JP2016508780A - 飲料作製用カプセル - Google Patents

飲料作製用カプセル Download PDF

Info

Publication number
JP2016508780A
JP2016508780A JP2015555835A JP2015555835A JP2016508780A JP 2016508780 A JP2016508780 A JP 2016508780A JP 2015555835 A JP2015555835 A JP 2015555835A JP 2015555835 A JP2015555835 A JP 2015555835A JP 2016508780 A JP2016508780 A JP 2016508780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
rigid
side wall
lower wall
filter element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015555835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6297598B2 (ja
Inventor
アキュルシ ジョヴァンニ
アキュルシ ジョヴァンニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caffita System SpA
Original Assignee
Caffita System SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PCT/IB2013/055105 external-priority patent/WO2014006527A2/en
Priority claimed from IT000168A external-priority patent/ITVR20130168A1/it
Application filed by Caffita System SpA filed Critical Caffita System SpA
Publication of JP2016508780A publication Critical patent/JP2016508780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297598B2 publication Critical patent/JP6297598B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8046Pods, i.e. closed containers made only of filter paper or similar material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8061Filters

Abstract

【課題】水の使用により抽出して飲料を作ることができる粉末状食品物質を少なくとも1種類収容する飲料作製用カプセルを提供する。【解決手段】飲料作製用カプセルは、下壁(3)と第1の側壁(4)を有するカップ形状の外側本体(2)と、蓋(6)と、第1の硬質または半硬質の骨組み(10)を備えるフィルタ本体(9)とを備える。第1の硬質または半硬質の骨組み(10)は、開口(13)を有する。カプセルは、フィルタ本体(9)と下壁(3)の間でチャンバ(7)内に位置する追加のフィルタ要素(26)も備え、追加のフィルタ要素は、使用時、フィルタ本体(9)から外に出て下壁(3)に向かって流れる飲料を捕える。追加のフィルタ要素(26)は、少なくとも1層の可撓性フィルタ材料の層(27)を備えるとともに外側本体(2)の内側に連結している。【選択図】図1

Description

本発明は飲料を作製するためのカプセルに関する。特に、外側本体およびその外側本体の上部を閉じる蓋を備えており、粉末状食品物質(例えばコーヒー粉末)を内部に収容するカプセルに関する。粉末状食品物質は、水(加圧されていてもよい)を通過させることにより抽出して、飲料、例えばコーヒーを作ることができる。より具体的には、外側本体が、硬質または半硬質のフィルタ本体をその内部に備えるチャンバを形成する下壁および側壁を備えたカプセルに関する。
さらに詳細には、カプセルの蓋に孔を開けることにより、カプセル自体への水(加圧されていてもよい)の注入が可能であり、また、下壁において、水と粉末状食品物質の相互作用により生成された飲料をカプセルの外部へ吐出可能な飲料作製システムでの使用に適したカプセルに関する。
そのようなカプセルでは、フィルタ本体は実質的に平らで、通常は円盤形状をしており、カプセル外側本体の下壁に近接して配置されている。フィルタ本体は、下壁から粉末状食品物質を分離して、穿孔要素が下壁を貫通した後でも粉末がカプセルの外に出ないようにしている。実際、フィルタ本体は、下壁を介して(穿孔要素により形成された孔または後者(穿孔要素)に存在する流路を通して)カプセルの外に出られるように飲料を通過させることが可能な一方、他方では、粉末状食品物質をカプセル内部に保持することも可能である。
しかしながら、この従来技術は、ある状況下では、いくつかの欠点を有するおそれがある。
特に、いくつかの種類および粒径の粉末状食品物質を用いたり、比較的大量の飲料(例えばアメリカンコーヒー等)を吐出する場合、従来技術のカプセルでは、粉末状食品物質の最適な抽出ができない可能性がある。
実際、第1に、粉末状食品物質が適切な方法で製粉されず、所定の粒径を下回る大きさの粉末を多く含み過ぎていた場合、(知られているように、この種の飲料、特にコーヒーを用意するとき、極めて少量の粉末が外に流れ出ることは実質的に普通のことであったとしても)そのような粉末は飲料とともに外に流れ出てしまい、結果的に飲料の質を劣化させてしまう。
第2に、一杯の飲料ごとに比較的大量の吐出を行う場合(例えば、アメリカンコーヒーを作る場合)、吐出にかかる時間が消費者の需要よりも比較的長いことがある。
さらに、特に、比較的大量の粉末を収容している(比較的大量の飲料の作製が意図されている)カプセルの場合、粉末と水の相互作用により作られた蓋付近に存在する飲料がカプセルから外に出るためには、該飲料はフィルタ本体に到達しなければならないため、その下にある、その経路を妨げるおそれのある粉末をすべて通過しなくてはならない。実際、水にいったん濡れると、粉末状食品物質は圧縮する傾向があるため、液体は粉末に浸透する際、より大きい抵抗を受けることになりその流れが妨げられる。
実際、カプセルに注入された水は、フィルタ本体において粉末状食品物質の圧縮を引き起こす傾向がある。したがって、液体が粉末状食品物質を通過する際に該物質から受ける抵抗が増し、結果として、それを通した飲料の排出が困難になる。
さらに、カプセルに水を注入する間、さまざまな圧縮度合いを有する領域が粉末中に形成される。したがって、従来技術における大きいカプセルでは、粉末状食品物質が不均一にしか浸透されないという欠点、すなわち、カプセル内における粉末状食品物質の位置によって、浸透する度合いが大きく異なるという欠点を有する。さらに、従来技術のカプセルでは、水は、浸透する際の抵抗がより小さい粉末の区域に流れる傾向があるため、水が通過するための優先的な流路が容易に形成されてしまい、結果として、粉末状食品物質はすべて均質に浸透されることがない。
後者の欠点を克服する第1の解決策は、本件出願人によって出願された特許文献1(イタリア国特許出願第VR2012A000133号明細書(米国特許出願第13/549904号明細書に対応))に記載されているが、その内容は本特許出願が出願された時点ではまだ開示されていなかった。
この特許出願では、円盤形状のフィルタに代えて、その側壁に開口を有するバスケット形状の硬質または半硬質フィルタが用いられ、該フィルタの側壁は、外側本体の側壁の内側部分から離間していた。この解決策により、従来技術のカプセルにおいて(本願とは対照的に)発生し得た種々の目詰まりの問題は、現実的に回避することが可能となった。
しかしながら、この解決策でさえも上記の他の欠点を克服できるものではなかった。
イタリア国特許出願第VR2012A000133号明細書
最後に、従来技術には、平らな硬質または半硬質フィルタに代えて、可撓性材料の層によって形成された円錐状または円錐台形状フィルタを備えるカプセルも存在する。しかしながら、これらのカプセルですらも重大な欠点を有している。特に、アメリカンコーヒーのような比較的大量の飲料を吐出する場合、粉末は濡れるとフィルタの底部において圧縮される傾向があり、フィルタが実質的に目詰りする。この時点で、抽出後の水は、もはや粉末を浸透することはできず、粉末を迂回しがちになり、粉末の上方において横方向にフィルタから外に出るようになる。したがっていかなる抽出も起こらない。ゆえに得られる飲料の質は低品質となる。
このような状況において、本発明の基礎をなす技術目的は、上述の欠点を克服する飲料作製用カプセルを提供することである。
特に、本発明の技術目的は、粉末が飲料とともに流れ出るリスクを最小限に抑えることが可能な飲料作製用カプセルを提供することである。
本発明の別の技術目的は、比較的大量の飲料を比較的短時間で吐出可能な飲料作製用カプセルを提供することである。
供給された水が、従来技術のカプセルより、より均等に粉末状食品物質を浸透可能な飲料作製用カプセルを提供することも本発明の技術目的である。
また、従来技術のカプセルと比較して、飲料の流れを妨げうる高度に圧縮された区域が粉末状食品物質に形成され、かつ/または水が優先的に通過する流路が形成されるリスクを低減することができる飲料作製用カプセルを提供することも本発明の技術目的である。
上記特定した技術目的および示した目標は、添付の特許請求の範囲に記載した、飲料作製用カプセルにより実質的に実現される。
垂直方向中心面に沿う断面における、本発明の第1の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な軸測投影分解図である。 第1の実施形態と同様の、本発明の第2の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な垂直方向中心断面図である。図2においては、より明瞭に表すために、断面において目視可能な詳細のみを示し、背景の詳細は示していないことに留意されたい。 本発明の第3の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な垂直方向中心断面図である。図3においては、より明瞭に表すために、断面において目視可能な詳細のみを示し、背景の詳細は示していないことに留意されたい。 本発明の第4の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な垂直方向中心断面図である。図4においても、断面において目視可能な詳細のみを示し、背景の詳細は示していないことに留意されたい。 図3のカプセルの細部を示す図である。 図5の細部の可能な代替的実施形態を示す図である。 図5の細部の可能な代替的実施形態を示す図である。 図5の細部の可能な代替的実施形態を示す図である。 図5の細部の可能な代替的実施形態を示す図である。 組み立てられた配置での図1のカプセルの細部の概略的な垂直方向中心断面を示す図である。 垂直方向中心面に沿う断面における、本発明の第5の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な軸測投影図である。 図11のカプセルの軸測投影分解図である。 垂直方向中心面に沿う断面における、本発明の第6の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な軸測投影図である。 垂直方向中心面に沿う断面における、本発明の第7の実施形態にしたがって作製されたカプセルの概略的な軸測投影図である。 図14のカプセルの軸測投影分解図である。 図15のカプセルの上面図であり(断面図ではない)、いくつかの部分は、他の部分をより見やすくするために切り取られている。 図1〜図12のカプセルのうちの1つで使用可能なフィルタ本体の代替的実施形態における、垂直方向中心面に沿う断面の概略的な軸測投影図である。 図17のフィルタ本体の正面図である。
本発明のさらなる特徴や利点は、いくつかの好適な、かつ限定目的ではない飲料作製用カプセルの実施形態を例示する添付の図面を参照しつつ、以下の詳細な説明においてより明瞭に示される。
添付図面では、参照符号1は、本発明に係る飲料作製用カプセル1の全体を示す。
既に示したように、本発明は、水を通過させることにより抽出して飲料を作ることができる粉末状食品物質(添付図面には図示せず)を少なくとも1種類収容する飲料作製用カプセル1に関する。例えば粉末コーヒー等の粉末状食品物質は、例えば浸出により抽出するか、または、溶かして、コーヒー、お茶、煎じ汁、スープ等の飲料を作製することができる。カプセル1は、例えばエスプレッソコーヒーを作るために加圧された水を通過させることにより、例えばコーヒー等の粉末状食品物質の抽出を可能にし得る。
カプセル1は、下壁3および第1の側壁4を備える略カップ形状の外側本体2を備える。例示した実施形態では、カプセル1の下壁3は、主に円盤形状をなして延在し、第1の側壁4はそこから延在し、その形状は、第一近似では円錐台形である。第1の側壁4の上部は、下壁3の反対側に位置する上縁5で終端する。蓋6は、上縁5において外側本体2に固定されており、外側本体2の上部を閉じる。カプセル1の外側本体2と蓋6は、互いに異なる材料で作製されてもよい。例えば、外側本体2はプラスチック材料で作製することができる一方、蓋6はアルミニウムシートで作製することができる(ともに単一層または複数層からなるものであってよい)。外側本体2の内側には、蓋6と外側本体2の内表面との間にチャンバ7がある。その中に、カプセル1の使用中、粉末状食品物質と水の相互作用後に飲料が作られる。蓋6の中心点と下壁3の中心点の間には、図2、図3、および図4に示すように、カプセル1の軸線の延長線8が存在する。例示されるすべての実施形態において、カプセル1は、軸線の延長線8を中心として対称をなす。
有利には、例示した実施形態では、カプセル1は液密に封止されているが、使用時は、蓋6に孔を開けてカプセル1への水の注入が可能であり、また、下壁3にも孔を開けて飲料をカプセル1の外に出すことが可能である。したがって以下では、この実施形態に対して優先的な参照がなされることが好ましい。しかしながら他の実施形態も実施可能であり、その場合、蓋6および/または下壁3それ自体が水および飲料を通過させることが可能である(例えば、それらに事前に孔が開けられている、またはそれらに浸透性があるため)。
したがってカプセル1は、飲料、例えばコーヒーの作製に使用するために、カプセル1を挿入することができるハウジングを有利には備える飲料作製システムでの使用に適している。例示したカプセル1を使用するのに適したシステムは、実質的に既知の方法で、蓋6と関連可能な、カプセル1に水を注入するための手段と、下壁3と関連可能な、カプセル1から飲料を抽出するための手段を備える。水を注入するための手段は、水を通過させるための流路を必要に応じて備える、針または刃といった注入要素を備え、一方、飲料を抽出するための手段は、カプセル1の外側本体2の下壁3を穿孔/貫通するための穿孔要素を備える。この文脈では、穿孔要素という用語は、孔を開ける、切る、または破ることが可能な実質的に知られている任意の要素、例えば、釘状物または刃を意味する。穿孔要素は固定されていてもよいし、移動可能としてもよい(ここでも、水を通過させるための流路を必要に応じて形成する)。穿孔要素は、カプセル1の下壁3の中心部、または好ましくは中心から外れた部分を通過することもできる。
カプセル1は、チャンバ7内に配置されるフィルタ本体9も備えており、それを通した飲料の通過が可能であり、同時に粉末状食品物質を実質的に保持する。それにより、カプセル1の使用中、飲料がフィルタ本体9を通過し、次いでカプセル1から(例えば、穿孔要素により下壁3に形成された孔または穿孔要素内に形成された流路を通して)外に出ることが可能になる一方、粉末状食品物質は、実質的に内部に閉じ込めたままにすることができる。
一般的に、フィルタ本体9は、チャンバ7に配置された第1の硬質または半硬質の骨組み10を備える。第1の硬質または半硬質の骨組み10は、略環状の周縁14と開口13とを備え、それを通した流体連通を可能にする。周縁14は、第1の側壁4の略環状連結部15において外側本体2と連結する。フィルタ本体9は、チャンバ7を、第1区画室16と第2区画室17に分割する。第1区画室16は、フィルタ本体9と蓋6の間に少なくとも位置し、粉末状食品物質を収容するものであり、第2区画室17は、フィルタ本体9と下壁3の間に配置される。好適な実施形態では、穿孔要素は、使用中、下壁3を貫通後、フィルタ本体9に損傷を与えることなく第2区画室17に侵入することができる。これに対し、穿孔注入要素は、蓋6を貫通後、第1区画室16に直接侵入しうる。
第1の硬質または半硬質の骨組み10は、要件によっていかなる形状をもとりうる。例えば、添付図面にはその3つの選択的実施形態が示されている。うち1つでは、第1の硬質または半硬質の骨組み10はバスケット形状をしており、残りの2つでは、従来から用いられている形状をしている。以下では、前者のタイプを最初に記載し、それに続いて残りのタイプを記載する。
しかしながら、一実施形態に関連して記載された内容は、互換性があれば、他の実施形態にも適用されることは理解されたい。
図1〜図12に例示した第1のタイプによれば、第1の硬質または半硬質の骨組み10は、バスケット形状をしており、粉末状食品物質を収容し、第2の側壁11および底部12を備える。後者(底部12)は、いずれの場合でも、第2の側壁11の下縁からのみ構成することもできる。有利には、開口13は、少なくとも第2の側壁11に形成される。実施形態によっては、開口13は、(添付図面に例示される場合のように)底部12にも形成されていることもあれば、形成されていないこともある。
第2の側壁11は、それ自体が略環形状の上部周縁を備え、第2の側壁の下部は、底部12と連結している。これらの実施形態では、第2の側壁11の上部周縁は、第1の硬質または半硬質の骨組み10において既に定義済みの周縁14と一致する。
したがって、以下、周縁14と上記上部周縁は、ともに、同じ参照符号14で特定されることになる。
組み立てられた状態のカプセル1では、上部周縁14は、カプセル1の蓋6に近接して配置され(それらは、接触してもしなくてもよい)、第1の側壁4の連結部15において外側本体2に連結し、第1の側壁4の上縁5に近接して配置されている。したがって、有利には、フィルタ本体9の上部周縁14は、軸線の延長線8を中心とした略環形状の延長部も有している。いずれにしても、フィルタ本体9とカプセル1の外側本体2との連結は、以下でより詳細に説明する。
底部12は、対照的に、外側本体2の下壁3に近接して配置されているが、以下で説明する理由により、その2つの間には一定の距離をもたせることが可能である。
有利には、図1〜図11に示すように、フィルタ本体9の上部周縁14は、第1区画室16へのアクセスを可能にする(例示した実施形態では)略円形の開口部を実質的に画定する。したがって、フィルタ本体9の上部、すなわち蓋6の方を向く側は、開いていると有利である。ゆえにカプセル1の製造時、蓋6が外側本体2と離れているとき、(図1〜図12における実施形態では上記アクセス用開口部を通して)第1区画室16に粉末状食品物質を単純に注ぐことにより、該区画室に粉末状食品物質を挿入することができる。
これに対して、図13〜図15には、第1の硬質または半硬質の骨組み10の2つの異なる可能な実施形態を示す(これらは既知であるため詳細には記載しない)。
図14の場合の第1の硬質または半硬質の骨組み10は略円盤形状である一方、図13の場合は、ショルダー部に連結し、高さが低い環状の側面を有するお椀型をしている。
第1区画室16において、粉末状食品物質は、カプセル1に注入された水と相互作用して飲料を作製する。これに対して、第2区画室17は、使用中、第1区画室16で作製された飲料を受けることが意図されている。その作製された飲料は、後者(第1区画室16)から、フィルタ本体9を介して外に出る。
一般的に、第1区画室16は、少なくともフィルタ本体9と蓋6で画定される。しかしながら、多くの好適な実施形態では、第1区画室16は、第1の側壁4のうち、第1の側壁4自体の上縁5と連結部15の間に位置する環状部によっても画定され得る(既に示したように、図1〜図12の実施形態では、連結部15は例えば上縁5に近接しているが、図13〜図15の実施形態では、上縁5から離れている)。
図1〜図12の実施形態では、第1区画室16は、したがって、少なくともフィルタ本体9によって主に画定され、有利には、チャンバ7の容積の大部分に延在する。本発明によれば、上記実施形態では、第2の側壁11は、(隣接かつ対向した状態で)第1の側壁4から少なくとも部分的に離間しており、飲料はそれらの間を下壁3に向かって流れることが可能となる。有利には、第2の側壁11の開口13は、第1の側壁4から離間している第2の側壁11の少なくとも一部に形成される。このようにして、開口13により、水が、飲料の状態でフィルタ本体9の外に出るために、粉末状食品物質を通して進まなくてはならない平均距離が、バスケット形状のフィルタ要素9を備えていないカプセルと比較して短縮される。これにより、水が粉末状食品物質を通過する際に受ける抵抗が減少するという利点も得られる。結果として、特にカプセルに比較的大量の粉末状物質を収容する場合は、バスケット形状のフィルタ本体9を用いることにより、飲料の濾過機能の向上、粉末状食品物質の不均一な圧縮傾向の低減が可能になり、したがって、粉末状食品物質は、カプセル1に注入される水をさらに均一に浸透させることができる。
一般的に、第2区画室17は、フィルタ本体9と、下壁3と、第1の側壁4のうち下壁3と連結部15の間に位置する部分とで画定される。
さらに、図1〜図12の実施形態では、第2区画室17は、第1の側壁4と第2の側壁11の間に部分的に延在する。言い換えると、第2区画室17は、フィルタ本体9の少なくとも一部を取り囲む。特に、第2区画室17は、軸線の延長線8と平行に測定した場合、連結部15と下壁3の間で、その距離の少なくとも大部分において第1の側壁4に沿って延在する。したがって、第2区画室17は、軸線の延長線8と平行に、その延在部の大部分においてフィルタ本体9を取り囲んでいる。
さらに有利には、添付図面1〜12に例示した実施形態にあるように、第2区画室17は、第1の側壁4に沿って連結部15まで延在する。フィルタ本体9は上部周縁14において連結部15に連結しているため、フィルタ本体9のほぼ全体が第2区画室17によって取り囲まれる。開口13は、第2区画室17によって取り囲まれるフィルタ本体9の全部分、特に第2区画室17と対向する第2の側壁11の全部分に分布していると有利である。上記実施形態では、有利には、開口13は、フィルタ本体9のまわりに均一に分布しており、グループ分けされ、それら各グループは、上部周縁14と底部12の間で第2の側壁11の延在部に沿って実質的に均一に分布している。
したがって、第2の側壁11に形成された開口13はすべて、第1区画室16内において粉末状物質によって到達される最大高さよりも低い高さに配置されると有利である(ここでは高さは下壁3を基準に測定される)。これは、水が粉末状物質を通過せずに開口13に到達してしまうことを防止するためである。
既に示したように、フィルタ本体9は、連結部15において第1の側壁4と連結している。連結はさまざまな方法で行うことができる。
図2、図3および図4の場合、上記連結は、蓋6と実質的に隣接して配置されている上部周縁14を用いて模式的に例示されるのみである。
これに対して、バスケット形状の第1の硬質または半硬質の骨組み10を用いた場合の好適な実施形態が図10で詳細に例示されており、ここでは、フィルタ本体9の第1の硬質または半硬質の骨組み10は、上部周縁14の近傍にショルダー部18を備え、ショルダー部18は、軸線の延長線8を中心とした略環状延在部を有し、フィルタ本体9の残りの部分よりも(ここでもまた軸線の延長線8を基準として)放射方向に突出している。言い換えると、軸線の延長線8を通る断面から見ると、第1の硬質または半硬質の骨組み10は、外側において、上部周縁14の近傍に逆さの段差を有する。フィルタ本体9は、有利には、ショルダー部18により連結部15に載置される。実際、例示した好適な実施形態では、連結部15は、軸線の延長線8を中心に略環状延在部を有する対向ショルダー部19を有し、対向ショルダー部19は、軸線の延長線8を基準として、第1の側壁4のうち下壁3側で対向ショルダー部19に隣接する部分よりも放射方向に突出している。
したがって、図10に示すように、ショルダー部18は、対向ショルダー部19に載置される。例示した好適な実施形態では、上部周縁14は、連結部15のうち、蓋6が固定される第1の側壁4の上縁5と対向ショルダー部19の間に位置する環状領域20と連結している。したがって、好適な実施形態では、バスケット形状のフィルタ本体9は、カプセル1の外側本体2と接触しており、特に、第1の硬質または半硬質の骨組み10の2つの環状部(うち一方は、上部周縁14に対応し、もう一方はショルダー部18に対応する)において連結部15と実質的に接触していると有利である。特に、ショルダー部18と対向ショルダー部19が接触していることで、フィルタ本体9はカプセル1の外側本体2に挿入されたとき、対向ショルダー部19において停止することが可能になる。言い換えると、対向ショルダー部19は、フィルタ本体9がカプセル1の下壁3に向かってそれ以上移動することを防ぐ接触要素として作用する。以下でより詳細に記載するが、これは、フィルタ本体9を所定の位置に保つのに特に有用である。
これに対して、図13〜図15の実施形態の場合、フィルタ本体9と連結部15の連結は、周縁14と、側壁4のうち周縁14と連動して径方向断面において「C」形状または「S」形状を示す部分とによって形成される。この場合、これは既知の引っ掛け方法であり、したがってその詳細はこれ以上記載しない。
しかしながら、連結はフィルタ本体9と連結部15の間に形成され、フィルタ本体9は、有利には、機械的干渉により連結部15に連結してもよい。それに加えて、またはそれに代えて、フィルタ本体9は連結部15と封止接触を形成する。この状況における「封止接触」は、有利には、液密な接触を意味する。さらに、封止接触はカプセル1の製造においても有用となり得る。実際、第1区画室16に粉末状食品物質を挿入する間、(連結部15における)封止接触により、粉末が誤って第2区画室17に注がれないことが保証される(注がれてしまった場合、飲料作製用カプセル1の使用に支障を来すことになる)。
機械的干渉を用いる連結および/または封止による連結は、様々な方法で形成することができる。
図10に詳細に例示した実施形態では、フィルタ本体9の上部周縁14と上述した連結部15の環状領域20の間に機械的干渉による連結が形成される。機械的干渉を示すために、図10では、上部周縁14は、その一部が環状領域20と重なり合うように描かれている。特に、この表現は、上部周縁14と環状領域20の間に発生する機械的干渉による接触は、実際では、有利には、それらのうちの少なくとも一方が変形した状態(有利には弾性変形)になることを要するものであることを含意する。機械的干渉は、実際、上部周縁14および/または環状領域20の弾性変形性によりもたらされ、弾性は有利には、それらを作製するのに用いられる材料および/またはそれらの形状により得られると好ましい。例示した実施形態では、環状領域20、すなわち連結部15のうち対向ショルダー部19と上縁5の間に位置する領域は、有利には湾曲可能である。特に、環状領域20は、それ自体が受ける弾性変形により、フィルタ本体9の上部周縁14を押圧する。図10に示すように、軸方向断面から見る環状領域20は、軸線の延長線8に対して斜めに延在する。特に、上縁5から下壁3に進むにつれて、環状領域20は、軸線の延長線8から遠ざかる。さらに、上縁5における連結部15すなわち環状領域20のうち上縁5に隣接する部分における連結部15において、軸線の延長線8に対して垂直方向に画定される断面の面積は、有利には、軸線の延長線8に対してやはり垂直方向に画定される上部周縁14の面の面積よりも小さい。それが理由で、有利には、カプセル1の製造時、連結部15、特に好適な実施形態ではその環状領域20は、フィルタ本体9をチャンバ7に挿入する最終工程の間、上部周縁14の通過を阻む。したがって、フィルタ本体9をチャンバ7へ挿入するには、少なくとも上部周縁14が環状領域20を通過する際は、下壁3の方向に向かってフィルタ本体9に圧力をかける必要がある。例示した好適な実施形態では、有利には、フィルタ本体9への圧力は、ショルダー部18が対向ショルダー部19に載置するまで加えられ、したがって、スナップ方式の挿入が形成される。連結部15のこの特定の形状およびそのフィルタ本体9との、特に上部周縁14との相互作用により、例えばフィルタ本体9の底部12に力が加えられフィルタ本体9が蓋6に向けて押された後でも、有利には、カプセル1の外側本体2の内側からフィルタ本体9が外れてしまうことを防止できる。
これに対して、図13〜図15の実施形態の場合、引っ掛けによる封止は、第1の硬質または半硬質の骨組み10の直径を、「C」形状または「S」形状の連結部の環状領域20の直径より僅かに大きくし、側壁4の僅かな変形により連結を形成して、周縁14が環状領域20の内部またはその下に係合するようにして実現される。
したがって、有利には、フィルタ本体9の周縁14と連結部15の環状領域20の間にも封止接触が形成される。特に、例示した実施形態では、周縁14と環状領域20は、それらが連続的に接触し、封止が機械的干渉により保証されるように形成される。
既に示したように、第2区画室17に侵入した穿孔要素との接触が回避できるように(下壁3が穿孔される場合)、フィルタ本体9は、その寸法、関連するストローク、およびその位置とを考慮することにより、穿孔要素の侵入は許可するが、同時にその穿孔要素との接触を避けられる形状を有すると有利となる。
有利には、例示した好適な実施形態では、上記は、以下の構成により実現される。すなわち、フィルタ本体9(または存在する場合はその底部12)は下壁3と離間しており(隔てられており)、それにより、カプセル1の使用に適したシステムにおいてカプセル1を使用する間、フィルタ本体9に損傷を与えずに、下壁3を介して、穿孔要素をカプセル1へ挿入することが可能になる。さらに、フィルタ本体9の底部12が存在する場合、それは略平らな円盤形状により主に構成されると好ましい。
図1および図10に例示した実施形態では、連結部15の対向ショルダー部19の位置とフィルタ本体9のショルダー部18の位置は、外側本体2の下壁3とフィルタ本体9の底部12の間の距離を定めるように確立される。その距離は、穿孔要素がカプセル1に挿入されたときの穿孔要素の先端と下壁3の間の距離よりも大きい。
あるいは、底部12は、穿孔要素をその内部に挿入可能な、蓋6側を向く凹部21を有してもよい。凹部21の寸法は、穿孔要素の寸法、およびカプセル1の内部に確保しなければならない関連する穿孔要素のストローク(穿孔要素がカプセル1に挿入されたときの下壁3と穿孔要素の先端の間の距離)に応じた寸法となる。穿孔要素が下壁3の中心部を通過するか、中心部からずれた位置を通過するかによって、凹部21は、それぞれ、中心部か、軸線の延長線8に対して中心部からずれた位置に配置されることになる。後者の場合、有利には、それを中心に環状をなす延在部を有する。この構成は図4に例示されており、そこでは、底部12は外側環状区域22および内側区域23を備える。外側環状区域22は、下壁3から離間している一方、内側区域23は下壁3に近接している。
環状凹部21の存在に代えて(したがって穿孔要素が軸線の延長線8に対して中心からずれた位置にある場合)、フィルタ本体9の形状は略円錐形状としてもよく、そのテーパ部は、穿孔要素が(その最大のストロークを考慮して)第2区画室17内に完全に挿入されたときでも、該穿孔要素との接触が防止できる形状とすることができる。
フィルタ本体9の形状について再度言及するが、図1〜図12の実施形態では、既に示したように、その上部は、連結部15において第1の側壁4と接触する。これに対して、フィルタ本体9の底部は、第1の側壁4から離間している。すなわち、外側本体2の第1の側壁4とフィルタ本体9の第2の側壁11の間には、第2区画室17のうち第1の側壁4とフィルタ本体9の間に位置する部分に対応する空間が存在する。有利には、第2区画室17におけるフィルタ本体9と第1の側壁4の間の距離は、底部12に向かって進むにつれて増加する。例えば、第1の側壁4が、軸線の延長線8を基準として略円錐形状で延在する場合、蓋6から下壁3に向かって進むにつれて、フィルタ本体9の第2の側壁11は、類似するがより顕著なテーパを有する延在部を有することもできる(図1参照)。
さらに、図1〜図12に例示した実施形態では、フィルタ本体9の第2の側壁11は、複数の環形状24が重なり合う構造を有し、それらは、軸線の延長線8を基準として同心であり、互いに連結している。各環形状24は、上部周縁14からフィルタ本体9の底部12に向かって進むにつれて、軸線の延長線8に対して略垂直な面において次の環形状24によって画定される面積よりも大きい面積を有する第1区画室16の各区分を画定する。有利には、図1に例示した実施形態では、同じ環形状24により、上部周縁14から底部12の方向に向かって進むにつれてその面積が減少する第1区画室16の様々な区分(これらは軸線の延長線8に対して垂直である)が画定される。言い換えると、各環形状24は、上部周縁14から底部12に進むにつれて、軸線の延長線8に近接していく。図1〜図12に例示した好適な実施形態では、環形状24により画定される各区分は、略円形であり、その中心部は、軸線の延長線8との交点により特定される。
第1の硬質または半硬質の骨組み10の第2の側壁11の上記構造により、該骨組み10は剛性を得ることができ、またその製造も容易になる。製造は有利には射出成形によって行うことができる。
軸線の延長線8に対する径方向断面から見た第2の側壁11は、したがって、第1区画室16を向く側に、実質的に段差を有する外形を有し、各段差は、各環形状24のそれぞれと対応している。有利には、第1の側壁4を向く側においても、フィルタ本体9の第2の側壁11は、段差を有する外形を有し、各段差は、軸線の延長線8を基準として、その段差と上部周縁14の間に位置する隣接する段差よりも放射方向にへこんでいる。言い換えると、バスケット形状のフィルタ本体9の第2の側壁11は、各環形状24により形成される内部段差と、第1の側壁4を向く外部段差とを有する。図1に示すように、内部段差と外部段差は互いに一線上に並んでいなくてもよい。特に、第1の実施形態では、各外部段差は、軸線の延長線8と平行に測定した場合、各環形状24の実質的におよそ半分の高さから延在する。しかしながら、他の実施形態では、第2の側壁11は、図2、図3、および図4に模式的に例示するような他の構成および構造をとることも可能である。
第1の実施形態では、フィルタ本体9は、第1の硬質または半硬質の骨組み10の第2の側壁11に少なくとも配置されると有利な補剛用のリブ25も備える。図1に示すように、有利には、第2の側壁11のリブ25は、上部周縁14から少なくとも底部12まで長手方向に延在し、軸線の延長線8を通過する略平面状に配置される。好ましくは、リブ25は底部12にも延在する。例示した第1の実施形態では、より正確には、リブ25のうちのいくつかは底部12上で(軸線の延長線8を基準にして)放射状に延在する一方、残りのリブ25は、軸線の延長線8を中心として環状に延在する。環状に延在するリブ25と放射状に延在するリブ25は、図1に示すように、互いに合流してもよい。底部12の放射状に延在するいくつかのリブ25は、第2の側壁11のリブ25から延びていてもよい。
例示した実施形態では、第2の側壁11のリブ25は、環形状24上および第2の側壁11が構成される外部段差上に延在し、環形状24は外部段差よりも放射方向に突出し、全体として円錐台形を形成する。言い換えると、各リブ25は、フィルタ本体9の上部周縁14から底部12に進むにつれて、その外表面と延長線8であるカプセル1の軸線との間の距離が短縮するように角度付けられている。
好適な実施形態では、リブ25は、連結部15での接触を除いて、カプセル1の外側本体2と接触することはない。しかしながら、一般的に、フィルタ本体9は、リブ25の外表面といった連結部15以外の箇所においてもカプセル1の外側本体2と接触し得る。ただし、フィルタ本体9を介する流体連通と、下壁3を介する飲料吐出区域の流体連通の両方に遮断物がない場合に限る。したがって、いくつかの実施形態では、第2の側壁11および/または底部12に存在する1つまたは複数のリブ25が、カプセル1の外側本体2と接触していてもよい。例えば、第2の側壁11に存在する長手方向リブ25は、1箇所または複数箇所において第1の側壁と接触し得る一方、フィルタ本体9は、あるリブ25と別のリブ25の間で、第1の側壁4から離間している。
既に示したように、第1の硬質または半硬質の骨組み10は、流体連通を可能にする開口13、すなわち、第1区画室16から第2区画室17へ飲料の通過を可能にする開口13を有する。
図1〜図12の実施形態では、既に示したように、開口13は、少なくとも第2の側壁11に配置される。さらに、第1の硬質または半硬質の骨組み10の環形状24のそれぞれがいくつかの開口13を有する。例示した実施形態では、特に、第2の側壁11に形成された開口13は、軸線の延長線8に主に平行して延在するスリットにより形成され、それらは隣り合わせで配置される。添付図面の図2〜図4に示すように、スリットは、実質的に、各環形状24(そしてゆえに各内部段差)の高さ全体にわたって延在する。それに対して、第1の実施形態および第2の実施形態では、各貫通スリットは、各環形状24の一部に延在するのみである。
既に示したように、開口13は、底部12(その形状は主に平らな円盤状)にも形成されると有利である。例示した実施形態では、それら開口13は、底部12上で、軸線の延長線8に対して放射方向に延在する細長いスロットである。
しかしながら、より一般的には、フィルタ本体9の形状がどのようなもので、開口13がどこに配置されていようと、それらの形状、向き、配置、および寸法は、例えば円形の孔、または十字型の細長いスリット、曲線等、様々にすることができる。さらに、第1の硬質または半硬質の骨組み10は、異なる種類の開口13を有することもできる。
最後に、本発明の主な革新的な態様によれば、フィルタ本体は、フィルタ本体9と下壁3の間でチャンバ7内に配置された追加のフィルタ要素26も備える。追加のフィルタ要素26は、フィルタ本体9から外に出て下壁3に向かって流れる飲料のすべてを捕えるためのものである。追加のフィルタ要素26は、有利には第1の側壁4において、外側本体2の内側部分に連結している。
追加のフィルタ要素26は、一般的に、少なくとも1層の可撓性のフィルタ材料の層27を備えるが、層27は複数であってもよい。上記可撓性のフィルタ材料としては、例えば、不織布、織布、紙などを用いることができる。
最も単純な実施形態(図1および図2)では、追加のフィルタ要素26は、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27からのみ構成され、その周囲において外側本体2に直接固定されている(例えば図2においては参照符号27で例示される)。この固定は、有利には、封止または接着によって実現することができる。
可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27は、軸線の延長線8のまわりに延在する環状路に沿って外側本体2の内側部分に封止または接着される。有利には、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27は、その周囲に沿って第1の側壁4に封止または接着される。
さらに、要件によって、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27は、連続的かつ封止状態で環状路に沿って封止または接着するか(図1〜図10参照)、または非連続的に環状路に沿って封止または接着することもできる(図12〜図16参照)。後者の場合、図16に示すように、追加のフィルタ要素26と外側本体2の内側部分との間で、封止または接着区域34が、単純接触区域35と交互に環状路に沿って配置される。
実際、粉末状食品物質がある粒径を有し、また比較的大量である場合、追加のフィルタ要素26を、非連続的に封止または接着することによって吐出時間を短縮することができ、その場合でも最適な濾過が保証されることが確認された。
封止または接着区域34の寸法および単純接触区域35の寸法は、要件によって変化しうる。しかしながら、好適な実施形態では、軸線の延長線8を基準として、単純接触区域35によって範囲を定められる角度の和と封止または接着区域34によって範囲を定められる角度の和との相互比率は、1:20〜20:1である。
さらに、いくつかの実施形態では、各単純接触区域35の長さは、10mm〜15mm以下である(有利にはこの長さは、その始点からその終点まで直線状に測定された最大長さを意味する)。
さらに、有利には、封止または接着区域34と単純接触区域35とが同じ種類である場合、それらはすべて等しい長さであり、環状路に沿って均等に分布している。
さらに、好適な実施形態では、追加のフィルタ要素26は、該追加のフィルタ要素を構成する可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27の厚みにより形成される外側放射方向面36を備える。該面は、少なくとも単純接触区域35において、外側本体2の内表面に対向し載置する。さらに有利なことには、外側本体2の内表面は、外側放射方向面36において追加のフィルタ要素26を圧縮し、その形状を丸みを帯びたものにする。これは、例えば、追加のフィルタ要素26のサイズを、外側本体2の追加のフィルタ要素26における断面よりも僅かに大きくして、後者を定位置に配置することにより実現されうる。
これに対して、他の実施形態では、追加のフィルタ要素26は、飲料を通すための1つまたは複数の通路29を形成する第2の硬質または半硬質の骨組み28を備える。この場合、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27は、1つまたは複数の通路29に取り付けられ、それによりそれらは塞がれ、したがってそれらを通過する飲料を捕えることができる。
これらの実施形態では、有利には、外側本体2、より具体的には第1の側壁4に押し当てられているのは、第2の硬質または半硬質の骨組み28である。有利には、第2の硬質または半硬質の骨組み28は、接着、封止、または機械的干渉によって第1の側壁4に固定される(図3は特に好適な解決策である)。
図5〜図9に、第2の硬質または半硬質の骨組み28のさまざまな可能な実施形態を示す。図5では、環状要素30のみからなり、単一の通路29を形成するL字形状の断面を有し、可撓性のフィルタ材料がその上に固定される。これに対して図6では、第2の硬質または半硬質の骨組み28は、環状要素30に加えて、環状要素30に連結された横断要素33を備え(有利にはそれらは、環状要素30と単一部材を形成する)、横断要素33は、環状要素30によって画定された通路29を複数のより小さい通路29に分割する。再度この場合、可撓性のフィルタ材料は、環状要素30と横断要素33の上に固定される。
これに対して、図7および図8では、第2の骨組み28は、図5のものと図6のものとそれぞれ類似するが、可撓性のフィルタ材料はその下に固定されている。
最後に、図9に、図5の解決策と類似のものを示すが、この場合、環状要素30はL字形状をしておらず、材料からなるバンドからのみ構成されている。
フィルタ本体9の場合と同様に、追加のフィルタ要素26も下壁3から分離しており、それにより、カプセル1の使用に適したシステムでの使用において、追加のフィルタ要素に損傷を与えることなく、下壁を介して、穿孔要素をカプセル1に挿入可能になる。結果として、フィルタ本体および追加のフィルタ要素26が下壁から離間しているとき、フィルタ本体9の底部12が凹部21を備えている場合、追加のフィルタ要素26は(第2の硬質または半硬質の骨組み28を備えている場合でもいない場合でも)、図4で参照符号27により示すように、底部12と同様の形状を有していると有利である。そうすることで、使用中、追加のフィルタ要素26に損傷を与えることなく、下壁を介して穿孔要素をカプセル1に挿入することができる。
これに対して、他の実施形態では、穿孔要素は、下壁に孔を開けた後に、(変形させたり下部21方向にずらしたとしても)追加のフィルタ要素26と接触してもよい。ただし、これにより追加のフィルタ要素26が損傷を受けないことを条件とする。
いくつかの実施形態では、第1の硬質または半硬質の骨組み10および第2の硬質または半硬質の骨組み28は、堅く連結され単一部材を形成してもよいことに留意されたい。
例示したすべての実施形態では、可撓性のフィルタ材料は、第2の硬質または半硬質の骨組み28に単一部材として取付けられている。しかしながら、例示しない他の実施形態では、可撓性材料は、代わりに、より小さい複数の部材として用いられてもよく、各部材は、1つまたは複数の通路29において第2の硬質または半硬質の骨組み28に固定してもよい。
可撓性のフィルタ材料は、有利には、目的に沿った任意の適切な方法で第2の硬質または半硬質の骨組み28に固定することができる。例えば、封止、接着、または、第2の硬質または半硬質の骨組み28を層27の材料上に直接成型することによって固定することができる。
しかしながら、一般に、可撓性のフィルタ材料は、各部材毎に、1つまたは複数の通路29を取り囲むラインに沿って第2の硬質または半硬質の骨組み28に固定されると有利である。一般的に、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層27は、外側本体2への直接の固定に関連して上記した方法と同様の方法で、第2の硬質または半硬質の骨組み28に固定することができる。したがって、各ラインに沿って連続的に固定することにより、飲料が、可撓性のフィルタ材料の層27を一層も通過せずに、開口13から下壁3まで進める経路が形成されてしまうことを防止できるようにしてもよい。または、非連続的に固定することにおより、接着または封止区域と単純接触区域35を交互に配置してもよい。
一般的に、より容易に追加のフィルタ要素26を配置するには、第1の側壁4は、下壁3の近傍かつ下壁3から離間した位置に、折返し部分31を備える。折返し部分31は、軸線の延長線8に向かって内側に延在する環状表面32をチャンバ7内に画定する。追加のフィルタ要素26は、上記環状表面32上に配置/固定される。
追加のフィルタ要素26の存在により、理論的には、開口13は、粉末状食品物質を通過させる形状および/またはサイズを有することが可能だが(その時点でフィルタ本体ではなくなるが)、これに対し、好適な実施形態では、そうではなく、開口13はすべて、粉末状食品物質用のフィルタとして作用するサイズを有しており、粉末状食品物質が所定の粒径よりも大きいときは少なくとも該粉末を保持できる(開口のサイズは、通常は、粉末物質の呼びサイズよりも小さい)。
要件によっては、組み立てられたカプセル1では、フィルタ本体9は、追加のフィルタ要素26と接触してもしていなくてもよい。接触している場合は、図17および図18に示すように、フィルタ本体9は、好ましくは、複数の突起歯37とから構成される載置部を備え、該突起歯37は、バスケット形状のフィルタ本体9よりも突起していない非突起区域と交互に配置されている。実際、このようにすると、フィルタ本体9と追加のフィルタ要素26との非連続な接触が実現でき、したがって、第2の側壁11に形成された開口13から外に出る飲料の流れが、追加のフィルタ要素26のどの部分にでも到達することが保証され、その利用性を最大限に引き出すことが可能になる。
既に示したように、カプセル1は、カプセル1の蓋6と関連可能な水注入手段と、カプセル1の下壁3と関連可能な飲料抽出手段とを備えた、カプセルに基づく飲料作製システムにおける使用に適している。特に、好適な実施形態では、蓋6に孔を開ける注入要素を用いて、粉末状食品物質を収容する第1区画室16に水が注入される。水が粉末状食品物質と相互作用することで飲料が作られ、該飲料は、水の流れ(加圧されていてもよい)に運ばれて粉末を通過し、フィルタ本体9に存在する開口13に達するまでその距離を進む。粉末状食品物質は、少なくとも主に第1区画室16内に閉じ込められたままである一方、飲料は第1区画室16から第2区画室17まで開口13を介して通過し、そこでは、下壁3を貫通する穿孔要素の動作後、飲料はカプセル1の外へ出ることができる。飲料作製システムの種類によっては、飲料は、穿孔要素によって残された孔または穿孔要素に存在する流路を通って外に出ることもできる。
開口13を通り抜けてしまった粉末の顆粒があれば、それらは次いで追加のフィルタ要素26により捕えられ保持される。しなしながら、可撓性のフィルタ材料から作製されたフィルタを備えた従来技術のカプセルで起こることとは異なり、上記開口13それら自体が粉末状食品物質用のフィルタとして作用するようなサイズを有し、少なくとも粉末状食品物質の粒子サイズが所定のサイズより大きいときには該粉末状食品物質が保持される好適な実施形態では、粉末状物質の大部分が、第1の硬質または半硬質の骨組み10によって直接保持されるため、追加のフィルタ要素26はいかなる目詰まりも回避可能である。
本発明は有意義な利点をもたらす発明である。
第1に、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層を備えた追加のフィルタ要素を用いることにより、たとえある量の粉末の微粒子がフィルタ本体を通過してしまったとしても、その粉末の微粒子が飲料とともに外に出ることを抑制または排除することさえ可能になる。
第2に、追加のフィルタ要素を非連続的に接着または封止することにより、カプセルが比較的大量の粉末状物質を収容している場合でも、飲料を吐出するのに要する時間に制限を設けることが可能になる。
さらに、フィルタ要素がバスケット形状であることと第2の側壁に開口があることにより、水が、フィルタ本体から外に出るために、粉末状食品物質を通過して進まなければならない平均距離を短縮することが可能になる。例えば、蓋付近で作られた飲料は、フィルタ本体の底部を介して外に出るために実質的にすべての粉末状食品物質を通過しなくてもよく、上述の開口のうち近傍にある開口を通って外に出ることができる。このようにして、飲料がその移動中に受ける抵抗をより小さくできる。さらに、この方法では、水および飲料の実質的な一方向流れと関連して生じる、高度に圧縮された領域が形成されるリスクが減少する。このようにして、飲料が作られる間、粉末状食品物質は実質的に均一な圧縮性を維持し、結果として、優先的な水流流路が形成されるリスクを減らすことができる。したがって水は、粉末状食品物質をより均一かつ均質に浸透することができ、作られる飲料の質の向上が実現できる。
これに加えて以下の利点も存在する。バスケット形状フィルタ本体は、その形状および上述の開口の存在により、一般的な平らなフィルタ本体の濾過表面よりも大きい濾過表面を有しつつも(カプセルの寸法は同じのまま)、その内部に収容する粉末状食品物質の量を実質的に変化させずに保つことができる。これにより、飲料の濾過機能を向上させることが可能になる。
最後に、本発明は比較的容易に製造することができ、本発明の実施に関連するコストもそれほど高いものではないことに留意されたい。
上記発明は、発明の概念の範囲から逸脱することなく、幾通りかの方法で修正および利用することができる。
さらに、本発明のすべての詳細は、他の技術的に同等の要素および材料で代用することができる。また種々の部品の形状および寸法は、需要に応じて変更可能である。
1 カプセル
2 外側本体
3 下壁
4 第1の側壁
5 上縁
6 蓋
7 チャンバ
8 延長線
9 フィルタ本体
10 第1の骨組み
11 第2の側壁
12 底部
13 開口
14 上部周縁
15 連結部
16 第1区画室
17 第2区画室
18 ショルダー部
19 対向ショルダー部
20 環状領域
21 凹部
22 外側環状区域
23 内側区域
24 環形状
25 リブ
26 追加のフィルタ要素
27 層
28 第2の骨組み
29 通路
30 環状要素
31 折返し部分
32 環状表面
33 横断要素
34 接着区域
35 単純接触区域
36 外側放射方向面
37 突起歯

Claims (22)

  1. 水を通過させることにより抽出して飲料を作ることができる粉末状食品物質を少なくとも1種類収容する飲料作製用カプセルであって、
    下壁(3)および第1の側壁(4)を備えた略カップ形状の外側本体(2)と、
    前記下壁(3)の反対側に位置する前記第1の側壁(4)の上縁(5)において前記外側本体(2)に固定された蓋(6)であって、該蓋(6)と前記外側本体(2)の内表面との間にチャンバ(7)を有し、前記蓋(6)の中心点と前記下壁(3)の中心点との間にあるカプセルの軸線の延長線(8)を有する、前記蓋(6)と、
    第1の硬質または半硬質の骨組み(10)を備えたフィルタ本体(9)であって、前記第1の硬質または半硬質の骨組み(10)は、前記チャンバ(7)内に位置し、略環状の周縁(14)を備え、前記第1の硬質または半硬質の骨組み(10)は、それを通した流体連通を可能にする開口(13)を有する、前記フィルタ本体(9)と、を備えた前記カプセルにおいて、
    前記周縁(14)は、前記第1の側壁(4)の略環状連結部(15)において前記外側本体(2)に連結し、前記フィルタ本体(9)は、前記チャンバ(7)を、少なくとも前記フィルタ本体(9)と前記蓋(6)の間に位置して粉末状食品物質をその内部に収容する第1区画室(16)と、少なくとも前記フィルタ本体(9)と前記下壁(3)の間に位置する第2区画室(17)とに分割し、
    前記カプセルは、前記フィルタ本体(9)と前記下壁(3)の間で前記チャンバ(7)内に位置する追加のフィルタ要素(26)をさらに備え、該追加のフィルタ要素(26)は、使用時、前記フィルタ本体(9)から外に出て前記下壁(3)に向かって流れる飲料を捕えるためのものであり、前記追加のフィルタ要素(26)は、少なくとも1層の可撓性のフィルタ材料の層(27)を備えるとともに前記外側本体(2)の内側部分に連結している、カプセル。
  2. 前記追加のフィルタ要素(26)は、前記外側本体(2)の内側部分に封止または接着されている、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層(27)から構成される、請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記追加のフィルタ要素(26)は、飲料が通るための1つまたは複数の通路(29)を形成する第2の硬質または半硬質の骨組み(28)を備え、該第2の硬質または半硬質の骨組み(28)には、可撓性のフィルタ材料の1層または複数層(27)が固定され、前記第2の硬質または半硬質の骨組み(28)は、前記第1の側壁(4)に押し当てられている、請求項1に記載のカプセル。
  4. 可撓性のフィルタ材料の前記1層または複数層(27)は、前記軸線の延長線(8)のまわりに延在する環状路に沿う前記外側本体(2)の内側部分、または前記1つまたは複数の通路(29)を取り囲む1つまたは複数のラインに沿う前記第2の硬質または半硬質の骨組み(28)に連続的に封止または接着されている、請求項2または請求項3に記載のカプセル。
  5. 可撓性のフィルタ材料の前記1層または複数層(27)は、前記軸線の延長線(8)のまわりに延在する環状路に沿う前記外側本体(2)の内側部分、または前記1つまたは複数の通路(29)を取り囲む1つまたは複数のラインに沿う前記第2の硬質または半硬質の骨組み(28)に断続的に封止または接着されており、前記環状路、または前記1つもしくは複数のラインに沿って、前記追加のフィルタ要素(26)と前記外側本体(2)の内側部分の間、または前記追加のフィルタ要素(26)と前記第2の硬質または半硬質の骨組み(28)の間に、封止または接着区域(34)と単純接触区域(35)とが交互に配置された、請求項2または請求項3に記載のカプセル。
  6. 前記軸線の延長線(8)、または前記1つまたは複数の通路(29)に対する中心軸をそれぞれ基準として、前記単純接触区域(35)によって範囲を定められた角度の和と、前記封止または接着区域(34)によって範囲を定められた角度の和との相互比率は、1:20〜20:1である、請求項5に記載のカプセル。
  7. 直線状に測定された各単純接触区域(35)の長さは、10mm〜15mm以下である、請求項5または6に記載のカプセル。
  8. 前記追加のフィルタ要素(26)は、可撓性のフィルタ材料の前記1層または複数層(27)の厚みによって形成される外側放射方向面(36)を備え、該外側放射方向面(36)は、少なくとも前記単純接触区域(35)において、前記外側本体(2)の内面、または前記第2の硬質または半硬質の骨組み(28)に対向し載置する、請求項5〜7のいずれか一項に記載のカプセル。
  9. 前記外側本体(2)の内面は、前記外側放射方向面(36)において、前記追加のフィルタ要素(26)を圧縮し、その形状を丸みを帯びたものにする、請求項2に従属する場合の請求項8に記載のカプセル。
  10. 可撓性のフィルタ材料の前記1層または複数層(27)は、その周囲において前記第1の側壁(4)に封止または接着している、請求項2、または請求項2に従属する場合請求項4〜9にいずれか一項に記載のカプセル。
  11. 前記第1の側壁(4)は、前記チャンバ(7)内で、前記下壁(3)付近ではあるが前記下壁から離間した位置に、前記軸線の延長線(8)に向かって内側に延在する環状面(32)を画定する折返し部分(31)を備え、前記環状面(32)の上には、前記追加のフィルタ要素(26)が配置されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカプセル。
  12. 前記開口(13)は、粉末状食品物質用のフィルタとして作用し、飲料の通過を可能にしつつ粉末状食品物質を実質的に保持するようなサイズを有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のカプセル。
  13. 前記フィルタ本体(9)は、機械的干渉によって前記連結部(15)に連結し、かつ/または前記連結部(15)と封止接触を形成する、請求項1〜12のいずれか一項に記載のカプセル。
  14. 前記フィルタ本体(9)と前記追加のフィルタ要素(26)は、前記下壁(3)から少なくとも部分的に隔てられており、それにより、使用中、前記フィルタ本体(9)と前記追加のフィルタ要素(26)に損傷を与えることなく、前記下壁(3)を介して、前記カプセル(1)内への穿孔要素の挿入が可能になる、請求項1〜13のいずれか一項に記載のカプセル。
  15. 前記下壁(3)は、使用中、穿孔可能であり、それにより飲料はカプセルの外に出ることが可能になり、穿孔要素は、使用中、前記下壁(3)を貫通後、前記追加のフィルタ要素(26)に損傷を与えることなく、前記追加のフィルタ要素(26)と前記外側本体(2)の間に挿入することができる、請求項1〜14のいずれか一項に記載のカプセル。
  16. 前記第1の硬質または半硬質の骨組み(10)は、バスケット形状をしており、粉末状食品物質を収容し、第2の側壁(11)を備え、その下部は、底部(12)と連結し、前記周縁(14)は、前記第2の側壁(11)の上部周縁(14)であり、
    前記上部周縁(14)は、前記カプセルの前記蓋(6)の近傍に位置し、
    前記連結部(15)は、前記第1の側壁(4)の前記上縁(5)の近傍に位置し、
    前記底部(12)は、前記外側本体(2)の前記下壁(3)の近傍に位置し、
    前記第2の側壁(11)は、前記第1の側壁(4)から少なくとも部分的に離間しており、それにより、飲料は、前記下壁(3)に向かって流れることが可能になり、
    前記開口(13)は、前記第2の側壁(11)に少なくとも形成され、前記第2の側壁(11)の前記開口(13)は、前記第2の側壁(11)のうち前記第1の側壁(4)から離間した部分に少なくとも形成されている、請求項1〜15のいずれか一項に記載のカプセル。
  17. 前記第2の側壁(11)は、その延在部の少なくとも大部分に沿って前記第1の側壁(4)から離間しており、かつ/または前記第2の側壁(11)と前記第1の側壁(4)の間の距離は、前記上部周縁(14)から前記底部(12)に向かって進むにつれて増加する、請求項1〜16のいずれか一項に記載のカプセル。
  18. 前記フィルタ本体(9)は、前記上部周縁(14)の近傍にショルダー部(18)を備え、該ショルダー部(18)は、前記軸線の延長線(8)を中心として略環状であり、前記軸線の延長線(8)を基準として、前記フィルタ本体(9)の残りの部分よりも放射方向に突出しており、前記連結部(15)は、対向ショルダー部(19)を備え、該対向ショルダー部(19)は、前記軸線の延長線(8)を中心として略環状であり、前記軸線の延長線(8)を基準として、前記第1の側壁(4)のうち前記下壁(3)側で前記対向ショルダー部(19)に隣接する部分よりも放射方向に突出しており、前記ショルダー部(18)は、前記対向ショルダー部(19)に載置しており、前記上部周縁(14)は、前記対向ショルダー部(19)と前記上縁(5)の間に位置する前記連結部(15)の環状領域(20)と連結している、請求項16または17に記載のカプセル。
  19. 前記底部(12)は、外側環状区域(22)および内側区域(23)を備え、前記外側環状区域(22)は、前記下壁(3)から隔てられており、それにより、使用中、前記フィルタ本体(9)の前記底部(12)に損傷を与えることなく、前記下壁(3)を介して、穿孔要素の前記カプセルへの挿入が可能となる一方、前記内側区域(23)は、前記下壁(3)に近接しており、前記追加のフィルタ要素(26)は、前記底部(12)と同様の形状をしている、請求項14および請求項16〜18のいずれか一項に記載のカプセル。
  20. 前記フィルタ本体(9)は、前記追加のフィルタ要素(26)と接触しており、前記フィルタ本体(9)は、非突起区域と交互に配置された複数の突起歯(37)により構成される載置部を備え、それにより、前記追加のフィルタ要素(26)との非連続的な接触が保証されることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載のカプセル。
  21. 前記底部(12)は、該底部(12)自体のうちの残りの部分よりも前記下壁(3)に向かって突出し、前記追加のフィルタ要素(26)に載置する周縁部を備え、前記周縁部は、切り欠き外形を有し、それにより、前記追加のフィルタ要素(26)との非連続的な接触が保証されることを特徴とする、請求項16〜19のいずれか一項に記載のカプセル。
  22. 少なくとも使用中は、前記第2区画室(17)と前記蓋(6)との間の液体連通は、前記第1区画室(16)を介してのみ可能であることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一項に記載のカプセル。
JP2015555835A 2013-02-04 2014-01-31 飲料作製用カプセル Active JP6297598B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITVR2013A000026 2013-02-04
ITVR20130026 2013-02-04
IBPCT/IB2013/055105 2013-06-21
PCT/IB2013/055105 WO2014006527A2 (en) 2012-07-03 2013-06-21 Capsule for making beverages
ITVR2013A000168 2013-07-18
IT000168A ITVR20130168A1 (it) 2013-07-18 2013-07-18 Capsula per la preparazione di bevande
PCT/IB2014/058706 WO2014118743A1 (en) 2013-02-04 2014-01-31 Capsule for making beverages

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016508780A true JP2016508780A (ja) 2016-03-24
JP6297598B2 JP6297598B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=51261537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015555835A Active JP6297598B2 (ja) 2013-02-04 2014-01-31 飲料作製用カプセル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9963290B2 (ja)
JP (1) JP6297598B2 (ja)
CA (1) CA2898173C (ja)
MY (1) MY185181A (ja)
SG (1) SG11201506062QA (ja)
WO (1) WO2014118743A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10722066B2 (en) * 2010-12-04 2020-07-28 Adrian Rivera Windowed single serving brewing material holder
US11832755B2 (en) * 2007-07-13 2023-12-05 Adrian Rivera Brewing material container for a beverage brewer
EP3533726A1 (de) 2010-07-22 2019-09-04 K-fee System GmbH Portionskapsel mit kennung
DE102012105282A1 (de) 2012-06-18 2013-12-19 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel
DE102012223291A1 (de) 2012-12-14 2014-06-18 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel
KR102504959B1 (ko) 2014-12-03 2023-03-02 카피탈리 시스템 에스.피.에이 음료 제조용 캡슐을 제조하기 위한 수용체 및 단일 형태의 수용체를 사용하여 서로 다른 분량의 분말 식품 재료를 구비하는 캡슐을 제조하기 위한 방법
AU2016223559A1 (en) 2015-02-27 2017-08-03 K-Fee System Gmbh Single serve capsule comprising a filter element connected thereto by sealing
JP6580714B2 (ja) 2015-06-10 2019-09-25 ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー 3層不織布を用いたポーションカプセル
BR112017028611A2 (pt) 2015-07-13 2018-09-04 K-Fee System Gmbh elemento filtrante com um recorte
AU2016323571A1 (en) 2015-09-18 2018-04-12 K-Fee System Gmbh Adapter for a single serve capsule
ES2788645T3 (es) 2015-10-27 2020-10-22 Douwe Egberts Bv Cápsula, sistema y método para preparar una bebida
USD874264S1 (en) * 2018-07-31 2020-02-04 Caffitaly System S.P.A. Cartridge for coffee machines
US11730306B2 (en) * 2018-10-17 2023-08-22 Sung Oh Controlling brewing parameters of single-serve beverage system
GB2587321B (en) * 2019-08-15 2023-06-07 Douwe Egberts Bv Beverage ingredient containers, methods of making and methods of using the same
US11805934B1 (en) * 2020-10-21 2023-11-07 Adrian Rivera Brewing material lid and container for a beverage brewer

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5243164A (en) * 1990-12-14 1993-09-07 Gee Associates Beverage maker
US5325765A (en) * 1992-09-16 1994-07-05 Keurig, Inc. Beverage filter cartridge
JPH10179402A (ja) * 1996-12-26 1998-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーヒー沸かし器
JP2007504889A (ja) * 2003-09-10 2007-03-08 コリグ インク 飲料フィルタカートリッジ
JP2008543522A (ja) * 2005-06-28 2008-12-04 ザ・コカ−コーラ・カンパニー ポータフィルタ・システム
US20100288131A1 (en) * 2009-05-13 2010-11-18 Curwood, Inc. Mineral Composite Beverage Brewing Cup and Cartridge
US20110303095A1 (en) * 2009-09-29 2011-12-15 Fu Thomas Z Disposable single use beverage package
US20120097602A1 (en) * 2010-10-22 2012-04-26 International Paper Company Biodegradable or compostable beverage filter cartridge
US20120201933A1 (en) * 2011-02-03 2012-08-09 2266170 Ontario Inc. Beverage Capsule
JP2013502925A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 グリーン マウンテン コーヒー ロースターズ,インク. ろ過助剤を用いた飲料カートリッジおよび飲料生成方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55166122A (en) 1979-06-12 1980-12-25 Morimasa Maeshiro Food container with dripper
GB8630757D0 (en) 1986-12-23 1987-02-04 Gen Foods Ltd Beverage packages
US6645537B2 (en) * 2000-02-18 2003-11-11 Keurig, Incorporated Beverage filter cartridge
ATE373438T1 (de) 2003-07-23 2007-10-15 Nestec Sa Vorrichtung und verfahren zur ausgabe von getränken mit verschiedener schaummenge aus kapseln
DE102005058336A1 (de) * 2005-12-02 2007-06-06 Tchibo Gmbh Portionskapsel
ITMI20060538A1 (it) 2006-03-23 2007-09-24 Nazzareno Mondini Cialda per la produzione di bevande
ES2269000B1 (es) 2006-06-13 2008-03-01 Francisco Navarro Alcantara "contenedor de capsulas".
DE102009007553B4 (de) 2009-02-04 2011-06-22 coffeeaffairs GmbH, 81671 Kapsel für die Zubereitung einer Flüssigkeit, insbesondere eines Kaffeegetränks
US9750370B2 (en) 2009-05-29 2017-09-05 Keurig Green Mountain, Inc. Cartridge with filter guard
SG176745A1 (en) 2009-06-17 2012-01-30 Sara Lee De Bv Capsule, system and method for preparing a predetermined quantity of beverage suitable for consumption
US9527661B2 (en) * 2009-09-29 2016-12-27 Lbp Manufacturing Llc Disposable single use beverage package
US20120171333A1 (en) 2011-01-04 2012-07-05 Multisorb Technologies, Inc. Oxygen and carbon dioxide absorption in a single use container with an absorbent support below the filter
EP2712351B1 (en) 2011-03-07 2017-11-15 Apiqe Holdings, LLC Disposable package and system for preparation of a liquid product
WO2013043048A1 (en) 2011-09-20 2013-03-28 Koninklijke Douwe Egberts B.V. Beverage filter systems and methods
ITVR20120133A1 (it) 2012-07-03 2014-01-04 Coffee Star S A Capsula per la preparazione di bevande

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5243164A (en) * 1990-12-14 1993-09-07 Gee Associates Beverage maker
US5325765A (en) * 1992-09-16 1994-07-05 Keurig, Inc. Beverage filter cartridge
JPH10179402A (ja) * 1996-12-26 1998-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd コーヒー沸かし器
JP2007504889A (ja) * 2003-09-10 2007-03-08 コリグ インク 飲料フィルタカートリッジ
JP2008543522A (ja) * 2005-06-28 2008-12-04 ザ・コカ−コーラ・カンパニー ポータフィルタ・システム
US20100288131A1 (en) * 2009-05-13 2010-11-18 Curwood, Inc. Mineral Composite Beverage Brewing Cup and Cartridge
JP2013502925A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 グリーン マウンテン コーヒー ロースターズ,インク. ろ過助剤を用いた飲料カートリッジおよび飲料生成方法
US20110303095A1 (en) * 2009-09-29 2011-12-15 Fu Thomas Z Disposable single use beverage package
US20120097602A1 (en) * 2010-10-22 2012-04-26 International Paper Company Biodegradable or compostable beverage filter cartridge
US20120201933A1 (en) * 2011-02-03 2012-08-09 2266170 Ontario Inc. Beverage Capsule

Also Published As

Publication number Publication date
US9963290B2 (en) 2018-05-08
CA2898173C (en) 2020-09-08
CA2898173A1 (en) 2014-08-07
US20150353275A1 (en) 2015-12-10
WO2014118743A1 (en) 2014-08-07
MY185181A (en) 2021-04-30
JP6297598B2 (ja) 2018-03-20
SG11201506062QA (en) 2015-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6297598B2 (ja) 飲料作製用カプセル
JP6158920B2 (ja) 飲料作製用カプセル
US9205975B2 (en) Capsule for the preparation of beverages
CA2683722C (en) Capsule for preparing drinks
US8956672B2 (en) Capsule for preparing coffee in a device comprising a cartridge holder with relief and recessed elements
US20140220190A1 (en) Capsule for the Preparation of Beverages
US9994389B2 (en) Filter for capsules for making espresso coffee and capsule for making espresso coffee
KR102166357B1 (ko) 액체 분배기를 구비한 일회용 캡슐
US10010211B2 (en) System for making beverages
JP2019511275A (ja) 飲料製造用カプセル
JP2014516651A (ja) 飲料を準備するための装置およびカプセル
CN107592796A (zh) 适用于制备浸泡饮料机器的一次性胶囊
JP6742095B2 (ja) 飲料作製用カプセル
KR20180019168A (ko) 부분 캡슐 및 부분 캡슐에 의한 음료 생산 방법
ITVR20130168A1 (it) Capsula per la preparazione di bevande

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250