JP2016507994A - クローズド加入者グループセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けること - Google Patents

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Abstract

ネットワークエンティティは、データトラフィックの1つまたは複数のタイプ(例えば、IPトラフィック、音声トラフィック、等)の各々について、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプ(例えば、CSGモード、ハイブリッドモード、およびオープンモード)のうちの少なくとも1つを備えるセルタイプの優先順序を定義する優先情報を記憶することと、ワイヤレス通信システムのセルに接続するために優先情報をモバイルデバイスに示すこととによって、ワイヤレス通信システムのCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるように構成されうる。対応するモバイルエンティティは、説明されたように優先情報を受信し、接続するまたはキャンプオンすべきセルを、この優先情報に基づいて選択するように構成されうる。【選択図】 図3

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、米国特許法第35条119項に基づいて、2013年1月17日に出願された米国仮特許出願第61/753872号への優先権を主張し、その出願は、全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[0002] 本願は一般に、ワイヤレス通信システムに向けられている。より具体的に、しかしながら排他的ではなく、本願は、クローズド加入者グループ(CSG)セルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるためのシステムおよび装置に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データ、ビデオ、等の様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されており、展開は、ロングタームエボリューション(LTE)システムのような新たなデータ指向システムの導入に伴い増大する見込みである。ワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって、多数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、および他の直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムが含まれる。
[0004] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、多数のワイヤレス端末(ユーザ機器(UE)、ユーザ端末、またはアクセス端末(AT)としても知られている)のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクでの送信を介して、1つまたは複数の基地局(アクセスポイント(AP)、EノードB、またはeNBとしても知られている)と通信する。順方向リンク(ダウンリンクまたはDLとも呼ばれる)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(アップリンクまたはULとも呼ばれる)は、端末から基地局への通信リンクを指す。これらの通信リンクは、単一入力単一出力、単一入力多出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立されうる。
[0005] セルラワイヤレス通信システムは、通信ネットワークへのアクセスを提供する異なるタイプのセルを含み得、現代の多くのワイヤレス端末は、1つよりも多くのタイプのセルに接続またはキャンプオンすることができる。例えば、ワイヤレス端末は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)セルまたはセルラ無線アクセス技術(RAT)(例えば、LTE)に接続することができる。WLANは、「WiFi(登録商標)」と交換して使用され得、両者とも、IEEE 802.11プロトコルを包含または参照しうる。セルラRATは、クローズド加入者グループ(CSG)タイプと非CSGタイプとにさらに分類されうる。CSGセルは、CSGセルのアクセス制御リストにあるユーザアカウントに関連付けられた端末のセットへのサービスに限られる。非CSGセルは、アクセス制御リストを使用せず、したがって、オペレータによって権限を与えられた任意の端末(例えば、任意の加入者または権限を与えられたローミングデバイス)にサービスしうる。多くの状況では、常時、1つよりも多くのタイプのセルが1つの端末に対して利用可能でありうる。
[0006] 例えば、発展型パケットシステム(EPS)では、アクセスネットワーク発見および選択機能(ANDSF)は、例えばシステム間ルーティングポリシ(ISRP)を用いるような特定の条件下で、特定のインターネットプロトコル(IP)トラフィックにとってどのアクセス技術が好ましいかをデバイスが決定するための方法を定義している。ANDSFは、ネットワークポリシにおいて第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)RATレベルで細かくプリファレンスを示す方法を提供しない。例えば、異なるタイプのセルラRATおよび/またはセルを区別することは不可能である。これは、オペレータが、WLANプリファレンス(WLAN preference)に関連して、特定の3GPP RATを別のものよりも好むポリシを提供する能力を制限する。以下の開示から明確となるべき理由によりこの制限を取り除くことが望ましいであろう。
[0007] ワイヤレス通信システムのクローズド加入者グループセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるための方法、装置、およびシステムが、詳細な説明で詳しく説明され、特定の態様の概要が以下に示される。この概要および以下の詳細な説明は、総合的な開示の補間的な部分として解釈されるべきであり、それら部分は、冗長な主題および/または予備の主題を含みうる。どちらかのセクションでの省略は、統合されたアプリケーション(integrated application)で説明される任意の要素の優先順位(priority)または相対的重要性を示すものではない。これらセクション間の違いは、それぞれの開示から明らかとなるように、代替的な実施形態の予備的な開示、追加の詳細、または、異なる専門用語を使用した同一の実施形態の代替的な説明を含みうる。
[0008] ワイヤレス通信システムのクローズド加入者グループセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるためのネットワークエンティティによる方法は、ネットワークエンティティによって優先情報(priority information)を記憶することを含み得、この優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序(priority ranking)を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)モード、ハイブリッドモード、およびオープンモードを含みうる。データトラフィックの1つまたは複数のタイプは、インターネットプロトコル(IP)トラフィックを含みうる。方法はさらに、ワイヤレス通信システムのセルに接続するために異なるワイヤレス技術または異なるアクセス制御タイプを使用することが可能なモバイルデバイスに優先情報を示すことを含みうる。
[0009] 方法のある態様では、異なるワイヤレス技術は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)および少なくとも1つのセルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を含む。少なくとも1つのセルラモバイル電話RATは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)RATでありうるか、またはそれを含みうる。3GPP RATは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、GSM(登録商標) EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、および次世代UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)のうちの少なくとも1つでありうる。
[0010] 他の態様では、異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)メンバと、CSG非メンバとを含みうる。優先情報は、任意のCSGメンバセルと他のワイヤレス技術との間で優先順位を指定しうるか、または任意のCSGメンバセルと他のアクセス制御タイプとの間で優先順位を指定しうる。優先情報は、セルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を使用する特定のCSGメンバセルを示すインジケーションを含みうる。優先情報は、特定のCSGメンバセルに、優先順序の特定の位置が割り当てられることを指定しうる。優先情報は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)セルが特定のCSGメンバセルよりも下に順序付け(rank)されることをさらに指定しうる。優先情報は、セルラRATを使用する非CSGセルがWLANセルよりも下に順序付けされることをさらに指定しうる。
[0011] 別の態様では、ワイヤレス通信システムのクローズド加入者グループセルのための無線アクセスタイプの優先順位を使用するためのモバイルエンティティによる方法は、ネットワークエンティティから優先情報を受信することを含み得、優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。方法は、接続またはキャンプオンすべきセルを、優先情報に基づいて選択することをさらに含みうる。異なるワイヤレス技術、データトラフィックの1つまたは複数のタイプ、異なるアクセス制御タイプ、および優先情報は、上で概要が述べられたように、ネットワークエンティティによって行われる方法のためのものでありうる。方法の別の態様では、セルを選択することは、データトラフィックの現在のタイプにさらに基づきうる。
[0012] 関連の態様において、ワイヤレス通信装置は、上で概要が述べられた任意の方法および方法の態様を行うために提供されうる。装置は、例えば、メモリに結合されたプロセッサを含み得、このメモリは、上述された動作を行うことを装置に行わせるプロセッサによる実行のための命令を保持する。そのような装置の特定の態様(例えば、ハードウェア態様)は、例えば、アクセスポイントか、ピコセル、フェムトセル、ホームノードBまたは他の小型セルか、あるいはノードBといったネットワークエンティティのような機器によって、あるいは代替的として、ユーザ機器(UE)またはアクセス端末のようなモバイルエンティティによって例示されうる。いくつかの態様では、いくつかのネットワークエンティティは、本明細書で説明される技術の態様を行うためにピア・ツー・ピア方式でインタラクティブに動作しうる。同様に、符号化された命令を保持するコンピュータ可読記憶媒体を含む製品(article of manufacture)が提供され得、この命令は、プロセッサによって実行されると、上で概要が述べられた方法および方法の態様を行うことをネットワークエンティティまたはモバイルエンティティに行わせる。
[0013] 本願は、添付の図面と併せて下記の詳細な説明に関連して、より十分に認識されうる。
図1は、ワイヤレス通信システムの詳細を例示する。 図2は、多数のセルを有するワイヤレス通信システムの詳細を例示する。 図3は、ネットワークデバイスによってCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるための情報を提供するためのプロセスの例となる実施形態を例示する。 図4は、図3または図8に例示されたプロセスの様々な態様を例示する。 図5は、図3または図8に例示されたプロセスの様々な態様を例示する。 図6は、図3または図8に例示されたプロセスの様々な態様を例示する。 図7は、図3に示された方法に基づいて、CSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるための装置の例を例示する。 図8は、CSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるためのネットワークエンティティからの情報を使用するためのモバイルエンティティによるプロセスの例となる実施形態を例示する。 図9は、図8に示された方法と一致する、CSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けるための装置の例を例示する。
[0021] 本開示は一般に、ワイヤレス通信ネットワークとも呼ばれるワイヤレス通信システムにおいてCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けることを提供することまたはそれに関与することに関する。様々な実施形態では、本明細書で説明される技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、LTEネットワーク、GSMネットワークといったワイヤレス通信ネットワークだけでなく他の通信ネットワークに対しても使用されうる。本明細書で説明される場合、「ネットワーク」および「システム」という用語は交換して使用されうる。
[0022] CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000、等の無線技術を実現しうる。UTRAは、広帯域−CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップレート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。
[0023] TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現しうる。3GPPは、GERANとも表されるGSM EDGE(Enhanced Data Rates for GSM(登録商標) Evolution)無線アクセスネットワーク(RAN)についての規格を定義する。GERANは、基地局(例えば、AterおよびAbisインターフェース)および基地局コントローラ(Aインターフェース、等)を繋ぐネットワークとともに、GSM/EDGEの無線構成要素である。無線アクセスネットワークは、GSMネットワークの構成要素に相当し、それを通じて、電話呼およびパケットデータが、公衆交換電話網(PSTN)およびインターネットから、ユーザ端末またはユーザ機器(UE)としても知られている加入者ハンドセットに、あるいはその逆にルーティングされる。モバイル電話オペレータのネットワークは、1つまたは複数のGERANを備え得、それは、UMTS/GSMネットワークのケースではUTRANに結合されうる。オペレータネットワークはまた、1つまたは複数のLTEネットワーク、および/または、1つまたは複数の他のネットワークを含みうる。様々な異なるネットワークタイプは、異なる無線アクセス技術(RAT)および無線アクセスネットワーク(RAN)を使用しうる。
[0024] OFDMAネットワークは、次世代UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM、等の無線技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。特に、ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM,UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織から提供された文書で説明されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書で説明されている。これら様々な無線技術および規格は知られているかまたは開発途中である。例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイル電話規格を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル電話規格を改善することを目的とする3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステム、およびモバイルデバイスのための規格を定義しうる。明瞭さのために、以下では、装置および技法の特定の態様はLTE実現に関してまたはLTE中心の方法で説明され、以下の説明の一部分では実例となる例としてLTE専門用語が使用されうるが、この説明は、LTEアプリケーションに限定されることを意図しない。したがって、本明細書で説明されるシステム、装置、および方法が、他の通信システムおよびアプリケーションに適用されうることは、当業者にとって明らかでありうる。
[0025] LTE実現では、直交周波数分割多重化(ODFM)がダウンリンク−すなわち、基地局、アクセスポイント、またはeノードB(eNB)からユーザ端末またはUE−に使用される。OFDMの使用は、スペクトル柔軟性に対するLTE要件を満たし、かつ、高いピークレートで非常に広いキャリアに対してコスト効率の良いソリューションを可能にし、それは、定着した技術である。例えば、OFDMは、IEEE 802.11a/g、802.16、欧州電気通信規格(ETSI)によって規格化された高性能無線LAN−2(HIPERLAN−2、ここにおいて、LANは、ローカルエリアネットワークを表す)、ETSIの合同技術委員(Joint Technical Committee)によって発表されたデジタルビデオブロードキャスティング(DVB)、および他の規格で使用される。
[0026] 時間周波数物理リソースブロック(本明細書では、リソースブロックまたは略して「RB」とも表記される)が、OFDMシステムでは、トランスポートデータに割り当てられる、トランスポートキャリア(例えば、サブキャリア)またはインターバルのグループとして定義されうる。RBは、時間および周波数期間にわたって定義される。リソースブロックは、スロットにおける時間および周波数のインデックスによって定義されうる、時間−周波数リソース要素(本明細書では、リソースエレメントまたは略して「RE」とも表記される)から構成される。LTEのRBおよびREについての追加の詳細は、例えば、3GPP TS36.211のような3GPP規格で説明されている。
[0027] UMTS LTEは、20MHzから下は1.4MHzのスケーラブルなキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブキャリアの帯域幅が15kHzである場合には12個のサブキャリアとして、サブキャリアの帯域幅が7.5kHzである場合には24個のサブキャリアとして定義される。例示的な実現では、時間ドメインにおいて、長さが10msである定義済みの無線フレームが存在し、それは、各々が1ミリ秒(ms)のサブフレーム10個で構成される。どのサブフレームも2個のスロットから構成され、各スロットは0.5msである。このケースでは、周波数ドメインにおけるサブキャリア間隔は15kHzである。これらのサブキャリアのうちの12個がまとまって(スロットごとに)1つのRBを構成するので、この実現では、1つのリソースブロックは180kHzである。6個のリソースブロックが1.4MHzのキャリアに適合し、100個のリソースブロックが20MHzのキャリアに適合する。
[0028] 本開示の様々な他の態様および特徴が、下記においてさらに詳細に説明される。本明細書の教示が多種多様な形式で具現化されうること、および本明細書で開示されている任意の特定の構造、機能、または両方は代表的なものにすぎず、限定的なものでないことは明らかであるべきである。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書に開示される態様が、その他の態様から独立して実現さうれること、および、これらの態様のうちの2つ以上が様々な方法で組み合わされうることを認識すべきである。例えば、本明細書に示される任意の数の態様を使用して、装置が実現されるか方法が実施されうる。加えて、本明細書に示される態様のうちの1つまたは複数に加えて、または、それらを除いて、他の構造、機能性、または構造と機能性を使用して、そのような装置が実現されるかそのような方法が実施されうる。例えば、方法は、システム、デバイス、装置、および/または、プロセッサまたはコンピュータ上での実行のためにコンピュータ可読媒体に記憶された命令の一部として実現されうる。さらに、態様は、特許請求の範囲のうちの少なくとも1つの要素を備えうる。
[0029] 図1は、LTEシステムでありうる多元接続ワイヤレス通信システムの実現の詳細を例示し、それ上では、後にさらに詳述される態様が実現されうる。発展型ノードB(eNB)100(基地局、アクセスポイント、またはAPとしても知られている)は、104と106を含むアンテナグループと、108と110を含む別のアンテナグループと、112と114を含むさらなるアンテナグループとを含む多数のアンテナグループを含み得る。図1では、各アンテナグループに対して2つのアンテナだけが示されているが、より多くの数のまたはより少ない数のアンテナが各アンテナグループに対して利用されうる。ユーザ機器(UE)116(モバイルデバイス、モバイルエンティティ、ユーザ端末、アクセス端末、またはATとしても知られている)は、アンテナ112および114と通信状態にあり得、アンテナ112および114は、順方向リンク(ダウンリンクとしても知られている)120を通してUE116に情報を送信し、逆方向リンク(アップリンクとしても知られている)118を通してUE116から情報を受信する。第2のUE122は、アンテナ104および106と通信状態にあり得、アンテナ104および106は、順方向リンク126を通してUE122に情報を送信し、逆方向リンク124を通してアクセス端末122から情報を受信する。
[0030] 周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124、および126は、通信に異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンクおよびアップリンクが共有されうる。
[0031] 各アンテナグループおよび/またはそれらが通信するように設計されたエリアは、eNBのセクタと呼ばれることが多い。アンテナグループは各々、eNB100によってカバーされたエリアのセクタ内のUEに通信するように設計される。順方向リンク120および126を通した通信では、eNB100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、カバレッジ全体にわたってランダムに散在するUEに送信するためにビームフォーミングを使用するeNBは、単一のアンテナを通してすべてのUEに送信するeNBよりも、隣接セル内のUEに対して引き起こす干渉は少ない。eNBは、UEと通信するために使用される固定局であり得、それは、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の同等の用語でも呼ばれうる。UEは、アクセス端末、AT、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の同等の用語でも呼ばれうる。UE116および122のようなUEは、例えば、GERANおよび/またはUTRANネットワークのような他の通信ネットワークの他のノード(示されない)と連動するようにさらに構成されうる。さらに、eNB100のような基地局は、例えば、リダイレクションコマンドを用いた、他のネットワークの基地局へのサービスされるUEのハンドオーバを容易にするように構成されうる。
[0032] 図2は、LTEシステムのような多元接続ワイヤレス通信システム200の実現の詳細を例示し、それ上でが、後にさらに詳述される態様が実現されうる。多元接続ワイヤレス通信システム200は、セル202、204、および206を含む多数のセルを含む。一態様では、セル202、204、および206は、多数のセクタを含むeNBを含みうる。多数のセクタは、各アンテナがセルの一部においてUEとの通信を担うアンテナグループによって形成されうる。例えば、セル202において、アンテナグループ212、214、および216は各々異なるセクタに対応しうる。セル204において、アンテナグループ218、220、および222は各々異なるセクタに対応する。セル206において、アンテナグループ224、226、および228は各々異なるセクタに対応する。セル202、204、および206は、各セル202、204または206の1つまたは複数のセクタと通信状態にありうるいくつかのワイヤレス通信デバイス、例えば、ユーザ機器またはUEを含みうる。例えば、UE230および232は、eNB242と通信状態にあり得、UE234および236は、eNB244と通信状態にあり得、UE238および240は、eNB246と通信状態にありうる。セルおよび関連基地局は、コアまたはバックホールネットワークの一部でありうるシステムコントローラ250に結合されうるか、または、特定のコアネットワーク機能を行うために使用されるような、例えば、MMEおよびSGWを含むコアまたはバックホールネットワークへの接続性を提供しうる。
[0033] オペレータのシステムは、異なるRATを使用する多数のタイプ(例えば、図2および3に示されるLTEネットワーク構成に加えて)でありうるか、または同じタイプでありうる多数のネットワークを含みうる。例えば、1つのタイプは、データ中心のLTEシステムでありうる。別のタイプは、W−CDMAシステムのようなUTRANシステムでありうる。さらに別のタイプは、いくつかのケースではデュアル転送モード(DTM)対応でありうるGERANシステム(本明細書では、DTM GERANとも表される)でありうる。いくつかのGERANネットワークはDTM非対応でありうる。UEのようなマルチモードユーザ端末は、これらのネットワークおよび他のネットワーク(例えば、WiFiまたはWiMaxネットワーク、等)のような多数のネットワークで動作するように構成されうる。加えて、ローミングまたは異なるネットワークによって提供される他のサービスのような機能をサポートするために、1つのオペレータのネットワークと別のオペレータのネットワークとの間に接続性が提供されうる。
[0034] WLANが特定の3GPP RATよりも好ましいかどうかを、またはその逆をデバイス(例えば、モバイルエンティティ)が決定することを許可するポリシを、オペレータがデバイスに提供することを可能にすることが望まれうる。いくつかのシナリオでは、オペレータは、特定のIPトラフィックを、3GPP RATを通してルーティングすることと、WLANを通してルーティングすることとの間でのプリファレンスもまた3GPPセルのタイプに依存するべきであると決めうる。特に、オペレータは、WLANよりもCSGメンバセルを優先しうる(give preference to)が、WLANが同じ3GPP技術または任意の3GPPアクセス技術の非CSGセルよりも好ましいことを決定しうる。例として、WLANはE−UTRANよりも好ましいが、WLANよりもE−UTRAN CSG Xが好ましくありうる。そのようなシナリオでは、オペレータは、WLAN、CSGメンバセル(すなわち、オペレータがCSGアイデンティティを提供する特定のCSGメンバセル、または任意のCSGメンバセル)、および非CSGセルの間の優先順位をUEに示すことを望みうる。本開示の態様はそのようなインジケーションを可能にする。
[0035] さらなる例として、オペレータは、特定のIPトラフィックについて、LTE CSG XセルがWLANよりも好ましく、しかしながらWLANはLTEよりも好ましいことを決定しうる。このシナリオでは、オペレータは、WLAN、CSGメンバセル(すなわち、オペレータがCSGアイデンティティを提供する特定のCSGメンバセル、または任意のCSGメンバセル)、および非CSGセルの間の優先順位をUEに示しうる(例えば、構成ポリシ、等において)。ANDSFルールがアクティブとなり、そのルールが異なるRATタイプおよびセルタイプ(例えば、CSGメンバセル、等)そして可能であればセルアイデンティティ(例えば、CSGメンバセルのCSGアイデンティティ、等)間のプリファレンスを含むとき、デバイスは、それが接続されるかまたはキャンプオンするセルのタイプ(そして可能であればセルアイデンティティ)を確認し、それがCSGメンバセルであるか否か(そしてオプションでCSG ID)に依存して、RATの異なるタイプについてのプリファレンスを決定する。
[0036] このソリューションを可能にするために、ソリューションANDSFルールが強化され得、それにより、オペレータは、オプションでトラフィックタイプに関連してセルタイプを区別するポリシを提供することができる。例えば、3GPP TS 24.312のANDSF管理オブジェクト(MO)が拡張されうる。これまで、MOは、以下のリーフ(leaf)にしたがってアクセス技術の優先順位/プリファレンスを示した:発生:1度;形式:int;アクセスタイプ;獲得、置換;値:<アクセス技術>。このアクセス技術に対する可能値が以下の表で指定される。
[0037]
Figure 2016507994
[0040] このリーフは、CSGメンバセルを示すインジケーションを提供すること(CSGアイデンティティから独立して)または1つまたは複数のCSG IDを提供すること、のいずれかによって、セルのタイプのプリファレンスをオペレータが表すことを可能にするように修正されうる。そのような情報は、(例えば)RATタイプとともに提供されうる。セルのアイデンティティは、セルタイプがCSGメンバセルに設定された場合にのみ提供されうる。ルールがアクティブになると、デバイスは、それが接続されるまたはキャンプオンするセルのタイプを確認し、それがCSGメンバセルか否か(そしてオプションでCSG ID)に依存して、異なるタイプのRATについてのプリファレンスを決定する。
例となる方法および装置
[0100] 例として、開示される主題にしたがって実現されうる方法は、様々なフローチャートに関連してより一層認識されうる。説明を簡潔にするために、これら方法は、一連の作業/動作として示され説明される。しかしながら、請求項に記載の主題は、いくつかの動作が、本明細書に描写および説明されているものとは異なる順序で、および/または、他の動作とほぼ同時に生じうるため、動作の数または順序によって制限されるわけではない。さらに、本明細書で説明される方法を実現するのに、例示されるすべての動作が必要なわけではない。動作に関連付けられた機能が、ソフトウェア、ハードウェア、それらの組み合わせ、または、その他の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、または、構成要素)によって実現されうることは認識されるべきである。追加的に、本明細書全体を通して開示される方法が、様々なデバイスへのそのような方法のトランスポートおよび転送を容易にするために、符号化された命令および/またはデータとして製品に記憶されることができることはさらに認識されるべきである。当業者は、方法が、状態図にあるような、一連の相関状態またはイベントとして代替的に表されうることを理解および認識するであろう。
[0101] 図3は、モバイルエンティティがワイヤレス通信システムにおいてCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けることを可能にするための、ネットワークエンティティ、例えば、アクセスポイント、基地局、フェムトセル、またはeNBによって実現されうる例となるプロセス300の実施形態を例示する。方法300は、302において、ネットワークエンティティによって優先情報を提供すること記憶することを含み得、この優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。例えば、ネットワークエンティティは、オペレータ入力から優先情報を受信しうる。代替的または加えて、ネットワークエンティティまたは別のネットワークノードは、異なるシナリオにおいてオペレータ定義スキームにしたがって優先情報を定義するアルゴリズムを動作しうる。いくつかの実施形態では、セルタイプは、排他的に、異なるワイヤレス技術から構成されうる。他の実施形態では、セルタイプは、排他的に、異なるアクセス制御タイプから、または、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプの両方から構成されうる。
[0102] 方法300は、304において、ワイヤレス通信システムのセルに接続するために異なるワイヤレス技術または異なるアクセス制御タイプを使用することが可能なモバイルデバイスに優先情報を示すことをさらに含みうる。例えば、ネットワークエンティティは、制御チャネルを使用して、または、システム情報の一部として、モバイルデバイスに優先情報を送信しうる。ネットワークエンティティは、モバイルエンティティからの要求に応答して、または、例えば、初期セットアッププロシージャのような何らかの他の所定のイベントに応答して、優先情報を提供しうる。
[0103] ネットワークエンティティによる方法300の要素を修正するための追加の態様400−600が図4−6に例示される。態様400−600のうちの1つまたは複数は、オプションで、方法300に組み込まれうる。これら態様のうちの特定のものは、独立して組み込まれ得、相互排他的ではない。したがって、このような態様のうちのどれもが、別のダウンストリームまたはアップストリーム態様が組み込まれるかどうかに関係なく組み込まれうる。例えば、方法300が態様400−600のうちの少なくとも1つを含む場合、方法300は、必ずしも、例示されうる任意の後続のダウンストリーム態様(1つまたは複数)を含むわけではない。
[0104] 図4に関して、方法300の要素は、1つまたは複数の追加の態様400を組み込みうる。ある態様では、方法300の異なるワイヤレス技術は、402において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)および少なくとも1つのセルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を備えうる。本明細書で使用される場合、WLANはWiFiを含みうる。セルラモバイル電話RATの例は、異なるセルラRATを構成し得、それは、404において、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)RATを含みうる。次いで、ネットワークエンティティによって優先情報が記憶されうる3GPP RATには、406において示されるように、例えば、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、および次世代UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)のうちの少なくとも1つが含まれうる。
[0105] 図5を参照すると、方法300は、方法300によって記憶および提供される優先情報の1つまたは複数の追加の態様500を含みうる。ある態様では、方法300の優先情報は、異なるアクセス制御タイプに関し、502において、異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)メンバおよびCSG非メンバを備える。すなわち、優先情報は、セルが、選択された公衆陸上移動網(PLMN)、登録されたPLMN、または、優先情報が提供されるUEのCSGホワイトリストが、セルのCSG IDおよびそれぞれのPLMNアイデンティティから構成されるエントリを含む同等のPLMNのアイデンティティをブロードキャストしているか否かに基づいて優先順序を定義しうる。CSGメンバおよび非メンバタイプが、CSG、ハイブリッド、またはオープンモードタイプから独立して存在しうることは認識されるべきである。したがって、方法300の態様では、504において、優先情報は、CSGメンバセルと他のワイヤレス技術との間の優先順位を指定する。すなわち、例えば、CSGメンバセル(または非メンバ)に、ワイヤレス技術タイプとは関係なく、優先順位が割り当てられうる。同様に、別の方法300の別の態様では、506において、優先情報は、任意のCSGメンバセルと他のアクセス制御タイプとの間で優先順位を指定しうる。すなわち、例えば、CSGメンバセル(または非メンバ)に、アクセス制御モードとは関係なく優先順位が割り当てられうる。方法300の代替的な態様では、508において、優先情報は、セルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を使用する特定のCSGメンバセルを示すインジケーションを含みうる。例えば、ネットワークエンティティは、指定された優先順位(例えば、第1の、第2の、等)を、E−UTRA、GERAN、またはUMTSを使用するCSGメンバセルに割り当てうる。
[0106] 方法300の別の態様では、510において、優先情報は、特定のCSGメンバセルに、優先順序の特定の位置(例えば、第1、第2、最後、等)が割り当てられうることを指定しうる。いくつかの実施形態では、特定のCSGメンバセルに、第1の優先順位が割り当てられ得、それにより、モバイルエンティティは、少なくとも指定されたトラフィックタイプについて、CSGメンバセルが利用可能な場合は常にそのCSGメンバセルに接続するだろう。加えて、512において、優先情報は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)セルが特定のCSGメンバセルよりも下に順序付けされることをさらに指定しうる。例えば、ネットワークエンティティは、CSGメンバセルが利用不可能でない限り、モバイルエンティティがWLANセルに接続しないことを指定しうる。さらなる例として、514において、優先情報は、セルラRATを使用する非CSGセルがWLANセルよりも下に順序付けされることを指定しうる。したがって、例えば、ネットワークエンティティは、WLANセルとCSGメンバセルの両方が利用不可能でない限り、モバイルエンティティが非CSGセルラRATセルに接続しないことを指定しうる。
[0107] 図6を参照すると、方法300は、優先情報によって指定されるトラフィックタイプまたはアクセス制御タイプの1つまたは複数の追加の態様600を含みうる。ある態様では、602において、優先情報によって指定されるデータトラフィックの1つまたは複数のタイプは、インターネットプロトコル(IP)トラフィックタイプを含みうる。例えば、IPトラフィックは、他のトラフィックタイプに適用されるものとは異なる優先順序を使用して処理されうる。別の態様では、604において、異なるアクセス制御タイプは、CSGモード、ハイブリッドモード、およびオープンモードを含みうる。クローズド加入者グループは、制限付きのアクセスを有するPLMNの1つまたは複数のセル(CSGセル)へのアクセスが許可されている、オペレータの加入者を識別する。クローズドアクセスモードでは、アクセスポイント(例えば、ホームノードB(H(e)NB))は、その関連CSGメンバにのみサービスを提供する。ハイブリッドアクセスモードでは、H(e)NBまたは同様のアクセスポイントは、その関連CSGメンバにおよび非CSGメンバにサービスを提供する。オープンアクセスモードでは、H(e)NHまたは同様のアクセスポイントは、通常のノードBまたはeノードBとして機能しうる。
[0108] 図7に関して、ワイヤレス通信システムにおいてCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けることを可能にするために、ワイヤレスネットワーク内のネットワークエンティティとして、あるいは、そのネットワークエンティティ内で使用するプロセッサまたは同様のデバイスとして構成されうる例示的な装置700が提供される。装置700は、プロセッサ、ソフトウェア、または、その組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能に相当しうる機能ブロックを含みうる。
[0109] 一実施形態では、装置700は、ネットワークエンティティによって優先情報を記憶するための電気的構成要素またはモジュール702を含み得、優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。例えば、電気的構成要素702は、トランシーバ等に、および、ネットワークエンティティにアクセス可能なデータ構造で優先情報を受信および記憶するための命令を有するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含みうる。電気的構成要素702は、ネットワークエンティティによって優先情報を記憶するための手段でありうるかそれを含み得、優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。上記手段は、アルゴリズムを動作させる少なくとも1つの制御プロセッサでありうるかまたはそれを含みうる。アルゴリズムは、無線リンクまたはワイヤードバックホールを通して優先情報を受信し、その情報を処理してそれを認識および分析し、プロセッサがアクセス可能なコンピュータメモリに情報を記憶させるようにアプリケーションにおいて動作しうる。
[0110] 装置700は、ワイヤレス通信システムのセルに接続するために異なるワイヤレス技術または異なるアクセス制御タイプを使用することが可能なモバイルデバイスに優先情報を示すための電気的構成要素704を含みうる。例えば、電気的構成要素704は、優先情報を含み、かつ、モバイルエンティティがその優先情報に基づいて認識および動作することができるようにフォーマットされたメッセージを、無線リンクを通してモバイルエンティティに送信するための命令を保持するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含みうる。プロセッサは、インジケータを、オプションで他の情報と共に、モバイルデバイスに提供して、それが最適なセルを選択することを可能にしうる。電気的構成要素704は、説明された優先情報を提供するための手段でありうるかまたはそれを含みうる。上記手段は、アルゴリズムを動作する少なくとも1つの制御プロセッサでありうるかまたはそれを含みうる。アルゴリズムは、優先情報についてのメッセージを生成するために、および、無線リンクを通してモバイルエンティティに情報を送信するために、アプリケーションメモリにおいて動作しうる。装置700は、図4−6に関連して説明された追加の態様400、500、または600にしたがって方法300の要素のいずれかまたはすべてを行うための同様の電気的構成要素を含み得、それは、例示的な簡潔さのために図7には示されない。
[0111] 関連の態様において、装置700がネットワークエンティティとして構成されているケースでは、装置700は、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素710をオプションで含みうる。プロセッサ710は、このケースでは、バス712または同様の通信カップリングを介して構成要素702−704とまたは同様の構成要素と動作的な通信状態にありうる。プロセッサ710は、電気的構成要素702−704によって行われるプロセスまたは機能の開始およびスケジューリングをもたらしうる(effect)。プロセッサ710は、全体的にまたは部分的に、構成要素702−704を包含しうる。代替的に、プロセッサ710は、構成要素702−704とは別個であり得、それらは、1つまたは複数の別個のプロセッサを含みうる。
[0112] さらなる関連の態様では、装置700は、トランシーバ構成要素714または別個の送信機および受信機を含みうる。装置700は、例えば、メモリデバイス/構成要素716のような、情報を記憶するための構成要素を含みうる。コンピュータ可読媒体またはメモリ構成要素716は、バス712等を介して、装置700の他の構成要素に動作的に結合されうる。メモリ構成要素716は、構成要素702−704およびその従属構成要素、プロセッサ710、追加の態様400−600、または本明細書に開示された方法のアクティビティを行うためのコンピュータ可読命令およびデータを記憶することに適応しうる。メモリ構成要素716は、構成要素702−704に関連付けられた機能を実行するための命令を保持しうる。メモリ716の外側にあるように示されているが、構成要素702−704がメモリ716内に存在可能であることは理解されるべきである。
[0113] 図8は、ワイヤレス通信システムにおいてCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けることを可能にするための、モバイルデバイス、例えば、アクセス端末、UE、またはモバイルエンティティによって実現されうる例となるプロセス800の実施形態を例示する。方法800は、802において、ネットワークエンティティから優先情報を受信することを含み得、優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。方法800は、804において、接続またはキャンプオンすべきセルを、この優先情報に基づいて選択することをさらに含みうる。例えば、モバイルエンティティは、入力としてまたは入力の一部として優先情報を使用してセル選択アルゴリズムを実行しうる。アルゴリズムからの出力は、セルを選択すべきか否かを示すインジケーションであるか、または、接続が最初に試されるセルについての識別子でありうる。モバイルエンティティは、セルに接続するために、または代替的に、セルにキャンプオンするためだけに、優先情報を使用しうる。オプションの動作806では、セルを選択するという動作は、データトラフィックの現在のタイプにさらに基づく。すなわち、異なる優先情報が、異なるデータトラフィックタイプについて定義されうる。
[0114] 方法800は、図4−6に関連して上述された追加の態様400−600のいずれかまたはすべてを含み得、それは、必要に応じて変更を加えて(mutatis mutandis)、ネットワークエンティティによって供給される優先情報の受け手およびエンドユーザとしてモバイルエンティティによって行われる動作に適用されうる。
[0115] 図9に関して、ワイヤレス通信システムにおいてCSGセルのための無線アクセスタイプに優先順位を付けることを取得するために、ワイヤレスネットワーク内のモバイルエンティティとして、あるいはそのモバイルエンティティ内で使用するプロセッサまたは同様のデバイスとして構成されうる例示的な装置900が提供される。装置900は、プロセッサ、ソフトウェア、または、その組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能に相当しうる機能ブロックを含みうる。
[0116] 一実施形態では、装置900は、ネットワークエンティティから優先情報を受信するための電気的構成要素またはモジュール902を含み得、優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちのの少なくとも1つを備える。例えば、電気的構成要素902は、トランシーバ等に、および、定義されたインターフェースにしたがって、または、データ構造にアクセスすることで、メッセージで情報を受信するための命令を有するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含みうる。電気的構成要素902は、ネットワークエンティティから優先情報を受信するための手段でありうるかそれを含み得、優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える。上記手段は、アルゴリズムを動作させる少なくとも1つの制御プロセッサでありうるかまたはそれを含みうる。アルゴリズムは、通信ネットワークによって保持されているデータ記録にアクセスすることによって、そうでなければ、第1の情報を符号化するデータ信号が処理されるようにすることによって、無線リンクを通してメッセージを受信および処理するようにアプリケーションにおいて動作し得、それによって、本明細書の他の箇所でより具体的に説明されるように、プロセッサメモリ内の情報を取得し、メッセージを処理して、異なるセルタイプに接続するための優先情報を認識する。
[0117] 装置900は、接続またはキャンプオンすべきセルを、優先情報に基づいて選択するための電気的構成要素904を含みうる。例えば、電気的構成要素904は、接続すべきセルを、優先情報に少なくとも部分的に基づいて選択するための命令を保持するメモリに結合された少なくとも1つの制御プロセッサを含みうる。電気的構成要素904は、接続またはキャンプオンすべきセルを、優先情報に基づいて選択するための手段でありうるかまたはそれを含みうる。上記手段は、アルゴリズムを動作させる少なくとも1つの制御プロセッサでありうるかまたはそれを含みうる。アルゴリズムリムは、接続またはキャンプオンするのに利用可能なセルから、どれが最も好ましいセルであるかを、サポートされる優先情報に基づいて決定するためにアプリケーションメモリにおいて動作する。この決定を行うための多種多様の異なるアルゴリズムが可能である。例えば、アルゴリズムは、順序付けスキームに基づいて、利用可能なセルのリストをソートし得、その異なる例が図5に関連して上に提供される。
[0118] 装置900は、図4−6に関連して説明された追加の態様400−600を組み込む、方法800を行うための同様の電気的構成要素を含み得、それは、例示的な簡潔さのために、図9に示されない。
[0119] 関連の態様において、装置900がモバイルエンティティとして構成されているケースでは、装置900は、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素910をオプションで含みうる。プロセッサ910は、このケースでは、バス912または同様の通信カップリングを介して構成要素902−904または同様の構成要素と動作的な通信状態にありうる。プロセッサ910は、電気的構成要素902−904によって行われるプロセスまたは機能の開始およびスケジューリングをもたらしうる。プロセッサ910は、全体的にまたは部分的に、構成要素902−904を包含しうる。代替的に、プロセッサ910は、構成要素902−904とは別個であり得、それらは、1つまたは複数の別個のプロセッサを含みうる。
[0120] さらなる関連の態様では、装置900は、トランシーバ構成要素914または別個の送信機および受信機を含みうる。装置900は、例えば、メモリデバイス/構成要素916のような、情報を記憶するための構成要素を含みうる。コンピュータ可読媒体またはメモリ構成要素916は、バス912等を介して、装置900の他の構成要素に動作的に結合されうる。メモリ構成要素916は、構成要素902−904およびその従属構成要素、プロセッサ910、追加の態様400−600、または本明細書に開示された方法のアクティビティを行うためのコンピュータ可読命令およびデータを記憶することに適応しうる。メモリ構成要素916は、構成要素902−904に関連付けられた機能を実行するための命令を保持しうる。メモリ916の外側にあるように示されているが、構成要素902−904がメモリ916内に存在可能であることは理解されるべきである。
[0121] 1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明された機能、方法、およびプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、非一時的コンピュータ可読媒体上に、1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または符号化されうる。非一時的コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピュータがアクセス可能な命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができるその他の媒体を含みうる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含む。ここで、ディスク(disk)は通常、磁気的に符号化されたデータを含むが、ディスク(disc)は、光学的に符号化されたデータを含む。上記の組み合わせもコンピュータ可読媒体の適用範囲内に含まれるべきである。
[0122] 開示されたプロセスおよび方法におけるステップまたはステージの特定の序列または階層は、例示的なアプローチの例であるということは理解されるべきである。設計プリファレンスに基づいて、プロセスにおけるステップの特定の序列または階層が、本開示の適用範囲内にありながら再配列されうることは理解される。添付の方法請求項は様々なステップの要素を例示的な序列で提示するが、その提示された特定の序列または階層に限定されることを意味しない。
[0123] 当業者は、情報および信号が、多種多様な技術および技法のいずれかを用いて表されうることを理解するだろう。例えば、上記説明の全体にわたって参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されうる。
[0124] 当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して説明された様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両者の組み合わせとして実現されうることをさらに認識するであろう。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、様々な実例となる構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能性の観点から上に説明されている。そのような機能がハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられた設計制約に依存する。当業者は、特定の用途ごとに、多様な方法で説明された機能を実現することができるが、このような実現の決定は、本開示の適用範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。
[0125] 本明細書で開示された実施形態に関連して説明された様々な実例となる論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、あるいは本明細書に説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせで、実現されるかまたは行われうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、代替的に、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または、他のあらゆるこのような構成との組み合わせ、のようなコンピューティングデバイスの組み合わせとして実現されうる。いくつかの実現では、プロセッサは、通信デバイスあるいは他のモバイルまたはポータブルデバイスの機能を実現するために特別設計された通信プロセッサのようなプロセッサでありうる。
[0126] 本明細書で開示された実施形態に関連して説明された方法、プロセス、またはアルゴリズムのステップまたはステージは、直接的にハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで、具現化されうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られているその他の形状の非一時的コンピュータ可読記憶媒体内に存在しうる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、かつ記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替的に、記憶媒体はプロセッサに一体化されうる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在しうる。ASICはユーザ端末内に存在しうる。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末においてディスクリート構成要素として存在しうる。
[0127] 開示された態様の以上の説明は、当業者が本開示を実施および使用することを可能にするために提供される。これら態様への様々な修正は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された原理は、本開示の精神または適用範囲から逸脱することなく他の態様に適用されうる。このように、本開示は、本明細書に示された態様に限定されることは意図しておらず、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い適用範囲が付与されるべきである。以下の特許請求の範囲およびその同等物が本開示の適用範囲を定義することが意図される。

Claims (29)

  1. ワイヤレス通信のためのネットワークエンティティによる方法であって、前記方法は、
    ネットワークエンティティが優先情報を記憶することと、前記優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、前記セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える、
    ワイヤレス通信システムのセルに接続するために前記異なるワイヤレス技術または異なるアクセス制御タイプを使用することが可能なモバイルデバイスに前記優先情報を示すことと
    を備える方法。
  2. 前記異なるワイヤレス技術は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)および少なくとも1つのセルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのセルラモバイル電話RATは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)RATを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記3GPP RATは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、および次世代UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)のうちの少なくとも1つを備える、請求項3に記載の方法。
  5. データトラフィックの前記1つまたは複数のタイプは、インターネットプロトコル(IP)トラフィックを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)モード、ハイブリッドモード、およびオープンモードを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)メンバおよびCSG非メンバを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記優先情報は、任意のCSGメンバセルと他のワイヤレス技術との間で優先順位を指定する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記優先情報は、任意のCSGメンバセルと他のアクセス制御タイプとの間で優先順位を指定する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記優先情報は、セルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を使用する特定のCSGメンバセルを示すインジケーションを含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記優先情報は、前記特定のCSGメンバセルに、前記優先順序の特定の位置が割り当てられることを指定する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記優先情報は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)セルが前記特定のCSGメンバセルよりも下に順序付けされることをさらに指定する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記優先情報は、前記セルラRATを使用する非CSGセルが前記WLANセルよりも下に順序付けされることをさらに指定する、請求項12に記載の方法。
  14. メモリにおよびワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサを備える通信装置であって、前記メモリは、
    ネットワークエンティティによって優先情報を記憶すること、ここで、前記優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、前記セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える、
    ワイヤレス通信システムのセルに接続するために前記異なるワイヤレス技術または異なるアクセス制御タイプを使用することが可能なモバイルデバイスに前記優先情報を示すための手段
    を行うための命令を保持する、通信装置。
  15. ワイヤレス通信のためのモバイルエンティティによる方法であって、前記方法は、
    ネットワークエンティティから優先情報を受信することと、前記優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、前記セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える、
    接続するかまたはキャンプオンすべきセルを、前記優先情報に基づいて選択すること
    を備える方法。
  16. 前記異なるワイヤレス技術は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)および少なくとも1つのセルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記少なくとも1つのセルラモバイル電話RATは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)RATを備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記3GPP RATは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、および次世代UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)のうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の方法。
  19. データトラフィックの前記1つまたは複数のタイプは、インターネットプロトコル(IP)トラフィックを備える、請求項15に記載の方法。
  20. 前記異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)モード、ハイブリッドモード、およびオープンモードを備える、請求項15に記載の方法。
  21. 前記異なるアクセス制御タイプは、クローズド加入者グループ(CSG)メンバおよびCSG非メンバを備える、請求項15に記載の方法。
  22. 前記優先情報は、任意のCSGメンバセルと他のワイヤレス技術との間で優先順位を指定する、請求項21に記載の方法。
  23. 前記優先情報は、任意のCSGメンバセルと他のアクセス制御タイプとの間で優先順位を指定する、請求項21に記載の方法。
  24. 前記優先情報は、セルラモバイル電話無線アクセス技術(RAT)を使用する特定のCSGメンバセルのインジケーションを含む、請求項21に記載の方法。
  25. 前記優先情報は、前記特定のCSGメンバセルに、前記優先順序の特定の位置が割り当てられることを指定する、請求項24に記載の方法。
  26. 前記優先情報は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)セルが前記特定のCSGメンバセルよりも下に順序付けされることをさらに指定する、請求項25に記載の方法。
  27. 前記優先情報は、前記セルラRATを使用する非CSGセルが前記WLANセルよりも下に順序付けされることをさらに指定する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記セルを選択することは、データトラフィックの現在のタイプにさらに基づく、請求項15に記載の方法。
  29. メモリにおよびワイヤレストランシーバに結合されたプロセッサを備える通信装置であって、前記メモリは、
    ネットワークエンティティから優先情報を受信することと、ここで、前記優先情報は、データトラフィックの1つまたは複数のタイプの各々について、セルタイプの優先順序を定義し、前記セルタイプは、異なるワイヤレス技術および異なるアクセス制御タイプのうちの少なくとも1つを備える、
    接続するかまたはキャンプオンすべきセルを、前記優先情報に基づいて選択することと
    を行うための命令を保持する、通信装置。
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