JP2016508368A5

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Publication number: JP2016508368A5
Application number: JP2015555745A
Authority: JP
Filing date: 2014-02-04
Publication date: 2017-03-02
Anticipated expiration: 2034-02-04

Claims

腸疾患の予防および／または治療、および／または、腸疾患のリスク低減における、医療的使用のための、
アセチルコリン産生微生物であって、
前記微生物は、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｓａｎｆｒａｎｃｉｓｃｅｎｓｉｓ株、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｒｏｓｓｉａｅ株、または、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｂｒｅｖｉｓ株である、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
健康な腸管内菌叢を維持および／または促進するため、および／または、消化プロセスの毒性作用を低減するため、および／または、消化器系を刺激するため、および／または、腸調節を改善するための、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１または２に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
前記腸疾患は、機能性腸疾患および／または腸神経系により制御される腸壁の分泌と関連する疾患であり、
具体的には、機能性便秘、機能性下痢および／または過敏性腸症候群（ＩＢＳ）であり、
より具体的には、便秘が主であるＩＢＳ、交互のＩＢＳ、または下痢が主であるＩＢＳである、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１または２に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
前記腸疾患は炎症性腸疾患であり、
具体的には、潰瘍性大腸炎および／またはクローン病である、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１から４のいずれか一項に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
前記微生物は、適切な培養条件下で、３０ｍｇ／ｋｇ以上のアセチルコリンを産生する、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１から５のいずれか一項に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
前記微生物が細菌である、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１から６のいずれか一項に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
前記乳酸菌（Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ）は、ＤＳＭ２６０２４株、ＤＳＭ２３０９０株、ＤＳＭ２３０９１株、ＤＳＭ２３２００株、ＤＳＭ２３０９２株、ＤＳＭ２３０９３株、ＤＳＭ２３２０１株、ＤＳＭ２３１７４株およびＤＳＭ２３１２１株、またはそれらから培養される株、特に、ＤＳＭ２３０９０株またはＤＳＭ２３０９３株、のいずれか１つから選択される、
アセチルコリン産生微生物。
請求項１から７のいずれか一項に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
製剤の剤形、機能性食品または機能性飲料中の、
アセチルコリン産生微生物。
請求項８に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
前記機能性食品がサワードウブレッドである、
アセチルコリン産生微生物。
請求項８または９に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
好ましい腸管内菌叢を維持および／または回復するための少なくとも１つのさらなる細菌をさらに含む、
アセチルコリン産生微生物。
請求項８または９に記載の使用のためのアセチルコリン産生微生物であって、
腸疾患の治療のための少なくとも１つのさらなる薬剤をさらに含む、
アセチルコリン産生微生物。
Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｓａｎｆｒａｎｃｉｓｃｅｎｓｉｓ株、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｒｏｓｓｉａｅ株、または、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｂｒｅｖｉｓ株の使用による、
アセチルコリンを産生する方法。
腸疾患の治療および／または予防における使用のための、微生物によって産生されるアセチルコリンであって、
前記アセチルコリンは経口投与される、
微生物によって産生されるアセチルコリン。
腸内健康の維持および／または改善のための、アセチルコリン産生微生物の非医療的使用であって、
前記微生物は、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｓａｎｆｒａｎｃｉｓｃｅｎｓｉｓ株、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｒｏｓｓｉａｅ株、または、Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｂｒｅｖｉｓ株である、
使用。
請求項２から１０のいずれか一項に定義される、
請求項１４の非医療的使用。