JP2016512941A - システム情報メッセージングを利用するrat間遷移 - Google Patents

システム情報メッセージングを利用するrat間遷移 Download PDF

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Abstract

遷移をトリガするためにシステム情報メッセージを利用して異なる無線アクセス技術(RAT)間で遷移するための方法、システム、およびデバイスについて説明する。いくつかの実施形態は、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線RAT(たとえば、2G、3G、4G)を介してサービングセルから受信され得るシステム情報メッセージ(たとえば、SIB19、SI2quater)を利用することを伴い得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移が開始され得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRAT(たとえば、3G、4G、または5G)を利用するターゲットセルへの再選択が実施され得る。

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2014年3月19日に出願された、「INTER-RAT TRANSITIONING UTILIZING SYSTEM INFORMATION MESSAGING」と題する、Schulistらによる米国仮特許出願第14/219,933号、および2013年3月20日に出願された、「INTER-RAT TRANSITIONING UTILIZING SYSTEM INFORMATION MESSAGING」と題する、Schulistらによる米国仮特許出願第61/803,661号の優先権を主張する。
[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、異なる無線アクセス技術(RAT)を含むシステム間の再選択プロシージャに関する。ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
[0003]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、ダウンストリームリンクおよびアップストリームリンク上でモバイルデバイスと通信し得る。各基地局は、セルのカバレージエリアと呼ばれることがあるカバレージ範囲を有する。
[0004]異なる無線アクセス技術(RAT)を伴い得るいくつかの展開では、3G(たとえば、UMTS)−4G(たとえば、LTE)など、異なるRAT間での接続モード(connected mode)ハンドオーバがサポートされないことがある。場合によっては、UEが、3Gから4Gに戻るためにアイドルモードプロシージャを利用し得るが、これらのプロシージャは長い時間を要し得る。
[0005]説明する特徴は、概して、遷移をトリガするためにシステム情報メッセージを利用して異なるRAT間で遷移するための1つまたは複数の改善されたシステム、方法、および/または装置に関する。いくつかの実施形態は、サービングセルとの接続モードにある間に第1のRATを介してサービングセルから受信され得るシステム情報メッセージを利用する。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移が開始され得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択が実施され得る。
[0006]遷移を開始することは、無線リンク失敗(RLF:radio link failure)を示すことを含み得る。いくつかの実施形態は、UE開始型複合接続−アイドルモード遷移および連続する3G−4G再選択のためのトリガまたはインジケータとして、3G無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続状態中に、サービング3GセルのSIB19ブロードキャストなど、システム情報ブロックと、それぞれのUE検出とを利用する。RRC専用チャネル(DCH:Dedicated Channel)接続状態でのSIB19の検出に基づいて、UEは、3G RRC接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示(SCRI:signaling connection release indication)をトリガし得る。3GネットワークによってRRCアイドルに移されると、UEは、3Gから4Gへの非ブラインド(non-blind)再選択試みを敏速に開始するか、またはそれを直ちに開始し得る。
[0007]UEは、一般に、(3G−4Gハンドオーバが実装されない場合、圧縮モードが利用可能でないことがあるので)3G接続モード中に4Gネットワークにとって「ブラインド」であり得るので、3Gセル上でのSIB19のネットワークブロードキャストは、利用可能なおよび基礎をなす4Gカバレージの高い確率と極めて良い見込みとがあることを示し得る。さらに、SIB19は、マルチレイヤ/マルチバンドLTE展開において極めて有益となり、4G再選択プロセスを加速するのを助ける、キャリア周波数情報を与え得る。ブロードキャストされたSIB19情報は許容パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)(たとえば、ホームPLMN(HPLMN:home PLMN)、等価ホームPLMN(EHPLMN:equivalent home PLMN)、訪問先PLMN(VPLMN:visited PLMN))につながり得、これは、非許容PLMNを走査することまたは試みることを回避し得る。さらに、いくつかの実施形態は、現在のパケットデータプロトコル(PDP)コンテキストを保存することを可能にし得、したがってデータセッションへの影響を最小限に保ち得る。
[0008]SI2quaterメッセージングを利用することによってなど、2G(たとえば、GSM(登録商標))−3G(たとえば、UMTS)RATまたは4G(たとえば、LTE)間などの異なるRAT間で遷移するために同様のツールおよび技法が利用され得る。ネイバーリスト(neighbor list)など、他のシステム情報メッセージングが利用され得る。
[0009]いくつかの実施形態は、ワイヤレス通信システムにおける再選択の方法を含む。本方法は、ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルからシステム情報メッセージを受信すること、UEにおいて、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始すること、および/または受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施することを含み得る。
[0010]いくつかの実施形態は、ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルからシステム情報メッセージを受信するための手段、UEにおいて、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始するための手段、および/または受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するための手段を含み得る、ワイヤレス通信システムを含む。
[0011]いくつかの実施形態は、ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルからシステム情報メッセージを受信するためのコード、UEにおいて、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始するためのコード、および/または受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するためのコードを含み得る、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を含む。
[0012]いくつかの実施形態は、ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルからシステム情報メッセージを受信すること、UEにおいて、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始すること、および/または受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施することを行うように構成され得る少なくとも1つのプロセッサを含み得る、ワイヤレス通信のための通信デバイスを含む。
[0013]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB:system information block)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージは、ネイバーリスト、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報、第2のRATに関するキャリア周波数情報、またはUEを許容パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)にダイレクトする情報を含み得る。
[0014]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージを受信することは、RRC接続状態中に行われる。遷移を開始することは、受信されたシステム情報メッセージに応答して接続解放を開始することを含み得る。他の例では、遷移を開始することは、第1のセルとの無線リンクの無線リンク失敗(RLF)を示すことを含み得る。いくつかの実施形態は、接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を送信することを含む。
[0015]いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。代替的に、第1のRATは2G RATまたは4G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。代替的に、第2のRATは3G RATまたは5G RATを含み得る。
[0016]いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システムは、第1のRATから第2のRATへのRAT間ハンドオーバ、および/または第1のRATから第2のRATへのUEの自律ハンドオーバのためのサポートなしに構成される。いくつかの実施形態は、アイドルモード中にタイマーを無視することを含む。いくつかの実施形態は、アイドルモード中に第1のセルから受信された追加のシステム情報メッセージを利用することを控えることを含む。
[0017]いくつかの実施形態では、受信されたシステム情報はUEを許容PLMNにダイレクトする。いくつかの実施形態は、システム情報メッセージを受信することより前から、少なくとも再選択を実施することの後まで、現在のPDPコンテキストを保存することを含む。
[0018]いくつかの実施形態では、アイドルモードへの遷移を開始することは、UEが第1のセルからデータを受信するようにスケジュールされている間に行われる。場合によっては、再選択は非ブラインド試みを含む。再選択を実施することは、アイドルモードに遷移した後に敏速に開始され得る。
[0019]上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念を特徴づけると考えられる特徴は、それらの編成と動作方法の両方に関して、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で与えられ、特許請求の範囲の限界を定めるものではない。
[0020]以下の図面を参照すれば、異なる実施形態の性質および利点のさらなる理解が得られ得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれか1つに適用可能である。
[0021]様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0022]様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムの態様を示す図。 [0023]様々な実施形態による状態図。 [0024]様々な実施形態による、再選択のために構成されたデバイスを示す図。 [0025]様々な実施形態による、再選択のために構成されたデバイスを示す図。 [0026]様々な実施形態による、再選択のために構成されたユーザ機器を示す図。 [0027]様々な実施形態による、再選択をプロンプトするために構成されたデバイスを示す図。 [0028]様々な実施形態による、再選択をプロンプトするために構成されたデバイスを示す図。 [0029]様々な実施形態による、再選択をプロンプトするために構成されたネットワークデバイスを含むシステムを示す図。 [0030]様々な実施形態による、基地局とユーザ機器とを含むMIMO通信システムのブロック図。 [0031]様々な実施形態による、再選択の方法の流れ図。 [0032]様々な実施形態による、再選択の方法の流れ図。 [0033]様々な実施形態による、再選択の方法の流れ図。 [0034]様々な実施形態による、再選択の方法の流れ図。
[0035]説明する特徴は、概して、遷移をトリガするためにシステム情報メッセージを利用して異なるRAT間で遷移するための1つまたは複数の改善されたシステム、方法、および/または装置に関する。いくつかの実施形態は、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルから受信され得るシステム情報メッセージを利用することを伴い得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移が開始され得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択が実施され得る。
[0036]これらのツールおよび技法は、マルチRAT展開内で遷移する際に現れ得る様々な異なる問題に対処し得る。たとえば、3G(たとえば、UMTS)および4G(たとえば、LTE)システムのいくつかの展開では、3Gから4Gへの接続モードハンドオーバがサポートされないことがあり、たとえば、システムは、それが接続モードハンドオーバをサポートしないように構成され得る。(たとえば、LTEカバレージエリアを出ることにより、またはボイス呼のために回線交換フォールバックプロシージャを実施した後に)3Gサービングセルに接続されたユーザ機器は、何らかのデータアクティビティが、極めて低いデータレートまたはデータボリュームの場合でも、進行中である限り、3Gに接続されたままであり得る。これは、何らかの(バックグラウンド)データアクティビティを常に実行する今日の4G LTEスマートフォンまたはデータモデムにとって起こり得るシナリオであり得る。ユーザおよびシステム知覚は、デバイスがどういうわけか「UMTSスティッキー(sticky)」に見え得るという点で、このことから損害を被り得る。
[0037]インフラストラクチャが3Gから4GへのRAT間ハンドオーバのためのサポートなしに構成された、あるいはベンダーまたはネットワーク事業者がそのRAT間ハンドオーバをサポートしない、システムでは、UEは、3Gから4Gへの復帰のためにアイドルモード再選択プロシージャを利用し得る。そのようなアイドルモードプロシージャは、それらが長い時間を要し、ブラインドであり(すなわち、ターゲット4G RAT上でのいかなる測定もない)、または、デバイスが何らかのデータアクティビティを停止するまで4G測定が延期されなければならず、これがユーザ知覚に影響を及ぼし得ることから、損害を被り得る。
[0038]そのような測定にかかわらず、LTE RATが、カバレージの欠如により確実に利用可能ではないことがある、および/または、デバイスが、3Gに接続されている間に何らかのアクティビティを続けるように構成され得る、というリスクが依然としてあり得、たとえば、測定およびデータアクティビティ中断が成功していないことがあり、あるいは、それらは、無駄な、または非効率的に使用された、時間およびUE電力を生じ得る。さらに、UMTSスティッキーUEが、不十分なユーザエクスペリエンス、および/あるいはデバイスまたはエクスペリエンスの否定的なユーザ知覚を生じ得る。
[0039]いくつかの実施形態は、UE開始型複合接続−アイドルモード遷移および連続する3G−4G再選択のためのトリガまたはインジケータとして、3G RRC接続状態中に、サービング3GセルのSIB19ブロードキャストなど、システム情報メッセージと、それぞれのUE検出とを利用することによって、これらの問題に対処し得る。RRC DCH接続状態でのSIB19の検出に基づいて、UEは、3G RRC接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示(SCRI)をトリガし得る。3GネットワークによってRRCアイドルに移されると、UEは、3Gから4Gへの非ブラインド再選択試みを直ちに開始し得る。
[0040]UEは、一般に、(3G−4Gハンドオーバが実装されない場合、圧縮モードが利用可能でないことがあるので)3G接続モード中に4Gネットワークにとって「ブラインド」であり得るので、3Gセル上でのSIB19のネットワークブロードキャストは、利用可能なおよび基礎をなす4Gカバレージの高い確率と極めて良い見込みとがあることを示し得る。さらに、SIB19は、マルチレイヤ/マルチバンドLTE展開において有益であり得、4G再選択プロセスを加速するのを助け得る、キャリア周波数情報を与え得る。ブロードキャストされたSIB19情報は許容PLMN(たとえば、HPLMN、EPLMN、VPLMN)につながり得、これは、非許容PLMN上で再選択を走査することまたは試みることを回避し得る。さらに、いくつかの実施形態は、現在のPDPコンテキストを保存することを可能にし得、したがってデータセッションへの影響を最小限に抑え得る。
[0041]SI2quaterメッセージングを利用することによってなど、2G(たとえば、GSM)−3G(たとえば、UMTS)RATまたは4G(たとえば、LTE)間などの異なるRAT間で遷移するために同様のツールおよび技法が利用され得る。追加または代替として、4G(たとえば、LTE)から、LTEのリリース10後のバージョンを含み得、本明細書では一般に5G RATと呼ばれることがある、後続のRATに遷移する際に同様のツールが採用され得る。
[0042]本明細書で説明する技法は、セルラーワイヤレスシステムなどの様々なワイヤレス通信システム、ピアツーピアワイヤレス通信、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)、アドホックネットワーク、衛星通信システム、および他のシステムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。これらのワイヤレス通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)、および/または他の無線技術など、様々な無線通信技術を採用し得る。概して、ワイヤレス通信は、無線アクセス技術(RAT)と呼ばれる1つまたは複数の無線通信技術の規格化された実装形態に従って行われる。無線アクセス技術を実装するワイヤレス通信システムまたはネットワークは無線アクセスネットワーク(RAN)と呼ばれることがある。
[0043]CDMA技法を採用する無線アクセス技術の例としては、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)などがある。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムの例としては、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)の様々な実装形態がある。OFDMおよび/またはOFDMAを採用する無線アクセス技術の例としては、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどがある。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)およびLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。
[0044]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0045]最初に図1を参照すると、図は、ワイヤレス通信システム100の一例を示している。システム100は、基地局(またはセル)105と、通信デバイス115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ120の制御下で(本明細書では一般にユーザ機器(UE)と呼ばれる)通信デバイス115と通信し得る。場合によっては、コントローラ120は、コアネットワーク130と1つまたはオアの基地局105との間に配置され得る。基地局105は、バックホールリンク132を介してコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。バックホールリンクは、ワイヤードバックホールリンク(たとえば、銅、ファイバーなど)および/またはワイヤレスバックホールリンク(たとえば、マイクロ波など)であり得る。実施形態では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して、直接的または間接的のいずれかで、互いに通信し得る。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、上記で説明した様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0046]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれの地理的エリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。いくつかの実施形態では、システム100は、3G(たとえば、UMTS)および4G(たとえば、LTE)RATなど、異なる無線アクセス技術を含み得る。他の例としては、2G(たとえば、GSM)RATおよび/または5G(たとえば、LTEリリース11以降)RATがあり得る。これらの異なるRATを利用し得る異なる基地局またはセル105のカバレージは重複し得る。
[0047]いくつかの実施形態はLTE/LTE−A RATを含み得、ここで、発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語は、概して、それぞれ基地局105およびデバイス115について説明するために使用され得る。システム100は、異なるタイプのeNBがその中で様々な地理的領域にカバレージを与える、異種(Heterogeneous)LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0048]UE115はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され、各UEは固定またはモバイルであり得る。UE115は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115は、概して、異なる基地局105と通信することが可能であり得、それらの基地局105は、2G、3G、4G、および/または5G RATなど、異なる無線アクセス技術を利用し得る基地局またはセル105を含み得る。
[0049]ネットワーク100中に示された送信リンク125は、ユーザ機器115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からモバイルデバイス115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
[0050]システム100の異なる態様は、遷移をトリガするためにシステム情報メッセージを利用して異なるRAT間で遷移することをサポートするように構成され得る。いくつかの実施形態は、サービングセル105との接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセル105からUE115において受信され得るシステム情報メッセージを利用することを伴い得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセル105との接続モードからサービングセル105とのアイドルモードへの遷移がUE115によって開始され得る。受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセル105とのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセル105への再選択が実施され得る。
[0051]コアネットワーク130、コントローラ120、および/または基地局/セル105など、システム100の他の態様は、異なるRAT間での遷移をプロンプトするように構成され得る。たとえば、第1の無線アクセス技術(RAT)を利用する第1のセル105が識別され得る。第2のRATを利用する第2のセル105が識別され得、ここで、第2のセル105のカバレージが第1のセル105の基礎をなし得る。システム情報メッセージは、システム情報メッセージに応答して、第1のセル105との接続モードから第1のセル105とのアイドルモードに遷移し、第1のセル105から第2のRATを利用するターゲットセル105への再選択を実施するように、ユーザ機器115にプロンプトするために生成され得る。システム情報メッセージはユーザ機器115に送信され得る。
[0052]異なるRAT間でのこれらの遷移ツールおよび技法の異なる実施形態に関するさらなる例および詳細について本明細書でより詳細に説明する。
[0053]図2に、様々な実施形態による、再選択をサポートするワイヤレス通信システム200を示す。ワイヤレス通信ネットワーク200は、たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク100の態様を示し得る。ワイヤレス通信システム200は、バックホールリンク132を介してコアネットワーク130−aに接続された基地局105−aおよび105−bを含み得る。基地局105−aおよび105−bはバックホールリンク134を介して互いに接続され得る。ワイヤレス通信システム200は、コアネットワーク130−aと基地局120−aとに接続され得る、コントローラ120−aを含み得、いくつかの実施形態では、コントローラ120−aはコアネットワーク130−aの構成要素であり得る。基地局105−aおよび基地局105−bサイトは、重複し得る、それぞれの地理的エリア110−aおよび110−bにそれぞれ通信カバレージを与え得る。場合によっては、基地局105−aと基地局105−bはコロケートされ得る。
[0054]UE115−a、基地局105−a/105−b、コアネットワーク130−a、および/またはコントローラ120−aなど、システム200の異なる態様は、遷移をトリガするためにシステム情報メッセージを利用して異なるRAT間で遷移するために構成され得る。たとえば、UE115−aは、基地局105−aとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介して基地局105−aから通信リンク125−aを介してシステム情報メッセージを受信し得る。通信リンク125−aは、基地局105−aとUE115−aとの間の無線リンクと呼ばれることがあるか、またはそれを含み得る。受信されたシステム情報メッセージに応答して基地局105−aとの接続モードから基地局105−aとのアイドルモードへの遷移がUE115−aによって開始され得る。受信されたシステム情報メッセージに応答して基地局105−aとのアイドルモードから第2のRATを利用する基地局105−bへの再選択がUE115−aによって実施され得、この再選択プロシージャは、UE115−aと基地局105−bとの間の通信リンク125−bを利用し得る。いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含み得、第2のRATは4G RATを含み得るが、RATの他の組合せも企図される。遷移は、場合によっては、UE115−aが地理的エリア110−aと地理的エリア110−bとの間の重複するカバレージエリア中にあるとき、行われ得る。
[0055]コアネットワーク130−a、コントローラ120−a、および/または基地局105−aなど、システム200の他の態様は、異なるRAT間での遷移、または基地局105−aから基地局105−bへの遷移をプロンプトするように構成され得る。たとえば、基地局105−aは、第1のRAT(たとえば、2Gまたは3G)を利用するものとして識別され得る。基地局105−bは、第2のRAT(たとえば、3Gまたは4G)を利用するものとして識別され得、ここで、基地局105−bの地理的エリア110−bは基地局105−aの地理的エリア110−aの基礎をなす。たとえばSIBまたはSI2quaterなど、システム情報メッセージは、システム情報メッセージに応答して、基地局105−aとの接続モードから基地局105−aとのアイドルモードに遷移し、基地局105−aから第2のRATを利用する基地局105−bへの再選択を実施するように、ユーザ機器115−aにプロンプトするために生成され得る。UE115−aは、受信されたシステム情報メッセージを復号することなしに遷移を開始し得る。すなわち、いくつかの実施形態では、あるシステム情報(たとえば、SIB19)の単なる存在が、遷移を開始するようにUE115−aをトリガする。システム情報メッセージは基地局105−aからユーザ機器115−aに送信され得る。場合によっては、コアネットワーク130−aがこれらのステップのうちの1つまたは複数を実施し得る。
[0056]上記で説明したように、これらのツールおよび技法は、マルチRAT展開内で遷移する際に現れ得る様々な異なる問題に対処し得る。システム200のいくつかの実施形態は、UE115−a開始型複合接続−アイドルモード遷移および連続する3G−4G再選択のためのトリガまたはインジケータとして、3G RRC接続状態中に、基地局105−aに関連するセルなど、サービング3GセルのSIB19ブロードキャストなど、システム情報メッセージと、それぞれのUE検出とを利用することによって、これらの問題に対処し得る。RRC DCH接続状態でのSIB19の検出に基づいて、UE115−aは、3G RRC接続解放を開始するために、基地局105−aに送信される、シグナリング接続解放指示(SCRI)をトリガし得る。3GネットワークによってRRCアイドルに移されると、UE115−aは、3Gから4Gへの非ブラインド再選択試みを直ちに開始し得る。
[0057]UE115−aは、一般に、(3G−4Gハンドオーバが実装されない場合、圧縮モードが利用可能でないことがあるので)3G接続モード中に4Gネットワーク(たとえば、基地局105−b)にとって「ブラインド」であり得るので、3Gセル上でのSIB19のネットワークブロードキャストは、利用可能なおよび基礎をなす4Gカバレージの高い確率と極めて良い見込みとがあることを示し得る。さらに、SIB19は、マルチレイヤ/マルチバンドLTE展開において極めて有益となり、4G再選択プロセスを加速するのを助ける、キャリア周波数情報を与え得る。ブロードキャストされたSIB19情報は許容PLMN(HPLMN、EPLMNまたはVPLMN)につながり得、これは、UE115−aが非許容PLMNを走査することまたは試みることを回避することを可能にし得る。さらに、いくつかの実施形態は、現在のPDPコンテキストを保存することを可能にし得、したがってデータセッションへの影響を最小限に抑え得る。
[0058]SI2quaterメッセージングを利用することによってなど、2G(たとえば、GSM)−3G(たとえば、UMTS)RAT間などの異なるRAT間で遷移するために同様のツールおよび技法が利用され得る。他の例では、UE115−aは、5G RATターゲットセルに遷移するために、たとえば、4G RATサービングセルとの、無線リンクの無線リンク失敗(RLF)を示し得る。他のRATを利用し得る利用可能なまたは近くのセルに関するネイバーリストおよび/または情報など、他のメッセージタイプも利用され得る。
[0059]図3を参照すると、様々な実施形態による状態図300が示されている。場合によっては、UEが第1のRAT(たとえば、2Gまたは3G RAT)との接続モード305にあり得る。システム情報メッセージ(たとえば、SIB19、SI2quater、ネイバーリストなど)を受信したことに基づいて、第1のRATに関するアイドルモード310への遷移307がプロンプトされ得る。UEは、312において、第1のRATのアイドルモード310から第2のRAT(たとえば、3Gまたは4G)に敏速に遷移し得る。いくつかの実施形態では、遷移を開始することは、RLFを示すことを備え得る。これは、概して、第2のRATに関するアイドルモードへの遷移を伴い得る。第1のRATと第2のRATは、概して、異なるタイプのRATである。場合によっては、UEは第2のRATとの接続モードにも遷移し得る。場合によっては、UEは、322において、第2のRATに関するアイドルまたは接続モード315から第1のRATに遷移し得る。これは、たとえば、第2のRATがカバレージ切れになったとき、またはUEが第1のRATへのボイス呼のための回線交換フォールバックプロシージャを実施した後、起こり得る。これは、場合によっては遷移307および/または312が行われる前に行われ得る。
[0060]次に図4Aおよび図4Bを参照すると、ブロック図が、様々な実施形態による、それぞれ再選択のために構成された、デバイス400−aおよび400−bを示している。デバイス400−aおよび400−bは、図1、図2、図5、図7、および/または図8のユーザ機器115の態様の一例であり得る。デバイス400−aおよび400−bはプロセッサでもあり得る。デバイス400−aは、受信機モジュール405、システム情報ベース再選択モジュール410、および/または送信機モジュール415を含み得る。デバイス400−bは受信機モジュール405および/または送信機モジュール415を含み得る。デバイス400−bは、システム情報(SI)検出モジュール411、SI開始型アイドルモードモジュール412、および/またはSI開始型再選択モジュール413を含み得る、システム情報ベース再選択モジュール410−aを含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0061]デバイス400−aおよび/またはデバイス400−bのこれらの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0062]受信機モジュール405は、パケット、データ、ならびに/あるいはデバイス400−aおよび/またはデバイス400−bが受信または送信したものに関するシグナリング情報などの情報を受信し得る。
[0063]いくつかの実施形態では、システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI検出モジュール411を通して、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルからシステム情報メッセージを受信するように構成され得る。システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型アイドルモードモジュール412を通して、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始するように構成され得る。システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型再選択モジュール413を通して、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するように構成され得る。
[0064]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージはネイバーリストを含み得る。システム情報メッセージは、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報を含み得る。いくつかの実施形態では、システム情報メッセージは第2のRATに関するキャリア周波数情報を含む。
[0065]いくつかの実施形態では、システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI検出モジュール411を通して、RRC接続状態中にシステム情報メッセージを受信するように構成され得る。システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、遷移を開始するように構成されたSI開始型アイドルモードモジュール412を通して、受信されたシステム情報メッセージに応答して接続解放を開始するように構成され得る。いくつかの実施形態は、接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を送信するために送信機モジュール405を利用し得る。場合によっては、システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型アイドルモードモジュール412を通して、接続解放メッセージを送信することによってアイドルに遷移されるためにRRC接続を解放したいというそれの望みを表し得る。他の実施形態では、システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型アイドルモードモジュール412および/または送信機モジュール405を通してRLFを示し得る。場合によっては、RLFは、再送信要求の数がRLFのためのしきい値を超えるように、送信機モジュール405を介して基地局105にその数の再送信要求を意図的に送信することによって示される。いくつかの例では、RLFは、しきい値時間期間の間送信しないことおよび/または非アクティブのままであることによって示される。
[0066]いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。第1のRATは2G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。第2のRATは3G RATを含み得る。さらに他の実施形態では、第1のRATは4G RATを含み、第2のRATは5G RATを含む。
[0067]いくつかの実施形態では、デバイス400−aおよび/またはデバイス400−bは、第1のRATから第2のRATへのRAT間ハンドオーバ、および/または第1のRATから第2のRATへの自律UEハンドオーバをサポートしないか、またはそれのためのサポートなしに構成された、ワイヤレス通信システムの一部であり得る。いくつかの実施形態では、デバイス400−aおよび/またはデバイス400−bは、アイドルモード中にタイマーを無視するように構成され得る。いくつかの実施形態では、デバイス400−aおよび/またはデバイス400−bは、アイドルモード中に第1のセルから受信された追加のシステム情報メッセージを利用することを控えるように構成され得る。
[0068]いくつかの実施形態では、受信されたシステム情報はデバイス400−aおよび/またはデバイス400−bを許容PLMNにダイレクトする。いくつかの実施形態では、デバイス400−aおよび/またはデバイス400−bは、システム情報メッセージを受信することより前から、再選択を実施することの後まで、現在のPDPコンテキストを保存するように構成され得る。
[0069]いくつかの実施形態では、システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型アイドルモードモジュール412を通して、デバイス400−aおよび/またはデバイス400−bが第1のセルからデータを受信することを予想し得る間、アイドルモードへの遷移を開始するように構成され得る。いくつかの実施形態では、システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型再選択モジュールを通して、非ブラインド試みを実施するように構成され得る。システム情報ベース再選択モジュール410および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−aは、SI開始型再選択モジュールを通して、アイドルモードに遷移した後に敏速に再選択を実施する(たとえば、開始する)ように構成され得る。
[0070]図5は、様々な実施形態による、再選択のために構成されたユーザ機器115−bのブロック図500である。ユーザ機器115−bは、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、スマートフォン、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲームコンソール、電子リーダーなど、様々な構成のいずれかを有し得る。ユーザ機器115−bは、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器115−bは、図1、図2、図3、図7および/または図8のユーザ機器115であり得る。
[0071]ユーザ機器115−bは、概して、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向ボイスおよびデータ通信のための構成要素を含み得る。ユーザ機器115−bは、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的にそれぞれ互いに通信し得る、トランシーバモジュール510と、(1つまたは複数の)アンテナ505と、メモリ580と、プロセッサモジュール570とを含み得る。トランシーバモジュール510は、上記で説明したように、(1つまたは複数の)アンテナ505および/あるいは1つまたは複数のワイヤードまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール510は、図1、図2、および/または図8の基地局105ならびに/あるいは図7のRAN121と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール510は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)アンテナ505に与え、(1つまたは複数の)アンテナ505から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。ユーザ機器115−bは単一のアンテナ505を含み得るが、ユーザ機器115−bは、複数のワイヤレス送信を同時に送信および/または受信することが可能な複数のアンテナ505を有し得る。トランシーバモジュール510は、複数のコンポーネントキャリアを介して複数のeNBと同時に通信することが可能であり得る。
[0072]メモリ580は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ580は、実行されるとプロセッサモジュール570に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、ハンドオーバ遅延のキャプチャなど)を実施させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード585を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード585は、プロセッサモジュール570によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)コンピュータに本明細書で説明する機能を実施させるように構成され得る。
[0073]プロセッサモジュール570は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。ユーザ機器115−bは、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信されたオーディオを表す(たとえば、長さ20ms、長さ30msなどの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール510に与え、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された、音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。
[0074]図5のアーキテクチャによれば、ユーザ機器115−bは通信管理モジュール560および/またはシステム情報ベース再選択モジュール410−bをさらに含み得る。システム情報ベース再選択モジュール410−bは、SI検出モジュール411−a、SI開始型アイドルモードモジュール412−a、および/またはSI開始型再選択モジュール413−aを含み得る。例として、これらのモジュールは、バスを介してユーザ機器115−bの他の構成要素の一部または全部と通信しているユーザ機器115−bの構成要素であり得る。代替的に、これらのモジュールの機能が、トランシーバモジュール510の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール570の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0075]ユーザ機器115−bは、様々な実施形態に従って再選択のために構成され得る。ユーザ機器115−bのための構成要素は、図4Aのデバイス400−aおよび/または図4Bのデバイス400−bに関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。たとえば、システム情報ベース再選択モジュール410−bは、システム情報ベース再選択モジュール410または410−aの1つまたは複数の態様の一例であり得、SI検出モジュール411−aは、SI検出モジュール411の1つまたは複数の態様の一例であり得、SI開始型アイドルモードモジュール412−aは、SI開始型アイドルモードモジュール412の1つまたは複数の態様の一例であり得、および/あるいは、SI開始型再選択モジュール413−aは、SI開始型再選択モジュール413の1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0076]次に図6Aおよび図6Bを参照すると、ブロック図が、様々な実施形態による、それぞれ再選択をプロンプトするために構成された、デバイス600−aおよび600−bを示している。デバイス600−aおよび600−bは、図1、図2、および/または図7のコアネットワーク130、図1および/または図2のコントローラ120、図1、図2、および/または図8の基地局105、ならびに/あるいは図7のRAN121の態様の一例であり得る。デバイス600−aおよび600−bはプロセッサでもあり得る。デバイス600−aは、受信機モジュール605、システム情報再選択プロンプトモジュール(system information prompting reselection module)610、および/または送信機モジュール615を含み得る。デバイス600−bは受信機モジュール605および/または送信機モジュール615を含み得る。デバイス600−bは、セル識別モジュール611および/またはシステム情報生成モジュール612を含み得る、システム情報再選択プロンプトモジュール610−aを含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0077]デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bのこれらの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実施するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実施され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0078]受信機モジュール605は、パケット、データ、ならびに/あるいはデバイス600−aおよび/またはデバイス600−bが受信または送信したものに関するシグナリング情報などの情報を受信し得る。
[0079]いくつかの実施形態では、システム情報再選択プロンプトモジュール610および/またはシステム情報再選択プロンプトモジュール610−aは、セル識別モジュール611を通して、第1の無線アクセス技術(RAT)を利用する第1のセルを識別するように構成され得る。システム情報再選択プロンプトモジュール610および/またはシステム情報再選択プロンプトモジュール610−aは、セル識別モジュール611を通して、第2のRATを利用する第2のセルを識別するように構成され得、ここで、第2のセルのカバレージが第1のセルの基礎をなす。いくつかの実施形態では、システム情報再選択プロンプトモジュール610および/またはシステム情報再選択プロンプトモジュール610−aは、システム情報生成モジュール612を通して、システム情報メッセージに応答して、第1のセルとの接続モードから第1のセルとのアイドルモードに遷移し、第1のセルから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するように、ユーザ機器にプロンプトするためにシステム情報メッセージを生成するように構成され得る。場合によっては、UEによって再選択をプロンプトすることは、システム情報メッセージを受信したことに基づいて再選択を決定し、それに進むようにUEをサポートおよび/または誘導することを含み得る。場合によっては、再選択は、アイドルモードでのUE自律決定およびプロセスを伴い得、これは、システム情報メッセージおよび/またはそれぞれのパラメータ設定を受信することによってサポートされ、および/または潜在的に誘導され得る。トランシーバモジュール610は、ユーザ機器にシステム情報メッセージを送信するように構成され得る。
[0080]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージはネイバーリストを含み得る。システム情報メッセージは、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報を含み得る。
[0081]いくつかの実施形態では、送信機モジュール610は、RRC接続状態中にそれが行われるように、システム情報メッセージを送信するように構成され得る。システム情報再選択プロンプトモジュール610および/またはシステム情報再選択プロンプトモジュール610−aは、セル識別モジュール611を通して、第2のセルの利用可能性ことを決定するように構成され得る。受信機モジュール605は、いくつかの実施形態ではシステム情報メッセージを送信したことに応答して接続解放メッセージを受信するように構成され得る。接続解放メッセージを受信することは、接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を受信することを含み得る。場合によっては、UEが、デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bに接続解放メッセージを送信することによってアイドルに遷移されるためにRRC接続を解放したいというそれの望みを表し得る。デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bはRRC状態遷移を制御し得る。
[0082]いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。第1のRATは2G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。第2のRATは3G RATを含み得る。追加または代替として、第1のRATおよび第2のRATは、それぞれ4G RATおよび5G RATを含み得る。
[0083]いくつかの実施形態では、デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bは、第1のRATから第2のRATへのRAT間ハンドオーバをサポートしないワイヤレス通信システムの一部であり得る。いくつかの実施形態では、システム情報再選択プロンプトモジュール610および/またはシステム情報再選択プロンプトモジュール610−aは、システム情報生成モジュール612を通して、送信されたシステム情報がUEを許容PLMNにダイレクトするようにように構成され得る。デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bのいくつかの実施形態は、システム情報メッセージを受信することより前から、再選択を実施することの後まで、現在のPDPコンテキストを保存するように構成され得る。いくつかの実施形態では、デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bは、UEがRAT遷移の異なる方法を許容することに気づいているワイヤレス通信システムの一部であり得る。
[0084]図7に、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのためにモビリティを利用するために構成され得る通信システム700のブロック図を示す。このシステム700は、図1に示されたシステム100、図2のシステム200、および/または図8のシステム800の態様を含み得るコアネットワーク130−bは、メモリ770と、プロセッサモジュール765とを含み得、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに直接または間接的に通信していることがある。場合によっては、コアネットワーク130−bはネットワーク通信モジュール775の他の態様と通信し得る。
[0085]コアネットワーク130−bはまた、無線アクセスネットワーク(RAN)121−i/121−jと通信し得る。無線アクセスネットワーク121は、場合によってはコロケートされるか、または別々に配置され得る。無線アクセスネットワーク121はユーザ機器115−cとワイヤレス通信していることがある。場合によっては、コアネットワーク130−bは、無線アクセスネットワーク通信モジュール720を利用して無線アクセスネットワーク121と通信し得る。無線アクセスネットワーク121は異なる無線アクセス技術(RAT)を利用し得る。たとえば、RAN121−iは3G RATを利用し得、RAN121−jは4G RATを利用し得る。別の例では、RAN121−iは2G RATを利用し得、RAN121−jは3G RATまたは4G RATを利用し得る。代替的に、RAN121−Iは4G RATを利用し得、RAN121−jは5G RATを利用し得る。
[0086]メモリ770は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ770は、実行されるとプロセッサモジュール765に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実施させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード771をも記憶し得る。代替的に、ソフトウェア771は、プロセッサモジュール765によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに本明細書で説明する機能を実施させるように構成され得る。
[0087]プロセッサモジュール765は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含み得る。プロセッサモジュール765は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信されたオーディオを表す(たとえば、長さ20msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットを与え、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された、音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。
[0088]図7のアーキテクチャによれば、コアネットワーク130−bは通信管理モジュール730をさらに含み得る。通信管理モジュール730は、ユーザ機器115−cとの通信など、通信通信の他の態様を管理し得る。例として、通信管理モジュール730は、バスを介してコアネットワーク130−bの他の構成要素の一部または全部と通信しているコアネットワーク130−bの構成要素であり得る。代替的に、通信管理モジュール730の機能が、無線アクセスネットワーク通信モジュール720の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール765の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0089]コアネットワーク130−bのための構成要素は、デバイス600−aおよび/またはデバイス600−bに関して上記で説明した態様を実装するように構成され得、簡潔のためにここで繰り返さないことがある。システム情報再選択プロンプトモジュール610−bは、システム情報再選択プロンプトモジュール610および/またはシステム情報再選択プロンプトモジュール610−aの一例であり得る。セル識別モジュール611−aはセル識別モジュール611の一例であり得る。システム情報生成モジュール612−はシステム情報生成モジュール612の一例であり得る。
[0090]図8は、様々な実施形態による、基地局105−cとユーザ機器115−dとを含むシステム800のブロック図である。このシステム800は、図1のシステム100、図2のシステム200、および/または図7のシステム700の一例であり得る。基地局105−cはアンテナ834−a〜834−xを装備し得、ユーザ機器115−dはアンテナ852−a〜852−nを装備し得る。基地局105−cにおいて、送信プロセッサ820がデータソースからデータを受信し得る。
[0091]送信プロセッサ820はデータを処理し得る。送信プロセッサ820はまた、基準シンボルとセル固有基準信号とを生成し得る。送信(TX)MIMOプロセッサ830が、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施し得、出力シンボルストリームを送信変調器832−a〜832−xに与え得る。各変調器832は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器832はさらに、ダウンリンク(DL)信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。一例では、変調器832−a〜832−xからのDL信号は、それぞれアンテナ834−a〜834−xを介して送信され得る。送信プロセッサ820はプロセッサ840から情報を受信し得る。プロセッサ840はメモリ842と結合され得る。
[0092]たとえば、システム800内で、プロセッサ840は再選択をプロンプトするように構成され得る。たとえば、プロセッサ840は、第1の無線アクセス技術(RAT)を利用する第1のセルを識別するように構成され得る。プロセッサ840は、第2のRATを利用する第2のセルを識別するように構成され得、ここで、第2のセルのカバレージが第1のセルの基礎をなす。プロセッサ840は、システム情報メッセージに応答して、第1のセルとの接続モードから第1のセルとのアイドルモードに遷移し、第1のセルから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するように、ユーザ機器115−dにプロンプトするためにシステム情報メッセージを生成するように構成され得る。Txプロセッサ820は、ユーザ機器115−dにシステム情報メッセージを送信するように構成され得る。
[0093]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージはネイバーリストを含み得る。システム情報メッセージは、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報を含み得る。いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。第1のRATは2G RATまたは4G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。第2のRATは3G RATまたは5G RATを含み得る。
[0094]ユーザ機器115−dにおいて、ユーザ機器アンテナ852−a〜852−nは、基地局105−cからDL信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器854−a〜854−nに与え得る。各復調器854は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器854はさらに、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器856は、すべての復調器854−a〜854−nから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ858が、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、ユーザ機器115−dの復号されたデータをデータ出力に与え、復号された制御情報をプロセッサ880、またはメモリ882に与え得る。
[0095]アップリンク(UL)または逆方向リンク上で、ユーザ機器115−dにおいて、送信プロセッサ864がデータソースからデータを受信し、処理し得る。送信機プロセッサ864はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ864からのシンボルは、適用可能な場合は送信MIMOプロセッサ866によってプリコーディングされ、さらに(たとえば、SC−FDMAなどのために)復調器854−a〜854−nによって処理され、基地局105−cから受信された送信パラメータに従って基地局105−cに送信され得る。
[0096]基地局105−cにおいて、ユーザ機器115−dからのUL信号は、アンテナ834によって受信され、復調器832によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器836によって検出され、さらに受信プロセッサによって処理され得る。受信プロセッサ838は、復号されたデータをデータ出力とプロセッサ880とに与え得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ880は、汎用プロセッサ、送信プロセッサ864、および/または受信機プロセッサ858の一部として実装され得る。
[0097]いくつかの実施形態では、プロセッサモジュール880は、様々な実施形態に従ってフレキシブル帯域幅を動的に適応させるために構成され得る。プロセッサ880は、基地局105−cとユーザ機器115−dとの間の送信に関連するフレキシブル帯域幅信号の1つまたは複数のスケールファクタを動的に調整し得る。これらの調整は、トラフィックパターン、干渉測定などの情報に基づいて行われ得る。
[0098]たとえば、システム800内で、プロセッサ880は再選択のために構成され得る。たとえば、デバイス115−dのプロセッサまたは他の態様は、基地局105−cなど、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセル105−cからシステム情報メッセージを受信するように構成され得る。プロセッサ880は、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセル105−cとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始するように構成され得る。プロセッサ880は、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセル(図示せず)への再選択を実施するように構成され得る。いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージはネイバーリストを含み得る。システム情報メッセージは、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報を含み得る。
[0099]いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。第1のRATは2G RATまたは4G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。第2のRATは3G RATまたは5G RATを含み得る。
[0100]図9Aを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおける再選択の方法900−aの流れ図が与えられている。方法900−aは、図1、図2、図5、図7、および/または図8のユーザ機器115、ならびに/あるいは図4Aのデバイス400−aならびに/あるいは図4Bのデバイス400−bを利用して実装され得る。
[0101]ブロック905において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介してサービングセルからシステム情報メッセージを受信する。ブロック910において、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとの接続モードからサービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始する。ブロック915において、受信されたシステム情報メッセージに応答してサービングセルとのアイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施する。
[0102]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージはネイバーリストを含み得る。システム情報メッセージは、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報を含み得る。
[0103]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージを受信することは、RRC接続状態中に行われる。遷移を開始することは、受信されたシステム情報メッセージに応答して接続解放を開始することを含み得る。遷移を開始することは、無線リンク失敗(RLF)を示すことをも含み得る。RLFは、RLFしきい値を超える数の再送信要求を送ること、またはある時間期間の間非アクティブになることによって示され得る。いくつかの実施形態は、接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を送信することを含む。いくつかの実施形態では、システム情報メッセージは第2のRATに関するキャリア周波数情報を含む。
[0104]いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。第1のRATは2G RATまたは4G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。第2のRATは3G RATまたは5G RATを含み得る。
[0105]いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システムは、第1のRATから第2のRATへのRAT間ハンドオーバをサポートしないか、またはそれのためのサポートなしに構成される。いくつかの実施形態は、アイドルモード中にタイマーを無視することを含む。いくつかの実施形態は、アイドルモード中に第1のセルから受信された追加のシステム情報メッセージを利用することを控えることを含む。
[0106]いくつかの実施形態では、受信されたシステム情報はUEを許容PLMNにダイレクトする。いくつかの実施形態は、システム情報メッセージを受信することより前から、再選択を実施することの後まで、現在のPDPコンテキストを保存することを含む。
[0107]いくつかの実施形態では、アイドルモードへの遷移を開始することは、UEが依然として第1のセルからデータを受信することを予想する間に、たとえば、UEが第1のセルからデータを受信するようにスケジュールされている間に、行われる。たとえば、UEは順方向リンクまたはダウンリンクリソース許可を受信していることがある。場合によっては、再選択は非ブラインド試みを含む。再選択を実施することは、アイドルモードに遷移した後に敏速に開始され得る。
[0108]図9Bを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおける再選択の方法900−bの流れ図が与えられている。方法900−bは、図1、図2、図5、図7、および/または図8のユーザ機器115、ならびに/あるいは図4Aのデバイス400−aならびに/あるいは図4Bのデバイス400−bを利用して実装され得る。方法900−bは図9Aの方法900−aの一例であり得る。
[0109]ブロック905−aにおいて、UEにおいて、3Gセルとの接続モードにある間に3GセルからSIB19を受信する。ブロック910−aにおいて、UEによって、受信されたSIB19に応答して3Gセルとの接続モードから3Gセルとのアイドルモードへの遷移を開始する。ブロック915−aにおいて、受信されたSIB19に応答して3Gセルとのアイドルモードから4Gセルへの再選択を実施する。ブロック920において、SIB19を受信することより前から、4Gセルを再選択することの後まで、現在のPDPを保存する。
[0110]図10Aを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおける再選択の方法1000−aの流れ図が与えられている。方法1000−aは、図1、図2、および/または図7のコアネットワーク130、図6Aのデバイス600−aならびに/あるいは図6Bのデバイス600−bを利用して実装され得る。いくつかの実施形態は、図1および/または図2のコントローラ120、図7のRAN121、ならびに/あるいは図1、図2、および/または図8の基地局105を利用して実装され得る。
[0111]ブロック1005において、第1の無線アクセス技術(RAT)を利用する第1のセルを識別する。ブロック1010において、第2のRATを利用する第2のセルを識別し、ここで、第2のセルのカバレージが第1のセルの基礎をなす。ブロック1015において、システム情報メッセージに応答して、第1のセルとの接続モードから第1のセルとのアイドルモードに遷移し、第1のセルから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するように、ユーザ機器にプロンプトするためにシステム情報メッセージを生成する。ブロック1020において、ユーザ機器にシステム情報メッセージを送信する。
[0112]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージはシステム情報ブロック(SIB)を含む。SIBは、いくつかの場合にはSIB19を含み得る。SIBは、他の場合にはSI2quaterを含み得る。システム情報メッセージはネイバーリストを含み得る。システム情報メッセージは、第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報を含み得る。
[0113]いくつかの実施形態では、システム情報メッセージを送信することは、RRC接続状態中に行われる。いくつかの実施形態は、第2のセルの利用可能性ことを決定することを含む。いくつかの実施形態は、システム情報メッセージを送信したことに応答して接続解放メッセージを受信することを含む。接続解放メッセージを受信することは、接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を受信することを含み得る。
[0114]いくつかの実施形態では、第1のRATは3G RATを含む。第1のRATは2G RATまたは4G RATを含み得る。いくつかの実施形態では、第2のRATは4G RATを含む。第2のRATは3G RATまたは5G RATを含み得る。
[0115]いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システムは第1のRATから第2のRATへのRAT間ハンドオーバをサポートしない。いくつかの実施形態では、送信されたシステム情報はUEを許容PLMNにダイレクトする。いくつかの実施形態は、システム情報メッセージを受信することより前から、再選択を実施することの後まで、現在のPDPコンテキストを保存することを含む。いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システムは、UEがRAT遷移の異なる方法を許容することに気づいている。
[0116]図10Bを参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおける再選択の方法1000−bの流れ図が与えられている。方法1000−bは、図1、図2、および/または図7のコアネットワーク130、図6Aのデバイス600−aならびに/あるいは図6Bのデバイス600−bを利用して実装され得る。いくつかの実施形態は、図1および/または図2のコントローラ120、図7のRAN121、ならびに/あるいは図1、図2、および/または図8の基地局105を利用して実装され得る。方法1000−bは図10Aの方法1000−aの一例であり得る。
[0117]ブロック1005−aにおいて、2Gセルを識別する。ブロック1010−aにおいて、3Gおよび/または4Gセルを識別し、ここで、3Gおよび/または4Gセルのカバレージが2Gの基礎をなす。ブロック1015−aにおいて、SI2quaterに応答して、2Gセルとの接続モードから2Gセルとのアイドルモードに遷移し、2Gセルから3Gまたは4Gセルへの再選択を実施するように、ユーザ機器にプロンプトするためにSI2quaterを生成する。ブロック1020−aにおいて、ユーザ機器にSI2quaterを送信する。ブロック1025において、SI2quaterを送信したことに応答して接続解放メッセージを受信する。
[0118]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。詳細な説明は、説明した技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明した実施形態の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示されている。
[0119]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0120]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0121]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0122]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0123]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられる。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信システムにおける再選択の方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介して前記サービングセルからシステム情報メッセージを受信することと、
    前記UEにおいて、前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記接続モードから前記サービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始することと、
    前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記アイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施することと
    を備える方法。
  2. 前記システム情報メッセージがシステム情報ブロック(SIB)を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SIBがSIB19またはSI2quaterを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記システム情報メッセージが、ネイバーリスト、前記第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報、前記第2のRATに関するキャリア周波数情報、または前記UEを許容パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)にダイレクトする情報を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記システム情報メッセージを前記受信することが、RRC接続状態中に行われる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記遷移を前記開始することが、前記受信されたシステム情報メッセージに応答して接続解放を開始することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記遷移を前記開始することが、
    前記サービングセルとの無線リンクの無線リンク失敗(RLF)を示すこと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を送信すること
    をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1のRATが、2G RAT、3G RAT、または4G RATを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2のRATが4G RATまたは5G RATを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ワイヤレス通信システムが、前記第1のRATから前記第2のRATへのRAT間ハンドオーバのためのサポートなしに構成された、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ワイヤレス通信システムが、前記第1のRATから前記第2のRATへの前記UEの自律ハンドオーバのためのサポートなしに構成するされた、請求項1に記載の方法。
  13. 前記システム情報メッセージを受信することより前から、少なくとも前記再選択を実施することの後まで、現在のパケットデータプロトコル(PDP)コンテキストを保存すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記アイドルモードへの前記遷移を前記開始することは、前記UEが前記サービングセルからデータを受信するようにスケジュールされている間に行われる、請求項1に記載の方法。
  15. 前記再選択が非ブラインド試みを備える、請求項1に記載の方法。
  16. 前記再選択を前記実施することが、前記アイドルモードに遷移した後に敏速に開始する、請求項1に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信のための通信デバイスであって、
    ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介して前記サービングセルからシステム情報メッセージを受信することと、
    前記UEにおいて、前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記接続モードから前記サービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始することと、
    前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記アイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える、通信デバイス。
  18. 前記システム情報メッセージがシステム情報ブロック(SIB)を備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  19. 前記システム情報メッセージが、ネイバーリスト、前記第2のRATによる基礎をなすカバレージを示す情報、前記第2のRATに関するキャリア周波数情報、または前記UEを許容パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)にダイレクトする情報を備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  20. 前記遷移を前記開始することが、前記受信されたシステム情報メッセージに応答して接続解放を開始することを備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  21. 前記遷移を前記開始することが、
    前記サービングセルとの無線リンクの無線リンク失敗(RLF)を示すこと
    を備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記接続解放を開始するためにシグナリング接続解放指示を送信する
    ようにさらに構成された、請求項20に記載の通信デバイス。
  23. 前記第1のRATが、2G RAT、3G RAT、または4G RATを備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  24. 前記第2のRATが4G RATまたは5G RATを備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  25. 前記ワイヤレス通信システムが、前記第1のRATから前記第2のRATへのRAT間ハンドオーバのためのサポートなしに構成された、請求項17に記載の通信デバイス。
  26. 前記ワイヤレス通信システムが、前記第1のRATから前記第2のRATへの前記UEの自律ハンドオーバのためのサポートなしに構成された、請求項17に記載の通信デバイス。
  27. 前記再選択が非ブラインド試みを備える、請求項17に記載の通信デバイス。
  28. 前記再選択を前記実施することが、前記アイドルモードに遷移した後に敏速に開始する、請求項17に記載の通信デバイス。
  29. ワイヤレス通信システムであって、
    ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介して前記サービングセルからシステム情報メッセージを受信するための手段と、
    前記UEにおいて、前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記接続モードから前記サービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始するための手段と、
    前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記アイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するための手段と
    を備えるワイヤレス通信システム。
  30. ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
    ユーザ機器(UE)において、サービングセルとの接続モードにある間に第1の無線アクセス技術(RAT)を介して前記サービングセルからシステム情報メッセージを受信するためのコードと、
    前記UEにおいて、前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記接続モードから前記サービングセルとのアイドルモードへの遷移を開始するためのコードと、
    前記受信されたシステム情報メッセージに応答して前記サービングセルとの前記アイドルモードから第2のRATを利用するターゲットセルへの再選択を実施するためのコードと
    を備える非一時的コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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