JP2016504000A - 複数のアンテナを有する通信システムにおける不連続受信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、無線ネットワークにおける不連続受信をサポートするユーザ装置(UE)及び方法に関する。本発明による方法は、複数のサブフレームを有するDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ時間に目覚めることを含む。また、ダウンリンク通信のための時間周期の前に受信ビームトレーニングを行うかを決定することを含む。ダウンリンク通信のために時間周期の間データを受信することを含む。

Description

本発明は、無線通信に関し、特に、複数のアンテナを有する通信システムにおける不連続受信装置及び方法に関する。
近代史において無線通信は非常に革新的な発展を遂げてきた。近年、無線通信サービスに加入した加入者数が5百万を超えて急激に増加し続けている。スマートフォン及びタブレット、「ノートパッド」コンピュータ、ネットブック及び電子ブックリーダのような他の移動データ装置の消費者及び事業者の急激な増加によって無線データトラフィックに対する要求が急激に増大している。モバイルデータトラフィックでの迅速な成長のために、無線インタフェースの効率及び新しいスペクトルの割り当ての改善が非常に重要になっている。
本発明は、無線通信システム内の多重RXビームを使用する装置がDRXモードから復帰した時に使用するRXビームパターンを決定し、DRXをサポートできるようにすることを目的とする。
無線ネットワークにおいてユーザ装置(UE)で不連続受信(DRX)をサポートする方法が提供される。前記方法は、複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間に目覚めるステップを含む。前記方法は、また、ダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うように決定するステップを含む。前記方法は、また、前記ダウンリンク通信のための時間周期の間データを受信するステップを含む。
無線ネットワークで不連続受信(DRX)をサポートする移動局装置が提供される。前記装置は、少なくとも1つのアンテナ及び前記少なくとも1つのアンテナに連結されたプロセッサを含む。前記プロセッサは、複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間に目覚め、ダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うことを決定し、前記ダウンリンク通信のための時間周期の間データを受信する。
無線ネットワークでユーザ装置(UE)と通信する基地局で不連続受信(DRX)をサポートする方法が提供される。前記方法は、複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間に前記UEが目覚めるように指示するステップを含む。前記方法は、また、前記UEがダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うことを決定するように指示するステップを含む。また、前記方法は、前記ダウンリンク通信のための時間周期の間前記UEにデータを伝送するステップを含む。
無線ネットワークでユーザ装置(UE)と通信する基地局装置が含まれる。前記装置は不連続受信(DRX)をサポートし、少なくとも1つのアンテナ及び前記少なくとも1つのアンテナに連結されたプロセッサを含む。前記プロセッサは、複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間にUEが目覚めるように指示し、前記UEがダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うことを決定するように指示し、前記UEが前記ダウンリンク通信のための時間周期の間データを伝送する。
下記の本発明の具体的な説明を記載する前に、本特許文献全般にわたって用いられる特定の単語(words)及び句(phrases)について定義することが効果的であろう。用語「含む(include)」、「含む(comprise)」及びそれらの派生語らは制限なく含む(inclusion without limitation)ことを意味する。用語「又は(or)」は包括的な意味であって、「及び/又は」を意味する。「〜と関連付けられた(associated with)」及び「それとともに関連付けられた(associated therewith)」だけでなくそれらの派生語は「含む(include)」、「何かの内に含まれる(be included within)」、「何かと互いに接続する(interconnect with)」、「含む(contain)」 、「何かの内部に含まれる(be contained within)」、「何かに、あるいは何かと接続される(connect to or with)」、「何かに、あるいは何かと結合される(couple to or with)」、「何かと通信可能である(be communicable with)」、「何かと協力する(cooperate with)」、「挟まれる(interleave)」、「〜と並置する(juxtapose)」、「何かに隣接する(be proximate to)」、「何かに、あるいは何かと縛られる(be bound to or with)」、「持つ(have)」、「ある特性を持つ(have aproperty of)」、あるいはそれと類似したものを意味する場合がある。そして、用語「制御機(controller)」は少なくとも1つの動作を制御するある装置(device)、システム(system)またはその一部(system or part thereof)を意味し、そのような装置は、ハードウェア、ファームウェアまたはソフトウェア(hardware、firmware or software)に、またはそれらの少なくとも2つの組み合わせに具現されることもできる。ある特定の制御器に関連づけられた機能は、局所的か、又は遠隔か(locally or remotely)によって集中化または分散化されることもできる(be centralized or distributed)。特定の単語及び句に対する定義は本特許文書全般にわたって提供され、当該分野の通常の知識を有する者であれば、多くの場合、そのような定義がそのように定義された単語及び句に対する従来の使用だけでなく、将来にも適用されるということを理解すべきである。
本発明の上述の実施形態及び付加的な実施形態をより深く理解するために、図面全体を通して類似の図面符号が対応する部分を示す以下の図面と共に、実施形態に対する説明を参照するべきである。
本発明の実施形態による無線通信ネットワークを示す図である。 本発明の実施形態による直交周波数分割多元接続(OFDMA)又はミリ波送信経路のハイレベル図である。 本発明の実施形態によるOFDMA又はミリ波受信経路のハイレベル図である。 本発明の実施形態による複数のアンテナを有するアナログビームフォーミング及びMIMO(multiple input multiple output)基底帯域処理のための送信経路を示す図である。 本発明の実施形態による複数のアンテナを有するアナログビームフォーミング及びMIMO基底帯域処理のための他の送信経路を示す図である。 本発明の実施形態による複数のアンテナを有するアナログビームフォーミング及びMIMO基底帯域処理のための受信経路を示す図である。 本発明の実施形態による複数のアンテナを有するアナログビームフォーミング及びMIMO基底帯域処理のための他の受信経路を示す図である。 本発明の実施形態によるアンテナアレイを使用する無線通信システムを示す図である。 本発明の一実施形態によるセクタ又はセル内の様々な目的のために異なる形態を有する様々なビームを示す図である。 本発明の実施形態によるセル内の移動局又は基地局に同じ又は異なる情報を伝達するビームを使用する場合を示す図である。 本発明の実施形態によるミリ波システムにおける送信機及び受信機での信号処理を示す図である。 本発明の実施形態によるダウンリンクフレーム構造及びダウンリンクチャネルを示す図である。 本発明の実施形態によるダウンリンクフレーム構造及びダウンリンクチャネルを示す図である。 本発明の実施形態によるダウンリンクフレーム構造及びダウンリンクチャネルを示す図である。 本発明の実施形態によるダウンリンクフレーム構造及びダウンリンクチャネルを示す図である。 本発明の実施形態による不連続受信(DRX)モードの例を示す図である。 本発明の実施形態による持続(on−duration)及び非活性(inactivity)タイマーを有するDRXモードの例を示す図である。 本発明の実施形態によるDRXモードで目覚めた時に行われる様々な動作を示す図である。 本発明の実施形態による目覚めた後、以前に使用されていた受信(RX)ビームを使用する場合に対する例を示す図である。 本発明の実施形態によるトレーニングされたRXビームを使用して通信するUEの例を示す図である。 本発明の実施形態による目覚めてRXビームに対するトレーニングを行うUEの例を示す図である。 本発明の実施形態による目覚めてRXビームに対するトレーニングを行うUEの例を示す図である。 本発明の実施形態による目覚めてRXビームに対するトレーニングを行うUEの例を示す図である。 本発明の実施形態による予定された時間に目覚める前にRXビームに対するトレーニングを行うUEの例を示す図である。 本発明の実施形態によるトレーニングビームを使用して通信するUEの例を示す図である。 本発明の実施形態によるDRXモードで目覚め、RXビームトレーニングを行い、通信を再開するUEの例を示す図である。 本発明の実施形態によるビームトレーニングのための信号の例を示す図である。 本発明の実施形態によるビームトレーニングのための信号の例を示す図である。 本発明の実施形態によるサブフレームの開始点でダウンリンク制御チャネルでのトレーニングのための基準信号の例を示す図である。 本発明の実施形態による同じサブフレーム内でのビームトレーニング及びデータ通信の例を示す図である。 本発明の実施形態による同じサブフレーム内でのビームトレーニング及びデータ通信の例を示す図である。 本発明の実施形態によるUEが接続モード又は正常モード時のデータ通信の例を示す図である。
本特許明細書で本発明の原理を説明するために用いられる図1乃至図21及び様々な実施形態は、単に例示のためのものであって、発明の範囲を制限するいかなるものとしても解釈されてはならない。当該分野における通常の知識を有する者は本発明の原理が適切に配列された無線通信システムでも実施され得ることを理解できる。
以下の説明で(i)F.Khan and Z.Pi、“MmWave Mobile Broadband(MMB):Unleashing The 3−300 GHz Spectrum”、in Proc.Sarnoff Symposium、2011(以下、“REF1”;Z.Pi and F.Khan、“An Introduction To Millimeter−Wave Mobile Broadband Systems”、IEEE Communication Magazine、June 2011(以下、“REF2”);及びZ.Pi and F.Khan、“System Design And Network Architecture For A Millimeter−Wave Mobile Broadband(MMB) System”、in Proc.Sarnoff Symposium、2011(以下、“REF3”)のような文献を参照する。
無線データトラフィックでの迅速な成長のためには、無線インタフェースの効率の改善が重要である。そのための1つのアプローチは、複数のアンテナを使用することである。多くのセルラーシステムにおいて、受信機は全方向性である。受信装置が不連続受信(discontinuous receive、DRX)モードから復帰すると(例えば、アイドルモードから目覚めてページングメッセージをモニターすると)、受信装置は自らの全方向性受信機を使用して伝送されているノード(例えば、基地局)からの信号を受信する。しかし、複数のアンテナを有するいくつかのシステムで、指向性ビームが通信に使用される場合がある。指向性ビームを使用するシステムで、基地局からの信号を受信するために以前に使用されていた受信方向を使用した場合、受信機は信号を受信できなくなる。例えば、直前にDRXモードで使用していた受信(RX)パターンはこれ以上使用できなくなる。よって、多重RXビームを使用する装置ではDRXモードから復帰した時、どのRXビームパターンを使用するかを決定する必要がある。したがって、複数のアンテナを有する通信システムでどのようにDRXをサポートするかという問題がある。
本発明は、複数のアンテナを有する通信システムにおける不連続受信方法及び装置に関する。本発明による実施形態がミリ波通信の観点から説明されるが、例えば、ミリ波と類似した特性を示す3GHz−30GHz周波数を有する無線波の他の通信媒体にも適用できる。場合によっては、本発明の実施形態は、テラヘルツ周波数、赤外線、可視光及び他の光学媒体を有する電磁波に適用できる。例示のために、ここでは「セルラー帯域」及び「ミリ波帯域」という用語を使用し、ここで、「セルラー帯域」は約数百メガヘルツ乃至数ギガヘルツの周波数を示し、「ミリ波帯域」は約数十ギガヘルツ乃至数百ギガヘルツの周波数を示す。両者の違いは、セルラー帯域の無線波の方がより少ない伝播損失及び良好なカバレッジを有するが、複数のアンテナを必要とすることにある。一方、ミリ波帯域の無線波は一般に高い伝播損失を示すが、小さなフォームファクタ(form factor)で高利得アンテナ又はアンテナアレイ設計が可能である。
ここで説明される実施形態は、主に基地局と移動局間の通信(例えば、基地局から移動局への伝送)について記述される。当業者であればここで説明される実施形態が基地局間の通信(基地局から基地局への伝送)及び移動局間の通信(例えば、移動局から移動局への伝送)にも適用できることが理解できる。ここで説明される実施形態は、MMB、RF帯域などのような複数のアンテナを有する通信システムに適用できる。
図1は、本発明の実施形態による無線通信ネットワークを示す図である。図1に示す実施形態の無線通信ネットワーク100は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態の無線通信ネットワーク100が使用されることができる。
図示の実施形態で、無線通信ネットワーク100は、基地局(BS)101、基地局102、基地局103及び他の類似基地局(図示せず)を含む。基地局101は、基地局102及び基地局103と通信する。また、基地局101は、インターネット130又は類似IPベースシステム(図示せず)とも通信する。
基地局102は、自らのカバレッジ領域120内で第1複数の加入者局(ここでは移動局とも称される)に(基地局101を介した)インターネット130への広帯域無線アクセスを提供する。本明細書によれば、移動局(MS)という用語は加入者局という用語と同じ意味として使用される。第1複数の加入者局は小さな事業場(SB)に位置する加入者局111、企業体(E)に位置する加入者局112、WiFiホットスポット(HS)に位置する加入者局113、第1住居址(R)に位置する加入者局114、第2住居址(R)に位置する加入者局115及びセルフォン、無線ラップトップ、無線PDAなどのような移動装置(M)である加入者局116を含む。
基地局103は、自らのカバレッジ領域125内で第2複数の加入者局に(基地局101を介した)インターネット130への広帯域無線アクセスを提供する。第2複数の加入者局は加入者局115及び加入者局116を含む。例示的な実施形態で、基地局101−103は、OFDM又はOFDMA技術を使用して互いに通信し、加入者局111−116と通信する。
各基地局101−103は、全世界的に一意な基地局識別子(base station identifier、BSID)を有する。BSIDはMAC(media access control)IDである場合もある。各基地局101−103は、複数のセル(例えば、1つのセクタが1つのセルである場合もある)を有し、それぞれ物理層セル識別子又は時々同期化チャネルに伝送されるプリアンブルシーケンスを有する。
図1では6個の加入者局のみが図示されたが、無線通信ネットワーク100は追加的な加入者局に広帯域無線アクセスを提供できる。加入者局115及び加入者局116はカバレッジ領域120及びカバレッジ領域125のいずれのエッジにも位置する。加入者局115及び加入者局116は、それぞれ基地局102及び基地局103のいずれとも通信し、当業者に周知であるように、ハンドオフモードで動作していると言える。
加入者局111−116は、インターネット130を介して音声、データ、ビデオ、ビデオ会議及び/又は他の広帯域サービスに接続できる。例えば、加入者局116は、複数の無線対応ラップトップコンピュータ、個人用データ装置、ノートブックPC、携帯用装置又は他の無線対応装置を含む複数の移動装置である場合がある。加入者局114,115は、例えば、無線対応パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、ゲートウェイ又は他の装置である場合がある。
図2Aは、本発明の実施形態による直交周波数分割多元接続(OFDMA)又はミリ波送信経路のハイレベル図である。図2Bは、本発明の実施形態によるOFDMA又はミリ波受信経路のハイレベル図である。図2A及び図2Bで、送信経路200は、例えば、基地局(BS)102で具現され、受信経路250は、例えば、図1の加入者局116のような加入者局で具現される。しかし、受信経路250が基地局(例えば、図1の基地局102)で具現されることができ、送信経路200が加入者局で具現されることもできる。送信経路200及び受信経路250の全部又は一部は1つ以上のプロセッサを含む。
送信経路200は、チャネルコーディング及び変調部205、直列−並列(S−to−P)変換部210、サイズN IFFT215、並列−直列(P−to−S)変換部220、サイクリックプレフィックス付加部225、アップコンバータ(UC)230を含む。受信経路250は、ダウンコンバータ(DC)255、サイクリックプレフィックス除去部260、直列−並列(S−to−P)変換部265、サイズN FFT270、並列−直列(P−to−S)変換部275、チャネル復号及び復調部280を含む。
図2A及び図2Bの構成要素の中の少なくとも一部はソフトウェアで具現されることができるが、他の構成要素はハードウェア又はソフトウェアと構成可能なハードウェアの組み合わせで具現できる。特に、FFTブロック及びIFFTブロックは、構成可能なソフトウェアアルゴリズムとして具現されることができ、ここで、サイズNの値は具現によって変更できる。
さらには、本明細書がFFT及びIFFTを具現すると説明されているが、これは例示のためのものに過ぎず、本発明の範囲を限定するためのものではない。本発明の他の実施形態で、FFT及びIFFTはDFT関数及びIDFT関数でそれぞれ代替できる。DFT及びIDFT関数に対してサイズN変数の値は任意の整数(例えば、1,2,3,4,…)であるが、FFT及びIFFT関数でのサイズN変数の値は2の冪数である任意の整数(例えば、1,2,4,8,16,…)である。
送信経路200で、チャネルコーディング及び変調部205は、情報ビットセットを受信し、入力ビットを、コーディング(例えば、LDPCコーディング)を適用し変調(例えば、QPSK又はQAM)して周波数−ドメイン変調シンボルシーケンスを生成する。直列−並列変換部210は、直列変調シンボルを並列データに変換(例えば、逆多重化)してN個の並列シンボルストリームを生成し、ここで、Nは、BS102及びSS116で使用されたIFFT/FFTサイズである。次に、サイズN IFFT215がN個の並列シンボルストリームにIFFT演算を行って時間−ドメイン出力信号を生成する。並列−直列変換部220は、サイズN IFFT215から並列時間−ドメイン出力シンボルを変換(例えば、多重化)して直列時間−ドメイン信号を生成する。サイクリックプレフィックス付加部225で時間−ドメイン信号にサイクリックプレフィックスを挿入する。最後には、アップコンバータ230でサイクリックプレフィックス付加部225の出力を変調(例えば、アップコンバート)して無線チャネルに送信するためのRF周波数に変換する。また、このような信号はRF周波数への変換の前に基底帯域でフィルタリングされる。
伝送されたRF信号は、無線チャネルを介してSS116に到達し、BS102で行われた演算とは逆の演算過程を経る。ダウンコンバータ255が受信信号を基底帯域周波数にダウンコンバートし、サイクリックプレフィックス除去部260でサイクリックプレフィックスを除去して直列時間−ドメイン基底帯域信号を生成する。直列−並列変換部265が時間−ドメイン基底帯域信号を並列時間−ドメイン信号に変換する。サイズN FFT270がFFTアルゴリズムを行ってN個の並列周波数−ドメイン信号を生成する。並列−直列変換部275は、並列周波数−ドメイン信号を変調されたデータシンボルシーケンスに変換する。チャネル復号及び復調部280で変調シンボルを復調及び復号して元の入力データストリームを復元する。
各基地局101−103は、加入者局111−116へのダウンリンクで伝送するものと類似した送信経路を具現し、加入者局111−116からのアップリンクで受信するものと類似した受信経路を具現する。同様に、各加入者局111−116は、基地局101−103へのアップリンクで伝送するためのアーキテクチャに対応する送信経路を具現し、基地局101−103からのダウンリンクで受信するためのアーキテクチャに対応する受信経路を具現する。
本発明の実施形態で、基地局(BS)は、1つ以上のセルを含み、各セルは1つ以上のアンテナアレイを含み、各アレイはセル内で他のフレーム構造例えば、時分割複信(TDD)システムで異なるアップリンク及びダウンリンク比を有する。複数のTX/RX(送信/受信)チェーンが1つのアレイ又は1つのセルに適用され得る。1つ以上のアンテナアレイはセル内で同じダウンリンク制御チャネル(例えば、同期化チャネル、物理ブロードキャストチャネル等)伝送を有することができるが、他のチャネル(例えば、データチャネル)は各アンテナアレイに対して固有のフレーム構造で伝送される。
基地局はビームフォーミングを行うための1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを使用する。アンテナアレイは様々な幅(例えば、広幅ビーム、狭幅ビーム等)を有するビームを形成する。ダウンリンク制御チャネル情報、ブロードキャスト信号とメッセージ、及びブロードキャストデータチャネルと制御チャネルは広幅ビームで伝送される。広幅ビームは一回伝送される単一の広幅ビーム又は連続する時間の間伝送される一連の狭幅ビームを含む。マルチキャストとユニキャストデータ及び制御チャネル信号とメッセージは狭幅ビームで伝送される。
セル識別子は同期化チャネルで伝送される。アレイ、ビームなどの識別子はダウンリンク制御チャネル(例えば、同期化チャネル、物理ブロードキャストチャネルなど)で暗示的又は明示的に伝送される。これらのチャネルは広幅ビームで伝送される。これらのチャネルを獲得することによって、移動局(MS)は識別子を検出する。
移動局(MS)は1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを使用してビームフォーミングを行う。BSはアンテナアレイでのように、MSでのアンテナアレイは様々な幅を有するビーム(例えば、広幅ビーム、狭幅ビーム等)を形成する。ブロードキャスト信号とメッセージ、及びブロードキャストデータチャネルと制御チャネルは広幅ビームで伝送される。マルチキャストとユニキャストデータ及び制御信号とメッセージは狭幅ビームで伝送される。
図3Aは、本発明の実施形態による複数のアンテナを有する多重入出力(MIMO)基底帯域処理及びアナログビームフォーミングのための送信経路を示す図である。送信経路300は、基底帯域処理を経た全ての信号出力がアンテナアレイの位相シフタ及び電力増幅器(PA)に連結されるビームフォーミングアーキテクチャを含む。
図3Aに示すように、Ns情報ストリームは基底帯域プロセッサ(図示せず)によって処理されて基底帯域TX MIMO処理部310に入力される。基底帯域TX MIMO処理後、情報ストリームはデジタル及びアナログ変換器(DAC)312で変換され、基底帯域信号をRFキャリア帯域に変換する中間周波数(IF)及び無線周波数(RF)アップコンバータ314によって処理される。いくつかの実施形態では、1つの情報ストリームは変調のためにI(in−phase)及びQ(quadrature)に分割されることができる。IF及びRFアップコンバータ314の後、信号はTXビームフォーミングモジュール316に入力される。
図3Aは、ビームフォーミングモジュール316に対して可能な1つのアーキテクチャを示し、ここで、信号は送信アンテナの全ての位相シフタ及び電力増幅器(PA)にすべて連結される。IF及びRFアップコンバータ314からのそれぞれの信号は1つの位相シフト318と1つのPA320を通過して、結合器322を経て全ての信号がTXアンテナアレイ324のアンテナの中の1つに入力されるように結合される。図3Aで、TXアレイ324にはNt個の送信アンテナがある。各アンテナは無線で信号を伝送する。制御部330は、基底帯域プロセッサ、IF及びRFアップコンバータ314、TXビームフォーミングモジュール316及びTXアンテナアレイモジュール324を含む送信部と通信する。受信部332は、フィードバック信号を受信し、このようなフィードバック信号は制御部330に入力される。制御部330は、フィードバック信号を処理して送信部を調節する。
図3Bは、本発明の実施形態による複数のアンテナを有するMIMO基底帯域処理及びアナログビームフォーミングのための他の送信経路を示す図である。送信経路301は、基底帯域処理された信号出力であるアンテナアレイのサブアレイの位相シフタ及び電力増幅器(PA)に連結されるビームフォーミングアーキテクチャを有する。送信経路301は、ビームフォーミング部316での相違点を除いて図3Aに示す送信経路300と類似している。
図3Bに示すように、基底帯域からの信号はIF及びRFアップコンバータ314を介して処理され、アンテナアレイ324のサブアレイの位相シフタ318及び電力増幅器320に入力されるが、ここで、サブアレイはNf個のアンテナを有する。基底帯域処理からのNd信号(例えば、MIMO処理の出力)に対し、それぞれの信号がNf個のアンテナを有するサブアレイに進む場合、送信アンテナNtの総数はNd×Nfにならなければならない。送信経路301は、各サブアレイに対して同じ数のアンテナを含む。しかし、本発明はこれに限定されない。むしろ、各サブアレイに対するアンテナの数は全てのサブアレイに対して同じである必要はない。
送信経路301は、RF処理への入力がアンテナの1つのサブアレイを用いて行われるため、MIMO処理からの1つの出力信号を含む。しかし、本発明はこれに限定されない。むしろ、基底帯域処理からのNd信号の1つ以上の信号出力(例えば、MIMO処理の出力)がサブアレイの中の1つに入力される。MIMO処理からの複数の出力信号がサブアレイの中の1つの入力される時、MIMO処理からの複数の出力信号はそれぞれサブアレイのアンテナの全部又は一部に連結される。例えば、アンテナの各サブアレイを用いたIF及びRF信号処理は、図3Aのアンテナのアレイでの処理と同じであるか、またはアンテナアレイでのIF及びRF信号処理の中の任意の形態であり得る。アンテナの1つのサブアレイに関連づけられた処理は1つの「RFチェーン」と称する。
図3Cは、本発明の実施形態による複数のアンテナを有するMIMO基底帯域処理及びアナログビームフォーミングのための受信経路を示す図である。受信経路350は、RXアンテナで受信された全ての信号が増幅器(例えば、低雑音増幅器(LNA))及び位相シタを介して処理されるビームフォーミングアーキテクチャを含む。次に、このような信号は結合されてアナログストリームを形成し、このようなアナログストリームは基底帯域信号に変換されて基底帯域で処理される。
図3Cに示すように、RX受信アンテナ360は、伝送アンテナによって無線で伝送された信号を受信する。RXアンテナからの信号はLNA362及び位相シフタ364を介して処理される。次に、信号は結合器366で結合されてアナログストリームを形成する。全体的には、Nd個のアナログストリームが形成される。各アナログストリームはRF及びIFダウンコンバータ368及びアナログ−デジタル変換器(ADC)370を介して基底帯域信号に変換される。変換されたデジタル信号は基底帯域RX MIMO処理部372及び他の基底帯域処理部で処理され、復元されたNs個の情報ストリームを生成する。制御部380は、基底帯域プロセッサ、RF及びIFダウンコンバータ368、RXビームフォーミング部363及びRXアンテナアレイ部360を含む受信部と通信する。制御部380は、送信部382に信号を伝送し、送信部はフィードバック信号を伝送する。制御部380は、受信部を制御してフィードバック信号を確認及び形成する。
図3Dは、本発明の実施形態による複数のアンテナを有するMIMO基底帯域処理及びアナログビームフォーミングのための他の受信経路を示す図である。受信経路351は、アンテナアレイのサブアレイによって受信された信号が増幅器及び位相シフタによって処理されるビームフォーミングアーキテクチャを含み、基底帯域で変換されて処理され得るアナログストリームを形成する。受信経路351は、ビームフォーミング部363での相違点を除いて図3Cの受信経路350と類似している。
図3Dに示すように、アンテナアレイ360がサブアレイのNfR個のアンテナで受信した信号は、LNA362及び位相シフタ364で処理され、結合器366で結合されてアナログストリームを形成する。NdR個のサブアレイ(NdR=NR/NFR)があることができ、各サブアレイは1つのアナログストリームを形成する。したがって、全体的にはNdR個のアナログストリームが形成され得る。各アナログストリームはRF及びIFダウンコンバータ368及びADC370を介して基底帯域信号に変換される。NdR個のデジタル信号が基底帯域部372で処理されてNs個の情報ストリームに復元される。受信経路351は、各サブアレイに対して同じ数のアンテナを含む。しかし、本発明はこれに限定されない。むしろ、各サブアレイに対するアンテナの数は全てのサブアレイに対して同じである必要はない。
受信経路351は、基底帯域処理に対する入力の中の1つのように、アンテナの1つのサブアレイでRF処理された1つの出力信号を含む。しかし、本発明はこれに限定されない。むしろ、アンテナの1つのサブアレイでRF処理された1つ以上の出力信号は基底帯域処理に入力されることができる。アンテナの1つのサブアレイでRF処理された複数の出力信号が入力されると、アンテナの1つのサブアレイでRF処理された複数の出力信号はそれぞれサブアレイのアンテナの全部又は一部に連結され得る。例えば、アンテナの各サブアレイで行われるRF及びIF信号処理は図3Cと同様にアンテナアレイでの処理又はアンテナアレイで行われるRF及びIF信号処理の任意の形態と同じ場合がある。アンテナのサブアレイに関連づけられた処理は1つの「RFチェーン」と称する。
他の実施形態では、図3A乃至図3Dでの送信及び受信経路と類似しているが、他のビームフォーミング構造を有する様々な送信及び受信経路が可能である。例えば、電力増幅器320が結合器322の後に位置することができ、それによって増幅器の数は減少できる。
図4は、本発明の実施形態によるアンテナアレイを使用する無線通信システムを示す図である。図4に示す無線通信システム400の実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態の無線通信システム400が使用可能である。
図4に示すように、システム400は基地局401−403及び移動局410−430を含む。基地局401−403は図2の1つ以上の基地局101−103を示す。同様に、移動局410−430は図1の1つ以上の加入者局111−116を示す。
BS401は、3つのセル、cell 0、cell 1及びcell 2を含む。各セルは2つのアレイ、array 0及びarray 1を含む。BS401のcell 0で、array 0及びarray 1は広幅ビームであって同じダウンリンク制御チャネルを伝送する。しかし、array 0はarray 1とは異なるフレーム構造を有し得る。例えば、array 0はMS420からのアップリンクユニキャスト通信を受信するが、一方で、array 1はBS402のcell 2のarray 0にダウンリンクバックホール通信を伝送する。BS402は1つ以上がバックホールネットワークに接続される有線バックホールを含む。同期化チャネル(SCH)及びブロードキャストチャネル(BCH)は、図4に示すBS401から最も広い伝送ビームのように広くはないビーム幅を有する多重ビームを介して伝送されることができる。SCH及びBCHに対するこれらの多重ビームはそれぞれユニキャストデータ通信のためのビームより広いビーム幅を有し、これは基地局と単一移動局間の通信のためのものである。
本明細書にわたって、送信ビームは、図3A及び図3Bに示したような送信経路によって形成され得る。同様に、受信ビームは、図3C及び図3Dに示したような受信経路によって形成され得る。
図4に示す1つ以上の無線リンクは通信の維持には十分な強度ではないLOS(line of sight)遮断(例えば、LOS内に人又は自動車が移動する場合のような障害)又はNLOS(non−line of sight)によって解除される。MSがBSに近接してMSが非常に短い距離だけを移動しても、リンクは解除されるようになる。このような状況で、MSは現在のリンクが復元できない場合はリンクを変更する必要がある。MSがセルエッジに位置しなくてもリンクを変更する必要がある。
アレイ内の各アンテナが高い仰角に位置しない場合、実質的に球形のカバレッジを有するTX又はRXビームが使用される。例えば、各ビームが鉛筆のような形態であれば、360度の円形方位角探索の各サンプリングポイントでは180度の仰角探索が必要である。選択的には、アンテナが高い仰角に位置する場合、360度の円形方位角探索の各サンプリングポイントでは180度以下の仰角探索でも十分である。
図5は、本発明の実施形態によるセクタ又はセル内の様々な目的によって異なるビーム形態及び幅を有する様々なビームの例を示す。図5に示す例は単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態が可能である。図5に示すセクタ/セルは図4に示す1つ以上の基地局セルを示す。本明細書によれば、(TXビーム及びRXビームを含む)ビームは様々なビーム幅又は形態を有し、定形又は非定形である場合があり、図面に示した形態に限定されない。
セクタ又はセルで、1つ以上のRFチェーンを有する1つ以上のアレイは様々な目的のために異なる形態のビームを生成する。図5で、垂直軸は仰角を示し、水平軸は方位角を示す。図5に示すように、広幅ビームBB1及びBB2(ブロードキャストビーム又は「BB」と称する)は、物理データ制御チャネルがどこに位置するかを示す物理構成指示チャネル、物理ブロードキャストチャネル又は同期化チャネルを構成する。広幅ビームBB1及びBB2はセルに対して同じ情報を伝送する。
図5には2つの広幅ビームBB1及びBB2が図示されたが、セルは1つ以上のBBを構成できる。セル内に複数のBBが存在する場合、BBは暗示的識別子又は明示的識別子によって区別され、このような識別子はMSによってBBをモニターし報告するために使用される。BBビームはスイープ及び反復され得る。BBビームに対する情報の反復はBBビームを受信するRXビームのMSの数による。すなわち、一実施形態では、BBビームに対する情報の反復回数はBBビームを受信するMSでのRXビームの数である。
広幅制御チャネルビームB1−B4(包括的には、「Bビーム」)が制御チャネルに使用されることができる。制御チャネルビームB1−B4は広幅ビームBB1及びBB2と同じビーム幅を使用することもでき、異なるビーム幅を使用することもできる。ビームB1−B4は測定してモニターするMSに対する広幅ビームBB1及びBB2と同じ基準信号を使用することもでき、異なる基準信号を使用することもできる。広幅ビームB1−B4はMSグループに対するブロードキャスト又はマルチキャストに対して特別に使用されるだけでなく、例えば、MSに対するリソース割り当てのようなMS−固有制御情報である特定MSに対する制御情報のために使用される。
図5には4つの制御チャネルビームB1−B4が図示されたが、1つのセルは1つ以上のBビームを構成できる。1つのセルに複数のBビームが存在する場合、Bビームは暗示的又は明示的識別子によって区別され、このような識別子はMSによってBビームをモニターし測定するために使用される。Bビームはスイープ及び反復され得る。Bビームに対する情報の反復はBビームを受信するRXビームのMSの数による。すなわち、一実施形態では、Bビームに対する情報の反復回数はBビームを受信するMSでのRXビームの数である。MSはビームBB1及びBB2に対する情報を使用してビームB1−B4を探索できる場合もあり、探索できない場合もある。
ビームb11−b44(包括的には、「bビーム」)がデータ通信のために使用される。bビームは適応型ビーム幅を有する。いくつかのMS(例えば、低い速度を有するMS)に対して、狭幅ビームが使用され、いくつかのMSに対しては広幅ビームが使用される。基準信号はbビームを介して伝送される。図5では19個のbビームが図示されたが、1つのセルは1つ以上のbビームを構成できる。1つのセルに複数のbビームが存在する場合、bビームは暗示的又は明示的識別子によって区別され、このような識別子はMSによってbビームをモニターし報告するために使用される。bビームは反復され得る。bビームに対する情報の反復はbビームを受信するRXビームのMSの数による。すなわち、一実施形態では、bビームに対する情報の反復回数はbビームを受信するMSでのRXビームの数である。MSがビームをモニターした後、TXビームbがRXビームとロック(lock)される。データ情報がロックされたRXビームを介して伝送されると、bビームの情報に対する反復は必要がなくなる。
図6は、本発明の一実施形態による1つのセル内の移動局又は基地局に同じ又は他の情報を伝送するビームを使用する場合をそれぞれ示す図である。図6に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態が可能である。
図6に示すように、ビームB1−B4(包括的には、「Bビーム」)は、MS及びBSのような装置グループへの制御情報ブロードキャスト/マルチキャストのような制御チャネルだけでなく、(例えば、MSに対するリソース割り当てのようなMS−又はBS−固有制御情報のような)特定の装置に対する制御情報を構成する。制御チャネルは、例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)であって、セル内の全てのMSに対するシステム情報ブロック(system information block、SIB)のリソース割り当て情報及び特定のMSに対するリソース割り当てに関連づけられたMS−固有情報を提供する。
セル内の全てのBビームはセル内の全てのMSに同じ情報を伝送する。Bビームはモニター及び報告を目的に自らを識別するようにMSに対して識別子を暗示的又は明示的に伝送する。いくつかの実施形態では、Bビームはどの識別子情報も伝送しない場合もある。この場合、MSは自らを識別できなくなり、Bビームはセル内の全てのBビームのカバレッジを有する広幅ビームのように動作する。
いくつかの実施形態では、セル内のBビームはセル内のMSに異なる情報を伝送する。このようなBビームはモニター及び報告する目的のために、自らを識別するようにMSに対して識別子を暗示的又は明示的に伝送する。Bビームは自らのカバレッジ内でMSにデータビームに対するリソース割り当て(例えば、リソースブロック、電力制御等)のような自らのカバレッジ内のMSに関連づけられた情報を伝送する。
上記説明された内容に対する組み合わせも適用可能である。例えば、制御情報は2種のカテゴリーに分けられる。例えば、1つのカテゴリーはセル内の全てのMSに対して共通する共通情報で、他のカテゴリーは各Bビームのカバレッジ内のMSグループにのみ関連づけられた情報である。セル内の全体MSグループに対する共通情報は全てのBビームを介して伝送されるが、一方で、Bビームカバレッジ内のMSにのみ関連づけられた情報はこのようなBビームを介してのみ伝送される。
セクタ又はセルで、1つ以上のRFチェーンを有する1つ以上のアレイは様々な目的によって異なる形態のビームを生成する。1つのRFチェーンは1つ以上のアンテナサブアレイのためのものである場合がある。1つのアンテナサブアレイは1つ以上のビームを形成できる。
デジタルビームフォーミングが基底帯域MIMO処理に対して行われ得る。アナログビームフォーミングは位相シフタ、電力増幅器(PA)又は他の低雑音増幅器(LNA)を調整することによって行うことができる。広幅ビームは、アナログビームフォーミング、又はアナログ及びデジタルビームフォーミングのいずれも使用して生成できる。狭幅ビームは、アナログ及びデジタルビームフォーミングによって生成される。
図7は、本発明の実施形態によるミリ波システムにおける送信部及び受信部での信号処理の例を示す。図7に示すミリ波システム700は単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態が可能である。
図7で、ミリ波システム700は、送信部701及び受信部702を含む。送信部701は、図4の1つ以上の基地局401−403又は移動局410−430を示す。同様に、受信部702は、1つ以上の基地局401−403又は移動局410−430を示す。送信部701は、複数の送信(TX)RFチェーン1−nを含む。受信部702は、複数の受信(RX)RFチェーン1−nを含む。TX RFチェーン1はビームB1及びB2を形成する。B1及びB2はビーム調整によって形成される。すなわち、B1及びB2は同時に発生するビームではなく、これらは時間ドメインで順に形成される。TX RFチェーン2はビームB3及びB4を形成する。B3及びB4はビーム調整によって形成される。RX RFチェーン1はビームU1及びU2を形成する。U1及びU2はビーム調整によって形成される。RX RFチェーン2はビームU3及びU4を形成する。U3及びU4はビーム調整によって形成される。図7に示すように、U2はB2を受信する。U3はB4がリフレクタによって反射された後、受信する。B3はU1に到達する。したがって、3つの可能なリンク(B2,U2)、(B3,U1)、(B4,U3)がある。各RFチェーンからのビームがビーム調整によって形成されるので、3つのリンク(B2,U2)、(B3,U1)、(B4,U3)は同時に発生しない。2つの可能な同時発生連結は図7に示すように(B2,U2)と(B4,U3)である。
Bビームは他のBビームのカバレッジ内のbビームの情報を含む。例えば、図6及び図7を参照すると、データ制御ビームB1は、基地局が、データビームb21がデータ通信のために使用されると決定した場合、データビームb21に関する情報を含む。移動局は、ビームB1を受信してB1を復号し、ビームb21がデータ通信のためにスケジューリングされることを決定する。
1つのRFチェーンは1つ以上のアンテナサブアレイに対するものである場合がある。1つのアンテナサブアレイは1つ以上のビームを形成する。デジタルビームフォーミングは基底帯域MIMO処理で行われる。アナログビームフォーミングは位相シフタ、電力増幅器(PA)又は低雑音増幅器(LNA)を調整して行われる。広幅ビームBB、Bは、アナログビームフォーミング、又はアナログとデジタルビームフォーミングの両方によって形成される。狭幅ビームは、アナログとデジタルビームフォーミングの両方によって形成される。
以下の実施形態では、BSとUE(又はMS)間の通信の観点から記述する。このような実施形態はBSと他のBS又はUEと他のUE間の通信にも適用され得る。
一実施形態では、BSはDLビーム又はビームパターンに対する共通基準信号又はセル固有基準信号(CRS)を使用する。CRSはそれぞれの異なるDLビーム又はビームパターンの信号強度(例えば、基準信号受信電力、基準信号受信品質、信号対干渉比、信号対干渉及び雑音比、信号対雑音比等)を測定するためにUEが使用する。CRSは物理DL制御チャネル(PDCCH)のようなDL制御のためにビームに対して行われる。また、CRSはDL制御チャネルとは異なるリソースに対して行われる。
CRSはCRSを有するビームに関する情報を復号するためのチャネル測定のためにも使用される。例えば、PSCH(physical broadcast channel)とCRSは同じビーム又はビームパターンに対して行われ(CRSはPBCHと同時に又は異なる時間に送信され)、PBCHはCRSを介してチャネルに対する推定によって復号される。例えば、第1ビーム又はビームパターンのPBCHは第1ビーム又はビームパターンに対するCRSによるチャネル推定によって復号される。
BSはDL同期化(“sync”)チャネルを伝送する。syncチャネルは1つ以上のDLビームに調整される。各DLビームは独自のビーム識別子を有する。syncチャネルはDLプリアンブル又はセル識別子を有する。DLビームは一度調整され、その後、複数のRXビームを有するUEサポートのために特定の回数が達成されるまで数回反復して調整される。選択的には、DLビームは1つのビームに対して最初に伝達された情報を反復し、続いて2番目のビームに対して調整して情報を反復し、他のビームに移動して全てのDL syncに対するビームが伝送されるまで反復する。UEはUEが初期ネットワークエントリ又はネットワーク再エントリ、隣接セルモニター、アイドルモードからシステムへ復帰する時又はリンク失敗からの復帰する時のように、必要に応じてDL syncチャネルをモニター及び復号する。一旦UEがDL syncを復号すると、UEはDLビーム識別子、フレーム及びサブフレームに対するDLタイミングなど及びBSに対するセル識別子を知るようになる。この時点に到達すると、UEはセル固有基準信号(CRS)を得る時点及び位置を知るようになる。DL基準信号はセルID又はセルIDのようなシーケンス及びDLビーム識別子を共に使用する。UEはCRSを使用してチャネルを測定又は推定する。
PSBCH(physical secondary broadcast channel)がPDCCHリソース位置を指示するために使用される。PSBCHはPCFICH(physical control format indicator channel)のように異なるように指摘され得る。PSBCHは各ビームに対するPDCCHが現在のサブフレームにスケジュールされたか、または存在するかを示し、存在する場合はビームのPDCCHに対してリソースが割り当てられた位置又は領域を指示する。
UEがPSBCHを復号する時、UEは各ビームに対するPDCCHが現在のサブフレームに位置するかを確認する。全てのPDCCHが同じサブフレームに存在するわけではない。PDCCH(例えば、特定UEに対するユニキャストデータのためのPDCCH)が現在のサブフレームにスケジュールされなかった場合は、PSBCHはそのビームに対するPDCCHが現在のサブフレームに存在しないことを指示し、これによってUEがビームに対するPDCCHと現在関連があればPDCCHを復号する必要はない。そうではない場合、UEが、現在関連があるPDCCHが現在のサブフレームでスケジュールされたことを確認した場合、UEはPDCCHを追加的に復号して自らのデータがスケジュールされたかを確認する。
UEが1つ以上のビームに対する1つ以上のPDCCHに関連づけられることに注目する。UEが1つのPDCCHビームに関連づけられると、PDCCHはそのUEのデータリソース割り当てなどに関する情報を伝達するか、又は、そのUEがスケジュールされた場合はそのUEのユニキャストデータに関する情報を伝達する。
PSBCHは、PDCCHに対する1つ以上の領域を指示するための共通領域を有する。PSBCHはPDCCH領域のそれぞれに対する個別領域を有する。PSBCHは、例えば、所定の物理チャネルのような所定のリソースを有する。UEは所定のリソースに対して予め知ることができる。PSBCHに対して複数の領域が存在し、それぞれの領域がリソースに対して予め定義され、UEが予めリソース割り当てを知ることができる場合、UEはUEがPDCCHに関連づけられない領域に行く必要がない。選択的には、UEは各ビームに対する領域を知るためにブラインド(blind)デコードする。
PSBCHは、特定のスライス上のPDCCHがサブフレームに位置するか及びPDCCHを知ることができる位置に関する情報をUEに提供する。例えば、ビットマップが使用され、このようなビットマップの大きさはPDCCHビームの数であって、各ビットはビームがこのようなサブフレームで伝達されるかを指示する。ブロードキャスト情報のために、全てのビームが使用されることができ、よって、ビットマップはすべて1である。マルチキャスト又はユニキャストのために、一部のビームが使用されることができ、よって、ビットマップは、一部は1で一部は0を含むことができる。他の様々な設計によって同じ結果を得ることができる。
複数のRFチェーン図はデジタルチェーンが存在する場合、ビームは、例えば、1つのビームが1つの周波数領域内に位置し、他のビームは他の周波数領域に位置するようなFDM(frequency division multiplexing)に関連付けられる。
「フレーム」、「サブフレーム」、「スーパーフレーム」又は「スロット」という用語が短い持続時間を指示するために代替可能に使用される。
図8A乃至図8Dは、本発明の実施形態によるダウンリンクフレーム構造及びダウンリンクチャネルの例を示す図である。図8A乃至図8Dに示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
図8Aは、ダウンリンクに使用される例示的なフレーム構造を示す。TDD(time division duplex)システムの場合、アップリンク部分はDLサブフレーム又はDLフレームと同じインターバルで発生する。
図8Bは、PDCCHの異なる領域を指示する共通PSBCHの例を示し、図8Cは、それぞれが異なるPDCCH領域を指示する個別PSBCH領域の例を示す。PDCCHが特定のビームを指示しない場合、PSBCHが指示できる。例えば、PSBCHがビームB4上のPDCCHがスケジュールされなかったことを指示する場合、ビームB4上のPDCCHは図面に図示されない。
図8Dは、syncチャネルビームの例を示す。図面はsyncビームが一度調整されたことを示し、各ビームで情報(例えば、ビーム識別子、セルID等)が複数のRXビームを有するUEをサポートするために数回反復される。他の構成としては、syncビームが数回調整され、一回の調整で情報が一回のみ伝送される構成が可能である。
図9は、本発明の実施形態による不連続受信(DRX)モードの例を示す図である。図9に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない他の実施形態が可能である。
DRXは電力節約を容易にするためのメカニズムであり、与えられたUEに対する構成であり得る。DRXモードでUEは(UEがDLチャネル又はモニターするか又はデータを送受信する)活性周期及びどの伝送もスケジュールされない非活性周期を有する。「活性周期」に進入するために、UEは、BSが、UEが受信モードにあると予想するウエイクアップ(wake−up)周期をスケジューリングする。UEは再同期化のためにこのようなスケジューリングされた周期の前に目覚める。BSが目覚める時間及び活性/非活性持続時間をシグナリングするようにする構成をプログラムできる。UEは活性及び非活性時間/時間周期を決定又は抽出するための特定のアルゴリズムを使用することができる。DRXが構成されると、UEはPDCCHを不連続的にモニターすることが許可される。
図10は、本発明の実施形態による持続時間及び非活性タイマーを有するDRXモードの例を示す図である。図10に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
図10で、UEはDRXスリープから目覚めて持続時間1001を有する。持続時間はUEがDRXモードから目覚めてPDCCHを受信するために待機するダウンリンクサブフレームでの持続時間である。UEがPDCCHの復号に成功すると、UEは目覚めた状態を維持して(図10の1003で示したように)非活性タイマーを開始する。非活性タイマーはPDCCHの最後の復号に成功してからPDCCHの復号に成功するために待機するダウンリンクサブフレームの持続時間を追跡し、失敗すると、UEはDRXモードに再進入する。UEは最初の伝送に対してのみPDCCHの一回の復号に成功した後、非活性タイマーを開始する。DRXモードでの活性タイマーはUEが目覚めている全体持続時間である。これはDRXサイクルの「持続時間」、UEが連続受信を行うが非活性タイマーが終了していない時間及びUEが連続受信を行うがDL再送のために待機する時間を含む。基地局は、UEに持続時間及び非活性タイマー持続時間をシグナリングできる。また、基地局はDRXサイクルをシグナリングする。
UEがDRXモード時又はUEに対してDRXが構成されている時、UEは目覚めるようにスケジューリングされ得る(例えば、DRXモードで規則的なウエイクアップ周期を有し得る)。また、UEは様々な原因、例えば、緊急メッセージの発生、HARQ(Hybrid Automatic Repeatre Quest)動作などによって(例えば、DRXサイクル中のどの時間にも)目覚めないようにスケジューリングされ得る。ここで説明された実施形態はDRXから目覚めるようにスケジュールされるように使用することに限定されない。むしろ、説明された実施形態はDRXから目覚める、または目覚めない2種のスケジュールを適用できる。
LTEセルラーシステムで、受信機は全方向性である。UEがDRXモードから復帰した時、UEは伝送しているノード(例えば、基地局)から信号を受信するために自らの全方向性受信機を使用する。しかし、複数のアンテナを有するシステムに対して、指向性ビームが時々通信のために形成され、これにより、UEがBSからの信号を受信するために以前に使用されていた受信方向を使用した場合、UEは信号を受信できない場合もある。換言すれば、UEがRXビームを使用すれば、UEはDRXモードから復帰した時、どのRXビームパターンを使用すべきかわからないが、これはDRXモードの直前に使用したRXパターンがこれ以上使用できないからである。したがって、本発明の実施形態は、複数のアンテナを有する通信システムでDRXをサポートするためのものである。
一実施形態では、DRXスリープから目覚めるためのUEの行動は、以下で説明される特定の条件を満足することによって異なる場合がある。目覚めた直後、UEは簡単にDL TXビームから信号を受信するために以前に使用されていた受信ビームを使用する。UEがDL信号の受信に成功できると、UEは通信を続ける。UEが特定の持続時間(例えば、特定数のサブフレーム)の間信号を受信又は復号できなかった場合、UEはRXビームトレーニング又はRX及びTXビームトレーニングに入る。第1条件を満足した場合、UEはDL TXビームからDL信号を受信するために以前に使用されていた受信ビームを使用して、引き続き通信する。
第2条件を満足した場合、UEは受信ビームのためのトレーニングを行ってBSは以前のTXビーム(すなわち、スリープ又は非活性状態の以前に使用したTXビーム)を引き続き使用する。UEは以前に使用されていたTXビームに対してRXビームをトレーニングするために特定の信号(例えば、同期化チャネル、ブロードキャストチャネル又は基準信号)を使用する。ビームトレーニング後、UEはBSと引き続き通信する。第2条件は第1条件が満足されなかった場合、UEが以前に使用されていたRXビームを受信又は復号できなかった場合、又は他の適切な状況を含む。BSはUEと通信するために以前に使用した良好なDL TXビームを使用する。
第3条件を満足した場合、RXビーム及びTXビームに対するトレーニングが行われる。トレーニングは同期化信号、基準信号及びブロードキャスト信号のような特定の信号を使用する。トレーニング間、UEは良好なDL RXビーム及びDL TXビームを決定する。次に、UEは、例えば、任意の接続チャネル(RACH)に対するUEの好みのDL TXビームをフィードバックすることでデータ通信を再開するために任意の接続と類似した過程を使用し、次いでBSはUEの好みのDL TXビームを介して信号を伝送する。第3条件は、第1及び第2条件がいずれも満たされなかった場合を含むか、UEが以前に使用されていた良好なDL TXビームを受信するためにどのDL RXビームが優れているかを決定できなかった場合又はUEが以前に使用されていたRXビームを受信又は復号できなかった場合、UEがビームトレーニング後、RXビームを使用して受信又は復号できなかった場合、又は他の適切な状況を含む。
場合によっては、TXビームトレーニングは行われるがRXビームトレーニングは行われない場合、UEがDRXから目覚める第4条件があり得る。例えば、このような状況はUEがRXビーム形成機能を使用しない時又は(到来角に該当する)RXビームが(出射角に該当する)TXビームに比べ緩やかに変化する場合を含む。ダウンリンク通信の場合、TXビームはRXビームほど早く変化しない場合もあり、これはRXビームトレーニングが不要なシナリオを導くことができる。RXビームトレーニングが不要なシナリオはこのような状況では一般的なものではない。
以上説明された第1条件は、例えば、UEのスリーピングタイム(又は非活性周期)が非活性持続時間の第1範囲に属する、又はUEが第1速度範囲に属する速度を持つ場合を含む。第1非活性持続時間の範囲は第1速度範囲と関連する。
以上説明された第2条件は、例えば、UEのスリーピングタイム(又は非活性周期)が非活性持続時間の第2範囲に属する、又はUEが第2速度範囲に属する速度を持つ場合を含む。第2非活性持続時間の範囲は第2速度範囲と関連する。同じ速度範囲に対して、第1非活性持続時間の範囲内の非活性周期は、第2非活性持続時間の範囲内の非活性持続時間に比べて短い。
以上説明された第3条件は、UEが第3範囲の非活性持続時間に属するスリーピングタイム(又は非活性持続時間)又はUEが第3速度範囲に属する速度を持つ場合を含む。第3範囲の非活性持続時間は第3速度範囲と関連する。同じ速度範囲に対して、第1及び第2範囲の非活性持続時間内の非活性持続時間は第3範囲の非活性持続時間内の非活性持続時間に比べて短い。
図11は本発明の実施形態によるDRXスリープモードから目覚めて行う様々な動作を示す。図11の実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。図11に示すように、(a)どのビームトレーニングも不要な場合(図11の1101参照)、(b)RXビームトレーニングのみが必要な場合(図11の1102参照)又は(c)TX及びRXビームの両方に対するトレーニングが必要な場合(図11の1103参照)による様々な動作が行われる。
図12は、本発明の実施形態による目覚めた後、以前に使用されていたRXビーム又はビームを使用する場合を示す。図12に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
以前に使用されていたDL TXビームが依然として良好であるが、以前に使用されていたRXビームが良好ではない状態で、UEがDRXモードから目覚めた場合(例えば、特定の条件が満足された場合)、UEは良好なDL TXビーム又は以前に使用されていたDL TXビームに関連づけられた良好なDL RXビームを決定するためのRXビームトレーニングを行う。
UEはRXビームトレーニングを行うためにsyncチャネル又は基準信号(例えば、セル固有基準信号(CRS)を使用する。DL TXビームが依然として良好であるため、UEはどのRXビームが良好なDL TXビームに対して良好であるかを知るために、RXビームトレーニングを行うために(良好なDL TXビームに関連づけられた適正タイミング、周波数、空間リソースである)適正リソースをモニターする。例えば、UEがDL TXビーム1及び3が良好なDL TXビームであると以前に決定した場合、UEはRXビームトレーニングを行うためにDL TXビーム1及び3に対する最適リソース(例えば、DL TXビーム1及び3に対する基準信号に対するリソース)をモニターできる。
UEはPDCCHを伝達するビームのような該当DL TXビーム(例えば、以前に使用されていたDL TXビームに対する良好なRXビーム)を受信し、後続するサブフレーム又はサブフレームでデータを受信するために、トレーニングされたRXビームを使用する。
DRXモードから目覚めて、UEは(CSI−RS測定を使用するチャネル品質指示子(CQI)のような)チャネル測定に対するフィードバックを行わない。この場合、BSはPDCCH、syncチャネル又はBCHチャネルに使用されたものと同じ又は類似の広幅ビームにデータをスケジュールできる。
UEがCQIをフィードバックする必要があれば、UEはPDCCHを獲得してBSにCQIをフィードバックするためのアップリンク許容(uplink grant)を獲得する。BSがCQIを受信した後、BSはデータ通信のために狭幅ビームでUEをスケジュールする。UEはPDCCHを獲得して狭幅ビームでDLデータを獲得する。
図13は、本発明の実施形態によるトレーニングされたRXビームを使用したUEの例を示す図である。図13に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。図13に示すように、UEはDRXモードで目覚めて、RXビームトレーニングを行い、後続のサブフレームに対してトレーニングされたRXビームを使用して通信を再開する。
図14A乃至図14Cは、本発明の実施形態によるUEが目覚めてRXビームに対するトレーニングを行う例を示す図である。図14A乃至図14Cに示す例は単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
図14Aで、UEはSCH又はBCHビームからRXビームトレーニングを行う。UEはDRXサイクルの開始時点ではなくSCH又はBCHビームが伝送される時に目覚める。同様に、図14Bで、UEは最初の数個のシンボル(例えば、ダウンリンク制御のために使用されたシンボル)に対するビームからRXビームトレーニングを行う。UEはDRXサイクルの開始ではなく基準信号が伝送される時に目覚める。
図14Cで、UEは基準信号に関連づけられたビームからRXビームトレーニングを行う。基準信号はK個のビームを有する。各ビームはUEがトレーニングを行うRXビームを調整するように基準信号シーケンスを数回伝送する。基準信号は数回の調整が可能で調整される度にK個のビームがあり得る。ビームトレーニングのために1つ以上のRXビームを有するUEに対して数回の調整が使用される。
いくつかの実施形態では、RXビームに対するUEのトレーニングはウエイクアップ時間(ウエイクアップ時間がスケジュールされている場合及びスケジュールされていない場合の両方を含む)の後、行われる。例えば、UEのトレーニングは持続時間の間行われ、持続時間は図10に示すとおりである。選択的には、RXビームに対するUEのトレーニングはウエイクアップ時間以前に行われる。スケジュールされたウエイクアップ時間になると、UEはRXビームに対して既にトレーニングされており、これはUEがBSからダウンリンク信号を受信する準備ができている時点である。
図15は、本発明の実施形態によるスケジュールされたウエイクアップ時間以前のRXビームに対するUEトレーニングの例を示す図である。図15に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
以前に使用されていたDL TXビームが依然として良好であるが、以前に使用されていたRXビームは良好ではない状態でUEがDRXモードから目覚めた場合(例えば、特定の条件が満足された場合)、UEは良好なDL TXビーム又は以前に使用されていたDL TXビームに関連づけられた良好なDL RXビームを決定するためにRXビームトレーニングを行う。
UEはRXビームトレーニングを行うためにsyncチャネル又は基準信号(例えば、セル固有基準信号(CRS))を使用する。DL TXビームが依然として良好であるため、UEは良好なDL TXビームに対してどのRXビームが良好であるかを知るために、RXビームトレーニングを行うための適正リソース(例えば、良好なDL TXビームに対して割り当てられた適正タイミング、周波数、空間リソース)をモニターする。
UEはサブフレームの開始でRXビームトレーニングを行う(例えば、サブフレーム開始で特定のシンボルに対してトレーニング目的のための基準信号を有する)。UEはPDCCHを伝達するビームのような該当DL TXビーム(例えば、以前に使用されていたDL TXビームに対する良好なRXビーム)を受信し、同じサブフレームにスケジュールされたデータを受信するためにトレーニングされたRXビームを使用する。RXビームトレーニングを必要とし、スケジュールされたデータがあるUEに対するPDCCHビームはRXビームトレーニング後であり得る。
DRXモードから目覚めた後、UEは(CSI−RS測定を使用するチャネル品質指示子(CQI)のような)チャネル測定に対するフィードバックを行う必要がない。この場合、BSはPDCCH、syncチャネル又はBCHに対して使用されたビームと同じ又は類似の広幅ビームにデータをスケジューリングする。
UEがCQIをフィードバックする必要があれば、UEはPDCCHを獲得し、BSにCQIをフィードバックするためのアップリンク許容を獲得する。BSがCQIを受信した後、BSはデータ通信のための狭幅ビームをスケジュールする。次に、UEはPDCCHを獲得して狭幅ビームにDLデータを獲得する。
図16は、本発明の他の実施形態によるトレーニングビームを使用したUE通信の例を示す図である。図16に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。図16に示すように、UEはDRXモードで目覚めてRXビームトレーニングを行い、同じサブフレームでトレーニングされたRXビームを使用して通信を再開する。
以前に使用されていたDL TXビーム及びRXビームがこれ以上良好ではない時、UEがDRXモードから目覚めれば(すなわち、所定の条件を満足した場合)、UEは良好なDL TXビームに関連づけられた良好なDL RXビームを決定するか又は良好なDL TX及びRXビームのペアを決定するためにDL TX及びRXビームトレーニングを行う。
ビームトレーニングはsyncチャネル、BCHチャネル、基準信号などを伝達するビームを使用する。ビームトレーニング後、UEはDL TXビームに関するフィードバック情報を伝送する必要がある。DL TXビームのフィードバックは任意の接続過程と類似の過程に基づく。任意の接続過程はUEがシステムで依然として存在するため、非競合方式(contention free fashion)で行われる。
いくつかの実施形態では、DL TX及びRXビームに対するUEのトレーニングはウエイクアップ時間後行われる。例えば、UEのトレーニングは持続時間の間行われ、このような持続時間は図10に示すとおりである。選択的には、TX及びRXビームに対するUEのトレーニングはスケジュールされたウエイクアップ時間以前に行われることができる。スケジュールされたウエイクアップ時間になると、UEは既にRXビームに対するトレーニングを行った状態でなければならず、これはUEがBSからダウンリンク信号を受信する準備ができている状態にする。
図17は、本発明の実施形態によるUEがDRXモードで目覚め、RXビームトレーニングを行い、通信を再開する例を示す図である。図17に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
図17に示すように、初期のUEはDRXモードである。UEがDRXモードで目覚めると持続時間が適用される。持続時間はUEがDRXモードから目覚めた後、PDCCHを受信するために待機するダウンリンクサブフレーム内の持続時間である。UEはPDCCHを受信しようとする。UEがPDCCHの復号に成功すると、UEは目覚めている状態を維持して非活性タイマーを開始する。
UEのスリーピングタイムが長い場合、PDCCHに対して以前に使用されていたRXビームは今後のPDCCHを受信するためにはこれ以上良好なRXビームではない。したがって、RXビームは再度トレーニングされる必要がある。ビームのトレーニングはsyncチャネル、BCHチャネル、基準信号などを伝達するDLビームを使用する。選択的には、UEのスリーピング時間が短ければ、PDCCHに対する以前に使用されていたRXビームは依然として使用可能である。UEは以前のRXビームを使用することができる。
一実施形態では、UEはDRXモードで特定の条件が満たされると目覚めてSCH及び/又はBCHチャネルを受信する。このような条件はスリープ時間がUEの速度によって他の値に設定されるしきい値より長い場合を含むが、これに限定されたものではない。
一実施形態では、FDM(frequency division multiplexing)制御領域はトレーニング遂行のためにUEにさらに長い時間を与える。FDM制御領域をサポートするために、複数のRFチェーンが使用され、その結果、制御ビーム及びデータビームが連続して(時間領域に)伝送される。
図18A及び図18Bは、本発明の実施形態によるビームトレーニング目的の信号の例を示す図である。図18A及び図18Bに示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
図18Aは、DRXサポートのためのビームトレーニング目的のFDM制御領域を使用する例を示す図である。UEが目覚めてサブフレームでビームトレーニングを行うようにするために、各サブフレームはトレーニング目的のためのいくつかの信号を含む。このような信号は各サブフレーム内の第1スロット又は第1スロットら内に位置し得る。このような信号は、例えば、基準信号を含む。基準信号はトレーニングのためのものである。
制御領域内の基準信号はRXビームトレーニングのために使用される。UEのためのTXは同じであるが(変化がなく、長時間変化がある)RXは変わる。よって、基準信号はRXビームトレーニングを繰り返し許可する。図18Bは、トレーニングのための長い基準信号を使用する例を示す図である。
図19は、本発明の実施形態によるサブフレームの開始でダウンリンク制御チャネルでのトレーニングのための基準信号の例を示す図である。図19に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。図19に示すように、UEのRXビームトレーニングのために、サブフレーム開始でダウンリンク制御チャネルに多くの基準信号があり得る。
いくつかの実施形態では、DRXはUE毎にDRXを限定する場合とは逆にRFチェーン毎に構成される。特定RFチェーンの伝送又は受信が効率的でない場合(すなわち、RFチェーンから又はRFチェーンへの信号を遮断する物体又は障害物があるため)、DRXはUEのRFチェーンに対して適用されて構成される。UEの異なるRFチェーンに対して異なるDRX構成が可能である。UE毎に1つ以上のDRXパターンがあり得る。BSはUEの様々なRFチェーンに基づいてUEに対して様々なDRX構成を構成できる。
一実施形態では、ビームトレーニングはサブフレームの開始で行われる。UEが目覚めてRXビームに対するトレーニングに使用した基準信号はUE RXビームトレーニングに使用されなかった正規基準信号に比べ長い持続時間を有する。接続モードでUEによって使用された正規DL制御チャネルに加えて、RXトレーニングに必要なスリープモードから目覚めるUEに対して追加のDLチャネルが提供され得る。UEは最も早くRXビームトレーニングを獲得する。その後、同じサブフレーム内の以降の時間にPDCCHチャネルを受信するためにトレーニングされたRXビーム又は良好なRXビームを使用する。
図20A及び図20Bは、本発明の実施形態による同じサブフレーム内のビームトレーニング又はデータ通信の例を示す図である。図20A及び図20Bに示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。図面で、RXビームトレーニングを要求するUEはUEがビームトレーニングを行う同じサブフレーム内のデータ通信と関連する。図20Aは、TDMモードでの例を示す図である。図20BはFDMモードでの例を示す図である。
本発明による実施形態はUEが接続モード(DRX−構成モード含む)又は正常モード(DRX−構成モードなし)時にデータ通信のために適用され得る。
図21は、本発明の実施形態によるUEが接続モード又は正常モード時のデータ通信の例を示す。図21に示す実施形態は、単に例示のためのものである。本発明の範囲から逸脱しない様々な実施形態が可能である。
本発明の様々な実施形態は、後述の1つ以上の特徴を含む。
UEはUEがスリープモードから目覚めた後、チャネル伝送以前にDL sync及びup−to−dateシステム情報を処理する。
UEはDRXモードから目覚めてDL TXビームから信号を受信するために以前に使用した受信ビームを使用する。UEがDLビームを受信すると、UEは通信を続ける。UEがBSから信号を受信又は復号できない場合(例えば、特定数のサブフレームである所定の持続時間の間試みた後)、UEはRXビームをトレーニングする、又はRX及びTXビームの両方をトレーニングする。
スリープモードから目覚めて、UEがDL TXビームからの信号を受信するために以前に使用した受信ビームを使用するための第1条件を満足した場合、UEは通信を続けるために受信ビームを使用する。例えば、UEは特定のTXビームから特定の信号を受信するために以前に使用した受信ビームを使用する。
スリープモードから目覚めて、UEが受信ビームトレーニングのみを行うための第2条件を満足した場合、UEは受信ビームに対するトレーニングを行う。基地局はUEと通信するために以前に使用したTXビーム(すなわち、スリーピング又は非活性状態以前に使用したTXビーム)を使用する。UEは以前に使用したTXビームに対するRXビームをトレーニングするために特定の信号(例えば、同期化チャネル、ブロードキャストチャネル又は基準信号)を使用する。ビームトレーニング後、UEはBSと通信を続ける。第2条件は、第1条件が満たされなかった場合、又はUEが以前に使用したRXビームを使用して受信又は復号できない状態を含むが、これに限定されない。BSはUEと通信するために以前に使用した良好なDL TXビームを使用する。
スリープモードから目覚めて、第3条件が満たされた場合、RX及びTXビームの両方に対するトレーニングを行う。トレーニングは同期化信号、基準信号及びブロードキャスト信号のような特定の信号を含む。トレーニングによって、UEは良好なDL RXビーム及びDL TXビームを決定する。次に、UEは任意の接続チャネル(RACH)でUEが好むDL TXビームをフィードバックすることでデータ通信状態に再進入するために任意の接続と類似の過程を使用し、次にBSがUEの好みのDL TXビームを介して信号を伝送する。第3条件は、第1及び第2条件の両方が満たされなかった場合、UEが以前に使用した良好なDL TXビームを受信するために任意の良好なDL RXビームを決定しなかった場合、又はUEが以前に使用したRXビームを使用して受信又は復号できない場合、又はUEがビームトレーニング後、RXビームを使用して受信又は復号できない場合を含む。
以上説明された第1条件は、例えば、第1非活性持続時間の範囲内にUEが属するスリーピングモード(又は非活性持続時間)又はUEが第1速度範囲に属する速度を持つ時を含む。第1非活性持続時間の範囲は第1速度範囲と関連する。
以上説明された第2条件は、例えば、UEが第2非活性持続時間の範囲のスリーピング時間(又は非活性持続時間)を含む、又はUEが第2速度範囲内に属する速度を有する。第2非活性持続時間の範囲は第2速度範囲と関連する。同じ速度範囲に対して、第1非活性持続時間の範囲内の非活性持続時間は第2非活性持続時間の範囲内の持続時間に比べて短い。
以上説明された第3条件は、例えば、UEが第3非活性持続時間の範囲に属するスリーピング時間(又は非活性持続時間)を含む、又は第3速度範囲に属する速度を有する。第3非活性持続時間の範囲は第3速度範囲と関連する。同じ速度範囲に対して、第1及び第2非活性持続時間内の非活性持続時間は第3非活性持続時間内の非活性持続時間に比べて短い。
DRXモードでスケジュールされたウエイクアップの前に、UEはビームトレーニングを行ってスケジュールされた時間に開始する可能なダウンリンク受信を準備する。
スケジュールされたウエイクアップ時間の前に、UEは以前に使用したダウンリンクビームに対するビームトレーニングを行う。
DRXモードで、UEはスリープ時間がしきい値に比べて長いなどのような特定の条件が満たされた場合、sync又はBCHチャネルに到達した時に目覚める。しきい値はUEの様々な速度に対して異なる値であり得る。
ビームトレーニングはサブフレームの開始で行われる。基準信号が、UEが目覚めてRXビームトレーニングを行うために使用される場合、基準信号はUE RXビームトレーニングに使用されない正常基準信号に比べさらに長い時間ドメインにいるようになる。
接続モードのUEによって使用された正常DL制御チャネルに加え、UEが、RXビームトレーニングが必要なスリープモードから出るために所定の追加のDLチャネルが必要である。UEは同じサブフレーム内の以降時間にPDCCHチャネルを受信するためにトレーニングされたRXビーム又は良好なRXビームを使用する。
RF−チェーンDRXごとに:全体装置をDRXモードに置くことより、DRXモードで特定のチェーンに対してのみ置くことが可能である。
本発明が例示的な実施形態によって説明されたが、当業者であれば様々な変形及び変化が可能であることが理解できるであろう。添付された請求項の範囲から逸脱しない変更及び変化が可能である。
100 無線通信ネットワーク
101−103 基地局
111−116 加入者局
120 カバレッジ領域
125 カバレッジ領域
130 インターネット
200 送信経路
205 チャネルコーディング及び変調部
210 直列−並列変換部
220 並列−直列変換部
225 サイクリックプレフィックス付加部
230 アップコンバータ
250 受信経路
255 ダウンコンバータ
260 サイクリックプレフィックス除去部
265 直列−並列変換部
270 FFT
275 並列−直列変換部
280 チャネル復号及び復調部
300 送信経路
301 送信経路
310 処理部
312 アナログ変換器
314 アップコンバータ
316 ビームフォーミング部
316 ビームフォーミングモジュール
318 位相シフタ
320 電力増幅器
322 結合器
324 アンテナアレイ
330 制御部
332 受信部
350 受信経路
351 受信経路
360 アンテナアレイ
362 LNA
363 ビームフォーミング部
364 位相シフタ
366 結合器
368 IFダウンコンバータ
370 アナログ−デジタル変換器
372 処理部
372 基底帯域部
380 制御部
382 送信部
400 無線通信システム
401−403 基地局
410−430 移動局
420 MS
700 ミリ波システム
701 送信部
702 受信部

Claims (12)

  1. 無線ネットワークにおけるユーザ装置(UE)で不連続受信(DRX)をサポートする方法であって、
    複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間に目覚めるステップ;
    ダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うように決定するステップ;及び
    前記ダウンリンク通信のための時間周期の間データを受信するステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 無線ネットワークにおける不連続受信(DRX)をサポートする移動局装置であって、
    少なくとも1つのアンテナに連結されたプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間に目覚め、
    ダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うことを決定し、
    前記ダウンリンク通信のための時間周期の間データを受信することを特徴とする装置。
  3. 前記DRXサイクルの開始は、前記ダウンリンクのための時間周期の開始と一致し、前記ウエイクアップ時間は前記DRXサイクル開始の前で、
    前記方法は、前記DRXサイクル開始の前に前記受信ビームトレーニングを行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の方法及び装置。
  4. 前記DRXサイクルの開始は、前記ウエイクアップ時間と一致し、前記ウエイクアップ時間と前記ダウンリンク通信のための時間周期の開始の間の持続時間は第1条件が満たされることによって決定されることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の方法及び装置。
  5. 前記目覚めるステップの後:
    前記第1条件が満たされた場合、前記ダウンリンク通信のために以前に受信されたビームパターンを使用するステップ;
    前記第1条件が満たされず前記第1条件とは異なる第2条件が満たされた場合、前記ダウンリンク通信の前に前記受信ビームトレーニングを行い、前記ダウンリンク通信のために以前に伝送されたビームを使用するステップ;及び
    前記第1及び第2条件がいずれも満たされなかった場合、前記ダウンリンク通信の前に前記受信ビームトレーニング及び送信ビームトレーニングをいずれも行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法及び装置。
  6. 前記DRXサイクルの各サブフレームは前記受信ビームトレーニングのための第1ダウンリンクチャネル部及びPDCCH(physical downlink control channel)のための第2ダウンリンクチャネル部を含むことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の方法及び装置。
  7. 無線ネットワークにおけるユーザ装置(UE)と通信する基地局で不連続受信(DRX)をサポートする方法であって、
    複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間に前記UEが目覚めることを指示するステップ;
    前記UEがダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うように決定することを指示するステップ;及び
    前記ダウンリンク通信のための時間周期の間前記UEにデータを伝送するステップを含むことを特徴とする方法。
  8. 無線ネットワークにおけるユーザ装置(UE)と通信し、不連続受信(DRX)をサポートする基地局装置であって、
    少なくとも1つのアンテナに連結されたプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    複数のサブフレームを含むDRXサイクルの開始に関連づけられたウエイクアップ(wake up)時間にUEが目覚めることを指示し、
    前記UEがダウンリンク通信のための時間周期の開始の前に受信ビームトレーニングを行うことを決定するように指示し、
    前記UEが前記ダウンリンク通信のための時間周期の間データを伝送することを特徴とする装置。
  9. 前記DRXサイクルの開始は、前記ダウンリンクのための時間周期の開始と一致し、前記ウエイクアップ時間は前記DRXサイクル開始の前で、
    前記方法は、前記DRXサイクル開始の前に前記UEが前記受信ビームトレーニングを行うことを指示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7及び請求項8に記載の方法及び装置。
  10. 前記DRXサイクルの開始は、前記ウエイクアップ時間と一致し、前記ウエイクアップ時間と前記ダウンリンク通信のための時間周期の開始の間の持続時間は第1条件が満たされることによって決定されることを特徴とする請求項 7及び請求項8に記載の方法及び装置。
  11. 前記目覚めるステップの後:
    前記第1条件が満たされた場合、前記ダウンリンク通信のために以前に受信されたビームパターンを使用するステップ;
    前記第1条件が満たされず前記第1条件とは異なる第2条件が満たされた場合、前記ダウンリンク通信の前に前記受信ビームトレーニングを行い、前記ダウンリンク通信のために以前に伝送されたビームを使用するステップ;及び
    前記第1及び第2条件がいずれも満たされなかった場合、前記ダウンリンク通信の前に前記受信ビームトレーニング及び送信ビームトレーニングをいずれも行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法及び装置。
  12. 前記DRXサイクルの各サブフレームは、前記受信ビームトレーニングのための第1ダウンリンクチャネル部分及びPDCCH(physical downlink control channel)のための第2ダウンリンクチャネル部分を含むことを特徴とする請求項 7及び請求項8に記載の方法及び装置。
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