JP2016506105A - 通信網の種類を区分する方法、装置及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
本発明のある観点によれば、通信網の種類を区分する方法を提供する。本発明の好適な一実施形態によれば、移動通信網およびインターネット通信網に接続されてコンテンツを提供するコンテンツサーバーで行われる通信網の種類区分方法において、コンテンツ提供要請を伝送した装置とのレイテンシー(latency)を測定する段階と、前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階と、前記レイテンシーが所定の基準を超える場合は前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断する段階とを含むことを特徴とする、通信網の種類区分方法が提供される。
Description
本発明は、通信網の種類を区分する方法、装置及び記録媒体等に関し、特に、レイテンシー(latency)を用いて通信網の種類を区分し、通信網の種類に応じてコンテンツを提供することが可能な方法に関する。
最近、移動通信技術の発展に伴う様々な携帯端末装置、たとえばスマートフォン、タブレット型パソコン、タッチパッド、ノート型パソコンなどの普及により、従来の有無線インターネット通信網を利用したインターネット接続だけでなく、移動通信網(mobile network)を利用したインターネット接続が大幅増加している。
以下、説明の便宜のために、移動通信網を利用せずインターネットに接続するようにする通信網をインターネット通信網という。
一方、移動通信網の場合、ネットワークの特性上、インターネット通信網に比べて相対的にデータ伝送速度が遅く、移動通信網を利用する多数の装置、例えばスマートフォン、タッチパッドなどの機器特性上、データ表示画面の違いやデータ処理時間の違いなどが発生することがある。
したがって、同一のコンテンツであっても、移動通信網を利用したインターネット接続とインターネット通信網を利用した接続を区別し、通信網の種類(タイプ)に応じてフォーマットの異なるコンテンツを伝送し、或いはより速くコンテンツを伝送するための技術の適用が変わる必要性がある。
前述した説明ではコンテンツサーバーと称したが、データを送受信してユーザー側の端末装置にデータを表示するようにするサーバーであればいずれも「コンテンツサーバー」と称することができ、ウェブサーバー、データサーバーなどの他の名称でも呼ばれることがある。ところが、以下、説明の便宜のために、すべて「コンテンツサーバー」と称する。
一方、このような必要性に応えて、最近では、コンテンツ自体を移動通信用コンテンツとして別途製作したり、移動通信網のための別途のコンテンツサーバーを運営したりする。
ところが、別途のコンテンツサーバーを運営することは、コンテンツ提供者の立場では追加費用および管理が必要であり、移動通信網のためのコンテンツサーバーとインターネット通信網のためのコンテンツサーバーの両方ともで同一のコンテンツが提供されるようにコンテンツの同期化に多くの費用および時間を消耗しなければならないという問題点がある。
別途のコンテンツサーバーを運営せずに一つのコンテンツサーバーを運営する場合、移動通信網を利用する多数の装置、例えばスマートフォン、タッチパッドなどの機器の特性上、データ表示画面の違いやデータ処理時間の違いなども発生するおそれがあるという問題点がある。
一方、現在、コンテンツサーバーが通信網の種類に応じてコンテンツを提供することは、移動通信網を介してコンテンツサーバーに直ちに接続することができるようにする専用プログラム、すなわち通常スマートフォン用アプリケーションを介して接続する方法が最も広く用いられている。
他の方法としては、移動通信網を介して提供されるコンテンツ、通常「モバイルコンテンツ」と呼ばれるコンテンツを提供するモバイルコンテンツ専用サーバーにクライアントが接続する方法がある。
別の方法としては、クライアントからのコンテンツ伝送要請の際にモバイルコンテンツを選択して要請する方法がある。
ところが、これらの方法は、ユーザーがクライアントに別途のプログラムを設置しなければならず、或いはユーザーがクライアントを介して別途のコンテンツサーバーに接続しなければならず、或いはユーザーがクライアントを介して別途のコンテンツを要請しなければならないなど、いずれもクライアント側からの選択によって通信網の種類に関する情報がコンテンツサーバーへ提供されるのである。
したがって、一つのコンテンツサーバーを運営する場合や、ユーザーがクライアントに別途のプログラムを設置しない場合などには、移動通信網とインターネット通信網を区分して通信網の種類に応じるコンテンツを伝送することが難しいという問題点がある。「要請」は、リクエスト、要求等と言及されてもよい。
そこで、本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、クライアントに別途のプログラムを設置してコンテンツを要請したり、移動通信網のための別途のコンテンツサーバーを運営したりしなくても、移動通信網とインターネット通信網を区分することが可能な、通信網の種類を区分する方法、およびこれを用いたコンテンツ提供方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、一つのコンテンツサーバーを運営しながらも、移動通信網とインターネット通信網を区分してコンテンツを提供することが可能な、通信網の種類を区分する方法、およびこれを用いたコンテンツ提供方法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、移動通信網とインターネット通信網を区分することが可能であってより速くコンテンツを提供し、通信網の種類に応じて異なるフォーマットのコンテンツを提供することも可能な、通信網の種類を区分する方法、およびこれを用いたコンテンツ提供方法を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は以下の実施形態についての説明から容易に理解できるであろう。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、通信網の種類を区分する方法を提供する。
本発明の好適な一実施形態によれば、移動通信網およびインターネット通信網に接続されてコンテンツを提供するコンテンツサーバーで行われる通信網の種類区分方法において、コンテンツ提供要請を伝送した装置とのレイテンシー(latency)を測定する段階と、前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階と、前記レイテンシーが所定の基準を超える場合は前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断する段階とを含むことを特徴とする、通信網の種類区分方法が提供される。
前記コンテンツ提供要請を伝送した装置とのレイテンシーを測定する段階は、前記コンテンツ提供要請に含まれたIPアドレス(Internet Protocol address)を抽出し、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれるかを判断して、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれない場合に行われ得る。
また、前記予め格納されたIPアドレス情報には、前記IPアドレスにマッチングされる通信網事業者の情報が含まれるため、前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介した伝送要請であるか、インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であるかを判断することができる。
前記レイテンシーが所定の基準を超える場合は前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断する段階で、前記レイテンシーが所定の基準以下である場合、前記コンテンツ伝送要請がインターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断することができる。
前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階で、前記測定されたレイテンシーと、前記コンテンツ提供要請を伝送した装置とのMSS(Max Segment Size)およびMTU(Max Transfer Size)情報のうち少なくとも一つをさらに含んで、前記所定の基準を超えるか否かを判断することができる。
本発明の他の観点によれば、コンテンツ提供方法が提供される。
本発明の好適な一実施形態によれば、前述した通信網の種類区分によって区分された通信網の種類に応じてコンテンツを提供することを特徴とする、コンテンツ提供方法が提供される。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記移動通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、移動通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズム(algorithm)が適用されたデータ伝送加速技術を選択し、選択されたデータ伝送加速技術を用いて前記コンテンツを伝送することができる。
また、前記移動通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムは、delay−based TCP congestion controlアルゴリズムであってもよい。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、前記インターネット通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムが適用されたデータ伝送加速技術を選択し、選択されたデータ伝送加速技術を用いて前記コンテンツを伝送することができる。
また、前記インターネット通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムは、loss−based TCP congestion controlアルゴリズムであってもよい。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記移動通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、QVGA(Quarter Video Graphic Array)フォーマットのコンテンツを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送することができる。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、HD(High Definition)およびSD(Standard Definition)フォーマットのコンテンツのうちいずれか一つを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送することができる。
本発明の別の観点によれば、通信網の種類判断装置が提供される。
本発明の好適な一実施形態によれば、移動通信網およびインターネット通信網に接続されてコンテンツを提供するコンテンツ提供装置に接続され、通信網の種類を区分する装置において、コンテンツ提供要請を伝送した装置とのレイテンシーを測定するレイテンシー測定部と、前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断し、所定の基準を超える場合、前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断する通信網種類判断部とを含むことを特徴とする、通信網種類区分装置が提供される。
前記通信網種類区分装置は、予め格納されたIPアドレス情報が格納されるIPアドレス格納部をさらに含み、前記レイテンシー測定部は、前記コンテンツ提供要請に含まれたIPアドレスを抽出し、前記IPアドレスが前記IPアドレス格納部に格納されたIPアドレス情報に含まれるかを判断して、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれない場合、前記レイテンシー測定を行うことができる。
また、前記IPアドレス格納部は、前記IPアドレスにマッチングされる通信網事業者の情報が含まれて格納され、前記通信網種類判断部は、前記IPアドレスを用いて、前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であるか、インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であるかを判断することができる。
前記通信網種類判断部は、前記レイテンシー測定部で測定された前記レイテンシーが所定の基準以下である場合、前記コンテンツ伝送要請がインターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断することができる。
前記通信網種類判断部は、前記レイテンシー測定部で測定されたレイテンシーと、前記コンテンツ提供要請を伝送した装置とのMSS(Max Segment Size)およびMTU(Max Transfer Size)情報のうち少なくとも一つをさらに含んで、前記所定の基準を超えるか否かを判断することができる。
本発明の別の観点によれば、コンテンツ提供装置が提供される。
本発明の好適な一実施形態によれば、前述した通信網種類区分装置で区分された通信網の種類に応じてコンテンツを提供する。
前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送要請が前記移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断される場合、移動通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムが適用されたデータ伝送加速技術を選択し、選択されたデータ伝送加速技術を用いて前記コンテンツを伝送することができる。
また、前記移動通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムは、delay−based TCP congestion controlアルゴリズムであってもよい。
前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送要請が前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、前記インターネット通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムが適用されたデータ伝送加速技術を選択し、選択されたデータ伝送加速技術を用いて前記コンテンツを伝送することができる。
また、前記インターネット通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムは、loss−based TCP congestion controlアルゴリズムであってもよい。
前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送要請が前記移動通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、QVGA(Quarter Video Graphic Array)フォーマットのコンテンツを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送することができる。
前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送要請が前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、前記コンテンツの伝送の際には、HD(High Definition)およびSD(Standard Definition)フォーマットのコンテンツのうちいずれか一つを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送することができる。
本発明の別の観点によれば、通信網の種類を区分する方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体が提供される。
本発明の好適な一実施形態によれば、移動通信網およびインターネット通信網に接続されてコンテンツを提供するコンテンツサーバーで行われる通信網の種類区分方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体において、コンテンツ提供要請を伝送した装置とのレイテンシー(latency)を測定する段階と、前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階と、前記レイテンシーが所定の基準を超える場合、前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断する段階とを含むことを特徴とする、通信網の種類区分方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体が提供される。
前記コンテンツ提供要請を伝送した装置とのレイテンシーを測定する段階は、前記コンテンツ提供要請に含まれたIPアドレス(Internet Protocol address)を抽出し、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれるかを判断して、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれない場合に行われ得る。
また、前記予め格納されたIPアドレス情報には、前記IPアドレスにマッチングされる通信網事業者の情報が含まれるため、前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であるか、インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であるかを判断することができる。
前記レイテンシーが所定の基準を超える場合、前記コンテンツ伝送要請が移動通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断する段階で、前記レイテンシーが所定の基準以下である場合、前記コンテンツ伝送要請がインターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であると判断することができる。
前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階で、前記測定されたレイテンシーと、前記コンテンツ提供要請を伝送した装置とのMSS(Max segment Size)およびMTU(Max Transfer Size)情報のうち少なくとも一つをさらに含んで、前記所定の基準を超えるか否かを判断することができる。
本発明の別の観点によれば、コンテンツ提供方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体が提供される。
本発明の好適な一実施形態によれば、前述した通信網の種類区分方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体によって行われる通信網の種類区分方法によって区分された通信網の種類に応じてコンテンツを提供することを特徴とする、コンテンツ提供方法を実現するためのプログラムを記録した記録媒体が提供される。
通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記移動通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、移動通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムが適用されたデータ伝送加速技術を選択し、選択されたデータ加速伝送技術を用いて前記コンテンツを伝送することができる。
また、前記移動通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムは、delay−based TCP congestion controlアルゴリズムであってもよい。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、前記インターネット通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムが適用されたデータ伝送加速技術を選択し、選択されたデータ伝送加速技術を用いて前記コンテンツを伝送することができる。
また、前記インターネット通信網に適したデータ伝送加速アルゴリズムは、loss−based TCP congestion controlアルゴリズムであってもよい。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記移動通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、QVGA(Quarter Video Graphic Array)フォーマットのコンテンツを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送することができる。
前記通信網の種類判断において、前記コンテンツ伝送要請が前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断される場合、HD(High Definition)およびSD(Standard Definition)フォーマットのコンテンツのうちいずれか一つを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送することができる。
上述したように、本発明に係る通信網の種類判断方法およびこれを用いたコンテンツ提供方法によれば、クライアントに別途のプログラムを設置してコンテンツを要請したり、移動通信網のための別途のコンテンツサーバーを運営したりしなくても、移動通信網とインターネット通信網を区分することができるという利点がある。
また、本発明によれば、一つのコンテンツサーバーを運営しながらも、移動通信網とインターネット通信網を区分して移動通信網およびインターネット通信網の両方ともを介してコンテンツを提供することができるという利点がある。
また、本発明によれば、移動通信網とインターネット通信網を区分することが可能であってより速くコンテンツを提供し、通信網の種類に応じて異なるフォーマットのコンテンツを提供することもできるという利点がある。
本発明は、様々な変更を加えることができ、様々な実施形態を有することができるもので、以下、本発明の特定の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、これらの実施形態は本発明を限定するためのものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる変更、均等物及び代替物はいずれも本発明に含まれるものと理解すべきである。
各図面を説明しながら、類似した参照符号を類似した構成要素に対して使用した。本発明を説明するにあたり、関連した公知の技術についての具体的な説明が本発明の要旨を無駄に不明確にする可能性があると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
「第1」、「第2」などの序数を含む用語は様々な構成要素を説明するために使用できるが、前記構成要素はこれらの用語により限定されるものではない。これらの用語は、ある構成要素を他の構成要素と区別するために使用されるだけである。
例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない範疇内で、第1構成要素は第2構成要素と命名することができ、同様に、第2構成要素も第1構成要素と命名することができる。
「及び/又は」という用語は、複数の関連した記載項目の組み合わせ、又は複数の関連した記載項目のいずれかを含む。
ある構成要素が他の構成要素に「連結」または「接続」されていると言及されたときは、他の構成要素に直接連結又は接続されている可能性もあるが、それらの構成要素の間に別の構成要素が介在することもあると理解すべきである。
これに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されているか、「直接接続」されていると言及されたときは、それらの構成要素の間に別の構成要素が存在しないと理解すべきである。
本出願において使用した用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定するものではない。
単数の表現は、文脈上明らかに異なる意味を表さない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」又は「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はそれらの組み合わせが存在することを示すものであり、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はそれらの組み合わせの存在又は付加の可能性を予め排除するものではないと理解すべきである。
別途定義されない限り、技術的又は科学的な用語を含めてここで使用される全ての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に一般的に理解されるものと同様の意味を有する。
一般に使用される辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上持つ意味と同じ意味を持つと解釈されるべきであり、本出願において明らかに定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味には解釈されない。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明するが、図面符号を問わず、同一または対応の構成要素は同一の参照番号を付し、これについての重複説明は省略する。
まず、図1を参照して、本発明が適用できるコンテンツ提供システムの構成について考察する。
図1は本発明が適用できるコンテンツ提供システムであって、移動通信網およびインターネット通信網の両方ともコンテンツサーバーに接続されるコンテンツ提供システムの構成を示す図である。図1に示すように、本発明が適用できるコンテンツ提供システムは、移動通信網110とインターネット通信網120の両方ともコンテンツサーバー130に接続される。
すなわち、本発明では、従来のように移動通信網を介して提供されるコンテンツたるモバイルコンテンツを提供するコンテンツサーバーを別途構成するのではなく、移動通信網100やインターネット通信網120はいずれも本発明に係るコンテンツサーバー130に接続してコンテンツの伝送を受けることができる。
一方、インターネット通信網120は、無線または有線によってインターネット通信網120に接続され、コンテンツサーバー130からコンテンツの提供を受けることが可能である。
移動通信網110に接続されるクライアント100は、携帯電話、スマートフォン、タッチパッドなどの移動通信網110に接続可能な携帯端末100aが好ましいが、これに限定されるものではない。
移動通信網110は、その発展程度や適用技術などによって2G、3G、4Gなどに区分したり、技術内容によってGSM((登録商標)Global System for Mobile communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)などに区分したりするが、以下ではこのような区分を問わず全ての移動通信網を含む。
一方、クライアント100が無線によってインターネット通信網120に接続する場合、好ましくは携帯端末100aを介して接続することができ、クライアントが有線によってインターネット通信網120に接続する場合、一般なPC(Personal Computer)やノート型パソコンなどの有線接続が可能な端末装置100bを介して接続することができるが、これに限定されるものではない。
本発明の特徴である通信網の種類を区別するために、本発明ではレイテンシー(Latency)を用いる。
このために、コンテンツサーバー130は、コンテンツ伝送要請が受信されると、コンテンツ伝送要請を伝送した装置とのレイテシーを測定する。
一方、レイテンシーの測定という表現を使用したが、コンテンツ伝送要請と共に、コンテンツ伝送要請を伝送した装置のIPアドレス(Internet Protocol address)もコンテンツサーバー130に受信できる。
本発明では、移動通信網110の場合、インターネット通信網120に比べて一般にレイテンシーがさらに大きいという点を利用して、レイテンシーの違いから通信網の種類を判断する。
すなわち、レイテンシーが所定の基準を超える場合は、移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請と判断し、レイテンシーが所定の基準以下である場合は、インターネット通信網120を介したコンテンツ伝送要請と判断するのである。
このような通信網の種類を判断する基準となるレイテンシー値は実測によって予め設定できる。
勿論、レイテンシーの場合、通信網の種類によってのみ変化するのではないが、持続的にレイテンシーを測定して平均値と偏差などの統計を算出してみると、一定の値に収斂することが分かる。
実際に現在使用されている移動通信網110とインターネット通信網120を介したレイテンシーを測定してみた結果、移動通信網110におけるレイテンシーの場合、最小値が20ms以下には測定されなかった。
よって、レイテンシーが20msを超える場合であれば、これは移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請と判断することが可能である。
移動通信網110の場合、技術の発展に伴って益々速度が増加しており、最近、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる第4世代(4 Generation)移動通信技術が適用されているが、この場合にもレイテンシーの最小値が20ms以下に測定されなかった。
そして、第3世代移動通信の場合に70ms以下に測定されなかったので、これにより移動通信網110の種類を区分することも可能となる。
よって、レイテンシーが20ms以下であれば、インターネット通信網120を介したコンテンツ伝送要請と判断し、レイテンシーが20ms〜70ms内の範囲であれば、4G移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請と判断し、レイテンシーが70ms超過であれば、3G移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請と判断することができる。
一方、通信網の現在状態や、通信網で互いに連結される装置の性能または状態に応じてレイテンシーは変化できるので、このようにレイテンシーのみを用いて通信網の種類を判断する場合、通信網の種類判断が正確でない可能性がある。
このような脆弱点を解決するために、レイテンシーだけでなく、MSS(Max segment size)またはMTU(Max Transfer Size)を比較して通信網の種類を判断する方法をさらに用いることができる。
伝送プロトコールとして広く使用されるTCP(Transfer Control protocol)では、MSSまたはMTUに関する情報はデータ伝送のための装置間の相互連結初期にお互いに交換する。
一般に、インターネット通信網の場合はMSSを1460bytesに設定し、3GやLTEなどの移動通信網の場合はMSSを1400または1380bytesに設定して使用する。
MTUも同様に、インターネット通信網の場合は、MSSとして1460bytesを設定して使用するので、MTUを1500オクテットに設定し、移動通信網の場合は、MSSとして1400または1380bytesを設定して使用するので、MTUを1440または1420オクテットに設定することが一般的である。
よって、MSSまたはMTUに関する情報の比較によって、移動通信網かインターネット通信網かを判断することが可能である。
したがって、レイテンシー、MSSおよびMTUを全て所定の基準と比較し、これにより移動通信網かインターネット通信網かを判断することが可能となる。
レイテンシー、MSSおよびMTUを利用する場合、それぞれの情報を全て用いるか、一つ以上の情報のみを用いるなど、多様な形態で利用可能であり、本発明ではレイテンシー、MSSおよびMTUを用いる方法については制限がない。
一方、レイテンシー、MSSまたはMTUの場合にも、通信網事業者または装置などの特性などその他の様々な理由により、これとは異なるように設定されることも可能である。
したがって、このような点をさらに補完する方法としては、IPアドレス情報と通信事業者の情報とをマッチングした情報である、いわゆる「ホワイトリスト(white list)」を予め格納していて、移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請か、インターネット通信網120を介したコンテンツ伝送要請かを区分することができる。「マッチング」は、合致、一致、対応等と言及されてもよい。
すなわち、コンテンツ伝送要請に含まれたIPアドレスを抽出し、予め格納された情報と比較して移動通信事業者のIPアドレスかインターネット通信網事業者のアドレスかを判断する。
ところが、コンテンツサーバー130に接続することが可能な全世界の全移動通信事業者のIPアドレスとインターネット通信事業者のIPアドレスを全て格納することは、現実的に不可能である。
特に、インターネットの特性上、全世界のいかなる国のいかなる事業者の通信網を介してもコンテンツサーバー130に接続することができるが、全世界の全移動通信事業者のIPアドレスとインターネット通信事業者のIPアドレスを全て確認し、これを格納することは容易でないためである。
したがって、ホワイトリストによってまず通信網の種類を判断するようにし、もしホワイトリストに含まれていないIPアドレスからのコンテンツ伝送要請である場合、レイテンシーの測定によって通信網の種類を判断するようにすることも可能である。
すなわち、ホワイトリストによる通信網の種類判断とレイテンシー測定による通信網の種類判断を全て利用する場合、ホワイトリストによる通信網の種類判断の際に発生しうる脆弱点と、レイテンシーの測定による通信網の種類判断の際に発生しうる脆弱点とを互いに補完することができる。
一方、通信網の種類およびホワイトリストを利用する場合、通信網事業者の情報や、通信網事業者が運営する通信網の特性も分かるので、これを用いて、コンテンツ提供の際に差別化されたコンテンツ提供が可能となる。
すなわち、本発明でのように通信網の種類、すなわち移動通信網100かインターネット通信網120かを区分することが可能になると、これをコンテンツ伝送だけでなく様々な分野に使用することができる。
例えば、まず通信網の種類に応じて、より速いコンテンツ伝送のために適した伝送技術や加速アルゴリズムを適用することができる。
また、同一のコンテンツであっても、通信網の種類に応じて異なるフォーマットのコンテンツを伝送することも可能である。
例えば、コンテンツ伝送の速度を高めるためにインターネットで広く使用されるTCP(Transfer Control Protocol)の場合、より速いデータ伝送のための加速アルゴリズムとしては遅延ベースTCP輻輳制御(Delay−based TCP congestion control)アルゴリズムやロスベースTCP輻輳制御(Loss−based TCP congestion control)アルゴリズムなどがある。
ところで、一般に移動通信網110の場合、例えばBICまたはCUBICのようにLoss−based TCP congestion controlアルゴリズムを適用した技術がデータ伝送の際にオーバーシュート(overshooting)することによりパケット損失が多く発生し、これによりTCPの性能が低下する。
したがって、移動通信網110の場合、例えばVegasのようにdelay−based TCP congestion controlアルゴリズムを使用することがさらに効率的である。
また、TCP性能を左右するWindows(登録商標)サイズやslow start方式、再伝送感知などの多様なパラメータを用いてコンテンツの伝送速度を増加させることができる。
たとえば、インターネット通信網120に比べて、移動通信網110の場合はslow startをさらに保守的に行うことにより、より速い加速性能を提供することができる。
また、ビデオデータの場合、ビデオデータが表示される端末装置100に応じて、異なるコーティングによる異なるフォーマットで提供することが可能である。
例えば、H.264によるScalable Video Codingでは、HD(High Definition)、SD(Standard Definition)およびQVGA(Quarter Video Graphic Array)フォーマットのコンテンツを一挙に生成することができる。
QVGAは、画素(pixel)の構成が一般に320×240であってVGA(640×480)の4分の1の解像度になり、携帯電話のように画面サイズが小さい携帯端末において最適な解像度を提供するために適用している方式であり、画素の構成が720×480であればSD級に分類し、画素の構成が1,280×720または1,920×1,080であればHD級に分類する。
すなわち、コンテンツサーバー130内で、或いはコンテンツサーバー130に連結されるエンコード装置を介して、原本コンテンツに対してScalable Video Codingを行って一挙にHD、SDおよびQVGAフォーマットのコンテンツを生成し、通信網の種類に応じて適したフォーマットのコンテンツを伝送するようにすることができる。
例えば、移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請の大部分は携帯端末100aを用いたコンテンツ伝送要請であるので、このような場合、QVGAフォーマットのコンテンツを伝送し、インターネット通信網120を介したコンテンツ伝送要請の場合は、HDまたはSDフォーマットのコンテンツを伝送するようにすることが可能となる。
すなわち、本発明に係る通信網の種類区分方法およびこれを用いるコンテンツ提供システムによれば、通信網の種類を区分することができるようにすることにより、より速くコンテンツを提供することが可能となり、かつ通信網の種類に応じて適した形態のコンテンツを提供することも可能となる。
以下、図2を参照して、本発明の好適な一実施形態に係る通信網の種類区分、およびこれを用いたコンテンツ提供方法が実現される順序について考察する。
図2は本発明の好適な一実施形態に係る通信網の種類区分、およびこれを用いたコンテンツ提供方法が実現される順序を示すフローチャートである。図2に示すように、本発明の好適な一実施形態に係る通信網の種類区分およびこれを用いたコンテンツ提供方法は、まず、コンテンツ伝送を要請した装置とのレイテンシーを測定する(S200)。
レイテンシーは、コンテンツサーバーがコンテンツ伝送を要請した装置との通信を介して測定することも可能であり、コンテンツ伝送を要請した装置が、測定されたレイテンシーをコンテンツ伝送要請の際に共に伝送することも可能である。
一方、レイテンシーが測定されると、測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する(S202)。
判断結果、測定されたレイテンシーが所定の基準を超える場合は、移動通信網110を介したコンテンツ伝送要請と判断する(S204)。
これに対し、測定されたレイテンシーが所定の基準以下である場合は、インターネット通信網120を介したコンテンツ伝送要請と判断する(S208)。
レイテンシーによって通信網の種類を判断するだけでなく、MSS(Max segment size)とMTU(Max Transfer Size)のうち少なくとも一つを比較する方法をさらに用いて通信網の種類を判断することも可能である。
それだけでなく、レイテンシー、MSSおよびMTUのうち少なくとも一つを用いて通信網の種類を判断することも可能なのは、前述したとおりである。
一方、図2では省略したが、レイテンシーによって通信網の種類を判断する前に、コンテンツ伝送要請に含まれたコンテンツ伝送を要請した装置のIPアドレスを抽出し、抽出されたIPアドレスと、IPアドレス情報と通信事業者情報とをマッチングした情報であるホワイトリストとを比較して、抽出されたIPアドレスがホワイトリストにあるか否かをまず判断することも可能である。
抽出されたIPアドレスがホワイトリストに含まれない場合、段階200以下のレイテンシー測定過程およびレイテンシーによる通信網種類判断過程を行うことも可能である。
一方、通信網の種類に対する判断が行われると、前述したように、通信網の種類に適したコンテンツを伝送する。
すなわち、移動通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断されると、移動通信網に合うコンテンツを伝送し、インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請と判断されると、インターネット通信網に合うコンテンツを伝送する。
したがって、通信網の種類に応じて適したTCP加速アルゴリズムを選択し、選択されたTCP加速アルゴリズムを適用してコンテンツ伝送要請装置へ伝送することができる。
そして、通信網の種類に応じて適したデータフォーマットを選択し、選択されたデータフォーマットを有するコンテンツを、コンテンツ伝送要請装置へ伝送することができる。
それだけでなく、通信網の種類を区分する方法は、別途構成されてもよく、コンテンツ提供方法と共に構成されてもよい。
よって、通信網の種類に適したコンテンツの伝送とは、コンテンツ自体、すなわちコンテンツのフォーマットを通信網の種類に応じて選択するだけでなく、通信網の種類に応じてコンテンツ伝送方法などコンテンツ伝送関連の全ての事項を変えることができることをう。
本発明に係る通信網の種類区分方法およびこれを用いたコンテンツ提供方法は、プログラムの形態で実現できる。
以下、図3を参照して、本発明の好適な一実施形態に係る通信網の種類区分装置およびこれを用いたコンテンツ提供装置の構成について考察する。
図3は本発明の好適な一実施形態に係る通信網の種類を区分する装置を含んでコンテンツ提供装置を構成する場合の構成を示す図である。図3に示すように、本発明の好適な一実施形態に係るコンテンツ提供装置130は、レイテンシー測定部300、通信網の種類判断部310、IPアドレス格納部320および通信部330を含む。
レイテンシー測定部300はコンテンツ伝送要請装置とコンテンツ提供装置130間のレイテンシーを測定する。
通信網種類判断部310は、レイテンシー測定部300で測定されたレイテンシーが所定の基準以下であれば、通信網の種類をインターネット通信網120と判断し、前記レイテンシーが所定の基準超過であれば、通信網の種類を移動通信網110と判断する。
通信網種類判断部301は、レイテンシー測定部300で測定されたレイテンシーだけでなく、MSS(Max Segement Size)およびMTU(Max Transfer Size)うちの少なくとも一つをさらに含んで所定の基準と比較して通信網の種類を判断することができる。
IPアドレス格納部320は、IPアドレス情報と通信事業者の情報とをマッチングした情報である、いわゆる「ホワイトリスト」が格納される。
IPアドレス格納部は、レイテンシーの測定による通信網の種類判断だけでなく、ホワイトリストを用いた通信網の種類判断をさらに行う場合に、本発明に係る通信網の種類区分装置またはコンテンツ提供装置に含まれ得る。
通信部330は、通信網を構成する他の装置に接続されてコンテンツ伝送要請を受信し、コンテンツ伝送要請に対して応答してコンテンツが伝送されるようにする。
本発明の好適な一実施形態に係るコンテンツ提供装置130は、従来のコンテンツサーバーでも広く測定または受信されるレイテンシー情報を用いて通信網の種類を区分することを可能とする。
一方、本発明に係る通信網の種類区分方法およびこれを用いたコンテンツ提供方法を、プログラムの形態で実現してもよく、プログラムが設置されたサーバーのようなデジタル処理装置の形態で実現してもよい。
前述した本発明の好適な実施形態は例示の目的で開示されたものに過ぎない。当該分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と範囲から逸脱することなく、本発明に様々な修正、変更または付加を加え得るのは自明であり、それらの修正、変更または付加も特許請求の範囲に属するものと理解すべきであろう。
Claims (25)
- 移動通信網およびインターネット通信網に接続され、コンテンツを提供するコンテンツサーバーで行われる通信網の種類を区分する方法において、
前記コンテンツサーバーとコンテンツ伝送リクエストを送信した装置との間のレイテンシーを測定する段階と、
測定された前記レイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階と、
前記レイテンシーが所定の基準を超える場合には、前記コンテンツ伝送リクエストが移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断する段階と
を含む、通信網の種類を区分する方法。 - 前記コンテンツサーバーと前記コンテンツ伝送リクエストを送信した装置との間のレイテンシーを測定する段階は、
前記コンテンツ伝送リクエストに含まれているIPアドレスを抽出し、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれているかを判断し、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれていない場合に行われる、請求項1に記載の方法。 - 前記予め格納されたIPアドレス情報には、前記IPアドレスにマッチングされる通信網事業者の情報が含まれ、前記コンテンツ伝送リクエストが移動通信網を介した伝送要請であるか、インターネット通信網を介したコンテンツ伝送要請であるかが判断される、請求項3に記載の方法。
- 前記レイテンシーが所定の基準を超える場合には、前記コンテンツ伝送リクエストが移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断する段階において、前記レイテンシーが所定の基準以下であった場合、前記コンテンツ伝送リクエストがインターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断する、請求項1に記載の方法。
- 前記測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階において、前記コンテンツサーバー及び前記コンテンツ伝送リクエストを送信した装置に関連する最大セグメントサイズ(MSS)および最大転送サイズ(MTU)のうち少なくとも一つが所定の基準を超えるか否かを判断する、請求項1に記載の方法。
- 請求項1〜6の何れか一項に記載の方法によって区分された通信網の種類に応じてコンテンツを提供する方法。
- 前記通信網の種類を判断する場合において、前記コンテンツ伝送リクエストが前記移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、移動通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムが適用されるデータ伝送高速化技術を選択し、選択されたデータ伝送加速技術を用いて前記コンテンツを伝送する、請求項6に記載の方法。
- 前記移動通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムは、遅延ベースTCP輻輳制御アルゴリズムである、請求項7に記載の方法。
- 前記通信網の種類を判断する場合において、前記コンテンツ伝送リクエストが前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、前記インターネット通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムが適用されるデータ伝送高速化技術を選択し、選択されたデータ伝送高速化技術を用いて前記コンテンツを伝送する、請求項6に記載の方法。
- 前記インターネット通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムは、ロスベースTCP輻輳制御アルゴリズムである、請求項9に記載の方法。
- 前記通信網の種類を判断する場合において、前記コンテンツ伝送リクエストが前記移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、QVGAフォーマットのコンテンツを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送する、請求項6に記載の方法。
- 前記通信網の種類を判断する場合において、前記コンテンツ伝送リクエストが前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、高解像度(HD)および標準解像度(SD)フォーマットのコンテンツのうちいずれか一つを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送する、請求項6に記載の方法。
- 移動通信網およびインターネット通信網に接続され、コンテンツを提供するコンテンツ提供装置において、通信網の種類を区分する装置であって、
前記コンテンツ提供装置とコンテンツ伝送リクエストを送信した装置との間のレイテンシーを測定するレイテンシー測定部と、
測定された前記レイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断し、所定の基準を超える場合、前記コンテンツ伝送リクエストが移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断する通信網種類判断部と
を含む、通信網の種類を区分する装置。 - 前記通信網の種類を区分する装置は、IPアドレス情報を予め格納するように形成されるIPアドレス格納部をさらに含み、前記レイテンシー測定部は、前記コンテンツ伝送リクエストに含まれるIPアドレスを抽出し、前記IPアドレスが前記IPアドレス格納部に格納されたIPアドレス情報に含まれるか否かを判断し、前記IPアドレスが予め格納されたIPアドレス情報に含まれていない場合に、前記レイテンシー測定を行う、請求項13に記載の装置。
- 前記IPアドレス格納部は、前記IPアドレスに対応する通信網事業者の情報を格納し、前記通信網種類判断部は、前記IPアドレスを用いて、前記コンテンツ伝送リクエストが移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであるか或いはインターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであるかを判断する、請求項14に記載の装置。
- 前記通信網種類判断部は、前記レイテンシー測定部で測定された前記レイテンシーが所定の基準以下であった場合、前記コンテンツ伝送リクエストがインターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断する、請求項13に記載の装置。
- 前記通信網種類判断部は、前記レイテンシー測定部で測定されたレイテンシーが、前記所定の基準を超えるか否かを判断し、かつ、前記コンテンツ提供装置及び前記コンテンツ伝送リクエストを送信した装置に関連する最大セグメントサイズ(MSS)および最大転送サイズ(MTU)のうち少なくとも一つが、前記所定の基準を超えるか否かを判断する、請求項13に記載の装置。
- 請求項13〜17のうち何れか1項に記載の装置で区分された通信網の種類に応じてコンテンツを提供する装置。
- 前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送リクエストが前記移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、移動通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムが適用されるデータ伝送高速化技術を選択し、選択されたデータ伝送高速化技術を用いて前記コンテンツを伝送する、請求項18に記載の装置。
- 前記移動通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムは、遅延ベースTCP輻輳制御アルゴリズムである、請求項19に記載の装置。
- 前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送リクエストが前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、前記インターネット通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムが適用されるデータ伝送高速化技術を選択し、選択されたデータ伝送高速化技術を用いて前記コンテンツを伝送する、請求項18に記載の装置。
- 前記インターネット通信網に適したデータ伝送高速化アルゴリズムは、ロスベースTCP輻輳制御アルゴリズムである、請求項21に記載の装置。
- 前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送リクエストが前記移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断される場合、QVGAフォーマットのコンテンツを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送する、請求項18に記載の装置。
- 前記通信網種類判断部で前記コンテンツ伝送リクエストが前記インターネット通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断された場合、前記コンテンツを伝送する場合に、高解像度(HD)および標準解像度(SD)フォーマットのコンテンツのうちいずれか一つを選択し、選択されたフォーマットのコンテンツを伝送する、請求項18に記載の装置。
- 移動通信網およびインターネット通信網に接続されてコンテンツを提供するコンテンツサーバーに通信網種類区分方法を実行させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体において、前記通信網種類区分方法は、
前記コンテンツサーバーとコンテンツ伝送リクエストを送信した装置との間のレイテンシーを測定する段階と、
測定されたレイテンシーが所定の基準を超えるか否かを判断する段階と、
前記レイテンシーが所定の基準を超える場合、前記コンテンツ伝送リクエストが移動通信網を介したコンテンツ伝送リクエストであると判断する段階と
を含む、記録媒体。
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