JP2016517766A - 美容増進のためのシステム - Google Patents

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Abstract

アンカと、アンカに係合された一端部を有し、有棘ゾーンと、アンカとは離れた無棘ゾーンとを有する少なくとも1本の縫合糸とを含む縫合糸アセンブリであって、棘がアンカの方に、かつ/または無棘ゾーンとは離れて傾斜している、縫合糸アセンブリと、患者の顔面組織にチャネルを穿孔するように構成された鋭利なシャフトと、穿孔中に鋭利なシャフトを取り囲むように構成されたカニューレと、シャフトが引き抜かれた後、縫合糸アセンブリをカニューレ内に搬送するように構成された押込みロッドとを備える、システム。特に、アンカは、ストッパを備え、このストッパは、剛性部分と、剛性部分から突出した弾性部分とを備える。

Description

本発明は、美容増進のためのシステムに使用されるアンカ、アンカを備える縫合糸アセンブリ、手技キット、および/または美容増進方法に関する。
フェイスリフト手技のための多くのデバイスおよび方法が、これらの手技によって生じる創傷、瘢痕、および組織切開を最小限に抑える目的で、長年にわたって開発されてきている。そのようなデバイスの1つに、有棘縫合糸(barbed suture)がある。
通常、各縫合糸は、針を用いて、棘が針とは離れる方向に向いた状態で、糸張力とは逆向きに組織に縫合される。数本の縫合糸を適切な位置に挿入した後、次いで顔面組織を手で持ち上げ、棘によってその組織を新しい構成で定位置に保持することができる。次いで、糸にかかる張力を調整し直し、その後約3〜4個の結び目を用いて最終位置に固定する。次いで、糸を結び目と同一面で切断し、皮膚の下に入れ込む。
従来技術による例が、国際公開第2005096955号、および国際公開第2008020937号に挙げられている。
一般に、これらの従来技術による方法のいくつか、またはすべてで、1本の縫合糸につき2か所の入口/出口創傷が生じることになり得、1本の縫合糸では切れやすくなることがあり、複数の入口点および出口点、重大な出血が生じることがあり、多量の麻酔剤が必要となり、かつ/または回復に時間がかかることがある。
国際公開第2005096955号 国際公開第2008020937号
概括的に述べて、第1の態様では、本発明は、美容縫合のための低侵襲性技術を提案するものである。
第2の態様では、本発明は、無棘区画(clear section)と、無棘区画の各側にある棘とを備え、無棘区画には棘がなく、無棘区画の両側にある棘は、無棘区画とは離れて縫合糸の縁部の方へと傾斜している、美容手技のための縫合糸を提案する。
第3の態様では、本発明は、縫合糸と組み立てられ、縫合糸の端部を患者の組織内に係留させる補助となるように、かつ/または縫合糸を患者の組織に植え込む補助となるように構成されたアンカを提案する。このアンカは、結び目、および/または球形、円柱形、または円錐形のストッパでよい。
第4の態様では、本発明は、縫合糸の端部を患者の組織内に係留させる補助となるように構成された複数の有棘縫合糸に固定されるアンカを提案する。このアンカは、縫合糸に成形しても、取り付けてもよい。
第5の態様では、本発明は、縫合糸の各側に互い違いに設けられた棘を備える、美容手技のための縫合糸を提案する。
第6の態様では、本発明は、単一の穿刺部位を用いて、複数の縫合糸を複数の向きに植え込む、美容増進のための手技を提案する。こうすることによって、顔の各側で単一の入口創傷しか残らずにすむことになる。
第7の態様では、本発明は、入口部位を用いて、出口部位なしに縫合糸を植え込む、美容増進のための手技を提案する。
第8の態様では、本発明は、縫合糸を顔面組織下に、または顔面組織内に上向きに植え込むための手技キットを提案する。
第9の態様では、本発明は、非外科的かつ非治療的な完全に美容のための手技を実施するのに必要となる技能を大幅に低減する手技キットを提案する。縫合糸は、挿入中、カニューレ内に保持することができ、したがって縫合糸をカニューレの外側で案内する必要がない。
第10の態様では、本発明は、美容手技のために縫合糸を縫合するのではなく、植え込むことを提案する。こうすることによって、針の使用と比較して組織損傷を低減させることができる。
これらの態様の1つまたは複数は、以下の利点の1つまたは複数をさらに有し得る。
・手技に求められる技能が低くなる
・施術者の訓練時間が低減する
・手技に求められる施術者の資格が緩くなる
・棘がより小さく、かつより有効となる
・侵襲性が低くなる
・手技時間が短縮される
・穿刺が小さく、挿入創傷が小さくなる
・出血が少なくなる
・感染または合併症の可能性が低減する
・持上げ力が分散され高められる
・縫合糸の抗張力が高くなる
・回復時間が短縮される
・麻酔剤が少量となる
・より高い張力をかけることが可能となる
・針による引張りよりも張力が低いため、植込み中の失敗の可能性が低減する
・通常の有効期間中の早期不良の可能性が低減する
・縫合糸の誤配置および誤挿入の可能性が低減する
・瘢痕治癒が早まる
・残存する瘢痕組織が少量となる
・瘢痕位置が目立たなくなる
・結び目、ループ、またはアンカが外側に出ない、かつ/または
・以前は到達できなかった組織を持ち上げることができる
本発明の第1の特定の表現では、請求項1に記載のアンカが提供される。
本発明の第2の特定の表現では、請求項6または15に記載の縫合糸アセンブリが提供される。
本発明の第3の特定の表現では、請求項16、19、または31に記載の方法が提供される。
本発明の第4の特定の表現では、請求項20に記載の套管針アセンブリが提供される。
本発明の第5の特定の表現では、請求項39に記載のシステムが提供される。
実施形態は、請求項2から5、7から14、17から18、21から30、および32から38のいずれか一項に従って実施することができる。
次に、本発明の1つまたは複数の例示的な実施形態について、次の図を参照しながら説明する。
第1の実施形態による、患者の顔面組織内に植え込まれた一連の縫合糸を示す正面図である。 縫合糸アセンブリの概略図である。 棘の断面図である。 ストッパの正投影図である。 挿入ハブの正投影図である。 美容手技のための方法の流れ図である。 パンチの概略図である。 套管針の概略図である。 套管針および鋭利なシャフトの概略図である。 套管針および鋭利なシャフトの概略図である。 縫合糸アセンブリおよび套管針の概略図である。 縫合糸アセンブリ、套管針、および押込みロッドの概略図である。 押込みロッドの概略図である。 押込みロッドの概略図である。 代替套管針の概略図である。 代替ストッパの概略図である。 代替ストッパの概略図である。 代替ストッパの概略図である。 代替ストッパの概略図である。 図17の代替ストッパの正投影図である。 図17の代替ストッパの断面図である。 代替ストッパの正投影図である。 図20の代替ストッパの断面図である。
次に、例示的な一実施形態によるシステム100について、図1を参照しながら説明する。システム100は、顔面組織の所望の部分に対して、持上げ力を分散させて及ぼすように設計されている。患者の顔には、皺/ひだ、または下垂/たるみが生じることがある。このシステムを用いて、頬102、こめかみ104、首、または額106の各ゾーンの組織を持ち上げることができる。各ゾーンには、複数の有棘縫合糸が、組織内に、または組織下に上向きに植え込まれ、したがって入口部位が底部にあり、出口部位はない。
既知の縫合糸フェイスリフトではすでに、患者に対するリスクが低くなっている。しかし、この例示的な実施形態によるシステムでは、非外科的かつ非治療的な完全に美容のための手技のリスクをより低減させることが可能となる。この手技に求められる技能は、手技機器による補助のため低減している。この手技に求められる技能が低減するということは、従来技術による方法と比較して、より経験の少ない施術者でも、この手技を行うことができ、また、習得工程が大幅に短縮されることを意味する。国の関与する規定に従い、医師または外科医ではなく、医師でない臨床家、美容専門家または美容施術者、看護士または他の医療スタッフによる補助が大幅に可能となる可能性、または非治療的な完全に美容のための手技の主な部分を実際に実行する可能性がわずかにある。あるいは、医師でない臨床家が、医師による監督下で全手技を施すことが可能となり得る。
このシステムでは、既知の方法と比較して、創傷の数を大幅に低減させることができ、施術者は、いかなる位置でもリフトを行うことが可能となり、目立たない位置に出口部位を設ける必要がない。
各入口部位108は、たとえば異なる角度で植え込まれた3つの縫合糸アセンブリ110を含むことができる。各縫合糸アセンブリ110は、単一の、または複数の縫合糸を含むことができ、これらの縫合糸は頂部112で係留される。
縫合糸
図2に示すように、縫合糸アセンブリ110は、端部204で結ばれたループ状縫合糸202を含むことができる。結び目204は、隣接するトグル、ストッパ、または固締具206とともに、頂部でアンカ114を形成している。縫合糸202は、各側に交互に設けられた棘208を含む。底部では、縫合糸202は、ループ状の無棘ゾーン210になっている。棘208は、アンカ114の方に無棘ゾーン210とは離れて傾斜している。
縫合糸は、長さが345mmでよい。あるいは、顔面の異なるゾーンに合わせて、または異なる寸法の顔面に合わせて、複数の長さとしてもよく、たとえば長さが375mmとしてもよい。縫合糸は、厚さが0.3mmでよい。あるいは、異なる抗張力を得るために複数の厚さとしてもよい。アセンブリ100は、単一のループ状縫合糸202、複数のループ状縫合糸、複数の直線縫合糸、または単一の直線縫合糸から形成することができる。縫合糸は、結び目204を用いて固定することも、あるいは結び目ありで、またはなしで、成形またはその他の形でストッパ206に固定することもできる。
縫合糸202は、ポリプロピレンから、またはポリジオキサノンから押出し成形することができる。ポリジオキサノン材料は、生体適合性であり、かつ生体分解性である。したがってフェイスリフト効果は一時的であり、縫合糸は永久に植え込まれたまま残ることはない。このため、合併症のリスクもやはり低減する。
図3に示すように、棘208は、角度302が13°である。棘208は、各側で4mmの間隔304を置いて配置されている。棘は、挿入画に示すように、縫合糸の各側で互い違いに、または交互に2mmおきに配置されている。棘は、縫合糸に0.05mmの深さで切り込まれている。棘が互い違いになっていることによって、切込みによる縫合糸の有効径の減少が最小限に抑えられ、かつ抗張力が最大になる。これらのパラメータは、抗張力および持上げ力の分散を最適化するために注意深く選択される。
ループ状縫合糸の結び目204とは反対側の端部は、無棘ゾーン210となっている。この無棘ゾーン210は、長さが25mm〜65mmの間でよい。
縫合糸を組織に挿入すると、この無棘ゾーン210は、組織の外側に残ることになり、切断除去することができる。事実上、ループ状縫合糸によって、縫合糸が二重に挿入されることになり、その結果持上げ力が増すことになる。
ストッパ
図4に示すストッパ206は、生体分解性材料から成形することができる。この材料は分解されることになり、ストッパは永久に植え込まれたままとはならない。これによっても、合併症のリスクが低減する。しかし、ストッパは組織の内部に留まり、縫合糸と等しく、または縫合糸よりもゆっくりと分解することになり、したがってリフトの信頼性がシステムの有効期間にわたって保証されることになる。
ストッパは、縫合糸を定位置に係留させて、棘によって顔面組織にもたらされる持上げ力に対する反力をもたらすことができる。ストッパはまた、あるいは、縫合糸アセンブリ110をカニューレに押し込む(後述する)ことが可能となるように設けてもよい。
ストッパ206は、立方形、球形、円柱形、または円錐形でよい。ストッパ206は、直径が楕円の、1つまたは複数の内部チャネル402を有し、この楕円の直径は、その中を通る縫合糸よりも大きく、たとえば0.4〜0.8mmである。図4では、ストッパ206は、各側のより長い側部に翼部404があり、各側のより短い側部に凹部406がある切頭楕円錐台外側シェルとして示されている。翼部404は、長手軸に対して10°の角度でよい。
あるいは、ストッパ206は、凹部406なしで設けてもよい。さらなる代替形態では、ストッパ206を内部チャネル402なしで設けてもよく、その場合、縫合糸は結ぶか、下側の固定具またはループで、ストッパ206に成形またはその他の形で固定してもよい。
代替のストッパが、図14〜図16に示されている。図14では、ストッパ206および/または結び目204が、ループ1402に置き換えられ、このループは複数の棘1404(縫合糸1406の方へと反転している)を形成している。棘1404は、縫合糸1406の一部分でよく、30〜60°の間の角度で、長さが3mmでよい。図15では、ストッパ206は有棘ストッパ1502に置き換えられている。棘1504は、各側に、長手軸から30〜60°の角度で外方に突出した矢印先端形状として設けられている。この有棘ストッパ1502は、生体分解性材料から成形することができる。図16では、ストッパ206および/または結び目204が、ケージ構造体1602に置き換えられ、このケージ構造体1602は、縫合糸1604の方へと反転した端部が開口している。ケージ1602は、周辺リブ1606と、複数の湾曲ビーム1608とを含む。ケージ1602は、生体分解性材料から成形することができる。
ストッパ206に置き換えられるさらなる代替ストッパとして、ストッパが拡張状態にあるか、それとも圧縮状態にあるかに依存してストッパの直径を変更することができるように、弾性を呈する部分を有するストッパとしてもよい。特に、このさらなる代替ストッパは、その拡張状態では、そこからストッパを入れる入口部位の直径よりも大きい直径を有することができる(下記で説明する)。このように、このさらなる代替ストッパは、入口部位から出ることができないので、より優れた係留を実現することができる。たとえば、ストッパは、剛性部分と、剛性部分から突出した弾性部分とを備えることができる。特に、ストッパは、少なくとも2つの弾性部分間に介在する剛性部分を備えることができる。2つの弾性部分は、剛性部分の対向する両側から突出した少なくとも2つの翼部を備えることができ、これらの少なくとも2つの翼部は、互いの方に弾性に圧縮可能である。ストッパは、第1の直径を有することができ、少なくとも2つの翼部は、第1の直径よりも大きい第2の直径だけ横断方向に間隔を置いて配置されている。これらの翼部は、少なくとも2つの翼部間の横断方向の間隔を低減させることができるように、互いの方に十分弾性に圧縮可能とすることができる。
そのようなさらなる代替ストッパの一例は、図17〜図19に示すようなものである。図17では、ストッパ206は、翼付きストッパ1702に置き換えられている。この翼付きストッパ1702は、概ね円筒の形状を有する。しかし、翼付きストッパは、それだけに限られるものではないが、立方体、円錐、球などの他の形状を有してもよいことが当業者には明白であろう。翼付きストッパ1702は、第1の表面1704と、第2の表面1706とを備える。1対の翼部1708が、翼付きストッパ1702の底面1704の方に設けられている。翼部1708は、互いの方に圧縮可能であることによって、または互いから離れて拡張可能であることによって、弾性を呈する。
特定の一実施形態によれば、2つの翼部1708は、拘束されていない場合、翼付きストッパ1702が中に押し込まれることになるカニューレの直径よりも大きく間隔を置いて配置された端部1709を有する。しかし、翼付きストッパ1702がカニューレに押し込まれると(後述する)、2つの翼部1708は、互いの方に圧縮することができ、したがって翼部1708の端部1709同士が、カニューレの直径よりも小さい間隔となって、翼付きストッパ1702をカニューレ中に押し込むことが可能となる。カニューレから出ると、翼付きストッパ1702の2つの翼部1708は拡張して非圧縮位置に戻る。
図18は、翼付きストッパ1702の様々な断面図を示す。図19は、縫合糸アセンブリ110が、翼付きストッパ1702の内部チャネル1710に通された状態の、図17の翼付きストッパ1702を示す。図19に示す内部チャネル1710の直径は、内部チャネル1710の全長にわたって変動しているが、内部チャネル1710はまた、内部チャネルの全長にわたって一定の直径を有してもよいことを理解されたい。直径が一定の内部チャネルを有するストッパが、図20および図21に示されている。図20および図21は、直径が一定の内部チャネル1810を備える翼付きストッパ1802を示している。内部チャネル1710と1810とで直径に差があることから、第1の表面1804は対応する第1の表面1704とはわずかに異なる寸法を有する点を除いて、翼付きストッパ1802の他の部分は、図17〜図19に示したものと同じである。
挿入ハブ
アセンブリ110は、挿入前に、植込みを補助する挿入ハブ214を含む。この挿入ハブ214は、アセンブリ110の前端を手技機器に安定して連結し、したがって縫合糸をカニューレに容易に挿入し、通すことができるようになる。この挿入ハブは、ポリカーボネートまたはポリプロピレンから成形される。
図5に示すように、挿入ハブは、角度が24°、長さ502が19.75mm、かつ外径504が5.9mmの切頭円錐形である。その内部キャビティは、内径506が1.44mmの円として成形されている。外面には、手技機器を受けるための嵌合レッジ508と、間隔を置いて配置された、剛性を得るための4つのリブ510とが含まれている。
有効期間
縫合糸202、およびストッパ206は、植込み後、約18〜24か月で加水分解によって分解することになる。この時点以降、手技をやり直す必要が生じることになる。
縫合糸組立て工程
縫合糸202は押出し成形され、次いで棘208が縫合糸202に切り込まれる。2つの端部は、挿入ハブ214に通される。次いで、2つの端部はストッパ206、または上述の代替ストッパの任意のものに通される。次いで、結び目が、端部からXとYとの間、好ましくはZで形成される。このようにして、結び目204によってストッパ206を保持し、ストッパによって挿入ハブ214を保持する。したがって、アセンブリ110は、手技の前に滅菌容器内に自己充足的にパッケージングすることができる。
あるいは、複数のループを単一のハブおよび単一のストッパに通し、一くくりに結ぶ。ループの端部は、一体に成形しても、あるいは結び目ありで、または結び目なしでストッパに接着してもよい。縫合糸は、ループではなく、直線の縫合糸でも、複数の直線縫合糸でもよく、アンカ端部で結ぶことができる。
美容手技および手技キット
美容手技のための方法600を、図6に示す。麻酔剤を領域に施すことができる601。顎骨のすぐ上の、各頬の中央付近に入口部位を形成する602。プラスチックカニューレと、先端が鋭利な金属シャフトとを備える套管針を、入口部位から係留部位の方へと挿入する604。金属シャフトを引き抜き、挿入ハブを套管針と係合させる606。押込みロッドをストッパに着座させ、アンカ112を係留部位まで上方に搬送する608。カニューレを引き抜く610。押込みロッドを引き抜く612。顔面組織を所望の結果に従って再構成する614。縫合糸202に張力を加える。余分な縫合糸があれば切り落とす616。
特定の一実施形態によれば、方法600のステップ608で翼付きストッパ1702を使用する場合、2つの翼部1708は、互いの方に圧縮し、したがって2つの翼部は、翼付きストッパ1702の円筒部分とほぼ連続することになる。特に、翼付きストッパ1702の全径は、圧縮してカニューレの直径よりも小さくなり、それによって翼付きストッパ1702をカニューレ中に通して係留部位まで押し込むことが可能となる。係留部位に到達してカニューレから出ると、翼付きストッパ1702の2つの翼部1708は、拡張して非圧縮位置に戻り、したがって2つの翼部1708はカニューレの直径よりも大きく間隔を置いて配置されることになる。このようにすると、翼付きストッパ1702をカニューレ内に引き戻すことができなくなる。さらに、翼付きストッパ1702の2つの翼部1708は、非圧縮位置では、カニューレの直径よりも大きく間隔を置いて配置されるので、翼付きストッパ1702の全径は入口部位の直径よりも大きくなり、それによってアンカとして有効に作用し、顔面組織内に固定されたまま留まることになる。
入口部位は、図7に示すように、入口パンチ700を用いて形成される。入口パンチは、殺菌不活性ガス内で封止カバーされた殺菌状態で出荷することができる。入口パンチ700は、皮膚を穿刺して入口部位用の初期開口を作成するように、先端が鋭利に斜切された中空金属シャフトを有する。
套管針800を、図8に示す。套管針800は、プラスチックからカニューレ802と一体に成形される。図9および図10は、カニューレ802に挿入された金属シャフト804を示す。シャフト804は、カニューレ802から延びる鋭利な先端806を有することができる。套管針800と、シャフト804とは、殺菌不活性ガス内で封止カバーされた殺菌状態でともに出荷することができる。あるいは、套管針800と、シャフト804とは、別々に供給してもよい。カニューレ802およびシャフト804は、長さが45mmまたは100mmでよい。カニューレ802は、組織に入れる補助となるように、わずかにテーパの付いた先端を有する。鋭利な先端806は、組織に入れる補助となるように、長手軸から45〜30°の角度となっている。
カニューレ802は、あるいは金属から押出し成形してもよく、かつ/または金属シャフト804と同じ、またはそれよりも高い硬度を有してもよい。
代替套管針800を、図13に示す。代替套管針800は、挿入工程中の操作および制御の補助となる親指および人さし指把持部1302を有する。この把持部1302は、滑止め表面から作成され、挿入中に施術者が指を滑らせる可能性を最小限に抑えるように、弓形になっている。
挿入ハブ214は、図11に示すように、套管針800と係合する。図12a〜図12cは、ストッパ206をカニューレ802に押し込むが、カニューレの端部を越えて押し込むことはない押込みロッド900を示す。押込みロッド900は、図12cでは、施術者がロッドを出し入れするように動かすためのハンドルとして使用するシリコンカバー1202を含む。
押込みロッド900は、ストッパ206と係合して、ストッパ206をカニューレ内に確実に押し込むように設計された座部を含んでもよい。この座部は、ねじれまたは絡まりを回避し、引抜き時に容易に係合解除するように、ストッパ206周辺で力を分散させなければならない。
あるいは、挿入ハブ214は分注しておいてもよく、その場合、套管針800は、押込みロッド900によって、着座したストッパ206をカニューレ802に直接挿入することができるように案内された入口を含む。
本発明の例示的な実施形態について詳細に説明してきたが、本発明の範囲内で多くの変形形態が可能であることが当業者には明白であろう。
100 システム
102 頬
104 こめかみ
106 額
108 入口部位
110 縫合糸アセンブリ
112 頂部
114 アンカ
202 ループ状縫合糸
204 端部、結び目
206 ストッパ
208 棘
210 無棘ゾーン
214 挿入ハブ
402、1710、1810 内部チャネル
404 翼部
406 凹部
508 嵌合レッジ
510 リブ
700 入口パンチ
800 套管針
802 カニューレ
804 金属シャフト
806 鋭利な先端
900 押込みロッド
1202 シリコンカバー
1302 把持部
1402 ループ
1404、1504 棘
1406、1604 縫合糸
1502 有棘ストッパ
1602 ケージ構造体
1606 周辺リブ
1608 湾曲ビーム
1702、1802 翼付きストッパ
1704 第1の表面
1706 第2の表面
1708 翼部
1709 端部

Claims (39)

  1. 剛性部分と、前記剛性部分から突出した弾性部分とを備えるストッパを備える、縫合糸アセンブリに使用するためのアンカ。
  2. 前記ストッパが、少なくとも2つの弾性部分間に介在する剛性部分を備え、前記少なくとも2つの弾性部分が、前記剛性部分から突出している、請求項1に記載のアンカ。
  3. 前記少なくとも2つの弾性部分が、前記剛性部分の対向する両側から突出した少なくとも2つの翼部を備え、前記少なくとも2つの翼部が、互いの方に弾性に圧縮可能である、請求項2に記載のアンカ。
  4. 前記ストッパが、第1の直径を有し、前記少なくとも2つの翼部が、前記第1の直径よりも大きい第2の直径だけ横断方向に間隔を置いて配置され、前記翼部が、前記少なくとも2つの翼部間の前記横断方向の間隔を低減させることができるように、互いの方に十分弾性に圧縮可能である、請求項3に記載のアンカ。
  5. 前記ストッパが、円柱、立方体、円錐、または球である、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンカ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンカと、
    前記アンカに係合された2つの端部を有し、2つの有棘ゾーンと、前記アンカとは離れた無棘ゾーンとを有するループ状縫合糸と
    を備え、前記棘が、前記アンカの方に、かつ/または前記無棘ゾーンとは離れて傾斜している、縫合糸アセンブリ。
  7. 各々が前記アンカの方に傾斜した複数の棘を有する複数のループ状縫合糸を備える、請求項6に記載の縫合糸アセンブリ。
  8. 前記アンカが、前記ループ状縫合糸の一端部に結び目をさらに備え、前記複数のループ状縫合糸の各々が、前記ストッパの方に傾斜した複数の棘を有し、前記ストッパが前記結び目に当接している、請求項6または7に記載の縫合糸アセンブリ。
  9. 前記棘が、互い違いに設けられている、請求項6から8のいずれか一項に記載の縫合糸アセンブリ。
  10. 前記縫合糸が、前記アンカに成形または固定されている、請求項6または7に記載の縫合糸アセンブリ。
  11. 前記アンカが、前記縫合糸の前記端部に結び目を備え、前記ストッパが前記結び目に当接している、請求項6または7に記載の縫合糸アセンブリ。
  12. 前記ストッパが、前記縫合糸が中を通るための内部チャネルを含む、請求項11に記載の縫合糸アセンブリ。
  13. 前記アンカが、前記縫合糸の前記端部に、複数のより大きい棘を備える、請求項6または7に記載の縫合糸アセンブリ。
  14. 挿入ハブをさらに備える、請求項6から13のいずれか一項に記載の縫合糸アセンブリ。
  15. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンカと、
    各々が前記アンカに係合された一端部を有し、有棘ゾーンを有し、前記棘が、前記アンカの方に傾斜している、1本または複数本の縫合糸と
    を備える、縫合糸アセンブリ。
  16. 1本または複数本の有棘縫合糸を設けるステップと、
    前記縫合糸の端部を挿入ハブに挿入するステップと、
    前記縫合糸の前記端部を請求項1から5のいずれか一項に記載のストッパに挿入するステップと、
    前記縫合糸の前記端部を結ぶステップと
    を含む、縫合糸キットを組み立てる方法。
  17. 前記有棘縫合糸が、ループ状縫合糸である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記有棘縫合糸が、直線縫合糸である、請求項16に記載の方法。
  19. 1本または複数本の有棘縫合糸を設けるステップと、
    前記縫合糸の端部を請求項1から5のいずれか一項に記載のストッパに成形または固定するステップと、
    前記縫合糸を挿入ハブに挿入するステップと
    を含む、縫合糸キットを組み立てる方法。
  20. 患者の顔面組織にチャネルを穿孔するように構成された鋭利なシャフトと、
    穿孔中に前記鋭利なシャフトを取り囲み、前記シャフトの引抜き後、有棘縫合糸アセンブリの植込みを可能とするように構成されたカニューレと
    を備える、套管針アセンブリ。
  21. 複数の有棘縫合糸アセンブリを、単一の入口部位から異なる向きで植え込むように構成された、請求項20に記載の套管針アセンブリ。
  22. 前記シャフトが引き抜かれた後、前記縫合糸アセンブリを前記カニューレ内に搬送するように構成された押込みロッドをさらに備える、請求項20または21に記載の套管針アセンブリ。
  23. 前記押込みロッドが、前記カニューレの引抜き中に、前記縫合糸アセンブリを定位置で保持するようにさらに構成される、請求項22に記載の套管針アセンブリ。
  24. 前記押込みロッドが、搬送中に、前記縫合糸アセンブリ内でストッパと実質的に均一に係合し、前記押込みロッドの引抜き時に実質的に係合解除するように構成された座部をさらに備える、請求項23に記載の套管針アセンブリ。
  25. 植込みおよび/または引抜き中の把持滑りを低減させるように構成された、指および親指載せ台を前記カニューレにさらに備える、請求項20から24のいずれか一項に記載の套管針アセンブリ。
  26. 挿入ハブを受けて、前記縫合糸アセンブリを前記押込みロッドによって搬送するように構成された、請求項22から24のいずれか一項に記載の套管針アセンブリ。
  27. 前記カニューレに挿入するための、前記押込みロッドに着座した前記ストッパを受けるように構成された案内入口をさらに備える、請求項24に記載の套管針アセンブリ。
  28. 前記鋭利なシャフトが金属であり、前記カニューレがプラスチックである、請求項20から27のいずれか一項に記載の套管針アセンブリ。
  29. 前記鋭利なシャフトが金属であり、前記カニューレが金属である、請求項20から27のいずれか一項に記載の套管針アセンブリ。
  30. 前記単一の入口部位を形成する孔パンチをさらに備える、請求項21に記載の套管針アセンブリ。
  31. 非外科的な非治療的美容手技のための方法であって、
    複数の有棘縫合糸アセンブリを単一の入口部位から患者の顔ゾーン内に複数の向きで設けるステップと、
    所望の結果に従って顔面組織を再構成するステップと、
    各縫合糸に張力を加えるステップと、
    各縫合糸を切り落とすステップと
    を含む、方法。
  32. 前記入口部位を形成するステップをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  33. 各向きについて複数のチャネルを形成するステップをさらに含む、請求項32に記載の方法。
  34. 請求項6から15のいずれか一項に記載の縫合糸アセンブリをチャネルに挿入するステップをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記チャネルが、出口部位を有しない、請求項34に記載の方法。
  36. 前記縫合糸アセンブリを前記チャネルに挿入するステップが、前記縫合糸アセンブリを、前記チャネル内に配置されたカニューレの端部まで押し込むステップを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記縫合糸アセンブリを前記カニューレに挿入する前記ステップの間、前記ストッパが圧縮状態にあり、前記カニューレの前記端部から出ると、前記ストッパが拡張状態になる、請求項36に記載の方法。
  38. 前記圧縮状態では、前記ストッパが、前記カニューレの直径以下の直径を有し、前記拡張状態では、前記ストッパが、前記カニューレの前記直径よりも大きい直径を有する、請求項37に記載の方法。
  39. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンカと、前記アンカに係合された一端部を有し、有棘ゾーンと、前記アンカとは離れた無棘ゾーンとを有する少なくとも1本の縫合糸とを含む縫合糸アセンブリであって、前記棘が、前記アンカの方に、かつ/または前記無棘ゾーンとは離れて傾斜している、縫合糸アセンブリと、
    患者の顔面組織にチャネルを穿孔するように構成された鋭利なシャフトと、
    穿孔中に前記鋭利なシャフトを取り囲むように構成されたカニューレと、
    前記シャフトが引き抜かれた後、前記縫合糸アセンブリを前記カニューレ内に搬送するように構成された押込みロッドと
    を備える、美容増進のためのシステム。
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