JP2016507695A - 吸引によるアクティブクリアランス制御システム - Google Patents

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Abstract

ガスタービンエンジン(10)のクリアランス制御装置は、互いに反対側にある内表面(49)及び外表面(51)を有する環状のタービンケース(48)と、タービンケース(48)の一部を囲む環状のマニホールド(M)とを備える。マニホールド(M)は、マニホールド(M)と流体連通する入口ポート(74)と、タービンケース(48)の外表面(51)と、出口ポート(82)とを備える。クリアランス制御装置は、さらに、出口ポート(82)に連結された上流端(86)、低圧シンクに連結された下流端、及び上流端と下流端の間に配置された弁(92)とを含むバイパス管(84)を備える。弁(92)は、上流端と下流端との間の流れを遮断する第1位置と、上流端と下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、概してガスタービンエンジンに関し、より具体的にはそのようなエンジンのタービン部分のロータとシュラウドとの間の半径方向クリアランスをアクティブ制御するための装置及び方法に関するものである。
典型的なガスタービンエンジンは、高圧圧縮機と、燃焼器と、高圧タービンとを直列流れの関係で有するターボ機械コアを含む。このコアは、主ガス流を発生するように、公知の方式で動作可能である。高圧タービン(「HPT」)は、主ガス流からエネルギーを抽出する1以上のロータを含む。各ロータは、回転ディスクにより支持されるブレード又はバケットの環状列を備える。ロータを通る流路は部分的にシュラウドで画定される。シュラウドは、タービンケースによって支持された静止構造体であって、ブレード又はバケットの先端の周囲を囲む。これらの部品は極めて高温の環境で動作する。
ブレード先端クリアランス、特にHPTにおける先端クリアランスは、エンジン全体の性能に重要な要素である。ガスタービンエンジンは、広範囲の運転条件にわたって動作するため、すべてのエンジン運転条件で、ブレード先端と周囲の構造体との間の「摩擦」も回避しつつ最良の効率を維持するために、ブレード先端クリアランスを固定的に設定することは、一般的に可能ではない。タービンケースを選択的に加熱及び/又は冷却することによって、ブレード先端クリアランスをアクティブに制御することが知られている。
しかし、このようなシステムは、一般的に、タービンケースに加熱又は冷却空気を供給するための、複雑で、高価で、マニホールド構造の使用に依存しており、かつ高圧力のブリード空気の抽出、及びマニホールドへの送出を制御するために、複雑な弁及び配管を必要とする。
したがって、最小限の重量と費用で、ガスタービンエンジンにアクティブクリアランス制御を提供する手段が求められている。
米国特許出願公開第2011/076135号明細書
この必要性は、アクティブクリアランス制御マニホールドの下流に配置された弁を使用して流れを制御する、吸引によるアクティブクリアランス制御システムを提供する本発明によって対処される。
本発明の1つの態様によると、ガスタービンエンジンのクリアランス制御装置は、互いに反対側にある内表面及び外表面を有する環状タービンケースと、タービンケースの一部を囲む環状マニホールドであって、マニホールド及びタービンケースの外表面と流体連通する入口ポートと、と出口ポートとを含むマニホールドと、出口ポートに連結された上流端、低圧シンクに連結された下流端、及び上流端と下流端の間に配置された弁を有するバイパス管とを含み、弁が、上流端及び下流端との間の流れを遮断する第1位置と、上流端と下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である。
本発明の別の態様によれば、マニホールドは、複数の出口ポートを含み、複数のバイパス管が、マニホールドの周囲に配置され、バイパス管の各々が、出口ポートの1つに連結されている上流端と、低圧シンクに連結されている下流端と、上流端と下流端の間に配置された弁とを有し、弁が、上流端と下流端との間の流れを遮断する第1位置と、上流端と下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である。
本発明の別の態様によれば、アクチュエータは、弁に連結されている。
本発明の別の態様によれば、中心軸を有するガスタービンエンジン用のクリアランス制御装置は、環状のタービンケースから半径方向外側に突出した前方リング及び後方リングであって、少なくとも一方に、前方リング又は後方リングを通過する入口ポートが設けられている、前方リング及び後方リングを有する環状のタービンケースと、出口ポートが形成された環状のカバーであって、タービンケース、前方リング、後方リング、及びカバーが、集合的にマニホールドを画定するように、カバーの内表面が、前方リング及び後方リングの半径方向外表面に接触した状態で、タービンケースの周囲を囲むカバーと、出口ポートに連結された上流端、低圧シンクに連結された下流端、及び上流端と下流端の間に配置された弁を有するバイパス管とを含み、弁が、上流端と下流端との間の流れを遮断する第1位置と、上流端と下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である。
カバーが、出口ポートを含む前方リング及び後方リングを囲む後方部と、軸方向に延びる、互いに離間した複数のフィンガの環状列を含む前方部とを含む。
本発明の別の態様によれば、フィンガの各々が、その遠位端に配置されたフランジを有し、タービンケースが、前方リングの軸方向前方に配置された、半径方向に延びる前方取付フランジを含み、フィンガのフランジが、機械的な接合部で、タービンケースの前方取付フランジに連結されている。
本発明の別の態様によれば、前方リング及び後方リングの各々には、マニホールドと連通している孔の環状列が形成されている。
本発明の別の態様によれば、前方リング及び後方リングの孔が、中心軸に対して非直角、非平行の角度で配置されている。
本発明の別の態様によれば、シュラウドが、タービンケースの内側に配置され、中心軸の回りを回転可能であるタービンブレードの列を囲む。
本発明の別の態様によれば、方法は、タービンロータを囲む環状のタービンケースであって、エンジン運転時に、比較的低温のバイパス空気の一定の流れに露出される外表面、及びエンジン運転時に、比較的高温の空気に露出される、外表面と反対側にある内表面を有するタービンケースと、タービンケースの外表面の一部を囲み、外表面と連通している入口ポートを含む環状のマニホールドとを有するタイプのガスタービンエンジンにおけるタービンクリアランスを制御するために提供される。この方法は、バイパス管の上流端を、流体連通状態でマニホールドと連結することと、バイパス管の下流端を、流体連通状態で低圧シンクと連結することと、タービンケースの冷却が望まれる場合に、所望量のバイパス空気がマニホールドを通って流れることを許容するために、上流端と下流端の間に配置された弁を用いて、エンジン動作中に弁を位置決めすることとを含む。
本発明の別の態様によれば、第1エンジン運転状態では、バイパス空気がマニホールドを通って流れることができないように、第1位置に弁が位置決めされており、第2エンジン運転状態では、バイパス空気がマニホールドを通って流れ、それによってタービンケースを冷却するように、第2位置に弁が位置決めされている。
本発明の別の態様によれば、マニホールドが、複数の出口ポートを含み、複数のバイパス管が、マニホールドの周囲に配置され、バイパス管の各々が、出口ポートの1つに連結されている上流端と、低圧シンクに連結されている下流端と、上流端と下流端の間に配置された弁であって、上流端と、下流端との間の流れを選択的に遮断、又は許容するように動作可能な弁とを含み、方法は、タービンケースの冷却が望まれる場合に、所望量のバイパス空気がマニホールドを通って流れることを許容するために、エンジン動作中に、弁の各々を位置決めすることをさらに含む。
本発明は、添付の図面と共に以下の説明を参照することにより、最もよく理解することができる。
本発明の一態様にしたがって構成されたアクティブクリアランス制御装置が組み込まれたガスタービンエンジンの概略的な一部断面図である。 図1のエンジンのタービン部分の一部断面図である。 タービンケースの一部の平面図であり、一対のリングの孔の第1構成を示す。 タービンケースの一部の平面図であり、一対のリングの孔の第2構成を示す。 タービンケースの一部の平面図であり、一対のリングの孔の第3構成を示す。 図2に示すカバーの正面図である。 図6のカバーの側面図である。
本発明は、概して、アクティブクリアランス制御マニホールドの下流に配置された弁を使用して流れを制御する、吸引によるアクティブクリアランス制御システムを提供する。
ここで、同様の参照符号が様々な図を通して同様の要素を示している図面を参照すると、図1は、中心軸「A」を有するガスタービンエンジン10であって、他の構造物のうち、ファン12と、低圧圧縮機、すなわち「ブースタ」14と、高圧圧縮機(「HPC」)16と、燃焼器18と、高圧タービン(「HPT」)20と、低圧タービン(「LPT」)22とを含むガスタービンエンジン10を概略的に示している。集合的に、HPC16、燃焼器18、及びHPT20が、エンジン10の「コア」を構成している。HPC16は、圧縮空気を供給する。この圧縮空気は、燃焼をサポートするために主に燃焼器18内に移動し、一部は燃焼器18の周りに移動する。燃焼器18の周りでは、圧縮空気は、燃焼器ライナと、さらに下流のターボ機械の両方を冷却するために使用される。燃料は、燃焼器18の前方端に導入され、従来の方式で空気と混合される。得られた燃料−空気混合気は、点火されて、高温燃焼ガスを発生する。高温燃焼ガスは、HPT20に排出される。HPT20では、エネルギーを取り出せるように、高温燃焼ガスが膨張させられる。HPT20は、アウターシャフト24を介して高圧圧縮機16を駆動する。HPT20から流出するガスは、低圧タービン22に排出され、そこでさらに膨張され、エネルギーが抽出されて、インナーシャフト26を介してブースタ14及びファン12を駆動する。ファン12から流失した空気の一部は、コアを迂回し、バイパスダクト28を通って流れ、排気ノズル32を通って流出する前に、ミキサ30において、コアから流出した排気ガスと再び合流する。
図示の例では、エンジンはターボファンエンジンである。しかし、本明細書に記載した原理は、ターボプロップ、ターボジェットエンジン、及びその他の乗物や固定用途において使用されるタービンエンジンに対しても同様に適用可能である。
図2を参照すると、HPT20は、環状の外側バンド38の周囲を囲み、円周方向に間隔を置いて配置された複数の固定タービン翼36を有するノズル34を含む。外側バンド38は、タービンノズル34を通るガス流の、外側の半径方向境界を画定している。外側バンド38は、連続する環状要素であってもよいし、分割されていてもよい。固定タービン翼36は、下流のロータに対して燃焼ガスを最適に向けるように構成されている。
ノズル34の下流では、ロータが、中心軸Aを中心に回転し、翼形状のタービンブレード40の列を支持するディスク(図2には図示せず)を含む。複数の、アーチ形のシュラウドセグメント42を備えるシュラウドは、タービンブレード40を密接に包囲し、それによって、ロータを通って流れる高温ガスストリームのための、外側の半径方向流路境界を画定している。
図示の例では、各々のシュラウドセグメント42は、互いに反対側にある内壁及び外壁と、前壁及び後壁によって画定された中空断面形状を有している。
シュラウドセグメント42は、既知のタイプのセラミックマトリクス基複合(CMC)材料から構成することができる。一般的に、市販のCMC材料は、例えばSiCであるセラミックタイプ繊維を含み、その形状は、窒化ホウ素(BN)等の適合材料で覆われている。繊維がセラミックタイプのマトリクス内に保持され、その1つの形態が、炭化ケイ素(SiC)である。通常、CMCタイプの材料は、約1%以下の室温引張延性を有し、本明細書では、引張延性が低い材料を規定し、意味するために用いる。一般的に、CMCタイプの材料は、約0.4〜約0.7%の範囲の室温引張延性を有する。これは、例えば約5〜約15%の範囲のうち、少なくとも約5%の室温引張延性を有する金属と、比較される。シュラウドセグメント42も、他の、低延性である高温使用可能材料から構成することができる。
シュラウドセグメント42は、互いに反対側にある両端面44(一般的に「スラッシュ」面とも呼ばれる)を含む。端面44の各々は、「半径方向平面」とも呼ばれる、エンジンの中心軸Aに平行な平面内にある。この平面が、このような半径方向平面に対して鋭角になるように、端面44を向けることもできる。環状リングを形成するように組み立てられ、かつ取り付けられると、端部ギャップは、隣接するシュラウドセグメント42同士の端面44間に存在する。したがって、シール46の列が端面44に設けられていてもよい。同様のシールは、一般に、「スプラインシール」として知られており、端面44のスロットに挿入される金属又は他の適切な材料の、薄く、細長い形態をとる。スプラインシール46はギャップにわたる。
シュラウドセグメント42が、固定エンジン構造物に取り付けられている。本実施形態では、固定構造体は、HPTケース48内にある。HPTケース48は、概略的に、中心軸Aを中心とする回転体である。HPTケース48は、互いに反対側にある内表面49及び外表面51を有しており、これらはそれぞれHPTケース48の内部空間及び外部空間に面している。ハンガー50、すなわち荷重スプレッダが、各シュラウドセグメント42内に配置されていてもよい。図示のボルト等の締結具52が、ハンガー50と係合し、シュラウドセグメント42の取付孔を通って、シュラウドセグメント42を径方向にクランプする、すなわち位置づける。
タービンケース48は、フランジ54を含む。フランジ54は、半径方向内側に突出し、ベアリング表面を画定し、ベアリング表面と軸方向に対向する。この表面は、シュラウドセグメント42の後方移動に対する剛性ストッパとして作用する。
ノズル支持体56が、シュラウドセグメント42の軸方向前方に配置されている。ノズル支持体56は、概して円錐体58を有している。環状の前方フランジ60は、円錐体58の前方端から半径方向外側に延びている。前方フランジ60は、ボルト接合部62(又はその他のタイプの機械的接合部)で、本発明の主題ではない、他の固定エンジン構造体に組み付けられる。環状の後部フランジ64が、円錐体58の後端に配置されている。
ばね要素66が、ノズル支持体56とシュラウドセグメント42との間に配置されている。組み立てられると、ばね要素66は、シュラウドセグメント42に軸方向後方の負荷をかけ、タービンケース48のフランジ54に押し付ける。
HPTケース48の前方端は、半径方向に延びる前方取付フランジ68を含む。前方取付フランジ68は、ボルト接合部62で組み付けられる。環状で、板状の前方リング70及び後方リング72は、HPTケース48から半径方向外側に延びている。前方リング70と後方リング72との間の軸方向間隔は、シュラウドセグメント42の軸方向長さとほぼ等しい。
本発明は、弾性的に取り付けられた、ボックスタイプのシュラウドを有するHPTに適用されるように説明されているが、本明細書で説明する原理は、任意のタイプのHPTシュラウド構造に適用可能であることに留意されたい。
前方リング70及び後方リング72の一方又は両方には、環状の列に配置された複数の孔74が形成されている。孔74はエンジン10の中心軸Aと平行に延びてもよいし、あるいは、半径方向又は接線方向のいずれかの方向、又はその両方に傾斜させてもよい。孔74に関して、本明細書で使用される場合、用語「傾斜」は、半径方向平面又は接平面のいずれか一方又は両方で観察した場合に、孔74の長手方向の軸が、中心軸Aに対して鋭角に配置されていることを示している。これは、また、孔74が、少なくとも一方の面において、中心軸Aに対して平行でなく、非直角の角度に向けられていると説明することもできる。図2では、孔74は、径方向に角度を付けて示されている。図3において、前方リング70の孔74は、接線方向に傾斜しており、後方リング72内の孔74は、接線方向ではあるが、(流れの方向に対して)逆方向に傾斜している。図4において、前方リング70の孔74は、接線方向に傾斜しており、後方リング72内の孔74は、接線方向であり、同じ方向に傾斜している。図5では、孔74は、中心軸Aに平行に示されている。孔74の大きさ、間隔、角度、及び位置、ならびに、前方リング70及び後方72の形状、寸法、及び位置は、特定の用途に適合するように、必要に応じて前方リング70、及び後方リング72の熱的性能を調整するために選択することができる。孔74が存在することにより、空気流が導かれることに加えて、HPTケース48から前方リング70及び後方リング72への熱伝導を低減することができる。
図2を再び参照すると、環状のカバー76が、前方リング70と後方リング72とを取り囲んでいる。カバー76は、前方部分及び後方部分を含む。図6及び図7に最もよく示されるように、前方部は、軸方向に延びる、離間したフィンガ78の環状の列を備え、各フィンガ78は、その遠位端にフランジ80を有している。後方部は円筒形であり、1以上の出口ポート82が形成されている。図示された例では、カバー76の周辺部の周りに等間隔で配置された3つの出口ポート82が設けられている。後方部が、前方リング70及び後方リング72に接し、かつ取り囲むように、フランジ80は、ボルト接合部62(図2)でクランプされ、カバー76を位置決めする。集合的に、カバー76、前方リング70、後方リング72、及びHPTケース48の部分は、前方リング70と後方リング72との間に位置し、環状マニホールド「M」を画定している。前方リング70及び後方リング72と、カバー76との間の線接触が、本発明の目的のために十分な封止を提供するので、従来のマニホールド構造とは非常に対照的に、形成された、溶接された、又はろう付けされた接合部などの確実な取り付け部が、カバー76と、前方リング70及び後方リング72との間に必要とされない。マニホールドは、空気流を受け入れるために、少なくとも1つの入口ポートを含む。
エンジン10には、1以上の中空のバイパス管84が設けられている。各バイパス管84は、カバー76に連結された上流端86を有している。より具体的には、バイパス管84の孔は、カバー76の出口ポート82と連通している。1つのバイパス管84が、各出口ポート82に設けられている。任意選択的に、バイパス管84は、例えば溶接、もしくはろう付けされた接合部、又は機械的な接続部を利用して、カバー76に確実に連結され、かつ/又は、カバー76に対して封止される。
各バイパス管84は、圧力「シンク」、すなわち領域よりも低い静圧の領域と連通する下流端88を有する。図示の例では、各バイパス管84の下流端88は、タービン後部フレーム90と連通している(図1参照)。
各バイパス管84は、上流端86と下流端88との間に、公知のタイプの弁92を備えている。弁92は、上流端86と下流端88との間の流れを阻止する閉位置と、上流端86と下流端88との間の流れを許容する開放位置との間で移動可能である。任意選択的に、弁92は、流れを調整するために、すなわち、流量無しと、最大流量との間で変化する一定の流用を許容するために、中間位置に配置できるタイプであってもよい。弁92は、電気式、油圧式、又は空気圧式アクチュエータ(アクチュエータ94が概略的に示されている)等の公知の手段により動作可能であってもよい。
エンジン運転中に、タービンブレード40とシュラウドセグメント42との先端クリアランスは、(1)ロータの弾性成長、(2)ケーシングの圧力成長、(3)ブレードの熱膨張、(4)ケーシングの熱膨張、(5)ロータの熱膨張を含む、複数の要素の影響を受ける。これらの影響の順序や大きさが、全体として任意の特定の時点における実際のクリアランスを画定する。
低速状態からのエンジン加速中、先端クリアランスが収縮して、最小クリアランスに導かれ、その後、先端クリアランスは時間の経過と共に増加する。このような最小値は「ピンチポイント」と呼ばれ、エンジン10内に製造することができる最小間隔を制限するものである。その結果、ピンチポイント以外の条件におけるクリアランスは、必要以上に開いている。したがって、この必要以上に大きなクリアランスを小さくするため、マニホールドMを通して比較的低温のバイパス空気を流すことにより、タービンケース48の直径を制御するために、アクティブクリアランス制御を採用してもよい。
エンジンの運転中は、常に、カバー76を取り囲む領域は、第1圧力「P1」のファンバイパス流に露出されている(これは、タービンケース48が、バイパスダクト28に露出しているからである)。マニホールドMの上流側に、特殊な弁、配管等を使用しない場合でも同じである。カバー76の開口と、前方リング70及び後方リング72の孔74が、この圧力をマニホールドMに伝達し、閉じた弁92の上流側にあるバイパス管84のボアに伝達する。弁92が閉じているとき、この領域で空気が滞留し、バイパス管84を通って流れない。ブレード摩擦を回避することが、最も優先順位が高い場合、弁92は、エンジン加速時には通常閉じる。
バイパス管84の下流端88は、圧力「シンク」、すなわち、P1よりも小さい静圧「P2」を有する領域、すなわち、P1>P2が支配的である領域、と連通している。弁92が開いているときは、この差圧が、空気流を、順に、バイパス流路から、複数のフィンガ78間(及び後方リング72の後方端の周り)のカバー76の開口部を通って、前方リング70及び後方リング72の孔74を通って、マニホールドMに流す。マニホールドMでは、空気流がHPTケース48の外周面を摺擦する。差圧は、その後、空気流を、出口ポート82を通って、バイパス管84を通って、最終的に下流端88から圧力シンク(例えばタービン後部フレーム90)に流す。この流れは、機外へと放出されてもよいし、エンジン10の排気流路と再度合流してもよい。弁92は、通常、先端クリアランスを最小にするために、定常運転状態時に開かれる。弁92が、マニホールドMの下流側に配置される場合、このタイプの制御は、「吸引による」アクティブクリアランス制御と呼ぶことができる。
マニホールドMを通る流れを制御するためのクリアランス弁92の動作、及び、クリアランスは、公知の装置及び方法を用いて行うことができる。例えば、エンジン10には、1以上の温度センサ及び/又はクリアランス測定センサ(不図示)を設けてもよい。このようなセンサからの入力は、エンジン動作の各段階において、弁92を閉じるべきか、部分的に開くべきか、完全に開くべきかを判断するための公知のアルゴリズムを用いる電子制御装置に供給されてもよい。
本明細書で説明されるアクティブクリアランス制御装置及び方法は、従来技術のシステムに対していくつかの利点を有する。ファンバイパス空気を冷却流体として使用する。このバイパス流は、使用する地点の上流に、複雑で高価な弁及び配管を必要とせずに使用可能である。さらに、マニホールド構造は、アクティブクリアランス制御のために、別個に製造されたマニホールドを使用する従来技術のシステムよりはるかに単純である。
以上、ガスタービンエンジンのクリアランス制御構造及び方法を説明した。開示されたような、本明細書(添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載されたすべての特徴及び/又は任意の方法又はプロセスのすべてのステップは、任意の組み合わせで組み合わせることができるが、そのような特徴及び/又はステップの少なくとも一部が、相互に相容れないような組み合わせは除く。
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に開示された各特徴は、別段の表示が無い限り、同じ、同等、又は同様の目的にかなう、代替の部材に置き換えてもよい。したがって、別段の表示が無い限り、開示されている各特徴は、同等の、又は同様の一般的な、一連の、特徴のうち、単なる1例である。
本発明は、上記実施形態の内容に限定されるものではない。本発明は、本明細書(特許請求の範囲、要約、図面を含む)に開示された特徴の、任意の新規の1つ、もしくは任意の新規の組み合わせ、又は開示されている方法もしくはプロセスのステップの、任意の新規の1つ、もしくは任意の新規の組み合わせにわたる。
10 ガスタービンエンジン
12 ファン
14 ブースタ
16 高圧圧縮機
18 燃焼器
22 低圧タービン
24 アウターシャフト
26 インナーシャフト
28 バイパスダクト
30 ミキサ
32 排気ノズル
34 ノズル
36 固定タービン翼
38 外側バンド
40 タービンブレード
42 シュラウドセグメント
44 端面
46 シール
48 タービンケース
49 内表面
50 ハンガー
51 外表面
52 締結具
54 フランジ
56 ノズル支持体
58 円錐体
60 前方フランジ
62 ボルト接合部
64 後部フランジ
66 ばね要素
68 前方取付フランジ
70 前方リング
72 後方リング
74 孔
76 カバー
78 フィンガ
80 フランジ
82 出口ポート
84 バイパス管
86 上流端
88 下流端
90 タービン後部フレーム
92 弁
94 アクチュエータ
A 中心軸
M マニホールド

Claims (16)

  1. 互いに反対側にある内表面(49)及び外表面(51)を有する環状のタービンケース(48)と、
    前記タービンケース(48)の一部を囲む環状のマニホールド(M)であって、
    前記マニホールド(M)及び前記タービンケース(48)の外表面と流体連通する入口ポート(74)と、
    出口ポート(82)とを含むマニホールド(M)と、
    前記出口ポート(82)に連結された上流端(86)、低圧シンクに連結された下流端(88)、及び前記上流端と前記下流端の間に配置された弁(92)を有するバイパス管(84)とを備える、ガスタービンエンジン(10)のクリアランス制御装置であって、前記弁(92)が、前記上流端と前記下流端との間の流れを遮断する第1位置と、前記上流端と前記下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である、クリアランス制御装置。
  2. 前記マニホールド(M)が、複数の前記出口ポート(82)を含み、
    複数の前記バイパス管(84)が、前記マニホールド(M)の周囲に配置され、前記バイパス管(84)の各々が、
    前記出口ポート(82)の1つに連結されている前記上流端(86)と、
    低圧シンクに連結されている前記下流端(88)と、
    前記上流端と前記下流端の間に配置された弁(92)とを有し、前記弁(92)が、前記上流端と前記下流端との間の流れを遮断する第1位置と、前記上流端と前記下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である、請求項1に記載のクリアランス制御装置。
  3. アクチュエータ(94)が、前記弁(92)に連結されている、請求項1に記載のクリアランス制御装置。
  4. 中心軸(A)を有するガスタービンエンジン(10)のクリアランス制御装置であって、
    環状のタービンケース(48)であって、前記タービンケース(48)から半径方向外側に突出した前方リング(70)及び後方リング(72)であって、少なくとも一方に、前記前方リング(70)又は前記後方リング(72)を通過する入口ポート(74)が設けられている、前方リング(70)及び後方リング(72)を有する環状のタービンケース(48)と、
    出口ポート(82)が形成された環状のカバー(76)であって、前記タービンケース(48)、前記前方リング(70)、前記後方リング(72)、及び前記カバー(76)が、集合的にマニホールド(M)を画定するように、前記カバー(76)の内表面が、前記前方リング(70)及び前記後方リング(72)の半径方向外表面に接触した状態で、前記タービンケース(48)の周囲を囲むカバー(76)と、
    前記出口ポート(82)に連結された上流端(86)、低圧シンクに連結された下流端、及び前記上流端と前記下流端の間に配置された弁(92)を有するバイパス管(84)とを備え、前記弁(92)が、前記上流端と前記下流端との間の流れを遮断する第1位置と、前記上流端と前記下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である、クリアランス制御装置。
  5. 前記カバー(76)が、
    前記出口ポート(82)を含む前記前方リング(70)及び前記後方リング(72)を囲む後方部と、
    軸方向に延びる、互いに離間した複数のフィンガ(78)の環状列を含む前方部とを含む、請求項4に記載のクリアランス制御装置。
  6. 前記フィンガ(78)の各々が、その遠位端に配置されたフランジ(80)を有し、
    前記タービンケース(48)が、前記前方リング(70)の軸方向前方に配置された、半径方向に延びる前方取付フランジ(68)を含み、
    前記フィンガ(78)の前記フランジ(80)が、機械的な接合部(62)で、前記タービンケース(48)の前記前方取付フランジ(68)に連結されている、請求項5に記載のクリアランス制御装置。
  7. 前記前方リング(70)及び前記後方リング(72)の各々には、マニホールド(M)と連通している孔(74)の環状列が形成されている、請求項6に記載のクリアランス制御装置。
  8. 前記前方リング(70)及び前記後方リング(72)の前記孔(74)が、前記中心軸(A)に対して非直角、非平行の角度で配置されている、請求項7に記載のクリアランス制御装置。
  9. 前記マニホールド(M)が、複数の前記出口ポート(82)を含み、
    複数の前記バイパス管(84)が、前記マニホールド(M)の周囲に配置され、前記バイパス管(84)の各々が、
    前記出口ポート(82)の1つに連結されている前記上流端(86)と、
    前記低圧シンクに連結された前記下流端(88)と、
    前記上流端と前記下流端の間に配置された弁(92)とを有し、前記弁(92)が、前記上流端と前記下流端との間の流れを遮断する第1位置と、前記上流端と前記下流端との間の流れを許容する第2位置との間で選択的に移動可能である、請求項1に記載のクリアランス制御装置。
  10. アクチュエータ(94)が、前記弁(92)に結合されている、請求項4に記載のクリアランス制御装置。
  11. 前記タービンケース(48)の内側に配置され、前記中心軸(A)の回りを回転可能であるタービンブレード(40)の列を囲むシュラウド(42)を有する、請求項4に記載のクリアランス制御装置。
  12. タービンロータを囲む環状のタービンケース(48)であって、エンジン運転時に、比較的低温のバイパス空気の一定の流れに露出される外表面(51)、及びエンジン運転時に、比較的高温の空気に露出される、前記外表面(51)と反対側にある内表面(49)を有するタービンケース(48)と、
    前記タービンケース(48)の前記外表面(51)の一部を囲み、前記外表面(51)と連通している入口ポート(74)を含む環状のマニホールド(M)とを有するタイプのガスタービンエンジン(10)におけるタービンクリアランスを制御する方法であって、
    バイパス管(84)の上流端(86)を、流体連通状態で前記マニホールド(M)と連結することと、
    前記バイパス管(84)の下流端(88)を、流体連通状態で低圧シンクと連結することと、
    前記タービンケース(48)の冷却が望まれる場合に、所望量のバイパス空気が前記マニホールド(M)を通って流れることを許容するために、前記上流端と前記下流端の間に配置された弁(92)を用いて、エンジン動作中に前記弁(92)を位置決めすることとを含む、方法。
  13. 第1エンジン運転状態では、バイパス空気が前記マニホールド(M)を通って流れることができないように、第1位置に前記弁(92)を位置決めすることと、
    第2エンジン運転状態では、バイパス空気が前記マニホールド(M)を通って流れ、それによってタービンケースを冷却するように、第2位置に前記弁(92)を位置決めする(48)こととをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記弁(92)が、前記弁(92)に連結されたアクチュエータ(94)により操作される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記タービンケース(48)が、前記タービンケース(48)から半径方向外側に突出した前方リング(70)及び後方リング(72)であって、少なくとも一方に、前記前方リング(70)又は前記後方リング(72)を通過する入口ポート(74)が設けられている、前方リング(70)及び後方リング(72)と、
    出口ポート(82)が形成された環状のカバー(76)であって、前記タービンケース(48)、前記前方リング(70)、前記後方リング(72)、及び前記カバー(76)が、集合的に前記マニホールド(M)を画定するように、前記カバー(76)の内表面が、前記前方リング(70)及び前記後方リング(72)の半径方向外表面に接触した状態で、前記タービンケース(48)の周囲を囲むカバー(76)とを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記マニホールド(M)が、複数の前記出口ポート(82)を含み、
    複数の前記バイパス管(84)が、前記マニホールド(M)の周囲に配置され、前記バイパス管(84)の各々が、
    前記出口ポート(82)の1つに連結されている前記上流端(86)と、
    前記低圧シンクに連結されている前記下流端(88)と、
    前記上流端と前記下流端の間に配置された弁(92)であって、前記上流端と、前記下流端との間の流れを選択的に遮断、又は許容するように動作可能な弁(92)とを含み、
    前記タービンケース(48)の冷却が望まれる場合に、所望量のバイパス空気が前記マニホールド(M)を通って流れることを許容するために、エンジン動作中に、前記弁(92)の各々を位置決めすることをさらに含む、方法。
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