JP2016513775A - 単一のオーバーモールド特徴部を有するファンスペーサ - Google Patents

単一のオーバーモールド特徴部を有するファンスペーサ Download PDF

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Abstract

本発明は、ファンアセンブリにおける一対の隣接するブレード間に配置されるファンスペーサとその製造方法に関する。ファンスペーサは、一対の隣接するブレード間の空気を導くために形成された気流面を含むスペーサ本体を有する。気流面は、両側部が一対の隣接するブレードに対応するように、形成されている。オーバーモールド特徴部は、スペーサ本体の気流面に成形される。そのオーバーモールド特徴部は、気流面に侵食コーティングと、2つの両側部にシールと、を含む。シールは、気流面の両側部で一対の隣接するブレードに対して接着するために構成されている。

Description

本出願は、2013年5月15日出願され、発明の名称が「Fan Spacer Having Unitary Over Molded Feature」である米国仮特許出願番号13/833,162号明細書の利益を主張するものであり、同仮特許出願明細書は、参照によって本明細書に援用される。
本発明は、ジェットエンジンや他のターボエンジンに用いられるファンスペーサ、環状フィラー、または、ファンプラットフォームに関する。
ジェットエンジンは、航空機を動かし、推進力を提供するために用いられる。それらジェットエンジンは、通常、ガスタービンを有する。ガスタービンは、その先端が吸気であり、エンジンの圧縮機セクション内で空気を圧縮し、圧縮ガスに燃料を噴射し、高圧ガスや高速ガスを生成するためにそのガスを燃焼させて、タービンセクションからガスを排出する。ジェットエンジンにおいて、圧縮機およびタービン要素は、実質的にエンジンの長さにわたり、その先端付近のファンを支持する単一の軸に沿って、配置されている。エンジンの動作中、タービンは、圧縮機とファンとの両方を回転させる軸の回転を駆動する。ファンのブレードが回転するように、それらは、エンジンの推進力の大部分を生成する空気を前へ押出す。多くの場合、ファンによって動く空気の大部分は、エンジンのガスタービンセクションを通って流れないバイパス空気である。
エンジンの代表的なファンセクションは、環状のファンケースと、そのファンケースに向かって軸からほぼ半径方向に延びるさまざまなファンブレードを支持する軸の先端と、を有する。軸の先端には、ファンブレードの前にファンの吸気口に入る空気の流れを導くノーズコーンが最初に設けられる。ファンブレードの根元周りの空気の流れをさらに制御するために、ノーズコーンの下流端部に、通常、ブレードの根元間の周方向のギャップに広がるファンスペーサ(環状フィラーやファンプラットフォームとして知られている)が設けられている。
ブレード間の取り付けの前に、ファンスペーサは、通常、それらの気流面(airflow surface)に侵食コーティングを別々に受け、隣接するファンブレードとの接触に対してそれらの端部に接着されるシールを有する。一方のシールは、隣接するブレードの一方の背面または下流面に対して接着し、また、他方のシールは、隣接するブレードの他方の正面または上流面に対して接着する。ファンスペーサの本体を形成する工程、および、侵食コーティングとシールとを成形するために用いられる工程は、互いに非常に異なっている。このため、従来、ファンスペーサの本体は、第1の場所で作られ、その後、対向面に吹き付けられる侵食コーティングと、対向面に接着または取り付けられるシールとを有するために、ファンスペーサが異なる場所に送られる。
このため、この複数位置の生産スキーマ(production schema)は、コストがかかり、非効率であり、その結果、生産の障害となる。よって、ファンスペーサを作るために改善された工程が必要である。
開示された本発明は、改良されたファンスペーサ構造およびそのファンスペーサを製造する工程を提供し、ファンスペーサを形成するために、複数の異なる工程(例えば、スペーサ本体形成、侵食コーティング吹き付け、シールの取付など)が必要とされる複数位置の生産における現在の問題を克服する。
本発明は、気流面を有するファンスペーサまたは他の構成部品、および、その製造に関連する方法を提供する。侵食コーティングおよびシールは、構成部品の本体上にオーバーモールドされる。これは、侵食コーティングとシールとの両方がスペーサまたは本体上の所定の位置に形成され、同じ製造器具の一部を共有することができることを意味する。また、生産工程の効率を非常に改善し、このような部品の生産を以前に阻害していた異なる工程を排除する。
本発明の一態様によれば、ファンスペーサは、ファンアセンブリにおいて、一対の隣接するブレード間に配置されている。このファンスペーサは、一対の隣接するブレード間の空気を導くために形成された気流面を備えたスペーサ本体を含む。気流面は、2つの両側部が一対の隣接するブレードに対応するように、作られている。オーバーモールド特徴部は、スペーサ本体の気流面上に成形される。このオーバーモールド特徴部は、気流面を覆う侵食コーティングと、2つの両側部にシールと、の両方を含む。シールは、気流面の両側部に一対の隣接するブレードに対して接着するために構成されている。
それらが一緒に成形されるように、侵食コーティングとシールは、単一で、互いに一体に成形される。
ある形態では、オーバーモールド特徴部は、ウレタン材料からなる。
スペーサ本体は、様々な形状のうちのいずれか1つであるが、一実施形態では、スペーサ本体が、長手方向で前端から後端まで延びる略三角形状の本体を有する。この形状では、気流面と侵食コーティングが、略三角形状の本体の3つの側部の1つに配置される。また、シールは、気流面を提供する三角形の側部に隣接する角部に設けられる。
シールは、隣接するブレードまたはローターの湾曲する表面を接着するためであるので、両側部のそれぞれは、それらの外形に一致し、良好なシールを提供するために曲げられている。
スペーサ本体自体が、多数の異なる材料から作られてもよいが、ある実施形態においては、スペーサ本体が、複数のファブリックプライ(fabric ply)および積層体を形成する結合剤で構成される複合部品である。この結合剤は、樹脂トランスファー成形(RTM)を使用するファブリック内に配置され、硬化される硬化樹脂であってもよい。また、スペーサ本体が混合物であった場合には、任意の複合物形成技術を用いて形成してもよいことが意図される。
本発明の他の態様によれば、ここに記載されているタイプのファンスペーサを含むファンアセンブリを有するエンジンが開示されている。
また、本発明のさらに別の態様によれば、ファンアセンブリにおいて、一対の隣接するブレード間に配置されるファンスペーサを作る方法が開示されている。この方法は、スペーサ本体上にオーバーモールド特徴部を成形する工程を有する。オーバーモールド特徴部は、気流面に侵食コーティングと、2つの両側部にシールと、を含む。シールは、一対の隣接するブレードに対して接着するように構成されている。
ある実施形態では、スペーサ本体上にオーバーモールド特徴部を成形する前に、スペーサ本体を形成する工程を含む。スペーサ本体の形成は、スペーサ本体の形状を定義するために複数のプライを配置する工程と、樹脂結合剤と共に複数のプライを固定する工程と、を含む。
本発明の方法のある実施形態では、スペーサ本体が、複数の部品モールドで形成されていてもよい。一旦、スペーサ本体が形成されると、複数の部品モールドの第1モールド部が、複数の部品モールドからスペーサ本体を完全に除去せずに、スペーサ本体上の気流面を露出させるために移動される。第2モールド部は、オーバーモールド特徴部を成形する前に、気流面上や複数の部品モールドに配置されてもよい。第2モールド部は、オーバーモールド特徴部の少なくとも一部を定義する。この実施形態では、オーバーモールド特徴部の成形は、オーバーモールド特徴部を形成するために、スペーサ本体と第2モールド部との間の体積で生じる。
この場合も同様に、オーバーモールド特徴部は、ウレタン材料からなり、侵食コーティングおよびシールが、単一に互いに一体に形成される。
開示されているオーバーモールド特徴部およびその関連する製造方法は、気流面を有する他の同様の構成部品に用いることも可能である。よって、本発明の他の態様によれば、気流構成部品が、空気を導くために成形される気流面、および、気流面の境界となる少なくとも1つの端部、を有する本体を含む。さらに、気流構成部品は、本体の気流面上に成形されたオーバーモールド特徴部を有する。オーバーモールド特徴部は、気流面に侵食コーティングと、気流面の少なくとも1つの端部に設けられるシールと、を含む。
本発明のこれらおよびさらなる他の利点は、詳細な説明および図面から明らかになるだろう。以下は、本発明のいくつか好ましい実施形態の説明にすぎない。また、それら好ましい実施形態のみが、特許請求の範囲内の実施形態であることを意図するものではなく、本発明の全範囲を評価すべきである。
ファンアセンブリとターボエンジンの一部を明らかにするナセルの部分的な切れ目を有するジェットエンジンの側面斜視図である。 従来のファンスペーサの正面図であり、2つのシールがファンスペーサの側部にそれぞれ取り付けられる吹き付けられた侵食コーティングを示す。 図2のファンスペーサの背面図である。 図3の4−4線に沿う断面図であり、スペーサ本体に取り付けられたシールとすでに適用された侵食コーティングとを示す。 図4と同様の断面図であり、スペーサ本体から分解されたシールを含み、シールの取り付けを図示している。 本発明に係るファンスペーサの正面図であり、スペーサ本体がオーバーモールド機能を有する。 図6の本発明のファンスペーサの背面図である。 図7中の8−8線に沿う断面図であり、侵食コーティングと一対のシールとの両方を備えたオーバーモールド特徴部の外形を示す。
最初に、図1を参照すると、エンジン動作中の空気の取入口に関して、例となるジェットエンジン10の前方部分が、示されている。ジェットエンジン10は、ファンアセンブリ14とターボエンジン16とを収容するナセル(nacelle)12を有する。ファンアセンブリ14およびターボエンジン16は、中心軸18に沿って配置されている。代表的な動作では、空気は、エンジン10の吸入端部20およびファンアセンブリ14に流れ込む。この空気の一部は、圧縮され、燃料の燃焼を助けるターボエンジン16に流れ込む。そこから排出されるガスは、タービンを駆動するのに用いられ、順に、中心軸18およびその回転軸に接続された構成要素の回転をもたらす。また、エンジン10に入る空気の一部は、ターボエンジン16で受け取ると同時に、ファンアセンブリ14で移動する空気の大部分は、実際には、ターボエンジン16とナセル12との間のスペースにおけるターボエンジン16の周りに流れ、推進力を生成するために用いられる。
ファンアセンブリ14をより詳しく見ると、ファンアセンブリ14は、複数のファンブレード22またはローターを有する。複数のファンブレード22またはローターは、軸方向に延びる中心軸18に接続され、一般に半径方向に中心軸18から離れるように延びるハブまたはディスクに接続される。ファンブレード22の吸入側では、ノーズコーン24が、空気を中心軸18の領域周りに移動させ、それらの根元の近くでファンブレード22に戻る。ノーズコーン24の下流およびファンブレード22の根元間の中間円周スペースには、複数のファンスペーサ26がある。ファンスペーサ26は、隣接する対のファンブレード22間のスペースを占有するハブまたはディスクに接続され、ファンブレード22間のスペースにおける空気の流れを導くのに役立つ。
追加の図2〜5を参照すると、従来のファンスペーサ126が、詳細に示されている。ファンスペーサ126は、図示の形態では、略三角形状のスペーサ本体128を有する。このスペーサ本体128は、その長さにわたって種々のサイズの三角形の断面を有する。スペーサ本体128は、長手方向に前端部130から後端部132まで延びている。ファンスペーサ126が、図示されているファンアセンブリ14のようなファンアセンブリに取り付けられる際、ファンスペーサ126の前端部130は、ノーズコーン24およびエンジン10の吸入端部20に配向され、また、ファンスペーサ126の後端部132は、ターボエンジン16およびエンジン10の排出端部に配向される。
三角形状本体の外面の1つは、気流面134をスペーサ本体128の前壁136に提供する。ファンスペーサ126が中心軸18に取り付けられるとき、または、ファンスペーサ126がその中心ハブに収容されるとき、前壁136上の気流面134は、一般的に、半径方向外側に面している。気流面134は、通常、スペーサ本体128の前端部130の先端138、後端部132の後端140、および、一対の両側部142、144で囲まれている。一対の両側部142、144は、湾曲して、先端138から後端140まで延びている。気流面134は、その両側部142、144に形成されており、隣接するブレードの一方の背面の一方側および隣接するブレードの他方の前面の他方側の一対の隣接するファンブレードの外形に対応する。一方、ファンスペーサ126が取り付けられるとき、スペーサ本体128とブレードとの間に小さなギャップが存在する。以下に詳細に記載されているように、その小さなギャップは、密閉される。図に示されているように、気流面134の両側部142、144は、前壁126の間の曲がった推移(transition)や角部146、148にそれぞれ配置されている。前壁136は、気流面134、および、三角形のスペーサ本体128の2つの後向き壁150、152、を含む。なお、スペーサ本体128の他の配置や形状において、両側部142、144は、全体にまたは部分的に縁であってもよく、また、一部または全部において、図面に示した以外の曲率を有したり、まっすぐにしたりすることもできる。
取り付ける際に、この気流面134は、隣接するファンブレードの根元間のギャップの大部分に広がり、ブレードの間で、特に、それらの根元周りの領域でノーズコーン24から出てくる空気を導く。ファンスペーサ126を中心軸18またはハブに取り付けるために、ファンスペーサ126の後側は、1つ以上の取付構造体を備えていてもよい。例えば、図に示されている実施形態において、長手方向に延びる開口部154がある。開口部154は、前壁136から後方に延びるリブ158で支持されているチャネル156に形成されている。この長手方向に延びる開口部154は、ピン、突起、または、他の固定要素を収容することができ、ファンスペーサ126を中心軸18やハブに固定するのに役立つ。
従来では、図4や図5の断面図に最もよく示されているように、エラストマー材料から成る別々の侵食コーティング162が、気流面134上に吹き付けられ、先端138から後端140まで、および、両側部142、144との間で、実質的にその気流面を覆う。侵食コーティング162は、高速で気流面134に接触するかもしれない破片からスペーサ本体128の基礎となる材料および気流面134を保護するのに役立つ。
また、気流面134の両側部142、144と隣接するファンブレードとの間のギャップを密封するために、図5の矢印で示されているように、2つの別々のシール164、166が、両側部142、144に接着される。図に示されているように、シール164、166は、取付部168、170を介して三角形のスペーサ本体128の後向き壁150、152の一部に沿って角部142、144に接着している。ファンスペーサ126は、エンジン10に取り付けられる場合、シール164、166は、曲げやすいフラップ部172、174を有する。フラップ部172、174は、ファンスペーサ126から離れて横方向に延びる。また、フラップ部172、174は、隣接するファンブレードまたはローターの1つにそれぞれ接触し、ファンスペーサ126と隣接するブレードとの間のシールを形成し、破片の侵入を防ぐ。
上述したように、従来では、このタイプのファンスペーサ126が、複数の製造技術を用いて複数の位置に形成されていることが理解されるだろう。最初に、スペーサ本体128が形成される。1つの実施形態では、スペーサ本体128は、ファブリックプライフォーム(fabric ply form)を作るために、ファブリックの複数の層を置くことによって、または、巻くことによって、形成することができる。次に、このフォームは、金型に配置することができ、樹脂結合剤を金型に注入し硬化させて、スペーサ本体128を形成することができる。そして、スペーサ本体128は、金型から取り出され、侵入コーティング162を気流面134に吹き付ける第2位置に運ばれる。その後、一対のシール164、166は、スペーサ本体128の両側部142、144に接着される。一般的に、この接着は、接着剤により達成されるが、他のタイプの接着を用いることもできる。スペーサ本体128に対してシール164、166の接着は、再度、第3位置で発生することもある。また、製造工程が1つまたは複数の位置で生じるかどうかにかかわらず、複数の工程は、おそらく複数の器具および別々のステップを必要とし、ファンスペーサ126の製造を複雑にする。
図6〜8を参照すると、改良されたファンスペーサ226が示されている。この実施形態では、同様の番号は、図2〜5に示された実施形態と同様の特徴を記述するために用いられている。なお、100番台は、第1の従来のファンスペーサを説明するために用いられており、200番台は、第2の改良されたファンスペーサを説明するために用いられている。
ファンスペーサ226は、ファンスペーサ126と異なっている。スペーサ本体128は、気流面134上に吹き付けられる侵食コーティング162と、気流面134の両側部142、144に接着される一対のシール164、166と、を別々に有している。一方、ファンスペーサ226は、単一で、一体型のオーバーモールド特徴部276を有する。このオーバーモールド特徴部276は、両側部242、244の間で全体に延びる侵食コーティング278と、両側部242、244に接する一対のシール280、282との両方を含む。これは、侵食コーティング278とシール280、282が、同じ材料でスペーサ本体226と一緒に成形されることを意味する。
オーバーモールド特徴部276は、ウレタン材料を用いて成形される。最初のテストでは、ウレタン材料が、侵食に対して改良された耐性を提供することができ、また、ファンブレードに対する接着で両側部242、244上の適切なシール材料を提供することができることを示した。また、ウレタン以外の材料またはウレタンと混合した材料がオーバーモールドされてもよい。
オーバーモールド特徴部276を形成するために、オーバーモールド特徴部276は、スペーサ本体228上に直接射出成形される。これは、スペーサ本体228を形成する工程に組み込むことができる。あるいは、別々の工程として組み込むことも可能である。
いくつかの形態では、オーバーモールドは、スペーサ本体を形成するための工程に組み込むこともできる。例えば、スペーサ本体228が、上述したように、積層体または複合部品である場合、複数のファブリックプライは、複数のファブリックプライをフォームに配置し、または、マンドレルの周りに巻きつけて、ファブリックプライフォームを生成する。まだマンドレルに巻きつけられているこのフォームは、その後、閉じた金型に配置される。その金型部分は、スペーサ本体228の外面を画定する。少なくとも部分的にスペーサ本体228を生成するために、樹脂結合剤は、樹脂トランスファー成形(RTM)などを用いて、ファブリックプライフォームに注入されて、硬化される。この時点で、金型はマルチ型であるので、気流面234と角部246、248と両側部242、244を画定する金型の一部は、スペーサ本体228のそれらの部分を露出させるために、動かしてもよい。また、後向き壁250、252を支持する金型の一部は、所定の位置のままで、スペーサ本体228を支持する。その後、動かされた金型部品とは異なる他の金型部品または一部は、スペーサ本体228の気流面234、角部246、248、および、両側部242、244上に配置することができ、スペーサ本体228を囲む。この金型部品または一部は、スペーサ本体228からオフセットされる外形を有し、オーバーモールド特徴部276の形状の一部を提供する。また、この金型部品または一部は、オーバーモールド特徴部276を形成するために用いられる材料の注入を可能にするチャンネルなどを提供することもできる。所定の位置でこの金型部品または一部を備えることで、オーバーモールド特徴部276は、その後、スペーサ本体228の表面上に直接形成される。一旦、オーバーモールド特徴部276が固化すると、全体の完成ファンスペーサ226は、金型から取り出すことができる。
上述した工程の1つの利点は、スペーサ本体228を形成するのに使用される金型の固定部品または一部からスペーサ本体228の後側を取り除く必要がないので、この金型部品または一部がスペーサ本体228ための基準面を提供することである。このため、第2金型部分が、オーバーモールド作業のために、この固定された金型部分に所定の位置に移動した場合、スペーサ本体228の表面が、一貫して繰り返し、同じ場所や位置で提供されるように、この第2金型部分は、固定された金型部分に取り付けられる。
あるいは、スペーサ本体228が第1の金型またはツールで形成され、その後、完全に排出され、オーバーモールド工程用の第2の固定具、金型、または、ツールに送られることが考えられる。しかしながら、この例では、スペーサ本体228がオーバーモールド作業より前に、一貫せずに位置づけられる可能性があるので、スペーサ本体228に関連するオーバーモールド特徴部276の寸法でばらつきがあってもよい。
オーバーモールド工程をさらに改良するために、いくつかの変更がスペーサ本体になされてもよい。例えば、スペーサ本体228を形成するために使用される金型の一部が、オーバーモールドステップのための場所に残ったままの場合(すなわち、オーバーモールドする前に、スペーサ本体228が金型から完全に除去されていない場合)、両側部242、244の角部246、248が異なる抜き勾配で形成され、スペーサ本体228の気流面234および角部246、248を形成するのに用いられる金型部品の除去に対応するように、その後、スペーサ本体228は形成される。この形状の変更は、図4、5のスペーサ本体128と図8のスペーサ本体228とを比較すると、知覚できる。特に、前壁236に最も近い後向き壁250、252の一部が、それらが、90度に近い角度で前壁236に近づくように、形作られる(なお、図4、5に示されているオリジナルの形状では、後向き壁250、252が、より鋭く前壁236に対して傾斜している)。
オーバーモールド特徴部を有するファンスペーサを形成する方法について説明したが、シールを有する1つ以上の側部を備えた気流面を有する他の構成部品を作るために同じ処理を使用することもできる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。

Claims (20)

  1. ファンアセンブリにおける一対の隣接するブレード間に配置されるファンスペーサにおいて、
    前記一対の隣接するブレード間の空気を導くために成形された気流面を含むスペーサ本体と、
    前記スペーサ本体の気流面上に形成されるオーバーモールド特徴部と、を有し、
    前記気流面は、両側部が前記一対の隣接するブレードに対応するように、成形され、
    前記オーバーモールド特徴部は、前記気流面を覆う侵食コーティングと、前記両側部に設けられ、前記気流面の2つの両側部における前記一対の隣接するブレードに対して接着するように構成されるシールと、を含む
    ことを特徴とするファンスペーサ。
  2. 前記オーバーモールド特徴部が、ウレタン材料からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のファンスペーサ。
  3. 前記侵食コーティングおよび前記シールが、単一であり、互いに一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のファンスペーサ。
  4. 前記スペーサ本体が、長手方向に前端部から後端部まで延びる略三角形状の本体を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファンスペーサ。
  5. 前記気流面および前記侵食コーティングが、前記略三角形状の本体の3つの側部の1つに配置され、
    前記シールが、前記気流面を提供する前記三角形の側部に隣接する角部に設けられる
    ことを特徴とする請求項4に記載のファンスペーサ。
  6. 前記スペーサ本体が、複数のファブリックプライおよび樹脂結合剤で構成される複合部品である
    ことを特徴とする請求項1に記載のファンスペーサ。
  7. 前記複数のファブリックプライおよび樹脂結合剤は、積層体を形成する
    ことを特徴とする請求項6に記載のファンスペーサ。
  8. 前記樹脂結合剤が、硬化性である
    ことを特徴とする請求項6に記載のファンスペーサ。
  9. 前記2つの両側部のそれぞれが、硬化される
    ことを特徴とする請求項1に記載のファンスペーサ。
  10. 請求項1に記載のファンスペーサを含むファンアセンブリで構成される
    ことを特徴とするエンジン。
  11. ファンアセンブリにおいて一対の隣接するブレード間に配置されるファンスペーサを作る方法であって、
    前記ファンスペーサが、前記一対の隣接するブレード間の空気を導くために成形され、かつ、両側部が前記一対の隣接するブレードの形状に対応するように成形される気流面、を有するスペーサ本体を含み、
    前記方法は、前記スペーサ本体上にオーバーモールド特徴部を成形する工程を有し、
    前記オーバーモールド特徴部が、前記気流面上に侵食コーティングと、前記2つの両側部に設けられ、前記一対の隣接するブレードに対して接着するように構成されるシールと、を含む
    ことを特徴とするファンアセンブリで一対の隣接するブレード間に配置されるファンスペーサを作る方法。
  12. 前記方法が、前記オーバーモールド特徴部を成形する工程の前に、前記スペーサ本体を形成する工程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記スペーサ本体を形成する工程が、前記スペーサ本体の形状を定義するために、複数のプライを配置する工程と、樹脂結合剤と共に前記プライを固定する工程と、を含む
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記方法が、
    前記スペーサ本体をマルチパートモールドで形成する工程と、
    前記マルチパートモールドからスペーサ本体を完全に取り外さずに、スペーサ本体の気流面を露出させるために、前記マルチパートモールドの第1モールド部を移動させる工程と、
    前記オーバーモールド特徴部を成形する工程の前に、前記気流面上および前記マルチパートモールド上に、前記オーバーモールド特徴部の少なくとも一部を定義する第2モールド部を配置する工程と、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記オーバーモールド特徴部の成形は、前記オーバーモールド特徴部を形成するために、前記スペーサ本体と第2モールド部との間の体積で起こる
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記オーバーモールド特徴部が、ウレタン材料からなる
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  17. 前記侵食コーティングおよび前記シールが、単一であり、互いに一体に形成される
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  18. 気流構成部品において、
    空気を導くために形成された気流面を含み、前記気流面の境界となる少なくとも1つの端部を有する本体と、
    前記本体の気流面上に設けられたオーバーモールド特徴部と、を有し、
    前記オーバーモールド特徴部が、前記気流面を覆う侵食コーティングと、前記気流面の少なくとも1つの端部上に設けられるシールと、を含む
    ことを特徴とする気流構成部品。
  19. 気流構成部品を作る方法において、
    ファブリックプライをフォームに置く工程と、
    前記ファブリックプライを金型に配置する工程と、
    前記ファブリックプライのフォームを包み込むために、樹脂を注入する工程と、
    本体を作るために、少なくとも部分的に前記樹脂を硬化する工程と、
    前記金型の少なくとも一部を動かす工程と、
    前記本体をオーバーモールド用の金型で囲む工程と、
    前記本体の対向する端部および前記シール間の翼形の侵食面でシールを生成するために、オーバーモールド材料を前記本体の少なくとも1つの面に注入する工程と、を有する
    ことを特徴とする気流構成部品を作る方法。
  20. 前記気流構成部品が、ファンスペーサである
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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