JP2016514114A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2016514114A5
JP2016514114A5 JP2015561981A JP2015561981A JP2016514114A5 JP 2016514114 A5 JP2016514114 A5 JP 2016514114A5 JP 2015561981 A JP2015561981 A JP 2015561981A JP 2015561981 A JP2015561981 A JP 2015561981A JP 2016514114 A5 JP2016514114 A5 JP 2016514114A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
administration
mva
tcid
pharmaceutical composition
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015561981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016514114A (ja
JP6480875B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/EP2014/000693 external-priority patent/WO2014139687A1/en
Publication of JP2016514114A publication Critical patent/JP2016514114A/ja
Publication of JP2016514114A5 publication Critical patent/JP2016514114A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6480875B2 publication Critical patent/JP6480875B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、少なくとも10TCID50の用量のMVAをヒトの新生児に投与することを含む、ヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児における、ポックスウイルスに対する防御免疫応答を誘発する方法に関する。
本発明は、ヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児において、ポックスウイルスに対する防御免疫応答を誘導するための組成物及び方法を包含する。一実施態様においては、本発明は、少なくとも10TCID50の用量のMVAをヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児に投与することを含み、前記投与が、生後6ヶ月より前に、好ましくは投与2週間以内に、ヒトの新生児にポックスウイルスに対する防御T−細胞及びB−細胞応答を誘導する。最も好ましくは、免疫応答は、MVAの2度目の投与なしで誘導される。
好ましくは、投与は、ポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する。最も好ましくは、投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する。
本発明は、ヒトの新生児又は幼児における、ポックスウイルスに対する防御免疫応答を誘発するための組成物及び方法を包含する。一実施態様においては、本発明は、少なくとも10TCID50の用量のMVAをヒトの新生児又は幼児に投与することを含む。MVAは、免疫系が完全に成熟する前のヒトの新生児又は幼児に投与することができる。
本発明は、更に、ヒトの新生児又は幼児において、ポックスウイルスに対する防御免疫応答を誘発するために使用されるMVAを含む。
T−細胞応答を誘発するものを含む、任意の抗原は、本発明の組換え型MVAにより発現することができる。ウイルス、細菌、真菌及びがん抗原が好ましい。好ましい抗原は、上述したウイルス又は細菌のいずれかの抗原である。HIV−1抗原、デング熱ウイルス抗原、炭疽菌抗原、はしかウイルス抗原、インフルエンザウイルス抗原、ピコナウイルス抗原、コロナウイルス抗原、及び呼吸器合抱体ウイルス抗原が、特に好ましい抗原である。好ましくは、抗原は異種抗原又は新抗原である。本発明との関連において、「新抗原」という用語は、ポックスウイルスベクターによって自然には発現されない抗原を意味する。
本発明の医薬組成物、ワクチン、又は医薬、MVAの調整は、生理学的に許容される形状に変換し得る。これは、天然痘に対するワクチン接種のために使用されるポックスウイルスワクチンの調製における経験に基づいて実施することができる(Sticklら、1974に記載されている)。精製したウイルスは、液体中で凍結し、−20℃又は−80℃に保存することができる。好ましくは、ウイルスは5×10TCID50/mlの力価を有し、緩衝溶液、例えば、10mM Tris,140mM NaCl,pH 7.4中に製剤化することができる。
防御免疫応答
本発明は、ある量のMVAをヒトの新生児又は幼児に投与することにより、ポックスウイルスに対する防御免疫応答を誘発することを含む。好ましくは、この投与により、ヒトの新生児又は生後6ヶ月より前の幼児においてポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答が誘発される。最も好ましくは、免疫応答は、MVAの2度目の投与なしで誘発される。本発明との関連において、「免疫応答がMVAの2度目の投与なしで誘発される」という表現は、免疫応答がMVAの2度目の(すなわち、追加)の用量の投与に依存しないことを意味する。免疫応答は、最初の投与により誘発される。したがって、本発明との関連において、「免疫応答がMVAの2度目の投与なしで誘発される」という表現は、2度目の投与が実施されないことを意味せず、これは、2度目の投与が防御免疫応答を誘発するのに必要でないことのみを意味する。ある実施態様においては、2度目又はそれ以降の投与が実施される。2度目又はそれ以降の投与は、免疫応答のレベルを増強し、及び/又は免疫応答の期間を延長し得る。
好ましくは、防御免疫応答は、ポックスウイルス、特にオルソポックスウイルスに対するものである。ある実施態様においては、ポックスウイルスはワクシニアウイルス又は天然痘ウイルスである。最も好ましくは、防御免疫応答は天然痘に対するものである。
組成物
本発明は、防御免疫応答を誘発するために幼児又は新生児に投与するための少なくとも10TCID50の用量のMVAを含む、医薬組成物及びワクチンを含む。好ましくは、組成物は、10TCID50、2×10TCID50、3×10TCID50、4×10TCID50、5×10TCID50、6×10TCID50、7×10TCID50、8×10TCID50、9×10TCID50、又は10TCID50のMVAを含む。特に好ましい用量は、2×10TCID50、3×10TCID50、4×10TCID50、5×10TCID50、6×10TCID50、7×10TCID50、8×10TCID50、9×10TCID50、又は10TCID50のMVAである。特に好ましくは、10TCID50の用量である。
なお、本願は特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る:
1.少なくとも10 TCID 50 の用量のMVAをヒトの新生児に投与することを含む、ヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児において痘瘡ウイルスに対する防御免疫応答を誘導する方法であって、前記投与が、MVAの2度目の投与なしで、生後6ヶ月より前にヒトの新生児に痘瘡ウイルスに対する防御T−細胞及びB−細胞応答を誘導する、前記方法。
2.前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、上記1記載の方法。
3.前記投与がヒトの新生児に実施される、上記1記載の方法。
4.前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、上記1記載の方法。
5.前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記1記載の方法。
6.前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記1記載の方法。
7.前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記1記載の方法。
8.MVAの1回以上の追加投与を更に含む、上記1記載の方法。
9.前記MVAが組換え型MVAである、上記1記載の方法。
10.前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、上記9記載の方法。
11.少なくとも10 TCID 50 の用量のMVAをヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児に投与することを含む、ヒトの新生児又は幼児において痘瘡ウイルスに対する防御免疫応答を誘導する方法であって、前記投与が、投与2週間以内にヒトの新生児又は幼児において痘瘡ウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘導する、前記方法。
12.前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、上記11記載の方法。
13.前記投与がヒトの新生児に実施される、上記11記載の方法。
14・前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、上記11記載の方法。
15.前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記11記載の方法。
16.前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記11記載の方法。
17.前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記11記載の方法。
18.MVAの1回以上の追加投与を更に含む、上記11記載の方法。
19.前記MVAが組換え型MVAである、上記11記載の方法。
20.前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、上記19記載の方法。
21.少なくとも10 TCID 50 の用量のMVAをヒトの新生児に投与することを含む、ヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児における痘瘡ウイルスに対する防御免疫応答を誘導において使用するためのMVAであって、前記投与が、MVAの2度目の投与なしで、生後6ヶ月より前にヒトの新生児に痘瘡ウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘導する、前記MVA。
22.前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、上記21記載のMVA。
23.前記投与がヒトの新生児に実施される、上記21記載のMVA。
24.前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、上記21記載のMVA。
25.前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記21記載のMVA。
26.前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記21記載のMVA。
27.前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記21記載のMVA。
28.MVAの1回以上の追加投与を更に含む、上記21記載のMVA。
29.前記MVAが組換え型MVAである、上記21記載のMVA。
30.前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、上記29記載のMVA。
31.少なくとも10 TCID 50 の用量のMVAをヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児に投与することを含む、ヒトの新生児又は幼児における痘瘡ウイルスに対する防御免疫応答を誘導において使用するためのMVAであって、前記投与が、投与2週間以内にヒトの新生児又は幼児において痘瘡ウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘導する、前記MVA。
32.前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、上記31記載のMVA。
33.前記投与がヒトの新生児に実施される、上記31記載のMVA。
34.前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、上記31記載のMVA。
35.前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記31記載のMVA。
36.前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記31記載のMVA。
37.前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、上記31記載のMVA。
38.MVAの1回以上の追加投与を更に含む、上記31記載のMVA。
39.前記MVAが組換え型MVAである、上記31記載のMVA。
40.前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、上記39記載のMVA。

Claims (56)

  1. 少なくとも10 の50%組織培養感染価(TCID 50 の用量の変異ワクシニアウイルスアンカラ(MVA)をヒトの新生児に投与することを含む、ヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児におけるポックスウイルスに対する防御免疫応答誘導のための医薬の製造のためのMVAの使用であって、前記投与が、MVAの2度目の投与なしで、生後6ヶ月より前にヒトの新生児にポックスウイルスに対する防御T−細胞及びB−細胞応答を誘導する、前記使用
  2. 前記投与において、MVAの2度目の投与が実施されない、請求項1に記載の使用。
  3. 上記用量が10 TCID 50 〜9×10 TCID 50 である、請求項1または2に記載の使用。
  4. 上記用量が10 TCID 50 〜6×10 TCID 50 である、請求項3に記載の使用。
  5. 上記用量が10 TCID 50 〜3×10 TCID 50 である、請求項4に記載の使用。
  6. 前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、請求項1〜5のいずれか1つに記載の使用
  7. 前記投与がヒトの新生児に実施される、請求項1〜6のいずれか1つに記載の使用
  8. 前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、請求項1〜7のいずれか1つに記載の使用
  9. 前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項1〜8のいずれか1つに記載の使用
  10. 前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項1〜9のいずれか1つに記載の使用
  11. 前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項1〜10のいずれか1つに記載の使用
  12. MVAの1回以上の追加投与を更に含む、請求項1、3〜11のいずれか1つに記載の使用
  13. 前記MVAが組換え型MVAである、請求項1〜12のいずれか1つに記載の使用
  14. 前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、請求項13記載の使用
  15. 少なくとも10 の50%組織培養感染価(TCID 50 の用量の変異ワクシニアウイルスアンカラ(MVA)をヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児に投与することを含む、ヒトの新生児又は幼児におけるポックスウイルスに対する防御免疫応答誘導のための医薬の製造のためのMVAの使用であって、前記投与が、投与2週間以内にヒトの新生児又は幼児においてポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘導する、前記使用
  16. 前記投与において、MVAの2度目の投与が実施されない、請求項15に記載の使用。
  17. 上記用量が10 TCID 50 〜9×10 TCID 50 である、請求項15または16に記載の使用。
  18. 上記用量が10 TCID 50 〜6×10 TCID 50 である、請求項17に記載の使用。
  19. 上記用量が10 TCID 50 〜3×10 TCID 50 である、請求項18に記載の使用。
  20. 前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、請求項15〜19のいずれか1つに記載の使用
  21. 前記投与がヒトの新生児に実施される、請求項15〜20のいずれか1つに記載の使用
  22. 前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、請求項15〜21のいずれか1つに記載の使用
  23. 前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項15〜22のいずれか1つに記載の使用
  24. 前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項15〜23のいずれか1つに記載の使用
  25. 前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項15〜24のいずれか1つに記載の使用
  26. MVAの1回以上の追加投与を更に含む、請求項15、17〜25のいずれか1つに記載の使用
  27. 前記MVAが組換え型MVAである、請求項15〜26のいずれか1つに記載の使用
  28. 前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、請求項27記載の使用
  29. 少なくとも10 の50%組織培養感染価(TCID 50 の用量の変異ワクシニアウイルスアンカラ(MVA)をヒトの新生児に投与することを含む、ヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児におけるポックスウイルスに対する防御免疫応答誘導において使用するための、MVAを含む医薬組成物であって、前記投与が、MVAの2度目の投与なしで、生後6ヶ月より前にヒトの新生児にポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘導する、前記医薬組成物
  30. 前記投与において、MVAの2度目の投与が実施されない、請求項29に記載の医薬組成物。
  31. 上記用量が10 TCID 50 〜9×10 TCID 50 である、請求項29または30に記載の医薬組成物。
  32. 上記用量が10 TCID 50 〜6×10 TCID 50 である、請求項31に記載の医薬組成物。
  33. 上記用量が10 TCID 50 〜3×10 TCID 50 である、請求項32に記載の医薬組成物。
  34. 前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、請求項29〜33のいずれか1つに記載の医薬組成物
  35. 前記投与がヒトの新生児に実施される、請求項29〜34のいずれか1つに記載の医薬組成物
  36. 前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、請求項29〜35のいずれか1つに記載の医薬組成物
  37. 前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項29〜36のいずれか1つに記載の医薬組成物
  38. 前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項29〜37のいずれか1つに記載の医薬組成物
  39. 前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項29〜38のいずれか1つに記載の医薬組成物
  40. MVAの1回以上の追加投与を更に含む、請求項29、31〜39のいずれか1つに記載の医薬組成物
  41. 前記MVAが組換え型MVAである、請求項29〜40のいずれか1つに記載の医薬組成物
  42. 前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、請求項29〜41のいずれか1つに記載の医薬組成物
  43. 少なくとも10 の50%組織培養感染価(TCID 50 の用量の変異ワクシニアウイルスアンカラ(MVA)をヒトの新生児又は生後6ヶ月未満の幼児に投与することを含む、ヒトの新生児又は幼児におけるポックスウイルスに対する防御免疫応答誘導において使用するための、MVAを含む医薬組成物であって、前記投与が、投与2週間以内にヒトの新生児又は幼児においてポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘導する、前記医薬組成物
  44. 前記投与において、MVAの2度目の投与が実施されない、請求項43に記載の医薬組成物。
  45. 上記用量が10 TCID 50 〜9×10 TCID 50 である、請求項43または44に記載の医薬組成物。
  46. 上記用量が10 TCID 50 〜6×10 TCID 50 である、請求項45に記載の医薬組成物。
  47. 上記用量が10 TCID 50 〜3×10 TCID 50 である、請求項46に記載の医薬組成物。
  48. 前記投与が、生後2ヶ月未満のヒトの幼児に実施される、請求項43〜47のいずれか1つに記載の医薬組成物
  49. 前記投与がヒトの新生児に実施される、請求項43〜48のいずれか1つに記載の医薬組成物
  50. 前記投与が、出生後72時間以内にヒトの新生児に実施される、請求項43〜49のいずれか1つに記載の医薬組成物
  51. 前記投与が、オルソポックスウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項43〜50のいずれか1つに記載の医薬組成物
  52. 前記投与が、ワクシニアウイルスに対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項43〜51のいずれか1つに記載の医薬組成物
  53. 前記投与が、天然痘に対する防御T−及びB−細胞応答を誘発する、請求項43〜52のいずれか1つに記載の医薬組成物
  54. MVAの1回以上の追加投与を更に含む、請求項43、45〜53のいずれか1つに記載の医薬組成物
  55. 前記MVAが組換え型MVAである、請求項43〜54のいずれか1つに記載の医薬組成物
  56. 前記投与が、前記組換え型MVAによりコードされる異種抗原に対するT−及びB−細胞応答を誘発する、請求項55記載の医薬組成物
JP2015561981A 2013-03-15 2014-03-14 単一高用量のmvaは、新生児及び幼児において防御免疫応答を引き起こす Active JP6480875B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361788722P 2013-03-15 2013-03-15
US61/788,722 2013-03-15
PCT/EP2014/000693 WO2014139687A1 (en) 2013-03-15 2014-03-14 Single high dose of mva induces a protective immune response in neonates and infants

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016514114A JP2016514114A (ja) 2016-05-19
JP2016514114A5 true JP2016514114A5 (ja) 2018-04-05
JP6480875B2 JP6480875B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=50389388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015561981A Active JP6480875B2 (ja) 2013-03-15 2014-03-14 単一高用量のmvaは、新生児及び幼児において防御免疫応答を引き起こす

Country Status (17)

Country Link
US (1) US9707291B2 (ja)
EP (2) EP3708187A1 (ja)
JP (1) JP6480875B2 (ja)
KR (1) KR102269491B1 (ja)
CN (1) CN105101993A (ja)
AU (4) AU2014231229A1 (ja)
BR (1) BR112015021781A2 (ja)
CA (1) CA2905569C (ja)
EA (1) EA034825B1 (ja)
HK (1) HK1216860A1 (ja)
IL (1) IL241059B (ja)
MX (1) MX2015011388A (ja)
MY (1) MY175269A (ja)
SG (2) SG11201507192SA (ja)
UA (1) UA126785C2 (ja)
WO (1) WO2014139687A1 (ja)
ZA (1) ZA201507017B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105101993A (zh) * 2013-03-15 2015-11-25 巴法里安诺迪克有限公司 单次高剂量的mva在新生儿和婴儿中诱导保护性免疫反应
DK3116541T3 (da) 2014-03-12 2020-02-24 Bavarian Nordic As Anvendelse af olie-og-vand-emulsioner til forøgelse af b-celleresponser med modificerede vaccinia-ankara-virus

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9117596D0 (en) * 1991-08-15 1991-10-02 John Gibson Lifting Gear Ltd Pulling system
US5471902A (en) * 1994-02-22 1995-12-05 Athenry Enterprises Limited Tuning system for pianos
US7097842B2 (en) * 2000-11-23 2006-08-29 Bavarian Nordic A/S Modified vaccinia virus ankara for the vaccination of neonates
US7628980B2 (en) * 2000-11-23 2009-12-08 Bavarian Nordic A/S Modified vaccinia virus ankara for the vaccination of neonates
US7445924B2 (en) * 2000-11-23 2008-11-04 Bavarian Nordic A/S Modified Vaccinia Ankara virus variant and cultivation method
EE05680B1 (et) * 2000-11-23 2013-10-15 Bavarian Nordic A/S Muundatud vaktsiiniaviirus, selle valmistamine ja kasutamine, seda sisaldav farmatseutiline kompositsioon ning vaktsiin
KR101028937B1 (ko) 2002-04-19 2011-04-12 버베리안 노딕 에이/에스 신생아의 백신접종용 변형 백시니아 바이러스 안카라
US7501127B2 (en) * 2002-05-16 2009-03-10 Bavarian Nordic A/S Intergenic regions as novel sites for insertion of HIV DNA sequences in the genome of Modified Vaccinia virus Ankara
LT1855720T (lt) * 2005-02-23 2017-01-10 Bavarian Nordic A/S Modifikuoto raupų viruso panaudojimas greitam imuniteto sužadinimui prieš raupų virusą arba kitus infekcinius agentus
CA2662730A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-13 Bavarian Nordic A/S Phenotypic and genotypic differences of mva strains
WO2009152969A1 (en) 2008-06-20 2009-12-23 Bavarian Nordic A/S Recombinant modified vaccinia virus measles vaccine
JP2013507107A (ja) * 2009-10-08 2013-03-04 バヴァリアン・ノルディック・アクティーゼルスカブ Hivに対するヒトにおける広範なt細胞応答の生成
US9463238B2 (en) * 2011-12-09 2016-10-11 Bavarian Nordic A/S Recombinant poxvirus vector comprising tetanus toxin fragment C
US10111946B2 (en) * 2012-06-22 2018-10-30 Bavarian Nordic A/S Poxviral vectors for low antibody response after a first priming immunization
KR102264852B1 (ko) * 2012-08-01 2021-06-14 버베리안 노딕 에이/에스 재조합 변형된 백시니아 바이러스 앙카라(ankara) (mva) 호흡기 신시티알 바이러스(rsv) 백신
CN105101993A (zh) * 2013-03-15 2015-11-25 巴法里安诺迪克有限公司 单次高剂量的mva在新生儿和婴儿中诱导保护性免疫反应

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Rawat et al. COVID-19 vaccine: A recent update in pipeline vaccines, their design and development strategies
DK1420822T4 (en) Modified vaccinia virus Ankara for vaccination of newborns
JP6943908B2 (ja) 迅速かつ持続的な免疫学的治療法
US9173933B2 (en) Recombinant modified vaccinia virus Ankara influenza vaccine
EP2094299A1 (en) Recombinant modified vaccinia virus ankara (mva)-based vaccine for the avian flu
AU2022235527B2 (en) Single high dose of mva induces a protective immune response in neonates and infants
Lambe Novel viral vectored vaccines for the prevention of influenza
CN109689093B (zh) 适合于粘膜递送的冷适应的和毒力因子缺失的活减毒疫苗
JP2016514114A5 (ja)
Dawar et al. Current status of the coronavirus vaccination development: a review
DK2627774T3 (en) INFLUENZAVACCINE BASED ON RECOMBINANT MODIFIED VACCINIAVIRUS ANKARA (VAT)
WO2022269003A1 (en) MVA-BASED VACCINE EXPRESSING A PREFUSION-STABILIZED SARS-CoV-2 S PROTEIN
Knudsen Alphavirus replicon-based strategies for vaccination
Sulashvili et al. THE SCIENTIFIC DISCUSSION OF THE ISSUE AND POSSIBILITIES OF COVID-19 VACCINES ELABORATION PROPOSITIONS FOR PRECLUSION OF THE CORONAVIRUS INFECTION DISEASES IN THE WORLD
NZ711569B2 (en) Single high dose of mva induces a protective immune response in neonates and infants