JP2016508729A - 微生物実験における冷却・感温用多目的ラック - Google Patents

微生物実験における冷却・感温用多目的ラック Download PDF

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Abstract

微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、クロスバー(1)、ベース(3)、位置決め穴(4)、連結具(5)、エッジフレーム(6)および連結穴(7)を含む。エッジフレーム(6)は、U型枠体であり、ベース(3)と同一サイズであり、連結具(5)を介してベース(3)に連結されている。エッジフレーム(6)のU型アームには、複数の連結穴(7)が対称的に設けられている。クロスバー(1)は、連結穴(7)に水平に固定されている。当該微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、さらに温度表示プロンプター(8)とN個の温度センサ(9)を含み、または、クロスバー(1)および/またはベース(3)は、感温して変色する。【選択図】図1

Description

本発明は、微生物実験装置に係るものである。
現在、スーパークリーン作業台内の接種リング、塗布器などは、台面に水平に置かれるため、実験の操作において、アルコールランプの火炎により乾式加熱して殺菌してから操作するまで、それを手に持ったまま冷却するのを待つ必要があり、使用において不便である。特に複数菌の接種や、異なる平板の塗布時に、順に火炎により乾式加熱して殺菌する必要があり、非常に時間がかかる。しかも灼熱後の接種リング、塗布器および殺菌後の三角フラスコ内の培地の温度などは、経験に頼って判断するしかできず、判断が正確でないゆえ実験結果に大きく影響することがあり、実験の効率に大きく影響する。
従来の接種リング、塗布器は実験の操作においてアルコールランプの火炎により乾式加熱して殺菌してから手に持ったまま冷却するのを待つ必要があり、蒸気殺菌後の培地はその温度を経験に頼って判断するしかできず、実験結果の正確さに影響する。本発明は、これらを解決する、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックを提供することを目的とする。
微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー、ベース、連結具、エッジフレーム、連結穴、温度表示プロンプターおよびN(1以上の整数)個の温度センサを含む。エッジフレームは、U型枠体である。ベースには位置決め穴が設けられている。エッジフレームは、ベースと同一サイズであり、連結具を介してベースに連結されている。エッジフレームのU型アームには、複数の連結穴が対称的に設けられている。クロスバーは、連結穴に水平に固定されている。N個の温度センサは、それぞれN個の温度検出待ち箇所に対応して設けられている。N個の温度センサのセンシング信号の出力は、温度表示プロンプターのN個の温度センシング信号の入力に対応して連通する。
本発明は、位置決めピットを有する複数の耐熱のクロスバーをエッジフレームに設置し、複数の位置決め円形穴をベースに設置し、ベースとエッジフレームとの角度を調節可能にすることにより、エッジフレームの位置決めピットとベースの位置決め円形穴との間での接種リングまたは塗布器の配置を便利にする。本発明は、構造が簡単であり、角度が調節可能であり、用途に応じて組み付け可能であるという特徴を有する。温度センサは、リアルタイムの温度データを測定して温度表示制御ユニットに表示させることにより、実験の正確度および効率を向上させる。
図1は、具体的な実施形態1に係る、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックの構造模式図である。 図2は、具体的な実施形態2に係る温度表示プロンプターの構造模式図である。 図3は、具体的な実施形態7に係る連結具5である双方向ラチェット機構の断面図である。 図4は、具体的な実施形態7に係る連結具5である双方向ラチェット機構の正面図である。 図5は、具体的な実施形態13に係る、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックの構造模式図である。 図6は、具体的な実施形態25に係る、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックの構造模式図である。 図7は、具体的な実施形態26に係る、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックの構造模式図である。 図8は、具体的な実施形態37に係る、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックの構造模式図である。
具体的な実施形態1:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー1、ベース3、連結具5、エッジフレーム6、連結穴7、温度表示プロンプター8およびN(1以上の整数)個の温度センサ9を含む。エッジフレーム6は、U型枠体である。ベース3には位置決め穴4が設けられている。エッジフレーム6は、ベース3と同一サイズであり、連結具5を介してベース3に連結されている。エッジフレーム6のU型アームには、複数の連結穴7が対称的に設けられている。クロスバー1は、連結穴7に水平に固定されている。N個の温度センサ9は、それぞれN個の温度検出待ち箇所に対応して設けられている。N個の温度センサ9のセンシング信号の出力は、温度表示プロンプター8のN個の温度センシング信号の入力に対応して連通する。
具体的な実施形態2:
図2を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態1に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。温度表示プロンプター8は、コントローラ8−1、ディスプレイ8−2、電源回路8−3およびブザー8−4を含む。電源回路8−3の電源出力は、それぞれコントローラ8−1の電源入力、ディスプレイ8−2の電源入力、ブザー8−4の電源入力に対応して連通する。コントローラ8−1のN個の温度センシング信号の入力は、N個の温度センサ9のセンシング信号の出力に対応して連通する。コントローラ8−1の表示信号の出力は、ディスプレイ8−2の表示信号の入力に連通する。コントローラ8−1のブザー開始制御信号の出力は、ブザー8−4のブザー開始制御信号の入力に連通する。
本実施形態は、接種および固体培地投棄に適する温度を検出するとブザー8−4が作動するように温度センサを設定することができる。
具体的な実施形態3:
図1、2を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態2に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。コントローラ8−1は、シングルチップマイクロコンピュータを用いる。
具体的な実施形態4:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態1に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。クロスバー1における位置決めピットは、均一に分布している。
具体的な実施形態5:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態1に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。エッジフレーム6は、耐熱の枠体を用いる。
具体的な実施形態6:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態1に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3は、耐熱のベースを用いる。
具体的な実施形態7:
図1、3、4を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態1に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。連結具5は、双方向ラチェット機構を用いる。
連結具5は、同一厚さの平面において、2つの円心A、Bを有する貫通穴を設けており、円心A、Bを接続する線の延長線と貫通穴の一端のRまたはrの穴壁との交差点を中心として、穴壁に径方向に対称的に1〜20の内歯5−3が設けられている。貫通穴には、外壁に歯が一周設けられたラチェット5−5が内置されている。ラチェット5−5は、径方向に円心A、B方向に沿って往復移動可能である。ラチェット5−5の歯は、内歯5‐3の各歯と互いに噛み合い、共同で径方向に時計回りまたは逆時計回りに回転することや、分離してそれぞれ回転することができる。貫通穴の径方向の外壁には、ハンドル5−2が連結されている。ハンドル5−2は、中間線がハンドル中心線5−1である。ハンドル中心線5−1は、円心A、Bを繋ぐ線の延長線とは同一の直線であるが、平行線であってもよいし、交差してもよい。ラチェット5−5には、ナットレンチ穴またはホゾ穴または機械部品5−4が設けられている。ラチェット5−5は、各歯の歯上面Cが円弧状であり、歯上面幅Dが歯根元幅E以上である。内歯5−3は、各歯の歯上面Fが円弧状または平面形状であり、歯上面幅Tが歯根元幅L以上である。ラチェット5−5の両端の外壁には、ラチェット5−5を貫通穴に位置させる2つのサークリップ5−6とサークリップ5−6を収納する2つの溝を設けている。サークリップ5−6は、半径において切断されたばねリングである。
ブラケットの開閉方法として、径方向に僅かに力を入れて、ハンドル5−2側寄りの内歯5−3の歯とラチェット5−5の歯とを噛み合わせ、径方向に回転してブラケットを開けるが、径方向にハンドル5−5を軽く引っ張り、内歯5−3の歯とラチェット5−5の歯を分離させ、ハンドル5−2が回転してブラケットが閉じる。
本発明の具体的な応用は、以下である。ベースに複数の位置決め円形穴を設け、ベースとエッジフレームは、双方向ラチェット機構を介して連結されるが、異なる実験の要求を満たすよう、両者の角度を調節することができる。双方向ラチェット機構である連結具を採用することにより、ベースとエッジフレームの角度の大きさをコントロールできるのみならず、エッジフレームに対して固定・保持機能を果たす。位置決めピットを有するクロスバーは、耐熱の材料であり、直接エッジフレームに挿入され、エッジフレームの異なる位置に挿入されて異なる要求を満たすことができる。使用時に、接種リングまたは塗布器の下端を位置決め穴に位置させ、上端を位置決めピットに位置させる。三角フラスコは、ベースに置かれる。センサは、当該多目的ラックの異なる位置に載置可能であり、加熱後の三角フラスコ内の培地または灼熱後の接種リングおよび塗布器などの実験用具の温度を測定する。加熱後の培地入りの三角フラスコを温度センサに置く場合、温度表示プロンプターは、培地の温度を表示することができる。しかも、常用温度を設定しておき、当該温度に達すると、プロンプターは、「ドゥー、ドゥー」の提示音を発することにより、培地温度が低すぎまたは高すぎになり実験の結果に影響することを防止する。当該温度センサにより灼熱後の接種リングまたは塗布器などを感知する場合、プロンプター上の表示パネルから温度を読み出すことができ、接種できるか否かを最短の時間内に確定し、実験の正確さを高め、実験の効率を高める。
本発明の先進性は、以下にある。(1)設計が合理的である。構造が簡単であり、角度が調節可能であり、用途に応じて組み付けることができる。(2)用途が広範にわたる。複数の接種リングまたは塗布器など火炎殺菌器具を同時に載置することができ、接種リング、塗布器、三角フラスコなどの実験器具の温度を感知することもできる。(3)ハイレベルの機能を具備する。温度センサと温度表示プロンプターの付加機能により、実験のミスを軽減し、実験の効率を高めることができる。
具体的な実施形態8:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態1に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3内に降温物が設けられる。
降温物の性質と実際の降温要求に応じて、ベース3の材質および厚さを選択することができる。
具体的な実施形態9:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態8に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。降温物は、ベース3から取り出し可能である。
本実施形態は、繰り返して利用可能な降温物に適用される。
具体的な実施形態10:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態8または9に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。降温物は、冷却バッグである。
具体的な実施形態11:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態10に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。冷却バッグは、化学冷却バッグまたは物理冷却バッグである。
化学冷却バッグは、化学アイスバッグが挙げられ、硫酸ナトリウム十水合物、硫酸水素アンモニウム、硫酸水素ナトリウム、硝酸アンモニウムからなる。
具体的な実施形態12:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態11に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。物理冷却バッグは、ドライアイスのアイスバッグ、水のアイスバッグ、水と塩のアイスバッグ、または、水とエタノールのアイスバッグである。
物理アイスバッグは、繰り返して利用可能である。微生物実験における冷却・感温用多目的ラック全体を冷却設備(冷蔵庫または冷凍庫)に入れるか、物理アイスバッグのみを取り出して冷却設備に入れる。
具体的な実施形態13:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー1、ベース3、連結具5およびエッジフレーム6を含む。エッジフレーム6は、U型枠体である。ベース3には位置決め穴4が設けられている。エッジフレーム6は、ベース3と同一サイズであり、連結具5を介してベース3に連結されている。クロスバー1は、エッジフレーム6のU型アームに水平に固定されている。クロスバー1および/またはベース3は、感温して変色する。
具体的な実施形態14:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態13に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。クロスバー1における位置決めピットは、均一に分布している。
具体的な実施形態15:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態13に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。エッジフレーム6は、耐熱の枠体を用いる。
具体的な実施形態16:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態13に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3は、耐熱のベースを用いる。
具体的な実施形態17:
図3、4、5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態13に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。連結具5は、双方向ラチェット機構を用いる。
具体的な実施形態18:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態13に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3内に降温物が設けられる。
降温物の性質と実際の降温要求に応じて、ベース3の材質および厚さを選択することができる。
具体的な実施形態19:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態18に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。降温物は、ベース3から取り出し可能である。
具体的な実施形態20:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態18または19に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。降温物は、冷却バッグである。
具体的な実施形態21:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態20に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。冷却バッグは、化学冷却バッグまたは物理冷却バッグである。
具体的な実施形態22:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態21に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。物理冷却バッグは、ドライアイスのアイスバッグ、水のアイスバッグ、水と塩のアイスバッグ、または、水とエタノールのアイスバッグである。
物理アイスバッグは、繰り返して利用可能である。微生物実験における冷却・感温用多目的ラック全体を冷却設備(冷蔵庫または冷凍庫)に入れるか、物理アイスバッグのみを取り出して冷却設備に入れる。
具体的な実施形態23:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態13に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。クロスバー1および/またはベース3は、感温変色材料を含む。
具体的な実施形態24:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態23に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。感温変色材料は、感温マイクロカプセルパウダー、感温変色パウダー、感温水乳液、感温カラーマスターバッチ、または感温変色インクである。
接種および固体培地投棄に適する温度より高くなると変色するように感温変色材料を設定し、または、感温変色材料は、接種および固体培地投棄に適する温度より低いときに変色する。
感温マイクロカプセルパウダー、感温変色パウダー、感温水乳液、感温カラーマスターバッチ、または感温変色インクは、変色化学工業会社から購入できる。
感温マイクロカプセルパウダー、感温変色パウダー、感温水乳液、感温カラーマスターバッチ、または感温変色インクは、深▲せん▼市変色化工科技有限公司から購入できる。
具体的な実施形態25:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー1、ベース3、連結具5、エッジフレーム6、温度プロンプター18および赤外温度センサ10を含む。エッジフレーム6は、U型枠体である。ベース3には位置決め穴4が設けられている。エッジフレーム6は、ベース3と同一サイズであり、連結具5を介してベース3に連結されている。クロスバー1は、エッジフレーム6のU型アームに水平に固定されている。赤外温度センサ10のセンシング信号の出力は、温度プロンプター18の温度センシング信号の入力に対応して連通する。
赤外温度センサ10は、N(1以上の整数)個である。各赤外温度センサ10は、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに置かれた1つの実験用品に対応して測定する。
具体的な実施形態26:
図7、6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。温度プロンプター18は、コントローラ18−1と電源回路18−3を含み、さらにディスプレイ18−2および/またはブザー18−4を含む。電源回路18−3の電源出力は、それぞれコントローラ18−1の電源入力、ディスプレイ18−2の電源入力、ブザー18−4の電源入力に対応して連通する。コントローラ18−1の各温度センシング信号の入力は、1個の赤外温度センサ10のセンシング信号の出力に対応して連通する。コントローラ18−1の表示信号の出力は、ディスプレイ18−2の表示信号の入力に連通する。コントローラ18−1のブザー開始制御信号の出力は、ブザー18−4のブザー開始制御信号の入力に連通する。
接種および固体培地投棄に適する温度より低く検出するとブザー18−4が作動するように赤外温度センサ10を設定する。
具体的な実施形態27:
図7、6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。コントローラ18−1は、シングルチップマイクロコンピュータを用いる。
具体的な実施形態28:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。クロスバー1における位置決めピットは、均一に分布している。
具体的な実施形態29:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。エッジフレーム6は、耐熱の枠体を用いる。
具体的な実施形態30:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3は、耐熱のベースを用いる。
具体的な実施形態31:
図3、4、6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。連結具5は、双方向ラチェット機構を用いる。
具体的な実施形態32:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態25に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3内に降温物が設けられる。
降温物の性質と実際の降温要求に応じて、ベース3の材質および厚さを選択することができる。
具体的な実施形態33:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態32に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。降温物は、ベース3から取り出し可能である。
具体的な実施形態34:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態32または33に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。降温物は、冷却バッグである。
具体的な実施形態35:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態34に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。冷却バッグは、化学冷却バッグまたは物理冷却バッグである。
具体的な実施形態36:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態35に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。物理冷却バッグは、ドライアイスのアイスバッグ、水のアイスバッグ、水と塩のアイスバッグ、または、水とエタノールのアイスバッグである。
物理アイスバッグは、繰り返して利用可能である。微生物実験における冷却・感温用多目的ラック全体を冷却設備(冷蔵庫または冷凍庫)に入れるか、物理アイスバッグのみを取り出して冷却設備に入れる。
具体的な実施形態37:
図7、8を参照して本実施形態を説明する。本実施形態に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックは、複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー1、ベース3、連結具5、エッジフレーム6、温度センサ11および温度プロンプター18を含む。エッジフレーム6は、U型枠体である。ベース3には位置決め穴4が設けられている。エッジフレーム6は、ベース3と同一サイズであり、連結具5を介してベース3に連結されている。クロスバー1は、エッジフレーム6のU型アームに水平に固定されている。温度センサ11のセンシング信号の出力は、温度プロンプター18の温度センシング信号の入力に対応して連通する。温度プロンプター18は、コントローラ18−1と電源回路18−3を含み、さらにディスプレイ18−2および/またはブザー18−4を含み、電源回路18−3の電源出力は、それぞれコントローラ18−1の電源入力、ディスプレイ18−2の電源入力、ブザー18−4の電源入力に対応して連通する。コントローラ18−1の各温度センシング信号の入力は、1個の温度センサ11のセンシング信号の出力に対応して連通する。コントローラ18−1の表示信号の出力は、ディスプレイ18−2の表示信号の入力に連通する。コントローラ18−1のブザー開始制御信号の出力は、ブザー18−4のブザー開始制御信号の入力に連通する。
接種および固体培地投棄に適する温度より低く検出するとブザー18−4が作動するように赤外温度センサ11を設定する。温度センサ11は、N(1以上の整数)個である。各温度センサ11は、微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに置かれた1つの実験用品に対応して測定する。
具体的な実施形態38:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態11に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。化学冷却バッグは、化学アイスバッグである。
具体的な実施形態39:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態38に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。化学冷却バッグは、硫酸ナトリウム十水合物、硫酸水素アンモニウム、硫酸水素ナトリウム、硝酸アンモニウムからなる。
具体的な実施形態40:
図1を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態12に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。水と塩のアイスバッグは、CaClと水からなり、または、NHClと水からなり、または、NHNOとNaCOと水からなる。
具体的な実施形態41:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態21に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。化学冷却バッグは、化学アイスバッグである。
具体的な実施形態42:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態41に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。化学冷却バッグは、硫酸ナトリウム十水合物、硫酸水素アンモニウム、硫酸水素ナトリウム、硝酸アンモニウムからなる。
具体的な実施形態43:
図5を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態22に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。水と塩のアイスバッグは、CaClと水からなり、または、NHClと水からなり、または、NHNOとNaCOと水からなる。
具体的な実施形態44:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態35に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。化学冷却バッグは、化学アイスバッグである。
具体的な実施形態45:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態44に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。化学冷却バッグは、硫酸ナトリウム十水合物、硫酸水素アンモニウム、硫酸水素ナトリウム、硝酸アンモニウムからなる。
具体的な実施形態46:
図6を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態36に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。水と塩のアイスバッグは、CaClと水からなり、または、NHClと水からなり、または、NHNOとNaCOと水からなる。
具体的な実施形態47:
図7、8を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態37に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。コントローラ18−1は、シングルチップマイクロコンピュータを用いる。
具体的な実施形態48:
図3、4、8を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態37に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。連結具5は、双方向ラチェット機構を用いる。
具体的な実施形態49:
図8を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、具体的な実施形態37に記載する微生物実験における冷却・感温用多目的ラックに対してさらに限定するものである。ベース3内に降温物が設けられる。

Claims (37)

  1. 複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー(1)、ベース(3)、連結具(5)、エッジフレーム(6)、連結穴(7)、温度表示プロンプター(8)およびN(1以上の整数)個の温度センサ(9)を含み、エッジフレーム(6)は、U型枠体であり、ベース(3)には位置決め穴(4)が設けられており、エッジフレーム(6)は、ベース(3)と同一サイズであり、連結具(5)を介してベース(3)に連結されており、エッジフレーム(6)のU型アームには、複数の連結穴(7)が対称的に設けられており、クロスバー(1)は、連結穴(7)に水平に固定されており、N個の温度センサ(9)は、それぞれN個の温度検出待ち箇所に対応して設けられており、N個の温度センサ(9)のセンシング信号の出力は、温度表示プロンプター(8)のN個の温度センシング信号の入力に対応して連通することを特徴とする、微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  2. 温度表示プロンプター(8)は、コントローラ(8−1)、ディスプレイ(8−2)、電源回路(8−3)およびブザー(8−4)を含み、
    電源回路(8−3)の電源出力は、それぞれコントローラ(8−1)の電源入力、ディスプレイ(8−2)の電源入力、ブザー(8−4)の電源入力に対応して連通し、
    コントローラ(8−1)のN個の温度センシング信号の入力は、N個の温度センサ(9)のセンシング信号の出力に対応して連通し、
    コントローラ(8−1)の表示信号の出力は、ディスプレイ(8−2)の表示信号の入力に連通し、
    コントローラ(8−1)のブザー開始制御信号の出力は、ブザー(8−4)のブザー開始制御信号の入力に連通することを特徴とする、請求項1に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  3. コントローラ(8−1)は、シングルチップマイクロコンピュータを用いることを特徴とする、請求項2に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  4. クロスバー(1)における位置決めピットは、均一に分布していることを特徴とする、請求項1に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  5. エッジフレーム(6)は、耐熱の枠体を用いることを特徴とする、請求項1に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  6. ベース(3)は、耐熱のベースを用いることを特徴とする、請求項1に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  7. 連結具(5)は、双方向ラチェット機構を用いることを特徴とする、請求項1に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  8. ベース(3)内に降温物が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  9. 降温物は、ベース(3)から取り出し可能であることを特徴とする、請求項8に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  10. 降温物は、冷却バッグであることを特徴とする、請求項8または9に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  11. 冷却バッグは、化学冷却バッグまたは物理冷却バッグであることを特徴とする、請求項10に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  12. 物理冷却バッグは、ドライアイスのアイスバッグ、水のアイスバッグ、水と塩のアイスバッグ、または、水とエタノールのアイスバッグであることを特徴とする、請求項11に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  13. 複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー(1)、ベース(3)、連結具(5)およびエッジフレーム(6)を含み、エッジフレーム(6)は、U型枠体であり、ベース(3)には位置決め穴(4)が設けられており、エッジフレーム(6)は、ベース(3)と同一サイズであり、連結具(5)を介してベース(3)に連結されており、クロスバー(1)は、エッジフレーム(6)のU型アームに水平に固定されており、クロスバー(1)および/またはベース(3)は、感温して変色することを特徴とする、微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  14. クロスバー(1)における位置決めピットは、均一に分布していることを特徴とする、請求項13に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  15. エッジフレーム(6)は、耐熱の枠体を用いることを特徴とする、請求項13に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  16. ベース(3)は、耐熱のベースを用いることを特徴とする、請求項13に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  17. 連結具(5)は、双方向ラチェット機構を用いることを特徴とする、請求項13に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  18. ベース(3)内に降温物が設けられることを特徴とする、請求項13に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  19. 降温物は、ベース(3)から取り出し可能であることを特徴とする、請求項18に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  20. 降温物は、冷却バッグであることを特徴とする、請求項18または19に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  21. 冷却バッグは、化学冷却バッグまたは物理冷却バッグであることを特徴とする、請求項20に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  22. 物理冷却バッグは、ドライアイスのアイスバッグ、水のアイスバッグ、水と塩のアイスバッグ、または、水とエタノールのアイスバッグであることを特徴とする、請求項21に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  23. クロスバー(1)および/またはベース(3)は、感温変色材料を含むことを特徴とする、請求項13に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  24. 感温変色材料は、感温マイクロカプセルパウダー、感温変色パウダー、感温水乳液、感温カラーマスターバッチ、または、感温変色インクであることを特徴とする、請求項23に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  25. 複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー(1)、ベース(3)、連結具(5)、エッジフレーム(6)、温度プロンプター(18)および赤外温度センサ(10)を含み、エッジフレーム(6)は、U型枠体であり、ベース(3)には位置決め穴(4)が設けられており、エッジフレーム(6)は、ベース(3)と同一サイズであり、連結具(5)を介してベース(3)に連結されており、クロスバー(1)は、エッジフレーム(6)のU型アームに水平に固定されており、赤外温度センサ(10)のセンシング信号の出力は、温度プロンプター(18)の温度センシング信号の入力に対応して連通することを特徴とする、微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  26. 温度プロンプター(18)は、コントローラ(18−1)と電源回路(18−3)を含み、さらにディスプレイ(18−2)および/またはブザー(18−4)を含み、
    電源回路(18−3)の電源出力は、それぞれコントローラ(18−1)の電源入力、ディスプレイ(18−2)の電源入力、ブザー(18−4)の電源入力に対応して連通し、
    コントローラ(18−1)の各温度センシング信号の入力は、1個の赤外温度センサ(10)のセンシング信号の出力に対応して連通し、
    コントローラ(18−1)の表示信号の出力は、ディスプレイ(18−2)の表示信号の入力に連通し、
    コントローラ(18−1)のブザー開始制御信号の出力は、ブザー(18−4)のブザー開始制御信号の入力に連通することを特徴とする、請求項25に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  27. コントローラ(18−1)は、シングルチップマイクロコンピュータを用いることを特徴とする、請求項26に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  28. クロスバー(1)における位置決めピットは、均一に分布していることを特徴とする、請求項25に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  29. エッジフレーム(6)は、耐熱の枠体を用いることを特徴とする、請求項25に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  30. ベース(3)は、耐熱のベースを用いることを特徴とする、請求項25に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  31. 連結具(5)は、双方向ラチェット機構を用いることを特徴とする、請求項25に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  32. ベース(3)内に降温物が設けられることを特徴とする、請求項25に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  33. 降温物は、ベース(3)から取り出し可能であることを特徴とする、請求項32に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  34. 降温物は、冷却バッグであることを特徴とする、請求項32または33に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  35. 冷却バッグは、化学冷却バッグまたは物理冷却バッグであることを特徴とする、請求項34に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  36. 物理冷却バッグは、ドライアイスのアイスバッグ、水のアイスバッグ、水と塩のアイスバッグ、または、水とエタノールのアイスバッグであることを特徴とする、請求項35に記載の微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
  37. 複数の半円形の位置決めピットを有するクロスバー(1)、ベース(3)、連結具(5)、エッジフレーム(6)、温度センサ(11)および温度プロンプター(18)を含み、エッジフレーム(6)は、U型枠体であり、ベース(3)には位置決め穴(4)が設けられており、エッジフレーム(6)は、ベース(3)と同一サイズであり、連結具(5)を介してベース(3)に連結されており、クロスバー(1)は、エッジフレーム(6)のU型アームに水平に固定されており、温度センサ(11)のセンシング信号の出力は、温度プロンプター(18)の温度センシング信号の入力に対応して連通し、
    温度プロンプター(18)は、コントローラ(18−1)と電源回路(18−3)を含み、さらにディスプレイ(18−2)および/またはブザー(18−4)を含み、
    電源回路(18−3)の電源出力は、それぞれコントローラ(18−1)の電源入力、ディスプレイ(18−2)の電源入力、ブザー(18−4)の電源入力に対応して連通し、
    コントローラ(18−1)の各温度センシング信号の入力は、1個の温度センサ(11)のセンシング信号の出力に対応して連通し、
    コントローラ(18−1)の表示信号の出力は、ディスプレイ(18−2)の表示信号の入力に連通し、
    コントローラ(18−1)のブザー開始制御信号の出力は、ブザー(18−4)のブザー開始制御信号の入力に連通することを特徴とする、微生物実験における冷却・感温用多目的ラック。
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