JP2016505542A - 酸素を供給するローションタブレット - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚への酸素供給のためのローションタブレットを提供する。【解決手段】部構成材とそれをコーティングする外側層即ち「外被」を有し、外被が破られると酸素を放出する酸素の供給のためのローションタブレットが提供される。酸素は、外被が破られた後に内部構成材で生成されてもよく、内部構成材を外被でコーティングする前に内部構成材の中に予め生成されているか溶解されていてもよい。前記タブレットは、例えば飛行機に備えておくことが容易であり、これにより乗客が手軽に利用できる。更に、乗客は、その必要/好みに応じて、必要なだけの数のタブレットを剥がして/破って用いることができる。

Description

本発明は、化粧料製剤で使用するための酸素の供給に関する。
酸素不足、即ち低酸素症は、高齢化により四肢における血液循環の悪化した者や、糖尿病等の病気の患者が通常経験する。研究結果によれば、高齢者の皮膚においては、正常より低い、低酸素ストレスがあることも示されている。これは、皮膚の健康状態の悪化や、皺、乾燥、および皮膚弾力の低下等が過剰に見られる状態をもたらす。長きにわたって、化粧料製造者は、このような老化関連の影響の現れを遅らせ、かつ皮膚の健康を維持するための、皮膚軟化剤、エクスフォリエーター(角質・毛穴汚れ除去剤)、保湿剤等の種々の成分を有する皮膚用製剤を提供してきた。低酸素の問題に直接的に取り組むことは一般的には行われてこなかった。
酸素は極めて反応性が高く不安定であるため、家庭等における一般的利用のための皮膚への酸素供給は技術的に困難を伴う。高濃度の酸素は、この不安定さのため、一般人の利用のために提供することはできなかった。しかし、Ladizinskyの米国特許出願公開第2006/0121101号(特許文献1)によれば、過酸化物および過酸化物分解触媒の形で酸素を提供することが可能である。この文献には、皮膚上に適用される包帯剤の使用による、損傷のない皮膚へのそのような酸素供給処置が開示されている。この包帯剤は、水性過酸化水素組成物と過酸化物分解触媒を有するヒドロゲル層とを含む、破ることが可能なリザーバを有するものである。不都合なことに、過酸化水素の酸素への触媒分解は極めて短時間で生ずるため、この包帯剤はその外部に酸素に対して不透過性の層を設けて、最大限可能な時間にわたって酸素が皮膚に対して保持されるように構成している。また、この包帯剤は皮膚上の小さい領域に対して有用であるが、皮膚上の大きな領域や不規則な形状を有する領域では利用できないことは明らかである。
或いは、Devillez(米国特許第5736582号明細書)(特許文献2)には、過酸化水素の溶剤も含む皮膚処置用組成物において、過酸化ベンゾイルの代わりに過酸化水素を使用することも提示されている。これにより、過酸化水素を、皮膚に損傷を与えるレベルより低く維持し、かつより高濃度で溶液に含めておくことが可能となる。ここには、水とともにジメチルイソソルビド等を含む溶剤が、効果的であることが記載されている。また、過酸化物を分解する触媒は存在していない。残念ながら、この文献には酸素濃度や酸素発生量に関するデータは示されておらず、酸素放出に必要な時間も示されていない。この方法は、非酸素含有組成物より進歩したものであるとみられるが、データが示されていないので、この方式の全体的な効果を客観的に判定することが困難である。しかし、過酸化物の濃度を考慮すると、十分な量の酸素が生成されているとは考えにくい。
酸素を皮膚に適用する利用しやすい方法の必要性が存在する。そのような方法および/または製品は、特殊な包帯剤の必要や他の面倒な要求がなく、比較的少ない数の構成要素を有し、かつ使用方法を直感的に理解できるものとすべきである。また、既存の製品に類する方式で使用され得る製品が、消費者にとって最も受け入れやすいものとなろう。
米国特許出願公開第2006/0121101号 米国特許第5736582号明細書
本発明では、上記の問題に対して大きな程度の解決を見いだし、酸素を含有または発生し得るタブレットの使用を開示している。タブレットが使用されると、酸素が放出すなわち「解放」される。
酸素の供給のためのローションタブレットが提供される。前記タブレットは、内部構成材とそれをコーティングする外側層即ち「外被」を有し、外被が破られると酸素を放出する(解放する)。酸素は、外被が破られた後に内部構成材で生成されてもよく、内部構成材を外被でコーティングする前に内部構成材の中に予め生成されるか溶解されていてもよい。前記タブレットは、例えば飛行機に容易に備えられて、乗客が容易に利用できるようにしておくことができる。更に、乗客は、その必要/好みに応じて、必要なだけの数のタブレットを剥がして/破って用いることができる。
化粧料として望ましい他の特性を与えるために、構成要素の組成物は他の成分を含んでいてもよい。そのような他の成分として、例えば、天然または合成ポリマー、保湿液、保湿剤、粘度調整剤、皮膚軟化剤、テクスチャーエンハンサ(触感改善剤)、紫外線遮断剤、着色剤、顔料、セラミック(ヒュームド・シリカ、二酸化チタン、天然および合成クレイ(粘土))、酸化防止剤、香料等が挙げられる。
本発明の1つ以上の実施形態、並びに実施例について以下詳細に説明する。各実施形態および実施例は本発明の例示のために提示されるものであり、本発明の限定を意図するものではない。例えば、一実施形態の一部として例示または記載された特徴を他の実施形態に組み合わせて用いて、更に別の実施形態を作り出してもよい。上記のおよび他の改変形態や変更形態も本発明の範囲内に含むものとする。
酸素を皮膚に適用することにより、老化によってもたらされる多くの問題(皮膚の健康状態の悪化や、皺、乾燥、および皮膚弾力の低下等が過剰に見られる状態等)の軽減を助けることができる。皮膚に適用された酸素によって、これらの老化関連の影響の現れを遅らせ、皮膚の健康を維持するのを助けることができる。
液状または泡状の組成物の適用による酸素の皮膚への局所的な適用は、上記の望ましい利点を達成する便利で簡単で素早く行える方法である。二剤分割式の製剤(two part formulation)は、酸素を使用のために利用可能とし、かつ酸素が保管中に消失しないようにしておくことを確実にする助けとなるものの、2つの成分を別々に保管し、適切なタイミングで両成分を混合する必要があるため、製品開発者にとって解決すべき課題が依然存在し得る。
ここに開示する、個別の一定分量のローションとしてのタブレットには、ポンプ式ボトルまたはスクイーズボトルから取り出される従来型の液状ローションと比較して多くの便利な特徴がある。固形ローションタブレットは使用が容易で、かつ可搬性を有する。例えば、高齢者の手では、ボトルを絞ったりポンプを使うことは、とりわけ容器に残ったローションの量が少なくなっている場合には困難になり得る。この状況と比べて、引き裂く作業および/または剥がす作業は非常に簡単である。またタブレットは、飛行機に備えておくことも容易であり、これにより乗客が手軽に利用できる。更に、乗客は、その必要/好みに応じて、必要なだけの数のタブレットを剥がして/破って用いることができる。
本明細書に記載されるローションタブレットは、通常のローションの成分、例えば油およびワックス、水、および香料等を含有するが、外側層により固形または半固形の形態を有する。各タブレットは、使用時に剥がすか破いて開くことが容易に行える形態に個別にパッケージングされ得る。各タブレットの一定分量のローションのサイズは、皮膚に直接接触したとき皮膚に十分な潤いを与えて保湿しかつ容易に溶けて吸収されるサイズとするとともに、飛行機や他のサイズに関する制限に対して許容可能なサイズとすることができる。
本明細書に開示するローションタブレットは3つの層を有するが、いくつかの実施形態では中間の層は選択的に設けられる。理解および参照を容易にするために、これらの層を地球の層にたとえて、コア、コア周囲層(マントルに相当)、および外被(地殻に相当)とよぶことにする。コアは最内層であり、コア周囲層に覆われている。コア周囲層は更に外側の層「外被」に覆われている。コアとコア周囲層とは、全体でローションタブレットの内部構成材を構成する。これらの用語は、単にそれらの層の相対的な位置を記述するためのものであり、特定の物理的性質を述べるものではない。また、ローションタブレットは球形状である必要はなく、あらゆる利用可能な形状を有し得る。
タブレットの「外被」は外側の層であり、酸素を生成する化学物質および/または酸素を含むローションを密閉する役目を果たすワックス、油、または固体の被膜またはコーティングであり得る。外被はコア周囲層を完全に覆い、コア周囲層は、望ましくはコアを完全に覆う。タブレットの外被が切り裂かれると、酸素が放出される。外被は望ましくは、融点が約20〜60℃の蜜ろうである。別形態では、外被は、パラフィンワックス、有機ポリマー(例えばポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリビニルピロリド(PVP)など)、メチルセルロースまたはその誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)でもよい。外被は、コア周囲層を外被材料に浸漬することによって、外被材料をコア周囲層に噴霧することによって、または他の既知の適切な方法によってコア周囲層に適用することができる。
タブレットの内部構成材は半固形であり、ローションとともに、「オンデマンド」で、すなわち使用時に外被を切り裂いたときに即座に酸素を生成するために利用され得る他の成分を含む。別形態として、タブレットは、そのような成分を用いて予め生成された酸素バブルおよび/または溶解された酸素を含んでいてもよく、この酸素は外被が切り裂かれたときに放出される。
「オンデマンド」で生成される酸素の放出は、内部に封入されたケミストリ(化学的成分)の利用によって達成され得る。そのような成分即ちケミストリの例として、触媒と過酸化水素の利用が挙げられ、これらは成分を全く残留させることなく(または実質的に全く残留させることなく)利用され、或いは皮膚に吸収される。使用の際(使用に先だって)、これらのケミストリは、反応で使い尽くされるか、または(後に述べる)ある作用機構によって中和されるかのいずれかである。タブレットの内部構成材が2つの層、即ちコアとコア周囲層から形成され、一方の層が過酸化水素を有し、他方の層が触媒を有していてもよい。例えば、コアが比較的高粘度の過酸化水素の希薄溶液を含み、このコアが触媒を含むコア周囲層によって包囲されるように構成してもよい。コアは、コアの成分を冷却することによって作製することができ、このコアをコア周囲層材料でコーティングして内部構成材を作製し、再度冷却した後に外被を塗布することができる。触媒と過酸化物の位置を逆にして、コアが触媒を含み、コア周囲層が過酸化物を有するようにしてもよい。
酸素バブルの形態または溶解酸素の形態に予め生成され、封入された酸素の放出は、上述の「オンデマンド」酸素生成システムを用いることなく達成され得る。この実施形態では、酸素を生成する成分は1つにまとまった形で与えられ、酸素が生成されるが、酸素はタブレットの外被内には封入されていない。希薄過酸化水素溶液を触媒と混合させて比較的高粘度の混合物を生成してもよく、酸素が生成されたとき、この混合物を冷却して酸素を混合物内に封入する。皮膚上でのタブレット成分の感触を向上させ、また他の利点をもたらすために、この混合物を、選択に応じて、必要であれば水分富化ヒドロゲルのコア周囲層材料でコーティングし、その後外被材料をコーティングしてもよい。
あらゆる実施形態における触媒は、カタラーゼ、二酸化マンガン(MnO)、または炭酸ナトリウム(NaCO)などの塩基であり得る。この触媒は、過酸化水素から酸素と水への反応を触媒する。二酸化マンガンは、暗色の残留物が残ることがあるので、この用途では好ましくないこともある。二酸化マンガンは、使用者が処置した部位が見られることをあまり気にしない場合に用いることができる。例えば、酸素が適用される人間の皮膚が見えにくい領域にある場合、または人間以外の動物に酸素を適用することが望まれる場合には、暗色の残留物は問題にはならないこともある。
実施例1:予め生成された酸素バブルおよび/または溶解された酸素を用いる場合。
ステップ1:酸素富化油乳剤コアの作製
元の濃度35%w/wの過酸化水素水(Spectrum HY115;New Brunswick,NJ)を市販のローションベース(Evonik Industries,product 1564−06)に加えて、過酸化水素の最終濃度0.9%w/wとした過酸化水素の乳剤を作製した。
別法として、過酸化水素水を加えて過酸化水素の最終濃度0.9%〜1%とした油中水乳剤を作製してもよい。油中水乳剤を作製するためには、水溶性増粘剤を含む水と界面活性剤とからなる第1の水性混合物を作る。異なる種類の油および油溶性界面活性剤/乳化剤とからなる油相も作製する。増粘剤を含む水と界面活性剤を、乳化剤を含有する油相に撹拌しながら時間をかけて加える。望ましい粘度、好ましくは100,000cps超の粘度の乳剤を得るために必要な液体の量に応じて、30%過酸化水素を予め希釈して、または希釈せずに乳剤に加えることができる。
別実施形態では、水性相混合物を、4%のヒドロキシエチルセルロース(HEC)から、12gのHECに300gの脱イオン水を混合することによって作製した。スラリーを混合した後、混合物を80℃まで加熱してHECを活性化させ増粘化した。次に懸濁液を室温まで冷却した。別形態では、他の増粘剤、例えばカルボキシメチルセルロースまたはカルボマー、グアーゴム、キサンタンゴム、またはこれらの1つとその他との組み合わせ等を用いてもよい。いくつかの増粘剤は懸濁液わずかに酸性にすることがあり、塩基を加えて中和する必要があることもある。増粘剤の最終的なpHを確認し、中性か中性に近いレベル(5.5〜7)としておくべきである。
油相を、シリコーンオイルとともに、"making cosmetics"のウェブサイトから購入したホホバオイルおよびレシチン(乳化剤)を最大1.5%用いて作製した。特定の例では、Aerosil 816Rシリカ(親水性ナノシリカ粒子、Evonik製)も、最終油性混合物に最大2重量%加えた。このナノシリカを加えると、乳剤の安定性が向上し、タブレットの最も内部のコアとなるこの相の酸素分が維持された。他の化粧料オイル、パーフルオロデカリンオイルや香料も、流体の密度が一定であり、相互に混和性である限り用いることができる。
油中水乳剤の調製のためには、初めに油相成分を加え、次の順序で乳化剤を加えた後に均質化を行った。即ち、初めにオイルを混合し、次にレシチンを加えて均質化し、次にエアロゾルシリカを加え、均質化された混合物を得た。最後に、乳剤をホモジナイザで高せん断力下で(約10,000rpm)混合しながら、水相(前に調製したもの、約4%HECまたは他の増粘剤)をゆっくりと加えた。乳剤の最終濃度は、50%〜55%の油分および乳化剤を含み、その他が水相の混合物となった。得られた乳剤は、利用の際に皮膚にすり込まれる、濃厚で粘度が高い流体となった。これに対して、35%の過酸化水素溶液を加え、最終乳液ストックにおいて1%の過酸化水素が含まれるものとした。
炭酸ナトリウム(NaCO、Armesco製)の酸素保有塩基性(pH7以上)水溶液も、脱イオン水において別途調製した。この塩基性水の20%NaCOストック溶液を作製した。これは室温で最大一週間保管しておいてもよい。新しい溶液の方が望ましく、一週間以上経過した溶液は廃棄した。必要時に新しい溶液を調製した。
50gの過酸化水素乳剤ストックを、10mlの20%NaCO溶液が加えられたプラスチック溶液中に秤量して加え、よく混合して反応させ、酸素バブルが半固形マトリックス内に形成されるようにした。最終pHは8〜10となるのが望ましく、最も望ましくはpHを約9とすることである。理想的には、混合物を(例えばボルテックスにより)よく混合し、次に5,000rpmで(約2分間)遠心分離にかけ、あらゆるバブルを取り除く。しかし、遠心分離にはある一定のサイズの管しか用いることができないので常に行えるわけではない。ビーカー中のより大きいサンプルの場合には、遠心分離ステップは行わなくてもよい。
混合物の準備ができたら、それをアイストレイに移し、その後40℃のオーブンに置いて、塩基を過酸化物と反応させて酸素を発生させた。これを行うときは、バブルが形成されているか否かを周期的に(約30分おきに)確認するべきである。バブルの存在は、酸素が形成されつつあり、反応が正常に進行していることを示している。多数のバブルが形成されていることを目視により確認したら、即座にトレイを取り出し、その全体をPARAFILM(登録商標)で覆った。そして、各乳剤部分の中央に、PARAFILMを通して、トゥースピックを垂直に突き刺した。そのトレイは、少なくとも1時間−80℃で冷凍した。
PARAFILM(パラフィルム)はSigma Aldrich製の市販のフィルムであって、非常によく伸び、不規則な形状のものにもぴったりと貼り付く。オーブンでインキュベートする前にPARAFILMカバーをかけないことが望ましい。熱によってPARAFILMが軟化またはプラスチックトレイ中に溶け落ちてしまい、取り除くのが困難になるからである。
ここで用いた塩基の代替溶液として、酸素を生成するための触媒としてカタラーゼ溶液を用いてもよい。典型的には、カタラーゼ溶液は緩衝液に希釈されなければならず、その一定量が、乳剤に対して、または市販の皮膚保湿剤(例えばEvonik Industries製の製品1553−11)に加えられる。この反応は非常に短時間で進行し、多数の酸素バブルが発生する。カタラーゼを添加してよく混合したら、乳剤を素早く上述のアイストレイに注入し、PARAFILMを上にかけて、その後トゥースピックを各トレイの区切り穴の中心に刺す。過酸化物と触媒の反応は非常に早く熱を必要としないので、加熱は不要である。バブルの形成が始まったら、次にトレイを−80℃で一時間、または凍結するまで冷凍する。
ステップ2(選択的に実施):水分富化ヒドロゲルによるコーティング
ステップ1の冷凍した酸素富化乳剤は、コアに使用された残存塩基を中和するのを助けるためにヒドロゲルでコーティングしてもよい。これは選択的に設けられる層であって、必要に応じて除いてもよい。
この実施例では、ステップ1の冷凍された酸素富化乳剤を水分富化ヒドロゲルに浸漬して、乳剤がそのなかに包入されるようにした。本実施例で用いた水分富化ヒドロゲルは、グリセリン(20%〜30%)、HEC、ポリソルベート60(乳化剤)、および水の混合物であった。このヒドロゲル層では、水相の油に対する混和性を高めるポリソルベート60のような乳化剤が存在するので、選択に応じて油を使用する(最大4%)。上述の複数の水溶性化合物について異なる比率を用いてもよく、また異なる種類の増粘剤を用いてもよい。
この層を酸性(pH1〜2)にすることも選択に応じて行われる。この層の酸性に対しては2つの機能的な側面が存在する。第1に、タブレットが皮膚に懲り付けられて溶解したとき、酸が、コア相(上述)で用いられた塩基(NaCO)で残存しているものを中和する。第2に、その酸性によりこの層の酸素の溶解度を低下させ、コア(油富化乳剤)に捕捉された酸素が外に出てしまう可能性を小さくする。
タブレットをこの層でコーティングするために、冷凍された酸素富化乳剤を冷蔵庫から取り出す。冷蔵庫では、酸素富化乳剤が取り扱うには硬すぎる場合には(またはトレイから取り外し可能となるまで)、20℃で1〜2時間かけて解凍する。上側からPARAFILMを取り外すが、このときトゥースピックが各タブレットコアに刺さったままにしておくように注意する。一度に1個のタブレットを静かに取り出して、素早くヒドロゲルに浸漬して取り出す。浸漬したタブレットは素早くトレイ上の元の位置に戻す。この作業を全てのタブレットについて反復する。PARAFILMで再度覆う。そして、冷凍室において、−80℃で少なくとも1時間かけて、または完全に凍結するまで冷凍する。
ステップ3:外被
冷凍されたヒドロゲルでコーティングされた酸素富化油中水乳剤を、ワックスでコーティングし、タブレットが室温で固形状態を保つことが助けられるようにした。使用したワックスは、市販の化粧料品質の蜜ろうであった。
典型的なワックスコーティングは、低融点の蜜ろう(1/4オンス未満(7.39ミリリットル未満))、シアバター、ココアバター、鉱油、ホホバオイル、およびレシチンのような油相の乳化剤の溶解した混合物から調製した。ここではこの混合物の最適化はしなかったが、一種類以上の油、バター、および蜜ろうについて様々な異なる比率または量で試してもよい。少なくとも1種類の乳化剤(例えばレシチン)を最大2重量%含めることが重要である。
調製の方法はダブルボイラー法(湯せん方式)である。水をいれたスチールのパン(平鍋)を加熱プレート上で加熱する。空のガラスビーカーをパンの上に載せる。蜜ろうを、空のガラスビーカーにゆっくりと加え、温度を60度超またはワックスの融点よりわずかに高い温度まであげて溶解させる。別の容器において、全てのバター(室温で固形)を重量を量ってカップに入れておき、電子レンジで溶解させる。ワックスが完全に溶解したら、オイルをワックスに静かに加える。一部が固化し始めることもあるが、全てのオイルおよびワックスの融点を超える温度が維持されていれば、最終的にはそれらは溶解する。最後にレシチンを加えて、よくかき混ぜる。
実施例2:酸素のオンデマンド生成。過酸化水素のコアの場合。
ステップ1:過酸化水素コアの作製
過酸化水素コアは、実施例1のステップ1で記載したのと同様に作製されるが、実施例1と異なる点はNaCOおよびカタラーゼのいずれも溶液に加えられないことである。溶液は、前に述べたように冷却される。
ステップ2:触媒コア周囲層によるコアのコーティング
この実施例では、ヒドロゲルを用いてもよい。ヒドロゲルは、グリセリン(20%〜30%)、HEC、ポリソルベート60(乳化剤)、および水の混合物でよい。このヒドロゲルに触媒を加えることができる。その混合物で上述のように混合物最内部のコアをコーティングして冷却することができる。
触媒について:触媒溶液(Bio−Cat Inc.製)を、リン酸緩衝溶液に希釈して、ヒドロゲルにおける触媒の最終濃度が1,000−1,300Uとなるようにする。これは酸性であるべきではない。それが触媒を不安定化するからである。粘度は100,000cps程度とすべきである。冷凍したコアを適切に浸漬できるようにしておく必要があり、過剰に粘度の高い溶液ではこれが困難になる。しかし、浸漬とは異なる方法を用いる場合、粘度は高いものでもよい。実施例1のステップ2に記載したのと同様に、コアをコーティングし、冷却する。
ステップ3:外被
実施例1のステップ3で記載したのと同様に、ステップ2で得られた冷却したタブレットをワックスでコーティングして、タブレットが室温で固形状態を保つことが助けられるようにする。
実施例3:酸素のオンデマンド生成。触媒のコアの場合。
ステップ1:触媒コアの作製
触媒溶液が加えられる油中水乳剤を作製することができる。油中水乳剤の調製のためには、水と水溶性増粘剤および界面活性剤からなる第1の水性混合物を作る。異なる種類の油と油溶性界面活性剤/乳化剤からなる油相も調製する。増粘剤および界面活性剤を含む水を、乳化剤を含む油相にかき混ぜながら、ゆっくりと加える。望ましい粘度、好ましくは100,000cps超の粘度の乳剤を得るために必要な液体の量に応じて、触媒を、予め希釈して、または希釈せずに乳剤に加えることができる。
ステップ2:過酸化物コア周囲層によるコアのコーティング
実施例2のステップ2で記載したのと同様にヒドロゲルを調製する。過酸化水素の希釈(1%)溶液を、ヒドロゲルに加える。実施例1のステップ2で記載したのと同様に、その溶液で冷却したコアをコーティングし、再度冷却する。
ステップ3:外被
実施例1のステップ3で記載したのと同様に、ステップ2で得られた冷却したタブレットをワックスでコーティングして、タブレットが室温で固形状態を保つことが助けられるようにする。
本発明の特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の代替形態や改変形態で、および他の変更を加えて本発明を実施することも可能であることは当業者には理解されよう。従って、特許請求の範囲の請求項の記載の技術範囲に包含される全ての改変形態、代替形態、および他の変更も本発明の範囲に含まれる。

Claims (14)

  1. 酸素の供給のためのローションタブレットであって、
    内部構成材と、前記内部構成材を覆う外被とを有し、前記外被が破られると前記内部構成材が酸素を放出することを特徴とするローションタブレット。
  2. 請求項1に記載のローションタブレットであって、
    前記酸素は、前記外被が破られた後に前記内部構成材によって生成されることを特徴とするローションタブレット。
  3. 請求項2に記載のローションタブレットであって、
    前記内部構成材は、コアと、コア周囲層とを有することを特徴とするローションタブレット。
  4. 請求項3に記載のローションタブレットであって、
    前記コアは、過酸化水素を含むことを特徴とするローションタブレット。
  5. 請求項4に記載のローションタブレットであって、
    前記過酸化水素は、油中水乳剤中に約1重量%の濃度で存在することを特徴とするローションタブレット。
  6. 請求項3に記載のローションタブレットであって、
    前記コア周囲層は、過酸化水素から酸素と水への変化を触媒する触媒を含むことを特徴とするローションタブレット。
  7. 請求項6に記載のローションタブレットであって、
    前記触媒は、カタラーゼ、二酸化マンガン、および塩基からなる群から選択されることを特徴とするローションタブレット。
  8. 請求項3に記載のローションタブレットであって、
    前記コアは、過酸化水素から酸素と水への変化を触媒する触媒を含むことを特徴とするローションタブレット。
  9. 請求項3に記載のローションタブレットであって、
    前記コアは、過酸化水素から酸素と水への変化を触媒する触媒を含むことを特徴とするローションタブレット。
  10. 請求項1に記載のローションタブレットであって、
    前記外被は、ワックス、油、または固形物を含むことを特徴とするローションタブレット。
  11. 請求項1に記載のローションタブレットであって、
    前記酸素は、前記内部構成材を前記外被でコーティングする前に、前記内部構成材の中に予め生成されているか、または溶解されていることを特徴とするローションタブレット。
  12. 請求項11に記載のローションタブレットであって、
    前記コアは、過酸化水素および触媒を含むことを特徴とするローションタブレット。
  13. 請求項12に記載のローションタブレットであって、
    前記触媒は、カタラーゼ、二酸化マンガン、および塩基からなる群から選択されることを特徴とするローションタブレット。
  14. 請求項11に記載のローションタブレットであって、
    水分富化ヒドロゲルのコア周囲層を更に含むことを特徴とするローションタブレット。
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