JP2016508846A - 薄型プレート - Google Patents

Abstract

本出願は、概して、整形外科的システム、特に独立したプレート及びスペーサを含むシステムに関する。プレート固定システムは、スペーサ及びこのスペーサから独立したプレートを含み得る。プレートをスペーサに固定させるためのいくつかの係止機構が提供され得る。いくつかの事例において、スペーサは、スペーサの外側表面上に延在する一対の切り込みを含む。このプレートは、プレートをスペーサに固定させるための切り込みと係合し得る一対の横伸長部を含み得る。他の事例において、スペーサは、一対の嵌め込み部を含む開口を含む。プレートは、プレートをスペーサに固定させるためにこの対の嵌め込み部中に受容され得る封止後方伸長部を含み得る。

Description

発明の詳細な説明

関連出願の相互参照
本出願は、２０１３年３月５日出願の米国第１３／７８５，４３４号及び２０１３年１１月２０日出願の同第１４／０８５，３１８号の一部継続出願であり、これらは、２０１３年３月５日出願の米国特許出願第１３／７８５，８５６号の一部継続出願であり、これは２０１２年７月２７日出願の同第１３／５５９，９１７号の一部継続出願であり、これは２０１１年１０月６日出願の同第１３／２６７，１１９号の一部継続出願であり、これは２０１１年９月１６日出願の米国仮出願第６１／５３５，７２６号の優先権を主張し、これらの全体の内容が、参照することにより組み込まれる。

〔技術分野〕
本出願は、概して、整形外科的システムを対象とし、特にプレート及びスペーサを含むシステムを対象とする。

〔背景技術〕
脊椎椎間板及び／または脊椎の椎体は、脱臼し得るか、または外傷、病気、変性疾患、もしくは長時間の摩耗に起因して損傷を与えられ得る。この脱臼または損傷による１つの結果は、慢性背部痛であり得る。いくつかの事例において、背部痛を和らげるために、椎間板は、除去され得、融着を助長するスペーサ等のインプラントに取って代えられ得る。１つ以上のスペーサを提供することに加えて、プレート固定システムは、融着過程の間、脊椎を更に安定させるために使用され得る。かかるプレート固定システムは、椎骨を互いに対して固着する位置で整合及び保持するための１つ以上のプレート及びねじを含み得る。

したがって、脊椎の融着及び安定化のためのプレート固定システム及びスペーサを伴う改善されたシステムが必要である。

〔発明の概要〕
プレート固定システムに関する種々のシステム、装置、及び方法が提供される。いくつかの実施形態において、脊椎システムは、椎間腔中に挿入するためのスペーサ及びスペーサに当接するように構成されたプレートを備える。スペーサは、上部表面、下部表面、及び上部表面から下部表面の間に延在する開口を含み得、スペーサは、先細りの先端を更に含む。スペーサに当接するためのプレートは、プレート体、第１の骨ねじを受容するためのプレート体中に形成された第１の開口、第２の骨ねじを受容するためのプレート体中に形成された第２の開口、止めねじ、及びスペーサと係合するように構成されているプレート体から延在する一対の伸長部を含み得る。第１の開口は、上向きの方向に角度付けられ得るが、第２の開口は、下向きの方向に角度付けられ得る。止めねじは、第１及び第２の骨ねじの両方の抜けを防止するように構成され得、止めねじが、第１及び第２の骨ねじが止めねじを通り越して、第１及び第２の開口中に挿入され得る第１の位置と、第１及び第２の骨ねじが止めねじによって抜けを防止される、止めねじの回転後の第２の位置とを有する。第１の骨ねじは、プレート体中の第１の開口中に挿入するために提供され、第１の骨ねじは、第１の椎体中に挿入されるように構成されている。第２の骨ねじは、プレート体中の第２の開口中に挿入するために提供され、第２の骨ねじは、第１の椎体とは異なる第２の椎体中に挿入されるように構成されている。

他の実施形態において、脊椎システムは、椎間腔中に挿入するためのスペーサ及びスペーサに当接するように構成されたプレートを備える。スペーサは、上部表面、下部表面、及び上部表面から下部表面の間に延在する開口を含み得、スペーサは、凹状の先端を更に含む。スペーサに当接するためのプレートは、プレート体、第１の骨ねじを受容するためのプレート体中に形成された第１の開口、第２の骨ねじを受容するためのプレート体中に形成された第２の開口、止めねじ、及びスペーサと係合するように構成されているプレート体から延在する一対の伸長部を含み得る。第１の開口は、上向きの方向に角度付けられ得るが、第２の開口は、下向きの方向に角度付けられ得る。止めねじは、第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つの抜けを防止するように構成され得、止めねじが、第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つが止めねじを通り越して、第１及び第２の開口のうちの少なくとも１つの中に挿入され得る第１の位置と、第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つが止めねじによって抜けを防止される、止めねじの回転後の第２の位置とを有する。この対の伸長部の各々は、伸長部の長さに沿って延在する窓を含み得る。第１の骨ねじは、プレート体中の第１の開口中に挿入するために提供され、第１の骨ねじは、第１の椎体中に挿入されるように構成されている。第２の骨ねじは、プレート体中の第２の開口中に挿入するために提供され、第２の骨ねじは、第１の椎体とは異なる第２の椎体中に挿入されるように構成されている。

いくつかの実施形態において、脊椎システムは、椎間腔中に挿入するためのスペーサ及びスペーサに当接するように構成されたプレートを備える。スペーサは、上部表面、下部表面、及び上部表面から下部表面の間に延在する開口を含み得る。スペーサに当接するためのプレートは、プレート体、第１の骨ねじを受容するためのプレート体中に形成された第１の開口、第２の骨ねじを受容するためのプレート体中に形成された第２の開口、止めねじ、及びスペーサと係合するように構成されているプレート体から延在する一対の伸長部を含み得る。第１の開口は、上向きの方向に角度付けられ得るが、第２の開口は、下向きの方向に角度付けられ得る。止めねじは、第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つの抜けを防止するように構成され得、止めねじが、第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つが止めねじを通り越して、第１及び第２の開口のうちの少なくとも１つの中に挿入され得る第１の位置と、第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つが止めねじによって抜けを防止される、止めねじの回転後の第２の位置とを有する。この対の伸長部の各々は、伸長部の長さに沿って延在する窓を含み得る。第１の骨ねじは、プレート体中の第１の開口中に挿入するために提供され、第１の骨ねじは、第１の椎体中に挿入されるように構成されている。第２の骨ねじは、プレート体中の第２の開口中に挿入するために提供され、第２の骨ねじは、第１の椎体とは異なる第２の椎体中に挿入されるように構成されている。スペーサ及びプレートは、スペーサをプレートと当接させる前に、スペーサが脊椎の所望の場所中に挿入され得るように互いに独立する。

〔図面の簡単な説明〕
図１Ａ〜１Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの異なる図面を例示する。

図２Ａ〜２Ｄは、図１Ａ〜１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。

図３Ａ〜３Ｄは、図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。

図４Ａ〜４Ｄは、図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。

図５Ａ〜５Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第２の代替実施形態の異なる図面を例示する。

図６Ａ〜６Ｄは、図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。

図７Ａ〜７Ｄは、図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。

図８Ａ〜８Ｄは、図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。

図９Ａ〜９Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第３の代替実施形態の異なる図面を例示する。

図１０Ａ〜１０Ｄは、図９Ａ〜９Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。

図１１Ａ〜１１Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第４の代替実施形態の異なる図面を例示する。

図１２Ａ〜１２Ｄは、図１１Ａ〜１１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。

図１３Ａ〜１３Ｄは、いくつかの実施形態による、上記で考察される薄型プレートと共に使用されるための複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。

図１４Ａ〜１４Ｄは、いくつかの実施形態による、上記で考察されるより薄型のプレートと共に使用されるための代替の複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。

〔発明を実施するための形態〕
本出願は、概して、整形外科的システムを対象とし、特にプレート及びスペーサを含むシステムを対象とする。

本出願は、脊椎融着手術等の脊椎外科手術において使用され得る整形外科的プレート固定システムを開示する。本明細書に開示されるプレート固定システムは、互いに独立したプレート及びスペーサを含む。いくつかの事例において、プレート及びスペーサは、脊椎の所望の場所中にそれらを位置付ける前に、互いに事前に連結され得る。他の事例において、スペーサは、脊椎の所望の場所中にまず挿入され得、その後、続いてプレートが挿入され得る。有利に、本明細書に開示されるプレート固定システムは、薄型である。例えば、それらは、融着手術のための極めて小さな前方面積の頚椎プレート解決策を提供し得る。当業者は、プレート固定システムは、頚椎手術によって使用され得ると同時に、本プレート固定システムは、かかる範囲に限定されず、脊椎の他の領域にも使用され得ることを理解されよう。

図１Ａ〜１Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートを備えるプレート固定システムの異なる図面を例示する。プレート固定システム５は、薄型プレート５０に連結されるスペーサ１０を含む。有利に、プレート固定システム５は、脊椎中に前方進入を通じて挿入され得、望ましくは、小さな前方面積を提供し得る。

スペーサ１０は、上部表面１２、下部表面１４、及び先端２２を有するように構成されている。いくつかの実施形態において、上部表面１２及び／または下部表面１４は、歯、肋骨、波紋等の模様付部１６を含み、隣接する椎体との摩擦接触を提供するのを補助する。いくつかの実施形態において、図１Ａに示されるように、スペーサ１０の先端２２は、わずかに先細りし得る。その先細りによって、先端２２は、スペーサが椎間腔中に挿入されるのに役立つ伸延表面としての役割を果たし得る。図１Ｂに示されるように、先端２２は、凹状であり得るが、他の実施形態において、先端２２は、直線状または凸状であり得る。

スペーサ１０は、内側開口２０を包囲する２つの側腕部１３を含む、実質的にＣ字形状（図３Ｂに示される通り）であり得る。側腕部１３が隣接するのは、凸状壁１９である。いくつかの実施形態において、凸状壁１９は、先端２２の凹状表面に実質的に平行である。開口２０は、融着手術を補助するために、中で自然移植材料または人工移植材料を受容するように構成されており、この開口は、凸状壁１９とは反対の開口側を有し、それにより、スペーサ１０にそのＣ字形状を供する。

スペーサ１０は、対するプレート５０の連結部を収容する多数の固有の特徴を有する。スペーサ１０の側腕部１３の各々は、プレート５０の対応する横腕部の突出部７１または伸長部７０を受容するための切り込み１７（図３Ｂに示される）を含み、それにより、スペーサ１０とプレート５０との間に有利に第１の係止機構を形成する。加えて、いくつかの実施形態において、スペーサ１０の側腕部１３の各々は、連結プレート５０（図２Ａに示される）の窓７２中に一部延在し得るハンプ領域２６（図３Ｂに示される）も含み得、それにより、スペーサ１０とプレート５０との間に第２の係止機構を有利に提供する。有利に、スペーサ１０とプレート５０との間に確実な第１及び第２の係止機構を提供することによって、プレート及びスペーサは、体内で、任意の種類のプレート固定システムの埋伏中に１つに固定維持される。さらに、スペーサ１０の側腕部１３の各々は、プレートを通過するねじを有利に収容するために切除部分または面取り部１８、１９（図３Ｃに示される）を含み得る。１つが上向きの方向に通り、他方が下向きの方向に通る、プレート５０を通る一対のねじを伴う実施形態において、スペーサ１０の１つの側腕部１３は、上向きに方向付けされたねじを収容するために、上部表面上に形成された上部面取り部１８を含むが、スペーサの第２の側腕部１３は、下向きに方向付けされたねじを収容するために、下部表面上に形成された下部面取り部１９を含む。

スペーサ１０は、任意の材料から形成され得る。いくつかの実施形態において、スペーサ１０は、図３Ａに示されるように、ＰＥＥＫ等のポリマーから形成される。いくつかの実施形態において、スペーサ１０は、図４Ａに示されるように同種移植骨から形成される。いくつかの実例において、同種移植インプラントを形成するために、同種移植骨は、所望の骨部位から切り取られ得るか、または削り取られ得る。切り取られた同種移植骨は、次に、接着剤または機械的締結具（例えば、骨ピン）を使用して、１つに組み立てられる。したがって、いくつかの実施形態において、同種移植片スペーサ１０は、１つ以上の骨ピン等によって１つに組み立てられた２つ、３つ、４つ以上の層から形成される。本発明の１つの特別な有利性は、プレート５０が、スペーサ１０から独立して取り外し可能であり、かつそれに連結可能であるため、プレート５０は、種々の異なるスペーサ１０と共に機能し得るということである。椎間腔中、外科医が同種移植片スペーサまたはＰＥＥＫスペーサ１０のどちらを埋め込むのかの選択に関わらず、外科医は、椎間腔中への埋め込み後に薄型プレート５０をスペーサ１０に単に連結し得る。

プレート５０は、プレート体及びプレート体から延在する一対の横伸長部７０を有するように構成されており、一対の横伸長部の各々は、スペーサ１０の対応する切り込み１７中に挿入するための突出部７１を有する。これらの横伸長部７０は、上記で考察されるように、プレート５０とスペーサ１０との間の第１の係止機構の形成に役立つ。加えて、上記で考察されるように、プレート５０の横伸長部７０は各々、スペーサ１０の腕部１７上のハンプ領域２６を受容するための窓７２（図２Ａに示される）を含み、それにより、プレート５０とスペーサ１０との間に第２の係止機構を形成することに役立つ。

スペーサ１０に連結することに加えて、プレート５０は、１つ以上の骨ねじによって、１つ以上の椎体中にも連結するように構成されている。図１Ａに示されるように、プレート５０は、骨ねじを中に受領するための第１のねじ孔５２及び第２のねじ孔５４を含む。いくつかの実施形態において、ねじ孔５２は、挿入された骨ねじが上部椎体中に上向きに通るように上向きに角度付けられるが、ねじ孔５４は、挿入された骨ねじが下部椎体中に下向きに通るように下向きに角度付けられる。例示される実施形態は、一対の骨ねじを受容するための一対のねじ孔を例示するが、異なる数の骨ねじを受容するための１つ、３つ、４つ、５つ以上のねじ孔を有することが可能である。

時間の経過とともに、骨ねじが抜ける可能性がある。よって、プレート５０は、挿入された骨ねじの抜けを防止するのを補助する阻止ねじまたは止めねじ５６（図１Ｃに示される）を有する。図１Ｃに示されるように、止めねじ５６は、第１及び第２の骨ねじが、孔５２、５４を通過することを可能にする初期位置にあり得る。骨ねじが、孔５２、５４を通って挿入されると、止めねじ５６は、（例えば、９０度）回転されて、それにより、骨ねじを阻止し、骨ねじの抜けを防止し得る。いくつかの実施形態において、止めねじ５６は、骨ねじの頭部の側部に当接して、骨ねじの抜けを防止するが、一方、他の実施形態において、止めねじ５６は、骨ねじの頭部の上端上に留まって、骨ねじの抜けを防止する。いくつかの実施形態において、止めねじ５６は、プレート５０と事前に固着された状態にある。図１Ｃに示されるように、単一の止めねじ５６が、一対の骨ねじを便宜的に阻止するために使用され得る。他の実施形態において、各骨ねじは、骨ねじの抜けを防止するために、それ用の止めねじが割り当てられ得、これらは、互いに独立して動作し得る。

プレート５０は、プレート５０が骨部位に対して留まるとき、追加のねじり安定化を提供する１つ以上のナイフ状の縁６３も含み得る。図１Ｃに示されるように、ナイフ状の縁６３は、プレート５０の本体の上部表面及び下部表面の両方の上に形成され得る。例示される実施形態は、本プレート体の上部表面上に一対のナイフ状の縁６３及び本プレート体の下部表面上に一対のナイフ状の縁６３を示すが、当業者は、異なる数のナイフ状の縁６３が提供され得ることを理解するであろう。

図２Ａ〜２Ｄは、図１Ａ〜１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。これらの図面から、プレート５０の本体から延在する対の横伸長部７０が見られ得る。横伸長部７０の各々の遠位端は、スペーサ１０中の対応する切り込み中に嵌合するように構成されている内向きに対面する突出部７１にある。加えて、これらの図面から、横伸長部７０の各々に形成された窓７２が見られ得る。窓７２は、係止機構を提供するために、本スペーサのハンプ領域２６を有利に受容し、望ましい放射線透過性を改善することにも役立つ。有利に、窓７２は、中でスペーサ１０を収容するために曲線的な縁を有し得る。例示される窓７２は、曲線的な縁を備える長方形として示されるが、一方、他の実施形態において、窓７２は、円形または楕円形等の異なる形状を有し得る。いくつかの実施形態において、プレート５０は、スペーサ１０に対して軸方向に組み立てられる。

いくつかの実施形態において、薄型プレート５０は、凹み状の把持区域７３（図２Ａ及び２Ｂに示される）も含み得る。これらの凹み状の把持区域７３は、挿入器具のための把持表面を有利に提供し、それにより、手術中のプレートのスペーサ体への容易な送達を促進する。

図３Ａ〜３Ｄは、図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。これらの図面から、スペーサ１０ａが、模様付部１６ａを備える上部表面１２ａ及び下部表面１４ａ；各腕部が、そこに形成された切り込み１７ａ、上部面取り部１８ａ、または下部面取り部１９ａを有する一対の腕部１３ａを含む概してＣ字形状体；ならびに先細りの前縁２２ａを、どのように含むかが見られ得る。加えて、当業者は、内側開口２０ａの実質的に左右対称の形状を理解し得、これは、中に移植材料を受容するための移植孔としての役割を果たす。

図４Ａ〜４Ｄは、図２Ａ〜２Ｄに示されるより薄型のプレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。同種移植片スペーサ１０ｂは、前述の図に示される、切り込み１７ｂ、ハンプ表面２６ｂ、及び面取り部１８ｂ、１９ｂ等のＰＥＥＫスペーサ１０ａと類似の特徴を共有するが、同種移植片スペーサ１０ｂは、同一である必要はない。例えば、図４Ｂに示されるように、移植開口２０ｂの形状は、より弓状であり得る。

図５Ａ〜５Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第２の代替実施形態の異なる図面を例示する。スペーサ１０の外側表面の周囲に延在する横伸長部７０を備えるプレート５０を有するよりもむしろ、プレート固定システム１０５の本実施形態は、スペーサ１１０の本体内に嵌合する封止後方伸長部１５５を備えるプレート１５０を含む。封止後方伸長部１５５は、スペーサ１２０の本体中に形成された対応する嵌め込み部１２１、１２３中に嵌合される延在表面１６６、１６７を含み、それにより、プレート１５０とスペーサ１１０との間に第１の係止機構を形成する。加えて、プレート５０の封止後方伸長部１５５は、スペーサ体１１０中のつまみ孔１８１ａ中に固定係止する１つ以上の変形可能な係止つまみ１６０（図６Ｂに示される）を含み、それにより、プレート１５０とスペーサ１１０との間に第２の係止機構を形成する。いくつかの実施形態において、プレート１５０は、体内の所望の場所中にスペーサ１１０を挿入後、スペーサ１１０に連結され得るが、他の実施形態において、プレート１５０は、所望の場所中にプレート固定システム１０５を挿入する前に、スペーサ１１０と事前に組み立てられ得る。

図１Ａのスペーサ１０のように、スペーサ１１０は、上部表面１１２、下部表面１１４、及び先端１２２を有するように構成されている。いくつかの実施形態において、上部表面１１２及び／または下部表面１１４は、歯、肋骨、波紋等の模様付部１１６を含み、隣接する椎体との摩擦接触を提供するのを補助する。いくつかの実施形態において、図７Ｄに示されるように、スペーサ１１０の先端１２２は、わずかに先細りし得る。その先細りによって、先端１２２は、スペーサ１１０が椎間腔中に挿入されるのに役立つ伸延表面としての役割を果たし得る。図１Ｂに示されるように、先端１２２は、凹状であり得るが、他の実施形態において、先端１２２は、直線状または凸状であり得る。

スペーサ１１０は、内側開口１２０を包囲する２つの側腕部１１３を含む、（図７Ｂに示される通り）実質的にＣ字形状であり得る。側腕部１１３が隣接するのは、移植開口１２０の境界を形成する直壁１１９である。直壁１１９は、中に変形可能なつまみ係止部１６０を受容するための１つ以上のつまみ孔１８１（図７Ａに示される）を含み得る。移植開口２０は、融着手術を補助するために、中で自然移植材料または人工移植材料を受容するように構成されており、この開口は、直壁１１９とは反対に開口側を有し、それにより、スペーサ１１０にそのＣ字形状を供する。

いくつかの実施形態において、移植開口１２０（図７Ｂに示される）が、従前の実施形態のスペーサ１０の開口２０とは異なる形状を有するのは、移植開口１２０が、移植材料だけでなく、プレート１５０の封止後方伸長部１５５を受容するように構成されているためである。例えば、移植開口１２０は、プレート１５０の外向きに延在する表面１６６、１６７（図６Ｂに示される）を受容するための２つの嵌め込み部である、第１の腕部１１３と壁１１９との間の接合部に形成された第１の嵌め込み部１２１及び第２の腕部１１３と壁１１９との間の接合部に形成された第２の嵌め込み部１２３（図７Ｂに示される）を含む。加えて、移植開口１２０は、プレート１５０に挿入された任意の骨ねじを収容するための十分な空間を提供する２つの外向きに先細りする壁１１１を含む。このように、（図３Ｂに示されるような）追加の面取り部１８、１９は、任意である。

スペーサ１０のように、スペーサ１１０は、種々の材料から形成され得る。いくつかの実施形態において、スペーサ１１０は、図７Ａに示されるように、ＰＥＥＫを含むが、他の実施形態において、スペーサ１１０は、図８Ａに示されるように、同種移植骨を含む。

プレート１５０は、プレート体及びプレート体から延在する封止後方伸長部１５５を有するように構成されており、これは、スペーサ１１０内に受容され、スペーサ１１０を保持する。封止後方伸長部１５５は、スペーサ１１０の本体内に形成された嵌め込み部１２１、１２３中に嵌合して、第１の係止機構を形成する第１及び第２の外向きに延在する表面１６６、１６７を含む。加えて、１つ以上の変形可能なつまみ係止部１６０は、封止後方伸長部１５５の外部表面から延在し、スペーサ１５０中の対応するつまみ孔１８１中に受容されて、第２の係止機構を形成する。いくつかの実施形態において、封止後方伸長部１５５の側壁は、プレート固定システムの放射線透過性を改善するための１つ以上の窓１７２（図６Ａに示される）を含み得る。いくつかの実施形態において、プレート１５０は、スペーサ１１０に対して軸方向に組み立てられる。

スペーサ１１０に連結することに加えて、プレート１５０は、１つ以上の骨ねじ８８、８９によって、１つ以上の椎体中にも連結するように構成されている。図５Ａに示されるように、プレート１５０は、骨ねじ８８、８９を中に受領するための第１のねじ孔１５２及び第２のねじ孔１５４を含む。いくつかの実施形態において、ねじ孔１５２は、挿入された骨ねじ８８が上部椎体中に上向きに通るように上向きに角度付けられるが、ねじ孔１５４は、挿入された骨ねじ８９が下部椎体中に下向きに通るように下向きに角度付けられる。例示される実施形態は、一対の骨ねじを受容するための一対のねじ孔を例示するが、異なる数の骨ねじを受容するための１つ、３つ、４つ、５つ以上のねじ孔を有することが可能である。

時間の経過とともに、骨ねじが抜ける可能性がある。よって、プレート１５０は、挿入された骨ねじの抜けを防止するのを補助する阻止ねじまたは止めねじ１５６（図５Ｃに示される）を有する。図５Ｃに示されるように、止めねじ１５６は、第１及び第２の骨ねじが、孔１５２、１５４を通過することを可能にする初期位置にあり得る。骨ねじが、孔１５２、１５４を通って挿入されると、止めねじ１５６は、（例えば、９０度）回転されて、それにより、骨ねじを阻止し、骨ねじの抜けを防止し得る。いくつかの実施形態において、止めねじ１５６は、骨ねじの頭部の側部に当接して、骨ねじの抜けを防止するが、一方、他の実施形態において、止めねじ１５６は、骨ねじの頭部の上端上に留まって、骨ねじの抜けを防止する。いくつかの実施形態において、止めねじ１５６は、プレート１５０と事前に固着された状態にある。図５Ｃに示されるように、単一の止めねじ１５６が、一対の骨ねじを便宜的に阻止するために使用され得る。他の実施形態において、各骨ねじは、骨ねじの抜けを防止するために、それ用の止めねじが割り当てられ得、これらは、互いに独立して動作し得る。

プレート１５０は、プレート１５０が骨部位に対して留まるとき、追加のねじり安定化を提供する１つ以上のナイフ状の縁１６３も含み得る。図５Ｃに示されるように、ナイフ状の縁１６３は、プレート１５０の本体の上部表面及び下部表面の両方の上に形成され得る。例示される実施形態は、本プレート体の上部表面上に一対のナイフ状の縁１６３及び本プレート体の下部表面上に一対のナイフ状の縁１６３を示すが、当業者は、異なる数のナイフ状の縁１６３が提供され得ることを理解するであろう。

図６Ａ〜６Ｄは、図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。これらの図面から、プレート１５０の本体から延在する封止後方伸長部１５５が見られ得る。封止後方伸長部１５５の遠位端は、本スペーサ中に形成された嵌め込み部１２１、１２３内に嵌合するように構成されている一対の外向きに延在する表面１６６、１６７にある。これらの図面から、プレート１５０をスペーサ１１０に固定させるのに役立ち得る変形可能なつまみ係止部１６０（図６Ｂ）も見られ得る。加えて、これらの図面から、封止後方伸長部１５５の腕部の各々に形成された窓１７２が見られ得る。窓１７２は、望ましい放射線透過性を改善するのに有利に役立ち、そのサイズは広い視認表面範囲を提供するために大きい。例示される窓１７２は、曲線的な縁を備える三角形として示されるが、一方、他の実施形態において、窓１７２は、円形または楕円形等の異なる形状を有し得る。いくつかの実施形態において、プレート１５０は、スペーサ１１０に対して軸方向に組み立てられる。

いくつかの実施形態において、薄型プレート１５０は、凹み状の把持区域１７３（図６Ａ及び６Ｂに示される）も含み得る。これらの凹み状の把持区域１７３は、挿入器具のための把持表面を有利に提供し、それにより、手術中のプレートのスペーサ体への容易な送達を促進する。

図７Ａ〜７Ｄは、図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。これらの図面から、スペーサ１１０ａが、模様付部１１６ａを備える上部表面１１２ａ及び下部表面１１４ａ；中に形成された内側嵌め込み部１２１、１２３ａを各々が有する一対の腕部１１３ａを含む概してＣ字形状体；及び先細りの前縁１２２ａを、どのように含むかが見られ得る。加えて、当業者は、内側開口１２０ａの実質的に左右対称の形状を理解し得、これは、中に移植材料を受容するための移植孔としての役割を果たす。

図８Ａ〜８Ｄは、図５Ａ〜５Ｄに示されるより薄型のプレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。同種移植片スペーサ１１０ｂは、前述の図に示される、中に形成された嵌め込み部１２１ｂ、１２３ｂを各々が有する一対の腕部１１３ｂを含むＣ字形状体等のＰＥＥＫスペーサ１１０ａと類似の特徴を共有するが、同種移植片スペーサ１１０ｂは、同一である必要はない。

図９Ａ〜９Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第３の代替実施形態の異なる図面を例示する。本実施形態において、プレート固定システム２０５は、スペーサ２１０の外部表面の周囲に延在する横腕部または伸長部２７０を有するプレート２５０を含む。横伸長部２７０は、第１の実施形態における横伸長部７０よりも幅広く延在し、スペーサ２１０と必ずしも接合する必要はない。いくつかの実施形態において、プレート２５０は、体内の所望の場所中にスペーサ２１０を挿入後、スペーサ２１０に連結され得るが、他の実施形態において、プレート２５０は、所望の場所中にプレート固定システム２０５を挿入する前に、スペーサ２１０と事前に組み立てられ得る。

図１Ａのスペーサ１０のように、スペーサ２１０は、上部表面２１２、下部表面２１４、及び先端２２２を有するように構成されている。いくつかの実施形態において、上部表面２１２及び／または下部表面２１４は、歯、肋骨、波紋等の模様付部２１６を含み、隣接する椎体との摩擦接触を提供するのを補助する。いくつかの実施形態において、図９Ｄに示されるように、スペーサ２１０の先端２２２は、わずかに先細りし得る。その先細りによって、先端２２２は、スペーサ２１０が椎間腔中に挿入されるのに役立つ伸延表面としての役割を果たし得る。図９Ｂに示されるように、先端２２２は、わずかに凹状であり得るが、他の実施形態において、先端１２２は、直線状または凸状であり得る。前に例示されたスペーサとは異なり、スペーサ２１０は、完全に封止された移植孔２２０を有し得る。図９Ｂに示されるように、移植孔２２０は、４つの壁によって包囲され得る。加えて、スペーサ２１０は、２つは直壁、１つは凸状壁、及び１つは凹状壁である、４つの外側壁を含み得る。

いくつかの実施形態において、移植開口２２０（図９Ｂに示される）は、移植開口２２０が封止されているという、従前の実施形態の開口とは異なる形状を有する。移植開口２２０は、曲線的な縁を備える長方形であるが、他の実施形態において、移植開口２２０は、異なる形状を有し得る。例えば、いくつかの実施形態において、移植開口２２０は、直壁の代わりに曲面壁を有し得るか、または直壁の代わりに先細りの壁を有し得る。

スペーサ１０のように、スペーサ２１０は、種々の材料から形成され得る。いくつかの実施形態において、スペーサ２１０は、同種移植骨を含むが、他の実施形態において、スペーサ２１０は、ＰＥＥＫを含む。

プレート２５０は、スペーサ２２０を受容する一対の横伸長部２７０を有するように構成されている。図９Ａに示されるように、いくつかの実施形態において、横伸長部２７０は、プレート固定システムの放射線透過性を改善するための１つ以上の窓２７２を含む。いくつかの実施形態において、プレート２５０は、スペーサ２１０に対して軸方向に組み立てられる。

スペーサ２１０に連結することに加えて、プレート２５０は、１つ以上の骨ねじ８８、８９によって、１つ以上の椎体中にも連結するように構成されている。図９Ａに示されるように、プレート２５０は、骨ねじ８８、８９を中に受領するための第１のねじ孔２５２及び第２のねじ孔２５４を含む。いくつかの実施形態において、ねじ孔２５２は、挿入された骨ねじ８８が上部椎体中に上向きに通るように上向きに角度付けられるが、ねじ孔２５４は、挿入された骨ねじ８９が下部椎体中に下向きに通るように下向きに角度付けられる。例示される実施形態は、一対の骨ねじを受容するための一対のねじ孔を例示するが、異なる数の骨ねじを受容するための１つ、３つ、４つ、５つ以上のねじ孔を有することが可能である。

時間の経過とともに、骨ねじが抜ける可能性がある。よって、プレート２５０は、挿入された骨ねじの抜けを防止するのを補助する阻止ねじまたは止めねじ２５６（図９Ｃに示される）を有する。図９Ｃに示されるように、止めねじ２５６は、第１及び第２の骨ねじが、孔２５２、２５４を通過することを可能にする初期位置にあり得る。骨ねじが、孔２５２、２５４を通って挿入されると、止めねじ２５６は、（例えば、９０度）回転されて、それにより、骨ねじを阻止し、骨ねじの抜けを防止し得る。いくつかの実施形態において、止めねじ２５６は、骨ねじの頭部の側部に当接して、骨ねじの抜けを防止するが、一方、他の実施形態において、止めねじ２５６は、骨ねじの頭部の上端上に留まって、骨ねじの抜けを防止する。いくつかの実施形態において、止めねじ２５６は、プレート２５０と事前に固着された状態にある。図９Ｃに示されるように、単一の止めねじ２５６が、一対の骨ねじを便宜的に阻止するために使用され得る。他の実施形態において、各骨ねじは、骨ねじの抜けを防止するために、それ用の止めねじが割り当てられ得、これらは、互いに独立して動作し得る。

図１０Ａ〜１０Ｄは、図９Ａ〜９Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。これらの図面から、プレート２５０の本体から延在する横伸長部２７０が見られ得る。これらの図面から、横伸長部２７０のかなりの長さに沿って延在する窓２７２（図１０Ａ）も見られ得る。いくつかの実施形態において、各窓２７２は、各横伸長部２７０の長さの半分を超える長さを有し、それにより、プレート固定システムの放射線透過性を有利に増加させる。いくつかの実施形態において、プレート２５０は、スペーサ２１０に対して軸方向に組み立てられる。

いくつかの実施形態において、薄型プレート２５０は、凹み状の把持区域２７３（図１０Ａ及び１０Ｂに示される）も含む。これらの凹み状の把持区域２７３は、挿入器具のための把持表面を有利に提供し、それにより、手術中のプレートのスペーサ体への容易な送達を促進する。

図１１Ａ〜１１Ｄは、いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第４の代替実施形態の異なる図面を例示する。前述の実施形態のように、プレート固定システム３０５は、スペーサ３１０の外部表面の周囲に延在する横腕部または伸長部３７０を有するプレート３５０を含む。横伸長部３７０は、第１の実施形態における横伸長部７０よりも幅広く延在し、スペーサ３１０と必ずしも接合する必要はない。いくつかの実施形態において、プレート３５０は、体内の所望の場所中にスペーサ３１０を挿入後、スペーサ３１０に連結され得るが、他の実施形態において、プレート３５０は、所望の場所中にプレート固定システム３０５を挿入する前に、スペーサ３１０と事前に組み立てられ得る。

図１Ａのスペーサ１０のように、スペーサ３１０は、上部表面３１２、下部表面３１４、及び先端３２２を有するように構成されている。いくつかの実施形態において、上部表面３１２及び／または下部表面３１４は、歯、肋骨、波紋等の模様付部３１６を含み、隣接する椎体との摩擦接触を提供するのを補助する。いくつかの実施形態において、図１１Ｄに示されるように、スペーサ３１０の先端３２２は、わずかに先細りし得る。その先細りによって、先端３２２は、スペーサ３１０が椎間腔中に挿入されるのに役立つ伸延表面としての役割を果たし得る。図１１Ｂに示されるように、先端３２２は、わずかに凹状であり得るが、他の実施形態において、先端３２２は、直線または凸状であり得る。いくつかの実施形態において、スペーサ３１０は、完全に封止された移植孔３２０を有し得る。図１１Ｂに示されるように、移植孔３２０は、４つの壁によって包囲され得る。加えて、スペーサ３２０は、２つは直線、１つは凹状、及び１つは凸状である、４つの外側壁から構成され得る。

いくつかの実施形態において、スペーサ３１０の移植開口３２０（図１１Ｂに示される）は、封止されている。移植開口３２０は、曲線的な縁を備える長方形であるが、他の実施形態において、移植開口３２０は、異なる形状を有し得る。例えば、いくつかの実施形態において、移植開口３２０は、直壁の代わりに曲面壁を有し得るか、または直壁の代わりに先細りの壁を有し得る。

スペーサ１０のように、スペーサ３１０は、種々の材料から形成され得る。いくつかの実施形態において、スペーサ２１０は、同種移植骨を含むが、他の実施形態において、スペーサ３１０は、ＰＥＥＫを含む。

プレート３５０は、スペーサ３２０を受容する一対の横伸長部３７０を有するように構成されている。図１１Ａに示されるように、いくつかの実施形態において、横伸長部３７０は、プレート固定システムの放射線透過性を改善するための１つ以上の窓３７２を含む。いくつかの実施形態において、プレート３５０は、スペーサ３１０に対して軸方向に組み立てられる。

スペーサ３１０に連結することに加えて、プレート３５０は、１つ以上の骨ねじ８８、８９によって、１つ以上の椎体中にも連結するように構成されている。図９Ａに示されるように、プレート３５０は、骨ねじ８７、８８、８９を中に受容するための第１のねじ孔３５１、第２のねじ孔３５２、及び第３のねじ孔３５４を含む。いくつかの実施形態において、ねじ孔３５２及び３５４は、挿入された骨ねじ８７、８８が上部椎体中に上向きに通るように上向きに角度付けられるが、ねじ孔３５１は、挿入された骨ねじ８９が、下部椎体中に下向きに通るように、下向きに角度付けられる。例示される実施形態は、３つの骨ねじを受容するための３つのねじ孔を例示するが、異なる数の骨ねじを受容するための１つ、２つ、４つ、５つ以上のねじ孔を有することが可能である。

時間の経過とともに、骨ねじが抜ける可能性がある。よって、プレート３５０は、阻止ねじまたは止めねじ３５６、３５７、３５８（図１２Ｃに示される）を有し、それらの各々が、ねじ孔３５１、３５２、３５４のうちの１つに対応する。図１２Ｃに示されるように、止めねじ３５６、３５７、３５８は、第１、第２、及び第３の骨ねじが、孔３５１、３５２、３５４を通過することを可能にする初期位置にあり得る。骨ねじが、孔３５１、３５２、３５４を通って挿入されると、止めねじ３５６、３５７、３５８は、（例えば、９０度）回転されて、それにより、骨ねじを阻止し、骨ねじの抜けを防止し得る。いくつかの実施形態において、止めねじ３５６、３５７、３５８は、骨ねじの頭部の側部に当接して、骨ねじの抜けを防止するが、一方、他の実施形態において、止めねじ３５６、３５７、３５８は、骨ねじの頭部の上端上に留まって、骨ねじの抜けを防止する。いくつかの実施形態において、止めねじ３５６、３５７、３５８は、プレート３５０と事前に固着された状態にある。図１２Ｃに示されるように、単一の止めねじ３５６、３５７、３５８は、単一の骨ねじを便宜的に阻止するために使用され得る。他の実施形態において、各止めねじは、２つ以上の止めねじを阻止するために設計されて、骨ねじの抜けを防止し得る。

図１２Ａ〜１２Ｄは、図１１Ａ〜１１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。これらの図面から、プレート３５０の本体から延在する横伸長部３７０が見られ得る。これらの図面から、横伸長部３７０のかなりの長さに沿って延在する窓３７２（図１２Ａ）も見られ得る。いくつかの実施形態において、各窓３７２は、各横伸長部３７０の長さの半分を超える長さを有し、それにより、プレート固定システムの放射線透過性を有利に増加させる。いくつかの実施形態において、プレート３５０は、スペーサ３１０に対して軸方向に組み立てられる。

記載されるプレート固定システムは、スペーサから独立したプレートを含む。プレートは、薄型であり、同種移植またはＰＥＥＫ等の任意の種類のスペーサと共に使用され得る。

図１３Ａ〜１３Ｄは、いくつかの実施形態による、上記で考察される薄型プレートと共に使用されるための複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。複数構成要素の同種移植スペーサ４１０は、１つ以上のピン４７５によって１つに連接される上部部材４３６及び下部部材４３８から形成され得る。上部部材４３６及び下部部材４３８は各々、スペーサ４１０中に移植開口４２０を形成するのに役立つ切り欠き部分を含む。

上部部材４３６は、骨係合表面（例えば、突起、歯、肋骨）を有する上部表面及び下部接合表面４４６を含み得る。下部部材４３８は、骨係合表面（例えば、突起、歯、肋骨）を有する下部表面及び上部接合表面４４８を含み得る。いくつかの実施形態において、上部部材４３６は、１つ以上の孔４６２を含み得、下部部材４３８は、上部部材の１つ以上の孔４６２と整合する１つ以上の孔４６４を含み得る。整合孔は、１つ以上のピン４７５を受容して、同種移植片スペーサの上部部材及び下部部材を１つに保つように構成されている。いくつかの実施形態において、ピン４７５も同種移植片等の骨材料から形成される。

図１３Ｃに最も分かり易く示されるように、上部部材４３６の下部接合表面４４６は、下部部材４３８の上部接合表面４４８と直接係合される。下部接合表面４４６及び上部接合表面４４８は、両方の表面が平面であるため、平坦対平坦であり得るが、（図１３Ｃに示されるような）いくつかの実施形態において、２つの表面の間の接合面は、ピン４７５を受容するための孔に対してある角度をなしている。換言すると、ピン４７５は、上部部材４３６と下部部材４３８との間の接合面に対してある角度で受容される。加えて、図１３Ｃに示されるように、孔４６２及び４６４は、それらのそれぞれの部材を全体的に通り抜ける必要はない。例えば、図１３Ｃに示されるように、孔４６２は、上部部材４３６の上部表面及び下部表面を全体的に通り抜けるが、一方、孔４６４は、下部部材４３８の上部表面だけを通り抜け、下部表面を通り抜けない。したがって、いくつかの実施形態において、整合孔４６２及び４６４は、スペーサ４１０の最上表面及び最下表面を通り抜けない「未貫通」のピン孔を形成する。有利に、いくつかの実施形態において、ピンを受容するためのかかる未貫通孔の使用は、スペーサ体内にピンを維持するのに役立つ。

図１４Ａ〜１４Ｄは、いくつかの実施形態による、上記で考察されるより薄型のプレートと共に使用されるための代替の複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。複数構成要素の同種移植スペーサ５１０は、１つ以上のピン５７５によって、一列にまたは隣接して（例えば、横方向に）１つに連接される左部材５３６及び右部材５３８から形成され得る。左部材５３６及び右部材５３８は各々、スペーサ５１０中の移植開口５２０を形成するのに役立つ切り欠き部分を含む。

左部材５３６は、骨係合表面（例えば、突起、歯、肋骨）を有する上部表面及び下部表面を含み得る。加えて、左部材５３６は、右接合表面５４６を更に含む。右部材５３８も、骨係合表面（例えば、突起、歯、肋骨）を有する上部表面及び下部表面を含み得る。加えて、右部材５３８は、左接合表面５４８を更に含む。いくつかの実施形態において、左部材５３６は、１つ以上の孔５６２を含み得、一方、右部材５３８は、左部材の１つ以上の孔５６２と整合する１つ以上の孔５６４を含み得る。整合孔は、１つ以上のピン５７５を受容して、同種移植片スペーサの左部材及び右部材を１つに保つように構成されている。

図１４Ａに最も分かり易く示されるように、左部材５３６の右接合表面５４６は、右部材５３８の左接合表面５４８と直接係合される。右接合表面５４６及び左接合表面５４８は、両方の表面が平面であるため、平坦対平坦であり得るが、（図１４Ａに示されるような）いくつかの実施形態において、２つの表面の間の接合面は、ピン５７５を受容するための孔に対してある角度をなしている。換言すると、ピン５７５は、左部材５３６と右部材５３８との間の接合面に対してある角度で受容される。加えて、図１４Ｂに示されるように、孔５６２及び５６４は、それらのそれぞれの部材を全体的に通り抜ける必要はない。換言すると、孔のうちの１つ以上（例えば、孔５６２、５６４またはそれらの組み合わせ）は、横方向インプラントの左表面及び右表面を通り抜けない未貫通孔であり得る。

積み重ねられるか、または並列に整合されるかのいずれかである複数構成要素の同種移植スペーサを有することによって、増加された高さ及び幅のスペーサを有することが可能である。本明細書中の実施形態は、２つの構成要素のスペーサを示すが、当業者は、３つ以上の部材が組み合わされて、上述のプレート部材のうちのいずれかと共に使用するための複数構成要素の同種移植スペーサを形成し得ることを理解するであろう。

種々の修正及び変更が、本発明の範囲または真意から逸脱することなく、本発明においてなされ得ることが当業者には明らかである。さらに、改善された骨ねじ組み立て品及び関連する使用方法は、上記で考察される目的、利点、特徴、及び態様の全てを特徴とする必要はない。よって、例えば、当業者は、本発明が、本明細書で教示され得るか、または提言され得るような他の目的または利点を達成する必要無しに、本明細書で教示されるような１つの利点または多くの利点を達成するか、または最適化する方法で具現化され得るか、または実行され得ることを認識するであろう。加えて、本発明のいくつかの変形例が、詳細に示され、かつ記載されているが、本発明の範囲内である他の修正及び使用方法が、本開示に基づいて当業者に容易に明らかになるであろう。実施形態のこれらの特定の特徴及び態様の種々の組み合わせまたは準組み合わせが本発明の範囲内でなされ、かつ本発明の範囲内に収まることが企図される。したがって、開示される実施形態の種々の特徴及び態様が、考察される骨ねじ組み立て品の多様な様式を形成するために、組み合され得るか、または互いに置き換えられ得ることを理解されたい。よって、本発明は、本発明の修正及び変形を網羅するが、それらが添付の請求項またはそれらの同化物の範囲に該当していることを条件とすることが意図される。

いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１Ａ〜１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１Ａ〜１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１Ａ〜１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１Ａ〜１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 図２Ａ〜２Ｄに示される薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第２の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第２の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第２の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第２の代替実施形態の異なる図面を例示する。 図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図５Ａ〜５Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるためのＰＥＥＫスペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 図６Ａ〜６Ｄの薄型プレートと共に使用されるための同種移植片スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第３の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第３の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第３の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第３の代替実施形態の異なる図面を例示する。 図９Ａ〜９Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図９Ａ〜９Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図９Ａ〜９Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図９Ａ〜９Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第４の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第４の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第４の代替実施形態の異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、スペーサに連結される薄型プレートの第４の代替実施形態の異なる図面を例示する。 図１１Ａ〜１１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１１Ａ〜１１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１１Ａ〜１１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 図１１Ａ〜１１Ｄに示される薄型プレートの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察される薄型プレートと共に使用されるための複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察される薄型プレートと共に使用されるための複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察される薄型プレートと共に使用されるための複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察される薄型プレートと共に使用されるための複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察されるより薄型のプレートと共に使用されるための代替の複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察されるより薄型のプレートと共に使用されるための代替の複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察されるより薄型のプレートと共に使用されるための代替の複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。 いくつかの実施形態による、上記で考察されるより薄型のプレートと共に使用されるための代替の複数構成要素の同種移植スペーサの異なる図面を例示する。

Claims (20)

1. 脊椎システムであって、
   椎間腔中に挿入するためのスペーサであって、前記スペーサが、
   上部表面、
   下部表面、及び
   前記上部表面から前記下部表面の間に延在する開口を含み、前記スペーサが、先細りの先端を更に含む、スペーサと、
   前記スペーサに当接するためのプレートであって、前記プレートが、
   プレート体、
   第１の骨ねじを受容するための前記プレート体中に形成された第１の開口であって、上向きの方向に角度付けられている、第１の開口、
   第２の骨ねじを受容するための前記プレート体中に形成された第２の開口であって、下向きの方向に角度付けられている、第２の開口、
   前記第１及び前記第２の骨ねじの両方の抜けを防止するための止めねじであって、前記止めねじが、前記第１及び第２の骨ねじが前記止めねじを通り越して、前記第１及び第２の開口中に挿入され得る第１の位置と、前記第１及び第２の骨ねじが前記止めねじによって抜けを防止される、前記止めねじの回転後の第２の位置とを有する、止めねじ、ならびに
   前記プレート体から延在する一対の伸長部であって、前記スペーサと係合するように構成されている、伸長部を含む、プレートと、
   前記プレート体中の前記第１の開口中に挿入するための第１の骨ねじであって、第１の椎体中に挿入されるように構成されている、第１の骨ねじと、
   前記プレート体中の前記第２の開口中に挿入するための第２の骨ねじであって、前記椎体とは異なる第２の椎体中に挿入されるように構成されている、第２の骨ねじと、を備える、前記脊椎システム。
2. 前記スペーサが、Ｃ字形状のスペーサである、請求項１に記載の前記システム。
3. 前記スペーサが、上部面取り部及び下部面取り部を備える、請求項１に記載の前記システム。
4. 前記プレート体から延在する前記対の伸長部が、前記スペーサの外側表面の周囲に延在する、請求項１に記載の前記システム。
5. 前記対の伸長部が、前記スペーサの外側側壁中に挿入するための内向きの突出部を含む、請求項４に記載の前記システム。
6. 前記スペーサが、前記プレートの前記対の伸長部に対応して、前記プレートと前記スペーサとの間に第１の係止機構を形成する一対の切り込みを含む、請求項５に記載の前記システム。
7. 前記スペーサ中の前記開口が、少なくとも１つの凸状表面によって境界付けられる、請求項１に記載の前記システム。
8. 前記プレート体から延在する前記対の伸長部が、前記スペーサの外側表面内に延在する、請求項１に記載の前記システム。
9. 前記対の伸長部が、前記プレートを前記スペーサに係止する封止後方伸長部の一部である、請求項８に記載の前記システム。
10. 脊椎システムであって、
    椎間腔中に挿入するためのスペーサであって、前記スペーサが、
    上部表面、
    下部表面、及び
    前記上部表面から前記下部表面の間に延在する開口を含み、前記スペーサが、凹状の先端を更に含む、スペーサと、
    前記スペーサに当接するためのプレートであって、前記プレートが、
    プレート体、
    第１の骨ねじを受容するための前記プレート体中に形成された第１の開口であって、上向きの方向に角度付けられている、第１の開口、
    第２の骨ねじを受容するための前記プレート体中に形成された第２の開口であって、下向きの方向に角度付けられている、第２の開口、
    前記第１及び前記第２の骨ねじのうちの少なくとも１つの抜けを防止するための止めねじであって、前記止めねじが、前記第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つが前記止めねじを通り越して、前記第１及び第２の開口のうちの少なくとも１つの中に挿入され得る第１の位置と、前記第１及び第２の骨ねじのうちの少なくとも１つが前記止めねじによって抜けを防止される、前記止めねじの回転後の第２の位置とを有する、止めねじ、ならびに
    前記プレート体から延在する一対の伸長部であって、前記伸長部が、前記スペーサと係合するように構成されており、各伸長部が、前記伸長部の長さに沿って延在する窓を含む、伸長部を含む、プレートと、
    前記プレート体中の前記第１の開口中に挿入するための第１の骨ねじであって、第１の椎体中に挿入されるように構成されている、第１の骨ねじと、
    前記プレート体中の前記第２の開口中に挿入するための第２の骨ねじであって、前記椎体とは異なる第２の椎体中に挿入されるように構成されている、第２の骨ねじと、を備える、前記脊椎システム。
11. 前記プレートの前記対の伸長部が、前記スペーサの外側表面と係合する横伸長部を備える、請求項１０に記載の前記システム。
12. 前記プレートの前記対の伸長部が、前記スペーサの外側表面上に形成された切り込み中に延在する内向きの突出部を備える、請求項１０に記載の前記システム。
13. 前記止めねじが、前記プレートにおいて前記第１及び前記第２の骨ねじの両方の抜けを防止するように構成されている、請求項１０に記載の前記システム。
14. 前記止めねじが回転すると、前記止めねじが、前記第１及び第２の骨ねじの頭部の側表面に当接する、請求項１３に記載の前記システム。
15. 前記スペーサの前記先端が、先細りしている、請求項１０に記載の前記システム。
16. 脊椎システムであって、
    椎間腔中に挿入するためのスペーサであって、前記スペーサが、
    上部表面、
    下部表面、及び
    前記上部表面から前記下部表面の間に延在する開口を含む、スペーサと、
    前記スペーサに当接するためのプレートであって、前記プレートが、
    プレート体、
    第１の骨ねじを受容するための前記プレート体中に形成された第１の開口であって、上向きの方向に角度付けられている、第１の開口、
    第２の骨ねじを受容するための前記プレート体中に形成された第２の開口であって、下向きの方向に角度付けられている、第２の開口、ならびに
    前記プレート体から延在する一対の伸長部であって、前記伸長部が、前記スペーサと係合するように構成されており、各伸長部が、前記伸長部の長さに沿って延在する窓を含む、伸長部を含む、プレートと、
    前記プレート体中の前記第１の開口中に挿入するための第１の骨ねじであって、第１の椎体中に挿入されるように構成されている、第１の骨ねじと、
    前記プレート体中の前記第２の開口中に挿入するための第２の骨ねじであって、前記椎体とは異なる第２の椎体中に挿入されるように構成されている、第２の骨ねじと、を備え、
    前記スペーサ及び前記プレートが、前記スペーサを前記プレートと当接させる前に、前記スペーサが所望の脊椎場所中に挿入され得るように互いに独立している、前記脊椎システム。
17. 前記スペーサが、同種移植片スペーサを含む、請求項１６に記載の前記システム。
18. 前記同種移植片スペーサが、前記第１の骨ねじまたは前記第２の骨ねじの一方を収容するための少なくとも１つの面取り部を含む、請求項１７に記載の請求項の前記システム。
19. 前記スペーサが、ＰＥＥＫスペーサを含む、請求項１６に記載の前記システム。
20. 前記対の伸長部が各々、前記プレートと前記スペーサとの間に係止機構を形成するために、前記スペーサのハンプ部分を受容する窓を含む、請求項１６に記載の前記システム。

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