JP2016510545A - 高速ベクトル誤差拡散 - Google Patents

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Abstract

色空間における各原色の色座標を取得することと、色座標を色空間の各座標平面のしきい値と比較することとを含む、ベクトル誤差拡散のために色空間を再分割することについて記載する。比較することに応答して、各原色が色空間の象限にグループ化され、ここにおいて、各象限は、各座標平面のしきい値によって定義される。他の態様では、色の色座標を決定し、色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別する、ここにおいて、決定された色座標が、マッチする象限に入る、ディスプレイを含む、色空間におけるクローゼット原色に対する色のマッピングについて記載する。代表的な表示デバイスは、マッチする象限内で最も近い原色を検索し、色を見つかった最も近い原色にマッピングする。

Description

[0001]本開示の態様は、一般に画像処理に関し、より詳細には、高速ベクトル誤差拡張に関する。
[0002]ハーフトーン処理は、サイズ、形状、または間隔のいずれかで異なる、ドットを使用することによって、連続階調画像(continuous tone imagery)をシミュレートする複写技術である。連続階調画像がカラーまたはグレイの無限の範囲を含むのに対して、ハーフトーンプロセスは、一般に、視覚的再生を、1色のみのインクで印刷され得る二値画像に低減する。この二値再生は、これらの小さいハーフトーンドットが人間の眼によって滑らかなトーンにブレンドされる基本的な錯視に依存する。ハーフトーン処理は、一般に、カラー写真を印刷するためにも使用される。一般的な概念は同じであり、使用される主要な印刷色(たとえば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の濃度を変えることによって、特定の濃淡の度合いが再生され得る。
[0003]誤差拡散は、量子化の残りがまだ処理されていない隣接ピクセルに分散される、一種のハーフトーン処理である。その主な使用は、マルチレベル画像を二値画像に変換することであるが、他の用途がある。多くの他のハーフトーン処理方法とは異なり、アルゴリズムがある位置で行うことは他の位置で起こることに影響を与えるので、誤差拡散は、エリア操作として分類される。
[0004]ベクトル誤差拡散では、各色がその最も近い原色にマッピングされ、次いで、その色と原色との間の誤差は、隣接する色に伝播される。原色の数が多ければ多いほど、最も近い原色を検索するためのコストが高くなる。たとえば、「n」が原色の総数である場合、最も近い原色を見つけるために、n個の距離が計算され、n個の比較が実行される。nが大きい場合、計算時間および複雑さが大きく、結果的に、プロセスが非常に遅くなる。
[0005]高速ベクトル誤差拡散の技法について、本明細書で説明する。
[0006]一態様では、ベクトル誤差拡散のための色空間を再分割するための方法は、色空間における各原色の色座標を取得することを含む。この方法は、各原色の色座標を色空間の各座標平面のしきい値と比較することをさらに含む。この方法は、比較することに応答して、色空間における各原色を色空間の象限にグループ化することをさらに含み、ここにおいて、各象限は、各座標平面のしきい値によって定義される。
[0007]別の態様では、色を色空間におけるクローゼット原色にマッピングするための方法は、色の色座標を決定することを含む。この方法は、色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別することをさらに含み、ここにおいて、決定された色座標は、マッチする象限に入る。この方法は、マッチする象限内で最も近い原色を検索することも含む。この方法は、その色を、検索に応答して見つかった最も近い原色にマッピングすることをさらに含む。
[0008]追加の態様では、ベクトル誤差拡散のための色空間を再分割するための装置は、色空間における各原色の色座標を取得するための手段を有する。この装置は、各原色の色座標を色空間の各座標平面のしきい値と比較するための手段を有する。この装置は、比較することに応答して、色空間における各原色を色空間の象限にグループ化するための手段も有し、ここにおいて、各象限は、各座標平面のしきい値によって定義される。
[0009]さらなる態様では、色を色空間におけるクローゼット原色にマッピングするための装置は、色の色座標を決定するための手段を含む。この装置は、色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別することをさらに含み、ここにおいて、決定された色座標は、マッチする象限に入る。この装置は、マッチする象限内で最も近い原色を検索するための手段も含む。この装置は、その色を、検索に応答して見つかった最も近い原色にマッピングするための手段をさらに含む。
[0010]さらに別の態様では、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、色空間における各原色の色座標を取得するためのコードを含む。このコンピュータ可読媒体は、各原色の色座標を色空間の各座標平面のしきい値と比較するためのコードを含む。このコンピュータ可読媒体は、比較することに応答して、色空間における各原色を色空間の象限にグループ化するためのコードも含み、ここにおいて、各象限は、各座標平面のしきい値によって定義される。
[0011]さらに追加の態様では、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体を含む。このコンピュータ可読媒体は、色の色座標を決定するためのコードを含む。このコンピュータ可読媒体は、色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別するためのコードをさらに含み、ここにおいて、決定された色座標は、マッチする象限に入る。このコンピュータ可読媒体は、マッチする象限内で最も近い原色を検索するためのコードも含む。このコンピュータ可読媒体は、その色を、検索に応答して見つかった最も近い原色にマッピングするためのコードをさらに含む。
[0012]さらなる態様では、ベクトル誤差拡散のための色空間を再分割するための画像処理デバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを有する。この少なくとも1つのプロセッサは、色空間における各原色の色座標を取得するように構成される。この少なくとも1つのプロセッサは、各原色の色座標を色空間の各座標平面のしきい値と比較するようにさらに構成される。この少なくとも1つのプロセッサは、比較することに応答して、色空間における各原色を色空間の象限にグループ化するようにも構成され、ここにおいて、各象限は、各座標平面のしきい値によって定義される。
[0013]また別の態様では、色を色空間におけるクローゼット原色にマッピングするための画像処理デバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを有する。少なくとも1つのプロセッサは、色の色座標を決定するように構成される。この少なくとも1つのプロセッサは、色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別するようにさらに構成され、ここにおいて、決定された色座標は、マッチする象限に入る。この少なくとも1つのプロセッサは、マッチする象限内で最も近い原色を検索するようにも構成される。この少なくとも1つのプロセッサは、その色を、検索に応答して見つかった最も近い原色にマッピングするようにさらに構成される。
[0014]本開示の様々な態様および特徴が、以下でさらに詳細に説明される。
[0015]本開示のいくつかの態様による、画像処理デバイスを実施する撮像デバイスの一例を概念的に示すブロック図。 [0016]本開示による、色境界に沿った色の細分を示すグラフ表現。 [0017]本開示による、色境界に沿った色の別の細分を示すグラフ表現。 [0018]本開示による、ベクトル誤差拡散のためのサブセットを見つけるためのプロセスの例示的なブロックを示すフロー図。 [0019]本開示による、サブセットにおける利用可能な原色を使用してベクトル誤差拡散を実行するためのプロセスの例示的なブロックを示すフロー図。
[0020]添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細を伴わずに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0021]本開示は、たとえば、画像処理装置における、高速ベクトル誤差拡散のための技法を提供する。ベクトル誤差拡散の性能を向上させるために、本開示の態様は、n個の原色をいくつかのサブセットに分割することができる。このように、ハーフトーン処理される色ごとに、サブセットが選択され、次いで、サブセットにおいて最も近い原色が見つけられ得る。たとえば、プライマリセット(primary set)は、それらの色相角に従って複数のサブセットに分割され得る。色が属するそのようなサブセットを選択するために、色の色相角が計算され得る。しかしながら、色相角を計算することは、高コストの操作でもある。したがって、性能を向上させる目的を維持するために、これらのサブセットの選択プロセスも高効率的でなければならない。
[0022]本開示の様々な態様は、1)(a)連続階調色と各原色との間の距離を計算する際の計算の量を低減するため、および(b)ベクトル誤差拡散において必要とされる比較の数を低減するために、大きいプライマリセットを複数のサブセットに分割することと、2)プライマリセットをサブセットに効率的に分割するための方法とを含む。
[0023]サブセットの選択は、使用されている色空間のクロミナンス座標を使用して行われ得る。たとえば、しきい値は、座標平面ごとに選択され得、ここにおいて、各サブセットは、色空間の象限を占める。次いで、色は、単純な座標比較を確立することによって、サブセットのために選択され得る。
[0024]図2を参照すると、ある色が異なるサブセットの境界に近い場合、ターゲットの原色が誤って選択され得る。たとえば、最も近い原色210が偶然隣接するサブセットにある場合、その最も近い原色は選択されない場合がある。この問題を解決するために、象限エッジ境界200を囲む許容しきい値Tは、異なるサブセット間のわずかな重複を可能にするために定義され得る。したがって、たとえば、色208が象限エッジ境界200の近くにあるとき、システムは、最も近い原色が現在の象限にあるか、隣接する象限にあるかにかかわらず、クローズ原色について検索することができる。色208の近くの原色についての例示的な検索では、本態様によって、原色210を、許容しきい値T内の隣接する象限204において見つけることができる。このプロセスは、色208と同じ象限202にある色208に最も近い原色であるあまり正確ではない原色212の代わりに、隣接する象限204において、色208に対する実際の最も近い原色210の発見を可能にする。いくつかの態様では、許容しきい値は、境界300にも適用され得、境界300に近い色の近くの原色についての検索は、その色がある象限に加えて、境界300の上または下の隣接する象限において検索することができる。さらに他の態様では、境界200および300の基点に近い色の近くの原色についての検索は、その色がある象限に加えて、3つすべての隣接する象限を検索し得る。このように、それぞれ、色が境界200と境界300の両方の許容領域の外側にあるか、許容領域の一方の内側にあり、他方の外側にあるか、または両方の許容領域の内側にあるかに応じて、1つ、2つまたは、4つの象限が検索され得ると考えられる。
[0025]プリコードされた原色を有するネイティブの白色または黒色サブセットを定義することによって、さらなる性能の向上が得られ得る。ガマットマッピング(gamut mapping)ステップの間、ソースカラーの白色点および黒色点は、それぞれ、白色サブセットおよび黒色サブセットにマッピングされ得る。純粋に白色または黒色の可能性が高いので、白色サブセットまたは黒色サブセットに対する色の最初の照会は、検索効率を向上させ得る。さらに、ソースの白色/黒色が白色/黒色サブセットにマッピングされるので、白色/黒色が白色/黒色サブセットとしてハーフトーン処理されるとき、色誤差はもたらされない(すなわち、量子化誤差はゼロである)。したがって、誤差伝播の計算をスキップすることによって、性能がさらに向上する。
[0026]より小さいサブセットを定義することによって、潜在的な原色の距離および数は大幅に低減し、それによって、ベクトル誤差拡散を実行するとき、必要な計算量が低減する。
[0027]図1を参照すると、いくつかの態様では、本明細書で開示する画像処理装置は、リモートで画像を受信することができ、リモート撮像デバイスのリモートディスプレイに画像を表示することができると想定される。しかしながら、他の態様では、本明細書で開示する画像処理装置は、撮像デバイス100などの撮像デバイスと統合され得る。そのような撮像デバイス100は、スマートフォン、タブレット、テレビ、またはディスプレイを含むユーザインターフェース102を有する任意の他のデバイスでもよい。デバイスは任意のタイプのものとすることができると想定される。バイナリディスプレイは、開示された画像処理装置の利点を述べる際に特に重要である。たとえば、ディスプレイは、AiMODディスプレイでもよい。
[0028]例示的な撮像デバイス100の追加の特徴は、任意の適切なデータバスまたは他の通信媒体によってメモリ106に接続された1つまたは複数のプロセッサ104を含み得る。データバスまたは他の通信媒体に接続されているさらなるハードウェア構成要素は、ワイヤレス無線108と、ネットワークインターフェース110と、カメラ112とを含み得る。メモリ106にあるデータ114およびアプリケーションは、当業者には容易に明らかである方法で、ユーザインターフェース102、ワイヤレス無線108、ネットワークインターフェース110、およびカメラ112を動作させるように、1つまたは複数のプロセッサ104を構成することができる。たとえば、ネットワーク通信アプリケーション116は、任意の適切なプロトコル、たとえばセルラープロトコル(たとえば、LTE、CDMA、TDMA、CoMPなど)およびインターネットプロトコル(IP)に従ってネットワーク通信を達成するために、ワイヤレス無線108およびネットワークインターフェース110を動作させることができる。さらに、ユーザインターフェースアプリケーション118は、データおよびコマンドを受信し、画像と、映像と、音声とをレンダリングして、ユーザインターフェース102のコンポント(compont)を出力するために、入出力構成要素102を動作させることができる。また、画像キャプチャアプリケーション120は、画像をキャプチャし、画像をデータ114に記憶するように、カメラ112を動作させることができる。これらの構成要素のいずれかは、プロセッサ104、メモリ106、データ116、およびアプリケーション114〜120と組み合わせて、撮像デバイス100への表示のために、複数の画像サブフレームを受信するための手段として働き得る。メモリ106にある画像処理アプリケーション122は、上述したように、および図2〜図5に関して以下でさらに詳細に説明するように、1つまたは複数のプロセッサ104を、画像処理を行うように構成することができる。
[0029]ベクトル誤差拡散では、各色がその最も近い原色にマッピングされ、次いで、その色と原色との間の誤差は、隣接する色に伝播される。原色の数が多ければ多いほど、クローゼット原色を検索するためのコストが高くなる。この効果は、後続の擬似コードにおいて観察され得る。
[0030]上記の擬似コードでは、nは、原色の総数である。最も近い原色を見つけるために、n個の距離が計算され、n個の比較が実行される。nが大きい場合、計算の量は大きく、画像処理は、非常に遅いプロセスになる。
[0031]上述のように、性能を向上させるために、n個の原色がいくつかのサブセットに分割され得る。ハーフトーン処理される色ごとに、サブセットが選択され、次いで、サブセットにおいて最も近い原色が見つけられ得る。たとえば、プライマリセットは、それらの色相角に従って2、3のサブセットに分割され得る。色が属するサブセットを選択するために、色の色相角が計算され得る。しかしながら、色相角を計算することは、高コストの操作である。プライマリセットをサブセクションに分割する目的は性能を向上させることであるので、高効率な細分も望ましい。
[0032]Lab色空間は、非線形に圧縮されたCIE XYZ色空間座標に基づく、軽量性のための寸法L、ならびに反対色寸法のためのaおよびbを有する反対色空間である。Hunter1948のL、a、bの色空間の座標は、L、a、およびbである。しかしながら、Labは、現在、CIE 1976(L*、a*、b*)色空間(またはCIELAB)の非公式の省略形として、より多く使用されている。Hunter色座標とCIE色座標との間の違いは、CIE座標が色データの立方根変換に基づき、一方、Hunter座標は二乗根変換に基づくという点である。
[0033]次に図2および図3を参照すると、細分は、ベクトル誤差拡散のための色空間のクロミナンス座標において行われ得る。たとえば、色差がCIELAB色空間において計算される場合、プライマリセットを分割するために、a*−b*座標が使用され得る。各サブセット202、204、302、および304は、ある象限を占める。以下の擬似コードは、例示的な細分プロセスを示す。
[0034]ハーフトーン処理されるべき色208が最も近い原色210を正しく見つけることを保証するために、象限エッジ境界200および300を囲む許容しきい値T内の色208は、許容しきい値T内の隣接する象限204にある色208に近い原色210を検索することが可能である。このプロセスは、色208と同じ象限202にある正確ではない次の最も近い原色212の代わりに、隣接する象限204において、正しい最も近い原色210の発見を可能にする。したがって、本開示による検索方法は、境界200および300にわたる検索を可能にし、この方法は、境界200および300にわたる検索の際に、ごくわずかなペナルティしかない可能性がある。したがって、原色サブセットテーブルを構築する際、境界200および300に近い他の象限202、204、302、および304からの原色が含まれ得る。上記の擬似コードは、原色のインデックスを含む各サブセットテーブルを構築するために、下記のように変更され得る。
[0035]Tは、細分のための許容を設定するための正値である。許容Tで、境界200および/または300に近い原色は、1つよりも多いサブセットに属し得る。図2および図3は、細分境界200および300が全空間をSubset#1、Subset#2、Subset#3、およびSubset#4に分割することを示す。
[0036]色が白または黒である確率が非常に高いので、白色点セットおよび黒色点セットは、これら2点の高速処理のために追加され得る。白色点および黒色点が正確に原色にマッピングされ得る場合(ハーフトーン誤差はゼロである)、これらの特別な2点のセットを有することは、性能を大幅に向上させる。ガマットマッピングは、白色点および黒色点の各々が、空間時間的ハーフトーン処理において、2、3のネイティブの原色の組合せである拡張された原色に正確にマッピングされるように実行される。
[0037]図4は、ベクトル誤差拡散のためのサブセットを見つけるためのプロセスを示す。連続階調色400では、ブロック402で、色が正確に白の原色であるかどうかに関して、行われた最初の決定が行われ得る。ブロック402で、色がすでに正確に白の原色であるという決定が行われた場合、ブロック404で、白の原色が割り当てられ得る。しかしながら、ブロック402で、色が正確に白の原色ではないという決定が行われた場合、ブロック406で、色が正確に黒の原色であるかどうかの別の決定が行われ得る。ブロック406で、色がすでに正確に黒の原色であるという決定が行われた場合、ブロック408で、黒の原色が割り当てられ得る。しかしながら、ブロック406で、色が正確に黒の原色ではないという決定が行われた場合、色がどの象限に属するかを決定するために、別の決定が行われ得る。
[0038]追加の決定は、a*およびb*を、たとえばゼロなど、1つまたは複数のあらかじめ決定されたしきい値と比較することを含み得る。たとえば、ブロック410で、a*がゼロよりも大きいかどうかの決定が行われ得る。さらに、ブロック410で、a*がゼロよりも大きいことが決定された場合、ブロック412で、b*がゼロよりも大きいかどうかの決定が行われ得る。ブロック412で、b*がゼロよりも大きいことが決定された場合、ブロック414で、セクション#1が選択され得る。しかしながら、b*がゼロよりも大きくないことが決定された場合、ブロック416で、セクション#4が選択され得る。また、ブロック410で、a*がゼロよりも大きくないことが決定された場合、ブロック418で、b*がゼロよりも大きいかどうかのさらなる決定が行われ得る。ブロック418で、b*がゼロよりも大きいことが決定された場合、ブロック420で、セクション#2が選択され得る。ブロック418で、b*がゼロよりも大きくないことが決定された場合、ブロック422で、セクション#3が選択され得る。したがって、原色のサブセットは、今説明したプロセスに従って選択され得る。
[0039]次に図5を参照すると、原色のサブセットが選択された後、そのサブセットにおける利用可能な原色を使用して、ベクトル誤差拡散が実行され得る。したがって、連続階調色500のための高速ベクトル誤差拡散プロセスは、最初に、ブロック502で、図4に関して説明したプロセスに従って、原色のサブセットを見つけることができる。ひとたび原色のセットが見つかると、ブロック504で、現在の色に最も近いサブセット内で、原色の検索が実行され得る。ブロック506で、ハーフトーン色および残りの誤差が、処理されなかった近傍ピクセルに拡散されるので、最も近い原色が割り当てられ得る。
[0040]情報および信号は様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表すことができることを、当業者なら理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照される場合があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表される場合がある。
[0041]さらに、本明細書の開示に関して説明された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実現され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、概してそれらの機能に関して上記で説明した。そのような機能がハードウェアとして実現されるか、ソフトウェアとして実現されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約によって決まる。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実現できるが、そのような実現の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0042]本明細書の開示に関して説明された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理回路、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実現または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替形態として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実現され得る。
[0043]本明細書の開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで具現されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで具現されるか、またはその2つの組合せで具現され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体内に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、その記憶媒体からプロセッサが情報を読み取り、その記憶媒体にプロセッサが情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在することもできる。ASICはユーザ端末内に存在することができる。代替形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内の個別構成要素として存在することができる。
[0044]1つまたは複数の例示的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または任意のそれらの組合せに実装される場合がある。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体とすることができる。例として、限定はしないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送もしくは記憶するために使用され、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書において用いられるときに、コンパクトディスク(disc)(CD)と、レーザーディスク(登録商標)(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、blu−ray(登録商標)ディスク(disc)とを含み、一方ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0045]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるようにするために提供される。本開示への種々の修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で規定された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (40)

  1. ベクトル誤差拡散のための色空間を再分割するための方法であって、
    前記色空間における各原色の色座標を取得することと、
    各原色の前記色座標を前記色空間の各座標平面のしきい値と比較することと、
    前記比較することに応答して、前記色空間における各原色を前記色空間の象限にグループ化することと、ここにおいて、各象限が、各座標平面の前記しきい値によって定義される
    を備える方法。
  2. 象限ごとに許容しきい値を定義することをさらに備え、ここにおいて、1つの象限の端部に近いポイントから最も近い原色についての検索が、隣接する象限の前記許容しきい値内にある1つまたは複数の原色を含み得る
    請求項1に記載の方法。
  3. 各象限に加えて、黒色サブセットを定義することをさらに備え、ここにおいて、前記黒色サブセットが、前記黒の原色、および変調された黒色座標を有する複数の原色の時間的変調のうちの1つである
    請求項1に記載の方法。
  4. 各象限に加えて、白色サブセットを定義することをさらに備え、ここにおいて、前記白色サブセットが、前記白の原色、または変調された白色座標を有するいくつかの原色の時間的変調である
    請求項3に記載の方法。
  5. 色を色空間におけるクローゼット原色にマッピングするための方法であって、
    前記色の色座標を決定することと、
    前記色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別することと、ここにおいて、前記決定された色座標が、前記マッチする象限に入る、
    前記マッチする象限内で前記最も近い原色を検索することと、
    前記色を、前記検索に応答して見つかった前記最も近い原色にマッピングすることと
    を備える方法。
  6. 前記マッチする象限に隣接する象限の許容しきい値内で前記最も近い原色を検索すること
    をさらに備える請求項5に記載の方法。
  7. 前記識別する前に、
    前記色座標を色サブセットと比較すること
    をさらに備える請求項5に記載の方法。
  8. 前記色サブセットが黒色サブセットである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記識別する前に、
    前記色座標が前記黒色サブセットにマッチすることに応答して前記色を黒の原色にマッピングすること
    をさらに備える請求項8に記載の方法。
  10. 前記識別する前に、
    前記色座標を白色サブセットと比較することと、
    前記色座標が前記白色サブセットにマッチすることに応答して前記色を白の原色にマッピングすることと
    をさらに備える請求項9に記載の方法。
  11. ベクトル誤差拡散のための色空間を再分割するための装置であって、
    前記色空間における各原色の色座標を取得するための手段と、
    各原色の前記色座標を前記色空間の各座標平面のしきい値と比較するための手段と、
    前記比較することに応答して、前記色空間における各原色を前記色空間の象限にグループ化するための手段と、ここにおいて、各象限が、各座標平面の前記しきい値によって定義される
    を備える装置。
  12. 象限ごとに許容しきい値を定義するための手段をさらに備え、ここにおいて、1つの象限の端部に近いポイントから最も近い原色についての検索が、隣接する象限の前記許容しきい値内にある1つまたは複数の原色を含み得る
    請求項11に記載の装置。
  13. 各象限に加えて、黒色サブセットを定義するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記黒色サブセットが、前記黒の原色、および変調された黒色座標を有する複数の原色の時間的変調のうちの1つである
    請求項11に記載の装置。
  14. 各象限に加えて、白色サブセットを定義するための手段をさらに備え、ここにおいて、前記白色サブセットが、前記白の原色、または変調された白色座標を有するいくつかの原色の時間的変調である
    請求項13に記載の装置。
  15. 色を色空間におけるクローゼット原色にマッピングするための装置であって、
    前記色の色座標を決定するための手段と、
    前記色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別するための手段と、ここにおいて、前記決定された色座標が、前記マッチする象限に入る、
    前記マッチする象限内で前記最も近い原色を検索するための手段と、
    前記色を、前記検索に応答して見つかった前記最も近い原色にマッピングするための手段と
    を備える装置。
  16. 前記マッチする象限に隣接する象限の許容しきい値内で前記最も近い原色を検索するための手段
    をさらに備える請求項15に記載の装置。
  17. 前記識別する前に、
    前記色座標を色サブセットと比較するための手段
    をさらに備える請求項15に記載の装置。
  18. 前記色サブセットが黒色サブセットである、請求項17に記載の装置。
  19. 前記識別する前に、
    前記色座標が前記黒色サブセットにマッチすることに応答して前記色を黒の原色にマッピングするための手段
    をさらに備える請求項18に記載の装置。
  20. 前記識別する前に、
    前記色座標を白色サブセットと比較するための手段と、
    前記色座標が前記白色サブセットにマッチすることに応答して前記色を白の原色にマッピングするための手段と
    をさらに備える請求項19に記載の装置。
  21. コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
    前記コンピュータ可読媒体が、
    前記色空間における各原色の色座標を取得するためのコードと、
    各原色の前記色座標を前記色空間の各座標平面のしきい値と比較するためのコードと、
    前記比較することに応答して、前記色空間における各原色を前記色空間の象限にグループ化するためのコードと、ここにおいて、各象限が、各座標平面の前記しきい値によって定義される
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  22. 前記コンピュータ可読媒体が、
    象限ごとに許容しきい値を定義するためのコードをさらに含み、ここにおいて、1つの象限の端部に近いポイントから最も近い原色についての検索が、隣接する象限の前記許容しきい値内にある1つまたは複数の原色を含み得る
    請求項21に記載のコンピュータプログラム製品。
  23. 前記コンピュータ可読媒体が、
    各象限に加えて、黒色サブセットを定義するためのコードをさらに含み、ここにおいて、前記黒色サブセットが、前記黒の原色、および変調された黒色座標を有する複数の原色の時間的変調のうちの1つである
    請求項21に記載のコンピュータプログラム製品。
  24. 前記コンピュータ可読媒体が、
    各象限に加えて、白色サブセットを定義するためのコードをさらに含み、ここにおいて、前記白色サブセットが、前記白の原色、または変調された白色座標を有するいくつかの原色の時間的変調である
    請求項23に記載のコンピュータプログラム製品。
  25. コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、
    前記コンピュータ可読媒体が、
    色の色座標を決定するためのコードと、
    前記色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別するためのコードと、ここにおいて、前記決定された色座標が、前記マッチする象限に入る、
    前記マッチする象限内で最も近い原色を検索するためのコードと、
    前記色を、前記検索に応答して見つかった前記最も近い原色にマッピングするためのコードと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  26. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記マッチする象限に隣接する象限の許容しきい値内で前記最も近い原色を検索するためのコード
    をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記識別する前に、
    前記色座標を色サブセットと比較するためのコード
    をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 前記色サブセットが黒色サブセットである、請求項27に記載のコンピュータプログラム製品。
  29. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記識別する前に、
    前記色座標が前記黒色サブセットにマッチすることに応答して前記色を黒の原色にマッピングするためのコード
    をさらに含む、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  30. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記識別する前に、
    前記色座標を白色サブセットと比較するためのコードと、
    前記色座標が前記白色サブセットにマッチすることに応答して前記色を白の原色にマッピングするためのコードと
    をさらに含む、請求項29に記載のコンピュータプログラム製品。
  31. ベクトル誤差拡散のための色空間を再分割するための画像処理デバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記色空間における各原色の色座標を取得し、
    各原色の前記色座標を前記色空間の各座標平面のしきい値と比較し、
    前記比較することに応答して、前記色空間における各原色を前記色空間の象限にグループ化し、ここにおいて、各象限が、各座標平面の前記しきい値によって定義される
    ように構成される
    画像処理デバイス。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    象限ごとに許容しきい値を定義するようにさらに構成され、ここにおいて、1つの象限の端部に近いポイントから最も近い原色についての検索が、隣接する象限の前記許容しきい値内にある1つまたは複数の原色を含み得る
    請求項31に記載の画像処理デバイス。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    各象限に加えて、黒色サブセットを定義するようにさらに構成され、ここにおいて、前記黒色サブセットが、前記黒の原色、および変調された黒色座標を有する複数の原色の時間的変調のうちの1つである
    請求項31に記載の画像処理デバイス。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    各象限に加えて、白色サブセットを定義するようにさらに構成され、ここにおいて、前記白色サブセットが、前記白の原色、または変調された白色座標を有するいくつかの原色の時間的変調である
    請求項33に記載の画像処理デバイス。
  35. 色を色空間におけるクローゼット原色にマッピングするための画像処理デバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、
    ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記色の色座標を決定し、
    前記色空間を分割する複数の象限のうちのマッチする象限を識別し、ここにおいて、前記決定された色座標が、前記マッチする象限に入る、
    前記マッチする象限内で前記最も近い原色を検索し、
    前記色を、前記検索に応答して見つかった前記最も近い原色にマッピングする
    ように構成される
    画像処理デバイス。
  36. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記マッチする象限に隣接する象限の許容しきい値内で前記最も近い原色を検索する
    ようにさらに構成される
    請求項35に記載の画像処理デバイス。
  37. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記マッチする象限を識別する前に、
    前記色座標を色サブセットと比較する
    ようにさらに構成される
    請求項35に記載の画像処理デバイス。
  38. 前記色サブセットが黒色サブセットである、請求項37に記載の画像処理デバイス。
  39. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記マッチする象限を識別する前に、
    前記色座標が前記黒色サブセットにマッチすることに応答して前記色を黒の原色にマッピングする
    ようにさらに構成される
    請求項38に記載の画像処理デバイス。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記象限を前記マッチングすることを識別する前に、
    前記色座標を白色サブセットと比較し、
    前記色座標が前記白色サブセットにマッチすることに応答して前記色を白の原色にマッピングする
    ようにさらに構成される
    請求項39に記載の画像処理デバイス。
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