを使用して、大きなバンドリングサイズでの拡張されたTTIバンドリングのための技法および装置が本明細書で提供される。また、大きなバンドルサイズおよび早期終了による持続的スケジューリングのための技法が本明細書で提供される。
[0060] 本開示の態様は、マシン型通信(MTC)のための拡張された送信時間間隔(TTI)バンドリング設計のための技法を提供する。TTIバンドリングサイズは、1対1または1対多のマッピングによって固定され得る。あるチャネルについてのバンドリングサイズは、別のチャネルによってシグナリングされるために使用されるバンドリングサイズに基づいて決定され(determined)(または決定づけられ(dictated))得る。持続的スケジューリングはまた、チャネルを送信するために使用されることができ、ここで、変調および符号化方式(MCS)、レート、または送信電力は、チャネルの送信のために調整され得る。
[0061] 大幅にカバレッジを制限されたUEについて、すべてのDLチャネルについてのリンクバジェットの拡張が望まれ得る。特定の態様によれば、バンドリングサイズの固定されたセットは、すべてのチャネルについて使用され得る。諸態様では、任意のブラインド復号または追加のシグナリングを用いない1対1のマッピングが存在し得る。代替的に、ブラインド検出またはシグナリングによってさらにダウンセレクトされた(down-selected)、可能性のセットが制限された1対多のマッピングが存在し得る。
[0062] 特定の態様によれば、DLおよびULチャネルについてのバンドリングサイズの組合せが、仕様において定義され得る。代替的に、DLおよびULチャネルについてのバンドリングサイズは、1対1または1対多のマッピングにおいてシグナリングされ得る。例えば、PBCHは、64という固定されたバンドリングサイズを有し得、システム情報ブロック(SIB)は、128という固定されたバンドリングサイズを有し得、RACHは、16という固定されたバンドリングサイズを有し得、メッセージ3は、64という固定されたバンドリングサイズを有し得る。加えて、PUSCHは、128という固定されたバンドリングサイズを有し得、PHICHは、32という固定されたバンドリングサイズを有し得、PDCCHは、32という固定されたバンドリングサイズを有し得る。代替的に、PUSCHは、16という固定されたバンドリングサイズを有し得、PHICHは、4という固定されたバンドリングサイズを有し得、PDCCHは、4という固定されたバンドリングサイズを有し得る。別の代替形態では、PUSCHは、64という固定されたバンドリングサイズを有し得、PHICHは、4または8のいずれかの固定されたバンドリングサイズを有し得、PDCCHは2または4のいずれかの固定されたバンドリングサイズを有し得る。
[0063] 特定の態様によれば、一旦UEが第1のチャネルからシステムを取得すると、UEは、他のチャネルのためのパラメータの残りのまたは制限されたセットを知り得る。例えば、PBCH/SIB/ePDCCHは、バンドルサイズの固定されたマッピングを有し得る。この場合、UEは、PBCHが8というバンドルサイズを有することを見出し、次いで、UEは、SIBが16というバンドルサイズを有し、ePDCCHがアグリゲーションレベル(aggregation level)8およびバンドルサイズ8を有することを知り得る。別の例では、UEは、PBCHが16というバンドルサイズを有することを見出し、次いで、UEは、SIBが32というバンドルサイズを有し、ePDCCHがアグリゲーションレベル8およびバンドルサイズ16を有することを知り得る。
[0064] 諸態様では、RACHについて、RACHのバンドルサイズは、PBCH/SIBにおいてシグナリングされ得るか、またはPBCH/SIBのTTIバンドルサイズに直接マッピングされ得る。例えば、プライマリ同期信号(PSS)/セカンダリ同期信号(SSS)/PBCH/SIBのバンドリングサイズに基づいて、RACH Msg 1、3、5についてのバンドルサイズが決定され得る。
[0065] 特定の態様によれば、1つのチャネルのバンドリングサイズは、異なるチャネルのバンドルサイズに基づいて決定され得る。諸態様では、UEは、ULチャネルについて割り当てられたバンドルサイズに基づいてDLチャネルについてのバンドリングサイズを決定し得る。例えば、PUSCH送信について割り当てられたバンドルサイズに基づいて、UEは、動的なPDCCHまたはPHICHについてのバンドルサイズを決定し得る。諸態様では、UEは、DLチャネルについて割り当てられたバンドルサイズに基づいて、ULチャネルについてのバンドリングサイズを決定し得る。例えば、ePDCCH/PDCCHについての割り当てられたバンドルサイズに基づいて、UEは、PUCCH ACKについてのバンドリングサイズを決定し得る。
[0066] 持続的な割当ては、バンドリングされたPDCCH/ePDCCH割当てに起因するオーバーヘッドを低減させるために使用され得る。しかしながら、持続的スケジューリングの1つの欠点は、それがチャネルの変動およびペイロードサイズの変化に適合することができないことである。特定の態様によれば、大きなバンドリングサイズが持続的スケジューリングを介して割り当てられ得、パケットの早期終了が許可され得る。UL上で、UEは、NというTTIバンドルサイズを用いて送信するが、それがTTIバンドル全体を終える前にUEがモニタすべきマルチプルなPHICHリソースを提供するようにシグナリングされ得る。これは、動的な許可の変化(dynamic grant change)を避け、PHICHのオーバーヘッドははるかに少なくなり得、電力ブーストを行うことがより容易になり得る。代替的に、UEは、早期終了および新規の送信の両方を示すための動的なPDCCH許可をモニタすることを指示され得る。諸態様では、命令は、仕様書において、またはシグナリングを介して指示され得る。
[0067] 一例として、PUSCH送信は、128というTTIバンドルサイズについて持続的にスケジューリングされ得るが、UEが64または96のTTIバンドルにおいて早期終了することを可能にする。よって、eNBが早期に復号する場合、それは残りのTTIにわたる送信を停止するようにUEにシグナリングし得る。PHICHは、物理リソースブロック(PRB)にさらにマッピングし得る。加えて、PHICHは、リンクバジェット改善のためにバンドリングされるか、または電力ブーストされ得る。
[0068] 特定の態様によれば、PSは、固定されたRBサイズを有し得る。変調および符号化方式(MCS)/レートは、制限されたセット内でULペイロードサイズに基づいて適応され得るか、または電力制御および早期終了にリンクされ得る。これは、PDCCH/ePDCCHオーバーヘッドおよび電力節約をもたらし得る。ULでは、これは、UEのレート選択、またはフルレート/ハーフレートのeNBブラインド復号などであり得る。
[0069] 特定の態様によれば、早期終了がサポートされる場合、UEは、最大電力で送信を行い、チャネルおよび干渉条件に適応するために早期終了に頼ることができる。早期終了がサポートされない場合、UEは、選択された転送ブロック(TB)サイズに従って送信電力を自動的に調整し、同じバンドリングされたTTI送信を継続し得る。特定の態様によれば、DLでは、eNBは、持続的な割当て(UEがブラインド復号を行い得る)中に複数のレートを提供し得、UEが早期終了のためにPHICHを送信することを可能にする。
[0070] 図5は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作500を示す。動作500は、例えば、ワイヤレスデバイスによって実行され得る。動作500は、502において、1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンク(例えば、PUSCH、RACH Msg 1、RACH Msg 3)またはダウンリンク(例えば、PDCCH、PBCH、PHICH、SIB)チャネルのマッピングを決定することから開始し、ここにおいて、各バンドリングサイズは、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す。諸態様では、マッピングは、単一の固定されたバンドリングサイズへの、そのチャネルの1対1のマッピングであり得るか、または潜在的なバンドリングサイズのセットへの、チャネルの1対多のマッピングであり得る。
[0071] 504において、ワイヤレスデバイスは、マッピングに基づいて、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理する。例えば、デバイスは、マッピングに従って1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルを送信および/または受信し得る。特定の態様によれば、ワイヤレスデバイスは、ブラインド検出を介してセットから使用される実際のバンドリングサイズを決定し得る。諸態様では、ワイヤレスデバイスは、セットからの1つまたは複数のバンドリングサイズを示すシグナリングを受信し得る。
[0072] 諸態様では、1つのチャネルについてのバンドリングサイズは、1つまたは複数の他のチャネルについてのバンドリングサイズを決定づけ(dictate)し得る。例えば、1つまたは複数の他のチャネルの各々についてのバンドリングサイズは、1つのチャネルのバンドリングサイズの数に比例し得る。代替的に、アップリンクチャネルについてのバンドリングサイズは、1つまたは複数のダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズを決定づけ得るか、またはダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズが、1つまたは複数のアップリンクチャネルについてのバンドリングサイズを決定づけ得る。
[0073] 諸態様では、RACHについてのバンドリングサイズは、PBCHまたはSIBにおいてシグナリングされ得る。代替的に、RACHについてのバンドリングサイズは、PBCHまたはSIBのバンドリングサイズにマッピングされる。諸態様では、Msg 1(RACH)、Msg 2(RACH応答)、Msg 3、またはMsg 4のバンドリングサイズは、PSS、SSS、PBCH、またはSIBのうちの少なくとも1つのバンドリングサイズにマッピングされ得る。諸態様では、RACHメッセージのバンドリングサイズは、異なるRACHメッセージのバンドリングサイズに基づいて決定される。例えば、RACH Msg 2についてのバンドリングサイズは、RACH Msg 1またはRACH Msg 3についてのバンドリングサイズに基づいて決定され得る。
[0074] 図6は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作600を示す。動作600は、例えば、ワイヤレスデバイスによって実行され得る。動作600は、602において、少なくとも1つのチャネルの送信のために使用されるべき送信時間間隔(TTI)の数を指定するバンドリングサイズについて持続的スケジューリング(PS)割当てを決定することから開始し得る。
[0075] 604において、ワイヤレスデバイスは、1つまたは複数のTTIにおいて少なくとも1つのチャネルを送信する。
[0076] 606において、ワイヤレスデバイスは、受信デバイスが少なくとも1つのチャネルの受信に成功したというインジケーションを(例えば、PDCCH許可、またはPHICHを介して)受信することに応答して、バンドリングサイズによって指定されたTTIの数に到達する前に、少なくとも1つのチャネルの送信を終了させる。
[0077] 図7は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信のための動作700の例を示す。動作700は、例えば、ワイヤレスデバイスによって実行され得る。動作700は、702において、少なくとも1つのチャネルの送信のために使用されるべき送信時間間隔(TTI)の数を指定するバンドリングサイズについて持続的スケジューリング(PS)割当てのインジケーションを受信することから開始し得る。
[0078] 704において、ワイヤレスデバイスは、1つまたは複数のTTIにおいて少なくとも1つのチャネルを受信する。
[0079] 706において、ワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのチャネルが成功裏に受信された場合、バンドリングサイズによって指定されたTTIの数に到達する前に少なくとも1つのチャネルの送信を終了させるためのインジケーションを(例えば、PDCCH許可、ePDCCH、PHICH、あるいはPDCCH、ePDCCH、またはPHICHのバンドリングされたバージョンを介して)送信する。
[0080] 図8は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作800を示す。動作800は、例えば、ワイヤレスデバイスによって実行され得る。動作800は、802において、少なくとも1つのチャネルを送信するためにリソースブロック(RB)の固定された数についての持続的スケジューリング(PS)割当て(例えば、TTIのバンドルサイズを示す)を決定することから開始し得る。
[0081] 804において、ワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのチャネルを送信するときに、少なくとも1つの変調および符号化方式(MCS)、レート、または送信電力を調整する。例えば、ワイヤレスデバイスは、チャネルのペイロードサイズに基づいて、MCS、レート、送信電力を調整し得る。諸態様では、ワイヤレスデバイスは、レートまたはMCSの制限されたセット間で調整し得る。特定の態様によれば、ワイヤレスデバイスは、受信デバイスが少なくとも1つのチャネルの受信に成功したというインジケーションを受信することに応答して、バンドリングサイズによって指定されたTTIの数に到達する前に、少なくとも1つのチャネルの送信を終了させ得る。諸態様では、少なくとも1つのチャネルは、アップリンクチャネルであり、調整することは、UE選択レートにおいてアップリンクチャネルを送信することを備える。
[0082] 図9は、本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信のための動作900の例を示す。動作900は、例えば、ワイヤレスデバイスによって実行され得る。動作900は、902において、少なくとも1つのチャネルを送信するためにリソースブロック(RB)の固定された数のための持続的スケジューリング(PS)割当てを決定すること(例えば、TTIのバンドルサイズを示すこと)から開始し得る。
[0083] 904では、ワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのチャネルの送信を処理(例えば、調整されたレートを決定するためにブラインド検出)し、ここにおいて、変調および符号化方式(MCS)、レート、または送信電力のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのチャネルを送信するときに調整され得る。例えば、ワイヤレスデバイスは、チャネルのペイロードサイズに基づいて、MCS、レート、または送信電力を調整し得る。諸態様では、ワイヤレスデバイスは、レートまたはMCSの制限されたセット間で調整され得る。諸態様では、ワイヤレスデバイスは、PS割当て内の利用可能なレートのセットを示すシグナリングを受信し得る。
[0084] 特定の態様によれば、ワイヤレスデバイスは、受信デバイスが少なくとも1つのチャネルの受信に成功したというインジケーションを受信することに応答して、バンドリングサイズによって指定されたTTIの数に到達する前に、少なくとも1つのチャネル送信を終了させ得る。諸態様では、少なくとも1つのチャネルは、アップリンクチャネルであり、調整することは、UE選択レートにおいてアップリンクチャネルを送信することを備える。
[0085] 「または」という用語は、排他的な「または」というよりはむしろ包括的な「または」を意味することが意図される。すなわち、そうではないと明記されるか、文脈から明確でない限り、例えば「XはAまたはBを用いる」というフレーズは、本質的に包括的な順列のうち任意のものを意味することが意図される。すなわち、例えば、「XはAまたはBを用いる」という句は、XがAを用いる場合、XがBを用いる場合、またはXがAとBの両方を用いる場合のいずれによっても満たされる。さらに、本願および添付の請求項で使用される冠詞「a」および「an」は、特に規定されない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈されるべきである。本明細書で使用される場合、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」に関する句は、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、及びa−b−cをカバーすることが意図される。
[0086] 前述された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することができる任意の適切な手段によって実行され得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア/ハードウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般に、図面に図示された動作が存在する場合、これらの動作は、任意の適切な同じ符番を付された対応するミーンズプラスファンクションコンポーネントによって行われ得る。
[0087] 当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するだろう。例えば、上記説明の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、またはこれらの組み合わせによって表され得る。
[0088] 当業者はさらに、本明細書の開示に関連して説明される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが電子ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、または両方の組み合わせとして実装され得ることを理解するだろう。このハードウェアおよびソフトウェア/ファームウェアの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能の観点から上記で説明されている。このような機能が、ハードウェアとして実現されるかソフトウェア/ファームウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、各々の特定のアプリケーションに関して、多様な方法で説明された機能を実装し得るが、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こしていると解釈されるべきではない。
[0089] 本明細書の開示に関連して説明される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理回路、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらのいずれかの組み合わせで実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連動した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成の組み合わせなどの、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実装され得る。
[0090] 本明細書の開示に関連して説明されるアルゴリズムまたは方法のステップは、直接的にハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェア/ファームウェアモジュールで、またはそれらの組み合わせで具現化され得る。ソフトウェア/ファームウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、PCM(相変化メモリ)レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で既知である他の形態の記憶媒体に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサがこの記憶媒体から情報を読み取り、またこの記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替的に、記憶媒体はプロセッサに統合され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASICに存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内にディスクリートコンポーネントとして存在し得る。
[0091] 1つまたは複数の例示的な設計では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現され得る。ソフトウェア/ファームウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ読取可能媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして送信または記憶され得る。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいはその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で望ましいプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、汎用または専用コンピュータ、あるいは汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。また、任意の接続は、適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、ファイバ光ケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは、赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびBlu−ray(登録商標)ディスクを含み、ディスクが磁気的にデータを再生する一方、ディスクはレーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0092] 本開示の先の説明は、当業者が、本開示を製造または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の変形に適用され得る。よって、本開示は、本明細書で説明される実例および設計に限定されることが意図されるものではなく、本明細書で開示される原理および新規の特徴と一致する最大範囲であると認められるべきである。

Claims (30)

  1. ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための方法であって、
    1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、
    前記マッピングに基づいて前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理することと
    を備える、方法。
  2. チャネルについてのバンドリングサイズは、1つまたは複数の他のチャネルについてのバンドリングサイズを決定づける、請求項1に記載の方法。
  3. アップリンクチャネルについてのバンドリングサイズは、1つまたは複数のダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズを決定づける、請求項2に記載の方法。
  4. ダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズは、1つまたは複数のアップリンクチャネルについてのバンドリングサイズを決定づける、請求項2に記載の方法。
  5. 物理ブロードキャストチャネル(PBCH)についてのバンドリングサイズは、システム情報ブロック(SIB)および拡張された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)についてのバンドリングサイズを決定づける、請求項3に記載の方法。
  6. ランダムアクセスチャネル(RACH)についてのバンドリングサイズは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの少なくとも1つにおいてシグナリングされる、請求項1に記載の方法。
  7. ランダムアクセスチャネル(RACH)についてのバンドリングサイズは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの少なくとも1つのバンドリングサイズにマッピングされる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記マッピングは、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの少なくとも1つのバンドリングサイズに、Msg 1(ランダムアクセスチャネル(RACH))、Msg 2(RACH応答)、Msg 3、またはMsg 4のうちの少なくとも1つのバンドリングサイズをマッピングすることを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 異なるRACHメッセージのバンドリングサイズに基づく第1のRACHメッセージのバンドリングサイズをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルチャネルは、
    物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、ランダムアクセスチャネル(RACH)Msg 1、またはRACH Msg 3のうちの少なくとも1つ
    を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)、またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記処理することは、アップリンクチャネルについての割り当てられたバンドリングサイズに基づいて、ダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記処理することは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)について割り当てられたバンドリングサイズに基づいて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または物理HARQインジケータチャネル(PHICH)のうちの少なくとも1つについてのバンドリングサイズを識別することを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記処理することは、ダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズに基づいてアップリンクチャネルについてのバンドリングサイズを識別することを備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記処理することは、拡張された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)またはPDCCHについてのバンドリングサイズに基づいて、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)肯定応答(ACK)についてのバンドリングサイズを識別することを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記処理することは、前記マッピングに従って前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  17. 前記処理することは、前記マッピングに従って送信された前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記マッピングすることは、少なくとも1つのチャネルについて、単一の固定バンドリングサイズへの前記チャネルの1対1のマッピングを備える、請求項1に記載の方法。
  19. 前記マッピングすることは、少なくとも1つのチャネルについて、潜在的なバンドリングサイズのセットへの前記チャネルの一対多のマッピングを備える、請求項1に記載の方法。
  20. ブラインド検出を介して潜在的なバンドリングサイズの前記セットから使用される実際のバンドリングサイズを決定することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  21. 潜在的なバンドリングサイズの前記セットからの1つまたは複数のバンドリングサイズを示すシグナリングを受信することをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  22. ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための装置であって、
    1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定するための手段と、ここにおいて、前記1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、
    前記マッピングに基づいて前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理するための手段と
    を備える、装置。
  23. チャネルについてのバンドリングサイズは、1つまたは複数の他のチャネルについてのバンドリングサイズを決定づける、請求項22に記載の装置。
  24. ランダムアクセスチャネル(RACH)についてのバンドリングサイズは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの少なくとも1つにおいてシグナリングされる、請求項22に記載の装置。
  25. ランダムアクセスチャネル(RACH)についてのバンドリングサイズは、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)またはシステム情報ブロック(SIB)のうちの少なくとも1つのバンドリングサイズにマッピングされる、請求項22に記載の装置。
  26. 前記処理することは、アップリンクチャネルについての割り当てられたバンドリングサイズに基づいてダウンリンクチャネルについてのバンドリングサイズを識別することを備える、請求項22に記載の装置。
  27. 前記マッピングすることは、少なくとも1つのチャネルについて、単一の固定バンドリングサイズへの前記チャネルの1対1のマッピングを備える、請求項22に記載の装置。
  28. 前記マッピングすることは、少なくとも1つのチャネルについて、潜在的なバンドリングサイズのセットへの前記チャネルの一対多のマッピングを備える、請求項22に記載の装置。
  29. ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサであって、
    1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、
    前記マッピングに基づいて前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  30. 命令を記憶したコンピュータ読取可能な媒体を備えるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、
    1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズへの、1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルのマッピングを決定することと、ここにおいて、前記1つまたは複数の固定されたバンドリングサイズの各々は、チャネルがそれらを通じて送信されるべき送信時間間隔(TTI)の数を示す、
    前記マッピングに基づいて前記1つまたは複数のアップリンクまたはダウンリンクチャネルの送信を処理することと
    を行うために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である、コンピュータプログラム製品。
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